JP3106451B2 - 映像信号記録制御方法 - Google Patents

映像信号記録制御方法

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JP3106451B2 JP05239157A JP23915793A JP3106451B2 JP 3106451 B2 JP3106451 B2 JP 3106451B2 JP 05239157 A JP05239157 A JP 05239157A JP 23915793 A JP23915793 A JP 23915793A JP 3106451 B2 JP3106451 B2 JP 3106451B2
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号の記録の可否
を制御させる映像信号記録制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6は識別信号の波形を示す図である。
以下図面を参照しつつ従来の技術を説明する。
【0003】近年、従来の4:3のアスペクト比を有す
るテレビジョン受像機(以下TV受像機と呼ぶ)とも互
換性のある16:9のアスペクト比を有する高品質な横
長画像の伝送方法が研究されている。そして、これらの
TV受像機に入力される映像信号にはアスペクト比の異
なる種々の信号があり、これらを自動的に識別すること
ができればTV受像機側の対応も容易となる。このため
に、映像信号上に少なくともアスペクト比を識別するた
めの識別信号を挿入し、伝送の容易性と将来の拡張性を
持たせた規格がある。ここでは映像信号のソースはVT
R等のパッケージ系メディアとしている。
【0004】この規格の一例としては、日本電子機械工
業会暫定規格「アスペクト比の異なる映像信号の識別信
号と伝送方法(II)(525ラインシステム)」(EIAJ
CPX−1204)がある。ここで、アスペクト比を識別する
ための識別信号をはじめとする各種の識別信号は映像信
号の垂直ブランキング期間の第20H目/第283H目
に夫々挿入され(Hは水平ライン)ており、この映像信
号10は、図5に示すように、当該1Hの有効映像部分
11におけるレベル合わせ用のレファレンス信号aの次
に、振幅70 IRE(「H」状態),0 IRE(「L」状
態)のいずれかで表示される20 bit( bit1〜 bit2
0)期間に各種の映像情報に係る識別信号をコード化し
て伝送される信号bを有している。cは水平同期信号、
dはカラーバースト信号である。また、識別信号bは、
文字多重・クローズトキャプション用等他の識別信号と
の識別を容易にするため、比較的低ビットレートの信号
とし、VTR等での記録・再生に利用しても信号劣化に
よる誤動作が少ないようにしている。
【0005】こうした識別信号bのコード割付けは次の
通りである。20 bitのデータは、下記する「WORD0」
〜「WORD2」,「CRC」から構成される。 「WORD0」=6 bit( bit1〜 bit6) 「WORD1」=4 bit( bit7〜 bit10) 「WORD2」=4 bit( bit11〜 bit14) 「CRC」=6 bit( bit15〜 bit20) 上記した「WORD0」は、「WORD0−A」=3 bit( bit
1〜 bit3),「WORD0−B」=3 bit( bit4〜 bit
6)に分割される。
【0006】「WORD0」は受信側(再生側)の自動制御
を目的とする基本パラメータ、「WORD0−A」は映像信
号伝送形式に関する識別情報、「WORD0−B」は映像及
び映像に付随して同時に伝送される他の信号(音声信号
等)に関する識別情報であり、このうち、「WORD0−
A」の「 bit1」は伝送アスペクト比の内容を意味し、
bit1が「H」のとき「フルモード(16:9)」, bi
t1が「L」のとき「4:3」を意味する。「WORD0−
A」の「 bit2」は画像表示形式の内容を意味し、 bit
2が「H」のとき「レターボックス」, bit2が「L」
のとき「ノーマル」を意味する。
【0007】ここで、「フルモード(16:9)」は5
25ライン,アスペクト比4:3の標準テレビ信号形式
上に525ライン,アスペクト比16:9の映像の情報
を乗せた映像信号であることを意味し、また、「レター
ボックス」は通常(アスペクト比4:3)の画面上で、
画面の上下に映像のない部分があり、異なるアスペクト
