JP3426428B2 - トランザクションのトレース装置 - Google Patents

トランザクションのトレース装置

Info

Publication number
JP3426428B2
JP3426428B2 JP27998395A JP27998395A JP3426428B2 JP 3426428 B2 JP3426428 B2 JP 3426428B2 JP 27998395 A JP27998395 A JP 27998395A JP 27998395 A JP27998395 A JP 27998395A JP 3426428 B2 JP3426428 B2 JP 3426428B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
information
transaction
trace
analysis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27998395A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09128342A (ja
Inventor
豊 渡邊
靖明 村木
孝志 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP27998395A priority Critical patent/JP3426428B2/ja
Priority to US08/661,582 priority patent/US5740355A/en
Priority to GB9612987A priority patent/GB2306863B/en
Publication of JPH09128342A publication Critical patent/JPH09128342A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3426428B2 publication Critical patent/JP3426428B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/16Threshold monitoring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/04Processing captured monitoring data, e.g. for logfile generation
    • H04L43/045Processing captured monitoring data, e.g. for logfile generation for graphical visualisation of monitoring data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/08Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters
    • H04L43/0805Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters by checking availability
    • H04L43/0817Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters by checking availability by checking functioning

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローカル・エリア
・ネットワーク等の伝送回線に接続したサーバとクライ
アントとの間で実行されるトランザクションを収集して
性能を解析するトランザクションのトレース装置に関
し、特にプロトコルとアプリケーションの相違を意識す
ることなく必要なトランザクションのアプリケーション
ログを抽出して解析できるトランザクションのトレース
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サーバと複数のクライアントをL
AN等のネットワークで接続した計算機ネットワーク・
システムにあっては、要求と応答の会話情報のやり取り
でトランザクションを処理している。このため従来シス
テムにあっては、ネットワーク管理やトラブル発生の際
に、回線から通信情報を採取し、この通信情報の内容を
解析している。
【0003】更に、回線から採取した通信情報を対象
に、特定のトランザクションを抽出し、レスポンス解析
やデータ量解析ができれば、計算機ネットワークにおけ
る特定の装置や業務の種類に応じた処理状況を適切に把
握し、適切な負荷となるようなシステム再構築や運用形
態の変更が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サーバ
とクライアント間のトランザクションを会話形式で行っ
ている回線上の通信情報は、アプリケーションプログラ
ムで実行されるトランザクションの内容を、特定のプロ
トコルに従って通信しており、回線上から収集された通
信情報から特定のトランザクションを抽出して解析する
ためには、プロトコルとアプリケーションのそれぞれを
意識した固有の解析プログラムを作成しなれければなら
ない。
【0005】しかも、アプリケーションとしてのトラン
ザクションを解析するプログラムを作成するためには、
対象とするシステムで採用されているプロトコルに関し
専門的な知識を必要とし、多くの手間と時間が必要であ
った。また、サーバクライアントシステムで使用される
プロトコルは様々であり、各プロトコル毎に専用の解析
プログラムを作成しなければならなかった。更に、ベン
ダーによってはプロトコルの内容を公開しない場合があ
り、このような場合には解析プログラムを作成すること
ができなかった。
【0006】本発明は、プロトコルとアプリケーション
を意識することなく、伝送回線上から採取した通信情報
から希望するトランザクションのアプリケーションログ
を簡単に抽出して解析できるトランザクションのトレー
ス装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明は、図1(A)のように、サーバ
12と複数のクライアント14を伝送路16を介して接
続し、クライアント14とサーバ12の間での要求と応
答の会話形式に従った通信情報、例えばパケット情報の
やり取りでトランザクションを処理するトランザクショ
ンのトレース装置10を対象とする。
【0008】本発明のトレース装置10は、トレース制
御部18、フィルタ作成部24、回線収集部28、アプ
リケーションログ抽出部40、性能解析部42、及びグ
ラフ表示部46で構成される。トレース制御部18は、
ログファイル名、フィルタファイル名、及び解析指示の
各指定情報で構成されるトレース指示ファイル20から
構成されトランザクションのトレース制御を行う。トレ
ース指示ファイル20は、ログファイル名、フィルタフ
ァイル名、及び解析指示の各指定情報を格納する。ここ
で、フィルタファイル名としては、解析用フィルタ名を
指定する。また解析指示は、解析種別とレイアウト情報
を有する。この内、解析種別はレスポンス解析、スルー
プット解析、クライアント処理時間、サーバ処理時間、
トランザクション推移等を含み、レイアウト情報はコメ
ント、しきい値、表示位置、サイズ等を含む。
【0009】フィルタ作成部24は、特定の会話シーケ
ンスの抽出に使用する抽出用フィルタ32及び解析用フ
ィルタ38を作成する。アプリケーションログ抽出部4
0で使用される抽出用フィルタ36は、図1(B)のよ
うに、トランザクション名、時間指定、及びシーケンス
フィルタ32で構成される。性能解析部42で使用され
る解析用フィルタ38は、抽出用フィルタ36と同じも
のであり、トランザクション名、時間指定、及びシーケ
ンスフィルタで構成される。
【0010】抽出用及び解析用フィルタ36,38のシ
ーケンスフィルタ32は、会話の行きを示す行き情報3
2−1と、会話の帰りを示す帰り情報32−2のペアで
構成される。複数のパケットで構成されている会話は、
シーケンスフィルタを使用して1まとまりの会話として
抽出できる。更に、複数の会話を1まとまりの会話とし
て抽出することもできる。
【0011】シーケンスフィルタ32の行き情報、帰り
情報32−1,32−2の各々は、装置アドレスとプロ
トコル識別子で構成された発信情報98と受信情報10
0から成る方向情報と、識別データ、その位置及び長さ
を有するシーケンス情報102で構成される。また発信
情報98と受信情報100のペアは、単一のシーケンス
情報102について複数設けることができる。これによ
って、複数装置間の会話を1つのシーケンスフィルタで
抽出できる。
【0012】フィルタ作成部24は、予めプロトコル単
位に準備されたひな形フィルタ34を用いてユーザがシ
ーケンスフィルタ32を簡単に作成できるようにしてい
る。ひな形フィルタ34は、プロトコル単位にシーケン
スフィルタの行き情報と帰り情報の各々に対応するエレ
メントを複数種類登録している。このため、ユーザのプ
ロトコル選択とエレメント選択に基づいてひな形フィル
