JP3161217B2 - 画像符号化記録装置および記録再生装置 - Google Patents

画像符号化記録装置および記録再生装置

Info

Publication number
JP3161217B2
JP3161217B2 JP9139394A JP9139394A JP3161217B2 JP 3161217 B2 JP3161217 B2 JP 3161217B2 JP 9139394 A JP9139394 A JP 9139394A JP 9139394 A JP9139394 A JP 9139394A JP 3161217 B2 JP3161217 B2 JP 3161217B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coefficient data
recording
error
coding
dividing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9139394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07298194A (ja
Inventor
達司 坂内
充弘 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP9139394A priority Critical patent/JP3161217B2/ja
Priority to US08/426,248 priority patent/US5933571A/en
Priority to DE1995617856 priority patent/DE69517856T2/de
Priority to EP19950302710 priority patent/EP0680209B1/en
Publication of JPH07298194A publication Critical patent/JPH07298194A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3161217B2 publication Critical patent/JP3161217B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/92Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N5/926Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation
    • H04N5/9261Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation involving data reduction
    • H04N5/9264Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation involving data reduction using transform coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/85Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using pre-processing or post-processing specially adapted for video compression
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/85Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using pre-processing or post-processing specially adapted for video compression
    • H04N19/88Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using pre-processing or post-processing specially adapted for video compression involving rearrangement of data among different coding units, e.g. shuffling, interleaving, scrambling or permutation of pixel data or permutation of transform coefficient data among different blocks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/782Television signal recording using magnetic recording on tape
    • H04N5/7824Television signal recording using magnetic recording on tape with rotating magnetic heads
    • H04N5/7826Television signal recording using magnetic recording on tape with rotating magnetic heads involving helical scanning of the magnetic tape
    • H04N5/78263Television signal recording using magnetic recording on tape with rotating magnetic heads involving helical scanning of the magnetic tape for recording on tracks inclined relative to the direction of movement of the tape

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルビデオ信号
を圧縮符号化して記録する画像符号化記録装置及び画像
符号化記録再生装置に関し、圧縮符号の記録媒体上への
配置方法、さらに、再生出力のエラー修整に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル信号処理技術の発展に
伴い、多くのディジタル機器が開発されている。最近で
は、ディジタルビデオ信号を圧縮符号化して記録するこ
とにより、より小型のディジタルビデオレコーダーを開
発することが提案されている。ディジタルビデオ信号を
圧縮符号化する様々な方法が提案されいるが、最近では
JPEG、MPEGに見られるようにディジタルビデオ
信号をブロック毎に周波数変換する方式の一方式である
2次元離散コサイン変換(DCT)符号化方式が主流と
なっている。この方式は、ディジタルビデオ信号を符号
化ブロック毎に分割し、その符号化ブロック毎にDCT
変換を施し、その係数データに対しブロック毎に可変長
符号化を行なって圧縮するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような圧縮符号化を用いた記録再生装置では、記録再生
にともなってデータにエラーが発生すると、エラー発生
点以降の可変長符号を復号することはできない。また、
リフレッシュコード等によって可変長符号の切れ目を検
出して可変長復号をリフレッシュしたとしても、エラー
発生からリフレッシュされるまでの区間にわたって可変
長符号を復号することができない。
【0004】このような場合、再生画面上でブロック単
位で画像が欠落し、それが数ブロックにまたがることに
なり、ディジタルビデオ信号の記録再生装置に圧縮符号
化を用いる際の大きな問題であった。
【0005】本発明の目的は、ディジタルビデオ信号を
圧縮符号化して記録再生する場合、エラーが発生しても
ブロック単位で画像が欠落しない画像符号化記録装置、
さらには、記録再生に伴ってエラーが発生して消失した
係数データを高性能に修整できる画像符号化記録再生装
置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を解決するため
に本発明は、ディジタルビデオ信号を符号化ブロック毎
に周波数変換して複数の係数データに変換する手段と、
同一の符号化ブロックに含まれる複数の係数データそれ
ぞれを記録媒体上の離れた領域に記録する手段を有す
る画像符号化記録装置である。また、隣接する符号化ブ
ロックの係数データを用いてエラーで消失した係数デー
タをエラー修整する手段を有する画像符号化記録再生装
置である。
【0007】
【作用】本発明は上記のような構成によって、エラーが
発生した場合、ブロック内の全ての係数データが消失し
再生時にブロック単位で欠落することを防ぐことができ
る。さらに、空間的に相関の高い隣接ブロックの係数デ
ータを用いてエラー修整することにより再生画像の安定
性を高めることができる。
【0008】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。図1は本実施例の画像符号化
記録装置のブロック図である。
【0009】図1において10はディジタルビデオ信号
の入力端子、20はブロック化回路30はDCT変換回
路、40は第1のシャフリングメモリ、50は可変長符
号化回路、60は記録処理回路、70は記録ヘッド、8
0は記録媒体である。
【0010】以上のように構成された画像符号化記録装
置について、以下その動作について説明する。
【0011】入力端子10にはディジタルビデオ信号が
供給され、ブロック化回路20において、4×4の符号
化ブロックに分割される。ブロック化回路20の出力は
DCT変換回路30で符号化ブロック毎に周波数変換さ
れ、係数データとして第1のシャフリングメモリ40に
蓄積される。可変長符号化回路50は第1のシャフリン
グメモリ40からあらかじめ定められたシャフリングル
ールにしたがって出力された係数データを可変長符号化
する。
【0012】このシャフリングルールは少なくとも同一
符号化ブロック内の係数データを他の符号化ブロック内
の係数データと混在させるものであり、さらに、画面上
で隣接する符号化ブロックに含まれる係数データ、また
は、異なるフィールドに属し画面上で同一領域を構成す
る符号化ブロックに含まれる係数データが、この係数デ
ータのシャフリングによって記録媒体80上で図2に示
した丸印のような離れた領域に記録されるようにするも
のである。
【0013】上記のようにシャフリングされた後に可変
長符号化された係数データは、記録処理回路60で誤り
訂正符号が付加され、記録変調された後に記録アンプを
通じて記録ヘッド70に供給される。記録ヘッド70は
入力された係数データを記録媒体80上に記録する。
【0014】以上のように本実施例によれば、符号化ブ
ロック内の係数データを記録媒体上で離れた領域に記録
することにより、記録再生時にエラーが生じた場合で
も、このエラーによって復号できなくなる係数データ
は、特定の符号化ブロック、画面上の隣接した領域、あ
るいは異なるフィールドにまたがり画面上で同一の領域
に集中することがなくなるため、再生画面上で特定の領
域の画像が欠落する、または同一領域で時間的に連続し
て画像が欠落するという重大な問題を解決することがで
きる。
【0015】なお、係数データ毎に1つの可変長符号を
与える1次元ハフマン符号等を用いた場合、上記説明し
たような係数データのシャフリングを行なっても、符号
化効率は低下しないことは明らかである。
【0016】また、連続する零である係数データの数と
それに続く非零係数データの振幅を組み合わせて可変長
符号化する2次元ハフマン符号等を用いる場合は、符号
化ブロック内の低域の変換次数に対する係数データにの
み上記のようなシャフリングを行なって第1のシャフリ
ングメモリ40から読みだし、零が連続する可能性の高
い高域の変換次数に対する係数データは符号化ブロック
内で連続して読みだして可変長符号化することが有効で
ある。
【0017】このような構成にすることにより、非零の
係数データの発生する確率の高い低域の変換次数に対し
てはシャフリングして可変長符号化、符号化ブロック内
で零の係数データの発生する確率の高い高域の変換次数
に対してはシャフリングを行なわず符号化ブロック内で
連続して可変長符号化することにより、符号化ブロック
内で連続して発生した零の係数データをそのまま可変長
符号化できるので、符号化効率の低下を防ぐことができ
る。この場合、記録再生時にエラーが生じた時、符号化
ブロック内で高域の変換次数に対する係数データは全て
消失する可能性が有るが、これらの係数データのエネル
ギーは小さく、さらにこれらの係数データに対する視覚
感度は低いので大きな画質劣化にはならないと言える。
【0018】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図3は本実施例
の画像符号化記録再生装置のブロック図であり、第1の
実施例と同じものについては第1の実施例と同一の番号
を付して詳細な説明は省略する。
【0019】図3において、42は第2のシャフリング
メモリ、90は再生ヘッド、100は再生処理回路、1
10は可変長復号回路、120は第1のデシャフリング
メモリ、130は第1のエラー修整回路、140は逆D
CT変換回路、150はブロック分解回路、160はデ
ィジタルビデオ信号の出力端子である。
【0020】以上のように構成された画像符号化記録再
生装置について、以下その動作について説明する。
【0021】記録時の回路構成は図1に示す第1の実施
例と同じであるが、シャフリングメモリにおける係数デ
ータのシャフリングルールが、画面上で隣接する符号化
ブロック間で同一の変換次数にある係数データ、また
は、異なるフィールドに属し画面上で同一領域を構成す
る符号化ブロックの同一変換次数にある係数データが記
録媒体80上で離れた領域に記録されるようにするとい
う点が異なっている。
【0022】次に、上記のような記録処理によって記録
された係数データを再生処理する再生動作について説明
する。
【0023】再生ヘッド90は記録媒体80からの再生
出力を再生処理回路100に供給する。再生処理回路1
00は前記再生出力を復調し誤り訂正を行なった後、再
生した可変長符号化された係数データと誤り訂正の結果
を示す誤り訂正エラーフラグを可変長復号回路110に
供給する。可変長復号回路110は可変長符号化された
係数データを可変長復号し係数データとともに、正しく
可変長復号されたかどうかを示す復号エラーフラグを第
1のデシャフリングメモリ120に出力する。
【0024】この復号エラーフラグの発生は、誤り訂正
エラーフラグで示されるエラー発生点以降リフレッシュ
コード等によって可変長復号をリフレッシュされるまで
の区間にわたって、その区間に復号されるべき係数デー
タに対し復号エラーフラグを出力したり、または、所定
個数の係数データが復号されるべき区間において、所定
の個数の復号が行われない場合に対し復号エラーフラグ
を出力することによって行なわれる。
【0025】第1のエラー修整回路130は第1のデシ
ャフリングメモリ120から、画面上で同一領域を構成
する符号化ブロック単位の係数データと、前記各係数デ
ータに対応する復号エラーフラグを読み出し、エラーの
検出された係数データを修整する。
【0026】以下、その修整方法について説明する。記
録において、画面上で隣接する符号化ブロック間で同一
の変換次数にある係数データ、または、異なるフィール
ドに属し画面上で同一領域を構成する符号化ブロックの
同一変換次数にある係数データは記録媒体80上で離れ
た領域に記録されている。したがって、エラーの検出さ
れた係数データに対し、それを含む符号化ブロックと画
面上で隣接する符号化ブロック内の前記エラーの検出さ
れた係数データと同一変換次数にある係数データは正し
く再生されることになり、エラーの検出された係数デー
タを、前記同一変換次数にあるエラーのない係数データ
の平均値として修整することができる。
【0027】一般に、空間的に近傍にあるブロックは相
関が高いので、符号化ブロック間の係数データにも相関
がある。そこで、隣接する符号化ブロックのエラーのな
い係数データの平均値でエラー修整することにより、エ
ラー修整して再生した場合、視覚的に障害のない再生画
を得ることができる。
【0028】また、エラーの検出された係数データに対
し、それを含む符号化ブロックと画面上で同一領域を構
成し異なるフィールドにある符号化ブロック内の同一変
換次数にある係数データも正しく再生されているので、
エラーの検出された係数データを、前記同一変換次数に
あるエラーのない係数データで置き換えて修整すること
ができる。これは、ビデオ信号では画面上の同一領域の
時間的な相関は高く、1フィールド前のエラーのない係
数データで置き換えてエラー修整することにより、エラ
ー修整して再生した場合、視覚的に障害のない再生画を
得ることができる。
【0029】また、エラー修正は、隣接符号化ブロック
間、またはフィールド間で適応的に行うことができる。
【0030】上記説明したようなエラー修整が行なわれ
た係数データは、逆DCT変換回路140で画素データ
に変換され、ブロック分解回路150に供給される。ブ
ロック分解回路150は符号化ブロック単位に分割され
た画素データを記録時に入力端子10に入力された形式
のディジタルビデオ信号に戻し、出力端子160に出力
する。
【0031】以上のように本実施例によれば、記録時
に、画面上で隣接する符号化ブロック間で同一の変換次
数にある係数データ、または異なるフィールドで画面上
で同一の領域の符号化ブロックの同一変換次数の係数デ
ータを記録媒体上で離れた領域に記録し、再生時にエラ
ーの検出された係数データ含む符号化ブロックと画面上
で隣接する符号化ブロック内の同一変換次数にある複数
の係数データの平均値、または異なるフィールドで画面
上で同一の領域の符号化ブロックの同一変換次数の係数
データの置き換えでエラーの係数データを修整する構成
により、エラー発生時に隣接する符号化ブロック間、ま
たは異なるフィールドで連続する符号化ブロック間で同
一変換次数にある係数データが同時に消失することがな
く、また、同一符号化ブロック内で複数の係数データが
同時に消失する可能性が少ないため、エラー修整時に符
号化ブロック内でエラーの発生した係数データのみを隣
接する符号化ブロック、または異なるフィールドで画面
上で同一の領域の符号化ブロックの同一変換次数の係数
データの相関を利用したエラー修整を行なうことがで
き、視覚的に障害のない再生画像を得ることができる。
【0032】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて説明する。本実施例の画像符号化記録再生装置の
構成は図3で示した第2の実施例とはエラー修整回路の
動作が異なっているので、そのエラー修整方法について
のみ以下で説明する。本実施例のエラー修整方法は、画
面上で隣接する符号化ブロックの境界の画素相関を用い
てエラー修整を行うものである。以下その画素相関を用
いたエラー修整方法について説明する。
【0033】一般に、画面上で隣接する画素間の相関は
大きく、隣接する符号化ブロック間の境界部の画素相関
も大きい。しかし、符号化ブロック内の係数データがエ
ラーにより消失した場合、その消失した係数データを零
として符号化ブロックを画素データに復号すれば、隣接
する符号化ブロック間の境界部の画素は相関が小さくな
る。その画素相関の変化は、本来再生されるべき係数デ
ータがエラーによって再生できなくなり、その係数デー
タを零に置き換えたことに起因する。
【0034】そこで、図4に示すように水平方向に隣接
する2個の符号化ブロック(符号化ブロックAと符号化
ブロックB)において、符号化ブロックA内の係数デー
タA11が消失し、残りの係数データおよび符号化ブロ
ックB内の係数データがエラーなしで再生される場合、
A11は次ぎの数式を用いてエラー修整できる。
【0035】
【数1】
【0036】以下、この(数1)の導出について説明す
る。符号化ブロックAの画素データaijと、それをD
CT変換して求めた係数データAijの関係式は次式で
与えられる。
【0037】
【数2】
【0038】同様に、符号化ブロックBの画素データb
ijと、それをDCT変換して求めた係数データBij
の関係式は次式で与えられる。
【0039】
【数3】
【0040】ここで、aij、bij、Aij、Bij
はそれぞれ4×4の行列である。Dは
【0041】
【数4】
【0042】に示すような4×4のDCT変換の変換基
底を表す行列である。符号化ブロックAと符号化ブロッ
クBの境界画素はそれぞれ
【0043】
【数5】
【0044】
【数6】
【0045】と表され、両者の画素相関は大きいので
(数5)、(数6)の左辺が等しいという条件を導入し
て、次式の係数データ間の等式が求めれれる。
【0046】
【数7】
【0047】係数データA11はエラーによって正しく
再生されず、それ以外の係数データは正しく再生されて
いるので(数7)を係数データA11の含まれる列ベク
トルについて解くと
【0048】
【数8】
【0049】となる。(数8)はエラーの係数データを
零とすることで、境界画素の相関を利用してエラーの係
数を求めることができることを示している。エラー修正
に用いる(数1)は(数8)をエラーの発生した係数デ
ータA11について導出したものである。
【0050】以上のような本実施例によれば、隣接する
符号化ブロック間の境界画素の相関を用いることによ
り、再生時にエラーが起こった場合でも安定した再生画
を得ることができる。
【0051】なお、本実施例ではエラーの発生した係数
データA11を水平方向の右側に隣接する符号化ブロッ
クとの境界画素の相関を用いてエラー修整を行なった
が、水平方向の左側もしくは上下の符号化ブロック間で
同様の演算を行ったエラー修整が可能である。
【0052】また、上記4方向それぞれのでエラーによ
り消失した係数データA11を求め、それらの平均値で
エラー修整してもよい。
【0053】また、上記4方向の符号化ブロックの中で
最も相関の高い符号化ブロック間を求め、適応的に相関
の強い境界ブロック間で上記のエラー修整を行なえばよ
り効果がある。
【0054】また、他の係数データについても同様の演
算によりエラー修整が可能であることは言うまでもな
い。
【0055】(実施例4)以下本発明の第4の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図5は本実施例
の画像符号化記録再生装置のブロック図であり、第2の
実施例と同じものについては第2の実施例と同一の番号
を付して詳細な説明は省略する。
【0056】図5において、25はオーバーラップブロ
ック化回路、132は第2のエラー修整回路、25はオ
ーバーラップブロック分解回路である。
【0057】以上のように構成された画像符号化記録再
生装置について、以下その動作について説明する。
【0058】入力端子10にはディジタルビデオ信号が
供給され、オーバーラップブロック回路25は図6に示
すように画面上で隣接する2つの4×4の符号化ブロッ
クが、お互いにその境界の1画素を共有するようにオー
バーラップして符号化ブロックに分割し、DCT変換回
路30に供給する。DCT変換された係数データは、第
2の実施例と同様に係数データのシャフリング、可変長
符号化、記録処理されて記録媒体80上に記録される。
【0059】再生時は、記録媒体80から再生された再
生信号は、第2の実施例と同様に再生処理、可変長復号
化処理が行われる。可変長復号回路110は可変長符号
化された係数データを可変長復号し係数データととも
に、正しく可変長復号されたかどうかを示す復号エラー
フラグを第1のデシャフリングメモリ120に出力す
る。第2のエラー修整回路132は、前記第1のデシャ
フリングメモリ120から、画面上でオーバーラップし
た2個の符号化ブロックに対応する係数データと、前記
各係数データに対応する復号エラーフラグとを読み出
し、エラー修整を行ない、エラー修整した係数データを
逆DCT変換回路140に供給する。ここで行なうエラ
ー修整はオーバーラップした符号化ブロック間で第3の
実施例で説明したものと同様の演算を行なってエラー修
整するものである。
【0060】逆DCT変換回路140は前記エラー修整
された係数データを画素データに変換し、オーバーラッ
プブロック分解回路155に供給し、オーバーラップブ
ロック分解回路155は符号化ブロック単位に分割され
た画素データを入力端子10に入力された形式のディジ
タルビデオ信号に戻し、出力端子160に出力する。
【0061】以上のように本実施例によれば、画面上で
隣接する符号化ブロックがお互いにその境界の1画素を
共有するようにオーバーラップして符号化ブロックに分
割することにより、本来同一の画素である符号化ブロッ
ク間の境界画素を用いて第3の実施例で説明したエラー
修整方法による演算を行なうことができ、より正確なエ
ラー修整が可能となり、記録再生装置の安定性を飛躍的
に高めることができる。
【0062】なお、本実施例では係数データに対する量
子化操作については触れていないが、量子化操作を行な
わない場合はエラーにより消失した係数データを完全に
復元することが可能であり、量子化操作を行なった場合
には量子化誤差に起因して復元された係数データに幾分
の誤差が発生するが大きな問題とはならない。なお、本
実施例においては水平方向にオーバーラップする場合に
ついて説明を行なったが、これに制限されるものではな
く、垂直方向にオーバーラップしても同様の効果が得ら
れることは言うまでもない。
【0063】(実施例5)以下本発明の第5の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図7は本実施例
の画像符号化記録再生装置のブロック図であり、第2の
実施例および第3の実施例と同じものについては第2の
実施例および第3の実施例と同一の番号を付して詳細な
説明は省略する。図7において、43は第3のシャフリ
ングメモリ、122は第2のデシャフリングメモリ、1
33は第3のエラー修整回路である。
【0064】以上のように構成された画像符号化記録再
生装置について、以下その動作について説明する。入力
端子10から入力したディジタルビデオ信号は、オーバ
ーラップブロック回路25で図6に示すように画面上で
隣接する2つの4×4の符号化ブロックがお互いにその
境界の1画素を共有するようにオーバーラップするよう
に符号化ブロックに分割され、DCT変換回路30に供
給される。DCT変換回路30は符号化ブロック毎に周
波数変換を行ない、係数データとして第3のシャフリン
グメモリ43に蓄積する。第3のシャフリングメモリ4
3はあらかじめ定められたシャフリングルールにしたが
って係数データを出力する。シャフリングルールは、符
号化ブロック内の係数データを図8に示すように、水平
周波数成分で最低域にある4個の係数データを含むグル
ープ0と、水平周波数成分で最低域にある4個の係数デ
ータに隣接する4個の係数データを含むグループ1と、
グループ0とグループ1に含まれない、残りの8個の係
数データを含むグループ2、の3個のグループに分割
し、さらに、少なくともオーバーラップした2個の符号
化ブロック内の6個のグループが記録媒体80上で離れ
た領域に記録されるようにシャフリングするものであ
る。
【0065】上記のようにシャフリングされた係数デー
タは可変長符号化回路50で可変長符号化され、記録処
理回路60で誤り訂正符号が付加され、記録変調された
後に記録アンプを通じて記録ヘッド70に供給される。
記録ヘッド70は入力された係数データを記録媒体80
上に記録する。
【0066】再生ヘッド90は記録媒体80からの再生
出力を再生処理回路100に供給する。再生処理回路1
00は前記再生出力を復調し誤り訂正を行なった後、再
生した可変長符号化された係数データと誤り訂正の結果
を示す誤り訂正エラーフラグを可変長復号回路110に
供給する。可変長復号回路110は可変長符号化された
係数データを可変長復号し係数データとともに、正しく
可変長復号されたかどうかを示す復号エラーフラグを第
2のデシャフリングメモリ122に出力する。
【0067】第3のエラー修整回路133は第2のデシ
ャフリングメモリ122から、画面上で同一領域を構成
する符号化ブロック単位の係数データと、前記各係数デ
ータに対応する復号エラーフラグを読み出し、エラーの
検出された係数データを修整する。この修整方法は基本
的に第3の実施例で説明した方法と同様であるが、エラ
ーの発生は複数の係数データから成るグループ単位で起
こり、例えば、画面上でオーバーラップする2個の符号
化ブロック(符号化ブロックAと符号化ブロックB)に
おいて、符号化ブロックAのグループ0が消失した場
合、これは
【0068】
【数9】
【0069】で、符号化ブロックAのグループ1が消失
した場合は(数8)で求められる。符号化ブロックBに
ついても同様にして求めることができる。
【0070】また、符号化ブロックAおよび符号化ブロ
ックBのグループ2が消失した場合、第1の実施例で述
べたように、符号化ブロック内で高域の変換次数に対応
するこれらの係数データのエネルギーは小さく、さらに
これらの係数データに対する視覚感度は低いので、グル
ープ2に含まれる係数データを零として修整する。
【0071】また、オーバーラップした2個の符号化ブ
ロック内の6個のグループはお互いに記録媒体80上で
離れた領域に記録されているので、同時に複数のグルー
プがエラーとなり消失する可能性は少ないので、上記エ
ラー修整において、消失した係数データをほぼ完全に復
元できる。
【0072】以上のように本実施例によれば、画面上で
隣接する符号化ブロックがお互いにその境界の1画素を
共有するようにオーバーラップして符号化ブロックに分
割し、その符号化ブロック内の係数データを、同一水平
周波数成分を持つ係数データ毎にグループ分割を行なっ
て、前記オーバーラップした2個の符号化ブロック内に
含まれる6個のグループを記録媒体上で離れた領域に記
録し、エラー修整時には前記オーバーラップした領域の
画素が前記オーバーラップする符号化ブロック間で等し
くなるように修整することにより、同時に消失した4個
の係数データを正確にエラー修整することが可能とな
り、記録再生装置の安定性を飛躍的に高めることができ
る。
【0073】なお、本実施例において符号化ブロックを
グループに分割する際に低域の2個の水平周波数成分に
ある係数データを同一の水平周波数成分を持つ係数デー
タ毎にグループ分割したが、このグループ分割は同一の
垂直周波数成分を持たない複数の係数データ毎にグルー
プ分割する場合の一例であり、図9に示すようなグルー
プ分割であっても同様の演算でエラー修整が可能であ
る。
【0074】また、本実施例において画面上で水平方向
にオーバーラップした符号化ブロック内の係数データを
同一垂直周波数成分を持たない係数データ毎にグループ
分割し、前記グループ単位でエラー修整を行なったが、
これを画面上で垂直方向にオーバーラップした符号化ブ
ロック内の係数データを同一水平周波数成分を持たない
係数データ毎にグループ分割し、前記グループ単位でエ
ラー修整を行なっても同等のエラー修整が可能である。
【0075】さらに、本実施例において符号化ブロック
をグループに分割する際に高域の2列の係数データを1
個のグループとして分割したが、これは、可変長符号化
回路で、2次元ハフマン符号等を用い、零が連続する可
能性の高い高域の変換次数に対する係数データは符号化
ブロック内で連続して読みだして可変長符号化すること
により符号化効率の低下を防止するためであり、可変長
符号化回路で、1次元ハフマン符号等を用いる場合や比
較的緩い圧縮率の場合には1列毎にグループ分割を行な
い、全ての係数データの消失に対して復元を行なえば、
エラー発生時の再生画質を極めて高品質なものにでき、
非常に効果的である。
【0076】なお、以上説明した全ての実施例におい
て、記録ヘッドおよび再生ヘッドともに1個の構成で説
明したが、これに制限されることはなく、2個以上のヘ
ッドを用いた場合でも効果がある。さらに、2個以上の
ヘッドを用いた場合に適応すれば、いずれかのヘッドが
クロッグし再生出力が得られない場合でも効果的にエラ
ー修整が行なえ、良好な再生画像を得ることができる。
【0077】また、符号化ブロックの大きさとして4×
4のブロックで説明したが、これに制限されることはな
く、8×8、8×4等いずれの大きさでも同様のエラー
修整が行なえる。周波数変換についてもDCT変換に制
限されずアダマール変換、Slant変換、Legen
dre変換等でも同様のエラー修整が可能である。
【0078】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、エラーが
発生した場合、ブロック内の全ての係数データが消失し
再生時にブロック単位で欠落することを防ぐことができ
る。さらに、空間的に相関の高い隣接ブロックの係数デ
ータを用いてエラー修整することにより再生画像の安定
性を高めることができ、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における画像符号化記録
装置のブロック図
【図2】記録媒体上の領域を示す概念図
【図3】本発明の第2の実施例における画像符号化記録
再生装置のブロック図
【図4】符号化ブロックの係数データを表す概念図
【図5】本発明の第4の実施例における画像符号化記録
再生装置のブロック図
【図6】オーバーラップする符号化ブロックを示す概念
【図7】本発明の第5の実施例における画像符号化記録
再生装置のブロック図
【図8】グループ分割を示す第1の概念図
【図9】グループ分割を示す第2の概念図
【符号の説明】
10 ディジタルビデオ信号の入力端子 20 ブロック化回路 25 オーバーラップブロック化回路 30 DCT変換回路 40 第1のシャフリングメモリ 42 第2のシャフリングメモリ 43 第3のシャフリングメモリ 50 可変長符号化回路 60 記録処理回路 70 記録ヘッド 80 記録媒体 90 再生ヘッド 100 再生処理回路 110 可変長復号回路 120 第1のデシャフリングメモリ 122 第2のデシャフリングメモリ 130 第1のエラー修整回路 132 第2のエラー修整回路 133 第3のエラー修整回路 140 逆DCT変換回路 150 ブロック分解回路 155 オーバーラップブロック分解回路 160 ディジタルビデオ信号の出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 5/782 - 5/783 H04N 7/24 - 7/68 G11B 20/10 - 20/12

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ディジタル画像信号を複数の画素デ
    ータからなる符号化ブロック単位のデータに分割する手
    段と、前記符号化ブロック毎に前記ディジタルビデオ信
    号を周波数変換して複数の係数データに変換する手段
    と、同一の符号化ブロックに含まれる複数の前記係数デ
    ータそれぞれを記録媒体上の離れた領域に分散して記録
    する手段を有する画像符号化記録装置。
  2. 【請求項2】 係数データを記録する手段が、画面上で
    隣接する符号化ブロックに含まれる複数の前記係数デー
    それぞれを記録媒体上の離れた領域に分散して記録す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像符号化記録装
    置。
  3. 【請求項3】 係数データを記録する手段が、異なるフ
    ィールドに属し画面上で同一領域を構成する符号化ブロ
    ックに含まれる複数の前記係数データそれぞれを記録媒
    体上の離れた領域に分散して記録することを特徴とする
    請求項1記載の画像符号化記録装置。
  4. 【請求項4】 係数データを記録する手段が、同一符号
    化ブロックに含まれる複数の前記係数データの内の少な
    くとも低域の変換次数にある複数の前記係数データそれ
    ぞれを記録媒体上の離れた領域に分散して記録すること
    を特徴とする請求項1記載の画像符号化記録装置。
  5. 【請求項5】 入力ディジタルビデオ信号を複数の画素
    データからなる符号化ブロック単位のデータに分割する
    手段と、前記符号化ブロック毎に前記ディジタルビデオ
    信号を周波数変換して複数の係数データに変換する手段
    と、複数の前記係数データそれぞれを記録媒体上の離れ
    た領域に分散して記録する手段と、前記記録媒体から
    係数データを再生する手段と、前記再生された係数デ
    ータのエラーの有無を検出する手段と、前記再生された
    係数データを前記符号化ブロックに統合する手段と、前
    記エラーが検出された係数データをエラーが検出されな
    い係数データを用いて修整する手段と、前記エラー修整
    された係数データを前記周波数変換復号してディジタル
    ビデオ信号を出力する手段を有することを特徴とする画
    像符号化記録再生装置。
  6. 【請求項6】 修整する手段が、画面上で隣接する符号
    化ブロックの同一の変換次数にあるエラーの検出されな
    い係数データ、または、異なるフィールドに属し画面上
    で同一領域を構成する符号化ブロックの同一の変換次数
    にあるエラーの検出されない係数データを用いて修整す
    ることを特徴とする請求項5記載の画像符号化記録再生
    装置。
  7. 【請求項7】 修整する手段が、画面上で隣接する符号
    化ブロック間の境界の画素相関を用いてエラーの検出さ
    れた係数データを修整することを特徴とする請求項5記
    載の画像符号化記録再生装置。
  8. 【請求項8】 符号化ブロックに分割する手段が、画面
    上で隣接する符号化ブロック間の少なくとも1つの境界
    の画素を共有するようにオーバーラップして符号化ブロ
    ックに分割し、修整する手段が、前記オーバーラップし
    た領域の画素が前記隣接する符号化ブロック間で等しく
    なるようにエラー検出された係数データを修整すること
    を特徴とする請求項5記載の画像符号化記録再生装置。
  9. 【請求項9】 入力ディジタルビデオ信号を複数の画素
    データからなる符号化ブロック単位のデータに分割する
    手段と、前記符号化ブロック毎に前記ディジタルビデオ
    信号を周波数変換して複数の係数データに変換する手段
    と、複数の前記係数データを複数のグループに分割し、
    同一の符号化ブロック内の各グループがお互い記録媒体
    上の離れた領域になるように分散して記録する手段と、
    前記記録媒体から前記係数データを再生する手段と、前
    記再生された係数データのエラーの有無を検出する手段
    と、前記再生された係数データを前記符号化ブロックに
    統合する手段と、前記エラーが検出された係数データを
    エラーが検出されない係数データを用いて修整する手段
    と、前記エラー修整された係数データを前記周波数変換
    復号してディジタルビデオ信号を出力する手段を有する
    ことを特徴とする画像符号化記録再生装置。
  10. 【請求項10】 グループに分割する手段が、同一の垂
    直周波数成分を持たない係数データ毎にグループに分割
    し、修整する手段が、画面上で水平方向に隣接する符号
    化ブロック間の境界の画素相関を用いてエラーの検出さ
    れた係数データを修整することを特徴とする請求項9記
    載の画像符号化記録再生装置。
  11. 【請求項11】 グループに分割する手段が、同一の水
    平周波数成分を持たない係数データ毎にグループに分割
    し、修整する手段が、画面上で垂直方向に隣接する符号
    化ブロック間の境界の画素相関を用いてエラーの検出さ
    れた係数データを修整することを特徴とする請求項9記
    載の画像符号化記録再生装置。
  12. 【請求項12】 グループに分割する手段が、水平低域
    成分に相当する周波数領域においては同一の垂直周波数
    成分を持たない係数データ毎にグループに分割し、水平
    高域成分に相当する周波数領域においては、その領域に
    含まれる係数データを同一グループにし、修整する手段
    が、水平低域成分に相当する周波数領域においては画面
    上で水平方向に隣接する符号化ブロック間の境界の画素
    相関を用いてエラーの検出された係数データを修整し、
    水平高域成分に相当する周波数領域においては、エラー
    の検出された係数データを零にすることを特徴とする請
    求項9記載の画像符号化記録再生装置。
  13. 【請求項13】 グループに分割する手段が、垂直低域
    成分に相当する周波数領域においては同一の水平周波数
    成分を持たない係数データ毎にグループに分割し、垂直
    高域成分に相当する周波数領域においては、その領域に
    含まれる係数データを同一グループにし、修整する手段
    が、垂直低域成分に相当する周波数領域においては画面
    上で垂直方向に隣接する符号化ブロック間の境界の画素
    相関を用いてエラーの検出された係数データを修整し、
    垂直高域成分に相当する周波数領域においては、エラー
    の検出された係数データを零にすることを特徴とする請
    求項9記載の画像符号化記録再生装置。
  14. 【請求項14】 係数データを記録する手段が、隣接す
    る符号化ブロック内の全てのグループがお互い記録媒体
    上の離れた領域になるように分散して記録することを特
    徴とする請求項9記載の画像符号化記録再生装置。
  15. 【請求項15】 符号化ブロックに分割する手段が、画
    面上で水平方向または垂直方向に隣接する符号化ブロッ
    ク間の少なくとも1つの境界の画素を共有するようにオ
    ーバーラップして符号化ブロックに分割することを特徴
    とする請求項9記載の画像符号化記録再生装置。
JP9139394A 1994-04-28 1994-04-28 画像符号化記録装置および記録再生装置 Expired - Fee Related JP3161217B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9139394A JP3161217B2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 画像符号化記録装置および記録再生装置
US08/426,248 US5933571A (en) 1994-04-28 1995-04-21 Video image coding and recording apparatus and video image coding, recording and reproducing apparatus
DE1995617856 DE69517856T2 (de) 1994-04-28 1995-04-24 Fernsehbildkodier- und Aufnahmevorrichtung und Fernsehbildkodier-, Aufnahme- und Wiedergabevorrichtung
EP19950302710 EP0680209B1 (en) 1994-04-28 1995-04-24 Video image coding and recording apparatus and video image coding, recording and reproducing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9139394A JP3161217B2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 画像符号化記録装置および記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07298194A JPH07298194A (ja) 1995-11-10
JP3161217B2 true JP3161217B2 (ja) 2001-04-25

Family

ID=14025145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9139394A Expired - Fee Related JP3161217B2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 画像符号化記録装置および記録再生装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5933571A (ja)
EP (1) EP0680209B1 (ja)
JP (1) JP3161217B2 (ja)
DE (1) DE69517856T2 (ja)

Families Citing this family (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3115199B2 (ja) * 1994-12-16 2000-12-04 松下電器産業株式会社 画像圧縮符号化装置
JP3207739B2 (ja) * 1996-01-19 2001-09-10 松下電器産業株式会社 画像再生装置
US6614845B1 (en) * 1996-12-24 2003-09-02 Verizon Laboratories Inc. Method and apparatus for differential macroblock coding for intra-frame data in video conferencing systems
US6141448A (en) * 1997-04-21 2000-10-31 Hewlett-Packard Low-complexity error-resilient coder using a block-based standard
EP1025707B1 (en) * 1997-10-23 2008-07-23 Sony Electronics Inc. Apparatus and method for mapping an image to blocks to provide for robust error recovery in a lossy transmission environment
EP1025648B1 (en) * 1997-10-23 2012-01-11 Sony Electronics, Inc. Apparatus and method for localizing transmission errors to provide robust error recovery in a lossy transmission environment
US6581170B1 (en) * 1997-10-23 2003-06-17 Sony Corporation Source coding to provide for robust error recovery during transmission losses
US6298085B1 (en) * 1997-10-23 2001-10-02 Sony Corporation Source encoding using shuffling of data to provide robust error recovery in a burst error-environment
US6591398B1 (en) 1999-02-12 2003-07-08 Sony Corporation Multiple processing system
US6535148B1 (en) 1999-02-12 2003-03-18 Sony Corporation Method and apparatus for truncated decoding
US6519369B1 (en) 1999-02-12 2003-02-11 Sony Corporation Method and apparatus for filter tap expansion
US6154761A (en) * 1999-02-12 2000-11-28 Sony Corporation Classified adaptive multiple processing system
US6363118B1 (en) 1999-02-12 2002-03-26 Sony Corporation Apparatus and method for the recovery of compression constants in the encoded domain
US6307979B1 (en) 1999-02-12 2001-10-23 Sony Corporation Classified adaptive error recovery method and apparatus
US6192161B1 (en) 1999-02-12 2001-02-20 Sony Corporation Method and apparatus for adaptive filter tap selection according to a class
US6170074B1 (en) 1999-02-12 2001-01-02 Sony Corporation Source coding to provide for robust error recovery
US6307560B1 (en) 1999-02-12 2001-10-23 Sony Corporation Classified adaptive spatio-temporal format conversion method and apparatus
US6178266B1 (en) 1999-02-12 2001-01-23 Sony Corporation Method and apparatus for the recovery of compression constants in the encoded domain
US6621936B1 (en) 1999-02-12 2003-09-16 Sony Corporation Method and apparatus for spatial class reduction
US6151416A (en) * 1999-02-12 2000-11-21 Sony Corporation Method and apparatus for adaptive class tap selection according to multiple classification
US6697489B1 (en) 1999-03-30 2004-02-24 Sony Corporation Method and apparatus for securing control words
US7730300B2 (en) 1999-03-30 2010-06-01 Sony Corporation Method and apparatus for protecting the transfer of data
US6389562B1 (en) 1999-06-29 2002-05-14 Sony Corporation Source code shuffling to provide for robust error recovery
US6473876B1 (en) 1999-06-29 2002-10-29 Sony Corporation Method and apparatus for encoding of bitstreams using rotation
US6493842B1 (en) 1999-06-29 2002-12-10 Sony Corporation Time-varying randomization for data synchronization and implicit information transmission
US6549672B1 (en) 1999-06-29 2003-04-15 Sony Corporation Method and apparatus for recovery of encoded data using central value
US6522785B1 (en) 1999-09-24 2003-02-18 Sony Corporation Classified adaptive error recovery method and apparatus
US6351494B1 (en) 1999-09-24 2002-02-26 Sony Corporation Classified adaptive error recovery method and apparatus
US6760479B1 (en) * 1999-10-22 2004-07-06 Research Foundation Of The City University Of New York Super predictive-transform coding
US7039614B1 (en) 1999-11-09 2006-05-02 Sony Corporation Method for simulcrypting scrambled data to a plurality of conditional access devices
US6539517B1 (en) 1999-11-09 2003-03-25 Sony Corporation Data transformation for explicit transmission of control information
US7895616B2 (en) 2001-06-06 2011-02-22 Sony Corporation Reconstitution of program streams split across multiple packet identifiers
US7747853B2 (en) 2001-06-06 2010-06-29 Sony Corporation IP delivery of secure digital content
US7139398B2 (en) 2001-06-06 2006-11-21 Sony Corporation Time division partial encryption
US7823174B2 (en) 2002-01-02 2010-10-26 Sony Corporation Macro-block based content replacement by PID mapping
US7765567B2 (en) 2002-01-02 2010-07-27 Sony Corporation Content replacement by PID mapping
US8818896B2 (en) 2002-09-09 2014-08-26 Sony Corporation Selective encryption with coverage encryption
US7027515B2 (en) * 2002-10-15 2006-04-11 Red Rock Semiconductor Ltd. Sum-of-absolute-difference checking of macroblock borders for error detection in a corrupted MPEG-4 bitstream
US7724907B2 (en) 2002-11-05 2010-05-25 Sony Corporation Mechanism for protecting the transfer of digital content
US8572408B2 (en) 2002-11-05 2013-10-29 Sony Corporation Digital rights management of a digital device
US8667525B2 (en) 2002-12-13 2014-03-04 Sony Corporation Targeted advertisement selection from a digital stream
US8645988B2 (en) 2002-12-13 2014-02-04 Sony Corporation Content personalization for digital content
US7853980B2 (en) 2003-10-31 2010-12-14 Sony Corporation Bi-directional indices for trick mode video-on-demand
US8041190B2 (en) 2004-12-15 2011-10-18 Sony Corporation System and method for the creation, synchronization and delivery of alternate content
US7895617B2 (en) 2004-12-15 2011-02-22 Sony Corporation Content substitution editor
US8185921B2 (en) 2006-02-28 2012-05-22 Sony Corporation Parental control of displayed content using closed captioning
US9794025B2 (en) * 2015-12-22 2017-10-17 Qualcomm Incorporated Systems and methods for communication and verification of data blocks

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69024350T2 (de) * 1990-08-13 1996-07-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd Digitale Videosignalaufnahme- und -wiedergabevorrichtung
US5282049A (en) * 1991-02-08 1994-01-25 Olympus Optical Co., Ltd. Moving-picture data digital recording and reproducing apparatuses
JP2708312B2 (ja) * 1992-03-05 1998-02-04 松下電器産業株式会社 記録装置及び再生装置
KR0135873B1 (ko) * 1992-03-14 1998-05-15 강진구 디지탈 자기기록재생방법 및 장치
JPH05282799A (ja) * 1992-04-01 1993-10-29 Sony Corp 情報記録装置
JPH05304661A (ja) * 1992-04-24 1993-11-16 Seiko Epson Corp 画像符号化伝送装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0680209B1 (en) 2000-07-12
DE69517856T2 (de) 2000-12-07
US5933571A (en) 1999-08-03
EP0680209A3 (en) 1996-04-24
EP0680209A2 (en) 1995-11-02
JPH07298194A (ja) 1995-11-10
DE69517856D1 (de) 2000-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3161217B2 (ja) 画像符号化記録装置および記録再生装置
JP3428033B2 (ja) ディジタルvtr
US5636316A (en) Picture signal digital processing unit
JPH06284377A (ja) ディジタル画像信号のコンシール装置
US5845041A (en) Video signal recording and reproducing apparatus with high efficiency encoding
JP2962053B2 (ja) 信号処理装置
JP3141629B2 (ja) 映像信号の記録および再生装置
US5510904A (en) Video data compressor minimizing propagation of error
JP3207739B2 (ja) 画像再生装置
JPH06125534A (ja) ブロック変換符号化データの伝送装置
US6219157B1 (en) Image coding apparatus
JP3326828B2 (ja) ディジタル画像信号受信/再生装置
JP3291785B2 (ja) ブロック変換符号化データの伝送装置
JP3034172B2 (ja) 画像データ記録再生装置
US6233281B1 (en) Video signal processing apparatus, and video signal processing method
JP3334140B2 (ja) ディジタルビデオ信号の記録装置、再生装置及び記録方法
JP2832974B2 (ja) 画像復号装置及び復号方法
JPH07177505A (ja) 画像データ復号装置
JP3262341B2 (ja) 画像処理装置及びその方法
JPH1032788A (ja) デジタル画像情報の記録再生装置
JPH07177506A (ja) 画像データ復号装置
JPH05284526A (ja) エラー修整回路
JPH07336637A (ja) 映像信号のディジタル記録再生装置
JPH01140873A (ja) 画像情報圧縮方法
JPH0530470A (ja) デイジタルビデオ信号の記録および/または再生方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080223

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees