JP3202968B2 - 表示制御情報生成方法及びコンピュータ - Google Patents

表示制御情報生成方法及びコンピュータ

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JP3202968B2
JP3202968B2 JP03842299A JP3842299A JP3202968B2 JP 3202968 B2 JP3202968 B2 JP 3202968B2 JP 03842299 A JP03842299 A JP 03842299A JP 3842299 A JP3842299 A JP 3842299A JP 3202968 B2 JP3202968 B2 JP 3202968B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/95Retrieval from the web
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    • G06F16/9577Optimising the visualization of content, e.g. distillation of HTML documents

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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザが使用する
端末に適合した形態で文書等の表示を行うための制御命
令を生成する方法及び機構に関し、より詳しくは、ユー
ザが使用する様々な端末、例えばPDA(Personal Dig
ital Asistance)や通常のパーソナル・コンピュータ
(PC)、テレビ、又は情報表示機能を有する携帯電話
等の表示画面の大きさや通信速度等に適合した形態で、
HTML(Hyper Text Markup Language)等を出力する
方法及び機構に関する。
【0002】さらに、本発明は前記の動的にページを生
成する機構に関連して、端末の履歴機能を考慮して認証
や再実行を細かく制御する機構に関するものである。よ
り詳しくは、データベースの更新などのトランザクショ
ンや厳密なユーザ認証が必要なページの表示を行う際
に、ページが動的に生成されるような場合でも、再実行
の抑制や再認証などの処理がアプリケーションから簡単
に指定でき、動作するような機構に関する。
【0003】
【従来の技術】Webベースの技術の浸透に伴い、ユー
ザ・インターフェースをWebブラウザを用い、アプリ
ケーション本体はWebサーバ(アプリケーション・サ
ーバ)で稼働させるような、いわゆるシン(thin)クラ
イアント型のシステムが利用されるようになってきてい
る。この時、サーバからクライアントに送られる情報は
フォームを含むHTML文書であり、クライアントの端
末では、Webブラウザさえ動けば、実行に先立って特
にアプリケーションの配布・インストール等の作業を行
うことなく、アプリケーションを実行させることができ
るようになる。また、一般的には、クライアント側でア
プリケーションを実行するのに比して、クライアント側
はより処理能力の低いハードウエアで運用することがで
きる。
【0004】従来、このようなクライアント端末には、
ローエンドのPCが用いられてきた。しかし、最近で
は、更に処理能力の低く且つ低コストな、PDA、ハン
ドヘルドPC、セット・トップ・ボックス、そしてカー
ナビゲーション・システム等でもWebブラウザが動く
ようになってきており、またWebブラウザ機能を有す
る携帯電話のような新しい端末機器も開発されてきてい
る。そのため、例えば、広い表示領域を有するPCでは
うまく表示されていたWebページが、より狭い表示領
域を有するPDAでは頻繁なスクローリング操作を必要
とするようになるなど、使い勝手が非常に悪くなってし
まうという問題が生じた。
【0005】この問題に対処する方法としては、特開平
10−133973号に記載されているように、対象と
なる全ての種類のクライアント端末に対応した複数のH
TML文書とそれらに付随するその他のリソースを予め
用意しておき、クライアントからのリクエストごとに、
端末の種類を判別して適当なものを返すという方法があ
る。しかし、この場合、大量のデータを作成する必要が
あり、システム開発のワークロードが膨大になるという
欠点がある。また、サポートすべきクライアント端末の
種類が増えた時のワークロードも大きい。
【0006】また他の方法としては、PC向けの標準的
なHTML文書のみを用意し、クライアント端末の能力
に合わせて、その内容を変更するという方式も提案され
ている。これは、例えば、表示領域が狭い端末に対して
は、縮小した画像を作成し、クライアントにはその小さ
い画像を参照するように変更されたHTML文書を送る
ものである。先に述べた特開平10−133973号に
は、予め用意されたHTML文書を何等かの手段で、複
数の端末に適合できるように変形するという事項も記載
されている。しかし、変形についての具体的方法は記載
されていない。
【0007】また特開平10−21165号には、サー
バから取得したハイパーテキストのデータサイズやデー
タ配置を、それを受信するクライアントの物理環境やユ
ーザ生活シーン等に合わせて編集して送信する通信シス
テムが開示されている。この物理環境には、通信回線種
別や、ワークステーション又は携帯電話などの端末の性
能、画像の色数やサイズ等を含む。またユーザ生活シー
ンは、出勤中、主張中、在籍中、休日等のデータを含む
ものである。本公報では、送信される情報の取捨選択に
物理環境やユーザ生活シーン等を用いることが開示され
ており、画面構成については特に開示されていない。
【0008】さらに、T.W.Bickmore et al,"Digestor:D
evice-Independent Access To TheWorld Wide Web,"
(http://www.fxpal.xerox.com/papers/bic97)には、
プロキシ(proxy)が、HTML文書のリクエストを受
け取ると、特定されたHTTP(Hyper Text Tranport
Protocol)サーバから文書を取り出し、そのHTML文
書をパースし、AST(Abstract Syntax Tree)を作成
し、このASTに所定の変形操作を施すことにより新た
なHTML文書を作成することを示している。このDige
storでは、HTTPサーバは最初にHTML文書を作成
しなければならず、当然ASTを作る際にもそのHTM
L文書が必要とされる。また、変形操作が実施されたA
STはそのままHTML文書となるため、AST自体は
HTML文書を作成する際の制御を実施するわけではな
い。
【0009】あるいは、ページの再実行に関しては、U
RLやHTTPヘッダ情報 (いわゆるCookies)にセッ
ションの識別情報や状態を付加することが可能である
(例えば、Servletの機能 (SUN, Java Servlet
API Specification Ver. 2.1)、IBM WebSph
ere の Session Tracking などを参
照)。しかし、これらは状態の識別と復元をするだけあ
り、本発明の目的とするページの再実行の制御は含まれ
ていない。
【0010】データベースのトランザクション処理にお
けるページの再実行制御に関しては、URLに番号をつ
けて、一度表示されたページの再実行を禁止するという
テクニックは広く知られている (例えば、RFC20
68 HTTP1.1 Specificationの 13.13 H
istoryLists に"once-only" URLとして紹介
されている)。
【0011】しかし、認証状態や再実行制御を、アプリ
ケーションの処理や端末の多様性によって、動的に変え
ようとするとプログラミングが複雑になる(基本的な機
能のみでは柔軟な処理は不可能で、本来は再実行できる
ようなところもすべて再実行できなくなったりする)。
また、ページが組織化されていないので、このような処
理プログラムのページの指定が複雑になり、ページの追
加や削除などがおこると全体を書き換える必要が生じ、
ソフトウェアの生産性・保守性や信頼性が低下する。端
末によってページを自動的に分割するようなシステムで
はこのような方式で制御することは困難である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、様々な能力
を有するクライアント端末に対して、それぞれの能力に
応じたユーザ・インターフェースを提供するための動的
な文書又は表示制御情報を生成することである。
【0013】また、サーバで実施されるアプリケーショ
ンを、当該アプリケーションの処理結果を使用するクラ
イアント端末に依存しないようにする機構を提供するこ
とも目的である。
【0014】さらに、サーバで実施されるアプリケーシ
ョンの処理と当該処理結果を表す表示文書の作成とを分
離し、様々なクライアント端末が出現しても、表示文書
の作成部分のみを変更すればよいようにすることであ
る。
【0015】本発明は、さらに、端末上の履歴機能を用
いた過去のページ上への操作と要求に対して、その再実
行や再認証を制御するしくみと、アプリケーションプロ
グラムからその制御内容を簡単に指定するしくみを提供
することを目的とする。
【0016】また、この制御するしくみは、端末にあわ
せて、あるいは、アプリケーションによってページが動
的に生成されるときも、動作可能とすることを目的とす
る。さらに、アプリケーションプログラムから、ページ
の動的な生成やアプリケーションによる影響を排除し
て、簡単に前記の制御を指定できるようにすることを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、ユーザが使用
する端末に適合した形態で表示を行うように表示制御情
報(例えばHTML)を生成する方法であって、端末か
ら表示要求を受信するステップと、表示要求に応答し
て、表示内容に関する、端末に独立のデータ・オブジェ
クト群を生成するステップと、データ・オブジェクト群