タ34から対応するエレメントを選択し、更に、ユーザ
の装置アドレス、プロトコル識別子、識別データ及び時
間の入力情報に基づいて選択エレメントからシーケンス
フィルタを自動的に作成する。
【0013】更に、フィルタ作成部24はパケットログ
の収集に使用する回線収集用フィルタ26を作成するこ
ともできる。回線収集部28は伝送路16の中から収集
用フィルタ26で指定された通信情報を通信ログとして
収集する。収集用フィルタ26は、少なくとも収集時
間、発信装置アドレスと発信プロトコル識別子の発信情
報、及び受信装置アドレスと受信プロトコル識別子の受
信情報の収集用情報で構成され、回線収集部28は、フ
ィルタ中の収集用情報のいずれか1つ又は複数の組合せ
に該当する通信情報を通信ログとして収集し、パケット
ログ30を作成する。
【0014】アプリケーションログ抽出部40は、回線
収集部28で収集されたパケットログ30の中から、抽
出用フィルタ36で指定された特定の会話シーケンスの
パケットをシーケンス・マッチングによりアプリケーシ
ョンログ41として抽出する。性能解析部42は、アプ
リケーションログ41の中から解析用フィルタ38で指
定された特定の会話シーケンスを抽出してトラザクショ
ンの性能を解析する。性能解析部42は、レスポンス解
析、スループット解析、クライアント処理時間、サーバ
処理時間、トランザクション推移等を必要に応じて行
う。グラフ表示部46は、性能解析結果に基づいてグラ
フをディスプレイに表示する。更に、トレース制御部1
8はトレース履歴ファイル22を有し、グラフ表示部4
6においてトレース指示ファイル20の指定情報以外の
解析性能のグラフ表示が行われた場合、このグラフ情報
をトレース履歴ファイル22に格納する。トレース履歴
ファイル22は、トレース指示ファイル20で指定され
ていない範囲切出し、グラフ重ね合せ等のトレース操作
情報が格納され、トレース履歴ファイル22に格納され
た特殊なトレース操作情報をその後のグラフ表示に反映
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図2は本発明のトレース装置の実
施形態の一例である。トレース装置10は、例えば伝送
路16を介して接続されたサーバ12とクライアント1
4−1〜14−5で構成された計算機ネットワーク、即
ちサーバクライアントシステムについて、サーバ12に
対するクライアント14−1〜14−5からのトランザ
クションのトレースに使用される。
【0016】伝送路16としては例えばローカル・エリ
ア・ネットワークが使用され、伝送路16の両端は終端
器15で終端されている。また伝送路16は外部のネッ
トワークに接続可能であり、例えばインターネット・プ
ロトコル・ネットワーク(IPネットワーク)を構築す
る。サーバクライアントシステムは、サーバ12に対す
るクライアント14−1〜14−5のプロトコルに従っ
たパケット情報のやり取りにより、例えばアプリケーシ
ョン・プログラムで提供される伝票発行の要求や検索要
求等の会話ストリームのやり取りが行われる。
【0017】トレース装置10は、トレース制御部1
8、フィルタ作成部24、回線収集部28、アプリケー
ションログ抽出部40、性能解析部42及びグラフ表示
部46で構成される。またトレース装置10で使用する
ファイル情報として、トレース指示ファイル20、トレ
ース履歴ファイル22、パケットログ30、アプリケー
ションログ41、性能レポートファイル44−1〜44
−nを設けている。
【0018】更にトレース装置で使用するフィルタとし
て、収集用フィルタ26、シーケンスフィルタ32、ひ
な形フィルタ34、抽出用フィルタ36及び解析用フィ
ルタ38がある。トレース制御部18はトレース装置1
0の全体的な制御を行う。図3は、トレース制御部18
によるトレース装置10の一連の制御処理のフローチャ
ートである。まずステップS1で、ユーザがトレース指
示ファイル20を選択すると、選択された指示ファイル
の内容に従って、ステップS2で、まずフィルタ作成部
24による収集用フィルタ26の作成が行われる。
【0019】続いてフィルタ作成部24は、ステップS
3でシーケンスフィルタ32を作成する。シーケンスフ
ィルタ32が得られると、これを含む抽出用フィルタ3
6及び解析用フィルタ38が直ちに得られる。次にステ
ップS4で回線収集部28を起動し、収集用フィルタ2
6に基づいて伝送路16のパケットを収集してパケット
ログ30を作成する。
【0020】続いてステップS5で、アプリケーション
ログ抽出部40が抽出用フィルタ36を使用してパケッ
トログ30の中から抽出用フィルタ36で指定された会
話シーケンスに対応する一群のパケットレコードをアプ
リケーションログ41として抽出する。即ち、アプリケ
ーションによる会話のデータストリームは、複数のパケ
ットに分割され、これがパケットログ30として収集さ
れていることから、このパケットログ30に抽出フィル
タ36を適用し、1つの会話シーケンスを構成する複数
のパケットレコードを抽出し、アプリケーションログ4
1として格納する。
【0021】ステップS6では性能解析部42を起動
し、アプリケーションログ41のパケットレコードの集
合で構成された会話データのストリームを対象に、シー
ケンスフィルタ32を含む解析用フィルタ38により必
要に応じて再度解析対象とする会話シーケンスを抽出し
た後、性能解析処理を性能解析部42で行う。この性能
解析部42の処理により、性能レポートファイル44−
1〜44−nが作成できる。
【0022】次にステップS7でグラフ表示部46を起
動し、性能レポートファイル44−1〜44−nの内容
に基づいて必要なグラフ表示48を行う。ここでトレー
ス指示ファイル20の指示内容以外の特殊なグラフ表示
が行われた場合、トレース制御部18に設けているトレ
ース履歴ファイル22に、グラフ表示を行った情報をト
レース履歴として格納し、再利用可能とする。トレース
履歴ファイル22に格納した履歴情報は、必要に応じて
トレース指示ファイル20に反映させることができる。
【0023】図4は、図2のトレース制御部18に設け
ているトレース指示ファイル20の構成を示す。トレー
ス指示ファイル20は、ログファイル名50、フィルタ
ファイル名54、及び解析指示56で構成されている。
フィルタファイル名54は、右側に取り出して示すよう
に、収集用フィルタ名58、抽出用フィルタ名60及び
解析フィルタ名62で構成される。
【0024】解析指示56には、下側に取出して示すよ
うに、スループット解析64−1、レスポンス解析64
−2、クライアント/サーバ処理時間64−3及びトラ
ンザクション推移64−4等が設けられ、各々、レイア
ウト情報65−1〜65−4を組合わせている。レイア
ウト情報65−1〜65−4は、レイアウト情報65−
1について示すように、コメント66−1、しきい値6
6−2、表示位置/サイズ66−3等が指定される。
【0025】図2のトレース制御部18は、図4に示し
たトレース指示ファイル20に関するユーザの選択指定
に従って、ログファイル名50、フィルタファイル名5
4、及び解析指示56の各指示情報を使用して、トレー
ス装置10の全体的な制御を図3のフローチャートに従
って行うことになる。図5は、図2のフィルタ作成部3
2で作成される収集用フィルタ26の構成である。収集
用フィルタ26は、時間設定68、データ選択70、発
信情報72及び受信情報74で構成される。時間設定6
8は、伝送路16上のパケットを収集する開始時間と終
了時間を設定する。ここでデータ選択70は、収集しよ
うとするデータの一部が判っている場合に指定するもの
であり、この指定で不要なパケットを排除できる。
【0026】発信情報72は、右側に示すように、発信
装置アドレス76と発信プロトコル識別子78で構成さ
れる。受信情報74は、同様に受信装置アドレス80と
受信プロトコル識別子82で構成される。図2の回線収
集部28は、図5の収集用フィルタ26の少なくともい
ずれか1つに該当するパケットがあると、これを伝送路
16から収集して、パケットログ30に格納する。また
収集用フィルタ26の収集用の情報を任意に組合わせて
該当するパケットを収集することもできる。更に、収集
部28は、回線収集用フィルタ26を使用せずにパケッ
トを収集してもよい。例えばオペレータの操作でログの
開始と終了を指示ればよい。更に、回線収集部28を設
けず、別の装置で収集されたパケットログ30を使用す
ることもできる。
【0027】図6は、図2のパケットログ30の構成で
ある。パケットログ30は伝送路16上のパケットをレ
コード単位に記録しており、例えばレコードR0〜Rn
が格納されている。レコードR0〜Rnのそれぞれは、
レコードRnを取り出して示すように、発信装置アドレ
ス84、受信装置アドレス86、プロトコル識別子88
及び会話データ90で構成されている。プロコトル識別
子88は、発信プロトコル88−1と受信プロトコル8
8−2の各識別子を備える。
【0028】次に、図2のフィルタ作成部24によるシ
ーケンスフィルタ32の作成と、シーケンスフィルタ3
2を用いたアプリケーションログ抽出部40で使用する
抽出用フィルタ36を説明する。ここでフィルタ作成部
24は、抽出用フィルタ36と同時に解析用フィルタ3
8も作成するが、解析用フィルタ38は用途が性能解析
部42である以外は抽出用フィルタ36と同じになる。
