JP3202698B2 - 湿式画像形成装置 - Google Patents

湿式画像形成装置

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JP3202698B2
JP3202698B2 JP30572298A JP30572298A JP3202698B2 JP 3202698 B2 JP3202698 B2 JP 3202698B2 JP 30572298 A JP30572298 A JP 30572298A JP 30572298 A JP30572298 A JP 30572298A JP 3202698 B2 JP3202698 B2 JP 3202698B2
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智哉 草柳
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/10Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer
    • G03G15/101Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer for wetting the recording material

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  • Wet Developing In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は湿式画像形成装置に
関し、特に電子写真方式のプリンタ等に用いられる液体
現像剤を使用した湿式画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の湿式画像形成装置の一例
の主要構成を示す断面図である。矢印b方向に回転しベ
ルト状感光体B上に形成された静電潜像を現像するデベ
ローラ1と、デベローラ1上のトナー粒子を取り除くデ
ベブレード2と、デベブレード2からトナー粒子を取り
除くブラシローラ3aと、デベローラ1に液体現像剤を
供給するマニフォールド4と、印字中にブラシローラ3
aが液体現像剤に浸るように液体現像剤を溜めておくリ
ザーバ5aと、液体現像剤の流れを制御するシールド7
と、印字中はベルト状感光体B上の余剰現像液を除去し
装置が止まる直前にはベルト状感光体Bをクリーニング
するスクイーズローラ8と、ベルト状感光体Bのクリー
ニング時にスクイーズローラ8に押し付けられるワイパ
ーブレード9と、スクイーズローラ8及びワイパーブレ
ード9を支持してデベローラ1などとの相対位置を上下
に移動させるスクイーズ支持体10と、デベローラ1,
マニフォールド4,リザーバ5a等を保持するデベ支持
体11とを備えている。
【0003】印字中、ベルト状感光体Bの非露光部に
は、ベルト状感光体Bの帯電電位とデベローラ1に印加
される現像電圧VD との電位差により、露光部とは反対
方向の電界が発生して逆現像現象によりデベローラ1上
にトナー粒子が付着する。その結果、現像ギャップを一
定に保つことが出来ない等の弊害が発生するため、デベ
ローラ1をクリーニングする必要がある。このため、デ
ベローラ1の外周面にデベブレード2を押し付けて付着
したトナー粒子を取り除き、デベブレード2に付着した
トナー粒子をブラシローラ3aで取り除いている。この
ブラシローラ3aには、円筒上にレーヨン,ナイロン等
の絶縁性の合成樹脂繊維をブラシ状に植毛したものが用
いられており、リザーバ5aも絶縁材により構成されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の湿式画像形成装置では、デベブレード2に付着したト
ナー粒子をブラシローラ3aにより取り除いているが、
ブラシローラ3aに付着したトナー粒子を取り除く手段
は特に無いため、トナー粒子は次第にブラシローラ3a
に堆積する。トナー粒子の堆積量が多くなると、デベブ
レード2に付着したトナー粒子を取り除くことができな
くなり、デベローラ1のクリーニングが十分に行われな
くなってしまうという問題があった。
【0005】又、印字が終了してリザーバ5aの中の液
体現像剤が無くなると、ブラシローラ3aに付着してい
たトナー粒子は乾いて固まり、次の印字の際に、ブラシ
ローラ3aを回転させるトルクが増大したり、デベブレ
ード2を傷つけるなどの問題があった。
【0006】本発明の目的は、ブラシローラに液体現像
剤に含有されているトナー粒子が堆積するのを防止し、
上述した問題点を除去できる湿式画像形成装置を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の湿式画像形成
装置は、所定方向に回転し液体現像剤により感光体上に
形成された静電潜像を現像するデベローラと、前記デベ
ローラの表面に接触して逆現像現象により付着した現像
後のトナー粒子を取り除くデベブレードと、前記デベロ
ーラと同一方向に回転し前記デベブレードからトナー粒
子を取り除くブラシローラと、前記デベブレード及びブ
ラシローラを収容し動作時に両者が液中に浸るよう液体
現像剤を溜めるリザーバとを備えた湿式画像形成装置に
おいて、前記ブラシローラ及びリザーバに前記デベロー
ラに印加する現像電圧と同じ電圧が印加されるように構
成されている。
【0008】請求項2の湿式画像形成装置は、請求項1
記載の湿式画像形成装置において、前記ブラシローラに
付着したトナー粒子を除去するために前記ブラシローラ
に常時接触するように設けられ、導電性または半導電性
の材質から成り前記現像電圧と同じ電圧が印加されるブ
ラシブレードを備えたことを特徴としている。
【0009】請求項3の湿式画像形成装置は、請求項2
記載の湿式画像形成装置において、前記ブラシブレード
が金属板で構成されていることを特徴としている。
【0010】請求項4の湿式画像形成装置は、請求項2
記載の湿式画像形成装置において、前記ブラシブレード
が比抵抗値1×103 〜1×108 Ω・cmの半導電性
ウレタンゴムで構成されていることを特徴としている。
【0011】請求項5の湿式画像形成装置は、請求項1
〜請求項4のいずれかに記載の湿式画像形成装置におい
て、前記ブラシローラが、金属製のシャフト部と、導電
性円筒状部材の表面に比抵抗値1×103 〜1×108
Ω・cmの半導電性の合成樹脂繊維を植毛したローラ部
とで構成されていることを特徴としている。
【0012】請求項6の湿式画像形成装置は、請求項1
〜請求項4のいずれかに記載の湿式画像形成装置におい
て、前記ブラシローラが、金属製のシャフト部と、導電
性円筒状部材の表面に比抵抗値1×103 〜1×108
Ω・cmの半導電性ウレタンゴムの発泡体を装着したロ
ーラ部とで構成されていることを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1〜図3は、本発明の実施の形態の主要
部の構成を示す断面図であり、図1は印字動作中の状態
を、図2は印字動作終了直前の状態を、図3は停止時の
状態を示している。この実施の形態は、ベルト状感光体
上に形成された静電潜像を可視像化する湿式画像形成装
置に関するものである。
【0015】本実施の形態の湿式画像形成装置は、図1
〜図3に示すように、ベルト状感光体Bに形成された静
電潜像を現像する矢印b方向に回転するデベローラ1
と、デベローラ1上のトナー粒子を取り除くデベブレー
ド2と、デベブレード2からトナー粒子を取り除くブラ
シローラ3と、デベローラ1に液体現像剤を供給するマ
ニフォールド4と、印字中にブラシローラ3が液体現像
剤に浸るよう液体現像剤を溜めておくリザーバ5と、ブ
ラシローラ3上の付着物を取り除くブラシブレード6
と、液体現像剤の流れを制御するシールド7と、印字中
はベルト状感光体B上の余剰現像液を除去し装置が止ま
る直前にはベルト状感光体Bをクリーニングするスクイ
ーズローラ8と、ベルト状感光体Bをクリーニングする
時にスクイーズローラ8に押し付けられるワイパーブレ
ード9と、スクイーズローラ8,ワイパーブレード9を
支持しデベローラ1との相対位置を上下に移動させるス
クイーズ支持体10と、デベローラ1,マニフォールド
4,リザーバ5等を保持するデベ支持体11とを備え、
動作時にブラシローラ3,リザーバ5及びブラシブレー
ド6にデベローラ1に印加される現像電圧VD と同じ電
圧が印加されるように構成されている。
【0016】デベローラ1は、金属の円筒状部材で構成
され、シャフトの両端はデベ支持体11に回転自在に支
持されている。現像動作の際には、図1に示すように、
ベルト状感光体Bと微少な間隙(約150μm)を保つ
位置に配置されて矢印b方向に回転し、シャフト端部に
接触している板状金属部材の現像端子を経て現像電圧V
D (+400V)が印加され、マニフォールド4から供
給される液体現像剤を微少間隙に搬送してベルト状感光
体B上に形成された静電潜像を現像する。現像動作が終
了して装置が停止する直前には、図2に示すように、ベ
ルト状感光体Bから大きく離れ、ベルト状感光体Bのク
リーニングが終了すると、図3に示すように、回転を停
止し現像電圧VD も切断される。
【0017】デベブレード2は、Esterlam Internation
al社製のEsterlam Doctor-Blade で代表されるように板
状の絶縁部材で構成されており、そのリーディングエッ
ジは常にデベローラ1に接触し、デベローラ1に付着し
たトナー粒子を取り除く。
【0018】ブラシローラ3は、デベブレード2に常に
接触するように、デベ支持体11に回転自在に支持され
ている。ブラシローラ3は、デベローラ1とほぼ同じ長
さの円筒状部材であり、炭素粉を混入したレーヨン,ナ
イロン等の半導電性合成樹脂繊維(比抵抗値:1×10
3 〜1×108 Ω・cm)を導電性円筒の表面に植毛し
たローラ部と、金属部材のシャフト部とから成り、リザ
ーバ5の中に収容されている。このブラシローラ3は、
現像動作の際には図1の矢印cの方向に駆動回転し、ブ
ラシローラ3のシャフト端部に接触している板状金属部
材のブラシ端子を経て現像電圧VD と同じ電圧(+40
0V)が印加され、デベブレード2上に付着したトナー
粒子を取り除く。
【0019】マニフォールド4は、液体現像剤タンクか
ら循環ポンプにより供給されるプラス極性に帯電したト
ナー粒子が分散された液体現像剤をデベローラ1に供給
するもので、絶縁部材で構成されている。
【0020】リザーバ5は、板状金属部材でできてお
り、印字中は液体現像剤が溜まってブラシローラ3とデ
ベブレード2とブラシブレード6とが完全に液体現像剤
に浸るようになっている。印字が終了すると、底面に空
いている穴から液体現像剤は流れだし、リザーバ5の中
は空になる。なお、印字中は、リザーバ5には現像電圧
D と同じ電圧(+400V)が印加されている。
【0021】ブラシブレード6は、板状金属部材からで
きており、現像電圧VD と同じ電圧(+400V)が印
加され、ブラシローラ3に常に接触して、ブラシローラ
3に付着したトナー粒子を取り除く。
【0022】シールド7は、マニフォールド4の開口部
に取付けられている薄い板状の絶縁体で構成された部材
であり、垂直部には多数の貫通孔が設けられ、デベロー
ラ1に供給する液体現像剤の流れを制御する。
【0023】スクイーズローラ8は、デベローラ1より
長い円筒状部材で、ローラ部はウレタンゴムで、シャフ
ト部は金属部材で構成され、スクイーズ支持体10に回
転自在に支持されている。印字中、スクイーズローラ8
は、スクイーズ支持体10に取り付けられている圧縮コ
イルスプリングにより、ベルト状感光体Bに所定の力
(23Kgf)で押し付けられ、摩擦力により図1中の
矢印dの方向に従動回転し、ベルト状感光体B上に付着
した余剰な液体現像剤を絞り取る。印字が終了し装置が
停止する直前になると、圧縮コイルスプリングが伸びて
印字中よりも弱い力(0.9Kgf)でベルト状感光体
Bに押し付けられ、印字中とは逆の図2中の矢印eの方
向に駆動回転し、印字中にベルト状感光体Bとスクイー
ズローラ8の接触部から上流側のベルト状感光体Bとス
クイーズローラ8の間隙に溜まった液体現像剤を除去す
ると共に、ベルト状感光体Bをクリーニングする。この
時、スクイーズローラ8の外周面にウレタンゴム製のワ
イパーブレード9が押し当てられ、スクイーズローラ8
の外周面に付着した液体現像剤は除去される。
【0024】図4は、上述のように構成された本実施の
形態における、印字動作中のトナー粒子の状態を示した
説明図である。以下、本実施の形態の動作を図1〜図4
を参照して詳細に説明する。
【0025】印字のデータが入力されると、ベルト状感
光体Bは図1の矢印aの方向に動き出し、図示されてい
ないスコロトロン帯電器により約+750Vの電位に帯
電される。その後、図示されていない液体現像剤循環ポ
ンプが動き出してマニフォールド4からデベローラ1に
プラスの極性に帯電したトナー粒子を含む液体現像剤が
供給されると同時に、デベローラ1及びブラシローラ3
はそれぞれ矢印b及び矢印cの方向に駆動回転し、デベ
ローラ1,ブラシローラ3,リザーバ5及びブラシブレ
ード6に+400Vの現像電圧VD が印加される。リザ
ーバ5には液体現像剤が溜まり、デベブレード2,ブラ
シローラ3及びブラシブレード6は、液体現像剤に完全
に浸る。そして、デベ支持体11を上下動させる図示し
ていないカムが回転して、デベ支持体11は図3の装置
停止時の位置から図1の印字時の位置まで上がる。印字
時の位置に上がると、デベローラ1はベルト状感光体B
と150μmの間隙を保った位置に置かれ、スクイーズ
ローラ8はスクイーズ支持体10に収められた圧縮コイ
ルスプリングにより、23kgfの力でベルト状感光体
Bに押し付けられる。そして、図示されていないレーザ
ーユニットにより露光プロセスが行われて露光部電位は
+130Vとなり、ベルト状感光体B上に静電潜像が形
成される。
【0026】循環ポンプによりマニフォールド4に供給
される帯電したトナー粒子を含む液体現像剤は、図4に
示すように、マニフォールド4の開口部分に取付けられ
ているシールド7の垂直部の貫通孔を通り、傾斜部の先
端からデベローラ1に供給され、デベローラ1が矢印b
方向に回転することにより、ベルト状感光体Bとデベロ
ーラ1との間隙(現像ニップ部)に搬送される。現像ニ
ップ部のベルト状感光体B上の静電潜像には、ベルト状
感光体Bの露光部とデベローラ1との間の電界(露光部
電位+130Vと現像電圧VD との電位差による)によ
りトナー粒子が付着し、現像が行われる。この時、デベ
ローラ1の外周面には、ベルト状感光体Bの未露光部と
デベローラ1との間の電界(帯電電位+750Vと現像
電圧VDとの電位差による)により逆現像現象が発生し
て、トナー粒子が付着する。
【0027】デベローラ1の外周面上に付着したトナー
粒子は、デベローラ1にリーディングエッジが常に接触
しているデベブレード2により取り除かれる。デベブレ
ード2に付着したトナー粒子は、デベブレード2に常に
接触しながら矢印c方向に回転しているブラシローラ3
によってデベブレード2から取り除かれる。この時、ブ
ラシローラ3には現像電圧VD と同じ+400Vの電圧
が印加されており、トナー粒子はプラスに帯電している
ため反発力により大部分はブラシローラ3から離れ、リ
ザーバ5の中に溜まっている液体現像剤中に再分散され
る。なお、ブラシローラ3から離れずに残ったトナー粒
子は、現像電圧VD と同じ+400Vの電圧が印加さ
れ、ブラシローラ3に常に接触しているブラシブレード
6により完全に取り除かれる。ブラシローラ3から取り
除かれたトナー粒子は、リザーバ5に溜められた液体現
像剤中に再分散され、リザーバの底面に開けられた穴か
ら重力によって流れ落ち、図示されていない液体現像剤
タンクに戻る。液体現像剤タンクに戻った液体現像剤
は、図示されていない液体現像剤循環ポンプにより、再
びマニフォールド4からデベローラ1に供給される。
【0028】現像直後のベルト状感光体B上の像には余
剰な液体現像剤が付着しているが、スクイーズ支持体1
0に収められた圧縮コイルスプリングでベルト状感光体
Bに23kgfの力で押し付けられたスクイーズローラ
8によって絞り取られ、ベルト状感光体B上の像はフイ
ルム状になる。この時、スクイーズローラ8によって絞
り取られた液体現像剤の一部は、ベルト状感光体Bとス
クイーズローラ8の接触部より上流側の、ベルト状感光
体Bとスクイーズローラ8の間隙に溜まるが、大部分の
液体現像剤は、スクイーズローラ8から重力により流れ
落ち、図示されていない液体現像剤タンクに戻る。
【0029】その後、ベルト状感光体B上のフイルム状
の像は乾燥させる必要があるため、図示されていない乾
燥ユニットへ進み、更に転写ユニットへ送られて現像さ
れた像は紙に転写される。
【0030】印字が終了すると、まず、液体現像剤を供
給する液体現像剤循環ポンプが停止し、カムが回転して
デベ支持体11は図1の印字時の位置から図2のスクイ
ーズローラ8でベルト状感光体Bをクリーニングする位
置まで下がる。この時、スクイーズ支持体10に収めら
れた圧縮コイルスプリングは印字時より伸び(スプリン
グ力が小さくなる)、スクイーズローラ8をベルト状感
光体Bに0.9kgfの力で押し付ける。スクイーズロ
ーラ8は、図中の矢印eの方向に駆動回転し、印字中に
スクイーズローラ8とベルト状感光体Bの接触部から上
流側のスクイーズローラ8とベルト状感光体Bの間隙に
溜まった液体現像剤を除去すると共に、ベルト状感光体
Bの表面をクリーニングする。なお、この際にはワイパ
ーブレード9がスクイーズローラ8の外周面に押し付け
られ、スクイーズローラ8の外周面から液体現像剤が取
り除かれる。
【0031】その後、図示されていないカムが更に回転
して、デベ支持体11が図2のスクイーズローラ8でベ
ルト状感光体Bをクリーニングする位置から図3の装置
停止時の位置に下がると、スクイーズローラ8はベルト
状感光体Bから離れて、スクイーズローラ8,デベロー
ラ1,ブラシローラ3の駆動回転は停止し、ワイパーブ
レード9はスクイーズローラ8の外周面から離れた状態
となる。この時、液体現像剤はリザーバ5の底面に空い
た穴から重力により流れ落ち、リザーバ5の中は空にな
る。最後に印加されていた電圧がすべて切断され、ベル
ト状感光体Bも停止する。
【0032】以上詳細に説明したように、この実施の形
態のブラシローラ3は、シャフト部が金属部材で、ロー
ラ部は半導電性の合成樹脂繊維を植毛してブラシ状に構
成されており、シャフト端部に設けられたブラシ端子を
介して、デベローラ1に印加される現像電圧VD と同じ
電圧を印加できるようになっている。又、ブラシローラ
3を収容するリザーバ5も絶縁材でなく金属板で構成さ
れ、ブラシローラ3に常時接触するように設けられた金
属製のブラシブレード6と共に、現像電圧VDと同じ電
圧が印加されるようになっている。
【0033】このため、ベルト状感光体B上の未露光部
と現像電圧VD との電位差により逆現像現象でデベロー
ラ1に付着し、デベブレード2により取り除かれたトナ
ー粒子は、ブラシローラ3により機械的にデベブレード
2の先端から除去されると共に、ブラシローラ3に印加
されている電圧と同極性に帯電しているため、反発力が
働いて大部分はブラシローラ3から離れてリザーバ5中
の液体現像剤中に再分散される。この際ブラシローラ3
から離れずに残ったトナー粒子は、ブラシローラ3に接
触して設けられているブラシブレード6により除去され
る。
【0034】上述の実施の形態の説明では、ブラシロー
ラのローラ部は半導電性の合成樹脂繊維を植毛したブラ
シ状であると述べたが、半導電性のウレタン発泡体(比
抵抗値が1×103 Ω・cmから1×108 Ω・cmの
ウレタンゴムを発泡させたもの)を使用しても同じ効果
を得ることができる。又、ブラシブレードは金属製とし
たが、半導電性ウレタンゴム(比抵抗値:1×103
1×108 Ω・cm)で構成しても同様の効果を得るこ
とが可能である。なお、ブラシブレードはデベブレード
からのトナー粒子の除去効果を確実にするため設けられ
たもので、必ずしも必要なものではなく、無くてもほぼ
同様な効果を期待することができる。
【0035】更に、上述した実施の形態は、ベルト状感
光体を用いた場合であるが、ベルト状感光体に限定され
るものではなく感光ドラムに対して適用することも可能
である。又、リザーバは板状金属で構成されると述べた
が、絶縁体に金属箔を貼る等の方法で導電性を持たせて
もよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の湿式画像
形成装置は、ブラシローラを半導電性の材料により構成
し、リザーバと共に現像電圧とほぼ同じ電圧を印加する
ようにしたので、トナー粒子がデベブレードに付着し堆
積するのを機械的,電気的に防ぎ、デベローラのクリー
ニングを十分に行える効果がある。更に、ブラシブレー
ドを設けてブラシローラと同じ電圧を印加するようにす
ると、ブラシローラの残留トナー粒子を確実に減らし、
デベローラのクリーニング効果をより確実にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の主要部の印字動作中の状
態を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態の主要部の印字終了直前の
状態を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施形態の主要部の停止中の状態を
示す断面図である。
【図4】図1における印字動作中のトナー粒子の状態を
示す説明図である。
【図5】従来の湿式画像形成装置の主要部の構成を示す
断面図である。
【符号の説明】
B ベルト状感光体 1 デベローラ 2 デベブレード 3,3a ブラシローラ 4. マニフォールド 5,5a リザーバ 6 ブラシブレード 7 シールド 8 スクイーズローラ 9 ワイパーブレード 10 スクイーズ支持体 11 デベ支持体

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向に回転し液体現像剤により感光
    体上に形成された静電潜像を現像するデベローラと、前
    記デベローラの表面に接触して逆現像現象により付着し
    た現像後のトナー粒子を取り除くデベブレードと、前記
    デベローラと同一方向に回転し前記デベブレードからト
    ナー粒子を取り除くブラシローラと、前記デベブレード
    及びブラシローラを収容し動作時に両者が液中に浸るよ
    う液体現像剤を溜めるリザーバとを備えた湿式画像形成
    装置において、前記ブラシローラ及びリザーバに前記デ
    ベローラに印加する現像電圧と同じ電圧が印加されるよ
    うに構成されていることを特徴とする湿式画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ブラシローラに付着したトナー粒子
    を除去するために前記ブラシローラに常時接触するよう
    に設けられ、導電性または半導電性の材質から成り前記
    現像電圧と同じ電圧が印加されるブラシブレードを備え
    たことを特徴とする請求項1記載の湿式画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記ブラシブレードが金属板で構成され
    ていることを特徴とする請求項2記載の湿式画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ブラシブレードが比抵抗値1×10
    3 〜1×108 Ω・cmの半導電性ウレタンゴムで構成
    されていることを特徴とする請求項2記載の湿式画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 前記ブラシローラが、金属製のシャフト
    部と、導電性円筒状部材の表面に比抵抗値1×103
    1×108 Ω・cmの半導電性の合成樹脂繊維を植毛し
    たローラ部とで構成されていることを特徴とする請求項
    1〜請求項4のいずれかに記載の湿式画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記ブラシローラが、金属製のシャフト
    部と、導電性円筒状部材の表面に比抵抗値1×103
    1×108 Ω・cmの半導電性ウレタンゴムの発泡体を
    装着したローラ部とで構成されていることを特徴とする
    請求項1〜請求項4のいずれかに記載の湿式画像形成装
    置。
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