JP3213280B2 - 交換網における面間リンク設定方法及び面間ルーチング方法 - Google Patents

交換網における面間リンク設定方法及び面間ルーチング方法

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JP3213280B2
JP3213280B2 JP19298398A JP19298398A JP3213280B2 JP 3213280 B2 JP3213280 B2 JP 3213280B2 JP 19298398 A JP19298398 A JP 19298398A JP 19298398 A JP19298398 A JP 19298398A JP 3213280 B2 JP3213280 B2 JP 3213280B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数面構成の交換
機に関わるものであり、特にマルチプロセッサ構成の交
換機の回線対応プロセッサコストの削減を図った面間リ
ンクの回線対応プロセッサへの設定方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】信頼性を高くすることを目的として複数
面構成をとる交換網では、複数面構成による信頼性向上
効果を充分に発揮するためには面間リンクが有効であ
る。従来、マルチプロセッサ構成の交換機で構成される
複数面構成の交換網においては、迂回による回線対応プ
ロセッサの輻輳を避けること等の理由により、面間リン
ク専用の回線対応プロセッサを設置し、当該回線対応プ
ロセッサに面間リンクを収容していた。
【0003】しかしながら、この面間リンクは、基幹リ
ンクが故障した場合にのみ迂回路として用いられ、その
利用率は低い。一方、面間リンクは、迂回時に見込まれ
る最大のトラヒックに対しても、輻輳を発生させること
なく運ぶことができなければならない。よって、交換機
の回線対応プロセッサのコストを低く抑えるには、面間
リンクを効率的に回線対応プロセッサへ収容することが
重要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の問題点に鑑み、面間迂回時の回線対応プロセッサの輻
輳を招くことなく、面間リンク専用の回線対応プロセッ
サを不要とし、コストを削減することができる面間リン
ク設定方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の交換網における
面間リンク設定方法は、上記の目的を達成するため、交
換網が複数の面から構成され、各々の面が複数の交換機
間を結ぶリンクにより構成され、各々の面の相互に対応
する交換機間を接続する1又は複数の面間リンクを有
し、当該交換網を構成する交換機が複数のリンクを収容
し且つ当該リンク上を流れるパケットの交換処理を行う
複数個の回線対応プロセッサを具える、マルチプロセッ
サ構成の交換網における面間リンク設定方法において、
面間リンク以外の基幹リンクを収容する全ての回線対応
プロセッサについて、当該回線対応プロセッサと当該回
線対応プロセッサに対応する他面の回線対応プロセッサ
との間に、1又は複数の面間リンクを設定することを特
徴とする。
【0006】このような本発明の方法においては、或る
基幹リンクが使用不能の場合に、当該基幹リンクに送出
されるべきパケットを面間迂回対象パケットとして他面
を経由して送出する場合、当該基幹リンクを収容してい
る回線対応プロセッサに収容されている面間リンクか、
当該基幹リンクと同一方路の他の基幹リンクを収容して
いる回線対応プロセッサに収容されている面間リンク
か、又は、面間迂回対象パケットを受信したリンクを収
容している回線対応プロセッサに収容されている面間リ
ンクのいずれかを選択することが望ましい。
【0007】このような本発明の交換網における面間リ
ンク設定方法によれば、面間リンク専用の回線対応プロ
セッサを設置しないので、少なくとも一つの回線対応プ
ロセッサには、基幹リンクと面間リンクが混在して収容
される形態となる。この場合、面間迂回時に回線対応プ
ロセッサが輻輳することが懸念されるが、本発明によれ
ば、基幹リンクを収容する全ての回線対応プロセッサ
に、当該回線対応プロセッサと他面の対応する回線対応
プロセッサとの間を接続する面間リンクを収容するの
で、輻輳を回避することができる。
【0008】更に、面間ルーチング方法として、(A)
当該基幹リンクを収容している回線対応プロセッサに収
容されている面間リンクを選択する方法、(B)当該基
幹リンクと同一方路の他の基幹リンクを収容している回
線対応プロセッサに収容されている面間リンクを選択す
る方法、又は、(C)面間迂回対象パケットを受信した
リンクを収容している回線対応プロセッサに収容されて
いる面間リンクを選択する方法のいずれかの方法をとる
ようにすれば、輻輳を一層確実に回避することができ
る。
【0009】これを、以下に具体的に説明する。パケッ
トの面間迂回条件として次の2種類の例を示す。 (1)故障等が生じた基幹リンク単位で面間迂回する。 (2)故障等が生じた基幹リンクと同一方路の基幹リン
ク群の状態を判断し、面間迂回が適切と判断される場合
には、同一方路の基幹リンク群単位で面間迂回する。 上述の面間ルーチング方法(A)は面間迂回条件(1)
に有効であり、面間ルーチング方法(B)は面間迂回条
件(2)に有効である。面間ルーチング方法(C)は面
間迂回条件(1)及び(2)双方に有効である。
【0010】〔面間ルーチング方法(A)及び面間迂回
条件(1)の場合〕面間迂回に使用される面間リンク
は、故障等により使用されなくなった基幹リンクと同一
の回線対応プロセッサに入っているため、基幹リンク故
障により使用されなくなった回線対応プロセッサリソー
スを面間リンクの処理に有効利用することが可能であ
り、面間迂回により回線対応プロセッサが輻輳すること
はない。
【0011】〔面間ルーチング方法(B)及び面間迂回
条件(2)の場合〕面間迂回に使用される面間リンク群
は、同一方路の基幹リンク群を収容する回線対応プロセ
ッサ群に入っている。面間迂回時には、使用される面間
リンクを収容する回線対応プロセッサに、新たに面間リ
ンクトラヒックがかかるが、迂回対象の全ての基幹リン
クに流れるトラヒックが面間迂回により0となっている
ため、面間迂回により回線対応プロセッサが輻輳するこ
とはない。
【0012】〔面間ルーチング方法(C)の場合〕この
場合、面間迂回対象パケットを受信した回線対応プロセ
ッサのプロセッサリソースを面間迂回の前後で比較する
と、面間迂回前に面間迂回パケットの送信に使用してい
た基幹リンクを収容する回線対応プロセッサへ面間迂回
対象パケットをプロセッサ間送信するためのプロセッサ
リソースが減り、面間迂回対象パケットを面間リンクに
送出するためのプロセッサリソースが増える。プロセッ
サ間送信に使用する回線対応プロセッサリソースとリン
ク送信に使用する回線対応プロセッサリソースとが同一
種類の場合は、面間迂回の前後で回線対応プロセッサの
使用率は不変で、輻輳は生じない。
【0013】また、プロセッサ間送信のプロトコルとリ
ンク送信のプロトコルとが異なる等のために、プロセッ
サ間送信に使用するプロセッサリソースとリンク送信に
使用するプロセッサリソースとの種類が異なる場合は、
上記のような回線対応プロセッサの有効利用はできず、
面間迂回により、回線対応プロセッサリソースの使用率
は上昇するが、一般には多くの回線対応プロセッサで迂
回対象パケットを受信し、迂回対象トラヒックが各回線
対応プロセッサに分散されるため、輻輳を起こす程の回
線対応プロセッサリソースの使用率の上昇は招かない。
【0014】このように、本発明の面間リンク設定方法
においては、故障等が生じた基幹リンクに使用されてい
た回線対応プロセッサリソースを面間リンクに有効利用
すること、多くの回線対応プロセッサに面間迂回トラヒ
ックを分散すること等により、面間リンク専用の回線対
応プロセッサを設けず、且つ面間迂回による輻輳を発生
させないことを可能にしている。また、本発明の面間リ
ンク設定方法においては、面間リンクの本数は回線対応
プロセッサの数以上となるため、面間リンクがSTMリ
ンクの場合、リンク数に比例して面間伝送路に大きな帯
域が必要となるが、例えば、面間リンクとしてATMリ
ンクを使用し、帯域共用を適用することにより、面間伝
送路の帯域を迂回のために必要な最小限の帯域に抑える
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施例
を説明する。以下の説明は例示のための説明であり、本
発明の範囲がこれに限定されるものではない。
【0016】図1は交換網の構成例を示す図である。こ
の網は、A面及びB面の2面から構成され、A面は交換
機 P-A、 Q-A、 R-A及び S-Aにより、B面は交換機 P-
B、 Q-B、 R-B及び S-Bにより構成されている。A面の
交換機 P-Aは、A面の他の交換機 Q-A、 R-A及び S-Aと
基幹リンクで結ばれており、その基幹リンクの本数はそ
れぞれ4本、2本及び3本とする。B面はA面と対称な
構成をとるものとする。A面とB面とは、負荷分散によ
り均等な負荷で使用されている。また、両面の対応する
交換機 P-Aと P-B、 Q-Aと Q-B、 R-Aと R-B及び S-Aと
S-Bは、全て面間リンクで結ばれている。リンク或いは
交換機等の故障がない正常時においては、面間リンクは
使用されない。
【0017】本発明による面間リンク設定方法を交換機
P-Aと P-Bとの間を例にして説明する。図2において、
1〜9は交換機 P-Aの基幹リンク、10〜18は交換機 P-B
の基幹リンク、19〜27は交換機 P-Aの回線対応プロセッ
サ、28〜36は交換機 P-Bの回線対応プロセッサ、37〜45
は面間リンクを表す。この場合、回線対応プロセッサ及
びリンクの処理能力は共に1000パケット/秒とし、全て
の基幹リンクが正常の場合は使用率40%、即ち 400パケ
ット/秒が流れているものとする。そうすると、対面側
トラヒックが流入した場合でも使用率80%、即ち 800パ
ケット/秒が流れることとなり、輻輳を起こすことなく
運用できる。
【0018】〔面間ルーチング方法(A)及び面間迂回
条件(1)の場合〕図3はこの場合の回線対応プロセッ
サの処理フローを示す図である。図2において、交換機
P-Aのいずれかの回線対応プロセッサが、いま、宛先が
Q-Aのパケットを受信すると(ステップ101 )、宛先情
報からルーチング表により送出リンクとしてリンク1を
選択し(ステップ102 )、リンク1を収容する回線対応
プロセッサ19に対して、パケットに送出リンク情報「リ
ンク1」を付与し、結合機構を通して送出する(ステッ
プ103 )。
【0019】指定された回線対応プロセッサ19は、送出
リンク情報「リンク1」が付与されたパケットを受信す
ると(ステップ104 )、先ず、送出リンク1が正常か否
かを判断する(ステップ105 )。判断の結果、送出リン
ク1が正常の場合はこれに当該パケットを送出する(ス
テップ106 )。
【0020】一方、基幹リンク1が故障している場合
は、基幹リンク1を収容している回線対応プロセッサ19
に収容されている面間リンク37に当該パケットを送出す
る(ステップ107 )。この場合には、基幹リンク1の故
障により、基幹リンク1に流れていた 400パケット/秒
のトラヒックが面間リンク37に迂回する。この時、回線
対応プロセッサ19の使用率は面間迂回の前後で変化せ
ず、40%のままである。迂回先の面の対応する回線対応
プロセッサ36及び対応する基幹リンク18の使用率は80%
となるが、問題はない。従って、面間迂回による回線対
応プロセッサ及びリンクの輻輳は生じない。
【0021】〔面間ルーチング方法(B)及び面間迂回
条件(2)の場合〕図4はこの場合の回線対応プロセッ
サの処理フローを示す図である。図2において、交換機
P-Aのいずれかの回線対応プロセッサが、いま、宛先が
S-Aのパケットを受信すると(ステップ111 )、宛先情
報からルーチング表により S-A対向基幹リンク群のリン
ク群番号「50」を得て(ステップ112 )、先ず基幹リン
ク群50内の基幹リンク7〜9のうち過半数が故障か否か
を判断する(ステップ113 )。判断の結果、過半数の故
障はない場合は、送出リンク群として基幹リンク群50を
選択する(ステップ114 )。
【0022】この場合、例えば S-A対向基幹リンク7が
故障し、同じく S-A対向基幹リンク8及び9が正常な場
合、基幹リンク7を流れていたトラヒックは、基幹リン
ク7と同一方路の基幹リンク8又は9で代替する。基幹
リンク8で代替すると、基幹リンク7を流れるトラヒッ
クは0となり、基幹リンク8を流れるトラヒックは 800
パケット/秒、基幹リンク9は 400パケット/秒とな
る。従って、回線対応プロセッサ25の使用率が0とな
り、回線対応プロセッサ26の使用率が80%、回線対応プ
ロセッサ27の使用率が40%となる。即ち、代替による輻
輳は生じない。
【0023】基幹リンク7に続いて基幹リンク8も故障
し、基幹リンク9は正常である場合は、同一方路の基幹
リンク群の構成基幹リンクの過半数が故障したことにな
り、半数以下の正常基幹リンクによる代替は輻輳を引き
起こすため、 S-A対向基幹リンク群単位で面間迂回する
のが適切と判断される。この場合、送出リンク群として
「面間リンク群」を選択し(ステップ115 )、基幹リン
ク群−面間リンク群表により、基幹リンク群50に対応す
る面間リンク群「53」(面間リンク43、44、45)を得る
(ステップ116 )。
【0024】次に、両者の場合にいて、更に、負荷分散
論理等により、送出リンク群内のリンクの中から実際の
送出リンクを選択し(ステップ117 )、この送出リンク
を収容する回線対応プロセッサに対して、送出リンク情
報を付与したパケットを送出する(ステップ118 )。
【0025】指定された回線対応プロセッサは、送出リ
ンク情報が付与されたパケットを受信すると(ステップ
119 )、先ず、送出リンク情報で指定されたリンクが正
常か否かを判断する(ステップ120 )。判断の結果、当
該送出リンクが正常の場合はこれに当該パケットを送出
する(ステップ121 )。正常ではない場合は再度ルーチ
ング処理を行う(ステップ122 )。
【0026】面間迂回に当たっては、 S-A対向の基幹リ
ンクが収容されていたプロセッサ群、即ち回線対応プロ
セッサ25、26及び27に収容されている面間リンク群、即
ち面間リンク43、44及び45を使用する。この時、 S-A向
けトラヒックの面間迂回後の基幹リンクを流れるトラヒ
ックは、基幹リンク7、8、9共に0となる。そして、
S-A向けトラヒックの面間迂回後に面間リンクを流れる
トラヒックは、面間リンク43、44、45共に 400パケット
/秒となる。
【0027】このようにすると、 S-A向けトラヒックの
面間迂回後の回線対応プロセッサの使用率は、回線対応
プロセッサ25、26、27共に40%であり、面間迂回の前後
で変化しない。また、迂回先の面の対応する回線対応プ
ロセッサ28、29、30及び対応する基幹リンク10、11、12
の使用率は80%( 800パケット/秒)となるが、問題は
ない。従って、面間迂回による回線対応プロセッサ及び
リンクの輻輳は生じない。
【0028】〔面間ルーチング方法(C)の場合〕図2
において、例えば S-A対向基幹リンク7が故障し、同じ
く S-A対向基幹リンク8及び9が正常な場合、基幹リン
ク7を流れていたトラヒックは、基幹リンク7と同一方
路の基幹リンク8又は9で代替する。基幹リンク8で代
替すると、基幹リンク7を流れるトラヒックは0とな
り、基幹リンク8を流れるトラヒックは 800パケット/
秒、基幹リンク9は 400パケット/秒となる。従って、
回線対応プロセッサ25の使用率が0となり、回線対応プ
ロセッサ26の使用率が80%、回線対応プロセッサ27の使
用率が40%となる。
【0029】また、基幹リンク7に続いて基幹リンク8
も故障し、基幹リンク9は正常である場合は、同一方路
の基幹リンク群の構成基幹リンクの過半数が故障したこ
とになり、半数以下の正常基幹リンクによる代替は輻輳
を引き起こすため、 S-A対向基幹リンク群単位で面間迂
回するのが適切と判断される。
【0030】面間迂回に当たっては、S-A 向けパケット
を受信した各回線対応プロセッサで行われる。具体的に
は、例えば、基幹リンク1によりS-A 向けパケットを受
信した場合は、基幹リンク1を収容している回線対応プ
ロセッサ19に収容されている面間リンク37を選択する。
また、例えば、基幹リンク5によりS-A 向けパケットを
受信した場合は、基幹リンク5を収容している回線対応
プロセッサ23に収容されている面間リンク41を選択す
る。このようにして、S-A 向けの面間迂回トラヒック
は、面間リンク37〜42、回線対応プロセッサ19〜24に分
散される。面間迂回時の面間リンクの負荷は、S-A 向け
基幹リンク7〜9の合計 400×3=1200パケット/秒の
トラヒックが、6本の面間リンク37〜42にかかるため、
各リンク共おおよそ 200パケット/秒となる。
【0031】面間迂回時の回線対応プロセッサの負荷
を、回線対応プロセッサ19を例にして示す。回線対応プ
ロセッサ19の負荷は、面間迂回により 200パケット/秒
分の結合機構を経由する回線対応プロセッサ間送信処理
が減り、200 パケット/秒分のリンク送信処理が増え
る。この時、回線対応プロセッサ間送信処理に使用する
リソースとリンク送信処理に使用するリソースとが同一
の場合は、回線対応プロセッサ19の使用率は40%のまま
不変である。回線対応プロセッサ間送信処理に使用する
リソースとリンク送信処理に使用するリソースとが異な
る場合は、回線対応プロセッサ19の負荷は 200パケット
/秒のリンク送信処理の分だけ増加する。しかしなが
ら、面間迂回トラヒックは複数の回線対応プロセッサ
(この場合は6個)により負荷が分散されるため、輻輳
を引き起こす程の負荷の増加を招くことはない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の交換網に
おける面間リンク設定方法によれば、従来の面間リンク
設定方法に比較して、高い信頼性を保ったままで、回線
対応プロセッサのコストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】交換網の構成例を示す図である。
【図2】本発明の面間リンク設定方法の例を示す図であ
る。
【図3】回線対応プロセッサの処理フローの例を示す図
である。
【図4】回線対応プロセッサの処理フローの他の例を示
す図である。
【符号の説明】
P、Q、R、S 交換機 1〜18 基幹リンク 19〜36 回線対応プロセッサ 37〜45 面間リンク 50 基幹リンク群 53 面間リンク群
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−62034(JP,A) 特開 昭63−240250(JP,A) 特開 昭53−58705(JP,A) 特開 平3−73640(JP,A) 特開2000−36866(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04M 3/00 H04Q 3/545

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換網が複数の面から構成され、各々の
    面が複数の交換機間を結ぶリンクにより構成され、各々
    の面の相互に対応する交換機間を接続する1又は複数の
    面間リンクを有し、当該交換網を構成する交換機が複数
    のリンクを収容し且つ当該リンク上を流れるパケットの
    交換処理を行う複数個の回線対応プロセッサを具える、
    マルチプロセッサ構成の交換網における面間リンク設定
    方法において、 面間リンク以外の基幹リンクを収容する全ての回線対応
    プロセッサについて、当該回線対応プロセッサと当該回
    線対応プロセッサに対応する他面の回線対応プロセッサ
    との間に、1又は複数の面間リンクを設定することを特
    徴とする交換網における面間リンク設定方法。
  2. 【請求項2】 交換網が複数の面から構成され、各々の
    面が複数の交換機間を結ぶリンクにより構成され、各々
    の面の相互に対応する交換機間を接続する1又は複数の
    面間リンクを有し、当該交換網を構成する交換機が複数
    のリンクを収容し且つ当該リンク上を流れるパケットの
    交換処理を行う複数個の回線対応プロセッサを具え、面
    間リンク以外の基幹リンクを収容する全ての回線対応プ
    ロセッサについて、当該回線対応プロセッサと当該回線
    対応プロセッサに対応する他面の回線対応プロセッサと
    の間に、1又は複数の面間リンクを設定した交換網にお
    ける面間ルーチング方法において、 或る基幹リンクが使用不能の場合に、当該基幹リンクに
    送出されるべきパケットを面間迂回対象パケットとして
    他面を経由して送出する場合、当該基幹リンクを収容し
    ている回線対応プロセッサに収容されている面間リンク
    を選択することを特徴とする交換網における面間ルーチ
    ング方法。
  3. 【請求項3】 交換網が複数の面から構成され、各々の
    面が複数の交換機間を結ぶリンクにより構成され、各々
    の面の相互に対応する交換機間を接続する1又は複数の
    面間リンクを有し、当該交換網を構成する交換機が複数
    のリンクを収容し且つ当該リンク上を流れるパケットの
    交換処理を行う複数個の回線対応プロセッサを具え、面
    間リンク以外の基幹リンクを収容する全ての回線対応プ
    ロセッサについて、当該回線対応プロセッサと当該回線
    対応プロセッサに対応する他面の回線対応プロセッサと
    の間に、1又は複数の面間リンクを設定した交換網にお
    ける面間ルーチング方法において、 或る基幹リンクが使用不能の場合に、当該基幹リンクに
    送出されるべきパケットを面間迂回対象パケットとして
    他面を経由して送出する場合、当該基幹リンクと同一方
    路の他の基幹リンクを収容している回線対応プロセッサ
    に収容されている面間リンクを選択することを特徴とす
    る交換網における面間ルーチング方法。
  4. 【請求項4】 交換網が複数の面から構成され、各々の
    面が複数の交換機間を結ぶリンクにより構成され、各々
    の面の相互に対応する交換機間を接続する1又は複数の
    面間リンクを有し、当該交換網を構成する交換機が複数
    のリンクを収容し且つ当該リンク上を流れるパケットの
    交換処理を行う複数個の回線対応プロセッサを具え、面
    間リンク以外の基幹リンクを収容する全ての回線対応プ
    ロセッサについて、当該回線対応プロセッサと当該回線
    対応プロセッサに対応する他面の回線対応プロセッサと
    の間に、1又は複数の面間リンクを設定した交換網にお
    ける面間ルーチング方法において、 或る基幹リンクが使用不能の場合に、当該基幹リンクに
    送出されるべきパケットを面間迂回対象パケットとして
    他面を経由して送出する場合、面間迂回対象パケットを
    受信したリンクを収容している回線対応プロセッサに収
    容されている面間リンクを選択することを特徴とする交
    換網における面間ルーチング方法。
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