JP3140621B2 - 分散ファイルシステム - Google Patents

分散ファイルシステム

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JP3140621B2
JP3140621B2 JP05241534A JP24153493A JP3140621B2 JP 3140621 B2 JP3140621 B2 JP 3140621B2 JP 05241534 A JP05241534 A JP 05241534A JP 24153493 A JP24153493 A JP 24153493A JP 3140621 B2 JP3140621 B2 JP 3140621B2
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    • G06F12/08Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイルを保管するフ
ァイルサーバとファイルにアクセスするクライアントと
がネットワークで接続された分散ファイルシステムに係
り、特に使用頻度の高いファイルをクライアントにキャ
ッシングする分散ファイルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】多くの分散ファイルシステムでは、ファ
イルサーバが保管するファイルをクライアントにキャッ
シングすることで、ファイルアクセスを高速化してい
る。すなわち、ファイルサーバが保管するファイルのコ
ピーをクライアント側で保持しておくことにより、次回
そのファイルに対するアクセス要求が発生した場合に
は、ファイルサーバへアクセスすることなく自クライア
ント内で処理することができる。キャッシングしたファ
イルを保管する領域をキャッシュ領域と呼び、通常キャ
ッシュ領域は、クライアントの主記憶やディスク装置内
に確保される。
【0003】通常、キャッシュ領域の容量には制限があ
り、アクセスするすべてのファイルを保持することがで
きない。キャッシュのヒット率は、ファイルアクセス性
能に大きく影響するので、限られたキャッシュ領域を有
効活用して、高いキャッシュヒット率を達成することは
非常に重要である。
【0004】ファイルをキャッシングするには、そのフ
ァイルのコピーを保管する空間をキャッシュ領域内に確
保する必要がある。すでに多数のファイルをキャッシン
グしていて、十分な空間を確保できない場合には、キャ
ッシング中のファイルをキャッシュ領域から追い出す必
要がある。
【0005】通常、クライアントは、キャッシングして
いる各ファイルに優先度をつけており、キャッシュ領域
から追い出すファイルを優先度の低い順に選択する。キ
ャッシュのヒット率を向上させるためには、使用頻度の
高いファイルに高い優先度を設定し、高い確率でキャッ
シュ領域に残すようなキャッシュ制御が望ましい。
【0006】実際のファイルアクセスを観測し、最近ア
クセスしたファイルに高い優先度をつける方法によれ
ば、ファイルの使用頻度を反映したキャッシュ制御があ
る程度可能である。しかし、あらかじめファイルの使用
頻度が分かっている場合には、頻繁にアクセスするファ
イルに高い優先度を設定し、そのファイルはなるべくキ
ャッシュ領域から追い出さないようにするキャッシュ制
御が有効である。例えば、プログラム開発者はソースフ
ァイルを頻繁にアクセスする。プログラム開発者が利用
するクライアントマシンでは、ソースファイルに高い優
先度を設定することで、キャッシュのヒット率を向上さ
せファイルアクセスを高速化できる。
【0007】本発明に近い従来技術として、Coda分
散ファイルシステムがある。Coda分散ファイルシス
テムでは、クライアント毎にファイルの優先度を設定す
る。頻繁にアクセスするファイルを高い優先度に設定
し、高い確率でキャッシュ領域に残すことで、キャッシ
ュのヒット率を向上させることができる。Coda分散
ファイルシステムについては、J. Kistler and M. Saty
anarayananによる「ディスコネクテッド・オペレーショ
ン・イン・ザ・コーダ・ファイル・システム(Disconne
cted Operation in the Coda File System)」 ACM Tra
nsactions on Computer Systems Vol. 10, No. 1, pp.
