JP3213151B2 - ニューラルネットワークを用いたパターン認識装置の学習方法および学習装置 - Google Patents

ニューラルネットワークを用いたパターン認識装置の学習方法および学習装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字や図形などの画像
やその他の情報のパターンを認識するための装置に関す
るものであり、特にその中でもニューラルネットワーク
(神経回路網)を用いたパターン認識装置におけるニュ
ーラルネットワークの効率的な学習方法および学習装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】パターン認識装置には、標準パターン辞
書を備え、入力パターンにより標準パターン辞書を検索
して類似度を算出し、最も近い標準パターンを認識結果
として出力する方式と、ニューラルネットワークを用
い、ニューラルネットワークに標準パターン(あるいは
サンプルパターン)を学習させて入力パターンを認識さ
せる方式がある。標準パターン辞書を用いる方式では、
パターン認識の精度を上げようとすると多数の標準パタ
ーンを辞書に登録しなければならず、大きなメモリ容量
が必要となり、また類似度の算出に時間がかかり認識速
度が低下するという問題があった。その点、ニューラル
ネットワークを用いる方式では、標準パターン辞書が不
要であるためメモリ容量は少なくて済み、認識速度も上
げられる利点があるが、ニューラルネットワークの学習
に時間がかかるという問題があった。
【0003】図4はニューラルネットワークとその学習
方法を示したものである。図4において、1は入力層、
2は中間層、3は出力層である。入力層1、中間層2、
出力層3はそれぞれ複数のニューロンで構成され、各層
のニューロン間は、荷重W11,W12,…,Wn1,Wn2
…で結合されている。学習時に、学習対象の入力パター
ンが入力層1の各ニューロンに入力され、出力層3の各
ニューロンから出力パターンが出力される。出力パター
ンは教師信号と比較され、誤差が検出される。検出され
た誤差はバックプロパゲーション則などによって各層間
の荷重値に伝搬され、荷重値が修正される。
【0004】たとえば文字認識の場合、入力パターンは
文字のドットパターンであり、出力パターンは文字コー
ドとなる。教師信号は入力パターンに対応する正しい文
字コードであり、学習は、出力パターンの文字コードが
教師信号の文字コードと一致するようにニューラルネッ
トワーク内の荷重値を修正することによって行われる。
この学習は、図5(a)に示される学習対象パターンデ
ータファイルのように通常、1つの文字種別について複
数の文字パターンを用いて行われ、これを認識対象の複
数の文字種別について繰り返す。
【0005】図5(b)は、従来のニューラルネットワ
ークにおける学習処理のフローであり、図5(a)の学
習対象パターンデータファイル内にある各パターンデー
タA…,B…,…が全て一定の誤差範囲内で認識される
まで、学習−認識の処理を循環的に繰り返す。これは、
既に学習済みとなっているパターンデータであっても、
後に他のパターンデータが学習される結果ニューラルネ
ットワークの荷重値が変化して認識不能となる場合もあ
るため、再学習を繰り返すことによって、全体としての
認識精度を高めるためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のニューラルネッ
トワークを用いたパターン認識装置では、ニューラルネ
ットワークに新しく所定の入出力特性を与えるため(ニ
ューラルネットワークは入力パターンと出力パターンと
の間の一種の変換機能と考えることができる)に学習を
行う場合、学習対象パターンデータファイル全体を繰り
返しニューラルネットワークに与えて学習−認識処理を
行わせており、また学習済みのニューラルネットワーク
の認識対象を拡大、変更する場合には、学習済みの既存
の学習対象パターンデータファイルに新しいパターンデ
ータを追加したものあるいはその一部のパターンデータ
を変更したもの全体をニューラルネットワークに繰り返
して与えて、学習−認識処理を行わせているため、処理
に時間がかかっていた。
【0007】本発明は、ニューラルネットワークを用い
るパターン認識装置において、学習処理を効率化し、処
理時間を短縮することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、学習対象パタ
ーンデータファイルからパターン種別ごとに少数の代表
パターンデータを抽出し、抽出した少数の代表パターン
データと、ニューラルネットワークで正しく認識できな
かったパターンデータとから構成する代表パターンデー
タファイルを元の学習対象パターンデータファイルに代
えて使用し、ニューラルネットワークに学習させること
によって、学習処理を行うデータ量の圧縮を図るもので
ある。この代表パターンデータファイルでニューラルネ
ットワークを学習させ、次に元の学習対象パターンデー
タファイルを認識処理させ、ここで正しく1位で認識さ
れなかったパターンデータを抽出して、代表パターンデ
ータファイルを更新しそのファイルで再び学習を行わせ
る。これを学習対象パターンデータ内の全てのパターン
データが正しく認識できるようになるまで繰り返し実行
する。
【0009】図1は、本発明によるパターン認識装置の
学習方法の説明図である。図1において、4は、文字等
のパターン情報を認識するパターン認識装置である。
【0010】5は、図4に示されるようなニューラルネ
ットワークである。6は、ニューラルネットワーク5を
本発明により学習処理する学習装置である。
【0011】7は学習対象パターンデータファイルであ
り、A1 ,A2 ,…,Am ,B1 ,B2 ,…,Bn
…,X1 ,X2 ,…,Xp はそれぞれパターン種別A,
B,…,Xの異なるm個,n個,…,p個のパターンデ
ータを表している。このファイルは、たとえば新規のパ
ターンデータのみ、あるいは以前に学習されたパターン
データと新規の追加パターンデータとによって構成され
る。
【0012】8は、学習処理のフローである。9は、代
表パターンデータファイルであり、学習対象パターンデ
ータファイル7から、パターン種別ごとに少数個、例え
ば1個ずつ抽出された代表パターンデータを基本に構成
され、さらに学習処理中、ニューラルネットワーク5に
よって1位認識されなかった学習対象パターンデータフ
ァイル7中のパターンデータが追加される。
【0013】学習処理のフロー8により学習装置6の動
作を説明すると、まず、与えられた学習対象パターンデ
ータファイル7から、代表パターンデータたとえば
i ,B i ,Xi を抽出し、代表パターンデータファイ
ル9を作成する。
【0014】次に、この代表パターンデータファイル9
によりニューラルネットワーク5を学習させる。次に、
ニューラルネットワーク5に学習対象パターンデータフ
ァイル7を認識処理させる。ここでニューラルネットワ
ーク5に入力したパターンデータが正しく1位認識され
なかったとき、つまり、入力されたパターンデータに対
してそのパターンデータの教師信号とは異なる値の出力
パターンが1位となり、誤認識や認識不能となったとき
には、その1位認識されなかった(下位認識された)パ
ターンデータを抽出する。そして抽出したパターンデー
タは全て代表パターンデータファイル9に追加し、代表
パターンデータファイル9を更新する。
【0015】この更新された代表パターンデータファイ
ル9によりニューラルネットワーク5を学習させ、学習
後のニューラルネットワーク5により学習対象パターン
データファイル7を再び認識処理させる。このようにし
て、学習対象パターンデータファイル7のパターンデー
タが全て1位で認識されるようになり代表パターンデー
タファイル9を更新する必要がなくなるまで、学習と認
識の過程を繰り返す。学習対象パターンデータファイル
7の全てのパターンデータが正しく1位で認識されるよ
うになったとき学習処理を終了する。なお代表パターン
データファイルの更新は、最初の代表パターンデータに
今回の下位認識パターンデータのみを追加する形で行わ
れる。
【0016】図2は、本発明による学習装置6の基本構
成を示す。なお、図1と共通な要素には同一の参照番号
を付して示してある。したがってパターン認識装置4、
ニューラルネットワーク5、学習装置6、学習対象パタ
ーンデータファイル7および代表パターンデータファイ
ル9については、図1での説明がそのまま適用される。
【0017】10は、代表パターンデータファイル作成
手段であり、学習対象パターンデータファイル7のパタ
ーンデータからパターン種別ごとに少数の代表パターン
データを抽出する。たとえば各パターン種別ごとに先頭
のパターンデータあるいはパターンデータごとに誤差が
分かっている場合には最も誤差の大きいパターンデータ
を抽出する。そして抽出した各パターンデータにより代
表パターンデータファイル9を作成する機能をもってい
る。
【0018】11は、学習手段であり、代表パターンデ
ータファイル9によりニューラルネットワーク5を学習
させる機能をもっている。12は、荷重ファイルであ
り、初めはニューラルネットワーク5の荷重の初期値デ
ータが格納され、その後、学習手段11がニューラルネ
ットワーク5を代表パターンデータファイル9で学習さ
せた結果の更新された荷重データが格納される。
【0019】13は、認識制御手段であり、荷重ファイ
ル12の荷重データをニューラルネットワーク5に適用
して、学習対象パターンデータファイル7の認識処理を
行わせる機能をもっている。
【0020】14は、下位認識パターンデータ抽出手段
であり、ニューラルネットワーク5が学習対象パターン
データファイル7を認識処理した結果について調べ、1
位認識されなかったパターンデータ(下位認識パターン
データ)を抽出する。機能をもっている。
【0021】15は、代表パターンデータファイル更新
手段であり、抽出された下位認識パターンデータを代表
パターンデータファイル9の元の代表パターンデータに
追加し、ファイルを更新する機能をもっている。このと
き追加する下位認識パターンデータも、種別ごとに少数
の代表パターンデータを抽出して行う。
【0022】学習装置6は、10,11,13,14,
15の各手段を矢線で示す順序で動作させ、学習対象パ
ターンデータファイル7のパターンデータが全て正しく
1位で認識されるようになったとき、学習処理を終了す
る。
【0023】
【作用】図1、図2に示された本発明の動作を説明す
る。学習処理の開始時点では、ニューラルネットワーク
5の荷重データは初期値に設定されている。そのため、
学習対象パターンデータファイル7の中からパターン種
別ごとに少数のたとえば1個の代表パターンデータを抽
出し、代表パターンデータファイル9を作成する。そし
てこの少数のパターンデータからなる代表パターンデー
タファイル9を用いてニューラルネットワーク5を最初
に学習させる。
【0024】ニューラルネットワーク5の最初の学習の
後、ニューラルネットワーク5に学習対象パターンデー
タファイル7を認識処理させると、正しく認識されるパ
ターンデータがかなり得られる。ここで正しく認識され
なかったパターンデータのみを抽出し、必要な場合さら
にその中からパターン識別ごとに代表パターンデータを
さらに抽出して代表パターンデータファイル9に追加す
る(初めの代表パターンデータと今回正しく認識されな
かった代表パターンデータとの合成)。このときの代表
パターンデータファイル9のデータ量は最初の学習に用
いた代表パターンデータファイル9のデータ量よりも誤
読したパターン種別分だけ多くなる。
【0025】以後、代表パターンデータファイル9によ
るニューラルネットワーク5の学習、ニューラルネット
ワーク5による学習対象パターンデータファイル7の認
識処理、正しく認識されていないパターンデータの抽出
と代表パターンデータファイル9の更新、のサイクルを
繰り返すごとに代表パターンデータファイル9のデータ
量は多くなるが、学習対象パターンデータファイル7自
体で学習するよりはデータ量が少ないので、短時間で学
習処理が完了する。
【0026】このように本発明では、ニューラルネット
ワークの認識性能のチェックは学習対象パターンデータ
ファイル7の全パターンデータにより行われるが、ニュ
ーラルネットワーク5の学習は、学習済みのパターンデ
ータをほぼ除去した必要最小限のパターンデータに自動
的に絞り込んで行われるので、効率的な学習処理が可能
となる。
【0027】
【実施例】図3(a),(b)により、本発明を文字認
識装置に適用した実施例について説明する。図3(a)
は、実施例の学習処理フローを示し、図3(b)は学習
処理に用いられる文字パターンデータの構成を示す。
【0028】図3(b)に示される文字パターンデータ
は、1文字ごとに作成され、全体が136byteの大
きさをもつ。図中、16は1文字のイメージデータであ
り、32×32ドット(1024ドット)のイメージ領
域のサイズを、1ドット1byteとして128byt
eのデータで表している。17はJEFコードで表した
教師データである。18はイメージデータ16の折り返
しドット数(1024ドット)である。19は文字幅で
あり、文字パターン自体のドット幅を示す。20は文字
高さであり、文字パターン自体のドット高さを示す。
【0029】次に図3(a)のフローを説明する。図中
のA0〜A9,B1〜B3は処理のステップを表す。ま
ずA0で、学習対象パターンデータファイル7から代表
パターンデータファイル9を作成する。この後、B1な
いしB3の学習処理が実行される。
【0030】B1では、A8で作成された代表パターン
データファイル9から1つの文字のパターンデータを読
み出す。B2では、読み出されたパターンデータに基づ
きニューラルネットワークを学習させる。
【0031】B3では、代表パターンデータファイル9
の残りを調べ、残りがあればB1へ戻り、残りがなけれ
ばA1へ戻る。次にA1において、学習対象パターンデ
ータファイル7から1文字分のパターンデータ(図3
(b)参照)の読み出しを行う。
【0032】A2において、学習対象パターンデータフ
ァイル7に読み出すべきパターンデータが残っているか
どうかを判定し、パターンデータが残っていない場合に
はB1〜B3の処理を行うが、パターンデータが残って
いる場合には、A4以降の処理を行う。
【0033】A3では、学習対象パターンデータファイ
ル7から読み出した1文字分のパターンデータ(図3
(b))から文字イメージデータ16を抽出する。A4
では、抽出した文字イメージデータ16をニューラルネ
ットワークの入力層1(図4)にセットする。
【0034】A5では、ニューラルネットワークに認識
動作を行わせる。A6では、ニューラルネットワークか
ら出力されるデータと教師データ17(図3(b))と
を比較し、誤差を検出する。
【0035】A7では、誤差の大きさから認識の可、不
可を判定する。認識可の場合にはA9以降の処理を行
い、認識不可の場合にはA8以降の処理を行う。A8で
は、A0で作成した代表パターンデータファイル9に、
A7で認識不可と判定されたパターンデータを追加し、
ファイルを更新する。このとき、認識不可となった文字
イメージデータ群の中から文字種別ごとに誤差の大きい
方の文字イメージデータを1個ずつ抽出して代表パター
ンデータとし、代表パターンデータファイル9に追加す
ることができる。この後A1に戻る。
【0036】A9では、A7で認識可とされた場合、こ
れで学習対象パターンデータファイル7の全てのパター
ンデータが認識可として処理されたがどうかを判定す
る。このため、たとえばA8で代表パターンデータファ
イル9を更新したときに、フラグを立てておき、フラグ
の値から認識可でないパターンデータが存在したかどう
かを知ることができるようにする。そしてフラグが立っ
ている場合には、認識不可のパターンデータが含まれて
いたと判定して、A1に戻る。
【0037】次に先のA2で、学習対象パターンデータ
ファイル7から全てのパターンデータが読み出されたこ
とが判定され、しかもA9で認識不可のパターンデータ
が含まれていたことが判定されていた場合にB1ないし
B3が実行される。
【0038】以上のA1〜A9、B1〜B3の動作は、
A9で学習対象パターンデータファイル7の全パターン
データが認識可となったことを判定されるまで繰り返さ
れ、全パターンデータが認識可となったときに終了す
る。
【0039】なお、学習対象パターンデータファイル7
による学習処理が完了したパターン認識装置において、
さらにパターンデータの追加、変更を行う場合には、学
習対象パターンデータファイル7を更新して再学習処理
を行うが、パターンデータの追加の場合には代表パター
ンデータファイル9に追加することもできる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、従来のパターン認識装
置にくらべて、学習が完了するまでの総学習データ量を
大幅に削減することができ、学習処理の効率化により学
習に要する時間が著しく短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパターン認識装置の学習方法の説
明図である。
【図2】本発明によるパターン認識装置の学習装置の基
本構成図である。
【図3】本発明実施例の説明図である。
【図4】ニューラルネットワークと学習方法の説明図で
ある。
【図5】従来例の学習対象パターンデータファイルと学
習処理の説明図である。
【符号の説明】
4 パターン認識装置 5 ニューラルネットワーク 6 学習装置 7 学習対象パターンデータファイル 8 学習処理のフロー 9 代表パターンデータファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−197700(JP,A) 特開 平5−314087(JP,A) 特開 平7−44514(JP,A) 特開 平6−250995(JP,A) 特開 平5−265998(JP,A) 「NEUROSIM/L−860(階層 型ニューラルネットワークシミュレー タ)使用者の手引 87AR−0490− 1」、富士通株式会社・発行(平成4年 1月、初版)、pp.51〜52(特許庁C SDB文献番号:CSNZ 199900345001) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06N 1/00 - 7/00 G06G 7/60 JICSTファイル(JOIS) CSDB(日本国特許庁)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニューラルネットワークを用いたパター
    ン認識装置において、 パターン認識装置の学習時に、学習対象パターンデータ
    ファイルからパターン種別ごとに代表パターンデータを
    抽出し、学習対象パターンデータファイルに代えて当該
    抽出した代表パターンデータファイルを用いてニューラ
    ルネットワークの学習を行う第1の段階と、 ニューラルネットワークにより上記学習対象パターンデ
    ータファイルの認識処理を行い、正しく1位で認識され
    なかったパターンデータを抽出して上記代表パターンデ
    ータファイルに追加しファイルを更新する第2の段階と
    からなり、 上記学習対象パターンデータファイル中の全てのパター
    ンデータが第2の段階で正しく1位認識されるまで、第
    1の段階と第2の段階を繰り返し実行することを特徴と
    するニューラルネットワークを用いたパターン認識装置
    の学習方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、新たなパターンデー
    タを追加学習させる場合、当該新たなパターンデータを
    代表パターンデータファイルに追加することを特徴とす
    るニューラルネットワークを用いたパターン認識装置の
    学習方法。
  3. 【請求項3】 ニューラルネットワークを用いたパター
    ン認識装置において、 学習対象パターンデータファイルからパターン種別ごと
    に代表パターンデータを抽出し代表パターンデータファ
    イルを作成する代表パターンデータファイル作成手段
    と、 代表パターンデータファイルを用いてニューラルネット
    ワークの学習を行う学習手段と、 代表パターンデータファイルをニューラルネットワーク
    に学習させることによって得られるニューラルネットワ
    ークの荷重データを用いて、ニューラルネットワークに
    学習対象パターンデータファイルを認識処理させる認識
    制御手段と、 上記ニューラルネットワークによる学習対象パターンデ
    ータファイルの認識処理の結果から、認識順位が1位以
    外の下位認識パターンデータを抽出する下位認識パター
    ンデータ抽出手段と、 抽出された下位認識パターンデータを代表パターンデー
    タファイルに追加する代表パターンデータファイル更新
    手段と、 を備えていることを特徴とするニューラルネットワーク
    を用いたパターン認識装置の学習装置。
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「NEUROSIM/L−860(階層型ニューラルネットワークシミュレータ)使用者の手引 87AR−0490−1」、富士通株式会社・発行(平成4年1月、初版)、pp.51〜52(特許庁CSDB文献番号:CSNZ199900345001)

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