JP3337925B2 - ディジタル放送記録システム - Google Patents

ディジタル放送記録システム

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JP3337925B2
JP3337925B2 JP32302296A JP32302296A JP3337925B2 JP 3337925 B2 JP3337925 B2 JP 3337925B2 JP 32302296 A JP32302296 A JP 32302296A JP 32302296 A JP32302296 A JP 32302296A JP 3337925 B2 JP3337925 B2 JP 3337925B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル放送
を受信しその再生信号を出力する受信端末装置(以降、
セットトップボックス=STBと略称する)及び該ST
Bから出力される再生信号を記録するVTR等の記録装
置で構成されるディジタル放送記録システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図16は従来のディジタル放送を受信し
その再生信号を出力するセットトップボックス(ST
B)110及びSTB110から出力される再生信号を
記録部に記録するVTR等の記録装置130で構成され
るディジタル放送記録システムを示す図であり、図にお
いて、111はディジタル放送を受けるアンテナ、11
2はアンテナ111が受けたディジタル放送の複数のト
ランスポンダのうちの1つを選択して出力する第1のチ
ューナである。113はチューナ112が出力する1つ
のトランスポンダに含まれる複数のチャンネルのうちの
一つを選択して出力するトランスポートデコーダ、11
4はトランスポートデコーダ113が出力する特定のチ
ャンネルのディジタル信号をアナログの映像,及び音声
信号に再生して出力するAVデコーダである。また、1
15はトランスポートデコーダ113が出力するディジ
タル信号,あるいはAVデコーダ114が出力するアナ
ログの映像,及び音声信号を外部に出力する出力手段で
ある。116は第1のチューナ112,トランスポート
デコーダ113,及び出力手段115の動作をコントロ
ールするシステムコントローラである。117はユーザ
がチャンネル選択,番組録画予約,番組表示予約等の制
御信号を入力するユーザ入力部である。118はユーザ
入力部117からの番組録画予約,番組表示予約を受け
付けてこれを保持し、予約時刻が到来するとシステムコ
ントローラ116に対し予約実行のための制御信号を出
力する第1のタイマである。
【0003】第1のチューナ112,トランスポートデ
コーダ113,AVデコーダ114,出力手段115,
システムコントローラ116,及び第1のタイマ118
によりセットトップボックス(STB)110が構成さ
れる。120はAVデコーダ114が出力するアナログ
の映像,音声信号を受けて映像,音声を表示・出力する
モニタである。131はアナログ放送を受けるアンテ
ナ、132はアンテナ131が受けたアナログ放送の複
数のチャンネルのうちの1つを選択して出力する第2の
チューナである。133は第2のチューナ132が出力
する信号,あるいはSTB110の出力手段115から
出力される,トランスポートデコーダ113が出力する
ディジタル信号,あるいはAVデコーダ114が出力す
るアナログの映像,及び音声信号を記録する記録部であ
る。134は第2のチューナ132,及び記録部133
の動作をコントロールするシステムコントローラであ
る。135はユーザが録画開始,録画停止,番組録画予
約等の制御信号を入力するユーザ入力部である。136
はユーザ入力部135からの制御信号を受け付けてこれ
を保持し、予約時刻が到来するとシステムコントローラ
134に対し予約実行のための制御信号を出力する第2
のタイマである。
【0004】次に、従来のディジタル放送記録システム
の動作について説明する。
【0005】チューナ112は、アンテナ111が受け
取った複数のトランスポンダのうちの1つを選択して出
力する。トランスポンダには通常4〜6チャンネルの番
組が含まれており、トランスポートデコーダ113はチ
ューナ112から受け取ったトランスポンダに含まれる
複数のチャンネルのうちの一つを選択して抽出し、これ
をAVデコーダ114に出力する。AVデコーダ114
はトランスポートデコーダ113からの信号を映像,及
び音声に再生し、モニタ120等に出力する。ディジタ
ル放送の番組を録画する場合は、トランスポートデコー
ダ113が出力する信号,あるいはAVデコーダ114
より出力される信号を出力手段115により記録装置1
30に対し出力し、記録装置130は受け取った信号を
記録部133に記録する。記録部133は、トランスポ
ートデコーダ113が出力する信号を記録する場合はデ
ィジタル記録を行い、AVデコーダ114より出力され
る信号を記録する場合はアナログ記録を行う。タイマを
用いてディジタル放送を記録する場合は、STB110
側の第1のタイマ118にユーザ入力部117より録画
を所望する番組の開始時刻,終了時刻,放送チャンネル
等の情報を含む番組録画予約を行うとともに、記録装置
130の第2のタイマ136にユーザ入力部135より
録画の開始時刻,終了時刻等の情報を含む番組録画予約
を行う。
【0006】第1のタイマ118は、入力された番組録
画予約情報を保持,管理し、録画目的番組の開始時刻が
到来したときに、システムコントローラ116に予約実
行のための制御信号を出力する。システムコントローラ
116は、第1のタイマ118からの制御信号に応じて
第1のチューナ112,トランスポートデコーダ113
を制御して録画目的番組のチャンネルを選択し、トラン
スポートデコーダ113が出力する信号,あるいはAV
デコーダ114より出力される信号を出力手段115に
より記録装置130に対し出力する。一方、記録装置1
30側では、第2のタイマ136が、入力された録画予
約情報を保持,管理し、予約録画の開始時刻が到来した
ときに、システムコントローラ134に予約実行のため
の制御信号を出力する。システムコントローラ134
は、第2のタイマ136からの制御信号に応じて記録部
133を動作させ、STB110の出力手段115から
の信号をディジタル,又はアナログ記録する。
【0007】図16に示す従来のディジタル放送記録シ
ステムのように、STBのシステムコントローラと記録
装置のシステムコントローラがそれぞれ独立に動作する
ものにおいては、ディジタル放送番組をタイマ予約によ
って録画する場合、上述のように、STB側のタイマ及
び記録装置側のタイマの両方をそれぞれ独立に設定しな
ければならず、これはユーザにとっては大変煩わしい作
業となる。一方、STB側のタイマ及び記録装置側のタ
イマのいずれもがディジタル放送番組の録画予約の受け
付けをできるものとするとともに、STBのシステムコ
ントローラと記録装置のシステムコントローラとの間で
制御信号をやりとりする構成とし、双方のシステムコン
トローラを連動させるようにすれば、STB側のタイマ
及び記録装置側のタイマのいずれか一方に番組録画予約
をすることにより、ディジタル放送番組を予約録画する
ことができる。すなわち、STB側のタイマに番組録画
予約した場合は、STB側のシステムコントローラは、
STB側のタイマが出力する予約実行のための制御信号
に応じて、第1のチューナ112,トランスポートデコ
ーダ113を制御して録画目的番組のチャンネルを選択
し、トランスポートデコーダ113が出力する信号,あ
るいはAVデコーダ114より出力される信号を出力手
段115により記録装置130に対し出力するととも
に、記録装置側のシステムコントローラに対し制御信号
を出力し、記録装置側のシステムコントローラはSTB
側のシステムコントローラからの制御信号に応じて記録
部133を動作させ、STB110の出力手段115か
らの信号をディジタル,又はアナログ記録する。
【0008】また、記録装置側のタイマに番組録画予約
した場合は、記録装置側のシステムコントローラが、記
録装置側のタイマが出力する予約実行のための制御信号
に応じて、記録部133をSTB110の出力手段11
5からの信号をディジタル,又はアナログ記録するよう
に動作させるとともに、STB側のシステムコントロー
ラに対し制御信号を出力し、STB側のシステムコント
ローラは記録装置側のシステムコントローラからの制御
信号に応じて第1のチューナ112,トランスポートデ
コーダ113を制御して録画目的番組のチャンネルを選
択し、トランスポートデコーダ113が出力する信号,
あるいはAVデコーダ114より出力される信号を出力
手段115により記録装置130に対し出力する。上述
のように、STB側及び記録装置側のシステムコントロ
ーラを連動せさたディジタル放送記録システムでは、S
TB側のタイマ,又は記録装置側のタイマのいずれか一
方に番組録画予約を行うことにより、ディジタル放送番
組のタイマ録画が可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のディジタル放送
記録システムは、以上のように構成され、STBのトラ
ンスポートデコーダの出力をモニタ表示,及び録画用出
力の両方に用いているため、STBの出力手段からの出
力を記録装置で録画している最中に、STBのユーザ入
力部から表示チャンネルを選択する制御信号が入力さ
れ、この制御信号により選択されるチャンネルが、現在
トランスポートデコーダが選択,出力しているチャンネ
ルと異なる場合、トランスポートデコーダが選択,出力
するチャンネルが切り替わることにより、STBの出力
手段からの出力も切り替わってしまい、所望する番組と
異なる番組が記録されてしまうという不都合が生じ、ま
た、ディジタル放送番組をモニタ表示している最中に、
タイマに録画予約されていた番組の開始時間が到来し、
この録画予約されていた番組のチャンネルが現在モニタ
表示されている番組と異なるチャンネルである場合、録
画予約の実行のためにトランスポートデコーダが選択,
出力するチャンネルが切り替わることによりモニタ表示
されている番組が急に切り替わってしまうという不都合
が生じる。
【0010】ここで、トランスポートデコーダが、1つ
のトランスポンダの信号より複数のチャンネルの信号を
選択してそれぞれ異なるポートから出力する構成のもの
であれば、チャンネルが異なっていても、トランスポン
ダが同一であれば2つの異なるチャンネルを同時に出力
することができるので、上述のような不都合は生じない
が、このようなトランスポートデコーダであっても、ト
ランスポンダの異なるチャンネルを同時に出力すること
はできないため、モニタ表示と録画用出力のチャンネル
のトランスポンダが異なる場合には、上述と同様の不都
合が生じてしまう。
【0011】また、通常、タイマは予約が入力されたと
きに、既に予約されている内容と比較して重複がなく各
予約の実行が可能な場合に、入力された予約を受け付け
る構成となっているが、従来の、STB側のタイマ及び
記録装置側のタイマのいずれもがディジタル放送番組の
録画予約の受け付けをできる構成のディジタル放送記録
システムでは、STB側のタイマ及び記録装置側のタイ
マがそれぞれ独立に予約を受け付けるものであるため、
各タイマにおいて別々に予約された番組録画の録画時間
が重複して予約通りに録画できなかったり、STB側の
タイマで表示予約されたディジタル番組と記録装置側の
タイマで録画予約されたディジタル番組のチャンネルが
異なりかつ放送時間が重複して予約通りに録画または表
示ができなかったりすることを有効に回避することが困
難であるという問題がある。
【0012】この発明は、上記の問題点を解消するため
になされたもので、ユーザが知らないうちにSTBから
記録装置に出力される信号が切り替わって、録画を所望
する番組とは異なる番組が録画されてしまうという不都
合を回避することができるディジタル放送記録システム
を提供することを目的とする。
【0013】また、この発明は、STB側のタイマ及び
記録装置側のタイマのいずれもがディジタル放送番組の
録画予約の受け付けをできる構成のディジタル放送記録
システムであって、各タイマにおいて別々に予約された
番組録画の録画時間が重複して予約通りに録画できなか
ったり、STB側のタイマで表示予約されたディジタル
番組と記録装置側のタイマで録画予約されたディジタル
番組のチャンネルが異なりかつ放送時間が重複して予約
通りに録画または表示ができなかったりすることを有効
に回避することができるディジタル放送記録システムを
提供することを目的とする。
【0014】また、この発明は、ユーザが番組録画の重
複予約を有効に回避することができるディジタル放送記
録システムを実現できるディジタル放送記録システムを
提供することを目的とする。
【0015】また、この発明は、ユーザの意に反して表
示中に番組が急に表示されなくなったり、録画している
つもりの番組が録画されなくなったり、また、ユーザの
意に反してタイマ予約が実行不能となるという不都合を
回避することができるディジタル放送記録システムを提
供することを目的とする。
