JP3237540B2 - マトリックスへの液体供給装置および該装置を有する試験用具 - Google Patents
マトリックスへの液体供給装置および該装置を有する試験用具Info
- Publication number
- JP3237540B2 JP3237540B2 JP25910096A JP25910096A JP3237540B2 JP 3237540 B2 JP3237540 B2 JP 3237540B2 JP 25910096 A JP25910096 A JP 25910096A JP 25910096 A JP25910096 A JP 25910096A JP 3237540 B2 JP3237540 B2 JP 3237540B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- matrix
- window
- covering member
- liquid
- deformable element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/53—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
- G01N33/558—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor using diffusion or migration of antigen or antibody
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/53—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
- G01N33/543—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
- G01N33/54366—Apparatus specially adapted for solid-phase testing
- G01N33/54386—Analytical elements
- G01N33/54387—Immunochromatographic test strips
- G01N33/54388—Immunochromatographic test strips based on lateral flow
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/50—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
- B01L3/502—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes with fluid transport, e.g. in multi-compartment structures
- B01L3/5023—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes with fluid transport, e.g. in multi-compartment structures with a sample being transported to, and subsequently stored in an absorbent for analysis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L2300/00—Additional constructional details
- B01L2300/06—Auxiliary integrated devices, integrated components
- B01L2300/0672—Integrated piercing tool
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L2300/00—Additional constructional details
- B01L2300/08—Geometry, shape and general structure
- B01L2300/0809—Geometry, shape and general structure rectangular shaped
- B01L2300/0825—Test strips
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L2400/00—Moving or stopping fluids
- B01L2400/04—Moving fluids with specific forces or mechanical means
- B01L2400/0403—Moving fluids with specific forces or mechanical means specific forces
- B01L2400/0406—Moving fluids with specific forces or mechanical means specific forces capillary forces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L2400/00—Moving or stopping fluids
- B01L2400/06—Valves, specific forms thereof
- B01L2400/0633—Valves, specific forms thereof with moving parts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L2400/00—Moving or stopping fluids
- B01L2400/06—Valves, specific forms thereof
- B01L2400/0677—Valves, specific forms thereof phase change valves; Meltable, freezing, dissolvable plugs; Destructible barriers
- B01L2400/0683—Valves, specific forms thereof phase change valves; Meltable, freezing, dissolvable plugs; Destructible barriers mechanically breaking a wall or membrane within a channel or chamber
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、マトリックスへの
液体供給装置および検体中の測定対象物を測定するため
の試験用具に関するものである。
液体供給装置および検体中の測定対象物を測定するため
の試験用具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】コンパクトでありかつ簡易迅速に検体中
の測定対象物を測定しうる、いわゆる使い捨てタイプの
試験用具は従来から存在する。その中でも感度の高い装
置として、測定対象物を展開液により展開して検出部ま
で移送するタイプが挙げられ、特に免疫測定に用いられ
ている。
の測定対象物を測定しうる、いわゆる使い捨てタイプの
試験用具は従来から存在する。その中でも感度の高い装
置として、測定対象物を展開液により展開して検出部ま
で移送するタイプが挙げられ、特に免疫測定に用いられ
ている。
【０００３】例えば、登録意匠第８８７６４７号公報に
開示されている試験用具は、臨床検査の分野において血
清等の体液成分の分析に使用されるものであり、図１
（ａ）に示されるように、プラスチック製ケース（１）
中に、液体試薬が封入されているフィルム（３）で被覆
されたポット（２）が収納されている。ポット（２）は
フィルム（３）を下にしてマトリックス（４）の上方に
位置しており、『液ポット上部タイプ』といわれてい
る。使用の際は、ポット（２）を下方に押すと、図１
（ｂ）で示される状態から図１（ｃ）で示される状態に
なり、この結果、突出部（５）がフィルム（３）を突き
破り、ポット（２）内部の液体試薬がマトリックス
（４）に流出する。毛管作用により液体試薬がここから
マトリックス（４）に沿って下流に進み、検体（６）中
の分析対象物を検出部（７）まで移動させその反応結果
を上部から観察する。
開示されている試験用具は、臨床検査の分野において血
清等の体液成分の分析に使用されるものであり、図１
（ａ）に示されるように、プラスチック製ケース（１）
中に、液体試薬が封入されているフィルム（３）で被覆
されたポット（２）が収納されている。ポット（２）は
フィルム（３）を下にしてマトリックス（４）の上方に
位置しており、『液ポット上部タイプ』といわれてい
る。使用の際は、ポット（２）を下方に押すと、図１
（ｂ）で示される状態から図１（ｃ）で示される状態に
なり、この結果、突出部（５）がフィルム（３）を突き
破り、ポット（２）内部の液体試薬がマトリックス
（４）に流出する。毛管作用により液体試薬がここから
マトリックス（４）に沿って下流に進み、検体（６）中
の分析対象物を検出部（７）まで移動させその反応結果
を上部から観察する。
【０００４】また、特開昭６３−２２３５５９号公報に
開示されている試験用具は、図２で示されるように、被
覆部材（８）を下にして液体試薬が封入されているプラ
スチック製のブリスタ（９）を有するものであり、『ツ
メ破りバキュームタイプ』といわれている。使用の際
は、このブリスタ（９）をつぶして変形させ、ブリスタ
内部に設けられた突起（１０）により被覆部材（８）を
突き破り、破れた部分から液体試薬がその下のマトリッ
クス（１１）に流出する。
開示されている試験用具は、図２で示されるように、被
覆部材（８）を下にして液体試薬が封入されているプラ
スチック製のブリスタ（９）を有するものであり、『ツ
メ破りバキュームタイプ』といわれている。使用の際
は、このブリスタ（９）をつぶして変形させ、ブリスタ
内部に設けられた突起（１０）により被覆部材（８）を
突き破り、破れた部分から液体試薬がその下のマトリッ
クス（１１）に流出する。
【０００５】
【発明の解決しようとする課題】しかし、これら両タイ
プの試験用具は、ポットを押したりブリスタを変形させ
たりして、固定されたマトリックス上に液体試薬を供給
する形式を採用しているため、ポットを強く押し過ぎた
りブリスタを急に変形させると、液体試薬が破れた被覆
部材を介して勢いよくマトリックス上に突出してしまう
場合がある。この場合、液体試薬のかなりの量が、上
面、裏面あるいは側面から下流に流れ出してしまうた
め、液体試薬が検出部まで展開せず反応が起こらないこ
とがある。特に、ツメ破りバキュームタイプの試験用具
は、４回に１回の割合で展開せず、液ポット上部タイプ
の試験用具も、展開速度の再現性が悪い。更には、特
に、ツメ破りバキュームタイプの試験用具においては、
被覆部材を破裂させた後でも容器内に液体試薬のかなり
の量が残存することがある。
プの試験用具は、ポットを押したりブリスタを変形させ
たりして、固定されたマトリックス上に液体試薬を供給
する形式を採用しているため、ポットを強く押し過ぎた
りブリスタを急に変形させると、液体試薬が破れた被覆
部材を介して勢いよくマトリックス上に突出してしまう
場合がある。この場合、液体試薬のかなりの量が、上
面、裏面あるいは側面から下流に流れ出してしまうた
め、液体試薬が検出部まで展開せず反応が起こらないこ
とがある。特に、ツメ破りバキュームタイプの試験用具
は、４回に１回の割合で展開せず、液ポット上部タイプ
の試験用具も、展開速度の再現性が悪い。更には、特
に、ツメ破りバキュームタイプの試験用具においては、
被覆部材を破裂させた後でも容器内に液体試薬のかなり
の量が残存することがある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、被覆部材（３
０）で覆われた液体収容容器（２８）と、該容器の被覆
部材の上に添設されたマトリックスとからなり、該被覆
部材が破断された際にマトリックスが該容器内に存在し
つづける形態を有するマトリックスへの液体供給装置に
関する。該装置は被覆部材を破断するための、マトリッ
クスと係合しうる変形可能要素（１６）を有する。更に
詳しくは、変形可能要素は、その内壁に被覆部材を破断
するための突起（３１）を付設した、該容器の上方向に
突出した板状体であり、かつ該板状体は、その内壁およ
び／または外壁に少なくとも１つの溝形の窪み（１７）
が設けられた変形可能な材料で作られている。上記変形
可能要素の突起（３１）は、該被覆部材を破断するため
