JP3541823B2

JP3541823B2 - Securities and manufacturing method thereof

Info

Publication number: JP3541823B2
Application number: JP2001268843A
Authority: JP
Inventors: 幸雄長谷川; 義一寄本; 弘道河野
Original assignee: Toppan Inc
Current assignee: Toppan Inc
Priority date: 2001-09-05
Filing date: 2001-09-05
Publication date: 2004-07-14
Anticipated expiration: 2019-08-20
Also published as: JP2002194699A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、証券に関する。本明細書で言う証券は、紙幣（銀行券、政府紙幣）、有価証券（小切手、手形、株券、債券、倉庫証券、船荷証券、商品券、乗車券、郵便為替証券）、証票（郵便切手、印紙）、入場券、預金通帳、旅券、伝票など、価値を表彰する証書だけでなく、それに類似する証書をも含む広い意味で用いている。
【０００２】
【従来の技術】
従来の証券は、偽造を防止するために、特殊インキ、特殊細紋、特殊用紙などを用いて製造される。しかし、これらの製造技術は、一般に知られており、また、カラーコピーの精度向上と共に、紙幣を複写したものが両替機で使われるという事件も発生しており、偽造防止を十分に果たせない可能性があるという欠点がある。
【０００３】
また、従来の証券には、管理目的のために、管理番号が印刷される。この番号は、人間の目だけではなくコンピュータでも読み取れるようにするために、ＭＩＣＲ（ＭａｇｎｅｔｉｃＩｎｋＣｈａｒａｃｔｅｒＲｅｃｏｇｎｉｔｉｏｎ）、ＯＣＲ（ＯｐｔｉｃａｌＣｈａｒａｃｔｏｒＲｅｃｏｇｎｉｔｉｏｎ）などで印刷されることがある。さらには、証券に磁気テープを貼り、その磁気テープに管理番号を記録するものもある。しかし、管理番号で表現されるデータ量は極めて少なく、また汚れたり破損すると読み取れなくなるために、管理番号で管理できる範囲は狭く、しかも管理のための事務作業に掛かる手間が膨大であるという欠点がある。例えば、紙幣の員数管理では、銀行員が券種別に揃えて員数機を通していたために、手間が掛かっている。また例えば、紙幣は管理番号に基づいて発行年月日を管理し、ある流通年数を経過すると廃棄処分にしていているが、紙幣のいたみ具合により管理番号の識別が難しくなれば、流通年数の判定そのものが困難になる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされたもので、偽造が困難でかつ広範囲の管理が容易にできる証券を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明において上記課題を達成するために、請求項１の発明では、証券用紙の表面にＲＦ−ＩＤタグと該ＲＦ−ＩＤタグを隠蔽する隠蔽層を設けたことを特徴とする証券としたものである。
また、請求項２の発明では、前記隠蔽層がスクリーンインキ又はホログラムシートもしくはホログラム箔のいずれかによる隠蔽層であることを特徴とする請求項１に記載の証券としたものである。
また、請求項３の発明では、前記ＲＦ−ＩＤタグに該証券の券面に表示されている情報が記録されていることを特徴とする請求項１または請求項２に記載の証券としたものである。
また、請求項４の発明では、前記ＲＦ−ＩＤタグが証券用紙の厚みに比較して薄いことを特徴とする請求項１から請求項３のいずれかに記載の証券としたものである。
【０００６】
また、請求項５の発明では、前記証券が紙幣であり、ＲＦ−ＩＤタグには前記紙幣に印刷表示された金額、管理番号、発行年月日のいずれかを含むデータが記憶されてなることを特徴とする請求項１から請求項４のいずれかに記載の証券としたものである。
また、請求項６の発明では、前記証券が乗車券であり、前記ＲＦ−ＩＤタグには前記乗車券に表示された乗車できる区間のデータが記録されてなることを特徴とする請求項１から請求項４のいずれかに記載の証券としたものである。
【０００７】
また、請求項７の発明では、前記証券が有価証券であり、前記ＲＦ−ＩＤタグには前記有価証券に表示された署名及び金額のデータが記憶されてなることを特徴とする請求項１から請求項４のいずれかに記載の証券としたものである。
また、請求項８の発明では、前記証券が預金通帳であり、ＲＦ−ＩＤタグには前記預金通帳に表示された本人の固有の情報が記録されてなることを特徴とする請求項１から請求項４のいずれかに記載の証券としたものである。
【０００８】
また、請求項９の発明では、前記証券が商品券またはギフト券であり、前記ＲＦ−ＩＤタグには前記商品券または前記ギフト券に表示された管理番号及び金額が記録されてなることを特徴とする請求項１から請求項４のいずれかに記載の証券としたものである。
また、請求項１０の発明では、前記証券が旅券であり、前記ＲＦ−ＩＤタグには前記旅券に記載される本人の固有の情報又は渡航手続きの内容及び手続き年月日のデータが記録されてなることを特徴とする請求項１から請求項４いずれかに記載の証券としたものである。
【０００９】
また、請求項１１の発明では、前記証券が入場券であり、前記ＲＦ−ＩＤタグには前記入場券に記載される情報が記録されてなることを特徴とする請求項１から請求項４のいずれかに記載の証券としたものである。
また、請求項１２の発明では、前記証券が証書であり、前記ＲＦ−ＩＤタグには前記証書に記載される情報が記録されてなることを特徴とする請求項１から請求項４のいずれかに記載の証券としたものである。
【００１０】
また、請求項１３の発明では、証券用紙の製造過程において、該証券用紙表面にＲＦ−ＩＤタグを設け、このＲＦ−ＩＤタグを隠蔽する隠蔽層を設けることを特徴とする証券の製造方法としたものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】
本発明の証券は、非接触タグを隠蔽している。隠蔽の仕方は、証券用紙内部に内蔵することによって隠蔽する場合と、証券用紙の表面に隠蔽層を設けることによって隠蔽する場合とに大別される。いずれの場合でも、証券用紙の厚みに比較して十分に薄い非接触タグを用いることにより、証券を外部から見たとき非接触タグの存在がわからないようにする。
【００１２】
図１及び図２は、それぞれ、証券用紙の内部に、非接触タグを隠蔽した例を示している。図１は、証券用紙を抄造するときに、非接触タグ４を証券用紙内部に内蔵することによって隠蔽した証券の断面図である。図２は、用紙（上側）５と用紙（下側）７との間に非接触タグ８を挟んで貼り合わせることにより非接触タグ８を証券用紙内部に内蔵することによって隠蔽した証券の断面図である。
【００１３】
図３及び図４は、それぞれ、証券用紙の表面に隠蔽層を設けることによって非接触タグを隠蔽した例を示している。図３は、証券用紙１０の表面に、スクリーン印刷したときに生ずるスクリーンインキ１２による隠蔽層によって、非接触タグ１１を隠蔽した証券の断面図である。図４は、証券用紙１５の表面に、ホログラム１７による隠蔽層によって、非接触タグ１６を隠蔽した証券の断面図である。ホログラム１７は、ホログラムシート又はホログラム箔である。
【００１４】
非接触タグは、ＲＦ−ＩＤタグとも呼ばれ、内部に電池などの電源は備えていないが、外部からの電磁波などによってエネルギーが供給され、外部とデータ交換をするものである。この非接触タグは、現在、主として、図５のような樹脂成型品や図６のようなカードに内蔵され、入退出管理、物流管理などに使用されている。また、非接触タグは、数ｃｍ〜数ｍの距離でデータの読み取り及び書き込みが可能で、データの記憶容量も大きい。
【００１５】
【発明の効果】
従って、本発明の証券は、様々な管理を容易に行えるなど幅広い効果がある。また、例えば、本発明の証券に隠蔽された非接触タグに、券面に表示されている情報を記録しておけば、非接触タグに記録されている情報と、券面に表示されている情報とを比較することにより、偽造を容易に発見することができ、これにより偽造防止をすることができるという効果もある。さらに、証券用紙の厚みに比較して十分に薄い非接触タグを用いることにより、証券を外部から見たとき非接触タグの存在がわからないようにするので、本発明の証券は、従来の利用方法と違和感なしに使用できるという効果もある。
【００１６】