及び端末属性情報を用いて、表示制御情報を生成するた
めのビュー・オブジェクト群を生成するステップと、端
末属性情報を参照して、ビュー・オブジェクト群により
表示制御情報を生成するステップとを含む。このように
データ・オブジェクト群は、端末とは独立に生成される
ものであるから、新たな端末が表示要求を出力するよう
になったとしても、データ・オブジェクト群を生成する
部分及び要求内容が同じであればデータ・オブジェクト
群自身も変更は必要ない。なお端末は、通常のPC、P
DA、ブラウザを使用可能なTVや携帯電話等の機器で
ある。
【0018】また、端末から端末識別情報を受信するス
テップと、端末識別情報から端末属性情報を取得するス
テップとをさらに含むようにすることもできる。端末属
性情報の取得には様々な方法がある。このように端末識
別情報と端末属性情報を対にして予め記憶しておく方法
と、端末属性情報を最初にアクセスした際に入力する方
法等がある。
【0019】先に述べたビュー・オブジェクト群を生成
するステップは、ビュー・オブジェクト群のルート・オ
ブジェクトを生成するステップと、ルート・オブジェク
トにより子オブジェクトを生成するステップとを含むよ
うにすることも可能である。ルート・オブジェクトは端
末属性情報を参照して子オブジェクトを生成するメソッ
ドを有することもある。この子オブジェクトは、必要に
応じて孫オブジェクトを生成する。
【0020】データ・オブジェクトが、対応ビュー・オ
ブジェクトの生成及びビュー・オブジェクトによる表示
制御情報の生成において用いられる指示情報を保持する
よう構成することができる。指示情報とは、オブジェク
トの優先順位や、分割可否情報、アウトライン可否情報
等を含む。また、端末属性情報は、端末の画面の大きさ
情報や、通信速度、画面の縦横比、又は色数の情報であ
る。さらに、表示制御情報は、実施例ではハイパー・テ
キスト・マークアップ・ランゲージ(HTML)である
が、その他のマークアップ・ランゲージでもよい。
【0021】先に述べた表示制御情報を生成するステッ
プは、ビュー・オブジェクト群のルート・オブジェクト
から順に担当部分の表示制御情報を、端末属性情報を参
照して、生成するステップを含むようにすることも可能
である。ルート・オブジェクトは、ページ全体に関する
表示制御情報を生成し、子オブジェクトはそのページの
内容についての表示制御情報を生成する。なお、ビュー
・オブジェクトは端末属性情報を参照するので、このビ
ュー・オブジェクトが同じでも異なる表示制御情報が生
成されることもありえる。
【0022】本発明では、同じ端末からの表示要求であ
って以前の表示要求に関連するものである場合には、端
末からの表示要求に応答して、当該表示要求によりデー
タ・オブジェクト群を生成する必要があるか判断するス
テップと、データ・オブジェクト群を生成する必要がな
い場合には、ビュー・オブジェクト群中の関連するビュ
ー・オブジェクトが表示要求に対応する表示制御情報を
生成するステップとをさらに実行する場合がある。デー
タ・オブジェクトに変更が必要なければ、ビュー・オブ
ジェクトが表示制御情報を新たに作成することにより対
処することができる。但し、データ・オブジェクト群を
新たに作成せずとも、必要なビュー・オブジェクトを生
成しなければならない場合もある。
【0023】以上のように、データ・オブジェクトもビ
ュー・オブジェクトも必要に応じて生成されるので、こ
れらを生成する前にサーバに存在するのは、端末からの
表示要求に応答して、表示内容に関する、端末に独立の
データ・オブジェクト群を生成するモジュールと、デー
タ・オブジェクト群及び端末属性情報を用いて、表示制
御情報を生成するためのルート・ビュー・オブジェクト
を生成するモジュールと、ルート・ビュー・オブジェク
トに、その子ビュー・オブジェクトを生成するように命
ずるモジュールと、ルート・ビュー・オブジェクトに表
示制御情報の生成を命ずるモジュールである。
【0024】端末から受信した端末識別情報から端末属
性情報を導出するモジュールをさらに含む場合がある。
【0025】上で述べた子ビュー・オブジェクトが、そ
の子オブジェクトを生成するメソッドを有しており、ル
ート・ビュー・オブジェクトが、表示制御情報の生成を
子ビュー・オブジェクトに命ずるように構成することも
可能である。また、ルート・ビュー・オブジェクト及び
子ビュー・オブジェクトを含むビュー・オブジェクト群
は、端末属性情報を参照して表示制御情報を生成するメ
ソッドを有するように構成することもできる。
【0026】なお、以上説明した本発明をプログラムに
て実装した場合には、当該プログラムはCD−ROM又
はFD等の記憶媒体に格納される場合がある。
【0027】履歴上のページの再実行や再認証などの制
御を行うために、アプリケーションの開発時にページ定
義をグループ化する。このグループはさらに別のサブグ
ループを含んでもよく、ページ定義全体はツリー構造を
形成する。このページ定義は、前記表示制御情報の生成
に用いられる指示情報に含めることができる。この指示
情報内のページ定義に対してグループ化を行う。これに
より、ページの任意のグループ名を指定するだけで、後
で述べる再実行が禁止されるページの集合や認証状態が
変更されるページの集合を簡単に、かつ、柔軟に指定す
ることができる。
【0028】実行時には、前記の表示制御情報の生成ス
テップに加えて、履歴上のページの再実行が行われたか
どうかを判別するステップ、再実行されていてかつ処理
状態のキャッシュが存在する場合は処理状態を復元する
ステップ、アプリケーションの処理の実行とそのときの
処理状態をキャッシュに格納するステップ、アプリケー
ションの処理の結果に応じて前記ページ定義のグループ
を指定して該当するページに対応する処理状態をクリア
するステップ、を統合することができる。
【0029】さらに、前記の表示情報生成のステップと
履歴上のページの再実行制御のステップに加えて、履歴
上のページが認証が必要かどうかと認証状態をチェック
するステップ、認証が必要なときに認証を確認するステ
ップ、アプリケーションの処理の結果によって履歴上の
ページの認証状態を変更するステップ、を統合すること
ができる。ただし、認証状態の変更は、再実行の制御と
同じようにページ定義のグループを指定することで簡単
にアプリケーション開発者が指示することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】まず、本発明に関するシステム全
体を図1を用いて説明する。図1には、本発明に関連す
るWebサーバ100と、通常のPC120、テレビ1
30、携帯型コンピュータ140、及びWebブラウザ
を内蔵する携帯電話150がネットワーク110にて接
続されている状態を示している。PC120、テレビ1
30及び携帯型コンピュータ140はWebブラウザを
有しており、HTTPサーバ100から情報を取得す
る。クライアント端末は、Webブラウザを有する他の
機器でもよい。なお、携帯電話150は無線を介してネ
ットワーク110に接続しているため図1では点線でネ
ットワーク110に接続している。このように、ネット
ワーク110に接続するコンピュータは、それぞれ表示
画面の大きさや、通信速度、処理能力、操作性が異なっ
ている。よって、各々の表示装置に表示される文書は、
それぞれの端末の能力に適合したものであることが好ま
しい。表示する文書を端末に適合させる方法には、端末
側で対処する方法もあるが、本発明ではHTTPサーバ
100を以下に説明するような構成とする。
【0031】ではこのHTTPサーバ100の機能ブロ
ック図を図2に示す。また、HTTPサーバ100内の
機能ブロック内の制御機構210のサブ機能の詳細ブロ
ック図を図3に示す。
【0032】図2に示すように、HTTPサーバ100
は、制御機構210と、DB240と、データ・サービ
ス機構220と、HTML生成機構230と、端末DB
250を含む。DB240を含まない場合もある。
【0033】制御機構210は、クライアント端末12
0乃至150からの各種パラメータを受信して、それに
対応する適当なHTML文書を返信する。このために、
データ・サービス機構220及びHTML生成機構23
0の動作を制御する。Webアプリケーションでは、同
じクライアント端末から一連のリクエストをもって処理
の一単位とすることが多い。そのため、複数のリクエス
トの中から、同じクライアントからのものを識別した
り、HTML文書の生成が終了しても、すぐにはリソー
スを開放せずに状態を保持して次のアクセスに備えるこ
とによりアプリケーションとしての実行を継続する必要
がある。
【0034】ここでは、クライアント端末による一連の
アクセスをセッションと呼ぶ。このため制御機構210
は、セッションを管理し、あるリクエストが既存のセッ
ションに属するものなのか、新たなセッションを開始す
べきなのかを判断する。また、クライアント端末120
乃至150から得られる識別情報から端末属性情報を得
るために端末DB250にアクセスし、その端末属性情
報をHTML生成機構230に出力するようにしてもよ
い。データ・サービス機構220及びHTML生成機構
230はそれぞれが端末DB250にアクセスするよう
にしてもよい。
【0035】図3に示すように、制御機構210はペー
ジの再実行や認証などの制御をするために、セッション
識別機構211、ページ管理機構212、ページ管理DB
213、アプリケーション実行装置214、ページ再実
行制御装置215の詳細化された機能から構成される。
【0036】セッション識別機構211は端末から送付
されるパラメータを解析してどのセッションが端末から
リクエストしているかを識別し、セッションに固有のデ
ータを同定する。同様にパラメータを解析して、ブラウ
ザの履歴上のページが再実行されているかどうかやその
ページが認証が必要かどうかを判断してページ管理機構
212が必要なページを識別し、ページ管理DB213か
ら必要な情報を取り出し認証や再実行に必要な過去の処
理状態の復元を行う。ページ管理機構212の処理が終
わるか、このような処理が必要なければ、アプリケーシ
ョン実行装置214に処理が移る。
【0037】アプリケーション実行装置214はWebア
プリケーションに固有の処理を実行する。例えば、バン
キングアプリケーションの場合は実際の銀行取引が行わ
れる。この処理結果をもとに、ページ再実行制御装置2
15がページ管理DBを更新する。すなわち、処理が過去
のページの再実行を禁止するような場合はページ管理DB
213から処理の再実行に必要な状態キャッシュを取り
除く。
【0038】データ・サービス機構220は、クライア
ント端末120乃至150からの検索要求等の処理要求
を実施するため、必要に応じてDB240をアクセス
し、データ・オブジェクト群を生成する部分と、DB2
40へアクセスしその内容を表現し且つセッションの処
理を実行するデータ・オブジェクト群自体とを含む。こ
のデータ・オブジェクト群は、セッションごとに生成さ
れ、本実施例では、Webページの文書構造に従って、
処理プロセス全体を表すオブジェクトをルートとした木
構造として構成される。葉にあたるオブジェクトは文字
列や画像等のデータに対応するものとなる。但し、木構
造に限定されるものではない。
【0039】HTML生成機構230は、データ・オブ
ジェクト群及び端末DB250からの情報を用いて、ビ
ュー・オブジェクト群を生成する部分と、ビュー・オブ
ジェクト群自体とを含む。ビュー・オブジェクト群は、
ルート・ビュー・オブジェクトが制御機構210からの
HTML生成命令を受信すると、ルート・ビュー・オブ
ジェクトから順にHTMLを出力する。このHTML出
力の際にも、端末DB250から得られた情報は使用さ
れる。データ・オブジェクト群から生成されるビュー・
オブジェクト群の構造は、端末DB250から得られる
情報に基づき変化し、またビュー・オブジェクト群によ
り出力されるHTML文書も同様に変化する。すなわ
ち、同じデータ・オブジェクト群が生成されても、ビュ
ー・オブジェクト群の構造は変化し得るし、ビュー・オ
ブジェクト群が同一でも出力されるHTML文書は異な
る場合がある。HTML文書全体が生成されると制御機
構210から要求元のクライアント端末120乃至15
0に送信される。なお、ビュー・オブジェクト群を生成
する部分及びビュー・オブジェクト群自身は後に述べる
他のパラメータを参照するようにすることも可能であ
る。
【0040】現在のHTTPサーバ100において、動
的なHTML文書の生成は、CGI(Common Gateway I
nterface)又はサーブレットという仕組み(Sun, Java,
JDK1.2, "http://jserv.javasoft.com/products/java-
server/servlets/")を用いて行っている。以下ではサ
ーブレットを用いて実現する例を述べる。これは、We
bアプリケーションに必要とされる継続的なデータ保持
が容易であり、以下で述べる本発明に必要な要件を満た
しているからである。但し、CGIで実現することも可
能である。その場合にはCGIで起動されるプロセスと
プロセス間通信を行うようなバックグラウンドのプロセ
スを用いる。また、本発明に必要な構成要素を、Web
代理サーバという形で実現することも可能である。
【0041】では、HTTPサーバ100の処理全体を
図4を用いて説明する。まず、クライアント端末120
乃至150から表示要求を受信する(ステップ100
5)。この表示要求には、例えばURL(Uniform Reso
urce Locator)及びHTTPのヘッダに含まれるUser-A
gentフィールドを用いる。例えば、URLは、"http://
aServer/servlet/RestaurantDemo"であり、HTTPの
ヘッダのUser-Agentフィールドは"deviceID"となる。な
お、User-Agentフィールドは後に用いる端末属性情報を
端末DB250から得るのに用いる。そして、URLか
ら新しいセッションかどうか判断する(ステップ101
0)。新たなセッションである場合には、URL内にse
ssion=<セッション番号>が入れられていないので、ステ
ップ1020に移行する。一方、新たなセッションでな
い場合には、URL内にはsession=<セッション番号>が
入れられているので、そのセッション番号を用いる。
【0042】新しいセッションの場合、まずデータ・ア
クセス機構220が要求された表示内容に関するデータ
・オブジェクト群を生成する(ステップ1020)。こ
のデータ・オブジェクトの生成処理は後に述べる。
【0043】次に、ルート・ビュー・オブジェクトをH
TML生成機構230により生成する(ステップ103
0)。このビュー・オブジェクトは、子ビュー・オブジ
ェクトを作成するメソッド(又は子ビュー・オブジェク
トを生成するように、子ビュー・オブジェクト生成機構
に依頼するメソッド)とHTMLを生成するメソッドを
有している。そして、ルート・ビュー・オブジェクトと
セッション番号の対をテーブルに登録する。このテーブ
ルは、ステップ1010において用いられる。そして、
ルート・ビュー・オブジェクト以降のビュー・オブジェ
クト群を、生成されたデータ・オブジェクト群及び端末
属性情報を用いて、順次生成していく。この処理につい
ては後に例を用いて説明する。必要なビュー・オブジェ
クト群が生成されると、ルート・ビュー・オブジェクト
に制御機構210からHTML生成命令が出力される
(ステップ1050)。これを受け取ったルート・ビュ
ー・オブジェクトは、担当分のHTMLを生成し、以下
自分の子ビュー・オブジェクトにHTML生成を依頼し
ていく。そうすると、子ビュー・オブジェクト以下のビ
ュー・オブジェクトは自分の担当分のHTMLを生成す
る(ステップ1060)。そして、制御機構210は、
生成されたHTML文書をクライアント端末に送信する
(ステップ1065)。
【0044】ここまでの処理を模式的に示したものが図
5である。まず、HTTPのUser-AgentフィールドとU
RLを制御機構210が受信する。そして、データ・サ
ービス機構220は、制御機構210から受け取ったU
RLの情報からデータ・オブジェクト群を生成する。一
方、User-Agentフィールドは、端末属性情報を取得する
のに用いられる。そして、制御機構210は、ルート・
ビュー・オブジェクトを生成するようにHTML生成機
構230に命じ、HTML生成機構230はデータ・オ
ブジェクト群のルート・オブジェクト及び端末属性情報
を参照しつつ、ルート・ビュー・オブジェクトを生成す
る。ルート・ビュー・オブジェクト以外もデータ・オブ
ジェクト群及び端末属性情報を参照しながら、親ビュー
・オブジェクトが子ビュー・オブジェクトを生成してい
く。生成されたルート・ビュー・オブジェクトに制御機
構210からHTML生成命令が出されると、ルート・
ビュー・オブジェクト以降の各ビュー・オブジェクトに
より、図5に示されたようなHTML文書が生成され、
クライアント端末に出力される。
【0045】では、新しいセッションでない場合、セッ
ション番号がURLに存在することになるので、セッシ
ョン番号に対応するルート・ビュー・オブジェクトに受
け取ったパラメータを出力する(ステップ1070)。
そして、URLのセッション番号以外のパラメータか
ら、必要なビュー・オブジェクトが生成済みであるかど
うか判断する(ステップ1080)。この判断は、ルー
ト・ビュー・オブジェクト自身が行っても、ルート・ビ
ュー・オブジェクトより下のビュー・オブジェクトがパ
ラメータを受け取った時点で行ってもよい。もし、必要
なビュー・オブジェクトが生成されていれば、ステップ
1060(又はステップ1050)に移行する。すなわ
ち、各ビュー・オブジェクトが端末属性情報を用いて担
当部分のHTMLを出力し、クライアント端末に生成し
たHTML文書を送信する。
【0046】ステップ1070を、図6を参照してさら
に説明する。ステップ1070は、ページの認証や過去
のページの再実行制御などのページ制御のために、さら
にサブステップにわけられる。まず、端末から送信され
たパラメータを解析することにより、ページの制御が必
要かどうかを判別(ステップ1071)し、必要な場合
はページ管理制御を行う(1072)。例えば、ブラウ
ザの履歴上のページをユーザが再実行した場合、リクエ
ストのURLやHTTPヘッダにページ識別子を埋め込んでお
くことにより、過去のページが再実行されたことがわか
るので、その識別子をキーにページ管理DBからそのペー
ジが表示されたときの処理状態を復元する。また、同様
に認証が必要なページには認証のトークンをURLやHTTP
ヘッダに埋め込んでおくことにより、認証を行うことが
できる。
【0047】ステップ1072を、図7を参照してさら
に説明する。ステップ1072のページ管理制御とし
て、具体的には、図7に示すように、ページの認証や過
去のページの再実行準備が行われる。上記の図はこれら
のサブステップを表したものである。まず、端末から送
信されたパラメータを解析することにより、ブラウザの
履歴上のページが使用されたかを判別する(ステップ10
7201)。ここで、過去の履歴でない新しいページが使用
され得いる場合は、このサブフロチャートの処理対象外
であるので、そのまま次の処理へ抜ける。過去の履歴上
のページである場合は、ページ管理DB 213 を参照し
て、過去の処理状態のキャッシュが存在するか調べる
(ステップ 107202) 。キャッシュが存在しない場合は
再実行が禁止されているということなので、該当するエ
ラー処理 (ステップ 107206 )にとぶ。キャッシュが
存在する場合は、それを利用して処理状態を復元する
(ステップ 107203)。次に、認証が必要なページかどう
かを、ページのツリー構造を用いて、判別する (ステ
ップ 107204)。この判別はそのページが認証を必要とす
るページグループに属しているかどうかをページのツリ
ー構造を利用して調べることにより行われる。認証が不
用の場合は、そのままサブフロチャートの次の処理へ抜
ける。認証が必要である場合は、端末から送信されたパ
ラメータに含まれる認証トークンやページ管理DB 213
でそのページの認証が無効されていないかどうかをチェ
ックして認証が有効かどうかを判断する(ステップ 107
205)。認証が有効なら、そのまま次の処理へ抜ける。無
効の場合はステップ 107206 のエラー処理へとぶ。
【0048】再び、図6を参照する。次に、アプリケー
ション本来の処理を実行する(1073)。例えば、バ
ンキングのアプリケーションなら指定された銀行取引を
行う。この時、ブラウザの履歴ページの再実行に備えて
ページ管理DBにアプリケーション実行後の状態をキャッ
シュしておく。さらに、このアプリケーションの処理結
果をもとにページ制御が変更されたかどうかを判別(1
074)し、必要ならページ管理DBを更新する(107
5)。例えば、データベースのコミットが行われた場合
はデータベースの更新処理のページの再実行を禁止する
必要がある。すなわち、ページ管理DBの該当する処理状
態キャッシュをクリアする。別の例として、処理の結果
認証が行われた(あるいはそれまでの認証が破棄され
た)場合は、ページ管理DBの該当部分の更新が行われ
る。
【0049】ステップ1075を、図8を参照してさら
に説明する。ステップ1075のページ管理DB更新とし
て、具体的にはページの認証の無効化や過去のページの
再実行禁止が行われる。上記の図はこれらのサブステッ
プを表したものである。まず、ステップ1075の前のステ
ップであるアプリケーション実行(ステップ1073)の結
果を調べてその実行結果によりあるページグループの再
実行を禁止するかどうかを判別する(ステップ10750
1)。もし、再実行を禁止する必要があれば、アプリケー
ションプログラムで指定されたページグループ名と、ペ
ージ定義のツリー構造をもとにページグループを算出す
る(ステップ107502)。次に、該当するページグループ
に属するページに対応する処理状態のキャッシュをペー
ジ管理 DB 213 から取り除く (ステップ 107503 )。再
実行を禁止する必要がなければ、ステップ107502, 1075
03 はスキップされる。同様にアプリケーションの処理
結果により、認証が無効化されるかどうかを判別する
(ステップ 107504) 。認証を無効かする必要があれ
ば、同様にページ定義のツリー構造をもとに認証が無効
かされるページグループを算出する(ステップ10750
5)。ステップ 107506 では、該当するページグループに
属するページの認証を無効化する。認証を無効化する必
要がなければ、ステップ 107505, 107506 はスキップさ
れる。
【0050】再び図4を参照する。一方、必要なビュー
・オブジェクトが生成されていないと判断された場合に
は、新たなデータ・オブジェクトが必要であるか判断す
る(ステップ1090)。新たなデータを必要とするよ
うな場合には、それ以前に生成されたデータ・オブジェ
クトではそのデータを得ることができない場合もあるの
で、必要な場合にはデータ・サービス機構220に、デ
ータ・オブジェクトを生成するように依頼する(ステッ
プ1020への移行)。なお、同じセッションであるが
新たなデータ・オブジェクトが必要になった場合には、
元のデータ・オブジェクトのサブ・ツリーを生成するこ
とになるので、ステップ1030におけるセッション番
号を登録する処理は行わない。以下、新たに生成された
データ・オブジェクトに対応するビュー・オブジェクト
が生成されて、ビュー・オブジェクトがHTML文書を
生成する。
【0051】ステップ1090で新たなデータ・オブジ
ェクトを必要としない場合には、ビュー・オブジェクト
が必要な子ビュー・オブジェクトをデータ・オブジェク
ト群及び端末属性情報を参照して生成し、ステップ10
60(又はステップ1050)に移行する(ステップ1
100)。すなわち、各ビュー・オブジェクトが端末属
性情報を用いて担当部分のHTMLを出力し、クライア
ント端末に、生成したHTML文書を送信する。
【0052】では図5の例を用いてステップ1070以
降の処理の一部を概説する。図9は、図5のHTML文
書からユーザがABCを選択した場合を示す。HTTP
のuseAgentフィールドに示されたdeviceIDは図5と同じ
ように用いられる。一方、URLは例えば"http://aSer
ver/servlet/RestaurantDemo?session=1&ABC=selected"
となり、session=1の部分により、図5と同じセッショ
ンであることが認識できる。さらに、ABC=selectedの部
分から、図5のABCが選択されたことが分かるが、ビ
ュー・オブジェクトでは新しいデータ・オブジェクトが
必要であると判断される。そうすると、データ・サービ
ス機構220は新たにデータ・オブジェクト群を生成す
る。そして、端末属性情報を用いて、ビュー・オブジェ
クト群を生成する。この例では、HTML文書を作成す
る際に、端末属性情報を参照して、ビュー・オブジェク
ト群のうち点線で囲まれた部分のみがHTMLを出力す
る。そして、生成されるHTML文書は一番下に表され
たものである。ここでは、NEXTボタン(又はハイパ
ーリンク)が生成されている。
【0053】ユーザが図9のNEXTを指示した場合が
図10に示されている。HTTPのuseAgentフィールド
の取扱いは同じである。URLは例えば"http://aServe
r/servlet/RestaurantDemo?session=1&next=pressed"
となり、session=1の部分より図5と同じセッションで
あることが認識できる。さらに、next=pressedの部分か
ら、図9のNEXTボタンが押されたことが分かる。し
かし、ビュー・オブジェクトでは既存のビュー・オブジ
ェクトで対応可能であると判断される。この場合には、
データ・オブジェクト及びビュー・オブジェクトには何
等の変更はなされず、ビュー・オブジェクト群の点線部
分がHTMLを出力して、最終的なHTML文書を作成
する。このHTML文書にはPREVボタン(又はハイ
パーリンク)及びNEXTボタン(又はハイパーリン
ク)が含まれる。
【0054】このような場合におけるNEXTボタン
(あるいは前ページに戻るためのPREVボタン)のH
TML出力例と動作例は次のようになる。
【0055】
【表1】 <a href="/servlet/Restaurant?session=1&next=pressed"> Next </a>
【0056】アンカータグの中身は単なる文字列だけで
はなく、ボタンのイメージを指定することもできる。ア
ンカータグの属性値として、パラメータ付きのURLを
記述する。ユーザーがこのハイパーリンクをクリックし
た場合は端末からこのURLが送られ、本発明の制御装
置にパラメータが渡され、sessionパラメータを用いて
特定されたビュー・オブジェクト群にnext=pressedパラ
メータが渡される。このnext=pressedによりNEXTボ
タンが押されたことを検知して、ビュー・オブジェクト
のHTML生成プログラムが次のページのHTML命令
を出力する。
【0057】さらにユーザが図10のNEXTを指示し
た場合が図11に示されている。HTTPのUser-Agent
フィールドの取扱いは同じである。URLは例えば"htt
p://aServer/servlet/RestaurantDemo?session=1&next=
pressed"となり、session=1の部分より図5と同じセッ
ションであることが認識できる。さらに、next=pressed
の部分及びビュー・オブジェクトの内部状態から、図1
0のNEXTボタンが押されたことが分かる。ここで、
ビュー・オブジェクト群は新たなビュー・オブジェクト
が必要と判断する。そうした場合には、以前に生成した
データ・オブジェクト群及び端末属性情報を参照して、
必要なビュー・オブジェクトを生成する。ここでは、ル
ート・ビュー・オブジェクト以外の点線部分が新たに生
成される。そして、端末属性情報を参照しつつ、点線の
部分のビュー・オブジェクト群がHTMLを生成し、H
TML文書を作成する。
【0058】では、上では詳しく述べなかった端末属性
情報について述べる。図5乃至図11の例では、HTT
PのUser-Agentフィールドに含まれるdeviceIDから端末
属性情報を取得するとしているが、この対応情報が端末
DB250に含まれている。例えば、deviceIDからその
端末属性情報が得られるような対応テーブルを用意す
る。なお、端末属性情報には、図12に示されたような
ものが考えられる。例えば、ScreenSize(画面サイ
ズ)、ScreenRatio(縦横比)、ScreenQuality(画面の
精細度)、ColorDepth(色数)、ModemSpeed(通信速
度)、Image(イメージが使用可能か)、Table(テーブ
ルは使用可能か)、Frame(フレームは使用可能か)、S
crollBar(スクロール可能か)、PointingDevice(ポイ
ンティング・デバイスは使用可能か)等がある。図12
の右列にはそれぞれの値の例を示している。なお、全て
のdeviceIDについて全ての項目が指定されている必要は
ない。また、各行の値はその他の値をとるようにしても
よい。
【0059】さらに、もう一段階処理を行うことも考え
られる。すなわち、端末属性ルールベースを用意し、図
12のような端末の特性値から、表示構造の変換や、表
示命令の生成に使用するより一般的な端末属性を生成す
るようにする。例えば、ModemSpeedが14.4Kより小さい
場合には通信速度が遅い、ModemSpeedが56Kより大きけ
れば通信速度が速い、それ以外を中程度の速度といった
ように、単一パラメータを具体的数値でなく範囲を決め
て分類したり、複数のパラメータから例えばイメージは
表示速度が遅い、ポインティング・デバイスがなく通信
速度が遅いので一次元表示にする等の端末属性を生成す
ることも考えられる。
【0060】また、上ではセッションの開始のみを説明
したが、ユーザがセッションの終了を明示的に示した時
にはそれにより、明示的なセッションの終了がない場合
には直前のアクセスから所定の時間経過後に、セッショ
ンの終了とする。セッションが終了すると、それまでデ
ータ・オブジェクト群及びビュー・オブジェクト群によ
り使用されてきたリソースは解放される。
【0061】ここでデータ・オブジェクトの生成方法に
ついて簡単に説明しておく。Webアプリケーションの
コンテンツ作成者はアプリケーション定義文書300
(図13)を作成する。アプリケーション定義文書30
0はある種の定義言語にしたがって記述される。この言
語は、例えば、XML(W3C, "Extensible Markup Lang
uage (XML) 1.0", http:// www. w3. org /TR / 1998/
REC-xml-19980210)を用いて独自のマークアップ言語と
して定義することができる。レストランサービスの例で
は図14のような記述例が考えられる。
【0062】ここでは、今定義しようとしているレスト
ラン情報サービスが、レストラン検索とレストラン情報
表示という2つのプロセス(表示上のページに相当す
る)からなり、さらにレストラン情報表示プロセスは、
レストラン情報という表示項目とレストラン検索のペー
ジに戻るためのリンクからなる。同様に、レストラン情
報項目はその下のレベルの表示項目から構成されること
が記述される。図14では、部分的に省略が行われてい
る。このような定義文書の作成は、テキスト・エディタ
を用いてコンテンツ作成者が直接記述してもよいし、レ
イアウト機能を持つワープロのようなオーサリング・ツ
ールを用いてもよい。
【0063】図14のアプリケーション定義言語に再実
行制御の指定する例を、さらに、図15を参照して説明
する。図14のアプリケーション定義言語に、さらに、
図15に例示するように、レストランの予約処理のプロ
セスが追加される。この予約処理の中には、大きく、予
約状況を表示する表示項目と予約申し込みを入力させて
予約を受け付ける表示項目がある。これらの表示項目
は、属性として「予約受付後再処理禁止」というページ
グループに属することが記述されている (pageGrp=の
キーワード)。さらに、予約処理を実行する決定ボタン
の属性として、予約が受け付けられた場合、このページ
グループに属する表示項目は再処理されないことが指定
されている(invGrp=のキーワード)。
【0064】したがって、この記述にしたがって生成さ
れた表示制御情報がブラウザで処理された画面に対し
て、ユーザが決定ボタンを押した後は、本発明の機構に
より、これらの表示項目およびそれより下のレベルの表
示項目は、再処理(表示や再予約の受付)は禁止され
る。予約が受付られた後に、ユーザがブラウザのバック
ボタンで「予約状況表示」の表示項目(ページ)に戻っ
て、再表示しようとしても2重予約防止のために表示は
行われない。
【0065】ページの再実行制御は、動的に生成される
画面にも対応するため、ページ定義ツリーを使って、ペ
ージグループを定義する。上記の図16は図15のレス
トランの例で、特に予約処理プロセスの部分のページ定
義ツリーを示したものである。予約処理プロセスは、予
約状況表示、予約受付画面、予約受付結果画面、の3つ
の表示項目を持つ。さらに、予約状況表示は、予約日
時、その空き情報の2種類のサブ表示項目をもつ。予約
受付画面についても同様である。
【0066】これらの表示項目は、端末の画面表示能力
により、動的にページとして表示され、どのレベルがペ
ージになるかはあらかじめ決められていない。例えば、
PCのような画面サイズが大きいものは、予約状況表示や
予約受付画面がページの単位となるが、より小さい画面
のPDAのようなものなら、個々のサブ表示項目である予
約日時と空き情報で1ページになるかもしれない。
【0067】ここで、「予約受付後再処理禁止」という
ページグループは、図15のアプリケーション定義言語
では、予約状況表示と予約受付画面の2つの表示項目の
定義に指定されているだけであるが、ページ定義ツリー
の子供もそのページグループに属する。すなわち、「予
約受付後再処理禁止」というページグループは、上記の
図の点線内の表示項目(すなわちページ)をメンバーと
して持つ。
【0068】再び図13を参照する。定義言語解析器3
10は、このような言語で書かれた文書を解析するもの
である。このような解析器の例としては、IBM XML for
Java (http:// www. alphaworks. ibm.com/ formula /x
ml )がある。解析器は解析結果をデータ・オブジェクト
生成器に送る。解析結果はW3C, "Document Object Mode
l Specification"( http:// www. w3. org/ TR/ WD-DOM
-1998-0416 )に述べられているように、タグの構造を一
つのオブジェクトにしたようなオブジェクトの木構造
(入れ子の内部にあるタグのオブジェクトが子どもとな
る)で表現されるデータである。
【0069】データ・オブジェクト生成器は、解析結果
の木構造を元にデータ・オブジェクトを生成する。一般
的には解析結果のオブジェクトからデータ・オブジェク
トのクラスを決定しオブジェクトを生成する。構造も同
じ形になる。
【0070】アプリケーション定義文書にすべての情報
を書いておくかわりに、情報の内容を既存のデータベー
スから取ってくることもできる。この場合、定義文書に
はデータベースの検索方法の指定や検索結果の参照が記
述され、データ・オブジェクト生成器がこの指示を元に
データベース・コネクタというデータベース・システム
とのやり取りを仲介機構としてデータベースに問い合わ
せを行う。データベースの検索結果がデータベース・コ
ネクタを通して返されるので、データ・オブジェクト生
成器は検索結果の参照指示を元にデータベースからの結
果を反映したデータ・オブジェクトを生成する。このと
きの構造は定義文書のデータベースへの指示が行われて
いるタグによって決定される。このようなデータベース
の指示を含む定義文書の例(図17)として、図14の
レストラン情報をデータベースから動的に取ってくる場
合を挙げる。
【0071】このような処理を実施することにより生成
されるデータ・オブジェクト群の例を図18に示す。こ
こで出力を要求されている「レストラン詳細ページ」は
「レストラン情報」と検索画面に戻るための「サーチペ
ージへのリンク」の2つのオブジェクトから構成され
る。さらに、レストラン情報は、ユーザの欲するレスト
ランに関する様々な情報を保持するが、ここでは「属
性」「ガイド」「メニュー」の3つのカテゴリに分けら
れる。各カテゴリの下には必要な情報に対応するオブジ
ェクトが生成されている。
【0072】本発明では、データ・オブジェクトに、図
19に示すような属性が定義されている。子オブジェク
トが存在している場合には子オブジェクトをその集合と
して、データの優先度を数値化したものを番号で、その
オブジェクトのデータを分割しても常に表示するか否か
をスイッチ(論理値)で、このオブジェクトのデータを
分割表示できるか否かをスイッチで、イメージの場合に
はアウトライン化できるかどうかをスイッチで、その他
アプリケーションに固有のデータを必要に応じて任意の
型で定義する。これが、対応ビュー・オブジェクトの生
成及びビュー・オブジェクトによる前記表示制御情報の
生成において用いられる指示情報である。
【0073】このデータ・オブジェクトが生成された場
合に、どのようなビュー・オブジェクトが生成され、ど
のようなHTML文書が生成されるかについて、以下に
2つの代表的な例を示す。
【0074】(1)PC等の大画面用の表示構成への変
換とHTML出力 先に述べた例では、クライアント端末から受信するHT
TPのUser-Agentフィールドから、deviceIDを取り出
し、対応する端末属性情報を取得する。以下の説明で
は、この端末属性情報を既に取得しているものとして説
明する。本例では、端末属性情報は、「大画面」(より
具体的には、大画面と分類されるような解像度の表示装
置をクライアント端末が有している。)という情報を含
んでいるものとする。
【0075】まず、データ・オブジェクトの木構造のル
ートとなるオブジェクトに対応するビュー・オブジェク
トを生成する(図20)。これを行うHTML生成機構
230は、ルート・データ・オブジェクトのクラス(例
では「ページクラス」)や、アプリケーション分野の固
有知識(例えば「1つのレストランは1ページで表示す
る」)、そして、端末属性情報(ここでは「大画面」)
をパラメータとして、ビュー・オブジェクトのクラス
(大画面用ページ表示ビュー・オブジェクトのクラス)
とオブジェクトを生成するときの初期パラメータを決定
し、実際にルート・ビュー・オブジェクトを生成する。
【0076】このようにして、ひとたびルート・データ
・オブジェクトに対応するルート・ビュー・オブジェク
トが決定されると、このルート・ビュー・オブジェクト
を出発点として、ビュー・オブジェクトに自分の子供を
次々に生成させていくことができる。すなわち、ビュー
・オブジェクトは子オブジェクトを生成するメソッド又
は共通の子ビュー・オブジェクトを生成するメソッドに
子ビュー・オブジェクトを生成するように依頼するメソ
ッドを有している。
【0077】そして、大画面用ページ表示ビュー・オブ
ジェクトは子ビュー・オブジェクトの生成を依頼される
と、自分自身に対応するデータ・オブジェクトである
「レストラン詳細表示ページ・データ・オブジェクト」
に問い合わせて、その子データ・オブジェクトから自分
の子ビュー・オブジェクトを生成する。この生成におい
て、一般的には、自分自身のクラス(ここでは「大画面
用ページ表示ビュー・クラス」)、データ・オブジェク
トのクラス、アプリケーション分野の固有知識(定義さ
れていれば)、及び端末属性情報から決定される、ビュ
ー・オブジェクトのクラスと、初期パラメータとを元に
オブジェクトの生成が行われる。
【0078】例えば、図21に示すように、「レストラ
ン詳細表示ページ」データ・オブジェクトの子である
「レストラン情報」の場合は、「レストラン情報」のク
ラスである「一般的項目」と端末属性情報の「大画面」
情報とから、ビュー・オブジェクトのクラスとして「項
目2次元配置表示」クラスを決定している。この項目2
次元配置表示ビュー・オブジェクトは、端末画面が広い
ことを利用して出力対象を2次元的に配置して表示効果
を高めることを意図したビュー・オブジェクトの一種で
ある。同様に「レストラン詳細表示ページ」データ・オ
ブジェクトのもう一つの子オブジェクトの「サーチペー
ジへのリンク」の場合は、そのクラス(「ハイパーリン
ク」)から「リンク・オブジェクト」というビュー・オ
ブジェクトを生成している。
【0079】子ビュー・オブジェクトが生成されたら、
親ビュー・オブジェクトはすべての子に対し、自分が依
頼されたのと同様な子ビュー・オブジェクトの生成依頼
を行う。すなわち、図22に示すように、自分自身が2
次元配置ビュー・オブジェクトであること、「レストラ
ン情報」の子データ・オブジェクトの「属性情報カテゴ
リ」が属性の一覧を表示することなどを利用して、「属
性一覧表示」ビュー・オブジェクトを生成する。同様に
データ・オブジェクトである「ガイド情報カテゴリ」デ
ータ・オブジェクトに対して、ユーザの要求や端末属性
情報から最適の表示項目を一つ選ぶという振る舞いをす
る「属性選択表示」ビュー・オブジェクトが生成され
る。「メニュー」データ・オブジェクトに対してはレス
トラン情報と同様に端末属性情報の「大画面」を利用し
て、再び項目2次元配置ビュー・オブジェクトが生成さ
れる。更に、レストラン情報ではレストラン名がタイト
ルとして重要であるという分野固有の情報を利用して、
レストラン名をタイトル表示するビュー・オブジェクト
が子オブジェクトとして加えられている。
【0080】これら、4つの子ビュー・オブジェクト
「レストラン名表示」、「属性一覧表示」、「属性選択
表示」、「メニューの項目2次元配置」に対して、同様
に子ビュー・オブジェクトの生成を依頼していく。例え
ば、「属性一覧表示」ビュー・オブジェクトが生成を依
頼されると、対応する「属性情報カテゴリ」の子データ
・オブジェクトを走査し、変数名と値のペアのビュー・
オブジェクト(属性名値ペア表示ビュー・オブジェク
ト)を生成する。「属性選択表示」ビュー・オブジェク
トでは、「ガイド情報カテゴリ」データ・オブジェクト
の子から最も適切なものを1つ選び(ここでは、地図機
能がないPCで、データ・オブジェクトの優先度から、
イメージの案内図が選択されるとする)、それに対応す
るビュー・オブジェクトを生成する。メニューに関して
も同様に再帰的処理が行われる。最終的に生成されるビ
ュー・オブジェクト群の構造は図23のようになる。
【0081】ここでデータ・オブジェクト群の構造を示
す図18とビュー・オブジェクト群の構造を示す図23
を比較すると、レストラン名ビュー・オブジェクトが追
加されており、「ガイド情報カテゴリ」データ・オブジ
ェクトの下に4つの子データ・オブジェクトが存在して
いるが、属性選択表示ビュー・オブジェクトが「ガイド
情報カテゴリ」データ・オブジェクトに対して生成され
ているので、属性選択表示ビュー・オブジェクトの子ビ
ュー・オブジェクトは1つしかない。それから、メニュ
ー名ビュー・オブジェクトが重要性から追加されてい
る。以上のように、データ・オブジェクトとビュー・オ
ブジェクトは構造が必ずしも1対1にはならない。
【0082】すべてのビュー・オブジェクトが生成され
ると、HTMLの生成が各ビュー・オブジェクトに依頼
される。すなわち、ルート・ビュー・オブジェクトにH
TML生成が指示され、大画面用ページ表示ビュー・オ
ブジェクトは最終出力中のHTMLページの制御命令を
生成するがページの中身に関しては子である「項目2次
元配置ビュー・オブジェクト」や「ハイパーリンク」オ
ブジェクトに依頼をしていく。依頼された子ビュー・オ
ブジェクトは更に自分の子ビュー・オブジェクトに依頼
をしながら全体のHTMLを生成していく。
【0083】図24に図23のビュー・オブジェクト群
によるHTML生成の概要を示す。大画面用ページ表示
ビュー・オブジェクトの子である項目2次元配置表示ビ
ュー・オブジェクトは最終的に2次元に配置されるよう
にHTMLを生成していく。以下で説明するように、こ
のHTMLを生成する段階でさらに端末属性情報を参照
してHTML出力を変えていくことができる。図24で
は、項目2次元配置表示ビュー・オブジェクトの子ビュ
ー・オブジェクトは、図示のとおりに、2次元配置する
ようにHTMLを出力している。なお、属性一覧表示ビ
ュー・オブジェクトの子ビュー・オブジェクト、2つの
項目2次元配置表示ビュー・オブジェクトの子ビュー・
オブジェクトについては図面上は表示されていないが、
各親ビュー・オブジェクトにおいて確保された領域内に
表示されるようにHTMLを出力している。
【0084】一方、属性選択表示ビュー・オブジェクト
の子ビュー・オブジェクトであるイメージ表示ビュー・
オブジェクトについては、イメージ表示速度が十分に速
いと解釈できるような端末属性情報がある場合には、イ
メージをそのまま出力するようにする(図25参照)。
イメージ表示速度が十分に速いという端末属性は、通信
速度及び描画処理能力により決定されるが、単に通信速
度が遅いことで以上の処理を実施するようにしてもよ
い。
【0085】他方、イメージ表示速度が遅いと解釈でき
るような端末属性情報がある場合、イメージ表示ビュー
・オブジェクトは、イメージをそのまま出力することな
く、イメージへのリンクを出力する(図26参照)。ユ
ーザがこのイメージを指定した場合には、このイメージ
を送信することにする。
【0086】また、2次元配置の方法にしても、画面サ
イズや縦横比などを考慮して、クライアント端末ごとに
調整することが考えられる。このようにして、「端末の
画面が大きい」「イメージの表示速度が遅い」といった
端末属性情報に適合させてHTMLを生成していくこと
ができる。
【0087】(2)PDAなどの小画面向けの表示への
変換とHTML出力 PDA等の小画面では、一時に表示される情報の量に制
限があるので、ビュー・オブジェクトの構成とその木構
造をそれに適したものにしていく必要がある。端末属性
情報は、小画面と解釈されるようなデータを含んでいる
とする。
【0088】データ・オブジェクトは図18であるとす
る。まず、大画面のときと同様にデータ・オブジェクト
のルート・オブジェクトのクラス、端末属性情報(この
場合は「画面が小さい」)を用いて、HTML生成機構
230が小画面用ページ分割表示ビュー・オブジェクト
を生成する(図27参照)。ルート・ビュー・オブジェ
クトが生成されたので、大画面のときと同じように子ビ
ュー・オブジェクトの生成を行う。
【0089】ただし、今回は一画面に表示できる情報量
が限られること、情報が一度に提示されずに分割される
ことから、2次元配置を行うようなビュー・オブジェク
トではなく、情報の重要度が高いものから順番に表示す
るようなビュー・オブジェクトが生成される。このビュ
ー・オブジェクトが更に子オブジェクトを生成するとき
には、2次元配置に向いたカテゴリ構造ではなく、表示
内容の重要度を考慮した列構造となるようにビュー・オ
ブジェクトを生成する。
【0090】よって図28に示すように、レストラン情
報データ・オブジェクトに対応して、優先度を考慮した
線形表示ビュー・オブジェクトを生成する。リンク・オ
ブジェクトを生成するのは図21と同じである。
【0091】そして、優先度を考慮した線形表示ビュー
・オブジェクトが子ビュー・オブジェクトを生成する際
には、ユーザにいち早く見せるべきものは何かというこ
と、及びページ分割しやすい様に列構造にすることが重
視され、クライアント端末が大画面を有するときとはま
ったく異なるビュー・オブジェクトの木構造となる(図
29参照)。本例では、その時点で実際に表示されるビ
ュー・オブジェクト以外も生成しているが、ユーザによ
り指示された際に生成するようにすることも可能であ
る。図29では、優先度を考慮した線形表示ビュー・オ
ブジェクトに、必要な子ビュー・オブジェクトが並列に
接続される形になる。図では優先度を考慮した線形表示
ビュー・オブジェクトに近いほど優先度が高くなってい
る。なお、何等かの方法でユーザの好みを反映してこの
優先度を決定することも考えられる。
【0092】ビュー・オブジェクトが生成された後は、
大画面のときと同様にHTMLの生成をルート・ビュー
・オブジェクトから順に行う。分割されたページをユー
ザが容易にナビゲートできるようにページ間のナビゲー
ト・ボタン(NEXTやPREVボタン)も自動生成さ
れる。このとき、端末属性情報を使って、端末の能力
に、より適合させた出力を生成させることができる。
【0093】図30の場合には、端末属性情報に含まれ
る「画面サイズ320×240dot」という情報から優
先度の高い順に3つのビュー・オブジェクトの情報を1
ページで表示するようにHTMLを生成させることがで
きる。さらに、「画面サイズ240×180dot」とい
う端末属性情報があれば、さらに画面が小さいので、2
つのビュー・オブジェクトの情報を1ページで出力する
ようにHTMLを生成させることもできる。
【0094】以上の図では、HTMLをWebブラウザ
が解釈した後の画面をビュー・オブジェクト群の出力と
して表しているが、ビュー・オブジェクト群はHTML
の制御命令を出力するものである。
【0095】以上の例ではHTMLを対象に説明してき
たが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、WML(Wireless Markup Language, Wireless App
lication Protocol Forum Ltd, "Wireless Application
Protocol Wireless Markup Language Specification",
Version 30-Apr-1998)やXML等の出力を必要とする
ならば、それらを出力するようなメソッドを含むビュー
・オブジェクトを生成するようにし、且つWMLやXM
Lの特性に合うようなビュー・オブジェクト群の構造を
生成するようにすればよい。
【0096】上記の図31は、処理に関連してページの
再実行の制御を行う機構を説明するために、本発明の動
作を時間をおって、レストランの予約処理を例に説明し
た図である。同時に、端末の表示画面、ユーザの操作
(サーバーへの要求内容)、ページ管理DB 213 内の処
理状態キャッシュの内容もあわせて表示している。ま
ず、ユーザからレストランの予約状況表示要求が発せら