したがって、フィルタ作成部24に続いては抽出用フィ
ルタ36の作成を例にとる。
【0029】図7は、図2のフィルタ作成部24で作成
される抽出用フィルタ36の構成である。抽出用フィル
タ36は、トランザクション名92、時間指定94及び
シーケンスフィルタ32で構成される。トランザクショ
ン名92は、パケットログ30の中から抽出しようとす
るトランザクション名を指定すればよい。時間指定94
は、パケットログ30の時間指定を最大範囲として任意
の抽出時間が指定できる。
【0030】シーケンスフィルタ32は、抽出しようと
するトランザクションの会話シーケンスが行きと帰りの
ペアを組むことから、この会話ペアに対応して行き情報
32−1と帰り情報32−2のペアとしている。行き情
報32−1は、1又は複数の発信情報と受信情報のペア
と単一のシーケンス情報で構成される。図7の場合、行
き情報32−1は、複数の発信情報98−11〜98−
1nと受信情報100−11〜100−1nのペアと単
一のシーケンス情報102−1で構成される。帰り情報
32−2も、同様に、複数の発信情報98−21〜98
−2nと受信情報100−21〜100−2nのペアと
単一のシーケンス情報102−2で構成される。
【0031】発信情報は、発信情報98−11について
示すように、装置アドレス200とプロトコル識別子2
02のペアで構成される。受信情報も、受信情報100
−11について示すように、装置アドレス204とプロ
トコル識別子206のペアで構成される。方向情報10
1は、例えば帰り情報32−2に示すように、発信情報
98−21と受信情報100−21で構成され、会話が
行きか帰りかの方向を識別することができる。
【0032】シーケンス情報102−1,102−2
は、抽出しようとする会話シーケンスを特定するもの
で、シーケンス情報102−2について示すように、会
話ストリームの内容を特定する識別データ212と、識
別データ212の位置208及び識別データ212の長
さ(バイト)210を含んでいる。図8は、図2のアプ
リケーションログ抽出部40におけるパケットレコード
から会話のデータストリームを抽出する検索機構と、本
発明のシーケンスフィルタ32の基本エレメントを、生
きと帰りのパケットにより示している。
【0033】図8(A)は、アプリケーションログ抽出
部40に設けられるデータストリーム検索機構21であ
り、パケットログ30から読出した複数のパケットレコ
ードを入力し、本発明のシーケンスフィルタ32を使用
した会話抽出の検索を行って該当するパケットレコード
216を求める。即ち、図9のように、アプリケーショ
ンによって提供される1つの会話ストリーム218は、
一般的に、プロトコル固有のヘッダ220に続いてデー
タストリーム222を挿入しており、データストリーム
222の中にプロトコル固有の識別データ212を設け
ている。この識別データ212の位置は、例えば先頭か
らXバイトであることが、オフセットとして予め判って
いる。このような会話ストリーム218は、所定バイト
長のヘッダ226とペイロード(データ部)228で構
成されたパケット224−1〜224−Nに分割挿入さ
れ、伝送路に対し送出される。
【0034】本発明のトレース装置は、このパケット2
24−1〜224−Nを収集し、そのペイロード228
の部分から元の会話ストリーム218を想定してシーケ
ンスフィルタにセットした識別データ212の有無を検
索する。例えばパケット224−3に識別データ212
が存在することを検索すると、これで1つの会話ストリ
ーム218を検索したことにする。
【0035】具体的には、会話ストリーム218の識別
データ212の位置がXバイトであり、パケット224
−1〜224−Nのペイロード228がYバイトであっ
たとすると、次式により先頭からK番目のパケットに識
別データ212が存在することが判る。 K=INT[X/Y]+1 (1) 但し、INTは[]内の演算結果の整数化を意味する。
【0036】従って、前記(1)式で求めた先頭からK
番目のパケットを読込んでシーケンスフィルタの識別デ
ータ212とのパターンマッチングを行うことで、抽出
対象とする会話ストリームか否かを直ちに検索できる。
また会話ストリーム218から固定バイト長Yで会話ス
トリーム218を切出してパケット224−1〜224
−Nを作成した場合、識別データ212の途中で分割さ
れ、2つのパケットに識別データ212が分かれて存在
する可能性がある。そこで識別データ212のデータ長
をZバイトとすると、次式の計算を行う。
【0037】 K1=INT[X/Y]+1 (2) K2=INT[(X+Z)/Y]+1 (3) 識別データが2つのパケットに分かれていると、(2)
(3)式のK1,K2は不一致となり、K1番目とK2
番目の2つのパケットのペイロードを合成した状態で、
識別データのパターンマッチングを行う。これにより識
別データが2つのパケットに分かれていても、該当する
2つのパケットを読出してペイロードのデータを合成に
することで、識別データのマッチングにより確実に会話
ストリームを検索できる。
【0038】図8(B)は、行きと帰りの会話で構成さ
れる1つのトランザクションに対するシーケンスフィル
タ32の基本エレメントのタイプを示す。エレメントタ
イプ1は、アプリケーションの会話情報の行きと帰りが
明らかな場合、黒丸のようにシーケンス情報を指定す
る。エレメントタイプ2は、アプリケーションの会話情
報の行きが明らかで、帰りが不定の場合に指定する。エ
レメントタイプ3は、逆にアプリケーションの会話情報
の行きが不定で、帰りが明らかな場合に指定する。
【0039】図10は、図8(B)の基本的なエレメン
トタイプの応用例である。図10にあっては、3つの異
なったトランザクションTR1,TR2,TR3の会話
シーケンスを1つのまとまりとして抽出するエレメント
であり、例えばサーバに対する複数のクライントからの
会話を、1つのまとまりとして抽出すことができる。こ
のように本発明のシーケンスフィルタ32は、図8
(B)の基本エレメントタイプによるトランザクション
の抽出に加え、図10に示すように複数のトランザクシ
ョンの組合せを1つのまとまりとして抽出するためのシ
ーケンスフィルタを作成することもできる。
【0040】図11は、図2のフィルタ作成部24にお
けるひな形フィルタ34を用いてシーケンスフィルタ3
2を作成するための機能ブロックである。このシーケン
スフィルタ32を作成する図11の機能ブロックは、作
成インタフェース110、プロトコル選択部112、エ
レメント選択部114、シーケンスフィルタ作成部11
6で構成される。ここで、ひな形フィルタ34は図12
に示す構成をもつ。
【0041】図12において、ひな形フィルタ34は、
プロトコル名118に対し図8(B)に示した基本エレ
メントタイプや図10の複数トランザクションを対象と
したエレメントタイプ等、プロトコルに適合したエレメ
ントの組合せをエレメント0〜nとして予め登録してい
る。それぞれのエレメント0〜nは、エレメント2につ
いて取り出して示すように、行きエレメント120と帰
りエレメント122で構成されている。行きエレメント
120及び帰りエレメント122は、帰りエレメント1
22について示すように、エレメントシンボル124、
位置126、長さ128、識別データ130、更に付加
情報132で構成される。ここで位置126は識別デー
タ130のデータストリーム内での位置であり、また長
さ128は識別データ130のデータ長である。更に、
識別データは、行きと帰りのいずれか一方は不定として
もよい。
【0042】再び図11を参照するに、ひな形フィルタ
34には図12に示した構成のひな形フィルタが、例え
ばプロトコル0〜N単位に予め登録されている。まずユ
ーザは作成インタフェース110に対しプロトコル選択
を行う。このプロトコル選択を受けてプロトコル選択部
112がひな形フィルタ34を参照し、例えば選択され
たプロトコル0のひな形フィルタを選択する。続いて作
成インタフェース110に対しユーザがエレメント選択
を行う。このエレメント選択を受けてエレメント選択部
114が、プロトコル選択部112により選択された例
えばプロトコル0の中の指定されたエレメント1を選択
しシーケンスフィルタ作成部116に出力する。
【0043】作成インタフェース110に対しユーザは
更に、装置アドレス入力、識別データ入力及び時間指定
を行っている。これら3つの情報はシーケンスフィルタ
作成部116に与えられ、ひな形フィルタ34から選択
されたエレメント1と組み合わせることで、図7に示し
た構造のシーケンスフィルタ32を作成することができ
る。
【0044】図13乃至図18は、図11により作成さ
れたシーケンスフィルタの具体例を、トランザクション
及び行きと帰りの会話シーケンスのエレメントと共に示
している。図13は行きの情報と帰りの情報が明らかで
あったエレメントタイプ1の場合である。ここでシーケ
ンスフィルタは、トランザクション名が「tran−t
ype 1」であり、行き情報sendとしては、発信
情報を構成する装置アドレスsaとプロトコル識別子s
pと、受信情報を構成する装置アドレスdaとプロトコ
ル識別子dpを、各々、client, 12350, server, 15890
として記述し、最後にシーケンス情報R1として位置of
f1、長さlen1、識別データ data1を記述している。帰り
情報recvに続いて、行き情報とは逆の装置アドレ
ス、プロトコル識別子を記述し、更にシーケンス情報R
2として位置off2、長さ len2 、識別データdata2 を記
述している。
【0045】図14は、エレメントタイプ1について、
複数のクライアントからのトランザクションを抽出する
シーケンスフィルタである。この例では、3台のクライ
アントclient1,2,3 とサーバserver の間のトランザク
ションを抽出する。図15は、行きの情報が明らかで、
帰りの情報が不定となるエレメントタイプ2の場合であ
る。帰りの情報は不定であることから、そのシーケンス
情報R2の位置、長さ、識別データに「*」を入れてい
る。
【0046】図16は、エレメントタイプ1に属するも
ので、全てのクライアントからのトランザクションを抽
出するシーケンスフィルタである。即ち、行きの発信情
報と帰りの受信情報を「*」として、全てのクライアン
トからのトランザクションを抽出する。図17は、エレ
メントタイプ1に属するもので、全てのクライアントと
サーバ間のトランザクションを抽出するシーケンスフィ
ルタである。即ち、行きと帰りの発信情報及び受信情報
を全て「*」として、全てのクライアントとサーバ間の
のトランザクションを抽出する。
【0047】図18は、行きの情報が不定で、帰りの情
報が明らかなエレメントタイプ3の場合である。行きの
情報は不定であることから、そのシーケンス情報R1の
位置、長さ、識別データに「*」を入れている。このよ
うに作成されたシーケンスフィルタ32は、図7に示し
たように抽出用フィルタ36に組み込まれ、図2のアプ
リケーション抽出部40において、パケットログ30に
対するシーケンスフィルタ32のシーケンス・マッチン
グにより、シーケンスフィルタ32の行きエレメントか
ら帰りエレメントまでの会話ストリームをのシーケンス
を抽出し、最終的に抽出した各会話ストリームに対応す
るログレコードをパケットログ30から読み出してアプ
リケーションログ41として格納する。
【0048】図19は、行きエレメントと帰りエレメン
トの各々に識別データをセットした図8(B)のエレメ
ントタイプ1のシーケンスフィルタを使用して会話シー
ケンスのトランザクションを抽出するアプリケーション
抽出部40の処理を示したフローチャートである。図2
0は図19の検索処理の検索対象となる会話ストリー
ム、プロトコルパケットのストリーム及びパケットログ
のストリームを示す。アプリケーションとして提供され
る行き会話ストリーム300と戻り会話ストリーム30
2は、各々、識別データ304,306を有する。この
行き会話ストリーム300と戻り会話ストリーム302
は、ミドルウェアとしてのプロトコルにより、行き会話
用のプロトコルパケット308と戻り会話用のプロトコ
ルパケット306に分割される。
【0049】更に、プロトコルパケット308はネット
ワークのパケット312,314,316に分割され、
プロトコルパケット310もネットワークのパケット3
18,320,322に分割されている。本発明のパケ
ットログ30には、パケット312〜322が収集され
ている。図19のステップS1は、行き会話ストリーム
300の検索をパケット312〜316について行い、
開始のパケットログPS1と終了のパケットログPS2
を記録する。このとき識別データ304の開始位置と終
了位置を示すオフセットI11, I12も併せて記録する。
【0050】ステップS2は、戻り会話ストリーム30
2の検索をパケット318〜322について行い、開始
のパケットログPR1と終了のパケットログPR2を記
録する。このとき識別データ306の開始位置と終了位
置を示すオフセットI21, I22も併せて記録する。ここ
で戻り会話ストリーム302の識別データ306は、パ
ケット318,320に分割して識別データ306−
1,306−2として存在している。
【0051】ステップS1,S2の検索済むと、ステッ
プS3でパケットログPS1〜PS2及びPR1〜PR
2の各パケット312〜322を出力してアプリケーシ
ョンログ41に格納する。この処理をステップS4でパ
ケットログ30の記録がなくなるまて繰り返す。図21
は図19にステップS1に示した行き会話ストリームの
検索処理の詳細である。図20を参照して説明すると、
まずステップS1でパケットを読み込み、ステップS2
で行きストリームか戻りストリームかの送信方向をチェ
ックする。行きストリームであれば、ステップS3に進
み、1つ前のパケットの方向に対し反転しているか否か
で先頭パケットか否か判定する。先頭パケットであれ
ば、ステップS4に進み、パケットのデータ開始位置を
示すパケットログPS1を記録する。先頭パケットでな
ければ、ステップS4のパケットログPS1の記録は行
わない。またステップS2で戻りストリームを判別した
場合は、ステップS12でパケットログPS1をクリア
してステップS1に戻る。
【0052】ステップS5では、現在処理中のパケット
中に識別データがあるか否かチェックする。図20のパ
ケット314のように、識別データ304があれば、ス
テップS6に進み識別データの開始位置を示すオフセッ
トI11を記録し、ステップS7で識別データは分割され
ているか否かチェックする。識別データが分割されいる
場合は、ステップS11の処理に進む。
【0053】識別データが分割されていなければ、ステ
ップS8に進み、オフセットI11〜I12の識別データ
をシーケンスフィルタでセットされた識別データとマッ
チングする。このマッチングにつきステップS9で一致
が判別されると、ステップS10に進み、残りのストリ
ームの検索を行う。即ち、図20のように、最後の行き
パケット316まで検索し、そのデータ開始位置を示す
パケットログPS2を記録する。
【0054】ステップS9でマッチング結果が不一致の
場合には、検索しようとするパケットではないことか
ら、ステップS13でパケットログPS1をクリアして
ステップS1に戻り、次のパケットの処理に進む。図2
2は、図21のステップS11に示した分割された識別
データのマッチング処理の詳細である。パケットに対す
る識別データの分割の形態としては、図23(A)のよ
うに、2つのパケット324,326に分割された識別
データ328−1,328−2が存在する場合と、図2
3(B)のように、3つのパケット330,332,3
34に分割された識別データ336−1,336−2,
336−3が存在する場合がある。勿論、4つ以上のパ
ケットに分割されることもある。
【0055】図22の処理にあっては、ステップS11
1で最初の分割データについてシーケンスフィルタでセ
ットされた識別データの対応する部分とのマッチングを
行って判定する。一致すればステップS112に進み、
更に識別データが続いているか否か判定する。続いてい
ればステップS113で次のパケットを読込み、ステッ
プS114で送信方向をチェックする。送信方向が行き
であれば、ステップS111に戻り、次の分割された識
別データのマッチングを行う。ステップS112で識別
データが続いていなければ、全ての分割データのマッチ
ングが済んだことから、図21のステップS10にリタ
ーンする。
【0056】分割データの処理中にステップS111で
不一致となったり、ステップS114で送信方向が戻り
方向となった場合には、識別データは検索できなかった
ことから、図21のステップS14でパケットログPS
1をクリアした後、ステップS1に戻る。尚、図19の
ステップS2の戻り会話ストリームの検索も基本的に同
じである。
【0057】尚、図20のプロトコルパケット308,
306にあっては、説明を簡単にするため、識別データ
304,306をパケットのペイロード(データ部)に
のみ存在する場合を例にとっているが、通常、プロトコ
ルパケットの識別データは、ヘッダに存在する部分とペ
イロードに存在する部分とに分かれており、両方を併せ
て識別データとする。
【0058】図24は図2のアプリケーションログ41
の構成であり、レコード形式は図6のパケットログ30
と同じであり、パケットレコードRnについて取り出し
て示すように、発信装置アドレス134、受信装置アド
レス136、プロトコル識別子138及び会話データ1
40で構成され、プロコトル識別子138は、発信プロ
トコル138−1と受信プロトコル138−2の各識別
子で構成される。
【0059】図2のフィルタ作成部24はシーケンスフ
ィルタ32を作成すると、同時に性能解析部42で使用
する解析用フィルタ38を作成する。図25は解析用フ
ィルタ38の構成であり、図7に示した抽出用フィルタ
36と同様、トランザクション名142、時間指定14
4、シーケンスフィルタ32で構成される。シーケンス
フィルタ32も行き情報32−1と帰り情報32−2で
構成されている。
【0060】この解析用フィルタ38としては、抽出用
フィルタ36と全く同じシーケンスフィルタ32を使用
してもよいし、抽出用フィルタ36のシーケンスフィル
タ32とは異なる解析用専用のシーケンスフィルタ32
を作成してもよい。再び図2を参照するに、性能解析部
42はアプリケーションログ41を対象に、図8(A)
と同様にして、パケットレコードに対し解析用フィルタ
38に含まれるシーケンスフィルタ32のシーケンス情
報とのパターン・マッチングを行い、アプリケーション
ログ41から解析対象とする会話データを抽出し、性能
解析処理を行う。
【0061】性能解析部42による解析内容は、図4の
トレース指示ファイル20の解析種別64で指定された
レスポンス解析、スループット解析、クライアント処理
時間、サーバ処理時間、トランザクション推移等であ
る。このような性能解析部42による解析結果は、性能
レポートファイル44−1〜44−nに格納される。グ
ラフ表示部46は、性能解析部42による解析結果とレ
イアウト情報65に基づいて、ディスプレイ上にグラフ
表示48を行う。
【0062】図26はこのグラフ表示部46によるグラ
フ表示48の一例であり、レスポンス分布グラフを示し
ている。このレスポンス分布グラフは、横軸に発信から
受信までのレスポンス時間をとり、縦軸に各レスポンス
時間におけるトランザクション回数をとっている。また
グラフ上には、発信装置名と解析処理の際の計測インタ
ーバル時間1.0秒、最大レスポンス時間101.89
1秒及び最小レスポンス時間0.066秒、またレスポ
ンス時間の異なった時点における平均レスポンス時間3
3.29秒及び68.00秒が表示されている。
【0063】図27は図2のグラフ表示48の他の例で
あり、要求トランザクションの推移グラフであり、横軸
は開始時刻を0としたときの相対時間を経過時間として
おり、縦軸にインターバル時間を4.0秒とした場合の
要求トランザクション数をとっている。この表示グラフ
にあっては、最大トランザクション数が56、最小トラ
ンザクション数が7、平均トランザクション数が28と
なっている。
【0064】グラフ表示部46で図4のトレース指示フ
ァイル20の指示事項以外の特殊なグラフ表示が行われ
た場合、このグラフ表示に関する情報は、トレース制御
部18に設けているトレース履歴ファイル22に格納さ
れる。図28はトレース履歴ファイル22の構成を示
す。トレース履歴ファイル22は、トレース操作情報1
48と付加情報150を有する。トレース操作情報14
8には、トレース指示ファイル20で指示されていない
特殊なトレース操作情報148として、例えば範囲切出
し152及びグラフ重ね合せ154等が格納されてい
る。
【0065】このため、グラフ表示部46は、例えば既
に解析結果として得られたグラフの範囲切出し152や
複数のグラフ情報の重ね合せ表示154等のトレース履
歴ファイル22の特殊なトレース操作情報148を利用
して、グラフ再表示ができる。更に、トレース履歴ファ
イル22の履歴情報を、図4に示したトレース指示ファ
イル20のレイアウト情報65−1〜65−4に、解析
指示の内容に応じて反映させることができる。例えば、
トレース履歴ファイル22の履歴情報から得られる特殊
な範囲切出しやグラフ重ね合せを、レイアウト情報65
−1〜65−4に標準的な指定情報として格納し、ユー
ザによる指定対象とする。これにより履歴情報の効率的
な活用ができる。
【0066】尚、上記の実施例にあっては、本発明のト
レース装置10をサーバクライアントシステムに適用し
た場合を例にとっているが、ホストマシンと端末で構成
された計算機ネットワークについても全く同様に適用で
きる。また図2のトレース装置10の各部の処理機能
は、トレース装置10に使用する計算機マシンのアプリ
ケーションプログラムとしてソフトウェアにより実現し
てもよいし、必要に応じて専用のハードウェアを使用し
てもよい。
【0067】またトレース装置10におけるパケットロ
グの収集からアプリケーションログ抽出、性能解析及び
グラフ表示までの一連の処理については、パケットログ
30及びアプリケーションログ41として外部のハード
ディスクドライブを使用せず計算機内のメモリを使用す
ることで、リアルタイムで処理することができる。更に
本発明のトレース装置は、パケットログ30が別の装置
から提供される場合、図2の収集用フィルタ26と回線
収集部28を除いた装置構成とする。勿論、フイルタ作
成部24の回線収集用フィルタ26の作成機能も不要で
ある。
【0068】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、ユーザはプロトコルを意識することなく希望するト
ランザクションのアプリケーションログを抽出すること
ができ、従来、プロトコル別で且つアプリケーション別
に作成していた性能解析プログラムが不要となり、また
プロトコルに関する専門知識を必要とすることなく、ト
レース装置を実現する一連のプログラムにより、任意の
プロトコルの中の必要とするトランザクションのアプリ
ケーションログを抽出して性能解析を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の処理機能のブロック図
【図3】本発明のトレース処理のフローチャート
【図4】図2のトレース指示ファイルの説明図
【図5】図2の収集用フィルタの説明図
【図6】図2のパケットログの説明図
【図7】図2の抽出用フィルタの説明図
【図8】図7の単一の方向情報をもつシーケンスフィル
タの説明図
【図9】パケットレコードからデータストリームへの変
換と図8のシーケンスフィルタの基本エレメントの説明
【図10】複数トランザクションをまとめて抽出するシ
ーケンスフィルタの説明図
【図11】図2のフィタル作成部によるシーケンスフィ
ルタ作成の機能ブロック図
【図12】図2のひな形フィルタの説明図
【図13】行き帰りの情報が明らかな場合のシーケンス
フィルタの記述説明図
【図14】複数のクライアントのトランザクションを抽
出するシーケンスフィルタの記述説明図
【図15】行きの情報が明らかで帰りが不定の場合のシ
ーケンスフィルタの記述説明図
【図16】全てのクライアントのトランザクションを抽
出するシーケンスフィルタの記述説明図
【図17】全てのクライアントとサーバ間のトランザク
ションを抽出するシーケンスフィルタの記述説明図
【図18】行きの情報が不定で帰りが明らかな場合のシ
ーケンスフィルタの記述説明図
【図19】図2のアプリケーション抽出部の検索処理を
示したフローチャート
【図20】本発明が対象とする会話ストリーム、プロト
コルパケット、及び通信パケットの対応説明図
【図21】図19の行き会話ストリームの検索処理の詳
細のフローチャート
【図22】図21の識別データが分割された場合の検索
処理の詳細のフローチャート
【図23】識別データのパケット分割の説明図
【図24】図2のアプリケーションログの説明図
【図25】図2の解析用フィルタの説明図
【図26】図2のグラフ表示部によるレスポンス時間に
対するトランザクション数の解析グラフの説明図
【図27】図2のグラフ表示部による経過時間に対する
要求トランザクション数の解析グラフ
【図28】図2のトレース履歴ファイルの説明図
【符号の説明】
10:トレース装置 12:サーバ 14,14−1〜14−4:クライアント 15:終端器 16:伝送回線 18:トレース制御部 20:トレース指示ファイル 22:トレース履歴ファイル 24:フィルタ作成部 26:収集用フィルタ 28:回線収集部 30:パケットログ 32:シーケンスフィルタ 32−1:行き情報 32−2:帰り情報 34:ひな形フィルタ 36:抽出用フィルタ 38;解析用フィルタ 40:アプリケーションログ抽出部 41:アプリケーションログ 42:性能解析部 44−1〜44−n:性能レポートファイル 46:グラフ表示部 48:グラフ表示 50:ログファイル名 54:フィルタファイル名 56:解析指示 58:収集用フィルタ名 60:抽出用フィルタ名 62:解析用ファイル名 64−1:スループット解析 64−2:レスポンス解析 64−3:クライアント/サーバ処理時間 64−4:トランザククション推移 66−1:コメント 66−2:しきい値 66−3:表示位置/サイズ 68:時間設定 70:データ選択 72:発信情報 74:受信情報 76,84,98−1,134:発信装置アドレス 78,110−1:発信プロトコル識別子 80,86,98−2,136:受信装置アドレス 82,100−2:受信プロトコル識別子 88,138,202,206:プロトコル識別子 88−1,138−1:発信プロトコル 88−2,138−2:受信プロトコル 90,140:会話データ 92,142:トランザクション名 94,144:時間指定 98,98−11〜98−2n:発信情報 100,100−11〜100−2n:受信情報 101:方向情報 102−1,102−2:シーケンス情報 110:作成インタフェース 112:プロトコル選択部 114:エレメント選択部 116:シーケンスフィルタ作成部 118:プロトコル名 120:行きエレメント 122:帰りエレメント 124:エレメントシンボル 126,208:位置 128,210:長さ 130,212:識別データ 132:付加情報 148:トレース操作情報 150:付加情報 152:範囲切出し 154:グラフ重ね合せ 214:データストリーム検索機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−3494(JP,A) 特開 平1−125635(JP,A) 特開 昭62−73352(JP,A) 特開 昭63−108837(JP,A) 特開 昭59−144960(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/00 G06F 11/28 - 11/36

