JP3384493B2 - 車室内こもり音低減装置 - Google Patents

車室内こもり音低減装置

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JP3384493B2
JP3384493B2 JP08232692A JP8232692A JP3384493B2 JP 3384493 B2 JP3384493 B2 JP 3384493B2 JP 08232692 A JP08232692 A JP 08232692A JP 8232692 A JP8232692 A JP 8232692A JP 3384493 B2 JP3384493 B2 JP 3384493B2
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万平 玉村
和幸 近藤
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの振動騒音を
主要因として発生する車室内のこもり音を相殺音と干渉
させて低減させる車室内こもり音低減装置に関する。 【0002】 【従来の技術】エンジンの振動騒音を主要因として発生
する車室内騒音に対し、この騒音と同一振幅で逆位相と
なる音(相殺音)を付加音源から発生させ、車室内騒音
を低減させる種々の技術が提案されている。 【0003】このような技術として、例えば、特開平3
−5255号公報において、エンジン回転の2次成分に
同期して逆位相となる基本正弦波の数値データを予め記
憶させておき、クランク角センサより求められるエンジ
ン回転数と、圧力センサより求められるエンジン負荷と
で上記基本正弦波の位相と振幅を修正することによっ
て、エンジン振動等を直接検出する振動センサー等を必
要とせず、相殺音を作ることのできる車室内こもり音低
減装置が示されている。 【0004】また、最近ではLMS(Least Mean S
quare )アルゴリズム(最適フィルター係数を求める計
算式を簡略化するため、フィルターの修正式が再帰式で
あることを利用し、平均自乗誤差を瞬間自乗誤差で近似
して求める理論)、あるいは、このLMSアルゴリズム
を多チャンネルに拡大したMEFX−LMS(Multipl
e Error Filtered X−LMS)アルゴリズムを利用
した車室内こもり音低減装置が実用化され始めている。
このLMSアルゴリズムを利用した車室内こもり音低減
装置では、エンジン振動を主要因として発生する車室内
騒音を消音する場合、エンジン振動と相関の高い信号を
騒音振動源信号(プライマリソース)として検出し、こ
のプライマリソースから最適フィルターによって騒音に
対する相殺音信号(キャンセル信号)を合成してスピー
カから相殺音を発生する。そして、受聴点における騒音
低減状態を誤差信号としてエラーマイクによって検出
し、この誤差信号とスピーカ/マイク間伝達特性Cmn(m
はマイク、n はスピーカの数値)によって補正したプラ
イマリソースとからLMSアルゴリズムにより、上記最
適フィルターのフィルター係数を更新し受聴点における
騒音低減を最適な値とするようになっている。このLM
Sアルゴリズムを利用した車室内こもり音低減装置によ
れば、前述した車室内こもり音低減装置に比べ、より安
定した細かい騒音低減を実現することができる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記LMS
アルゴリズムを利用した車室内こもり音低減装置によ
り、効果的な騒音低減を実現するには、乗員の着座状
態、車内温度、車内湿度および経時変化等の影響により
変化する前記スピーカ/マイク間伝達特性Cmnを正確に
設定する必要がある。このため、従来では、乗員が着座
した後、車室内こもり音低減装置が作動する前に予め乗
員がシステム同定により設定しなければならなかった。
すなわち、図7の概念図に示すように、乗員が着座した
状態のエラーマイクとスピーカとの間を未知システム1
とし、所定の周波数成分を含むランダムノイズRN を、
上記未知システム1と更新可能な伝達特性Cmnを有する
伝達特性設定回路(Cmn設定回路)2とに入力する。上
記未知システム1に入力されたランダムノイズRN はス
ピーカから音として発生させられ、実際のスピーカ/マ
イク間伝達特性の影響を受けてエラーマイクに達し検出
される。そして、このエラーマイクで検出された信号と
上記Cmn設定回路2から出力された信号とを重ね合わせ
誤差信号としてLMS回路3に入力し、このLMS回路
3で、この誤差信号が最小となるように上記Cmn設定回
路2の伝達特性Cmnを更新することにより、上記実際の
スピーカ/マイク間伝達特性を推定するものである。
尚、複数のスピーカを有する場合は、各スピーカ毎に独
立に上述の作業を行なう。 【0006】しかしながら、このような作業は非常に煩
わしく、また、ランダムノイズを発生させシステム同定
を行なうため乗員に不快感を与えるといった問題があ
る。 【0007】さらに、このような煩雑な作業や乗員への
不快感を無くすため、実験等の結果からスピーカ/マイ
ク間伝達特性を一定の固定値に定めることも考えられる
が、この場合、特に経時変化や、車内へのクッション、
アクセサリ、チャイルドシート等の備品の配置によって
はスピーカ/マイク間伝達特性が、実際の伝達特性値と
ずれてしまうといった問題あり、このような問題を回避
しようとしてスピーカ/マイク間伝達特性を設定する
と、他の条件では実際のスピーカ/マイク間伝達特性と
のずれが大きくなりLMSアルゴリズムを利用した車室
内こもり音低減装置の有する本来の能力を十分に発揮さ
せることができなくなる可能性がある。 【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、乗員に煩雑な作業や不快感を与えることなく、乗員
の着座状態、車内温度、車内湿度、経時変化および備品
の配置等の車内環境により変化するスピーカ/マイク間
伝達特性を正確に得ることができ、効果的に安定して細
かい騒音低減が可能な車室内こもり音低減装置を提供す
ることを目的としている。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による車室内こもり音低減装置は、エンジン振動
と相関の高い騒音振動源信号を適応フィルターに入力
し、該適応フィルターで上記騒音振動源信号をフィルタ
リングしてキャンセル信号として成するキャンセル信
号合成手段と、上記キャンセル信号を騒音に対する相殺
音として音源から発生する相殺音発生手段と、受聴点に
おける騒音低減状態を誤差信号として検出する誤差信号
検出手段と、予め乗員のいない状態で随時上記相殺音発
生手段と上記誤差信号検出手段との間の伝達特性を無人
状態伝達特性として設定する無人状態伝達特性設定手段
と、乗員の着座状態が上記無人状態伝達特性に与える影
響を予め記憶し乗員影響特性として設定する乗員影響特
性記憶設定手段と、上記騒音振動源信号を上記無人状態
伝達特性と上記乗員影響特性とで補正し、この補正した
騒音振動源信号と上記誤差信号とに基づき上記適応フィ
ルターのフィルター係数を更新するキャンセル信号更新
手段とを備えたものである。 【0010】 【作 用】上記構成において、まず、無人状態伝達特性
設定手段で、予め乗員のいない状態で相殺音発生手段と
誤差信号検出手段との間の伝達特性を無人状態伝達特性
として随時設定する。そして、乗員の着座した後、この
乗員の着座状態から、乗員影響特性記憶設定手段で、予
め記憶されている乗員の着座状態が上記無人状態伝達特
性に与える影響を乗員影響特性として設定する。次に、
エンジン振動騒音が生じた際には、キャンセル信号合成
手段で、エンジン振動と相関の高い騒音振動源信号を適
応フィルターに入力し、該適応フィルターで上記騒音振
動源信号をフィルタリングしてキャンセル信号として
成し、上記相殺音発生手段から上記キャンセル信号を騒
音に対する相殺音として音源から発生する。そして、誤
差信号検出手段で、受聴点における騒音低減状態を誤差
信号として検出し、この誤差信号をキャンセル信号更新
手段に入力する。一方、上記騒音振動源信号は上記無人
状態伝達特性と上記乗員影響特性とで補正されて上記キ
ャンセル信号更新手段に入力され、このキャンセル信号
更新手段で、上記補正した騒音振動源信号と上記誤差信
号とに基づき上記適応フィルターのフィルター係数を更