3-25 (1992). に記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】分散ファイルシステム
を利用するユーザは、クライアントの1つにログインし
てファイルサーバが保管するファイルにアクセスする。
ユーザ毎にアクセスするファイルは異なるので、あるク
ライアントがどのファイルに頻繁にアクセスするかは、
そのクライアントにログインするユーザによって大きく
変化する。
【0009】したがって、クライアントごとにファイル
の優先度を決定する上記従来技術では、ログインしてい
るユーザにあわせて、ファイルの優先度を変更するのが
困難である。その結果、ユーザが頻繁にアクセスするフ
ァイルに高い優先度を設定できず、キャッシュ領域から
追い出してしまう可能性がある。これはキャッシュのヒ
ット率の低下につながる。
【0010】本発明の目的は、キャッシュのヒット率を
向上し、ファイルアクセスを高速化する分散ファイルシ
ステムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるキャッシュ優先度制御方法は、複数の
ファイルを保管するファイルサーバと、該ファイルサー
バに保管されたファイルにアクセスするクライアントと
がネットワークで接続され、前記クライアントは、前記
ファイルのコピーを保管するキャッシュ記憶装置を有す
る分散ファイルシステムにおけるキャッシュ優先度制御
方法であって、前記ファイルサーバ内に、前記クライア
ントからログインを行なうユーザ毎に、そのユーザ名と
そのユーザが頻繁にアクセスするファイルのファイル名
とを対応付けて記憶するアクセス頻度データベースを設
け、前記クライアント内に、そのクライアントから前記
ファイルサーバに対してアクセスして自己のキャッシュ
記憶装置内に取り込んだいずれかのファイルの追い出し
時に当該キャッシュ記憶装置内に残すか否かの判断の基
準となる優先度を定める優先度テーブルを設け、前記ク
ライアントにおいて、あるユーザがログインした際、そ
のユーザのユーザ名を認識し、前記クライアントにおい
て、前記ユーザが前記ファイルサーバからあるファイル
名のファイルを取りだして前記キャッシュ記憶装置に格
納したとき、前記アクセス頻度データベースの内容に基
づいて、当該ファイルが当該ユーザが頻繁にアクセスす
るファイルであるか否かを調べ、その結果に応じて前記
優先度テーブルにおける当該ファイルの優先度を定め、
前記キャッシュ装置からいずれかのファイルを追い出す
べきとき、前記優先度テーブルの内容に基づいて、優先
度の低いファイルを当該追い出すべきファイルとして決
定するようにしたものである。
【0012】また、本発明による分散ファイルシステム
は、複数のファイルを保管する少なくとも1個のファイ
ルサーバと、該ファイルサーバに保管されたファイルに
アクセスするクライアントとがネットワークで接続され
た分散ファイルシステムにおいて、前記ファイルサーバ
は、ユーザ名とそのユーザが頻繁にアクセスするファイ
ル名とを対応づけて記録するアクセス頻度データベース
を有し、前記クライアントは、ログイン中のユーザ名を
記録するログインユーザテーブルと、前記ファイルサー
バ内のファイルのコピーを保管するキャッシュ記憶装置
と、前記キャッシュ記憶装置に保管する各ファイルのコ
ピーに優先度を設定し、別のファイルのコピーを前記キ
ャッシュ記憶装置に保管するにあたり、前記キャッシュ
記憶装置に十分な空き領域を確保できない場合、優先度
の低いコピーをキャッシュ記憶装置から追い出す制御を
行なうキャッシュ管理手段を有し、各クライアントのキ
ャッシュ管理手段は、前記ログインユーザテーブルと、
前記アクセス頻度データベースの内容に基づいて、自己
のキャッシュ記憶装置内のファイルの追い出し時に当該
キャッシュ記憶装置内に残すか否かの判断の基準となる
優先度を各ファイルに対して設定するようにしたもので
ある。
【0013】
【作用】アクセス頻度データベースは、ユーザ名とその
ユーザが頻繁にアクセスするファイル名とを対応づけて
記録している。アクセス頻度データベースを参照するこ
とで、ユーザ名あるいはファイル名をキーとして、ユー
ザが頻繁にアクセスするファイル名あるいはファイルを
頻繁にアクセスするユーザ名を検索できる。また、アク
セス頻度データベースはファイルサーバに存在するの
で、すべてのクライアントから参照できる。
【0014】ログインユーザテーブルは、クライアント
にログイン中のユーザ名を記録している。キャッシュ管
理手段は、ログイン中のユーザが頻繁にアクセスするフ
ァイルを、ログインユーザテーブルとアクセス頻度デー
タベースを参照することで特定する。そして、ログイン
中のユーザが頻繁にアクセスするファイルに対して高い
優先度を設定することにより、それらのファイルのコピ
ーを高い確率でキャッシュ記憶装置内に保管できる。
【0015】このように、本発明によれば、同一のクラ
イアントであっても、そこにログインするユーザに対応
して、キャッシュ記憶装置のヒット率を向上させ、ファ
イルアクセスを高速化する分散ファイルシステムを提供
できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
より詳細に説明する。
【0017】まず、図1に、本発明の第1の実施例に係
る分散ファイルシステムのシステム構成を示す。このシ
ステムでは、ネットワーク300に、ファイルサーバ2
00とn台のクライアント100が接続している。ネッ
トワーク300としては、ローカルエリアネットワーク
を採用する。ファイルサーバ200には高性能ワークス
テーションを、クライアント100には安価なワークス
テーション或はパーソナルコンピュータを採用する。n
台のクライアント100は、ファイルサーバとは離れた
端末室に設置されており、ユーザはどれか1つのクライ
アント100にログインし、ファイルアクセスを行な
う。
【0018】ファイルサーバ200には、大容量のディ
スク装置230が接続している。ディスク装置230に
は、F1、F2、F3、F4をはじめとする多数のファ
イル240と、アクセス頻度データベース250が保管
されている。
【0019】アクセス頻度データベース250は、ユー
ザ名欄251とファイル名リスト欄252とから構成さ
れ、分散ファイルシステムを利用するユーザ毎に、その
ユーザが頻繁にアクセスするファイル名を登録するもの
である。図示の例では、ユーザAに対してはF1、F3
が、ユーザBに対してはF2、F4が、ユーザCに対し
てはF1が、それぞれのユーザの頻繁にアクセスするフ
ァイルとして登録されている。アクセス頻度データベー
ス250に登録するファイル名は、実際のファイルアク
セス統計をもとに、システム管理者或は各ユーザが登録
する。
【0020】クライアント100には、比較的小容量の
ディスク装置150と、端末160が接続している。デ
ィスク装置150は、ファイル240のコピーを保管す
るキャッシュ領域170として利用される。クライアン
ト100は、現在このクライアントにログインしている
ユーザ名を格納するログインユーザテーブル130およ
びキャッシュの管理を行なうキャッシュ管理部140を
有する。キャッシュ管理部140は、キャッシュ優先度
の制御を行なうキャッシュ優先度制御モジュール142
を内包する。ユーザは、端末160を通してクライアン
ト100にログインし、ファイル240にアクセスす
る。現在、クライアント100−1には、ユーザAがロ
グインしている。
【0021】次に、本実施例の動作概要を説明する。
【0022】あるクライアントからユーザがあるファイ
ルに対して最初にファイルアクセスを要求した場合、ク
ライアント100は、ファイルサーバ200のディスク
装置250に保管されている当該ファイルを、ネットワ
ーク300を通して読み込む。キャッシュ管理部140
は、ファイルサーバ100から読み込んだファイルをキ
ャッシュ領域170に保管する。同じファイルに再度ア
クセスする場合には、キャッシュ領域170中のコピー
にアクセスすることにより、ファイルアクセスを高速化
できる。
【0023】しかし、キャッシュ領域170の容量には
制限があり、アクセスするすべてのファイルをキャッシ
ングできない。ファイルをキャッシングするにあたり、
キャッシュ領域170に十分な空き領域を確保できない
場合には、キャッシング中に存在するファイルをキャッ
シュ領域170から元のファイルサーバ200へ追い出
す必要がある。
【0024】キャッシュ管理部140のキャッシュ優先
度制御モジュール142は、キャッシュ領域170中の
各ファイルに対して優先度を設定する。キャッシュ管理
部140は、優先度の低い順に追い出すファイルを選択
する。具体的には、キャッシュ優先度制御モジュール1
42は、ログイン中のユーザ名131を記録するログイ
ンユーザテーブル130とアクセス頻度データベース2
50を参照して、ログイン中のユーザが頻繁にアクセス
するファイルを認識する。そして、それらのファイルの
コピーに対して高い優先度を設定する。クライアント1
00−1では、現在ユーザAがログインしているので、
アクセス頻度データベース250の内容に基づきユーザ
Aに対応してファイルF1とF3に高い優先度を設定す
る。
【0025】以下、図2から図8を用いて、本実施例の
動作を詳細に説明する。
【0026】図2は、本実施例のソフトウェア構成を示
している。クライアント100は、セッション管理プロ
グラム110、ファイルアクセスプログラム120、ロ
グインユーザテーブル130、ファイルキャッシングプ
ログラム141、キャッシュ優先度制御モジュール14
2、ローカル頻度データベース144、通信制御プログ
ラム180を持つ。
【0027】ファイルサーバ200は、アクセス頻度デ
ータベース250を管理するアクセス頻度データベース
管理プログラム210、ファイル管理プログラム22
0、通信制御プログラム280を持つ。
【0028】通信制御プログラム180、280は互い
に協調して、OSIモデルのトランスポート層レベルの
ネットワーク通信を実現する。
【0029】ローカル頻度データベース144は、図1
7に示すように、アクセス頻度データベース250の登
録内容のうち、ログイン中のユーザに関する項のみを記
録するデータベースであり、ユーザ名欄1001とファ
イル名リスト欄1002とからなる。後述するように、
1つのクライアントに同時に複数のユーザがログインす
る場合を考慮して、図のデータベース144では複数の
エントリを用意してある。
【0030】図2に戻り、キャッシュ優先度制御モジュ
ール142は、優先度テーブル143と、それぞれ優先
度テーブル143を操作するインサート処理ルーチン
1、削除処理ルーチン2、タイムスタンプルーチン3、
追いだし決定ルーチン4とからなる。
【0031】優先度テーブル143の構造を図3に示
す。優先度テーブル143は、高優先度ヘッダ412、
低優先度ヘッダ422と、キャッシュ領域170中の各
ファイルに対して作成される優先度構造体400から構
成される。1つのファイルに対して1つの優先度構造体
400が割り当てられる。優先度構造体400は、タイ
ムスタンプ欄401、ファイル名欄402、レベル欄4
03、ポインタ欄404から構成される。タイムスタン
プ欄401は、ファイル402に最後にアクセスした時
刻を記録する。レベル欄403は、本実施例では、高い
優先度を表すH、低い優先度を表すLのどちらか一方を
記録する。
【0032】レベル欄403の値がHの優先度構造体4
00は、高優先度ヘッダ412をヘッダとする高優先度
リスト410につながれる。レベル欄403の値がLの
優先度構造体400は、低優先度ヘッダ422をヘッダ
とする低優先度リスト420につながれる。リスト41
0、420の各々内の優先度構造体400は、タイムス
タンプ欄401の値が古い順に整列される。追いだしの
対象となるファイルとしては、低優先度ヘッダ422に
接続されたものから順に選択される。
【0033】以下、各プログラムの動作をフローチャー
トを用いて説明する。
【0034】セッション管理プログラム110は、ユー
ザが入力したコマンドを解釈し、実行する。図4のフロ
ーチャートを使って、セッション管理プログラム110
の処理520を説明する。
【0035】まずステップ522でログイン処理540
を実行する。次にステップ524でコマンド入力を受け
付け、ステップ526で入力コマンドを解釈する。ステ
ップ528で、ユーザがログアウトすると判定されたた
場合には、ステップ532でログアウト処理550を実
行する。ログアウト以外の場合は、ステップ530で入
力コマンドを実行し、ステップ524に戻る。
【0036】図5のフローチャートを使って、ログイン
処理540とログアウト処理550を説明する。
【0037】ログイン処理540は、まずステップ54
1でユーザの認証を行ない、ステップ542で、ログイ
ンユーザテーブル130にユーザ名を登録する。次にス
テップ543で、ユーザが頻繁にアクセスするファイル
名をファイルサーバ200のアクセス頻度データベース
管理プログラム210に問い合わせ、ステップ544で
ローカル頻度データベース144に登録する。
【0038】ログアウト処理550は、まずステップ5
51で、ログインユーザテーブル130からユーザ名を
削除し、ステップ552で、ローカル頻度データベース
144から、そのユーザの項を削除する。
【0039】このように、ログイン処理540とログア
ウト処理550によって、現在ログイン中のユーザ名を
ログインユーザテーブル130に記録できる。更に、ロ
グイン中のユーザが頻繁にアクセスするファイル名をロ
ーカル頻度データベース144に記録できる。
【0040】ステップ530(図4)で実行するコマン
ドの幾つかは、ファイルサーバ200のファイル240
にアクセスするために、ファイルアクセスプログラム1
20を実行する。図6のフローチャートを使って、ファ
イルアクセスプログラム120の処理560を説明す
る。
【0041】まずステップ562で、アクセスするファ
イルがキャッシュ領域170に存在するかチェックす
る。キャッシュ領域170に無い場合には、ステップ5
64でファイルキャッシングプログラム141を実行
し、ファイルをキャッシングする。
【0042】次にステップ566で、キャッシュ領域1
70中のファイルにアクセスし、ステップ568でタイ
ムスタンプ更新ルーチン3を実行する。タイムスタンプ
更新ルーチン3は、アクセスしたファイルに対応する優
先度構造体400のタイムスタンプ欄401に現時刻を
記録し、リスト内でのそのファイルの優先度構造体の順
番を変更する。
【0043】図7のフローチャートを用いて、図6の処
理564に対応する、ファイルキャッシングプログラム
141の処理580を説明する。
【0044】まずステップ582で、キャッシングする
ファイルのサイズを、ファイルサーバ200のファイル
管理プログラム220に問い合わせる。次に、ステップ
584で、キャッシュ領域170にファイルをキャッシ
ングできる空間があるかチェックする。空間がある場合
には、ステップ592に進む。
【0045】キャッシングできる空間が無い場合には、
ステップ586で、追い出し決定ルーチン4を実行し、
キャッシュ領域170から追い出すファイルを決定し、
ステップ588で、そのファイルをキャッシュ領域から
追い出す。ステップ590で、削除処理ルーチン2を実
行し、追い出したファイルに対応する優先度構造体40
0を削除した後、ステップ584に戻る。
【0046】ステップ592は、ファイルサーバ200
のファイル管理プログラム220にファイルの転送を依
頼し、キャッシュ領域170にファイルを保管する。最
後にステップ594で、インサート処理ルーチン1を実
行して、優先度テーブル143にファイルを登録する。
【0047】最後に、インサート処理ルーチン1と追い
出し決定ルーチン4を説明する。
【0048】図8の処理600は、インサート処理ルー
チン1の処理内容を示している。まずステップ602で
優先度構造体400を作成する。ステップ604で、フ
ァイル名欄402にキャッシングするファイル名を登録
し、ステップ606で、タイムスタンプ欄401に現時
刻を記録する。ステップ608で、ログインユーザテー
ブル130を参照して、現在ログイン中のユーザ名を得
て、ステップ610でローカル頻度データベース144
を検索する。
【0049】ステップ612で、ログイン中のユーザが
頻繁にアクセスするファイルか否かを判断する。頻繁に
アクセスするファイルの場合は、ステップ614でレベ
ル欄403にHを代入し、ステップ615で高優先度リ
スト410につなぐ。頻繁にアクセスするファイルでは
無い場合は、ステップ616でレベル欄403にLを代
入し、ステップ617で低優先度リスト420につな
ぐ。例えばクライアント100−1では、ファイルF1
とF3を高優先度リスト410につなぎ、その他のファ
イルは低優先度リスト420につなぐ。
【0050】図18に追いだし決定ルーチン4の処理1
100を示す。追い出し決定ルーチン4は、まず、ステ
ップ1102で、優先度テーブル143の低優先度リス
ト420が空であるか否かを確認する。空であれば、ス
テップ1104で、高優先度リスト410の先頭に位置
する優先度構造体400を選択する。空でなければ、ス
テップ1106に進み、低優先度リスト420の先頭に
位置する優先度構造体400を選択する。
【0051】本実施例では、ログイン中のユーザが頻繁
にアクセスするファイルを高優先度リスト410に接続
するので、その他のファイルよりも高い確率でキャッシ
ュ領域170に残すことができる。例えば、ユーザAが
多数のファイルをバースト的にアクセスした場合でも、
ファイルF1とF3は必ずキャッシュ領域170に残す
ことができる。この結果、キャッシュのヒット率が向上
し、ファイルアクセスを高速化できる。
【0052】本実施例が想定する環境では、ユーザA
が、常にクライアント100−1にログインするわけで
はない。n台あるクライアント100のうちで、誰も使
っていないクライアント100にログインする。従っ
て、アクセス頻度データベース250をファイルサーバ
200に保管し、n台のクライアント100間で共有す
ることは有効である。
【0053】本実施例では、ファイル全体をキャッシン
グするようにした。しかし、ファイルを固定長ブロック
に分割し、ブロック単位にキャッシングする実施例も考
えられる。その場合には、ブロック毎に優先度構造体4
00を作成する。ファイル名欄402には、そのブロッ
クが属するファイルの名前を設定し、レベル欄403の
値は、ファイル名402によって決定する。これによ
り、本実施例と同様の効果を達成できる。
【0054】本実施例では、各クライアント100に端
末1台が接続しており、同時に1人のユーザしかログイ
ンできない。しかし、複数の端末を接続したり、遠隔ロ
グイン機能をサポートすることで、複数のユーザが同時
にログインすることも可能である。図2以下で説明した
ソフトウェアは、複数ユーザが同時にログインする環境
にも適用できる。
【0055】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。第1の実施例では、ファイルの優先度をキャッシ
ング時に決定した。本実施例は、ユーザのログイン、ロ
グアウト時に、キャッシュ領域170中の各ファイルの
優先度を再評価するものである。
【0056】図9は、本実施例のソフトウェア構成を示
している。本実施例では、キャッシュ優先度制御モジュ
ール142に優先度再評価ルーチン5が追加される。そ
して、ログイン処理540とログアウト処理550が優
先度再評価ルーチン5を実行する。
【0057】図10は、本実施例におけるログイン処理
540とログアウト処理550を示している。共に、ロ
グインユーザテーブル130とローカル頻度データベー
ス144を変更した後で、優先度再評価ルーチン5を実
行する(ステップ545、553)。
【0058】優先度再評価ルーチン5は、優先度テーブ
ル143中のすべての優先度構造体400に対して、レ
ベル欄403の値を再評価し、その結果に従って優先度
構造体400を接続しなおす。図19に、優先度再評価
ルーチン5の具体的な処理1200を示す。まず、ログ
イン中のユーザを調べる(1208)。ログアウトによ
り、ログイン中のユーザが存在しない場合には、ユーザ
なしと認識する。次に、優先度テーブル143内の1つ
の優先度構造体400を取り出す(1209)。ログイ
ン中のユーザ名に基づいてローカル頻度データベース1
44を検索する(1210)。ステップ1209で取り
だした構造体400のファイルが、ログイン中のユーザ
が頻繁にアクセスするファイルか否かを調べる(121
2)。そうであれば、その優先度構造体400のレベル
欄403にHを代入し(1214)、これを高優先度リ
スト410の所定の位置につなぐ(1215)。ユーザ
が頻繁にアクセスするファイルでなければ、その優先度
構造体400のレベル欄403にLを代入し(121
6)、これを低優先度リスト420の所定の位置につな
ぐ(1217)。優先度テーブル143内のすべての優
先度構造体400について上記処理を繰り返す(121
9)。これにより、ユーザのログインの場合には、優先
度テーブル143がそのユーザに対応して再構成され
る。すなわち、そのユーザが頻繁にアクセスするファイ
ルがその時点で低優先度リスト420につながれていれ
ば、それが高優先度リスト410につなぎなおされる。
逆に、あるユーザがログオフした場合には、高優先度リ
スト410につながれている、そのユーザが頻繁にアク
セスするファイルの優先度構造体400が低優先度リス
ト410につなぎなおされる(但し、未だ別のユーザが
ログインしている場合にその別のユーザが頻繁にアクセ
スするファイルについてはそのままとされる)。
【0059】次に図11に、本発明の第3の実施例に係
る分散ファイルシステムのシステム構成を示す。
【0060】本実施例では、ユーザ毎にアクセス頻度フ
ァイル260を持つ。アクセス頻度ファイル260は、
ユーザが頻繁にアクセスするファイル名を記録する。各
ユーザは、自分のアクセス頻度ファイル260の内容を
自由に設定できる。
【0061】ユーザは、ユーザ認証時(ステップ54
1)にアクセス頻度ファイルの名前を指定する。ログイ
ン処理540は、ユーザが指定したアクセス頻度ファイ
ル260に登録されているファイル名をローカル頻度デ
ータベース144に登録する。
【0062】各ユーザのアクセス頻度ファイル260を
m台のファイルサーバ200に分散することで、信頼性
向上および負荷の分散を図ることができる。
【0063】図12に、本発明の第4の実施例に係る分
散ファイルシステムのシステム構成を示す。
【0064】本実施例のファイルサーバ200は、各フ
ァイル240のデータ241を、そのファイルを頻繁に
アクセスするユーザ名(ユーザ名リスト部242)と対
応づけて保管する。
【0065】図13は、本実施例のソフトウェア構成を
示している。
【0066】本実施例におけるローカル頻度データベー
ス144は、図14に示すように、ファイル名欄253
とユーザ名リスト欄254からなる。キャッシュ領域1
70中の各ファイルに対して、ファイル名とユーザ名リ
ストを記録する。
【0067】図15は、本実施例におけるログイン処理
540とログアウト処理550を示している。本実施例
では、図5の処理と比較して、そのステップ543、5
44、552が不要となる。
【0068】図16は、本実施例におけるファイルキャ
ッシングプログラム141の処理580を示している。
ステップ592でファイルをキャッシングした後、ファ
イル名とユーザ名リスト部242をローカル頻度データ
ベース144に登録する(ステップ593)。ステップ
588で、ファイルをキャッシュ領域170から追い出
した後、ローカル頻度データベース144から追い出し
たファイルの項を削除する(ステップ589)。
【0069】第3の実施例では、アクセス頻度ファイル
260を保管するファイルサーバ200がダウンする
と、ファイルの優先度を決定できない。しかし、本実施
例では、ファイル毎にアクセス頻度情報を持つので必ず
優先度を決定できるという利点を有する。
【0070】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、キ
ャッシュ優先度制御モジュールは、ログインユーザテー
ブルとアクセス頻度データベースを参照することで、ロ
グイン中のユーザが頻繁にアクセスするファイルを特定
できる。ログイン中のユーザが頻繁にアクセスするファ
イルに対して高い優先度を設定することにより、それら
のファイルを高い確率でキャッシュ領域に残すことがで
きる。この結果、位ANDにログインするユーザごと
に、キャッシュのヒット率を向上させ、ファイルアクセ
スを高速化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のシステム構成を示す図
である。
【図2】第1の実施例のソフトウェア構成を示す図であ
る。
【図3】優先度テーブル143の構造を示す図である。
【図4】セッション管理プログラム110の処理520
を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施例のログイン処理540とログアウ
ト処理550を示すフローチャートである。
【図6】ファイルアクセスプログラム120の処理56
0を示すフローチャートである。
【図7】第1の実施例のファイルキャッシングプログラ
ム141の処理580を示すフローチャートである。
【図8】インサート処理ルーチン1の処理600を示す
フローチャートである。
【図9】第2の実施例のソフトウェア構成を示す図であ
る。
【図10】第2の実施例のログイン処理540とログア
ウト処理550を示すフローチャートである。
【図11】第3の実施例のシステム構成を示す図であ
る。
【図12】第4の実施例のシステム構成を示す図であ
る。
【図13】第4の実施例のソフトウェア構成を示す図で
ある。
【図14】第4の実施例のローカル頻度データベース1
44の構造を示す図である。
【図15】第4の実施例のログイン処理540とログア
ウト処理550を示すフローチャートである。
【図16】第4の実施例のファイルキャッシングプログ
ラム141の処理580を示すフローチャートである。
【図17】第1の実施例のローカル頻度データベース1
44の構造を示す図である。
【図18】第1の実施例の追い出し決定ルーチン4の処
理1100を示すフローチャートである。
【図19】第2の実施例の優先度再評価ルーチン5の処
理1200を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…クライアント、200…ファイルサーバ、30
0…ネットワーク、130…ログインユーザテーブル、
140…キャッシュ管理部、142…キャッシュ優先度
制御モジュール、144…ローカル頻度データベース、
150…ディスク装置、160…端末、170…キャッ
シュ領域、230…ディスク装置、240…ファイル、
250…アクセス頻度データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 庄司 直史 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099 株式 会社日立製作所 システム開発研究所内 (72)発明者 小林 敦 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株式会社日立製作所ソフトウェア開発本 部内 (56)参考文献 Kistler J.J.et a l.”Disconnected Op eration in the Cod a File System”ACM Transaction on Com puter Systems,Vol. 10.No.1(1992年2月)p.3−25 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00,13/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のファイルを保管するファイルサーバ
    と、該ファイルサーバに保管されたファイルにアクセス
    するクライアントとがネットワークで接続され、前記ク
    ライアントは、前記ファイルのコピーを保管するキャッ
    シュ記憶装置を有する分散ファイルシステムにおけるキ
    ャッシュ優先度制御方法であって、 前記ファイルサーバ内に、前記クライアントからログイ
    ンを行なうユーザ毎に、そのユーザ名とそのユーザが頻
    繁にアクセスするファイルのファイル名とを対応付けて
    記憶するアクセス頻度データベースを設け、 前記クライアント内に、そのクライアントから前記ファ
    イルサーバに対してアクセスして自己のキャッシュ記憶
    装置内に取り込んだいずれかのファイルの追い出し時に
    当該キャッシュ記憶装置内に残すか否かの判断の基準と
    なる優先度を定める優先度テーブルを設け、 前記クライアントにおいて、あるユーザがログインした
    際、そのユーザのユーザ名を認識し、 前記クライアントにおいて、前記ユーザが前記ファイル
    サーバからあるファイル名のファイルを取りだして前記
    キャッシュ記憶装置に格納したとき、前記アクセス頻度
    データベースの内容に基づいて、当該ファイルが当該ユ
    ーザが頻繁にアクセスするファイルであるか否かを調
    べ、その結果に応じて前記優先度テーブルにおける当該
    ファイルの優先度を定め、 前記キャッシュ装置からいずれかのファイルを追い出す
    べきとき、前記優先度テーブルの内容に基づいて、優先
    度の低いファイルを当該追い出すべきファイルとして決
    定することを特徴とするキャッシュ優先度制御方法。
  2. 【請求項2】前記優先度テーブル内では、アクセス頻度
    の高いファイルを高優先度リストに接続し、アクセス頻
    度の低いファイルを低優先度リストに接続することを特
    徴とする請求項1記載のキャッシュ優先度制御方法。
  3. 【請求項3】前記キャッシュ記憶装置にファイルを格納
    したとき、およびそのファイルをアクセスしたとき、当
    該時点の時刻をそのファイルに対応付けて記録し、前記
    優先度テーブルの高優先度リストおよび低優先度リスト
    の各々において、該時刻の新しいものの優先度を高くす
    るよう更新を行なうことを特徴とする請求項2記載のキ
    ャッシュ優先度制御方法。
  4. 【請求項4】ユーザのログインおよびログアウト時に、
    前記キャッシュ記憶装置内に既に存在するファイルにつ
    いて、対応する前記優先度テーブル内の当該ファイルの
    優先度を、当該ログインまたはログアウトしたユーザの
    各ファイルに対するアクセス頻度情報に基づいて更新す
    ることを特徴とする請求項1、2または3記載のキャッ
    シュ優先度制御方法。
  5. 【請求項5】複数のファイルを保管する少なくとも1個
    のファイルサーバと、該ファイルサーバに保管されたフ
    ァイルにアクセスするクライアントとがネットワークで
    接続された分散ファイルシステムにおいて、 前記ファイルサーバは、ユーザ名とそのユーザが頻繁に
    アクセスするファイル名とを対応づけて記録するアクセ
    ス頻度データベースを有し、 前記クライアントは、 ログイン中のユーザ名を記録するログインユーザテーブ
    ルと、 前記ファイルサーバ内のファイルのコピーを保管するキ
    ャッシュ記憶装置と、 前記キャッシュ記憶装置に保管する各ファイルのコピー
    に優先度を設定し、別のファイルのコピーを前記キャッ
    シュ記憶装置に保管するにあたり、前記キャッシュ記憶
    装置に十分な空き領域を確保できない場合、優先度の低
    いコピーをキャッシュ記憶装置から追い出す制御を行な
    うキャッシュ管理手段を有し、 各クライアントのキャッシュ管理手段は、前記ログイン
    ユーザテーブルと、前記アクセス頻度データベースの内
    容に基づいて、自己のキャッシュ記憶装置内のファイル
    の追い出し時に当該キャッシュ記憶装置内に残すか否か
    の判断の基準となる優先度を各ファイルに対して設定す
    ることを特徴とする分散ファイルシステム。
  6. 【請求項6】前記キャッシュ管理手段が、ログイン中の
    各ユーザに対して、前記アクセス頻度データベース内の
    当該ユーザに対応する内容のコピーを保持するローカル
    頻度データベースを有し、前記ログインユーザテーブル
    と、前記ローカル頻度データベースの内容に基づいて、
    前記優先度の設定を行なうことを特徴とする請求項5記
    載の分散ファイルシステム。
  7. 【請求項7】前記アクセス頻度データベースには、ユー
    ザ毎にそのユーザが頻繁にアクセスするファイル名を記
    録したアクセス頻度ファイルを格納しておくことを特徴
    とする請求項5または6記載の分散ファイルシステム。
  8. 【請求項8】前記アクセス頻度データベースとして、各
    ファイルサーバが、自己の保管する各ファイルに対し
    て、そのファイルを頻繁にアクセスするユーザ名を記録
    することを特徴とする請求項5、6または7記載の分散
    ファイルシステム。
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