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の装置を伝送路を介して接続し、一対
    の装置間での要求と応答の会話形式に従った通信情報の
    やり取りでトランザクションを処理する計算機ネットワ
    ークのトランザクションのトレース装置に於いて、ログファイル名、フィルタファイル名、及び解析指示の
    各指定情報で構成される トレース指示ファイルから構成
    されトランザクションのトレース制御を行うトレース制
    御部と、 パケットログからの特定の会話シーケンスの抽出に使用
    する抽出用フィルタと解析用フィルタを作成するフィル
    タ作成部と、 前記伝送路の中から通信情報を通信ログとして収集する
    回線収集部と、 前記回線収集部で収集された通信ログの中から前記抽出
    用フィルタで指定された特定の会話シーケンスの通信ロ
    グをアプリケーションログとして抽出するアプリケーシ
    ョンログ抽出部と、 前記アプリケーションログの中から前記解析用フィルタ
    で指定された特定の会話シーケンスを抽出してトラザク
    ションの性能を解析する性能解析部と、 前記性能解析部の解析結果に基づいてグラフを表示する
    グラフ表示部と、 を備えたことを特徴とするトランザクションのトレース
    装置。
  2. 【請求項2】請求項記載のトランザクションのトレー
    ス装置に於いて、前記トレース指示ファイルのフィルタ
    ファイル名は、収集用フィルタ名、及び解析用フィルタ
    名であることを特徴とするトランザクションのトレース
    装置。
  3. 【請求項3】請求項記載のトランザクションのトレー
    ス装置に於いて、前記トレース指示ファイルの解析指示
    は、解析種別とレイアウト情報を含むことを特徴とする
    トランザクションのトレース装置。
  4. 【請求項4】請求項記載のトランザクションのトレー
    ス装置に於いて、前記解析種別はレスポンス解析、スル
    ープット解析、クライアント処理時間、サーバ処理時
    間、トランザクション推移を含み、前記レイアウト情報
    はコメント、しきい値、表示位置、サイズを含むことを
    特徴とするトランザクションのトレース装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載のトランザクションのトレー
    ス装置に於いて、前記フィルタ作成部はパケットログの
    収集に使用する回線収集用フィルタを作成し、前記回線
    収集部は前記伝送路の中から前記収集用フィルタで指定
    された通信情報を通信ログとして収集することを特徴と
    するトランザクションのトレース装置。
  6. 【請求項6】請求項記載のトランザクションのトレー
    ス装置に於いて、前記収集用フィルタは、少なくとも収
    集時間、発信装置アドレスと発信プロトコル識別子の発
    信情報、及び受信装置アドレスと受信プロトコル識別子
    の受信情報の収集用情報で構成され、前記回線収集部
    は、前記収集用情報のいずれか1つ又は複数の組合せに
    該当する通信情報を通信ログとして収集することを特徴
    とするトランザクションのトレース装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載のトランザクションのトレー
    ス装置に於いて、前記抽出用フィルタは、トランザクシ
    ョン名、時間指定、及びシーケンスフィルタで構成され
    ることを特徴とするトランザクションのトレース装置。
  8. 【請求項8】請求項1記載のトランザクションのトレー
    ス装置に於いて、前記解析用フィルタは、トランザクシ
    ョン名、時間指定、及びシーケンスフィルタで構成され
    ることを特徴とするトランザクションのトレース装置。
  9. 【請求項9】請求項又は記載のトランザクションの
    トレース装置に於いて、前記シーケンスフィルタは、行
    きの会話を示す行き情報と、帰りの会話を示す帰り情報
    のペアで構成されたことを特徴とするトランザクション
    のトレース装置。
  10. 【請求項10】請求項又は記載のトランザクション
    のトレース装置に於いて、前記行き情報と帰り情報の各
    々は、装置アドレスとプロトコル識別で構成された発信
    情報と受信情報から成る方向情報と、識別データ、その
    位置及び長さを有するシーケンス情報とで構成されたこ
    とを特徴とするトランザクションのトレース装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載のトランザクションのト
    レース装置に於いて、前記行き情報と帰り情報の各々
    は、単一のシーケンス情報に対し前記発信情報と受信情
    報から成る方向情報を複数備えたことを特徴とするトラ
    ンザクションのトレース装置。
  12. 【請求項12】請求項10記載のトランザクションのト
    レース装置に於いて、前記フィルタ作成部は、予めプロ
    トコル単位に準備されたひな形フィルタを用いて前記シ
    ーケンスフィルタを作成することを特徴とするトランザ
    クションのトレース装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載のトランザクションのト
    レース装置に於いて、前記ひな形フィルタは、プロトコ
    ル単位に前記行き情報および帰り情報の各々に対応する
    エレメントを複数種類登録しており、ユーザのプロトコ
    ル選択とエレメント選択に基づいて前記ひな形フィルタ
    から対応するエレメントを選択し、更に、ユーザの装置
    アドレス、プロトコル識別子、識別データ及び時間の入
    力情報に基づいて前記選択エレメントからシーケンスフ
    ィルタを作成することを特徴とするトランザクションの
    トレース装置。
  14. 【請求項14】請求項1記載のトランザクションのトレ
    ース装置に於いて、前記性能解析部は、レスポンス解
    析、スループット解析、クライアント処理時間、サーバ
    処理時間、トランザクション推移等を必要に応じて行う
    ことを特徴とするトランザクションのトレース装置。
  15. 【請求項15】請求項1記載のトランザクションのトレ
    ース装置に於いて、前記トレース制御部はトレース履歴
    ファイルを有し、前記グラフ表示部において前記トレー
    ス指示ファイルの指定情報以外の解析性能のグラフ表示
    が行われた場合、該グラフ情報を前記トレース履歴ファ
    イルに格納することを特徴とするトランザクションのト
    レース装置。
  16. 【請求項16】請求項15記載のトランザクションのト
    レース装置に於いて、前記トレース履歴ファイルは、範
    囲切出し、グラフ重ね合せ等のトレース操作情報を有
    し、前記グラフ表示部により前記トレース履歴ファイル
    に格納されたグラフの前記トレース操作情報の指定によ
    るグラフ表示を行わせることを特徴とするトランザクシ
    ョンのトレース装置。
  17. 【請求項17】請求項1記載のトランザクションのトレ
    ース装置に於いて、前記計算機ネットワークは、サーバ
    とクライアントを備えたサーバクライアントシステムで
    あることを特徴とするトランザクションのトレース装
    置。
  18. 【請求項18】ログファイル名、フィルタファイル名、
    及び解析指示の各指定情報で構成され トレース指示フ
    ァイルから構成されトランザクションのトレース制御を
    行うトレース制御部と、 パケットログからの特定の会話シーケンスの抽出に使用
    する抽出用フィルタと解析用フィルタを作成するフィル
    タ作成部と、 計算機ネットワークの伝送路から収集された通信ログの
    中から前記抽出用フィルタで指定された特定の会話シー
    ケンスの通信ログをアプリケーションログとして抽出す
    るアプリケーションログ抽出部と、 前記アプリケーションログの中から前記解析用フィルタ
    で指定された特定の会話シーケンスを抽出してトランザ
    クションの性能を解析する性能解析部と、 前記性能解析部の解析結果に基づいてグラフを表示する
    グラフ表示部と、を備えたことを特徴とするトランザク
    ションのトレース装置。
JP27998395A 1995-10-27 1995-10-27 トランザクションのトレース装置 Expired - Fee Related JP3426428B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27998395A JP3426428B2 (ja) 1995-10-27 1995-10-27 トランザクションのトレース装置
US08/661,582 US5740355A (en) 1995-10-27 1996-06-04 Transaction tracing apparatus
GB9612987A GB2306863B (en) 1995-10-27 1996-06-20 Transaction tracing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27998395A JP3426428B2 (ja) 1995-10-27 1995-10-27 トランザクションのトレース装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09128342A JPH09128342A (ja) 1997-05-16
JP3426428B2 true JP3426428B2 (ja) 2003-07-14

Family

ID=17618680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27998395A Expired - Fee Related JP3426428B2 (ja) 1995-10-27 1995-10-27 トランザクションのトレース装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5740355A (ja)
JP (1) JP3426428B2 (ja)
GB (1) GB2306863B (ja)

Families Citing this family (64)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6718550B1 (en) 1996-06-26 2004-04-06 Sun Microsystems, Inc. Method and apparatus for improving the performance of object invocation
EP0939929A4 (en) * 1997-07-01 2007-01-10 Progress Software Corp TEST AND DEBUGGING TOOL FOR NETWORK APPLICATIONS
US6282701B1 (en) 1997-07-31 2001-08-28 Mutek Solutions, Ltd. System and method for monitoring and analyzing the execution of computer programs
US6249803B1 (en) * 1997-12-18 2001-06-19 Sun Microsystems, Inc. Method and apparatus for executing code during method invocation
US6438616B1 (en) 1997-12-18 2002-08-20 Sun Microsystems, Inc. Method and apparatus for fast, local corba object references
US6405264B1 (en) 1997-12-18 2002-06-11 Sun Microsystems, Inc. Marshaling and unmarshaling framework for supporting filters in a distributed object system
US6516354B2 (en) 1997-12-18 2003-02-04 Sun Microsystems, Inc. Method and apparatus for efficient representation of variable length identifiers in a distributed object system
US6510460B1 (en) 1997-12-18 2003-01-21 Sun Microsystems, Inc. Method and apparatus for enforcing locking invariants in multi-threaded systems
GB2333672B (en) * 1998-01-27 2003-06-25 Stasys Ltd Analysing tactical data link messages
GB2337139A (en) * 1998-05-09 1999-11-10 Ibm A bi-directional transaction intercepting filter and log
AU5461099A (en) * 1998-07-30 2000-02-21 Mutek Solutions, Ltd. System and method for remotely analyzing the execution of computer programs
US6477571B1 (en) 1998-08-11 2002-11-05 Computer Associates Think, Inc. Transaction recognition and prediction using regular expressions
US6584501B1 (en) * 1999-02-03 2003-06-24 Compuware Corporation Method to display information representing network traffic on a computer display monitor
DE19912414A1 (de) * 1999-03-19 2000-09-21 Deutsche Telekom Ag System, Auswerteeinrichtung und Verfahren zum Überprüfen der von einer digitalen Vermittlungsstelle erfassten verbindungsbezogenen Kommunikationsdaten
WO2000079415A2 (en) * 1999-06-18 2000-12-28 Torrent Systems, Inc. Segmentation and processing of continuous data streams using transactional semantics
US6801938B1 (en) * 1999-06-18 2004-10-05 Torrent Systems, Inc. Segmentation and processing of continuous data streams using transactional semantics
US6771646B1 (en) 1999-06-30 2004-08-03 Hi/Fn, Inc. Associative cache structure for lookups and updates of flow records in a network monitor
US6789116B1 (en) 1999-06-30 2004-09-07 Hi/Fn, Inc. State processor for pattern matching in a network monitor device
CN1312892C (zh) 1999-06-30 2007-04-25 倾向探测公司 用于监控网络流量的方法和设备
US7058928B2 (en) 1999-12-23 2006-06-06 Identify Software Ltd. System and method for conditional tracing of computer programs
US6185615B1 (en) 2000-02-25 2001-02-06 Sun Microsystems, Inc. Method and system for consolidating related partial operations into a transaction log
US20020087949A1 (en) * 2000-03-03 2002-07-04 Valery Golender System and method for software diagnostics using a combination of visual and dynamic tracing
US6745351B1 (en) 2000-05-26 2004-06-01 I-Tech Corporation Indexing system for protocol analyzers
US6963575B1 (en) 2000-06-07 2005-11-08 Yipes Enterprise Services, Inc. Enhanced data switching/routing for multi-regional IP over fiber network
US6681232B1 (en) 2000-06-07 2004-01-20 Yipes Enterprise Services, Inc. Operations and provisioning systems for service level management in an extended-area data communications network
US7287071B2 (en) 2000-09-28 2007-10-23 Vignette Corporation Transaction management system
GB0027280D0 (en) * 2000-11-08 2000-12-27 Malcolm Peter An information management system
US8312435B2 (en) * 2000-12-26 2012-11-13 Identify Software Ltd. (IL) System and method for conditional tracing of computer programs
US20020111818A1 (en) * 2001-02-15 2002-08-15 International Business Machines Corporation Method and apparatus for providing independent filtering of e-commerce transactions
US6883162B2 (en) * 2001-06-06 2005-04-19 Sun Microsystems, Inc. Annotations for transaction tracing
JP3695581B2 (ja) * 2001-08-08 2005-09-14 ソニー株式会社 記録装置および記録方法、記録媒体、並びに、電子カメラ
US7212301B2 (en) * 2001-10-31 2007-05-01 Call-Tell Llc System and method for centralized, automatic extraction of data from remotely transmitted forms
JP2004133763A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Fujitsu Ltd 履歴管理装置及びコンピュータプログラム
JP4636775B2 (ja) * 2002-10-15 2011-02-23 株式会社山武 ネットワーク監視システム
US7386839B1 (en) 2002-11-06 2008-06-10 Valery Golender System and method for troubleshooting software configuration problems using application tracing
US8032866B1 (en) 2003-03-27 2011-10-04 Identify Software Ltd. System and method for troubleshooting runtime software problems using application learning
DE10335811A1 (de) * 2003-08-05 2005-03-03 Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg Nachrichtenanalyseeinrichtung und Verfahren zum Analysieren
US7644050B2 (en) * 2004-12-02 2010-01-05 International Business Machines Corporation Method and apparatus for annotation-based behavior extensions
US7827539B1 (en) 2004-06-25 2010-11-02 Identify Software Ltd. System and method for automated tuning of program execution tracing
JP4886188B2 (ja) * 2004-12-16 2012-02-29 キヤノン株式会社 情報処理装置及びその制御方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体
JP4720213B2 (ja) * 2005-02-28 2011-07-13 富士通株式会社 解析支援プログラム、装置及び方法
US8001427B2 (en) * 2005-05-16 2011-08-16 Texas Instruments Incorporated Method and system of indexing into trace data based on entries in a log buffer
US7987393B2 (en) * 2005-05-16 2011-07-26 Texas Instruments Incorporated Determining operating context of an executed instruction
US7992049B2 (en) * 2005-05-16 2011-08-02 Texas Instruments Incorporated Monitoring of memory and external events
CN100466792C (zh) * 2005-10-29 2009-03-04 华为技术有限公司 记录及输出呼叫日志信息的方法及应用及系统
CN100372419C (zh) * 2005-11-29 2008-02-27 华为技术有限公司 一种分析移动通信系统中呼叫的系统及方法
JP4594258B2 (ja) 2006-03-10 2010-12-08 富士通株式会社 システム分析装置およびシステム分析方法
US7788719B1 (en) * 2006-03-23 2010-08-31 Symantec Corporation Graph buffering
JP5286876B2 (ja) 2008-03-28 2013-09-11 富士通株式会社 紐付け支援プログラム、紐付け支援装置、紐付け支援方法
US8914684B2 (en) * 2009-05-26 2014-12-16 Vmware, Inc. Method and system for throttling log messages for multiple entities
US8676965B2 (en) * 2009-07-30 2014-03-18 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Tracking high-level network transactions
JP5526662B2 (ja) 2009-09-02 2014-06-18 富士通株式会社 並列紐付処理システム及び方法
JP5533536B2 (ja) 2010-10-08 2014-06-25 富士通株式会社 情報処理プログラム、装置及び方法
US8745598B2 (en) 2010-12-14 2014-06-03 Bmc Software, Inc. Running injected code prior to execution of an application
US8762952B2 (en) 2010-12-14 2014-06-24 Bmc Software, Inc. Recording method calls that led to an unforeseen problem
JP5735853B2 (ja) * 2011-05-09 2015-06-17 キヤノン株式会社 通信装置及びその制御方法とプログラム
JP5774445B2 (ja) * 2011-10-27 2015-09-09 Kddi株式会社 業務ログ抽出装置
US20130179448A1 (en) 2012-01-05 2013-07-11 International Business Machines Corporation Linking Single System Synchronous Inter-Domain Transaction Activity
US9117177B1 (en) * 2013-05-30 2015-08-25 Amazon Technologies, Inc. Generating module stubs
US10489807B1 (en) * 2013-11-11 2019-11-26 Amazon Technologles, Inc. Non-deterministic load-testing
CN107211300A (zh) * 2015-01-26 2017-09-26 诺基亚通信公司 分析和分类信令集合或呼叫
US10397325B2 (en) * 2015-10-22 2019-08-27 Oracle International Corporation System and method for data payload collection monitoring and analysis in a transaction processing environment
US10956458B2 (en) 2017-11-27 2021-03-23 International Business Machines Corporation Consolidating text conversations from collaboration channels
US11188228B1 (en) * 2019-03-25 2021-11-30 Amazon Technologies, Inc. Graphing transaction operations for transaction compliance analysis

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4636940A (en) * 1983-03-31 1987-01-13 Hewlett-Packard Company Logic analyzer using source program or other user defined symbols in the trace specification and the trace listing
US4752928A (en) * 1985-05-06 1988-06-21 Tektronix, Inc. Transaction analyzer
US4775973A (en) * 1986-10-22 1988-10-04 Hewlett-Packard Company Method and apparatus for a packet-switched network communications measurement matrix display
US5101402A (en) * 1988-05-24 1992-03-31 Digital Equipment Corporation Apparatus and method for realtime monitoring of network sessions in a local area network
US5067130A (en) * 1989-09-29 1991-11-19 Tektronix, Inc. Method for acquiring data in a logic analyzer
US5142673A (en) * 1989-12-22 1992-08-25 Bull Hn Information Systems Inc. Bus monitor with dual port memory for storing selectable trigger patterns
EP0474932A1 (en) * 1990-09-13 1992-03-18 Hewlett-Packard Company Network fault analyzer
JPH04245751A (ja) * 1991-01-31 1992-09-02 Nec Corp イベント処理分散型網監視システム
US5331574A (en) * 1991-08-06 1994-07-19 International Business Machines Corporation System and method for collecting response times for exception response applications
US5361353A (en) * 1991-10-02 1994-11-01 International Business Machines Corporation System for parsing message units from an unstructured message stream of interleaved message units to form structured messages
US5299206A (en) * 1991-10-24 1994-03-29 Digital Equipment Corporation System and method for analyzing complex sequences in trace arrays using multiple finite automata
US5375070A (en) * 1993-03-01 1994-12-20 International Business Machines Corporation Information collection architecture and method for a data communications network
US5365514A (en) * 1993-03-01 1994-11-15 International Business Machines Corporation Event driven interface for a system for monitoring and controlling a data communications network
US5579476A (en) * 1993-10-19 1996-11-26 Industrial Technology Research Institute Automatic test environment for communications protocol software
US5471526A (en) * 1994-02-28 1995-11-28 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ.) Tracing with keys and locks on a telecommunication network
US5539907A (en) * 1994-03-01 1996-07-23 Digital Equipment Corporation System for monitoring computer system performance

Also Published As

Publication number Publication date
GB2306863B (en) 1999-09-29
GB2306863A (en) 1997-05-07
US5740355A (en) 1998-04-14
GB9612987D0 (en) 1996-08-21
JPH09128342A (ja) 1997-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3426428B2 (ja) トランザクションのトレース装置
US8495006B2 (en) System analysis program, system analysis method, and system analysis apparatus
US9455873B2 (en) End-to-end analysis of transactions in networks with traffic-altering devices
EP1480379B1 (en) Automated characterization of network traffic
US7561569B2 (en) Packet flow monitoring tool and method
US7995496B2 (en) Methods and systems for internet protocol (IP) traffic conversation detection and storage
CN109274522B (zh) 一种oam信息的处理方法、装置、设备及存储介质
WO2016191486A1 (en) Detection of malware and malicious applications
KR100895102B1 (ko) 파일 탐색 시스템 및 방법
US10387370B2 (en) Collecting test results in different formats for storage
CN107979647B (zh) 一种实现无缆存储式地震仪的数据回收方法
US8140671B2 (en) Apparatus and method for sampling security events based on contents of the security events
CN106789446B (zh) 一种节点对等的集群分布式测试系统和方法
EP3790260B1 (en) Device and method for identifying network devices in a nat based communication network
CN103532779A (zh) 一种快速定位分流设备丢包的方法及系统
US20220263887A1 (en) Patternless prompt detection of command completion
CN114785718A (zh) 一种网络靶场流量采集分析系统与方法
CN113285904A (zh) 基于rdp的磁盘映射文件信息的解析方法
CN112492021A (zh) 基于网络数据的业务服务调用关系路径检测方法
JP6048555B1 (ja) 分類情報作成装置、分類情報作成方法、分類情報作成プログラム、検索装置、検索方法、及び、検索プログラム
CN111064637A (zh) NetFlow数据去重方法及装置
JP5287703B2 (ja) メッセージ判別プログラム、メッセージ判別装置及びメッセージ判別方法
KR101710086B1 (ko) 침해사고 대응을 위한 증거수집 및 조사분석을 수행하는 방법 및 장치
CN115118493B (zh) 报文查询方法、装置、电子设备及存储介质
CN112532407B (zh) 故障定位的方法、装置及系统

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030401

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080509

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090509

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees