JP3432446B2 - 表面検査装置および表面検査方法 - Google Patents

表面検査装置および表面検査方法

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JP3432446B2
JP3432446B2 JP09272599A JP9272599A JP3432446B2 JP 3432446 B2 JP3432446 B2 JP 3432446B2 JP 09272599 A JP09272599 A JP 09272599A JP 9272599 A JP9272599 A JP 9272599A JP 3432446 B2 JP3432446 B2 JP 3432446B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面検出素子およ
び表面検出方法に関し、さらに詳しくは、感光体ドラム
の感光層を検査する表面検査装置および表面検査方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】感光体ドラム、たとえばOPCドラム
(OPC:organic photo conductor)の外周面には、
感光層が被覆されている。当該感光層に異物が付着した
り、または感光層に塗装むらがあると画像品質の低下を
来たしてしまう。したがって、予め感光体ドラム(被検
査ワーク)の表面を検査する欠陥検査が行なわれてい
る。
【0003】ドラムの表面に異物が付着している場合
は、ドラム表面に照明をあて乱反射光を観測すると、ド
ラム面の濃淡輝度値の顕著な変化が現れる。一方、塗装
むらがある場合には、照明による正反射光を観測する
と、ドラム面の濃淡輝度値に微小な変化が現れる。
【0004】そこで、従来の検査では、各種照明をドラ
ムに照射し、ドラム面の色むらや輝度変化等の異常を作
業者が目視により検知し、経験に基づいて良品判定を行
なっていた。
【0005】これに対して、OPC感光体ドラムの欠陥
を光学的手段を用いて自動的に検査する装置の開発が進
められている。図20は、感光体ドラムに対する表面検
査手段を説明するための図である。これらの自動検査手
段では、被検査ワークである感光体ドラム50を、ドラ
ム回転軸56を中心に回転させる。そして、ドラム回転
軸56と平行に配置するライン型照明52によって、感
光体ドラム50を照射し、ラインセンサカメラ54で回
転するドラムからの反射光を撮像する。そして、ライン
センサカメラから取得した二次元画像を予め設定した濃
淡しきい値と比較して、自動的に感光体ドラムの欠陥
(塗装むらや傷、異物の付着)を判定する。なお、図2
0における感光体ドラムの表面上に付したハッチング部
分は塗装むらを表している。
【0006】図21は、図20に示すOPC感光体ドラ
ム50をラインセンサカメラ54で撮影した場合に得ら
れる画像を示している。図21において、X軸はドラム
回転軸56と対応し、Y軸はドラム回転方向に対応して
いる。図21に示すように、ラインセンサカメラ54等
の撮像素子に撮影された被検査画像では、中央領域D0
に比べて左右の領域D1、D2が黒くなるシェーディン
グ現象が発生する。また、ドラム回転軸56方向に照射
されたライン型照明52に照度むらがある場合には、走
査方向(Y軸方向)に輝度の低下もしくは上昇による濃
淡縞(領域D3)が発生する。これらのむらは、Y軸方
向にのびる。一方、塗装むらによる濃淡縞は、ドラムを
回転軸方向に液槽に浸して塗装を行なうため液ダレの原
因となってドラム回転軸方向(X軸方向)へ延びる。こ
れをラインセンサカメラ54等の撮像素子で撮影した場
合には、図21に示すようにX軸方向に延びる輝度むら
となる(領域D4)。
【0007】図22は、図21におけるA−A′ライン
上における濃淡輝度値の変化を表わす図である。図22
に示すように、一般に画像の中央から両端部の方向に向
かうにつれて輝度値は低下する傾向にある。特に、照明
むらがある場合には、輝度値が急激に低下する。
【0008】ところで、このような自動検査方法の一例
として、「傷検査方法(特願平4−70553号公
報)」が挙げられる。当該検査方法は、被検査ワークか
ら乱反射された光を受ける受光手段の暗時出力と、欠陥
のない正常な表面を持つ被検査ワークの反射光による受
光手段の信号出力とで決定されるシェーディングの影響
を除去した値で決まる濃淡しきい値を用いて不良判定を
行う。
【0009】また、「表面検査方法(特開平4−273
046号公報)」による方法では、撮像手段により得ら
れた被検査画像を輝度変化の大小に基づき複数の領域に
分割し、輝度変化が大きい領域に対しては輝度階調を低
くして空間分解能を高く設定し、輝度変化が小さい領域
に対しては、輝度階調を高くして空間分解能を低く設定
することにより不良検査を行なっている。
【0010】さらに、「電子写真感光体用外観検査装置
および検査方法(特開平9−196643号公報)」で
は、ラインセンサにより得られた画像の平均の濃淡輝度
値を求め、各1画素ずつに対して当該平均値との差を求
め、当該差の大きいものを不良と判定する方法が開示さ
れている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の手法では、以下のような問題が生じる。まず、目視
による検査に対しては、作業者間の良否判定基準にば
らつきが生じやすく、品質が不安定である。作業者に
よりスループットが異なる。長時間作業がもたらす作
業者の疲労等により、不良の見落としや判定基準の変動
などが発生する。
【0012】また、光学的方法を用いて自動的に検査す
る従来の手法によると、照明むらやシェーディングの
影響を取除くためには、キャリブレーションのためにデ
ータを繰返し取得することが必要であり、多くの手間を
有する。特に、コントラストが小さい場合に空間分解
能を低く設定する方法を用いると、寸法の小さいしみを
検査することが困難となる。また、上述したように、ド
ラム表面に異物が付着している場合は、濃淡輝度値に顕
著な変化が表れるが、たとえば、塗装むらの場合は、濃
淡輝度値の変化は微妙である。したがって、濃淡しき
い値に基づき良否判定を実施すると、低コントラストの
不良パターンをノイズと判定することが困難となり、判
定の信頼度が落ちてしまう。
【0013】そこで、本発明は係る問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、特に低コントラス
トの不良パターンであっても、自動的に検査することが
できる表面検査装置および表面検査方法を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る表面検査
装置は、被検査ワークの良否判定を行なう表面検査装置
であって、被検査ワークの姿勢を変化させながら、被検
査ワークに照明を与える手段と、被検査ワークの表面を
撮影する撮影手段と、撮影手段により取得された被検査
画像に基づき、被検査ワークの良否を判定する画像処理
手段とを備え、画像処理手段は、被検査画像の対象領域
を複数の矩形領域に分割する領域分割手段と、複数の矩
形領域のそれぞれにおいて、各画素の輝度値を所定軸上
に射影する射影手段と、複数の矩形領域のそれぞれに対
して、射影手段により得られる濃淡輝度値の分布の分散
を求める分散算出手段と、複数の矩形領域のそれぞれに
対して分散算出手段により算出された分散値に基づき不
良を判定し、判定結果に基づき被検査ワークの良否を判
定する判定手段と含む。
【0015】したがって、本装置によれば、射影処理、
分散処理により、所定軸の方向に発生する被検査ワーク
本体の欠陥以外の輝度むら(照明むらやシェーデイン
グ)の影響を抑えて被検査画像の良否判定を行なうこと
ができる。
【0016】このため、低コントラストの場合であって
も空間分解能を低下させることがないため、大きさの小
さいシミを容易に検出することができる。
【0017】さらに、自動的に低コントラストのむらを
検出することができるため、たとえば目視で行なってい
た場合と比べ作業者間の良否判定基準のばらつきが生じ
ず品質が安定する。また、スループットが作業者に依存
することがない。さらに作業者の疲労等による不良の見
落としや判定基準の変動などが発生しないという結果が
得られる。
【0018】請求項2に係る表面検査装置は、請求項1
に係る表面検査装置であって、領域分割手段における分
割する対象領域を所定量だけ移動させながら、射影手段
および分散算出手段を実行させる制御手段をさらに備
え、判定手段は、複数回にわたる分散算出手段の結果を
統合することにより、被検査ワークの良否判定を行な
う。
【0019】したがって、請求項2に係る表面検査装置
によれば、矩形領域の位置をずらしながら、複数回の検
査を行うことができる。また、複数回の検査を統合して
被検査ワークの良否判定を行うことができる。
【0020】このため、矩形領域の分割位置による影響
を抑えて、高精度に被検査ワークの良否判定を行なうこ
とが可能となる。
【0021】請求項3に係る表面検査装置は、請求項1
に係る表面検査装置であって、所定軸とは、矩形領域の
枠を構成する、照明により被検査画像に生じる輝度む
ら、または撮影手段により被検査画像に生じる輝度むら
と同一方向にのびる一辺である。
【0022】したがって、請求項3に係る表面検査装置
によれば、特に照明むらやシェーディングの影響を抑え
て、輝度値分布に関する分散値を求めることができる。
【0023】このため、特に、照明むらやシェーディン
グの方向に対し垂直方向に発生する被検査ワーク本体の
欠陥である塗装むら(による輝度むら)を高精度に検出
することが可能となる。
【0024】請求項4に係る表面検査方法は、被検査ワ
ークの良否判定を行なう表面検査方法であって、被検査
ワークの姿勢を変化させながら被検査ワークに照明を与
え、被検査ワークの表面を撮影する撮影ステップと、撮
影ステップにより取得された被検査画像に基づき、被検
査ワークの良否を判定する画像処理ステップとを備え、
画像処理ステップは、被検査画像の対象領域を複数の矩
形領域に分割する領域分割ステップと、複数の矩形領域
のそれぞれにおいて、画素値を所定軸に射影する射影ス
テップと、複数の矩形領域のそれぞれに対して、射影ス
テップにより得られる濃淡輝度値の分布の分散を求める
分散算出ステップと、複数の矩形領域のそれぞれに対し
て分散算出手段により算出された分散値に基づき不良を
判定し、判定結果に基づき被検査ワークの良否を判定す
る判定ステップと含み、分散算出ステップは、濃淡ヒス
トグラムに基づき分散値を算出する。
【0025】したがって、本方法によれば、射影処理、
分散処理により、所定方向に発生する被検査ワーク本体
の欠陥以外の輝度むらの影響を抑えることが可能とな
る。
【0026】このため、キャリブレーションのために繰
返してデータを取得する必要がなく、低コントラストの
輝度むらを高速かつ精度よく検出することが可能とな
る。
【0027】請求項5に係る表面検査方法は、請求項4
に係る表面検査方法であって、射影ステップは、照明に
より被検査画像に生じる輝度むら、または撮影手段によ
り被検査画像に生じる輝度むらと同一方向にのびる所定
軸に各画素の輝度値を射影するステップを含み、分散算
出ステップは、射影により得られる濃淡輝度値の分布に
基づき分散値を算出する。
【0028】したがって、請求項5に係る表面検査方法
によれば、特に照明むらやシェーディングの影響を抑え
て、これに垂直する方向に分布する本体の欠陥である塗
装むらに起因する輝度値分布の分散値を求めることがで
きる。
【0029】このため、特に、塗装むらを高精度に検出
することが可能となる。請求項6に係る表面検査方法
は、請求項4に係る表面検査方法であって、領域分割ス
テップにおける分割する対象領域を所定量だけ移動させ
ながら、射影ステップおよび前記分散算出ステップを実
行させる制御ステップをさらに備え、判定ステップは、
複数回にわたる分散算出ステップの結果を統合すること
により、被検査ワークの良否判定を行なう。
【0030】したがって、請求項6記載の表面検査方法
によれば、自動的に、矩形領域の位置をずらしながら複
数回の検査を行うことができ、かつ複数回の検査を統合
して被検査ワークの良否判定を行うことができる。
【0031】このため、矩形領域の分割位置による影響
を抑えて、高精度に被検査ワークの良否判定を行なうこ
とが可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]本発明の実施の
形態1における表面検査装置100の構成の概要につい
て図1および図2を用いて説明する。図1は、本発明の
実施の形態1における表面検査装置100の全体構成を
示す図であり、図2は、図1に示す画像処理部23の構
成を説明するための図である。
【0033】表面検査装置100は、中央制御部10、
制御部20、照明制御部21、カメラ制御画像入力部2
2、画像処理部23、カメラ30、照明装置31、ハー
フミラー32およびワーク搭載部33を備える。ワーク
搭載部33には、OPC感光体ドラム34(被検査ワー
ク)を配置する。感光体ドラム34は、照明装置31お
よびハーフミラー32により、上方より光が照射され
る。感光体ドラム34から反射される正反射光はカメラ
30により撮像され、画像信号としてカメラ制御画像入
力部22に出力される。
【0034】ワーク搭載部33は、制御部20に基づき
制御される。これにより、搭載された感光体ドラム34
は、ドラム回転軸を中心に回転する。照明31は、照明
制御部21の制御に基づき光を照射する。カメラ30
は、カメラ制御画像入力部22の制御に基づき、感光体
ドラム34の表面を撮像する。カメラ30は、一例とし
てラインセンサカメラを用いる。
【0035】制御部20、照明制御部21、カメラ制御
画像入力部22および画像処理部23のそれぞれは、中
央制御部10によって総合的に制御が行なわれる。これ
により、ワーク搭載部33に搭載した感光体ドラム34
の回転に同期して、照明および撮像が行なわれる。カメ
ラ30の出力は、カメラ制御画像入力部22において二
次元情報に変換され、画像処理部23に画像信号として
出力される。
【0036】画像処理部23は、矩形領域分割部40、
射影部44、分散算出部46、良否判定部48、表示部
50、矩形領域分割データ保持部52、特性基準値保持
部54およびメモリ56を含む。
【0037】矩形領域分割部40は、被検査画像の中か
ら被検査領域を抽出し、さらに被検査領域を複数の矩形
領域に分割する。射影部44は、各矩形領域ごとに、画
素値を所定方向に射影する。分散算出部46は、各矩形
領域ごとに、射影した結果を用いて濃淡輝度値の分散を
求める。良否判定部48は、分散値に基づき、各矩形領
域の良否判定を行ない、さらに被検査ワーク34の良否
判定を行なう。良否判定結果は、表示部50に表示され
る。なお表示部50は、良否判定のみならず、画像処理
部23における処理過程の全般を視覚的に表示すること
も可能である。なお、これらの処理は、上述したように
中央制御部10が管理する。
【0038】ここで画像処理部23の動作について、フ
ローチャートである図3を用いて説明する。図3は、画
像処理部23の動作を説明するためのフローチャートで
ある。まず、カメラ制御画像入力部22から画像信号を
受取る(ステップS1)。そして、予め構築されたデー
タベース(矩形領域分割データ保持部52)から、矩形
領域分割データを取得する。ここでいう矩形領域分割デ
ータとは、被検査領域、矩形サイズ、および被検
査領域内における分割開始初期値Aに関する情報が含ま
れている。
【0039】矩形領域分割データに基づき、被検査領域
を分割する分割開始位置が決定される(ステップS
3)。続いて、矩形領域分割データに基づき、被検査領
域を、分割開始位置を基準として分割する(ステップS
4)。これにより、複数の矩形領域が抽出される。
【0040】図4および図5は、矩形領域分割部40の
動作を説明するための図である。図4に示す被検査画像
は、中央領域D0を除く領域D1、D2にシェーディン
グ現象が発生しており、さらに領域D3には照明むらに
よる輝度むらが発生している。また、領域D4には塗装
むらに伴う輝度むらが発生している。
【0041】矩形領域分割部40は、被検査領域に関す
る情報に基づき被検査画像から被検査領域を決定し、さ
らに分割開始初期値Aに関する情報に基づき分割開始位
置を決定する。なお、分割開始初期値Aは、“0”であ
ってもよい。図4においては、XY座標系における、画
素(X1,Y3)、画素(X2,Y3)、画素(X1,
Y2)および画素(X2,Y2)の4点で囲まれる領域
が被検査領域として抽出される。そして、分割開始初期
値AをA0とすると、画素(X1,Y1)と画素(X
2,Y1)とを結ぶ線が、矩形領域抽出のための基準位
置となる(Y1=Y3−A0)。
【0042】続いて、矩形領域分割部40は、矩形サイ
ズに関する情報に基づき矩形分割を行なう。図5に示す
場合では、画素(X1,Y1)、画素(X2,Y1)、
画素(X1,Y2)、画素(X2,Y2)の4点で決定
される領域が、合計12個の矩形領域に分割される。
【0043】続いて、図3を参照して、被検査画像を複
数の矩形領域に分割した後、各矩形領域における良否判
定を行なう(ステップS5)。各矩形領域における良否
判定が終了した後、被検査ワーク34が良品であるか不
良品であるかの判定を行う(ステップS6)。
【0044】図6は、各矩形領域に対する良否判定処理
について説明するためのフローチャートである。図6を
参照して、まず射影部44において、各矩形領域ごとに
Y軸への射影処理を行なう(ステップS11)。より具
体的には、各矩形領域ごとに、X軸方向に並ぶ画素の輝
度値を積分、すなわち矩形領域を構成する一辺に射影す
る(以下、Y軸上に射影と称す)。そして、この値を矩
形領域を構成する画素数で割る。この結果、各矩形領域
ごとに、Y軸方向に関する一次元濃淡輝度情報が得られ
る。続いて、分散算出部46において、各矩形領域ごと
に、射影処理後の一次元濃淡輝度情報に基づく分散値を
算出する(ステップS12)。
【0045】そして、良否判定部48は、予め構築され
たデータベース(特性基準値保持部54)から読出した
特性基準値に従い、各矩形領域ごとに分散値を基準とし
て良否判定を行なう(ステップS13)。各矩形領域に
対する良否判定結果は、メモリ56に保存される(ステ
ップS14)。
【0046】図7は、被検査ワーク34の良否判定処理
について説明するためのフローチャートである。良品判
定部48では、メモリ56に保持した各矩形領域ごとの
良否判定結果に基づき、被検査ワーク34の良否判定を
行なう(ステップS15)。良品と判定された場合に
は、表示部50に良品である旨が表示され(ステップS
16)、被検査ワーク34が不良品であると判定された
場合には、表示部50には不良品である旨が表示される
(ステップS17)。
【0047】次に、射影処理から良否判定に至るまでの
処理の具体例を、図8〜図10を用いて説明を行なう。
ここで、図4〜図5に示した各矩形領域を、図8で示す
記号で表現する(P(1,1)〜P(1,3)、P
(2,1)〜P(2,3)、P(3,1)〜P(3,
3)、P(4,1)〜P(4,3))。
【0048】図9は、射影処理から良否判定に至るまで
の処理内容を具体的に説明するための図であり、図10
は、矩形領域の良否判定結果を具体的に説明するための
図である。図9〜図10に示すグラフ、画像は、表示部
50を用いて視覚的に表示することが可能である。な
お、図9(a)および図9(b)のそれぞれのグラフの
並びは、図8の矩形領域の並びに対応している。
【0049】上述したように、射影部44では、矩形領
域を構成する各画素の輝度値をY軸上に射影(積分)す
る。これにより、図9(a)に示すように、各Y座標に
対応する濃淡輝度値の分布が得られる。さらに、図9
(a)に示す一次元濃淡輝度分布に基づき濃淡ヒストグ
ラムを作成する。図9(b)は、図9(a)における濃
淡輝度分布に対応する濃淡ヒストグラムを示している。
【0050】続いて、分散算出部46は、図9(b)に
示す濃淡ヒストグラムに対して分散を算出する。良否判
定部48は、この結果を受けて、特性基準値に従い、分
散値を3段階に分類する(分散値大、分散値中、分散値
小)。図9(c)は、分散値を分類した結果を示してい
る。たとえば、濃淡ヒストグラムが幅を持って分布して
いる矩形領域P(1,2)、P(2,2)、P(3,
2)では、周辺に位置する領域P(1,1)〜P(4,
1)およびP(1,3)〜P(4,3)に比べて分散値
が大きくなる。さらに、分散値の分類に基づき、図10
に示す太い実線で囲まれた矩形領域P(1,2)、P
(2,2)およびP(3,2)については不良であると
の判定がなされる。
【0051】各矩形領域における良否判定結果は、上述
したように、順次、メモリ56に格納される。そして、
被検査ワーク34が良品であるか不良品であるかの判定
に用いられる。被検査ワーク34の良否判定方法として
は、たとえば、不良と判定した矩形領域が1つでも存在
する被検査ワーク34は、不良品と判定する方法が挙げ
られる。
【0052】次に、本発明における射影処理の役割につ
いて、図11および図12を用いて説明する。図11お
よび図12は、射影処理を行なわない場合の効果につい
て説明するための図である。図11(a)は、図4およ
び図5に示す画像に対し、射影処理を行なわずに各矩形
領域における濃淡ヒストグラムを算出した場合を示して
いる。図11(a)に示すように、矩形領域P(2,
1)に対応する濃淡ヒストグラムG21は、照明むらに
よる影響を受けて2つのピークをもつ形状となる。ま
た、シェーディングの影響により、濃淡輝度値のばらつ
きが大きくなり、濃淡ヒストグラムの幅が全体的に広が
ってしまう。
【0053】したがって、図11(a)に示す濃淡ヒス
トグラムに基づく分散を求めると図11(b)に示す結
果が得られることになる。図11(b)では、照明むら
の影響を受けて、矩形領域P(2,1)、P(2,
2)、P(2,3)の分散値が大きくなっている。同様
に、図11(b)では、シェーディングの影響を受け
て、矩形領域P(1,1)、P(3,1)、P(4,
1)、P(1,3)、P(3,3)およびP(4,3)
の分散値が上昇してしまう。
【0054】したがって、図11(b)に示す分散値に
基づくと、図12に示す点線(または点線と太い実線
と)で囲まれた矩形領域は、不良と判定される。つま
り、塗装むら等の不良がない部分を不良と判定してしま
う(擬似不良が発生してしまう)。
【0055】一方、射影処理を行なった場合(図9〜図
10)、シェーディングや照明むらによる輝度むらの影
響が取除かれるため、正確な良否判定を行なうことが可
能となる。
【0056】このように、各矩形領域内で分散を求める
際に、所定方向に射影処理を行なうことにより、シェー
ディングや照明むらによる影響を十分に除去することが
可能となる。特に、OPC感光体ドラムの塗装むらは、
製造方法の特徴として被検査画像上でX軸方向に延び
る。このため、Y軸上への射影処理を行なうことによ
り、特に、塗装むらに基づく輝度むらを強調することが
可能となる。したがって、低コントラストな濃淡輝度む
らの検出を高感度で検出することが可能となる。
【0057】[実施の形態2]表面検査装置および表面
検査方法の改良例について説明する。図13は、本発明
の実施の形態2における画像処理部60の構成を説明す
るための図である。実施の形態2では、画像処理部23
に代わって画像処理部60を用いる。画像処理部60
が、画像処理部23と異なる点は、良否判定部48に代
わって良否判定部62を含むことにある。良否判定部6
2は、複数回にわたる矩形領域の良否判定結果を統合し
て、被検査ワーク34の良否判定を行なう。
【0058】図14は、本発明の実施の形態2における
表面検査処理について説明するためのフローチャートで
ある。図14を参照して、画像処理部23は、被検査画
像を取込む(ステップS21)。そして、矩形領域分割
データ保持部52から矩形領域分割データ(被検査領
域、矩形サイズ、および分割開始初期値Aに関する
情報)を読出す(ステップS22)。
【0059】そして、分割開始位置を決定する(ステッ
プS23)。決定の方法は、ステップS3と同じであ
る。なお、実施の形態2では、分割開始位置を変化させ
て、良否判定処理を複数回行なう。
【0060】続いて、被検査画像を、複数の矩形領域に
分割する(ステップS24)。ステップS24の処理内
容は、実施の形態1におけるステップS4と同じであ
る。良否判定部62は、各矩形領域のそれぞれについて
良否判定を行なう(ステップS25)。ステップS25
の処理内容は、実施の形態1におけるステップS5と同
じである。
【0061】続いて、矩形領域に対する良品判定結果を
メモリ56に保存する(ステップS26)。異なる分割
開始位置から、新たに矩形領域を抽出する(分割する)
か否かの判定を行なう(ステップS27)。
【0062】さらに、新たに分割を行なう場合には、ス
テップS23に移る。ステップS23では、異なる分割
開始初期値Aを用いて、新たに分割開始位置を決定す
る。そして、ステップS24、S25およびS26の処
理を行なう(ステップS27)。すなわち、矩形領域の
位置を所定値ずつずらしながら分散値を算出し、各位置
における分散値をメモリ56に保存する。
【0063】分割が終了すると、良否判定部62は、複
数回にわたる各矩形領域の良否判定に基づき、被検査ワ
ーク34の良否判定を行なう(ステップS28)。
【0064】図15は、被検査ワーク34の良否判定処
理について説明するためのフローチャートである。良品
判定部62では、メモリ56に保持した複数回の各矩形
領域ごとの良否判定結果を統合し、被検査ワーク34の
良否判定を行なう(ステップS29)。良品と判定され
た場合には、表示部50に良品である旨が表示され(ス
テップS30)、被検査ワーク34が不良品であると判
定された場合には、表示部50には不良品である旨が表
示される(ステップS31)。
【0065】以下、図14〜図15に示す処理過程を、
図16〜図19を用いて具体的に説明する。図16〜図
17は、本発明の実施の形態2における矩形領域の良否
判定処理について説明するための図である。図18〜図
19は、本発明の実施の形態2における被検査ワーク3
4の良否判定処理について説明するための図である。
【0066】図16は、分割開始初期値AがA1(≠A
0)である場合に対応している。図17は、分割開始初
期値AがA2(=0)である場合に対応している。分割
開始位置をずらすことで、検査対象となる矩形領域が移
動する。図4〜図5における分割開始初期値A0を、2
W/3(W=矩形領域のY方向のサイズ)とする。
【0067】図16では、図4〜図5に比べて、矩形領
域のY方向のサイズWの1/3だけ分割開始位置がずれ
る(A1=W/3)。XY座標系における、画素(X
1,Y4)、画素(X2,Y4)、画素(X1,Y5)
および画素(X2,Y5)の4点で囲まれる領域が分割
対象となる(Y4=Y3−A1)。これにより、矩形領
域P(1′,1′)〜P(1′,3′)、P(2′,
1′)〜P(2′,3′)、P(3′,1′)〜P
(3′,3′)、P(4′,1′)〜P(4′,3′)
が抽出される。
【0068】これらに対して上述した射影処理および分
散算出処理を行うと、太い実線で囲まれる矩形領域P
(1′,2′)、P(2′,2′)、P(3′,
2′)、P(4′,2′)、P(1′,3′)、P
(2′,3′)、P(3′,3′)、P(4′,3′)
が不良と判定される。良否判定結果は、メモリ56に保
存される。
【0069】図17は、図16に対してさら矩形領域の
Y方向のサイズWの1/3だけ分割開始位置がずれる
(A2=0)。XY座標系における、画素(X1,Y
3)、画素(X2,Y3)、画素(X1,Y6)および
画素(X2,Y6)の4点で囲まれる領域が分割対象と
なる。これにより、矩形領域P(1″,1″)〜P
(1″,3″)、P(2″,1″)〜P(2″,
3″)、P(3″,1″)〜P(3″,3″)、P
(4″,1″)〜P(4″,3″)が抽出される。
【0070】これらに対して上述した射影処理および分
散算出処理を行なうと、太い実線で囲まれる矩形領域P
(1″,2″)、P(2″,2″)、P(3″,
2″)、P(4″,2″)、P(1″,3″)、P
(2″,3″)、P(3″,3″)、P(4″,3″)
が不良と判定される。良否判定結果は、メモリ56に保
存される。
【0071】図5に示す矩形領域を用いた場合、図10
に示すように、矩形領域P(4,2)については、輝度
むらが領域全体に広がっているために不良であることを
検出することができない。しかしながら、図16〜図1
7に示すように、矩形領域を移動させることで不良検出
を行なうことが可能となる。
【0072】ここで、たとえば、図10、図16、図1
7に示す3回の良否判定を行なったとする(この結果
は、メモリ56に格納されている)。図18は、3回に
わたる矩形領域の良否判定結果を統合した図である。図
18において、領域Z1は、合計1回だけ不良と判定さ
れる領域を示し、領域Z2は、合計2回だけ不良と判定
される領域を示し、領域Z3は、3回とも不良と判定さ
れる領域を示している。良否判定部62では、これら3
回の矩形領域の良否判定を統合して、被検査ワーク34
の良否判定を行なう。図19は、図18に示す画像に対
して2回以上不良と判定された部分を検出した場合を示
している。この場合、塗装むらにともなう不良に対応す
る領域D4を含む領域Z4が検出される。したがって、
2回以上不良と判定された部分を基準に良否判定する場
合、当該被検査ワーク34は、不良品と判定される。
【0073】擬似不良の発生をなるべく抑えるように良
否判定を行なう場合には、複数回の良否判定の全てで不
良と判定される部位(領域Z3)が存在する被検査ワー
ク34を不良品であると判定する。
【0074】また、真の不良はできる限り検出するよう
に良否判定を行なう場合には、複数回の良否判定のいず
れかで不良と判定された部位(領域Z1〜Z3)が存在
する被検査ワーク34を不良品であると判定する。
【0075】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的ではないものと考えられるべきであ
る。本発明の範囲は上記した実施の形態への説明ではな
く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と
均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれるこ
とが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における表面検査装置1
00の全体構成を示す図である。
【図2】図1に示す画像処理部23の構成を説明するた
めの図である。
【図3】図3は、画像処理部23の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図4】矩形領域分割部40の動作を説明するための図
である。
【図5】矩形領域分割部40の動作を説明するための図
である。
【図6】各矩形領域に対する良否判定処理について説明
するためのフローチャートである。
【図7】被検査ワーク34の良否判定処理について説明
するためのフローチャートである。
【図8】矩形領域の定義を説明するための図である。
【図9】射影処理から良否判定に至るまでの処理内容を
具体的に説明するための図である。
【図10】矩形領域の良否判定結果を具体的に説明する
ための図である。
【図11】射影処理を行なわずに矩形領域の良否判定処
理を行なった場合の効果について説明するための図であ
る。
【図12】射影処理を行なわずに矩形領域の良否判定処
理を行なった場合の効果について説明するための図であ
る。
【図13】本発明の実施の形態2における画像処理部6
0の構成を説明するための図である。
【図14】本発明の実施の形態2における表面検査処理
について説明するためのフローチャートである。
【図15】被検査ワーク34の良否判定処理について説
明するためのフローチャートである。
【図16】本発明の実施の形態2における矩形領域の良
否判定処理について説明するための図である。
【図17】本発明の実施の形態2における矩形領域の良
否判定処理について説明するための図である。
【図18】本発明の実施の形態2における被検査ワーク
34の良否判定処理について説明するための図である。
【図19】本発明の実施の形態2における被検査ワーク
34の良否判定処理について説明するための図である。
【図20】感光体ドラムに対する表面検査手段を説明す
るための図である。
【図21】図20に示す感光体ドラムにおいて塗装むら
が発生した場合の輝度むらについて説明するための図で
ある。
【図22】図21におけるA−A′ライン上における濃
淡輝度値の変化を表わす図である。
【符号の説明】
10 中央制御部 20 制御部 21 照明制御部 22 カメラ制御画像入力部 23、60 画像処理部 30 カメラ 31 照明 32 ハーフミラー 33 ワーク搭載部 34 被検査ワーク 40 矩形領域分割部 44 射影部 46 分散算出部 48、62 良否判定部 50 表示部 52 矩形領域分割データ保持部 54 特性基準値保持部 56 メモリ 100 表面検査装置

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査ワークの良否判定を行なう表面検
    査装置であって、 前記被検査ワークの姿勢を変化させながら、前記被検査
    ワークに照明を与える手段と、 前記被検査ワークの表面を撮影する撮影手段と、 前記撮影手段により取得された被検査画像に基づき、前
    記被検査ワークの良否を判定する画像処理手段とを備
    え、 前記画像処理手段は、 前記被検査画像の対象領域を複数の矩形領域に分割する
    領域分割手段と、 前記複数の矩形領域のそれぞれにおいて、各画素の輝度
    値を所定軸上に射影する射影手段と、 前記複数の矩形領域のそれぞれに対して、前記射影手段
    により得られる濃淡輝度値の分布の分散を求める分散算
    出手段と、 前記複数の矩形領域のそれぞれに対して前記分散算出手
    段により算出された分散値に基づき不良を判定し、前記
    判定結果に基づき前記被検査ワークの良否を判定する判
    定手段と含む、表面検査装置。
  2. 【請求項2】 前記領域分割手段における前記分割する
    対象領域を所定量だけ移動させながら、前記射影手段お
    よび前記分散算出手段を実行させる制御手段をさらに備
    え、 前記判定手段は、 複数回にわたる前記分散算出手段の結果を統合すること
    により、前記被検査ワークの良否判定を行なう、請求項
    1記載の表面検査装置。
  3. 【請求項3】 前記所定軸とは、 前記矩形領域の枠を構成する、前記照明により前記被検
    査画像に生じる輝度むら、または前記撮影手段により前
    記被検査画像に生じる輝度むらと同一方向にのびる一辺
    である、請求項1記載の表面検査装置。
  4. 【請求項4】 被検査ワークの良否判定を行なう表面検
    査方法であって、 前記被検査ワークの姿勢を変化させながら前記被検査ワ
    ークに照明を与え、前記被検査ワークの表面を撮影する
    撮影ステップと、 前記撮影ステップにより取得された被検査画像に基づ
    き、前記被検査ワークの良否を判定する画像処理ステッ
    プとを備え、 前記画像処理ステップは、 前記被検査画像の所定領域を複数の矩形領域に分割する
    矩形領域分割ステップと、 前記複数の矩形領域のそれぞれにおいて、各画素の輝度
    値を所定軸上に射影する射影ステップと、 前記複数の矩形領域のそれぞれに対して、前記射影ステ
    ップにより得られる濃淡輝度値の分布の分散を求める分
    散算出ステップと、 前記複数の矩形領域のそれぞれに対して前記分散算出ス
    テップにより算出された分散値に基づき不良を判定し、
    前記判定結果に基づき前記被検査ワークの良否を判定す
    る判定ステップと含む、表面検査方法。
  5. 【請求項5】 前記射影ステップは、 前記照明により前記被検査画像に生じる輝度むら、また
    は前記撮影手段により前記被検査画像に生じる輝度むら
    と同一方向にのびる前記所定軸に前記各画素の輝度値を
    射影するステップを含み、 前記分散算出ステップは、 前記射影により得られる濃淡輝度値の分布に基づき前記
    分散値を算出する、請求項4記載の表面検査方法。
  6. 【請求項6】 前記領域分割ステップにおける前記分割
    する対象領域を所定量だけ移動させながら、前記射影ス
    テップおよび前記分散算出ステップを実行させる制御ス
    テップをさらに備え、 前記判定ステップは、 複数回にわたる前記分散算出ステップの結果を統合する
    ことにより、前記被検査ワークの良否判定を行なう、請
    求項4記載の表面検査方法。
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