の突出部（３２）と、該マトリックスと当接して該容器
内に誘導するための窪み部（３３）とを有する。
０）で覆われた液体収容容器（２８）と、該容器の被覆
部材の上に添設されたマトリックスとからなり、該被覆
部材が破断された際にマトリックスが該容器内に存在し
つづける形態を有するマトリックスへの液体供給装置に
関する。該装置は被覆部材を破断するための、マトリッ
クスと係合しうる変形可能要素（１６）を有する。更に
詳しくは、変形可能要素は、その内壁に被覆部材を破断
するための突起（３１）を付設した、該容器の上方向に
突出した板状体であり、かつ該板状体は、その内壁およ
び／または外壁に少なくとも１つの溝形の窪み（１７）
が設けられた変形可能な材料で作られている。上記変形
可能要素の突起（３１）は、該被覆部材を破断するため
の突出部（３２）と、該マトリックスと当接して該容器
内に誘導するための窪み部（３３）とを有する。
【０００７】本発明はまた、長手方向に延伸したマトリ
ックス上面に、検体滴下窓（１３）と判定窓（１４）と
を有するケースに、上記の液体供給装置を収納した試験
用具に関する。特に、マトリックスは、被覆部材から少
なくとも判定窓まで延伸しており、検体滴下部と、判定
窓（１４）から観察しうる位置に測定対象物に対して応
答を示す検出部とを有する。該ケースは、展開液を蒸散
させるための蒸散窓（１５）を、判定窓の下流側に更に
有してもよく、その面積は検体滴下窓の面積と判定窓の
面積の和より大きい。マトリックスは、液体を移動可能
な複数の次の吸収材：特定の酵素に対する基質を含有す
る第一の吸収材（２１）であって、その一部が該被覆部
材（３０）上に添設されている吸収材；測定対象物と特
異的に結合する第一の物質が固定されている検出部を有
する第二の吸収材（２２）であって、検体滴下窓（１
３）の上流側で、該容器内部に押し込まれない第一の吸
収部材（２１）と重なっている吸収材；および該特定の
酵素で標識された、測定対象物と特異的に結合する第二
の物質を含有する第三の吸収材（２３）であって、検体
滴下窓下で第二の吸収材（２２）上に重なっている吸収
材から構成されていてもよい。
ックス上面に、検体滴下窓（１３）と判定窓（１４）と
を有するケースに、上記の液体供給装置を収納した試験
用具に関する。特に、マトリックスは、被覆部材から少
なくとも判定窓まで延伸しており、検体滴下部と、判定
窓（１４）から観察しうる位置に測定対象物に対して応
答を示す検出部とを有する。該ケースは、展開液を蒸散
させるための蒸散窓（１５）を、判定窓の下流側に更に
有してもよく、その面積は検体滴下窓の面積と判定窓の
面積の和より大きい。マトリックスは、液体を移動可能
な複数の次の吸収材：特定の酵素に対する基質を含有す
る第一の吸収材（２１）であって、その一部が該被覆部
材（３０）上に添設されている吸収材；測定対象物と特
異的に結合する第一の物質が固定されている検出部を有
する第二の吸収材（２２）であって、検体滴下窓（１
３）の上流側で、該容器内部に押し込まれない第一の吸
収部材（２１）と重なっている吸収材；および該特定の
酵素で標識された、測定対象物と特異的に結合する第二
の物質を含有する第三の吸収材（２３）であって、検体
滴下窓下で第二の吸収材（２２）上に重なっている吸収
材から構成されていてもよい。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の試験用具は、長手方向に
延伸しているケース（１２）を含む。このケースには、
以下に説明するマトリックスおよび展開液等の液体が貯
えられた液体収容容器（２８）が収納されており、これ
らの支持部材や保護部材として機能するものである。
延伸しているケース（１２）を含む。このケースには、
以下に説明するマトリックスおよび展開液等の液体が貯
えられた液体収容容器（２８）が収納されており、これ
らの支持部材や保護部材として機能するものである。
【０００９】このケースは、検体滴下窓（１３）を有す
る。使用の際には、この検体滴下窓から検体を導入す
る。更に、このケースは、その下流側に判定窓（１４）
を有し、マトリックス上の検出部での測定対象物の反応
をここを介して観察することができる。
る。使用の際には、この検体滴下窓から検体を導入す
る。更に、このケースは、その下流側に判定窓（１４）
を有し、マトリックス上の検出部での測定対象物の反応
をここを介して観察することができる。
【００１０】更に、好ましくは、このケースは、展開液
を蒸散させるための蒸散窓（１５）を判定窓の下流側に
有する。この部分で展開液を蒸発させることにより、展
開液の下流への移動が促進される。特に好ましくは、蒸
散窓の面積を検体滴下窓の面積と判定窓の面積の和より
大きくする。
を蒸散させるための蒸散窓（１５）を判定窓の下流側に
有する。この部分で展開液を蒸発させることにより、展
開液の下流への移動が促進される。特に好ましくは、蒸
散窓の面積を検体滴下窓の面積と判定窓の面積の和より
大きくする。
【００１１】このケースには、検体滴下窓の上流側に変
形可能要素が配設されている。この変形可能要素は、該
容器の外部方向に突出した、容積をもった板状体である
ことが好ましい。例えば、図３（ａ）に示される変形可
能要素（１６−１）は、図の手前に突き出た五面体形状
を有する板状体である。また、図３（ｂ）に示される変
形可能要素（１６−２）は、図の手前に突き出た四面体
形状を有する板状体である。これらは、例えば図４
（ａ）に示されるように、変形前は容器の外部方向に突
出している。また、板状体には、その内壁および／また
は外壁に少なくとも１つの溝形の窪みが設けられてい
る。この溝形の窪みを設けられていることにより、変形
可能要素は、変形後は実質的に原形復帰不能となる。例
えば、図５に示される変形可能要素（１６−３）は、隣
り合う面と面の境目に、その内壁側と外壁側に溝形の窪
み（１７）を有する。また、図３に示される、他の境目
である（１８）や（１９）にも、その内壁側と外壁側に
（１７）のような溝形の窪みが設けられている。溝形の
窪みの数や場所は、変形可能要素の形状や材質等から、
当業者が適宜決定する。
形可能要素が配設されている。この変形可能要素は、該
容器の外部方向に突出した、容積をもった板状体である
ことが好ましい。例えば、図３（ａ）に示される変形可
能要素（１６−１）は、図の手前に突き出た五面体形状
を有する板状体である。また、図３（ｂ）に示される変
形可能要素（１６−２）は、図の手前に突き出た四面体
