JP3175515B2 - 露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 - Google Patents

露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は露光装置及びそれを用い
たデバイスの製造方法に関し、例えばIC,LSI,C
CD,液晶パネル,磁気ヘッド等の各種のデバイスの製
造装置である所謂ステッパーにおいて、エキシマレーザ
等のパルス光で照明したレチクル面上の回路パターンを
ウエハ面上に投影転写し、デバイスを製造する際に好適
なものである。
【0002】
【従来の技術】最近の半導体デバイスの製造技術におい
ては、露光波長をg線からi線に変えて超高圧水銀灯を
用いた露光法により解像力を向上させる試みが種々と行
われている。またエキシマレーザに代表される更に短い
波長のパルス光を用いることにより解像力の向上を図る
方法が種々と提案されている。短波長の光を用いる効果
としては一般に解像力が波長に反比例する効果を持って
いることが知られており、波長を短くした分だけ焦点深
度が深くなることがある。
【0003】エキシマレーザは高出力で発光スペクトル
幅の狭い遠紫外領域のパルスレーザ光を発振する。エキ
シマレーザを半導体デバイスの製造装置に用いたときに
はウエハに塗布するフォトレジストの感光性が良く、露
光時間が短くなり、この結果、スループットが高くなる
という特長がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】エキシマレーザを半導
体デバイスの製造装置に用いると、前述した種々の特長
が得られる。しかしながら、エキシマレーザはパルス光
を発振する為に、次のような問題点もある。
【0005】(1−1)エキシマレーザの発振スペクト
ルは、例えばKrFエキシマレーザの場合、半値全幅で
約300pmと従来の超高圧水銀灯からの光の波長幅に
比べて十分小さい。また遠紫外領域の光を用いる露光装
置の縮小投影光学系に使用できる光学材料は、現在品質
から考えて合成石英か蛍石のみである。その為、超高圧
水銀灯に比べて十分小さい300pmのスペクトル幅で
さえも、色収差の面から考えて、更に2桁程度小さくす
る(狭帯域化)必要がある。
【0006】(1−2)通常、スペクトル幅をより小さ
くする為にはエタロン或いはグレーティング等の分散素
子を用いた狭帯域化ユニットで、スペクトル幅が1pm
程度までレーザ光を狭帯域化する。そして狭帯域化され
たレーザ光の発振中心波長は使用するレーザ媒質によっ
てもちろん異なるが、最大出力が得られる発振ゲインの
近傍の波長が選択される。例えばKrFエキシマレーザ
の場合、発振ゲインの中心である248.35nm近傍
である。
【0007】(1−3)狭帯域化したエキシマレーザは
ゲインが存在する広範囲な波長で発振することが可能で
ある。しかし露光装置の光源として、このエキシマレー
ザを使うためには、予め決められた波長に固定する必要
がある。そのため通常、狭帯域化したエキシマレーザの
波長はFeランプやHgランプ等ランプ光源のある基準
波長に合わして使用している。しかしながら、これらの
ランプから得られる基線の輝度は微弱であるため、波長
校正をする場合、高精度な分光器が必要であった。その
為、より輝度の高い安定した基準光線が必要であった。
【0008】また最近の半導体デバイスの製造装置に
は、高解像力でしかも高スループットであること等、種
々のことが要望されている。一般に投影光学系の解像力
は撮影レンズのNAに依存する。またスループットを高
める為にチップのサイズが大きくなってきている。この
為、高いNAでしかも広画角の投影レンズが必要になっ
てきている。
【0009】しかしながら、 (1−4)投影レンズのNAや画角が大きくなるとその
設計がますます難しくなる。またそれに伴い許容される
製造誤差も小さくなり製造が困難になる。投影光学系を
製造する場合、通常レンズを組み合わせるだけでは所望
の性能を達成することができない。そのため組み合わせ
た投影光学系で実際に焼き付け試験を行い、焼き結果か
ら投影光学系の収差等をもとめ修正を行っている。しか
しながら、この方法では修正する人の経験に頼る面が強
く、多大な時間がかかり、スループットが低下し、すべ
ての投影光学系を確実に精度よく修正することが困難で
あった。
【0010】(1−5)組み合わせた投影光学系を定量
的に測定する方法として、干渉計を用いて収差をもとめ
修正する方法がある。干渉計の光源はレーザを用いる
が、露光装置の光源のエキシマレーザを用いたとき、そ
の波長と一致した干渉計に適したレーザ光源はない。そ
のため干渉計の光源として露光装置で用いる光源と同じ
エキシマレーザを使用する方法がある。しかしながら、
通常のエキシマレーザは露光装置の光源に使用できるほ
ど可干渉性が高くなく、干渉計用の光源に適したもので
はない。またエキシマレーザはパルス発光するため出力
の安定化が難しく、エキシマレーザを用いた干渉計では
NAや画角が大きくなった高性能の投影光学系の性能を
検査するには十分な精度を得ることができない。
【0011】(1−6)HeNeレーザ等のガスレーザ
は干渉計に適した光源であるが、波長が大きく異なるた
め、エキシマレーザを対象とした投影光学系においては
色収差や膜特性の面から使用することができない。
【0012】(1−7)エキシマレーザの中心波長24
8.35nm近傍にはアルゴンイオンレーザの倍波が存
在しているが、それでもおよそ100pm波長が異なっ
ており、狭帯域化されたエキシマレーザを光源とする投
影光学系の性能を検査する干渉計の光源としては色収差
が問題となり使用できない。等の問題点があった。
【0013】本発明は露光光としてエキシマレーザ等の
パルス光を用いた場合であっても、安定した基準光源か
らの光でパルス光の波長を校正することにより、光学性
能を十分調整した高精度の投影光学系で第1物体面上の
パターンを第2物体面に露光転写することができ高解像
度の半導体デバイスを容易に製造することができる露光
装置及びそれを用いたデバイスの製造方法の提供を目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の露光装
置はパルス光を発するレーザと、該レーザからの前記パ
ルス光で第1物体を照明する照明光学系と、前記パルス
光で照明された前記第1物体のパターンを第2物体上に
投影する投影光学系とを有する露光装置において、前記
投影光学系の光学性能は連続発振するレーザからの光を
波長変換して得た測定用の光で前記投影光学系の収差の
情報を含む干渉縞を形成して該干渉縞を解析することに
より測定してあり、前記パルス光の中心波長を前記測定
用の光の波長に一致させてあることを特徴としている。
【0015】請求項2の発明は請求項1の発明において前
記パルス光を発するレーザは狭帯域化されたエキシマレ
ーザであることを特徴としている。
【0016】請求項3の発明は請求項1の発明において前
記連続発振するレーザはガスレーザであることを特徴と
している。
【0017】請求項4の発明の露光装置はKrFエキシ
マレーザと、該KrFエキシマレーザからのパルス光で
マスクを照明する照明光学系と、前記パルス光で照明さ
れた前記マスクのパターンをウエハ上に投影する投影光
学系とを有する露光装置において、前記投影光学系の光
学性能はアルゴンイオンレーザからの光の2倍高調波で
前記投影光学系の収差の情報を含む干渉縞を形成して該
干渉縞を解析することにより測定してあり、前記パルス
光の中心波長を前記2倍高調波の波長に一致させてある
ことを特徴としている。
【0018】請求項5の発明は請求項4の発明において前
記KrFエキシマレーザは狭帯域化されていることを特
徴としている。
【0019】請求項6の発明のデバイス製造方法は請求
項1〜5のいずれか1項に記載の露光装置によりデバイ
スパターンでウエハを露光する段階と、該露光したウエ
ハを現像する段階とを含むことを特徴としている。
【0020】
【実施例】図1は本発明の露光装置の実施例1の要部ブ
ロック図である。同図において、1は光源手段であり、
例えばパルス化されたレーザ光を発するKrFエキシマ
レーザから成っている。エキシマレーザ1から波長24
8nmの遠紫外領域のパルス光を発している。2は狭帯
域化ユニットであり、例えばエタロンあるいはグレーテ
ィングなどの狭帯域化素子を用いることによりエキシマ
レーザ1から発振するレーザ光の狭帯域化を図ってい
る。3は波長計であり、エキシマレーザ1から発するパ
ルス光の波長を検出している。4はビーム整形光学系で
あり、波長計3を通過したレーザ光のビーム径を拡大し
揃えている。5は照明光学系であり、ビーム整形光学系
4からのレーザ光を用いてレチクルステージ10に載置
した被照射面としてのレチクルR面上を均一に照明して
いる。
【0021】6は投影光学系(投影レンズ)であり、レ
チクルR面上の回路パターンをウエハステージ7に載置
したウエハW面上に縮小投影している。9はコントロー
ラであり、ウエハW面上を投影露光する際の各種のプロ
セス条件を制御し設定している。11はレーザコントロ
ーラでありコントローラ9で設定したプロセス条件に基
づいて光源手段1と狭帯域化ユニット2を制御し、光源
手段1から所定の波長のパルスレーザ光が発するように
している。
【0022】本実施例においてレチクルR面上の回路パ
ターンをウエハW面上に投影露光する際のプロセス条件
を設定するときには、まずオペレータは投影露光での必
要な解像度、ウエハWに設けたレジスト感度等から計算
される必要なパルスエネルギとパルス数をコントローラ
9に入力する。コントローラ9は入力されたプロセス条
件に基づいて最適、或いは必要な光源手段1からのレー
ザ光の発振条件を決定する。
【0023】ここでいう発振条件とはレーザ光の1パル
ス当たりのエネルギ、発振周波数、発振中心波長等であ
る。発振するレーザ光の中心波長はレーザコントローラ
11で設定された波長か或いはコントローラ9で設定さ
れ、レーザコントローラ11に送られた設定値である。
レーザコントローラ11はエキシマレーザ1からの発振
波長が設定された発振波長になるように波長計3を用い
て発振されたレーザ光を絶えずモニタしている。そして
狭帯域化ユニット2の内部にある狭帯域化素子(不図
示)の制御を行い、設定された波長となるようにコント
ロールしている。
【0024】ここでコントローラ9で設定する波長は、
露光装置で用いる光源手段1がKrFエキシマレーザの
場合、連続発振するアルゴンイオンレーザ(波長49
6.5nm)の2倍高調波の発振波長である248.2
5nmと設定している。アルゴンイオンレーザはいくつ
もの発振線が存在しているが、比較的出力の強い49
6.5nmの2倍高調波の波長がKrFエキシマレーザ
の発振波長と近い。そして、その波長に露光装置での露
光光としての波長を合わせている。
【0025】狭帯域化ユニット2で狭帯域化されたエキ
シマレーザ1からの最大出力が得られる波長はゲインの
中心である248.35nm付近である。即ちエキシマ
レーザ1からの発振波長を248.25nmと設定する
ことは最大出力が得られる波長と0.1nm程度離れて
いることになる。しかしながら本発明者が行った実験に
よれば、レーザの発振波長と出力との関係が図2のよう
になった。
【0026】狭帯域化されたKrFエキシマレーザにお
いては、0.1nm程度の最大出力が得られる波長から
設定する発振中心波長をずらしても、数%程度得られる
出力が落ちる程度であった。一般に露光装置において大
きな出力の低下は像面照度の低下及び解像力の低下につ
ながり、大きな問題となる。しかしながら、本実施例に
おけるこの程度の出力の低下は光学系を適切に設定すれ
ば十分吸収でき何んら問題とならない。
【0027】本実施例では露光装置に使用するパルス光
を発する光源手段1からの発振波長を可干渉性の高い連
続発振のレーザ光源、例えばアルゴンイオンレーザの2
倍波からのレーザ光の2倍高調波の波長に合わせてい
る。即ち連続発振するレーザ光として安定したアルゴン
イオンレーザからの光を用いて、エキシマレーザからの
発振波長を合わせている。このときの波長の合わせ方法
は種々な方法が適用可能である。例えば分光器にアルゴ
ンイオンレーザとエキシマレーザの両方の光を入射し、
その差を比較し、一致させる方法が適用できる。この
他、図3に示す構成を用いる方法も適用可能である。
【0028】図3においてはアルゴンイオンレーザ29
からのレーザ光を波長変換素子28を介して波長変換し
てミラー30aと30bで反射させて波長計3に入射さ
せて、これよりアルゴンイオンレーザ29からのレーザ
光の波長を測定してエキシマレーザ1からのレーザ光の
波長を合わせている。
【0029】図4では露光装置に使用するパルス光を発
する光源手段からの発振波長を可干渉性の高い連続発振
のアルゴンイオンレーザ29の2倍高調波の波長に合わ
せている。そしてアルゴンイオンレーザ29からのレー
ザ光を用いて投影光学系6の光学特性を種々と測定する
場合を示している。図4においてはアルゴンイオンレー
ザ29から出たレーザ光は波長変換素子28で波長変換
して2倍高調波とし、パルス光源手段と同一またはほぼ
同一の波長のレーザ光としてコリメータレンズ26で所
望のビーム径に整形し、ハーフミラー25に入射してい
る。
【0030】ハーフミラー25に入射したレーザ光の一
部は反射してコリメータレンズ21で集光し、投影光学
系6に入射させている。そして該入射光を投影光学系6
で集光した後に球面ミラー20で反射し、元の光路を戻
り、ハーフミラー25を通過して結像レンズ23により
カメラ(CCDカメラ)24面上に測定光として入射さ
せている。一方ハーフミラー25に入射したレーザ光の
一部は透過し、参照ミラー22で反射し、元の光路を戻
り、ハーフミラー25で反射して結像レンズ23により
カメラ24面上に参照光として入射している。
【0031】カメラ24に結像された光束に基づく像
(例えば干渉縞)は投影光学系6の収差等の情報を含ん
だ干渉縞となる。この干渉縞を画像処理装置27で解析
することにより、投影光学系の各種の収差等を検出し
て、光学性能を測定している。そしてこのように安定し
たレーザ光を用いて十分良く光学特性を調整した投影光
学系を用いることにより高解像度のパターン撮影を可能
にしている。
【0032】次に上記説明した露光装置を利用した半導
体デバイスの製造方法の実施例を説明する。
【0033】図5は半導体デバイス(ICやLSI等の
半導体チップ、或いは液晶パネルやCCD等)の製造の
フローを示す。
【0034】ステップ1(回路設計)では半導体デバイ
スの回路設計を行なう。ステップ2(マスク製作)では
設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。
【0035】一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリ
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、前記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
【0036】次のステップ5(組立)は後工程と呼ば
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。
【0037】ステップ6(検査)ではステップ5で作製
された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト
等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイス
が完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0038】図6は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。
【0039】ステップ13(電極形成)ではウエハ上に
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では前記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
【0040】ステップ17(現像)では露光したウエハ
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト以外の部分を削り取る。ステップ19(レジス
ト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジスト
を取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことに
よってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0041】本実施例の製造方法を用いれば、従来は製
造が難しかった高集積度の半導体デバイスを容易に製造
することができる。
【0042】
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、露光装置に用いる投影
光学系の性能測定用の光源に安定した連続発振のレーザ
を使用でき、光学性能が正確に測定された高性能な投影
光学系を搭載した露光装置が提供できる。又本露光装置
を用いて、IC,LSI,CCD,液晶パネル,磁気ヘ
ッドなどの各種デバイスを正確に製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の露光装置の実施例1の要部ブロック
【図2】 本発明に係るレーザ光源の発振波長と出力と
の関係を示す説明図
【図3】 本発明に係る一部分の要部ブロック図
【図4】 本発明に係る一部分の要部ブロック図
【図5】 本発明の半導体デバイスの製造方法のフロー
チャート
【図6】 本発明の半導体デバイスの製造方法のフロー
チャート
【符号の説明】
1 光源手段 2 狭帯域化ユニット 3 波長計 4 ビーム整形光学系 5 照明光学系 6 投影光学系 7 ウエハステージ 9 コントローラ 10 レチクルステージ 11 レーザコントローラ R レチクル W ウエハ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス光を発するレーザと、該レーザか
    らの前記パルス光で第1物体を照明する照明光学系と、
    前記パルス光で照明された前記第1物体のパターンを第
    2物体上に投影する投影光学系とを有する露光装置にお
    いて、前記投影光学系の光学性能は連続発振するレーザ
    からの光を波長変換して得た測定用の光で前記投影光学
    系の収差の情報を含む干渉縞を形成して該干渉縞を解析
    することにより測定してあり、前記パルス光の中心波長
    を前記測定用の光の波長に一致させてあることを特徴と
    する露光装置。
  2. 【請求項2】 前記パルス光を発するレーザは狭帯域化
    されたエキシマレーザであることを特徴とする請求項1
    に記載の露光装置。
  3. 【請求項3】 前記連続発振するレーザはガスレーザで
    あることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  4. 【請求項4】 KrFエキシマレーザと、該KrFエキ
    シマレーザからのパルス光でマスクを照明する照明光学
    系と、前記パルス光で照明された前記マスクのパターン
    をウエハ上に投影する投影光学系とを有する露光装置に
    おいて、前記投影光学系の光学性能はアルゴンイオンレ
    ーザからの光の2倍高調波で前記投影光学系の収差の情
    報を含む干渉縞を形成して該干渉縞を解析することによ
    り測定してあり、前記パルス光の中心波長を前記2倍高
    調波の波長に一致させてあることを特徴とする露光装
    置。
  5. 【請求項5】 前記KrFエキシマレーザは狭帯域化さ
    れていることを特徴とする請求項4に記載の露光装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記
    載の露光装置によりデバイスパターンでウエハを露光す
    る段階と、該露光したウエハを現像する段階とを含むこ
    とを特徴とするデバイス製造方法。
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