比の映像全体が表示されるように構成した映像信号であ
ることを意味する。
【0008】さて上記したのは、NTSC放送方式の映
像信号に関するものであるが、同様な規格としてPAL
放送方式と互換性がとれ、ヨーロッパで検討されてい
る、いわゆる“PALplus”方式がある(即ち、6
25/50/2:1システムであり、上記した映像情報
に係る識別信号は映像信号の垂直ブランキング期間の第
23H目に挿入される)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記した識別信
号bの「WORD0」は、VTRの再生の際に用いられる自
動制御を目的とする基本パラメータを有しており、具体
的には、「WORD0−A」は映像信号伝送形式に関する識
別情報、「WORD0−B」は映像及び映像に付随して同時
に伝送される他の信号(音声信号等)に関する識別情報
であるが、ここには、当該映像信号が放送信号であるの
か或いはVTRから再生された信号であるのかを示す映
像信号の供給源を示す供給源情報、及び、ダビング回数
を示す記録回数情報を夫々格納する情報領域は含まれて
おらず、従って、上記した識別信号bを用いて例えば無
制限なダビングを防止することができなかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決するため、下記する構成の映像信号記録制御方法を
提供する。
【0011】映像情報に係る識別信号を画面に表示され
ることのない特定の領域に挿入して得た一連の映像信号
の記録の可否を制御させる映像信号記録制御方法であっ
て、前記識別信号の一部として、映像信号の供給源情報
及び記録回数情報を挿入することにより、映像信号の記
録時毎に更新される前記供給源情報及び記録回数情報に
応じて、記録手段における前記映像信号の記録の可否を
制御させることを特徴とする映像信号記録制御方法。
【0012】
【実施例】下、本発明になる映像信号記録制御方法を
図1〜図5に沿って説明する。図1は本発明の映像信号
記録制御方法に係わる記録系ブロック図、図2は「VT
Rビット」及び「コピービット」を説明するための図、
図3は識別信号内容検出回路の検出動作を説明するため
のフローチャート、図4はダビングによる「VTRビッ
ト」及び「コピービット」の書き換えを説明するための
図、図5は図4とは別のダビングによる「VTRビッ
ト」及び「コピービット」の書き換えを説明するための
図である。前述したものと同一構成のものは同一符号を
付しその説明を省略する。
【0013】本発明になる映像信号記録制御方法は、大
略、後述するように、映像信号中の特定の水平ラインの
有効映像部分に、アスペクト比等の映像情報からなる識
別信号内に映像信号の供給源情報「VTRビット」及び
記録回数情報「コピービット」を夫々挿入することによ
り、これらの供給源情報及び記録回数情報に応じて映像
信号処理(例えば、無制限なダビングを制限する処理)
を行う映像信号記録制御方法である。以下、本発明の映
像信号記録制御方法に係わるVTRの記録系(図1に図
示)をVTR記録系に適用された場合を説明する。
【0014】まず、映像信号10について説明する。映
像信号10(図6に図示)は前述したように、「WORD
0」〜「WORD3」から構成される20 bitデータの識別
信号bを有しており、この識別信号b内に映像信号の供
給源情報及び記録回数情報を夫々格納する領域として2
bitを設けたものである。即ち、図2に示すように、識
別信号bの「WORD0」を構成する「WORD0−B」の内、
bit4を映像信号10の供給源を示す「VTRビット」
として用い、bit5をダビング回数を示す「コピービッ
ト」として用いたものである。bit4は映像信号10の
供給源が有線あるいは無線の「放送」である場合に
「L」(放送信号)、映像信号10の供給源が「VT
R」である場合に「H」(VTR再生)とされており、
この状態は後述する記録系20において更新される。
【0015】bit5は放送信号であるを映像信号10を
最初にVTRに記録する場合に「L」(第1世代),V
TRで再生された映像信号10をVTRで再度記録する
場合に「H」(第2世代)とされており、後述する記録
系20において更新される。勿論、 bit4, bit5以外
の bitに格納される他の映像情報は従来のものと同様で
ある。
【0016】次に、本発明の映像信号記録制御方法に係
わる記録系20について説明する。記録系20は、図1
に示すように、周知の構成になるVTR記録系21の前
段に設けられており、挿入合成回路20a、識別信号ラ
イン検出回路20b、識別信号内容検出回路20c、挿
入信号発生回路20d、同期分離回路20e、カウンタ
回路20fから構成される。22は上記した映像信号1
0が入来する映像信号入力端子である。
【0017】さて、記録系20の動作について説明す
る。映像信号入力端子22に入来した映像信号10は挿
入合成回路20a,識別信号ライン検出回路20b,同
期分離回路20eに夫々供給される。
【0018】上記した挿入合成回路20aは、ここに供
給された映像信号10中の識別信号bにおける bit4,
bit5の供給源情報及び記録回数情報を挿入信号発生回
路20dから供給される新たな bit4, bit5の新たな
供給源情報及び記録回数情報で書き換える。そして、新
たに書き換えられた映像信号の供給源情報及び記録回数
情報を有する映像信号10´を次段のVTR記録系21
に出力する。
【0019】上記した識別信号ライン検出回路20b
は、同期分離回路20eにて映像信号10を同期分離し
て得た水平同期信号ccを20カウントあるいは283
カウントの開始に同期してカウンタ回路20fから夫々
出力されるカウント信号に応じて、映像信号10の第2
0H目/第283H目に夫々挿入されている識別信号b
を検出し、これを識別信号内容検出・変更回路20cに
出力する。
【0020】上記した識別信号内容検出・変更回路20
cは、図3に示す検出フローチャートのように、識別信
号ライン検出回路20bから供給された識別信号bの b
it4(「VTRビット」), bit5(「コピービッ
ト」)に夫々格納されている供給源情報及び記録回数情
報を夫々検出し、上記した検出フローチャーの手順に応
じてこれらの供給源情報,記録回数情報を新たな情報に
書き換える(更新する)旨の信号を挿入信号発生回路2
0dに出力する。
【0021】即ち、まず、 bit4に格納されている供給
源情報の検出を行い、 bit4が「L」の場合、映像信号
入力端子22に入来した映像信号10を「放送信号」と
して認識し(図3に図示)、 bit4を「L」から「H」
へ、 bit5を「L」へと夫々書き換える旨の信号を挿入
信号発生回路20dに出力する(現在の映像フレーム期
間の情報( bit4「L」, bit5「L」)を書き換えて
新たな情報( bit4「H」, bit5「L」)とする)。
また、 bit4の供給源情報の検出を行い、 bit4が
「H」の場合、 bit5の記録回数情報の検出を行う。そ
して、 bit5が「L」の場合、映像信号入力端子22に
入来した映像信号10をVTR1で1回記録(ダビン
グ)した記録信号を再生した「第1世代再生信号」(図
4に図示)として認識し、 bit4を「H」、 bit5を
「L」から「H」へと夫々書き換える旨の信号を挿入信
号発生回路20dに出力する(現在の映像フレーム期間
の情報( bit4「H」, bit5「L」)を書き換えて新
たな情報( bit4「H」, bit5「H」)とする)。さ
らに、 bit4が「H」, bit5が「H」の場合、映像信
号入力端子22に入来した映像信号10をVTR1,V
TR2で合計2回記録(ダビング)した記録信号を再生
した「第2世代再生信号」(図4に図示)として認識
し、 bit4を「H」、 bit5を「H」とする旨の信号
( bit4, bit5の各情報を更新しない旨の信号)を挿
入信号発生回路20dに出力する(現在及び次の映像フ
レーム期間の情報共、 bit4「H」, bit5「H」とな
る。この場合、VTR3における3回目のダビングは行
うことができないこととなる)。
【0022】上記した挿入信号発生回路20dは、識別
信号内容検出20cから供給される上記信号に基づいて
新たな bit4, bit5の供給源及び記録回数情報に応じ
た信号(「H」,「L」の各状態)を挿入合成回路20
aに生成出力する。こうして、上記した挿入合成回路2
0aは、現在の映像フレーム期間における第20H目/
第283H目に夫々挿入されている識別信号bの bit
4, bit5を書き換えることが可能となる。
【0023】さて、供給源情報及び記録回数情報を有す
る上記した映像信号10は、複合映像信号をY/C分離
して得た輝度信号系に包含される信号であるから、VT
R記録系21における周知のVTR輝度信号記録系(主
にプリエンファシス回路,クランプ・クリップ回路,周
波数変調回路,ハイパスフィルタ回路)を介した後、周
知のVTR色信号記録系(主にACC回路,周波数変換
回路,ローハイパスフィルタ回路)から出力される搬送
色信号と周波数多重される。そして、この周波数多重信
号は記録アンプで増幅された後、回転ドラムに搭載され
た1対のビデオヘッドに順次交互に供給されることによ
り、図4に示すように、磁気テープ1上に順次連続して
記録される(いずれも図示せず)。
【0024】ここで、上記したVTR記録系21には上
記した構成に加えて、下記の供給源・記録回数情報変化
検出回路及び記録信号制限回路を備えている(いずれも
図示せず)。この供給源・記録回数情報変化検出回路
は、上記したVTR輝度信号記録系の適宜な箇所に介挿
接続されるものであり、映像信号10の現在の映像フレ
ーム期間における第20H目/第283H目に夫々挿入
されている識別信号bの bit4,bit5の供給源情報及
び記録回数情報と、次の映像フレーム期間の第20H目
/第283H目に夫々挿入されている識別信号bの bit
4, bit5の供給源情報及び記録回数情報とを比較し、
現在及び次の映像フレーム期間の情報共、 bit4
「H」, bit5「H」である場合のみ、検出信号を出力
する。上記した記録信号制限回路は、上記したVTR輝
度信号記録系あるいはVTR色信号記録系の適宜な箇所
に介挿接続されるものであり、上記した供給源・記録回
数情報変化検出回路から出力される検出信号に応じて、
VTR輝度信号記録系あるいはVTR色信号記録系にお
ける記録信号の出力を停止する。これによって、VTR
記録系21においては3回目のダビングは行うことがで
きないこととなる。この出力の停止によりダビングが不
可能となるが、色信号記録系の出力を停止する等、再生
画像一部を劣化させることによるダビングは可能として
も良い。
【0025】以上の説明は、NTSC放送方式について
本発明を適用した例であるが、高画質放送方式であるE
DTV2のように主信号と垂直情報補強信号にて成り立
つ映像信号に適用する際には、出力停止の代りに垂直情
報補強信号のみ禁止するのも良い。即ち、主信号と垂直
情報補強信号にて成り立つ映像信号を、 bit1〜 bit3
=「L」,「H」,「H」とし、また、主信号のみ(レ
ターボックス)の場合を、 bit1〜 bit3=「L」,
「H」,「L」とし、 bit4を供給源情報, bit5を記
録回数情報として用いたとき、ダビング防止策として、
主信号と垂直情報補強信号にて成り立つ映像信号の出力
停止の場合と、 bit1〜 bit5=「L」,「H」,
「H」,「H」,「H」の bit3=「H」を「L」と書
き換え、 bit1〜 bit5=「L」,「H」,「L」,
「H」,「H」とすることにより、主信号と垂直情報補
強信号にて成り立つ映像信号の一部を劣化させた主信号
だけ出力する場合とがあっても良い。
【0026】ここで、図4に示すように、「放送信号」
をVTR1に供給した場合(図5に示す「状態2」)、
図5に示す「状態1」の bit1〜 bit5=「L」,
「H」,「H」,「L」,「L」の bit4=「L」(放
送信号)を「H」(VTR再生)と書き換え、 bit1〜
bit5=「L」,「H」,「H」,「H」,「L」とし
た映像信号をVTR1に記録する。この後、VTR1か
ら再生された「第1世代再生信号」をVTR2に供給し
た場合(同図に示す「状態3」)、「状態2」の bit1
〜 bit5=「L」,「H」,「H」,「H」,「L」と
した「第1世代再生信号」の bit5を「L」(第1世
代)から「H」(第2世代)と書き換え、 bit1〜 bit
5=「L」,「H」,「H」,「H」,「H」とした映
像信号をVTR2に記録する。さらに、VTR2から再
生された「第2世代再生信号」をVTR3に供給した場
合(同図に示す「状態4」)、「状態3」の bit1〜 b
it5=「L」,「H」,「H」,「H」,「H」の bit
3を「H」から「L」と書き換え、 bit1〜 bit5=
「L」,「H」,「L」,「H」,「H」とした主信号
のみの映像信号をVTR3に記録されることになる。
【0027】ここで、「CRC」=6 bit( bit15〜
bit20)のエラー訂正コードはデータエリア(「WORD
0」〜「WORD2」=14 bit( bit1〜 bit14)を書
き換える内容に応じて再度計算し直して、順次書き換え
る必要がある。上述したのは「コピービット」として例
えば bit5を用いた場合を説明したが、bit6〜 bit1
4のうちのいずれかの不使用1ビットを用いても良いこ
とは言うまでもない。
【0028】また、上記したのは、「コピービット」と
して、データエリア内の bit6〜 bit14のうちのいず
れか1ビット、あるいは、「CRC」エリア内の bit1
5〜bit20のうちのいずれか1ビットを用いて、第
1,2世代再生信号を識別可能な場合について述べたが
(2回目のダビングを識別する)、これ以外に、「コピ
ービット」として、データエリア内の bit6〜 bit14
のうちのいずれかnビット(nは整数。例えば、n=2
として、 bit5, bit6)、あるいは、「CRC」エリ
ア内の bit15〜 bit20のうちのいずれかnビット
(例えば、n=2として、 bit15, bit16)を用い
て、第1世代再生信号〜第2n 世代再生信号を識別可能
することが必要に応じて可能であることは勿論である。
【0029】この結果、一般に、上記した第1世代(1
回目のダビング)再生信号は、オリジナルな信号(例え
ば放送信号)と比較してあまりS/Nが劣化しないが、
VTRによるダビングを繰り返し、例えば、第5世代
(5回目のダビング)再生信号は、オリジナル信号と比
較してS/Nがきわめて劣化する。よって、VTR再生
系のノイズリダクション回路(図示せず)のいわゆるコ
アリング幅を拡げる等のノイズリダクション効果を可変
する定数を「コピービット」の記録回数情報に応じて変
化させて、例えば、S/Nが悪い第5世代再生信号をオ
リジナル信号のS/Nに近け、S/Nの良い再生画像
を得るように構成することも必要に応じて適宜実施でき
ることはいうまでもない。
【0030】以上の説明では、NTSC放送方式及び
の高画質放送方式であるEDTV2について本発明を適
用した例を示したが、“PALplus”方式(625
/50/2:1システム)についても同様に、その適用
が可能であることはいうまでもない。なお、上記した例
では「コピービット」として例えば bit5を用いた場合
を説明したが、 bit6〜 bit14のうちのいずれかの不
使用1ビットを用いても良いことは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】上述したように本発明の映像信号記録制
方法は、映像情報に係る識別信号を画面に表示される
ことのない特定の領域に挿入して得た一連の映像信号
記録の可否を制御させる映像信号記録制御方法であっ
て、前記識別信号の一部として、映像信号の供給源情報
及び記録回数情報を設けることにより、映像信号の記録
時毎に更新される前記供給源情報及び記録回数情報に応
じて、記録手段における前 映像信号の記録の可否を制
御させるものであるから、この供給源情報、記録回数情
報を用いて、無制限なダビングの防止を行うことができ
るなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像信号記録制御方法に係わる記録系
ブロック図である。
【図2】「VTRビット」及び「コピービット」を説明
するための図である。
【図3】識別信号内容検出回路の検出動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】ダビングによる「VTRビット」及び「コピー
ビット」の書き換えを説明するための図である。
【図5】図4とは別のダビングによる「VTRビット」
及び「コピービット」の書き換えを説明するための図で
ある。
【図6】識別信号の波形を示す図である。
【符号の説明】
10 映像信号 11 有効映像部分 20 記録系 b 識別信号 c 水平同期信号 d カラーバースト信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 G11B 5/027 G11B 20/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像情報に係る識別信号を画面に表示され
    ることのない特定の領域に挿入して得た一連の映像信号
    の記録の可否を制御させる映像信号記録制御方法であっ
    て、 前記識別信号の一部として、映像信号の供給源情報及び
    記録回数情報を挿入することにより、 映像信号の記録時毎に更新される前記供給源情報及び記
    録回数情報に応じて、記録手段における前記映像信号
    記録の可否を制御させることを特徴とする映像信号記録
    制御方法。
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