形状を有する板状体である。これらは、例えば図４
（ａ）に示されるように、変形前は容器の外部方向に突
出している。また、板状体には、その内壁および／また
は外壁に少なくとも１つの溝形の窪みが設けられてい
る。この溝形の窪みを設けられていることにより、変形
可能要素は、変形後は実質的に原形復帰不能となる。例
えば、図５に示される変形可能要素（１６−３）は、隣
り合う面と面の境目に、その内壁側と外壁側に溝形の窪
み（１７）を有する。また、図３に示される、他の境目
である（１８）や（１９）にも、その内壁側と外壁側に
（１７）のような溝形の窪みが設けられている。溝形の
窪みの数や場所は、変形可能要素の形状や材質等から、
当業者が適宜決定する。
【００１２】好ましくは、ケースと変形可能要素とを、
同一材料から一体的に製造する。また、ケースと変形可
能要素とを別々に製造し、ケースに変形可能要素を組み
込むよう構成してもよい。これらの材料は特に問わない
が、その柔軟性や取扱いの容易性等からプラスチック材
料が好ましい。更に、使用時に変形可能要素を押す際の
滑り止めとして、滑り止め突起（２０）を設けてもよ
い。
同一材料から一体的に製造する。また、ケースと変形可
能要素とを別々に製造し、ケースに変形可能要素を組み
込むよう構成してもよい。これらの材料は特に問わない
が、その柔軟性や取扱いの容易性等からプラスチック材
料が好ましい。更に、使用時に変形可能要素を押す際の
滑り止めとして、滑り止め突起（２０）を設けてもよ
い。
【００１３】ケース内に収納されているマトリックス
は、ケース内部に配置され、その形状はケースと同様、
長手方向に延伸している。具体的には、後述の容器の被
覆部材から後述の検出部まで少なくとも延伸しており、
好ましくは後述の蒸散窓まで延伸している。
は、ケース内部に配置され、その形状はケースと同様、
長手方向に延伸している。具体的には、後述の容器の被
覆部材から後述の検出部まで少なくとも延伸しており、
好ましくは後述の蒸散窓まで延伸している。
【００１４】本発明のケースの開口部から判定窓まで少
なくとも延伸しているマトリックスは、１枚の吸収材が
延伸しているもののみならず、複数の吸収材が重なった
ものであり、かつ重なり合っている吸収材同士間で液体
が移動可能であるものをも含む。したがって、例えば図
４（ａ）に示されている、第一の吸収材（２１）、第二
の吸収材（２２）、第三の吸収材（２３）および第四の
吸収材（２４）はそれぞれ分離しているが、接触してい
る部分で液体が相互に移動可能であるので、このような
ものも、マトリックスに該当する。
なくとも延伸しているマトリックスは、１枚の吸収材が
延伸しているもののみならず、複数の吸収材が重なった
ものであり、かつ重なり合っている吸収材同士間で液体
が移動可能であるものをも含む。したがって、例えば図
４（ａ）に示されている、第一の吸収材（２１）、第二
の吸収材（２２）、第三の吸収材（２３）および第四の
吸収材（２４）はそれぞれ分離しているが、接触してい
る部分で液体が相互に移動可能であるので、このような
ものも、マトリックスに該当する。
【００１５】図４（ａ）に示されているマトリックスを
詳細に説明すると、第一の吸収材（２１）は、特定の酵
素が例えばアルカリホスファターゼの場合には、この酵
素で分解し発色する基質、例えば５−ブロモ−４−クロ
ロ−３−インドリルリン酸ナトリウム（ＢＣＩＰ）やｐ
−ニトロフェニルホスフェートなどを含有した吸水性の
不織布である。第二の吸収材（２２）は、測定対象物と
特異的に結合する第一の物質（例えば抗原、抗体等）が
固定されている検出部を有するニトロセルロースメンブ
ランである。第三の吸収材（２３）は、前記の特定の酵
素、例えばアルカリホスファターゼで標識された、測定
対象物と特異的に結合する第二の物質（例えば、酵素標
識抗原、酵素標識抗体等）を含有する吸水性の不織布で
ある。第四の吸収材（２４）は、試薬を含まない吸水性
の不織布である。第二の吸収材（２２）の一端は、容器
内部に押し込まれない第一の吸収材（２１）と部分的に
重なっており（２５）、第三の吸収材（２３）は検体滴
下窓（１３）下で第二の吸収材（２２）と重なっており
（２６）、また第四の吸収材（２４）は蒸散窓（１５）
下で第二の吸収材（２２）と重なっている（２７）。
詳細に説明すると、第一の吸収材（２１）は、特定の酵
素が例えばアルカリホスファターゼの場合には、この酵
素で分解し発色する基質、例えば５−ブロモ−４−クロ
ロ−３−インドリルリン酸ナトリウム（ＢＣＩＰ）やｐ
−ニトロフェニルホスフェートなどを含有した吸水性の
不織布である。第二の吸収材（２２）は、測定対象物と
特異的に結合する第一の物質（例えば抗原、抗体等）が
固定されている検出部を有するニトロセルロースメンブ
ランである。第三の吸収材（２３）は、前記の特定の酵
素、例えばアルカリホスファターゼで標識された、測定
対象物と特異的に結合する第二の物質（例えば、酵素標
識抗原、酵素標識抗体等）を含有する吸水性の不織布で
ある。第四の吸収材（２４）は、試薬を含まない吸水性
の不織布である。第二の吸収材（２２）の一端は、容器
内部に押し込まれない第一の吸収材（２１）と部分的に
重なっており（２５）、第三の吸収材（２３）は検体滴
下窓（１３）下で第二の吸収材（２２）と重なっており
（２６）、また第四の吸収材（２４）は蒸散窓（１５）
下で第二の吸収材（２２）と重なっている（２７）。
【００１６】マトリックスは毛管作用を示す多孔質材料
や繊維材料で構成され、例えばニトロセルロース、セル
ロース、ガラス繊維等を含むろ紙を挙げることができ
る。
や繊維材料で構成され、例えばニトロセルロース、セル
ロース、ガラス繊維等を含むろ紙を挙げることができ
る。
【００１７】ケース内に収納されている、展開液が封入
されている容器（２８）は、開口部を有する容器であっ
て、その内部に展開液が貯えられ、かつこの開口部が例
えばアルミフィルムのような被覆部材（３０）で被覆さ
れているものである。ここで、『収納されている』と
は、物理的にケースと分離して容器が収納されていると
いう意のみならず、ケースと容器が一体化しているよう
な場合をも含む。
されている容器（２８）は、開口部を有する容器であっ
て、その内部に展開液が貯えられ、かつこの開口部が例
えばアルミフィルムのような被覆部材（３０）で被覆さ
れているものである。ここで、『収納されている』と
は、物理的にケースと分離して容器が収納されていると
いう意のみならず、ケースと容器が一体化しているよう
な場合をも含む。
【００１８】この容器は、検体滴下窓（１３）よりも上
流側であって、変形可能要素（１６）を変形させた際
に、突起（３１）の先端がこの容器の内部に位置するよ
うに配置されている。
流側であって、変形可能要素（１６）を変形させた際
に、突起（３１）の先端がこの容器の内部に位置するよ
うに配置されている。
【００１９】突起（３１）は、変形可能要素（１６）の
変形前は被覆部材（３０）の上方に位置し、変形可能要
素の変形後は容器の内部に位置するように、変形可能要
素内壁に付設されている。この突起は、変形可能要素の
変形により被覆部材（３０）を破断させ、容器の開口部
上に添設されたマトリックス（３０）の一部を開口部内
に押し込み展開液と接触させ続けるよう機能する。変形
可能要素の変形による突起の位置変化を、変形前の図４
（ａ）および変形後の図４（ｂ）に示す。変形可能要素
（１６−２）の変形前（３１）の先端は被覆部材（３
０）の上方に位置しているが、変形後には、突起（３
１）の先端が被覆部材（３０）を破断させ、容器（２
８）の内部に侵入している。
変形前は被覆部材（３０）の上方に位置し、変形可能要
素の変形後は容器の内部に位置するように、変形可能要
素内壁に付設されている。この突起は、変形可能要素の
変形により被覆部材（３０）を破断させ、容器の開口部
上に添設されたマトリックス（３０）の一部を開口部内
に押し込み展開液と接触させ続けるよう機能する。変形
可能要素の変形による突起の位置変化を、変形前の図４
（ａ）および変形後の図４（ｂ）に示す。変形可能要素
（１６−２）の変形前（３１）の先端は被覆部材（３
０）の上方に位置しているが、変形後には、突起（３
１）の先端が被覆部材（３０）を破断させ、容器（２
８）の内部に侵入している。
【００２０】好ましくは、この突起は、被覆部材を破断
させるための突出部（３２）と、該マトリックスと当接
して該容器内に誘導するための窪み部（３３）とをその
先端に有する。例えば突起先端は図６に示すような凹状
形態を有し、変形可能要素の変形につれて、凹部の突出
部（３２）が先ず被覆部材を破裂させ、開口部上に添設
されたマトリックスの一部を凹部の窪み部（３３）に当
接しながら容器内部に移動する。
させるための突出部（３２）と、該マトリックスと当接
して該容器内に誘導するための窪み部（３３）とをその
先端に有する。例えば突起先端は図６に示すような凹状
形態を有し、変形可能要素の変形につれて、凹部の突出
部（３２）が先ず被覆部材を破裂させ、開口部上に添設
されたマトリックスの一部を凹部の窪み部（３３）に当
接しながら容器内部に移動する。
【００２１】この試験用具を使用する場合、先ず検体滴
下部へ検体を一定量適用し、その後変形可能要素を変形
させ、一定時間経過後、判定窓（１４）を介して検出部
を観察する。この際、例えば検出部の発色を目視で確認
することにより検体中の測定対象物について陽性・陰性
の判断が可能であり、またこの発色を比色計等の測定装
置を用いて定量分析をしてもよい。
下部へ検体を一定量適用し、その後変形可能要素を変形
させ、一定時間経過後、判定窓（１４）を介して検出部
を観察する。この際、例えば検出部の発色を目視で確認
することにより検体中の測定対象物について陽性・陰性
の判断が可能であり、またこの発色を比色計等の測定装
置を用いて定量分析をしてもよい。
【００２２】
【発明の効果】本発明の液体供給装置では、マトリック
スに液体を確実に一定の速度で供給することができるた
め、免疫測定の試験用具のみならず、例えばマトリック
スから室内へ芳香剤、殺虫剤等を発散させる装置等とし
て用いることができる。また、本発明の試験用具は、マ
トリックスを容器内に押し込んで展開液と接触させ毛管
作用のみにより展開液を吸引し測定を行うため、従来の
液ポット上部タイプやツメ破りバキュームタイプのよう
に展開液がマトリックス上に突出する恐れはない。ま
た、変形後は変形可能要素が変形状態を維持するので、
使用したか否かが一目瞭然である。更には展開時間や展
開速度の再現性が従来の液ポット上部タイプやツメ破り
バキュームタイプのものと比べ格段に優れている（下記
表参照）。
スに液体を確実に一定の速度で供給することができるた
め、免疫測定の試験用具のみならず、例えばマトリック
スから室内へ芳香剤、殺虫剤等を発散させる装置等とし
て用いることができる。また、本発明の試験用具は、マ
トリックスを容器内に押し込んで展開液と接触させ毛管
作用のみにより展開液を吸引し測定を行うため、従来の
液ポット上部タイプやツメ破りバキュームタイプのよう
に展開液がマトリックス上に突出する恐れはない。ま
た、変形後は変形可能要素が変形状態を維持するので、
使用したか否かが一目瞭然である。更には展開時間や展
開速度の再現性が従来の液ポット上部タイプやツメ破り
バキュームタイプのものと比べ格段に優れている（下記
表参照）。
【００２３】
【表１】
【図１】（ａ）液ポット上部タイプ（従来技術）試験用
具の長軸方向の断面図である。 （ｂ）（ａ）のＩ−Ｉで切断した、短軸方向の断面図で
ある（使用前）。 （ｃ）（ａ）のＩ−Ｉで切断した、短軸方向の断面図で
ある（使用後）。
具の長軸方向の断面図である。 （ｂ）（ａ）のＩ−Ｉで切断した、短軸方向の断面図で
ある（使用前）。 （ｃ）（ａ）のＩ−Ｉで切断した、短軸方向の断面図で
ある（使用後）。
【図２】ツメ破りバキュームタイプ（従来技術）試験用
具の長軸方向の断面図である。
具の長軸方向の断面図である。
【図３】（ａ）本発明の第一の態様の試験用具の上面図
である。 （ｂ）本発明の第二の態様の試験用具の上面図である。 （ｃ）本発明の第三の態様の試験用具の上面図である。
である。 （ｂ）本発明の第二の態様の試験用具の上面図である。 （ｃ）本発明の第三の態様の試験用具の上面図である。
【図４】（ａ）本発明の第二の態様の試験用具の長軸方
向の断面図である（使用前）。 （ｂ）本発明の第二の態様の試験用具の長軸方向の断面
図である（使用後）。
向の断面図である（使用前）。 （ｂ）本発明の第二の態様の試験用具の長軸方向の断面
図である（使用後）。
【図５】図３（ｃ）のII−IIで切断した、変形可能要素
（１６−３）の部分断面図である。
（１６−３）の部分断面図である。
【図６】図３（ｃ）のIII −III で切断した、変形可能
要素（１６−３）の部分断面図である。
要素（１６−３）の部分断面図である。
