JP3355656B2 - ディジタル画像信号からのエッジ抽出装置および方法 - Google Patents

ディジタル画像信号からのエッジ抽出装置および方法

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JP3355656B2 JP22496292A JP22496292A JP3355656B2 JP 3355656 B2 JP3355656 B2 JP 3355656B2 JP 22496292 A JP22496292 A JP 22496292A JP 22496292 A JP22496292 A JP 22496292A JP 3355656 B2 JP3355656 B2 JP 3355656B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル画像信号
からエッジ情報を抽出するためのエッジ抽出装置および
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル画像信号からエッジ情報を抽
出することは、製造工程における自動マウント時のチッ
プ部品の位置検出等、ディジタル画像処理において種々
の利用分野がある。従来では、微分フィルタやラプラシ
アンフィルタが使用され、ディジタルビデオ信号のレベ
ル変化が激しい所をエッジとして検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディジ
タル回路で上述のフィルタを構成する場合には、一般的
にディジタル乗算器を必要として、ハードウエアの規模
が大きくなる問題があった。また、レベル変化が比較的
大きくない場合には、エッジ抽出ができない問題があっ
た。
【0004】また、本願出願人は、先にディジタル画像
をブロックに細分化し、各ブロックの最大値および最小
値の差があるしきい値よりも大きい時には、そのブロッ
クにエッジ情報が含まれるものと推定し、そのブロック
の全ての画素の値を例えば白レベルとするエッジ抽出装
置を提案している。これは、上述のディジタルフィルタ
を使用する時の問題点を解消できるが、撮影時の照明等
に影響される画面全体の平均的な明るさに応じて適切に
しきい値を設定する必要があり、また、ブロック全体が
エッジ情報を示すものとなり、精度が不十分である。
【0005】従って、この発明の目的は、乗算器を使用
しない簡単なハードウエアあるいはソフトウェアの処理
で実現でき、また、レベル変化が大きくない場合でもエ
ッジ抽出が可能なエッジ抽出装置および方法を提供する
ことにある。
【0006】この発明の他の目的は、画面の平均的な明
るさの相違によってエッジ抽出の精度が変動を受けるの
を防止できるエッジ抽出装置および方法を提供すること
にある。
【0007】この発明のさらに他の目的は、画素単位の
精度でエッジ情報を抽出することが可能なエッジ抽出装
置および方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、入力
ディジタルビデオ信号を複数の画素データからなるブロ
ック単位のデータに細分化し、ブロック毎に複数の画素
データの最大値と最小値とダイナミックレンジを検出す
る手段と、画素データを最大値あるいは最小値で正規化
する手段と、検出されたダイナミックレンジを第1の軸
とし、正規化されたデータを第1の軸と直交する第2の
軸とし、第1および第2の軸は、原点を最小値0とし、
最大値が入力ディジタルビデオ信号のビット数を表示し
値とする変換テーブルが格納され、変換テーブルにし
たがって、エッジ情報を有することを示す第1の値とそ
れ以外の第2の値の一方を選択的に出力するテーブル格
納手段とからなり、 変換テーブルでは、第1の軸上に定
められた第1のしきい値から第1の軸に垂直に描かれた
第1のしきい値線と、第1の軸が最大値となる第2の
上に定めた第2のしきい値と原点とを結んで描かれた
2のしきい値線とが規定され、変換テーブル上でダイ
ナミックレンジと正規化されたデータとで定まる位置
第1のしきい線と第2のしきい値線に囲まれた領域にあ
る場合に第1の値出力され、ダイナミックレンジと正
規化されたデータとで定まる位置が領域以外にある場合
に第2の値出力されることを特徴とする、エッジ抽出
装置である。
【0009】
【作用】エッジ情報を含むブロック内には、明度差が存
在している。この明度差が第1のしきい値より大きい時
に、エッジ情報が存在しているブロックと判定する。画
素データからブロックの最小値を除去する正規化を行
い、正規化データを量子化する。エッジ情報が含まれる
ブロックの量子化データの中で、第2のしきい値を用い
て画素データを第1の値または第2の値に変換する。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1において、1がディジタルビデオ
信号が供給される入力端子である。このディジタルビデ
オ信号は、1画素が8ビットのデータである。入力ディ
ジタルビデオ信号がブロック化回路2によってラスター
走査の順序からブロックの順序へ変換される。ブロック
は、(n画素×mライン)の大きさ、例えば(6×6)
の大きさである。ブロックの大きさは、抽出されたエッ
ジ情報の利用分野を考慮して適切なものに選定される。
ブロック化回路2は、mラインメモリを備えている。
【0011】ブロック化回路2に対しては、最大値検出
回路3、最小値検出回路4および遅延回路5が接続され
る。最大値検出回路3は、ブロック毎に最大値MAXを
検出し、最小値検出回路4は、ブロック毎に最小値MI
Nを検出する。最大値MAXから最小値MINが減算回
路6で減算され、減算回路6からは、そのブロックのダ
イナミックレンジDRが得られる。このダイナミックレ
ンジDRがROM8および比較回路9に供給される。R
OM8には、減算回路7から最小値MINが減算された
画素データPDが供給される。
【0012】ROM8は、最小値が減算されることによ
って、正規化された画素データPDをダイナミックレン
ジDRに適応して量子化し、各画素を所定のビット数の
データQとして出力する。最大値MAXから画素データ
を減算する正規化を行っても良い。4ビット量子化の例
では、図2に示すように、そのブロックのダイナミック
レンジDRが24 =16等分されることによって、量子
化ステップが計算され、減算回路7からのデータPDの
値を量子化ステップで除算することによって、0〜15
の量子化出力Qが発生する。ROM8には、この量子化
の処理を行うためのテーブルが格納されている。正規化
されているので、入力ディジタルビデオ信号の平均的な
明るさの影響を除去でき、固定のしきい値によって、精
度の高いエッジ抽出が可能である。
【0013】比較回路9では、ダイナミックレンジDR
があるしきい値Th1と比較される。比較回路9は、T
h1>DRのときに“0”の出力を発生し、Th1≦D
Rのときに“1”の出力を発生する。この比較回路9の
出力信号によって、比較回路10がイネーブル/ディス
エーブルされる。一例として、比較回路9の出力信号
は、比較回路10にそのクリア信号として供給される。
比較回路10は、クリア状態では、その出力信号は、入
力信号と無関係に“0”である。エッジが含まれるブロ
ックに関してのダイナミックレンジDRが大きく、これ
が含まれないブロックに関してのダイナミックレンジD
Rが小さい。従って、ダイナミックレンジDRがしきい
値Th1以下の時には、そのブロックの全ての画素の値
が“0”に置き換えられる。
【0014】ダイナミックレンジDRがしきい値Th1
よりも大きいブロックに関しては、比較回路10からR
OM8の出力データ(すなわち、量子化データ)Qとし
きい値Th2との比較出力が発生する。Th2>Qの時
に、“0”であり、Th2≦Qの時に、“1”である比
較出力が発生する。
【0015】比較回路10の出力信号がブロック分解回
路11に供給され、ブロックの順序からラスター走査の
順序に変換される。ブロック分解回路11が必要なメモ
リは、mライン分である。ブロック分解回路11の出力
端子12には、各画素データが“0”あるいは“1”の
値に変換された出力データが得られる。この出力データ
の“1”は、上述の処理から理解されるように、エッジ
情報と対応したデータである。
【0016】図3に示すように、1画面内に背景21
と、背景21と異なる明るさの三角形の物体22が存在
している入力画像を考える。この場合には、背景21内
のブロックは、エッジ情報を有しないので、そのダイナ
ミックレンジDRがしきい値Th1より小さく、そのブ
ロックの全画素が“0”例えば黒レベルとされる。物体
22内部のブロックもエッジ情報を有しないので、黒レ
ベルとされる。エッジ情報を含むブロックの中で、しき
い値Th2以上の画素は、“1”例えば白レベルとされ
る。
【0017】物体22のエッジは、図3に拡大して示す
ように、背景21のレベルL1から物体22のレベルL
2にある傾斜をもって立ち上がる。この傾斜は、水平方
向および垂直方向の両方で存在する。従って、Th1≦
DRのブロックでも、しきい値Th2より小さい画素が
存在し、これは、黒のレベルとされる。その結果、エッ
ジ部分23のみが白であり、背景21および物体内領域
24が黒の出力画像を得ることができる。より詳細に
は、エッジ情報を含むブロック内でも、傾斜するレベル
を生じる複数画素の中で、しきい値Th2より大きい画
素の場合に、値が“1”に変換される。この場合、しき
い値Th2より小さい画素の値を“1”に変換しても良
い。
【0018】図4は、この発明の他の実施例を示す。上
述の一実施例と同様に、ダイナミックレンジDRがブロ
ック毎に検出され、ダイナミックレンジDRが比較回路
9においてしきい値Th1と比較され、ROM8におい
て画素データがダイナミックレンジDRに適応して量子
化され、比較回路9の出力でクリアされる比較回路10
において、量子化出力およびしきい値Th2が比較され
る。
【0019】図4の実施例では、比較回路13およびA
NDゲート14がさらに設けられる。比較回路13は、
比較回路9の出力によってクリアされ、また、ROM8
からの量子化データQとしきい値Th3とを比較する。
Th3>Th2の関係に設定される。比較回路10およ
び13の出力がANDゲート14に供給され、ANDゲ
ート14の出力がブロック分解回路11に供給される。
ANDゲート14の出力は、二つの比較出力が同時に
“1”となるときのみ、“1”となる。
【0020】比較回路13は、Th3≧Qの時に、
“1”の出力を発生し、Th3<Qの時に、“0”の出
力を発生する。従って、比較回路10、13およびAN
Dゲート14は、量子化データがTh2およびTh3の
間に存在する時に、“1”の出力を発生するウインドウ
コンパレータとして動作する。
【0021】図4の実施例は、図5に示すように、背景
21と物体22とからなる入力画像から、背景21およ
び物体内領域24が黒であり、エッジ部分23が白とな
る出力画像を生成することができる。エッジは、上述の
ようなレベル傾斜を持つので、図5で拡大して示すよう
に、エッジ情報を含むブロック内で、エッジに沿った画
素を白とできる。従って、図1の実施例に比して、エッ
ジ抽出の分解能をより高くすることができる。
【0022】エッジ情報を含むブロックとそうでないブ
ロックとを判別するための比較回路9の出力は、図1に
示すように、比較回路8のクリア出力として使用しない
でも良い。つまり、図6に示すように、比較回路9およ
び10の比較出力をANDゲート15に供給しても良
い。
【0023】図7は、この発明のさらに他の実施例を示
す。一つの画像をブロックに細分化し、各ブロックのダ
イナミックレンジDRを検出し、最小値MINが減算さ
れた画素データを形成するのは、上述と同様である。こ
こでは、ダイナミックレンジDRおよび正規化された画
素データPDをROM16に供給し、ROM16によっ
て、エッジ情報を有する画素を“1”、それ以外の画素
を“0”とする。
【0024】ROM16には、図8に示す変換テーブル
が格納されている。図8の横軸がダイナミックレンジD
Rであり、その縦軸が正規化データPDの値である。入
力データの各画素が8ビットの場合、横軸および縦軸が
0〜255の値である。このテーブルのデータPDおよ
びDRが共に0の位置から右上コーナーに伸びる対角線
17より上の部分は、無関係(don't care) で良い。
また、しきい値Th1を横軸上に定め、これより垂直の
しきい値線18を描き、さらに、しきい値Th2および
Th3を縦軸上に定め、これらのしきい値とPDおよび
DRが共に0の位置とを結んだしきい値線19、20を
描く。
【0025】そして、線18より左側の低い値であっ
て、対角線17の下側の領域の出力データを“0”に設
定する。線18より右側の高い値の領域で、線17およ
び19で挟まれた領域の出力データを“0”に設定す
る。線18より右側の領域で、線19および20で挟ま
れた領域の出力データを“1”に設定する。線18より
右側の領域で、線20より下側の領域の出力データを
“0”に設定する。このように、出力データが設定され
た変換テーブルがROM16に格納される。この変換テ
ーブルによって、ダイナミックレンジDRおよび正規化
データPDをROM16に、アドレスとして供給するだ
けで、エッジと対応して“1”となる出力データが得ら
れる。
【0026】図1に示すしきい値Th1およびTh2を
使用する構成も、上述と同様にROMの変換テーブルを
構成することで、比較回路を省略できる。さらに、図7
の構成は、図6中のROM8、比較回路9および比較回
路10を一つの変換テーブルに置き換えるものである
が、これらの二つを変換テーブルに置き換えるても良
い。
【0027】この発明は、コンピュータのソフトウェア
処理においても、非常に高速に処理できるので、コンピ
ュータを利用した汎用画像処理装置においても、リアル
タイムで実現することができる。図9は、ソフトウェア
処理の一例のフローチャートである。
【0028】入力画像データがステップ31でブロック
化される。次に、ダイナミックレンジDR、最小値MI
Nの検出、ダイナミックレンジDRに応じた画素データ
の量子化がなされる(ステップ32の符号化処理)。そ
して、決定のステップ33、34および35が順番にな
される。ステップ33は、DR<Th1が成立するかど
うかを決定する。ステップ34は、Q<Th2が成立す
るかどうかを決定する。ステップ35は、Q>Th3が
成立するかどうかを決定する。
【0029】これらの決定のステップ33、34あるい
は35の結果が肯定の場合では、ステップ36に制御が
移り、量子化データQが“0”(例えば黒レベル)に変
換される。ステップ33、34および35の結果が全て
否定の場合には、ステップ37において、量子化データ
Qが“1”(例えば白レベル)に変換される。これらの
ステップ36、37の後のステップ38においてブロッ
ク分解の処理がなされ、データがラスター走査の順に出
力される。
【0030】この実施例と逆に、抽出されたエッジと対
応する画素の値を“0”とし、それ以外の画素の値を
“1”としても良い。また、“0”および“1”の画素
を黒および白のレベル以外の区別可能な明るさあるいは
色に変換しても良い。
【0031】
【発明の効果】この発明は、ディジタル微分フィルタを
用いるエッジ抽出装置と比較すると、ディジタル乗算器
を必要としないので、ハードウエアの規模が小さく、ま
た、ソフトウェアの少ないステップ数で実現でき、さら
に、明度差が少ないようなエッジの抽出も可能な利点が
ある。この発明は、エッジ情報を含むブロックとそうで
ないブロックとを判別する処理と、エッジ情報を含むブ
ロック内をエッジ部分の画素とそうでない画素とに判別
する処理とを行うので、画素の精度でエッジを抽出する
ことができる。さらに、画素データを最小値又は最大値
で正規化するので、ブロック内の平均的な明るさの影響
を受けずに、精度良くエッジ情報を抽出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】この発明の一実施例の量子化の説明のための略
線図である。
【図3】この発明の一実施例のデータ変換の説明のため
の略線図である。
【図4】この発明の他の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図5】この発明の他の実施例の説明のための略線図で
ある。
【図6】この発明のさらに他の実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】この発明のよりさらに他の実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図8】この発明のよりさらに他の実施例の説明のため
の略線図である。
【図9】ソフトウェア処理で行うようにしたこの発明の
説明のためのフローチャートである。
【符号の説明】
3 最大値検出回路 4 最小値検出回路 6、7 減算回路 8 符号化用ROM 9、10 比較回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−142677(JP,A) 特開 平1−224884(JP,A) 特開 昭63−205239(JP,A) 特開 平4−10081(JP,A) 特開 昭54−126423(JP,A) 特開 昭60−87594(JP,A) 特開 昭61−144989(JP,A) 特開 昭55−49778(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 7/00 - 7/60 G06T 1/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ディジタルビデオ信号を複数の画素
    データからなるブロック単位のデータに細分化し、上記
    ブロック毎に上記複数の画素データの最大値と最小値と
    ダイナミックレンジを検出する手段と、 上記画素データを上記最大値あるいは上記最小値で正規
    化する手段と、検出された上記ダイナミックレンジを第1の軸とし、正
    規化されたデータを上記第1の軸と直交する第2の軸と
    し、上記第1および第2の軸は、原点を最小値0 とし、
    最大値が上記入力ディジタルビデオ信号のビット数を表
    示した値とする変換テーブルが格納され、上記変換テー
    ブルにしたがって、エッジ情報を有することを示す第1
    の値とそれ以外の第2の値の一方を選択的に出力するテ
    ーブル格納手段とからなり、 上記変換テーブルでは、上記第1の軸上に定められた第
    1のしきい値から上記第1の軸に垂直に描かれた第1の
    しきい値線と、上記第1の 軸が最大値となる上記第2の
    軸上に定めた第2のしきい値と原点とを結んで描かれた
    第2のしきい値線とが規定され、 上記変換テーブル上で、上記ダイナミックレンジと上記
    正規化されたデータとで定まる位置が上記第1のしきい
    線と上記第2のしきい値線に囲まれた領域にある場合に
    上記第1の値出力され、上記ダイナミックレンジと上
    記正規化されたデータとで定まる位置が上記領域以外に
    ある場合に上記第2の値出力されることを特徴とす
    る、エッジ抽出装置。
  2. 【請求項2】 入力ディジタルビデオ信号を複数の画素
    データからなるブロック単位のデータに細分化し、上記
    ブロック毎に上記複数の画素データの最大値と最小値と
    ダイナミックレンジを検出する手段と、 上記画素データを上記最大値あるいは上記最小値で正規
    化する手段と、検出された上記ダイナミックレンジを第1の軸とし、正
    規化されたデータを上記第1の軸と直交する第2の軸と
    し、上記第1および第2の軸は、原点を最小値0 とし、
    最大値が上記入力ディジタルビデオ信号のビット数を表
    示した値とする変換テーブルが格納され、上記変換テー
    ブルにしたがって、エッジ情報を有することを示す第1
    の値とそれ以外の第2の値の一方を選択的に出力するテ
    ーブル格 納手段とからなり、 上記変換テーブルでは、上記第1の軸上に定められた第
    1のしきい値から上記第1の軸に垂直に描かれた第1の
    しきい値線と、上記第1の 軸が最大値となる上記第2の
    軸上に定めた第2のしきい値と原点とを結んで描かれた
    第2のしきい値線とが規定され、 上記ダイナミックレンジが上記第1のしきい値線で規定
    される上記第1のしきい値より小さい範囲では、上記第
    2の値が出力され、 上記ダイナミックレンジが上記第1のしきい値線で規定
    される上記第1のしきい値以上の範囲では、上記正規化
    されたデータが上記第2のしきい値線で規定される上記
    第2のしきい値以上の場合に上記第1の値が出力され
    上記正規化されたデータが上記第2のしきい値線で規定
    される上記第2のしきい値より小さい場合に、上記第2
    の値が出力されることを特徴とする、エッジ抽出装置。
  3. 【請求項3】 入力ディジタルビデオ信号を複数の画素
    データからなるブロック単位のデータに細分化し、上記
    ブロック毎に上記複数の画素データの最大値と最小値と
    ダイナミックレンジを検出する手段と、 上記画素データを上記最大値あるいは上記最小値で正規
    化する手段と、検出された上記ダイナミックレンジを第1の軸とし、正
    規化されたデータを上記第1の軸と直交する第2の軸と
    し、上記第1および第2の軸は、原点を最小値0 とし、
    最大値が上記入力ディジタルビデオ信号のビット数を表
    示した値とする変換テーブルが格納され、上記変換テー
    ブルにしたがって、エッジ情報を有することを示す第1
    の値とそれ以外の第2の値の一方を選択的に出力するテ
    ーブル格納手段とからなり、 上記変換テーブルでは、上記第1の軸上に定められた第
    1のしきい値から上記第1の軸に垂直に描かれた第1の
    しきい値線と、上記第1の 軸が最大値となる上記第2の
    軸上に定めた第2のしきい値と原点とを結んで描かれた
    第2のしきい値線上記第1の軸が最大値となる上記
    第2の軸上に定められ、上記第2のしきい値より大きい
    第3のしきい値と原点とを結んで描かれた第3のしきい
    値線とが規定され、 上記変換テーブル上で、上記ダイナミックレンジと上記
    正規化されたデータとで定まる位置が上記第1のしきい
    線と上記第2のしきい値線と上記第3のしきい値線とに
    囲まれた領域にある場合に上記第1の値出力され、上
    記ダイナミックレンジと上記正規化されたデータとで定
    まる位置が上記領域以外にある場合に上記第2の値
    されることを特徴とする、エッジ抽出装置。
  4. 【請求項4】 入力ディジタルビデオ信号を複数の画素
    データからなるブロック単位のデータに細分化し、上記
    ブロック毎に上記複数の画素データの最大値と最小値と
    ダイナミックレンジを検出する手段と、 上記画素データを上記最大値あるいは上記最小値で正規
    化する手段と、検出された上記ダイナミックレンジを第1の軸とし、正
    規化されたデータを上記第1の軸と直交する第2の軸と
    し、上記第1および第2の軸は、原点を最小値0 とし、
    最大値が上記入力ディジタルビデオ信号のビット数を表
    示した値とする変換テーブルが格納され、上記変換テー
    ブルにしたがって、エッジ情報を有することを示す第1
    の値とそれ以外の第2の値の一方を選択的に出力するテ
    ーブル格納手段とからなり、 上記変換テーブルでは、上記第1の軸上に定められた第
    1のしきい値から上記第1の軸に垂直に描かれた第1の
    しきい値線と、上記第1の 軸が最大値となる上記第2の
    軸上に定めた第2のしきい値と原点とを結んで描かれた
    第2のしきい値線上記第1の軸が最大値となる上記
    第2の軸上に定められ、上記第2のしきい値より大きい
    第3のしきい値と原点とを結んで描かれた第3のしきい
    値線とが規定され、 上記ダイナミックレンジが上記第1のしきい値線で規定
    される上記第1のしきい値より小さい範囲では、上記第
    2の値が出力され、 上記ダイナミックレンジが上記第1のしきい値線で規定
    される上記第1のしきい値以上の範囲では、上記正規化
    されたデータが上記第2のしきい値線で規定される上記
    第2のしきい値以上で、且つ上記第3のしきい値線で規
    定される上記第3のしきい値以下の場合に上記第1の値
    が出力され、 上記正規化されたデータが上記第2のしきい値線で規定
    される上記第2のしきい値より小さい場合、並びに上記
    正規化されたデータが上記第3のしきい値線で規定され
    る上記第3のしきい値より大きい場合に上記第2の値が
    出力される ことを特徴とする、エッジ抽出装置。
  5. 【請求項5】 入力ディジタルビデオ信号を複数の画素
    データからなるブロック単位のデータに細分化し、上記
    ブロック毎に上記複数の画素データの最大値と最小値と
    ダイナミックレンジを検出する手段と、 上記画素データを上記最大値あるいは上記最小値で正規
    化する手段と、 上記ダイナミックレンジの値と第1のしきい値とを比較
    する比較手段と、検出された上記ダイナミックレンジを第1の軸とし、正
    規化されたデータを上記第1の軸と直交する第2の軸と
    し、第1および第2の軸は、原点を最小値0 とし、最大
    値が上記入力ディジタルビデオ信号のビット数を表示し
    値とする変換テーブルが格納され、上記変換テーブル
    にしたがって、エッジ情報を有することを示す第1の値
    とそれ以外の第2の値の一方を選択的に出力するテーブ
    ル格納手段とからなり、 上記変換テーブルでは、上記第1の 軸が最大値となる上
    記第2の軸上に定めた第2のしきい値と原点とを結んで
    描かれた第2のしきい値線が規定され、 上記比較手段による比較の結果、上記ダイナミックレン
    ジの値が上記第1のしきい値より小さい場合には、上記
    第2の値が出力され、 上記比較手段による比較の結果上記ダイナミックレン
    ジの値上記第1のしきい値以上の場合で、上記正規化
    されたデータが上記第2のしきい値線で規定される上記
    第2のしきい値以上の場合に上記第1の値が出力され、
    上記正規化されたデータが上記第2のしきい値線で規定
    される上記第2のしきい値より小さい場合に、上記第2
    の値が出力されることを特徴とする、エッジ抽出装置。
  6. 【請求項6】 入力ディジタルビデオ信号を複数の画素
    データからなるブロック単位のデータに細分化し、上記
    ブロック毎に上記複数の画素データの最大値と最小値と
    ダイナミックレンジを検出する手段と、 上記画素データを上記最大値あるいは上記最小値で正規
    化する手段と、 上記ダイナミックレンジの値と第1のしきい値とを比較
    する比較手段と、検出された上記ダイナミックレンジを第1の軸とし、正
    規化されたデータを上記第1の軸と直交する第2の軸と
    し、上記第1および第2の軸は、原点を最小値0 とし、
    最大値が上記入力ディジタルビデオ信号のビット数を表
    示した値とする変換テーブルが格納され、上記変換テー
    ブルにしたがって、エッジ情報を有することを示す第1
    の値とそれ以外の第2の値の一方を選択的に出力するテ
    ーブル格納手段とからなり、 上記変換テーブルでは、上記第1の 軸が最大値となる上
    記第2の軸上に定めた第2のしきい値と原点とを結んで
    描かれた第2のしきい値線上記第1の軸が最大値と
    なる上記第2の軸上に定められ、上記第2のしきい値よ
    り大きい第3のしきい値と原点とを結んで描かれた第3
    のしきい値線とが規定され、 上記比較手段による比較の結果、上記ダイナミックレン
    ジの値が上記第1のしきい値より小さい場合には、上記
    第2の値が出力され、 上記比較手段による比較の結果上記ダイナミックレン
    ジの値上記第1のしきい値以上の場合で、上記正規化
    されたデータが上記第2のしきい値線で規定される上記
    第2のしきい値以上で、且つ上記第3のしきい値線で規
    定される上記第3のしきい値以下の場合に上記第1の値
    が出力され、 上記比較手段による比較の結果上記ダイナミックレン
    ジの値上記第1のしきい値以上の場合で、上記正規化
    されたデータが上記第2のしきい値線で規定される上記
    第2のしきい値より小さい場合、並びに上記正規化され
    たデータが上記第3のしきい値線で規定される上記第3
    のしきい値より大きい場合に上記第2の値が出力される
    ことを特徴とする、エッジ抽出装置。
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