JP3323659B2 - 電話応答システム - Google Patents

電話応答システム

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JP3323659B2
JP3323659B2 JP18910194A JP18910194A JP3323659B2 JP 3323659 B2 JP3323659 B2 JP 3323659B2 JP 18910194 A JP18910194 A JP 18910194A JP 18910194 A JP18910194 A JP 18910194A JP 3323659 B2 JP3323659 B2 JP 3323659B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線を利用してコ
ンサートホールや劇場の座席予約の管理を行う電話応答
システムに係り、特に、利用者にとっては、イベント毎
の座席予約状況を主催者に逐一問い合わせること無く知
ることができ、主催者側にとっては、イベント情報及び
座席予約状況を、随時、不特定多数の人に対して知らせ
ることができる電話応答システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電話応答システムは、利用者が、電話に
よってコンサートホールや劇場等の座席予約を行うこと
ができるシステムである。従来の電話応答システムにつ
いて、図6を用いて説明する。図6は、従来の電話応答
システムの構成ブロック図である。従来の電話応答シス
テムは、図6に示すように、座席データの管理者(イベ
ント主催者、劇場等)側として、利用者の電話機からの
入力に対して音声で応答し、利用者の目的に合わせて座
席予約等の処理制御を行う電話応答装置1と、コンサー
トや演劇等のイベント毎の詳細な情報を記憶している記
憶手段2と、記憶手段2に格納されている情報を電話応
答装置1を介して取り出し、表示する表示端末3と、利
用者側の電話機5-1〜5-nと、公衆回線4とから構成さ
れている。そして、電話応答装置1と電話機5とは公衆
回線4を介して接続されている。
【0003】次に、イベント毎の情報を記憶している記
憶手段2の構成について図7を用いて説明する。図7
は、記憶手段2内の構成概念図である。記憶手段2は、
電話をかけてきた利用者に対してどの様なサービスを行
うかを定義するサービスコードテーブル21と、日付情
報を格納した日付ファイル22と、日付ファイル22の
各日付に対応してそれぞれの日に実施されるイベントの
イベントコードとイベント名を格納したイベントファイ
ル23と、イベントファイル23の各イベント名に対応
して予約状況を記憶している予約人数ファイル24と、
イベントファイル23の各イベント名に対応して当該イ
ベントの詳細な固定の基本的情報を記憶しておくイベン
トマスタファイル25とから構成されている。
【0004】特に、イベント毎の予約状況を記憶してい
る予約人数ファイル26は、指定席コードと、指定席コ
ード毎の収容人数(n1 )と、実際の予約受付人数(n
2 )とを格納するようになっている。この内、指定席コ
ードと、収容人数は、予め規定されいる固定情報であ
り、予約受付人数は、対応する指定席コード毎に実際に
予約された人数を加算して記憶していく可変情報であ
る。そして、新たに予約を受け付けた場合には予約受付
人数を更新するようになっている。
【0005】また、イベントマスタファイル25は、
「イベントコード」、「イベント名」、「開演日時」、
「会場」、「座席構成」等のイベント毎に固有の基本的
な固定情報を記憶しているものである。「座席構成」と
しては、「座席名」及び「料金」の情報が記憶されてい
る。
【0006】上記構成の電話応答システムにおける予約
受付の制御について図7及び図8を用いて説明する。図
8は、利用者が本システムを用いて座席予約を行う場合
の説明図である。図8に示すように、電話応答装置1で
は、電話機5が発生するトーン信号を読み取って、記憶
手段2内のテーブル及びファイルを順次参照して、トー
ン信号に対応する処理を行うようになっている。また、
電話応答装置1は、利用者からの入力に対して音声のメ
ッセージで応対する会話形式によって利用者のコード入
力をサポートして、所望のサービスを行うようになって
いる。
【0007】具体的に説明すると、電話応答装置1は、
まず、利用者が入力したサービスコードを読み取り、記
憶手段2内のサービスコードテーブル21を参照して、
「予約」「空き情報の照会」「予約取り消し」のいずれ
の処理を行うかを判断する。ここでは、「予約」を選択
した場合について以下説明する。予め音声データとして
記憶されているメッセージを出力した後、利用者が入力
した日付コードを読み取り、記憶手段2内の日付ファイ
ル22を参照して年月日を特定し、次に、その日に行わ
れるイベント名を記載したイベントファイル23を参照
して、利用者が入力したイベントコードに対応するイベ
ントを特定し、更に、当該イベントに対応する予約人数
ファイル24を読み出す。
【0008】そして、利用者から指定席コードが入力さ
れた場合に、指定席コードに対応する収容人数(n1 )
と予約受付人数(n2 )を読み取り、n2 <n1 であれ
ば「空席有り」として予約の受付処理を行い、受け付け
た人数を予約受付人数に加算し、更新するようになって
いる。また、n2 =n1 であれば、「完売」として、予
約の受付を拒否するようになっている。このようにして
「予約」のサービスが行われるものであるが、「空き情
報の照会」「予約取消し」も同様にテーブル及びファイ
ルを順次参照して処理を行うようになっている。
【0009】次に、記憶手段2に蓄積されているデータ
を、電話応答装置1を備えている主催者側の表示端末3
に出力する場合の制御方法について図7を用いて説明す
る。図7に示すように、主催者がある特定のイベントの
空席情報等を表示させる場合には、表示端末3の入力部
(図示せず)から開演日時、イベントコードが入力され
ると、電話応答装置1が、上記と同様の処理により記憶
手段2内の当該イベントの予約人数ファイル24を読み
出し、空席情報としてi=予約受付人数(n2 )/収容
人数(n1 )を算出し、電話応答装置1内の記憶部とし
てのRAM上に格納しておく。また、当該イベントのイ
ベントマスタファイル25から「イベント名」と、「開
演日時」と、「座席名」と、「料金」を読み取り、同様
にRAM上に格納する。そして、予約人数ファイル24
から読み取った情報とイベントマスタファイル25から
読み取った情報から表示データ12aを編集作成して再
度RAMに格納し、表示端末3に送出するようになって
いる。
【0010】表示端末3では、表示データ12aに基づ
いてイベント名と、開演日時と、座席名と、各座席名に
対応する料金及び空席情報を表示する。空席情報は、i
=1の場合には「完売」、i<1の場合には「空席有
り」と表示するようになっている。
【0011】ここで、表示端末3は、主催者側が座席管
理に利用するために記憶手段2内のデータを表示させる
ものであり、一般の利用者には公開されていなかったも
のである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電話応答システムでは、座席予約を行う利用者が予
約状況を知るためには、直接劇場や主催者へ電話を掛け
て問い合わせたり、電話応答装置1から記憶手段2の検
索を行う必要があり、問い合わせ作業が煩雑であるとい
う問題点があった。
【0013】また、主催者側が記憶手段2に蓄積されて
いる情報を公開しようとする場合には、電話応答装置1
から情報を読み出して表示端末3に一旦表示させ、ポス
ター、黒板等の媒体に書き写す作業が必要であり、書き
写し作業が煩雑であるという問題点があった。
【0014】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、一般の利用者にとっては、目的のイベント座席予約
状況を逐一電話で問い合わせることなく知ることがで
き、また、イベントの主催者側にとっては、記憶手段2
から読み出した最新の情報を、ポスター等の別の媒体に
書き写すこと無く一般の利用者に広く公開することがで
きる電話応答システムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、電話応答システム
において、公衆回線を介して複数の電話機に接続し、前
記電話機からの入力に対してイベントに関する案内及び
座席の予約のための案内をメッセージで応答して予約を
受け付ける電話応答装置と、前記電話応答装置に接続
し、イベントに関する情報及び予約状況を記憶する記憶
手段と、前記電話応答装置に前記公衆回線を介し前記複
数の電話機とは異なる回線で接続し、前記電話応答装置
からの表示データを受信して表示を行う表示装置を備
え、前記記憶手段には、イベントに関する情報及び予約
状況を管理する手段として、イベントを日付毎に管理す
る日付ファイルと、前記日付に関連してイベント名を管
理するイベントファイルと、各イベントの会場名を含む
基本的情報を管理するイベントマスタファイルと、前記
イベントの予約状況として収容人数及び予約人数、各席
の予約状況を管理する予約人数ファイルと、各会場を図
形的に表示するための会場情報を管理する会場マスタフ
ァイルとを設け、前記電話応答装置が、定期的に前記記
憶手段にアクセスし、前記イベントファイルのイベント
名から前記イベントマスタファイルと前記予約人数ファ
イルとを参照し、前記イベントマスタファイルから基本
的情報を読み取り、前記予約人数ファイルの情報から空
席情報を取得し、前記基本的情報と前記空席情報から表
示データを作成し、前記表示データを前記公衆回線を介
して表示装置に送信し、前記イベントの基本的情報と空
席情報の表示データ送信に続いて、前記イベントファイ
ルのイベント名から前記イベントマスタファイルと予約
状況ファイルとを参照し、前記イベントファイルの基本
的情報の会場名から前記会場マスタファイルを参照して
会場情報を読み取り、前記予約状況ファイルから各席の
予約状況の情報を読み取り、前記読み取った会場情報に
前記読み取った各席の予約状況の情報を付加してイベン
ト会場の空席状況を図式表示する表示データを作成し、
前記表示データを公衆回線を介して表示装置に送信する
電話応答装置であることを特徴としている。
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】請求項1記載の発明によれば、電話からイベン
トの座席予約等を行うことができる電話応答システムで
あって、電話応答装置が記憶手段からイベントの基本的
情報と空席情報を定期的に読み取って公衆回線を介して
接続する表示装置に表示させ、イベントの基本的情報と
空席情報の表示データ送信に続いて、イベントマスタフ
ァイルの基本的情報の会場名から会場マスタファイルを
アクセスして会場情報を読み取り、予約状況ファイルか
ら読み取った各席の予約状況の情報を付加してイベント
会場の空席状況を図式表示する表示データを作成し、公
衆回線を介して表示装置に送信して表示させる電話応答
システムとしているので、利用者側は、イベントに関す
る情報を広く一般に公開するための表示装置を見ること
で、電話で問い合わせることなく、一目でイベントの基
本的な情報及び空席情報を知ることができ、更に利用者
側は、イベントの情報及びそのイベントの空席情報に続
いて、具体的な会場の各席の予約状況を図式表示によっ
て一目で知ることができ、また主催者側は駅や広場等の
公共の場に表示装置を設け、表示装置に最新のイベント
の基本的情報及び空席情報を表示することで、イベント
に関するポスター及び黒板等を作成する必要が無く、イ
ベント内容及び空席情報を広く利用者に公開することが
でき、利用者及び主催者の便宜を図ることができる。
【0019】
【0020】
【0021】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本発明の一実施例に係る電話応答
システムの構成ブロック図である。尚、図6で説明した
従来の電話応答システムと同様の構成をとる部分につい
ては同一の符号を付して説明する。
【0022】本実施例(第1の実施例)の電話応答シス
テムの基本的な構成は、図6に示した従来の電話応答シ
ステムとほぼ同様であり、電話応答装置1と、電話応答
装置1に接続された記憶手段2及び表示端末3と、公衆
回線4と、利用者側の電話機5とを有し、そして、本実
施例の特徴部分として、公衆回線4に接続された表示装
置6を設けた構成となっている。ここで、記憶手段2
は、図7に示した従来の記憶手段と同様のファイル構成
となっている。
【0023】次に、第1の実施例の電話応答システムの
各部の構成について図2及び図3を用いて具体的に説明
する。図2は、第1の実施例の電話応答装置1の構成ブ
ロック図であり、図3は、表示装置6の構成ブロック図
である。電話応答装置1は、そのハード的構成が従来と
同様であり、図2に示すように、制御及び処理を行うC
PU11と、読み取ったデータや作成したデータを一時
的に格納する可変情報の記憶部としてのRAM12と、
処理プログラムやメッセージの音声データ等を格納する
固定情報の記憶部としてのROM13と、本装置と公衆
回線4との回線接続制御を行う電話回線制御部14と、
音声データを音声信号に変換する音声応答部15と、表
示装置6へデータを伝送するための汎用インタフェース
16とから構成されている。
【0024】そして、電話応答装置1は、記憶手段2に
アクセスして表示装置6に表示させる情報を読み出し、
表示データを編集作成して一定時間毎に汎用インタフェ
ース16から公衆回線4を介して表示装置6に送出する
ようになっている。
【0025】また、図3に示した表示装置6は、公衆回
線4を介して電話応答装置1と接続されているキャラク
タディスプレイであり、電話応答装置1が読み出した記
憶手段2内のイベント情報を公衆回線4を介して受信
し、表示する装置である。表示装置6は、駅や広場等の
人が多く集まる場所に設けられ、記憶手段2に蓄積され
ているイベント情報を広く一般に公開するものである。
【0026】表示装置6は、図3に示すように、受信し
たデータから実際に表示させる文字パターンに変換し、
表示制御を行うCPU61と、受信データを一時的に格
納するRAM62と、表示制御プログラムを格納するR
OM63と、CRT又はLEDドットマトリクス等の表
示部64と、公衆回線4等の外部回線からのデータを受
信する汎用インタフェース65とから構成されている。
【0027】そして、第1の実施例の表示装置6は、汎
用インタフェース65を介して受信した電話応答装置1
からの表示データをRAM62に一旦格納しておき、表
示部64へ送出して表示させるようになっている。電話
応答装置1からのデータの送出は、一定時間間隔で行わ
れるので、1回データを受信すると、そのデータをRA
M62に格納しておき、次の受信時まではRAM62に
格納されたデータを繰り返し表示するようになってい
る。
【0028】上記構成の第1の実施例の電話応答システ
ムにおける動作について図1及び図7を用いて説明す
る。まず、電話機5から利用者が公衆回線4を介して電
話応答装置1にコンサート等のイベントの予約を従来通
りに行うと、記憶手段2内で日付ファイル22,イベン
トファイル23,予約人数ファイル24の順でアクセス
して、空席であれば予約人数ファイル24の受付人数を
変更し、ファイルの更新を行う。
【0029】このように、予約人数の更新がなされてい
る状況で、電話応答装置1は、一定時間間隔で記憶手段
2内のイベント情報を読み取って公衆回線4を介して表
示装置6へ送出するものである。
【0030】具体的には、電話応答装置1が、記憶手段
2内の日付ファイル22に格納された日付順にイベント
ファイル23内のイベントのイベント情報を表示するよ
うになっており、つまり、イベントファイル23のイベ
ント名からイベントマスタファイル25と予約人数ファ
イル24をアクセスし、イベントマスタファイル25か
らイベント名、開演日時、座席名、料金のイベント情報
を読み取り、予約人数ファイル24から予約人数を読み
取って、その予約人数から空席情報を計算する。
【0031】イベント情報と計算された空席情報から表
示データ12aを編集作成し、電話応答装置1内のRA
M12に格納し、汎用インタフェース16から公衆回線
4を介して一定間隔に表示装置6へ表示データ12aが
送出される。
【0032】尚、空席情報の算出方法は、図7で説明し
た従来の算出方法と同様であり、また、表示データの編
集作成方法も、図7で説明したものと同様である。但
し、表示データの送出先は、図7においては主催者側の
表示端末3となっている。
【0033】そして、表示装置6では、送信された表示
データを汎用インタフェース65で受信し、RAM62
に格納して、次の表示データを受信するまで、RAM6
2内の表示データを繰り返し表示するようになってい
る。
【0034】次に、本発明の別の実施例(第2の実施
例)について図面を参照しながら説明する。第2の実施
例の電話応答システムでは、表示装置6の表示部64と
してキャラクタディスプレイの代わりにグラフィックデ
ィスプレイを用い、表示部64に第1の実施例と同様に
イベント情報及びそのイベントの空席情報の表示に続い
て、そのイベント会場の空席状況を図式表示して、空席
状況や位置が一目で解るようにしたものである。
【0035】まず、第2の実施例の電話応答システムに
おける記憶手段2内の構成について、図4を使って説明
する。図4は、第2の実施例の電話応答システムにおけ
る記憶手段2内の構成概念図である。尚、図7と同様の
構成をとる部分については同一の符号を付して説明す
る。
【0036】第2の実施例の電話応答システムの記憶手
段2は、第2の実施例と同様の部分として、日付ファイ
ル22と、日付ファイル22の各日付にリンクして、催
されるイベントのイベントコードとイベント名を格納し
たイベントファイル23と、イベントファイル23の各
イベント名にリンクして、イベント内容の基本的な詳細
情報(時間、会場、料金等)を格納したイベントマスタ
ファイル25から構成され、更に第2の実施例の特徴部
分として、第1の実施例の予約人数ファイル24の代わ
りに予約状況ファイル26と、新たに会場マスタファイ
ル27とが設けられている。
【0037】第1の実施例と同様の構成部分は動作も同
様であるので、第2の実施例の特徴部分の構成について
のみ具体的に説明する。予約状況ファイル26は、イベ
ントファイル23に格納されている各イベントにリンク
して、イベント毎の席の予約状況を管理するファイル
で、席の種別(例えばS席、A席、B席等)毎に席番号
の予約状況を未予約(0)/予約済(1)の予約状況デ
ータで管理しているものである。
【0038】つまり、特定のイベントに対して席構成等
に対応した予約状況ファイルを作成する時に、初期値と
して全ての席の予約状況データを未予約(0)に設定
し、電話応答装置1が利用者の電話機5から予約データ
を受け付けた時に該当する席の席番号の予約状況データ
を予約済(1)に変更するようになっている。
【0039】会場マスタファイル27は、各種イベント
で使用される会場毎に、会場の図形的なレイアウトと表
示装置6のドットマトリクスディスプレイにおける各座
席の表示位置(表示アドレス)とを格納するファイルで
ある。格納する情報の具体的な内容は、ステージや席の
配置を図式表示するレイアウト情報と、席番号とドット
マトリクスディスプレイ上の表示アドレスとの対応テー
ブルである。
【0040】次に、第2の実施例の電話応答システムに
おける電話応答装置1内の構成について、図2及び図4
を使って説明する。第2の実施例の電話応答システムの
電話応答装置1内の構成は、図2に示す第1の実施例と
同様の構成に加えて、表示装置6の表示部64であるド
ットマトリクスディスプレイに表示する画像データを格
納する画像メモリとしてのVRAM17を設け、更にR
AM12内に図4に示す書き込みデータ12bとを設け
たものである。
【0041】ここで、書き込みデータ12bは、表示装
置6の表示部64に特定のイベントの各座席の予約状況
を表示する際に、表示部64上の表示アドレスと対応す
る席の予約状況に応じた表示のON/OFFとを記憶す
るものである。
【0042】つまり、表示部64に表示しようとするイ
ベント会場について、まず会場マスタファイル27に基
づいて表示部64上の表示アドレスに席番号を対応さ
せ、更に予約状況ファイル26に基づいて席番号に予約
状況を対応させることによって、表示部64上の表示ア
ドレスに予約状況に基づいた表示のON/OFFの情報
を格納するようになっている。
【0043】また、VRAM17は、表示部64に表示
する画像データを格納するメモリで、第1の実施例と同
様のイベント情報及びそのイベントの空席情報を表示す
る場合は、文字(キャラクタ)情報が画像データに置き
換えられて格納され、また、イベント会場の予約状況を
図式表示する場合は、会場マスタファイル27に登録さ
れたレイアウト情報に、書き込みデータ12bに作成さ
れた座席の予約状況に基づく表示ON/OFFの情報を
付加して画像データが作成されて格納されるようになっ
ている。
【0044】次に、第2の実施例の電話応答装置1にお
ける処理動作について説明する。第2の実施例の電話応
答装置1において、予約受付処理は、随時行われる電話
機5からの予約入力に対応して予約状況ファイル26の
該当する席番号の予約状況データを未予約(0)から予
約済(1)に変更する。
【0045】そして、第2の実施例におけるイベント情
報及びそのイベントの空席情報の表示とイベント会場の
空席情報の図式表示は日付ファイル22に登録されてい
る日付の早い順に、各日付に催されるイベントについて
順次表示するものである。
【0046】そこで、イベント情報及びそのイベントの
空席情報の表示処理動作は、まず日付ファイル22から
特定の日付を読み出し、その日付けにリンクしてイベン
トファイル23を参照してイベントコード及びイベント
名を読み出し、そのイベントにリンクしてイベントマス
タファイル25を参照し、イベントマスタファイル25
からイベント内容の基本的な詳細情報(時間、会場、料
金等)を読み出し、次にイベントファイル23からリン
クして予約状況ファイル26を参照し、予約状況ファイ
ル26の予約状況データから座席の種類毎に空席有り/
完売を判定して表示データ12aを作成し、画像データ
に変換してVRAM17に格納し、汎用インターフェイ
ス16を経由して表示装置6に出力される。そして、表
示装置6の表示部64に上記イベント情報等が表示する
ようになっている。
【0047】そして、イベント情報及びそのイベントの
空席情報の表示に続いて、イベント会場の空席状況の図
式表示を行う処理動作は、イベントマスタファイル25
に記憶されている会場名のデータから会場マスタファイ
ル27を参照し、会場マスタファイル27に登録された
席番号と表示アドレスとの対応データと、予約状況ファ
イル26の予約状況データから書き込みデータ12bを
作成する。
【0048】具体的には、まず会場マスタファイル27
から表示アドレスを読み出し、書き込みデータ12bに
書き込む。次に、読み出した表示アドレスに対応する席
番号から予約状況ファイル26を参照して当該席番号の
予約状況データを読み出し、予約状況データに基づいて
表示のON又はOFFの情報を書き込みデータ12bに
格納する。この一連の処理を会場マスタファイルに登録
された全表示アドレスについて行い、表示するイベント
会場の各座席に関する書き込みデータ12bを作成する
ものである。
【0049】書き込みデータ12bの作成が終了したな
ら、会場マスタファイル27から会場のレイアウト情報
を読み出し、画像データに変換してVRAM17に格納
し、更に書き込みデータ12bから各表示アドレスの表
示ON/OFFの情報を読み出して画像データに変換し
てVRAM17に格納し、汎用インターフェイス16を
経由し、公衆回線4を介して表示装置6に送出されて、
表示装置6の表示部64に表示されるようになってい
る。
【0050】電話応答装置1における、このようなイベ
ント会場の空席状況の図式表示処理を含むイベント情報
等の編集作成の動作は、一定時間間隔で行われ、編集さ
れたデータ等は連続して公衆回線4を介して表示装置6
に送出されるものである。また、表示装置6では、連続
したデータを一度に受信してRAM62に蓄積し、次の
データを受信するまでRAM62内のデータの表示を行
うものである。
【0051】上述した各イベントにおける空席情報の表
示処理及びそれに続くイベント会場の各座席の予約状況
の表示処理を行うことにより、図5に示すように、駅や
広場等の公共の場に設けられた表示装置6のドットマト
リクスディスプレイに、第1の実施例と同様のイベント
の空席情報と、第2の実施例の特徴である各座席の予約
状況の図式が表示されるようになっている。図5は、第
2の実施例の表示例の説明図である。尚、表示装置6の
表示部64は、グラフィック表示が可能なディスプレイ
であればよく、ドットマトリクスディスプレイの他に、
例えば大型CRTでもよい。
【0052】第1の実施例及び第2の実施例の電話応答
システムによれば、電話機5から予約入力された各種イ
ベントの予約状況から、駅や広場等の公共の場に設けら
れた表示装置6の表示部64にイベント情報及びイベン
トの空席情報又はイベント会場の空席情報を図式表示す
るものであるので、利用者は電話でイベントに関する問
い合わせを行うこと無く、一目でイベントの情報及び空
席状況又はイベント会場の具体的な空席状況を知ること
ができ、電話応答システムの利用者の便宜を図ることが
できる効果がある。
【0053】また、主催者側にとっては、駅や広場等の
公共の場に表示装置6を設けることで、イベントに関す
る最新の情報を表示させることができるので、新たにイ
ベントに関するポスター及び黒板等を作成する必要がな
く、主催者の便宜を図ることができる効果があり、更に
予約状況と表示内容が一致しているために問い合わせ時
の食い違いを防止でき、利用者に対するサービスを向上
させることができる効果がある。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、電話から
イベントの座席予約等を行うことができる電話応答シス
テムであって、電話応答装置が記憶手段からイベントの
基本的情報と空席情報を定期的に読み取って公衆回線を
介して接続する表示装置に表示させ、イベントの基本的
情報と空席情報の表示データ送信に続いて、イベントマ
スタファイルの基本的情報の会場名から会場マスタファ
イルをアクセスして会場情報を読み取り、予約状況ファ
イルから読み取った各席の予約状況の情報を付加してイ
ベント会場の空席状況を図式表示する表示データを作成
し、公衆回線を介して表示装置に送信して表示させる電
話応答システムとしているので、利用者側は、イベント
に関する情報を広く一般に公開するための表示装置を見
ることで、電話で問い合わせることなく、一目でイベン
トの基本的な情報及び空席情報を知ることができ、更に
利用者側は、イベントの情報及びそのイベントの空席情
報に続いて、具体的な会場の各席の予約状況を図式表示
によって一目で知ることができ、また主催者側は駅や広
場等の公共の場に表示装置を設け、表示装置に最新のイ
ベントの基本的情報及び空席情報を表示することで、イ
ベントに関するポスター及び黒板等を作成する必要が無
く、イベント内容及び空席情報を広く利用者に公開する
ことができ、利用者と主催者の便宜を図ることができる
効果がある。
【0055】
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電話応答システムの構
成ブロック図である。
【図2】第1の実施例の電話応答装置1の構成ブロック
図である。
【図3】第1の実施例の表示装置6の構成ブロック図で
ある。
【図4】第2の実施例の電話応答システムにおける記憶
手段2内の構成概念図である。
【図5】第2の実施例の表示例の説明図である。
【図6】従来の電話応答システムの構成ブロック図であ
る。
【図7】記憶手段2内の構成概念図である。
【図8】利用者が本システムを用いて座席予約を行う場
合の説明図である。
【符号の説明】
1…音声応答装置、 2…記憶手段、 3…表示端末、
4…公衆回線、 5…電話機、 6…表示装置、 1
1…CPU、 12…RAM、 13…ROM、 14
…電話回線制御部、 15…音声応答部、 16…汎用
インタフェース、 17…VRAM、 21…サービス
コードテーブル、 22…日付ファイル、 23…イベ
ントファイル、 24…予約人数ファイル、 25…イ
ベントマスタファイル、 26…予約状況ファイル、
27…会場マスタファイル、 61…CPU、 62…
RAM、 63…ROM、 64…表示部、 65…汎
用インタフェース
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−112677(JP,A) 特開 平4−147185(JP,A) 特開 平5−235931(JP,A) 特開 昭64−32377(JP,A) 特開 平6−60098(JP,A) 特開 昭62−150464(JP,A) 特開 平5−324689(JP,A) 特開 昭63−298483(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 - 3/58 H04M 11/00 - 11/10 G06F 17/60 G06F 19/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線を介して複数の電話機に接続
    し、前記電話機からの入力に対してイベントに関する案
    内及び座席の予約のための案内をメッセージで応答して
    予約を受け付ける電話応答装置と、 前記電話応答装置に接続し、イベントに関する情報及び
    予約状況を記憶する記憶手段と、 前記電話応答装置に前記公衆回線を介し前記複数の電話
    機とは異なる回線で接続し、前記電話応答装置からの表
    示データを受信して表示を行う表示装置を備え、 前記記憶手段には、イベントに関する情報及び予約状況
    を管理する手段として、イベントを日付毎に管理する日
    付ファイルと、前記日付に関連してイベント名を管理す
    るイベントファイルと、各イベントの会場名を含む基本
    的情報を管理するイベントマスタファイルと、前記イベ
    ントの予約状況として収容人数及び予約人数、各席の予
    約状況を管理する予約人数ファイルと、各会場を図形的
    に表示するための会場情報を管理する会場マスタファイ
    ルとを設け、 前記電話応答装置が、定期的に前記記憶手段にアクセス
    し、前記イベントファイルのイベント名から前記イベン
    トマスタファイルと前記予約人数ファイルとを参照し、
    前記イベントマスタファイルから基本的情報を読み取
    り、前記予約人数ファイルの情報から空席情報を取得
    し、前記基本的情報と前記空席情報から表示データを作
    成し、前記表示データを前記公衆回線を介して表示装置
    に送信し、前記イベントの基本的情報と空席情報の表示
    データ送信に続いて、前記イベントファイルのイベント
    名から前記イベントマスタファイルと予約状況ファイル
    とを参照し、前記イベントファイルの基本的情報の会場
    名から前記会場マスタファイルを参照して会場情報を読
    み取り、前記予約状況ファイルから各席の予約状況の情
    報を読み取り、前記読み取った会場情報に前記読み取っ
    た各席の予約状況の情報を付加してイベント会場の空席
    状況を図式表示する表示データを作成し、前記表示デー
    タを公衆回線を介して表示装置に送信する電話応答装置
    であることを特徴とする電話応答システム。
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