１２ ケース １３ 検体滴下窓 １４ 判定窓 １５ 蒸散窓 １６−１〜３ 変形可能要素 １７ 溝形の窪み １８、１９ 面と面との境目 ２０ 滑り止め突起 ２１ 第一の吸収材 ２２ 第二の吸収材 ２３ 第三の吸収材 ２４ 第四の吸収材 ２５ 第一の吸収材と第二の吸収材の重なり部分 ２６ 第二の吸収材と第三の吸収材の重なり部分 ２７ 第二の吸収材と第四の吸収材の重なり部分 ２８ 液体収容容器 ２９ 展開液 ３０ 被覆部材 ３１ 突起 ３２ 突起の突出部 ３３ 突起の窪み部
フロントページの続き (72)発明者 藤原 優子 東京都新宿区西新宿２丁目７番１号 富 士レビオ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−269056（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01N 33/543 G01N 1/10 G01N 31/22 G01N 35/02
Claims (8)
- 【請求項１】 被覆部材で覆われた液体収容容器と、該
容器の被覆部材の上に添設されたマトリックスと、被覆
部材を破断するための、マトリックスと係合しうる変形
可能要素からなり、該被覆部材が変形可能要素により破
断された際、変形可能要素がマトリックスを押し付けた
状態で、変形可能要素及びマトリックスが該容器内に存
在しつづける形態を有するマトリックスへの液体供給装
置。 - 【請求項２】 変形可能要素が、その内壁に被覆部材を
破断するための突起を付設した、該容器の上方向に突出
した板状体であり、かつ該板状体は、その内壁および／
または外壁に少なくとも１つの溝形の窪みが設けられた
変形可能な材料で作られている、請求項１記載の液体供
給装置。 - 【請求項３】 変形可能要素の突起が、該被覆部材を破
断するための突出部と、該マトリックスと当接して該容
器内に誘導するための窪み部とを有する、請求項２記載
の液体供給装置。 - 【請求項４】 長手方向に延伸したマトリックス上面
に、検体滴下窓と判定窓とを有するケースに、請求項１
〜３のいずれか１項記載の液体供給装置を収納した試験
用具。 - 【請求項５】 マトリックスが、被覆部材から少なくと
も判定窓まで延伸しており、検体滴下部と、判定窓から
観察しうる位置に測定対象物に対して応答を示す検出部
とを有する、請求項４記載の試験用具。 - 【請求項６】 該ケースが、展開液を蒸散させるための
蒸散窓を、判定窓の下流側に更に有し、蒸散窓の面積が
検体滴下窓の面積と判定窓の面積の和より大きい、請求
項４又は５記載の試験用具。 - 【請求項７】 該マトリックスが、液体を移動可能な複
数の吸収材からなる、請求項４〜６のいずれか１項記載
の試験用具。 - 【請求項８】 該マトリックスが、 特定の酵素に対する基質を含有する第一の吸収材であっ
て、その一部が該被覆部材上に添設されている吸収材； 測定対象物と特異的に結合する第一の物質が固定されて
いる検出部を有する第二の吸収材であって、検体滴下窓
の上流側で、該容器内部に押し込まれない第一の吸収部
材と重なっている吸収材；および該特定の酵素で標識さ
れた、測定対象物と特異的に結合する第二の物質を含有
する第三の吸収材であって、検体滴下窓下で第二の吸収
材上と重なっている吸収材から構成されている、請求項
７記載の試験用具。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25910096A JP3237540B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | マトリックスへの液体供給装置および該装置を有する試験用具 |
| US09/065,725 US6017494A (en) | 1996-09-30 | 1998-04-24 | Liquid supply device and analytical test device |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25910096A JP3237540B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | マトリックスへの液体供給装置および該装置を有する試験用具 |
| US09/065,725 US6017494A (en) | 1996-09-30 | 1998-04-24 | Liquid supply device and analytical test device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10104236A JPH10104236A (ja) | 1998-04-24 |
| JP3237540B2 true JP3237540B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=26543960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25910096A Expired - Lifetime JP3237540B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | マトリックスへの液体供給装置および該装置を有する試験用具 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6017494A (ja) |
| JP (1) | JP3237540B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007026814A1 (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-08 | Fujirebio Inc. | 試験用具 |
| JP2009030986A (ja) * | 2007-07-24 | 2009-02-12 | Canon Inc | 容器装置、これを備えたｄｎａ検査装置およびその貫通方法 |
| EP2065706A2 (en) | 2007-11-29 | 2009-06-03 | Fujifilm Corporation | A measurement kit and an immunochromatography method |
| JP2010230634A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Fujifilm Corp | アッセイ方法およびアッセイ用デバイス |
Families Citing this family (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6472160B2 (en) * | 1919-09-08 | 2002-10-29 | Fujirebio Inc. | Immunoassay device and immunoassay method using the same |
| ATE428105T1 (de) * | 2000-07-21 | 2009-04-15 | Senzime Point Of Care Ab | Mikro-calorimetervorrichtung |
| GB2365526B (en) * | 2000-07-31 | 2003-12-03 | Cambridge Life Sciences | Assay apparatus for measuring the amount of an analyte in a biological or environmental sample |
| US7767152B2 (en) * | 2003-08-11 | 2010-08-03 | Sakura Finetek U.S.A., Inc. | Reagent container and slide reaction retaining tray, and method of operation |
| US8956291B2 (en) * | 2005-02-22 | 2015-02-17 | Admetsys Corporation | Balanced physiological monitoring and treatment system |
| US7816122B2 (en) * | 2005-10-18 | 2010-10-19 | Idexx Laboratories, Inc. | Lateral flow device with onboard reagents |
| US7888130B2 (en) * | 2006-01-03 | 2011-02-15 | Dräger Safety AG & Co. KGaA | Test cassette for fluid analyses |
| WO2008041773A1 (fr) * | 2006-10-02 | 2008-04-10 | Hitachi High-Technologies Corporation | trousse d'analyse, analyseur et procédé d'analyse |
| GB0625309D0 (en) * | 2006-12-19 | 2007-01-24 | Inverness Medical Switzerland | Device |
| JP4344743B2 (ja) * | 2006-12-27 | 2009-10-14 | 株式会社ホギメディカル | 免疫検定用試験器具 |
| US20100120073A1 (en) * | 2007-05-08 | 2010-05-13 | Superior Medical Llc | Methods and devices for detecting organisms causing urinary tract infections |
| JP4865664B2 (ja) | 2007-09-28 | 2012-02-01 | 富士フイルム株式会社 | 多孔性担体内で２以上の液を混合する方法 |
| US20110137208A1 (en) * | 2008-07-24 | 2011-06-09 | Admetsys Corporation | Device and method for automatically sampling and measuring blood analytes |
| JP5138658B2 (ja) * | 2009-10-26 | 2013-02-06 | Ｄｉｃプラスチック株式会社 | 免疫測定器具及び免疫測定方法 |
| WO2011163448A1 (en) * | 2010-06-25 | 2011-12-29 | Superior Medical, Llc | A device for monitoring a patient for a urinary tract infection |
| JP5347114B2 (ja) * | 2010-09-14 | 2013-11-20 | アドテック株式会社 | 免疫学的検査具 |
| WO2012123753A1 (en) | 2011-03-15 | 2012-09-20 | Carclo Technical Plastics Limited | Sample metering |
| US9927433B2 (en) * | 2014-08-20 | 2018-03-27 | Shin Corporation | Test apparatus |
| CN107110858B (zh) * | 2015-01-16 | 2019-03-08 | 富士胶片株式会社 | 免疫层析试剂盒 |
| GB2535998A (en) * | 2015-02-27 | 2016-09-07 | Intelligent Fingerprinting Ltd | A device for receiving and analysing a sample |
| WO2017104143A1 (ja) * | 2015-12-18 | 2017-06-22 | 富士フイルム株式会社 | イムノクロマトグラフキット |
| JP6652262B2 (ja) | 2017-12-28 | 2020-02-19 | 株式会社Icst | 試験器具および試験方法 |
| JPWO2022202380A1 (ja) * | 2021-03-26 | 2022-09-29 | ||
| WO2022202379A1 (ja) * | 2021-03-26 | 2022-09-29 | 富士フイルム株式会社 | 検査用カートリッジ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5726010A (en) * | 1991-07-31 | 1998-03-10 | Idexx Laboratories, Inc. | Reversible flow chromatographic binding assay |
| US5204063A (en) * | 1991-12-12 | 1993-04-20 | Chemtrak, Inc. | Eluent release system and automated assay device |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP25910096A patent/JP3237540B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-04-24 US US09/065,725 patent/US6017494A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007026814A1 (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-08 | Fujirebio Inc. | 試験用具 |
| JP2009030986A (ja) * | 2007-07-24 | 2009-02-12 | Canon Inc | 容器装置、これを備えたｄｎａ検査装置およびその貫通方法 |
| EP2065706A2 (en) | 2007-11-29 | 2009-06-03 | Fujifilm Corporation | A measurement kit and an immunochromatography method |
| JP2010230634A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Fujifilm Corp | アッセイ方法およびアッセイ用デバイス |
| US8802426B2 (en) | 2009-03-30 | 2014-08-12 | Fujifilm Corporation | Method and device for assay |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10104236A (ja) | 1998-04-24 |
| US6017494A (en) | 2000-01-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3237540B2 (ja) | マトリックスへの液体供給装置および該装置を有する試験用具 | |
| JP3042544B2 (ja) | 試験条片保持具とその使用方法 | |
| CA2598586C (en) | Test element for analysing bodily fluids | |
| EP0659275B1 (en) | Analytical test apparatus with on board negative and positive control | |
| EP1044360B1 (en) | Test device and method for detection of an analyte | |
| EP0703826B1 (en) | Casing means for analytical test strip | |
| US5271895A (en) | Test strip | |
| JP4993757B2 (ja) | イムノクロマトグラフ装置 | |
| US5173433A (en) | Method for chemical analysis | |
| JP5138658B2 (ja) | 免疫測定器具及び免疫測定方法 | |
| RU2281165C2 (ru) | Устройство для отбора жидких проб | |
| EP0660932B1 (en) | Process for preparing test elements | |
| JP3193714B2 (ja) | 改良型テストストリップ | |
| JPH04188065A (ja) | 液体試料分析用具および分析方法 | |
| WO2019117275A1 (ja) | イムノクロマト検査用デバイス | |
| JP2019109090A (ja) | イムノクロマト検査用デバイス | |
| US20120149093A1 (en) | Method and Apparatus for Automating Chemical and Biological Assays | |
| JP3125284B2 (ja) | 便中のヘモグロビンの測定方法及びその測定用具 | |
| MXPA04010916A (es) | Aire de sellado caliente para valvula y oxidante regenerativo que contiene el mismo. | |
| JP2010117213A (ja) | 酵素免疫測定器具及び酵素免疫測定方法 | |
| JP3561587B2 (ja) | 免疫学的検査具 | |
| JP2008116235A (ja) | イムノクロマトグラフ検体分析用具 | |
| JP3624202B2 (ja) | 液体試料測定用具 | |
| JP2019109091A (ja) | イムノクロマト検査用デバイス | |
| JPH09133682A (ja) | 免疫アッセイ装置及び方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
| R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071005 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081005 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091005 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131005 Year of fee payment: 12 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131005 Year of fee payment: 12 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |