JP3332763B2 - 電子アルバム編集装置 - Google Patents

電子アルバム編集装置

Info

Publication number
JP3332763B2
JP3332763B2 JP30511296A JP30511296A JP3332763B2 JP 3332763 B2 JP3332763 B2 JP 3332763B2 JP 30511296 A JP30511296 A JP 30511296A JP 30511296 A JP30511296 A JP 30511296A JP 3332763 B2 JP3332763 B2 JP 3332763B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photo
data
electronic album
album
editing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30511296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09305784A (ja
Inventor
尚義 池田
恵子 武田
純子 白羽
昭文 広瀬
松銅 高橋
みゆき 稗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP30511296A priority Critical patent/JP3332763B2/ja
Publication of JPH09305784A publication Critical patent/JPH09305784A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3332763B2 publication Critical patent/JP3332763B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機上に構築さ
れて、ディスプレイ上に表示する台紙に写真データを割
り付けることで電子アルバムを編集する電子アルバム編
集装置に関し、特に、ユーザの希望する電子アルバムを
編集できるようにする電子アルバム編集装置に関する。
【0002】最近、電子アルバムを編集する電子アルバ
ム編集装置が市場に提供されるようになってきた。この
電子アルバム編集装置は、計算機上に構築されて、ディ
スプレイ上に表示する台紙に写真データを割り付けるこ
とで電子アルバムを編集するものであり、今までのよう
なアルバムが不要になるという特徴があるとともに、ユ
ーザが自分でアルバムを編集できるという特徴がある。
【0003】この電子アルバム編集装置の実用性を高め
ていくためには、ユーザの希望する電子アルバムを編集
できるようにする構成を構築していく必要がある。
【0004】
【従来の技術】従来の電子アルバム編集装置は、フォト
CDを入力対象として電子アルバムを編集する構成を採
っている。このフォトCDは、写真フィルムに撮影され
た画像をコンパクトディスクに記録したものである。
【0005】従来の電子アルバム編集装置では、このフ
ォトCDを入力対象として、ディスプレイ上に表示する
台紙にフォトCDに記録される写真データを割り付けて
いくことで、電子アルバムを編集する構成を採っている
のである。電子アルバム編集装置は、この電子アルバム
の編集にあたって、ユーザからの指示に応答して、写真
データや季節等を表す図形を拡大したり縮小したり移動
したり回転しながら台紙に割り付けたり、文字を台紙に
割り付けたり、台紙に割り付けた写真データの形状をト
リミングしたり、台紙に割り付けた写真データや図形や
文字を消去していくことで、電子アルバムを編集するこ
とになる。
【0006】従来の電子アルバム編集装置では、台紙に
割り付けた写真データや図形を拡大縮小するときには、
写真データや図形を区別することなく、システムの用意
する拡大縮小方式に従って拡大縮小するという方法を採
っていた。また、台紙に割り付けた写真データや図形を
移動したり回転するときには、移動回転対象として指定
された割付物のみを移動回転していくという方法を採っ
ていた。
【0007】また、文字を台紙に割り付けていくときに
は、キーボードから入力される文字を割付対象として、
システムの用意する文字スタイルのものを割り付けてい
くという方法を採っていた。また、台紙に割り付けた写
真データの形状をトリミングしていくときにあって、ト
リミングした後の写真データの拡大縮小要求があるとき
には、そのトリミングした写真データを拡大縮小してく
という方法を採っていた。
【0008】また、台紙に割り付けた写真データや装飾
部品を消去するときには、マウスにより消去対象が指定
されると、消去対象として設定された旨を明示すること
なく、その後、そのまま消去指示が発行されるときに消
去していくという方法を採っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のように、フォトCDを入力対象として電子アルバム
を編集する構成を採っていると、ユーザの希望する電子
アルバムを編集できないという問題点があった。
【0010】すなわち、フォトCDに記録されていない
写真データについては電子アルバムに掲載できないこと
から、ユーザの希望する電子アルバムを編集できないの
である。また、別のフォトCDに記録されている写真デ
ータについては同一の電子アルバムに掲載できないこと
から、ユーザの希望する電子アルバムを編集できないの
である。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】た、従来技術のように、台紙に割り付け
た写真データを消去するとき、消去対象として設定され
た旨を明示しない方法を採っていると、ユーザの希望す
る電子アルバムを簡単に編集できないという問題点があ
った。
【0018】すなわち、誤って写真データを消去してし
まうことが起こることで、ユーザの希望する電子アルバ
ムを簡単に編集できないのである。本発明はかかる事情
に鑑みてなされたものであって、計算機上に構築され
て、ディスプレイ上に表示する台紙に写真データを割り
付けることで電子アルバムを編集する構成を採るときに
あって、ユーザの希望する電子アルバムを編集できるよ
うにする新たな電子アルバム編集装置の提供を目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1及び図2に本発明の
原理構成を図示する。図中、1は本発明を具備する電子
アルバム編集装置であって、計算機上に構築されて、デ
ィスプレイ上に表示する台紙に写真データや装飾部品や
額縁部品や文字を割り付けることで電子アルバムを編集
するものである。
【0020】図1に原理構成を図示する本発明の電子ア
ルバム編集装置1は、端末10と、イメージ読取手段1
1と、入力手段12と、管理手段13と、編集手段14
と、第2の編集手段15と、格納手段16とを備える。
この端末10は、ディスプレイ画面を表示しつつ、電子
アルバムの編集処理のための入出力処理を実行する。
【0021】イメージ読取手段11は、カメラにより撮
影された写真データを読み取る。入力手段12は、写真
グループ名を設定して、イメージ読取手段11の読み取
る写真データをその写真グループに所属する写真データ
として入力する。この入力手段12は、イメージ読取手
段11の読み取る写真データ以外に、映像データや記憶
媒体の記憶する写真データについても入力対象とするこ
とがある。
【0022】管理手段13は、入力手段12の入力する
写真データを、どの写真グループに属するのかを区別し
つつ管理する。編集手段14は、指定される写真グルー
プに所属する写真データをディスプレイに表示するとと
もに、電子アルバムに掲載する写真データをポインタ情
報により記述しつつ、その表示する写真データを使い対
話処理に従って電子アルバムを編集する。
【0023】この編集手段14は、指定される写真グル
ープに所属する写真データをディスプレイに表示すると
きに、電子アルバムに掲載済みの写真データであるのか
否かを識別表示したり、電子アルバムに未掲載の写真デ
ータを優先しつつ表示していくことがある。
【0024】第2の編集手段15は、設定された写真グ
ループ名の一覧と、指定される写真グループに所属する
写真データとをディスプレイに表示するとともに、写真
データの消去又は移動の編集要求があるときに、その編
集要求の指定する編集処理を実行する。
【0025】この第2の編集手段15は、指定される写
真グループに所属する写真データをディスプレイに表示
するときに、電子アルバムに掲載済みの写真データであ
るのか否かを識別表示したり、電子アルバムに掲載済み
の写真データに対しての消去要求があるときには、ディ
スプレイにその旨のメッセージを表示していくことがあ
る。
【0026】格納手段16は、編集手段14により編集
された電子アルバムの情報を格納する。このように構成
される図1に原理構成を図示する本発明の電子アルバム
編集装置1では、入力手段12が、写真グループ名を設
定して、イメージ読取手段11の読み取る写真データ
や、映像データや、記憶媒体の記憶する写真データをそ
の写真グループに所属する写真データとして入力する
と、管理手段13は、この入力手段12の入力する写真
データを、どの写真グループに属するのかを区別しつつ
管理し、第2の編集手段15は、この管理手段13の管
理する写真データを削除したり、写真グループ間で移動
するという編集処理を行う。
【0027】そして、管理手段13の管理する写真デー
タを受けて、編集手段14は、指定される写真グループ
に所属する写真データを管理手段13から読み出してデ
ィスプレイに表示するとともに、電子アルバムに掲載す
る写真データをポインタ情報により記述しつつ、その表
示する写真データを使い対話処理に従って電子アルバム
を編集する。
【0028】このように、図1に原理構成を図示する本
発明の電子アルバム編集装置1では、イメージ読取手段
11の読み取る写真データや、映像データや、記憶媒体
の記憶する写真データを使って電子アルバムを編集する
構成を採ることから、ユーザの希望する電子アルバムを
編集できるようになる。
【0029】一方、図2に原理構成を図示する本発明の
電子アルバム編集装置1は、電子アルバム編集を実行す
る編集機構と、電子アルバム編集に必要となる情報を管
理する管理機構とで構成されるが、この編集機構が、台
紙の割付物に対して拡大縮小要求が発行されたのか否か
を検出する検出手段20と、台紙の割付物の種類を判断
する判断手段21と、台紙の割付物を拡大縮小する拡大
縮小手段22とを備える。
【0030】また、台紙の額縁部品の上に写真データが
割り付けられたのか否かを検出する検出手段30と、額
縁部品と写真データとの間に親子関係を設定する設定手
段31と、台紙の額縁部品が親子関係にある写真データ
を持つのか否かを判断する判断手段32と、写真データ
と額縁部品とを一体的に移動し、あるいは回転する移動
回転手段33と、台紙の写真データが親子関係にある額
縁部品を持つのか否かを判断したり、台紙の額縁部品が
親子関係にある写真データをもつのか否かを判断する第
2の判断手段34と、写真データの拡大を制限したり、
額縁部品の縮小を制限する制限手段35とを備える。
【0031】また、端末10の持つ自在な動きを可能と
する入力手段の動きを検出する検出手段40と、検出手
段40の検出する動きデータを記憶する記憶手段41
と、記憶手段41の記憶データを消去する消去手段42
と、記憶手段41の記憶データを表示する表示手段43
とを備える。
【0032】また、写真データのトリミング形状をベク
トルデータで管理する管理手段50と、ベクトルデータ
から写真データのトリミング形状を生成する生成手段5
1と、トリミング形状の内部に含まれる写真データを特
定する特定手段52と、トリミングされた写真データを
台紙に割り付ける割付手段53とを備える。
【0033】また、台紙の割付物に対して消去要求が発
行されたのか否かを検出する検出手段60と、消去実行
に入るのか否かのメッセージを表示する表示手段61
と、台紙の割付物を消去する消去手段62とを備える。
このように構成される図2に原理構成を図示する本発明
の電子アルバム編集装置1では、検出手段20が台紙に
割り付けられる割付物に対しての拡大縮小要求の発行を
検出すると、判断手段21は、その拡大縮小要求の割付
物が写真データであるのか装飾部品であるのかを判断
し、この判断結果を受けて、拡大縮小手段22は、判断
手段21が写真データであることを判断するときには、
縦横比率を変えずにその写真データを拡大縮小し、装飾
部品であることを判断するときには、指定される拡大縮
小形式に従ってその装飾部品を拡大縮小する。
【0034】これにより、ユーザは、写真データについ
ては縦横比を変化させずに拡大縮小できるようになると
ともに、装飾部品については自在に拡大縮小できるよう
になるので、希望する電子アルバムを編集できるように
なる。また、検出手段30が額縁部品の上に写真データ
が包含される形で割り付けられたことを検出すると、設
定手段31は、その額縁部品と写真データとを親子関係
として設定し、この設定を受けて、判断手段32は、台
紙に割り付けられる額縁部品に対して移動回転要求が発
行されるときに、その額縁部品が親子関係にある写真デ
ータを持つのか否かを判断し、移動手段33は、判断手
段32が親子関係の写真データを持つ額縁部品であると
判断するときに、その写真データをその額縁部品と一体
的に移動し、あるいは回転する。
【0035】そして、第2の判断手段34は、台紙に割
り付けられる写真データに対して拡大要求が発行される
ときに、その写真データが親子関係にある額縁部品を持
つのか否かを判断し、制限手段35は、第2の判断手段
34が親子関係にある額縁部品を持つ写真データである
と判断するときには、その写真データの拡大をその額縁
部品を越えないように制限する。また、第2の判断手段
34は、台紙に割り付けられる額縁部品に対して縮小要
求が発行されるときに、その額縁部品が親子関係にある
写真データを持つのか否かを判断し、制限手段35は、
第2の判断手段34が親子関係にある写真データを持つ
額縁部品であると判断するときには、その額縁部品の縮
小をその写真データを越えないように制限する。
【0036】これにより、ユーザは、額縁部品に入れた
写真データを額縁部品と一体的に移動回転できるように
なるとともに、その写真データの拡大や額縁部品の縮小
を自動的に抑えることができるようになるので、ユーザ
の希望する電子アルバムを簡単に編集できるようにな
る。
【0037】また、記憶手段41は、ペン入力モードが
発行されるときに、検出手段40の検出する入力手段の
自在な動きデータを取り込んで、台紙に割り付けられる
他の割付物とは別に記憶し、消去手段42は、ペン消去
モードが発行されるときに、検出手段40の検出する入
力手段の自在な動きデータを取り込んで、その動きデー
タの位置にペン入力モードで入力されたデータがあると
きには、そのデータを記憶手段41から消去する。そし
て、この記憶手段41の記憶を受けて、表示手段43
は、記憶手段41の記憶するデータを電子アルバムの最
上位面となる形で表示する。
【0038】これにより、ユーザは、手書き文字や手書
き図形を入力したり消したりできるようになるので、ユ
ーザの希望する電子アルバムを編集できるようになる。
また、生成手段51は、写真データに対して新たなトリ
ミング要求が発行されるとき、あるいは、既にトリミン
グ済みの写真データに対して拡大縮小要求が発行される
ときに、その要求の指定する大きさのトリミング形状を
管理手段50の管理するベクトルデータから生成する。
この生成を受けて、特定手段52は、写真データに対し
て新たなトリミング要求が発行されるときには、その写
真データの中から生成手段51の生成するトリミング形
状の内部に含まれる写真データを特定し、既にトリミン
グ済みの写真データに対して拡大縮小要求が発行される
ときには、トリミング前の元の写真データを拡大縮小
し、その中から生成手段51の生成するトリミング形状
の内部に含まれる写真データを特定し、この特定結果を
受けて、割付手段53は、特定手段52の特定する写真
データを台紙に割り付ける。
【0039】これにより、ユーザは、トリミングした写
真データを綺麗に拡大できるようになるので、ユーザの
希望する電子アルバムを編集できるようになる。また、
検出手段60が台紙に割り付けられる割付物に対して消
去要求が発行されたことを検出すると、表示手段61
は、その割付物に対して消去指示を示す図形データを表
示してから、消去実行に入るのか否かのメッセージを表
示し、この表示を受けて、消去手段62は、このメッセ
ージに応答して、消去実行指示が発行されるときには、
その割付物を台紙から消去し、発行されないときには、
その割付物を消去しないようにする。
【0040】これにより、ユーザは、誤って写真データ
や装飾部品を消去してしまうことを防止できるようにな
るので、ユーザの希望する電子アルバムを簡単に編集で
きるようになる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。図1及び図2で説明したように、本
発明の電子アルバム編集装置1は、計算機上に構築され
て、ディスプレイ上に表示する台紙に写真データや装飾
部品や額縁部品や文字を割り付けることで電子アルバム
を編集するものである。
【0042】例えば、図3(a)に示すように、「楽し
い九州旅行」という表題を持つ表紙を作成したり、図3
(b)に示すように、台紙70の上に、拡大したり縮小
したり回転したり形状をトリミングしつつ写真データ7
1を割り付けたり、紅葉のような各種の図形データ72
や、「鹿児島の紅葉」のような文字73を同様に割り付
けることで電子アルバムを作成するのである。
【0043】図4に、この本発明の電子アルバム編集装
置1の装置構成の一実施例を図示する。この図に示すよ
うに、本発明の電子アルバム編集装置1は、カメラで撮
影された写真データを読み取るイメージスキャナ80
と、フォトCDに記録される写真データを読み取るCD
−ROMドライブ装置81と、ビデオデッキの映像デー
タを受け取るビデオキャプチャ装置82と、電子アルバ
ム編集の入出力処理を実行するディスプレイ83と、電
子アルバム編集の入力処理を実行するキーボード84
と、電子アルバム編集の入力処理を実行するマウス85
と、音声データを入力するマイク86と、音声データを
出力するスピーカ87と、電子アルバムを印刷するカラ
ープリンタ88と、電子アルバムの編集処理を実行する
アルバム編集プログラム89と、電子アルバムの編集対
象となる写真データを格納するピクチャディレクトリ9
0と、電子アルバムの編集対象となるシステム部品を格
納するパーツディレクトリ91と、ピクチャディレクト
リ90に格納される写真データを管理する写真管理ファ
イル92と、パーツディレクトリ91に格納されるシス
テム部品を管理するパーツ管理ファイル93と、作成さ
れた電子アルバムの情報を管理するアルバムディレクト
リ94とを備える。
【0044】このピクチャディレクトリ90は、具体的
には、イメージスキャナ80により読み取られる写真デ
ータや、CD−ROMドライブ装置81により読み取ら
れて復元されるフォトCDに記録される写真データや、
ビデオキャプチャ装置82により入力される映像データ
を管理するものであって、図5に示すように、これらの
写真データを連続的に管理する。
【0045】また、パーツディレクトリ91は、具体的
には、台紙の図形データや、季節等を表す各種の部品の
図形データや、写真を飾る額縁の図形データ等といった
電子アルバムの編集対象となるシステムの用意する部品
を管理するものであって、図6に示すように、これらシ
ステム部品を連続的に管理する。
【0046】また、写真管理ファイル92は、具体的に
は、図7に示すように、ピクチャディレクトリ90に格
納される写真データとしてどのようなものがあって、そ
れがどの写真箱(後述するように、写真データは写真箱
という概念で管理される)に属していて、それが電子ア
ルバムで使用されているのか否かという情報を管理す
る。
【0047】また、パーツ管理ファイル93は、具体的
には、図8に示すように、パーツディレクトリ91に格
納されるシステム部品としてどのようなものがあって、
それがどの部品種別に属し、それがどの部品箱(後述す
るように、部品は部品箱という概念で管理される)に属
しているのかという情報を管理する。後述するように、
部品箱は、台紙の部品箱、額縁の部品箱、季節部品の部
品箱等というように分類され、それぞれの部品箱には、
それに所属する複数の部品のデザインが登録されてい
る。そして、このシステム部品の区分けに従って、アル
バム編集時に、自由に拡大することを許したり、額縁部
品と一体的に移動することしか許さないなどの処理を実
現する構成を採っている。
【0048】また、アルバムディレクトリ94は、具体
的には、図9に示すように、電子アルバムのページ毎
に、そのページに割り付けられた写真データへのポイン
タ情報と、そのページに使用された台紙の図形データへ
のポインタ情報と、そのページに割り付けられたシステ
ム部品の図形データへのポインタ情報と、そのページに
入力されたキー入力の文字情報と、そのページで使用さ
れた写真データのトリミング情報と、そのページに入力
された手書き文字の図形データを管理するペンシート9
5へのポインタ情報と、そのページに入力された音声デ
ータを管理する音声データ96へのポインタ情報等を管
理する。
【0049】次に、アルバム編集プログラム89の実行
する処理フローに従って、本発明の電子アルバム編集処
理について詳細に説明する。アルバム編集プログラム8
9は、起動されると、図10の処理フローに示すよう
に、先ず最初に、初期画面を表示する。この初期画面に
は、図11に示すように、アルバム編集のアイコンと、
写真箱整理のアイコンと、アルバムショーのアイコン
と、見本アルバムのアイコンが表示されている。
【0050】このようにして初期画面を表示すると、続
いて、ユーザがクリックしたアイコンがどのアイコンで
あるのかを判断して、アルバム編集のアイコンであるこ
とを判断するときには、「アルバムの編集処理」を実行
し、写真箱整理のアイコンであることを判断するときに
は、「写真箱の整理処理」を実行し、アルバムショーの
アイコンであることを判断するときには、「アルバムを
見せる処理」を実行し、見本アルバムのアイコンである
ことを判断するときには、「見本アルバムを見せる処
理」を実行する。
【0051】図12及び図13に、「写真箱の整理処
理」のときに実行するアルバム編集プログラム89の処
理フローの一実施例を図示する。次に、この処理フロー
に従って、「写真箱の整理処理」について説明する。ア
ルバム編集プログラム89は、初期画面で写真箱整理の
アイコンがクリックされると、図12及び図13の処理
フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、写真
箱整理の初期画面を表示する。この写真箱整理の初期画
面は、図14に示すように、作成されている写真箱のタ
イトル名一覧を表示する写真箱一覧表示域100と、選
択される写真箱の持つ写真データの一覧を縮小しつつ表
示する写真データ表示域101と、タイトル設定変更の
アイコンと、写真取り込みのアイコンと、写真箱移動の
アイコンと、写真データ削除のアイコンと、虫めがねの
アイコンと、終了のアイコンとを持っている。
【0052】ここで、写真データ表示域101の写真デ
ータは、入力の順番に従って表示するとともに、電子ア
ルバムに割り付けられているものについては右下をめく
る形で表示する。また、写真箱が1つも作られていない
ときには、写真箱一覧表示域100に未使用である旨の
タイトルの付いた写真箱を1つ表示する。また、写真箱
一覧表示域100の写真箱が選択されているときには、
その写真箱の蓋を開いた形で表示する。
【0053】写真箱整理の初期画面を表示すると、続い
て、ステップ2で、ユーザがタイトル設定変更のアイコ
ンと、タイトル設定変更対象の写真箱とをクリックした
のか否かを判断して、クリックしたことを判断するとき
には、ステップ3に進んで、タイトル入力画面を開設し
て、キーボード84から入力される「九州旅行」のよう
なタイトルをその写真箱のタイトルとして設定してか
ら、ステップ1に戻っていく。
【0054】一方、ステップ2で、タイトル設定変更の
アイコンがクリックされないことを判断するときには、
ステップ4に進んで、ユーザが写真取り込みのアイコン
と、写真取り込み対象の写真箱とをクリックしたのか否
かを判断して、クリックしたことを判断するときには、
ステップ5に進んで、写真取り込み画面を開設すること
で写真データを読み込んでその写真箱に入れる。具体的
には、写真整理ファイル92にその対応関係を登録する
ことでその写真箱に入れるのである。そして、ステップ
1に戻っていく。
【0055】この写真取り込み画面は、図15に示すよ
うに、取り込んだ写真データの表示域102を持つとと
もに、イメージスキャナ80からの入力を指示するアイ
コン103と、CD−ROMドライブ装置81からの入
力を指示するアイコン104と、ビデオキャプチャ装置
82からの入力を指示するアイコン105と、ファイル
からの入力を指示するアイコン106とを持つことで、
写真データの取り込み先を指定するとともに、取り込ん
だ写真データの回転や反転を指示するアイコン107
や、取り込んだ写真データの切り取りを指示するアイコ
ン108を持つことで取り込んだ写真データの加工を行
う。ここで、109は取り込み実行を指示するアイコ
ン、110は写真箱に入れることを指示するアイコン、
111は終了指示のアイコンである。
【0056】一方、ステップ4で、写真取り込みのアイ
コンがクリックされないことを判断するときには、ステ
ップ6に進んで、ユーザが写真箱移動のアイコンと、移
動対象の写真データと、移動先の写真箱とをクリックし
たのか否かを判断して、クリックしたことを判断すると
きには、ステップ7に進んで、指定された写真データを
指定された写真箱に移動(このとき、この移動を明示す
るために、写真データを写真箱の近くに移動させる形で
表示する)する。具体的には、写真管理ファイル89に
登録される対応関係を変更することでその写真箱に入れ
るのである。そして、ステップ1に戻っていく。
【0057】一方、ステップ6で、写真箱移動のアイコ
ンがクリックされないことを判断するときには、ステッ
プ8に進んで、ユーザが写真データ削除のアイコンと、
削除対象の写真データとをクリックしたのか否かを判断
して、クリックしたことを判断するときには、ステップ
9に進んで、指定された写真データを削除してから、ス
テップ1に戻っていく。ここで、ユーザが削除対象とし
て写真箱をクリックするときには、その写真箱に入って
いる全写真データを削除することになる。この削除処理
にあたって、削除対象の写真データが電子アルバムに割
り付けられている場合には、削除してよいのかのメッセ
ージを表示しつつ削除の実行をユーザに問い合わせてい
く。
【0058】一方、ステップ8で、写真データ削除のア
イコンがクリックされないことを判断するときには、ス
テップ10に進んで、ユーザが虫めがねのアイコンと、
拡大対象の写真データとをクリックしたのか否かを判断
して、クリックしたことを判断するときには、ステップ
11に進んで、拡大画面を開設して、指定された写真デ
ータを拡大してその拡大画面に表示してから、ステップ
1に戻っていく。
【0059】一方、ステップ10で、虫めがねのアイコ
ンのアイコンがクリックされないことを判断するときに
は、ステップ12に進んで、ユーザが終了のアイコンを
クリックしたのか否かを判断して、クリックしないこと
を判断するときには、ステップ1に戻り、クリックした
ことを判断するときには、「写真箱の整理処理」を終了
する。
【0060】このように、アルバム編集プログラム89
は、ユーザからの指示に従って「写真箱の整理処理」に
入ると、写真箱を作成して、そこに、イメージスキャナ
80の読み取る写真データや、CD−ROMドライブ装
置81の読み取る写真データや、ビデオキャプチャ装置
82の入力する映像データを格納したり、写真箱に格納
した写真データ(映像データも含む)を削除したり、写
真箱に格納した写真データを別の写真箱に移動させる処
理を行うのである。
【0061】次に、図11に示した初期画面で「アルバ
ムの編集処理」が選択されたときの処理について説明す
る。図16に、「アルバムの編集処理」のときに実行す
るアルバム編集プログラム89の処理フローを図示す
る。
【0062】アルバム編集プログラム89は、初期画面
でアルバム編集のアイコンがクリックされると、図16
の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1
で、作成されている電子アルバムのタイトル名の一覧
と、新規電子アルバムの作成指示とを表示するアルバム
選択画面を開設する。なお、このアルバム選択画面は、
選択される電子アルバムの印刷を指示するアイコンや、
選択される電子アルバムの削除を指示するアイコン等を
持っている。
【0063】続いて、ステップ2で、ユーザがアルバム
選択画面の新規電子アルバムの作成指示をクリックした
のか否かを判断して、クリックしたことを判断するとき
には、ステップ3に進んで、図17に示すような新規ア
ルバム設定画面を表示して、ユーザに対して、これから
作成する電子アルバムのタイトル/雰囲気/シールを決
定する。
【0064】この電子アルバムのタイトルとは、電子ア
ルバムに付けられる名前であって、キーボード84から
入力されてくる。電子アルバムのシールとは、アルバム
選択画面のタイトルの横に表示する漫画の図形データで
あって、旅行を示すシールとか、結婚式を示すシールと
かいったものを用意している。
【0065】電子アルバムの雰囲気とは、写真データを
割り付ける台紙の図形データを言い、例えば、春/夏/
秋/冬/自分で決めるという4つのモードを用意してい
て、春のモードが選択されるときには、システムで用意
する春らしい台紙と、それに合ったデフォルトの写真の
飾りや文字の種類・大きさ等とを使用することを決定す
るとともに、それがどういうものであるのかという見本
をサンプル表示域112に表示する。また、自分で決め
るというモードが選択されるときには、サンプル表示域
112には白紙を表示する。なお、この雰囲気について
は、電子アルバムの編集後に、全ページ一括して変更可
能とする機能を用意してある。
【0066】ステップ3で、これから作成する電子アル
バムのタイトル/雰囲気/シールを決定し、あるいは、
ステップ2で、ユーザがアルバム選択画面の新規電子ア
ルバムの作成指示をクリックしなかったことを判断する
とき、すなわち、既に作成した電子アルバムのタイトル
を選択したことを判断するときには、ステップ4に進ん
で、アルバム編集画面を開設する。
【0067】続いて、ステップ5で、アルバム編集画面
の持つアイコンが選択されたのか否かを判断して、アイ
コンが選択されたことを判断するときには、ステップ6
に進んで、選択されたアイコンの指定するアルバム編集
処理を実行してから、ステップ7に進んで、ユーザがア
ルバム編集の終了指示を発行したのか否かを判断して、
発行したことを判断するときには、処理を終了し、発行
しなかったことを判断するときには、ステップ4に戻っ
ていく。
【0068】そして、ステップ5で、アイコンが選択さ
れないことを判断するときには、直ちにステップ7に進
んで、ユーザがアルバム編集の終了指示を発行したのか
否かを判断して、発行したことを判断するときには、処
理を終了し、発行しなかったことを判断するときには、
ステップ4に戻っていく。
【0069】図18に、アルバム編集画面の一実施例を
図示する。この図に示すように、アルバム編集画面は、
電子アルバムの台紙70と、写真箱一覧アイコン113
と、部品箱一覧アイコン114と、作業用表示域115
と、選択アイコン116と、文字アイコン117と、回
転アイコン118と、録音アイコン119と、ページ追
加アイコン120と、アルバムショーアイコン121
と、飾りアイコン122と、いたずらペンアイコン12
3と、虫めがねアイコン124と、印刷アイコン125
と、ジャンプアイコン126と、削除アイコン127
と、終了アイコン128とを持っている。
【0070】この写真箱一覧アイコン113は、作成さ
れた写真箱のタイトル名の一覧表示を指示するものであ
って、この写真箱一覧アイコン113がクリックされる
ときには、作成されている写真箱のタイトル名の一覧を
作業用表示域115に表示する。そして、この写真箱タ
イトル名の一覧の中から、編集対象となる写真箱がクリ
ックされると、図18に示すように、その写真箱の持つ
写真データの一覧を縮小しつつ作業用表示域115に表
示する。なお、写真データが作業用表示域115に一度
に表示できないときには、スクロールバーの指定するも
のを表示していく。
【0071】部品箱一覧アイコン114は、電子アルバ
ムに割り付けるシステム部品を格納する部品箱のタイト
ル名の一覧表示を指示するものであって、この部品箱一
覧アイコン114がクリックされるときには、図19に
示すように、用意する部品箱のタイトル名の一覧を作業
用表示域115に表示する。そして、この部品箱タイト
ル名の一覧の中から、編集対象となる部品箱がクリック
されると、その部品箱の持つシステム部品の図形データ
の一覧を作業用表示域115に縮小しつつ表示する。
【0072】ここで、システム部品としては、ユーザの
選択する台紙70の図形データとして用意する日記台紙
/カラー台紙や、紅葉の図形データ等の季節部品や、写
真データを入れる額縁の図形データである額縁部品や、
犬の図形データ等の動物部品等を用意している。なお、
システム部品の図形データが作業用表示域115に一度
に表示できないときには、スクロールバーの指定するも
のを表示していく。
【0073】選択アイコン116は、作業用表示域11
5に表示される写真データやシステム部品を台紙70に
割り付けることを指示したり、台紙70に割り付けた写
真データやシステム部品の拡大/縮小/移動を指示す
る。文字アイコン117は、キーボード84から入力さ
れる文字を台紙70に割り付けることを指示する。回転
アイコン118は、台紙70に割り付けた写真データや
文字の回転を指示する。録音アイコン119は、マイク
84から入力される音声データを台紙70に対応付けて
記憶することを指示する。
【0074】ページ追加アイコン120は、電子アルバ
ムにページを追加することを指示する。アルバムショー
アイコン121は、作成された電子アルバムを見せるこ
とを指示する。飾りアイコン122は、台紙70に割り
付けた写真データや文字に飾りを付けることを指示す
る。いたずらペンアイコン123は、マウス85から入
力される手書き文字や手書き図形を台紙70に割り付け
ることを指示する。虫めがねアイコン124は、作業用
表示域115に表示される写真データの拡大(拡大画面
に表示する)を指示する。
【0075】印刷アイコン125は、作成された電子ア
ルバムの印刷を指示する。ジャンプアイコン126は、
電子アルバムのページを飛ぶことを指示する。削除アイ
コン127は、台紙70に割り付けた写真データやシス
テム部品の削除(ページ単位の削除もある)を指示す
る。終了アイコン128は、アルバム編集の終了を指示
する。
【0076】次に、このアルバム編集画面を使って実行
する電子アルバムの編集処理について説明する。図20
に、アルバム編集画面で選択アイコン116がクリック
されるときに実行する処理フローの一実施例を図示す
る。
【0077】アルバム編集プログラム89は、アルバム
編集画面で選択アイコン116がクリックされると、図
20の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ
1で、編集対象として選択される写真データ/システム
部品のクリックを持って、クリックされると、そのクリ
ックされた写真データ/システム部品(作業用表示域1
15に表示されている)をマウス85の指す台紙70の
上に複写することで割り付ける。このとき、写真データ
/システム部品は規定の大きさに拡大して表示する。
【0078】続いて、ステップ2で、その割り付けた写
真データに台紙70に合ったデフォルトの飾りを付ける
ことが設定されているときには、それを付ける。続い
て、ステップ3で、割り付けたものが写真データである
ときには、図21に示すように、作業用表示域115に
表示するその写真データに、使用中を表示する「めく
り」を付けてから、その写真データを写真箱の持つ写真
データの最後に移動する。この移動は、写真管理ファイ
ル92の管理位置を移動することで行う。なお、台紙7
0に割り付けた写真データを削除する場合には、この
「めくり」を取るとともに、先頭に移動する構成を採っ
ている。
【0079】続いて、ステップ4で、台紙70に割り付
けた写真データ/システム部品に対して、拡大縮小要求
が発行されたのか否かを検出する。この拡大縮小要求
は、写真データ/システム部品の四隅のいずれかをクリ
ックすることで行われるので、このクリックが行われた
のか否かをチェックするのである。
【0080】ステップ4で、割り付けた写真データ/シ
ステム部品に対して拡大縮小要求が発行されたことを検
出するときには、ステップ5に進んで、拡大縮小要求先
のものが写真データであるのか、システム部品であるの
かを判断して、写真データであることを判断するときに
は、ステップ6に進んで、マウス85の動きを検出し
て、その動きに応じて、写真データを縦横比を変えずに
拡大縮小する。
【0081】一方、ステップ5で、拡大縮小要求先のも
のがシステム部品であることを判断するときには、ステ
ップ7に進んで、マウス85の動きを検出して、その動
きに応じて、システム部品を拡大縮小(縦横比の変える
動きをする場合には、それに従って縦横比を変えながら
拡大縮小する)する。すなわち、写真データについて
は、縦横比が変わる形で拡大縮小すると歪んでしまうこ
とから、常に、縦横比を変えずに拡大縮小するのに対し
て、システム部品については、ユーザの希望する形式に
従って拡大縮小するのである。
【0082】ステップ6/ステップ7の処理を終了し、
あるいは、ステップ4で、拡大縮小要求が発行されない
ことを検出するときには、ステップ8に進んで、割り付
けた写真データ/システム部品に対して、移動要求が発
行されたのか否かを検出する。この移動要求は、写真デ
ータ/システム部品の内部をクリックすることで行われ
るので、このクリックが行われたのか否かをチェックす
るのである。
【0083】ステップ8で、割り付けた写真データ/シ
ステム部品に対して移動要求が発行されたことを検出す
るときには、ステップ9に進んで、マウス85の動きを
検出して、その動きに応じて、移動要求先の写真データ
/システム部品を移動してから、ステップ10に進ん
で、終了要求が発行されたのか否かを判断して、発行さ
れたときには、処理を終了し、発行されないときには、
ステップ4に戻っていく。一方、ステップ8で、割り付
けた写真データ/システム部品に対して移動要求が発行
されないことを判断するときには、直ちに、ステップ4
に戻っていく。
【0084】このようにして、アルバム編集プログラム
89は、写真データやシステム部品を拡大したり縮小し
たり回転しながら台紙70に割り付けていくときにあっ
て、写真データについては、縦横比を変えずに拡大縮小
し、システム部品については、ユーザの希望する形式に
従って拡大縮小しつつ電子アルバムを編集していくので
ある。このとき、台紙70に割り付けられる写真データ
やシステム部品は、図9に示したアルバムディレクトリ
94で説明したように、ポインタ情報を使って記述され
ることになる。
【0085】そして、ユーザが電子アルバムの次のペー
ジを編集するときには、台紙70の右下をクリックして
くるので、このときには、電子アルバムのページを1ペ
ージ進めていく。また、ユーザが電子アルバムの前のペ
ージを再編集するときには、台紙70の左下をクリック
してくるので、このときには、電子アルバムのページを
1ページ戻していくことになる。なお、このとき、その
部分をめくっていくように表示している。
【0086】アルバム編集プログラム89は、アルバム
編集画面を使って電子アルバムの編集を実行していると
きにあって、システム部品として用意される額縁部品
(写真データを入れる額縁の図形データ)を台紙70に
割り付けているとき、額縁部品や写真データに対して移
動要求や回転要求や拡大縮小要求が発行されるときに
は、特別の処理を実行する。
【0087】図22に、このときにアルバム編集プログ
ラム89が実行する処理フローの一実施例を図示する。
次に、この処理フローについて説明する。アルバム編集
プログラム89は、額縁部品を台紙70に割り付けてい
るときに、台紙70に割り付けている額縁部品や写真デ
ータに対して移動回転拡大縮小の操作要求が発行される
と、図22の処理フローに示すように、先ず最初に、ス
テップ1で、操作要求先の額縁部品や写真データに対し
て親子関係を設定しているのか否かを判断する。
【0088】この親子関係は、アルバム編集プログラム
89が設定するものであって、図23(a)に示すよう
に、写真データが移動されることなどで額縁部品の上に
包含される形で入るときに設定し、また、額縁部品が移
動されることなどで写真データが隠れることになるとき
に設定する。ここで、後者の場合には、アルバム編集プ
ログラム89は、写真データを額縁部品の上に移動する
処理を行う。
【0089】ステップ1で、操作要求先の額縁部品や写
真データに対して親子関係を設定していることを判断す
るときには、ステップ2に進んで、操作要求が額縁部品
の移動回転要求であるのか否かを判断して、額縁部品の
移動回転要求であることを判断するときには、ステップ
3に進んで、その額縁部品と親子関係にある写真データ
を、その額縁部品と一体的に移動し、あるいは回転す
る。ここで、額縁部品の回転要求は、回転アイコン11
8がクリックされることで発行されることになる。
【0090】一方、ステップ2で、操作要求が額縁部品
の移動回転要求でないことを判断するときには、ステッ
プ4に進んで、操作要求が写真データの拡大要求である
のか否かを判断して、写真データの拡大要求であること
を判断するときには、ステップ5に進んで、その写真デ
ータと親子の関係にある額縁部品を越えない範囲で、そ
の写真データを拡大する。
【0091】一方、ステップ4で、操作要求が写真デー
タの拡大要求でないことを判断するときには、ステップ
6に進んで、操作要求が額縁部品の縮小要求であるのか
否かを判断して、額縁部品の縮小要求であることを判断
するときには、ステップ7に進んで、その額縁部品と親
子の関係にある写真データを越えない範囲で、その額縁
部品を縮小する。
【0092】一方、ステップ6で、操作要求が額縁部品
の縮小要求でないことを判断するときには、ステップ8
に進んで、写真データの移動などの指定される操作を行
い、続くステップ9で、その操作により親子関係が解除
する状態となったのか否かを判断して、親子関係が解除
する状態となったことを判断するときには、ステップ1
0に進んで、設定している親子関係を解除してから処理
を終了し、親子関係が解除する状態とならないことを判
断するときには、そのまま処理を終了する。
【0093】一方、ステップ1で、操作要求先の額縁部
品や写真データに親子関係を設定していないことを判断
するときには、ステップ11に進んで、指定される操作
を行い、続くステップ12で、その操作により親子関係
が成立する状態となったのか否かを判断して、親子関係
が成立する状態となったことを判断するときには、ステ
ップ13に進んで、親子関係を設定してから処理を終了
し、親子関係が成立する状態とならないことを判断する
ときには、そのまま処理を終了する。
【0094】このようにして、アルバム編集プログラム
89は、額縁部品を台紙70に割り付けているときにあ
って、その額縁部品と親子関係にある写真データが存在
するときには、その写真データを額縁部品と一体的に移
動回転し、その写真データの拡大を額縁部品を越えない
範囲で実行し、その額縁部品の縮小を写真データを越え
ない範囲で実行するように処理するのである。
【0095】図24に、アルバム編集画面で、いたずら
ペンアイコン123がクリックされるときに実行する処
理フローの一実施例を図示する。アルバム編集プログラ
ム89は、アルバム編集画面で、いたずらペンアイコン
123がクリックされると、図24の処理フローに示す
ように、先ず最初に、ステップ1で、いたずらペンアイ
コン123の位置付近にペン設定画面を開設する。この
ペン設定画面は、図25に示すように、太いペンを選択
するアイコン129と、中位の太さのペンを選択するア
イコン130と、細いペンを選択するアイコン131
と、消しゴムを選択するアイコン132と、ペンの色を
選択するカラーパレット133と、選択したペンの太さ
と色の見本を表示する表示域134とを持っている。
【0096】ペン設定画面を表示すると、続いて、ステ
ップ2で、ユーザのクリックするペンの太さと色とを設
定する。続いて、ステップ3で、消しゴムを選択するア
イコン132がクリックされたのか否かを判断して、消
しゴムが選択されていないことを判断するとき、すなわ
ち、ペンが選択されていることを判断するときには、ス
テップ4に進んで、マウス85の動きの指すデータをペ
ンシート95(図9に示したもので、手書きの図形デー
タを管理するもの)に書き込む。一方、消しゴムが選択
されていることを判断するときには、ステップ5に進ん
で、ペンシート95の格納するデータの中から、マウス
85の動きの指すデータを削除する。
【0097】続いて、ステップ6で、ペンシート95の
格納するデータを電子アルバムのページの最上位面に、
指定されたペンの太さと色を使って表示する。続いて、
ステップ7で、ペン書きの終了要求が発行されたのか否
かを判断して、発行されたことを判断するときには、処
理を終了し、発行されないことを判断するときには、ス
テップ8に進んで、ペン設定画面に従ってペンの太さと
色の変更要求が発行されたのか否かを判断して、発行さ
れたことを判断するときには、ステップ2に戻り、発行
されないことを判断するときには、ステップ3に戻って
いく。
【0098】このようにして、アルバム編集プログラム
89は、いたずらペンアイコン123がクリックされる
と、マウス85の描く図形データを写真データやシステ
ム部品の上に書いたり、マウス85の動きに従ってその
図形データを修正することで、図26に示すように、写
真データやシステム部品の上に手書き文字等を描くよう
に処理するのである。
【0099】図27に、アルバム編集画面で飾りアイコ
ン122がクリックされるときに実行する処理フローの
一実施例を図示する。アルバム編集プログラム89は、
アルバム編集画面で飾りアイコン122がクリックされ
ると、図27の処理フローに示すように、先ず最初に、
ステップ1で、写真データのクリックを持って、写真デ
ータがクリックされると、続くステップ2で、飾り設定
画面を開設する。
【0100】この飾り設定画面は、図28に示すよう
に、写真データを切り取るときの形状(トリミングの形
状)を選択するアイコン135と、写真データを切り取
るときの線や影の状態を選択するアイコン136と、写
真データを切り取るときの線の太さを選択するアイコン
137と、写真データを切り取るときの線の色を選択す
るカラーパレット138と、選択したモードにより切り
取る写真データ(クリックされた写真データ)の状態を
表示する表示域139と、クリックされた写真データを
表示域139の写真データに変更することを指示する設
定アイコン140と、表示域139の写真データの取り
消しを指示する取消アイコン141とを持っている。
【0101】飾り設定画面を表示すると、続いて、ステ
ップ3で、ユーザのクリックする飾りの形や線や影や太
さや色を設定する。続いて、ステップ4で、ベクトルデ
ータから飾りを生成し、それに従ってクリックされた写
真データを切り出して、その結果を表示域139に表示
しつつ、ユーザからの指示に応答してそれを拡大縮小し
ながら最終的なものを決定する。
【0102】続いて、ステップ5で、表示域139に表
示する写真データの取消要求が発行されたのか否かを判
断して、発行されたことを判断するときには、表示域1
39に表示する写真データの設定を取り消して処理を終
了し、発行されないことを判断するときには、ステップ
6に進んで、表示域139に表示する写真データの設定
要求が発行されたのか否かを判断して、発行されないこ
とを判断するときには、ステップ3に戻り、発行された
ことを判断するときは、ステップ7に進んで、クリック
された写真データを表示域139に表示するものに置き
換えて処理を終了する。
【0103】このようにして、アルバム編集プログラム
89は、飾りアイコン122がクリックされると、図2
9に示すように、台紙70に割り付けられている写真デ
ータをユーザの希望する形に切り取っていくように処理
するのである。このとき、アルバム編集プログラム89
は、飾りの形状により切り出した写真データの拡大縮小
要求があるときには、それを拡大縮小していくのではな
くて、図30の処理フローに示すように、ポインタで参
照している元の写真データを拡大縮小するとともに、飾
りの形状をベクトルデータを使って拡大縮小して、その
拡大縮小した飾りの形状に従ってその拡大縮小した写真
データを切り出していくように処理している。これによ
り、飾りの形状部分がギザギサに拡大されることを防止
できるようになる。
【0104】この写真データの切り取り形状としては、
丸やハート等を用意しているが、アルバム編集プログラ
ム89は、このハート形状による切り出しを次の手順に
従って行うことで、複雑な曲線式や複雑な手順を用いる
ことなく実行する構成を採っている。
【0105】すなわち、図31に示すように、ハートを
囲う四角形の四隅を、、、とし、との中点
をとし、四角形の縦の長さをα,横の長さをβとする
ならば、「を左上端とする縦:αの2/5,横:βの
1/2の四角形」に内接する楕円の0〜π/2ラジアン
にあたる弧を左ハートの内側の弧とし、「を右上端と
する縦:αの2/5,横:βの1/2の四角形」に内接
する楕円のπ/2〜πラジアンにあたる弧を右ハートの
内側の弧とする。
【0106】そして、「を左上端とする縦:αの2/
3,横:βの1/2の四角形」に内接する楕円を楕円A
とし、「を右上端とする縦:αの2/3,横:βの1
/2の四角形」に内接する楕円を楕円Bとして、 よ
り、楕円A,Bへ接線を引いたときのそれぞれの接点か
ら、への直線をハートの先の部分として、これらに、
楕円Aのπ/2〜接点までの弧と、楕円Bの接点〜π/
2までの弧を組み合わせることでハート形状を生成して
いる。
【0107】このようにして、アルバム編集プログラム
89は、簡単な円弧と直線の組み合わせでハート形状を
作成しているのである。図32に、アルバム編集画面で
削除アイコン127がクリックされるときに実行する処
理フローの一実施例を図示する。
【0108】アルバム編集プログラム89は、アルバム
編集画面で削除アイコン127がクリックされると、図
32の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ
1で、台紙70に割り付けている写真データ/システム
部品のクリックを持って、写真データ/システム部品が
クリックされると、続くステップ2で、クリックされた
割付物の上に×印を付け、続いて、ステップ3で、削除
してよいのか否かを確認する削除許可メッセージを表示
する。
【0109】そして、続くステップ4で、この削除許可
メッセージに応答して、ユーザから削除実行指示が入力
されてくるのか否かを判断して、入力されてくることを
判断するときには、ステップ5に進んで、クリックされ
た割付物(×印を付けた物)を削除して処理を終了し、
入力されてこないことを判断するときには、ステップ6
に進んで、×印を消去するとともに削除許可メッセージ
を消去することで、削除モードを解除してから処理を終
了する。
【0110】このようにして、アルバム編集プログラム
89は、削除アイコン127がクリックされると、図3
3に示すように、削除対象の写真データ等に×印を付け
ることでその旨を明示してから、削除許可メッセージに
従って、その×印を付けた物を削除していくように処理
するのである。
【0111】上述した電子アルバム編集装置で用いられ
る各種データの管理及びその管理されるデータに基づい
たアルバム編集処理等について、更に、詳細に説明す
る。上述した電子アルバム編集装置で用いられる各種デ
ータは、例えば、図34に示すようなデータディレクト
リに基づいて管理されている。
【0112】図34において、このデータディレクトリ
は、「アルバム管理ファイル」、「アルバムディレクト
リ」、「写真管理ファイル」、「ピクチャーディレクト
リ」、「パーツ管理ファイル」及び「パーツディレクト
リ」で構成されている。「アルバム管理ファイル」は、
各アルバムのアルバムタイトルとアルバムディレクトリ
との関連を表わしている。従って、アルバムタイトルを
指定すると、この「アルバム管理ファイル」を参照して
「アルバムディレクトリ」が特定される。即ち、アルバ
ムに関するデータの実体が特定される。
【0113】この「アルバム管理ファイル」は、具体的
には、例えば図35に示すように構成される。即ち、各
アルバム毎に、そのアルバムタイトル、そのアルバムに
関するデータが格納される「アルバムディレクトリ」及
びそのアルバムの管理状態(開かれているか否か等)が
記述されている。
【0114】また、図34に戻り、各「アルバムディレ
クトリ」は1冊のアルバムに対応し、「アルバム情報フ
ァイル」、「音声ファイル」及び「ペンシートファイ
ル」を管理する。「アルバム情報ファイル」は、後に詳
述するようにアルバムのサイズ、アルバムの各ページを
構成する情報のリスト等で構成される。「音声ファイ
ル」は、アルバムに付けるべき音声情報のファイルを表
わす。「ペンシートファイル」は、アルバムに付けるべ
き図形データ(手書き文字等)のファイルを表わす。
【0115】「写真管理ファイル」は、写真箱タイトル
とその写真箱に属する写真データを格納した「ピクチャ
ディレクトリ」との関係を管理するもので、例えば、図
7に示したように構成される。そして、各「ピクチャデ
ィレクトリ」は、各写真を表わす写真データのファイル
(写真ファイル、図5参照)と、各写真データで表わさ
れる写真を縮小して表わす縮小写真データのファイル
(ミニチュアファイル)とから構成されている。この縮
小写真データは、作業用表示域115(図18参照)に
縮小して表示される写真箱に属する写真を表わす。
【0116】「パーツ管理ファイル」は、部品箱タイト
ルとその部品箱に属する部品データを格納した「パーツ
ディレクトリ」との関係を管理するもので、例えば、図
8に示したように構成される。そして、各「パーツディ
レクトリ」は、各部品(額縁等)を表わす部品データを
格納したファイル(部品ファイル、図6参照)と、各部
品データで表わされる部品を縮小して表わす縮小部品デ
ータのファイル(ミニチュアファイル)とから構成され
ている。この縮小部品データは、作業用表示域115
(図19参照)に縮小して表示される部品箱に属する部
品を表わす。
【0117】更に、上述した「アルバム情報」は、例え
ば、図36に示すように構成される。図36において、
「アルバム情報」は、「作画サイズ(画面の解像度を含
む)」、「オートデモ時間(アルバムの自動ページめく
り機能における各ページの保持時間)」、及びアルバム
1ページを構成する情報を表わす「ページ情報」にて構
成される。「ページ情報」は、更に、1ページの情報サ
イズ、音声ファイル名、ペンシートファイル名、台紙情
報、写真データ情報、部品情報、文字データ情報を表わ
す。上記台紙情報は、台紙の種別(日記台紙、カラー台
紙等(図19参照))と台紙のファイル名にて構成され
る。写真データ情報は、写真を表わす写真データのファ
イル名、その写真が収められたフォトCD情報、その写
真のページ上での表示位置及び大きさ、更に、その写真
の表示すべき部分を表わすトリミング情報から成ってい
る。
【0118】部品情報は、部品のファイル名及びその部
品のページ上での表示位置及び大きさを表わす情報から
成っている。更に、文字データ情報は、文字のページ上
での表示位置、その文字の色、フォント、スタイル、サ
イズ、及びその文字の属する文字列に関する情報から成
っている。
【0119】上述したようなデータディレクトリにより
管理される各種情報に基づいて、各種写真を格納した写
真箱の整理処理及びその写真箱に属する各種写真を用い
てアルバムを編集するする処理が行なわれる。まず、写
真箱の整理に係る処理は、例えば、図37及び図38に
示す手順に従って行なわれる。
【0120】「写真整理」のアイコン(図11参照)が
クリックされると、写真箱の整理に係る処理が開始され
る。図37において、写真箱整理の初期画面(図14参
照)が表示される(S101)。そして、更に、初期画
面に表示された写真箱のアイコン一覧の中からある写真
箱が選択(クリック)されると(S102)、更に、タ
イトルの設定または変更のアイコンがクリック(選択)
されたか否かが判別される(S103)。ここで、この
タイトルの設定または変更のアイコンがクリックされる
と、タイトルの入力画面が表示され、キーボートから入
力されるタイトル情報を取り込み、写真管理ファイル
(図34参照)にて管理される写真箱タイトルを新たに
設定または変更する(S104)。これにて、写真箱の
新たな設定またはタイトルの変更処理が終了する。
【0121】次に、写真箱のタイトルの設定または変更
の選択操作がなされずに、単に写真箱の選択操作だけが
行なわれると(S102、S103、No)、写真管理
ファイル(図34参照)を参照して、選択された写真箱
に対応するピクチャディレクトリが検索される。そし
て、更に、そのピクチャディレクトリに属するミニチュ
アファイルの縮小写真データがディスクが読みだされ、
縮小写真が画面に表示される(S105)。そして、そ
の写真箱に属する写真で、既にアルバムに使用されてい
る写真があるか否かが判別される(S106)。もし、
使用済みの写真があれば、その写真に対応した縮小写真
の右下角に折れ目(図14の作業表示域101参照)が
付けられる(S107)。この状態で、更に、ユーザが
写真の取り込みのアイコンをクリック(選択)したか否
かが判別される(S108)。
【0122】ここで、写真の取り込みのアイコンのクリ
ックがなされると、写真取り込みが面(図15参照)が
表示される(S109)。そして、スキャナ等から取り
込まれた写真を表わす写真データに基づいて当該写真が
写真取り込み画面の表示域102に表示される。この取
り込まれた写真データの新たな写真ファイルが作成さ
れ、ディスクの所定領域に格納される。そして、この取
り込まれた写真の写真ファイルが属するピクチャディレ
クトリが生成される。更に、取り込まれた写真を縮小し
て表わす縮小写真データのミニチュアファイルが作成さ
れ、ディスクの所定領域に格納される。このミニチュア
ファイルは、対応する写真ファイルのピクチャディレク
トリに登録される。そして、上記選択された写真箱とこ
の新たなピクチャディレクトリ(写真ファイル及びミニ
チュアファイル)の対応関係が写真管理ファイルに記述
される。これにて、写真の取り込み処理が終了する。
【0123】写真取り込み処理の選択処理がない(S1
08、No)場合、更に、写真箱移動のアイコンがクリ
ック(選択)されたか否かが判別される(S110)。
ここで、写真箱移動のアイコンがクリックされると、電
子アルバム編集装置は、既に選択された写真箱に属する
写真であって、画面の作業表示域101(図14参照)
に現在表示された写真(縮小写真)の選択操作、及び移
動先となる写真箱の指定操作の待ち状態となる。そし
て、それらの操作が行なわれると、選択された写真を表
わす写真データを当該指定された写真箱に移動する処理
が行なわれる(S111)。具体的には、選択された写
真に対応した写真ファイルを有するピクチャディレクト
リが選択された写真箱に対応するように写真管理ファイ
ルが更新される(図34参照)。これにて、写真箱移動
の処理が終了する。
【0124】写真箱移動のアイコンがクリックされない
場合(S110、No)、写真箱の整理に関する処理
は、図38に示すステップS112に進む。即ち、写真
データ削除のアイコンがクリック(選択)されたか否か
が判別される(S112)。写真データ削除のアイコン
がクリックされると、当該電子アルバム編集装置は、削
除すべき写真の指定操作の待ち状態となる。この状態
で、ユーザが画面の作業表示域101に表示された写真
(縮小写真)をクリック(選択)すると、更に、写真管
理ファイルにおける当該選択された写真に関する使用カ
ウンタが”0”であるか否かが判定される(S11
2)。この使用カウンタの係数値は、当該写真ファイル
が使用されたアルバムの数を表わす。従って、その使用
カウンタが”0”でないということは、対応する写真デ
ータがいずれかのアルバムで使用されていることを意味
する。また、その使用カウンタが”0”であることは、
対応する写真データがまだアルバムに使用されていない
ことを意味する。そして、この使用カウンタが”0”の
場合、及び、その使用カウンタが”0”でない場合であ
って、その旨をユーザに確認して(S114)、ユーザ
からの許可がなされた場合、指定された写真が当該写真
箱(ステップS102で指定された)から削除される。
具体的には、指定された写真に対応する写真ファイルが
属するディレクトリと当該写真箱との対応関係が削除さ
れるように写真管理ファイル(図34参照)が更新され
る。これにて、写真データ削除の処理が終了する。
【0125】また更に、写真データ削除のアイコンのク
リックがない場合(S112、No)、虫めがねのアイ
コンのクリック(選択)がなされたか否かを判別する
(S116)。虫めがねのアイコンは、表示された写真
を拡大する処理を表わしている。この虫めがねのアイコ
ンのクリックがなされると、電子アルバム編集装置は、
画面の作業表示域101(図14参照)に表示された写
真(縮小写真)の選択操作の待ち状態になる。そして、
ユーザが該表示された写真をクリック(選択)すると、
拡大表示画面が表示され、選択された写真から拡大写真
が得られるように当該写真データから拡大写真データが
生成される。そして、その生成された拡大写真データに
基づいて、上記拡大表示画面内に選択された写真の拡大
写真が表示される(S117)。これにて、縮小表示さ
れた写真の拡大表示の処理が終了する。ユーザは、拡大
された写真にてその内容の詳細が確認できる。
【0126】更に、電子アルバム編集装置は、終了操作
が行なわれたか否かを判別し(S118)、終了操作が
行なわれれば、当該写真箱の整理に関する処理を全て終
了する。更に、アルバム編集に関する処理は、例えば、
図39に示す手順に従って実行される。
【0127】初期画面(図11参照)において、アルバ
ム編集のアイコンがクリック(選択)されると、図39
に示すアルバム編集に関する処理が開始する。まず、ア
ルバム編集画面(図18参照)が表示された状態で、ユ
ーザがアルバム編集に使用する写真が属する写真箱のア
イコンをクリック(選択)すると、写真管理ファイル
(図34参照)を参照して、クリックされた写真箱に対
応する各ピクチャディレクトリに記述されたミニチュア
ファイルが抽出される。そして、抽出されたミニチュア
ファイルの縮小写真データに基づいて、該写真箱に属す
る写真の一覧が画面の作業表示域115に縮小表示され
る。この縮小写真は、所定の順番に従って配列される。
【0128】更に、選択された写真箱に属する写真でア
ルバムに既に使用されているものがあるか否かが判別さ
れる(S122)。もし、使用済みの写真があると、そ
の写真に対応した縮小写真の右下角に折れ目が形成さ
れ、その使用済み写真が未使用の写真の後にソートされ
る(S123)。これにより、未使用の写真が配列順番
のより上位にくるので、上記作業表示域115のより上
位の位置に未使用写真に対応した縮小写真が表示され、
未使用写真の選択が容易になる。
【0129】その後、電子アルバム編集装置は、アルバ
ムに使用する、写真、部品(台紙、額縁等)の入力の待
ち状態となる。ユーザが台紙を選択すると、その選択さ
れた台紙が画面の作業表示域115の隣の領域70(図
18参照)に表示される。そして、「アルバム情報ファ
イル」にその台紙の種類、ファイル名が記述される(図
36参照)。
【0130】また、作業表示域115に表示される縮小
写真をクリックすると、各ピクチャディレクトリ(図3
4参照)が検索され、その縮小写真のミニチュアファイ
ルに対応した写真ファイル内の写真が読みだされる。そ
して、その読みだされた写真データにて表わされる写真
が、上記表示された台紙の上に重ねて表示される(S1
24)。このとき、台紙上の写真の位置調整がマウスの
操作で行なわれる。この台紙上に設定された写真のファ
イル名、位置、大きさ等のデータがアルバム情報ファイ
ルの写真データ情報に記述される(図36参照)。
【0131】また、部品箱一覧からある部品箱が選択
(クリック)されると、パーツ管理ファイル(図34)
され、その選択された部品箱に属する部品に対応するパ
ーツディレクトリが抽出される。そして、抽出された各
パーツディレクトリに記述されたミニチュアファイル内
の縮小部品が読みだされ、作業表示域115に縮小部品
が表示される。この状態で、使用すべき縮小部品をクリ
ック(選択)すると、その選択された縮小部品のミニチ
ュアファイルと対になる部品ファイルから部品データが
読みだされ、そのデータに基づいて選択された部品が台
紙上に重ねて表示される(S124)。この部品の表示
位置もマウス操作で調整される。この台紙に設定された
部品のファイル名、位置、大きさ等の情報がアルバム情
報ファイルの部品情報に記述される(図36参照)。
【0132】また、写真が選択されたときに、その写真
にデフォルトの飾り(部品)がある場合は、写真の選択
操作にて同時にその飾り(部品)が選択され、台紙上に
表示される(S125)。上記のように選択されて台紙
上に貼り付けた写真に対応した縮小写真の右下角に折れ
目が形成され、その選択差あれた写真が未使用の写真の
後にソートされる(S126)。例えば、その選択に係
る縮小写真が表示された縮小写真の最後尾に表示され
る。
【0133】その後、台紙に貼られた写真、部品の拡
大、縮小の処理要求がなされたか否かが判別される(S
127)。そのような処理要求がなされたことが判定さ
れると、更に、その処理要求が写真データに対するもの
か否かが判別される(S128)。もし、写真データに
対するものであれば、その指定された写真データを縦と
横の比を変えずに拡大、縮小する(S129)。また一
方、写真データではなく、部品に対するものであれば、
その部品データの指定された倍率での拡大、縮小処理が
行なわれる(S130)。このように、写真や部品の拡
大、縮小処理が行なわれると、アルバム情報ファイル
(図36参照)における、各写真データ情報や部品情報
の大きさに関する情報が更新される。
【0134】更に、台紙に貼られた写真、部品の移動の
処理要求がなされたか否かが判別される(S139)。
その処理要求がなされた場合、写真、部品の台紙上での
移動操作の待ち状態となる。ここで、ユーザがマウスを
用いて台紙上で写真、部品の移動操作(例えば、ドラッ
グ)を行なうと、その移動操作された写真、部品が台紙
上で移動される。そして、その移動先の位置にてアルバ
ム情報ファイル(図36参照)における各写真データ情
報や部品情報が更新される。
【0135】その後、アルバム編集に関する処理の終了
要求がなされたか否かが判別され(S132)、もし、
その終了要求がなされた場合には、当該アルバム編集に
関する処理が終了する。上記のようなアルバム編集装置
では、各写真箱に属する写真が縮小表示される。そし
て、その中から台紙に貼るべき写真が選択されると、そ
の縮小写真の右下角に折れ目が付けられる。従って、各
写真箱に属する写真のうち、まだ、アルバムに貼ってい
ない写真を一目で確認することができる。また、その使
用済みの写真を表わす、折れ目の付けられた縮小写真が
未使用の写真に対応した縮小写真の後の配列表示される
ので、その未使用写真の選択の操作性が向上する。
【0136】更に、選択して台紙に貼られた写真、部品
の拡大/縮小、移動等がなされた場合等、各写真、部品
に関する情報が変化した場合には、アルバム情報ファイ
ルの写真データ情報、部品情報等の対応する項が更新さ
れる。そして、電子アルバム編集装置は、アルバム管理
ファイル、このように更新されるアルバム編集情報を含
むアルバムディレクトリ、写真管理ファイル、ピクチャ
ディレクトリ、パーツ管理ファイル及びパーツディレク
トリ(図34、図35、図36)を参照して、各アルバ
ム、写真箱、部品箱に属する情報(写真データ、部品デ
ータ等)を一元的に管理する。
【0137】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子アル
バム編集装置によれば、イメージスキャナの読み取る写
真データや、フォトCD等の記憶媒体の記憶する写真デ
ータや、映像データを使って電子アルバムを編集する構
成を採ることから、ユーザの希望する電子アルバムを編
集できるようになる。
【0138】
【0139】
【0140】
【0141】そして、本発明の電子アルバム編集装置に
よれば、ユーザは、誤って写真データを消去してしまう
ことを防止できるようになるので、ユーザの希望する電
子アルバムを編集できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】電子アルバムの説明図である。
【図4】本発明の一実施例である。
【図5】ピクチャディレクトリの説明図である。
【図6】パーツディレクトリの説明図である。
【図7】写真管理ファイルの説明図である。
【図8】パーツ管理ファイルの説明図である。
【図9】アルバムディレクトリの説明図である。
【図10】アルバム編集プログラムの処理フローの一実
施例である。
【図11】初期画面の説明図である。
【図12】アルバム編集プログラムの処理フローの一実
施例である。
【図13】アルバム編集プログラムの処理フローの一実
施例である。
【図14】写真箱整理の初期画面の説明図である。
【図15】写真箱取り込み画面の説明図である。
【図16】アルバム編集プログラムの処理フローの一実
施例である。
【図17】新規アルバム設定画面の説明図である。
【図18】アルバム編集画面の説明図である。
【図19】アルバム編集画面の説明図である。
【図20】アルバム編集プログラムの処理フローの一実
施例である。
【図21】アルバム編集画面の説明図である。
【図22】アルバム編集プログラムの処理フローの一実
施例である。
【図23】額縁部品と写真データの親子関係の説明図で
ある。
【図24】アルバム編集プログラムの処理フローの一実
施例である。
【図25】ペン設定画面の説明図である。
【図26】いたずらペンの説明図である。
【図27】アルバム編集プログラムの処理フローの一実
施例である。
【図28】飾り設定画面の説明図である。
【図29】写真の切り取りの説明図である。
【図30】アルバム編集プログラムの処理フローの一実
施例である。
【図31】ハート形状の生成処理の説明図である。
【図32】アルバム編集プログラムの処理フローの一実
施例である。
【図33】部品削除処理の説明図である。
【図34】各種データを管理するデータディレクトリを
示す図である。
【図35】アルバム管理ファイルの詳細な構造を示す図
である。
【図36】アルバム情報ファイルの詳細な構造を示す図
である。
【図37】写真箱の整理に係る処理の手順を示すフロー
チャート(その1)である。
【図38】写真箱の整理に係る処理の手順を示すフロー
チャート(その2)である。
【図39】アルバム編集に係る処理の手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 電子アルバム編集装置 10 端末 11 イメージ読取手段 12 入力手段 13 管理手段 14 編集手段 15 第2の編集手段 16 格納手段 20 検出手段 21 判断手段 22 拡大縮小手段 30 検出手段 31 設定手段 32 判断手段 33 移動手段 34 制限手段 40 検出手段 41 記憶手段 42 消去手段 43 表示手段 50 管理手段 51 生成手段 52 特定手段 53 割付手段 60 検出手段 61 表示手段 62 消去手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広瀬 昭文 大分県大分市東春日町17番58号 株式会 社富士通大分ソフトウェアラボラトリ内 (72)発明者 高橋 松銅 大分県大分市東春日町17番57号 株式会 社オーガス内 (72)発明者 稗田 みゆき 大分県大分市東春日町17番58号 株式会 社富士通大分ソフトウェアラボラトリ内 審査官 村松 貴士 (56)参考文献 特開 平7−182366(JP,A) 特開 平6−274580(JP,A) 特開 平8−77325(JP,A) 特表 昭62−500065(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 G06T 11/60 - 17/50 G06F 17/30

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機上に構築されて、ディスプレイ上
    に表示する台紙に写真データを割り付けることで電子ア
    ルバムを編集する電子アルバム編集装置において、 写真グループ名を設定して、写真データを該写真グルー
    プに所属する写真データとして入力する入力手段と、 上記入力手段の入力する写真データを、どの写真グルー
    プに属するのかを区別しつつ管理する管理手段と、 指定される写真グループに所属する写真データを上記管
    理手段から読み出し、電子アルバムに掲載済みの写真デ
    ータであるのか否かを識別してディスプレイに該写真デ
    ータを該識別に関する情報とともに表示するとともに、
    写真データを使い電子アルバムを編集する編集手段と
    を備えることを、 特徴とする電子アルバム編集装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子アルバム編集装置に
    おいて、 設定された写真グループ名の一覧と、指定される写真グ
    ループに所属する、電子アルバムに掲載済みであるのか
    否かを識別する情報を付した写真データとをディスプレ
    イに表示するとともに、写真データの消去又は移動の編
    集要求があるときに、該編集要求の指定する編集処理を
    実行する第2の編集手段を備えることを、 特徴とする電子アルバム編集装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電子アルバム編集装置に
    おいて、 入力手段は、イメージ読取手段の読み取る写真データ以
    外に、記憶媒体の記憶する写真データについても入力対
    象とすることを、 特徴とする電子アルバム編集装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電子アルバム編集装置に
    おいて、 入力手段は、イメージ読取手段の読み取る写真データ以
    外に、映像データについても入力対象とすることを、 特徴とする電子アルバム編集装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の電子アルバム編集装置に
    おいて、 編集手段は、指定される写真グループに所属する写真デ
    ータをディスプレイに表示するときに、電子アルバムに
    未掲載の写真データを優先しつつ表示していくことを、 特徴とする電子アルバム編集装置。
  6. 【請求項6】 請求項記載の電子アルバム編集装置に
    おいて、第2の 編集手段は、電子アルバムに掲載済みの写真デー
    タに対しての消去要求があるときには、ディスプレイに
    削除してよいのか否かを確認するメッセージを表示して
    いくことを、 特徴とする電子アルバム編集装置。
JP30511296A 1996-03-15 1996-11-15 電子アルバム編集装置 Expired - Fee Related JP3332763B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30511296A JP3332763B2 (ja) 1996-03-15 1996-11-15 電子アルバム編集装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5899696 1996-03-15
JP8-58996 1996-03-15
JP30511296A JP3332763B2 (ja) 1996-03-15 1996-11-15 電子アルバム編集装置

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002134244A Division JP3653060B2 (ja) 1996-03-15 2002-05-09 電子アルバム編集装置
JP2002134245A Division JP2003022449A (ja) 1996-03-15 2002-05-09 電子アルバム編集装置
JP2002134243A Division JP3662551B2 (ja) 1996-03-15 2002-05-09 電子アルバム編集装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09305784A JPH09305784A (ja) 1997-11-28
JP3332763B2 true JP3332763B2 (ja) 2002-10-07

Family

ID=26400017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30511296A Expired - Fee Related JP3332763B2 (ja) 1996-03-15 1996-11-15 電子アルバム編集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3332763B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11272840A (ja) * 1998-03-19 1999-10-08 Hitachi Ltd 電子アルバム装置
US6567983B1 (en) 1998-04-10 2003-05-20 Fuji Photo Film Co., Ltd. Electronic album producing and viewing system and method
US6549935B1 (en) 1999-05-25 2003-04-15 Silverbrook Research Pty Ltd Method of distributing documents having common components to a plurality of destinations
KR20000054449A (ko) * 2000-06-07 2000-09-05 김태성 인터넷 온라인을 통한 이미지의 처리 방법 및 시스템
EP1182861A3 (en) * 2000-08-17 2003-04-16 Eastman Kodak Company Method, apparatus and system for organizing captured digital images
US6745186B1 (en) * 2000-08-17 2004-06-01 Eastman Kodak Company Product and method for organizing and searching digital images
JP4700942B2 (ja) * 2004-09-03 2011-06-15 キヤノン株式会社 電子アルバム編集装置、電子アルバム編集方法、及びコンピュータプログラム
JP4987538B2 (ja) 2007-03-29 2012-07-25 富士フイルム株式会社 アルバム作成装置、方法およびプログラム
JP6494503B2 (ja) 2015-08-07 2019-04-03 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2019212202A (ja) 2018-06-08 2019-12-12 富士フイルム株式会社 画像処理装置,画像処理方法,画像処理プログラムおよびそのプログラムを格納した記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09305784A (ja) 1997-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6111586A (en) Electronic photo album editing apparatus
CA2102910C (en) User interface system having programmable user interface elements
US6335742B1 (en) Apparatus for file management and manipulation using graphical displays and textual descriptions
US5898434A (en) User interface system having programmable user interface elements
US7010751B2 (en) Methods for the electronic annotation, retrieval, and use of electronic images
JP3387183B2 (ja) 画像表示方法及び装置
US20030067631A1 (en) Printing method and system for making print from photo picture frame and graphic image written by user
JP2000163444A (ja) 携帯情報機器及び情報記憶媒体
JP3332763B2 (ja) 電子アルバム編集装置
JP2000163443A (ja) 携帯情報機器及び情報記憶媒体
US6801327B1 (en) Filing system and method, and apparatus and method for reproducing image data
US20030063131A1 (en) Picture moving and positioning method in image processing software
JP2001337994A (ja) サムネイル表示システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体
JP3653060B2 (ja) 電子アルバム編集装置
JP3662551B2 (ja) 電子アルバム編集装置
EP1580996A1 (en) Program with copy function and information recording medium recording the program thereon
US20020167550A1 (en) Method of controlling an apparatus
JP2003022449A (ja) 電子アルバム編集装置
JP2003196318A (ja) 画表示方法および装置
JP2000090252A (ja) 画像処理装置、及び画像処理プログラムが記憶された記憶媒体
KR20020061394A (ko) 전자앨범 제작방법
JPH09244847A (ja) コンピュータ装置
JPH08329135A (ja) デザイン設計支援システム
JPH10126733A (ja) 写真映像画像デジタルライター装置
Wolper Photoshop Elements 2018: From Novice to Expert

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020709

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080726

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090726

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100726

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100726

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110726

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110726

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120726

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120726

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130726

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees