JP3462518B2 - 波長測定装置 - Google Patents

波長測定装置

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JP3462518B2
JP3462518B2 JP02431993A JP2431993A JP3462518B2 JP 3462518 B2 JP3462518 B2 JP 3462518B2 JP 02431993 A JP02431993 A JP 02431993A JP 2431993 A JP2431993 A JP 2431993A JP 3462518 B2 JP3462518 B2 JP 3462518B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被測定光の波長分布を
検出する波長測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光波の周波数領域におけるパラメータの
一つに波長分布がある。この波長分布を測定する測定装
置には、従来よりプリズムや回折格子(グレーティン
グ)などの分散形分光器が用いられていた。分散形分光
器は、波長によって像のできる位置を変えることにより
測定するもので、図5(a)に示すリトロー形プリズム
モノクロメータ、図5(b)に示すツェルニーターナー
形モノクロメータなどがある。これらは、入力スリット
からの光を、レンズや凹面鏡などのコリメータにより、
プリズムや回折格子に照射し、反射または回折光の内、
特定波長の光を出口スリットを通して検出する。構造が
比較的簡単で取扱い易いため、最近では光ファイバ用に
光波長検出器や光スペクトルアナライザに利用されてい
る。
【0003】その他の従来の分光器の構成については、
文献「G.Kh.Kitaeva et al. Preprint submitted to Ph
ysical Review A. p.1〜p.11」に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
分散形分光器を用いた波長測定装置は、分光媒質および
検出器により使用波長が制限されるといった問題があっ
た。また、分散形分光器に入射した被測定光は波長分布
の検出に利用できるだけで、この被測定光を別の受信器
に送信するといったような他用途には利用できなかっ
た。
【0005】本発明は、これらの問題を解決することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の波長測定装置は、非線形光学特性を有する
光学素子と、この光学素子に励起光を照射してパラメト
リック発光を起こさせるレーザ光源と、レーザ光源から
の励起光の照射によって光学素子から出射する2本のパ
ラメトリック発生光のうち一方の発生光の光軸に一致さ
せて被測定光を光学素子に入射させるレーザ光源側に備
えられた光学手段と、光学素子からの2本のパラメトリ
ック発生光のうち他方の発生光を入射し、発生光の出射
角を検出する検出手段とを備え、検出手段で検出した出
射角に基づいて被測定光の波長を検出することを特徴と
する。
【0007】ここで、レーザ光源は波長可変レーザであ
ってもよい。また測定手段は、ホトダイオードアレイ、
ストリークカメラ、または空間光変調器であってもよ
い。さらに光学手段と光学素子の間にチョッパーを配置
していてもよい。
【0008】
【作用】本発明の波長測定装置によれば、レーザ光源か
らの励起光を光学素子に照射させることによって発生す
る2本のパラメトリック発生光の内、少なくとも一方の
発生光の光軸に一致させて被測定光を光学素子に入射さ
せると、パラメトリック増幅された被測定光の情報を持
った2本のパラメトリック増幅光が、パラメトリック発
生光の発生方向と近似する波長に応じた方向に出力され
る。これらの増幅光の内いずれか一方の増幅光の出射角
を検出手段で検出することにより、被測定光の波長分布
を測定することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、添付図面
を参照して説明する。図1は、本実施例に係る波長測定
装置の構成を示すブロック図である。同図より、本実施
例の波長測定装置は、非線形光学特性を有する非線形光
学素子10と、非線形光学素子10にパラメトリック発
生を起こさせるための波長λpのレーザ光11を照射す
るレーザ装置12と、レーザ光11を非線形光学素子1
0に集光させる集光レンズ13とを備える。また、被測
定光14をコリメートして非線形光学素子10に入射さ
せるコリメート用レンズ15と、レーザ光11の照射に
よって非線形光学素子10から出射する波長λd、λs
の2本の自然放出パラメトリック発生光16、17の
内、パラメトリック発生光16の入射位置を検出する検
出器18と、検出器18からの信号を演算する演算器1
9とを備えている。ここで、レーザ光11、被測定光1
4、およびパラメトリック発生光16、17は同一平面
上にあるものとする。
【0010】本実施例では、波長λsの被測定光14を
パラメトリック発生光17と光軸を一致させて入射して
いる。この入射によって、G倍(Gはパラメトリック増
幅のゲイン)にパラメトリック増幅された被測定光14
の情報を持ったパラメトリック増幅光27が、パラメト
リック発生光17と同一方向に出力される。また、パラ
メトリック発生光16の方向には、(G−1)倍にパラ
メトリック増幅された被測定光14の情報を持ったパラ
メトリック増幅光26が出力される。パラメトリック増
幅光26の出射角は検出器18で検出され、検出結果が
演算器19に送られる。演算器19ではこの検出結果を
用いて、次に示す原理に基づいた演算を行う。
【0011】ここで、演算器19で演算を行う際の原理
を図2を用いて説明する。同図に示すように、レーザ光
11の光軸とパラメトリック増幅光26の角度を、非線
形光学素子10内部ではθdi、外部ではθdeとする。同
様に、レーザ光11の光軸とパラメトリック増幅光27
の角度を、非線形光学素子10内部ではθsi、外部では
θseとする。また、非線形光学素子10の屈折率を、
【0012】
【数1】
【0013】とすると、運動量保存の法則より、
【0014】
【数2】
【0015】となる。結晶角をθとすると、
【0016】
【数3】
【0017】となる。また、エネルギー保存の法則によ
り、
【0018】
【数4】
【0019】となる。さらに、屈折の法則により、
【0020】
【数5】
【0021】となる。
【0022】増幅特性については、被測定光14の光子
数をNs、パラメトリック増幅光26の光子数をNd
´、パラメトリック増幅光27の光子数をNs´とする
と、
【0023】
【数6】
【0024】となる。
【0025】以上の(1)〜(9)式により、分光器と
しての特性が定まる。
【0026】非線形光学素子10のパラメータおよびレ
ーザ光11の波長λpが既知であれば、パラメトリック
増幅光26の出射方向θdeから、被測定光14の波長λ
sを知ることができる。
【0027】今、被測定光14に△λsの波長範囲があ
るとすると、パラメトリック増幅光26の出射方向にも
それに応じた幅△θdeが生じる。△λsと△θdeは1対
1に対応しているので、パラメトリック増幅光26の出
射方向幅△θdeを測定し、その値から演算することによ
り被測定光14の波長範囲△λsを知ることができる。
【0028】実際には、レーザ光11によってもパラメ
トリック増幅光26の出射方向幅△θdeが影響を受ける
が、この値はあらかじめ知ることができるので、演算に
より除くことができる。また、検出器18で検出される
信号には、パラメトリック増幅光26だけでなく、自然
放出パラメトリック発生光16も含まれるが、この値も
あらかじめ知ることができるため、これらを減算するこ
とにより被測定光14のみの情報を得ることができる。
【0029】以上の原理により、パラメトリック増幅光
26の出射方向の測定値に基づいて演算器19で演算を
行い、被測定光14の波長分布を知ることができる。
【0030】なお、レーザ装置12として波長可変レー
ザを用いれば、検出器18の最大検出感度の波長を選択
することができ、高感度で被測定光14の波長分布を測
定できる。つまり、(4)式に示すレーザ光波長λpを
可変にすることにより、被測定光14の波長λsに関わ
らず、検出波長λdは常に検出器18の検出感度の高い
波長を選ぶことができるのである。さらに、被測定光1
4の波長λsに全く感度のない検出器を使うこともでき
る。
【0031】例えば、検出器18としてホトダイオード
アレイを使用する場合、波長620nm付近が検出感度
のピークとなるので、以下に示す表1のように被測定光
14の波長にあわせてレーザ光11の波長を選べばよ
い。
【0032】
【表1】
【0033】次に、本実施例の具体例について、図3を
用いて説明する。図3は、本実施例を具体的な機器で構
成した斜視図である。本具体例では、非線形光学素子と
して、光学軸を25°にカットした大きさ15mm×1
5mm×15mmのBBO(β−BaB2 4 )結晶3
0を使用し、これをレーザ装置31から発生するポンプ
光32の光軸に対し回転および平行移動可能なステージ
33に設置する。レーザ装置31には、モードロックY
AGレーザを用いている。ポンプ光32は、集光レンズ
34によって、十分なパラメトリックゲインが得られる
光強度を得るように集光される。
【0034】本具体例では、レーザ装置31の第2高調
波(波長λp=530nm)を集光レンズ34により1
mm径程に集光し、BBO結晶30に入射させている。
その結果、BBO結晶30における光強度は、数100
MW/cm2 となる。
【0035】また、BBO結晶30へのポンプ光32の
入射によって出力される自然放出パラメトリック発生光
36の光軸に沿って、コリメート用レンズ37によりコ
リメートされた被測定光38が、BBO結晶30に入射
される。被測定光38は、点光源39からの出射光を集
光レンズ40で集光して、試料41を透過させたもので
ある。このため、被測定光38は試料41の材質に特有
の波長分布を有している。
【0036】被測定光38として波長λs=3μmの光
がコリメート用レンズ37によりコリメートされ、ポン
プ光32の光軸に対して17.7°で入射したとする。
被測定光38の光子数をNs=100個とし、パラメト
リックゲインをG=10とすると、被測定光38は10
倍にパラメトリック増幅され1000個の光子となる
が、自然放出パラメトリック発生による光子9個が加わ
り、Ns´=1009個の光子がBBO結晶30から出
射される。一方、θde=3.74°の方向には、9倍に
パラメトリック増幅された900個の波長λd=640
nmの光子が出力されるが、自然放出パラメトリック発
生による光子9個が加わり、Nd´=909個の光子が
結晶から出射される。
【0037】その際、被測定光38に波長2.99μm
の成分が含まれるとすると、その成分によるθde方向へ
の出射角度は、3.73°となる。同様に、波長3.0
1μmの成分によるθde方向への出射角度は3.75°
となる。すなわち、被測定光の波長分布2.99〜3.
01μmが、θde方向への出射角度の分布3.73°〜
3.75°に変換されたことになる。
【0038】θde方向への角度分布を測定するために、
検出器としてホトダイオードアレイ42をBBO結晶3
0からの距離およびポンプ光32の光軸に対する角度が
移動可能になるようなステージ43に設置する。ホトダ
イオードアレイ42で検出された位置出力は表示部を備
えた演算器44に送られる。演算器44では、ホトダイ
オードアレイ42で検出された位置出力および測定に関
するパラメータから被測定光38の波長分布を求めるた
めの演算が行われる。
【0039】例えば、25μmピッチのホトダイオード
アレイ42をθde方向にBBO結晶30から50cm離
して配置したとすると、約3nmの分解能で波長分布が
測定できる。
【0040】次に、広波長範囲を測定する方法について
説明する。被測定光38の波長分布がある程度以上広く
なると、BBO結晶30への入射角度を変える必要があ
る。このため、本具体例では被測定光38のBBO結晶
30への入射角度を可変にできるように、可動鏡45を
備えている。可動鏡45の動きは、被測定光38の波長
により必要な入射角度が得られるように可動する。この
可動鏡45の動きは、コントローラ46によって制御さ
れている。また、被測定光38の入射角度が変わること
により、パラメトリック増幅光35の出射方向も変わる
ため、ホトダイオードアレイ42の位置も最適となるよ
うにコントローラ46からの信号によってホトダイオー
ドアレイ42の設置されたステージ43の位置を変化さ
せる。コントローラ46は、可動鏡45の動きおよびホ
トダイオードアレイ42の位置の情報を演算器44に送
り、演算器44ではこれらの情報から被測定光38の波
長分布を演算する。
【0041】また、可動鏡45を動かさずに、BBO結
晶30を設置したステージ33を回転させても、被測定
光38の波長により必要な入射角度を得ることができ
る。ステージ33の動きはコントローラ46よって制御
されている。また、被測定光38の入射角度が変わるこ
とにより、パラメトリック増幅光35の出射方向も変わ
るため、ホトダイオードアレイ42の位置も最適となる
ようにコントローラ46からの信号によって変化させ
る。コントローラ46は、ステージ33の動きおよびホ
トダイオードアレイ42の位置の情報を演算器44に送
り、演算器44ではこれらの情報から被測定光38の波
長分布を演算する。
【0042】なお、本具体例では、検出器としてホトダ
イオードアレイ42を用いているので、被測定光38の
波長幅に応じて空間的に広がったパラメトリック増幅光
35を一度に検出できるため、高速な測定が可能とな
る。
【0043】また、ホトダイオードアレイ42の代り
に、ストリークカメラまたは空間光変調器を用いてもよ
い。ストリークカメラを用いた場合には被測定光38の
波長範囲と同時に時間的な特性を測定することができ
る。空間光変調器を用いた場合には演算を光学的に行う
ことができるため、高速な測定が可能となる。
【0044】さらに、図4に示すように、コリメート用
レンズ37とBBO結晶30の間にチョッパー50又は
光シャッターを設置し、チョッパー50とホトダイオー
ドアレイ42を同期させることにより、さらに高精度の
測定が可能となる。
【0045】なお、パラメトリック増幅光35を測定し
たにも関わらず、被測定光38の情報はパラメトリック
増幅光36に含まれているため、被測定光38の情報を
繰り返し利用することができる。また増幅作用があるた
め、微弱な非測定光38の測定も可能である。
【0046】さらに、非線形光学素子としてはBBO結
晶30以外にも、KH2 PO4 (KDP)、KD2 PO
4 (KD* P)、LiIO3 、NH4 2 PO4 (AD
P)、LiNbO3 、LiB3 5 などパラメトリック
発生が起こるものなら何でも用いることができる。ま
た、非線形光学素子の形は直方体だけとは限らない。例
えば、導波路型やファイバー型や被測定光の入射面を被
測定光の光軸に対し垂直になるような形としてもよい。
【0047】
【発明の効果】本発明の波長測定装置であれば、レーザ
光源からの励起光を光学素子に照射させることによって
発生する2本のパラメトリック発生光の内、少なくとも
一方の発生光の光軸に一致させて被測定光を光学素子に
入射させると、パラメトリック増倍された被測定光の情
報を持った2本のパラメトリック増幅光が、パラメトリ
ック発生光の発生方向と近似する波長に応じた方向に出
力される。これらの増幅光の内いずれか一方の増幅光の
出射角を検出手段で検出することにより、被測定光の波
長分布を測定することができる。
【0048】ここで、レーザ光源に波長可変レーザを用
いれば、被測定光の波長によらず検出手段に与えられる
信号光の波長を変化させることができ、検出手段の最高
感度の波長で増幅光の出射角を検出することができる。
【0049】また、光学素子から出射される2本のパラ
メトリック増幅光の内、一方の増幅光を用いて測定して
いるので、他の一方の増幅光は別の用途に利用すること
ができる。したがって、被測定光の情報を繰り返し利用
することができる。
【0050】さらに、光学素子に入射された被測定光
は、増幅して出力されるので、微弱な被測定光でも波長
分布を検出することができる。
【0051】ここで、検出手段にホトダイオードアレイ
を用いれば、分光波形が一度に測定できる。また検出手
段にストリークカメラを用いれば、分光とともに時間的
な特性が同時に測定できる。さらに検出手段に空間光変
調器を用いれば、光学的に演算できるので高速な測定が
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る波長測定装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】レーザ光の光軸とパラメトリック増幅光との角
度を示す図である。
【図3】本実施例を具体的な機器で構成した斜視図であ
る。
【図4】コリメート用レンズとBBO結晶の間にチョッ
パーを設けた平面図である。
【図5】従来の分散形分光器の構成例を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
10…非線形光学素子、11…レーザ光、12、31…
レーザ装置、13、34、40…集光レンズ、14、3
8…被測定光、15、37…コリメート用レンズ、1
6、17…パラメトリック発生光、18…検出器、1
9、44…演算器、26、27、35、36…パラメト
リック増幅光、30…BBO結晶、32…ポンプ光、3
3、43…ステージ、39…点光源、41…試料、42
…ホトダイオードアレイ、45…可動鏡、46…コント
ローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−34437(JP,A) 特開 平6−95178(JP,A) 電気通信学会論文誌,1983年 2月, Vol.J66−C,No.2, p163 −164 OPTICS COMMUNICAT IONS,1984年,Vol.49,No. 1,p75−78 J. Appl. Physics, 1991年,Vol.70,No.10 (1991),p5205−5210 IEEE J. Quantum E lec.,1991年,Vol.27,No. 6,p1520−1530 J.Lightwave Techn ology,1991年,Vol.9,N o.7,p906−917 Appl. Phys. Lett, 1991年,Vol.59,No.8,p896 −898 東京大学工学部総合試験所年報,1991 年,第50巻,p79−85 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 3/00 - 3/52 G01J 4/00 - 4/04 G01J 9/00 - 9/02 G02F 1/39 JOIS,PATOLIS

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非線形光学特性を有する光学素子と、 この光学素子に励起光を照射してパラメトリック発生を
    起こさせるレーザ光源と、 前記レーザ光源からの励起光の照射によって前記光学素
    子から出射する2本のパラメトリック発生光のうち一方
    の発生光の光軸に一致させて被測定光を前記光学素子に
    入射させる前記レーザ光源側に備えられた光学手段と、 前記光学素子からの2本のパラメトリック発生光のうち
    他方の発生光を入射し、発生光の出射角を検出する検出
    手段とを備え、前記検出手段で検出した出射角に基づい
    て前記被測定光の波長を検出することを特徴とする波長
    測定装置。
  2. 【請求項2】 前記レーザ光源は、波長可変レーザであ
    ることを特徴とする請求項1記載の波長測定装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、ホトダイオードアレイ
    であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    波長測定装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、ストリークカメラであ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の波長
    測定装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、空間光変調器であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の波長測定
    装置。
  6. 【請求項6】 前記光学手段と前記光学素子の間にチョ
    ッパー又は光シャッターを配置したことを特徴とする請
    求項1から請求項5のいずれか一項に記載の波長測定装
    置。
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Appl. Phys. Lett,1991年,Vol.59,No.8,p896−898
IEEE J. Quantum Elec.,1991年,Vol.27,No.6,p1520−1530
J. Appl. Physics,1991年,Vol.70,No.10(1991),p5205−5210
J.Lightwave Technology,1991年,Vol.9,No.7,p906−917
OPTICS COMMUNICATIONS,1984年,Vol.49,No.1,p75−78
東京大学工学部総合試験所年報,1991年,第50巻,p79−85
電気通信学会論文誌,1983年 2月,Vol.J66−C,No.2, p163−164

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