JP3510342B2 - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JP3510342B2
JP3510342B2 JP19108394A JP19108394A JP3510342B2 JP 3510342 B2 JP3510342 B2 JP 3510342B2 JP 19108394 A JP19108394 A JP 19108394A JP 19108394 A JP19108394 A JP 19108394A JP 3510342 B2 JP3510342 B2 JP 3510342B2
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  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラシステムに関
し、特にカメラで取り込んだ画像情報を印字出力(プリ
ントアウト)するプリンタとカメラの組み合わせを可能
とするカメラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】被写体画像を電子スチルカメラ等の撮像手
段で電気的画像信号に変換してメモリカード、フロッピ
ィディスク(FD)、ハードディスク(HD)等に記録
したり、得られた画像信号を電話回線等を介して他の画
像処理装置に伝送する等、近年の撮像機能を有する画像
処理装置は、その用途が拡大している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の如きカメラによ
り画像信号の形態で取り込んだ画像は、通常、モニター
画面上に再生表示されることが多いが、プリンタを用い
て紙面にプリントアウトしたいという要望もある。とこ
ろで、カメラで取り込まれた画像のサイズ、プリンタの
プリントアウトの能力等、カメラとプリンタには、それ
ぞれ最適な規格、フォーマットが定められている。例え
ば、カメラの画像サイズと、プリンタのプリントアウト
の能力、例えば、解像度、サイズ、紙の方向等との対応
は適切に行なわれなければならず、従来は、カメラ及び
プリンタに対して予め個々に条件を適切に設定してい
る。
【0005】したがって、この設定が適切に行なわれて
いないと、プリントアウト画像が欠けたり、最悪の場合
にはプリンタがカメラからの出力を受け付けず、プリン
トアウトができなくなるというような不具合が生じてい
た。
【0006】そこで、本発明の目的は、カメラとプリン
タのそれぞれの条件に適合する、つまり、カメラからの
画像と、プリンタ側の規格態様に応じて適正な画像出力
を可能とするカメラシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明のカメラシステムは、光学系を介した被写体
像を画像信号に変換する撮像手段を備えたカメラと、該
カメラから出力された画像信号を入力処理して当該画像
信号に係る画像を出力印字するプリンタとから少なくと
も成るカメラシステムであって、上記プリンタは自己の
種類を示す識別情報を自動的に発生し、上記接続された
カメラに供給するための識別情報発生手段を有し、上記
カメラは上記識別情報発生手段からの識別情報に応じて
上記プリンタに出力すべき画像信号の出力態様を設定す
る出力態様設定手段を有して構成される。
【0008】光学系を介した被写体像を画像信号に変換
する撮像手段を備えたカメラと、該カメラから出力され
た画像信号を入力処理して当該画像信号に係る画像を出
力印字するプリンタとから少なくとも成るカメラシステ
ムに適用すべきカメラであって、当該カメラに接続され
た上記プリンタにおいて自動的に発生されたプリンタの
種類を示す識別情報に応じて上記プリンタに出力すべき
画像信号の出力態様を設定する出力態様設定手段を有す
る。
【0009】光学系を介した被写体像を画像信号に変換
する撮像手段を備えたカメラと、該カメラから出力され
た画像信号を入力処理して当該画像信号に係る画像を出
力印字するプリンタとから少なくとも成るカメラシステ
ムに適用すべきプリンタであって、当該プリンタに接続
された上記カメラからの画像信号の出力態様を上記カメ
ラに対して設定するために自己の種類を示す識別情報を
自動的に発生し、上記カメラに供給するための識別情報
発生手段を有する。
【0010】上記カメラは、上記撮像手段からの画像信
号を記録するための記録手段と、当該接続された上記プ
リンタの状態を検出するための状態検出手段と、該状態
検出手段からの出力に応じて上記画像信号の出力順を制
御する出力順序制御手段とを有する。
【0011】上記状態検出手段により上記プリンタが動
作可能状態にあると検出された際は、上記カメラから出
力される画像信号は上記プリンタに入力されて出力印字
された後、上記記録手段に記録される。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【作用】本発明では、光学系を介した被写体像を画像信
号に変換する撮像手段を備えたカメラと、該カメラから
出力された画像信号を入力処理して当該画像信号に係る
画像を出力印字するプリンタとを有し、上記プリンタは
自己の種類を示す識別情報を上記接続されたカメラに供
給し、上記カメラは上記識別情報に応じて上記プリンタ
に出力すべき画像信号の出力態様を設定するように構成
されている。
【0032】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明によるカメラシステム
で用いられるカメラの一例を示す構成ブロック図であ
る。
【0033】被写体からの被写体光は、ミラー制御部1
