JP3585868B2 - クラッチアウタ - Google Patents
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- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/58—Details
- F16D13/60—Clutching elements
- F16D13/62—Clutch-bands; Clutch shoes; Clutch-drums
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、円筒部と、該円筒部の一端に連なる端壁部とを一体に有してダイカスト成形され、前記円筒部の周方向に等間隔をあけた複数箇所には、一端を前記端壁部寄りの部分で閉じるとともに他端を前記円筒部の他端に開口して該円筒部の軸方向に延びるスリットが形成され、前記各スリットに、複数枚の摩擦板の外周の係合爪が摺動可能に係合されるクラッチアウタに関し、特に、スリットの形状の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかるクラッチアウタは、たとえば特許第3120291号公報等で既に知られており、スリットは、クラッチアウタの円筒部における内周側および外周側の幅を同一として、前記円筒部の周方向複数箇所に形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなクラッチアウタを用いた多板クラッチでは、複数の摩擦板を安価な薄い鉄板で形成してコスト低減を図るとともに、摩擦板の枚数を少なくしてコンパクト化および軽量化を図ることが望まれるものであり、そのためには、摩擦板の係合爪と、その係合爪をスリットに係合させたクラッチアウタとの接触面圧を小さく抑えることが必要であり、クラッチアウタの円筒部の周方向に沿う間隔を極力小さくしてスリットの個数を極力多くすることが必要である。
【0004】
ところで、クラッチアウタのダイカスト成形にあたっては、そのクラッチアウタの内面側を形成する金型ならびに外面側を形成する金型のいずれかに各スリットを形成する部分が設けられ、各スリットにおける金型分割面は、円筒部の外周面もしくは内周面と面一となる位置に設定されるのであるが、上記従来のものでは、スリットの個数が多い場合に各スリットの抜き勾配を小さく設定しておくと、金型を開く際の抵抗が大きくなり、前記金型分割面に対応する部分で製品にかじりが生じる可能性が大きいので、かじりの発生を防止するためには各スリットの抜き勾配を大きく設定する必要がある。
【0005】
しかるにスリットの抜き勾配が大きくなると、円筒部の一端側すなわち端壁部側であるスリットの一端の幅と、円筒部の他端側であるスリットの他端の幅との間に比較的大きな差が生じることになり、幅が狭いスリットの一端側では摩擦板の作動不良が生じる可能性が生じるのに対し、幅が広いスリットの他端側では摩擦板の係合爪がスリット内で動いて打音の発生を招く可能性がある。
【0006】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、製品にかじりが生じることを防止するとともに打音の発生も防止し得るようにした上で、スリットの個数を極力多く設定することができるようにしたクラッチアウタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、円筒部と、該円筒部の一端に連なる端壁部とを一体に有してダイカスト成形され、前記円筒部の周方向に等間隔をあけた複数箇所には、一端を前記端壁部寄りの部分で閉じるとともに他端を前記円筒部の他端に開口して該円筒部の軸方向に延びるスリットが形成され、前記各スリットに、複数枚の摩擦板の外周の係合爪が摺動可能に係合されるクラッチアウタにおいて、前記各スリットは、前記円筒部の内周側に形成されて前記係合爪が係合される広幅部と、前記円筒部の周方向に沿う幅を前記広幅部よりも小さくして円筒部の外周側に形成される狭幅部とが、円筒部の半径方向内方に臨む段部を介して連設されて成り、ダイカスト成形時の前記広幅部の抜き勾配が前記狭幅部の抜き勾配よりも小さく設定され、ダイカスト成形時の金型分割面が前記円筒部の外周側に設定されることを特徴とする。
【0008】
このような構成によれば、各スリットは、円筒部の内周側を幅広とした段付に形成されることになり、金型分割面側の狭幅部の抜き勾配を比較的大きく設定することで金型を開いたときの製品分離時に製品のかじりが生じることを極力防止することができ、また複数枚の摩擦板の係合爪が係合される広幅部の抜き勾配を比較的小さく設定することにより、摩擦板の作動不良が生じたり、打音が発生したりすることを防止することができる。これによりスリットの個数を極力多く設定し、摩擦板の係合爪およびクラッチアウタの接触面圧を小さく抑えることを可能とし、各摩擦板を安価な薄い鉄板で形成してコスト低減を図るとともに、摩擦板の枚数を少なくしてコンパクト化および軽量化を図ることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0010】
図1〜図5は本発明の一実施例を示すものであり、図1は湿式多板クラッチの縦断面図、図2はクラッチアウタの縦断面図であって図3の2−2線断面図、図3は図2の3矢視図、図4は図3の4矢視拡大図、図5はダイカスト成形完了状態でのダイカスト成形装置の縦断面図である。
【0011】
先ず図1において、この湿式多板クラッチは、たとえば自動二輪車の変速機の入力軸11上に設けられるものであり、エンジンのクランクシャフトに固着された駆動ギヤ12に噛合するようにして入力軸11で回転自在に支承される被動ギヤ13と、入力軸11に固着されるクラッチセンタ14と、クラッチセンタ14を囲むようにして該クラッチセンタ14および被動ギヤ13間に配置されるクラッチアウタ15と、クラッチアウタ15および被動ギヤ13間に設けられるダンパゴム16…と、クラッチアウタ15の内周側に軸方向の摺動を可能として係合される複数枚の駆動摩擦板17と、これらの駆動摩擦板17と交互に重なるように配置されて軸方向の摺動を可能としてクラッチセンタ14の外周側に係合される複数枚の被動摩擦板18とを備える。
【0012】
被動ギヤ13は、その内周部に円筒状の支持筒部13aを有しており、この支持筒部13aがニードルベアリング19を介して入力軸11に支承される。またクラッチセンタ14のボス14aは、前記支持筒部13aとの間にスラストワッシャ20を介在させて入力軸11にスプライン結合されており、前記スラストワッシャ20と反対側でボス14aに当接するワッシャ21に、入力軸11の端部に螺合されるナット22が係合される。また入力軸11の環状肩部11aには端板23が当接しており、この端板23および前記スラストワッシャ20間に被動ギヤ13の支持筒部13aが挟まれる。
【0013】
図2および図3を併せて参照して、クラッチアウタ15は、クラッチセンタ14を同軸に囲繞する円筒部15aと、該円筒部15aの一端に連なって前記被動ギヤ13に対向する端壁部15bとを一体に有して、軽合金たとえばアルミニウム合金のダイカスト成形により形成されるものである。
【0014】
端壁部15bには、被動ギヤ13の支持筒部13aを挿通させる貫通孔24が中央部に設けられるとともに、被動ギヤ13に装着された複数のダンパゴム16…をそれぞれ貫通する複数の連結ボス25…が一体に突設される。一方、各ダンパゴム16…を前記端壁部15bとの間で挟むリテーナ板26がリベット27…により前記各連結ボス25…の先端面に固着される。
【0015】
一方、クラッチセンタ14は、クラッチアウタ15の開放端側の最も外側に位置する駆動摩擦板17に対向する受圧板28を一体に備えており、この受圧板28に向って駆動摩擦板17および被動摩擦板18を押圧し得る加圧板29が、クラッチアウタ15の最も内側に位置する駆動摩擦板17に対向して配置される。この加圧板29には、クラッチセンタ14を複数箇所で貫通する複数本の支軸30…が一体に設けられており、各支軸30…の先端にレリーズ板31がボルト32…で固着される。またレリーズ板31と、クラッチセンタ14との間には加圧板29を受圧板28側に所定のセット荷重で付勢するコイル状のクラッチばね33…が縮設される。
【0016】
レリーズ板31には、レリーズベアリング34の外輪を嵌装せしめるベアリングホルダ35が取付けられ、レリーズベアリング34の内輪にレリーズロッド36が嵌装される。
【0017】
図4を併せて参照して、クラッチアウタ15の円筒部15aの周方向に等間隔をあけた複数箇所には、各駆動摩擦板17がその外周に備える係合爪17a…をクラッチアウタ15の軸方向に摺動可能に係合させるスリット38…が形成される。
【0018】
これらのスリット38は、一端を端壁部15b寄りの部分で閉じるとともに他端を円筒部15aの他端に開口して該円筒部15aの軸方向に延びるように形成されるものであり、円筒部15aの内周側に形成される広幅部38aと、円筒部15aの周方向に沿う幅を前記広幅部38bよりも小さくして円筒部15aの外周側に形成される狭幅部38bとが、円筒部15aの半径方向内方に臨む段部38cを介して連設されて成るものである。広幅部38aは、前記係合爪17aを係合させるものであり、該広幅部38aの横断面形状は前記係合爪17aに対応してたとえば台形状に形成される。
【0019】
このようなクラッチアウタ15のダイカスト成形にあたっては、図5で示すように、クラッチアウタ15の内面側を形成する金型39と、クラッチアウタ15の外面側を形成する金型40とを含むダイカスト成形装置が用いられ、両金型39,40のうちクラッチアウタ15の内面側を形成する金型39には前記各スリット38…を形成するためのスリット形成部39a…が一体に設けられ、両金型39,40の金型分割面41は、クラッチアウタ15の円筒部15aの外周側に設定されることになる。
【0020】
このようなダイカスト成形装置において、その型開き時には、両金型39,40がクラッチアウタ15の軸方向に離反するものであり、そのような型開き時に前記スリット形成部39a…を抜くために、前記スリット38のうち広幅部38aの抜き勾配が前記狭幅部38bの抜き勾配よりも小さく設定される。すなわち、広幅部38aの一端の幅をWA1、広幅部38aの他端の幅をWA2、狭幅部38bの一端の幅をWB1、狭幅部38bの他端の幅をWB2としたときに、(WA2−WA1)<(WB2−WB1)であり、たとえば(WA2−WA1)が0.2mmであるのに対し、(WB2−WB1)は、たとえば0.8mmである。
【0021】
次にこの実施例の作用について説明すると、複数枚の駆動摩擦板17…がその外周に備える係合爪17a…を軸方向摺動可能に係合せしめる複数のスリット38…が、クラッチアウタ15における円筒部15aの周方向に等間隔をあけた位置に形成されており、それらのスリット38…は、円筒部15aの内周側に形成されて係合爪17a…が係合される広幅部38a…と、円筒部15aの周方向に沿う幅を広幅部38a…よりも小さくして円筒部15aの外周側に形成される狭幅部38b…とが、円筒部15aの半径方向内方に臨む段部38c…を介して連設されて成るものである。すなわち各スリット38…は、円筒部15aの内周側を幅広とした段付に形成される。
【0022】
しかもクラッチアウタをダイカスト成形する際の広幅部38a…の抜き勾配が狭幅部38b…の抜き勾配よりも小さく設定されており、ダイカスト成形時の金型39,40の金型分割面41が円筒部15aの外周側に設定されている。
【0023】
したがってスリット38のうち金型分割面41側に位置する狭幅部38bの抜き勾配が比較的大きく設定されることになり、金型39,40を開いたときの製品分離時に製品のかじりが生じることを極力防止することができる。また複数枚の駆動摩擦板17…の係合爪17a…を係合せしめる広幅部38a…の抜き勾配が比較的小さく設定されることになり、駆動摩擦板17…の作動不良が生じたり、打音が発生したりすることを防止することができる。
【0024】
これによりスリット38…の個数を極力多く設定し、駆動摩擦板17…の係合爪17a…およびクラッチアウタ15の接触面圧を小さく抑えることが可能となる。これにより、自動二輪車用の湿式多板クラッチでは、各駆動摩擦板17…を安価な薄い鉄板で形成してコスト低減を図るとともに、駆動摩擦板17…および被動摩擦板18…の枚数を少なくしてコンパクト化および軽量化を図ることが可能となる。
【0025】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0026】
たとえば上記実施例では、自動二輪車用の湿式多板クラッチに適用した場合について説明したが、本発明を、四輪自動車の自動変速機におけるクラッチに適用することも可能である。この場合、従来から鉄製の摩擦板を用いているのであるが、スリットの個数を極力多く設定して駆動摩擦板の係合爪およびクラッチアウタの接触面圧を小さくすることで、駆動摩擦板および被動摩擦板を薄くしてコンパクト化および軽量化を図ることが可能となる。
【0027】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、金型を開いたときの製品分離時に製品のかじりが生じることを極力防止するとともに摩擦板の作動不良が生じたり、打音が発生したりすることを防止するようにして、スリットの個数を極力多く設定することが可能となる。これにより、たとえば自動二輪車用クラッチでは各摩擦板を安価な薄い鉄板で形成してコスト低減を図ることができ、また従来から鉄製の摩擦板を用いているクラッチ、たとえば四輪自動車の自動変速機におけるクラッチでは摩擦板を薄くしてコンパクト化および軽量化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】湿式多板クラッチの縦断面図である。
【図2】クラッチアウタの縦断面図であって図3の2−2線断面図である。
【図3】図2の3矢視図である。
【図4】図3の4矢視拡大図である。
【図5】ダイカスト成形完了状態でのダイカスト成形装置の縦断面図である。
【符号の説明】
15・・・クラッチアウタ
15a・・・円筒部
15b・・・端壁部
17・・・摩擦板
17a・・・係合爪
38・・・スリット
38a・・・広幅部
38b・・・狭幅部
38c・・・段部
41・・・金型分割面
Claims (1)
- 円筒部(15a)と、該円筒部(15a)の一端に連なる端壁部(15b)とを一体に有してダイカスト成形され、前記円筒部(15a)の周方向に等間隔をあけた複数箇所には、一端を前記端壁部(15b)寄りの部分で閉じるとともに他端を前記円筒部(15a)の他端に開口して該円筒部(15a)の軸方向に延びるスリット(38)が形成され、前記各スリット(38)に、複数枚の摩擦板(17)の外周の係合爪(17a)が摺動可能に係合されるクラッチアウタにおいて、前記各スリット(38)は、前記円筒部(15a)の内周側に形成されて前記係合爪(17a)が係合される広幅部(38a)と、前記円筒部(15a)の周方向に沿う幅を前記広幅部(38a)よりも小さくして円筒部(15a)の外周側に形成される狭幅部(38b)とが、円筒部(15a)の半径方向内方に臨む段部(38c)を介して連設されて成り、ダイカスト成形時の前記広幅部(38a)の抜き勾配が前記狭幅部(38b)の抜き勾配よりも小さく設定され、ダイカスト成形時の金型分割面(41)が前記円筒部(15a)の外周側に設定されることを特徴とするクラッチアウタ。
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