JP3301383B2 - ネットワークシステムの試験方法とネットワーク試験システム - Google Patents

ネットワークシステムの試験方法とネットワーク試験システム

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JP3301383B2 JP15701998A JP15701998A JP3301383B2 JP 3301383 B2 JP3301383 B2 JP 3301383B2 JP 15701998 A JP15701998 A JP 15701998A JP 15701998 A JP15701998 A JP 15701998A JP 3301383 B2 JP3301383 B2 JP 3301383B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本発明はネットワ
ーク診断・試験方法及びシステムに関し、特に、ネット
ワークパス上に光スイッチ装置を含むネットワークの試
験方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のネットワーク試験方法として、例
えば特開平8−8909号公報には、ネットワークシス
テムの状態の診断・監視を行う監視装置を、システム内
に1つ又は複数設定し、監視装置はシステムの診断・監
視を目的とするテスト用パケットをシステム内で任意の
経路を設定して通信させ、その結果として得られたCP
U負荷、送受信時刻などの情報を収集し、これらの情報
に基づいて、ネットワークシステムの負荷状態、異常状
態を検知し、操作員が認識できるように表示すること
で、テスト用パケットをより広範な情報収集に利用し障
害検知に限定されない広範囲のネットワークシステムの
状態診断・監視の実現を図る装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の装置は、次のような問題点を有している。
【0004】第1の問題点は、ネットワークの状態診断
・監視装置として、別個に、ネットワーク監視用の装置
をネットワークに接続する必要があり、このため、この
ネットワーク監視装置自体の障害が発生した場合につい
て考慮すること、及びその対策が必要となる、というこ
とである。この場合、装置の二重化等によりコストが増
大する。
【0005】第2の問題点は、光スイッチ装置が介在し
たネットワーク構成が考慮されていず、上記従来の装置
を、光スイッチ装置が介在したネットワークの診断・監
視に適用することはできない、ということである。
【0006】その理由は、光スイッチ装置が介在したネ
ットワークシステムでは、光スイッチ装置は単なるネッ
トワークパスでしかなく、ルートを設定するためには、
光スイッチ装置自体にテスト用パケットを識別できる機
能を新たに実装する必要がある、ためである。
【0007】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、ネットワークパ
ス上に光スイッチ装置を含むネットワークの試験におい
て、ネットワーク上のノードを用いて試験可能とするこ
とで特別な監視装置を接続することを不要とするととも
に、ノード間を接続する全パスでネットワーク試験を実
行できたか否かを一目で確認することを可能とするネッ
トワーク試験システム及び方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ネットワーク上の任意のコンピュータシ
ステム(「ノード」という)で起動されサーバプロセス
の起動制御するサーバプロセスマネージャと、任意のノ
ードで起動されクライアントプロセスを起動制御するク
ライアントプロセスマネージャとの間で通信を行ってネ
ットワークシステムの試験に必要な情報のやりとりを行
い、前記クライアントプロセスマネージャから生成され
たクライアントプロセスは診断パケットを生成し該診断
パケットをネットワーク上に送信し、前記サーバプロセ
スマネージャから生成されたサーバプロセスで前記診断
パケットを受信し試験結果を解析蓄積しサーバ側で最終
的にネットワーク試験結果を収集して解析し編集して表
示する。
【0009】また、本発明は、光スイッチ装置を介して
複数のコンピュータシステム(「ノード」という)がネ
ットワーク接続されてなるネットワークの試験システム
において、前記複数のノードのうちの任意のノードの、
クライアントプロセスと、サーバプロセス間で送信され
る診断パケット内に、あらかじめ想定されるネットワー
クパスのルート情報を設定し、前記光スイッチ装置は前
記診断パケットの前記ルート情報を認識可能とされ、前
記診断パケットを、前記診断パケットで指定されたルー
ト情報に従い前記光スイッチ装置が送出する。
【0010】本発明においては、前記光スイッチ装置内
部で障害を検出した場合に、前記障害に対応した装置内
部保持情報を、前記診断パケットに付加して、前記光ス
イッチ装置が送出するように構成される。前記光スイッ
チ装置は、入力ポート情報および出力ポート情報、前記
光スイッチ装置内部の再試行処理が発生した場合の再試
行回数情報、および内部検出障害の解析のために有効な
障害付加情報を、前記診断パケットに設定して送出す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。図1に示すようなネットワーク構成におい
て、ネットワークパスの試験を効率良く確実に実行する
ために、本発明の実施の形態においては、診断パケット
がそのパケットフォーマットとして、そのデータ部に、
ネットワークパスのルート情報を含み、該パケットのル
ート情報を光スイッチ装置で認識し、ルート情報に従い
光スイッチ装置が診断パケットを送出するように構成さ
れている。
【0012】本発明の実施の形態においては、診断パケ
ットには、ルート情報として、パケットの入力ポート情
報および出力ポート情報、装置内部の再試行処理が発生
した場合の再試行回数情報、および内部検出障害の解析
のために有効な障害付加情報を有し(図3、図10参
照)、この診断パケットをネットワークパス上の光スイ
ッチ装置が受け取ると、診断パケットのデータ部を構成
するルート情報域に、入力ポート番号および出力ポート
番号をセットして該診断パケットを送出する。
【0013】この処理は、光スイッチ装置毎に順次行わ
れ、最終的に診断パケットを受信するノードのサーバプ
ロセスにて、データの解析と蓄積がなされる。
【0014】また、本発明の実施の形態においては、光
スイッチ装置は、装置内部に障害を検出した場合、その
障害に対応した装置内部保持情報を診断パケットに付加
して送出する。
【0015】このように、本発明の実施の形態によれ
ば、診断パケットが通った軌跡と、光スイッチ装置内部
で発生した内部リトライ回数や障害発生時の付加情報な
ども収集管理することができ、このため、ネットワーク
パスの確実な試験を行うことができ、ネットワーク試験
の網羅率を向上できる。
【0016】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して以下に説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例の構成を示す図
である。図1を参照すると、本実施例は、複数のコンピ
ュータシステム(「ノード」という)21〜2m(mは
2以上の整数)を接続する光スイッチ装置11〜1n
(nは1以上の整数)によって構成される光スイッチ装
置群1を含む。各ノードは、データ処理装置(CP
U)、ネットワーク接続するための通信制御装置の他、
情報を記憶する記憶装置、ディスプレイ装置や印刷装置
等の出力装置を含む。
【0018】図2は、本発明の一実施例において試験対
象となる光スイッチ装置3の構成を示す図である。図2
を参照すると、この光スイッチ装置3は、複数のチャネ
ルモジュール31−1〜31−m(mは2以上の整数)
から構成されるチャネル処理部31と、パケットのスイ
ッチ制御を行うスイッチ処理部32と、装置全体の制御
を行う装置制御部33と、装置内の個々の部位を相互に
接続するシステムバス34と、を備えて構成されてい
る。
【0019】装置制御部33は、診断パケット識別処理
部331と、通常の通信パケット処理部332と、診断
パケットデータ部読み出し/書き込み制御部333と、
診断パケット送出制御部334と、を含んで構成されて
いる。
【0020】図3は、本発明の一実施例において、ネッ
トワークルートに送出する診断パケットのフォーマット
の一例を示す図である。図3を参照すると、診断パケッ
トはヘッダ部42とデータ部43とを含み、ヘッダ部4
2は、診断パケット識別情報421と宛先情報422と
送信元情報423とを含む。
【0021】診断パケットのデータ部43は、ルート情
報1〜n(nは1以上の整数)を含み、各ルート情報
は、装置個別情報ヘッダ431と、ユニットID(装置
識別情報)432と、光スイッチ装置のポート部の故障
時の内部リトライ回数情報433と、入力ポート番号4
34と、装置内部リトライが発生した場合を想定し複数
個分存在する出力ポート番号435−1〜435−m
(mは2以上の整数)と、装置内部で障害が発生した場
合の障害付加情報435と、を含む。
【0022】図4は、本発明の一実施例において、各ノ
ード内で動作するソフトウェア機能をブロック図にて示
した図である。サーバプロセスマネージャ、クライアン
トプロセスマネージャ、サーバプロセス、クライアント
プロセスの各機能は各ノードの計算機上で実行されるプ
ログラム制御によりその機能が実現される。
【0023】まず、試験を行うネットワーク構成システ
ム内の任意のノード50でサーバプロセスマネージャ7
0を起動する。
【0024】このサーバプロセスマネージャ70は、サ
ーバプロセス管理処理部90と、クライアントプロセス
マネージャ間通信部91と、複数のサーバプロセスを生
成するサーバプロセス生成部92と、(m×n)個のサ
ーバプロセス蓄積データ収集部93と、結果編集/表示
部94と、を含む。
【0025】生成された複数のサーバプロセスがクライ
アントプロセスと診断パケットを伴って通信することに
よって蓄積された情報を(m×n)個のサーバプロセス
蓄積データ収集部93で収集し、結果編集/表示部94
にて、収集結果を編集してノードの出力部に出力する。
【0026】サーバプロセス生成部92で生成されたサ
ーバプロセス71は、通信準備処理部95と、診断パケ
ット受信部と、データ解析/蓄積部97と、を含む。
【0027】通信準備処理部95にて論理ポートアドレ
スを取得し、次に診断パケット受信部96にて、クライ
アントプロセスから送信された診断パケットを受信し、
データ解析/蓄積部97にて診断パケットのデータ部の
解析及び蓄積処理を行う。
【0028】また任意のノード51で起動されるクライ
アントプロセスマネージャ60は、通信準備処理部80
と、サーバプロセスマネージャ間通信部81と、クライ
アントプロセス生成部82と、クライアントプロセス管
理処理部83と、含む。
【0029】通信準備処理部80は、サーバプロセスマ
ネージャ70と通信を行うための論理ポートアドレスを
取得するなどの処理を行う。クライアントプロセス生成
部82は、サーバプロセスマネージャ70から送信され
たメッセージに従い生成されたサーバプロセス数分のク
ライアントプロセス60−1〜60−mを生成する。生
成されたクライアントプロセス60−1〜60−mは、
通信準備処理部84と、診断パケット生成部85と、診
断パケット送信部86と、を含む。
【0030】通信準備処理部84にて論理ポートアドレ
スを取得し、次に診断パケット生成部85にて診断パケ
ットのフォーマットを作成し、診断パケット送信部86
にてサーバプロセスのIP(Internet Protocol)アド
レスおよび論理ポートアドレスをターゲットとして診断
パケットを送信する。
【0031】図9は、本発明の一実施例における、サー
バプロセスマネージャからクライアントプロセスマネー
ジャへの通知メッセージのデータフォーマットを示す図
である。
【0032】図9を参照すると、IPアドレスA1は、
サーバプロセスマネージャが起動された任意のノードに
対応したIPアドレスを示し、生成したサーバプロセス
総数は、サーバプロセスマネージャによって生成された
サーバプロセスの総数を示す。ID(B1〜Bn)およ
び論理ポートアドレス(C1〜Cn)は、サーバプロセ
スを識別するID、および、サーバプロセスによって取
得された論理ポートアドレス値を示す。
【0033】図5乃至図8は、図4を参照して説明し
た、サーバマネージャ、クライアントマネージャ、サー
バプロセス、クライアントプロセスの処理フローをそれ
ぞれ示す流れ図である。
【0034】図3乃至図8を参照して、本発明の一実施
例の動作について詳細に説明する。
【0035】まず、試験を行うネットワーク構成システ
ム内の任意のノードでサーバプロセスマネージャ70を
起動する(図5のステップ500)。
【0036】サーバプロセスマネージャ70は、起動直
後に他ノードとの通信を行うための論理ポートアドレス
を取得し(図5のステップ501)、クライアントプロ
セスマネージャ間通信部91にてメッセージ受信を待ち
合わせる(図5のステップ502)。
【0037】次に任意のノードでクライアントプロセス
マネージャが起動され(図6のステップ600)、クラ
イアントプロセスマネージャは、サーバプロセスマネー
ジャと通信を行うための論理ポートアドレスを取得し、
サーバプロセスマネージャに対して、サーバプロセスマ
ネージャ間通信部81にてサーバプロセスの生成指示メ
ッセージを送信する(図6のステップ602)。
【0038】サーバプロセスマネージャは、クライアン
トプロセスマネージャからの当該メッセージを受信する
と、サーバプロセス生成部92にて、要求数分のサーバ
プロセスを生成して起動する(図7のステップ70
0)。
【0039】生成されたサーバプロセス61は、起動直
後に通信準備処理部95にて論理ポートアドレスを取得
し、サーバプロセスマネージャに報告し、診断パケット
受信部96にて、メッセージ待ち合わせ状態に移行す
る。
【0040】サーバプロセスマネージャは、生成された
個々のサーバプロセスから報告された論理ポートアドレ
ス情報を、図9に示すデータフォーマットにまとめ、ク
ライアントプロセスマネージャにメッセージ送信する
(図5のステップ505)。
【0041】このメッセージを受信したクライアントプ
ロセスマネージャは、内容を解析すると共に、生成され
たサーバプロセス数分のクライアントプロセス50−1
〜50−mをクライアントプロセス生成部82にて生成
する(図6のステップ605)。
【0042】生成されたクライアントプロセスは、起動
後直ちに、通信準備処理部84にて論理ポートアドレス
を取得し、次に診断パケット生成部85にて診断パケッ
トのフォーマットを作成し(図8のステップ801)、
診断パケット送信部86にてサーバプロセスのIPアド
レスA1および論理ポートアドレスC1〜Cnをターゲ
ットとして診断パケットを送信する(図8のステップ8
02)。
【0043】クライアントプロセスよりサーバプロセス
宛に送信された診断パケットは、ネットワークパス上を
複数の光スイッチ装置を介して伝達される。この際、光
スイッチ装置は、チャネル処理部31の1つのチャネル
ポートから入力された診断パケットを、スイッチ処理部
32によるスイッチ制御により、選択された出力ポート
へパケットを送る。
【0044】また、この際、装置制御部33の診断パケ
ット識別処理部331によって、入力されたパケットが
診断パケットであると識別された場合には、診断パケッ
ト内のデータ部に、自身の装置ID(ユニットID)4
32、および入力ポート番号434、出力ポート番号4
35−1を、診断パケットデータ部読み出し/書き込み
制御部333にてセットし、この診断パケットを、診断
パケット送出制御部334にて、出力ポートから送出す
る。
【0045】また、光スイッチ装置3内のスイッチ処理
部32で選択された最初の出力ポートアドレスで、ポー
ト障害を検出した場合には、装置内部での内部リトライ
回数情報433に回数をセットし、リトライにて選択さ
れた出力ポートアドレスをm個分セットした上で、障害
原因を解析するために、有効な障害付加情報435をセ
ットした診断パケットを、最終的に選択された正常な出
力ポートから送出する。
【0046】クライアントプロセスから送信された診断
パケットを受信したサーバプロセスでは、データ解析/
蓄積部97にて、データ内容を解析して情報を蓄積し
(図7のステップ705)、次の診断パケットを受信待
ちするという一連の動作を繰り返す。
【0047】生成されたサーバプロセスおよびクライア
ントプロセスは、それぞれ1対1で診断パケットの送受
信を既定の回数分繰り返し、ネットワークパスの試験を
行い、試験実行が完了すると(図8のステップ80
4)、クライアントプロセスは、対応するサーバプロセ
スに対して通信終了指示を送信する(図8のステップ8
07)。なお、クライアントプロセスにおいて、サーバ
プロセスへの診断パケットの送信が失敗した場合、再送
信を行い、なおも回復しない場合には、エラーメッセー
ジ出力等のエラー処理が行われる(図8のステップ80
5、806、809参照)。
【0048】サーバプロセスマネージャは、(m×n)
個のサーバプロセス蓄積データ収集部93にて、個々の
サーバプロセスが蓄積した診断結果情報を収集し、結果
編集/表示部94にて、全体のネットワーク試験結果を
編集して出力部に出力する(図5のステップ509)。
【0049】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図10は、本発明の第二の実施例の診断パケットフ
ォーマットを示す図である。図10を参照すると、診断
パケットフォーマットD1中のデータ部D3に含まれる
ルート情報nが、予定入力ポート番号D33、光スイッ
チ装置内部でポート障害発生時の再試行処理発生時の出
力ポート選択処理に対するプライオリティ付けを表す予
定出力ポート番号D34−1〜D34−m、実入力ポー
ト番号D36、実出力ポート番号D37を有している
【0050】次に、具体例に即して本発明の第二の実施
例について説明する。
【0051】クライアントプロセスよりサーバプロセス
宛に送信された診断パケットは、ネットワークパス上を
複数の光スイッチ装置を介して伝達される。
【0052】ある光スイッチ装置3にパケットが入力さ
れると、図2を参照して、装置制御部33により入力さ
れたパケットが診断パケットあると識別された場合は、
光スイッチ装置3は、チャネル処理部31の1つのチャ
ネルポートから入力された診断パケットを最も選択プラ
イオリティの高い予定出力ポート番号D34−1(図1
0参照)に指定された出力ポートへパケットを送る。こ
の際、装置内部で処理が正常に行われた場合は、診断パ
ケット内のデータ部に自身の装置IDおよび実入力ポー
ト番号D36、実出力ポート番号D37をセットして診
断パケットを出力ポートから送出する。
【0053】また、ルート情報内の予定出力ポート番号
1に指定されたポートアドレスでポート障害を検出した
場合は、装置内部での再試行回数情報D35に再試行回
数をセットし、予定出力ポート番号2にて指定された出
力ポートアドレスを選択して診断パケットを送出する。
【0054】再度ポート障害発生時は、予定出力ポート
番号mにて指定された次にプライオリティが高いポート
アドレスを選択して診断パケットの送出処理を行う。な
お、障害発生時の障害原因を解析するために有効な障害
付加情報D38を付加した診断パケットを最終的に選択
された正常な出力ポートから送出する。
【0055】前述したように、診断パケット内に予めル
ート情報をセットしてネットワーク試験を実行すること
で、構成されている全てのネットワークパスを意図的に
かつ確実に試験することが可能であり、ネットワークパ
ス上にある通常状態では検出されない障害を事前に検出
して取り除くことが可能となる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
【0057】本発明の第1の効果は、ノード間を接続す
る全パスでネットワーク試験を実行できたかどうかを一
目で確認することを可能とする、ということである。
【0058】その理由は、クライアントプロセスと、サ
ーバプロセス間で送信される診断パケット内に、予め想
定されるネットワークパスのルート情報を設定し、光ス
イッチ装置が、この診断パケットのルート情報を認識
し、指定されたルート情報に従い送出するように構成し
たためである。
【0059】また、本発明の第二の効果は、、診断パケ
ット内にあらかじめルート情報をセットしてネットワー
ク試験を実行することにより、意図的に全ネットワーク
パスを試験することも可能となる、ということである。
【0060】本発明の第三の効果として、診断パケット
を送信するクライアントプロセスが複数並行動作するた
め、試験時にネットワークパスの負荷を高く設定するこ
とが可能であり、高負荷状態での装置の正常動作試験を
行うことも可能である、ということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるネットワーク構成を示す図
である。
【図2】本発明の一実施例における光スイッチ装置の構
成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例における診断パケットのパケ
ットフォーマットを示す図である。
【図4】本発明の一実施例におけるノードで起動するプ
ロセスの機能ブロック図である。
【図5】本発明の一実施例におけるサーバマネージャの
処理フローを示す図である。
【図6】本発明の一実施例におけるクライアントマネー
ジャの処理フローを示す図である。
【図7】本発明の一実施例におけるサーバプロセスの処
理フローを示す図である。
【図8】本発明の一実施例におけるクライアントプロセ
スの処理フローを示す図である。
【図9】本発明の一実施例における、サーバプロセスマ
ネージャからクライアントプロセスマネージャへの通知
メッセージのデータフォーマットを示す図である。
【図10】本発明の第二の実施例における診断パケット
のパケットフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
11〜1n、3 光スイッチ装置 21〜2n ノード 31 チャネル処理部 32 スイッチ処理部 33 装置制御部 34 システムバス 41 診断パケットフォーマット 42 ヘッダ部 43 データ部 50、51 ノード 60 クライアントプロセスマネージャ 70 サーバプロセスマネージャ 71 サーバプロセス 80 通信準備処理部 81 サーバプロセスマネージャ間通信部 82 クライアントプロセス生成部 83 クライアントプロセス管理処理部 84 通信準備処理部 85 診断パケット生成部 86 診断パケット送信部 90 サーバプロセス管理処理部 91 クライアントプロセスマネージャ間通信部 92 サーバプロセス生成部 93 (m×n)個のサーバプロセス蓄積データ収集部 94 結果編集/表示部 95 通信準備処理部 96 診断パケット受信部 97 データ解析/蓄積部 331 診断パケット識別処理部 332 通信パケット処理部 333 診断パケットデータ部読み出し/書き込み制御
部 334 診断パケット送出制御部 421 診断パケット識別情報 422 宛先情報 423 送信元情報 431 装置個別情報ヘッダ 432 ユットID(装置識別情報) 433 内部リトライ回数情報 434 入力ポート番号 435 出力ポート番号 436 障害付加情報 A1 IPアドレス A2 生成したサーバプロセス総数 B1〜Bn ID C1〜Cn 論理ポートアドレス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04L 29/14 H04L 13/00 315Z (56)参考文献 特開 昭60−241349(JP,A) 特開 昭63−206048(JP,A) 電子情報通信学会技術研究報告 IN 89−69,1989年10月27日,001,CSN G199800901001 山居正幸,「SNMPベースのネット ワーク管理」,OPEN DESIGN No.10,CQ出版株式会社,1997年 6月15日,第2版,第90−133頁,001, CSND199800059005 多々良浩司他,「三菱高速光LAN “MELNET R100”システム技 術」,三菱電機技報,三菱電機エンジニ アリング株式会社,1992年8月25日,第 66巻,第8号,第56−61頁,001,CS NH199900171010 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/24 - 12/28 H04L 12/56 H04L 29/14 G06F 13/00 H04B 10/08 H04B 10/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光スイッチ装置よりなるスイッチ装置を介
    して複数のコンピュータシステム(「ノード」という)
    がネットワーク接続されてなるシステムの試験方法にお
    いて、 前記複数のノードのうち任意のノードでネットワーク試
    験用の診断パケットを生成し、前記診断パケットがネッ
    トワーク試験を行うパスのルート情報を含み、前記診断
    パケットを受信した前記スイッチ装置はこの診断パケ
    ットを認識して前記ルート情報に従い前記診断パケット
    を送出し、前記光スイッチ装置は、入力ポート情報および出力ポー
    ト情報、前記光スイッチ装置内部の再試行処理が発生し
    た場合の再試行回数情報、および内部検出障害の解析の
    ために有効な障害付加情報を、前記診断パケットに設定
    して送出し、 前記複数のノードのうち任意のノードで前記ネットワー
    ク上を送信された診断パケットを収集して試験結果デー
    タを蓄積し解析する、ことを特徴とするネットワーク試
    験方法。
  2. 【請求項2】光スイッチ装置を介して複数のコンピュー
    タシステム(「ノード」という)がネットワーク接続さ
    れてなるネットワークの試験システムにおいて、 前記ネットワーク上の任意のノードで生成されネットワ
    ーク上に送出されるネットワーク診断パケットがネット
    ワークパスのルート情報を含み、 前記光スイッチ装置が、前記ネットワーク上を送信され
    てきた診断パケットを識別する手段を備え、 前記診断パケットを認識した光スイッチ装置は、前記診
    断パケットのルート情報に従い前記診断パケットを送出
    し、 前記光スイッチ装置は、入力ポート情報および出力ポー
    ト情報、前記光スイッチ装置内部の再試行処理が発生し
    た場合の再試行回数情報、および内部検出障害の解析の
    ために有効な障害付加情報を、前記診断パケットに設定
    して送出する、 ことを特徴とするネットワーク試験シス
    テム。
  3. 【請求項3】前記光スイッチ装置が、装置内での障害検
    出時、前記診断パケットに、該障害に対応した前記装置
    の保持情報を付加して前記診断パケットを送出する手段
    を備えた、ことを特徴とする請求項記載のネットワー
    ク試験システム。
  4. 【請求項4】光スイッチ装置を介して複数のコンピュー
    タシステム(「ノード」という)がネットワーク接続さ
    れてなるネットワークの試験システムにおいて、 前記複数のノードのうちの任意のノードの、クライアン
    トプロセスと、サーバプロセス間で送信される診断パケ
    ット内に、あらかじめ想定されるネットワークパスのル
    ート情報を設定し、 前記光スイッチ装置は前記診断パケットの前記ルート情
    報を認識可能とされ、 前記診断パケットを、前記診断パケットで指定されたル
    ート情報に従い前記光スイッチ装置が送出し、 前記光スイッチ装置内部で障害を検出した場合に、前記
    障害に対応した装置内部保持情報を、前記診断パケット
    に付加して、前記光スイッチ装置が送出し、 前記光スイッチ装置が、入力ポート情報および出力ポー
    ト情報、前記光スイッチ装置内部の再試行処理が発生し
    た場合の再試行回数情報、および内部検出障害の解析の
    ために有効な障害付加情報を、前記診断パケットに設定
    して送出する 、 ことを特徴とするネットワーク試験システム。
  5. 【請求項5】ネットワーク接続された任意のコンピュー
    タシステム(「ノード」という)で起動されるサーバプ
    ロセスマネージャと、任意のノードで起動されるクライ
    アントプロセスマネージャとの間でネットワークシステ
    ムの試験に必要な情報のやりとりを行い、ネットワーク
    試験を行うシステムにおいて、 前記サーバプロセスマネージャは、 サーバプロセス管理処理手段と、 クライアントプロセスマネージャ間通信手段と、 複数のサーバプロセスを生成するサーバプロセス生成手
    段と、 サーバプロセスから蓄積されたデータを収集するサーバ
    プロセス蓄積データ収集手段と、 収集結果の編集及び表示を制御する結果編集/表示手段
    と、 を含み、 生成された複数のサーバプロセスがクライアントプロセ
    スと診断パケットを伴って通信することによって、収集
    蓄積された情報を、前記サーバプロセス蓄積データ収集
    手段で収集し、前記結果編集/表示手段にて、収集結果
    を編集してノードの出力手段に出力し、 前記サーバプロセス生成手段で生成されたサーバプロセ
    スは、 通信準備処理部手段と、 診断パケット受信手段と、 データ解析/蓄積手段と、を含み、 前記通信準備処理手段にて論理ポートアドレスを取得
    し、次に診断パケット受信手段にて、クライアントプロ
    セスから送信された診断パケットを受信し、データ解析
    /蓄積手段にて診断パケットのデータ部の解析及び蓄積
    処理を行い、 任意のノードで起動されるクライアントプロセスマネー
    ジャが、 通信準備処理手段と、 サーバプロセスマネージャ間通信手段と、 クライアントプロセス生成手段と、 クライアントプロセス管理処理手段と、を含み、 前記通信準備処理手段は、前記サーバプロセスマネージ
    ャと通信を行うための論理ポートアドレスを取得し、前
    記クライアントプロセス生成手段は、前記サーバプロセ
    スマネージャから送信されたメッセージに従い生成され
    たサーバプロセス数分のクライアントプロセスを生成
    し、 前記生成されたクライアントプロセスは、 通信準備処理手段と、 診断パケット生成手段と、 診断パケット送信手段と、を含み、 クライアントプロセスの前記通信準備処理手段にて論理
    ポートアドレスを取得し、次に前記診断パケット生成手
    段にて診断パケットのフォーマットを作成し、前記診断
    パケット送信手段にてサーバプロセスのネットワークア
    ドレスおよび論理ポートアドレスを宛先として診断パケ
    ットを送信するネットワーク試験システムであって、 前記各ノードが光スイッチ装置を介してネットワーク接
    続されてなり、 前記複数のノードのうちの任意のノードの、クライアン
    トプロセスと、サーバプロセス間で送信される診断パケ
    ット内に、あらかじめ想定されるネットワークパスのル
    ート情報を設定し、 前記光スイッチ装置は前記診断パケットの前記ルート情
    報を認識可能とされ、 前記診断パケットを、前記診断パケットで指定されたル
    ート情報に従い前記光スイッチ装置が送出し、 前記光スイッチ装置が、入力ポート情報および出力ポー
    ト情報、前記光スイッチ装置内部の再試行処理が発生し
    た場合の再試行回数情報、および内部検出障害の解析の
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