JP3364074B2 - ビットプレーン符号化装置 - Google Patents

ビットプレーン符号化装置

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JP3364074B2 JP34613995A JP34613995A JP3364074B2 JP 3364074 B2 JP3364074 B2 JP 3364074B2 JP 34613995 A JP34613995 A JP 34613995A JP 34613995 A JP34613995 A JP 34613995A JP 3364074 B2 JP3364074 B2 JP 3364074B2
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  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1画素あたり複数
ビットからなる多値画像から、同一ビット順位のビット
データを画素毎に取り出してなるビットプレーンを形成
するとともに、おのおののビットプレーンについて二値
符号化処理して、原画像を符号化圧縮するビットプレー
ン符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、データ通信やデータ処理の多様化
に伴い、例えば、ファクシミリ装置などでやりとりした
り、あるいは、パーソナルコンピュータ装置で処理する
文書として、1画素あたり複数ビットからなる白黒多値
画像、あるいは、複数の色成分からなるとともに1つの
色成分が1画素あたり複数ビットからなるカラー多値画
像を用いたいという要請がある。
【0003】ここで、周知のように、画像データのデー
タ量は非常に大きいため、これをそのままの状態でデー
タ処理すると、例えば、蓄積するために必要な記憶装置
の容量が膨大になったり、データ処理に要する時間が過
大になったりするので、通常、画像データを符号化圧縮
してデータ量を削減した状態で、データ通信したり蓄積
している。とくに、白黒多値画像やカラー多値画像は、
1画素あたりのビット数が多いので、より高能率に符号
化圧縮できる符号化方式が要求されている。
【0004】例えば、白黒多値画像を符号化圧縮すると
きには、1画素あたり複数ビットデータをそのままの状
態で取り扱う符号化方式(いわゆるJPEG方式)と、
白黒多値画像で同一ビット順位のビットデータを画素毎
に取り出してビットプレーンを形成し、おのおののビッ
トプレーン毎に二値符号化処理して、原画像を符号化圧
縮するいわゆるビットプレーン方式の符号化方式の2種
類がある。後者の符号化方式では、二値符号化処理とし
て、適宜な二値画像符号化方式、例えば、MH方式、M
R方式、MMR方式、JBIG方式などが採用される。
【0005】さて、1画素あたり8ビットの多値画像を
ビットプレーン方式で符号化するとき、図28に示すよ
うに、まず、8ビットの多値画像データから、その第8
ビットを取り出してビットプレーンBP8を形成し、第
7ビットを取り出してビットプレーンBP7を形成し、
以下、同様にして、第1ビットのビットプレーンBP1
まで形成する。
【0006】このようにして形成した各ビットのビット
プレーンBP8〜BP1は、二値画像データとして取り
扱うことができる。二値画像データの高能率圧縮方式と
しては、近年、いわゆるJBIG方式が提案されてい
る。
【0007】JBIG方式の符号化方式では、画像をマ
ルコフモデルとみなし、その状態を認識した符号化を行
う。すなわち、モデルテンプレートを用いて、符号化対
象となっている注目画素の周囲の複数の参照画素を抽出
し、その抽出した複数の参照画素のビットパターン毎
に、注目画素の状態を予測し、その予測確率に基づい
て、QM−coder符号化処理を行うことで、二値画
像データを符号化圧縮する。
【0008】ここで、QM−coder符号化方式の基
礎となっている算術符号について説明する。算術符号と
は、0以上1未満([0,1))の数直線上の対応区間
(2進小数で[0.0…0,0.1…1))を各シンボ
ルの生起確率に応じて不等長に分割していき、対象シン
ボル系列を対応する部分区間に割り当て、再帰的に分割
を繰り返していくことにより得られた区間内に含まれる
点の座標を、少なくとも他の区間と区別できる2進小数
で表現してそのまま符号とするものである。
【0009】例えば、符号化シンボル系列0100を対
象とした2値算術符号化では、図29に示すような符号
化が行われる。
【0010】同図において、例えば、第1シンボルの符
号化時には、全区間が0と1のシンボルの生起確率の比
にしたがってA(0)とA(1)に分割され、0の発生
により区間A(0)が選択される。次に、第2シンボル
の符号化のさいには、その状態における両シンボルの生
起確率比によってA(0)がさらに分割され、発生シン
ボル系列に対応する区間としてA(01)が選択され
る。このような分割と選択の処理のくり返しにより符号
化が進められる。
【0011】この算術符号はいわゆる非ブロック符号で
あり、とくに、上述した予測符号化方式のように状態番
号(コンテクスト)に応じてシンボル(データの二値
(白黒)状態)の出現確率が変化する場合の符号化に適
しており、また、MH符号のようなランレングス符号に
比べて、符号器の規模や必要メモリ量などのハードウェ
アが小さくて済む、より高い効率が期待できる、およ
び、適用符号化が容易であるという利点がある。
【0012】上述したQM−coderは、この算術符
号化をより少ないハードウェア資源を用いて実現し、か
つ、より高速な処理が可能なようにしたものである。な
お、通常は、画像データを直接算術符号化するのではな
く、予測符号化処理により画像データの各画素が劣勢シ
ンボルであるのか、あるいは、優勢シンボルであるのか
の判定を行なう前処理を行なう。ここで、劣勢シンボル
とは、そのときのコンテクストでの発生確率のより低い
シンボルをあらわし、優勢シンボルとは、そのときのコ
ンテクストでの発生確率のより高いシンボルをあらわ
す。したがって、劣勢シンボルあるいは優勢シンボルが
白画素または黒画素のいずれであるかは、そのコンテク
ストに応じて統計的に定められる。
【0013】次に、QM−coderの符号化/復号化
アルゴリズムについて説明する。
【0014】符号化の初めでは、0以上1未満の数直線
を考える。この数直線の間隔をA、そのときのマルコフ
状態(初期状態では、状態0)に対応した劣勢シンボル
の発生確率をQeとすると、分割後の領域は、次式
(I)であらわされる。
【0015】 a=A×(1−Qe) (a:優勢シンボルの領域の大きさ)
【0016】 b=A×Qe (b:劣勢シンボルの領域の大きさ)…(I)
【0017】ここで、最初のシンボルが0(優勢シンボ
ル)であった場合には、aを新しいAとして、1(劣勢
シンボル)であった場合には、bを新しいAとしてさら
に分割を行なう。なお、符号化テーブルは、マルコフ状
態の状態番号と、確率Qeとの関係、および、再正規化
処理発生時(後述)の状態推移のための情報などが組み
になって記憶されている。
【0018】しかしながら、符号化時に乗算操作が行わ
れることは装置規模の面でも演算速度の面でも不利であ
る。また、無限長のシンボル系列を符号化するさい、小
さくなった領域を演算するためには無限長の演算用レジ
スタが必要となる。
【0019】そこで、QM−coderでは、分割後の
新しいAが常に0.75以上1.5未満の大きさになる
ように操作して、Aを1に近似できるようにし、上述し
た式(I)を次式(II)で近似する。
【0020】a=A−Qe
【0021】b=Qe …(II)
【0022】この近似に伴い、Aの値が0.75未満に
なったときには、Aが0.75以上1.5未満の値にな
るまでAを左にビットシフトして拡大する再正規化処理
を行なう。この再正規化処理により、乗算を必要とする
演算を減算で実現できるとともに、有限長レジスタを用
いて演算を行なうことができる。また、再正規化処理を
行なうと、そのときのマルコフ状態と、処理対象のシン
ボルの優勢/劣勢の区別に応じて、次のマルコフ状態に
推移する。
【0023】優勢シンボルの符号化処理は、例えば、図
30(a)に示すように行われ、また、劣勢シンボルの
符号化処理は、例えば、同図(b)に示すように行われ
る。ここで、Cは符号をあらわし、その初期値は0であ
る。
【0024】すなわち、優勢シンボルを符号化するとき
には、符号Cは変更せず(処理101)、領域Aの値を
そのときのマルコフ状態に対応した確率Qeだけ小さい
値に更新する(処理102)。このとき、領域Aの値が
0.75よりも小さいかどうかを調べて(判断10
3)、判断103の結果がYESになるときには、領域
Aの値および符号Cを再正規化処理するとともに状態推
移し(処理104)、1つの優勢シンボルの処理を終了
する。また、判断103の結果がNOになるときには、
処理104を行なわず、そのときのマルコフ状態を維持
する。
【0025】また、劣勢シンボルを符号化するときに
は、符号Cの値を(A−Qe)だけ増やして(処理20
1)、領域Aの値を確率Qeの値に更新し(処理20
2)、領域Aと符号Cを再正規化処理するとともに状態
推移する(処理203)。
【0026】このときに生成した符号Cは、領域のもっ
とも下の部分を示す2進小数値に一致する。また、再正
規化処理では、符号Cを領域Aと同じ桁数左シフトして
拡大し、1を超えた部分の符号Cの値が、符号データと
して出力される。
【0027】また、復号化処理の一例を図30(c)に
示す。
【0028】まず、符号Cが値(A−Qe)よりも小さ
いかどうかを調べて(判断301)、判断301の結果
がYESになるときには、復号化対象となっている注目
画素を優勢シンボルとして判断し(処理302)、領域
Aの値をそのときのマルコフ状態に対応した確率Qeだ
け減じた値に更新する(処理303)。そして、更新し
た領域Aの値が0.75よりも小さくなったかどうかを
調べて(判断304)、判断304の結果がYESにな
るときには、領域Aと符号Cを再正規化するとともにマ
ルコフ状態を推移して(処理305)、この1つのシン
ボルの復号化処理を終了する。また、判断304の結果
がNOになるときには、処理305を行なわず、そのと
きのマルコフ状態を維持する。
【0029】また、判断301の結果がNOになるとき
には、注目画素を劣勢シンボルとして判断し(処理30
6)、符号Cの値を(A−Qe)だけ小さい値に更新す
るとともに(処理307)、領域Aを確率Qeの値に更
新し(処理308)、領域Aと符号Cを再正規化すると
ともにマルコフ状態を推移して(処理309)、この1
つのシンボルの復号化処理を終了する。
【0030】このようにして、QM−coderの符号
化時では、優勢シンボルがあらわれたときには符号Cが
変化しないとともに、再正規化処理が行われる可能性が
少なく、また、劣勢シンボルがあらわれると即再正規化
処理が行われるとともに符号データが形成される。
【0031】したがって、劣勢シンボルの出現頻度が小
さくなるように前処理である予測符号化処理を行なう
と、符号化効率が向上するとともに、処理速度も向上す
る。
【0032】図31は、JBIG方式を適用して多値画
像データを符号化圧縮する符号化装置の従来例を示して
いる。
【0033】同図において、画像入力部1を介して、例
えば、8ビット幅の多値画像データが入力されて、ビッ
トプレーン展開部2に加えられる。ビットプレーン展開
部2は、多値画像データをビットプレーンに展開するも
のであり、おのおののビットプレーンのデータは、ビッ
トプレーンメモリ3に記憶される。
【0034】データ参照部4は、符号化対象となってい
る注目画素のデータをビットプレーンメモリ3から読み
出し、注目画素データDXとして算術符号エンジン5に
出力するとともに、そのときの注目画素について所定の
テンプレートを適用し、複数の参照画素のデータをビッ
トプレーンメモリ3から読み出し、参照画素データDR
として確率評価器6に出力する。
【0035】確率評価器6は、入力した参照画素データ
DRに基づいて、コンテクストを判定し、おのおののコ
ンテクストについて、劣勢シンボル(または優勢シンボ
ル)の確率推定値および劣勢シンボル(または優勢シン
ボル)の種別を算術符号エンジン5に出力する。
【0036】算術符号エンジン5は、入力した注目画素
データDX、劣勢シンボル(または優勢シンボル)の確
率推定値、および、劣勢シンボル(または優勢シンボ
ル)の種別に基づいて、上述した符号化処理を実行し、
符号データを出力する。また、その符号化処理において
再正規化処理が行われると、その旨を確率評価器6に通
知する。確率評価器6は、再正規化処理の実行に同期し
て、コンテクストの遷移を行い、確率評価状態を更新す
る。また、確率評価器6は、おのおののコンテクストに
ついて、マルコフ状態値(確率推定値インデックスの
値;7ビット)と、そのときの優勢シンボルが白/黒の
いずれかをあらわす1ビットの計8ビットのデータを記
憶している。
【0037】この算術符号エンジン5と確率評価器6に
より、算術符号器7が構成されている。
【0038】また、データ参照部4が用いるテンプレー
トの一例を図32に示す。このテンプレートは、JBI
G方式で基本(デフォルト)として用いられるいわゆる
JBIGデフォルト3ラインテンプレートである。
【0039】すなわち、注目画素Xについて、参照画素
A〜Jの10個の参照画素が抽出され、その参照画素の
10ビットのデータが参照画素データDRとして、算術
符号器7の確率評価器6に出力される。
【0040】また、この場合には、確率評価器6は、1
024個の各コンテクストについて、それぞれ8ビット
データ(確率推定値インデックスおよび優勢シンボルの
値)を記憶している。
【0041】ところで、自然画の多値画像データを符号
化するとき、各画素の濃度表現として通常の2進数では
なく、グレイコード(交番二進符号)を用いると、各ビ
ットプレーンにおける画像のエントロピが減少すること
が多いことが、経験的に知られている。
【0042】したがって、上述したようなビットプレー
ンBP1〜BP8を形成するに先だって、多値画像デー
タをグレイコードに変換し、その後にビットプレーンB
P1〜BP8を形成して、おのおののビットプレーンB
P1〜BP8について符号化処理すると、符号化圧縮率
を向上することができることが多い。
【0043】また、符号化圧縮率を向上する別の方法と
しては、例えば、特開平5−300382号公報(「ビ
ットプレーン符号化方法および装置」)に開示されてい
るもののように、注目画素の存在するビットプレーン
と、それ以外のビットプレーンから参照画素を抽出する
ようにしたものがある。
【0044】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この後
者の方法(特開平5ー300382号公報のもの)で
は、多値画像データをグレイコードの変換する前処理を
行う前者の方法よりも、符号化効率の改善はみられな
い。
【0045】後者の方法で、符号化効率を向上するため
には、より多くのビットプレーンに参照画素を分散する
ことが考えられるが、この場合には、多数のビットプレ
ーンから参照画素のデータを抽出する必要があり、参照
画素を抽出するときに要するメモリ転送処理のオーバー
ヘッドのために、符号化処理速度が遅くなるという事態
を生じる。
【0046】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、符号化効率を向上できるとともに、符号化処
理速度の低下を抑制することができるビットプレーン符
号化装置を提供することを目的としている。
【0047】
【0048】
【0049】
【課題を解決するための手段】本願発明は、1画素あた
り8ビットからなる多値画像から、同一ビット順位のビ
ットデータを画素毎に取り出してなるビットプレーンを
形成するとともに、おのおののビットプレーン単位に二
値符号化処理して、原画像を符号化圧縮するビットプレ
ーン符号化装置において、多値画像データをグレイコー
ドに変換するグレイコード変換手段と、上記グレイコー
ド変換手段から出力される複数ビットの画像データに基
づいて、複数のビットプレーンを形成するビットプレー
ン展開手段と、所定形状のテンプレートを用いて、符号
化対象の注目画素の周辺に配置されている複数の参照画
素を抽出するとともに、上記注目画素が含まれるビット
プレーンに応じ、上記テンプレートの所定の1画素の浮
動参照画素は上記注目画素と同一のビットプレーンまた
は異なるビットプレーンに適用し、上記テンプレートの
他の複数の固定参照画素は上記注目画素と同一のビット
プレーンに適用するデータ参照手段と、上記データ参照
手段が抽出した複数の参照画素のデータに基づき、上記
注目画素に対して算術符号化処理を適用して符号データ
を出力する算術符号化手段を備え、上記データ参照手段
は、上記ビットプレーンの主走査方向を座標軸xの正方
向、副走査方向を座標軸yの正方向とする座標系を用
い、上記注目画素の座標を(x,y)とするとき、上記
複数の固定参照画素として、座標(x−1,y)の第1
の固定参照画素、座標(x−2,y)の第2の固定参照
画素、座標(x−1,y−1)の第3の固定参照画素、
座標(x,y−1)の第4の固定参照画素、座標(x+
1,y−1)の第5の固定参照画素、座標(x+2,y
−2)の第6の固定参照画素、座標(x+1,y−2)
の第7の固定参照画素、座標(x,y−2)の第8の固
定参照画素、および、座標(x−1,y−2)の第9の
固定参照画素を用いるとともに、上記注目画素が第8ビ
ットプレーンの場合には、上記浮動参照画素として、第
8ビットプレーンの座標(x−2,y−1)の画素を用
い、上記注目画素が第7ビットプレーンの場合には、上
記浮動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x
+1,y)の画素を用い、上記注目画素が第6ビットプ
レーンの場合には、上記浮動参照画素として、第7ビッ
トプレーンの座標(x,y+1)の画素を用い、上記注
目画素が第5ビットプレーンの場合には、上記浮動参照
画素として、第7ビットプレーンの座標(x,y+1)
の画素を用い、上記注目画素が第4ビットプレーンの場
合には、上記浮動参照画素として、第7ビットプレーン
の座標(x+1,y+1)の画素を用い、上記注目画素
が第3ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画素と
して、第7ビットプレーンの座標(x+1,y+1)の
画素を用い、上記注目画素が第2ビットプレーンの場合
には、上記浮動参照画素として、第7ビットプレーンの
座標(x+1,y+1)の画素を用い、上記注目画素が
第1ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画素とし
て、第2ビットプレーンの座標(x,y)の画素を用い
るようにしたものである。
【0050】また、1画素あたり8ビットからなる多値
画像から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取
り出してなるビットプレーンを形成するとともに、おの
おののビットプレーン単位に二値符号化処理して、原画
像を符号化圧縮するビットプレーン符号化装置におい
て、多値画像データをグレイコードに変換するグレイコ
ード変換手段と、上記グレイコード変換手段から出力さ
れる複数ビットの画像データに基づいて、複数のビット
プレーンを形成するビットプレーン展開手段と、所定形
状のテンプレートを用いて、符号化対象の注目画素の周
辺に配置されている複数の参照画素を抽出するととも
に、上記注目画素が含まれるビットプレーンに応じ、上
記テンプレートの所定の1画素の浮動参照画素は上記注
目画素と同一のビットプレーンまたは異なるビットプレ
ーンに適用し、上記テンプレートの他の複数の固定参照
画素は上記注目画素と同一のビットプレーンに適用する
データ参照手段と、上記データ参照手段が抽出した複数
の参照画素のデータに基づき、上記注目画素に対して算
術符号化処理を適用して符号データを出力する算術符号
化手段を備え、上記データ参照手段は、上記ビットプレ
ーンの主走査方向を座標軸xの正方向、副走査方向を座
標軸yの正方向とする座標系を用い、上記注目画素の座
標を(x,y)とするとき、上記複数の固定参照画素と
して、座標(x−1,y)の第1の固定参照画素、座標
(x−2,y)の第2の固定参照画素、座標(x−1,
y−1)の第3の固定参照画素、座標(x,y−1)の
第4の固定参照画素、座標(x+1,y−1)の第5の
固定参照画素、座標(x+2,y−2)の第6の固定参
照画素、座標(x+1,y−2)の第7の固定参照画
素、座標(x,y−2)の第8の固定参照画素、およ
び、座標(x−1,y−2)の第9の固定参照画素を用
いるとともに、上記注目画素が第8ビットプレーンの場
合には、上記浮動参照画素として、第8ビットプレーン
の座標(x−2,y−1)の画素を用い、上記注目画素
が第7ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画素と
して、第8ビットプレーンの座標(x+1,y)の画素
を用い、上記注目画素が第6ビットプレーンの場合に
は、上記浮動参照画素として、第7ビットプレーンの座
標(x,y+1)の画素を用い、上記注目画素が第5ビ
ットプレーンの場合には、上記浮動参照画素として、第
6ビットプレーンの座標(x+1,y)の画素を用い、
上記注目画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮
動参照画素として、第5ビットプレーンの座標(x,
y)の画素を用い、上記注目画素が第3ビットプレーン
の場合には、上記浮動参照画素として、第4ビットプレ
ーンの座標(x,y)の画素を用い、上記注目画素が第
2ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画素とし
て、第3ビットプレーンの座標(x,y)の画素を用
い、上記注目画素が第1ビットプレーンの場合には、上
記浮動参照画素として、第2ビットプレーンの座標
(x,y)の画素を用いるようにしたものである。
【0051】また、1画素あたり8ビットからなる多値
画像から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取
り出してなるビットプレーンを形成するとともに、おの
おののライン単位に二値符号化処理して、原画像を符号
化圧縮するビットプレーン符号化装置において、多値画
像データをグレイコードに変換するグレイコード変換手
段と、上記グレイコード変換手段から出力される複数ビ
ットの画像データに基づいて、複数のビットプレーンを
形成するビットプレーン展開手段と、所定形状のテンプ
レートを用いて、符号化対象の注目画素の周辺に配置さ
れている複数の参照画素を抽出するとともに、上記注目
画素が含まれるビットプレーンに応じ、上記テンプレー
トの所定の1画素の浮動参照画素は上記注目画素と同一
のビットプレーンまたは異なるビットプレーンに適用
し、上記テンプレートの他の複数の固定参照画素は上記
注目画素と同一のビットプレーンに適用するデータ参照
手段と、上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素
のデータに基づき、上記注目画素に対して算術符号化処
理を適用して符号データを出力する算術符号化手段を備
え、上記データ参照手段は、上記ビットプレーンの主走
査方向を座標軸xの正方向、副走査方向を座標軸yの正
方向とする座標系を用い、上記注目画素の座標を(x,
y)とするとき、上記複数の固定参照画素として、座標
(x−1,y)の第1の固定参照画素、座標(x−2,
y)の第2の固定参照画素、座標(x−1,y−1)の
第3の固定参照画素、座標(x,y−1)の第4の固定
参照画素、座標(x+1,y−1)の第5の固定参照画
素、座標(x+2,y−2)の第6の固定参照画素、座
標(x+1,y−2)の第7の固定参照画素、座標
(x,y−2)の第8の固定参照画素、および、座標
(x−1,y−2)の第9の固定参照画素を用いるとと
もに、上記注目画素が第8ビットプレーンの場合には、
上記浮動参照画素として、第8ビットプレーンの座標
(x−2,y−1)の画素を用い、上記注目画素が第7
ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画素として、
第8ビットプレーンの座標(x+1,y)の画素を用
い、上記注目画素が第6ビットプレーンの場合には、上
記浮動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x
+1,y)の画素を用い、上記注目画素が第5ビットプ
レーンの場合には、上記浮動参照画素として、第7ビッ
トプレーンの座標(x+1,y)の画素を用い、上記注
目画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮動参照
画素として、第7ビットプレーンの座標(x+1,y)
の画素を用い、上記注目画素が第3ビットプレーンの場
合には、上記浮動参照画素として、第5ビットプレーン
の座標(x,y)の画素を用い、上記注目画素が第2ビ
ットプレーンの場合には、上記浮動参照画素として、第
3ビットプレーンの座標(x,y)の画素を用い、上記
注目画素が第1ビットプレーンの場合には、上記浮動参
照画素として、第2ビットプレーンの座標(x,y)の
画素を用いるようにしたものである。
【0052】また、1画素あたり8ビットからなる多値
画像から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取
り出してなるビットプレーンを形成するとともに、おの
おののライン単位に二値符号化処理して、原画像を符号
化圧縮するビットプレーン符号化装置において、多値画
像データをグレイコードに変換するグレイコード変換手
段と、上記グレイコード変換手段から出力される複数ビ
ットの画像データに基づいて、複数のビットプレーンを
形成するビットプレーン展開手段と、所定形状のテンプ
レートを用いて、符号化対象の注目画素の周辺に配置さ
れている複数の参照画素を抽出するとともに、上記注目
画素が含まれるビットプレーンに応じ、上記テンプレー
トの所定の1画素の浮動参照画素は上記注目画素と同一
のビットプレーンまたは異なるビットプレーンに適用
し、上記テンプレートの他の複数の固定参照画素は上記
注目画素と同一のビットプレーンに適用するデータ参照
手段と、上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素
のデータに基づき、上記注目画素に対して算術符号化処
理を適用して符号データを出力する算術符号化手段を備
え、上記データ参照手段は、上記ビットプレーンの主走
査方向を座標軸xの正方向、副走査方向を座標軸yの正
方向とする座標系を用い、上記注目画素の座標を(x,
y)とするとき、上記複数の固定参照画素として、座標
(x−1,y)の第1の固定参照画素、座標(x−2,
y)の第2の固定参照画素、座標(x−1,y−1)の
第3の固定参照画素、座標(x,y−1)の第4の固定
参照画素、座標(x+1,y−1)の第5の固定参照画
素、座標(x+2,y−2)の第6の固定参照画素、座
標(x+1,y−2)の第7の固定参照画素、座標
(x,y−2)の第8の固定参照画素、および、座標
(x−1,y−2)の第9の固定参照画素を用いるとと
もに、上記注目画素が第8ビットプレーンの場合には、
上記浮動参照画素として、第8ビットプレーンの座標
(x−2,y−1)の画素を用い、上記注目画素が第7
ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画素として、
第8ビットプレーンの座標(x+1,y)の画素を用
い、上記注目画素が第6ビットプレーンの場合には、上
記浮動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x
+1,y)の画素を用い、上記注目画素が第5ビットプ
レーンの場合には、上記浮動参照画素として、第6ビッ
トプレーンの座標(x+1,y)の画素を用い、上記注
目画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮動参照
画素として、第5ビットプレーンの座標(x,y)の画
素を用い、上記注目画素が第3ビットプレーンの場合に
は、上記浮動参照画素として、第4ビットプレーンの座
標(x,y)の画素を用い、上記注目画素が第2ビット
プレーンの場合には、上記浮動参照画素として、第3ビ
ットプレーンの座標(x,y)の画素を用い、上記注目
画素が第1ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画
素として、第2ビットプレーンの座標(x,y)の画素
を用いるようにしたものである。
【0053】また、1画素あたり8ビットからなる多値
画像から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取
り出してなるビットプレーンを形成するとともに、おの
おののドット単位に二値符号化処理して、原画像を符号
化圧縮するビットプレーン符号化装置において、多値画
像データをグレイコードに変換するグレイコード変換手
段と、上記グレイコード変換手段から出力される複数ビ
ットの画像データに基づいて、複数のビットプレーンを
形成するビットプレーン展開手段と、所定形状のテンプ
レートを用いて、符号化対象の注目画素の周辺に配置さ
れている複数の参照画素を抽出するとともに、上記注目
画素が含まれるビットプレーンに応じ、上記テンプレー
トの所定の1画素の浮動参照画素は上記注目画素と同一
のビットプレーンまたは異なるビットプレーンに適用
し、上記テンプレートの他の複数の固定参照画素は上記
注目画素と同一のビットプレーンに適用するデータ参照
手段と、上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素
のデータに基づき、上記注目画素に対して算術符号化処
理を適用して符号データを出力する算術符号化手段を備
え、上記データ参照手段は、上記ビットプレーンの主走
査方向を座標軸xの正方向、副走査方向を座標軸yの正
方向とする座標系を用い、上記注目画素の座標を(x,
y)とするとき、上記複数の固定参照画素として、座標
(x−1,y)の第1の固定参照画素、座標(x−2,
y)の第2の固定参照画素、座標(x−1,y−1)の
第3の固定参照画素、座標(x,y−1)の第4の固定
参照画素、座標(x+1,y−1)の第5の固定参照画
素、座標(x+2,y−2)の第6の固定参照画素、座
標(x+1,y−2)の第7の固定参照画素、座標
(x,y−2)の第8の固定参照画素、および、座標
(x−1,y−2)の第9の固定参照画素を用いるとと
もに、上記注目画素が第8ビットプレーンの場合には、
上記浮動参照画素として、第8ビットプレーンの座標
(x−2,y−1)の画素を用い、上記注目画素が第7
ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画素として、
第8ビットプレーンの座標(x−1,y)の画素を用
い、上記注目画素が第6ビットプレーンの場合には、上
記浮動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x
−1,y)の画素を用い、上記注目画素が第5ビットプ
レーンの場合には、上記浮動参照画素として、第7ビッ
トプレーンの座標(x−1,y)の画素を用い、上記注
目画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮動参照
画素として、第7ビットプレーンの座標(x−1,y)
の画素を用い、上記注目画素が第3ビットプレーンの場
合には、上記浮動参照画素として、第7ビットプレーン
の座標(x,y)の画素を用い、上記注目画素が第2ビ
ットプレーンの場合には、上記浮動参照画素として、第
3ビットプレーンの座標(x,y)の画素を用い、上記
注目画素が第1ビットプレーンの場合には、上記浮動参
照画素として、第2ビットプレーンの座標(x,y)の
画素を用いるようにしたものである。
【0054】また、1画素あたり8ビットからなる多値
画像から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取
り出してなるビットプレーンを形成するとともに、おの
おののドット単位に二値符号化処理して、原画像を符号
化圧縮するビットプレーン符号化装置において、多値画
像データをグレイコードに変換するグレイコード変換手
段と、上記グレイコード変換手段から出力される複数ビ
ットの画像データに基づいて、複数のビットプレーンを
形成するビットプレーン展開手段と、所定形状のテンプ
レートを用いて、符号化対象の注目画素の周辺に配置さ
れている複数の参照画素を抽出するとともに、上記注目
画素が含まれるビットプレーンに応じ、上記テンプレー
トの所定の1画素の浮動参照画素は上記注目画素と同一
のビットプレーンまたは異なるビットプレーンに適用
し、上記テンプレートの他の複数の固定参照画素は上記
注目画素と同一のビットプレーンに適用するデータ参照
手段と、上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素
のデータに基づき、上記注目画素に対して算術符号化処
理を適用して符号データを出力する算術符号化手段を備
え、上記データ参照手段は、上記ビットプレーンの主走
査方向を座標軸xの正方向、副走査方向を座標軸yの正
方向とする座標系を用い、上記注目画素の座標を(x,
y)とするとき、上記複数の固定参照画素として、座標
(x−1,y)の第1の固定参照画素、座標(x−2,
y)の第2の固定参照画素、座標(x−1,y−1)の
第3の固定参照画素、座標(x,y−1)の第4の固定
参照画素、座標(x+1,y−1)の第5の固定参照画
素、座標(x+2,y−2)の第6の固定参照画素、座
標(x+1,y−2)の第7の固定参照画素、座標
(x,y−2)の第8の固定参照画素、および、座標
(x−1,y−2)の第9の固定参照画素を用いるとと
もに、上記注目画素が第8ビットプレーンの場合には、
上記浮動参照画素として、第8ビットプレーンの座標
(x−2,y−1)の画素を用い、上記注目画素が第7
ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画素として、
第8ビットプレーンの座標(x,y)の画素を用い、上
記注目画素が第6ビットプレーンの場合には、上記浮動
参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x−1,
y)の画素を用い、上記注目画素が第5ビットプレーン
の場合には、上記浮動参照画素として、第6ビットプレ
ーンの座標(x,y)の画素を用い、上記注目画素が第
4ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画素とし
て、第5ビットプレーンの座標(x,y)の画素を用
い、上記注目画素が第3ビットプレーンの場合には、上
記浮動参照画素として、第4ビットプレーンの座標
(x,y)の画素を用い、上記注目画素が第2ビットプ
レーンの場合には、上記浮動参照画素として、第3ビッ
トプレーンの座標(x,y)の画素を用い、上記注目画
素が第1ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画素
として、第2ビットプレーンの座標(x,y)の画素を
用いるようにしたものである。
【0055】
【0056】
【0057】また、1画素あたり8ビットからなる多値
画像から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取
り出してなるビットプレーンを形成するとともに、おの
おののビットプレーン単位に二値符号化処理して、原画
像を符号化圧縮するビットプレーン符号化装置におい
て、多値画像データをグレイコードに変換するグレイコ
ード変換手段と、上記グレイコード変換手段から出力さ
れる複数ビットの画像データに基づいて、複数のビット
プレーンを形成するビットプレーン展開手段と、所定形
状のテンプレートを用いて、符号化対象の注目画素の周
辺に配置されている12個の参照画素を抽出するととも
に、上記注目画素が含まれるビットプレーンに応じ、上
記テンプレートの所定の1個の参照画素である浮動参照
画素は上記注目画素と同一のビットプレーンまたは異な
るビットプレーンに適用し、上記テンプレートの他の1
1個の参照画素である固定参照画素は上記注目画素と同
一のビットプレーンに適用するデータ参照手段と、上記
データ参照手段が抽出した12個の参照画素のデータに
基づき、上記注目画素に対して算術符号化処理を適用す
る算術符号化手段を備え、上記データ参照手段は、上記
ビットプレーンの主走査方向を座標軸xの正方向、副走
査方向を座標軸yの正方向とする座標系を用い、上記注
目画素の座標を(x,y)とするとき、上記11個の固
定参照画素として、座標(x−1,y)の第1の固定参
照画素、座標(x−2,y)の第2の固定参照画素、座
標(x−3,y)の第3の固定参照画素、座標(x−
2,y−1)の第4の固定参照画素、座標(x−1,y
−1)の第5の固定参照画素、座標(x,y−1)の第
6の固定参照画素、座標(x+1,y−1)の第7の固
定参照画素、座標(x+2,y−1)の第8の固定参照
画素、座標(x+1,y−2)の第9の固定参照画素、
座標(x,y−2)の第10の固定参照画素、および、
座標(x−1,y−2)の第11の固定参照画素を用い
るとともに、上記注目画素が第8ビットプレーンの場合
には、上記浮動参照画素として、第8ビットプレーンの
座標(x+2,y−2)の画素を用い、上記注目画素が
第7ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画素とし
て、第8ビットプレーンの座標(x+1,y)の画素を
用い、上記注目画素が第6ビットプレーンの場合には、
上記浮動参照画素として、第7ビットプレーンの座標
(x,y+1)の画素を用い、上記注目画素が第5ビッ
トプレーンの場合には、上記浮動参照画素として、第7
ビットプレーンの座標(x,y+1)の画素を用い、上
記注目画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮動
参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x+1,
y+1)の画素を用い、上記注目画素が第3ビットプレ
ーンの場合には、上記浮動参照画素として、第7ビット
プレーンの座標(x+1,y+1)の画素を用い、上記
注目画素が第2ビットプレーンの場合には、上記浮動参
照画素として、第3ビットプレーンの座標(x,y)の
画素を用い、上記注目画素が第1ビットプレーンの場合
には、上記浮動参照画素として、第2ビットプレーンの
座標(x,y)の画素を用いるようにしたものである。
【0058】また、1画素あたり8ビットからなる多値
画像から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取
り出してなるビットプレーンを形成するとともに、おの
おののビットプレーン単位に二値符号化処理して、原画
像を符号化圧縮するビットプレーン符号化装置におい
て、多値画像データをグレイコードに変換するグレイコ
ード変換手段と、上記グレイコード変換手段から出力さ
れる複数ビットの画像データに基づいて、複数のビット
プレーンを形成するビットプレーン展開手段と、所定形
状のテンプレートを用いて、符号化対象の注目画素の周
辺に配置されている複数の参照画素を抽出するととも
に、上記注目画素が含まれるビットプレーンに応じ、上
記テンプレートの所定の1画素の浮動参照画素は上記注
目画素と同一のビットプレーンまたは異なるビットプレ
ーンに適用し、上記テンプレートの他の複数の固定参照
画素は上記注目画素と同一のビットプレーンに適用する
データ参照手段と、上記データ参照手段が抽出した複数
の参照画素のデータに基づき、上記注目画素に対して算
術符号化処理を適用する算術符号化手段を備え、上記デ
ータ参照手段は、上記ビットプレーンの主走査方向を座
標軸xの正方向、副走査方向を座標軸yの正方向とする
座標系を用い、上記注目画素の座標を(x,y)とする
とき、上記11個の固定参照画素として、座標(x−
1,y)の第1の固定参照画素、座標(x−2,y)の
第2の固定参照画素、座標(x−3,y)の第3の固定
参照画素、座標(x−2,y−1)の第4の固定参照画
素、座標(x−1,y−1)の第5の固定参照画素、座
標(x,y−1)の第6の固定参照画素、座標(x+
1,y−1)の第7の固定参照画素、座標(x+2,y
−1)の第8の固定参照画素、座標(x+1,y−2)
の第9の固定参照画素、座標(x,y−2)の第10の
固定参照画素、および、座標(x−1,y−2)の第1
1の固定参照画素を用いるとともに、上記注目画素が第
8ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画素とし
て、第8ビットプレーンの座標(x+2,y+2)の画
素を用い、上記注目画素が第7ビットプレーンの場合に
は、上記浮動参照画素として、第8ビットプレーンの座
標(x+1,y)の画素を用い、上記注目画素が第6ビ
ットプレーンの場合には、上記浮動参照画素として、第
7ビットプレーンの座標(x,y+1)の画素を用い、
上記注目画素が第5ビットプレーンの場合には、上記浮
動参照画素として、第6ビットプレーンの座標(x+
1,y)の画素を用い、上記注目画素が第4ビットプレ
ーンの場合には、上記浮動参照画素として、第5ビット
プレーンの座標(x,y)の画素を用い、上記注目画素
が第3ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画素と
して、第4ビットプレーンの座標(x,y)の画素を用
い、上記注目画素が第2ビットプレーンの場合には、上
記浮動参照画素として、第3ビットプレーンの座標
(x,y)の画素を用い、上記注目画素が第1ビットプ
レーンの場合には、上記浮動参照画素として、第2ビッ
トプレーンの座標(x,y)の画素を用いるようにした
ものである。
【0059】また、1画素あたり8ビットからなる多値
画像から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取
り出してなるビットプレーンを形成するとともに、おの
おののライン単位に二値符号化処理して、原画像を符号
化圧縮するビットプレーン符号化装置において、多値画
像データをグレイコードに変換するグレイコード変換手
段と、上記グレイコード変換手段から出力される複数ビ
ットの画像データに基づいて、複数のビットプレーンを
形成するビットプレーン展開手段と、所定形状のテンプ
レートを用いて、符号化対象の注目画素の周辺に配置さ
れている複数の参照画素を抽出するとともに、上記注目
画素が含まれるビットプレーンに応じ、上記テンプレー
トの所定の1画素の浮動参照画素は上記注目画素と同一
のビットプレーンまたは異なるビットプレーンに適用
し、上記テンプレートの他の複数の固定参照画素は上記
注目画素と同一のビットプレーンに適用するデータ参照
手段と、上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素
のデータに基づき、上記注目画素に対して算術符号化処
理を適用する算術符号化手段を備え、上記データ参照手
段は、上記ビットプレーンの主走査方向を座標軸xの正
方向、副走査方向を座標軸yの正方向とする座標系を用
い、上記注目画素の座標を(x,y)とするとき、上記
11個の固定参照画素として、座標(x−1,y)の第
1の固定参照画素、座標(x−2,y)の第2の固定参
照画素、座標(x−3,y)の第3の固定参照画素、座
標(x−2,y−1)の第4の固定参照画素、座標(x
−1,y−1)の第5の固定参照画素、座標(x,y−
1)の第6の固定参照画素、座標(x+1,y−1)の
第7の固定参照画素、座標(x+2,y−1)の第8の
固定参照画素、座標(x+1,y−2)の第9の固定参
照画素、座標(x,y−2)の第10の固定参照画素、
および、座標(x−1,y−2)の第11の固定参照画
素を用いるとともに、上記注目画素が第8ビットプレー
ンの場合には、上記浮動参照画素として、第8ビットプ
レーンの座標(x+2,y−2)の画素を用い、上記注
目画素が第7ビットプレーンの場合には、上記浮動参照
画素として、第8ビットプレーンの座標(x+1,y)
の画素を用い、上記注目画素が第6ビットプレーンの場
合には、上記浮動参照画素として、第7ビットプレーン
の座標(x+1,y)の画素を用い、上記注目画素が第
5ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画素とし
て、第7ビットプレーンの座標(x+1,y)の画素を
用い、上記注目画素が第4ビットプレーンの場合には、
上記浮動参照画素として、第7ビットプレーンの座標
(x+1,y)の画素を用い、上記注目画素が第3ビッ
トプレーンの場合には、上記浮動参照画素として、第7
ビットプレーンの座標(x+1,y)の画素を用い、上
記注目画素が第2ビットプレーンの場合には、上記浮動
参照画素として、第3ビットプレーンの座標(x,y)
の画素を用い、上記注目画素が第1ビットプレーンの場
合には、上記浮動参照画素として、第2ビットプレーン
の座標(x,y)の画素を用いるようにしたものであ
る。
【0060】また、1画素あたり8ビットからなる多値
画像から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取
り出してなるビットプレーンを形成するとともに、おの
おののライン単位に二値符号化処理して、原画像を符号
化圧縮するビットプレーン符号化装置において、多値画
像データをグレイコードに変換するグレイコード変換手
段と、上記グレイコード変換手段から出力される複数ビ
ットの画像データに基づいて、複数のビットプレーンを
形成するビットプレーン展開手段と、所定形状のテンプ
レートを用いて、符号化対象の注目画素の周辺に配置さ
れている複数の参照画素を抽出するとともに、上記注目
画素が含まれるビットプレーンに応じ、上記テンプレー
トの所定の1画素の浮動参照画素は上記注目画素と同一
のビットプレーンまたは異なるビットプレーンに適用
し、上記テンプレートの他の複数の固定参照画素は上記
注目画素と同一のビットプレーンに適用するデータ参照
手段と、上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素
のデータに基づき、上記注目画素に対して算術符号化処
理を適用する算術符号化手段を備え、上記データ参照手
段は、上記ビットプレーンの主走査方向を座標軸xの正
方向、副走査方向を座標軸yの正方向とする座標系を用
い、上記注目画素の座標を(x,y)とするとき、上記
11個の固定参照画素として、座標(x−1,y)の第
1の固定参照画素、座標(x−2,y)の第2の固定参
照画素、座標(x−3,y)の第3の固定参照画素、座
標(x−2,y−1)の第4の固定参照画素、座標(x
−1,y−1)の第5の固定参照画素、座標(x,y−
1)の第6の固定参照画素、座標(x+1,y−1)の
第7の固定参照画素、座標(x+2,y−1)の第8の
固定参照画素、座標(x+1,y−2)の第9の固定参
照画素、座標(x,y−2)の第10の固定参照画素、
および、座標(x−1,y−2)の第11の固定参照画
素を用いるとともに、上記注目画素が第8ビットプレー
ンの場合には、上記浮動参照画素として、第8ビットプ
レーンの座標(x+2,y−2)の画素を用い、上記注
目画素が第7ビットプレーンの場合には、上記浮動参照
画素として、第8ビットプレーンの座標(x+1,y)
の画素を用い、上記注目画素が第6ビットプレーンの場
合には、上記浮動参照画素として、第7ビットプレーン
の座標(x+1,y)の画素を用い、上記注目画素が第
5ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画素とし
て、第6ビットプレーンの座標(x+1,y)の画素を
用い、上記注目画素が第4ビットプレーンの場合には、
上記浮動参照画素として、第5ビットプレーンの座標
(x,y)の画素を用い、上記注目画素が第3ビットプ
レーンの場合には、上記浮動参照画素として、第4ビッ
トプレーンの座標(x,y)の画素を用い、上記注目画
素が第2ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画素
として、第3ビットプレーンの座標(x,y)の画素を
用い、上記注目画素が第1ビットプレーンの場合には、
上記浮動参照画素として、第2ビットプレーンの座標
(x,y)の画素を用いるようにしたものである。
【0061】また、1画素あたり8ビットからなる多値
画像から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取
り出してなるビットプレーンを形成するとともに、おの
おののドット単位に二値符号化処理して、原画像を符号
化圧縮するビットプレーン符号化装置において、多値画
像データをグレイコードに変換するグレイコード変換手
段と、上記グレイコード変換手段から出力される複数ビ
ットの画像データに基づいて、複数のビットプレーンを
形成するビットプレーン展開手段と、所定形状のテンプ
レートを用いて、符号化対象の注目画素の周辺に配置さ
れている複数の参照画素を抽出するとともに、上記注目
画素が含まれるビットプレーンに応じ、上記テンプレー
トの所定の1画素の浮動参照画素は上記注目画素と同一
のビットプレーンまたは異なるビットプレーンに適用
し、上記テンプレートの他の複数の固定参照画素は上記
注目画素と同一のビットプレーンに適用するデータ参照
手段と、上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素
のデータに基づき、上記注目画素に対して算術符号化処
理を適用する算術符号化手段を備え、上記データ参照手
段は、上記ビットプレーンの主走査方向を座標軸xの正
方向、副走査方向を座標軸yの正方向とする座標系を用
い、上記注目画素の座標を(x,y)とするとき、上記
11個の固定参照画素として、座標(x−1,y)の第
1の固定参照画素、座標(x−2,y)の第2の固定参
照画素、座標(x−3,y)の第3の固定参照画素、座
標(x−2,y−1)の第4の固定参照画素、座標(x
−1,y−1)の第5の固定参照画素、座標(x,y−
1)の第6の固定参照画素、座標(x+1,y−1)の
第7の固定参照画素、座標(x+2,y−1)の第8の
固定参照画素、座標(x+1,y−2)の第9の固定参
照画素、座標(x,y−2)の第10の固定参照画素、
および、座標(x−1,y−2)の第11の固定参照画
素を用いるとともに、上記注目画素が第8ビットプレー
ンの場合には、上記浮動参照画素として、第8ビットプ
