JP3209102B2 - プリントシステム、プリンタドライバ及びプリンタ - Google Patents

プリントシステム、プリンタドライバ及びプリンタ

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JP3209102B2
JP3209102B2 JP19084996A JP19084996A JP3209102B2 JP 3209102 B2 JP3209102 B2 JP 3209102B2 JP 19084996 A JP19084996 A JP 19084996A JP 19084996 A JP19084996 A JP 19084996A JP 3209102 B2 JP3209102 B2 JP 3209102B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1297Printer code translation, conversion, emulation, compression; Configuration of printer parameters
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • GPHYSICS
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    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
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    • G06K2215/0011Accepting output data; Preparing data for the controlling system characterised by a particular command or data flow, e.g. Page Description Language, configuration commands

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  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タとこれに接続されたプリンタとを含むプリントシステ
ムに関し、特にページプリンタを用いたシステムに好適
な印刷スピードアップ技術の改良に処理する。
【0002】
【従来の技術】ページプリンタでは、印刷エンジンの構
造上、一旦印刷が始まると途中で用紙の搬送を止めたり
用紙を逆方向に戻したりすることは不可能である。ま
た、1ページ分のビットマップメモリが持てない場合で
あっても、印刷エンジンの限界性能に近い速度で印刷を
行わなくてはならない。
【0003】上記機能を実現するため、ページプリンタ
のコントローラは、高能力のCPUと大容量のメモリと
を有し、その点において嘗てはホストコンピュータを凌
いでいた。
【0004】また、ホストコンピュータからの描画コマ
ンドを直接ビットマップイメージへ翻訳するのではな
く、描画コマンドからビットマップイメージへの翻訳の
途中に中間コードを介入させることにより、以降のビッ
トマップイメージへの翻訳を単純化すると同時に、印刷
エンジンの細かい性質にとらわれずに描画コマンドの変
換をやり易くして、印刷処理全体の効率を上げている。
従って、ページプリンタのコントローラでは、描画コマ
ンドを解釈してそれに応じた中間コードを作成するモジ
ュールと、その中間コードを解釈して1ページのビット
マップイメージを作成するモジュールとが明確に分けら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、ホストコンピュ
ータのCPU能力及びメモリ容量が飛躍的に向上し、必
然的に、プリンタに送り込まれる描画コマンドの量も大
幅に増大している。その結果、所望の印刷スループット
を実現するのに、プリンタのCPU能力及びメモリ量で
はもはや十分ではなくなってきている。また、プリンタ
のメモリ量が足りないために、メモリーオーバーや非可
逆圧縮が発生して完全な印刷ができないといった問題も
発生している。
【0006】しかし、プリンタのコントローラ・ハード
ウェアの能力アップやメモリの増設などは、コスト削減
の観点から難しくなってきている。
【0007】類似の問題は、ページプリンタだけでな
く、シリアルプリンタのような他のタイプのプリンタを
用いるシステムでも同様に存在する。
【0008】従って、本発明の目的は、プリントシステ
ムにおいて、プリンタ自体の処理能力を上げなくても、
システム全体の処理能力を向上させることができる改良
された処理方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のプリントシステ
ムは、ホストコンピュータとこれに接続されたプリンタ
とを備える。ホストコンピュータは、プリンタに対する
描画コマンドを含んだ印刷ジョブデータを生成するため
のプリンタドライバを有し、このプリンタドライバは、
少なくとも一部の描画コマンドが中間コードの形式で表
現されている中間水準の印刷ジョブデータを生成するた
めの中間水準ジョブデータ生成手段を有している。ま
た、プリンタは、中間水準の印刷ジョブデータを受け、
その描画コマンドに基づいて印刷のためのビットマップ
イメージを生成するイメージ生成手段を有している。