3でその回転角度が制御されるミラー1で反射されて光
学系2に入射される。光学系2は、メカシャッタ2Aや
フォーカスレンズ群(図示せず)を含み、入射光を受
け、シャッタ動作及びフォーカス制御を行なう。すなわ
ち、メカシャッタ2Aは、メカシャッタ制御部14から
の制御を受けてシャッタ動作し、フォーカスレンズ群
は、フォーカス制御部15からの制御を受けてフォーカ
ス動作する。光学系2からの出射光は、プリズム3によ
り2分割され、一方はCCD4へ、他方はCCD5に入
射される。上記ミラー1及びCCD4と5については後
述する。
【0034】CCD4と5で得られた電気的画像信号
は、撮像部6にて所定の撮像処理が施された後、A/D
変換部7でデジタルデータに変換され、画像結合部8に
出力される。画像結合部8は、CCD4と5のそれぞれ
で変換された入射対応領域(被写体)の2つの画像を結
合すると共にミラー1によってスキャンされた画像を結
合して一枚の大きな画像として出力する。2値化部9
は、画像結合部8からの出力信号を、プリントアウト時
に必要な2値信号に変換し、変換された信号は、その書
き込みと読み出しがバッファメモリ制御部17で制御さ
れるバッファメモリ部18に一旦記憶される。このバッ
ファメモリ部18では、後述せるプリンタからの紙のサ
イズや縦,横,等の種類を示す識別情報に応じてそのリ
ードアドレスが制御され、接続されたプリンタに適した
データの出力態様が設定される。このバッファメモリ部
18に記憶された画像データは、ハードディスク19に
記録することができ、また、逆にハードディスク19に
記録されている画像データをバッファメモリ部18に記
録させることもできる。
【0035】バッファメモリ部18から読み出された画
像データは、加算部20により、キャラクタゼネレータ
21から出力される文字情報が重畳されてインターフェ
イス部22に送出され、セントロニクス等のプリンタイ
ンターフェイスによりデータ出力される。
【0036】システム制御部10は、ミラー制御部1
3、メカシャッタ制御部14、フォーカス制御部15、
バッファメモリ制御部17、ハードディスク19及びキ
ャラクタゼネレータ21を含む、当該カメラ全体を制御
するマイクロコンピュータ等から構成される。EEPR
OM16には、ハードディスク19に記憶されているデ
ータ量、ハードディスク記憶容量に対する現在使用して
いる容量の程度を表わすデータ、現在のピクチャー番号
等が記憶されている。
【0037】システム制御部10は、また、パワースイ
ッチ101A、トリガ1スイッチ101B、トリガ2ス
イッチ101C等の操作スイッチ群11が接続され、各
スイッチのON/OFF情報を受けてカメラの動作を規
定する。アラーム表示部12は、LED等で構成され、
記憶容量不足等、カメラ動作不能状態に至ったときに点
滅、点灯してユーザーに、その旨を報知する。システム
制御部10からはRS−232C系を介して情報がプリ
ンタ側に送信され、プリンタの態様をインターフェイス
する。
【0038】図2には、非カット紙であるロール紙等を
プリントアウト媒体として用いるラインサーマルプリン
タの構成ブロックの一例が示されている。
【0039】システム制御部31は、図1に示すカメラ
のシステム制御部10からのRS−232C系と接続さ
れ、カメラとの間で情報の授受が行なわれるとともに、
LCD34にプリンタ情報やカメラの状態等を表示せし
める。システム制御部31は、また、スイッチ群35か
らの各種スイッチ情報を受けて、プリンタ動作を制御
し、プリンタ制御部32を制御する。
【0040】スイッチ群35には、紙送りスイッチ35
1、プリント開始スイッチ352、ハードディスクに記
憶されている情報(コマ)を選択するための戻しスイッ
チ353、送りスイッチ354、プリントアウトする画
像の出力態様を標準タイプとパノラマタイプのいずれか
に設定する標準/パノラマスイッチ355が外部操作ス
イッチとして、また内部設定スイッチとしてのDIPス
イッチ356が設けられている。DIPスイッチ356
の設定内容は、カメラ側に送出され、プリンタの種類や
態様を知らせることができる。
【0041】図3には、本発明の実施例で用いられるレ
ーザプリンタ等のページプリンタの構成ブロック図が示
されている。
【0042】システム制御部41、プリンタ制御部4
2、プリンタ部43、LCD44等は、図2におけるシ
ステム制御部31、プリンタ制御部32、プリンタ部3
3、LCD34等と同様な機能を有し、プリントアウト
される媒体(用紙)としてカット紙が用いられている。
システム制御部41に接続されているスイッチ群45と
しては、図2と同様な、紙送りスイッチ451、プリン
ト開始スイッチ452、送りスイッチ453、戻しスイ
ッチ454、標準/パノラマスイッチ455の他に、オ
ートとマニュアルを切り換えるAUTO/MANUAL
スイッチ456が設けられている。AUTOが設定され
ている場合には、用意されている紙で適正な画像がプリ
ントアウトできるようにカメラとプリンタ間が制御され
る。また、MANUALが設定されている場合には、プ
リンタ側で設定されたプリンタ態様、例えば、紙の種
類、標準/パノラマの種類などに応じてカメラ側に出力
画像を設定させる。紙制御部46は、プリントアウトさ
れる媒体としての紙の種類を検出して、プリンタ制御部
42に送出するとともに、給紙する紙のサイズを切り換
える紙切り換え信号をプリンタ制御部42から受け、指
定されたサイズ(A4、B5等)の紙を給紙する。
【0043】図4は、本発明の一実施例におけるカメラ
の動作処理手順を示すフローチャートである。
【0044】図1に示すパワースイッチ101AがON
されて、動作がスタートし、先ず、トリガの1段目がO
Nされているか、つまり、トリガ1スイッチ101Bが
ONされているか否かを判定し(ステップS1)、ON
されていれば、現在のピクチャーナンバー(PNO:電
子カメラ等におけるコマカウンタに相当)を”1”に設
定し、トリガ1スイッチ101Bの1段目が離される
(OFF)のを待って(ステップS4)、ステップS5
の処理に移行する。ステップS1において、トリガ1ス
イッチがONされていなければ、EEPROM16から
現在のピクチャーナンバーを読み出して(ステップS
3)、ステップS5の処理に移行する。以上の処理によ
り、パワースイッチ101Aとトリガ1スイッチ101
Bの同時押下で、ピクチャーナンバーをリセットするか
どうかを決定する。
【0045】ステップS5では、RS232Cの通信要
求をプリンタから受けているか否かを判定し、通信要求
を受けていれば、後述するプリンタ処理を実行した後
(ステップS6)、また、通信要求を受けていなけれ
ば、そのままパワースイッチ101Aの状態を判定する
(ステップS7)。ここで、パワースイッチ101Aが
OFFであれば、パワーオフ処理を実行して(ステップ
S8)、処理を終了する(ステップS9)。ステップS
7において、パワースイッチ101AがONと判定され
ると、トリガ1スイッチ101Bが押下され、ONであ
るか否かを判定し(ステップS10)、ONでなけれ
ば、ステップS5の処理に戻り、ONであれば、残りピ
クチャー数をチェックする(ステップS11)。
【0046】ステップS11において、残りピクチャー
数が無い場合には、例えば、LED12を2秒間点滅す
る等のアラーム処理を実行した後、ステップS5の処理
に戻る。ステップS11で、残りピクチャー数が有りと
判定された場合には、オートフォーカス(AF)や自動
露光(AE)等の撮影準備処理を実行した後(ステップ
S13)、トリガ1スイッチ101BがOFFされたか
否かを判定する。(ステップS14)。ここで、OFF
されていれば、ステップS5の処理に戻り、ONされて
いれば、トリガの2段目が押下されているか、つまり、
トリガ2スイッチ101CがONか否かを判定する(ス
テップS15)。トリガ2スイッチ101CがONされ
ていなければ、ステップS14の処理に戻り、ONされ
ていれば、後述するミラースキャン、画像結合、バッフ
ァメモリ部18への書き込み等の撮影処理を実行する
(ステップS16)。
【0047】続いて、RS232C系を介してプリンタ
に状態の問合わせをし(ステップS17)、プリンタが
オンラインか否かのチェックをする(ステップS1
8)。オンラインであれば、プリントアウト処理を実行
した後(ステップS19)、また、オンラインでなけれ
ば、そのままハードディスクへの書き込みを行ない(ス
テップS20)、現在のピクチャーナンバーのインクリ
メントを行なった後(ステップS21)、ステップS5
の処理に戻る。
【0048】次に、図5のフローチャートを参照してプ
リンタ側のスイッチ、表示、カメラインターフェイスに
関する動作処理を説明する。
【0049】プリンタの電源ONにより処理が開始さ
れ、先ず、オンラインフラグ(FRG)を”1”に設定
し(ステップS31)、プリンタのエラー(プリンタの
用紙切れ、、ヘッドの異常、例えば、異常高温等)をチ
ェックし(ステップS32)、エラーがなければ、ステ
ップS35の処理に移行し、エラーがあれば、オンライ
ンフラグを”0”に戻し(ステップS33)、エラー表
示を行った後(ステップS34)、ステップS32の処
理に戻る。
【0050】ステップS35では、最大ピクチャーナン
バー、現在のピクチャーナンバー(最後に記録されたピ
クチャーナンバー)等のカメラの状態を問い合わせを実
行し、ステップS36でカメラ側のエラー(カメラのパ
ワーがオフの場合、カメラ側が画像取込処理中でビジー
状態の場合等)をチェックする。ここで、エラーが有れ
ば、エラー表示を行なって、(ステップS37)、ステ
ップS36の処理に戻り、エラーが無ければ、指定のピ
クチャーナンバーを現在のピクチャーナンバーとし(ス
テップS38)、続いて、指定のピクチャーナンバーを
LCD34に表示する(ステップS39)。
【0051】以上により、カメラにプリンタを接続する
と、最初にカメラで一番最後に撮影した画像のピクチャ
ーナンバーが表示される。現在のピクチャーナンバー
は、上述のように、最後にカメラ側で記録されたピクチ
ャーナンバを示し、したがって、カメラ側が次に撮影可
能なピクチャーナンバーは、現在のピクチャーナンバー
に”1”を加算したナンバーとなる。
【0052】ステップS40で送り/戻しスイッチ35
4/353が押下されているか否かを判定し(ステップ
S40)、ONされていれば、図6のステップS44の
処理に移行し、両スイッチともOFFであれば、プリン
ト開始スイッチ352がONか否かを判定する(ステッ
プS41)。ここで、プリント開始スイッチ352がO
Nであれば、図6のステップS51の処理に移行し、O
FFであれば、紙送りスイッチ351をチェックする
(ステップS42)。また、ステップS42において、
紙送りスイッチ351がONであれば、紙送り処理を実
行した後(ステップS43)、OFFであれば、そのま
まステップS39の処理に戻る。
【0053】図6のステップS44においては、戻しス
イッチ353と送りスイッチ354の状態を判定し、送
りスイッチ354だけがONであれば、現在のピクチャ
ーナンバーと最大ピクチャーナンバーとを比較し(ステ
ップS45)、戻しスイッチ353だけがONであれ
ば、現在のピクチャーナンバーと”1”とを比較し、
(ステップS46)、更に、両スイッチともにONであ
れば、指定のピクチャーナンバーを”1”にリセットす
る(ステップS47)。
【0054】ステップS45において、現在のピクチャ
ーナンバーと最大ピクチャーナンバーとが等しい場合に
は、それ以上ピクチャーナンバーを送ったり、進めるこ
とはできないので、ステップS47の処理に移行して指
定のピクチャーナンバーを”1”にし、両ナンバーが異
なる場合には、更にピクチャーナンバーを進めることが
できるので、指定のピクチャーナンバーをインクリメン
トする(ステップS48)。
【0055】また、ステップS46において、現在のピ
クチャーナンバーが”1”と等しくなければ、指定ピク
チャーナンバーをデクリメントし(ステップS49)、
等しければ、指定ピクチャーナンバーを現在のピクチャ
ーナンバーに設定して(ステップS50)、図5のステ
ップS41の処理に戻る。
【0056】さて、ステップS41において、プリント
開始スイッチ352がONであると判定されると、カメ
ラに対し指定のピクチャーナンバーを送信するととも
に、プリンタ情報を送り(図6のステップS51)、カ
メラにエラーがあるか否かを判定する(ステップS5
2)。ここで、カメラにエラーが有れば、LCD34又
は44にエラー表示をした後(ステップS53)、エラ
ーが無ければ、そのまま図5のステップS42の処理に
至る。尚、カメラのエラーの発生原因としては、指定の
ピクチャーナンバーに画像が記録されていない場合やハ
ードディスクから指定のピクチャーナンバーの画像を読
み出したとき、リードエラーが起こった場合等がある。
【0057】以上がプリンタ側の動作処理の説明である
が、次に図7を参照してプリンタ処理について説明す
る。
【0058】先ず、プリンタ側からのプリンタ開始指
示、カメラ状態の問合わせを含むコマンドをチェックし
(ステップS61)、コマンドがカメラ状態の問合わせ
のときは、プリンタ側に最大のピクチャーナンバーを送
信し(ステップS62)、更に現在のピクチャーナンバ
ーをプリンタ側にRS232C系を介して送信した後
(ステップS63)、ステップS7の処理に戻る。
【0059】一方、ステップS61において、プリント
開始コマンドを判定されたときには、指定ピクチャーナ
ンバーに画像があるか否かをチェックし(ステップS6
4)、画像が無ければ、エラー”1”をプリンタ側に送
信した後(ステップS65)、ステップS7の処理に戻
る。また、ステップS64において、画像が有れば、現
在のピクチャーナンバーと指定のピクチャーナンバーが
等しいか否かをチェックし(ステップS66)、等しく
なければ、指定のピクチャーナンバーのハードディスク
をロードし、つまり、ハードディスクの内容をバッファ
メモリに記録する(ステップS67)。ステップS66
において、現在のピクチャーナンバーと指定のピクチャ
ーナンバーが等しいと判定されたときには、ハードディ
スクを読み出す必要がなく、既に、バッファメモリには
画像が記録されているので、後述のステップS70の処
理に移行する。
【0060】ステップS67で、ハードディスクからバ
ッファメモリに画像を記録した後、ハードディスクのリ
ードエラーをチェックし(ステップS68)、リードエ
ラーが無ければ、ステップS70の処理に移行し、有れ
ば、エラー”2”をプリンタ側に送信して(ステップS
69)、ステップS7の処理に戻る。ステップS70で
は、プリンタの判定を実行し、即ち、プリンタの種類を
既述の識別情報に基づいて判定し、続いて、プリンタ判
定結果により適正な画像を得るべくバッファメモリ部1
8からリードすべき出力データを所定の態様に設定して
プリンタに送信し(ステップS71)、ステップS7の
処理に戻る。
【0061】図8は、図1に示す実施例におけるCCD
4と5を用い画像結合部8を介した画像処理について説
明する。
【0062】2枚のCCD4と5は、イメージャを構成
し、90度の位置関係で互いに80画素程度重畳して縦
長方向に配設されている。したがって、1回のスキャン
で得られる画像は、一枚のCCDで得られる582×7
68画素の2倍の縦長の画像となる。ミラー1を4回ス
キャンすると、各スキャン毎に同様な縦長方向エリアの
画像が得られる。このとき、各スキャンで得られるエリ
アのうち互いに隣合うエリアは80画素程度重なるよう
にミラースキャンが行なわれる。こうして4回のスキャ
ンにより、スキャン方向に2048画素分の画素画像が
得られる。これらの重なり部分の画像を利用して画像結
合部8により、それぞれ隣合った画像を結合し、全体と
して2048×1400画素相当の高精細な画像が得ら
れる。
【0063】ところで、プリンタ部で使われるプリント
アウトされる媒体、用紙としては、通常、コピー機等で
使われるAサイズ、Bサイズの用紙であるカット紙と、
紙がロール状に巻かれているロール紙があり、それぞれ
に、例えば、A4、B5等のサイズが規定されている。
カット紙の場合には、プリンタに用紙をセットするとき
に、紙の長辺方向、または短辺方向に紙が副走査される
方向が規定されている。ロール紙の場合には、標準・パ
ノラマの切り替えがあり、ロール紙の紙送り方向、副走
査方向の長さを決める。上記用紙サイズや用紙種類とは
別に、プリンタの印字能力や解像度が規定されている。
解像度に関しては、1ミリ当たり8画素打てることを意
味する8DPM、その倍の解像度をもつ16DPM等が
ある。また、他の表現方法としては、インチ当たりの密
度で表現する200DPI、240DPI等の単位もあ
る。
【0064】図9には、図8で説明したようなスキャン
により取り込まれた全体画像例が示されている。横方向
に2048画素、縦方向に1400画素の画像が取り込
まれており、文字A,B,C,D,E,Fが撮影された
例が示されている。
【0065】図10には、各種用紙サイズと印刷可能長
さ、画素の関係等が表形式で示されている。図10を参
照して、各用紙の対応により、どのような画素数が印字
可能かを説明する。先ず、用紙サイズA4の短辺210
ミリは一般的であり、印刷可能な長さは、それより内側
にして200ミリに設定している。このとき、解像度が
8DPMだと1600画素、すなわち、200×8=1
600画素印字可能である。同様に、16DPMでは、
3200画素印字可能である。また、その他の用紙サイ
ズA5、A6、B5の各短辺、長辺における印字可能画
素が示されている。尚、用紙サイズに対する紙の長さ
は、JIS等で規定されている。印刷可能な長さは、紙
の長さよりも10ミリ短かい長さとする。これは、プリ
ンタへの印字能力の考え方で、他に、例えば20ミリ短
くすることも勿論可能である。ロール紙の場合のサイズ
は、各用紙の短辺で表現される。これは、ロール紙の場
合は、紙送り方向の長さ、つまりロール紙の長辺方向は
用紙サイズに対して十分長いと考えられるからである。
ロール紙の場合の用紙サイズについて、例えばA6の場
合は108ミリのように短辺方向で考える。カット紙の
場合のサイズは、短辺、長辺、両辺の長さが関係する。
【0066】プリンタの主走査方向とは、ラインヘッド
を使った場合には、そのヘッドの長辺方向を示し、副走
査方向とは紙送り方向を示す。
【0067】次に、各種用紙、そのサイズ、解像度につ
いて、図9の如くカメラで得られた画像に対する実際の
印字出力態様について説明する。
【0068】図11は、A4カット紙で解像度が8DP
Mの場合の印字出力例を示し、A4カット紙の印刷可能
な画素数は2296×1600であるので、図の外枠に
なる。これに対して、カメラで取り込まれた画像は、2
048×1400なので図11のように紙に対して中心
部分に印字されるようにカメラからの出力を設定する。
【0069】ここで、キャラクタ情報の印字について説
明する。キャラクタ情報として、カメラで取り込まれた
画像の名前や、撮影の年月日、時間、その他のコメント
等を、キャラクタゼネレータ21(図1参照)を使っ
て、印字可能であるが、その時の具体的な印字方法につ
いて説明する。
【0070】図11に示すケースでは、紙が十分大きい
ので画像の外側、右下部にキャラクタ情報を印字するこ
とができる。また、画像の内部の(括弧内)に印字する
こともできる。この場合は、画像の大きさに応じてこの
キャラクタの大きさを変更し、見やすい画像とすること
ができる。
【0071】図12は、A4カット紙で解像度が16D
PMの場合の印字出力例を示し、本例では、図11の例
に対して半分の画像の大きさになるので図のような印字
になる。この場合には、紙に十分余裕があるので、画像
を拡大して図11のように印字しても構わない。
【0072】図13は、用紙としてA4ロール紙を用
い、解像度が8DPMの場合の印字出力例を示す。本例
では、図11と同様な紙サイズであるが、ロール紙の場
合、長辺方向、副走査方向の長さが自由に変えられるの
で画像の大きさに対応した紙送りとし、適正な紙サイズ
を得ることが出来る。
【0073】図14は、A4ロール紙で解像度が16D
PMの場合の印字出力例を示し、図13に対して、画像
の大きさが半分になるので、A4の短辺に対しては90
度画像を回転しても全画素が印字可能となる。そのた
め、図14の画像のように画像を配置することができ
る。このとき、カレンダー情報等のキャラクタ情報も画
像の90度回転と合わせて同時に回転させ印字される。
【0074】図15は、B5カット紙で解像度が8DP
Mの場合の印字出力例を示し、B5の8DPMの場合
は、印字出来る画素数が1376×1976であるの
で、カメラで取り込まれた画素数2048×1400に
対して、若干画素数が少なくなっている。従って、図1
5に示す画像のように上下左右部分が若干印字出来ない
形での印字出力となる。この場合、印字画像を縮小し
て、B5のサイズ内に印字出力することも可能である。
【0075】図16は、A6のロール紙で解像度が8D
PMの場合の印字出力例を示し、点線で書かれているの
が、カメラで取り込まれた2048×1400の画像を
示す。これに対して、A6、ロール紙の主走査方向は7
84画素しかないので、この画像のように上下がカット
された形になる。しかし、ロール紙なので、副走査方
向、紙送り方向は自由な長さが取れるので、プリンタス
ィッチ群にある、パノラマ・標準切替えスイッチで、こ
の走査方向の長さを切り換えることができる。スィッチ
がパノラマモードになっている場合には、カメラで取り
込まれ2048画素全てを印字できる長さまで紙を送
る。標準モードの時は、所定の画像アスペクト比によ
り、長さを決める。
【0076】具体的に説明すると、本実施例のカメラで
スキャンされる2048対1400のアスペクトで考え
ると1147画素になるので、中心から1147画素印
字する。又、HDTV等で一般的な16対9のアスペク
トで考えると、1394画素になる。
【0077】以上の画像の切り出しについては、図9の
2048×1400の画像に対して全て中心を基準に切
り出してきているが、これはその他の場所でもよく、例
えば画像の左上を基準に切り出してくることも可能であ
るし、又その切り出し位置を任意に選ぶことも可能であ
る。
【0078】上述したカメラからの、プリンタの種類に
応じたプリンタへの画像の出力態様の具体的方法である
切り出し及び拡大・縮小及び回転は、バッファメモリ制
御部17のバッファメモリ18に対するリード・アドレ
スを制御することにより行なわれる。これを図16で述
べたA6ロール紙に8DPMでパノラマ出力を行なう例
をもって説明する。即ち図8の左上すみをバッファメモ
リ18の座標(0,0)とし、図8の右下すみをバッフ
ァメモリ18の座標(2047,1399)とする。こ
れらの座標は、バッファメモリ制御部17からバッファ
メモリ18へ設定されるリード・アドレスを示す。この
例では、横2048×縦784,拡大縮小なし、回転な
しであるので、バッファメモリ制御部17が出力するリ
ード・アドレスは、(0,(1400−784)/2)
から(2047,1399−(1400−784)/
2)まで1画素づつとなる。つまり(0,308)〜
(2047,1091)となって、所定の出力態様が設
定されることになる。これらのリード・アドレス,拡大
・縮小,回転の判定は、フロチャート図7,S70で行
なわれ、バッファメモリ制御部17への制御が、フロチ
ャート図7,S71で行なわれる。
【0079】上述した実施例の構成を、その効果ととも
に整理して表現すると、次のようになる。
【0080】(1)光学系を介した被写体像を画像信号
に変換する撮像手段を備えたカメラと、該カメラから出
力された画像信号を入力処理して当該画像信号に係る画
像を出力印字するプリンタとから少なくとも成るカメラ
システムであって、上記プリンタは自己の種類を示す識
別情報を上記接続されたカメラに供給するための識別情
報発生手段を有し、上記カメラは上記識別情報発生手段
からの識別情報に応じて上記プリンタに出力すべき画像
信号の出力態様を設定する出力態様設定手段を有するカ
メラシステムによれば、使用するプリンタの種類に対応
して常に最適な画像印字出力が得られる。
【0081】(2)光学系を介した被写体像を画像信号
に変換する撮像手段を備えたカメラと、該カメラから出
力された画像信号を入力処理して当該画像信号に係る画
像を出力印字するプリンタとから少なくとも成るカメラ
システムに適用すべきカメラであって、当該カメラに接
続された上記プリンタからのプリンタの種類を示す識別
情報に応じて上記プリンタに出力すべき画像信号の出力
態様を設定する出力態様設定手段を有するカメラでは、
プリンタの種類に応じて出力する画像信号の出力態様を
決定しているので、最適な解像度、サイズ等をもった画
像印字がプリンタに対して行なえる。
【0082】(3)光学系を介した被写体像を画像信号
に変換する撮像手段を備えたカメラと、該カメラから出
力された画像信号を入力処理して当該画像信号に係る画
像を出力印字するプリンタとから少なくとも成るカメラ
システムに適用すべきプリンタであって、当該プリンタ
に接続された上記カメラからの画像信号の出力態様を上
記カメラに対して設定するために自己の種類を示す識別
情報を供給するための識別情報発生手段を有するプリン
タは、自己の種類を示す識別情報をプリンタがカメラに
対して発生するので、最適な解像度、サイズ等をもった
画像印字が簡単に得られる。
【0083】(4)上記カメラに供給される上記識別情
報発生手段による識別情報が、当該プリンタの有効印字
能力に係る情報を含む(1)乃至(3)のカメラシステ
ムは、プリンタの有効印字能力を識別情報としてカメラ
に発生しているので、最適なサイズや解像度をもった印
字が得られる。
【0084】(5)上記カメラに供給される上記識別情
報発生手段による識別情報が、当該プリンタに使用され
る用紙のサイズに係る情報を含む(1)乃至(3)のカ
メラシステムは、プリンタの用紙サイズを識別情報とし
てカメラに発生しているので、最適な印字サイズが得ら
れる。
【0085】(6)上記カメラに供給される上記識別情
報発生手段による識別情報が、当該プリンタに使用され
る用紙の利用形態に係る情報を含む(1)乃至(3)の
カメラシステムは、プリンタの用紙の利用形態を識別情
報としてカメラに発生しているので 、最適な用紙方向
が得られる。
【0086】(7)上記カメラに供給される上記識別情
報発生手段による識別情報が、当該プリンタにおいて自
動的に発生される(1)乃至(6)のカメラシステムで
は、プリンタの識別情報が自動的にカメラに発生するの
で、複雑な操作をせずに最適な、画像印字が得られる。
【0087】(8)上記カメラに供給される上記識別情
報発生手段による識別情報が、当該プリンタに設けられ
た操作部の操作により発生される(1)乃至(6)のカ
メラシステムは、プリンタの識別情報が操作部の操作に
よりカメラに発生するので、使用者の意図通りの画像印
字が得られる。
【0088】(9)上記出力態様設定手段により設定さ
れた画像信号の出力態様が、上記プリンタの出力印字時
の主走査方向に、印字対象となる画像の縦方向または横
方向のいずれかを一致させる態様を含む(1)乃至
(3)のカメラシステムは、プリンタの主走査方向に印
字画像の縦または横を一致させているので。主走査方向
と画像の最適辺が対応し、最適な画像印字が得られる。
【0089】(10)上記出力態様設定手段により設定
された画像信号の出力態様が、当該画像の所定のアスペ
クト比を含む(1)乃至(3)のカメラシステムは、画
像信号の出力態様に所定のアスペクト比を含むので、最
適なアスペクト比をもった画像印字が得られる。
【0090】(11)上記出力態様設定手段により設定
された画像信号の出力態様が、当該画像の所定の縦サイ
ズ及び横サイズを含む(1)乃至(3)のカメラシステ
ムは、画像の出力態様が所定の縦・横サイズを含むた
め、最適な画像サイズの画像印字が得られる。
【0091】(12)上記出力態様設定手段により設定
された画像信号の出力態様が、上記プリンタの印字能力
限界値に従って決定される態様を含む(1)乃至(3)
のカメラシステムは、画像の出力態様がプリンタの印字
能力限界値により決定されるので、最大限の画像印字サ
イズが得られる。
【0092】(13)上記印字能力限界値が、非カット
紙を印字媒体として使用したプリンタの主走査方向の印
字可能な画素数である(12)のカメラシステムは、非
カット紙の主走査方向の画素数を印字能力限界値として
いるので、主走査方向に最大限の画像印字サイズが得ら
れる。
【0093】(14)上記印字能力限界値が、非カット
紙、つまりロール紙を印字媒体として使用したプリンタ
の主走査方向の印字可能な画素数であり、上記出力態様
が、該画素数に出力印字すべき当該画像の短辺方向の画
素数または長辺方向の画素数のうち何れか近い方を選択
した結果の方向と上記主走査方向とを一致させる態様で
ある(12)のカメラシステムは、非カット紙を使用し
た場合、主走査方向の画素数に近い画像の辺を選択して
いるので、用紙の節約ができる。
【0094】(15)副走査方向の印字可能な画素数
は、出力すべき当該画像のもつ所定のアスペクト比に基
づいて決定される(14)のカメラシステムでは、副走
査方向の印字画素数が出力画像のもつアスペクト比に基
づいて決定されるので、最適なアスペクト比をもった画
像印字が得られる。
【0095】(16)上記カメラは、キャラクタ情報を
発生するためのキャラクタ発生手段と、該キャラクタ情
報を画像信号と共に上記プリンタに出力する手段と、上
記出力態様設定手段により設定された画像信号の出力態
様に応じて上記キャラクタの出力態様を制御するキャラ
クタ出力制御手段とを更に有する(1)乃至(3)のカ
メラシステムは、キャラクタの出力態様をプリンタの出
力態様に応じて制御しているので、画像印字態様に応じ
た最適な形でキャラクタ印字が得られる。
【0096】(17)上記キャラクタ出力制御手段は上
記プリンタにより出力印字される画像に対して当該キャ
ラクタの印字位置を変更するよう制御する(16)のカ
メラシステムは、キャラクタ印字位置をプリンタの出力
態様に応じて制御するので、画像印字方向に合ったキャ
ラクタ印字位置が得られ、キャラクタの確認が行ないや
すくなる。
【0097】(18)上記キャラクタ出力制御手段は上
記プリンタにより出力印字される当該キャラクタの印字
サイズを変更するよう制御する(16)のカメラシステ
ムは、キャラクタ印字サイズをプリンタの出力態様に応
じて制御しているので、画像印字サイズに合ったバラン
スのとれたキャラクタサイズが得られ、キャラクタの確
認が行ない易くなる。
【0098】(19)上記カメラは、パワ−スイッチ
と、上記撮像手段からの画像信号を記録するための記録
手段と、記録開始のためのトリガ−スイッチとを更に有
し、上記パワ−スイッチと上記トリガ−スイッチとの同
時操作により記録すべき画像のコマ番号を所定の番号に
する(1)乃至(3)のカメラシステムは、パワースイ
ッチとトリガスイッチの同時操作によりコマ番号を所定
の番号にしているので、スイッチをむやみに増やすこと
なく簡単な構成となり、もって簡単な操作でコマ番号を
所定値にすることができる。
【0099】(20)上記プリンタは、出力印字すべき
画像のコマ番号を選択するための送りスイッチと戻しス
イッチを更に有し、上記送りスイッチと戻しスイッチと
の同時操作により出力印字すべき画像のコマ番号を所定
の番号にする(1)乃至(3)のカメラシステムは、送
りスイッチと戻しスイッチの同時操作により、コマ番号
を所定の番号にするので、プリンタ側でもスイッチをむ
やみに増やすことなく簡単な構成となり、もって簡単な
操作でコマ番号を所定値にすることができる。
【0100】(21)上記カメラは、上記撮像手段から
の画像信号を記録するための記録手段と、当該接続され
た上記プリンタの状態を検出するための状態検出手段
と、該状態検出手段からの出力に応じて上記画像信号の
出力順を制御する出力順序制御手段とを有する(1)乃
至(3)のカメラシステムでは、プリンタの状態により
画像の出力順を制御しているので、時間的にも電力的に
も無駄のない最適な出力シーケンスが得られる。
【0101】(22)上記状態検出手段により上記プリ
ンタが動作可能状態にあると検出された際は、上記カメ
ラから出力される画像信号は上記プリンタに入力されて
出力印字された後、上記記録手段に記録される(21)
のカメラシステムは、プリンタが動作可能状態のとき
は、プリンタに出力印字された後、記録されるので、撮
影後、最短時間で印字確認が可能となる。
【0102】(23)上記状態検出手段により上記プリ
ンタが動作不能状態にあると検出された際は、上記カメ
ラから出力される画像信号は上記記録手段に記録される
(21)のカメラシステムは、プリンタが不能状態にあ
るときは、印字動作せずに記録が行なわれるので、最短
時間で記録シーケンスが終了し、節電効果が得られる。
【0103】(24)上記プリンタは各種情報を表示す
るための表示手段を有し、該表示手段は上記カメラ側に
係る各種情報の表示を兼用する(1)乃至(3)のカメ
ラシステムは、プリンタの表示手段でカメラの各種情報
も表示できるので、カメラを小さくでき、携帯性を向上
できると共にコストも下げられる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカメラシ
ステムによれば、カメラからの画像と、プリンタ側の規
格態様に応じて適正な画像出力が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカメラシステムで用いられるカメ
ラの一例を示す構成ブロック図である。
【図2】本発明の実施例におけるロール紙等をプリント
アウト媒体として用いるラインサーマルプリンタの構成
ブロック図である。
【図3】本発明の実施例におけるレーザプリンタ等のペ
ージプリンタの構成ブロック図である。
【図4】本発明の実施例におけるカメラの動作処理手順
を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施例におけるプリンタ側のスイッ
チ、表示、カメラインターフェイスに関する動作処理手
順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施例におけるプリンタ側のスイッ
チ、表示、カメラインターフェイスに関する動作処理手
順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施例におけるプリンタ処理手順を示
すフローチャートである。
【図8】本発明の実施例におけるCCD4と5を用い画
像結合部8を介した画像処理を説明するための図であ
る。
【図9】図8で説明したようなスキャンにより取り込ま
れた全体画像例を示す図である。
【図10】各種用紙サイズと印刷可能長さ、画素の関係
等を示す図である。
【図11】A4カット紙で解像度が8DPMの場合の印
字出力例を示す図である。
【図12】A4カット紙で解像度が16DPMの場合の
印字出力例を示す図である。
【図13】A4ロール紙で解像度が8DPMの場合の印
字出力例を示す図である。
【図14】A4ロール紙で解像度が16DPMの場合の
印字出力例を示す図である。
【図15】B5カット紙で解像度が8DPMの場合の印
字出力例を示す図である。
【図16】A6のロール紙で解像度が8DPMの場合の
印字出力例を示す図である。
【符号の説明】
1 ミラー 2 光学系 3 プリズム 4,5 CCD 6 撮像部 7 A/D変換部 8 画像結合部 9 2値化部 10 システム制御部 11 スイッチ部 12 アラーム表示部 13 ミラー制御部 14 メカシャッタ制御部 15 フォーカス制御部 16 EEPROM 17 バッファメモリ制御部 18 バッファメモリ部 19 ハードディスク 20 加算部 21 キャラクタゼネレータ 22 インターフェイス部 31,41 システム制御部 32,42 プリンタ制御部 33,43 プリンタ部 34,44 LCD 35,45 スイッチ群 46 紙制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 5/91 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 H04N 5/76 - 5/956 B41J 21/00 G06F 3/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学系を介した被写体像を画像信号に変換
    する撮像手段を備えたカメラと、 該カメラから出力された画像信号を入力処理して当該画
    像信号に係る画像を出力印字するプリンタとから少なく
    とも成るカメラシステムであって、 上記プリンタは自己の種類を示す識別情報を自動的に発
    生し、上記接続されたカメラに供給するための識別情報
    発生手段を有し、 上記カメラは上記識別情報発生手段からの識別情報に応
    じて上記プリンタに出力すべき画像信号の出力態様を設
    定する出力態様設定手段を有することを特徴とするカメ
    ラシステム。
  2. 【請求項2】光学系を介した被写体像を画像信号に変換
    する撮像手段を備えたカメラと、 該カメラから出力された画像信号を入力処理して当該画
    像信号に係る画像を出力印字するプリンタとから少なく
    とも成るカメラシステムに適用すべきカメラであって、 当該カメラに接続された上記プリンタにおいて自動的に
    発生されたプリンタの種類を示す識別情報に応じて上記
    プリンタに出力すべき画像信号の出力態様を設定する出
    力態様設定手段を有することを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】光学系を介した被写体像を画像信号に変換
    する撮像手段を備えたカメラと、 該カメラから出力された画像信号を入力処理して当該画
    像信号に係る画像を出力印字するプリンタとから少なく
    とも成るカメラシステムに適用すべきプリンタであっ
    て、 当該プリンタに接続された上記カメラからの画像信号の
    出力態様を上記カメラに対して設定するために自己の種
    類を示す識別情報を自動的に発生し、上記カメラに供給
    するための識別情報発生手段を有することを特徴とする
    プリンタ。
  4. 【請求項4】上記カメラは、上記撮像手段からの画像信
    号を記録するための記録手段と、 当該接続された上記プリンタの状態を検出するための状
    態検出手段と、 該状態検出手段からの出力に応じて上記画像信号の出力
    順を制御する出力順序制御手段とを有することを特徴と
    する請求項1に記載のカメラシステム
  5. 【請求項5】上記状態検出手段により上記プリンタが動
    作可能状態にあると検出された際は、上記カメラから出
    力される画像信号は上記プリンタに入力されて出力印字
    された後、上記記録手段に記録されることを特徴とする
    請求項4に記載のカメラシステム。
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