レーンの座標(x+2,y−2)の画素を用い、上記注
目画素が第7ビットプレーンの場合には、上記浮動参照
画素として、第8ビットプレーンの座標(x,y)の画
素を用い、上記注目画素が第6ビットプレーンの場合に
は、上記浮動参照画素として、第7ビットプレーンの座
標(x,y)の画素を用い、上記注目画素が第5ビット
プレーンの場合には、上記浮動参照画素として、第7ビ
ットプレーンの座標(x−1,y)の画素を用い、上記
注目画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮動参
照画素として、第5ビットプレーンの座標(x,y)の
画素を用い、上記注目画素が第3ビットプレーンの場合
には、上記浮動参照画素として、第5ビットプレーンの
座標(x,y)の画素を用い、上記注目画素が第2ビッ
トプレーンの場合には、上記浮動参照画素として、第3
ビットプレーンの座標(x,y)の画素を用い、上記注
目画素が第1ビットプレーンの場合には、上記浮動参照
画素として、第2ビットプレーンの座標(x,y)の画
素を用いるようにしたものである。
【0062】また、1画素あたり8ビットからなる多値
画像から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取
り出してなるビットプレーンを形成するとともに、おの
おののドット単位に二値符号化処理して、原画像を符号
化圧縮するビットプレーン符号化装置において、多値画
像データをグレイコードに変換するグレイコード変換手
段と、上記グレイコード変換手段から出力される複数ビ
ットの画像データに基づいて、複数のビットプレーンを
形成するビットプレーン展開手段と、所定形状のテンプ
レートを用いて、符号化対象の注目画素の周辺に配置さ
れている複数の参照画素を抽出するとともに、上記注目
画素が含まれるビットプレーンに応じ、上記テンプレー
トの所定の1画素の浮動参照画素は上記注目画素と同一
のビットプレーンまたは異なるビットプレーンに適用
し、上記テンプレートの他の複数の固定参照画素は上記
注目画素と同一のビットプレーンに適用するデータ参照
手段と、上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素
のデータに基づき、上記注目画素に対して算術符号化処
理を適用する算術符号化手段を備え、上記データ参照手
段は、上記ビットプレーンの主走査方向を座標軸xの正
方向、副走査方向を座標軸yの正方向とする座標系を用
い、上記注目画素の座標を(x,y)とするとき、上記
11個の固定参照画素として、座標(x−1,y)の第
1の固定参照画素、座標(x−2,y)の第2の固定参
照画素、座標(x−3,y)の第3の固定参照画素、座
標(x−2,y−1)の第4の固定参照画素、座標(x
−1,y−1)の第5の固定参照画素、座標(x,y−
1)の第6の固定参照画素、座標(x+1,y−1)の
第7の固定参照画素、座標(x+2,y−1)の第8の
固定参照画素、座標(x+1,y−2)の第9の固定参
照画素、座標(x,y−2)の第10の固定参照画素、
および、座標(x−1,y−2)の第11の固定参照画
素を用いるとともに、上記注目画素が第8ビットプレー
ンの場合には、上記浮動参照画素として、第8ビットプ
レーンの座標(x+2,y−2)の画素を用い、上記注
目画素が第7ビットプレーンの場合には、上記浮動参照
画素として、第8ビットプレーンの座標(x,y)の画
素を用い、上記注目画素が第6ビットプレーンの場合に
は、上記浮動参照画素として、第7ビットプレーンの座
標(x,y)の画素を用い、上記注目画素が第5ビット
プレーンの場合には、上記浮動参照画素として、第6ビ
ットプレーンの座標(x,y)の画素を用い、上記注目
画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画
素として、第5ビットプレーンの座標(x,y)の画素
を用い、上記注目画素が第3ビットプレーンの場合に
は、上記浮動参照画素として、第4ビットプレーンの座
標(x,y)の画素を用い、上記注目画素が第2ビット
プレーンの場合には、上記浮動参照画素として、第3ビ
ットプレーンの座標(x,y)の画素を用い、上記注目
画素が第1ビットプレーンの場合には、上記浮動参照画
素として、第2ビットプレーンの座標(x,y)の画素
を用いるようにしたものである。
【0063】
【0064】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施例を詳細に説明する。
【0065】図1は、本発明の一実施例にかかるビット
プレーン符号化装置を示している。なお、同図におい
て、図31と同一部分および相当する部分には、同一符
号を付している。
【0066】同図において、画像入力部1を介して、例
えば、8ビット幅の多値画像データが入力されて、グレ
イコード変換部10に加えられる。グレイコード変換部
10は、入力した多値画像データを、所定の8ビット幅
のグレイコードに変換するものであり、その出力される
グレイコードは、ビットプレーン展開部2に加えられ
る。
【0067】ビットプレーン展開部2は、グレイコード
に変換された多値画像データをビットプレーンに展開す
るものであり、おのおののビットプレーンのデータは、
ビットプレーンメモリ3に記憶される。
【0068】データ参照部11は、符号化対象となって
いる注目画素のデータをビットプレーンメモリ3から読
み出し、注目画素データDXとして算術符号器7の算術
符号エンジン5(図示略;図31参照)に出力するとと
もに、そのときの注目画素について後述するテンプレー
トを適用し、複数の参照画素のデータをビットプレーン
メモリ3から読み出し、参照画素データDRとして算術
符号器7の確率評価器6(図示略;図31参照)に出力
する。
【0069】確率評価器6は、入力した参照画素データ
DRに基づいて、コンテクストを判定し、おのおののコ
ンテクストについて、劣勢シンボル(または優勢シンボ
ル)の確率推定値および劣勢シンボル(または優勢シン
ボル)の種別を算術符号エンジン5に出力する。
【0070】算術符号エンジン5は、入力した注目画素
データDX、劣勢シンボル(または優勢シンボル)の確
率推定値、および、劣勢シンボル(または優勢シンボ
ル)の種別に基づいて、上述した符号化処理を実行し、
符号データを出力する。また、その符号化処理において
再正規化処理が行われると、その旨を確率評価器6に通
知する。確率評価器6は、再正規化処理の実行に同期し
て、コンテクストの遷移を行い、確率評価状態を更新す
る。また、確率評価器6は、おのおののコンテクストに
ついて、マルコフ状態値(確率推定値インデックスの
値;7ビット)と、そのときの優勢シンボルが白/黒の
いずれかをあらわす1ビットの計8ビットのデータを記
憶している。
【0071】さて、画像データを符号化するときの符号
化順序には、ビットプレーン単位に符号化するビットプ
レーン単位符号化順序と、ライン単位に符号化するライ
ン単位符号化順序と、ドット(画素)単位に符号化する
ドット単位符号化順序の3種類の符号化順序がある。
【0072】ビットプレーン単位符号化順序では、図2
に示すように、最上位ビット(MSB)のビットプレー
ンであるビットプレーンBP8の第1ラインの第1画素
が符号化開始画素SPとなり、その符号化開始画素SP
から主走査方向に注目画素を選択して第1ラインの符号
化処理を終了し、次いで、第2ラインの第1画素から主
走査方向に向けて第2ラインの符号化を行い、順次各ラ
インの符号化処理を終了すると、次に、ビットプレーン
BP7の第1ラインの第1画素を注目画素として選択
し、ビットプレーンBP8と同様に、符号化処理を行
う。
【0073】以降、ビットプレーンBP6,BP5,B
P4,BP3,BP2,BP1の符号化処理を順次行っ
て、ビットプレーンBP1の最終ラインの最終ビット
で、符号化処理を終了する。
【0074】また、ライン単位符号化順序では、図3に
示すように、最上位ビット(MSB)のビットプレーン
であるビットプレーンBP8の第1ラインの第1画素が
符号化開始画素SPとなり、その符号化開始画素SPか
ら主走査方向に注目画素を選択して第1ラインの符号化
処理を終了し、次いで、ビットプレーンBP7の第1ラ
インの第1画素を注目画素として選択し、主走査方向に
沿って順次注目画素を選択し、以下、同様にして、ビッ
トプレーンBP6,BP5,BP4,BP3,BP2,
BP1の第1ラインについて順次符号化した後、ビット
プレーンBP8の第2ラインの第1画素を注目画素とし
て選択する。
【0075】そして、第2ラインについても、ビットプ
レーンBP7,BP6,BP5,B`4,BP3,BP
2,BP1について、符号化処理を行い、ビットプレー
ンBP1の第2ラインの符号化処理を終了すると、ビッ
トプレーンBP3の第3ラインの符号化処理を行う。
【0076】以下、同様にして、第3ライン、第4ライ
ン、…、最終ラインの符号化処理を実行する。
【0077】また、ドット単位符号化順序では、図4に
示すように、最上位ビット(MSB)のビットプレーン
であるビットプレーンBP8の第1ラインの第1画素が
符号化開始画素SPとなり、次に、ビットプレーンBP
7の第1ラインの第1画素を符号化し、以降、順次各ビ
ットプレーンBP6,BP5,BP4,BP3,BP
2,BP1の第1ラインの第1画素を符号化する。
【0078】次に、ビットプレーンBP8の第1ライン
の第2画素を符号化し、次いで、ビットプレーンBP7
の第1ラインの第2画素を符号化し、以降、順次各ビッ
トプレーンBP6,BP5,BP4,BP3,BP2,
BP1の第1ラインの第2画素を符号化する。
【0079】以下、同様にして、第1ラインの第3画素
〜最終画素、第2ラインの第1画素〜最終画素、…、最
終ラインの第1画素〜最終画素を符号化する。
【0080】次に、データ参照部11が適用するテンプ
レートについて説明する。なお、基本的に、注目画素に
対して選択する参照画素は、既に符号化が終了している
画素から選択するため、符号化順序によって、最適な参
照画素の選択の態様が異なる。
【0081】まず、図5に示すように、主走査方向に座
標軸xをとり、副走査方向に座標軸yをとったときの注
目画素Xの座標を(x,y)とする。このとき、注目画
素Xを中心とした5×5の画素マトリクスを考えると、
この画素マトリクスの左上隅の座標は(x−2,y−
2)となり、右下隅の座標は(x+2,y+2)とな
る。
【0082】そして、この場合、図6に示すようなテン
プレートTPaを適用する。
【0083】このテンプレートTPaは、注目画素と同
一のビットプレーンについて適用される固定参照画素
A,B,C,E,F,G,H,I,Jと、注目画素と同
一のビットプレーンあるいは異なるビットプレーンにつ
いて適用される浮動参照画素αの10個の画素を参照画
素として抽出するものである。
【0084】ここで、固定参照画素A,B,C,E,
F,G,H,I,Jの座標は、それぞれ座標(x−1,
y−2),(x,y−2),(x+1,y−2),(x
−1,y−1),(x,y−1),(x+1,y−
1),(x+2,y−1),(x−2,y),(x−
1,y)に定められている。
【0085】また、浮動参照画素αは、符号化順序が、
ビットプレーン単位符号化順序の場合には、次のように
して定められる。なお、この浮動参照画素αの最適位置
の選定は、発明者が実験的に求めたものである。
【0086】すなわち、浮動参照画素αは、注目画素X
がビットプレーンBP8の場合には、図7(a)に示す
ように、ビットプレーンBP8の座標(x−2,y−
1)の画素を用い、注目画素Xが第7ビットプレーンの
場合には、同図(b)に示すように、ビットプレーンB
P8の座標(x+1,y)の画素を用い、注目画素Xが
ビットプレーンBP6の場合には、同図(c)に示すよ
うに、ビットプレーンBP7の座標(x,y+1)の画
素を用い、注目画素XがビットプレーンBP5の場合に
は、同図(d)に示すように、ビットプレーンBP7の
座標(x,y+1)の画素を用い、注目画素Xがビット
プレーンBP4の場合には、同図(e)に示すように、
ビットプレーンBP7の座標(x+1,y+1)の画素
を用い、注目画素XがビットプレーンBP3の場合に
は、同図(f)に示すように、ビットプレーンBP7の
座標(x+1,y+1)の画素を用い、注目画素Xがビ
ットプレーンBP2の場合には、図8(a)に示すよう
に、ビットプレーンBP7の座標(x+1,y+1)の
画素を用い、注目画素XがビットプレーンBP1の場合
には、同図(b)に示すように、ビットプレーンBP2
の座標(x,y)の画素を用いる。
【0087】また、浮動参照画素αは、符号化順序が、
ライン単位符号化順序の場合には、次のようにして定め
られる。なお、この浮動参照画素αの最適位置の選定
は、発明者が実験的に求めたものである。
【0088】すなわち、浮動参照画素αは、注目画素が
ビットプレーンBP8の場合には、図9(a)に示した
ように、ビットプレーンBP8の座標(x−2,y−
1)の画素を用い、注目画素XがビットプレーンBP7
の場合には、同図(b)に示したように、ビットプレー
ンBP8の座標(x+1,y)の画素を用い、注目画素
XがビットプレーンBP6の場合には、同図(c)に示
したように、ビットプレーンBP7の座標(x+1,
y)の画素を用い、注目画素XがビットプレーンBP5
の場合には、同図(d)に示したように、ビットプレー
ンBP7の座標(x+1,y)の画素を用い、注目画素
XがビットプレーンBP4の場合には、同図(e)に示
したように、ビットプレーンBP7の座標(x+1,
y)の画素を用い、注目画素XがビットプレーンBP3
の場合には、同図(f)に示したように、ビットプレー
ンBP7の座標(x,y)の画素を用い、注目画素Xが
ビットプレーンBP2の場合には、図10(a)に示し
たように、ビットプレーンBP3の座標(x,y)の画
素を用い、注目画素XがビットプレーンBP1の場合に
は、同図(b)に示したように、ビットプレーンBP2
の座標(x,y)の画素を用いる。
【0089】また、浮動参照画素αは、符号化順序が、
ドット単位符号化順序の場合には、次のようにして定め
られる。なお、この浮動参照画素αの最適位置の選定
は、発明者が実験的に求めたものである。
【0090】すなわち、浮動参照画素αは、注目画素X
がビットプレーンBP8の場合には、図11(a)に示
したように、ビットプレーンBP8の座標(x−2,y
−1)の画素を用い、注目画素XがビットプレーンBP
7の場合には、同図(b)に示したように、ビットプレ
ーンBP8の座標(x−1,y)の画素を用い、注目画
素XがビットプレーンBP6の場合には、同図(c)に
示したように、ビットプレーンBP7の座標(x−1,
y)の画素を用い、注目画素XがビットプレーンBP5
の場合には、同図(d)に示したように、ビットプレー
ンBP7の座標(x−1,y)の画素を用い、注目画素
XがビットプレーンBP4の場合には、同図(e)に示
したように、ビットプレーンBP7の座標(x−1,
y)の画素を用い、注目画素XがビットプレーンBP3
の場合には、同図(f)に示したように、第7ビットプ
レーンの座標(x,y)の画素を用い、注目画素Xがビ
ットプレーンBP2の場合には、図12(a)に示した
ように、ビットプレーンBP3の座標(x,y)の画素
を用い、注目画素XがビットプレーンBP1の場合に
は、同図(b)に示したように、ビットプレーンBP2
の座標(x,y)の画素を用いる。
【0091】以上のようにして、本実施例では、符号化
順序に応じて、最適なテンプレートTPaの形状を規定
しているので、おのおのの符号化順序方法により、符号
化圧縮率を最適にすることができる。
【0092】また、浮動参照画素を1つだけ設定してい
るので、浮動参照画素のデータを抽出するときのデータ
転送処理が1回のみで済み、その結果、符号化処理速度
の低下を極力抑えることができる。
【0093】図13(a)〜(h)は、符号化順序が、
ビットプレーン単位符号化順序の場合のテンプレートT
Paの浮動参照画素αの他の例を示している。
【0094】この場合、注目画素XがビットプレーンB
P8の場合には、浮動参照画素αとして、ビットプレー
ンBP8の座標(x−2,y−1)の画素を用い(同図
(a)参照)、注目画素XがビットプレーンBP7の場
合には、浮動参照画素αとして、ビットプレーンBP8
の座標(x+1,y)の画素を用い(同図(b)参
照)、注目画素XがビットプレーンBP6の場合には、
浮動参照画素αとして、ビットプレーンBP7の座標
(x,y+1)の画素を用い(同図(c)参照)、注目
画素XがビットプレーンBP5の場合には、浮動参照画
素αとして、ビットプレーンBP6の座標(x+1,
y)の画素を用い(同図(d)参照)、注目画素Xがビ
ットプレーンBP4の場合には、浮動参照画素αとし
て、ビットプレーンBP5の座標(x,y)の画素を用
い(同図(e)参照)、注目画素XがビットプレーンB
P3の場合には、浮動参照画素αとして、ビットプレー
ンBP4の座標(x,y)の画素を用い(同図(f)参
照)、注目画素XがビットプレーンBP2の場合には、
浮動参照画素αとして、ビットプレーンBP3の座標
(x,y)の画素を用い(同図(g)参照)、注目画素
XがビットプレーンBP1の場合には、浮動参照画素α
として、ビットプレーンBP2の座標(x,y)の画素
を用いる(同図(h)参照)。
【0095】図14(a)〜(h)は、符号化順序が、
ライン単位符号化順序の場合のテンプレートTPaの浮
動参照画素αの他の例を示している。
【0096】この場合、注目画素XがビットプレーンB
P8の場合には、浮動参照画素αとして、ビットプレー
ンBP8の座標(x−2,y−1)の画素を用い(同図
(a)参照)、注目画素XがビットプレーンBP7の場
合には、浮動参照画素αとして、ビットプレーンBP8
の座標(x+1,y)の画素を用い(同図(b)参
照)、注目画素XがビットプレーンBP6の場合には、
浮動参照画素αとして、ビットプレーンBP7の座標
(x+1,y)の画素を用い(同図(c)参照)、注目
画素XがビットプレーンBP5の場合には、浮動参照画
素αとして、ビットプレーンBP6の座標(x+1,
y)の画素を用い(同図(d)参照)、注目画素Xがビ
ットプレーンBP4の場合には、浮動参照画素αとし
て、ビットプレーンBP5の座標(x,y)の画素を用
い(同図(e)参照)、注目画素XがビットプレーンB
P3の場合には、浮動参照画素αとして、ビットプレー
ンBP4の座標(x,y)の画素を用い(同図(f)参
照)、注目画素XがビットプレーンBP2の場合には、
浮動参照画素αとして、ビットプレーンBP3の座標
(x,y)の画素を用い(同図(g)参照)、注目画素
XがビットプレーンBP1の場合には、浮動参照画素α
として、ビットプレーンBP2の座標(x,y)の画素
を用いる(同図(h)参照)。
【0097】図15(a)〜(h)は、符号化順序が、
ドット単位符号化順序の場合のテンプレートTPaの浮
動参照画素αの他の例を示している。
【0098】この場合、注目画素XがビットプレーンB
P8の場合には、浮動参照画素αとして、ビットプレー
ンBP8の座標(x−2,y−1)の画素を用い(同図
(a)参照)、注目画素XがビットプレーンBP7の場
合には、浮動参照画素αとして、ビットプレーンBP8
の座標(x,y)の画素を用い(同図(b)参照)、注
目画素XがビットプレーンBP6の場合には、浮動参照
画素αとして、ビットプレーンBP7の座標(x−1,
y)の画素を用い(同図(c)参照)、注目画素Xがビ
ットプレーンBP5の場合には、浮動参照画素として、
ビットプレーンBP6の座標(x,y)の画素を用い
(同図(d)参照)、注目画素XがビットプレーンBP
4の場合には、浮動参照画素αとして、ビットプレーン
BP5の座標(x,y)の画素を用い(同図(e)参
照)、注目画素XがビットプレーンBP3の場合には、
浮動参照画素αとして、ビットプレーンBP4の座標
(x,y)の画素を用い(同図(f)参照)、注目画素
XがビットプレーンBP2の場合には、浮動参照画素α
として、ビットプレーンBP3の座標(x,y)の画素
を用い(同図(g)参照)、注目画素Xがビットプレー
ンBP1の場合には、浮動参照画素αとして、ビットプ
レーンBP2の座標(x,y)の画素を用いる(同図
(h)参照)。
【0099】発明者の実験によれば、上述した各実施例
における符号量の改善量は、図16に示すグラフのよう
に得られた。なお、このグラフにおいて、バーRA,R
B,RC,RD,RE,RF,は、それぞれ図7(a)
〜(f)および図8、図9(a)〜(f)および図1
0、図11(a)〜(f)および図12、図13、図1
4、図15にそれぞれ示した実施例において、1画素あ
たりの符号量の改善値を、テンプレートとして図32に
示したJBIGデフォルト3ラインテンプレートを用い
たときの場合との比較で示している。
【0100】このようにして、各実施例とも、符号量の
改善が得られている。
【0101】さて、上述した実施例では、テンプレート
TPaで抽出する参照画素の数を10個に規定している
が、この数はこれに限ることはなく、テンプレートで抽
出する参照画素の数を12個にした場合について、次に
説明する。なお、この場合、算術符号器7の確率評価器
6では、コンテクストの数が4096個になるので、お
のおののコンテクストに応じたメモリを設ける必要があ
る。
【0102】まず、図17(a)に示すように、主走査
方向に座標軸xをとり、副走査方向に座標軸yをとった
ときの注目画素Xの座標を(x,y)とする。このと
き、注目画素Xを中心とした7×5の画素マトリクスを
考えると、この画素マトリクスの左上隅の座標は(x−
3,y−2)となり、右下隅の座標は(x+3,y+
2)となる。
【0103】そして、同図(b)に示したように、注目
画素Xの近傍の12画素を抽出するテンプレートを設定
する。このテンプレートは、注目画素Xと同一のビット
プレーンについて適用される固定参照画素A’,B’,
C’,D’,E’,F’,G’,H’,I’,J’,
K’と、注目画素Xと同一のビットプレーンあるいは異
なるビットプレーンについて適用される浮動参照画素β
の12個の画素を参照画素として抽出するものである。
【0104】ここで、固定参照画素A’,B’,C’,
D’,E’,F’,G’,H’,I’,J’,K’の座
標は、それぞれ座標(x−1,y−2),(x,y−
2),(x+1,y−2),(x−2,y−1),(x
−1,y−1),(x,y−1),(x+1,y−
1),(x+2,y−1),(x−3,y),(x−
2,y),(x−1,y)に定められている。
【0105】また、浮動参照画素βは、符号化順序が、
ビットプレーン単位符号化順序の場合には、図18
(a)〜(f)および図19(a),(b)に示すよう
に定められる。なお、この浮動参照画素βの最適位置の
選定は、発明者が実験的に求めたものである。
【0106】この場合、注目画素XがビットプレーンB
Pの場合には、浮動参照画素βとして、ビットプレーン
BP8の座標(x+2,y−2)の画素を用い(図18
(a)参照)、注目画素XがビットプレーンBP7の場
合には、浮動参照画素βとして、ビットプレーンBP8
の座標(x+1,y)の画素を用い(図18(b)参
照)、注目画素XがビットプレーンBP6の場合には、
浮動参照画素βとして、ビットプレーンBP7の座標
(x,y+1)の画素を用い(図18(c)参照)、注
目画素XがビットプレーンBP5の場合には、浮動参照
画素βとして、ビットプレーンBP7の座標(x,y+
1)の画素を用い(図18(d)参照)、注目画素Xが
ビットプレーンBP4の場合には、浮動参照画素βとし
て、ビットプレーンBP7の座標(x+1,y+1)の
画素を用い(図18(e)参照)、注目画素Xが第3ビ
ットプレーンBP3の場合には、浮動参照画素βとし
て、第7ビットプレーンBP7の座標(x+1,y+
1)の画素を用い(図18(f)参照)、注目画素Xが
ビットプレーンBP2の場合には、浮動参照画素βとし
て、ビットプレーンBP3の座標(x,y)の画素を用
い(図19(a)参照)、注目画素Xがビットプレーン
BP1の場合には、浮動参照画素βとして、ビットプレ
ーンBP2の座標(x,y)の画素を用いる(図19
(b)参照)。
【0107】また、浮動参照画素βは、符号化順序が、
ライン単位符号化順序の場合には、図20(a)〜
(f)および図21(a),(b)に示すように定めら
れる。なお、この浮動参照画素βの最適位置の選定は、
発明者が実験的に求めたものである。
【0108】この場合、注目画素XがビットプレーンB
P8の場合には、浮動参照画素βとして、ビットプレー
ンBP8の座標(x+2,y−2)の画素を用い(図2
0(a)参照)、注目画素XがビットプレーンBP7の
場合には、浮動参照画素βとして、ビットプレーンBP
8の座標(x+1,y)の画素を用い(図20(b)参
照)、注目画素XがビットプレーンBP6の場合には、
浮動参照画素βとして、ビットプレーンBP7の座標
(x+1,y)の画素を用い(図20(c)参照)、注
目画素XがビットプレーンBP5の場合には、浮動参照
画素βとして、ビットプレーンBP7の座標(x+1,
y)の画素を用い(図20(d)参照)、注目画素Xが
ビットプレーンBP4の場合には、浮動参照画素βとし
て、ビットプレーンBP7の座標(x+1,y)の画素
を用い(図20(e)参照)、注目画素Xがビットプレ
ーンBP3の場合には、浮動参照画素βとして、ビット
プレーンBP7の座標(x+1,y)の画素を用い(図
20(f)参照)、注目画素XがビットプレーンBP2
の場合には、浮動参照画素βとして、ビットプレーンB
P3の座標(x,y)の画素を用い(図21(a)参
照)、注目画素XがビットプレーンBP1の場合には、
浮動参照画素βとして、ビットプレーンBP2の座標
(x,y)の画素を用いる(図21(b)参照)。
【0109】また、浮動参照画素βは、符号化順序が、
ドット単位符号化順序の場合には、図22(a)〜
(f)および図23(a),(b)に示すように定めら
れる。なお、この浮動参照画素βの最適位置の選定は、
発明者が実験的に求めたものである。
【0110】この場合、注目画素XがビットプレーンB
P8の場合には、浮動参照画素βとして、ビットプレー
ンBP8の座標(x+2,y−2)の画素を用い(図2
2(a)参照)、注目画素XがビットプレーンBP7の
場合には、浮動参照画素βとして、ビットプレーンBP
8の座標(x,y)の画素を用い(図22(b)参
照)、注目画素XがビットプレーンBP6の場合には、
浮動参照画素βとして、ビットプレーンBP7の座標
(x,y)の画素を用い(図22(c)参照)、注目画
素XがビットプレーンBP5の場合には、浮動参照画素
βとして、ビットプレーンBP7の座標(x−1,y)
の画素を用い(図22(d)参照)、注目画素Xがビッ
トプレーンBP4の場合には、浮動参照画素βとして、
ビットプレーンBP5の座標(x,y)の画素を用い
(図22(e)参照)、注目画素XがビットプレーンB
P3の場合には、浮動参照画素βとして、ビットプレー
ンBP5の座標(x,y)の画素を用い(図22(f)
参照)、注目画素XがビットプレーンBP2の場合に
は、浮動参照画素βとして、ビットプレーンBP3の座
標(x,y)の画素を用い(図23(a)参照)、注目
画素XがビットプレーンBP1の場合には、浮動参照画
素βとして、ビットプレーンBP2の座標(x,y)の
画素を用いる(図23(b)参照)。
【0111】図24(a)〜(h)は、ビットプレーン
単位符号化順序の場合の浮動参照画素βの設定の他の例
を示している。
【0112】この場合、注目画素XがビットプレーンB
P8の場合には、浮動参照画素βとして、ビットプレー
ンBP8の座標(x+2,y+2)の画素を用い(図2
4(a)参照)、注目画素XがビットプレーンBP7の
場合には、浮動参照画素βとして、ビットプレーンBP
8の座標(x+1,y)の画素を用い(同図(b)参
照)、注目画素XがビットプレーンBP6の場合には、
浮動参照画素βとして、ビットプレーンBP7の座標
(x,y+1)の画素を用い(同図(c)参照)、注目
画素XがビットプレーンBP5の場合には、浮動参照画
素βとして、ビットプレーンBP6の座標(x+1,
y)の画素を用い(同図(d)参照)、注目画素Xがビ
ットプレーンBP4の場合には、浮動参照画素βとし
て、ビットプレーンBP5の座標(x,y)の画素を用
い(同図(e)参照)、注目画素XがビットプレーンB
P3の場合には、浮動参照画素βとして、ビットプレー
ンBP4の座標(x,y)の画素を用い(同図(f)参
照)、注目画素XがビットプレーンBP2の場合には、
浮動参照画素βとして、ビットプレーンBP3の座標
(x,y)の画素を用い(同図(g)参照)、注目画素
XがビットプレーンBP1の場合には、浮動参照画素β
として、ビットプレーンBP2の座標(x,y)の画素
を用いる(同図(h)参照)。
【0113】図25(a)〜(h)は、ライン単位符号
化順序の場合の浮動参照画素βの設定の他の例を示して
いる。
【0114】この場合、注目画素XがビットプレーンB
P8の場合には、浮動参照画素βとして、ビットプレー
ンBP8の座標(x+2,y−2)の画素を用い(図2
5(a)参照)、注目画素XがビットプレーンBP7の
場合には、浮動参照画素βとして、ビットプレーンBP
8の座標(x+1,y)の画素を用い(同図(b)参
照)、注目画素XがビットプレーンBP6の場合には、
浮動参照画素βとして、ビットプレーンBP7の座標
(x+1,y)の画素を用い(同図(c)参照)、注目
画素XがビットプレーンBP5の場合には、浮動参照画
素βとして、ビットプレーンBP6の座標(x+1,
y)の画素を用い(同図(d)参照)、注目画素Xがビ
ットプレーンBP4の場合には、浮動参照画素βとし
て、ビットプレーンBP5の座標(x,y)の画素を用
い(同図(e)参照)、注目画素XがビットプレーンB
P3の場合には、浮動参照画素βとして、ビットプレー
ンBP4の座標(x,y)の画素を用い(同図(f)参
照)、注目画素XがビットプレーンBP2の場合には、
浮動参照画素βとして、ビットプレーンBP3の座標
(x,y)の画素を用い(同図(g)参照)、注目画素
XがビットプレーンBP1の場合には、浮動参照画素β
として、ビットプレーンBP2の座標(x,y)の画素
を用いる(同図(h)参照)。
【0115】図26(a)〜(h)は、ドット単位符号
化順序の場合の浮動参照画素βの設定の他の例を示して
いる。
【0116】この場合、注目画素XがビットプレーンB
P8の場合には、浮動参照画素βとして、ビットプレー
ンBP8の座標(x+2,y−2)の画素を用い(図2
5(a)参照)、注目画素XがビットプレーンBP7の
場合には、浮動参照画素βとして、ビットプレーンBP
8の座標(x,y)の画素を用い(同図(b)参照)、
注目画素XがビットプレーンBP6の場合には、浮動参
照画素βとして、ビットプレーンの座標(x,y)の画
素を用い(同図(c)参照)、注目画素Xがビットプレ
ーンBP5の場合には、浮動参照画素βとして、ビット
プレーンBP6の座標(x,y)の画素を用い(同図
(d)参照)、注目画素XがビットプレーンBP4の場
合には、浮動参照画素βとして、ビットプレーンBP5
の座標(x,y)の画素を用い(同図(e)参照)、注
目画素XがビットプレーンBP3の場合には、浮動参照
画素βとして、ビットプレーンBP4の座標(x,y)
の画素を用い(同図(f)参照)、注目画素Xがビット
プレーンBP2の場合には、浮動参照画素βとして、ビ
ットプレーンBP3の座標(x,y)の画素を用い(同
図(g)参照)、注目画素XがビットプレーンBP1の
場合には、浮動参照画素βとして、ビットプレーンBP
2の座標(x,y)の画素を用いる(同図(h)参
照)。
【0117】発明者の実験によれば、上述した12個の
参照画素を用いる各実施例におけるエントロピの改善量
は、図27に示すグラフのように得られた。なお、この
グラフにおいて、バーVA,VB,VC,VD,VE,
VF,は、それぞれ図18(a)〜(f)および図1
9、図20(a)〜(f)および図21、図22(a)
〜(f)および図23、図24、図25、図26にそれ
ぞれ示した実施例において、1画素あたりのエントロピ
の改善値を示している。
【0118】このようにして、各実施例とも、符号量の
改善が得られている。
【0119】なお、上述した各実施例では、1画素あた
り8ビットの場合の多値画像を符号化するときについて
説明したが、本発明は、1画素あたり7ビット以下の場
合の多値画像を符号化する場合についても、同様にして
適用することができる。その場合、最上位ビットのビッ
トプレーンから下位のビットプレーンについて、それぞ
れ上述した各実施例におけるビットプレーンBP8,B
P7,BP6,,,の態様で浮動参照画素を選択すると
よい。
【0120】すなわち、1画素あたり4ビットの場合に
は、最上位ビットのビットプレーンから最下位ビットの
ビットプレーンについて、それぞれビットプレーンBP
8,BP7,BP6,BP5の注目画素をそれぞれ符号
化する場合と同様の態様で、それぞれ浮動参照画素を選
択する。
【0121】また、複号化処理は、上述した符号化処理
の逆処理を行えばよい。
【0122】
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、ビットプレーン単位に符号化処理する場合におい
て、テンプレートで抽出する固定参照画素、および、浮
動参照画素として、最適なものを選択しているので、ビ
ットプレーン単位に符号化処理する場合における符号化
効率を大幅に向上することができるという効果を得る。
【0124】また、ライン単位に符号化処理する場合に
おいて、テンプレートで抽出する固定参照画素、およ
び、浮動参照画素として、最適なものを選択しているの
で、ライン単位に符号化処理する場合における符号化効
率を大幅に向上することができるという効果を得る。
【0125】また、ドット単位に符号化処理する場合に
おいて、テンプレートで抽出する固定参照画素、およ
び、浮動参照画素として、最適なものを選択しているの
で、ドット単位に符号化処理する場合における符号化効
率を大幅に向上することができるという効果を得る。
【0126】また、1画素あたりのビット数が8ビット
以下の多値画像データについて、符号化圧縮率の向上を
実現することができるので、汎用性が高く、装置の量産
性が高くなり、装置コストを低減することができるとい
う効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるビットプレーン符号
化装置を示したブロック図。
【図2】ビットプレーン単位符号化順序を説明するため
の概略図。
【図3】ライン単位符号化順序を説明するための概略
図。
【図4】ドット単位符号化順序を説明するための概略
図。
【図5】座標系の一例を示した概略図。
【図6】本発明の一実施例にかかるテンプレートを示し
た概略図。
【図7】図6のテンプレートを用いて、ビットプレーン
単位符号化順序で符号化するときの浮動参照画素の設定
の一例の一部を示した概略図。
【図8】図6のテンプレートを用いて、ビットプレーン
単位符号化順序で符号化するときの浮動参照画素の設定
の一例の他の部分を示した概略図。
【図9】図6のテンプレートを用いて、ライン単位符号
化順序で符号化するときの浮動参照画素の設定の一例の
一部を示した概略図。
【図10】図6のテンプレートを用いて、ライン単位符
号化順序で符号化するときの浮動参照画素の設定の一例
の他の部分を示した概略図。
【図11】図6のテンプレートを用いて、ドット単位符
号化順序で符号化するときの浮動参照画素の設定の一例
の一部を示した概略図。
【図12】図6のテンプレートを用いて、ドット単位符
号化順序で符号化するときの浮動参照画素の設定の一例
の他の部分を示した概略図。
【図13】図6のテンプレートを用いて、ビットプレー
ン単位符号化順序で符号化するときの浮動参照画素の設
定の他の例を示した概略図。
【図14】図6のテンプレートを用いて、ライン単位符
号化順序で符号化するときの浮動参照画素の設定の他の
例を示した概略図。
【図15】図6のテンプレートを用いて、ドット単位符
号化順序で符号化するときの浮動参照画素の設定の他の
例を示した概略図。
【図16】図7〜図15に示した実施例による符号量の
改善の効果を示したグラフ図。
【図17】本発明の他の実施例にかかるテンプレートを
示した概略図。
【図18】図17のテンプレートを用いて、ビットプレ
ーン単位符号化順序で符号化するときの浮動参照画素の
設定の一例の一部を示した概略図。
【図19】図17のテンプレートを用いて、ビットプレ
ーン単位符号化順序で符号化するときの浮動参照画素の
設定の一例の他の部分を示した概略図。
【図20】図17のテンプレートを用いて、ライン単位
符号化順序で符号化するときの浮動参照画素の設定の一
例の一部を示した概略図。
【図21】図7のテンプレートを用いて、ライン単位符
号化順序で符号化するときの浮動参照画素の設定の一例
の他の部分を示した概略図。
【図22】図17のテンプレートを用いて、ドット単位
符号化順序で符号化するときの浮動参照画素の設定の一
例の一部を示した概略図。
【図23】図17のテンプレートを用いて、ドット単位
符号化順序で符号化するときの浮動参照画素の設定の一
例の他の部分を示した概略図。
【図24】図17のテンプレートを用いて、ビットプレ
ーン単位符号化順序で符号化するときの浮動参照画素の
設定の他の例を示した概略図。
【図25】図17のテンプレートを用いて、ライン単位
符号化順序で符号化するときの浮動参照画素の設定の他
の例を示した概略図。
【図26】図17のテンプレートを用いて、ドット単位
符号化順序で符号化するときの浮動参照画素の設定の他
の例を示した概略図。
【図27】図18〜図26に示した実施例による符号量
の改善の効果の一例を示したグラフ図。
【図28】ビットプレーンの構成の一例を示した概略
図。
【図29】算術符号について説明するための概略図。
【図30】QM−coderの処理例を示したフローチ
ャート。
【図31】JBIG方式を適用して多値画像データを符
号化圧縮する符号化装置の従来例を示したブロック図。
【図32】JBIGデフォルト3ラインテンプレートを
例示した概略図。
【符号の説明】
1 画像入力部 2 ビットプレーン展開部 3 ビットプレーンメモリ 4,11 データ参照部 5 算術符号エンジン 6 確率評価器 7 算術符号器 10 グレイコード変換器

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1画素あたり8ビットからなる多値画像
    から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取り出
    してなるビットプレーンを形成するとともに、おのおの
    のビットプレーン単位に二値符号化処理して、原画像を
    符号化圧縮するビットプレーン符号化装置において、 多値画像データをグレイコードに変換するグレイコード
    変換手段と、 上記グレイコード変換手段から出力される複数ビットの
    画像データに基づいて、複数のビットプレーンを形成す
    るビットプレーン展開手段と、 所定形状のテンプレートを用いて、符号化対象の注目画
    素の周辺に配置されている複数の参照画素を抽出すると
    ともに、上記注目画素が含まれるビットプレーンに応
    じ、上記テンプレートの所定の1画素の浮動参照画素は
    上記注目画素と同一のビットプレーンまたは異なるビッ
    トプレーンに適用し、上記テンプレートの他の複数の固
    定参照画素は上記注目画素と同一のビットプレーンに適
    用するデータ参照手段と、 上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素のデータ
    に基づき、上記注目画素に対して算術符号化処理を適用
    して符号データを出力する算術符号化手段を備え、 上記データ参照手段は、上記ビットプレーンの主走査方
    向を座標軸xの正方向、副走査方向を座標軸yの正方向
    とする座標系を用い、上記注目画素の座標を(x,y)
    とするとき、 上記複数の固定参照画素として、座標(x−1,y)の
    第1の固定参照画素、座標(x−2,y)の第2の固定
    参照画素、座標(x−1,y−1)の第3の固定参照画
    素、座標(x,y−1)の第4の固定参照画素、座標
    (x+1,y−1)の第5の固定参照画素、座標(x+
    2,y−2)の第6の固定参照画素、座標(x+1,y
    −2)の第7の固定参照画素、座標(x,y−2)の第
    8の固定参照画素、および、座標(x−1,y−2)の
    第9の固定参照画素を用いるとともに、 上記注目画素が第8ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x−
    2,y−1)の画素を用い、 上記注目画素が第7ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第6ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x,y
    +1)の画素を用い、 上記注目画素が第5ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x,y
    +1)の画素を用い、 上記注目画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x+
    1,y+1)の画素を用い、 上記注目画素が第3ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x+
    1,y+1)の画素を用い、 上記注目画素が第2ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x+
    1,y+1)の画素を用い、 上記注目画素が第1ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第2ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用いるようにしたことを特徴とするビット
    プレーン符号化装置。
  2. 【請求項2】 1画素あたり8ビットからなる多値画像
    から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取り出
    してなるビットプレーンを形成するとともに、おのおの
    のビットプレーン単位に二値符号化処理して、原画像を
    符号化圧縮するビットプレーン符号化装置において、 多値画像データをグレイコードに変換するグレイコード
    変換手段と、 上記グレイコード変換手段から出力される複数ビットの
    画像データに基づいて、複数のビットプレーンを形成す
    るビットプレーン展開手段と、 所定形状のテンプレートを用いて、符号化対象の注目画
    素の周辺に配置されている複数の参照画素を抽出すると
    ともに、上記注目画素が含まれるビットプレーンに応
    じ、上記テンプレートの所定の1画素の浮動参照画素は
    上記注目画素と同一のビットプレーンまたは異なるビッ
    トプレーンに適用し、上記テンプレートの他の複数の固
    定参照画素は上記注目画素と同一のビットプレーンに適
    用するデータ参照手段と、 上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素のデータ
    に基づき、上記注目画素に対して算術符号化処理を適用
    して符号データを出力する算術符号化手段を備え、 上記データ参照手段は、上記ビットプレーンの主走査方
    向を座標軸xの正方向、副走査方向を座標軸yの正方向
    とする座標系を用い、上記注目画素の座標を(x,y)
    とするとき、 上記複数の固定参照画素として、座標(x−1,y)の
    第1の固定参照画素、座標(x−2,y)の第2の固定
    参照画素、座標(x−1,y−1)の第3の固定参照画
    素、座標(x,y−1)の第4の固定参照画素、座標
    (x+1,y−1)の第5の固定参照画素、座標(x+
    2,y−2)の第6の固定参照画素、座標(x+1,y
    −2)の第7の固定参照画素、座標(x,y−2)の第
    8の固定参照画素、および、座標(x−1,y−2)の
    第9の固定参照画素を用いるとともに、 上記注目画素が第8ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x−
    2,y−1)の画素を用い、 上記注目画素が第7ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第6ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x,y
    +1)の画素を用い、 上記注目画素が第5ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第6ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第5ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第3ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第4ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第2ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第3ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第1ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第2ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用いるようにしたことを特徴とするビット
    プレーン符号化装置。
  3. 【請求項3】 1画素あたり8ビットからなる多値画像
    から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取り出
    してなるビットプレーンを形成するとともに、おのおの
    のライン単位に二値符号化処理して、原画像を符号化圧
    縮するビットプレーン符号化装置において、 多値画像データをグレイコードに変換するグレイコード
    変換手段と、 上記グレイコード変換手段から出力される複数ビットの
    画像データに基づいて、複数のビットプレーンを形成す
    るビットプレーン展開手段と、 所定形状のテンプレートを用いて、符号化対象の注目画
    素の周辺に配置されている複数の参照画素を抽出すると
    ともに、上記注目画素が含まれるビットプレーンに応
    じ、上記テンプレートの所定の1画素の浮動参照画素は
    上記注目画素と同一のビットプレーンまたは異なるビッ
    トプレーンに適用し、上記テンプレートの他の複数の固
    定参照画素は上記注目画素と同一のビットプレーンに適
    用するデータ参照手段と、 上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素のデータ
    に基づき、上記注目画素に対して算術符号化処理を適用
    して符号データを出力する算術符号化手段を備え、 上記データ参照手段は、上記ビットプレーンの主走査方
    向を座標軸xの正方向、副走査方向を座標軸yの正方向
    とする座標系を用い、上記注目画素の座標を(x,y)
    とするとき、 上記複数の固定参照画素として、座標(x−1,y)の
    第1の固定参照画素、座標(x−2,y)の第2の固定
    参照画素、座標(x−1,y−1)の第3の固定参照画
    素、座標(x,y−1)の第4の固定参照画素、座標
    (x+1,y−1)の第5の固定参照画素、座標(x+
    2,y−2)の第6の固定参照画素、座標(x+1,y
    −2)の第7の固定参照画素、座標(x,y−2)の第
    8の固定参照画素、および、座標(x−1,y−2)の
    第9の固定参照画素を用いるとともに、 上記注目画素が第8ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x−
    2,y−1)の画素を用い、 上記注目画素が第7ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第6ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第5ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第3ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第2ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第1ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第2ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用いるようにしたことを特徴とするビット
    プレーン符号化装置。
  4. 【請求項4】 1画素あたり8ビットからなる多値画像
    から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取り出
    してなるビットプレーンを形成するとともに、おのおの
    のライン単位に二値符号化処理して、原画像を符号化圧
    縮するビットプレーン符号化装置において、 多値画像データをグレイコードに変換するグレイコード
    変換手段と、 上記グレイコード変換手段から出力される複数ビットの
    画像データに基づいて、複数のビットプレーンを形成す
    るビットプレーン展開手段と、 所定形状のテンプレートを用いて、符号化対象の注目画
    素の周辺に配置されている複数の参照画素を抽出すると
    ともに、上記注目画素が含まれるビットプレーンに応
    じ、上記テンプレートの所定の1画素の浮動参照画素は
    上記注目画素と同一のビットプレーンまたは異なるビッ
    トプレーンに適用し、上記テンプレートの他の複数の固
    定参照画素は上記注目画素と同一のビットプレーンに適
    用するデータ参照手段と、 上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素のデータ
    に基づき、上記注目画素に対して算術符号化処理を適用
    して符号データを出力する算術符号化手段を備え、 上記データ参照手段は、上記ビットプレーンの主走査方
    向を座標軸xの正方向、副走査方向を座標軸yの正方向
    とする座標系を用い、上記注目画素の座標を(x,y)
    とするとき、 上記複数の固定参照画素として、座標(x−1,y)の
    第1の固定参照画素、座標(x−2,y)の第2の固定
    参照画素、座標(x−1,y−1)の第3の固定参照画
    素、座標(x,y−1)の第4の固定参照画素、座標
    (x+1,y−1)の第5の固定参照画素、座標(x+
    2,y−2)の第6の固定参照画素、座標(x+1,y
    −2)の第7の固定参照画素、座標(x,y−2)の第
    8の固定参照画素、および、座標(x−1,y−2)の
    第9の固定参照画素を用いるとともに、 上記注目画素が第8ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x−
    2,y−1)の画素を用い、 上記注目画素が第7ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第6ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第5ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第6ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第5ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第3ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第4ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第2ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第3ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第1ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第2ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用いるようにしたことを特徴とするビット
    プレーン符号化装置。
  5. 【請求項5】 1画素あたり8ビットからなる多値画像
    から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取り出
    してなるビットプレーンを形成するとともに、おのおの
    のドット単位に二値符号化処理して、原画像を符号化圧
    縮するビットプレーン符号化装置において、 多値画像データをグレイコードに変換するグレイコード
    変換手段と、 上記グレイコード変換手段から出力される複数ビットの
    画像データに基づいて、複数のビットプレーンを形成す
    るビットプレーン展開手段と、 所定形状のテンプレートを用いて、符号化対象の注目画
    素の周辺に配置されている複数の参照画素を抽出すると
    ともに、上記注目画素が含まれるビットプレーンに応
    じ、上記テンプレートの所定の1画素の浮動参照画素は
    上記注目画素と同一のビットプレーンまたは異なるビッ
    トプレーンに適用し、上記テンプレートの他の複数の固
    定参照画素は上記注目画素と同一のビットプレーンに適
    用するデータ参照手段と、 上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素のデータ
    に基づき、上記注目画素に対して算術符号化処理を適用
    して符号データを出力する算術符号化手段を備え、 上記データ参照手段は、上記ビットプレーンの主走査方
    向を座標軸xの正方向、副走査方向を座標軸yの正方向
    とする座標系を用い、上記注目画素の座標を(x,y)
    とするとき、 上記複数の固定参照画素として、座標(x−1,y)の
    第1の固定参照画素、座標(x−2,y)の第2の固定
    参照画素、座標(x−1,y−1)の第3の固定参照画
    素、座標(x,y−1)の第4の固定参照画素、座標
    (x+1,y−1)の第5の固定参照画素、座標(x+
    2,y−2)の第6の固定参照画素、座標(x+1,y
    −2)の第7の固定参照画素、座標(x,y−2)の第
    8の固定参照画素、および、座標(x−1,y−2)の
    第9の固定参照画素を用いるとともに、 上記注目画素が第8ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x−
    2,y−1)の画素を用い、 上記注目画素が第7ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x−
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第6ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x−
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第5ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x−
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x−
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第3ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第2ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第3ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第1ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第2ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用いるようにしたことを特徴とするビット
    プレーン符号化装置。
  6. 【請求項6】 1画素あたり8ビットからなる多値画像
    から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取り出
    してなるビットプレーンを形成するとともに、おのおの
    のドット単位に二値符号化処理して、原画像を符号化圧
    縮するビットプレーン符号化装置において、 多値画像データをグレイコードに変換するグレイコード
    変換手段と、 上記グレイコード変換手段から出力される複数ビットの
    画像データに基づいて、複数のビットプレーンを形成す
    るビットプレーン展開手段と、 所定形状のテンプレートを用いて、符号化対象の注目画
    素の周辺に配置されている複数の参照画素を抽出すると
    ともに、上記注目画素が含まれるビットプレーンに応
    じ、上記テンプレートの所定の1画素の浮動参照画素は
    上記注目画素と同一のビットプレーンまたは異なるビッ
    トプレーンに適用し、上記テンプレートの他の複数の固
    定参照画素は上記注目画素と同一のビットプレーンに適
    用するデータ参照手段と、 上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素のデータ
    に基づき、上記注目画素に対して算術符号化処理を適用
    して符号データを出力する算術符号化手段を備え、 上記データ参照手段は、上記ビットプレーンの主走査方
    向を座標軸xの正方向、副走査方向を座標軸yの正方向
    とする座標系を用い、上記注目画素の座標を(x,y)
    とするとき、 上記複数の固定参照画素として、座標(x−1,y)の
    第1の固定参照画素、座標(x−2,y)の第2の固定
    参照画素、座標(x−1,y−1)の第3の固定参照画
    素、座標(x,y−1)の第4の固定参照画素、座標
    (x+1,y−1)の第5の固定参照画素、座標(x+
    2,y−2)の第6の固定参照画素、座標(x+1,y
    −2)の第7の固定参照画素、座標(x,y−2)の第
    8の固定参照画素、および、座標(x−1,y−2)の
    第9の固定参照画素を用いるとともに、 上記注目画素が第8ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x−
    2,y−1)の画素を用い、 上記注目画素が第7ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第6ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x−
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第5ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第6ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第5ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第3ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第4ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第2ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第3ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第1ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第2ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用いるようにしたことを特徴とするビット
    プレーン符号化装置。
  7. 【請求項7】 1画素あたり8ビットからなる多値画像
    から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取り出
    してなるビットプレーンを形成するとともに、おのおの
    のビットプレーン単位に二値符号化処理して、原画像を
    符号化圧縮するビットプレーン符号化装置において、 多値画像データをグレイコードに変換するグレイコード
    変換手段と、 上記グレイコード変換手段から出力される複数ビットの
    画像データに基づいて、複数のビットプレーンを形成す
    るビットプレーン展開手段と、 所定形状のテンプレートを用いて、符号化対象の注目画
    素の周辺に配置されている12個の参照画素を抽出する
    とともに、上記注目画素が含まれるビットプレーンに応
    じ、上記テンプレートの所定の1個の参照画素である浮
    動参照画素は上記注目画素と同一のビットプレーンまた
    は異なるビットプレーンに適用し、上記テンプレートの
    他の11個の参照画素である固定参照画素は上記注目画
    素と同一のビットプレーンに適用するデータ参照手段
    と、 上記データ参照手段が抽出した12個の参照画素のデー
    タに基づき、上記注目画素に対して算術符号化処理を適
    用する算術符号化手段を備え、 上記データ参照手段は、上記ビットプレーンの主走査方
    向を座標軸xの正方向、副走査方向を座標軸yの正方向
    とする座標系を用い、上記注目画素の座標を(x,y)
    とするとき、 上記11個の固定参照画素として、座標(x−1,y)
    の第1の固定参照画素、座標(x−2,y)の第2の固
    定参照画素、座標(x−3,y)の第3の固定参照画
    素、座標(x−2,y−1)の第4の固定参照画素、座
    標(x−1,y−1)の第5の固定参照画素、座標
    (x,y−1)の第6の固定参照画素、座標(x+1,
    y−1)の第7の固定参照画素、座標(x+2,y−
    1)の第8の固定参照画素、座標(x+1,y−2)の
    第9の固定参照画素、座標(x,y−2)の第10の固
    定参照画素、および、座標(x−1,y−2)の第11
    の固定参照画素を用いるとともに、 上記注目画素が第8ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x+
    2,y−2)の画素を用い、 上記注目画素が第7ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第6ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x,y
    +1)の画素を用い、 上記注目画素が第5ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x,y
    +1)の画素を用い、 上記注目画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x+
    1,y+1)の画素を用い、 上記注目画素が第3ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x+
    1,y+1)の画素を用い、 上記注目画素が第2ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第3ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第1ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第2ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用いるようにしたことを特徴とするビット
    プレーン符号化装置。
  8. 【請求項8】 1画素あたり8ビットからなる多値画像
    から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取り出
    してなるビットプレーンを形成するとともに、おのおの
    のビットプレーン単位に二値符号化処理して、原画像を
    符号化圧縮するビットプレーン符号化装置において、 多値画像データをグレイコードに変換するグレイコード
    変換手段と、 上記グレイコード変換手段から出力される複数ビットの
    画像データに基づいて、複数のビットプレーンを形成す
    るビットプレーン展開手段と、 所定形状のテンプレートを用いて、符号化対象の注目画
    素の周辺に配置されている複数の参照画素を抽出すると
    ともに、上記注目画素が含まれるビットプレーンに応
    じ、上記テンプレートの所定の1画素の浮動参照画素は
    上記注目画素と同一のビットプレーンまたは異なるビッ
    トプレーンに適用し、上記テンプレートの他の複数の固
    定参照画素は上記注目画素と同一のビットプレーンに適
    用するデータ参照手段と、 上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素のデータ
    に基づき、上記注目画素に対して算術符号化処理を適用
    する算術符号化手段を備え、 上記データ参照手段は、上記ビットプレーンの主走査方
    向を座標軸xの正方向、副走査方向を座標軸yの正方向
    とする座標系を用い、上記注目画素の座標を(x,y)
    とするとき、 上記11個の固定参照画素として、座標(x−1,y)
    の第1の固定参照画素、座標(x−2,y)の第2の固
    定参照画素、座標(x−3,y)の第3の固定参照画
    素、座標(x−2,y−1)の第4の固定参照画素、座
    標(x−1,y−1)の第5の固定参照画素、座標
    (x,y−1)の第6の固定参照画素、座標(x+1,
    y−1)の第7の固定参照画素、座標(x+2,y−
    1)の第8の固定参照画素、座標(x+1,y−2)の
    第9の固定参照画素、座標(x,y−2)の第10の固
    定参照画素、および、座標(x−1,y−2)の第11
    の固定参照画素を用いるとともに、 上記注目画素が第8ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x+
    2,y+2)の画素を用い、 上記注目画素が第7ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第6ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x,y
    +1)の画素を用い、 上記注目画素が第5ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第6ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第5ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第3ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第4ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第2ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第3ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第1ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第2ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用いるようにしたことを特徴とするビット
    プレーン符号化装置。
  9. 【請求項9】 1画素あたり8ビットからなる多値画像
    から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取り出
    してなるビットプレーンを形成するとともに、おのおの
    のライン単位に二値符号化処理して、原画像を符号化圧
    縮するビットプレーン符号化装置において、 多値画像データをグレイコードに変換するグレイコード
    変換手段と、 上記グレイコード変換手段から出力される複数ビットの
    画像データに基づいて、複数のビットプレーンを形成す
    るビットプレーン展開手段と、 所定形状のテンプレートを用いて、符号化対象の注目画
    素の周辺に配置されている複数の参照画素を抽出すると
    ともに、上記注目画素が含まれるビットプレーンに応
    じ、上記テンプレートの所定の1画素の浮動参照画素は
    上記注目画素と同一のビットプレーンまたは異なるビッ
    トプレーンに適用し、上記テンプレートの他の複数の固
    定参照画素は上記注目画素と同一のビットプレーンに適
    用するデータ参照手段と、 上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素のデータ
    に基づき、上記注目画素に対して算術符号化処理を適用
    する算術符号化手段を備え、 上記データ参照手段は、上記ビットプレーンの主走査方
    向を座標軸xの正方向、副走査方向を座標軸yの正方向
    とする座標系を用い、上記注目画素の座標を(x,y)
    とするとき、 上記11個の固定参照画素として、座標(x−1,y)
    の第1の固定参照画素、座標(x−2,y)の第2の固
    定参照画素、座標(x−3,y)の第3の固定参照画
    素、座標(x−2,y−1)の第4の固定参照画素、座
    標(x−1,y−1)の第5の固定参照画素、座標
    (x,y−1)の第6の固定参照画素、座標(x+1,
    y−1)の第7の固定参照画素、座標(x+2,y−
    1)の第8の固定参照画素、座標(x+1,y−2)の
    第9の固定参照画素、座標(x,y−2)の第10の固
    定参照画素、および、座標(x−1,y−2)の第11
    の固定参照画素を用いるとともに、 上記注目画素が第8ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x+
    2,y−2)の画素を用い、 上記注目画素が第7ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第6ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第5ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第3ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第2ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第3ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第1ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第2ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用いるようにしたことを特徴とするビット
    プレーン符号化装置。
  10. 【請求項10】 1画素あたり8ビットからなる多値画
    像から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取り
    出してなるビットプレーンを形成するとともに、おのお
    ののライン単位に二値符号化処理して、原画像を符号化
    圧縮するビットプレーン符号化装置において、 多値画像データをグレイコードに変換するグレイコード
    変換手段と、 上記グレイコード変換手段から出力される複数ビットの
    画像データに基づいて、複数のビットプレーンを形成す
    るビットプレーン展開手段と、 所定形状のテンプレートを用いて、符号化対象の注目画
    素の周辺に配置されている複数の参照画素を抽出すると
    ともに、上記注目画素が含まれるビットプレーンに応
    じ、上記テンプレートの所定の1画素の浮動参照画素は
    上記注目画素と同一のビットプレーンまたは異なるビッ
    トプレーンに適用し、上記テンプレートの他の複数の固
    定参照画素は上記注目画素と同一のビットプレーンに適
    用するデータ参照手段と、 上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素のデータ
    に基づき、上記注目画素に対して算術符号化処理を適用
    する算術符号化手段を備え、 上記データ参照手段は、上記ビットプレーンの主走査方
    向を座標軸xの正方向、副走査方向を座標軸yの正方向
    とする座標系を用い、上記注目画素の座標を(x,y)
    とするとき、 上記11個の固定参照画素として、座標(x−1,y)
    の第1の固定参照画素、座標(x−2,y)の第2の固
    定参照画素、座標(x−3,y)の第3の固定参照画
    素、座標(x−2,y−1)の第4の固定参照画素、座
    標(x−1,y−1)の第5の固定参照画素、座標
    (x,y−1)の第6の固定参照画素、座標(x+1,
    y−1)の第7の固定参照画素、座標(x+2,y−
    1)の第8の固定参照画素、座標(x+1,y−2)の
    第9の固定参照画素、座標(x,y−2)の第10の固
    定参照画素、および、座標(x−1,y−2)の第11
    の固定参照画素を用いるとともに、 上記注目画素が第8ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x+
    2,y−2)の画素を用い、 上記注目画素が第7ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第6ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第5ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第6ビットプレーンの座標(x+
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第5ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第3ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第4ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第2ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第3ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第1ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第2ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用いるようにしたことを特徴とするビット
    プレーン符号化装置。
  11. 【請求項11】 1画素あたり8ビットからなる多値画
    像から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取り
    出してなるビットプレーンを形成するとともに、おのお
    ののドット単位に二値符号化処理して、原画像を符号化
    圧縮するビットプレーン符号化装置において、 多値画像データをグレイコードに変換するグレイコード
    変換手段と、 上記グレイコード変換手段から出力される複数ビットの
    画像データに基づいて、複数のビットプレーンを形成す
    るビットプレーン展開手段と、 所定形状のテンプレートを用いて、符号化対象の注目画
    素の周辺に配置されている複数の参照画素を抽出すると
    ともに、上記注目画素が含まれるビットプレーンに応
    じ、上記テンプレートの所定の1画素の浮動参照画素は
    上記注目画素と同一のビットプレーンまたは異なるビッ
    トプレーンに適用し、上記テンプレートの他の複数の固
    定参照画素は上記注目画素と同一のビットプレーンに適
    用するデータ参照手段と、 上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素のデータ
    に基づき、上記注目画素に対して算術符号化処理を適用
    する算術符号化手段を備え、 上記データ参照手段は、上記ビットプレーンの主走査方
    向を座標軸xの正方向、副走査方向を座標軸yの正方向
    とする座標系を用い、上記注目画素の座標を(x,y)
    とするとき、 上記11個の固定参照画素として、座標(x−1,y)
    の第1の固定参照画素、座標(x−2,y)の第2の固
    定参照画素、座標(x−3,y)の第3の固定参照画
    素、座標(x−2,y−1)の第4の固定参照画素、座
    標(x−1,y−1)の第5の固定参照画素、座標
    (x,y−1)の第6の固定参照画素、座標(x+1,
    y−1)の第7の固定参照画素、座標(x+2,y−
    1)の第8の固定参照画素、座標(x+1,y−2)の
    第9の固定参照画素、座標(x,y−2)の第10の固
    定参照画素、および、座標(x−1,y−2)の第11
    の固定参照画素を用いるとともに、 上記注目画素が第8ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x+
    2,y−2)の画素を用い、 上記注目画素が第7ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第6ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第5ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x−
    1,y)の画素を用い、 上記注目画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第5ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第3ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第5ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第2ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第3ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第1ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第2ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用いるようにしたことを特徴とするビット
    プレーン符号化装置。
  12. 【請求項12】 1画素あたり8ビットからなる多値画
    像から、同一ビット順位のビットデータを画素毎に取り
    出してなるビットプレーンを形成するとともに、おのお
    ののドット単位に二値符号化処理して、原画像を符号化
    圧縮するビットプレーン符号化装置において、 多値画像データをグレイコードに変換するグレイコード
    変換手段と、 上記グレイコード変換手段から出力される複数ビットの
    画像データに基づいて、複数のビットプレーンを形成す
    るビットプレーン展開手段と、 所定形状のテンプレートを用いて、符号化対象の注目画
    素の周辺に配置されている複数の参照画素を抽出すると
    ともに、上記注目画素が含まれるビットプレーンに応
    じ、上記テンプレートの所定の1画素の浮動参照画素は
    上記注目画素と同一のビットプレーンまたは異なるビッ
    トプレーンに適用し、上記テンプレートの他の複数の固
    定参照画素は上記注目画素と同一のビットプレーンに適
    用するデータ参照手段と、 上記データ参照手段が抽出した複数の参照画素のデータ
    に基づき、上記注目画素に対して算術符号化処理を適用
    する算術符号化手段を備え、 上記データ参照手段は、上記ビットプレーンの主走査方
    向を座標軸xの正方向、副走査方向を座標軸yの正方向
    とする座標系を用い、上記注目画素の座標を(x,y)
    とするとき、 上記11個の固定参照画素として、座標(x−1,y)
    の第1の固定参照画素、座標(x−2,y)の第2の固
    定参照画素、座標(x−3,y)の第3の固定参照画
    素、座標(x−2,y−1)の第4の固定参照画素、座
    標(x−1,y−1)の第5の固定参照画素、座標
    (x,y−1)の第6の固定参照画素、座標(x+1,
    y−1)の第7の固定参照画素、座標(x+2,y−
    1)の第8の固定参照画素、座標(x+1,y−2)の
    第9の固定参照画素、座標(x,y−2)の第10の固
    定参照画素、および、座標(x−1,y−2)の第11
    の固定参照画素を用いるとともに、 上記注目画素が第8ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x+
    2,y−2)の画素を用い、 上記注目画素が第7ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第8ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第6ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第7ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第5ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第6ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第4ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第5ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第3ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第4ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第2ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第3ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用い、 上記注目画素が第1ビットプレーンの場合には、上記浮
    動参照画素として、第2ビットプレーンの座標(x,
    y)の画素を用いるようにしたことを特徴とするビット
    プレーン符号化装置。
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