JP3366308B2 - 遊技機、その動作方法 - Google Patents

遊技機、その動作方法

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和弘 吉田
靖浩 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、競馬、競輪、競
艇、ドッグレース等のレースを模型化し、トラックを走
行する模型の馬等の被抽選体の着順を投票者が予想して
ベットを行い、抽選の結果を的中させた投票者にベット
数量に当該結果に対するオッズを掛けた数量の配当を付
与する遊技機に関する。なお、この被抽選体は、模型に
限らず、ディスプレイモニタ上に画像として表示された
ものも含まれる。
【0002】
【従来技術】競馬、ドッグレース等を模型化し、それら
に模擬的にレースを行わせる遊技機が従来から良く知ら
れている。このような遊技機では、オーバルトラック上
に模型の馬等の走行物を実際に配置し、レースの開始前
に投票者がどの馬が勝つかを予想してベット(賭け)を
行う。このとき、ベットは実際の競馬等と同様に、すな
わち単勝式、単枠、連勝単式、連勝複式等の様々なベッ
ト単位を選択することができる。また、それらのベット
単位において、馬、枠、またはそれらの組み合わせに応
じてオッズ(配当率)が表示され、投票者はリスクとリ
ターンの兼ね合いで、ベットの対象を選択することがで
きる。
【0003】ベットはレース開始前に締め切られて、こ
れらの走行物によるレースを実際に行う。予想が的中し
た投票者に対しては、ベット単位毎に、ベット数量にオ
ッズを掛けて配当を計算して、すべてのベット対象につ
いてこれらを合算した上で、投票者に払い戻しを行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の遊技機では、実
際の競馬等とは異なり、コンピュータが走行物の走行制
御を行い、予め定めた走行物毎の強さ(勝率)に従い、
乱数による抽選によって着順を決定するのが通常であ
る。つまり、走行物毎に勝率を定め、その勝率に従っ
て、全体の中からまず第1位を決定し、残りの走行物の
中から第2位を決定する。同様にして、順番に最終位ま
でを決定する。よって、レース開始前またはレース開始
後一定時間内には、着順は遊技機内部で決定されてお
り、走行物による模擬レースは、投票者にレースの雰囲
気を味わせるとともに、その着順を投票者に対して表示
するためのものである。
【0005】また、遊技機を設置する遊技機オーナにと
っては、投票者によるベット総額から配当総額を差し引
いたものが利益となるので、安定した利益を保証するた
めに、予め目標払い戻し率(ペイアウト率)を設定す
る。個々のレース結果の発生確率(例:ある馬が一着に
なる確率)及びそれに対して設定されるオッズは、この
目標払い戻し率を統計的に実現するように決定される。
単勝の場合について説明すると、レース毎に、まず各馬
の勝率を設定する。目標払い戻し率を各馬の設定勝率で
除算した商が、その目標払い戻し率を実現するために、
各馬に設定すべきオッズとなる。表1は、このような勝
率及びオッズの設定の一例を示したものである。
【0006】
【表1】 表1は、いわゆる単勝式の馬の勝率及びオッズを示す図
である。表1の第1行は、馬の番号、第2行は各馬に設定
された勝率(パーセンテージ)、第3行は各馬に設定さ
れたオッズをそれぞれ示し、オッズは、目標払い戻し率
を90%として計算されている。
【0007】以下、本明細書において、各馬に設定され
た勝率、オッズのことを、単に馬の勝率、馬のオッズと
いう。
【0008】表1に示されるように、目標払い戻し率と
勝率の組み合わせによっては、必ずしも商が整数とはな
らないし、また適当な桁内で割り切れない場合も生じ得
る。以下、本明細書の文中及び表においては、割り切れ
ない小数を適当な数字に丸めて記載するが、実際の計算
は、適当な有効桁で行うこととする。
【0009】表1の例のような場合、実際の払い戻しを
考慮すると、整数でないオッズについては、適当な桁に
おいて数字を丸める処理が必要になる。つまり、ベット
数にオッズを掛けた数量が払い戻しの数量になるから、
小数点以下何桁もあるオッズを設定すると、払い戻しの
最低単位以下の払い戻し数量についての扱いが問題とな
る虞がある。
【0010】例えば、払い戻しの最低単位が1コインで
ある場合、小数点以下の部分については実際の払い戻し
を行うことができない。よって、通常は、非整数のオッ
ズは、整数または小数点一桁になるように、切り上げ、
切り下げまたは四捨五入等の方法により数字の丸め処理
が行われた上で、投票者に対し表示される。
【0011】表2は、このような丸め処理が行われたオ
ッズの例を示すものである。
【表2】 しかし、このようなオッズの丸め処理によって別の問題
が生じる。それは、丸め処理によってオッズが変わる
と、払い戻し率も変化するということである。
【0012】表2の第4行は、表1のオッズによる各馬
の払い戻し率(投票者にとっては、払い戻し期待値)を
示したものである。
【0013】各馬の払い戻し率は、(各馬の勝率)×
(オッズ)で計算される。表2において、3番の馬の払
い戻し率が100%を超えている。これは、つまりこの
馬に何レースもベットし続ければ、統計上は、常にベッ
トした以上の払い戻しが行われることを意味する。
【0014】各馬の勝率は、内部的な数字であって投票
者は簡単に予測できないが、多くのレースの結果を統計
的に見れば、ある程度の予測は可能であり、さらにオッ
ズは公開されているから、払い戻し率も予測可能であ
る。従って、払い戻し率が100%を超えるような馬が
わかれば、投票者は、必ずそこにベットすることにな
る。
【0015】このような設定は、遊技機のオーナーにと
っては好ましいものではなく、また国によっては遊技機
の関係規制にも抵触する虞がある。
【0016】丸めたオッズのもとでも、勝率を調整する
ことによって、それぞれの馬について目標払い戻し率に
合致させることは可能であるが、勝率の合計が1である
必要があることから、場当たり的な調整は困難である。
【0017】本発明は、上記のような遊技機において、
予め設定された勝率と目標払い戻し率に基づき計算され
たオッズの丸め処理が行われた場合においても、ベット
単位それぞれについての払い戻し率を目標利益率の一定
範囲内に維持するように、ベット単位の勝率及びオッズ
を補正する技術を提供することを主たる課題とする。
【0018】本発明の他の課題は、予め設定された勝率
と目標払い戻し率に基づき計算されたオッズの丸め処理
が行われた場合においても、ベット単位それぞれについ
ての払い戻し率を目標利益率の一定範囲内に維持するよ
うに、勝率及びオッズを補正する遊技機、遊技機の動作
方法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の遊技機は、複数の被抽選体についての予め定められ
た勝率に従った抽選の結果を的中させた投票者に対して
付与すべき配当を決定して各投票者に提示する配当決定
手段を備えた遊技機であって、前記配当決定手段が、目
標払い戻し率と複数の被抽選体の各々についての勝率と
を設定するとともに、前記目標払い戻し率及び前記勝率
に基づいて個々の被抽選体についてのオッズを設定する
設定手段、複数の被抽選体を前記設定された勝率順に順
位付けする順位付け手段、より高い順位の被抽選体につ
いてのオッズを所定桁数のオッズに近似補正し、補正後
のオッズに基づき当該順位の被抽選体の勝率を補正する
とともに、その被抽選体の補正前後の勝率の差分を次順
位の被抽選体の勝率に反映させ、当該次順位の被抽選体
の補正された勝率に基づいてその被抽選体のオッズを再
決定する処理を、すべての順位の被抽選体に対して繰り
返して行う第1の補正手段、最下位順の被抽選体につい