【0016】また、この発明は、STB側のタイマ及び
記録装置側のタイマのいずれもがディジタル放送番組の
録画予約の受け付けをできる構成のディジタル放送記録
システムであって、記録装置側のタイマが出力する予約
実行のための制御信号に基づいて、録画目的番組を確実
に録画することができるディジタル放送記録システムを
提供することを目的とする。
【0017】また、この発明は、記録中のディジタル番
組の放送時間の延長があり、タイマ予約された番組の放
送時間と重複が生じた場合に、自動的に、より好ましい
番組録画あるいは番組表示を行うことができるディジタ
ル放送記録システムを提供することを目的とする。
【0018】
【0019】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するため
に、 本発明(請求項)に係るディジタル放送記録シス
テムは、ディジタル放送を受信し、受信したディジタル
放送信号より1つのトランスポンダの信号を選択して出
力するチューナ,該チューナが出力する上記1つのトラ
ンスポンダの信号より複数のチャンネルの信号を選択し
てそれぞれ異なるポートから出力するトランスポートデ
コーダ,該トランスポートデコーダが出力するチャンネ
ルの信号をデコードしてアナログ信号に変換するデコー
ダ,及び上記トランスポートデコーダが出力するディジ
タル信号または上記デコーダが出力するアナログ信号を
出力する出力手段を有する受信端末装置と、該受信端末
装置の出力信号を記録する記録部を有する記録装置とか
らなるディジタル放送記録システムにおいて、選択され
たチャンネルにより上記チューナがトランスポンダの切
り替えが発生しない場合はチャンネル選択を行い、上記
チューナが別のトランスポンダに切り替えるべき制御信
号を受けたときに、現在選択されているトランスポンダ
のいずれかのチャンネルの信号を上記記録装置が記録中
であるか否かを検出する検出手段と、該検出手段が上記
記録装置が記録中であることを検出したときにこれを表
示する警告表示手段とを備えたものである。
【0020】また、本発明(請求項)に係るディジタ
ル放送記録システムは、ディジタル放送を受信し、受信
したディジタル放送信号より所定のトランスポンダの信
号を選択して出力する第1のチューナ,該第1のチュー
ナが出力するトランスポンダの信号より所定のチャンネ
ルの信号を選択して出力するトランスポートデコーダ,
該トランスポートデコーダが出力するチャンネルの信号
をデコードしてアナログ信号に変換するデコーダ,上記
トランスポートデコーダが出力するディジタル信号また
は上記デコーダが出力するアナログ信号を出力する出力
手段,及びディジタル放送の番組録画予約または番組表
示予約,あるいはアナログ放送の番組録画予約を行う第
1のタイマを有する受信端末装置と、アナログ放送を受
信し、受信したアナログ放送信号より所定のチャンネル
を選択して出力する第2のチューナ,上記第2のチュー
ナの出力信号または上記受信端末装置の出力信号を記録
する記録部,及びアナログ放送の番組録画予約,あるい
はディジタル放送の番組録画予約を行う第2のタイマを
有する記録装置とからなるディジタル放送記録システム
において、上記第1のタイマと第2のタイマの少なくと
もいずれか一方のタイマが、他方のタイマにおいて予約
された予約情報をも保持しているものである。
【0021】また、本発明(請求項)に係るディジタ
ル放送記録システムは、ディジタル放送を受信し、受信
したディジタル放送信号より所定のトランスポンダの信
号を選択して出力する第1のチューナ,該第1のチュー
ナが出力するトランスポンダの信号より所定のチャンネ
ルの信号を選択して出力するトランスポートデコーダ,
該トランスポートデコーダが出力するチャンネルの信号
をデコードしてアナログ信号に変換するデコーダ,上記
トランスポートデコーダが出力するディジタル信号また
は上記デコーダが出力するアナログ信号を出力する出力
手段,及びディジタル放送の番組録画予約または番組表
示予約,あるいはアナログ放送の番組録画予約を行う第
1のタイマを有する受信端末装置と、アナログ放送を受
信し、受信したアナログ放送信号より所定のチャンネル
を選択して出力する第2のチューナ,上記第2のチュー
ナの出力信号または上記受信端末装置の出力信号を記録
する記録部,及びアナログ放送の番組録画予約,あるい
はディジタル放送の番組録画予約を行う第2のタイマを
有する記録装置とからなるディジタル放送記録システム
において、上記第1のタイマに番組録画予約の入力があ
ったときに、当該番組録画予約の予約実行時間と上記第
2のタイマによりすでに行われた番組録画予約の予約実
行時間とを比較し、番組録画時間の重複が生じるか否か
を検出する検出手段を備えたものである。
【0022】また、本発明(請求項)に係るディジタ
ル放送記録システムは、ディジタル放送を受信し、受信
したディジタル放送信号より所定のトランスポンダの信
号を選択して出力する第1のチューナ,該第1のチュー
ナが出力するトランスポンダの信号より所定のチャンネ
ルの信号を選択して出力するトランスポートデコーダ,
該トランスポートデコーダが出力するチャンネルの信号
をデコードしてアナログ信号に変換するデコーダ,上記
トランスポートデコーダが出力するディジタル信号また
は上記デコーダが出力するアナログ信号を出力する出力
手段,及びディジタル放送の番組録画予約または番組表
示予約,あるいはアナログ放送の番組録画予約を行う第
1のタイマを有する受信端末装置と、アナログ放送を受
信し、受信したアナログ放送信号より所定のチャンネル
を選択して出力する第2のチューナ,上記第2のチュー
ナの出力信号または上記受信端末装置の出力信号を記録
する記録部,及びアナログ放送の番組録画予約,あるい
はディジタル放送の番組録画予約を行う第2のタイマを
有する記録装置とからなるディジタル放送記録システム
において、上記第2のタイマに番組録画予約の入力があ
ったときに、当該番組録画予約の予約実行時間と上記第
1のタイマまたは第2のタイマによりすでに行われた番
組録画予約,及び番組表示予約の予約実行時間とを比較
し、予約実行時間の重複が生じるか否かを検出する検出
手段を備えたものである。
【0023】また、本発明(請求項)に係るディジタ
ル放送記録システムは、ディジタル放送を受信し、受信
したディジタル放送信号より所定のトランスポンダの信
号を選択して出力するチューナ,該チューナが出力する
トランスポンダの信号より所定のチャンネルの信号を選
択して出力するトランスポートデコーダ,該トランスポ
ートデコーダが出力するチャンネルの信号をデコードし
てアナログ信号に変換するデコーダ,及び上記トランス
ポートデコーダが出力するディジタル信号または上記デ
コーダが出力するアナログ信号を出力する出力手段を有
する受信端末装置と、上記受信端末装置の出力信号を記
録する記録部を有する記録装置とからなるディジタル放
送記録システムにおいて、ディジタル放送の番組録画予
約を行うタイマと、上記タイマに予約された番組録画の
録画開始直前に、上記受信端末装置が、録画目的番組の
信号を出力することが可能な状態であるか否かを検出す
る検出手段と、該検出手段が上記受信端末装置が録画目
的番組の信号を出力することが不可能な状態であること
を検出したときにこれを表示する警告表示手段とを備え
たものである。
【0024】また、本発明(請求項)に係るディジタ
ル放送記録システムは、ディジタル放送を受信し、受信
したディジタル放送信号より所定のトランスポンダの信
号を選択して出力する第1のチューナ,該第1のチュー
ナが出力するトランスポンダの信号より所定のチャンネ
ルの信号を選択して出力し、またトランスポンダの信号
より番組の放送時間,放送チャンネルに関する情報(E
PG情報)を抽出して出力するトランスポートデコー
ダ,該トランスポートデコーダが出力するチャンネルの
信号をデコードしてアナログ信号に変換するデコーダ,
上記トランスポートデコーダが出力するディジタル信号
または上記デコーダが出力するアナログ信号を出力する
出力手段,及びディジタル放送の番組録画予約または番
組表示予約,あるいはアナログ放送の番組録画予約を行
う第1のタイマを有する受信端末装置と、アナログ放送
を受信し、受信したアナログ放送信号より所定のチャン
ネルを選択して出力する第2のチューナ,上記第2のチ
ューナの出力信号または上記受信端末装置の出力信号を
記録する記録部,及びアナログ放送の番組録画予約,あ
るいはディジタル放送の番組録画予約を行う第2のタイ
マを有する記録装置とからなるディジタル放送記録シス
テムにおいて、上記第2のタイマにディジタル放送の番
組録画予約が行われているときに、当該番組録画予約に
よる録画開始直前に録画目的番組の放送時刻,及び放送
チャンネルに変更がないか否かの確認を上記受信端末装
置に対して行い、変更があったときは上記第2のタイマ
の当該番組録画予約の情報を変更する手段を備えたもの
である。
【0025】また、本発明(請求項)に係るディジタ
ル放送記録システムは、ディジタル放送を受信し、受信
したディジタル放送信号より所定のトランスポンダの信
号を選択して出力する第1のチューナ,該第1のチュー
ナが出力するトランスポンダの信号より所定のチャンネ
ルの信号を選択して出力し、またトランスポンダの信号
より番組の放送時間,放送チャンネルに関する情報(E
PG情報)を抽出して出力するトランスポートデコー
ダ,該トランスポートデコーダが出力するチャンネルの
信号をデコードしてアナログ信号に変換するデコーダ,
上記トランスポートデコーダが出力するディジタル信号
または上記デコーダが出力するアナログ信号を出力する
出力手段,及びディジタル放送の番組録画予約または番
組表示予約,あるいはアナログ放送の番組録画予約を行
う第1のタイマを有する受信端末装置と、アナログ放送
を受信し、受信したアナログ放送信号より所定のチャン
ネルを選択して出力する第2のチューナ,上記第2のチ
ューナの出力信号または上記受信端末装置の出力信号を
記録する記録部,及びアナログ放送の番組録画予約,あ
るいはディジタル放送の番組録画予約を行う第2のタイ
マを有する記録装置とからなるディジタル放送記録シス
テムにおいて、上記記録装置に設けられ、上記受信端末
装置よりEPG情報を取得しこれを記憶するEPG情報
記憶手段と、該EPG情報記憶手段を検索し、上記第2
のタイマに番組録画予約が行われているディジタル放送
番組の放送時刻,又は放送チャンネルに変更があったこ
とを検知したとき、上記第2のタイマの当該番組録画予
約の情報を変更する手段とを備えたものである。
【0026】また、本発明(請求項)に係るディジタ
ル放送記録システムは、ディジタル放送を受信し、受信
したディジタル放送信号より所定のトランスポンダの信
号を選択して出力する第1のチューナ,該第1のチュー
ナが出力するトランスポンダの信号より所定のチャンネ
ルの信号を選択して出力し、またトランスポンダの信号
より番組の放送時間,放送チャンネルに関する情報(E
PG情報)を抽出して出力するトランスポートデコー
ダ,該トランスポートデコーダが出力するチャンネルの
信号をデコードしてアナログ信号に変換するデコーダ,
上記トランスポートデコーダが出力するディジタル信号
または上記デコーダが出力するアナログ信号を出力する
出力手段,及びディジタル放送の番組録画予約または番
組表示予約,あるいはアナログ放送の番組録画予約を行
う第1のタイマを有する受信端末装置と、アナログ放送
を受信し、受信したアナログ放送信号より所定のチャン
ネルを選択して出力する第2のチューナ,上記第2のチ
ューナの出力信号または上記受信端末装置の出力信号を
記録する記録部,及びアナログ放送の番組録画予約,あ
るいはディジタル放送の番組録画予約を行う第2のタイ
マを有する記録装置とからなるディジタル放送記録シス
テムにおいて、前記記録装置が現在録画中の上記受信端
末装置が出力するディジタル放送番組の放送時間が延長
したとき、当該番組の番組終了までの時間が、上記第1
または第2のタイマに番組録画予約または番組表示予約
されている番組の放送時間と重複するか否かを検出し、
重複するときに所定の優先順位に従って番組の録画また
は表示を行う制御手段を備えたものである。
【0027】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1によるディ
ジタル放送記録システムの構成を示す図であり、図にお
いて、11はディジタル放送を受けるアンテナ、12は
アンテナ11が受けたディジタル放送の複数のトランス
ポンダの出力信号のうちの1つを選択して出力する第1
のチューナである。13はチューナ12が出力する1つ
のトランスポンダの出力信号に含まれる複数のチャンネ
ルのうちの一つを選択して出力するトランスポートデコ
ーダ、14はトランスポートデコーダ13が出力する特
定のチャンネルのディジタル信号をアナログの映像,及
び音声信号に再生して出力するAVデコーダである。ま
た、15はトランスポートデコーダ13が出力するディ
ジタル信号,あるいはAVデコーダ14が出力するアナ
ログの映像,及び音声信号を外部に出力する出力手段で
ある。16はユーザがチャンネル切り替え等の制御信号
を入力するユーザ入力部である。17はユーザ入力部1
6からの制御信号を受け付け、第1のチューナ12,ト
ランスポートデコーダ13,AVデコーダ14,及び出
力手段15の動作をコントロールするシステムコントロ
ーラである。
【0028】第1のチューナ12,トランスポートデコ
ーダ13,AVデコーダ14,出力手段15,及びシス
テムコントローラによりセットトップボックス(ST
B)10が構成される。20はAVデコーダ14が出力
する映像,音声信号を受けて映像,音声を表示するモニ
タである。31はアナログ放送を受けるアンテナ、32
はアンテナ31が受けたアナログ放送の複数のチャンネ
ルのうちの1つを選択して出力する第2のチューナであ
る。33は第2のチューナ32が出力する信号,あるい
はSTB10の出力手段15から出力される,トランス
ポートデコーダ13が出力するディジタル信号,あるい
はAVデコーダ14が出力するアナログの映像,及び音
声信号を記録する記録部である。34はユーザが録画開
始,録画停止等の制御信号を入力するユーザ入力部であ
る。35はユーザ入力部34からの制御信号を受け付
け、第2のチューナ32,及び記録部33の動作をコン
トロールするシステムコントローラである。
【0029】次に動作について説明する。チューナ12
は、アンテナ11が受け取った複数のトランスポンダの
出力信号のうちの1つを選択して出力する。トランスポ
ンダの出力信号には通常4〜6チャンネルの番組が含ま
れており、トランスポートデコーダ13はチューナ12
から受け取ったトランスポンダの出力信号に含まれる複
数のチャンネルのうちの一つを選択して抽出し、これを
AVデコーダ14に出力する。AVデコーダ14はトラ
ンスポートデコーダ13からの信号を映像,及び音声に
再生し、モニタ20等に出力する。ディジタル放送の番
組を録画する場合は、トランスポートデコーダ13が出
力する信号,あるいはAVデコーダ14より出力される
信号を出力手段15により記録装置30に対し出力し、
記録装置30は受け取った信号を記録部33に記録す
る。記録部33は、トランスポートデコーダ13が出力
する信号を記録する場合はディジタル記録を行い、AV
デコーダ14より出力される信号を記録する場合はアナ
ログ記録を行う。
【0030】ここで、トランスポートデコーダ13があ
るチャンネルを選択して出力し、記録装置30がSTB
の出力手段15から出力されるディジタル放送番組を録
画している最中に、ユーザ入力部16から表示チャンネ
ル選択の制御入力が入力され、この入力された選択チャ
ンネルがトランスポートデコーダ13が現在選択,出力
しているチャンネルと異なる場合、このユーザ入力を実
行すると、トランスポートデコーダ13が選択,出力す
るチャンネルが切り替わり、出力手段15から出力され
る番組も変わってしまうため、記録装置30が現在録画
している番組を録画し続けることができなくなってしま
う。
【0031】本実施の形態1によるディジタル放送記録
システムでは、STB側のシステムコントローラ17
は、ユーザ入力部16からの表示チャンネル選択の制御
入力を受けると、トランスポートデコーダ13が現在選
択,出力しているチャンネルを切り替える必要があるか
否かを判定し、ユーザ入力により選択されたチャンネル
がトランスポートデコーダ13が現在選択,出力してい
るチャンネルと同一のチャンネルであって、トランスポ
ートデコーダ13が現在選択,出力しているチャンネル
を切り替える必要がないときはその制御入力を受け付け
て、選択されたチャンネルをモニタ表示する。一方、ユ
ーザ入力により選択されたチャンネルがトランスポート
デコーダ13が現在選択,出力しているチャンネルと異
なるチャンネルであって、トランスポートデコーダ13
が現在選択,出力しているチャンネルを切り替える必要
があるときは、システムコントローラ17は、記録装置
30が現在出力手段15から出力されている信号を録画
中であるか否かを検知し、録画中であるときは、警告表
示手段40に対して警告を表示するように指示信号を出
す。警告表示手段40はこの指示信号を受けて、「現
在、ディジタル放送番組を録画中です。表示チャンネル
選択を実行すると、現在録画中の番組を録画できなくな
ります。」等の警告のメッセージをモニタ画面上や音声
等によって表示する。ユーザはこの警告により、記録装
置30が、ユーザ入力により選択したチャンネルとは異
なるチャンネルのディジタル放送番組を録画中であるこ
とを認知することができ、表示チャンネルの選択を止め
るか、現在行っているディジタル放送番組の録画を取り
止めて選択したチャンネルをモニタ表示するかを選択す
ることができる。すなわち、ユーザが知らないうちに記
録装置30に出力される信号が切り替わって、録画を所
望するチャンネルとは異なるチャンネルの番組が録画さ
れてしまうという不都合を回避することができる。
【0032】このように、本実施の形態1によるディジ
タル放送記録システムでは、ディジタル放送を受信し、
受信したディジタル放送信号より1つのトランスポンダ
の信号を選択して出力するチューナ12,該チューナ1
2が出力する上記1つのトランスポンダの信号より1つ
のチャンネルの信号を選択して出力するトランスポート
デコーダ13,該トランスポートデコーダ13が出力す
るチャンネルの信号をデコードしてアナログ信号に変換
するAVデコーダ14,及び上記トランスポートデコー
ダ13が出力するディジタル信号または上記AVデコー
ダ14が出力するアナログ信号を出力する出力手段15
を有するSTB10と、該STB10の出力信号を記録
する記録部33を有する記録装置30とからなるディジ
タル放送記録システムにおいて、上記トランスポートデ
コーダ13により選択されるチャンネルを現在選択され
ているチャンネルから別のチャンネルに切り替えるべき
制御信号を受けたときに、現在選択されているチャンネ
ルの信号を上記記録装置30が記録中であるか否かを検
出する検出手段(システムコントローラ17)と、該検
出手段が上記記録装置が記録中であることを検出したと
きにこれを表示する警告表示手段40とを備えた構成と
したから、ユーザが知らないうちに記録装置30に出力
される信号が切り替わって、録画を所望するチャンネル
とは異なるチャンネルの番組が録画されてしまうという
不都合を回避することができる。
【0033】なお、上記実施の形態1では、STBのト
ランスポートデコーダ13が、チューナ12が出力する
上記1つのトランスポンダの信号より1つのチャンネル
の信号を選択して出力する構成のものについて示した
が、図2に示すように、トランスポートデコーダ13b
が、1つのトランスポンダの信号より複数のチャンネル
の信号を選択してそれぞれ異なるポートから出力する構
成のものであれば、チャンネルが異なっていても、トラ
ンスポンダが同一であれば2つの異なるチャンネルを同
時に出力することができるので、記録中のチャンネルと
異なるチャンネルを表示チャンネルとして選択しても、
録画に支障をきたすことなく選択チャンネルの表示を行
うことができる。しかし、この場合でも、表示チャンネ
ルとして選択したチャンネルが、録画中のチャンネルと
はトランスポンダが異なるチャンネルであるときは、チ
ューナにおいてトランスポンダを切り替えることとなる
ため、チャンネル選択後は、トランスポートデコーダ1
3bは現在記録中のチャンネルを出力することができな
い。したがって、STBのトランスポートデコーダが、
1つのトランスポンダの信号より複数のチャンネルの信
号を選択してそれぞれ異なるポートから出力する構成の
ものである場合は、チューナにより選択されるトランス
ポンダを現在選択されているトランスポンダから別のト
ランスポンダに切り替えるべき制御信号を受けたとき
に、現在選択されているトランスポンダのいずれかのチ
ャンネルの信号を上記記録装置が記録中であるか否かを
STBのシステムコントローラで検出し、記録中である
ことを検出したときにこれを警告表示手段により表示す
る構成とすればよく、上記実施の形態1と同様の効果を
奏する。
【0034】実施の形態2.図3は本発明の実施の形態
2によるディジタル放送記録システムの構成を示す図で
あり、図において、図1と同一符号は同一または相当部
分である。また、18はユーザ入力部16から入力され
る番組録画予約,番組表示予約を受け付けてこれを保持
し、予約時刻が到来するとシステムコントローラ17に
対し予約実行のための制御信号を出力する第1のタイ
マ、36はユーザ入力部34から入力される番組録画予
約を受け付けてこれを保持し、予約時刻が到来するとシ
ステムコントローラ35に対し予約実行のための制御信
号を出力する第2のタイマである。
【0035】ここで、本実施の形態2では、STB10
側の第1のタイマ18及び記録装置30側の第2のタイ
マ36は、いずれもがディジタル放送番組の録画予約の
受け付けをできるものであり、STB10のシステムコ
ントローラ17と記録装置30のシステムコントローラ
35との間で制御信号をやりとりして、双方のシステム
コントローラを連動させ、STB10側の第1のタイマ
18及び記録装置30側の第2のタイマ36のいずれか
一方に番組録画予約をすることにより、ディジタル放送
番組を予約録画することができる構成となっている。
【0036】また、図4は、本実施の形態2によるディ
ジタル放送記録システムの第1のタイマ18,及び第2
のタイマ36に保持される番組予約情報を示す図であ
り、図において、予約S1 〜予約S3 は第1のタイマ1
8が受け付けた番組録画予約(ディジタル放送番組録画
予約)であり、予約D1 ,予約D2 は第1のタイマ18
が受け付けた番組表示予約(ディジタル放送番組表示予
約)であり、予約R1 ,予約R2 は第2のタイマ36が
受け付けた番組録画予約(ディジタル放送番組録画予
約,又はアナログ放送番組録画予約)である。図からわ
かるように、第1のタイマ18は、第1のタイマ18自
身が受け付けた番組予約の情報のみならず、第2のタイ
マ36が受け付けた番組予約の情報をも保持しており、
他方、第2のタイマ36は、第2のタイマ36自身が受
け付けた番組予約の情報のみを保持している。
【0037】次に動作について説明する。本実施の形態
2のディジタル放送記録システムにおいて、STB10
側の第1のタイマ18に番組録画予約した場合は、ST
B10側のシステムコントローラ17は、第1のタイマ
18が出力する予約実行のための制御信号に応じて、第
1のチューナ12,トランスポートデコーダ13を制御
して録画目的番組のチャンネルを選択し、トランスポー
トデコーダ13が出力する信号,あるいはAVデコーダ
14より出力される信号を出力手段15により記録装置
30に対し出力するとともに、記録装置30側のシステ
ムコントローラ35に対し制御信号を出力する。そし
て、記録装置30側のシステムコントローラ35はST
B10側のシステムコントローラ17からの制御信号に
応じて記録部33を動作させ、STBの出力手段15か
らの信号をディジタル,又はアナログ記録する。また、
記録装置30側の第2のタイマ36にディジタル番組録
画予約した場合は、記録装置30側のシステムコントロ
ーラ35が、第2のタイマ36が出力する予約実行のた
めの制御信号に応じて、記録部33をSTBの出力手段
15からの信号をディジタル,又はアナログ記録するよ
うに動作させるとともに、STB10側のシステムコン
トローラ17に対し制御信号を出力し、STB10側の
システムコントローラ17は記録装置30側のシステム
コントローラ35からの制御信号に応じて第1のチュー
ナ12,トランスポートデコーダ13を制御して録画目
的番組のチャンネルを選択し、トランスポートデコーダ
13が出力する信号,あるいはAVデコーダ14より出
力される信号を出力手段15により記録装置30に対し
出力する。通常、タイマは予約が入力されたときに、既
にそのタイマに予約されている内容と比較して重複がな
く各予約の実行が可能な場合に、入力された予約を受け
付ける構成となっているが、複数のタイマがそれぞれ独
立に予約を受け付ける場合には、各タイマにおいて別々
に予約された番組録画の録画時間が重複して予約通りに
録画できなかったり、STB側のタイマで表示予約され
たディジタル番組と記録装置側のタイマで録画予約され
たディジタル番組のチャンネルが異なりかつ放送時間が
重複して予約通りに録画または表示ができなかったりす
ることを有効に回避することが困難である。
【0038】本実施の形態2によるディジタル放送記録
システムでは、図4に示すように、第1のタイマ18
が、この第1のタイマが受け付けた予約情報のみなら
ず、第2のタイマ36が受け付けた予約情報をも保持す
る構成となっている。ユーザ入力部16から第1のタイ
マ18に番組予約を入力すると、第1のタイマ18は、
入力された番組予約を、自己が保持する、この第1のタ
イマ18が受け付けた予約情報,及び第2のタイマ36
が受け付けた予約情報のすべてと比較して、重複が生じ
ないかを判定し、重複が生じない場合にのみ、入力され
た番組予約を受け付ける。ここで、予約の重複は、番組
録画予約どうしの場合は番組録画の録画時間が重複する
場合に生じ、番組録画予約と番組表示予約との間では、
表示予約されたディジタル番組と録画予約されたディジ
タル番組のチャンネルが異なりかつ放送時間が重複する
