JP3175826B2 - ネットワーク構成方法およびネットワーク管理ノード - Google Patents

ネットワーク構成方法およびネットワーク管理ノード

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IEEE1394
バスを用いた通信ネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】IEEE1394(以下、1394とい
う)バスは、毎秒数百メガビット級の高速性と画像伝送
に要求されるリアルタイム伝送機能とを兼ね備えてお
り、さらに、利用者が初期設定をしなくても機器を接続
するだけで信号の転送が可能となるプラグ・アンド・プ
レイ機能をも備えている。これらの利点から、デジタル
・ビデオ・カメラやデジタル放送用受信機などのデジタ
ル家電機器とパーソナル・コンピュータとに共通に備え
られるデジタル信号入出力用インタフェースとして、こ
の1394は現在非常に注目されている。
【0003】1394バスに接続される機器はノードと
呼ばれ、ノードIDと呼ばれる識別子が各ノードに割り
当てられている。前述のプラグ・アンド・プレイ機能
は、ノードの挿抜が検出されるとバスがリセットされ、
そのバスの再構成時にノードIDが各ノードに自動的に
割り当てられる機能により実現されている。
【0004】このノードIDは、16ビットのフィール
ドであり、上位10ビットのバスIDと下位6ビットの
フィジカルIDとにさらに分割されている。バスID
は、1394のバスを互いに識別するために用いられる
識別子であり、フィジカルIDは、一つのバスに接続さ
れるノードを互いに識別するために用いられる。現在の
IEEE1394規格では、フィジカルIDのみを利用
した一つのバスの構成法が定義されており、最大63台
のノードを接続することができる。
【0005】バスIDの異なる複数の1394バスでひ
とつのネットワークを構成するには、バス間を相互接続
するブリッジが用いられる。このブリッジを用いること
によりバスIDの異なるバス間でパケット転送が可能と
なるため、ネットワーク全体に接続可能なノード数が増
加する。すなわち、10ビットのバスIDを用いて最大
1023のバスが利用可能となるため、全部で約6万4
千台のノードが接続できることになる。さらに、ネット
ワーク全体をブリッジでセグメント化することにより、
ノードの挿抜などによって生じるバスの再構成をあるセ
グメント内のみに限定することや、トラフィックをセグ
メント内に局所化することによりネットワーク全体の利
用効率を向上させることなども期待できる。
【0006】この1394ブリッジは、1995年に標
準化された1394−1995規格の拡張規格として、
P1394.1委員会において現在標準化作業が進めら
れている。これまでのところ、標準の草稿として、ドラ
フト0.03が発行されている。ここでは、このドラフ
ト0.03を用いて、ブリッジについて簡単に説明す
る。
【0007】P1394.1で検討されているブリッジ
の論理構成モデルを図1に示す。ブリッジ10と139
4バスとが接続される部分はポータルと呼ばれる。現在
は、図1に示されるようにポータルを2つ有するブリッ
ジが中心に検討されている。各ポータル20、21は、
接続されるバス上ではノードとして振る舞い、かつバス
上のパケットをモニタしながら他のバスに転送すべきか
否かを判断する。この判断は、非同期パケットであるア
シンクロナス・パケットの場合は、ヘッダの宛先IDの
バスIDフィールドを、また同期系のアイソクロナス・
パケットの場合には、ヘッダのチャンネル番号を見るこ
とにより行われる。
【0008】他のバスに転送すべきパケットを受信した
ポータルは、そのパケットをブリッジ内部のスイッチン
グ・ファブリック30に転送する。スイッチング・ファ
ブリック30は、ブリッジ内部でポータルを相互接続し
てパケット転送を行うブロックである。サイクル・クロ
ック40は、1394の特徴であるアイソクロナス(リ
アルタイム)転送をバス間で実現するためのクロック源
である。
【0009】また、P1394.1では、ブリッジを用
いたネットワークの管理ノードとして、ブリッジ・マネ
ージャを用いることが検討されている。このブリッジ・
マネージャの役割は現段階では明確化されていないが、
その案としては、各バスへのバスIDの割り当てやアシ
ンクロナス・パケット転送の可否を判断するためのルー
ティング・マップの設定、ネットワークのトポロジー管
理などが挙げられている。
【0010】以上のような、ブリッジを用いた1394
マルチバスネットワークを実現するには、バスIDの割
り当てやポータルのルーティング・マップ設定などの、
いわゆるネットワークの構成手順を決める必要がある。
この構成手順について、P1394.1のドラフト0.
03に記載されている概要について、図2を参照して説
明する。
【0011】1)はじめに、ネットワーク全体の管理ノ
ードであるブリッジ・マネージャをネットワーク全体か
ら選出する。具体的選出方法については触れられていな
い。
【0012】2)他のバスとの間でパケット転送が出来
るような設定がなされていない未構成のバスが存在する
場合には、ブリッジ・マネージャはそのバスにバスID
を割り当てる。具体的には、各ノードが持っている、自
分のノードIDを記憶するためのレジスタであるNOD
E_IDSレジスタに、バスIDの値を書き込む。
【0013】3)バスIDを割り当てられたバスに接続
される全てのブリッジのルーティング情報をブリッジ・
マネージャは初期化する。なお、ここでは、ブリッジ・
マネージャが送信するパケットが転送可能である程度の
一部の情報のみが初期化される。
【0014】4)未構成のバスが無くなるまで、2)お
よび3)の手順を繰り返す。
【0015】5)未構成のバスが無くなったら、ブリッ
ジ・マネージャは、任意のバス間でパケット転送が可能
となるようにブリッジのルーティング情報を設定する。
【0016】なお、1394に固有のバスリセットに対
応するため、リセット通知(ResetNotification)と呼
ばれる方式が検討されている。一つのバスでネットワー
クが構成されている場合には、全てのノードがバスリセ
ットが発生したことを認識できるのに対し、ブリッジで
バスリセットが隔離されている場合には、バスリセット
が発生したバス以外のバス上のノードはそれを認識する
ことが出来ない。バスリセット後のバス再構成により、
同じノードのノードIDが変わる可能性があるため、バ
スリセットおよびそのあとに割り当てられたノードID
を知らなくてはパケット転送が不可能となってしまう。
【0017】リセット通知の具体的方法は未だ固まって
いないが、基本的には、バスリセットが発生したバスに
接続されるブリッジから他のバスに対してリセット通知
が行われることになる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述の1394ネット
ワーク構成手順には、以下に示す2つの課題がある。
【0019】第1の課題は、手順1)のブリッジ・マネ
ージャ選出手順である。現ドラフトでは具体的な選出手
順が示されていないが、バスIDが割り当てられていな
いために、バス間での通常のパケット転送が不可能であ
り、かつ各マネージャ候補者がネットワークのトポロジ
ーや候補者の数を把握していない状態で、信頼性の高い
マネージャ選出手順を実現することは困難だと考えられ
る。
【0020】第2の課題は、ポータルのルーティング・
マップの設定手順にある。上記方法では、ルーティング
・マップの設定を2段階に分け、はじめにブリッジ・マ
ネージャからのトランザクションを転送できる程度の設
定を行い、全てのバスにバスIDが割り当てられてから
全体のルーティング・マップ設定を行うとしている。し
かし、リセット通知に対してこの手順は信頼性が低いと
考えられる。なぜならば、ネットワーク構成途中では、
任意のバス間でパケット転送が不可能な状態にあるた
め、リセット通知に支障を来すことが想定されるためで
ある。
【0021】本発明の目的は、複数の1394バスがブ
リッジで接続される1394ネットワークのネットワー
ク構成手順において、ブリッジ・マネージャ選出とバス
リセットへの対応とに対して信頼性の高いネットワーク
構成方法を提供することにある。
【0022】本発明の他の目的は、本発明によるネット
ワーク構成方法に適したネットワーク全体のトポロジー
・マップを提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明による第1のネッ
トワーク構成方法は、IEEE1394バスが1つ接続
されるポータルを複数有するIEEE1394ブリッジ
により複数の前記IEEE1394バスが接続されたI
EEE1394ネットワークを、異なる前記IEEE1
394バス間のパケット転送が可能な状態とするネット
ワーク構成方法において、前記IEEE1394ネット
ワークの一部の前記IEEE1394バスが接続された
小ネットワークが、前記小ネットワーク上のネットワー
ク管理ノードによって構成され、前記小ネットワークに
隣接するIEEE1394バスに対して前記ネットワー
ク管理ノードがネットワーク構成手順を実行することに
より、前記隣接するIEEE1394バスを含む新たな
小ネットワークが再構成され、前記IEEE1394ネ
ットワーク上の全てのIEEE1394バスに対して前
記ネットワーク構成手順が実行された時点で完了するネ
ットワーク構成方法を特徴とする。
【0024】前記ネットワーク構成手順は、前記隣接す
るIEEE1394バスに接続される全てのノードにバ
ス識別子を書き込む手順と、前記隣接するIEEE13
94バスに接続される全ての前記ポータルに、前記ネッ
トワーク管理ノードのグローバル・ユニーク識別子(G
UID)を書き込む手順と、前記新たな小ネットワーク
のトポロジーを表すネットワーク・トポロジー・マップ
を作成する手順と、前記新たな小ネットワーク上の任意
のIEEE1394バス間のパケット転送を可能とする
ために、前記新たな小ネットワーク上の前記ポータルの
ルーティング・マップを作成する手順とから成ることを
特徴とする。
【0025】本発明による第2のネットワーク構成方法
は、本発明による第1のネットワーク構成方法におい
て、前記ネットワーク管理ノードの能力を持つ候補ノー
ドが接続されている第1のIEEE1394バスでは、
第1のネットワーク管理ノードが前記候補ノードから1
つ選出される第1の手順と、前記第1のネットワーク管
理ノードが前記第1のIEEE1394バスに対して前
記ネットワーク構成手順を実行することにより、前記第
1のIEEE1394バスのみからなる第1の小ネット
ワークが構成される第2の手順と、前記第1の小ネット
ワークに隣接するIEEE1394バス上のポータルに
書き込まれた、前記ネットワーク管理ノードのGUID
を前記第1のネットワーク管理ノードが読み出す第3の
手順と、前記第3の手順により読み出されたGUIDの
値が初期値である場合には、前記隣接するIEEE13
94バスに対して前記第1のネットワーク管理ノードが
前記ネットワーク構成手順を実行する第4の手順と、前
記第3の手順により読み出されたGUIDの値が、前記
第1のネットワーク管理ノードとは異なる第2のネット
ワーク管理ノードのGUIDである場合には、前記第1
のネットワーク管理ノードと前記第2のネットワーク管
理ノードのどちらが、続く第6の手順を行うかを決定す
る第5の手順と、前記第5の手順で決定されたネットワ
ーク管理ノードが、自身が構成した前記小ネットワーク
上の全てのポータルに対し、前記ルーティング・マップ
と、前記ネットワーク管理ノードのGUIDとを初期値
に戻す第6の手順と、から成ることを特徴とする。
【0026】本発明による第3のネットワーク構成方法
は、本発明による第2のネットワーク構成方法におい
て、前記第1の手順において、複数の前記候補ノードが
接続されたIEEE1394バスでは、前記候補ノード
が各々備え、前記ネットワーク管理ノードとしての能力
を示す能力指数を用いることにより前記第1のネットワ
ーク管理ノードが選出されることを特徴とする。
【0027】本発明による第4のネットワーク構成方法
は、本発明による第2のネットワーク構成方法におい
て、前記第1の手順において、複数の前記候補ノードが
接続されたIEEE1394バスでは、前記候補ノード
が各々有する物理識別子(Physical ID)を用いること
により前記第1のネットワーク管理ノードが選出される
ことを特徴とする。
【0028】本発明による第5のネットワーク構成方法
は、本発明による第2のネットワーク構成方法におい
て、前記第1の手順において、複数の前記候補ノードが
接続されたIEEE1394バスでは、前記候補ノード
が各々有するGUIDを用いることにより前記第1のネ
ットワーク管理ノードが選出されることを特徴とする。
【0029】本発明による第6のネットワーク構成方法
は、本発明による第2のネットワーク構成方法におい
て、前記第5の手順では、前記第1のネットワーク管理
ノードと前記第2のネットワーク管理ノードとが各々備
える前記能力指数を用いることにより、どちらが前記第
6の手順を行うかが決定されることを特徴とする。
【0030】本発明による第7のネットワーク構成方法
は、本発明による第2のネットワーク構成方法におい
て、前記第5の手順では、前記第1のネットワーク管理
ノードと前記第2のネットワーク管理ノードとが各々有
するGUIDを用いることにより、どちらが前記第6の
手順を行うかが決定されることを特徴とする。
【0031】本発明による第8のネットワーク構成方法
は、本発明による第2のネットワーク構成方法におい
て、前記第5の手順では、前記第1小ネットワーク上の
IEEE1394バスの数と、前記第2の小ネットワー
ク上のIEEE1394バスの数とを比較することによ
り、どちらが前記第6の手順を行うかが決定されること
を特徴とする。
【0032】本発明による第9のネットワーク構成方法
は、本発明による第2のネットワーク構成方法におい
て、前記第5の手順では、前記第1の小ネットワーク上
のノードの総数と、前記第2の小ネットワーク上のノー
ドの総数とを比較することにより、どちらが前記第6の
手順を行うかが決定されることを特徴とする。
【0033】本発明による第1のネットワーク構成方法
に記載のネットワーク・トポロジー・マップは、前記ブ
リッジの全ての前記ポータルのノード識別子から構成さ
れるノード識別子マップを前記ポータルが各々有し、前
記ネットワーク構成手順を実行されたIEEE1394
バスに接続される全てのポータルから前記ノード識別子
マップを収集することによって、作成あるいは更新され
ることを特徴とする。
【0034】また、本発明によるネットワーク・トポロ
ジー・マップの、前記ノード識別子マップの示されるノ
ード識別子のバス識別子フィールドには、前記ノード識
別子マップを持つポータルと同じネットワーク管理ノー
ドのGUIDが書き込まれたポータルに対しては、その
ポータルが接続するIEEE1394バスに割り当てら
れているバス識別子の値が書き込まれ、前記ノード識別
子マップを持つポータルと同じネットワーク管理ノード
のGUIDが書き込まれていないポータルに対しては、
初期値としての3FF(16進数)が書き込まれること
を特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0036】本発明による1394ネットワーク構成方
法の基本的な考え方は、ブリッジ・マネージャが、自分
が接続されるバスのみから成る小ネットワークをはじめ
に構成し、それから小ネットワークの規模を順次拡張し
て、最終的に全体のネットワークの構成を完了するとい
うものである。以下、手順の概要を図3を用いて説明す
る。本図には、1394−1995規格に基づくバス構
成が完了して以降のネットワーク構成手順が、1394
ネットワーク上のある一つのバスに着目して示されてい
る。
【0037】1)バス上にブリッジ・マネージャ候補ノ
ードが存在する場合には、そのバスのみでブリッジ・マ
ネージャを選出する。マネージャ候補ノードが存在しな
いバスでは、以後自らが行う構成手順はない。
【0038】2)選出されたブリッジ・マネージャは、
自分のバスのみで小ネットワークを構成する。すなわ
ち、自分のバスにバスIDを割り当て、かつバス上の全
ポータルに、自分のGUIDを書き込む。さらにブリッ
ジ・マネージャは、ネットワーク・トポロジー・マップ
を作成する。
【0039】3)ブリッジ・マネージャは、自分の小ネ
ットワークに属さないバスが隣接しているか否かを調査
する。つまり、作成したネットワーク・トポロジー・マ
ップに、バスIDが割り当てられていないバスが存在す
るかどうかを調べる。調査の結果、そのようなバスが隣
接していなければ、全てのバスが自分の管理下にあるこ
とになるため、ネットワーク構成手順は終了する。
【0040】4)ブリッジ・マネージャは、自分の小ネ
ットワークに隣接するバスが、どの小ネットワークにも
属していないか、それとも自分以外が管理する小ネット
ワークに属しているかを調査する。これは、隣接するバ
ス上のポータルが記憶しているブリッジ・マネージャの
GUIDを読むことにより行われる。読み出された値が
初期値である場合は、隣接するバスはどの小ネットワー
クにも属していない。また、読み出された値が初期値で
はなく、かつ自分のGUIDでもない場合は、隣接する
バスが、自分以外が管理する小ネットワークに属してい
ることになる。
【0041】5)手順4)において、隣接バスがどの小
ネットワークにも属していないことが判明した場合に
は、ブリッジ・マネージャは、隣接バスを自分の小ネッ
トワークに所属させる手順を実行する。すなわち、隣接
バスにバスIDを割り当て、隣接バス上の全ポータルに
自分のGUIDを書き込み、ネットワーク・トポロジー
・マップにこの隣接バスを加えて更新し、さらに隣接バ
スも含めて任意のバス間でパケット転送が可能となるよ
うに、ポータルのルーティング・マップを更新する。こ
れらの終了後、手順3)に移行する。
【0042】6)手順4)において隣接バスが自分以外
の小ネットワークに属していることが判明した場合に
は、ブリッジ・マネージャは、自分の小ネットワーク
か、あるいは隣接バスが属する他の小ネットワークかの
いずれかの構成を解消する手順を実行する。すなわち、
解消される小ネットワーク上の全ポータルの、ブリッジ
・マネージャGUIDとルーティング・マップとを初期
化する手順を行う。自分の小ネットワークが取り消され
た場合には、以降の構成手順はない。一方、他の小ネッ
トワークが取り消された場合には、その小ネットワーク
のバスを自分の小ネットワークに所属させるべく、手順
3)に移行する。
【0043】以上の手順を実行することにより、以下の
ような利点が得られる。第一に、ブリッジ・マネージャ
をひとつのバスのみで選出するため、1394−199
5規格に定められる通常のトランザクションのみでブリ
ッジ・マネージャを選出することが可能である。第二
に、新たなバスを加えるたびに任意のバス間でパケット
転送が可能となるように、ポータルのルーティング・マ
ップを更新するため、ネットワーク上のどのバスでバス
リセットが発生した場合でもリセット通知を信頼性高く
行うことが出来る。
【0044】図4は、本発明の第1の実施の形態を表す
図である。本実施の形態では、4つの1394バス50
〜53が3つのブリッジ10〜12で接続された139
4ネットワークを用いている。なお、図4では、ネット
ワークの構成手順に無関係なノードは省略されている。
本図では、半円を2つ組み合わせた形でブリッジが表さ
れている。この半円一つがポータルを表しており、従っ
て、本実施の形態では、2つのポータルを有するブリッ
ジが使用されたことが示されている。なお、各ポータル
に記されているA、Bという文字は、各ポータルを呼び
分けるための便宜的な名前である。
【0045】また、各ポータルおよびノード60の横に
書かれている括弧で囲まれた数字は、そのノードに割り
当てられたノードIDであり、左がバスID、右がフィ
ジカルIDを表す。さらに、各ポータルの横の四角は、
各ポータルが有するルーティング・マップを表してお
り、バスIDの値が記入される。各ポータルは、ルーテ
ィング・マップに記載されているバスIDと同じ宛先バ
スIDを持つアシンクロナス・パケットを受信した場
合、そのパケットを他方のポータルに転送する。他方の
ポータルは、そのパケットを自分が接続されたバス上に
送信する。
【0046】なお、本実施の形態では、バス50に接続
されたノード60のみがブリッジ・マネージャの能力を
有するノード(マネージャ候補ノード)であり、他のバ
ス51〜53には、マネージャ候補ノードは存在しない
ものとして説明する。
【0047】以下、本実施の形態で行われるネットワー
ク構成手順について説明する。はじめに、図4(a)に
示されるとおり、各バスごとに1394−1995規格
に基づくバス構成が行われる。この時点では、各バスご
とにフィジカルIDの割り当てが行われ、バスIDは、
初期値である3FF(16進数)のままである。
【0048】続いて、マネージャ候補ノードが存在する
バスでは、ブリッジ・マネージャが選出される。本実施
の形態では、マネージャ候補ノードであるノード60が
存在するバス50において、ノード60がブリッジ・マ
ネージャに選出される。マネージャ候補ノードが存在し
ない他のバスでは、ネットワーク構成手順は実行されな
い。
【0049】次に、ブリッジ・マネージャであるノード
60は、自分が接続されるバス50のみから成る小ネッ
トワークを構成する。具体的には、1)バス50上の全
てのノードへのバスIDの割り当てと、2)バス50に
接続されたポータルへのマネージャのGUIDの書き込
みと、3)ネットワーク・トポロジー・マップの作成と
を行う。
【0050】1)のバスIDの割り当ては、バス上の各
ノードが有するNODE_IDSレジスタのbus_i
dフィールドにバスIDを書き込むことにより行われ
る。NODE_IDSレジスタは、1394−1995
規格により定められ、図5(a)に示されるフォーマッ
トを持っている。ここでは、バス50に対してバスID
=0が割り当てられたため、バス50上の全てのノード
のNODE_IDSレジスタのbus_idフィールド
が、ノード60によるブロードキャスト・ライト・トラ
ンザクションにより値0に書き換えられる。
【0051】2)において、マネージャのグローバル・
ユニークIDは、P1394.1によるドラフト0.0
3に規定され、全てのポータルが有するOWNER_E
UI_64レジスタに書き込まれる。本レジスタは、図
5(b)に示されるフォーマットの通り、ポータルの所
有者としてのブリッジ・マネージャのEUI_64を書
き込む領域である。EUI_64は64ビットの数字で
あり、その機器を識別するために用いられる全世界で固
有の識別子である。このレジスタへは、ロック・トラン
ザクションを用いて書き込みが行われる。
【0052】3)のネットワーク・トポロジー・マップ
作成は、バス0上のポータルからノード識別子マップを
収集することにより行われる。このノード識別子マップ
は、ブリッジ上の全てのポータルのノードIDを結合し
て構成されるものであり、本実施の形態では、図6
(a)に示されるフォーマットがそれに適用される。マ
ップの左半分には、一方のポータルのノード識別子の値
が書き込まれ、右半分には、他方のポータルの値が書き
込まれる。
【0053】各ポータルは、ノード識別子マップの自分
のノード識別子部分はNODE_IDSレジスタを、他
方のポータルのノード識別子部分はPORTAL_CO
NTROLレジスタをそれぞれ利用してこのノード識別
子マップを作成する。ブリッジ11のポータルAのノー
ド識別子マップ(図6(b)に示される)ならびにブリ
ッジ12のポータルAのノード識別子マップ(図6
(c)に示される)を収集することにより、ネットワー
ク・トポロジー・マップをノード60が作成する。
【0054】本実施の形態で用いるネットワーク・トポ
ロジー・マップのフォーマットを図7(a)に示す。1
行目左半分は、マップのデータ長をクワドレット単位で
表すフィールドである。なお、1クワドレットは4バイ
トを表す。右半分はマップのビット誤りを検出するため
のCRC(Cyclic Redundancy Check、巡回冗長検査)
である。2行目はマップの発行回数を示す。3行目以降
は、各ポータルから収集されたノード識別子マップがそ
のまま格納される。従って、本実施の形態では、図7
(b)に示されるネットワーク・トポロジー・マップが
この時点で作成される。
【0055】このマップにより、現時点でのネットワー
クのトポロジーをノード60は、図8のように認識す
る。すなわち、バスIDが割り当てられたバスは、ノー
ド60が接続されるバス0のみであり、バス0には2つ
のブリッジ11、12が接続され、それらのブリッジを
介してバスIDがまだ割り当てられていないバスがそれ
ぞれ一つずつ接続されていると認識する。ここまでを終
了した状態が図4(b)に示される。この時点では、ネ
ットワークを構成するバスが一つのみであるため、ポー
タルのルーティング・マップ設定は行われない。
【0056】次に、ノード60は、ネットワーク・トポ
ロジー・マップを参照することにより、ブリッジ11で
接続されるバス52が自分のネットワークに属していな
いことを知る。そこでノード60は、バス52のネット
ワークへの所属状況を調査する。これは、ブリッジ11
のポータルBのOWNER_EUI_64レジスタを読
むことにより行われる。この値が初期値のままである場
合には、バス52はネットワークに未所属であり、ノー
ド60のEUI_64とは異なり、かつ初期値でもない
値が書き込まれている場合には、他のネットワークに属
していることがわかる。
【0057】この実施の形態では、このOWNER_E
UI_64レジスタの値が初期値のままであり、バス5
2はどのネットワークにも属していないことが検出され
るので、ノード60は、バス52を自分のネットワーク
に所属させる手順に移行する。具体的には、1)バスI
Dの割り当てと、2)バス52上の全ポータルへの、ノ
ード60のグローバル・ユニークIDの書き込みと、
3)ネットワーク・トポロジー・マップの更新と、4)
ルーティング・マップの更新とを行う。
【0058】1)では、バス52上の全てのノードにバ
スID=1が与えられる。2)の後、3)では、ブリッ
ジ11のポータルBが、図6(d)に示されるノード識
別子マップをノード60に送信する。このマップをノー
ド60はネットワーク・トポロジー・マップに格納する
わけであるが、その際に、ノード60は、送られたマッ
プに含まれるノードIDと同じ値が既にネットワーク・
トポロジー・マップにあるかどうかを調べる。その結
果、ノードID(0,0)が一致していることを検出
し、このノード識別子マップが更新されたと判断し、そ
のフィールドを受信したノード識別子マップで上書きす
る。その結果、ネットワーク・トポロジー・マップは、
図7(c)に示されるように更新される。
【0059】4)では、バス50とバス52との間でパ
ケット転送が可能となるように、ブリッジ11の両ポー
タルのルーティング・マップが更新される。具体的に
は、ブリッジ11のポータルAのルーティング・マップ
には、バスID=1が加えられ、ポータルBには、バス
ID=0が加えられる。ここまでを終了した状態が図4
(c)に示されている。
【0060】次に、ノード60は、ネットワーク・トポ
ロジー・マップを参照することにより、ブリッジ12で
接続されるバス51が自分のネットワークに属していな
いことを知る。以降、前述と同じ手順を行うことによ
り、バス50〜52で成るネットワークがノード60に
より構成される。ここまでを終了した状態が図4(d)
に示されている。この時点では、ネットワーク・トポロ
ジー・マップは図7(d)に示される状態に更新され
る。
【0061】次に、ノード60は、ネットワーク・トポ
ロジー・マップを参照することにより、ブリッジ10で
接続されるバス53が自分のネットワークに属していな
いことを知る。以降、前述と同じ手順を行うことによ
り、バス50〜53で成るネットワークがノード60に
より構成される。ここまでを終了した状態が図4(e)
に示されている。この時点において、ネットワーク・ト
ポロジー・マップは図7(e)に示される状態となり、
初期値のままであるバスIDフィールドは存在しなくな
る。従って、ここでネットワーク構成手順は完了する。
【0062】なお、本実施の形態では、リアルタイム転
送モードであるアイソクロナス転送をネットワーク全体
で行うための初期設定を、上記の手順と併せて行うこと
も可能である。アイソクロナス転送を行うためにはバス
のクロック同期をとる必要があり、1394−1995
規格では、一つのバスに対するクロック同期方法が定義
されている。
【0063】それは、サイクル・マスタと呼ばれる時刻
管理ノードを定め、他のノードが持つ時計を、サイクル
・マスタが持つ時計に合わせる方法である。サイクル・
マスタは、サイクル・スタート・パケットと呼ばれる時
刻情報を格納したパケットを、125マイクロ秒ごとに
他の全ノードに対して送信し、他のノードは、受信した
サイクル・スタート・パケットの時刻情報で自分の時計
の時刻を合わせる。
【0064】一方、ブリッジを用いた1394ネットワ
ークにおいては、ネットワーク全体の時刻管理ノードで
あるネット・サイクル・マスタを定め、ネットワーク上
の全てのノードがネット・サイクル・マスタが持つ時計
に自分の時計を合わせることにより、ネットワーク全体
でのクロック同期をとる方法が1394.1において検
討されている。
【0065】より具体的には、ネット・サイクル・マス
タが持つ時計に、各バス上のサイクル・マスタの時計を
合わせることによってクロック同期が行われる。これを
実現するためには、1)ネット・サイクル・マスタの選
出と、2)ネット・サイクル・マスタから各バス上のサ
イクル・マスタへの時刻情報転送経路の設定とを行う必
要がある。
【0066】本実施の形態では、1)一つのバスのみか
ら成るネットワークを構成する手順の直後に、そのバス
内からネット・サイクル・マスタを選出することと、
2)時刻情報転送経路は、ポータルのルーティング・マ
ップが定めるアシンクロナス・パケットの転送経路と同
じにすること、の2点によりアイソクロナス転送の初期
設定も併せて行っている。
【0067】図9は、本発明の第2の実施の形態を表す
図である。本実施の形態では、バス50〜52の3つの
バスが、ブリッジ10〜12の3つのブリッジによって
ループ状に接続されているネットワークの構成手順を示
している。また、ブリッジ・マネージャ候補ノードは、
ノード60と61の2つがバス50に存在し、バス51
と52には存在しないものとする。
【0068】以下、本実施の形態によるネットワーク構
成手順について説明する。はじめに、各バスの構成が1
394−1995規格の手順に基づいて行われる。この
手順が終了した状態が図9(a)に示されている。
【0069】次に、マネージャ候補ノードが存在するバ
ス50において、ブリッジ・マネージャが選出される。
バス50にノード60とノード61の2つの候補ノード
が存在しているため、それらのいずれかをブリッジ・マ
ネージャに選出する手順が実行される。本実施の形態で
は、両ノードのフィジカルIDを比較し、その値の大き
いノードがブリッジ・マネージャとして選出される手段
を採用している。その結果、フィジカルIDが5である
ノード61がブリッジ・マネージャとして選出される。
この手順が終了した状態が図9(b)に示されている。
なお、マネージャに選出されなかったノード60は、以
降のネットワーク構成手順に関わらないため、図9
(c)以降には示さない。
【0070】次に、ノード61は、バスID=0のバス
50のみから成るネットワークを構成する。この手順の
詳細は、本発明の第1の実施の形態で用いられた手順と
同じである。この手順が終了した状態が図9(c)に示
されている。また、この時点において、ノード61が所
有するネットワーク・トポロジー・マップを図10
(a)に示す。
【0071】次に、ノード61は、ブリッジ11で接続
される未所属のバス52を、自分のネットワークに加入
させる。そしてバスID=1をこのバスに割り当てる。
さらに、ブリッジ11のポータルBとブリッジ12のポ
ータルAとからノード識別子マップを収集することによ
り、図10(b)に示されるように、ネットワーク・ト
ポロジー・マップを更新する。そして、バス50と52
との間でパケット転送が可能となるように、両者を接続
するブリッジ11のポータルのルーティング・マップの
更新を行った状態が図9(d)に示されている。
【0072】次に、ノード61は、ブリッジ12で接続
される未所属のバス51を自分のネットワークに加入さ
せ、バスID=2をこのバスに割り当てる。さらに、ブ
リッジ10のポータルBとブリッジ12のポータルBと
からノード識別子マップを収集することにより、図10
(c)に示されるように、ネットワーク・トポロジー・
マップを更新する。そして、バス50〜52の任意のバ
ス間でパケット転送が可能となるように、ブリッジ11
およびブリッジ12のルーティング・マップを更新した
状態が図9(e)に示されている。以上でネットワーク
構成手順が完了する。
【0073】本実施の形態においては、パケットがルー
プ状に転送され続けないように、ブリッジ10のルーテ
ィング・マップは設定されない。従って、本実施の形態
では、ネットワークの論理トポロジーは、図11に示さ
れるようなツリー・トポロジーとなる。
【0074】なお、本実施の形態では、バス51を所属
させる手順において、パケット転送時のブリッジ通過回
数をなるべく減らすように、図12(a)に示されるよ
うなルーティング・マップの更新を行うことも可能であ
る。この場合、図12(b)〜(d)に示されるよう
に、パケットを送信するバスによって感じる論理トポロ
ジーが異なることになる。
【0075】また、本実施の形態では、ブリッジ・マネ
ージャ選出手順においてフィジカルIDを用いたが、そ
の代わりに、ブリッジ・マネージャとしての能力を比較
することによる選出や、グローバル・ユニークIDを比
較することによる選出を行うことも可能である。なお、
マネージャ能力を比較する場合には、例えば、その処理
能力を数値化して比較する方法が考えられる。この場
合、マネージャとして最適なノードを選出することが可
能であるが、能力値が同じノードが複数存在する可能性
もあるため、各ノードにユニークに割り当てられる他の
パラメータを併用する必要がある。
【0076】図13は、本発明の第3の実施の形態を表
す図である。本実施の形態では、バス50〜54の5つ
のバスが、ブリッジ10、11の2つのブリッジによっ
て接続されているネットワーク構成となっている。ま
た、ブリッジ・マネージャ候補ノードは、バス50上の
ノード60と、バス54上のノード61とが存在し、バ
ス51〜53には存在しないものとする。
【0077】また、本実施の形態では、4つのポータル
を持つブリッジ10が使用されている。ブリッジ10の
半円がポータルを示し、4つのポータルにそれぞれA、
B、C、Dと便宜的に名前を付けている。このブリッジ
10では、ポータルが、外部のバスから受信したパケッ
トをどのポータルに転送すべきかを判断するために、各
ポータルは、入力ルーティング・マップと出力ルーティ
ング・マップとを有している。
【0078】入力ルーティング・マップは、外部のバス
上のパケットをポータルがブリッジ内部に転送すべきか
どうかを判断するために用いられる。また、出力ルーテ
ィング・マップは、ブリッジ内部のスイッチング・ファ
ブリック上のパケットを、自分が接続される外部のバス
に転送すべきかどうかを判断するために使用される。こ
れらのルーティング・マップには、ともにバスIDのみ
が記述される。
【0079】以下、本実施の形態で行われるネットワー
ク構成手順について説明する。はじめに、各バスごとに
1394−1995規格に基づくバスの構成が行われ
る。この手順が終了した状態が図13(a)に示されて
いる。
【0080】次に、ブリッジ・マネージャが選出され
る。本実施の形態では、バス50においてノード60
が、また、バス54においてノード61がそれぞれブリ
ッジ・マネージャとして選出される。各ブリッジ・マネ
ージャは、自分が接続されるバスのみから成る1394
ネットワークをそれぞれ構成する。従ってこの時点で
は、バス50とバス54の両方にバスID=0が割り当
てられる。
【0081】ノード60はブリッジ10のポータルAか
ら、また、ノード61はブリッジ11のポータルAから
ノード識別子マップをそれぞれ収集してネットワーク・
トポロジー・マップを作成する。本実施の形態では、図
14(a)に示されるフォーマットのノード識別子マッ
プと、図14(b)に示されるフォーマットのネットワ
ーク・トポロジー・マップとが使用される。これらに
は、ブリッジが有するポータルの数を記載するフィール
ドが含まれているため、3つ以上のポータルを有するブ
リッジにも適用することが可能となる。
【0082】さらに、このノード識別子マップでは、自
分とは異なるネットワークに属しているポータルのバス
IDフィールドは、必ず初期値である3FFに変更して
から記述する処理を施す。これにより、マップのバスI
Dフィールドを見るだけで自分のネットワークに属して
いないポータルを見つけることが出来る。
【0083】なお、本実施の形態のノード識別子マップ
では、自分のネットワークの所属するポータルに対して
のみ、バス・リセットに対して値が変化しないバーチャ
ル・ノードIDが用いられる。この時点でノード60な
らびにノード61が作成したネットワーク・トポロジー
・マップをそれぞれ図15(a)ならびに図16(a)
に示す。以上の手順が終了した状態が図13(b)に示
される。
【0084】次に、ノード60はバス51を、また、ノ
ード61はバス52をそれぞれ自分のネットワークに所
属させ、バスID=1を割り当てる。この時点でのネッ
トワーク・トポロジー・マップは、図15(b)ならび
に図16(b)に示されるように更新される。例えば、
ノード61が管理するネットワークに属するブリッジ1
0のポータルCは、バスID=1がノード61によって
割り当てられているが、図15(b)に示されるノード
60のネットワーク・トポロジー・マップ上では、ポー
タルCのバスIDは3FFと記載される。この時点にお
ける、ポータルのルーティング・マップの設定までが終
了した状態が、図13(c)に示される。
【0085】次に、ノード60がブリッジ10のポータ
ルCの所属状況を調査することにより、ポータルCは、
ノード61が管理するネットワークに既に所属している
ことが判明する。そこで、ノード60は、ノード61と
の間で、いずれかのネットワークを解消する手順に移行
する。本実施の形態では、ノード60が自分とノード6
1とのグローバル・ユニークIDを比較し、その値の小
さい方が自分の管理するネットワークを解消する方法が
適用される。
【0086】具体的には、ノード60は、自分のグロー
バル・ユニークIDの値と、ブリッジ10のポータルC
のOWNER_EUI_64レジスタの値とを比較す
る。その結果、ノード60は、自分のグローバル・ユニ
ークIDの値が、ブリッジ10のポータルCのOWNE
R_EUI_64レジスタの値よりも小さいと判断した
場合には、自分のネットワークを解消する処理を行う。
つまりノード60は、自分のネットワークに属するブリ
ッジ10のポータルA、Bに対し、ルーティング・マッ
プの値とOWNER_EUI_64レジスタの値とを初
期化する。ここまで終了した状態が図13(d)に示さ
れている。
【0087】なお、ここで、解消するネットワークを決
定する方法として、信号処理速度などノードの能力を比
較する方法や、ネットワークに所属するバスの数を比較
する方法、ネットワークに所属するノードの数を比較す
る方法、ブリッジを経由して転送中のアイソクロナス・
ストリームの数を比較する方法、さらには、上記方法の
2つ以上を組み合わせる方法を、前述の方法の代わりに
適用することも可能である。
【0088】また、本実施の形態では、ネットワークを
解消するノード60が、ポータルのルーティング・マッ
プとOWNER_EUI_64レジスタとを初期化した
が、それに加え、バス50および51上の全てのノード
のNODE_IDS.bus_idや、ノード60のネ
ットワーク・トポロジー・マップの初期化を併せて行っ
ても良い。
【0089】ノード60による初期化が行われた後、ノ
ード61によって全てのバスを自分のネットワークに所
属させる手順が行われる。ネットワーク構成手順が完了
した状態が、図13(e)に示されている。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、1394ネットワーク
構成手順において、ひとつのバスのみでブリッジ・マネ
ージャ選出を行うためにその信頼性が高いマネージャ選
出を行うことが可能である。また、ネットワーク構成途
中においてもそのネットワークに所属している任意のバ
ス間でのパケット転送が可能であるため、構成途中にバ
スリセットが発生しても構成に支障を来す可能性が低
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】1394ブリッジの標準化委員会であるP13
94.1で検討されているブリッジの論理構成モデルを
表す図である。
【図2】ブリッジを用いた1394ネットワークの構成
手順の従来の技術を示す図である。
【図3】本発明による1394ネットワーク構成方法の
手順の概要を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を表す図である。
【図5】NODE_IDSレジスタおよび、OWNER
_EUI_64レジスタのフォーマットを表す図であ
る。
【図6】第1の実施の形態で用いられるノード識別子マ
ップのフォーマットと、構成手順の各時点で作成される
ノード識別子マップとを表す図である。
【図7】第1の実施の形態で用いられるネットワーク・
トポロジー・マップのフォーマットと、構成手順の各時
点で作成されるネットワーク・トポロジー・マップとを
表す図である。
【図8】第1の実施の形態のネットワーク構成手順の図
4(b)の時点において、ブリッジ・マネージャが認識
するネットワークのトポロジーを表す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態を表す図である。
【図10】第2の実施の形態のネットワーク構成手順の
各時点においてブリッジ・マネージャが作成するネット
ワーク・トポロジー・マップを表す図である。
【図11】第2の実施の形態において、ネットワーク構
成後のネットワークの論理トポロジーを表す図である。
【図12】第2の実施の形態の別のルーティング・マッ
プ設定結果を示す図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態を表す図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態で用いられる、ノ
ード識別子マップならびにネットワーク・トポロジー・
マップのフォーマットを表す図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態において、ノード
60が構成手順の各時点において作成するネットワーク
・トポロジー・マップを表す図である。
【図16】本発明の第3の実施の形態において、ノード
61が構成手順の各時点において作成するネットワーク
・トポロジー・マップを表す図である。
【符号の説明】
10、11、12 ブリッジ 20、21 ポータル 30 スイッチング・ファブリック 40 サイクル・クロック 50、51、52、53 1394バス 60、61 ノード

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IEEE1394バスが1つ接続される
    ポータルを複数有するIEEE1394ブリッジにより
    複数の前記IEEE1394バスが接続されたIEEE
    1394ネットワークにおいて、異なる前記IEEE1
    394バス間のパケット転送が可能な状態とするネット
    ワーク構成方法であって前記IEEE1394バスのうちネットワーク管理ノー
    ドとなり得るノードが接続されているIEEE1394
    バスについては、当該ノードをネットワーク管理ノード
    と定め、当該IEEE1394バスに対して、当該 ネッ
    トワーク管理ノードが第1の小ネットワーク構成手順を
    実行することにより小ネットワークを構成する手順と、 前記小ネットワークに隣接するIEEE1394バスに
    対して当該ネットワーク管理ノードが第2の小ネットワ
    ーク構成手順を実行することにより、前記隣接するIE
    EE1394バスを含む新たな小ネットワークを再構成
    する手順と、 前記IEEE1394ネットワーク上の全てのIEEE
    1394バスからなるネットワーク構成が完了するまで
    前記第2の小ネットワーク構成手順を繰り返すことを特
    徴とするネットワーク構成方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の小ネットワーク構成手順は、当該ネットワーク管理ノードが接続されているIEEE
    1394バスにバスIDを割り当て、当該IEEE13
    94バス上のポータルに、当該ネットワーク管理ノード
    のグローバル・ユニーク識別子(GUID)を書き込
    み、前記小ネットワークのトポロジーを表すネットワー
    ク・トポロジー・マップを作成する手順 からなることを
    特徴とする請求項1記載のネットワーク構成方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の小ネットワーク構成手順は、 前記隣接IEEE1394バスにバスIDを割り当て、
    前記隣接IEEE1394バス上のポータルに、当該ネ
    ットワーク管理ノードのグローバル・ユニーク識別子
    (GUID)を書き込み、前記小ネットワークのトポロ
    ジーを表すネットワーク・トポロジー・マップに前記隣
    接IEEE1394バスを加えて更新し、任意のIEE
    E1394バス間でパケット転送が可能となるように、
    前記ポータルのルーティング・マップを更新する手順か
    らなることを特徴とする請求項1ま たは2記載の ネット
    ワーク管理方法。
  4. 【請求項4】 前記IEEE1394バスにネットワー
    ク管理ノードとなり得るノードが複数接続されている場
    合、前記複数のノードが各々備えている、前記ネットワ
    ーク管理ノードとしての能力を示す能力指数を比較する
    ことにより前記ネットワーク管理ノードを選出すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかの請求項に記載の
    ネットワーク構成方法。
  5. 【請求項5】 前記IEEE1394バスにネットワー
    ク管理ノードとなり得るノードが複数接続されている場
    合、前記複数のノードが接続されたIEEE1394バ
    スでは、前記複数のノードが各々有する物理識別子(Ph
    ysical ID)を比較することにより前記ネットワーク管
    理ノードを選出することを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかの請求項に記載のネットワーク構成方法。
  6. 【請求項6】 前記IEEE1394バスにネットワー
    ク管理ノードとなり得るノードが複数接続されている場
    合、前記複数のノードが接続されたIEEE1394バ
    スでは、前記複数のノードが各々有するGUIDを比較
    することにより前記ネットワーク管理ノードを選出する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの請求項に記
    載のネットワーク構成方法。
  7. 【請求項7】 前記ネットワーク管理ノードとなり得る
    能力を持つ候補ノードが接続されている第1のIEEE
    1394バスでは、第1のネットワーク管理ノードが前
    記候補ノードから1つ選出される第1の手順と、 前記第1のネットワーク管理ノードが前記第1のIEE
    E1394バスに対して前記第1のネットワーク構成手
    順を実行することにより、前記第1のIEEE1394
    バスのみからなる第1の小ネットワークが構成される第
    2の手順と、 前記第1の小ネットワークに隣接するIEEE1394
    バス上のポータルに書き込まれた、前記ネットワーク管
    理ノードのGUIDを前記第1のネットワーク管理ノー
    ドが読み出す第3の手順と、 前記第3の手順により読み出されたGUIDの値が初期
    値である場合には、前記隣接するIEEE1394バス
    に対して前記第1のネットワーク管理ノードが前記第2
    のネットワーク構成手順を実行する第4の手順と、 前記第3の手順により読み出されたGUIDの値が、前
    記第1の小ネットワー ク以外の第2の小ネットワークを
    管理する第2のネットワーク管理ノードのGUIDであ
    る場合には、前記第1のネットワーク管理ノードと前記
    第2のネットワーク管理ノードのどちらが、続く第6の
    手順を行うかを決定する第5の手順と、 前記第5の手順で決定されたネットワーク管理ノード
    が、自身が構成した前記小ネットワーク上の全てのポー
    タルに対し、前記ルーティング・マップと、前記ネット
    ワーク管理ノードのGUIDとを初期値に戻す第6の手
    順と、 から成ることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの請
    求項に 記載のネットワーク構成方法。
  8. 【請求項8】 前記第5の手順では、前記第1のネット
    ワーク管理ノードと前記第2のネットワーク管理ノード
    とが各々備える前記能力指数を比較することにより、ど
    ちらが前記第6の手順を行うかを決定することを特徴と
    する請求項7記載のネットワーク構成方法。
  9. 【請求項9】 前記第5の手順では、前記第1のネット
    ワーク管理ノードと前記第2のネットワーク管理ノード
    とが各々有するGUIDを比較することにより、どちら
    が前記第6の手順を行うかを決定することを特徴とする
    請求項7記載のネットワーク構成方法。
  10. 【請求項10】 前記第5の手順では、前記第1の小ネ
    ットワーク上のIEEE1394バスの数と、前記第2
    の小ネットワーク上のIEEE1394バスの数とを比
    較することにより、どちらが前記第6の手順を行うかを
    決定することを特徴とする請求項7記載のネットワーク
    構成方法。
  11. 【請求項11】 前記第5の手順では、前記第1の小ネ
    ットワーク上のノードの総数と、前記第2の小ネットワ
    ーク上のノードの総数とを比較することにより、どちら
    が前記第6の手順を行うかを決定することを特徴とする
    請求項7記載のネットワーク構成方法。
  12. 【請求項12】 前記ポータルは、前記ブリッジの全て
    の前記ポータルのノード識別子から構成されるノード識
    別子マップを各々有しており、 前記ネットワーク・トポロジー・マップは、前記ネット
    ワーク構成手順を実行されたIEEE1394バスに接
    続される全てのポータルから前記ノード識別子マップを
    収集することによって、作成あるいは更新されることを
    特徴とする請求 項2または3 記載のネットワーク構成方
    法。
  13. 【請求項13】 前記ノード識別子マップの示されるノ
    ード識別子のバス識別子フィールドには、 前記ノード識別子マップを持つポータルと同じネットワ
    ーク管理ノードのGUIDが書き込まれたポータルに対
    しては、そのポータルが接続するIEEE1394バス
    に割り当てられているバス識別子の値が書き込まれ、 前記ノード識別子マップを持つポータルと同じネットワ
    ーク管理ノードのGUIDが書き込まれていないポータ
    ルに対しては、予め定められた初期値が書き込まれるこ
    とを特徴とする請求項12記載のネットワーク構成方
    法。
  14. 【請求項14】 シリアルバスが1つ接続されるポータ
    ルを複数有する、シリアルバス同士を接続するブリッジ
    により、複数のシリアルバスが接続されたネットワーク
    において、異なる前記シリアルバス間のパケット転送が
    可能な状態とするネットワーク構成方法であって、 前記シリアルバスのうちネットワーク管理ノードとなり
    得るノードが接続されているシリアルバスについては、
    当該ノードをネットワーク管理ノードと定め、当該シリ
    アルバスに対して、当該ネットワーク管理ノードが第1
    の小ネットワーク構成手順を実行することにより小ネッ
    トワークを構成する手順と、 前記小ネットワークに隣接するシリアルバスに対して当
    該ネットワーク管理ノードが第2の小ネットワーク構成
    手順を実行することにより、前記隣接するシリアルバス
    を含む新たな小ネットワークを再構成する手順と、 前記ネットワーク上の全てのシリアルバスからなるネッ
    トワーク構成が完了するまで前記第2の小ネットワーク
    構成手順を繰り返すことを特徴とするネットワーク構成
    方法。
  15. 【請求項15】 IEEE1394バスが1つ接続され
    るポータルを複数有するIEEE1394ブリッジによ
    り複数の前記IEEE1394バスが接続されたIEE
    E1394ネットワークを、異なる前記IEEE139
    4バス間のパケット転送が可能な状態に設定するネット
    ワーク管理ノードにおいて、 前記ネットワーク管理ノードは、該ネットワーク管理ノ
    ードが接続された前記IEEE1394バスに対して第
    1の小ネットワークを構成する手段と、 前記構成した小ネットワークに隣接するIEEE139
    4バスを含む新たな小ネットワークを第2の小ネットワ
    ークとして再構成する手段と、 前記再構成を繰り返すことにより、前記IEEE139
    4ネットワーク上の全てのIEEE1394バスからな
    るネットワークを構成する手段を備えていることを特徴
    とする ネットワーク管理ノード。
  16. 【請求項16】 前記第1の小ネットワーク構成手段
    は、 当該ネットワーク管理ノードが接続されているIEEE
    1394バス上のポータルに、前記ネットワーク管理ノ
    ードのグローバル・ユニーク識別子(GUID)を書き
    込む手段と、 前記構成された小ネットワークのトポロジーを表すネッ
    トワーク・トポロジー・マップを作成する手段を含んで
    いることを特徴とする請求項15記載のネットワーク管
    理ノード。
  17. 【請求項17】 前記第2の小ネットワーク構成手段
    は、 前記隣接するIEEE1394バスに接続される全ての
    ノードにバス識別子を書き込む手段と、 前記隣接するIEEE1394バスに接続される全ての
    前記ポータルに、前記ネットワーク管理ノードのグロー
    バル・ユニーク識別子(GUID)を書き込む手段と、 前記再構成された小ネットワークのトポロジーを表すネ
    ットワーク・トポロジー・マップを作成する手段と、 前記再構成された小ネットワーク上の任意のIEEE1
    394バス間のパケット転送を可能とするために、前記
    再構成された小ネットワーク上の前記ポータルのルーテ
    ィング・マップを作成する手段を含んでいることを特徴
    とする請求項15記載のネットワーク管理ノード。
  18. 【請求項18】 前記ネットワーク・トポロジー・マッ
    プは、前記構成されたネットワークのIEEE1394
    バスに接続されたブリッジの全ての前記ポータルのノー
    ド識別子から構成されるノード識別子マップを収集する
    ことにより作成あるいは更新されたものであることを特
    徴とする請求項16または17記載のネットワーク管理
    ノード。
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