適な実施形態では、プリンタドライバは、少なくとも一
部の描画コマンドが第1の中間コードの形式で表現され
ている中間水準の印刷ジョブデータを生成ための中間水
準ジョブデータ生成手段を有している。また、プリンタ
は、中間水準の印刷ジョブデータを受け、その描画コマ
ンドを第2の中間コードに変換するための中間コード変
換手段と、第2の中間コードを印刷のためにビットマッ
プイメージに変換するための第3の変換手段とを有して
いる。
【0010】このプリントシステムによれば、ホストコ
ンピュータにおいて、一部又は全部の描画コマンドが予
め中間コードの形式に変換される。従って、プリンタで
は、高水準言語で書かれた描画コマンドを中間コードに
変換する処理を省略できる。このように、従来プリンタ
でのみ行われていた中間コード生成処理をホストコンピ
ュータに分担させることができるので、特にホストコン
ピュータのメモリやCPUに余力があるような場合、印
刷速度が向上する。
【0011】プリンタドライバは更に、全ての描画コマ
ンドが高水準のプリンタ制御言語で表現されている高水
準の印刷ジョブデータを生成するための高水準ジョブデ
ータ生成手段と、中間水準ジョブデータ生成手段と高水
準ジョブデータ生成手段の内の一方を選択するためのモ
ード選択手段とを有することができる。この場合、プリ
ンタは更に、高水準の印刷ジョブデータを受けて、プリ
ンタ制御言語で表現された描画コマンドを第2の中間コ
ードに変換するためのグラフィック手段を有することが
できる。
【0012】このような構成では、プリンタに対する全
ての描画コマンドを従来通りに高水準のプリンタ制御言
語で表現する動作モードと、一部又は全部の描画コマン
ドを中間コード化する動作モードとを、事情に応じて使
い分けることができる。この場合、いずれの動作モード
を選択するかを自動的に決定できるようにすることが望
ましい。好適な実施形態では、アプリケーションプログ
ラムの種類やプリンタの能力及びホストの能力などを総
合的に勘案して、動作モードを自動選択するようになっ
ている。
【0013】また、動作モードを自動選択する場合、印
刷ジョブ単位で動作モードを決めてもよいし、あるいは
ページ単位、バンド単位、又は描画コマンド単位で決め
てもよいし、あるいはアプリケーションプログラム単位
で決めてもよい。
【0014】印刷ジョブデータには、どの描画コマンド
が中間コード化されているかを示すための指示情報を含
ませることができる。例えば、全ての描画コマンドが中
間コード化されている場合には、印刷ジョブの先頭の方
でその旨を宣言しておくことできるし、また、特定のペ
ージ、特定のバンド又は特定のコマンドだけが中間コー
ド化されている場合には、そのページ、バンド又はコマ
ンドの先頭に、その旨の宣言を置くことができる。この
ような宣言つまり指示情報は、プリンタ制御言語で記述
することができる。
【0015】プリンタドライバが生成する第1の中間コ
ードと、プリンタが生成する第2の中間コードとは、プ
リンタの処理負担を軽減する目的からは全く同一の形式
であることが望ましいが、両者の役割の違いなどから細
部において相違する可能性がある。例えば、第1の中間
コードは、描画すべき個々の文字や個々のイメージのビ
ットイメージデータを含むべきである。一方、一般的な
プリンタでは、そのようなビットイメージデータは中間
コードとは別の記憶場所で管理されるので、第2の中間
コードはそのようなビットイメージデータを含まない。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態にか
かるプリントシステムの全体構成を示す。
【0017】ホストコンピュータ1にページプリンタ3
が接続されている。ホストコンピュータ1では、アプリ
ケーションプログラム5がオペレーティングシステム
(OS)7内の描画モジュール(以下、「アプリケーシ
ョンプログラミングインタフェース(API)モジュー
ル」という)8に対し、新しい印刷ジョブの開始を知ら
せ、APIの描画関数のコールを送る。すると、API
モジュール8はプリンタドライバ9に対し、ドライバ9
の描画関数のコール(以下、「デバイスドライバインタ
フェース(DDI)コール」という)を送る。
【0018】プリンタドライバ9は、DDIコールをペ
ージプリンタ3が認識できる出力形式の印刷コマンドに
変換する。出力形式には2種類がある。その一つは、プ
リンタ制御言語と一般に呼ばれている高水準の言語であ
り、本実施形態ではページ記述言語(Page Description
Langage:PDL)である。他の出力形式は、中間言語
(Intermediate Language:IML)で記述された中間
(Intermediate:IM)コードである。この中間コード
は、プリンタ3のコントローラ11が、PDLから生成
する中間コードと基本的には同じ形式であるが、細部に
おいて多少相違している。以下、両者を区別するため、
プリンタドライバ9が作る中間コードをドライバ中間
(DIM)コード、プリンタ3が作る中間コードをプリ
ンタ(PIM)コードとよぶ。
【0019】DIMコードのPIMコードからの主たる
相違点は、文字やイメージのビットマップデータを含ん
でいることである。すなわち、文字やビットイメージが
描かれた或るバンドを中間コードで記述した場合、プリ
ンタ内では、PIMコードとは別のメモリ領域に各文字
や各ビットイメージのビットマップデータが登録され、
そして、PIMコードにはそのメモリ領域内の各文字や
イメージへのポインタが記述される。一方、DIMコー
ドには、それら文字やビットイメージのビットマップデ
ータも登録されている。この場合、ビットマップデータ
の繰り返しを避けるため、例えば次のような形式にする
ことができる。すなわち、その文字やイメージがバンド
内に最初に出現したときのみ、その文字やイメージのビ
ットマップデータをその識別番号やサイズ指定などと共
にDIMコード内に登録し、これに続いて、その文字や
イメージの識別番号、バンド内での座標、およびその登
録ビットマップデータ中の実際に使用する部分の指定な
どを記述する。以後、そのバンド内で同じ文字やイメー
ジが再度出現する度に、その文字やイメージの識別番号
とバンド内での座標、登録ビットマップデータ中の使用
部分の指定などを記述する。
【0020】また、一般にプリンタ内のPIMコードは
豊富な描画機能をサポートしているのに対し、DIMコ
ードはOS7が提供するDDIの機能に合せる必要があ
るため、もしDDIの機能が例えばパス、グラフィック
スパラメータ、座標変換関数コールの種類などにおいて
PIMコードよりも限定されているならば、DIMコー
ドも同様の点でPIMコードよりも機能が限定されるこ
とになる。
【0021】さて、プリンタドライバ9からの印刷コマ
ンドはOS7を通じてプリンタ3に送られる。プリンタ
3では、コントローラ11が、その印刷コマンドを解釈
してPIMコードに変換する。コントローラ11は、P
DLの印刷コマンドを受けた場合、従来のプリンタが行
っているのと同じ手順で、そのPDLコマンドを解釈し
てPIMコードに変換する。一方、DIMコードを受け
た場合は、極めて単純な(つまり、上述した相違点を解
消するためのみの)変換によってPIMコードを生成す
る。従って、DIMコードを受けた時のコントローラ1
1の処理量は非常に少ない。
【0022】コントローラ11は生成したPIMコード
を中間コードバッファ13に蓄積する。また、コントロ
ーラ11は印刷エンジン17の動作に同期して、中間コ
ードバッファ13に蓄えられたPIMコードからビット
イメージデータを作成してイメージバッファ15に展開
する。尚、PIMコードよりむしろビットマップイメー
ジデータの方がメモリ消費量や処理速度の点で有利であ
る特定の状況下においては、コントローラ11は、PI
Mコードを、イメージバッファ15への展開より前に、
ビットマップイメージに事前展開する。
【0023】印刷エンジン17は、イメージバッファ1
5からビットマップイメージを読み出して用紙上に印刷
する。
【0024】なお、ページプリンタ3はホストコンピュ
ータ1からの印刷コマンドをとりあえず蓄積しておく受
信バッファを有していてもよい。
【0025】図2は、ホストコンピュータ1内のプリン
タドライバ9の機能的な構成を示す。
【0026】システムインタフェース23は、API8
から新しい印刷ジョブのDDIコールを受けると、ペー
ジモードを決定した上で、ジョブデータ生成モジュール
25にDDIコールに従う描画処理を実行させる。ここ
で、ページモードとは、プリンタへ出力する印刷コマン
ドの形式をPDLにするかDIMコード形式にするかの
区別であり、PDLで出力するモードを「プリンタペー
ジモード」、DIMコード形式で出力するモードを「ド
ライバページモード」とよぶ。モード決定の詳細な方法
は後に説明する。
【0027】プリンタページモードの場合、ジョブデー
タ生成モジュール25がシステムインタフェース23か
ら渡されるDDIコールに対応した描画処理を実行し、
その結果、一つの印刷ジョブについての印刷コマンド列
(以下、ジョブデータという)が図3(A)に例示する
ような形式で生成される。
【0028】図3(A)のジョブデータはジョブ開始宣
言41で始まり、その後に言語指定コマンド43及びプ
リンタ初期化コマンド45が続く。その後に、ページ単
位の描画コマンド47が続き、各ページの描画コマンド
47の後尾には改ページコマンド49が付けられる。最
後のページの描画コマンド47の後にジョブ終了宣言5
1が置かれ、これでジョブデータが終わる。
【0029】最初のジョブ開始宣言41と言語指定コマ
ンド43および最後のジョブ終了宣言51は、プリンタ
制御言語に依存しないジョブ言語と呼ばれる高水準の言
語で表現されている。言語指定コマンド43は、このジ
ョブデータで使用されるプリンタ制御言語を指定するも
のであり、この実施形態では特定のPDLが指定されて
いる。
【0030】言語指定コマンド43に引続くコマンド4
5〜49は、言語指定コマンド43によって指定された
特定のPDLで表現されている。プリンタ初期化コマン
ド45は、プリンタの環境や状態を初期化するためのも
のである。この中にはページモードの指定も含まれてお
り、ここではプリンタページモードが指定されている。
【0031】プリンタ初期化コマンド45の後の描画コ
マンド47は、前述したように、ページ単位でPDLに
よって記述されている。
【0032】さて、再び図2を参照して、ジョブデータ
生成モジュール25から出力された図3(A)に示した
ようなジョブデータは、OS7内のスプーラ35に書込
まれる。その後、このジョブデータはスプーラ35から
プリンタ3へ送信される。
【0033】一方、ドライバページモードの場合は、シ
ステムインタフェース23から渡されるDDIコールの
うち各ページの描画処理のコールに対しては、ジョブデ
ータ生成モジュール25に代って、IMMドライバ27
が呼び出されて、後述する中間コード作成モジュール
(以下、「IMMモジュール」という)33に対する関
数コール(以下、「IMMコール」という)を生成す
る。その結果、図3(A)に示したジョブデータのう
ち、各ページの描画コマンド47の部分が、PDLでは
なくIMMコールの形式で表現される。
【0034】図3(B)は、このIMMコールで表現さ
れた描画コマンドを例示したもので、1ページが1以上
のバンドに分割され、各バンドの描画コマンド55がI
MMコールで表現されている。各バンドの描画コマンド
55の先頭には各バンドの開始を示すバンド番号の宣言
53が付けられる。このバンド番号宣言53はPDLで
表現される。
【0035】従って、IMMドライバ27からは、図3
(A)のジョブデータのうち各ページの描画コマンド部
分47を図3(B)に示す表現に置き換えた形式のジョ
ブデータが出力される。尚、このジョブデータでは、初
期化コマンド45内でドライバページモードが指定され
ている。
【0036】IMMドライバ27からのジョブデータ
は、共有メモリ29を介してリプレイモジュール31に
渡される。なお、リプレイモジュール31へのジョブデ
ータは、基本的には共有メモリ29を介して行うが、レ
コードサイズの大きいものについては、ファイル化し、
そのファイル名を共有メモリ29に書き込むようにして
いる。
【0037】リプレイモジュール31は、ジョブデータ
のうちジョブ言語及びPDLで表現された部分、つま
り、図3(A)(B)に示したジョブ開始宣言41、言
語指定コマンド43、プリンタ初期化コマンド45、バ
ンド番号宣言53、改ページコマンド49などは、その
ままスルーに通過させてスプーラ35に書込む。
【0038】一方、図3(B)に示したIMMコールの
形の描画コマンド55に対しては、リプレイモジュール
31はIMMモジュール33の描画関数を呼出す。IM
Mモジュール33の描画関数は、その描画コマンド55
をDIMコード(ドライバ中間コード)に変換する。
【0039】図3(C)は、DIMコードに変換された
各バンドの描画コマンド61を例示したものであり、こ
の描画コマンド61の先頭にはそれが中間コード(バイ
ナリデータ)であることの宣言59が付けられている。
この中間コード宣言59はPDLで表現される。
【0040】従って、リプレイモジュール31からは、
図3(A)のジョブデータの各ページの描画コマンド4
7を図3(B)のものに置き換え、更に図3(B)の各
バンドの描画コマンド55を図3(C)のものに置き換
えた形式のジョブデータが出力される。このジョブデー
タもスプーラ35を通じてプリンタ3に送られる。
【0041】図4は、プリンタ3のコントローラ11の
機能的な構成を示す。
【0042】コントローラ11では、ジョブデータを受
け取るとまず言語解釈部81がジョブデータ内のジョブ
言語及びPDLで表現されているコマンドを解釈し、そ
の結果に応じてグラフィックモジュール(以下、「GR
M」という)83の描画関数を呼出す。ジョブデータに
DIMコードを含まれている場合には、言語解釈部81
はGRM83を通じて中間コード変換部85を呼出して
それにDIMコードを渡す。
【0043】GRM83は、PDLで表現された描画コ
マンドに従ってPIMコード(プリンタ中間コード)を
生成する機能をもつ。また、中間コード変換部85は、
DIMコードをPIMコードに変換するためにGRM8
3に付加された関数である。尚、DIMコードをPIM
コードに変換する処理は、既に述べたようにGRM83
が行う処理に比較して非常に簡単なものである。
【0044】従って、プリンタページモードの場合は、
言語解釈部81がジョブデータを解釈した結果に従って
GRM83がPIMコードを生成する。一方、ドライバ
ページモードの場合は、ジョブデータに含まれているD
IMコードから中間コード変換部85が簡単な変換によ
ってPIMコードを生成する。尚、PIMコードにする
より、始めからビットマップデータにした方が有利な事
情があるときは、ビットマップデータへの事前展開も行
われる。
【0045】いずれのモードでも、生成されたPIMコ
ードはGRM83からPIMコード登録・展開部87に
渡される。PIMコード登録・展開部87は、PIMコ
ードを中間コードバッファ13に登録し、また、印刷エ
ンジン17の動作に同期して、中間コードバッファ13
からPIMコードを読み出し、これに基づきイメージバ
ッファ15上にビットマップイメージを展開する。
【0046】以下に、上記した構成の動作をより詳細に
説明する。
【0047】図5は、プリンタドライバ9の処理の全体
的な流れを示す。
【0048】まず、API8からDDIコールを受け
(S1)、そのコールによりドライバ9の初期化機能が
呼ばれると(S2でY)、その初期化処理ではページモ
ードの決定(S3)とバンディングの決定(S4)とが
行われる。それらは図6に示す流れで行われる。
【0049】図6に示すように、動作モード決定処理
(S3)では、まず、プリンタページモードとドライバ
ページモードに対する評価点の計算が行われ、評価点が
大きい方のページモードが選ばれる(S11、S1
2)。ここで、評価点の計算は図7に例示すような種々
のパラメータ毎に各モードがもつ評価点表に従って行わ
れる。
【0050】図7の例では、パラメータとして、アプリ
ケーションタイプ、プリンタメモリのサイズ、プリンタ
CPUの速度、ホストコンピュータメモリのサイズ、ホ
ストコンピュータCPUの速度、ホストとプリンタ間の
接続形態などがある。ここで、アプリケーションタイプ
とは、アプリケーション5が主として文字を扱うもの
(テキストエディタ、ワープロなど)か、図形を扱うも
の(CAD、ドロー系グラフィックスなど)か、イメー
ジを扱うもの(フォトレタッチ、ペイント系グラフィッ
クスなど)かを識別したものである。
【0051】図7の例示からわかるように、処理すべき
データ量が多い、又はプリンタの能力が比較的に低い場
合には、ドライバページモードの評価点が高く、逆に、
処理すべきデータ量が少ない、又はホストの能力が比較
的に低い場合には、プリンタページモードの評価点が高
くなるように決められている。これらのパラメータの評
価点を各モード毎に集計して得られた2つのモードの評
価点合計値を比較することにより、合計値の高い方のモ
ードが選択される。
【0052】なお、当該印刷ジョブがプリンタ内に用意
されているフォントを用いて文字を描画するものである
場合は、以下の様な手法をとることで実施可能である。
【0053】すなわち、図3(D)に示すように、一つ
のバンド中の或る描画コマンド65、69はIMMコー
ルで表現され、他のコマンド67はPDLで表現され、
その後、図3(E)に示すように、IMMコール65、
69がDIMコード75に変換されるようにしておく。
これにより、プリンタフォントを用いて文字を描画する
コマンドが含まれる場合は、そのコマンド67は従来通
りPDLで表現され、IMMコールで表現される描画コ
マンド65、69と混在が可能となる。そのため、プリ
ンタフォントを用いて文字を描画するコマンドの部分は
従来と同じ処理速度しか期待できないが、他の部分はプ
リンタドライバ側での中間コードの生成を期待できる
分、総合的には高速な処理が可能となる。
【0054】また、別の方法としてプリンタフォントを
用いて文字を描画するコマンドを強制的に、かつ自動的
に、ホストコンピュータ側がもつフォントで描画するコ
マンドに書き変えてしまうことも可能である。これによ
り、他のIMMコールで表現される描画コマンド65、
69等と同様に扱えるため、プリンタドライバ側での中
間コードの生成が可能となる。
【0055】再び図6を参照して、ドライバページモー
ドが選択された場合には、次にバンディング決定処理
(S4)が行われる。まず、1ページ分のDIMコード
を蓄積するのに必要なメモリのバイト数を予測して変数
Pにセットし、かつ、変数nにバンド数の初期値1をセ
ットする(S13)。次に、実際にPバイトのメモリが
確保できるかチェックし(S14)、確保できるなら次
に変数nをチェックし(S15)、n=1であればアン
バンディング(つまり、1ページを複数バンドに分け
ず、1つのバンドとして処理すること)を決定する(S
16)。尚、Pバイトのサイズが大きいほど描画要素が
分割されなくなるため、リプレイ回数が減り、ドライバ
処理時間を減らすことができるので全体のパフォーマン
スが向上する。
【0056】一方、Pバイトが確保できない場合は、P
を2で割り、かつnを2倍した後に(S17)、再びP
バイトが確保できるかチェックする(S13)。確保で
きなければ、更にPを2で割り、nを2倍する(S1
7)。これを繰り返すうちに、Pバイトが確保できるこ
とになると、そのPバイトのメモリ領域をDIMコード
用のバッファとして確保し、その時のnで示されるバン
ド数で1ページを分割して処理するようなバンディング
を決定する(S18)。
【0057】尚、プリンタページモードの場合は、PD
Lでページ単位に描画内容を記述するため、必然的にア
ンバンディングとなる。
【0058】再び図5を参照して、以上のドライバ初期
化手続が終わった後は、プリンタページモードかドライ
バページモードかによって(S5)、前述したように、
ジョブデータ生成モジュール25かIMMドライバ27
かに描画処理の主体が分れる。つまり、プリンタページ
モードでは、描画のDDIコールによってジョブデータ
生成モジュール25の描画関数が呼出されてPDLの描
画コマンドを生成し、1ページ単位でそのPDLコマン
ドをスプーラ35に書込む(S6)。
【0059】一方、ドライバページモードでは、描画の
DDIコールによってIMMドライバ27の関数が呼出
されて、IMMモジュール33に対する関数コールを生
成し、これを共有メモリ29に書込む(S7)。また、
この共有メモリ29への書込みとは非同期で、共有メモ
リ29内のIMM関数コールに応答して、リプレイモジ
ュール31はIMMモジュール33を呼び出し、DIM
コードを作成し、これをスプーラ35に書込む(S
8)。以上の処理が、ジョブエンドを示すDDIコール
が来るまで繰り返される(S9)。
【0060】図8は、上述した図5中のステップS7の
処理を詳細に示したものである。この処理は、図2に示
したジョブデータ生成モジュール25とIMMドライバ
27によって行われる。
【0061】最初に、印刷ジョブの初期化のためのDD
Iコールを受け(S21)、これに応答してIMMモジ
ュール33の関数を初期化するためのコマンド、並びに
図3(A)に示したジョブ開始宣言41、言語指定コマ
ンド43及びプリンタ初期化コマンド45(ページモー
ドの指定も含む)を生成し(S22〜S25)、それら
を共有メモリ29に書込む(S28)。その後、各ペー
ジの描画処理のためのDDIコールを受けるので(S2
1)、それに応答して各ページ内の各バンド毎に、図3
(B)に示したようなIMMコールの形の描画コマンド
55と、PDLで表現したバンド番号宣言53、57と
を生成して(S26)、それらを共有メモリ29に書込
む(S28)。最後に、ジョブを終了させるためのDD
Iコールを受けるので(S21)、これに応答して図3
(A)に示したジョブ終了宣言51等を生成して終了処
理を行い(S27)、それを共有メモリ29に書込む
(S28)。
【0062】図9は、図5のステップS8の処理を詳細
に示したものである。この処理は、図2に示したリプレ
イモジュール31とIMMモジュール33によって行わ
れる。
【0063】まず、リプレイモジュール31が共有メモ
リ29からジョブデータを読み出し(S31)、その中
のコマンドがジョブ言語で記述されたコマンドかPDL
で記述されたコマンドを判別する(S32)。そこで、
ジョブデータの中のジョブ言語又はPDLで記述された
コマンドはそのままスプーラ35へ出力し(S32で
Y)、一方、ジョブデータ中のIMMコールに対しては
(S32でN)、IMMモジュール33内の対応する描
画関数を呼出して(S33)、当該IMMコールのパラ
メータを用いて描画処理を行わせる(S34)。この描
画処理では、まず、予め確保されているページメモリ
(あるいはバンドメモリ)上に各文字や各ビットイメー
ジのビットマップデータを展開し(S34)、そして、
各バンド単位で図3(C)に示したようなDIMコード
の描画コマンド61を作成する(S35)。このとき、
事情によっては、前述したように、各バンドをDIMコ
ードの形でなくビットマップイメージに事前展開するこ
ともある。この後、作成したDIMコードの描画コマン
ド61をスプーラへ出力する(S36)。以上をジョブ
データの最後まで繰り返す(S37)。
【0064】図10は、図4に示したプリンタ内コント
ローラ11の言語解釈部81の処理を示す。
【0065】まず、ホストコンピュータ1から受信した
ジョブデータのページモード指定から、プリンタページ
モードかドライバページモードかを判断する(S4
1)。プリンタページモードの場合は、PDLで表現さ
れた各描画コマンドを解釈し、その描画コマンドが文字
を描画するためのもの(文字データを含んでいる)か
(S42)、ビットイメージを描画するためのもの(バ
イナリデータを含んでいる)か(S43)、グラフィッ
クス(図形)を描画するためのもの(文字データもバイ
ナリデータも含んでいない)かをチェックする。
【0066】文字を描画するためのコマンドを受けた場
合は、その文字のビットマップデータを生成して(S4
4)から、GRM83へ文字の描画命令を与える(S4
5)。グラフィックスを描画するためのコマンドを受け
た場合は、そのグラフィックスの描画制御点を設定して
(S46)から、GRM83へそのグラフィックスの描
画命令を与える(S47)。ビットイメージを描画する
ためのコマンドを受けた場合は、そのイメージのビット
マップデータを作成して(S48)から、GRM83へ
そのイメージの描画命令を与える(S49)。GRM8
3は、その描画命令に従ってPIMコードを生成して、
これを中間コードバッファ13へ書込む。
【0067】一方、ドライバページモードの場合は、D
IMコード形式の描画コマンドをそのままGRM83へ
出力する(S62)。GRM83は、既に説明したよう
に、中間コード変換部85を呼出して、そのDIMコー
ドをPIMコードに変換する。この変換処理は、非常に
簡単であるから高速に行える。
【0068】以上のように、この実施形態では、印刷ジ
ョブ毎にプリンタページモードかドライバページモード
かを選択し、ドライバページモードの場合には、描画コ
マンドをプリンタドライバで中間コードに変換してから
プリンタに供給するようにしているので、プリンタの処
理負担が軽減しプリンタの処理速度が向上する。従っ
て、システム全体の状態に応じて適切にドライバページ
モードを選択することにより、システム全体の処理速度
が向上する。
【0069】ところで、上記の実施形態では、ドライバ
ページモードでは全ページの描画命令を中間コード形式
で表現したが、必ずしもそうする必要はなく、例えば或
るページは中間コードで表現するが別のページはPDL
で表現するというように、ページ単位で中間コード化処
理を制御してもよい。或いは、アプリケーション単位で
制御してもよい。
【0070】さらに、バンド単位やコマンド単位で実施
することも可能である。バンド単位で制御した場合は、
例えば、或るバンドの描画コマンドは図3(B)、
(C)に示すようにまずIMMコード化されてからDI
Mコードに変換されるが、別のバンドはPDLで表現さ
れることになる。また、コマンド単位で制御した場合
は、まず図3(D)に示すように、一つのバンド中の或
るコマンド65、69はIMMコールで表現され、他の
コマンド67はPDLで表現され、その後、図3(E)
に示すように、IMMコール65、69がDIMコード
75に変換される。
【0071】上記のように、ドライバページモードにお
いて、一つのジョブデータ内にPDLの描画コマンドと
DIMコードの描画コマンドとが混在し得るようにした
場合には、図10に示したプリンタの言語処理では、D
IMコードとPDLの描画コマンドを識別するステップ
(S51、S52、S53)が必要になる。すなわち、
ドライバページモードにおいて、文字を描画するための
PDLコマンドを受けた場合(S51でY)は、まず対
象の物理バンドの範囲のクリップ領域を設定した(S5
4)上で、その文字のビットマップデータを生成し(S
56)、そしてGRM83へ文字の描画命令を与える
(S57)。グラフィックスを描画するためのPDLコ
マンドを受けた場合は、同様に対象物理バンドの範囲の
クリップ領域を設定した(S55)上で、そのグラフィ
ックスの描画制御点を設定し(S58)、そして、DR
M83へそのグラフィックスの描画命令を与える(S5
9)。また、ビットイメージを描画するためのPDLコ
マンドを受けた場合は、同様に対象物理バンドの範囲の
クリップ領域を設定した(S63)上で、そのイメージ
のビットマップデータを作成し(S60)、そして、D
RM83へそのイメージの描画命令を与える(S6
1)。中間コードの描画命令を受けた場合は、それをそ
のままDRM83へ渡す(S62)。
【0072】本発明は、上述した実施形態にのみ限定さ
れるものではなく、変更、改良、修正などを加えた他の
種々の形態でも実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるプリントシステム
の全体構成を示すブロック図。
【図2】ホストコンピュータ1内のプリンタドライバ9
の機能的な構成を示すブロック図。
【図3】ジョブデータの例を示す図。
【図4】プリンタ3のコントローラ11の機能的な構成
を示すブロック図。
【図5】プリンタドライバ9の処理の全体的な流れを示
すフローチャート。
【図6】ページモード決定とバンディング決定の処理を
示すフローチャート。
【図7】ページモードを決めるための評価点表を示す
図。
【図8】図5中のステップS7の処理を詳細に示したフ
ローチャート。
【図9】図5中のステップS8の処理を詳細に示したフ
ローチャート。
【図10】プリンタ内のコントローラ11の言語解釈部
81の処理を示したフローチャート。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 3 ページプリンタ 8 アプリケーションインタフェース(API) 9 プリンタドライバ 11 コントローラ 25 ジョブデータ生成モジュール 27 中間コード生成(IMM)ドライバ 29 共有メモリ 31 リプレイモジュール 33 中間コード生成(IMM)モジュール 35 スプーラ 81 言語解釈部 83 グラフィックモジュール(GRM) 85 中間コード変換部 87 プリンタ中間コード(PIM)登録・展開部 PIM プリンタ中間コード DIM ドライバ中間コード PDL ページ記述言語
フロントページの続き (72)発明者 野澤 真司 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 田中 康司 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 炭 伸二 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−320041(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータとこれに接続された
    プリンタとを備えたプリントシステムにおいて、 前記ホストコンピュータが、プリンタに対する描画コマ
    ンドを含んだ印刷ジョブデータを生成するためのプリン
    タドライバを有し、 前記プリンタドライバが、少なくとも一部の描画コマン
    ドが第1の中間コードの形式で表現されている中間水準
    の印刷ジョブデータを生成するための中間水準ジョブデ
    ータ生成手段を有し、 前記プリンタが、前記中間水準の印刷ジョブデータを受
    け、前記描画コマンドを第2の中間コードに変換するた
    めの中間コード変換手段と、 前記第2の中間コードを印刷のためにビットマップイメ
    ージに変換するための第3の変換手段とを有することを
    特徴とするプリントシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記中間水準の印刷ジョブデータが、前記第1の中間コ
    ード形式の描画コマンドがどれであるかを示すための指
    示情報を含み、 前記中間コード変換手段が、前記指示情報に従って前記
    第1の中間コードの形式の描画コマンドを識別すること
    を特徴とするプリントシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記プリンタドライバが、 全ての描画コマンドが高水準のプリンタ制御言語で表現
    されている高水準の印刷ジョブデータを生成するための
    高水準ジョブデータ生成手段と、 前記中間水準ジョブデータ生成手段と前記高水準ジョブ
    データ生成手段の内の一方を選択するためのモード選択
    手段と、 を更に有し、 前記プリンタが、前記高水準の印刷ジョブデータを受
    け、前記プリンタ制御言語で表現された描画コマンドを
    第2の中間コードに変換するためのグラフィック手段を
    更に有することを特徴とするプリントシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のシステムにおいて、 前記モード選択手段が、前記中間水準ジョブデータ生成
    手段と前記高水準ジョブデータ生成手段のいずれを選択
    するかの決定を、印刷ジョブ毎、ページ毎、バンド毎
    ド、描画コマンド毎又はアプリケーションプログラム毎
    に自動的に行うことを特徴とするプリントシステム。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のシステムにおいて、 前記モード選択手段が、印刷ジョブがプリンタ内部のフ