場合に生じるが、第1のタイマ18はかかる重複が生じ
ないことを確認して、番組予約を受け付けるものであ
る。
【0039】一方、ユーザ入力部34から第2のタイマ
36に番組録画予約を入力すると、第2のタイマ36
は、第1のタイマ18に保持されている番組予約情報を
検索し、入力された番組予約を、第1のタイマ18が受
け付けた予約情報,及び第2のタイマ36が受け付けた
予約情報のすべてと比較して、重複が生じないかを判定
し、重複が生じない場合にのみ、入力された番組予約を
受け付ける。以上のように、本実施の形態2では、いず
れのタイマも、両方のタイマが受け付けた全ての番組予
約情報と比較して重複が生じない場合にのみ予約を受け
付けるので、各タイマにおいて別々に予約された番組録
画の録画時間が重複して予約通りに録画できなかった
り、STB側のタイマで表示予約されたディジタル番組
と記録装置側のタイマで録画予約されたディジタル番組
のチャンネルが異なりかつ放送時間が重複して予約通り
に録画または表示ができなかったりすることを有効に回
避することができる。
【0040】また、第2のタイマ36は、番組予約を受
け付けたときは、受け付けた番組録画予約情報を自ら保
持するとともに、受け付けた番組録画予約の内容をST
B10の第1のタイマ18に対して送出する。第1のタ
イマ18は、第2のタイマ36から受け取った情報を番
組予約情報の一つとしてこれを保持する。上述のように
動作することにより、第1のタイマ18には常に第1の
タイマ18が受け付けた番組予約情報と第2のタイマ3
6が受け付けた番組予約情報がすべて保持されることと
なる。
【0041】このように、本実施の形態2によるディジ
タル放送記録システムでは、ディジタル放送を受信し、
受信したディジタル放送信号より所定のトランスポンダ
の信号を選択して出力する第1のチューナ12,該第1
のチューナ12が出力するトランスポンダの信号より所
定のチャンネルの信号を選択して出力するトランスポー
トデコーダ13,該トランスポートデコーダ13が出力
するチャンネルの信号をデコードしてアナログ信号に変
換するAVデコーダ14,上記トランスポートデコーダ
が出力するディジタル信号または上記AVデコーダが出
力するアナログ信号を出力する出力手段15,及びディ
ジタル放送の番組録画予約または番組表示予約,あるい
はアナログ放送の番組録画予約を行う第1のタイマ18
を有するSTB10と、アナログ放送を受信し、受信し
たアナログ放送信号より所定のチャンネルを選択して出
力する第2のチューナ32,該第2のチューナ32の出
力信号または上記STB10の出力信号を記録する記録
部33,及びアナログ放送の番組録画予約,あるいはデ
ィジタル放送の番組録画予約を行う第2のタイマ36を
有する記録装置とからなるディジタル放送記録システム
において、上記第1のタイマ18が上記第2のタイマ3
6において予約された予約情報をも保持している構成と
したから、各タイマにおいて別々に予約された番組録画
の録画時間が重複して予約通りに録画できなかったり、
STB側のタイマで表示予約されたディジタル番組と記
録装置側のタイマで録画予約されたディジタル番組のチ
ャンネルが異なりかつ放送時間が重複して予約通りに録
画または表示ができなかったりすることを有効に回避す
ることができる。
【0042】なお、上記実施の形態2では、STB側の
第1のタイマ18が記録装置側の第2のタイマ36にお
いて予約された予約情報をも保持している構成とした
が、図5に示すように、逆に、記録装置側の第2のタイ
マ36がSTB側の第1のタイマ18において予約され
た予約情報をも保持している構成としてもよく、上記実
施の形態2と同様の効果を奏する。このような構成とし
たディジタル放送記録システムにおいては、ユーザ入力
部34から第2のタイマ36に番組予約を入力すると、
第2のタイマ36は、入力された番組予約を、自己が保
持する、この第2のタイマ36が受け付けた予約情報,
及び第1のタイマ18が受け付けた予約情報のすべてと
比較して、重複が生じないかを判定し、重複が生じない
場合にのみ、入力された番組予約を受け付ける。一方、
ユーザ入力部16から第1のタイマ18に番組録画予約
を入力すると、第1のタイマ18は、第2のタイマ36
に保持されている番組予約情報を検索し、入力された番
組予約を、第2のタイマ36が受け付けた予約情報,及
び第1のタイマ18が受け付けた予約情報のすべてと比
較して、重複が生じないかを判定し、重複が生じない場
合にのみ、入力された番組予約を受け付ける。
【0043】このように、いずれのタイマも、両方のタ
イマが受け付けた全ての番組予約情報と比較して重複が
生じない場合にのみ予約を受け付けるので、各タイマに
おいて別々に予約された番組録画の録画時間が重複して
予約通りに録画できなかったり、STB側のタイマで表
示予約されたディジタル番組と記録装置側のタイマで録
画予約されたディジタル番組のチャンネルが異なりかつ
放送時間が重複して予約通りに録画または表示ができな
かったりすることを有効に回避することができる。ま
た、第1のタイマ18は、番組予約を受け付けたとき
は、受け付けた番組録画予約情報を自ら保持するととも
に、受け付けた番組録画予約の内容を記録装置30の第
2のタイマ36に対して送出する。第2のタイマ36
は、第1のタイマ18から受け取った情報を番組予約情
報の一つとしてこれを保持する。上述のように動作する
ことにより、第2のタイマ36には常に第2のタイマ3
6が受け付けた番組予約情報と第1のタイマ18が受け
付けた番組予約情報がすべて保持されることとなる。
【0044】また、図6に示すように、第1のタイマ,
第2のタイマの両方のタイマが他方のタイマにおいて予
約された予約情報をも保持している構成としてもよい。
このような構成としたディジタル放送記録システムにお
いては、ユーザ入力部16から第1のタイマ18に番組
予約を入力すると、第1のタイマ18は、入力された番
組予約を、自己が保持する、この第1のタイマ18が受
け付けた予約情報,及び第2のタイマ36が受け付けた
予約情報のすべてと比較して、重複が生じないかを判定
し、重複が生じない場合にのみ、入力された番組予約を
受け付ける。一方、ユーザ入力部34から第2のタイマ
36に番組予約を入力すると、第2のタイマ36は、入
力された番組予約を、自己が保持する、この第2のタイ
マ36が受け付けた予約情報,及び第1のタイマ18が
受け付けた予約情報のすべてと比較して、重複が生じな
いかを判定し、重複が生じない場合にのみ、入力された
番組予約を受け付ける。
【0045】このように、いずれのタイマも、両方のタ
イマが受け付けた全ての番組予約情報と比較して重複が
生じない場合にのみ予約を受け付けるので、各タイマに
おいて別々に予約された番組録画の録画時間が重複して
予約通りに録画できなかったり、STB側のタイマで表
示予約されたディジタル番組と記録装置側のタイマで録
画予約されたディジタル番組のチャンネルが異なりかつ
放送時間が重複して予約通りに録画または表示ができな
かったりすることを有効に回避することができる。ま
た、第1のタイマ18は、番組予約を受け付けたとき
は、受け付けた番組録画予約情報を自ら保持するととも
に、受け付けた番組録画予約の内容を記録装置30の第
2のタイマ36に対して送出する。第2のタイマ36
は、第1のタイマ18から受け取った情報を番組予約情
報の一つとしてこれを保持する。一方、第2のタイマ3
6は、番組予約を受け付けたときは、受け付けた番組録
画予約情報を自ら保持するとともに、受け付けた番組録
画予約の内容をSTB10の第1のタイマ18に対して
送出する。第1のタイマ18は、第2のタイマ36から
受け取った情報を番組予約情報の一つとしてこれを保持
する。上述のように動作することにより、第1のタイマ
18には常に第1のタイマ18が受け付けた番組予約情
報と第2のタイマ36が受け付けた番組予約情報がすべ
て保持され、また、第2のタイマ36には常に第2のタ
イマ36が受け付けた番組予約情報と第1のタイマ18
が受け付けた番組予約情報がすべて保持されることとな
る。
【0046】また、上記実施の形態2においては、第1
のタイマ18と第2のタイマ36との間における番組予
約情報のやりとりを、第1のタイマ18と第2のタイマ
36との間で直接行うものとして説明したが、番組予約
情報のやりとりをシステムコントローラ17,及び35
を介して行う構成としてもよいことは言うまでもない。
【0047】実施の形態3.次に、本発明の実施の形態
3によるディジタル放送記録システムについて説明す
る。
【0048】本実施の形態3によるディジタル放送記録
システムの構成は、図3に示す実施の形態2によるディ
ジタル放送記録システムの構成と基本的に同じである
が、第1のタイマ18,及び第2のタイマはそれぞれ自
己が受け付けた予約情報のみを保持している。また、第
1のタイマ18は、番組録画予約の入力があったとき
に、当該番組録画予約の予約実行時間と上記第2のタイ
マによりすでに行われた番組録画予約の予約実行時間と
を比較し、番組録画時間の重複が生じるか否かを検出
し、重複が生じるときには、図示しない表示手段により
重複の内容を表示するものである。表示手段は、モニタ
20上に文字等により表示する手段の他、モニタとは別
途に設けた液晶等の表示手段であってもよい。
【0049】次に動作について説明する。図7は本実施
の形態3によるディジタル放送記録システムの動作を説
明するための図であり、図においてP1は第1のタイマ
18に既に受け付けられたディジタル放送番組表示予
約、P2は第1のタイマ18に既に受け付けられたディ
ジタル放送番組録画予約、P3は第1のタイマ18に既
に受け付けられたアナログ放送番組録画予約、P4は第
2のタイマ36に既に受け付けられたアナログ放送番組
録画予約、P5は第2のタイマ36に既に受け付けられ
たディジタル放送番組録画予約である。
【0050】本実施の形態3によるディジタル放送記録
システムにおいては、STB側の第1のタイマ18に新
たに番組の録画の予約を入力すると、第1のタイマ18
は第2のタイマ36に保持されている番組予約情報を検
索し、番組録画時間の重複が生じるか否かを検出する。
ここで、第2のタイマ36に保持された録画予約は、こ
れがディジタル放送番組の録画予約であっても、アナロ
グ放送番組の録画予約であっても、その予約実行により
記録部33は記録状態となり、他の番組の記録を行えな
い状態となるものであるので、第1のタイマ18は、第
2のタイマ36に保持された録画予約が、ディジタル放
送番組録画予約であるかアナログ放送番組録画予約であ
るかにかかわらず、その予約実行時間と新たな録画予約
の予約実行時間に重複があるか無いかを確認し、重複が
ある場合にその重複の内容を表示手段に表示する。
【0051】例えば図7に示すP4の時間帯に新たに番
組の録画の予約しようとした場合には、「入力された番
組録画は既に予約されているアナログ放送番組(番組
名)の録画時間と重複します。いずれの予約を有効とさ
れるかを選択下さい。」等のメッセージを表示し、図7
に示すP4の時間帯に新たにP4で録画予約されている
アナログ放送番組と同じアナログ放送番組の録画の予約
しようとした場合には、「入力された番組録画は既に録
画予約されています。」等のメッセージを表示する。ま
た、図7に示すP5の時間帯に新たに番組の録画の予約
しようとした場合には、「入力された番組録画は既に予
約されているディジタル放送番組(番組名)の録画時間
と重複します。いずれの予約を有効とされるかを選択下
さい。」等のメッセージを表示し、図7に示すP5の時
間帯に新たにP5で録画予約されているディジタル放送
番組と同じディジタル放送番組の録画の予約しようとし
た場合には、「入力された番組録画は既に録画予約され
ています。」等のメッセージを表示する。ユーザはこれ
らのメッセージにより、予約の状況を確認することがで
き、重複予約を有効に回避することができる。
【0052】このように、本実施の形態3によるディジ
タル放送記録システムでは、ディジタル放送を受信し、
受信したディジタル放送信号より所定のトランスポンダ
の信号を選択して出力する第1のチューナ,該第1のチ
ューナが出力するトランスポンダの信号より所定のチャ
ンネルの信号を選択して出力するトランスポートデコー
ダ,該トランスポートデコーダが出力するチャンネルの
信号をデコードしてアナログ信号に変換するAVデコー
ダ,上記トランスポートデコーダが出力するディジタル
信号または上記AVデコーダが出力するアナログ信号を
出力する出力手段,及びディジタル放送の番組録画予約
または番組表示予約,あるいはアナログ放送の番組録画
予約を行う第1のタイマを有するSTBと、アナログ放
送を受信し、受信したアナログ放送信号より所定のチャ
ンネルを選択して出力する第2のチューナ,上記第2の
チューナの出力信号または上記STBの出力信号を記録
する記録部,及びアナログ放送の番組録画予約,あるい
はディジタル放送の番組録画予約を行う第2のタイマを
有する記録装置とからなるディジタル放送記録システム
において、上記第1のタイマに番組録画予約の入力があ
ったときに、当該番組録画予約の予約実行時間と上記第
2のタイマによりすでに行われた番組録画予約の予約実
行時間とを比較し、番組録画時間の重複が生じるか否か
を検出する検出手段を備えた構成としたから、ユーザが
番組録画の重複予約を有効に回避することができるディ
ジタル放送記録システムを実現できる。
【0053】なお、上記実施の形態3では、STB側の
第1のタイマに番組録画予約の入力があったときに、第
1のタイマが、当該番組録画予約の予約実行時間と上記
第2のタイマによりすでに行われた番組録画予約の予約
実行時間とを比較し、番組録画時間の重複が生じるか否
かを検出する構成としたが、第2のタイマに番組録画予
約の入力があったときに、当該番組録画予約の予約実行
時間と上記第1のタイマまたは第2のタイマによりすで
に行われた番組録画予約,及び番組表示予約の予約実行
時間とを比較し、予約実行時間の重複が生じるか否かを
検出する構成としてもよい。
【0054】このような構成としたディジタル放送記録
システムにおいては、記録装置側の第2のタイマ36に
新たに番組の録画の予約を入力すると、第2のタイマ3
6は第1のタイマ18に保持されている番組予約情報を
検索し、番組録画時間の重複が生じるか否かを検出す
る。ここで、第1のタイマ18に保持された録画予約
は、これがディジタル放送番組の録画予約であっても、
アナログ放送番組の録画予約であっても、その予約実行
により記録部33は記録状態となり、他の番組の記録を
行えない状態となるものであり、また、ディジタル放送
番組表示予約がある場合にこの表示予約の表示目的番組
と新たな録画予約の録画目的番組のチャンネルが異なっ
たり、トランスポンダが異なったりすると、STBが録
画のための番組信号を出力できず、記録予約を実行でき
ないものであるので、第2のタイマ36は、第1のタイ
マ18に保持された録画予約が、ディジタル放送番組録
画予約であるかアナログ放送番組録画予約であるかにか
かわらず、その予約実行時間と新たな録画予約の予約実
行時間に重複があるか無いかを確認し、また、第1のタ
イマ18に保持された表示予約の表示目的番組と新たな
録画予約の録画目的番組のチャンネル等が異なりかつ予
約実行時間に重複があるか無いかを確認し、重複がある
場合にその重複の内容を表示手段に表示する。例えば図
7に示すP1の時間帯に新たにP1で表示予約されてい
るディジタル放送番組とチャンネル等が異なるディジタ
ル放送番組の録画の予約しようとした場合には、「入力
された番組録画は既に予約されているディジタル放送番
組(番組名)の表示時間と重複します。いずれの予約を
有効とされるかを選択下さい。」等のメッセージを表示
し、また、図7に示すP2の時間帯に新たに番組の録画
の予約しようとした場合には、「入力された番組録画は
既に予約されているディジタル放送番組(番組名)の録
画時間と重複します。いずれの予約を有効とされるかを
選択下さい。」等のメッセージを表示し、図7に示すP
2の時間帯に新たにP2で録画予約されているディジタ
ル放送番組と同じディジタル放送番組の録画の予約しよ
うとした場合には、「入力された番組録画は既に録画予
約されています。」等のメッセージを表示する。また、
図7に示すP3の時間帯に新たに番組の録画の予約しよ
うとした場合には、「入力された番組録画は既に予約さ
れているアナログ放送番組(番組名)の録画時間と重複
します。いずれの予約を有効とされるかを選択下さ
い。」等のメッセージを表示し、図7に示すP3の時間
帯に新たにP3で録画予約されているアナログ放送番組
と同じディジタル放送番組の録画の予約しようとした場
合には、「入力された番組録画は既に録画予約されてい
ます。」等のメッセージを表示する。ユーザはこれらの
メッセージにより、予約の状況を確認することができ、
重複予約を有効に回避することができる。
【0055】実施の形態4.図8は本発明の実施の形態
4によるディジタル放送記録システムの構成を示す図で
あり、図において、図1と同一符号は同一または相当部
分である。また、18bはユーザ入力部16から入力さ
れる番組録画予約,番組表示予約を受け付けてこれを保
持し、予約時刻が到来するとシステムコントローラ17
に対し予約実行のための制御信号を出力するタイマであ
る。
【0056】次に動作について説明する。タイマ予約に
より、STBが出力するディジタル放送番組を表示また
は録画する場合、ユーザは、ユーザ入力部16よりタイ
マ18bに所望する番組の表示予約,または録画予約を
行う。タイマ18bはこの予約情報を保持し、予約番組
の開始時刻が到来すると予約実行のための制御信号を出
力する。STBのシステムコントローラ17は、タイマ
18bが出力する予約実行のための制御信号に応じて、
第1のチューナ12,トランスポートデコーダ13を制
御して録画目的番組のチャンネルを選択し、AVデコー
ダ14を介して番組の信号をモニタ20に出力し、番組
表示をおこなうか、あるいは、番組の録画のために、ト
ランスポートデコーダ13が出力する信号,あるいはA
Vデコーダ14より出力される信号を出力手段15によ
り記録装置30に対し出力する。
【0057】ここで、トランスポートデコーダ13があ
るチャンネルの番組を選択して出力しており、この番組
信号がAVデコーダ14を介してモニタ20に出力され
て、番組表示が行われている最中に、STBの出力番組
であって現在表示されている番組とはチャンネルが異な
る番組についての表示,または録画の予約を実行する
と、トランスポートデコーダ13が選択,出力するチャ
ンネルが切り替わり、表示されている番組が切り替わっ
てしまう、あるいは逆に異なるチャンネルの番組が表示
中であることによりタイマ予約が実行不能となるという
不都合が生じる。また、トランスポートデコーダ13が
あるチャンネルを選択して出力し、記録装置30がST
Bの出力手段15から出力されるディジタル放送番組を
録画している最中に、STBの出力番組であって現在録
画されている番組とはチャンネルが異なる番組について
の表示,または録画の予約を実行すると、トランスポー
トデコーダ13が選択,出力するチャンネルが切り替わ
り、出力手段15から出力される番組も変わってしまう
ため、記録装置30が現在録画している番組を録画し続
けることができなくなる、あるいは逆に異なるチャンネ
ルの番組の録画中であることによりタイマ予約が実行不
能となるという不都合が生じる。
【0058】本実施の形態4によるディジタル放送記録
システムでは、STBのシステムコントローラ17は、
図10のフローチャートに示すように、定期的にタイマ
18bの予約情報を検索し(ステップS1)、タイマ1
8bにSTBの出力番組の予約がされていることを検知
したとき、当該予約の実行の直前に(ステップS2)、
STBが予約目的番組の信号を出力することができる状
態か否かを検出し(ステップS3)、STBが予約目的
番組の信号を出力することができない状態、すなわち、
現在STBが予約目的番組とはチャンネル等の異なるデ
ィジタル放送番組の信号を出力している状態であること
を検知したときに、警告表示手段40に対して警告を表
示するように指示信号を出す。警告表示手段40はこの
指示信号を受けて、「まもなくディジタル放送番組の表
示(又は録画)予約が実行される予定ですが、予約が実
行されると現在表示中(又は録画中)の番組が表示(又
は録画)できなくなります。」等の警告のメッセージを
モニタ画面上や音声等によって表示する(ステップS
4)。ユーザはこの警告により、タイマ18bに保持さ
れたディジタル放送番組の予約がまもなく実行されるこ
とを認知することができ、実行予定の予約を解除して現
在表示又は録画中の番組を続けて表示又は録画するか、
予約が実行されるままにするかを選択することができ
る。すなわち、ユーザの意に反して表示中に番組が急に
表示されなくなったり、録画しているつもりの番組が録
画されなくなったり、また、ユーザの意に反してタイマ
予約が実行不能となるという不都合を回避することがで
きる。
【0059】このように、本実施の形態4によるディジ
タル放送記録システムでは、ディジタル放送を受信し、
受信したディジタル放送信号より1つのトランスポンダ
の信号を選択して出力するチューナ12,該チューナ1
2が出力する上記1つのトランスポンダの信号より1つ
のチャンネルの信号を選択して出力するトランスポート
デコーダ13,該トランスポートデコーダ13が出力す
るチャンネルの信号をデコードしてアナログ信号に変換
するAVデコーダ14,及び上記トランスポートデコー
ダ13が出力するディジタル信号または上記AVデコー
ダ14が出力するアナログ信号を出力する出力手段15
を有するSTB10と、該STB10の出力信号を記録
する記録部33を有する記録装置30とからなるディジ
タル放送記録システムにおいて、上記STB10が出力
するディジタル放送番組の予約を行うタイマ18bと、
上記タイマ18bに上記STB10の出力番組の予約が
されているときに当該予約の実行直前に、上記STB1
0が、予約目的番組の信号を出力することが可能な状態
であるか否かを検出する検出手段(システムコントロー
ラ17)と、該検出手段が上記STBが予約目的番組の
信号を出力することが不可能な状態であることを検出し
たときにこれを表示する警告表示手段40とを備えた構
成としたから、ユーザの意に反して表示中に番組が急に
表示されなくなったり、録画しているつもりの番組が録
画されなくなったり、また、ユーザの意に反してタイマ
予約が実行不能となるという不都合を回避することがで
きる。
【0060】なお、上記実施の形態4では、STB10
が出力するディジタル放送番組の予約を行うタイマ18
bが、STB10側に設けられ、STB側のシステムコ
ントローラ17が、定期的にタイマ18bの予約情報を
検索し、タイマ18bにSTBの出力番組の予約がされ
ていることを検知したとき、当該予約の実行の直前に、
STBが予約目的番組の信号を出力することができる状
態か否かを検出し、STBが予約目的番組の信号を出力
することができない状態であることを検知したときに、
警告表示手段40に対して警告を表示するように指示信
号を出す構成としたが、図9に示すように、STB10
が出力するディジタル放送番組の予約を行うタイマ36
bが、記録装置30側に設けられ、記録装置側のシステ
ムコントローラ35が、定期的にタイマ36bの予約情
報を検索し、タイマ36bにSTBの出力番組の予約が
されていることを検知したとき、当該予約の実行の直前
に、STBが予約目的番組の信号を出力することができ
る状態か否かを検出し、STBが予約目的番組の信号を
出力することができない状態であることを検知したとき
に、警告表示手段40に対して警告を表示するように指
示信号を出す構成としてもよく、上記実施の形態4と同
様の効果を奏する。
【0061】実施の形態5.図11は本発明の実施の形
態5によるディジタル放送記録システムの構成を示す図
であり、図において、図3と同一符号は同一又は相当部
分である。また、19はトランスポートデコーダ13で
分離抽出された、EPG情報を記憶するEPG情報記憶
部である。
【0062】ディジタルテレビジョン放送においては、
番組の主情報(映像,音声等)に番組表を作成するため
に必要な情報(番組表情報)を多重化して放送し、受信
装置側でこの番組表情報を基に番組表を作成しこれを画
面上に表示し、視聴者が画面上において番組の選択,予
約を行うEPG(Electronic Program Guide)が実用化
されている。EPG情報とはこの番組表情報のことであ
り、たとえばMPEG2を用いたディジタル放送では、
伝送信号の規格の一つとして、欧州DVB(Digital Vi
deo Broadcasting)があるが、このDVB規格では、視
聴者が番組を選択,予約する際の手助けとなる情報(E
PG情報)として、SI(Service Information)が伝送
される。これはサービス(放送局)毎に、一定時間毎に
送出される情報であり、番組を識別するための情報,番
組のタイトル,番組の放送開始時刻,番組の放送時間
長,番組が放送されるチャンネル,及びジャンルコード
等が含まれる。
【0063】次に、本実施の形態5によるディジタル放
送記録システムの動作について説明する。本実施の形態
5のディジタル放送記録システムにおいて、ディジタル
放送番組を予約録画する場合、ユーザ入力部16からS
TB側の第1のタイマ18に、またはユーザ入力部34
から記録装置側の第2のタイマ36にディジタル放送番
組の録画の予約を行う。予約を受け付けたタイマは録画
目的番組の放送時刻が到来すると、予約実行のための制
御信号を出力し、この制御信号に応じてSTB側および
記録装置側のシステムコントローラが各部の動作を制御
して録画目的番組が録画される。ここで、タイマが予約
を受け付けた後に、録画目的番組の前の番組の放送時間
が延長されたこと等によって録画目的番組の放送開始時
刻が変更された場合、タイマが予約を受け付けた時の予
約情報に基づいて録画動作を行ったのでは録画目的番組
を確実に録画することができない。このような番組の放
送時間の変更や放送チャンネルの変更は、EPG情報と
して番組の送り手から随時送出されるので、EPGシス
テムに対応したSTBであって、番組表示予約,番組記
録予約を行うタイマを備えたSTBにおいては、予約の
実行に先立ってEPG情報を確認し、番組放送時間や番
組放送チャンネルに変更があったときにはタイマが保持
する番組予約情報を変更するようにすれば、STBのタ
イマに予約した番組が確実に表示,録画される。
【0064】一方、STBと記録装置で構成されるディ
ジタル放送記録システムであって、記録装置がSTB側
のタイマと独立にディジタル放送番組の録画予約の設定
が可能なタイマを備えているものにおいては、記録装置
側のタイマの保持する番組予約情報が変更されなけれ
ば、記録装置側のタイマで受け付けた番組録画予約が実
行されても録画目的番組が確実に録画されない場合が生
じる。本実施の形態5によるディジタル放送記録システ
ムでは、記録装置のシステムコントローラ35は、図1
3のフローチャートに示すように、定期的に第2のタイ
マ36の予約情報を検索し(ステップS1)、第2のタ
イマ36にSTBの出力番組の録画予約がされているこ
とを検知したとき、当該予約の実行の直前に(ステップ
S2)、STBのEPG情報記憶部19を検索し、予約
番組が予定通り放送されるかどうか確認し(ステップS
3)、例えば、予約番組の放送時刻が変更されているこ
とを検知した場合には、第2のタイマ36の番組予約情
報の放送時刻を変更後の放送時刻に書き換える(ステッ
プS4)。これにより、第2のタイマ36にSTBが出
力するディジタル放送番組の録画予約をした後に、当該
録画目的番組の放送時刻等が変更された場合にも、第2
のタイマ36が出力する予約実行のための制御信号に基
づいて、録画目的番組を確実に録画することができる。
【0065】このように、本実施の形態5によるディジ
タル放送記録システムでは、ディジタル放送を受信し、
受信したディジタル放送信号より所定のトランスポンダ
の信号を選択して出力する第1のチューナ12,該第1
のチューナ12が出力するトランスポンダの信号より所
定のチャンネルの信号を選択して出力し、またトランス
ポンダの信号より番組の放送時間,放送チャンネルに関
する情報(EPG情報)を抽出して出力するトランスポ
ートデコーダ13,該トランスポートデコーダ13が出
力するチャンネルの信号をデコードしてアナログ信号に
変換するAVデコーダ14,上記トランスポートデコー
ダ13が出力するディジタル信号または上記AVデコー
ダ14が出力するアナログ信号を出力する出力手段1
5,及びディジタル放送の番組録画予約または番組表示
予約,あるいはアナログ放送の番組録画予約を行う第1
のタイマを有するSTB10と、アナログ放送を受信
し、受信したアナログ放送信号より所定のチャンネルを
選択して出力する第2のチューナ32,上記第2のチュ
ーナ32の出力信号または上記STB10の出力信号を
記録する記録部33,及びアナログ放送の番組録画予
約,あるいはディジタル放送の番組録画予約を行う第2
のタイマ36を有する記録装置とからなるディジタル放
送記録システムにおいて、上記第2のタイマ36にディ
ジタル放送の番組録画予約が行われているときに、当該
番組録画予約による録画開始直前に録画目的番組の放送
時刻,及び放送チャンネルに変更がないか否かの確認を
上記STBに対して行い、変更があったときは上記第2
のタイマ36の当該番組録画予約の情報を変更する手段
(システムコントローラ35)を備えた構成としたか
ら、第2のタイマ36が出力する予約実行のための制御
信号に基づいて、録画目的番組を確実に録画することが
できる。
【0066】なお、上記実施の形態5では、記録装置の
システムコントローラ35は、STBに設けられたEP
G情報記憶部19を検索して番組の放送時刻等の変更の
有無を確認する構成としたが、図12に示す変形例のよ
うに、記録装置側にSTBのトランスポートデコーダ1
3がトランスポンダの出力信号から分離抽出して出力す
るEPG情報を受け取ってこれを記憶するEPG情報記
憶部37を設け、記録装置のシステムコントローラ35
がこのEPG情報記憶部37を検索して番組の放送時刻
等の変更の有無を確認する構成としてもよい。このよう
な変形例においては、記録装置のシステムコントローラ
35は、図13のフローチャートに示すように、定期的
に第2のタイマ36の予約情報を検索し(ステップS
1)、第2のタイマ36にSTBの出力番組の録画予約
がされていることを検知したとき、当該予約の実行の直
前に(ステップS2)、EPG情報記憶部37にSTB
のトランスポートデコーダ13よりEPG情報を取得し
てこれを記憶させ(ステップS3)、このEPG情報記
憶部37を検索し、予約番組が予定通り放送されるかど
うか確認し(ステップS4)、例えば、予約番組の放送
時刻が変更されていることを検知した場合には、第2の
タイマ36の番組予約情報の放送時刻を変更後の放送時
刻に書き換える(ステップS4)。これにより、上記実
施の形態5のディジタル放送記録システムと同様、第2
のタイマ36にSTBが出力するディジタル放送番組の
録画予約をした後に、当該録画目的番組の放送時刻等が
変更された場合にも、第2のタイマ36が出力する予約
実行のための制御信号に基づいて、録画目的番組を確実
に録画することができる。
【0067】なお、図14のフローチャートでは、予約
の実行の直前にEPG情報記憶部37がSTBのトラン
スポートデコーダ13よりEPG情報を取得してこれを
記憶するものとしているが、EPG情報記憶部37が、
第2のタイマ36にSTBの出力番組の予約がされてい
るかいないかにかかわらず、常時、STBのトランスポ
ートデコーダ13よりEPG情報を取得してこれを記憶
するようにしてもよいことは言うまでもない。
【0068】実施の形態6.次に、本発明の実施の形態
6によるディジタル放送記録システムについて説明す
る。本実施の形態6によるディジタル放送記録システム
は、記録装置が現在録画中のSTBが出力するディジタ
ル放送番組の放送時間が延長したとき、当該番組の番組
終了までの時間が、STB側の第1のタイマに番組録画
予約または番組表示予約されている番組または記録装置
側の第2のタイマに番組録画予約されている番組の放送
時間と重複するか否かを検出し、重複するときに所定の
優先順位に従って番組の録画または表示を行うものであ
り、図11に示す実施の形態5のディジタル放送記録シ
ステム、または図12に示す実施の形態5の変形例のデ
ィジタル放送記録システムと同様の構成で実現されるも
のであるが、記録装置のシステムコントローラ35の動
作が異なるものである。
【0069】本実施の形態6によるディジタル放送記録
システムでは、記録装置のシステムコントローラ35
は、図15のフローチャートに示すように、STBが出
力するディジタル放送番組を録画中に定期的にEPG情
報を検索し、現在記録中の番組の放送時間が延長される
か否かを監視し(ステップS1)、現在記録中の番組の
放送時間が延長されることを検知したときに、STB側
の第1のタイマまたは記録装置側の第2のタイマに番組
の表示予約または録画予約が行われているか否かを調べ
(ステップS2)、いずれかのタイマに番組の予約がさ
れていることを検知したときに、現在記録中の番組の延
長後の放送時間が予約されている番組の放送時間と重複
するか否かを調べる(ステップS3)。重複することが
検知されたときには、現在記録中の番組と予約されてい
る番組をあらかじめ設定された基準に基づいてその優先
順位を判断し(ステップS4)、現在記録中の番組の優
先順位が高いと判断したときは現在記録中の番組の録画
を続行し(ステップS5)、予約されている番組の優先
順位が高いと判断したときは現在記録中の番組の録画を
中止し、タイマ予約に基づいて予約番組の録画(または
表示)を行う(ステップS6)。これにより、記録中の
ディジタル番組の放送時間の延長があり、タイマ予約さ
れた番組の放送時間と重複が生じた場合に、自動的に、
より好ましい番組録画あるいは番組表示を行うことがで
きる。ここで、番組の優先順位は、番組の課金情報、す
なわち、番組の視聴料が安いものの優先順位を高くし、
番組の視聴料が高いものの優先順位を低くするという基
準や、ユーザの視聴傾向、すなわち、ユーザが日頃よく
みているジャンルの番組の優先順位を高くし、あまり見
ないジャンルの番組の優先順位を低くするという基準な
ど、目的,必要に応じて適切な基準を設定すればよいも
のである。
【0070】このように、本実施の形態6によるディジ
タル放送記録システムでは、ディジタル放送を受信し、
受信したディジタル放送信号より所定のトランスポンダ
の信号を選択して出力する第1のチューナ,該第1のチ
ューナが出力するトランスポンダの信号より所定のチャ
ンネルの信号を選択して出力するトランスポートデコー
ダ,該トランスポートデコーダが出力するチャンネルの
信号をデコードしてアナログ信号に変換するAVデコー
ダ,上記トランスポートデコーダが出力するディジタル
信号または上記AVデコーダが出力するアナログ信号を
出力する出力手段,及びディジタル放送の番組録画予約
または番組表示予約,あるいはアナログ放送の番組録画
予約を行う第1のタイマを有するSTBと、アナログ放
送を受信し、受信したアナログ放送信号より所定のチャ
ンネルを選択して出力する第2のチューナ,上記第2の
チューナの出力信号または上記STBの出力信号を記録
する記録部,及びアナログ放送の番組録画予約,あるい
はディジタル放送の番組録画予約を行う第2のタイマを
有する記録装置とからなるディジタル放送記録システム
において、前記記録装置が現在録画中の上記STBが出
力するディジタル放送番組の放送時間が延長したとき、
当該番組の番組終了までの時間が、上記第1または第2
のタイマに番組録画予約または番組表示予約されている
番組の放送時間と重複するか否かを検出し、重複すると
きに所定の優先順位に従って番組の録画または表示を行
う制御手段(システムコントローラ35)を備えた構成
としたから、記録中のディジタル番組の放送時間の延長
があり、タイマ予約された番組の放送時間と重複が生じ
た場合に、自動的に、より好ましい番組録画あるいは番
組表示を行うことができる。
【0071】なお、上記実施の形態6では、記録装置側
のシステムコントローラ35が、録画中のディジタル放
送番組の放送時間の延長の検知,延長後の放送時間とタ
イマ予約された番組の放送時間の重複の検知,及び所定
の優先順位に従って番組を録画または表示する制御を行
うものについて示したが、これらの検知,及び制御をS
TB側のシステムコントローラ17が行う構成としても
よく、上記実施の形態6と同様の効果を奏する。
【0072】
【0073】
【発明の効果】 以上のように、 この発明(請求項)に
係るディジタル放送記録システムによれば、ディジタル
放送を受信し、受信したディジタル放送信号より1つの
トランスポンダの信号を選択して出力するチューナ,該
チューナが出力する上記1つのトランスポンダの信号よ
り複数のチャンネルの信号を選択してそれぞれ異なるポ
ートから出力するトランスポートデコーダ,該トランス
ポートデコーダが出力するチャンネルの信号をデコード
してアナログ信号に変換するデコーダ,及び上記トラン
スポートデコーダが出力するディジタル信号または上記
デコーダが出力するアナログ信号を出力する出力手段を
有する受信端末装置と、該受信端末装置の出力信号を記
録する記録部を有する記録装置とからなるディジタル放
送記録システムにおいて、選択されたチャンネルにより
上記チューナがトランスポンダの切り替えが発生しない
場合はチャンネル選択を行い、上記チューナが別のトラ
ンスポンダに切り替えるべき制御信号を受けたときに、
現在選択されているトランスポンダのいずれかのチャン
ネルの信号を上記記録装置が記録中であるか否かを検出
する検出手段と、該検出手段が上記記録装置が記録中で
あることを検出したときにこれを表示する警告表示手段
とを備えた構成としたから、ユーザが知らないうちに受
信端末装置から記録装置に出力される信号が切り替わっ
て、録画を所望する番組とは異なる番組が録画されてし
まうという不都合を回避することができる効果がある。
【0074】また、この発明(請求項)に係るディジ
タル放送記録システムによれば、ディジタル放送を受信
し、受信したディジタル放送信号より所定のトランスポ
ンダの信号を選択して出力する第1のチューナ,該第1
のチューナが出力するトランスポンダの信号より所定の
チャンネルの信号を選択して出力するトランスポートデ
コーダ,該トランスポートデコーダが出力するチャンネ
ルの信号をデコードしてアナログ信号に変換するデコー
ダ,上記トランスポートデコーダが出力するディジタル
信号または上記デコーダが出力するアナログ信号を出力
する出力手段,及びディジタル放送の番組録画予約また
は番組表示予約,あるいはアナログ放送の番組録画予約
を行う第1のタイマを有する受信端末装置と、アナログ
放送を受信し、受信したアナログ放送信号より所定のチ
ャンネルを選択して出力する第2のチューナ,上記第2
のチューナの出力信号または上記受信端末装置の出力信
号を記録する記録部,及びアナログ放送の番組録画予
約,あるいはディジタル放送の番組録画予約を行う第2
のタイマを有する記録装置とからなるディジタル放送記
録システムにおいて、上記第1のタイマと第2のタイマ
の少なくともいずれか一方のタイマが、他方のタイマに
おいて予約された予約情報をも保持している構成とした
から、各タイマにおいて別々に予約された番組録画の録
