JP3461954B2 - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JP3461954B2
JP3461954B2 JP05301795A JP5301795A JP3461954B2 JP 3461954 B2 JP3461954 B2 JP 3461954B2 JP 05301795 A JP05301795 A JP 05301795A JP 5301795 A JP5301795 A JP 5301795A JP 3461954 B2 JP3461954 B2 JP 3461954B2
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善史 中村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の制御装置を伝送
路を介してリング状にカスケード接続して相互にデータ
の伝送を行うデータ伝送装置に係り、特に伝送路または
制御装置の一部に異常が発生したとき全体が機能停止状
態とならないようにシステムを再構成することのできる
データ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】時分割で共通の伝送路を使用する伝送方
式としてIEEE802.4規格に規定されるトークン
パッシングバス方式がある。トークンパッシングバス方
式のデータ伝送装置は、システム構成がバス形であるた
め電気的送受信回路及び同軸ケーブルを用いてシステム
を実現している。また、IEEE802.4規格のメデ
ィアアクセス方式を変えることなく安価に伝送路を光化
でき、且つ拡張性の高い方法として、1対1対向光送受
信器を用いて各ノード間を光伝送路を介してカスケード
に相互接続する方法がある。かかるデータ伝送装置は、
各ノードから送信されたデータを隣接するノードで順番
に受信とリピートを繰り返すことにより全ノードにデー
タを伝送する。
【0003】しかし、ノード間を伝送路を介してカスケ
ード接続したデータ伝送装置は、伝送路の一点に断線が
発生しただけで全体の機能が停止してしまうという欠点
がある。また、ノードが送信したデータはリング状の伝
送路を一巡して戻ってくるので、ノードに戻った自己送
信データを消滅させる消滅制御を行う必要があるが、I
EEE802.4規格のメディアアクセス機能では消滅
制御を実現することができない。
【0004】そこで、特開昭62−221236号公報
記載の如く、伝送路に断線等が発生した場合にシステム
を再構成して全体の機能が停止するのを防止すると共
に、自己送信データの消滅制御を可能にしたデータ伝送
装置が考えられた。
【0005】上記公開公報に記載のデータ伝送装置は、
複数のノードを伝送路を介してリング状にカスケード接
続して、その中の一つをスイッチノードとする。スイッ
チノードは、通常はリピートが禁止されており、一定時
間内に両方向から受信したデータフレームが同一でなか
った場合にリピートを開始してアボートフレームを両方
向に送信する。
【0006】スイッチノード以外のノードは、アボート
フレームを受信するとリピートすると同時に他方の受信
部もアボートフレームを受信しているかどうか判別し、
その判定結果に応じたチェックパターンを転送フレーム
に付加して送信する。そしてチェックパターンを参照す
ることにより異常箇所を特定し、該当するノードのリピ
ートを停止させてこれを端局としてシステムを再構成す
る。従って、スイッチノードにより送信データの消滅制
御が可能になり、伝送路の一部が断線してもシステムを
再構成して全体の機能が停止するのを防止できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たデータ伝送装置は、伝送路の異常をスイッチノードで
検出し、異常検出後に各ノードで異常箇所の特定が行わ
れるため、過渡的な異常状態に対してスイッチノードで
の判定結果と他のノードでの判定結果とが異なる可能性
がある。システムの正しい動作のためにはこのような判
定の食い違いは好ましくない。
【0008】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、IEEE802.4規格のメディアアクセ
ス方式を変えることなく安価で拡張性の高い伝送路の光
化を実現でき、1つのノードに異常や停止が起き、又は
伝送路の1点に断線が発生しても全体の機能が停止する
ことなく単一のシステムとして動作することができ、し
かも送信データの自動消滅制御が可能なデータ伝送装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下のような手段を講じた。請求項1に対
応する本発明は、データを両方向に送受信できると共に
データをいずれの方向から受信しても反対側へリピート
できる複数のノードを一対の伝送路によりリング状にカ
スケード接続し、前記複数ノードのうち少なくとも1つ
のノードを終端ノードとしてリピート動作を禁止した
ークンパッシングバス方式のデータ伝送装置において、
前記終端ノードを除く他の隣接するノード間で情報フレ
ームを送信するとき受信側ノードが送信側ノードへ受信
確認フレームを返し、前記受信確認フレームが一定時間
内に前記送信側ノードに返ってこなかった場合に該送信
側ノードが前記受信側ノード自体または受信側ノードと
送信側ノードとの間の伝送路に異常があると判断し前記
受信側ノードへの情報フレームのリピートを禁止すると
共に異常発生を通知する端局通知フレームを正常側の伝
送路へ送出し、前記終端ノードに該端局通知フレームが
到達したところで前記終端ノードにリピート動作を許可
するようにした。
【0010】請求項2に対応する本発明は、上記データ
伝送装置において、前記送信側ノードが前記受信側ノー
ド自体または受信側ノードと送信側ノードとの間の伝送
路に異常があると判断した後、当該送信側ノードが異常
側に伝送路状態を確認する状態確認フレームを一定周期
で送信し、前記送信側ノードで前記状態確認フレームを
一定時間内に受信した場合に伝送路が正常に復帰したと
判断して前記終端ノードに対して復帰した旨の内容の情
報フレームを送信するようにした。
【0011】
【作用】本発明は、以上のような手段を講じたことによ
り次のような作用を奏する。請求項1に対応する本発明
によれば、終端ノードを除く他の隣接するノード間で情
報フレームが送受信され、このときに受信側ノードから
送信側ノードへ受信確認フレームが返される。ノード又
は伝送路に故障等が発生すると、受信確認フレームが一
定時間内に送信側ノードに返ってこなくなる。このよう
な場合は、送信側ノードが受信側ノード自体または受信
側ノードと送信側ノードとの間の伝送路に異常があると
判断する。そして、受信側ノードへの情報フレームのリ
ピートを禁止すると共に異常発生を通知する端局通知フ
レームを正常側の伝送路へ送出する。終端ノードでは端
局通知フレームが到達するとリピート動作を開始する。
【0012】従って、通常時にはシステム上の各ノード
を双方向にリピートされ転送された情報フレームは終端
ノードにおいて伝送路上から除外される。異常が発生し
たときには、端局通知フレームを受信した終端ノードが
リピートを開始するので故障箇所を端局としてシステム
が構築されるものとなる。
【0013】請求項2に対応する本発明によれば、送信
側ノードが受信側ノード等に異常があると判断した場
合、当該送信側ノードから異常側に伝送路状態を確認す
る状態確認フレームが一定周期で送信される。異常が回
復すれば、状態確認フレームは順次リピートされて終端
ノードに到達する。このとき終端ノードはリピート動作
を開始しているので、状態確認フレームは終端ノードを
通過して前記送信側ノードに戻ってくる。送信側ノード
では状態確認フレームを一定時間内に受信した場合には
伝送路が正常に復帰したと判断して終端ノードに対して
復帰した旨の内容の情報フレームを送信することにな
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明のデータ伝送装置を適用した一実施例のシ
ステム構成を示している。本実施例は、各ノード10a
〜10nをそれぞれ左右両方向から受信できると共に左
右両方向にリピートできるように構成し、左右両方向の
2本の伝送路L1,L2を介してリング状にカスケード
接続している。
【0015】システム中の少なくとも1つのノードは、
通常はリピートが禁止されていて伝送路の異常を通知す
る端局通知フレームを受信したときにリピートを開始す
る端局ノード10nとして動作する。また、端局ノード
10nを除く他のノードは一般ノード10a〜10e…
として動作する。一般ノード10a〜10e…は、隣合
ったノード間で送信またはリピートされる情報フレーム
に対する受信確認フレームを常時交換し合い、受信確認
フレームが一定時間内に返らなかった場合には隣接する
ノードまたは隣接ノードとの間の伝送路の異常と判定
し、そのノードへり伝送フレームのリピーとを禁止し、
端局通知フレームを正常方向へ送信するように動作させ
る。
【0016】図2は、ノード10(システム内の各ノー
ド)の基本構成を示している。同図に示すように、ノー
ド10はメディアアクセス制御機能を提供するメディア
アクセス制御部11と伝送フレームの組立てや分解とい
ったデータ通信機能を提供するノード制御部12と、伝
送路L1,L2へ送出するデータ又は伝送路上のノード
内に取込むデータを信号変換するモデム部13とを備え
ている。
【0017】図3は、モデム部13の構成例を示してい
る。モデム部13は、第1方向にデータを巡回させる伝
送路L1に対して、受信側には受信器31aが設けられ
送信側には送信器32aが設けられている。第2方向に
データを巡回させる伝送路L2に対しても同様に受信器
31b、送信器32bが接続されている。各受信器31
a,31bの出力段に受信判定器33a,33bが接続
されており、これら受信判定器33a,33bの出力は
モデム制御部34及び受信切換器35に入力するように
している。伝送路L1,L2のそれぞれに対応して特殊
フレーム発生器36a,36bが設けられている。受信
器31a、モデム制御部34、特殊フレーム発生器36
a及びメディアアクセス制御部11からの信号を送信選
択器37aを介して伝送路L1の送信器32aへ入力す
る。また受信器31b、モデム制御部34、特殊フレー
ム発生器36b及びメディアアクセス制御部11からの
信号を送信選択器37bを介して伝送路L2の送信器3
2bへ入力するように構成されている。
【0018】受信器31a,31bは、伝送路L1,L
2からの光信号を受信してデータとクロックの再生を行
うように動作する。送信器32a,32bは、送信選択
器37a,37bを介して与えられる電気信号を光信号
に変換して対応する伝送路L1,L2へ送出する。受信
判定器33a,33bは、受信データからフレーム種類
を判定する機能を備える。特殊フレーム発生器36a,
36bは、モデム制御部34からの指示に従って特殊フ
レームを発生し、送信選択器37a,37bへ出力す
る。送信選択器37a,37bは、受信データのリピー
ト信号、特殊フレーム信号、メディアアクセス制御部1
1からの送信データ信号の選択を行う部分である。受信
切換器35は、受信判定器33a,33bから与えられ
る受信情報フレームを選択し、受信データ信号としてメ
ディアアクセス制御部11へ通知する。また、モデム制
御部34は、各部からの通知信号と制御手順に応じて各
部へ制御信号を送出する。
【0019】ここで、ノード制御部12が発生する情報
フレーム、及び特殊フレーム発生器36a,36bが発
生させる特殊フレームについて図4を参照して説明す
る。図4(a)はノード制御部12が発生する情報フレ
ーム41のデータ構成を示している。情報フレーム41
は、IEEE802.4規格の規定に従い、プリアンブ
ル、開始デリミタ、データユニット、フレームチェック
シーケンス、及び終了デリミタから構成されている。
【0020】図4(b)〜(e)は、特殊フレーム発生
器36a,36bが発生させる特殊フレームを示してい
る。すなわち、受信確認フレーム42、局間状態確認フ
レーム43、端局通知フレーム44、リセットフレーム
45などである。
【0021】各フレームは、例えば情報フレーム41は
可変長、受信確認フレーム42は32ビット、局間状態
確認フレーム43及び端局通知フレーム44は64ビッ
ト、リセットフレーム45は64ビット以上に設定され
る。また、情報フレームと特殊フレームとを識別するた
めに、情報フレームはマンチェスタ形式で符号化し、特
殊フレームはNRZ形式で符号化して送受信するものと
する。
【0022】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。例えば、ノード10cにおい
て、そのメディアアクセス制御部11が送信要求を受け
るとモデム制御部34に対する送信要求信号を有効にす
ると同時に、送信データ信号にマンチェスタ符号化され
た情報フレーム41を加える。モデム制御部34は送信
要求信号が有効になると送信選択器37a,37bを送
信データが出力されるように制御する。送信選択器37
a,37bから送信器32a,32bに出力された送信
データは電気信号から光信号に変換されて伝送路L1,
L2へ送出される。
【0023】伝送路L1上に送出された情報フレーム4
1は、第1方向に隣接するノード10bの受信器31a
で受信されて光信号から電気信号に変換された後に当該
ノード10bの受信判定器33aに入力される。受信判
定器33aでは、受信フレームがマンチェスタ符号化さ
れていることから情報フレーム41であると判定し、そ
の判定結果をモデム制御部34、受信切換器35へ出力
する。また、情報フレーム41を受信器31aから送信
選択器37aへ出力する。送信選択器37aでは、受信
器31aで受信した情報フレーム41をリピート禁止期
間以外は送信器32aを介して伝送路L1上に送出す
る。また、受信切換器35では、受信フレームを受信デ
ータ信号としてメディアアクセス制御部11へ出力す
る。
【0024】ノード10bのモデム制御部34では、受
信判定器33aから入力された判定結果が、受信確認フ
レーム42又は端局間状態確認フレーム43以外のフレ
ームであることを示していれば、送信選択器37aを制
御して送信器32aから第1方向に隣接するノード10
aに向けて情報フレーム41を送出する。すなわち、リ
ピートする。一方、該モデム制御部34では、受信判定
器33aから入力された判定結果が、受信確認フレーム
42以外のフレームの場合は、特殊フレーム発生器36
bを制御して第2方向に隣接するノード、すなわち前記
情報フレーム41を受信した方向にあるノード10cに
受信確認フレーム42を送信する。
【0025】ノード10cのモデム部13では、ノード
10bからの受信確認フレーム42が第2方向の伝送路
L2に対応した受信判定部33bに入力され、そこで符
号化形式(NRZ形式)とビットパターンなどから状態
確認フレーム42であると判定される。ノード10cの
モデム制御部34では、一定時間内に状態確認フレーム
42を受信した場合、例えば自ノード送信開始から12
8ビット時間内に状態確認フレーム42を受信した場合
は、情報フレーム41の送信を行った第1方向に隣接し
ているノード10b及びノード10bまでの伝送路が正
常であると判断する。
【0026】ここで、ノード10cから見て第1方向に
隣接しているノード10b自体が故障している場合、又
はノード10bまでの伝送路L1が断線等している場合
について説明する。このような場合は、ノード10cの
モデム部13では、ノード10bから一定時間以内に受
信確認フレーム42を受信することはできない。ノード
10cで、例えば自ノード送信開始から128ビット時
間内に状態確認フレーム42を受信しなかった場合は、
異常と判定して正常側の伝送路L2に対応した特殊フレ
ーム発生器36bを制御して端局通知フレーム44を正
常側となる第2方向の伝送路L2に送出する。同時に、
ノード10cにおいて異常側となる第1方向の伝送路L
1への情報フレームの送信を禁止すると共に、自ノード
10cでのリピート動作を禁止する。
【0027】ノード10cから正常側となる第2方向の
伝送路L2に送出した端局通知フレーム44は、ノード
10cから見て第2方向に隣接するノード10dで受信
されると共にリピートされ、ノード10dから見て第2
方向に隣接するノード10dへと送信される。以後、同
様にして第2方向の伝送路L2に上にある一般ノードを
順次リピートされて最終的に終端ノード10nに至る。
【0028】終端ノード10nでは、端局通知フレーム
44を受信するまでは、リピート動作を禁止していて、
左右両方向から受信される送信データを廃棄して各一般
ノードに報知済みの送信データが伝送路上に残ることの
ないように消滅制御を実行している。そして、端局通知
フレーム44を受信するとリピート動作を許可する。
【0029】また、隣接ノード10b自体、又はそこま
での伝送路L1の異常を検出したノード10cは、異常
側となる第1方向の伝送路L1上に周期的に局間状態確
認フレーム43を送信する。
【0030】ノード10b自体又はそこまでの伝送路L
1に発生していた故障等が回復すると、ノード10cか
ら送信された局間状態確認フレーム43がノード10b
に到達して第1方向にリピートされる。ノード10bで
リピートされた局間状態確認フレーム43は第1方向の
伝送路L1上にある次ノード10aに受信されリピート
されて終端ノード10nに送信される。
【0031】このとき、終端ノード10nは上記したよ
うに既に端局通知フレーム44を受信してリピート動作
が許可されているため、受信した局間状態確認フレーム
43をリピートして第1方向にある一般ノードに送信す
る。そして、最終的に局間状態確認フレーム43を発生
させたノード10cまで戻ってくる。ノード10cは、
局間状態確認フレーム43の送信開始から一定時間、例
えば128ビット時間内に局間状態確認フレーム43を
受信したときは異常が回復したと判断する。異常回復判
定後、ノード10cは異常が回復した内容を情報フレー
ム41に設定して終端ノード10nに向けて送信する。
【0032】終端ノード10nでは、異常が回復した内
容の情報フレーム41を受信すると、発生していた異常
が除去されたと判断してリセットフレーム45を伝送路
上に送出する。このリセットフレーム45が伝送路を周
回して終端ノード10nに返ってくると、該終端ノード
10nのリピートを禁止しフレームの終端動作を再開す
る。なお、各ノードは、リピート動作が禁止されていて
もリセットフレーム45はリピートするように動作す
る。そして、リセットフレーム45を受信した各一般ノ
ードはリピート動作を開始する。
【0033】なお、以上の説明では第1方向に情報フレ
ーム41をリピートしていき異常を検出した場合の動作
について説明したが、情報フレーム41を第2方向へリ
ピートして異常検出した場合も同様に動作することにな
る。
【0034】このように本実施例によれば、複数のノー
ド10をリング状にカスケード接続して相互にデータの
伝送を可能にすると共に、一つのノードを終端ノード1
0nとして通常時にはリピート動作を禁止し端局通知フ
レーム44を受信したときリピート動作を開始し、一般
ノードがデータ送信に伴い受信確認フレーム42を交換
し合うようにして一定時間内に受信確認フレーム42が
受信されないときに端局通知フレーム44を正常側に送
信するようにしたので、伝送路の一部またはノードが故
障してもシステムが分離せず、残った全てのノードで正
常な動作が可能である。しかも、異常の検出が最も異常
箇所に近接したノードで行われるので、終端ノード10
nで異常判定したときには終端ノード10nよりも異常
箇所に近い各ノードでは必ず異常発生を認識できるの
で、終端ノード10nと一般ノードとの間で判定結果が
相違する不具合を防止できる。
【0035】本実施例によれば、一般ノードで異常を検
出した場合は、異常側へ周期的に局間状態確認フレーム
43を送信して、局間状態確認フレーム43の送信開始
から所定時間内に同フレーム43を受信した場合には異
常回避と判定して終端ノード10nに対して異常回復を
内容とする情報フレーム41を送信し、終端ノード10
nが情報フレーム41から異常回復を知ったときリピー
ト動作を禁止すると共にリセットフレーム45を送信し
て一般ノードのリピート動作を開始させるようにしたの
で、異常が回復したときには自動的にシステムを復旧さ
せることができる。本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変
形実施可能である。
【0036】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、I
EEE802.4規格のメディアアクセス方式を変える
ことなく安価で拡張性の高い伝送路の光化を実現できる
データ伝送装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るデータ伝送装置のシス
テム構成図である。
【図2】一実施例のデータ伝送装置に備えたノードの構
成図である。
【図3】モデム部の構成図である。
【図4】情報フレーム及び特殊フレームを示す図であ
る。
【符号の説明】
10a〜10e…一般ノード、10n…終端ノード、1
1…メディアアクセス制御部、12…ノード制御部、1
3…モデム部、31a,31b…受信器、32a,32
b…送信器、33a,33b…受信判定器、34…モデ
ム制御部、35…受信切換器、36a,36b…特殊フ
レーム発生器、37a,37b…送信選択器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−221236(JP,A) 特開 昭55−134559(JP,A) 特開 昭55−134560(JP,A) 特開 昭63−219296(JP,A) 特開 平1−101754(JP,A) 特開 平5−167599(JP,A) 特開 平5−486321(JP,A) 特開 平6−303248(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/437 H04L 12/433

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを両方向に送受信できると共にデー
    タをいずれの方向から受信しても反対側へリピートでき
    る複数のノードを一対の伝送路によりリング状にカスケ
    ード接続し、前記複数ノードのうち少なくとも1つのノ
    ードを終端ノードとしてリピート動作を禁止したトーク
    ンパッシングバス方式のデータ伝送装置において、前記
    終端ノードを除く他の隣接するノード間で情報フレーム
    を送信するとき受信側ノードが送信側ノードへ受信確認
    フレームを返し、前記受信確認フレームが一定時間内に
    前記送信側ノードに返ってこなかった場合に該送信側ノ
    ードが前記受信側ノード自体または受信側ノードと送信
    側ノードとの間の伝送路に異常があると判断し前記受信
    側ノードへの情報フレームのリピートを禁止すると共に
    異常発生を通知する端局通知フレームを正常側の伝送路
    へ送出し、前記終端ノードに該端局通知フレームが到達
    したところで前記終端ノードにリピート動作を許可する
    データ伝送装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ伝送装置において、
    前記送信側ノードが前記受信側ノード自体または受信側
    ノードと送信側ノードとの間の伝送路に異常があると判
    断した後、当該送信側ノードが異常側に伝送路状態を確
    認する状態確認フレームを一定周期で送信し、前記送信
    側ノードで前記状態確認フレームを一定時間内に受信し
    た場合に伝送路が正常に復帰したと判断して前記終端ノ
    ードに対して復帰した旨の内容の情報フレームを送信す
    ることを特徴とするデータ伝送装置。
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WO2008059621A1 (fr) 2006-11-17 2008-05-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Système de réseau en double anneau, procédé de commande de communication de celui-ci, station de transmission et programme de commande de communication du système de réseau en double anneau

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