JP3481000B2 - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP3481000B2
JP3481000B2 JP29339994A JP29339994A JP3481000B2 JP 3481000 B2 JP3481000 B2 JP 3481000B2 JP 29339994 A JP29339994 A JP 29339994A JP 29339994 A JP29339994 A JP 29339994A JP 3481000 B2 JP3481000 B2 JP 3481000B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多チャンネル仕様の自
動車電話や携帯電話などの無線通信装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話や自動車電話などの移動
体無線通信装置が盛んに使われるようになってきた。か
かる移動体無線通信装置では、同時に多くの使用者が利
用できるようにするために、多くの無線周波数チャンネ
ルを使用可能とすることが必要となる。現在、携帯電話
や自動車電話に対しては、800MHz帯の電波を使用
することができるようになっており、更に、通話チャネ
ルとしては28×2MHzの周波数帯域幅が割り当てら
れている。
【0003】しかし、最近の加入者数の増大は、都心部
などにおける回線数の確保に問題が生じており、その解
消のために、新たに800MHz帯と1.5HGz帯の
デジタル波を使用することができるようになった。そし
て、800MHz帯のデジタル波に対しては16×2M
Hzが、また1.5GHz帯のデジタル波に対しては2
4×2MHzの周波数帯域幅が通話チャネルとして割り
当てられている。
【0004】このように、無線周波数は限られた資源で
あるために、各種通信システムに対しては、むやみやた
らに無線周波数を割り当てるわけには行かない。そこ
で、移動体無線通信装置では、割り当てられた数多くの
通信チャンネルの中から使用可能なチャンネルを探索し
て、それを使用するようになっている。そして、多くの
移動体無線通信装置では、内蔵する搬送波レベル測定検
出装置によって、受信電波の電界強度を測定して、搬送
波の有無を検出することにより、使用可能なチャンネル
を探索するようになっている。
【0005】具体的には、信号の送信を開始する前に、
搬送波レベル測定検出装置によって希望するチャンネル
での搬送波の有無を検出し、そこで搬送波有りの状態が
検出された場合には、別のチャンネルに移って、繰り返
し搬送波の検出を行うようになっている。そして、搬送
波無しの状態が検出された場合には、その空きチャンネ
ルを使用して信号の送信を開始する。なお、幾つかの空
きチャネルを探索し、その中からランダムに候補チャネ
ルを選択して送信を行うようにしている場合もある。
【0006】一方、受信を行うときには、搬送波レベル
測定検出装置によって搬送波有りの状態が検出された場
合に、受信信号のIDコード(Identification Code,即
ち識別コードのこと)等を調べ、希望するIDであると
きに、通信状態に入るようになっている。また、搬送波
レベル測定検出装置によって搬送波無しの状態が検出さ
れた場合には、別のチャンネルに移って、繰り返し搬送
波の検出を行うようになっている。
【0007】上記搬送波レベル検出装置は、受信アンテ
ナの入力信号強度を検出するものであって、通常、RS
SI(Receiving Signal Strength Indicator)と呼ば
れている。最近の無線用高周波復調ICには、このRS
SI機能を内蔵したものが多いが、その検出結果は、中
間周波数(IF)の強度に応じた電流の形で以てIC出
力されるようになっている。なお、実際には抵抗等を用
いて、かかる電流出力を電圧出力(RSSI電圧とい
う)に変換して利用するようになっている。
【0008】即ち、かかるRSSI電圧は、更に、ある
一定の閾値を持つ電圧比較器で電圧比較され、その比較
結果が、受信希望周波数の電波のアンテナ端子入力強度
に応じて2値化されるようになっている。例えば、電圧
比較器における閾値が、アンテナ端子において−90d
Bmに相当する値に設定されている場合であると、電圧
比較器の出力は、入力強度が−90dBmより高いとき
にはハイレベル出力となり、低いときにはロ−レベル出
力となる。従って、電圧比較器の出力がローレベル出力
であれば、受信希望周波数の電波のアンテナ端子入力強
度は−90dBm以下であることになり、また、ハイレ
ベル出力であれば、アンテナ端子入力強度は−90dB
m以上となる。
【0009】また、上記電圧比較器の閾値は、最近では
マイクロプロセッサコントローラによって自由に設定す
ることができるようになっており、アンテナ端子入力強
度については、普通−20dBm〜−100dBm程度
の必要な範囲内において測定できるようになっている。
そして、移動体無線通信方式では、かかる閾値を夫々の
通信方式に合わせて設定することによって、受信希望チ
ャンネルが現在使用中であるか、或いは空きチャンネル
であるかの検出を行うようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た空きチャンネル検索方法では、アンテナ入力がない時
や、夫々の無線通信方式で定義されている空きチャンネ
ルレベル以下のアンテナ入力しかない時には、上記RS
SIを使用する場合、その検出レベルが最低値となる
か、或いは、空きチャンネルの定義レベルに相当する値
を示すことになる。
【0011】また、かかるRSSIは、一般的には、高
周波エンベロープをAM検波する方式でアンテナ端子入
力レベルを表示するようになっている。従って、アンテ
ナ端子入力強度の変化速度に対する応答速度はかなり遅
い。このため、最近の、特に全世界的な規模で普及が進
みつつあるディジタル移動体通信方式において採用され
ているTDD(Time Division Duplex,即ち、時分割双
方向伝送のこと)スロットの短い時間(625μsec
〜約6msec)内では、十分に正確な値を示すことは
かなり困難であると言わざるを得ない。
【0012】一方、復調回路からの出力については、上
記のようにアンテナ入力がない時や、或いは、夫々の無
線通信方式で定義されている空きチャンネルレベル以下
のアンテナ入力しかない時には、無秩序な雑音出力波形
となっている。そして、かかる復調回路に続くディジタ
ル復調回路においては、その雑音波形に追従して、動作
する必要のないクロック再生動作を行っている。このよ
うな無駄な回路動作は、特に、携帯型の移動体無線通信
装置にとっては、電源電池の無駄使いとなって、使用可
能時間を短くしてしまう原因の一つとなっている。
【0013】本発明は、かかる現状に鑑みてなされたも
のであり、応答速度の遅いRSSIに代わって、アンテ
ナ端子入力の有無を即座に検出できる信号を発生させる
ことにより、空きチャネルの検出を行い、不要な回路動
作を即座に停止して、電池寿命を延ばすことを可能とな
す無線通信装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本請求項1に記載の発明は、スーパヘテロダイン方
式の無線通信装置であって、受信無線信号から合成され
た中間周波数信号に対して、該中間周波数信号と略同一
の周波数を有する無変調信号を混合器によって混合した
後、受信周波数における受信信号レベルが、アンテナの
受信感度以上であるときに、受信信号の中間周波数信号
をそのまま取り出し、受信周波数における受信信号レベ
ルが、アンテナの受信感度を下回るときに、前記無変調
信号を取り出す中間周波数信号再取り出し手段と、前記
中間周波数信号再取り出し手段に対して、前記無変調信
号を供給するものであって、前記中間周波数信号と略同
一の周波数信号を発振する固定の周波数発振手段と、こ
の固定の周波数発振手段の周波数信号を減衰して、前記
中間周波数信号の信号レベルを決定する減衰量可変の信
号減衰手段とよりなる無変調信号供給手段と、前記信号
減衰手段から出力される信号を、前記混合器の出力端子
における受信感度レベルに等しい前記混合器の前段の出
力と同一レベルに 制御して前記混合器に入力するよう前
記信号減衰手段を制御する制御手段と、受信周波数にお
ける復調出力波形より、受信信号の有無を検出する受信
信号有無検出手段と、前記受信信号有無検出手段によっ
て、受信信号無し状態が検出された場合に、復調出力の
信号処理を停止させ、受信信号有り状態が検出された場
合に、復調出力の信号処理を行わせてその解読を行う制
御手段とを備えていることを特徴としている。
【0015】また、請求項に記載の発明は、スーパヘ
テロダイン方式の無線通信装置であって、受信周波数に
おける中間周波数信号を合成する前段において、受信し
た無線周波数信号に対して、該無線周波数信号と略同一
の周波数を有する無変調信号を混合器によって混合した
後、受信信号レベルが、アンテナの受信感度以上である
ときに、受信した無線周波数信号をそのまま取り出し、
受信信号レベルが、アンテナの受信感度を下回るとき
に、前記無変調信号を取り出す無線周波数信号再取り出
し手段と、前記無線周波数信号再取り出し手段に対し
て、前記無変調信号を供給するものであって、前記無線
周波数信号と略同一の周波数となる無変調時における送
信周波数信号を取り出す送信周波数信号取り出し手段
と、前記送信周波数信号を減衰して、前記無線周波数信
号の信号レベルを決定する減衰量可変の信号減衰手段と
よりなる無変調信号供給手段と、前記信号減衰手段から
出力される信号を、前記混合器の出力端子における受信
感度レベルに等しい前記混合器の前段の出力と同一レベ
ルに制御して前記混合器に入力するよう前記信号減衰手
段を制御する制御手段と、受信周波数における復調出力
波形より、受信信号の有無を検出する受信信号有無検出
手段と、前記受信信号有無検出手段によって、受信信号
無し状態が検出された場合に、復調出力の信号処理を停
止させ、受信信号有り状態が検出された場合に、復調出
力の信号処理を行わせてその解読を行う制御手段とを備
えていることを特徴とする。
【0016】また、本請求項に記載の発明は、ダブル
スーパヘテロダイン方式の無線通信装置であって、受信
無線信号から合成された第2中間周波数信号に対して、
該第2中間周波数信号と略同一の周波数を有する無変調
信号を混合器によって混合した後、受信周波数における
受信信号レベルが、アンテナの受信感度以上であるとき
に、受信信号の第2中間周波数信号をそのまま取り出
し、受信周波数における受信信号レベルが、アンテナの
受信感度を下回るときに、前記無変調信号を取り出す第
2中間周波数信号再取り出し手段と、前記第2中間周波
数信号再取り出し手段に対して、前記無変調信号を供給
するものであって、前記第2中間周波数信号と略同一の
周波数信号を発振する固定の周波数発振手段と、この固
定の周波数発振手段の出力である周波数信号を減衰し
て、前記第2中間周波数信号の信号レベルを決定する減
衰量可変の信号減衰手段とよりなる無変調信号供給手段
と、前記信号減衰手段から出力される信号を、前記混合
器の出力端子における受信感度レベルに等しい前記混合
器の前段の出力と同一レベルに制御して前記混合器に入
力するよう前記信号減衰手段を制御する制御手段と、
信周波数における復調出力波形より、受信信号の有無を
検出する受信信号有無検出手段と、前記受信信号有無検
出手段によって、受信信号無し状態が検出された場合
に、復調出力の信号処理を停止させ、受信信号有り状態
が検出された場合に、復調出力の信号処理を行わせてそ
の解読を行う制御手段とを備えていることを特徴とす
る。
【0017】
【作用】上記請求項1にかかる発明の構成によれば、ス
ーパヘテロダイン方式の無線通信装置において、中間周
波数信号再取り出し手段によって、受信周波数において
合成された中間周波数信号に対して、該中間周波数信号
と略同一の周波数を有する無変調信号が混合され、再
度、中間周波数信号として取り出される。前記中間周波
数信号再取り出し手段では、受信周波数における受信信
号レベルが、アンテナの受信感度以上であるときには、
受信信号の中間周波数信号がそのまま取り出され、受信
周波数における受信信号レベルが、アンテナの受信感度
を下回るときには、前記無変調信号が取り出されるよう
になっている。
【0018】この場合、無変調信号供給手段によって、
前記中間周波数信号再取り出し手段に対し、前記無変調
信号が供給されるようになっている。前記無変調信号供
給手段は、前記中間周波数信号と略同一の周波数信号を
発振する固定の周波数発振手段と、この固定の周波数発
振手段の出力である周波数信号を減衰して、前記中間周
波数信号の信号レベルを決定する減衰量可変の信号減衰
手段とから構成されている。
【0019】また、受信信号有無検出手段によって、受
信周波数における復調出力波形を元にして、受信信号の
有無が検出される。そして、前記受信信号有無検出手段
が受信信号無し状態を検出した場合には、制御手段によ
って、復調出力の信号処理が停止され、また、前記受信
信号有無検出手段が受信信号有り状態を検出した場合に
は、復調出力の信号処理が行われて、その解読が行われ
る。
【0020】また、上記請求項にかかる発明の構成に
よれば、スーパヘテロダイン方式の無線通信装置におい
て、無線周波数信号再取り出し手段によって、受信周波
数における中間周波数信号を合成する前段にて、受信し
た無線周波数信号に対して、該無線周波数信号と略同一
の周波数を有する無変調信号が混合され、再度、無線周
波数信号として取り出される。前記無線周波数信号再取
り出し手段では、受信信号レベルが、アンテナの受信感
度以上であるときに、受信した無線周波数信号がそのま
ま取り出され、受信信号レベルが、アンテナの受信感度
を下回るときに、前記無変調信号が取り出されるように
なっている。
【0021】この場合、無変調信号供給手段によって、
前記無線周波数信号再取り出し手段に対して、前記無変
調信号が供給されるようになっている。前記無変調信号
供給手段は、前記無線周波数信号と略同一の周波数とな
る無変調時における送信周波数信号を取り出す送信周波
数信号取り出し手段と、前記送信周波数信号を減衰し
て、前記無線周波数信号の信号レベルを決定する減衰量
可変の信号減衰手段と、から構成されている。
【0022】また、受信信号有無検出手段によって、受
信周波数における復調出力波形を元にして、受信信号の
有無が検出される。そして、前記受信信号有無検出手段
が受信信号無し状態を検出した場合には、制御手段によ
って、復調出力の信号処理が停止され、また、前記受信
信号有無検出手段が受信信号有り状態を検出した場合に
は、復調出力の信号処理が行われて、その解読が行われ
る。
【0023】また、上記請求項にかかる発明の構成に
よれば、ダブルスーパヘテロダイン方式の無線通信装置
において、第2中間周波数信号再取り出し手段によっ
て、受信周波数において合成された第2中間周波数信号
に対して、該第2中間周波数信号と略同一の周波数を有
する無変調信号を混合され、再度、第2中間周波数信号
として取り出される。前記第2中間周波数信号再取り出
し手段では、受信周波数における受信信号レベルが、ア
ンテナの受信感度以上であるときに、合成された受信信
号の第2中間周波数信号がそのまま取り出され、受信周
波数における受信信号レベルが、アンテナの受信感度を
下回るときに、前記無変調信号が取り出されるようにな
っている。
【0024】この場合、無変調信号供給手段によって、
前記第2中間周波数信号再取り出し手段に対して、前記
無変調信号が供給されるようになっている。前記無変調
信号供給手段は、前記第2中間周波数信号と略同一の周
波数信号を発振する固定の周波数発振手段と、前記周波
数発振手段の発振した周波数信号の緩衝増幅を行う緩衝
増幅手段と、前記緩衝増幅手段によって緩衝増幅された
周波数信号を減衰して、前記第2中間周波数信号の信号
レベルを決定する減衰量可変の信号減衰手段と、から構
成されている。
【0025】また、受信信号有無検出手段によって、受
信周波数における復調出力波形を元にして、受信信号の
有無が検出される。そして、前記受信信号有無検出手段
が受信信号無しと検出した場合には、制御手段によっ
て、復調出力の信号処理が停止され、また、前記受信信
号有無検出手段が受信信号有りと検出した場合には、復
調出力の信号処理が行われて、その解読が行われるよう
になっている。
【0026】以上の結果、空きチャネルを検索するキャ
リアセンスの際、1つの受信チャネルに受信信号が有る
場合には、復調出力は変調成分を含んだアナログ電圧波
形となり、また、同チャネルに受信信号が無い場合に
は、無信号状態となって、一定電圧の平坦な波形とな
る。従って、この復調出力の波形を検出することによっ
て、即座に受信チャネルにおける受信信号の有無が検出
される。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い具体的
に説明する。図1は、本発明の第1の実施例にかかるデ
ジタル無線通信装置における送受信回路構成を示すブロ
ック図であって、FSK方式のデジタル無線通信装置と
なっている。従って、送受信共同一周波数の搬送波を使
用して、TDD方式による双方向通信が行われるように
なっている。そして、上段部のブロック構成が受信回路
を、中段部のブロック構成が送受信共通回路を、そし
て、下段部のブロック構成が送信回路を夫々示してい
る。
【0028】次に、この送受信回路の構成をその動作と
共に説明する。まず、受信回路では、アンテナ1→送受
信フィルタ2→アンテナスイッチ3→入力増幅器4→受
信フィルタ5→RF(高周波)増幅器6を経て、受信し
た高周波信号だけが取り出されるようになっている。次
に、図中、一点鎖線で囲む内部の構成をとるPLLシン
セサイザ回路P(なお、ここでは、周波数変調器を兼ね
ている)におけるVCO(Voltage Controled Oscilato
r,即ち、電圧制御発振器のことである)21から供給さ
れる混合用の基準周波数信号(即ち、受信チャネルを選
ぶための周波数信号である)が混合器7に入力されて
第1段目の周波数混合が行われ(即ち、トランジスタの
非直線部分を使って発生する周波数スペクトラムの差分
のみが取り出される)、更に、第一IF(中間周波数)
フィルタ8→第一IF増幅器9(フィルタの通過損
失でレベルの低下した出力を増幅するために設けられて
いる)を経て、第一中間周波数信号(第一IF信号)が
取り出されるようになっている。
【0029】続いて、取り出された第一IF信号は、混
合器10→第一IFフィルタ11→第一IF増幅器
12を経て、混合器13に入力され、そこで、固定
周波数発振器18から供給される混合用周波数信号と
第2段目の周波数混合が行われ、第二IFフィルタを
経て、第二中間周波数信号(第二IF信号)が取り出さ
れるようになっている。なお、混合器10と、第一I
Fフィルタ11と、第一IF増幅器12は、本発明
に特有の回路構成の一部となっており、その詳細につい
ては後述する。
【0030】更に、取り出された第二IF信号は、リミ
ッタ増幅器15で振幅調整され、復調器16で復調され
た後、音声又は非音声信号の受信処理装置17において
波形整形器でアナログ波形からデジタル信号に変換さ
れ、アナログ音声信号又はデジタル非音声信号(データ
信号)として処理された後、出力されるようになってい
る。また、データ信号の場合には必要とする装置へ更に
入力されるようになっている。
【0031】また、取り出された第二IF信号は、搬送
波検出器19で搬送波の電界強度(信号レベル)が測定
されて搬送波有無の検出が行われ、更に、レベル比較器
20で信号レベルが所定の閾値と比較される。そして、
その比較結果は、この送受信回路全体を制御する制御装
置26に入力されるようになっている。制御装置26
は、信号処理装置となっており、ここでは、音声又は非
音声信号の受信処理装置17、PLLシンセサイザ回路
Pにおける分周器及び位相比較器24に対するシンセサ
イザデータの供給、可変減衰器31(後述する)、そし
て、表示及び操作・指示装置27(スイッチをオンオフ
する等のユーザ行為によって、制御装置26を操作した
り、各種必要事項の表示を行うようになっている)、ま
た、図示しない電源供給回路による送受信期間における
電源供給の切り替え等の制御を行うようになっている。
【0032】また、PLLシンセサイザ回路Pでは、P
LL基準信号発生器25から供給される基準信号を、分
周器及び位相比較器24において、VCO21から戻さ
れた出力の分周信号との位相比較を行い、その比較結果
をローパスフィルタ(LPF)23→混合器22を
通して、VCO21に対する周波数調整のための電圧制
御信号として供給している。そして、VCO21より、
受信及び送信周波数選択用の周波数信号が、混合器7
と混合器34へ供給されるようになっている。
【0033】一方、送信回路では、この実施例ではFS
Kデジタル方式なので、入力された音声又は非音声信号
が、音声又は非音声信号送信処理装置28でアナログ信
号からデジタル信号に変換され、また、送信データの場
合には、そのデータが処理され、更に、緩衝増幅器2
9→ローパスフィルタ(LPF)30でその搬送波周
波数に対する偏移度成分を加えられた形で、PLLシン
セサイザ回路Pにおける混合器22に入力されるよう
になっている。そして、混合器22でローパスフィル
タ(LPF)23からの信号と混合されることによ
り、変調成分を含んだ形の制御信号となってVCO21
を制御するようになっている。
【0034】続いて、VCO21によって希望周波数に
調整された変調信号は、混合器34に入力され、そこ
で固定周波数発振器33から供給される第一中間周波
数と等しい混合用周波数信号と混合されて送信周波数信
号に変換される。更に、送信前置増幅器35→送信フィ
ルタ36→送信増幅器37→アンテナスイッチ3→送受
信フィルタ2を経て、アンテナ1より通信対向器へ向け
て、送信信号が送出される。
【0035】次に、上述した受信回路における混合器
10と、第一IFフィルタ11と、第一IF増幅器
12の機能について説明する。それらの回路構成を含
む、図中、破線で囲む内部の回路構成は、本発明に特有
のものである。そして、上述した送信回路における固定
周波数発振器33からは、緩衝増幅器32に対して
も、その発振した固定周波数信号が入力されるようにな
っており、更に、可変減衰器31を通って、混合器1
0に供給されるようになっている。
【0036】ここで、可変減衰器31は、受信回路にお
ける4〜9の各回路ブロックにおけるゲイン調整を行う
ために設けられているが、制御装置26によって、固定
周波数発振器33から発振される周波数信号のレベル
を制御して、混合器10へ供給することにより、例え
ば、到来電波が微弱であって、通常は、無信号レベルと
みなされるような場合であっても、該到来電波を受信で
きるようにすることが可能である。その結果、使えるチ
ャネルの選択範囲を広くすることも可能となる。
【0037】そして、かかる可変減衰器31は、制御装
置26によって、次のように制御されるようになってい
る。即ち、固定周波数発振器33の発振する周波数信
号は、第一IF信号とほぼ同じ周波数の信号となってい
る。そこで、可変減衰器31から出力される信号を、混
合器10の出力端子における受信感度レベルに等しい
第一IF増幅器9の出力と同一レベルに制御して混合
器10に入力させる。
【0038】このようにしたとき、第一IF増幅器9
からの信号と可変減衰器31からの信号は、混合器1
0で混合されるが、相対的に第一IF増幅器9からの
信号レベルが、可変減衰器31の出力レベルより大きい
場合には、第一IF増幅器9からの信号が優勢な状態
で以て混合器10から出力される。逆に、第一IF増
幅器9からの信号が、可変減衰器31の出力レベルよ
りも小さい場合には、可変減衰器31の出力が優勢な状
態で以て混合器10から出力される。
【0039】この結果、アンテナ1から受信信号が入力
された場合には、受信信号(即ち、変調された信号であ
る)が、混合器10→第一IFフィルタ11→第一
IF増幅器12をそのまま通過して、混合器13に
入力されるが、受信信号が無い場合や、微弱電波である
場合には、可変減衰器31からの出力信号(即ち、無変
調信号である)が、混合器10→第一IFフィルタ
11→第一IF増幅器12を通過して、混合器13
に入力されることになる。そして、夫々の場合における
復調調信号は、次の図2に示すような波形となる。
【0040】図2は、図1に示す復調器16において、
アンテナ端子入力された無線信号の強度に応じて出力さ
れる復調信号の波形を示す模式図である。図で示すよう
に、受信希望チャンネルにおいて、アンテナ端子に受信
感度レベル以上の電界強度を持つ電波の入力ある時に
は、アンテナ端子入力信号が復調(FM検波)されるの
で、変調成分を含んだ様々に変化する復調信号が復調器
から出力される(図中、長方形の枠で以て、様々な復調
アナログ波形を省略して示している)。
【0041】これに対して、アンテナ端子に受信感度レ
ベル以下の電界強度を持つ電波の入力があるか、或いは
全く入力がない時には、固定周波数発振器33及び固
定周波数発振器18からの無変調の周波数信号が混合
されて復調器16に入ってくるため、復調出力は変調信
号のFM検波となり、平坦な一定レベルの電圧波形とな
る。
【0042】図3は、図1に示す制御装置26で行われ
るキャリアセンス時の制御を示すフローチャートであ
る。先ず、チャネル選択用のPLLシンセサイザ回路P
をNch(チャネル番号Nのチャネル)に設定し(S
1)、受信回路を動作させる(S2)。次に、復調器1
6の出力が一定レベルであるか否かを調べ(S3)、一
定レベルである場合(S3においてYesの場合)に
は、設定したNchを未使用チャネルとしてマークをつ
け(S4)、音声又は非音声信号受信処理装置17にお
ける信号処理を停止させる。続いて、ステップS9の処
理に移行する。
【0043】また、ステップS3においてNoの場合、
即ち、復調器16の出力が一定レベルで無い場合には、
設定したNchを使用中のチャネルとしてマークをつけ
(S5)、音声又は非音声信号受信処理装置17にて解
読、例えば、ID等の検査等を行わせる(S6)。続い
て、呼び出しがあった場合(S7においてYesの場
合)には、リンク確立を行い(S8)、上記一連の動作
を停止し、次なる通信動作に移行する。また、呼び出し
が無い場合(S7においてNoの場合)には、チャネル
番号Nが最大値で無い場合(S9においてNoの場
合)、N=N+1とおいて次なるチャネルを設定し(S
11)、ステップS3の処理に移行する。また、チャネ
ル番号Nが最大値である場合(S9においてYesの場
合)には、N=1とおいて(S10)、同じくステップ
S3の処理に移行する。
【0044】図4は、本発明の第2の実施例にかかるデ
ジタル無線通信装置における送受信回路構成を示すブロ
ック図である。なお、図1に示す同じ回路ブロックにつ
いては、同じ番号を付して示している。この回路構成の
特徴は、図中、破線で囲む内部の回路構成を設けた点に
あり、その機能については、図1で説明したものと略同
じ機能を有している。しかし、ここでは、PLLシンセ
サイザ回路PにおけるVCO21から混合器10へ、
チャネル選択用として周波数信号を供給する前の段階に
おいて、RF増幅器6の出力信号(即ち、受信した無線
周波数信号である)に対し、混合器110→RFフィル
タ111→RF増幅器112の処理を行うようになって
いる点に第1の特徴がある。また、送信フィルタ36の
出力信号(即ち、送信する無線周波数信号であるが、こ
の場合には、受信期間に発振されるVCO21からの信
号が元になっているので、無変調信号となっている)を
緩衝増幅器32に入力している点に第2の特徴があ
る。
【0045】このように回路を構成したことにより、受
信した無線周波数信号と略同じ周波数を有する無変調信
号が混合器110に供給されるため、アンテナ1に入力
信号があるか否かの検出が、先述したのと同様にして、
復調器16の出力波形によって即座に行われる。図5
は、本発明の第3の実施例にかかるデジタル無線通信装
置における送受信回路構成を示すブロック図である。な
お、図1に示す同じ回路ブロックについては、同じ番号
を付して示している。
【0046】この回路構成の特徴も、図中、破線で囲む
内部の回路構成を設けた点にあり、その機能について
は、図1で説明したものと略同じ機能を有している。し
かし、ここでは、通常のダブルスーパヘテロダイン受信
と同じようにして第二中間周波数信号を得た後、該第二
中間周波数信号に対して、混合器210→第二IFフィ
ルタ211→第二IF増幅器212の処理を行うように
なっている点に第1の特徴がある。また、緩衝増幅器
32に対しては、該第二中間周波数信号と略同一の周波
数信号を発振する固定周波数発振器330を設けてい
る点に第2の特徴がある。
【0047】このように回路を構成したことにより、得
られた第二中間周波数信号と略同じ周波数を有する無変
調信号が混合器210に供給されるため、アンテナ1に
入力信号があるか否かの検出が、先述したのと同様にし
て、復調器16の出力波形によって即座に行われる。
【0048】
【発明の効果】以上の本発明によれば、キャリアセンス
時において、アンテナ端子入力があるか否かを即座に検
出することができるようになる。このためアンテナ端子
入力が無い場合には、復調出力を信号処理する必要が無
いので、そこでの不要なクッロク再生動作等を即座に停
止させることができるようになる。携帯型無線通信装置
の場合には、無駄な電流消費を無くすことが可能とな
り、電池寿命を延ばし、使用可能時間を長くすることが
可能となる。
【0049】また、アンテナ端子入力がある場合には、
従来のように、RSSIによる搬送波検出する場合に比
べ、より速く通信回路の確立を行うことが可能となり、
大変使い勝手が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例にかかるデジタル無線通
信装置における送受信回路構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示す復調器16において、アンテナ端子
入力された無線信号の強度に応じて出力される復調信号
の波形を示す模式図である。
【図3】図1に示す制御装置26で行われるキャリアセ
ンス時の制御を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例にかかるデジタル無線通
信装置の送受信回路構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施例にかかるデジタル無線通
信装置の送受信回路構成を示すブロックである。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 送受信フィルタ 3 アンテナスイッチ 4 入力増幅器 5 受信フィルタ 6 RF増幅器 7 混合器 8 第一IFフィルタ 9 第一IF増幅器 10 混合器 11 第一IFフィルタ 12 第一IF増幅器 13 混合器 14 第二IFフィルタ 15 リミッタ増幅器 16 復調器 17 音声または非音声信号受信処理装置 18 固定周波数発振器 19 搬送波検出器 20 レベル比較器 21 VCO 22 混合器 23 ローパスフィルタ 24 分周器及び位相比較器 25 PLL基準信号発生器 26 制御装置 27 表示及び操作・指示装置 28 音声または非音声信号送信処理装置 29 緩衝増幅器 30 ローパスフィルタ 31 可変減衰器 32 緩衝増幅器 33 固定周波数発振器 34 混合器 35 送信前置増幅器 36 送信フィルタ 37 送信増幅器 110 混合器 111 RFフィルタ 112 RF増幅器 210 混合器 211 RFフィルタ 212 RF増幅器 330 固定周波数発振器 P PLLシンセサイザ回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/10 H04B 1/26 H04B 17/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スーパヘテロダイン方式の無線通信装置
    であって、 受信無線信号から合成された中間周波数信号に対して、
    該中間周波数信号と略同一の周波数を有する無変調信号
    混合器によって混合した後、受信周波数における受信
    信号レベルが、アンテナの受信感度以上であるときに、
    受信信号の中間周波数信号をそのまま取り出し、受信周
    波数における受信信号レベルが、アンテナの受信感度を
    下回るときに、前記無変調信号を取り出す中間周波数信
    号再取り出し手段と、 前記中間周波数信号再取り出し手段に対して、前記無変
    調信号を供給するものであって、前記中間周波数信号と
    略同一の周波数信号を発振する固定の周波数発振手段
    と、この固定の周波数発振手段の周波数信号を減衰し
    て、前記中間周波数信号の信号レベルを決定する減衰量
    可変の信号減衰手段とよりなる無変調信号供給手段と、前記信号減衰手段から出力される信号を、前記混合器の
    出力端子における受信感度レベルに等しい前記混合器の
    前段の出力と同一レベルに制御して前記混合器に入力す
    るよう前記信号減衰手段を制御する制御手段と、 受信周波数における復調出力波形より、受信信号の有無
    を検出する受信信号有無検出手段と、 前記受信信号有無検出手段によって、受信信号無し状態
    が検出された場合に、復調出力の信号処理を停止させ、
    受信信号有り状態が検出された場合に、復調出力の信号
    処理を行わせてその解読を行う制御手段と、 を備えていることを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 スーパヘテロダイン方式の無線通信装置
    であって、 受信周波数における中間周波数信号を合成する前段にお
    いて、受信した無線周波数信号に対して、該無線周波数
    信号と略同一の周波数を有する無変調信号を混合器によ
    って混合した後、受信信号レベルが、アンテナの受信感
    度以上であるときに、受信した無線周波数信号をそのま
    ま取り出し、受信信号レベルが、アンテ ナの受信感度を
    下回るときに、前記無変調信号を取り出す無線周波数信
    号再取り出し手段と、 前記無線周波数信号再取り出し手段に対して、前記無変
    調信号を供給するものであって、前記無線周波数信号と
    略同一の周波数となる無変調時における送信周波数信号
    を取り出す送信周波数信号取り出し手段と、前記送信周
    波数信号を減衰して、前記無線周波数信号の信号レベル
    を決定する減衰量可変の信号減衰手段とよりなる無変調
    信号供給手段と、前記信号減衰手段から出力される信号を、前記混合器の
    出力端子における受信感度レベルに等しい前記混合器の
    前段の出力と同一レベルに制御して前記混合器に入力す
    るよう前記信号減衰手段を制御する制御手段と、 受信周波数における復調出力波形より、受信信号の有無
    を検出する受信信号有無検出手段と、 前記受信信号有無検出手段によって、受信信号無し状態
    が検出された場合に、復調出力の信号処理を停止させ、
    受信信号有り状態が検出された場合に、復調出力の信号
    処理を行わせてその解読を行う制御手段と、 を備えていることを特徴とする無線通信装置。
  3. 【請求項3】 ダブルスーパヘテロダイン方式の無線通
    信装置であって、 受信無線信号から合成された第2中間周波数信号に対し
    て、該第2中間周波数信号と略同一の周波数を有する無
    変調信号を混合器によって混合した後、受信周波数にお
    ける受信信号レベルが、アンテナの受信感度以上である
    ときに、受信信号の第2中間周波数信号をそのまま取り
    出し、受信周波数における受信信号レベルが、アンテナ
    の受信感度を下回るときに、前記無変調信号を取り出す
    第2中間周波数信号再取り出し手段と、 前記第2中間周波数信号再取り出し手段に対して、前記
    無変調信号を供給するものであって、前記第2中間周波
    数信号と略同一の周波数信号を発振する固定の周波数発
    振手段と、この固定の周波数発振手段の出力である周波
    数信号を減衰して、前記第2中間周波数信号の信号レベ
    ルを決定する減衰量可変の信号減衰手段とよりなる無変
    調信号供給手段と、 前記信号減衰手段から出力される信号を、前記混合器の
    出力端子における受信 感度レベルに等しい前記混合器の
    前段の出力と同一レベルに制御して前記混合器に入力す
    るよう前記信号減衰手段を制御する制御手段と、 受信周
    波数における復調出力波形より、受信信号の有無を検出
    する受信信号有無検出手段と、 前記受信信号有無検出手段によって、受信信号無し状態
    が検出された場合に、復調出力の信号処理を停止させ、
    受信信号有り状態が検出された場合に、復調出力の信号
    処理を行わせてその解読を行う制御手段と、 を備えていることを特徴とする無線通信装置。
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