れる。これにより、本発明の制御機構 210 が動作し、
その中のページ管理機構 212 により新しいページであ
ることが判別される。次にアプリケーション処理機構 2
14 が実行される。ここでは、予約状況がアプリケーシ
ョンプログラムによって調べられる。同時に、再実行に
備えてこのときの処理状態が状態キャッシュに格納され
る。この処理では再実行制御は必要ないので、次の処理
である画面作成が行われる。この結果、予約処理状況を
表示するための表示制御情報が端末に送られ、表示され
る。予約受付画面も同様に処理され、状態キャッシュに
状態が格納される。
【0097】次に、ユーザが端末上の履歴機能を使っ
て、予約状況画面を再表示させようとしたとする。例え
ば、ブラウザに通常備わっているバックボタンで古い予
約状況画面を呼び出し、同じく通常備わっている再表示
ボタンを押したとする。この場合、ページ管理機構 212
が古い画面に対する処理であることを判別する。この
場合、履歴上のページであるので、状態キャッシュに状
態が格納されているかをチェックする。この場合は、上
記に述べたように状態キャッシュに格納されているはず
なので、その処理状態を復元しアプリケーションの処理
(予約状況調査)を行う。正確には、この結果も状態キ
ャッシュに格納されるが、図では簡単化のために省いて
ある。最後に表示制御情報が生成され端末に送られる。
【0098】引き続き、レストランの予約処理の例で、
再実行が禁止される様子を上記の図32により説明す
る。予約受付画面にユーザが必要事項を入力し、予約決
定ボタンを押したとする。これにより、本発明の制御機
構 210 が動作し、その中のページ管理機構 212 により
新しいページであることが判別される。次にアプリケー
ション処理機構 214 が実行される。ここでは、予約受
付処理がアプリケーションプログラムによって実行され
る。同時に、再実行に備えてこのときの処理状態が状態
キャッシュに格納される。この処理では予約受付により
予約関係の再実行制御が指定されているので、アプリケ
ーション定義言語内のinvGrpの指定「予約受付後再実行
禁止」をもとに再実行が禁止されるページが同定され
る。この例の場合、アプリケーション記述言語の表示項
目属性 pageGrpが指定されている、「予約状況表示」
「予約受付画面」のページが該当する。次に、これらの
ページに相当する状態キャッシュが無効化され、受付結
果の画面作成が行われる。
【0099】次に、前と同様に、ユーザが端末上の履歴
機能を使って、予約状況画面を再表示させようとしたと
する。例えば、ブラウザに通常備わっているバックボタ
ンで古い予約状況画面を呼び出し、同じく通常備わって
いる再表示ボタンを押したとする。この場合、ページ管
理機構 212 が古い画面に対する処理であることを判別
する。この場合、履歴上のページであるので、状態キャ
ッシュに状態が格納されているかをチェックする。前の
場合と異なり、上記に述べたように状態キャッシュは無
効化されているので、再実行が禁止されていることが判
明する。この結果、エラーを通知する表示制御情報が生
成され端末に送られて、エラー画面が端末に表示され
る。
【0100】さらに、これまでのレストランの予約処理
の例で、画面構成が(端末属性により)動的に変化する
場合でも再実行制御の機構が問題なく動作することを、
上記の図33により説明する。これまでの例では、画面
が大きい端末であったので、予約状況表示は1つの画面
で表示されていた。今度は、画面の小さい端末を想定
し、HTML生成機構 230 が予約状況表示の子供のオブジ
ェクト「予約日時」「空き情報」の項目ごとにページを
分割する。したがって、状態キャッシュもこれらの子供
の項目ごとにキャッシュされることになる。ここで、前
と同様に、予約受付画面にユーザが必要事項を入力し、
予約決定ボタンを押したとする。
【0101】これにより、本発明の制御機構 210 が動
作し、その中のページ管理機構 212により新しいページ
であることが判別される。次にアプリケーション処理機
構 214 が実行される。ここでは、予約受付処理がアプ
リケーションプログラムによって実行される。同時に、
再実行に備えてこのときの処理状態が状態キャッシュに
格納される。この処理では予約受付により予約関係の再
実行制御が指定されているので、アプリケーション定義
言語内のinvGrpの指定「予約受付後再実行禁止」をもと
に再実行が禁止されるページが同定される。この例の場
合、アプリケーション記述言語の表示項目属性 pageGrp
が指定されている、「予約状況表示」「予約受付画面」
のページが該当する。しかし、予約状況表示のページは
直接にはキャッシュ内に存在しないので、ページ定義ツ
リーにしたがって、予約状況表示の子供である「予約日
時」と「空き情報」が該当するページであることを用い
て、これらのページに相当する状態キャッシュが無効化
される。
【0102】次に、前と同様に、ユーザが端末上の履歴
機能を使って、予約状況画面のひとつである予約日時と
空き情報の1ページを再表示させようとしたとする。例
えば、ブラウザに通常備わっているバックボタンで古い
予約状況画面を呼び出し、同じく通常備わっている再表
示ボタンを押したとする。この場合、ページ管理機構21
2 が古い画面に対する処理であることを判別する。この
場合、履歴上のページであるので、状態キャッシュに状
態が格納されているかをチェックする。前の場合と同様
に、上記に述べたように状態キャッシュは無効化されて
いるので、再実行が禁止されていることが判明する。こ
の結果、エラーを通知する表示制御情報が生成され端末
に送られて、エラー画面が端末に表示される。
【0103】実際に表示されるページを直接指定するの
ではなく、ページグループという単位で指定するため、
実際に表示されるページが分割されても、アプリケーシ
ョンで要請される正しい再実行制御をすることができ
た。
【0104】
【効果】様々な能力を有するクライアント端末に対し
て、それぞれの能力に応じたユーザ・インターフェース
を提供するための動的な文書又は表示制御情報を生成す
ることができた。
【0105】また、サーバで実施されるアプリケーショ
ンを、当該アプリケーションの処理結果を使用するクラ
イアント端末に依存しないようにする機構を提供するこ
ともできた。
【0106】さらに、サーバで実施されるアプリケーシ
ョンの処理と当該処理結果を表す表示文書の作成とを分
離し、様々なクライアント端末が出現しても、表示文書
の作成部分のみを変更すればよいようにすることもでき
た。
【0107】さらに、端末のブラウザの画面再表示機能
をもちいた履歴上のページの再実行に対して、アプリケ
ーションの処理にあわせた柔軟な再実行制御と認証制御
を、アプリケーションプログラムからの簡単な指定で実
現することができた。この指定は、アプリケーション処
理の記述にページのグループとして簡単に記述し、動的
なページ構成を行うときにも有効であることも示せた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム全体を表す図である。
【図2】HTTPサーバ100内の機能ブロック図であ
る。
【図3】図2に示した制御機構の機能ブロック図であ
る。
【図4】HTTPサーバ100の処理フローを説明する
ための図である。
【図5】処理概要の一例を示した図である。
【図6】図4に示したステップ1070の処理フローを
説明するための図である。
【図7】図6に示したステップ1072の処理フローを
説明するための図である。
【図8】図6に示したステップ1075の処理フローを
説明するための図である。
【図9】処理概要の一例を示した図である。
【図10】処理概要の一例を示した図である。
【図11】処理概要の一例を示した図である。
【図12】端末属性情報の内容の一例を表す図である。
【図13】データ・オブジェクトを生成する際に用いら
れる機能ブロック図である。
【図14】アプリケーション定義文書の一例を表す図で
ある。
【図15】図14のアプリケーション定義言語に再実行
制御の指定する例を示す図である。
【図16】図15のレストランの例で、特に予約処理プ
ロセスの部分のページ定義ツリーを示したものである。
【図17】データベースの指示を含む定義文書の一例を
示す図である。
【図18】データ・オブジェクト群の一例を示す図であ
る。
【図19】アプリケーション・オブジェクトに定義され
る属性の一例を示す図である。
【図20】大画面用のビュー・オブジェクトを生成する
際の処理を説明する図である。
【図21】大画面用のビュー・オブジェクトを生成する
際の処理を説明する図である。
【図22】大画面用のビュー・オブジェクトを生成する
際の処理を説明する図である。
【図23】大画面用のビュー・オブジェクト群を表す図
である。
【図24】図23のビュー・オブジェクト群がHTML
を出力する際の処理を説明するための図である。
【図25】図23のビュー・オブジェクト群がHTML
を出力する際の処理を説明するための図である。
【図26】図23のビュー・オブジェクト群がHTML
を出力する際の処理を説明するための図である。
【図27】小画面用のビュー・オブジェクトを生成する
際の処理を説明する図である。
【図28】小画面用のビュー・オブジェクトを生成する
際の処理を説明する図である。
【図29】小画面用のビュー・オブジェクト群を表す図
である。
【図30】図23のビュー・オブジェクト群がHTML
を出力する際の処理を説明するための図である。
【図31】処理に関連してページの再実行の制御を行う
機構を説明するために、本発明の動作を時間をおって、
レストランの予約処理を例に説明した図である。
【図32】レストランの予約処理の例で、再実行が禁止
される様子を説明する図である。
【図33】これまでのレストランの予約処理の例で、画
面構成が(端末属性により)動的に変化する場合でも再
実行制御の機構が問題なく動作することを説明する図で
ある。
【符号の説明】
100 HTTPサーバ 110 ネットワーク 120−150 クライアント端末 210 制御機構 220 データ・サービス機構 230 HTML生成機構 240 DB 250 端末DB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北山 文彦 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 大和事業所 内 (56)参考文献 国際公開98/15091(WO,A1) Thomas KIRSTE;Uwe RAUSCHENBACH,’A p resentation model for mobile infomat ion visualization ’,COMPUTERS AND GR APHICS,GB,PRESS LT D.OXFORD,vol.20,no. 5,(1996−09−01)pp.669−681 Dan Johnson,’CONB ERTING PC GUIS FOR NON PC DEVICECS’, CIRCUIT CELLUR IN K,US,VERNON,vol.91, (1998−02),pp.40−42,44−45 Timothy W BICKMOR E;Bill N SCHILIT,’ Digestor:device−in dependent access t o the World Wide W eb’,COMPUTER NETWO RKS AND ISDN SYSTE MS,vol.29,no.8−13,p p.1075−1082(XP004095305) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザが使用する端末に適合した形態で表
    示を行うように表示制御情報を生成する方法であって、 前記端末から表示要求を受信するステップと、 前記表示要求に応答して、表示内容に関する、前記端末
    に独立のデータ・オブジェクト群を生成するステップ
    と、 前記データ・オブジェクト群及び端末属性情報を用い
    て、前記表示制御情報を生成するためのビュー・オブジ
    ェクト群を生成するステップと、 前記端末属性情報を参照して、前記ビュー・オブジェク
    ト群により前記表示制御情報を生成するステップと、 を含む表示制御情報生成方法。
  2. 【請求項2】前記端末から端末識別情報を受信するステ
    ップと、 前記端末識別情報から前記端末属性情報を取得するステ
    ップと、 をさらに含む請求項1記載の表示制御情報生成方法。
  3. 【請求項3】前記ビュー・オブジェクト群を生成するス
    テップが、 前記ビュー・オブジェクト群のルート・オブジェクトを
    生成するステップと、 前記ルート・オブジェクトにより子オブジェクトを生成
    するステップと、 を含む請求項1記載の表示制御情報生成方法。
  4. 【請求項4】前記データ・オブジェクトが、対応ビュー
    ・オブジェクトの生成及びビュー・オブジェクトによる
    前記表示制御情報の生成において用いられる指示情報を
    保持している、請求項1記載の表示制御情報生成方法。
  5. 【請求項5】前記端末属性情報が、前記端末の画面の大
    きさ情報を含む、請求項1記載の表示制御情報生成方
    法。
  6. 【請求項6】前記表示制御情報が、ハイパー・テキスト
    ・マークアップ・ランゲージ(HTML)である、請求
    項1記載の表示制御情報生成方法。
  7. 【請求項7】前記表示制御情報を生成するステップが、 前記ビュー・オブジェクト群のルート・オブジェクトか
    ら順に担当部分の表示制御情報を、前記端末属性情報を
    参照して、生成するステップを含む請求項1記載の表示
    制御情報生成方法。
  8. 【請求項8】前記端末からの表示要求に応答して、当該
    表示要求により前記データ・オブジェクト群を生成する
    必要があるか判断するステップと、 前記データ・オブジェクト群を生成する必要がない場合
    には、前記ビュー・オブジェクト群中の関連するビュー
    ・オブジェクトが前記表示要求に対応する表示制御情報
    を生成するステップと、 をさらに含む請求項1記載の表示制御情報生成方法。
  9. 【請求項9】履歴上のページの再実行・再認証の制御を
    行う方法であって、 ページ定義をグループ化するステップと、 グループ化したページ定義を前記表示制御情報の生成に
    用いられる指示情報に含るステップと、 履歴上のページの再実行が行われたかどうかを判別する
    ステップと、 再実行されていてかつ処理状態のキャッシュが存在する
    場合は処理状態を復元するステップと、 アプリケーションの処理の実行とそのときの処理状態を
    キャッシュに格納するステップと、 アプリケーションの処理の結果に応じて前記ページ定義
    のグループを指定して該当するページに対応する処理状
    態をクリアするステップとを含む請求項1記載の表示制
    御情報生成方法。
  10. 【請求項10】履歴上のページが認証が必要かどうかと
    認証状態をチェックするステップと、 認証が必要なときに認証を確認するステップと、 アプリケーションの処理の結果によって履歴上のページ
    の認証状態を変更するステップとをさらに含む請求項9
    記載の表示制御情報生成方法。
  11. 【請求項11】ユーザが使用する端末に適合した形態で
    表示を行うように表示制御情報を生成するコンピュータ
    であって、 前記端末からの表示要求に応答して、表示内容に関す
    る、前記端末に独立のデータ・オブジェクト群を生成す
    るモジュールと、 前記データ・オブジェクト群及び端末属性情報を用い
    て、前記表示制御情報を生成するためのルート・ビュー
    ・オブジェクトを生成するモジュールと、 前記ルート・ビュー・オブジェクトに、その子ビュー・
    オブジェクトを生成するように命ずるモジュールと、 前記ルート・ビュー・オブジェクトに前記表示制御情報
    の生成を命ずるモジュールと、 を有するコンピュータ。
  12. 【請求項12】前記端末から受信した端末識別情報から
    前記端末属性情報を導出するモジュール、 をさらに有する請求項11記載のコンピュータ。
  13. 【請求項13】前記子ビュー・オブジェクトが、その子
    オブジェクトを生成することができる、 請求項11記載のコンピュータ。
  14. 【請求項14】前記ルート・ビュー・オブジェクトが、
    前記表示制御情報の生成を前記子ビュー・オブジェクト
    に命ずることができる、 請求項11記載のコンピュータ。
  15. 【請求項15】前記ルート・ビュー・オブジェクト及び
    前記子ビュー・オブジェクトを含むビュー・オブジェク
    ト群は、前記端末属性情報を参照して前記表示制御情報
    を生成する、 請求項11記載のコンピュータ。
  16. 【請求項16】前記端末からの表示要求に応答して、当
    該表示要求により前記データ・オブジェクト群を生成す
    る必要があるか判断し、前記データ・オブジェクト群を
    生成する必要がない場合には、前記ルート・ビュー・オ
    ブジェクトに前記表示要求を出力するモジュール、 を有する請求項11記載のコンピュータ。
  17. 【請求項17】履歴上のページの再実行・再認証の制御
    を行うコンピュータであって、 ページ定義をグループ化するモジュールと、 グループ化したページ定義を前記表示制御情報の生成に
    用いられる指示情報に含るモジュールと、 履歴上のページの再実行が行われたかどうかを判別する
    モジュールと、 再実行されていてかつ処理状態のキャッシュが存在する
    場合は処理状態を復元するモジュールと、 アプリケーションの処理の実行とそのときの処理状態を
    キャッシュに格納するモジュールと、 アプリケーションの処理の結果に応じて前記ページ定義
    のグループを指定して該当するページに対応する処理状
    態をクリアするモジュールとを有する請求項11記載の
    コンピュータ。
  18. 【請求項18】履歴上のページが認証が必要かどうかと
    認証状態をチェックするモジュールと、 認証が必要なときに認証を確認するモジュールと、 アプリケーションの処理の結果によって履歴上のページ
    の認証状態を変更するモジュールとをさらに有する請求
    項17記載のコンピュータ。
  19. 【請求項19】ユーザが使用する端末に適合した形態で
    表示を行うように表示制御情報をコンピュータに生成さ
    せるプログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記プログラムは、前記コンピュータに、 前記端末からの表示要求に応答して、表示内容に関す
    る、前記端末に独立のデータ・オブジェクト群を生成す
    るステップと、 前記データ・オブジェクト群及び端末属性情報を用い
    て、前記表示制御情報を生成するためのルート・ビュー
    ・オブジェクトを生成するステップと、 前記ルート・ビュー・オブジェクトに、その子ビュー・
    オブジェクトを生成するように命ずるステップと、 前記ルート・ビュー・オブジェクトに前記表示制御情報
    の生成を命ずるステップと、 を実行させる、記憶媒体。
  20. 【請求項20】履歴上のページの再実行・再認証の制御
    をコンピュータに行わせるプログラムを記憶した記録媒
    体であって、 前記プログラムは、前記コンピュータに、 ページ定義をグループ化するステップと、 グループ化したページ定義を前記表示制御情報の生成に
    用いられる指示情報に含るステップと、 履歴上のページの再実行が行われたかどうかを判別する
    ステップと、 再実行されていてかつ処理状態のキャッシュが存在する
    場合は処理状態を復元するステップと、 アプリケーションの処理の実行とそのときの処理状態を
    キャッシュに格納するステップと、 アプリケーションの処理の結果に応じて前記ページ定義
    のグループを指定して該当するページに対応する処理状
    態をクリアするステップとを実行させる請求項19記載
    の記録媒体。
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