新する。 【0011】 【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1〜図6は本発明の一実施例を示し、図1は車
室内こもり音低減装置のシステム概略図、図2は車室内
こもり音低減装置のシステムを車内に搭載した場合の概
略説明図、図3は無人状態スピーカ/マイク間伝達特性
の初期設定の概念図、図4は乗員影響特性の初期設定の
概念図、図5は無人状態スピーカ/マイク間伝達特性の
使用前設定の概念図、図6は無人状態スピーカ/マイク
間伝達特性と乗員影響特性の概念説明図である。 【0012】図中、符号10は車室内こもり音低減装置
を示し、この車室内こもり音低減装置10は、エンジン
(図示せず)により発生するエンジン関連の室内振動騒
音と相関の高い騒音振動源信号(プライマリソース)P
SEが入力される2つのキャンセル信号合成手段としての
適応フィルター11、12と、これら適応フィルター1
1、12にD/A変換器、アンプ(いずれも図示せず)
を介して接続された相殺音発生手段としてのスピーカ1
3、14と、受聴点における騒音低減状態を誤差信号と
して検出する誤差信号検出手段としての2つのエラーマ
イク15、16と、上記プライマリソースPSEが入力さ
れる4つのスピーカ/マイク間伝達特性推定回路17、
18、19、20と、このスピーカ/マイク間伝達特性
推定回路17、18からの信号と上記エラーマイク1
5、16からの誤差信号とが入力され、これらの信号に
基づき上記適応フィルター11のフィルター係数を更新
可能なキャンセル信号更新手段としてのLMS(Least
Mean Square )演算回路21と、同様に上記スピー
カ/マイク間伝達特性推定回路19、20からの信号と
上記エラーマイク15、16からの誤差信号が入力さ
れ、これらの信号に基づき上記適応フィルター12のフ
ィルター係数を更新可能なキャンセル信号更新手段とし
てのLMS演算回路22とから構成されている。 【0013】上記適応フィルター11、12と上記スピ
ーカ/マイク間伝達特性推定回路17、18、19、2
0とに入力される前記プライマリソースPSEは、例え
ば、点火パルス、燃料噴射パルスあるいはクランク角セ
ンサ(図示せず)等からの信号を所定に成形・加工した
信号や、これらの信号にエンジンの負荷情報を反映させ
た信号で、エンジン振動騒音と相関の高い信号となって
いる。 【0014】また、前記適応フィルター11は、前記L
MS演算回路21によりフィルター係数が更新されるF
IR(Finite Impulse Response )フィルターで所
定のタップ数を有し、この適応フィルター11に入力さ
れた上記プライマリソースPSEは、上記フィルター係数
と畳み込み積和されキャンセル信号として、D/A変換
器に出力され増幅器(いずれも図示せず)を介して付加
音源であるスピーカ13から相殺音として発生されるよ
うになっている。同様に、前記適応フィルター12も、
前記LMS演算回路22によりフィルター係数が更新さ
れるFIRフィルターで所定のタップ数を有し、この適
応フィルター12に入力された上記プライマリソースP
SEは、上記フィルター係数と畳み込み積和されキャンセ
ル信号として、D/A変換器に出力され増幅器(いずれ
も図示せず)を介して付加音源であるスピーカ14から
相殺音として発生されるようになっている。 【0015】上記スピーカ13、14は、例えば、図示
しないフロントドア等に配設されており、この車室内の
受聴点(例えば、助手席26の乗員の耳に近接する位置
と運転席27のドライバーの耳に近接する位置)には上
記エラーマイク15、16が配設されている。これらエ
ラーマイク15、16により、振動騒音と相殺音との干
渉の結果が検出され、上記LMS演算回路21、22に
誤差信号として入力されるようになっている。 【0016】また、上記LMS演算回路21は、上記各
エラーマイク15、16からの誤差信号と、上記各スピ
ーカ/マイク間伝達特性推定回路17、18からの信号
とから瞬間自乗誤差を求め、上記各エラーマイク15、
16からの誤差信号が最小となるように、前記適応フィ
ルター11のフィルター係数を更新するようになってお
り、上記LMS演算回路22も同様に、上記各エラーマ
イク15、16からの誤差信号と、上記各スピーカ/マ
イク間伝達特性推定回路19、20からの信号とからフ
ィルター修正量を求め、上記各エラーマイク15、16
からの誤差信号が最小となるように、前記適応フィルタ
ー12のフィルター係数を更新するようになっている。 【0017】また、上記各スピーカ/マイク間伝達特性
推定回路17、18、19、20は、無人状態伝達特性
設定手段としての無人状態伝達特性設定回路(C'0mn回
路)17a、18a、19a、20aと、乗員影響特性
回路(CXmn 回路)17b、18b、19b、20bと
から構成されており、これらCXmn 回路17b、18
b、19b、20bには乗員影響特性記憶設定回路23
が接続されている。尚、上記C'0mn回路と上記CXmn 回
路のmは上記各エラーマイク15、16のマイク番号
(エラーマイク15をNo.1、エラーマイク16をNo.2と
する)を示し、nは上記各スピーカ13、14のスピー
カ番号(スピーカ13をNo.1、スピーカ14をNo.2とす
る)を示す。すなわち、上記スピーカ13と上記エラー
マイク15との間のスピーカ/マイク間伝達特性はC1
1、上記スピーカ13と上記エラーマイク16との間の
スピーカ/マイク間伝達特性はC21、上記スピーカ14
と上記エラーマイク15との間のスピーカ/マイク間伝
達特性はC12、上記スピーカ14と上記エラーマイク1
6との間のスピーカ/マイク間伝達特性はC22となり、
上記各C'0mn回路は、それぞれC'011回路17a、C'0
21回路18a、C'012回路19a、C'022回路20aで
示され、さらに、上記各CXmn 回路は、それぞれCX11
回路17b、CX21 回路18b、CX12 回路19b、C
X22 回路20bで示される。 【0018】さらに、上記乗員影響特性記憶設定回路2
3は、乗員の着座を検出する着座センサA24と着座セ
ンサB25とが接続された乗員着座判定回路23aと、
様々な乗員着座状態の組み合わせ条件の乗員影響特性C
Xmn が予め記憶され上記乗員着座判定回路23aからの
信号により前記CXmn 回路17b、18b、19b、2
0bに乗員影響特性CXmn を設定可能な乗員影響特性記
憶設定回路(CX 記憶設定回路)23bとからなり、こ
の乗員影響特性記憶設定回路23と上記CXmn回路17
b、18b、19b、20bとで乗員影響特性記憶設定
手段を形成している。 【0019】上記着座センサA24は助手席26のシー
ト内部に、上記着座センサB25は運転席27のシート
内部に配設されており、一定重量の加重によりON−OFF
して乗員の着座状態を検出するものである。尚、上記着
座センサA、Bは、例えば赤外線センサ等の光学式セン
サ、ロードセルによる重量センサ等を用いても良い。ま
た、ロードセル等の重量を検出可能なセンサを使用した
場合、この重量により着座した乗員が、子供かあるいは
大人か等の判別も可能となり、より細かく乗員の着座状
態を検出可能となる。さらに、赤外線センサ等の光学式
センサ、ロードセルによる重量センサ等を組み合わせて
使用することにより、さらに確実に細かく乗員の着座状
態を検出可能となる。また、運転席の着座センサは、イ
グニッションスイッチのONを運転手が着座した状態とし
て検出するようにすれば、運転席シートに設ける必要は
ない。 【0020】ここで、上記各C'0mn回路17a、18
a、19a、20aと上記各CXmn 回路17b、18
b、19b、20bの特性値の設定について、図3〜図
5の概念図に沿って説明する。 【0021】まず、図3に示すように、初期(例えば出
荷前等)の無人状態の前記エラーマイク15、16とス
ピーカ13との間を未知システム(実際の伝達特性C0m
n1を有する未知システム)31aとし、所定の周波数成
分を含むランダムノイズRNを、上記未知システム31
aと更新可能な伝達特性C0mn (C011 、C021 )を有
する伝達特性設定回路(C0mn 設定回路)32とに入力
する。上記未知システム31aに入力されたランダムノ
イズRN はスピーカ13から音として発生させられ、実
際のスピーカ/マイク間伝達特性(C0111、C0211)の
影響を受けてエラーマイク15、16に達し検出され
る。そして、このエラーマイク15、16で検出された
信号と上記C0mn 設定回路32から出力された信号とを
重ね合わせ誤差信号としてLMS回路33に入力し、こ
のLMS回路33で、この誤差信号が最小となるように
上記C0mn 設定回路32の伝達特性C0mn を更新し、こ
の値を初期無人状態スピーカ/マイク間伝達特性C011
、C021 として設定する。これと同様に、前記エラー
マイク15、16とスピーカ14との間を未知システム
としてシステム同定を行ない初期無人状態スピーカ/マ
イク間伝達特性C012 、C022 を設定する。 【0022】次に、図4に示すように、初期(例えば出
荷前等)の有人状態(例えば、運転者のみ着座した状
態)の前記エラーマイク15、16とスピーカ13との
間を未知システム(実際の伝達特性C0mn2を有する未知
システム)31bとし、所定の周波数成分を含むランダ
ムノイズRN を、上記未知システム31bと、前記C0m
n 設定回路32に直列に接続され更新可能な乗員影響特
性CXmn (CX11 、CX21 )を有する乗員影響特性設定
回路(CXmn 設定回路)34とに入力する。上記未知シ
ステム31bに入力されたランダムノイズRN はスピー
カ13から音として発生させられ、実際のスピーカ/マ
イク間伝達特性(C0112、C0212)の影響を受けてエラ
ーマイク15、16に達し検出される。そして、このエ
ラーマイク15、16で検出された信号と上記CXmn 設
定回路34から出力された信号とを重ね合わせ誤差信号
としてLMS回路33に入力し、このLMS回路33
で、この誤差信号が最小となるように上記CXmn 設定回
路34の乗員影響特性CXmn を更新し、この値を乗員影
響特性CX11 、CX21 として設定する。これと同様に、
前記エラーマイク15、16とスピーカ14との間を未
知システムとしてシステム同定を行ない乗員影響特性C
X12 、CX22 を設定する。また、乗員が助手席に着座し
ている場合にもシステム同定を行ない乗員影響特性CXm
n を測定し、このようにして求められた乗員影響特性C
Xmn を前記CX 記憶設定回路23bに記憶させる。尚、
ここで求める乗員の着座条件の組み合わせは、使用する
着座センサでの検出可能な組み合わせの数だけ設定する
ことが可能となる。また、本実施例ではエラーマイクを
2つとして、「運転者のみ」、「運転者、助手席乗員」
の2通りの乗員影響特性を求めるようにしたが、エラー
マイクを後部座席側にさらに2つ配設して後部座席乗員
の騒音低減を図る場合には、「運転者のみ」、「運転
者、助手席乗員」、「運転者、運転席側後部座席乗
員」、「運転者、助手席側後部座席乗員」、「運転者、
助手席乗員、運転席側後部座席乗員」、「運転者、助手
席乗員、助手席側後部座席乗員」、「運転者、運転席側
後部座席乗員、助手席側後部座席乗員」、「運転者、助
手席乗員、運転席側後部座席乗員、助手席側後部座席乗
員」の各場合についての乗員影響特性を予め求めて記憶
すれば良い。 【0023】そして、図5に示すように、出荷後は、乗
員の乗車前あるいは降車後の無人状態を検出し、無人状
態の前記エラーマイク15、16とスピーカ13との間
あるいはスピーカ14との間を未知システム(実際の伝
達特性C0mn3を有する未知システム)31cとし、前記
初期無人状態スピーカ/マイク間伝達特性C0mn の設定
と同様にして、使用前無人状態スピーカ/マイク間伝達
特性C'0mn(C'011、C'021、C'012、C'022)の設定
を随時行なう。 【0024】すなわち、図6に示すように、初期の有人
状態のインパルス応答が、初期無人状態スピーカ/マイ
ク間伝達特性C0mn による補正と乗員影響特性CXmn に
よる補正とから求められるようにし、まず、初期無人状
態スピーカ/マイク間伝達特性C0mn を求め、このC0m
n の値から乗員影響特性CXmn を予め求め記憶してお
く。そして、車使用前等の無人状態でスピーカ/マイク
間伝達特性設定回路C'0mnを随時求め、乗員による影響
の補正を、上記予め記憶されている乗員影響特性CXmn
によって行なうことにより、騒音低減システム作動前に
正確なスピーカ/マイク間伝達特性を求めるものであ
る。 【0025】次に、上記構成による実施例の作用につい
て説明する。まず、上述したように初期(例えば出荷前
等)における無人状態のエラーマイク15、16とスピ
ーカ13との間の初期無人状態スピーカ/マイク間伝達
特性C011 、C021 と、エラーマイク15、16とスピ
ーカ14との間の初期無人状態スピーカ/マイク間伝達
特性C012 、C022 とをシステム同定により求めた後、
これらの初期無人状態スピーカ/マイク間伝達特性C0m
n(C011 、C021 、C012 、C022)を用いて、各着座条
件の組み合わせ(例えば、「運転者のみ」、「運転者、
助手席乗員」)についての各乗員影響特性CXmn(CX11
、CX21 、CX12 、CX22)をシステム同定により求め
て予めCX 記憶設定回路23bに記憶させておく。そし
て、出荷後は、乗員の乗車前あるいは降車後の無人状態
を検出し、無人状態における上記エラーマイク15、1
6と上記スピーカ13との間の使用前無人状態スピーカ
/マイク間伝達特性C'011、C'021と、上記エラーマイ
ク15、16と上記スピーカ14との間の使用前無人状
態スピーカ/マイク間伝達特性C'012、C'022とをシス
テム同定により求め、これらの値をC'0mn回路(C'011
回路17a、C'021回路18a、C'012回路19a、
C'022回路20a)に設定する。 【0026】次に、乗員が乗車して着座すると、助手席
26シート内部の着座センサA24と運転席27シート
内部着座センサB25とからの信号に基づき乗員影響特
性記憶設定回路23の乗員着座判定回路23aにより乗
員着座状態(例えば、「運転者のみ」あるいは「運転
者、助手席乗員」の状態)が判定され、上記CX 記憶設
定回路23bに対して、乗員着座状態に対応する乗員影
響特性CXmn(CX11 、CX21 、CX12 、CX22)をCXmn
回路(CX11 回路17b、CX21 回路18b、CX12 回
路19b、CX22 回路20b)に設定するように信号が
出力され、これらCX11 回路17b、CX21 回路18
b、CX12 回路19b、CX22 回路20bに所定の乗員
影響特性(Xmn(CX11 、CX21 、CX12 、CX22)が設定
される。 【0027】次いで、エンジンが始動すると、エンジン
振動騒音はマウント等を伝達して車内音となり、また、
吸気や排気の音等も車室内に伝播して所定の車体伝達特
性Cが乗ぜられて、助手席26の乗員の耳に近接する位
置と運転席27のドライバーの耳に近接する位置に設定
されている受聴点に達する。これと同時に、例えば、点
火パルス、燃料噴射パルスあるいはクランク角センサ
(図示せず)等からの信号を所定に成形・加工した信号
や、これらの信号にエンジンの負荷情報を反映させた信
号でエンジン関連の室内振動騒音と相関の高いプライマ
リソースPSEが、適応フィルター11、12とスピーカ
/マイク間伝達特性推定回路17、18、19、20と
に入力される。 【0028】上記適応フィルター11に入力されたプラ
イマリソースPSEは、フィルター係数との畳み込み積和
により、振動騒音を相殺する相殺音の信号であるキャン
セル信号として、D/A変換器、増幅器(いずれも図示
せず)を経て、フロントドア等に配設されているスピー
カ13から上記受聴点における振動騒音に対する相殺音
として出力される。このとき、上記スピーカ13から出
力された相殺音には、スピーカ/マイク間伝達特性Cmn
(C11、C21)が乗ぜられて上記受聴点に達する。同様
に、上記適応フィルター12に入力されたプライマリソ
ースPSEは、フィルター係数との畳み込み積和により、
振動騒音を相殺する相殺音の信号であるキャンセル信号
として、D/A変換器、増幅器(いずれも図示せず)を
経て、フロントドア等に配設されているスピーカ14か
ら上記受聴点における振動騒音に対する相殺音として出
力される。このとき、上記スピーカ14から出力された
相殺音には、スピーカ/マイク間伝達特性Cmn(C12、
C22)が乗ぜられて上記受聴点に達する。 【0029】このため、上記受聴点では、上記エンジン
関連振動騒音と上記相殺音とが干渉して振動騒音が低減
させられると同時に、上記受聴点の近傍に配設されてい
るエラーマイク15、16により、振動騒音と相殺音と
の干渉の結果が検出され、LMS演算回路21、22に
誤差信号として送られる。 【0030】また、前記スピーカ/マイク間伝達特性推
定回路17に入力されたプライマリソースPSEは、前記
C'011回路17aと前記CX11 回路17bとにより補正
され、前記スピーカ/マイク間伝達特性推定回路18に
入力されたプライマリソースPSEは、前記C'021回路1
8aと前記CX21 回路18bとにより補正されて上記L
MS演算回路21に送られる。そして、このLMS演算
回路21において、上記エラーマイク15、16からの
誤差信号と、上記スピーカ/マイク間伝達特性推定回路
17、18により補正されたプライマリソースとからフ
ィルター修正量を求め、上記エラーマイク15、16か
らの誤差信号が最小となるように、上記適応フィルター
11のフィルター係数を更新するアルゴリズムが行なわ
れる。 【0031】さらに、前記スピーカ/マイク間伝達特性
推定回路19に入力されたプライマリソースPSEは、前
記C'012回路19aと前記CX12 回路19bとにより補
正され、前記スピーカ/マイク間伝達特性推定回路20
に入力されたプライマリソースPSEは、前記C'022回路
20aと前記CX22 回路20bとにより補正されて上記
LMS演算回路22に送られる。そして、このLMS演
算回路22において、上記エラーマイク15、16から
の誤差信号と、上記スピーカ/マイク間伝達特性推定回
路19、20により補正されたプライマリソースとから
瞬間自乗誤差を求め、上記エラーマイク15、16から
の誤差信号が最小となるように、上記適応フィルター1
2のフィルター係数を更新するアルゴリズムが行なわれ
る。 【0032】このように、本実施例では、乗員のいない
ときに随時システム同定を行ない、乗員以外による車内
環境(車内温度、車内湿度、経時変化および備品の配置
等)のスピーカ/マイク間伝達特性への影響を求めて設
定し、乗員の着座状態がスピーカ/マイク間伝達特性へ
及ぼす影響を乗員影響特性として予め記憶しておき、乗
員が着座したときに、着座状態に対応する乗員影響特性
を設定するようにしているので、乗員がスピーカ/マイ
ク間伝達特性を設定する煩雑な作業を無くすことがで
き、また、スピーカ/マイク間伝達特性を設定する際の
スピーカからのランダムノイズの発生も乗員のいないと
きに行なわれるので、乗員に不快感を与えることもな
い。 【0033】また、乗員のいないときに随時システム同
定を行ない、乗員以外による車内環境(車内温度、車内
湿度、経時変化および備品の配置等)のスピーカ/マイ
ク間伝達特性への影響を求めて設定するようにしている
ので、これらの車内環境により変化するスピーカ/マイ
ク間伝達特性を正確に得ることができ、効果的に安定し
た細かい騒音低減が可能となる。 【0034】尚、本実施例ではエラーマイク2個、スピ
ーカ2個のLMSアルゴリズムを多チャンネルに拡大し
たMEFX−LMS(Multiple Error Filtered X
−LMS)アルゴリズムを利用した車室内こもり音低減
装置について説明したが、他のMEFX−LMSアルゴ
リズムを利用した車室内こもり音低減装置(例えば、エ
ラーマイク4個、スピーカ2個等)についても適用可能
で、また、シングルチャンネル(エラーマイク1個、ス
ピーカ1個)のLMSアルゴリズムを利用した車室内こ
もり音低減装置についても適用可能である。 【0035】 【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
予め乗員のいない状態で随時相殺音発生手段と誤差信号
検出手段との間の伝達特性を無人状態伝達特性として設
定する無人状態伝達特性設定手段と、乗員の着座状態が
上記無人状態伝達特性に与える影響を予め記憶し乗員影
響特性として設定する乗員影響特性記憶設定手段とを備
えたので、乗員に煩雑な作業や不快感を与えることな
く、乗員の着座状態、車内温度、車内湿度、経時変化お
よび備品の配置等の車内環境により変化する相殺音発生
手段と誤差信号検出手段との間の伝達特性を正確に得る
ことができ、効果的に安定して細かい騒音低減が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例による車室内こもり音低減装
置のシステム概略図 【図2】本発明の一実施例による車室内こもり音低減装