て再決定されたオッズを所定桁数のオッズに近似補正す
るとともに当該近似されたオッズに基づく勝率を再決定
し、再決定前後の勝率の差分を所定比率に基づいてすべ
ての被抽選体の勝率に再反映させる第2の補正手段とを
含むことを特徴とする。
【0020】ここで、被抽選体とは、遊技者による投票
の対象となる模型の馬等の遊技機のトラック上を走行す
る実際の物を含む概念である。
【0021】さらに、上記遊技機を、前記補正された勝
率及びオッズに基づく払い戻し率が前記目標払い戻し率
から所定の許容範囲内に収まっているか否かを判定する
判定手段をさらに備え、前記配当決定手段は、前記判定
手段による判定が否定的な場合に勝率を再設定したうえ
で前記処理を再度実行することとする、こともできる。
【0022】さらに、上記遊技機の第2の補正手段が前
記再決定前後の勝率の差分を前記再決定された各順位の
勝率の比ですべての被抽選体の勝率に再反映させること
もできる。
【0023】また、上記課題を解決する本発明の別の遊
技機は、複数の被抽選体についての予め定められた勝率
に従った抽選の結果を的中させた投票者に対して付与す
べき配当を決定して各投票者に提示する配当決定手段を
備えた遊技機であって、前記配当決定手段が、目標払い
戻し率と複数の被抽選体の各々についての勝率とを設定
するとともに、前記目標払い戻し率及び前記勝率に基づ
いて個々の被抽選体についてのオッズを設定する設定手
段、複数の被抽選体を順番付けする順番付け手段、第1
順番の被抽選体についてのオッズを所定桁数のオッズに
近似補正し、補正後のオッズに基づき当該順番の被抽選
体の勝率を補正するとともに、その被抽選体の補正前後
の勝率の差分を次順番の被抽選体の勝率に反映させ、当
該次順番の被抽選体の補正された勝率に基づいてその被
抽選体のオッズを再決定する処理を、すべての順番の被
抽選体に対して繰り返して行う第1の補正手段、最下位
順番の被抽選体について再決定されたオッズを所定桁数
のオッズに近似補正するとともに当該近似されたオッズ
に基づく勝率を再決定し、再決定前後の勝率の差分を所
定比率に基づいてすべての被抽選体の勝率に再反映させ
る第2の補正手段とを含むことを特徴とする。
【0024】ここで、順番付けとは、複数の被抽選体を
適当な順で並べ、その並び順を番号付けすることをい
う。並べる順番は勝率の高低に関係無く、任意方法でよ
い。
【0025】また、上記課題を解決する本発明の遊技機
の動作方法は、複数の被抽選体についての予め定められ
た勝率に従った抽選の結果を的中させた投票者に対して
付与すべき配当を決定して各投票者に提示する配当決定
手段を備えた遊技機の動作方法であって、前記配当決定
手段が、記憶手段にあらかじめ記憶された、目標払い戻
し率と複数の被抽選体の各々についての勝率とを読み出
当該読み出された目標払い戻し率及び当該読み出さ
れた勝率に基づいて個々の被抽選体についてのオッズを
設定する過程と、複数の被抽選体に関する勝率およびオ
ッズのデータを前記勝率に従って順位付けする過程と、
勝率が最も高い被抽選体のオッズを所定桁の数字データ
で近似補正し、補正したオッズに基づいて勝率を補正す
るとともに補正前後の勝率の差分を求め、この差分を次
順位の被抽選体の勝率及びオッズに反映させる処理を、
勝率が最低の被抽選体まで繰り返し、最後に残った勝率
の差分を所定比率に基づいて補正後の各被抽選体の勝率
に分配する過程とを含む補正処理を行うことを特徴とす
る。
【0026】また、上記課題を解決する本発明の遊技機
の別の動作方法は、複数の被抽選体についての予め定め
られた勝率に従った抽選の結果を単勝式、連勝複式の各
ベット単位において的中させた投票者に対して付与すべ
き配当を決定して各投票者に提示する配当決定手段を備
えた遊技機の動作方法であって、前記配当決定手段が、
記憶手段にあらかじめ記憶された、目標払い戻し率と単
勝式、連勝複式のベット単位の各々についての勝率とを
読み出し、当該読み出された目標払い戻し率及び当該読
み出された勝率に基づいて単勝式、連勝複式のベット単
位それぞれについてのオッズを設定する過程と、連勝複
式のベット単位に関する勝率およびオッズのデータを前
記勝率に従って順位付けする過程と、勝率が最も高い連
勝複式のベット単位のオッズを所定桁の数字データで近
似補正し、補正したオッズに基づいて勝率を補正すると
ともに補正前後の勝率の差分を求め、この差分を次順位
の連勝複式ベット単位の勝率及びオッズに反映させる処
理を、勝率が最低の連勝複式のベット単位まで繰り返
し、最後に残った勝率の差分を補正後の各連勝複式のベ
ット単位の勝率に応じて分配する過程と、補正後の連勝
複式のベット単位の勝率を単勝式のベット単位の勝率に
反映させるとともに、単勝式のベット単位のオッズを再
決定する過程と、単勝式のベット単位に関する勝率およ
びオッズのデータを勝率に従って順位付けする過程と、
勝率が最も高い単勝式のベット単位のオッズを所定桁の
数字データで近似補正し、補正したオッズに基づいて勝
率を補正するとともに補正前後の勝率の差分を求め、こ
の差分を次順位の単勝式のベット単位の勝率及びオッズ
に反映させる処理と、この処理を勝率が最低の単勝式の
ベット単位まで繰り返し、最後に残った勝率の差分を補
正後の各単勝式のベット単位の勝率に応じて分配する過
程とを含む補正処理を行うことを特徴とする。
【0027】ここでベット単位とは、単勝式においては
馬の単位をいい、連勝式においてはある着順を構成する
馬の組み合わせの単位をいう。
【0028】さらに、上記動作方法において、単勝式お
よび連勝複式の2種類のベット単位について、前記補正
処理後の勝率及びオッズに基づく実際の払い戻し率が前
記目標払い戻し率の一定範囲内に収まらないときに、単
勝式および連勝複式の勝率を再設定したうえで前記補正
処理を再度実行することとしてもよい。
【0029】また、上記課題を解決する本発明の遊技機
の別の動作方法は、複数の被抽選体についての予め定め
られた勝率に従った抽選の結果を的中させた投票者に対
して付与すべき配当を決定して各投票者に提示する配当
決定手段を備えた遊技機の動作方法であって、前記配当
決定手段が、記憶手段にあらかじめ記憶された、目標払
い戻し率と複数の被抽選体の各々についての勝率とを読
み出し、当該読み出された目標払い戻し率及び当該読み
出された勝率に基づいて個々の被抽選体についてのオッ
ズを設定する過程と、複数の被抽選体に関する勝率およ
びオッズのデータを順番付する過程と、第1順番の被
抽選体のオッズを所定桁の数字データで近似補正し、補
正したオッズに基づいて勝率を補正するとともに補正前
後の勝率の差分を求め、この差分を次順番の被抽選体の
勝率及びオッズに反映させる処理を、順番が最低の被抽
選体まで繰り返し、最後に残った勝率の差分を補正後の
各被抽選体の勝率に応じて分配する過程とを含む補正処
理を行うことを特徴とする。
【0030】ここで、順番付けとは、複数の被抽選体を
適当な順で並べ、その並び順を番号付けすることをい
う。並べる順番は勝率の高低に関係無く、任意方法でよ
い。
【0031】さらに、上記動作方法において、単勝式、
連勝複式のベット単位が設定された場合、最初に連勝複
式の勝率および暫定オッズに対して前記補正処理を適用
し、補正処理後の連勝複式の勝率およびオッズを単勝式
の勝率およびオッズに対して反映させ、補正処理後の連
勝複式のオッズ及び勝率を維持したまま、前記補正処理
により単勝式の勝率及びオッズを再決定する過程をさら
に実行することとしてもよい。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態に係る遊技機を説明する。以下の説明において
同一の要素には同一の符号を付するものとし、同一の機
能及び動作に付いては重複する説明を省略する。
【0033】<遊技機の構成> 図1は、本発明に係る遊技機の基本構成を示すブロック
図である。この遊技機1は、模型の馬をオーバルトラッ
クで走行させ、投票者に馬の着順を予想してベットさせ
る競馬ゲームを行うものである。
【0034】遊技機1は、投票者によるベット指定を受
け付けるベット入力部10と、入力されたベットを管理
するベット管理部11と、ゲーム全体の進行を制御する
主制御部20と、各レースの馬の着順組み合わせの発生
確率とすべてのベット単位についてのオッズを管理する
勝率オッズ管理部30と、複数の馬の名前及び個々の馬
の勝負強さを含む特性データを記憶した馬データ記憶部
31と、実際のレースの名前、それが実施される競馬場
名、走行距離、馬場の状態等のレース条件を記憶したレ
ース条件記憶部32と、投票者に対して所定の価値の払
い戻しを行う払い戻し部40と、模型の馬を模型の競馬
場で走行させる模擬レース、その他のレースに関するデ
ータを投票者に表示する表示装置50とから構成され
る。
【0035】ベット入力部10、ベット管理部11、ゲ
ーム進行制御部20、勝率オッズ管理部30、馬データ
記憶部31、レース条件記憶部32、払い戻し部40、
表示装置50は、それぞれ遊技機内部で接続され、相互
通信可能に構成されている。
【0036】次に、図2を参照して、遊技機1によるゲ
ーム全体の流れを説明する。以下に説明するゲームは、
ゲーム進行制御部20が、ベット入力部10、ベット管
理部11、勝率オッズ管理部30、馬データ記憶部3
1、レース条件記憶部32、払い戻し部40、表示装置
50を制御することにより進行する。図2は、この遊技
機1によるゲーム進行の全体手順図である。
【0037】まず、次回のレースについてのレース名を
決定する(ステップS101)。レース名は、現実に開催さ
れている競馬レースの名前(例:ダービー)でも良い
し、それを連想させるような名前、または全く架空のレ
ース名(例:コナミクラッシック等)でも良い。
【0038】レース名を決定した後は、そのレースに出
走する馬及びレースの条件を決定する(ステップS10
2)。出走馬は、通常は、馬データ記憶部に記憶されて
いる複数の馬(データ)の中から適当なものを選択する
ことになるが、レース毎に予め設定した馬のリストを用
いるようにしても良い。レースの条件は、そのレースが
現実に行われている競馬場におけるレース条件、走行距
離、馬場の状態、起伏、周回方向等を模したデータを用
いても良いが、現実に行われているものではない、まっ
たく架空のデータを適当に定めたものでも良い。このレ
ースの条件は、レース条件記憶部32に記憶される。
【0039】次に、出走馬のそれぞれに関する特性デー
タ及びレース条件に基づいて、そのレースにおける各出
走馬の暫定勝率を設定する。このとき、すべての出走馬
の勝率の合計が「1」になるように設定する。
【0040】同時に、レース条件記憶部32から目標払
い戻し率を読み出し、各出走馬の勝率で払い戻し率を除
してその出走馬に対する暫定的なオッズを計算する(ス
テップS103)。
【0041】このとき、レースに対して、単勝式のベッ
ト単位のみにするのか、単勝式、連勝複式の複数のベッ
ト単位を設定するのかを決定する。複数のベット単位を
設定する場合には、単勝式、連勝複式のそれぞれに対し
て暫定的な勝率およびオッズを計算する。
【0042】次に、後述する方法で、この勝率及びオッ
ズを、実際の払い戻し率を目標利益率の一定範囲内に維
持しながら、オッズを適当な桁で丸め、かつそれに合せ
て勝率を補正する(ステップS104)。
【0043】上記オッズ及び勝率の補正処理後、投票者
に対して出走馬リストと共に、各馬の最終的なオッズを
表示する(ステップS105)。当然のことであるが、各馬
の勝率は表示されない。
【0044】オッズを提示した後、ベット入力部10を
介して、投票者からのベットを受け付ける(ステップS1
06)。投票者が入力したベットは、ベット管理部11内
に記憶される。
【0045】続いて、表示装置50を用いて模擬レース
を実演し、着順を投票者に表示する(ステップS107)。
さらに、ベットに対するレース結果の当選判定を行い、
当選者に払い戻しを行う(ステップS108)。これによっ
て、1レースが終了する。
【0046】つぎに、以上のように構成される遊技機1
において、オッズおよび勝率を補正する方法の実施形態
について説明する。
【0047】この補正方法に従った補正処理は、勝率オ
ッズ管理部30によって、上記ステップS104において実
行される。
【0048】<単勝式のみの場合の補正方法>最初に、
ベット単位が単勝式のみである場合の例を説明する。こ
こで単勝式とは、出走馬の中で1着になる馬を当てる方
式のことである。
【0049】レースに出走する馬の数をnとしたとき
に、各馬の勝率Wを次の(数1)で表す。
【0050】
【数1】 Wi{Wi>0, W1+W2+W3+W4+....Wn=1} (i=1,2,3,4,...n)
【0051】目標払い戻し率をPoとした場合、各出走馬
の暫定オッズOiとその出走馬についての払い戻し率Riは
次の(数2)で表される。
【0052】
【数2】Oi=Po÷Wi, Ri=Oi×Wi (i=1,2,...,n)
【0053】一方、オッズを適当な桁数で丸めようとし
た場合、丸められたオッズはオッズOiに誤差Diを足した
値となり、丸められたオッズに基づく各出走馬について
の払い戻し率R'iは、次の(数3)で表される。
【0054】
【数3】R'i=(Oi+Di)×Wi=Oi×Wi+Di×Wi=Ri+(Di×Wi)
【0055】(数3)に示されるように実際の各出走馬
についての払い戻し確率R'iには、誤差Di×Wiが生じ
る。よって、勝率の高い馬ほど誤差が大きくなる傾向が
ある。そこで、馬間の払い戻し率の誤差をできるだけ少
なくするようにオッズ及び勝率を補正する。
【0056】図3は、単勝式の勝率、オッズを補正する
手順を示す図である。
【0057】(ステップ1)最初に、出走馬の勝率およ
びオッズを決定する(ステップS200)。次に、出走馬を
適当な順番に並べる(ステップS201)。本実施形態にお
いては、勝率の高い順に並び替える。並び替えられた馬
の暫定勝率をWk[i](i=1,2,3,...,n)で、暫定オッズをOk
[i](i=1,2,3,...,n)であらわす。ここでk[i]は並び替え
られた馬の番号を示す。
【0058】(ステップ2)次に、一番勝率Wiの大きい
馬の暫定オッズを適切な桁で丸める(ステップS202)。
本実施形態においては小数点一位を切り上げる。丸めた
オッズO'k[1]は次の(数4)で表される。
【0059】
【数4】O'k[1]=Ok[1]+Dk[1] (Dk[1]は丸め誤差)
【0060】(ステップ3)丸めたオッズから暫定勝率
を補正する(ステップS203)。
【0061】
【数5】W'k[1]=Po÷O'k[1]
【0062】ここで補正された勝率W'k[1]と元の勝率Wk
[1]との勝率の差分Xk[1]は、次の(数6)で表される。
【0063】
【数6】Xk[1]=1-(W'k[1]+Wk[2]+Wk[3]+...+Wk[n])
【0064】次に勝率が2番目に大きい馬の勝率にこの1
番目の馬の勝率の差分Xk[1]を加えると加算後の勝率
は、Wk[2]+Xk[1]となり、オッズを計算しなおし(ステ
ップS205)、さらにそのオッズを上述の丸め処理すると2
番目の馬の補正後の勝率は、次の(数7)で表される。
【0065】
【数7】O'k[2]=Po÷(Wk[2]+Xk[1])+Dk[2] (Dk[2]は
丸め誤差)
【0066】(ステップ5)2番目の馬の補正されたオ
ッズから再度勝率を補正する(ステップS203)。
【0067】
【数8】W'k[2]=Po÷O'k[2]
【0068】ここで補正された勝率W'k[2]についての勝
率の差分Xk[2]は、次の(数9)で表される。
【0069】
【数9】Xk[2]=1-(W'k[1]+W'k[2]+Wk[3]+...+Wk[n])
【0070】(ステップ6)以後、3番目から一番勝率
の小さい馬まで補正を繰り返す(ステップS202−S20
5)。このとき、各順位の馬の補正後のオッズ、勝率、
勝率差分は、次の(数10)で表される。
【0071】
【数10】O'k[i]=Po÷(Wk[i]+Xk[i-1])+Dk[i] (Dk
[i]は丸め誤差)W'k[i]=Po÷O'k[i]Xk[i]=1-(W'k[1]+W'
k[2]+W'k[3]+...+W'k[i]+Wk[i+1]+...+Wk[n])
【0072】(ステップ7)最後に残った勝率の差分Xk
[n]を補正後の各馬の勝率に比例して分配し、最終的な
各馬の勝率W''iに補正する(ステップS206)。ここで最終
的な補正後の各馬についての払い戻し率R''iは、次の
(数11)で表される。
【0073】
【数11】R''i=O'i×W''i
【0074】(ステップ8)各馬についての払い戻し率
が、目標利益率の一定範囲内に収まらない場合には、各
馬について新たな暫定勝率を設定し(ステップS208)、
この再設定された暫定勝率に基づいてステップ1からス
テップ7を繰り返し行う(ステップS207)。
【0075】次に、具体的な数字を参照して、この補正
方法の適用について詳しく説明する。目標払い戻し率Po
を85%に設定し、レースの出走馬数nを4、各馬の暫
定勝率をそれぞれ0.5,0.32,0.11、0.07とする。これ
により、各馬の暫定オッズは次の表3に表される。
【0076】
【表3】 次に、まずNo.1の馬の勝率とオッズを補正する。オッズ
1.7を2に切り上げると、勝率は0.85÷2=0.425となる。
【0077】
【表4】 このとき暫定勝率と補正後の勝率との差分0.075をNo.2
の勝率に加算して0.395とする。No.2についてオッズを
再計算すると0.85÷0.395=2.151899となる。さらにこの
再計算されたオッズを丸めて3とし、勝率を再計算する
と0.85÷3=0.283333となる。
【0078】
【表5】 同様にNo.2についての勝率差分0.111667をNo.3の勝率に
加算し、0.221667とする。オッズを再計算すると0.85÷
0.221667=3.834586となる。さらに同様に再計算された
オッズを丸めて4とし、勝率を再計算すると0.85÷4=0.
2125となる。
【0079】
【表6】 同様にNo.3についての勝率差分0.009167をNo.4の勝率に
加算して0.079167とする。No.4についてオッズを再計算
すると0.85÷0.079167=10.736842となる。さらにこの再
計算されたオッズを丸めて11とし、勝率を再計算すると
0.85÷11=0.077273となる。
【0080】
【表7】 最後に残ったNo.4についての勝率差分0.001894を各馬の
補正後の勝率に比例させて各馬に振り分け加算すると、
最終的な補正後の勝率、オッズ、払い戻し率は次の表8
で表される。
【0081】
【表8】 これによって、各馬の払い戻し率が平均化されたことが
理解される。すなわち、補正後の払い戻し率によれば、
投票者はどの馬にベットしても実質的に同一の払い戻し
率を期待できることになる。また、遊技機のオーナーは
安定した利益を得ることができる。
【0082】<単勝、連勝式が混在している場合の補正
方法>つぎに、単勝式、連勝式が混在して設定されてい
る場合について説明する。連勝式には、連勝単式と連勝
複式とがある。ここで、連勝単式とは、1着と2着の馬
をその着順まで指定して(例えば:1着に1番の馬、2
着に2番の馬が入ると予想した場合には1−2にベット
する。)当てる方式のことである。また、連勝複式と
は、1着と2着の馬の組み合わせを指定して(例えば:
2番の馬と3番の馬とが1・2着に入ると予想した場合
には2−3にベットする。ただし着順は問わない。)当
てる方式のことである。以下、本明細書において、連勝
単式、連勝複式の勝率及びオッズとは、それらの各ベッ
ト単位を構成する馬の組み合わせ(1−2、2−3等)
に設定される勝率及びオッズを意味するものとする。
【0083】レースに出走する馬の数をnとした時に、
各馬の勝率は前記(数1)で表される。このとき、1着
が No.i, 2着が No.j の連勝単式勝率WEijは次の(数1
2)で表される。
【0084】
【数12】WEij = Wi × Wj ÷ (1 - Wi)
【0085】また、1, 2着が No.i, No.j の連勝複式勝
率WQijは、次の(数13)で表される。
【0086】
【数13】WQij = WEij + WEji (ただし、WQij=WQj
i)
【0087】さらに、1, 2着が No.i, No.j の連勝複式
オッズOQijは、次の(数14)で表される。
【0088】
【数14】OQij = Po ÷ WQij (ただし、OQij=OQji)
【0089】図4は、単勝式、連勝複式の2種類のベッ
ト単位が設定された場合の補正処理の手順を示す図であ
る。本実施形態では、単勝式と連勝複式が設定されてい
ることとして説明する。ただし、連勝単式の勝率を計算
の手順の理解の参考のために表示する。単勝式、連勝複
式の各ベット単位についての勝率およびオッズを決定
(ステップS300)したのち、これらの補正処理は次のよ
うな手順で行われる。 A. 連勝複式のオッズ及び勝率を補正する(ステップS30
1)。 B. 補正された連勝複式の勝率から単勝式のオッズ、勝
率を再計算する(ステップS302)。 C. 単勝式のオッズ、勝率を連勝複式の勝率、オッズを
変化させないように補正する(ステップS303)。
【0090】上記一連のステップによって、単勝式、連
勝複式の2種類のベット単位すべてについて、目標払い
戻し率の一定範囲内に収まらないときは、単勝式、連勝
複式について新たな暫定勝率を設定し、この再設定され
た暫定勝率に基づいてステップS301からS303をやり直
す。
【0091】以下、ステップ毎に、暫定勝率、オッズを
補正する手順を説明する。
【0092】<A.連勝複式のオッズ及び勝率の補正> A-1. 連勝複式のベット単位を適当な順序、例えば勝率
の高い順にで並べ替える。ただし、本実施形態において
は、組み合わせ数字の順、つまり1−2,1−3,1−
4,2−3,2−4,3−4の順番に並べる。並び替え
られた各連勝複式のベット単位のついての暫定勝率をWQ
k[i](i=1,2,3,...,n)で、暫定オッズをOQk[i](i=1,2,
3,...,n)で表す。ここでk[i]は並び替えられた連勝複式
の馬の組み合わせを示す。
【0093】
【数15】WQk[1] ≧ WQk[2] ≧ ... ≧ WQk[m] (m = n
× (n-1) ÷ 2)
【0094】A-2. 1番目の連勝複式のベット単位のオ
ッズを補正する。本実施形態においては、補正は切り上
げによって行なう。補正後のオッズを OQ'k[1] とす
る。
【0095】
【数16】OQ'k[1] = OQk[1] + DQk[1] (DQk[1] は切
り上げ誤差)
【0096】A-3. 補正されたオッズから勝率を補正す
る。勝率の差分をXQk[1]とすると、
【0097】
【数17】WQ'k[1] = Po ÷ OW'k[1],XQk[1] = 1 -
(WQ'k[1] + WQk[2] + ... + WQk[m])
【0098】A-4. 次に2番目ベット単位の勝率に差分
XQk[1] を加えてからオッズを計算しなおし、さらに補
正をかける。
【0099】
【数18】 OQ'k[2] = Po ÷ (WQk[2] + XQk[1]) + DQk[2]
【0100】A-5. 補正されたオッズから勝率を補正す
る。勝率の差分をXQk[2]とすると、
【0101】
【数19】WQ'k[2] = Po ÷ OQ'k[2],XQk[2] = 1 -
(WQ'k[1] + WQ'k[2] + WQk[3] + ... + WQk[m])
【0102】A-6. 以後、最終番のベット単位まで補正
を繰り返す。このとき、第m番の補正後のオッズ、勝
率、勝率差分は、次の(数20)で表される。
【0103】
【数20】OQ'k[m] = Po ÷ (WQk[m] + XQk[m-1]) + DQ
k[m],WQ'k[m] = Po ÷ OQ'k[m],XQk[m] = 1 - (WQ'k
[1] + WQ'k[2] + WQ'k[3] + ... + WQ'k[m])
【0104】A-7. 最後に残った勝率の差分 XQk[m](以
下、XQ とする) を補正後の勝率 WQ'iに比例して分配し
て、最終的な勝率 WQ''i に補正する。
【0105】
【数21】WQ''i = WQ'i + XQ × WQ'i ÷ (1 - XQ) (i
= 1, 2, ..., m)
【0106】ここで、各連勝複式組み合わせの払い戻し
率 RQ''iは、次の(数22)で表される。
【0107】
【数22】RQ''i = OQ'i × WQ''i
【0108】<B.単勝式のオッズ、勝率を再計算> B-1. 次に連勝単式ベット単位の勝率 WE'ij を再計算す
る。
【0109】
【数23】WE'ij = WQij × WEij ÷ (WEij + WEji) (i
= 1, 2, ..., n, j = 1, 2, ...n, i ≠ j) (WQij: 補正された連勝複式勝率, WEij, 補正前の連勝
単式勝率)
【0110】B-2. 単勝式の勝率 W'i を再計算する。
【0111】
【数24】W'i = WE'i1 + WE'i2 + ... + WE'in (i =
1, 2, ... n, WE'ii = 0 とする)
【0112】B-3. 単勝式のオッズ O'i を再計算する。
【0113】
【数25】O'i = Po ÷ W'i (i = 1, 2, ..., n)
【0114】<C.単勝式のオッズ、勝率の補正> C-1. 単勝式ベット単位(馬)を適当な順番に並べ変え
る。本実施形態においては、勝率の大きい順に並び替え
る。並び替えられた単勝式ベット単位の暫定勝率(上記
Bで再計算された暫定勝率)をW'k[i](i=1,2,3,...,n)
で、暫定オッズをO’k[i](i=1,2,3,...,n)であらわす。
ここでk[i]は並び替えられた馬の番号を示す。 C-2-1. 一番勝率の高い単勝式ベット単位のオッズを補
正する。本実施形態においては、補正は切り上げによっ
て行なう。補正後のオッズを O''k[1] とする。
【0115】
【数26】 O''k[1] = O'k[1] + Dk[1] (Dk[1] は切り上げ誤差)
【0116】C-2-2. 補正されたオッズから勝率を補正
する。勝率の差分を Xk[1] とする。
【0117】
【数27】W''k[1] = Po ÷ O''k[1],Xk[1] = 1 -
(W''k[1] + Wk[2] + ... + Wk[n])
【0118】C-2-3. 勝率の差分 Xk[1] を連勝単式 k
[2]-k[1], k[3]-k[1], ..., k[n]-k[1]へ、連勝単式の
勝率 k[1]-k[2], k[1]-k[3], ..., k[1]-k[n] の比で分
配する。
【0119】
【数28】WE''k[i]k[1] = WE'k[i]k[1] + Xk[1] × W
E'k[1]k[i] ÷ (WE'k[1]k[2] + WE'k[1]k[3] + ... + W
E'k[1]k[n]) (i = 2, 3, ..., n)
【0120】C-2-4. 連勝複式の勝率を変化させないた
めに連勝単式の勝率の増加分を k[1]-k[2], k[1]-k[3],
... k[1]-k[n] から減算する。
【0121】
【数29】WE''k[1]k[i] = WE'k[1]k[i] - Xk[1] × W
E'k[1]k[i] ÷ (WE'k[1]k[2] + WE'k[1]k[3] + ... + W
E'k[1]k[n]) (i = 2, 3, ..., n)
【0122】C-2-5. No.k[2], No.k[3], ... No.k[n]
の単勝式勝率、オッズを再計算する。
【0123】
【数30】W''k[i] = WE''k[i]k[1] + WE'k[i]k[2] +
... + WE'k[i]k[n] O''k[1] = Po ÷ W''k[i] (i = 2, 3, ..., n, WE'k[i]k[i] = 0 とする。)
【0124】C-3. 以下同様に勝率が n-1 番目に高い単
勝式ベット単位まで、オッズと勝率の補正を行なう。 C-3-1. i 番目に勝率の高い単勝式ベット単位の補正後
のオッズを O''k[i] とする。
【0125】
【数31】 O''k[i] = O'k[i] + Dk[i] (Dk[i] は切り上げ誤差)
【0126】C-3-2. 補正されたオッズから勝率を補正
する。勝率の差分を Xk[i] とすると、
【0127】
【数32】W''k[i] = Po ÷ O''k[i] Xk[i] = 1 - (W''k[1] + W''k[2] + ... + W''k[i]+W'k
[i+1]+...+W'k[n])
【0128】C-3-3. 勝率の差分 Xk[i] を連勝単式の勝
率へ分配する。
【0129】
【数33】WE''k[j]k[i] = WE'k[j]k[i] + Xk[i] × F
(i, j) ÷ (F(i, 1) + F(i, 2) +... + F(i, n)) (i = 2, 3, ..., n-1, j = 1, 2, ..., n, i ≠ j F(a, b) = WE'k[a][b] (b > aの場合) F(a, b) = WE'k[b][a+1] (b < aの場合) F(a, b) = 0 (a = bの場合))
【0130】C-3-4. 連勝複式の勝率を変化させないた
めに連勝単式の勝率を補正する。
【0131】
【数34】WE''k[i]k[j] = WE'k[j]k[i] - Xk[i] × F
(i, j) ÷ (F(i, 1) + F(i, 2) +... + F(i, n)) (i = 2, 3, ..., n-1, j = 1, 2, ..., n, i ≠ j F(a, b) = WE'k[a][b] (b > aの場合) F(a, b) = WE'k[b][a+1] (b < aの場合) F(a, b) = 0 (a = bの場合))
【0132】C-3-5. さらに 1 番勝率が高い単勝式ベッ
ト単位から i-1 番目に勝率が高い単勝式ベット単位ま
での単勝式勝率を変化させないために連勝単式勝率を補
正する。
【0133】
【数35】WE''k[j]k[i+1] = WE'k[j]k[i+1] - Xk[i]
× F(i, j) ÷ (F(i, 1) + F(i, 2) + ... + F(i, n)) WE''k[i+1]k[j] = WE'k[i+1]k[j] + Xk[i] × F(i, j)
÷ (F(i, 1) + F(i, 2) + ... + F(i, n)) (i = 2, 3, ..., n-1, j = 1, 2, ..., n, j < i) F(a, b) = WE'k[a][b] (b > aの場合) F(a, b) = WE'k[b][a+1] (b < aの場合) F(a, b) = 0 (a = bの場合))
【0134】C-3-6. i+1 番目に勝率が高い単勝式ベッ
ト単位から n 番目に勝率が高い単勝式ベット単位まで
の勝率とオッズを、C-2-5と同様に再計算する。 C-4-1. 一番勝率の小さい馬(i=n)の単勝オッズを
補正する。補正は切り上げによって行なう。補正後のオ
ッズを O''k[n] とする。
【数36】 O''k[n] = O'k[n] + Dk[n] (Dk[n] は切り上げ誤差)
【0135】C-4-2. 補正されたオッズから勝率を補正
する。勝率の差分を Xk[n] とすると、
【数37】W''k[n] = Po ÷ O''k[n] Xk[n] = 1 - (W''k[1] + W''k[2] + ... + W''k[n]) (W''k[n] = WE''k[n]k[1] + WE''k[n]k[2] + ... + W
E''k[n]k[n-1] - Xk[n])
【0136】C-4-3. 残った勝率差分 Xk[n](以下、X と
する) を 連勝単式の勝率に配分する。
【数38】WE'''k[i]k[n] = WE''k[i]k[n] + X × W''k
[i] ÷ (1 - X) (i = 1, 2, ...,n-1) WE'''k[n]k[i] = WE''k[n]k[i] - X × W''k[i] ÷ (1
- X) (i =1, 2, ..., n-1)
【0137】C-4-4. 単勝式の勝率を再計算する。
【数39】i = 1, 2, ..., n-1 の場合は、 W'''k[i] = WE''k[i]k[1] + WE''k[i]k[2] + ... + W
E''k[i]k[n-1] + WE'''k[i]k[n] (WE''ii = 0 とする)=
WE''k[i]k[1] + WE''k[i]k[2] + ... + WE''k[i]k[n-
1] + WE''k[i]k[n] + X × W''k[i] ÷ (1 - X)= W''k
[i] + X × W''k[i] ÷ (1 - X)
【0138】
【数40】i = n の場合は、 W'''k[i] = WE'''k[i]k[1] + WE'''k[i]k[2] + ... + W
E'''k[i]k[i-1]= {WE''k[i]k[1] - X × W''k[1] ÷ (1
- X)} + {WE''k[i]k[2] - X ×W''k[2] ÷ (1 - X)} +
... + {WE''k[i]k[i-1] - X × W''k[i-1] ÷ (1 -
X)}= WE''k[i]k[1] + WE''k[i]k[2] + ... + WE''k[i]k
[i-1] - X ÷ (1 - X) ×(W''k[1] + W''k[2] + ... +
W''k[i-1])= WE''k[i]k[1] + WE''k[i]k[2] + ...+ W
E''k[i]k[i-1] - X ÷ (1 - X) × (1 - X - W''k[i])=
WE''k[i]k[1] + WE''k[i]k[2] + ... + WE''k[i]k[i-
1] - X + X × W''k[i] ÷ (1 - X)= W''k[i]+ X ×
W''k[i] ÷ (1 - X)
【0139】各馬の単勝式の払い戻し率 R''i は、次の
数40で表される。
【数41】R''i = O''i × W'''i
【0140】次に、具体的な数字を参照して、この補正
方法の適用について詳しく説明する。目標払い戻し率Po
を90%に設定し、レースの出走馬数nを4、各単勝式
ベット単位(馬)の暫定勝率をそれぞれ0.5,0.32,0.1
3、0.05とする。このときの、単勝式の勝率、オッズ、
連勝単式勝率、連勝複式勝率、そのオッズは次の表9に
示すようになる。表9から表26までの各表は単勝式の
勝率およびオッズの表(左上)、連勝単式勝率の表(右
上)、連勝複式勝率の表(左下)、連勝複式オッズの表
(右下)の四つの表から構成される。
【表9】
【0141】連勝複式1−2のオッズと勝率を調整す
る。オッズ1.620763を2に切り上げると、勝率は0.9÷2
=0.45となる。連勝複式1−2の勝率差分0.105294を連
勝複式1−3の勝率に加算し0.310007とし、オッズを再
計算すると、0.9÷0.310007=2.903162となる。
【表10】
【0142】次に、連勝複式1−3のオッズと勝率を調
整する。オッズ2.903162を3に切り上げると、勝率は0.
9÷3=0.3となる。同様に連勝複式1−3についての勝率
差分0.010007を連勝複式1−4の勝率に加算し0.086323
とし、オッズを再計算すると、0.9÷0.086323=10.42601
3となる。
【表11】
【0143】次に、連勝複式1−4のオッズと勝率を調
整する。オッズ10.426013を11に切り上げると、勝率は
0.9÷11=0.081818となる。同様に連勝複式1−4につい
ての勝率差分0.004504を連勝複式2−3の勝率に加算し
0.113497とし、オッズを再計算すると、0.9÷0.113497=
7.92973となる。
【表12】
【0144】次に、連勝複式2−3のオッズと勝率を調
整する。オッズ7.92973を8に切り上げると、勝率は0.9
÷8=0.1125となる。同様に連勝複式2−3についての勝
率差分0.000997を連勝複式2−4の勝率に加算し0.0413
68とし、オッズを再計算すると、0.9÷0.041368=21.755
711となる。
【表13】
【0145】次に、連勝複式2−4のオッズと勝率を調
整する。オッズ21.755711を22に切り上げると、勝率は
0.9÷22=0.040909となる。同様に連勝複式2−4につい
ての勝率差分0.000459を連勝複式3−4の勝率に加算し
0.014773とし、オッズを再計算すると、0.9÷0.014773=
60.923077となる。
【表14】
【0146】次に、連勝複式3−4のオッズと勝率を調
整する。オッズ60.923077を61に切り上げると、勝率は
0.9÷61=0.014754となる。
【表15】 次に、連勝複式3−4についての勝率差分0.000019を各
連勝複式ベット単位の勝率に比例させて各連勝複式ベッ
ト単位に振り分け加算すると、最終的な補正後の連勝複
式ベット単位の勝率、オッズは次の表16で表される。
【表16】
【0147】次に、(数23)により、上記補正された
連勝複式ベット単位の勝率から連勝単式の勝率を計算す
ると、表17に示すようになる。
【表17】 次に、(数24、数25)により、補正された連勝単式
の勝率から単勝の勝率及びオッズを計算すると、表18
に示すようになる。
【表18】 次に、No.1の単勝式ベット単位のオッズと勝率を調整す
る。オッズ1.787674を2に切り上げると、勝率は0.9÷2=
0.45となる。
【表19】
【0148】次に、No.1の単勝式ベット単位についての
勝率差分0.053447を連勝単式1−2,3−1,4−1に
連勝単式勝率1−2,1−3,1−4の比で振り分け加
算する。また、連勝複式の勝率を変化させないために連
勝単式の勝率の増加分を1−2,1−3,1−4から減
じる。さらに、No.2、No.3、No4の馬の単勝勝率及びオ
ッズを補正すると、次の表20に示されるようになる。
【表20】
【0149】次に、単勝式ベット単位No.2のオッズと勝
率を調整する。オッズ2.948868を3に切り上げると、勝
率は0.9÷3=0.3となる。
【表21】 次に、No.2についての勝率差分0.005202を連勝単式1−
2,3−2,4−2に連勝単式勝率1−3,2−3,2
−4の比で振り分け加算する。また、連勝複式ベット単
位の勝率を変化させないために連勝単式の勝率の増加分
を2−1,2−3,2−4から減じる。また、No.1の単
勝式ベット単位に関係する単勝勝率及び連勝複式の勝率
を変化させないために1−3、3−1の連勝単式勝率を
補正する。さらに、No.3、No.4の単勝式ベット単位の
勝率及びオッズを再計算すると、次の表22に示すよう
になる。
【表22】
【0150】次に、No.3の単勝式ベット単位のオッズと
勝率を調整する。オッズ4.699894を5に切り上げると、
勝率は0.9÷5=0.18となる。
【表23】 次に、No.3の単勝式ベット単位の勝率差分0.011494を連
勝単式1−3,2−3,4−3に連勝単式ベット単位の
勝率1−4,2−4,3−4の比で振り分け加算する。
また、連勝複式ベット単位の勝率を変化させないために
連勝単式の勝率の増加分を3−1,3−2,3−4から
減じる。また、No.1、No.2の単勝式ベット単位の勝率及
びこれらに関係する連勝複式ベット単位の勝率を変化さ
せないために1−4、2−4、4−1、4−2の連勝単
式勝率を補正する。さらに、No.4の単勝式ベット単位
の勝率及びオッズを再計算すると、次の表24に示され
るようになる。
【表24】
【0151】次に、No.4の単勝式ベット単位のオッズと
勝率を調整する。オッズ12.857143を13に切り上げる
と、勝率は0.9÷13=0.069231となる。
【表25】 最後に残ったNo.4の単勝式ベット単位についての勝率差
分0.000769を各単勝式ベット単位の勝率に勝率に比例し
て振り分ける。No.1、No.2、No.3の単勝式ベット単位の
勝率の増加分を連勝単式1−4,2−4、3−4に関係
する連勝複式勝率に反映させる。連勝複式ベット単位の
勝率を変化させないために4−1、4−2、4−3の連
勝単式の勝率を補正する。この結果、単勝式ベット単位
No.4の勝率に関して、単勝式ベット単位のオッズを調整
した際の勝率の減算分と、最後の勝率差分の振り分けの
際の勝率の増加分が同時に反映されることになる。
【表26】
【0152】以上の処理によって補正された単勝式及び
連勝複式の各ベット単位の勝率及びオッズに基づく払い
戻し率は、次の表27に示されるとおりとなる。
【表27】
【0153】これによって、単勝式、連勝複式の2種類
のベット単位についての払い戻し率が平均化されたこと
が理解される。すなわち、補正後の払い戻し率によれ
ば、投票者がどのベット単位にベットしても実質的に同
一の払い戻し率を期待できることになる。また、遊技機
のオーナーは安定した利益を得ることができる。
【0154】以上、本発明を特定の実施形態に従って説
明したが、本発明は、上記の各実施形態に限定されるも
のではない。例えば、オッズの丸め処理は、切り上げの
方法に限定されるものではなく、切り下げ、四捨五入な
どの他の丸め方法であっても良い。また、オッズの丸め
処理は、払い戻し処理の必要に応じて適切な桁において
行えば良い。さらに、最後の勝率誤差をすべてのベット
単位に振り分ける方法は、各ベット単位の勝率の比に関
係無く一定割合で振り分けても良い。さらに、単式また
は連勝複式組み合わせの並べ替えは、勝率の高い順番以
外の方法を用いても良い。例えば、並べ替えパターンの
すべてについて試算を行い、目標利益率に最も近い値に
なるパターンを採用することが可能である。さらに、連
勝単式の勝率、オッズについても、本発明の方法によっ
て同様に補正することが可能である。
【0155】さらに、表示装置は、模型を用いて模擬レ
ースを表示するものには限定されず、CRT等のディス
プレイ装置でもよく、このディスプレイ装置の画面上に
ビデオ画像による模擬レースを表示するようにしてもよ
い。
【0156】また、以上説明したベット管理部11、ゲ
ーム進行制御部20、勝率オッズ管理部30、馬データ
管理部31、レース条件記憶部32は、予めプログラム
された遊技機内の装置またはシステムとして存在する場
合の例を示したが、これらの装置、特に勝率オッズ管理
部30の機能は、その他の機能を実現する遊技機内のコ
ンピュータと、所要のプログラムコードが読み取り可能
な形態で記録された記憶媒体との組み合わせによって実
現することもできる。
【0157】記録媒体は、通常、当該コンピュータのCP
Uが随時読み取り可能な固定型ディスクや半導体メモリ
であるが、フレキシブルディスク、ハードディスク、光
ディスク、CD−ROM、DVD(Digital Video Dis
k)、磁気テープ等の可搬性メディアに記録されて流通
し、あるいはそのコンピュータがアクセス可能なプログ
ラムコードサーバ等に記録されて電気通信回線を通じて
流通し、運用時に上記固定ディスク、半導体メモリ等に
インストールされるものであっても良い。
【0158】また、CPUが上記プログラムコードを実
行することによって、上記勝率オッズ管理部30等が形
成されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基
づいてオペレーティングシステムが実際の処理の一部を
行い、その処理を通じて、上記勝率オッズ管理部30等
が形成されるようにしても良い。
【0159】なお、本実施形態における走行物、馬、レ
ースは、特許請求の範囲における被抽選体、抽選にそれ
ぞれ対応する概念である。また、被抽選体としては、本
実施形態に記載の上記走行物等に限らず、飛行物、ビン
ゴゲーム等で用いる抽選用ボール、カードゲームに用い
るカード、スポーツゲーム(野球、サッカー等)のゲー
ムの勝敗または点差であってもよい。
【0160】
【効果】したがって、本発明によれば予め設定された勝
率と目標払い戻し率に基づき計算されたオッズの丸め処
理が行われた場合においても、ベット対象それぞれにつ
いての払い戻し率を目標利益率の一定範囲内に維持する
ように、ベット対象の勝率及びオッズを補正することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による遊技機の要部構成
図。
【図2】 上記遊技機のゲーム進行手順を示すフローチ
ャート。
【図3】 本発明による単勝式の勝率・オッズの補正手
順を示すフローチャート。
【図4】 本発明による単勝式、複勝式の勝率・オッズ
の補正手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 ベット入力部 11 ベット管理部 20 ゲーム進行制御部 30 勝率・オッズ管理部 31 馬データ記憶部 32 レース条件記憶部 40 払い戻し部 50 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 靖浩 神戸市中央区港島中町7丁目3番地の2 コナミ株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 1/00 - 13/12 G06F 17/60

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被抽選体についての予め定められ
    た勝率に従った抽選の結果を的中させた投票者に対して
    付与すべき配当を決定して各投票者に提示する配当決定
    手段を備えた遊技機であって、 前記配当決定手段が、 目標払い戻し率と複数の被抽選体の各々についての勝率
    とを設定するとともに、 前記目標払い戻し率及び前記勝率に基づいて個々の被抽
    選体についてのオッズを設定する設定手段、 複数の被抽選体を前記設定された勝率順に順位付けする
    順位付け手段、 より高い順位の被抽選体についてのオッズを所定桁数の
    オッズに近似補正し、補正後のオッズに基づき当該順位
    の被抽選体の勝率を補正するとともに、その被抽選体の
    補正前後の勝率の差分を次順位の被抽選体の勝率に反映
    させ、当該次順位の被抽選体の補正された勝率に基づい
    てその被抽選体のオッズを再決定する処理を、すべての
    順位の被抽選体に対して繰り返して行う第1の補正手
    段、 最下位順の被抽選体について再決定されたオッズを所定
    桁数のオッズに近似補正するとともに当該近似されたオ
    ッズに基づく勝率を再決定し、再決定前後の勝率の差分
    を所定比率に基づいてすべての被抽選体の勝率に再反映
    させる第2の補正手段、 を含むことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記補正された勝率及びオッズに基づく
    払い戻し率が前記目標払い戻し率から所定の許容範囲内
    に収まっているか否かを判定する判定手段をさらに備
    え、前記配当決定手段は、前記判定手段による判定が否
    定的な場合に勝率を再設定したうえで前記処理を再度実
    行することを特徴とする、 請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記第2の補正手段は、前記再決定前後
    の勝率の差分を前記再決定された各順位の勝率の比です
    べての被抽選体の勝率に再反映させることを特徴とす
    る、 請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 複数の被抽選体についての予め定められ
    た勝率に従った抽選の結果を的中させた投票者に対して
    付与すべき配当を決定して各投票者に提示する配当決定
    手段を備えた遊技機であって、 前記配当決定手段が、 目標払い戻し率と複数の被抽選体の各々についての勝率
    とを設定するとともに、前記目標払い戻し率及び前記勝
    率に基づいて個々の被抽選体についてのオッズを設定す
    る設定手段、 複数の被抽選体を順番付けする順番付け手段、 第1順番の被抽選体についてのオッズを所定桁数のオッ
    ズに近似補正し、補正後のオッズに基づき当該順番の被
    抽選体の勝率を補正するとともに、その被抽選体の補正
    前後の勝率の差分を次順番の被抽選体の勝率に反映さ
    せ、当該次順番の被抽選体の補正された勝率に基づいて
    その被抽選体のオッズを再決定する処理を、すべての順
    番の被抽選体に対して繰り返して行う第1の補正手段、 最下位順番の被抽選体について再決定されたオッズを所
    定桁数のオッズに近似補正するとともに当該近似された
    オッズに基づく勝率を再決定し、再決定前後の勝率の差
    分を所定比率に基づいてすべての被抽選体の勝率に再反
    映させる第2の補正手段、 を含むことを特徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】 複数の被抽選体についての予め定められ
    た勝率に従った抽選の結果を的中させた投票者に対して
    付与すべき配当を決定して各投票者に提示する配当決定
    手段を備えた遊技機の動作方法であって、 前記配当決定手段が、記憶手段にあらかじめ記憶された、 目標払い戻し率と複
    数の被抽選体の各々についての勝率とを読み出し当該
    読み出された目標払い戻し率及び当該読み出された勝率
    に基づいて個々の被抽選体についてのオッズを設定する
    過程と、 複数の被抽選体に関する勝率およびオッズのデータを前
    記勝率に従って順位付けする過程と、 勝率が最も高い被抽選体のオッズを所定桁の数字データ
    で近似補正し、補正したオッズに基づいて勝率を補正す
    るとともに補正前後の勝率の差分を求め、この差分を次
    順位の被抽選体の勝率及びオッズに反映させる処理を、
    勝率が最低の被抽選体まで繰り返し、最後に残った勝率
    の差分を所定比率に基づいて補正後の各被抽選体の勝率
    に分配する過程とを含む補正処理を行うことを特徴とす
    る方法。
  6. 【請求項6】 複数の被抽選体についての予め定められ
    た勝率に従った抽選の結果を単勝式、連勝複式の各ベッ
    ト単位において的中させた投票者に対して付与すべき配
    当を決定して各投票者に提示する配当決定手段を備えた
    遊技機の動作方法であって、 前記配当決定手段が、記憶手段にあらかじめ記憶された、 目標払い戻し率と単
    勝式、連勝複式のベット単位の各々についての勝率とを
    読み出し、当該読み出された目標払い戻し率及び当該読
    み出された勝率に基づいて単勝式、連勝複式のベット単
    位それぞれについてのオッズを設定する過程と、 連勝複式のベット単位に関する勝率およびオッズのデー
    タを前記勝率に従って順位付けする過程と、 勝率が最も高い連勝複式のベット単位のオッズを所定桁
    の数字データで近似補正し、補正したオッズに基づいて
    勝率を補正するとともに補正前後の勝率の差分を求め、
    この差分を次順位の連勝複式ベット単位の勝率及びオッ
    ズに反映させる処理を、勝率が最低の連勝複式のベット
    単位まで繰り返し、最後に残った勝率の差分を補正後の
    各連勝複式のベット単位の勝率に応じて分配する過程
    と、 補正後の連勝複式のベット単位の勝率を単勝式のベット
    単位の勝率に反映させるとともに、単勝式のベット単位
    のオッズを再決定する過程と、 単勝式のベット単位に関する勝率およびオッズのデータ
    を勝率に従って順位付けする過程と、 勝率が最も高い単勝式のベット単位のオッズを所定桁の
    数字データで近似補正し、補正したオッズに基づいて勝
    率を補正するとともに補正前後の勝率の差分を求め、こ
    の差分を次順位の単勝式のベット単位の勝率及びオッズ
    に反映させる処理と、この処理を勝率が最低の単勝式の
    ベット単位まで繰り返し、最後に残った勝率の差分を補
    正後の各単勝式のベット単位の勝率に応じて分配する過
    程とを含む補正処理を行うことを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 単勝式および連勝複式の2種類のベット
    単位について、前記補正処理後の勝率及びオッズに基づ
    く実際の払い戻し率が前記目標払い戻し率の一定範囲内
    に収まらないときに、単勝式および連勝複式の勝率を再
    設定したうえで前記補正処理を再度実行する請求項6記
    載の動作方法。
  8. 【請求項8】 複数の被抽選体についての予め定められ
    た勝率に従った抽選の結果を的中させた投票者に対して
    付与すべき配当を決定して各投票者に提示する配当決定
    手段を備えた遊技機の動作方法であって、 前記配当決定手段が、記憶手段にあらかじめ記憶された、 目標払い戻し率と複
    数の被抽選体の各々についての勝率とを読み出し、当該
    読み出された目標払い戻し率及び当該読み出された勝率
    に基づいて個々の被抽選体についてのオッズを設定する
    過程と、 複数の被抽選体に関する勝率およびオッズのデータを順
    番付する過程と、 第1順番の被抽選体のオッズを所定桁の数字データで近
    似補正し、補正したオッズに基づいて勝率を補正すると
    ともに補正前後の勝率の差分を求め、この差分を次順番
    の被抽選体の勝率及びオッズに反映させる処理を、順番
    が最低の被抽選体まで繰り返し、最後に残った勝率の差
    分を補正後の各被抽選体の勝率に応じて分配する過程と
    を含む補正処理を行うことを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 単勝式、連勝複式のベット単位が設定さ
    れた場合、最初に連勝複式の勝率およびオッズに対して
    前記補正処理を適用し、補正処理後の連勝複式の勝率お
    よびオッズを単勝式の勝率およびオッズに対して反映さ
    せ、補正処理後の連勝複式のオッズ及び勝率を維持した
    まま、前記補正処理により単勝式の勝率及びオッズを再
    決定する過程をさらに含む、請求項8記載の動作方法。
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