以下に、本発明の証券には、偽造が困難でかつ広範囲の管理が容易にできるなど幅広い効果があることを、各証券の種類ごとに具体的に説明する。
【００１７】
１：紙幣の場合
紙幣に隠蔽された非接触タグに金額のデータを書き込んでおけば、その金額のデータを読み取り、紙幣の表面に印刷された金額と比較することにより、紙幣の真偽判定が容易に可能になるので、紙幣の偽造が困難になる。
【００１８】
紙幣に隠蔽された非接触タグに記憶されているデータは、箱の中でも、束のままでも即座に読み取り可能である。それゆえ、例えば、非接触タグに、金額、管理番号、発行年月日などのデータを記憶させておけば、それらのデータを読み取ることによって、券種ごとの員数を算出することはもちろん、合計金額を計算することも容易になる。
【００１９】
非接触タグに記憶させているデータの中に、発行年月日など紙幣の流通年数を判定するのに役立つデータを含めておけば、廃棄処分の対象となる流通年数を経過した紙幣を選別して、廃棄処分をすることが容易になる。
【００２０】
非接触タグはデータの追記が可能であるので、いくつかの管理箇所を設け、それらの管理箇所でデータの追記及び読み取りを行えば、各紙幣がどこに存在するのかを把握することは可能である。従って、紙幣の流通、在庫、廃棄といった物流管理を容易に行うことができる。
【００２１】
２：切手の場合
切手に隠蔽された非接触タグに送付先のデータを書き込めば、非接触で送付先を読み取ることができるので、郵便番号と比較して容易に配達業務が行うことができる。
【００２２】
小包の物流拠点にいくつかの管理箇所を設け、それらの管理箇所でデータの追記及び読み取りを行えば、小包の流通の実態をより正確に把握でき、適切な料金設定を容易に行うことができる。
【００２３】
３：乗車券の場合
乗車券に隠蔽された非接触タグに、乗車できる区間のデータを記録し、さらに乗車駅、乗り継ぎ駅、降車駅などでデータを書き込み、それらのデータを比較することで、キセルを容易に防止できるようになる。
【００２４】
４：小切手、手形の場合
小切手、手形に隠蔽された非接触タグに、署名及び金額のデータを記録し、このデータと券面表示とを比較することにより、それらの改ざんを容易に判別出来る。
【００２５】
５：預金通帳の場合
預金通帳に隠蔽された非接触タグに、ポイントを記録すれば、ポイントサービスが容易に行える。また、その非接触タグに、指紋や眼球の虹彩など、本人固有の情報を記録すれば、本人照合が暗証番号と比較して正確かつ容易に行える。
【００２６】
６：商品券、ギフト券の場合
商品券、ギフト券に隠蔽された非接触タグに、管理番号、券面金額のデータを記録すれば、束の状態で、合計枚数、合計金額が直ぐに算出できる。
【００２７】
７：旅券の場合
入出国手続、在留手続などの各渡航手続において、旅券に隠蔽された非接触タグに、手続の内容及び年月日などのデータを記録すれば、滞在期間、滞在場所の確認が容易にできる。また、旅券に隠蔽された非接触タグに、指紋や眼球の虹彩など、本人固有の情報を記録すれば、本人照合が正確かつ容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図１】抄造するとき証券用紙の内部に非接触タグを隠蔽した証券の断面図。
【図２】貼り合わせによって証券用紙の内部に非接触タグを隠蔽した証券の断面図。
【図３】スクリーンインキで証券用紙の表面に非接触タグを隠蔽した証券の断面図。
【図４】ホログラムで証券用紙の表面に非接触タグを隠蔽した証券の断面図。
【図５】非接触タグを内蔵したコイン型樹脂成型品。
【図６】非接触タグを内蔵したカード。
【符号の説明】
１…用紙（上側）
２…用紙（中側）
３…用紙（下側）
４…非接触タグ
５…用紙（上側）
６…接着剤層
７…用紙（下側）
８…非接触タグ
１０…証券用紙
１１…非接触タグ
１２…スクリーンインキ
１５…証券用紙
１６…非接触タグ
１７…ホログラム
２０…非接触タグ
２１…コイン型樹脂成型品
２２…非接触タグ
２３…カード[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to securities. The securities referred to in this specification include banknotes (banknotes, government banknotes), securities (checks, bills, stock certificates, bonds, warehouse securities, bills of lading, gift certificates, tickets, postal money orders), vouchers (postage stamps, It is used in a broad sense, including not only certificates that recognize value, such as stamps, admission tickets, passbooks, passports, and slips, but also similar certificates.
[0002]
[Prior art]
Conventional securities are manufactured using special inks, special fine prints, special papers, and the like to prevent forgery. However, these manufacturing technologies are generally known, and with the improvement of the accuracy of color copying, there have been cases where copies of banknotes are used in currency exchange machines, and it is not possible to sufficiently prevent forgery There is a disadvantage that there is.
[0003]
In addition, a management number is printed on a conventional security for management purposes. This number may be printed by MICR (Magnetic Ink Character Recognition), OCR (Optical Character Recognition), or the like so that it can be read not only by human eyes but also by a computer. Further, there is a type in which a magnetic tape is attached to a security and a management number is recorded on the magnetic tape. However, the disadvantage is that the data amount represented by the management number is extremely small, and the data cannot be read if it becomes dirty or damaged, so the range that can be managed with the management number is narrow, and the work required for administrative work for management is enormous. is there. For example, in the management of the number of banknotes, it is troublesome because a bank employee has passed through several machines in line with the ticket type. Also, for example, bills are issued and managed based on a management number, and are discarded after a certain number of circulation years.However, if it is difficult to identify the management number due to the condition of the bill, it is necessary to determine the number of years of circulation. It becomes difficult.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above-described drawbacks of the related art, and has as its object to provide a security that is difficult to forge and that can be easily managed in a wide range.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object in the present invention, in the invention according to claim 1, a security is provided, wherein an RF-ID tag and a concealing layer for concealing the RF-ID tag are provided on the surface of security paper. It is.
According to a second aspect of the present invention, in the security according to the first aspect, the concealing layer is a concealing layer made of a screen ink, a hologram sheet, or a hologram foil.
Further, in the invention according to claim 3, the information displayed on the face of the security is recorded on the RF-ID tag, wherein the security is the security according to claim 1 or claim 2. is there.
Further, in the invention according to claim 4, the RF-ID tag is a security according to any one of claims 1 to 3, wherein the RF-ID tag is thinner than a thickness of security paper.
[0006]
In the invention according to claim 5, the security is a bill, and the RF-ID tag stores data including any of an amount printed on the bill, a management number, and an issue date. A security according to any one of claims 1 to 4, characterized in that:
Further, in the invention according to claim 6, the security is a ticket, and the RF-ID tag is recorded with data of a section in which the ticket can be displayed, which is displayed on the ticket. A security according to claim 4.
[0007]
In the invention according to claim 7, the security is a security, and the RF-ID tag stores data of a signature and an amount of money displayed on the security. A security according to claim 4.
In the invention according to claim 8, the security is a bankbook, and the RF-ID tag records information unique to the person displayed on the bankbook. The security described in any of item 4 above.
[0008]
In the invention according to claim 9, the security is a gift certificate or a gift certificate, and the management number and the amount of money displayed on the gift certificate or the gift certificate are recorded on the RF-ID tag. The security according to any one of claims 1 to 4.
In the invention of claim 10, the security is a passport, and the RF-ID tag records personal information of the person described in the passport or the details of the travel procedure and the date of the procedure. A security according to any one of claims 1 to 4, characterized in that:
[0009]
In the invention according to claim 11, the security is an admission ticket, and information described in the admission ticket is recorded on the RF-ID tag. It is a security described in any of them.
Further, in the invention of claim 12, the security is a certificate, and the information described in the certificate is recorded on the RF-ID tag. This is the security described in.
[0010]
Further, according to the invention of claim 13, in the process of manufacturing the security paper, an RF-ID tag is provided on the surface of the security paper, and a concealing layer for concealing the RF-ID tag is provided. It was done.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The security of the present invention conceals a contactless tag. The method of concealment is roughly classified into a case of concealment by being built in the security paper and a case of concealment by providing a concealing layer on the surface of the security paper. In any case, by using a non-contact tag that is sufficiently thin compared to the thickness of the security paper, the presence of the non-contact tag is not apparent when the security is viewed from the outside.
[0012]
FIG. 1 and FIG. 2 each show an example in which a non-contact tag is hidden inside a security paper. FIG. 1 is a cross-sectional view of a security concealed by incorporating a non-contact tag 4 inside the security paper when manufacturing the security paper. FIG. 2 is a cross-sectional view of a security concealed by embedding the non-contact tag 8 inside the security paper by sandwiching the non-contact tag 8 between the paper (upper) 5 and the paper (lower) 7. It is.
[0013]
3 and 4 show examples in which the non-contact tag is concealed by providing a concealing layer on the surface of the security paper, respectively. FIG. 3 is a cross-sectional view of a security in which the non-contact tag 11 is concealed by a concealing layer made of screen ink 12 generated when screen printing is performed on the surface of the security paper 10. FIG. 4 is a cross-sectional view of the security in which the non-contact tag 16 is concealed on the surface of the security paper 15 by the concealing layer of the hologram 17. The hologram 17 is a hologram sheet or a hologram foil.
[0014]
A non-contact tag is also called an RF-ID tag and does not have a power source such as a battery inside, but is supplied with energy by an external electromagnetic wave or the like and exchanges data with the outside. At present, this non-contact tag is mainly built in a resin molded product as shown in FIG. 5 or a card as shown in FIG. 6, and is used for entry / exit management, distribution management and the like. Further, the non-contact tag can read and write data at a distance of several cm to several meters, and has a large data storage capacity.
[0015]
【The invention's effect】
Therefore, the security of the present invention has a wide range of effects such as various managements can be easily performed. Also, for example, in the non-contact tag concealed in the securities of the present invention, if the information displayed on the face is recorded, the information recorded on the non-contact tag, the information displayed on the face By comparing the forgery, counterfeiting can be easily found, which also has the effect of preventing forgery. Furthermore, by using a non-contact tag that is sufficiently thin compared to the thickness of the security paper, it is possible to prevent the presence of the non-contact tag when the security is viewed from the outside. There is also an effect that it can be used without discomfort.
[0016]
In the following, the fact that the securities of the present invention have a wide range of effects, such as difficulty in counterfeiting and easy management in a wide range, will be specifically described for each type of securities.
[0017]
1: In the case of a bill If the data of the amount is written in the non-contact tag concealed by the bill, the data of the amount is read and compared with the amount printed on the surface of the bill to determine whether the bill is authentic. Because it is easily possible, counterfeiting banknotes becomes difficult.
[0018]
The data stored in the non-contact tag concealed by the bill can be immediately read in the box or in a bundle. Therefore, for example, if data such as the amount of money, the management number, and the date of issue is stored in the non-contact tag, by reading those data, it is possible to calculate the number of tickets for each ticket type, It is easy to calculate the amount.
[0019]
If the data stored in the contactless tag includes data that is useful for determining the age of circulation of the banknote, such as the date of issue, the banknotes that have passed the age of distribution to be discarded will be sorted out. Disposal becomes easier.
[0020]
Since the non-contact tag allows data to be added, it is possible to know where each bill exists by providing several management points and performing additional writing and reading of data at those management points. . Therefore, physical distribution management such as distribution, inventory, and disposal of bills can be easily performed.
[0021]
2: In the case of a stamp If the data of the destination is written in the non-contact tag concealed in the stamp, the destination can be read in a non-contact manner, so that the delivery operation can be easily performed as compared with the postal code.
[0022]
If several management points are set up at the logistics base of the parcel and data is additionally written and read at those management points, the actual situation of the distribution of the parcel can be grasped more accurately, and appropriate charge setting can be easily performed. .
[0023]
3: In the case of a ticket In the non-contact tag concealed in the ticket, the data of the section that can be boarded is recorded, and the data is written at the boarding station, transit station, getting off station, etc., and the data is compared. Kisels can be easily prevented.
[0024]
4: In the case of checks and bills Signature and amount data are recorded on non-contact tags concealed by checks and bills, and the tampering can be easily discriminated by comparing this data with the faceplate display.
[0025]
5: In the case of a bankbook If a point is recorded in a non-contact tag hidden in the bankbook, the point service can be easily performed. If information unique to the individual, such as a fingerprint or an iris of an eyeball, is recorded on the non-contact tag, the personal identification can be performed more accurately and easily than the personal identification number.
[0026]
6: In the case of gift certificate and gift certificate If the management number and the data of the face value are recorded on the non-contact tag hidden in the gift certificate and the gift certificate, the total number and the total price can be calculated immediately in a bundle.
[0027]
7: In the case of passports In each travel procedure, such as immigration procedures, residence procedures, etc., if you record data such as the details of the procedure and the date on the non-contact tag hidden in the passport, you can confirm the length of stay and place of stay Can be easily done. If personal information such as a fingerprint and an iris of an eyeball is recorded on a non-contact tag concealed in a passport, personal identification can be performed accurately and easily.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a security in which a non-contact tag is concealed inside security paper during papermaking.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a security in which a non-contact tag is hidden inside a security paper by bonding.
FIG. 3 is a cross-sectional view of a security in which a non-contact tag is hidden on the surface of security paper with screen ink.
FIG. 4 is a cross-sectional view of a security in which a non-contact tag is hidden on the surface of security paper by a hologram.
FIG. 5 is a coin-type resin molded product incorporating a non-contact tag.
FIG. 6 shows a card incorporating a non-contact tag.
[Explanation of symbols]
1: Paper (upper)
2: Paper (middle side)
3: Paper (lower side)
4: Non-contact tag 5: Paper (upper side)
6 ... adhesive layer 7 ... paper (lower side)
8 Non-contact tag 10 Security paper 11 Non-contact tag 12 Screen ink 15 Security paper 16 Non-contact tag 17 Hologram 20 Non-contact tag 21 Coin-shaped resin molded product 22 Non-contact tag 23 Card

Claims

A security, characterized in that an RF-ID tag and a concealing layer for concealing the RF-ID tag are provided on the surface of security paper.

The security according to claim 1, wherein the concealing layer is a concealing layer made of a screen ink or a hologram sheet or a hologram foil.

The security according to claim 1 or 2, wherein information displayed on a face of the security is recorded on the RF-ID tag.

The security according to any one of claims 1 to 3, wherein the RF-ID tag is thinner than a thickness of security paper.

The said security is a banknote, and the data containing any of the amount of money printed and displayed on the banknote, a management number, and the issue date is stored in the RF-ID tag, The claim is characterized by the above-mentioned. Item 9. The security according to any one of Items 4.

The said security is a ticket, The data of the section which can be boarded displayed on the said ticket was recorded on the said RF-ID tag, The Claim 1 characterized by the above-mentioned. Securities.

5. The security according to claim 1, wherein the security is a security, and the RF-ID tag stores data of a signature and an amount of money displayed on the security. Securities.

The security according to any one of claims 1 to 4, wherein the security is a passbook, and the RF-ID tag records information unique to the person displayed on the passbook. .

The said security is a gift certificate or a gift certificate, The management number and amount of money displayed on the said gift certificate or the said gift certificate are recorded on the said RF-ID tag, The claim 1 characterized by the above-mentioned. The securities described in any of the above.

The security is a passport, and the RF-ID tag records personal information of the person described in the passport or data of a travel procedure and date of the procedure. A security according to any one of claims 1 to 4.

The security according to any one of claims 1 to 4, wherein the security is an admission ticket, and information described in the admission ticket is recorded on the RF-ID tag.

The security according to any one of claims 1 to 4, wherein the security is a certificate, and information described in the certificate is recorded on the RF-ID tag.

In a security paper manufacturing process, an RF-ID tag is provided on a surface of the security paper, and a concealing layer for concealing the RF-ID tag is provided.