置のシステムを車内に搭載した場合の概略説明図 【図3】本発明の一実施例による無人状態スピーカ/マ
イク間伝達特性の初期設定の概念図 【図4】本発明の一実施例による乗員影響特性の初期設
定の概念図 【図5】本発明の一実施例による無人状態スピーカ/マ
イク間伝達特性の使用前設定の概念図 【図6】本発明の一実施例による無人状態スピーカ/マ
イク間伝達特性と乗員影響特性の概念説明図 【図7】従来のスピーカ/マイク間伝達特性の設定概念
図 【符号の説明】 10 車室内こもり音低減装置 11 適応フィルター(キャンセル信号合成手段) 12 適応フィルター(キャンセル信号合成手段) 13 スピーカ(相殺音発生手段) 14 スピーカ(相殺音発生手段) 15 エラーマイク(誤差信号検出手段) 16 エラーマイク(誤差信号検出手段) 17 スピーカ/マイク間伝達特性推定回路 17a C'011回路(無人状態伝達特性設定手段) 17b CX11 回路(乗員影響特性記憶設定手段) 18 スピーカ/マイク間伝達特性推定回路 18a C'021回路(無人状態伝達特性設定手段) 18b CX21 回路(乗員影響特性記憶設定手段) 19 スピーカ/マイク間伝達特性推定回路 19a C'012回路(無人状態伝達特性設定手段) 19b CX12 回路(乗員影響特性記憶設定手段) 20 スピーカ/マイク間伝達特性推定回路 20a C'022回路(無人状態伝達特性設定手段) 20b CX22 回路(乗員影響特性記憶設定手段) 21 LMS演算回路(キャンセル信号更新手段) 22 LMS演算回路(キャンセル信号更新手段) 23 乗員影響特性記憶設定回路(乗員影響特性記
憶設定手段) 23a 乗員着座判定回路 23b CX 記憶設定回路 24 着座センサA 25 着座センサB PSE プライマリソース(騒音振動源信号) RN ランダムノイズ C11 スピーカ/マイク間伝達特性 C21 スピーカ/マイク間伝達特性 C12 スピーカ/マイク間伝達特性 C22 スピーカ/マイク間伝達特性
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 和幸 東京都新宿区西新宿一丁目7番2号 富 士重工業株式会社内 (72)発明者 横田 恵太郎 東京都新宿区西新宿一丁目7番2号 富 士重工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−203493(JP,A) 特開 平4−53995(JP,A) 特開 平4−234098(JP,A) 特開 平5−4551(JP,A) 特開 平5−127681(JP,A) 特開 平5−265467(JP,A) 実開 昭63−48(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 11/178 F01N 1/06 H03H 17/02 601 H03H 21/00 B60R 11/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 エンジン振動と相関の高い騒音振動源信
    号を適応フィルターに入力し、該適応フィルターで上記
    騒音振動源信号をフィルタリングしてキャンセル信号と
    して成するキャンセル信号合成手段と、 上記キャンセル信号を騒音に対する相殺音として音源か
    ら発生する相殺音発生手段と、 受聴点における騒音低減状態を誤差信号として検出する
    誤差信号検出手段と、 予め乗員のいない状態で随時上記相殺音発生手段と上記
    誤差信号検出手段との間の伝達特性を無人状態伝達特性
    として設定する無人状態伝達特性設定手段と、 乗員の着座状態が上記無人状態伝達特性に与える影響を
    予め記憶し乗員影響特性として設定する乗員影響特性記
    憶設定手段と、 上記騒音振動源信号を上記無人状態伝達特性と上記乗員
    影響特性とで補正し、この補正した騒音振動源信号と上
    記誤差信号とに基づき上記適応フィルターのフィルター
    係数を更新するキャンセル信号更新手段とを備えたこと
    を特徴とする車室内こもり音低減装置。
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