    ォントとを使用する場合は必ず、前記高水準ジョブデー
    タ生成手段を選択することを特徴とするプリントシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記第1の中間コードは、描画されるべき各文字又は各
    イメージのビットマップイメージデータを含み、 前記第2の中間コードは、描画されるべき各文字又は各
    イメージのビットマップイメージデータを含まないこと
    を特徴とするプリントシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記中間水準ジョブデータ生成手段が、事情に応じて前
    記第1の中間コード形式の描画コマンドからビットマッ
    プイメージデータを事前展開する事前展開手段を含むこ
    とを特徴とするプリントシステム。
  8. 【請求項8】 ホストコンピュータとこれに接続された
    プリンタとを用いたプリント方法において、 前記ホストコンピュータにおいて、プリンタに対する描
    画コマンドを含み、少なくとも一部の描画コマンドが第
    1の中間コードの形式で表現されている中間水準の印刷
    ジョブデータを生成して、前記プリンタに送信するステ
    ップと、 前記プリンタにおいて、前記中間水準の印刷ジョブデー
    タを受信し、前記描画コマンドを第2の中間コードに変
    換するステップと、 前記プリンタにおいて、前記第2の中間コードを印刷の
    ためにビットマップイメージに変換するステップとを有
    することを特徴とするプリント方法。
  9. 【請求項9】 プリンタに対する描画コマンドを含んだ
    印刷ジョブデータを生成するためのプリンタドライバに
    おいて、 少なくとも一部の描画コマンドが中間コードの形式で表
    現されている中間水準の印刷ジョブデータを生成するた
    めの中間水準ジョブデータ生成手段を有することを特徴
    とするプリンタドライバ。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のプリンタドライバにお
    いて、 全ての描画コマンドが高水準のプリンタ制御言語で表現
    されている高水準の印刷ジョブデータを生成するための
    高水準ジョブデータ生成手段と、 前記中間水準ジョブデータ生成手段と前記高水準ジョブ
    データ生成手段の内の一方を選択するためのモード選択
    手段と、 を更に有することを特徴とするプリンタドライバ。
  11. 【請求項11】 描画コマンドを含んだ印刷ジョブデー
    タを受信する手段と、 受信した印刷ジョブデータ内の描画コマンドが第1の中
    間コードの形式で表現されているとき、この第1の中間
    コードを第2の中間コードに変換するための中間コード
    変換手段と、 前記第2の中間コードを印刷のためにビットマップイメ
    ージに変換するための第3の変換手段とを有することを
    特徴とするプリンタ。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のプリンタにおいて、 前記プリンタドライバが、 受信した印刷ジョブデータ内の描画コマンドが高水準の
    プリンタ制御言語で表現されているとき、このプリンタ
    制御言語の描画コマンドを第2の中間コードに変換する
    ためのグラフィック手段を更に有することを特徴とする
    プリンタ。
  13. 【請求項13】 ホストコンピュータとこれに接続され
    たプリンタとを備えたプリントシステムにおいて、 前記ホストコンピュータが、プリンタに対する描画コマ
    ンドを含んだ印刷ジョブデータを生成するためのプリン
    タドライバを有し、 前記プリンタドライバが、少なくとも一部の描画コマン
    ドが中間コードの形式で表現されている中間水準の印刷
    ジョブデータを生成するための中間水準ジョブデータ生
    成手段を有し、 前記プリンタが、前記中間水準の印刷ジョブデータを受
    け、前記描画コマンドに基づいて印刷のためのビットマ
    ップイメージを生成するイメージ生成手段を有すること
    を特徴とするプリントシステム。
  14. 【請求項14】 ホストコンピュータとこれに接続され
    たプリンタとを用いたプリント方法において、 前記ホストコンピュータにおいて、プリンタに対する描
    画コマンドを含み、少なくとも一部の描画コマンドが中
    間コードの形式で表現されている中間水準の印刷ジョブ
    データを生成して、前記プリンタに送信するステップ
    と、 前記プリンタにおいて、前記中間水準の印刷ジョブデー
    タを受信し、前記描画コマンドに基づいて印刷のための
    ビットマップイメージを生成するステップとを有するこ
    とを特徴とするプリント方法。
  15. 【請求項15】 描画コマンドを含んだ印刷ジョブデー
    タをホストコンピュータから受信する手段と、 受信した印刷ジョブデータ内の描画コマンドが中間コー
    ドの形式で表現されているとき、この中間コードに基づ
    いて印刷のためのビットマップイメージを生成するビッ
    トマップイメージ生成手段とを有することを特徴とする
    プリンタ。
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