画時間が重複して予約通りに録画できなかったり、受信
端末装置のタイマで表示予約されたディジタル番組と記
録装置側のタイマで録画予約されたディジタル番組のチ
ャンネルが異なりかつ放送時間が重複して予約通りに録
画または表示ができなかったりすることを有効に回避す
ることができる効果がある。
【0075】また、この発明(請求項)に係るディジ
タル放送記録システムによれば、ディジタル放送を受信
し、受信したディジタル放送信号より所定のトランスポ
ンダの信号を選択して出力する第1のチューナ,該第1
のチューナが出力するトランスポンダの信号より所定の
チャンネルの信号を選択して出力するトランスポートデ
コーダ,該トランスポートデコーダが出力するチャンネ
ルの信号をデコードしてアナログ信号に変換するデコー
ダ,上記トランスポートデコーダが出力するディジタル
信号または上記デコーダが出力するアナログ信号を出力
する出力手段,及びディジタル放送の番組録画予約また
は番組表示予約,あるいはアナログ放送の番組録画予約
を行う第1のタイマを有する受信端末装置と、アナログ
放送を受信し、受信したアナログ放送信号より所定のチ
ャンネルを選択して出力する第2のチューナ,上記第2
のチューナの出力信号または上記受信端末装置の出力信
号を記録する記録部,及びアナログ放送の番組録画予
約,あるいはディジタル放送の番組録画予約を行う第2
のタイマを有する記録装置とからなるディジタル放送記
録システムにおいて、上記第1のタイマに番組録画予約
の入力があったときに、当該番組録画予約の予約実行時
間と上記第2のタイマによりすでに行われた番組録画予
約の予約実行時間とを比較し、番組録画時間の重複が生
じるか否かを検出する検出手段を備えた構成としたか
ら、ユーザが番組録画の重複予約を有効に回避すること
ができるディジタル放送記録システムを実現できる効果
がある。
【0076】また、この発明(請求項)に係るディジ
タル放送記録システムによれば、ディジタル放送を受信
し、受信したディジタル放送信号より所定のトランスポ
ンダの信号を選択して出力する第1のチューナ,該第1
のチューナが出力するトランスポンダの信号より所定の
チャンネルの信号を選択して出力するトランスポートデ
コーダ,該トランスポートデコーダが出力するチャンネ
ルの信号をデコードしてアナログ信号に変換するデコー
ダ,上記トランスポートデコーダが出力するディジタル
信号または上記デコーダが出力するアナログ信号を出力
する出力手段,及びディジタル放送の番組録画予約また
は番組表示予約,あるいはアナログ放送の番組録画予約
を行う第1のタイマを有する受信端末装置と、アナログ
放送を受信し、受信したアナログ放送信号より所定のチ
ャンネルを選択して出力する第2のチューナ,上記第2
のチューナの出力信号または上記受信端末装置の出力信
号を記録する記録部,及びアナログ放送の番組録画予
約,あるいはディジタル放送の番組録画予約を行う第2
のタイマを有する記録装置とからなるディジタル放送記
録システムにおいて、上記第2のタイマに番組録画予約
の入力があったときに、当該番組録画予約の予約実行時
間と上記第1のタイマまたは第2のタイマによりすでに
行われた番組録画予約,及び番組表示予約の予約実行時
間とを比較し、予約実行時間の重複が生じるか否かを検
出する検出手段を備えた構成としたから、ユーザが番組
録画の重複予約を有効に回避することができるディジタ
ル放送記録システムを実現できる効果がある。
【0077】また、この発明(請求項)に係るディジ
タル放送記録システムによれば、ディジタル放送を受信
し、受信したディジタル放送信号より所定のトランスポ
ンダの信号を選択して出力するチューナ,該チューナが
出力するトランスポンダの信号より所定のチャンネルの
信号を選択して出力するトランスポートデコーダ,該ト
ランスポートデコーダが出力するチャンネルの信号をデ
コードしてアナログ信号に変換するデコーダ,及び上記
トランスポートデコーダが出力するディジタル信号また
は上記デコーダが出力するアナログ信号を出力する出力
手段を有する受信端末装置と、上記受信端末装置の出力
信号を記録する記録部を有する記録装置とからなるディ
ジタル放送記録システムにおいて、ディジタル放送の番
組録画予約を行うタイマと、上記タイマに上記受信端末
装置の出力番組の予約がされているときに当該予約の実
行直前に、上記受信端末装置が、予約目的番組の信号を
出力することが可能な状態であるか否かを検出する検出
手段と、該検出手段が上記受信端末装置が予約目的番組
の信号を出力することが不可能な状態であることを検出
したときにこれを表示する警告表示手段とを備えた構成
としたから、ユーザの意に反して表示中に番組が急に表
示されなくなったり、録画しているつもりの番組が録画
されなくなったり、また、ユーザの意に反してタイマ予
約が実行不能となるという不都合を回避することができ
る効果がある。
【0078】また、この発明(請求項)に係るディジ
タル放送記録システムによれば、ディジタル放送を受信
し、受信したディジタル放送信号より所定のトランスポ
ンダの信号を選択して出力する第1のチューナ,該第1
のチューナが出力するトランスポンダの信号より所定の
チャンネルの信号を選択して出力し、またトランスポン
ダの信号より番組の放送時間,放送チャンネルに関する
情報(EPG情報)を抽出して出力するトランスポート
デコーダ,該トランスポートデコーダが出力するチャン
ネルの信号をデコードしてアナログ信号に変換するデコ
ーダ,上記トランスポートデコーダが出力するディジタ
ル信号または上記デコーダが出力するアナログ信号を出
力する出力手段,及びディジタル放送の番組録画予約ま
たは番組表示予約,あるいはアナログ放送の番組録画予
約を行う第1のタイマを有する受信端末装置と、アナロ
グ放送を受信し、受信したアナログ放送信号より所定の
チャンネルを選択して出力する第2のチューナ,上記第
2のチューナの出力信号または上記受信端末装置の出力
信号を記録する記録部,及びアナログ放送の番組録画予
約,あるいはディジタル放送の番組録画予約を行う第2
のタイマを有する記録装置とからなるディジタル放送記
録システムにおいて、上記第2のタイマにディジタル放
送の番組録画予約が行なわれているときに、当該番組録
画予約による録画開始直前に録画目的番組の放送時刻,
及び放送チャンネルに変更がないか否かの確認を上記受
信端末装置に対して行ない、変更があったときは上記第
2のタイマの当該番組録画予約の情報を変更する手段を
備えた構成としたから、第2のタイマが出力する予約実
行のための制御信号に基づいて、録画目的番組を確実に
録画することができる効果がある。
【0079】また、この発明(請求項)に係るディジ
タル放送記録システムによれば、ディジタル放送を受信
し、受信したディジタル放送信号より所定のトランスポ
ンダの信号を選択して出力する第1のチューナ,該第1
のチューナが出力するトランスポンダの信号より所定の
チャンネルの信号を選択して出力し、またトランスポン
ダの信号より番組の放送時間,放送チャンネルに関する
情報(EPG情報)を抽出して出力するトランスポート
デコーダ,該トランスポートデコーダが出力するチャン
ネルの信号をデコードしてアナログ信号に変換するデコ
ーダ,上記トランスポートデコーダが出力するディジタ
ル信号または上記デコーダが出力するアナログ信号を出
力する出力手段,及びディジタル放送の番組録画予約ま
たは番組表示予約,あるいはアナログ放送の番組録画予
約を行う第1のタイマを有する受信端末装置と、アナロ
グ放送を受信し、受信したアナログ放送信号より所定の
チャンネルを選択して出力する第2のチューナ,上記第
2のチューナの出力信号または上記受信端末装置の出力
信号を記録する記録部,及びアナログ放送の番組録画予
約,あるいはディジタル放送の番組録画予約を行う第2
のタイマを有する記録装置とからなるディジタル放送記
録システムにおいて、上記受信端末装置よりEPG情報
を取得しこれを記憶する手段と、上記第2のタイマに番
組録画予約が行なわれているディジタル放送番組の放送
時刻,又は放送チャンネルに変更があったとき、上記第
2のタイマの当該番組録画予約の情報を変更する手段と
を備えた構成としたから、第2のタイマが出力する予約
実行のための制御信号に基づいて、録画目的番組を確実
に録画することができる効果がある。
【0080】また、この発明(請求項)に係るディジ
タル放送記録システムによれば、ディジタル放送を受信
し、受信したディジタル放送信号より所定のトランスポ
ンダの信号を選択して出力する第1のチューナ,該第1
のチューナが出力するトランスポンダの信号より所定の
チャンネルの信号を選択して出力し、またトランスポン
ダの信号より番組の放送時間,放送チャンネルに関する
情報(EPG情報)を抽出して出力するトランスポート
デコーダ,該トランスポートデコーダが出力するチャン
ネルの信号をデコードしてアナログ信号に変換するデコ
ーダ,上記トランスポートデコーダが出力するディジタ
ル信号または上記デコーダが出力するアナログ信号を出
力する出力手段,及びディジタル放送の番組録画予約ま
たは番組表示予約,あるいはアナログ放送の番組録画予
約を行う第1のタイマを有する受信端末装置と、アナロ
グ放送を受信し、受信したアナログ放送信号より所定の
チャンネルを選択して出力する第2のチューナ,上記第
2のチューナの出力信号または上記受信端末装置の出力
信号を記録する記録部,及びアナログ放送の番組録画予
約,あるいはディジタル放送の番組録画予約を行う第2
のタイマを有する記録装置とからなるディジタル放送記
録システムにおいて、前記記録装置が現在録画中の上記
受信端末装置が出力するディジタル放送番組の放送時間
が延長したとき、当該番組の番組終了までの時間が、上
記第1または第2のタイマに番組録画予約または番組表
示予約されている番組の放送時間と重複するか否かを検
出し、重複するときに所定の優先順位に従って番組の録
画または表示を行う制御手段を備えた構成としたから、
記録中のディジタル番組の放送時間の延長があり、タイ
マ予約された番組の放送時間と重複が生じた場合に、自
動的に、より好ましい番組録画あるいは番組表示を行う
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるディジタル放送記
録システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1の変形例によるディジタ
ル放送記録システムの説明をするための図である。
【図3】本発明の実施の形態2によるディジタル放送記
録システムの構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2によるディジタル放送記
録システムの第1,及び第2のタイマが保持する予約情
報の一例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2によるディジタル放送記
録システムの第1,及び第2のタイマが保持する予約情
報の他の例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態2によるディジタル放送記
録システムの第1,及び第2のタイマが保持する予約情
報の他の例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態3によるディジタル放送記
録システムの動作を説明するための図である。
【図8】本発明の実施の形態4によるディジタル放送記
録システムの構成を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態4の変形例によるディジタ
ル放送記録システムの構成を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態4によるディジタル放送
記録システムの動作を説明するためのフローチャート図
である。
【図11】本発明の実施の形態5によるディジタル放送
記録システムの構成を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態5の変形例によるディジ
タル放送記録システムの構成を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態5によるディジタル放送
記録システムの動作を説明するためのフローチャート図
である。
【図14】本発明の実施の形態5の変形例によるディジ
タル放送記録システムの動作を説明するためのフローチ
ャート図である。
【図15】本発明の実施の形態6によるディジタル放送
記録システムの動作を説明するためのフローチャート図
である。
【図16】従来のディジタル放送記録システムの一例の
構成を示す図である。
【符号の説明】
10 セットトップボックス(STB) 11 ディジタル放送受信用アンテナ 12 第1のチューナ 13,13b トランスポートデコーダ 14,14a,14b AVデコーダ 15 出力手段 16 STB側ユーザ入力部 17 STB側システムコントローラ 18 第1のタイマ 18b,36b タイマ 19 EPG情報記憶部 20 モニタ 30 記録装置 31 アナログ放送受信用アンテナ 32 第2のチューナ 33 記録部 34 記録装置側ユーザ入力部 35 記録装置側システムコントローラ 36 第2のタイマ 37 記録装置側に設けられたEPG情報記憶部

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル放送を受信し、受信したディ
    ジタル放送信号より1つのトランスポンダの信号を選択
    して出力するチューナ,該チューナが出力する上記1つ
    のトランスポンダの信号より複数のチャンネルの信号を
    選択してそれぞれ異なるポートから出力するトランスポ
    ートデコーダ,該トランスポートデコーダが出力するチ
    ャンネルの信号をデコードしてアナログ信号に変換する
    デコーダ,及び上記トランスポートデコーダが出力する
    ディジタル信号または上記デコーダが出力するアナログ
    信号を出力する出力手段を有する受信端末装置と、該受
    信端末装置の出力信号を記録する記録部を有する記録装
    置とからなるディジタル放送記録システムにおいて、選択されたチャンネルにより上記チューナがトランスポ
    ンダの切り替えが発生しない場合はチャンネル選択を行
    い、上記チューナが別のトランスポンダ に切り替えるべ
    き制御信号を受けたときに、現在選択されているトラン
    スポンダのいずれかのチャンネルの信号を上記記録装置
    が記録中であるか否かを検出する検出手段と、 該検出手段が上記記録装置が記録中であることを検出し
    たときにこれを表示する警告表示手段とを備えたことを
    特徴とするディジタル放送記録システム。
  2. 【請求項2】 ディジタル放送を受信し、受信したディ
    ジタル放送信号より所定のトランスポンダの信号を選択
    して出力する第1のチューナ,該第1のチューナが出力
    るトランスポンダの信号より所定のチャンネルの信号
    を選択して出力するトランスポートデコーダ,該トラン
    スポートデコーダが出力するチャンネルの信号をデコー
    ドしてアナログ信号に変換するデコーダ,上記トランス
    ポートデコーダが出力するディジタル信号または上記デ
    コーダが出力するアナログ信号を出力する出力手段,及
    びディジタル放送の番組録画予約または番組表示予約,
    あるいはアナログ放送の番組録画予約を行う第1のタイ
    マを有する受信端末装置と、アナログ放送を受信し、受
    信したアナログ放送信号より所定のチャンネルを選択し
    て出力する第2のチューナ,上記第2のチューナの出力
    信号または上記受信端末装置の出力信号を記録する記録
    部,及びアナログ放送の番組録画予約,あるいはディジ
    タル放送の番組録画予約を行う第2のタイマを有する記
    録装置とか らなるディジタル放送記録システムにおい
    て、 上記第1のタイマと第2のタイマの少なくともいずれか
    一方のタイマが、他方のタイマにおいて予約された予約
    情報をも保持している ことを特徴とするディジタル放送
    記録システム。
  3. 【請求項3】 ディジタル放送を受信し、受信したディ
    ジタル放送信号より所定のトランスポンダの信号を選択
    して出力する第1のチューナ,該第1のチューナが出力
    するトランスポンダの信号より所定のチャンネルの信号
    を選択して出力するトランスポートデコーダ,該トラン
    スポートデコーダが出力するチャンネルの信号をデコー
    ドしてアナログ信号に変換するデコーダ,上記トランス
    ポートデコーダが出力するディジタル信号または上記デ
    コーダが出力するアナログ信号を出力する出力手段,及
    びディジタル放送の番組録画予約または番組表示予約,
    あるいはアナログ放送の番組録画予約を行う第1のタイ
    マを有する受信端末装置と、アナログ放送を受信し、受
    信したアナログ放送信号より所定のチャンネルを選択し
    て出力する第2のチューナ,上記第2のチューナの出力
    信号または上記受信端末装置の出力信号を記録する記録
    部,及びアナログ放送の番組録画予約,あるいはディジ
    タル放送の番組録画予約を行う第2のタイマを有する記
    録装置とからなるディジタル放送記録システムにおい
    て、 上記第1のタイマに番組録画予約の入力があったとき
    に、当該番組録画予約の予約実行時間と上記第2のタイ
    マによりすでに行われた番組録画予約の予約実行時間と
    を比較し、番組録画時間の重複が生じるか否かを検出す
    る検出手段を備えたことを特徴とするディジタル放送記
    録システム。
  4. 【請求項4】 ディジタル放送を受信し、受信したディ
    ジタル放送信号より所定のトランスポンダの信号を選択
    して出力する第1のチューナ,該第1のチューナが出力
    するトランスポンダの信号より所定のチャンネルの信号
    を選択して出力するトランスポートデコーダ,該トラン
    スポートデコーダが出力するチャンネルの信号をデコー
    ドしてアナログ信号に変換するデコーダ,上記トランス
    ポートデコーダが出力するディジタル信号または上記デ
    コーダが出力するアナログ信号を出力する出力手段,及
    びディジタル放送の番組録画予約または番組表示予約,
    あるいはアナログ放送の番組録画予約を行う第1のタイ
    マを有する受信端末装置と、アナログ放送を受信し、受
    信したアナログ放送信号より所定のチャンネルを選択し
    て出力する第2のチューナ,上記第2のチューナの出力
    信号または上記受信端末装置の出力信号を記録する記録
    部,及びアナログ放送の番組録画予約,あるいはディジ
    タル放送の番組録画予約を行う第2のタイマを有する記
    録装置とからなるディジタル放送記録システムにおい
    て、 上記第のタイマに番組録画予約の入力があったとき
    に、当該番組録画予約の予約実行時間と上記第のタイ
    または第2のタイマによりすでに行われた番組録画予
    ,及び番組表示予約の予約実行時間とを比較し、予約
    実行時間の重複が生じるか否かを検出する検出手段を備
    えたことを特徴とするディジタル放送記録システム。
  5. 【請求項5】 ディジタル放送を受信し、受信したディ
    ジタル放送信号より所定のトランスポンダの信号を選択
    して出力するチューナ,該チューナが出力するトランス
    ポンダの信号より所定のチャンネルの信号を選択して出
    力するトランスポートデコーダ,該トランスポートデコ
    ーダが出力するチャンネルの信号をデコードしてアナロ
    グ信号に変換するデコーダ,及び上記トランスポートデ
    コーダが出力するディジタル信号または上記デコーダが
    出力するアナログ信号を出力する出力手段を有する受信
    端末装置と、上記受信端末装置の出力信号を記録する記
    部を有する記録装置とからなるディジタル放送記録シ
    ステムにおいて、ディジタル放送の番組録画予約を行うタイマと、 上記タイマに予約された番組録画の録画開始直前に、上
    記受信端末装置が、録画目的番組の信号を出力すること
    が可能な状態であるか否かを検出する検出手段と、 該検出手段が上記受信端末装置が録画目的番組の信号を
    出力することが不可能な状態であることを検出したとき
    にこれを表示する警告表示手段と を備えたことを特徴と
    するディジタル放送記録システム。
  6. 【請求項6】 ディジタル放送を受信し、受信したディ
    ジタル放送信号より所定のトランスポンダの信号を選択
    して出力する第1のチューナ,該第1のチューナが出力
    するトランスポンダの信号より所定のチャンネルの信号
    を選択して出力し、またトランスポンダの信号より番組
    の放送時間,放送チャンネルに関する 情報(EPG情
    報)を抽出して出力するトランスポートデコーダ,該ト
    ランスポートデコーダが出力するチャンネルの信号をデ
    コードしてアナログ信号に変換するデコーダ,上記トラ
    ンスポートデコーダが出力するディジタル信号または上
    記デコーダが出力するアナログ信号を出力する出力手
    ,及びディジタル放送の番組録画予約または番組表示
    予約,あるいはアナログ放送の番組録画予約を行う第1
    のタイマを有する受信端末装置と、アナログ放送を受信
    し、受信したアナログ放送信号より所定のチャンネルを
    選択して出力する第2のチューナ,上記第2のチューナ
    の出力信号または上記受信端末装置の出力信号を記録す
    る記録部,及びアナログ放送の番組録画予約,あるいは
    ディジタル放送の番組録画予約を行う第2のタイマを有
    する記録装置とからなるディジタル放送記録システムに
    おいて、上記第2のタイマにディジタル放送の番組録画予約が行
    われているときに、当該番組録画予約による録画開始直
    前に録画目的番組の放送時刻,及び放送チャンネルに変
    更がないか否かの確認を上記受信端末装置に対して行
    い、変更があったときは上記第2のタイマの当該番組録
    画予約の情報を変更する手段を 備えたことを特徴とする
    ディジタル放送記録システム。
  7. 【請求項7】 ディジタル放送を受信し、受信したディ
    ジタル放送信号より所定のトランスポンダの信号を選択
    して出力する第1のチューナ,該第1のチューナが出力
    するトランスポンダの信号より所定のチャンネルの信号
    を選択して出力し、またトランスポンダの信号より番組
    の放送時間,放送チャンネルに関する情報(EPG情
    報)を抽出して出力するトランスポートデコーダ,該ト
    ランスポートデコーダが出力するチャンネルの信号をデ
    コードしてアナログ信号に変換するデコーダ,上記トラ
    ンスポートデコーダが出力するディジタル信号または上
    記デコーダが出力するアナログ信号を出力する出力手
    段,及びディジタル放送の番組録画予約または番組表示
    予約,あるいはアナログ放送の番組録画予約を行う第1
    のタイマを有する受信端末装置と、アナログ放送を受信
    し、受信したアナログ放送信号より所定のチャンネルを
    選択して出力する第2のチューナ,上記第2のチューナ
    の出力信号または上記受信端末装置の出力信号を記録す
    る記録部,及びアナログ放送の番組録画予約,あるいは
    ディジタル放送の番組録画予約を行う第2のタイマを有
    する記録装置とからなるディジタル放送記録システムに
    おいて、上記記録装置に設けられ、上記受信端末装置よ
    りEPG情報を取得しこれを記憶するEPG情報記憶手
    段と、 該EPG情報記憶手段を検索して、上記第2のタイマに
    番組録画予約が行われているディジタル放送番組の放送
    時刻,又は放送チャンネルに変更があったことを検知し
    たとき、 上記第2のタイマの当該番組録画予約の情報を
    変更する手段を備えたことを特徴とするディジタル放送
    記録システム。
  8. 【請求項8】 ディジタル放送を受信し、受信したディ
    ジタル放送信号より所定のトランスポンダの信号を選択
    して出力する第1のチューナ,該第1のチューナが出力
    するトランスポンダの信号より所定のチャンネルの信号
    を選択して出力し、またトランスポンダの信号より番組
    の放送時間,放送チャンネルに関する情報(EPG情
    報)を抽出して出力するトランスポートデコーダ,該ト
    ランスポートデコーダが出力するチャンネルの信号をデ
    コードしてアナログ信号に変換するデコーダ,上記トラ
    ンスポートデコーダが出力するディジタル信号または上
    記デコーダが出力するアナログ信号を出力する出力手
    段,及びディジタル放送の番組録画予約または番組表示
    予約,あるいはアナログ放送の番組録画予約を行う第1
    のタイマを有する受信端末装置と、アナログ放送を受信
    し、受信したアナログ放送信号より所定のチャンネルを
    選択して出力する第2のチューナ,上記第2のチューナ
    の出力信号または上記受信端末装置の出力信号を記録す
    る記録部,及びアナログ放送の番組録画予約,あるいは
    ディジタル放送の番組録画予約を行う第2のタイマを有
    する記録装置とからなるディジタル放送記録システムに
    おいて、前記記録装置が現在録画中の上記受信端末装置が出力す
    るディジタル放送番組の放送時間が延長したとき、当該
    番組の番組終了までの時間が、上記第1または第2のタ
    イマに番組録画予約または番組表示予約されている番組
    の放送時間と重複するか否かを検出し、重複するときに
    所定の優先順位に従って番組の録画または表示を行う制
    御手段 を備えたことを特徴とするディジタル放送記録シ
    ステム。
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