JP3099848B2 - 移動無線機 - Google Patents

移動無線機

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JP3099848B2
JP3099848B2 JP04265787A JP26578792A JP3099848B2 JP 3099848 B2 JP3099848 B2 JP 3099848B2 JP 04265787 A JP04265787 A JP 04265787A JP 26578792 A JP26578792 A JP 26578792A JP 3099848 B2 JP3099848 B2 JP 3099848B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はゾーン構成の移動無線
通信システムに用いられ、特に移動無線通信システム網
からの制御信号にもとづいて送信電力の可変制御を行う
ようにされている移動無線機に関する。
【0002】
【従来の技術】図7にゾーン構成の移動無線通信システ
ムの構成例を示す。このような構成の移動無線通信シス
テムにおいてはサービス領域は複数のゾーン71に分割
され、各ゾーン71にはそれぞれ移動無線通信システム
網72に接続された基地局73が設けられ、移動無線機
74は現在居るゾーン71の基地局73を通じて移動無
線通信システム網72と通信を行う。
【0003】このような方式において、移動無線機74
と基地局73との間の通信中に通信状態の変化に合わせ
て移動無線通信システム72から基地局73と移動無線
機74とが良好な通信を継続するのに必要十分な送信電
力となるように制御信号を伝送し、移動無線機74の送
信電力をその最大送信電力の範囲内で増減する、いわゆ
る送信電力制御方式が適用できることが知られている。
この制御のため各移動無線機74ごとにその最大送信電
力が、移動無線通信システム72に設けられた記憶装置
(手段)75に記憶されている。前記送信電力制御を行
うことにより、移動無線機74の通信中の平均送信電力
は、その移動無線機74の最大送信電力よりも低く抑え
られるため、他無線機への電波干渉が低減されるととも
に移動無線機74の低消費電力化が図れる利点がある。
【0004】図8に、前記移動無線通信システムで用い
られる送信電力可変手段を有する一般的な移動無線機の
構成の例を示す。移動無線機は、少くとも無線機本体1
と電池パック2とから構成され、無線機本体1および電
池パック2はそれぞれ電源接続手段3を備え、電池パッ
ク2の内部には所定の電源電圧を得るための電池4を備
える。また、個々の移動無線機に属する記憶装置(手
段)8には、その移動無線機の最大送信電力情報あるい
は最大送信電力に応じて決められた移動局種別情報(ど
のクラスであるかを示す情報)が記憶されている。制御
回路(手段)7は、送受信回路10およびアンテナ11
を通じて前記最大送信電力あるいは移動局種別を表す制
御信号を制御チャネル(無線通信信号)を介して基地局
12に伝送し、移動無線通信システム網内に設置された
記憶装置(手段)13にその移動無線機の最大送信電力
情報あるいは移動局種別情報を登録する制御動作を行
う。この制御動作は移動無線機の電源を投入した時に行
われる。このとき登録される移動無線機の最大送信電力
情報あるいは移動局種別情報は、その移動無線機に対し
てそれぞれ固定的に割当てられたものであり、同一の移
動無線機に対しては常に一つの最大送信電力情報あるい
は移動局種別情報が登録される。さらに、制御回路(手
段)7および送信電力可変手段9は、移動無線通信シス
テム網からその移動無線機へ制御チャネル(無線通信信
号)を介して伝送される特定の送信電力を表す制御信号
に基づいて、その移動無線機の送信電力を可変設定する
制御動作を行う。
【0005】近年、持ち運びが容易な携帯形移動無線機
の利用が主になってきている。携帯形移動無線機の携帯
時の利便性を高めるために、電池パック2を小型化する
と電池容量がある程度減少する。このため、移動無線機
の最大送信電力を下げて低消費電力化することにより、
電池容量の減少を補償して、一定時間以上の待ち受け時
間および通信可能時間を確保していた。また、移動無線
機の待ち受け時間および通信可能時間の延長を図る方法
として、従来の移動無線機では、同一の無線機本体用に
接続可能の大容量電池パックを別に用意することが行わ
れていた。
【0006】さらに近年、移動無線機に使用される各種
回路部品の動作電圧の低電圧化が進んでいることから、
移動無線機の動作電圧を下げて低消費電力化を図ること
が行われている。この場合、移動無線機を構成する回路
部品の中でも送信増幅回路は、その送信電力が電源電圧
に依存するため、低電圧の電源で動作する移動無線機で
は、最大送信電力を下げなければならなかった。また、
低電圧動作の移動無線機で電池パック以外の例えばカー
バッテリなどの外部電源を用いる場合は、定電圧制御回
路により一定の電源電圧に変換して使用していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記送信電力
制御方式において、個々の移動無線機に属する記憶装置
(手段)8に固定的に割当てられたその移動無線機の最
大送信電力情報あるいは移動局種別情報を移動無線通信
システム網に設置された記憶装置(手段)に常に一つの
最大送信電力情報あるいは移動局種別情報を登録する制
御動作を行う移動無線機は、通信可能時間や携帯時の利
便性、ゾーンが疎らにしか存在しない場所での通信可能
エリア確保の点で問題があった。
【0008】例えば、近年主に用いられている携帯形の
移動無線機においては、携帯時の利便性を高めるために
電池パックを小形化している。この場合電池容量の低下
により通信可能時間が短くなる問題があった。また通信
可能時間を延長するために、最大送信電力を下げて低消
費電力化を図った携帯形移動無線機の場合、ゾーンが密
に構成された場所では、通信に要する送信電力は低くて
も良いため、ゾーン内で通信品質が劣化することはない
が、ゾーンが疎らにしか存在しないような場所では移動
無線機の最大送信電力が低いために、ゾーンの端では送
信電力が不足し、結果として最大送信電力の大きい移動
無線機に比較して通信できるエリアが狭くなるという問
題があった。また、電源電圧を下げて低消費電力化を図
った場合、低電圧での使用にあわせて移動無線機の最大
送信電力を規定してしまうと、電圧の高い電源が使用で
きる場合でも移動無線機の最大送信電力情報が低電圧の
電源を想定した低電力に固定的に登録されているために
最大送信電力を変えることができず、ゾーンが疎らにし
た存在しない場所で十分広い通信エリアを確保しようと
すると、送信電力の大きい別形式の大型の移動無線機を
用いる他に方法がなく、携帯時の利便性が低下するとい
う問題があった。
【0009】同様に、外部電源を用いた場合でも移動無
線機の最大送信電力が低電圧の電池を電源として使用す
ることを想定した低電力に固定的に登録されているため
に最大送信電力は変えることができず、前記と同様に通
信できるエリアの拡大が期待できないという問題があっ
た。さらに従来、移動無線機で待ち受け時間および通信
可能時間の長時間化のために用意される同一の無線機本
体に接続可能な大容量電池パックは、一般に大型で移動
無線機の重量を増加させるため、携帯時の利便性が低下
するという問題があった。そのうえ、大容量電池パック
を用いても移動無線機の最大送信電力が固定的に登録さ
れているために最大送信電力は変わらず、前記と同様に
通信できるエリアの拡大が期待できないという問題があ
った。
【0010】この発明は以上の課題を解決し、同一の移
動無線機を柔軟に複数の異なる最大送信電力で利用でき
るようにし、移動無線機の使用者の使用状態および使用
目的に合わせて柔軟に通信可能エリアの拡大、通信可能
時間の長時間化、電源電圧の多様化、携帯時の利便性の
向上を図ることができる移動無線機を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれば
無線機本体に接続された電池パックの種別を識別する手
段が設けられ、その識別された電池パック種別に基づい
てその移動無線機の最大送信電力あるいは移動局種別が
決定される。請求項2の発明によれば請求項1の発明と
同様に接続された電池パックの種別が識別され、更にそ
の識別された電池パック種別と、その電池パック種別で
決る最大送信電力あるいは移動局種別との少くとも一つ
が表示手段で表示され、また最大送信電力あるいは移動
局種別が選択手段で選択され、その選択されたものがそ
の移動無線機の最大送信電力あるいは移動局種別とな
る。
【0012】請求項3の発明によれば請求項1又は2の
発明において、電池パックに、移動無線機の送信電力増
幅器が設けられ、その送信電力増幅器を無線機本体の回
路に接続する手段が設けられる。請求項4の発明によれ
ば、無線機本体の無線機回路に接続された電源電圧が電
源電圧検出手段で検出され、その検出電源電圧に応じて
移動無線機の最大送信電力あるいは移動局種別が決定さ
れる。
【0013】請求項5の発明によれば、無線機本体内の
無線機回路に接続された電源の電圧が電源電圧検出手段
で検出され、その検出された電源電圧と、その検出電源
電圧で決る最大送信電力あるいは移動局種別との少くと
も一つが表示手段で表示され、最大送信電力あるいは移
動局種別を選択手段で選択して移動無線機の最大送信電
力あるいは移動局種別とされる。
【0014】請求項6の発明によれば請求項4又は5の
発明において、無線機本体に外部電源接続手段が着脱自
在に取り付けられ、その外部電源接続手段を介して外部
から電源電力を無線機本体へ供給可能とされ、その外部
電源接続手段に、その移動無線機の送信電力増幅器の一
部又は全部が設けられ、その送信電力増幅器が接続手段
により、無線器本体の回路と直列に接続される。
【0015】
【作用】請求項1の発明によれば、移動無線機に固定的
に割当てられた最大送信電力情報あるいは移動局種別情
報が登録されるのではなく、無線機本体に接続される電
池パックの種別が変わるごとに柔軟に最大送信電力情報
あるいは移動局種別情報に更新される。移動無線通信シ
ステム網は登録されている最大送信電力情報あるいは移
動局種別情報を参照して送信電力制御を行うので、使用
者の電池パックの選択により良好な通信品質が得られる
とともに、同じく使用者の電池パックの選択により移動
無線機の低消費電力化を図ることができる。
【0016】請求項2の発明によれば接続された電池パ
ック種別、その電池パック種別識別結果に基づいて決定
した最大送信電力あるいは移動局種別の少くとも一つの
情報が表示され、使用者はその表示を見てその表示によ
り許される範囲内で任意の最大送信電力あるいは任意の
移動局種別を選択することにより、使用する電池パック
の種別が変わっても、使用目的に合わせて柔軟に移動無
線機の最大送信電力情報あるいは移動局種別情報を更新
できるので、多種類の電池パック利用が可能となり、ま
た電池容量の有効利用が可能となる。
【0017】請求項4の発明によれば、無線機本体に接
続された電源の電圧が検出され、その電源電圧に応じて
最大送信電力あるいは移動局種別が決定されるため、電
池パックの出力電圧の変化、または複数の異なる電圧の
電池パック、あるいは外部電源を使用した場合におい
て、電源電圧に応じて最大送信電力情報あるいは移動局
種別情報を更新することができる。
【0018】請求項5の発明によれば、無線機本体に接
続された電源電圧が検出され、その電源電圧情報、その
電源電圧で決る最大送信電力情報あるいは移動局種別情
報のうち、少くとも一つの情報が表示され、使用者はそ
の表示を見て、許される範囲内で任意の最大送信電力あ
るいは任意の移動局種別を選択することにより、使用す
る電源電圧が変わっても、使用目的に合わせて柔軟に移
動無線機の最大送信電力情報あるいは移動局種別情報を
更新できるので、複数の異なる電源電圧の利用が可能と
なり、また電池容量の有効利用が可能となる。
【0019】請求項3あるいは6の発明によれば更に電
池パックあるいは外部電源接続手段の一部として移動無
線機の送信電力増幅手段の一部が設けられ、これが無線
機本体と接続され、その送信電力増幅手段に、電池パッ
ク、出力電圧や外部電源電圧に最適な増幅素子を用いる
ことにより送信電力増幅手段の高効率化が図れ、電池容
量の有効利用による通信可能時間の長時間化が図れる。
【0020】
【実施例】図1は請求項1の発明の実施例を示し、図8
と対応する部分に同一符号を付けてある。この発明にお
いては電池パック2に電池パック種別を示す手段5を備
え、無線機本体1には電池パック種別識別手段6を備
え、この識別手段6により識別された信号から移動無線
機の最大送信電力あるいは移動局種別を決定する手段を
制御回路(手段)7に備える。
【0021】電池パック2を無線機本体1に装着する
と、電池パック種別を示す手段5と電池パック種別識別
手段6とが結合し、装着された電池パックの種別が識別
され、制御回路7によりその電池パック種別識別信号か
ら移動無線機の最大送信電力あるいは移動局種別が決定
され、記憶装置(手段)8はこの最大送信電力情報ある
いは移動局種別情報が記憶される。また制御回路(手
段)7が送受信回路10およびアンテナ11を通じて前
記決定された移動無線機の最大送信電力情報あるいは移
動局種別情報を表す制御信号を制御チャネル(無線通信
信号)を介して基地局12に伝送し、移動無線通信シス
テム網に設置された記憶装置(手段)13に登録された
その移動無線機に対する最大送信電力情報あるいは移動
局種別情報を更新する制御動作を行う。前記移動通信シ
ステム網から移動無線機へ制御チャネル(無線通信信
号)を介して伝送される特定の送信電力を表す制御信号
に基づいて、制御回路(手段)7および送信電力可変手
段9が、移動無線機の送信電力を可変設定する制御動作
を行うことは従来と同一である。
【0022】電池パック2の種別としては、電池の種
類、容量、セル数、出力電圧などに分類できる。電池パ
ック種別を示す手段5としては、例えば物理的な突起の
組み合わせによることができる。この場合無線機本体の
電池パック種別識別手段6ではこれら突起の組み合わせ
を検知することにより電池パック種別を識別することが
できる。また同様に電池パック種別を示す手段5とし
て、電極を設けてそのオンオフ状態の組み合わせを電池
パック種別識別手段6で電気的に検知することにより電
池パック種別を識別することができる。また同様に電池
パック種別を示す手段5として、光の反射率の異なる識
別子を設ける方法を用いることができる。例えば識別子
としては光の反射率の異なるシールを貼付したものが利
用できる。この場合電池パック種別識別手段6では光学
的にこれらの反射状態の組み合わせを検知することによ
り電池パック種別を識別することができる。あるいは電
池パック種別を示す手段5として、磁気カードなどの磁
気的な性質の違いを利用した識別子の利用が可能である
ことは言うまでもない。
【0023】無線機本体1に接続する電池パック2を交
換した場合、無線機本体1の電池パック種別識別手段6
は、電池パック種別に応じた識別信号を制御回路(手
段)7に送り、これに基づいて移動無線機の最大送信電
力あるいは移動局種別が決定され、移動無線通信システ
ム網に登録されていた最大送信電力情報あるいは移動局
種別情報を更新する。この更新は従来と同様に電源投入
時、位置登録時などに行えばよい。電池パック種別を示
す識別手段5を有していない電池パック2を接続した場
合は、無線機本体の記憶装置(手段)8に予め記憶させ
てある、最大送信電力情報あるいは移動局種別情報を登
録するような制御動作を行うようにすることもできる。
記憶装置(手段)8には従来と同様にその移動無線機に
予め決められた最大送信電力あるいは移動局種別を記憶
しておき、識別した電池パック種別に基づく最大送信電
力あるいは移動局種別を記憶装置8に記憶しなくてもよ
い。
【0024】このようにこの発明では、移動無線機の無
線機本体に接続される電池パックの種別に応じて、移動
無線機の最大送信電力あるいは移動局種別が柔軟に変更
される。例えば、電圧あるいは容量の低い電池パックを
接続した場合は、最大送信電力を低く抑えた移動無線機
として移動無線通信システム網に登録された情報が更新
され、移動無線通信システム網からは、低電力の移動無
線機に適した送信電力制御が行われるので、移動無線機
の通信可能時間の延長が図れるようになる。また、電圧
あるいは容量の大きい電池パックを接続した場合は、最
大送信電力が大きい移動無線機として移動無線通信シス
テム網の登録情報が更新され、ゾーンが疎らにしか存在
しない場所でも安定した通信エリアの確保が可能とな
る。
【0025】図2に請求項2の発明の実施例を示し、図
1及び図8と対応する部分には同一符号を付けてある。
この発明では電池パック種別を示す手段5、電池パック
種別識別手段6の他に表示手段21および選択手段22
が設けられる。制御回路(手段)7に接続された前記表
示手段21は、電池パック2の種別と、その種別で決る
移動無線機の最大送信電力あるいは移動局種別とのうち
少くとも一つの情報を表示する。また制御回路(手段)
7に接続された選択手段22を使用者が操作することに
よって、任意の最大送信電力あるいは任意の移動局種別
を選択でき、記憶装置(手段)8にこの選択したものが
最大送信電力情報あるいは移動局種別情報として記憶さ
れ、かつその記憶情報を制御回路(手段)7が送受信回
路10およびアンテナ11を通じて移動無線機の最大送
信電力情報あるいは移動局種別情報を表す制御信号とし
て制御チャネル(無線通信信号)を介して基地局12に
伝送する。表示手段21の表示は、電池パック2の種別
としては使用電池の本数、出力電圧などであり、移動局
種別の場合は例えば電池が4本の時はクラス4のみが、
電池が5本の場合はクラス3と4とが、つまりその時使
用可能な移動局種別のすべてが表示される。
【0026】表示手段21に表示される情報は、使用者
が選択し得る最大送信電力あるいは移動局種別の範囲が
理解できる内容であることが望ましい。選択手段22に
おいては、許容できる最大送信電力あるいは移動局種別
の範囲内でのみ予め定められた選択肢が準備されるよう
にしておくこともできる。また、選択手段22において
は、予め定められた最大送信電力あるいは移動局種別が
常に選択されるように設定しておくこともできる(例え
ばHiモード、Loモードなど)。
【0027】このようにこの発明では、電池パックの種
別ごとに設定し得る範囲が表示され、使用者はこの表示
を見て、その設定可能範囲内で移動無線機の最大送信電
力あるいは移動局種別を使用目的に応じて使用者自身に
より柔軟に選択できる。つまり、使用者が電池パック種
別や使用場所、例えばゾーン配置の疎密、室内や室外な
どの条件に応じて移動無線機の最大送信電力あるいは移
動局種別を選択し、移動無線機が移動無線通信システム
網に登録された情報を更新することにより、最適な送信
電力制御が行なえるので、同一の移動無線機において、
携帯時の利便性や通信可能時間の長時間化、通信可能エ
リアの確保といった(互いに相反する)要求条件を柔軟
に満足することができるようになる。この場合は電源投
入や、位置登録時に選択した最大送信電力あるいは移動
局種別を移動無線通信システム網に登録するのみなら
ず、その他の任意の時点で使用者は最大送信電力あるい
は移動局種別を選択変更し、これを移動無線通信システ
ム網に登録することができる。この場合は選択手段22
で選択を行うと、自動的に登録動作が行われるようにし
ておくとよい。
【0028】図3に請求項4の発明の実施例を示す。無
線機本体1には外部電源接続手段31が備えられてい
る。外部電源接続手段31としては充電用端子でもよ
く、あるいはカーバッテリ接続端子などでもよい。外部
電源接続手段31は電池パック2に設けられていてもよ
い。この発明では無線機本体1にその無線機回路へ電源
電力を供給する電源の電圧を検出する電源電圧検出手段
32を備え、制御回路(手段)7は電源電圧検出手段2
2よりの電源電圧検出信号に基づいて移動無線機の最大
送信電力あるいは移動局種別を決定し、これを記憶装置
(手段)8に最大送信電力情報あるいは移動局種別情報
として記憶すると共に、送受信回路10およびアンテナ
11を通じて移動無線機の最大送信電力情報あるいは移
動局種別情報を表す制御信号として制御チャネル(無線
通信信号)を介して基地局12に伝送し、移動無線通信
システム網に設置された記憶装置(手段)13に登録さ
れたその移動無線機に対する最大送信電力情報あるいは
移動局種別情報を更新する制御動作を行う。
【0029】外部電源接続手段31は、外部電源での使
用を示す信号を制御回路(手段)7に送出することがで
きる。移動無線機の最大送信電力は、送信回路の電力増
幅回路の駆動電圧すなわち移動無線機の電源電圧に依存
している。この実施例では出力電圧の異なる電池パック
あるいは外部電源を使用した場合においても、電源電圧
検出手段32が、電源電圧に応じて電圧検出信号を制御
回路(手段)7に送るので、電源電圧に合わせて移動無
線機の最大送信電力あるいは移動局種別を決定し、移動
無線通信システム網に登録されていた最大送信電力情報
あるいは移動局種別情報を更新できる。このようにこの
実施例では、移動無線機の無線機本体に接続される電源
電圧に応じて、移動無線機の最大送信電力あるいは移動
局種別が柔軟に変更される。したがって、出力電圧の異
なる複数の種類の外部電源または、使用セル数の異なる
複数の種類の電池パックを使用目的に合わせて柔軟に選
択すればよい。
【0030】また、この実施例では、電池パックの放電
に伴う電源電圧の変化に応じた電圧検出信号が制御回路
(手段)7へ送られるので、電源電圧変化に応じて移動
無線機の最大送信電力情報あるいは移動局種別情報を更
新できる。したがって、使用時間経過とともに電池パッ
クの出力電圧がそれまでの最大送信電力を維持するため
に必要な最低限の電源電圧よりも低下した場合、この電
圧降下を検出して移動無線機の最大送信電力を下げ、最
大送信電力情報あるいは移動局種別情報を更新する制御
動作を行うようにして、移動無線機の所要電源電圧を下
げることができ、電池容量をより有効に利用することが
可能となり、通信時間の延長を図ることができる。
【0031】さらに、電源電圧検出信号の他にニッケル
カドニウム電池かリチウム電池か等を示す電池パック種
別識別信号も制御回路(手段)に入力させることによ
り、電池の放電特性に合わせて柔軟に最大送信電力ある
いは移動局種別の決定および更新を行うようにすること
もできる。図4に請求項5の発明の実施例を示す。この
発明では無線機本体1あるいは電池パック2に外部電源
接続手段31を備えたものが用いられ、表示手段21と
選択手段22と電源電圧検出手段32とが設けられる。
電池パック種別識別手段からの電池パック種別識別情報
と、電源電圧検出手段32からの電源電圧検出信号とが
制御回路(手段)7へ送られる。制御回路(手段)7は
電源電圧検出信号に基づき移動無線機の最大送信電力あ
るいは移動局種別を決定し、表示手段21に、その検出
電源電圧と、これにより決った最大送信電力、あるいは
移動局種別のうち少くとも一つの情報を表示し、更に必
要に応じて電池パック種別も表示する。表示された情報
により使用目的に応じて移動無線機の使用者自身が選択
手段22を操作し、その表示された許容範囲内で任意の
最大送信電力あるいは任意の移動局種別を選択する制御
動作を行う。
【0032】この実施例では、電源電圧検出信号に基づ
き、電池の種類に応じてその放電状態に合わせて柔軟に
移動無線機の最大送信電力あるいは移動局種別を決定で
きる。また、外部電源を用いた場合も、電源電圧に応じ
て移動無線機の最大送信電力あるいは移動局種別を決定
できることは言うまでもない。このようにこの発明で
は、電池パックの種別および電源電圧ごとに設定し得る
範囲内で、移動無線機の最大送信電力あるいは移動局種
別を使用目的に応じて使用者自身により柔軟に選択でき
る。つまり、使用者が使用場所、例えばゾーン配置の疎
密、室内や室外などの条件に応じて移動無線機の最大送
信電力あるいは移動局種別を選択し、移動無線機が移動
無線通信システム網に登録された情報を更新することに
より、最適な送信電力制御が行えるので、同一の移動無
線機において、携帯時の利便性や通信可能時間の長時間
化、通信可能エリアの確保といった要求条件を柔軟に満
足することができるようになる。
【0033】図5に請求項3の発明の要部を示す。つま
り図1又は図2に示した構成の他に、図5に示すように
この発明では電池パック2内に送信電力増幅手段52が
設けられ、この送信電力増幅手段52は無線機本体1と
接続手段53により接続される。無線機本体1の送受信
回路10からの無線通信信号は接続手段53を介して電
池パック2の一部として備えられた送信電力増幅手段5
2へ入力され、その増幅された出力信号は、再び接続手
段53を介して送受信回路10へ供給されてアンテナ1
1から送信される。
【0034】このようにこの実施例では、送信電力増幅
手段52を電池パック2の一部となるように構成したの
で、複数の出力電圧の異なる電池パック2において、最
適な増幅素子を組み合わせて用いることができるので、
送信電力増幅手段52の高効率化および低ひずみ化が容
易となる。したがって送信電力増幅手段52の高効率化
により移動無線機の低消費電力化が可能となり、通信可
能時間の長時間化が図れる。また、無線通信信号の低ひ
ずみ化により、無線通信信号伝送の高品質化が図れる。
【0035】図6に請求項6の発明の実施例の要部を示
す。この発明では外部電源接続手段61が無線機本体1
に着脱自在に取付けられ、この外部電源接続手段61を
介して外部電源から電源電力を無線機本体1へ供給でき
るようにされる。この外部電源接続手段61としては、
電池パック2を無線機本体1から外し、その電源接続手
段3により無線機本体1と接続されるようにするとよ
い。外部電源接続手段61には外部電源との接続のため
の電源配線用コネクタ54が設けられる他に、この発明
では、図5中の電池パック2と同様に送信電力増幅手段
52と、その無線機本体1との接続手段53が設けられ
る。よってこの外部電源接続手段61を図3又は図4に
示した無線機本体1に接続して外部電源から電源電力を
供給し、送受信回路10からの無線通信信号を送信電力
増幅手段52で増幅してアンテナ11から送信すること
ができる。
【0036】この構成においては外部電源に最適な増幅
素子を組み合せて用いることができ、送信電力増幅手段
52の高効率化および低ひずみ化が容易となる。上述の
何れの実施例においても、記憶装置8には、従来と同様
にその移動無線機に固有の最大送信電力あるいは移動局
種別を記憶しておき、必要に応じてこれを選択登録でき
るようにしてもよい。図3および図4の実施例で、外部
電源からの電源供給を受けない、つまり電池パック2か
らのみ電源電力を得るようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の移動無
線機によれば、最大送信電力、通信可能時間などの移動
無線機の種別属性が、電池パック、電源電圧に強く依存
しているという拘束を解放し、同一の移動無線機を柔軟
に複数の異なる最大送信電力で利用出来るようにし、移
動無線機の使用者の使用状態および使用目的に合わせて
柔軟に通信可能エリアの拡大、通信可能時間の長時間
化、電源電圧の多様化、携帯時の利便性の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例を示す構成図。
【図2】請求項2の発明の実施例を示す構成図。
【図3】請求項4の発明の実施例を示す構成図。
【図4】請求項5の発明の実施例を示す構成図。
【図5】請求項3の発明の実施例の要部を示す構成図。
【図6】請求項6の発明の実施例の要部である外部電源
接続手段を示す構成図。
【図7】ゾーン構成の移動無線通信システムを示す図。
【図8】送信電力可変手段を有する従来の移動無線機を
示す構成図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−168430(JP,A) 実開 昭62−42343(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/02 - 1/04 H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゾーン構成の移動無線通信システムに用
    いられ、 少くとも無線機本体とこれに接続された電池パックとか
    ら構成され、その移動無線機の最大送信電力あるいは移
    動局種別を表す制御信号を制御チャネルを介して基地局
    へ伝送して、上記移動無線通信システム網に設置された
    記憶装置に上記その移動無線機の最大送信電力あるいは
    移動局種別を登録し、またはその登録したものを更新す
    る手段と、 上記移動無線通信システム網から制御チャネルを介して
    伝送される特定の送信電力を表す制御信号にもとづいて
    送信電力を可変設定する手段とを有する移動無線機にお
    いて、 上記無線機本体に設けられ、接続された上記電池パック
    の種別を識別する手段と、 その電池パック種別の識別結果にもとづいて、上記移動
    無線機の最大送信電力あるいは移動局種別を決定する手
    段と、 を設けたことを特徴とする移動無線機。
  2. 【請求項2】 ゾーン構成の移動無線通信システムに用
    いられ、 少くとも無線機本体とこれに接続された電池パックとか
    ら構成され、 その移動無線機の最大送信電力あるいは移動局種別を表
    わす制御信号を制御チャネルを介して基地局へ伝送し
    て、上記移動無線通信システム網に設置された記憶装置
    に上記その移動無線機の最大電力あるいは移動局種別を
    登録し、またはその登録したものを更新する手段と、 上記移動無線通信システム網から制御チャネルを介して
    伝送される特定の送信電力を表わす制御信号にもとづい
    て送信電力を可変設定する手段とを有する移動無線機に
    おいて、 上記無線機本体に設けられ、接続された上記電池パック
    の種別を識別する手段と、 その識別された電池パックの種別と、その電池パック種
    別で決まる最大送信電力あるいは移動局種別との少くと
    も一つを表示する手段と、 最大送信電力あるいは移動局種別を選択して上記移動無
    線機の最大送信電力あるいは移動局種別とする手段と、 を設けたことを特徴とする移動無線機。
  3. 【請求項3】 上記電池パックに、移動無線機の送信電
    力増幅器が設けられ、その送信電力増幅器を、上記無線
    機本体の回路と直列に接続する手段が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の移動無線機。
  4. 【請求項4】 ゾーン構成の移動無線通信システムに用
    いられ、 少くとも無線機本体とこれに接続された電池パックとか
    ら構成され、外部電源接続手段を備え、 その移動無線機の最大送信電力あるいは移動局種別を表
    す制御信号を制御チャネルを介して基地局へ伝送して、
    上記移動無線通信システム網に設置された記憶装置に上
    記その移動無線機の最大電力あるいは移動局種別を登録
    し、またはその登録したものを更新する手段と、 上記移動無線通信システム網から制御チャネルを介して
    伝送される特定の送信電力を表す制御信号にもとづいて
    送信電力を可変設定する手段とを有する移動無線機にお
    いて、 上記無線機本体の無線機回路に接続された電源の電圧を
    検出する手段と、 上記検出した電源電圧に応じて上記移動無線機の最大送
    信電力あるいは移動局種別を決定する手段と、 を設けたことを特徴とする移動無線機。
  5. 【請求項5】 ゾーン構成の移動無線通信システムに用
    いられ、 少くとも無線機本体とこれに接続された電池パックとか
    ら構成され、外部電源接続手段を備え、 その移動無線機の最大送信電力あるいは移動局種別を表
    す制御信号を制御チャネルを介して基地局へ伝送して、
    上記移動無線通信システム網に設置された記憶装置に上
    記その移動無線機の最大電力あるいは移動局種別を登録
    し、またはその登録したものを更新する手段と、 上記移動無線通信システム網から制御チャネルを介して
    伝送される特定の送信電力を表す制御信号にもとづいて
    送信電力を可変設定する手段とを有する移動無線機にお
    いて、 上記無線機本体の無線機回路に接続された電源の電圧を
    検出する手段と、 上記検出された電源電圧と、その検出電源電圧で決る最
    大送信電力あるいは移動局種別との少くとも一つを表示
    する手段と、 最大送信電力あるいは移動局種別を選択して上記移動無
    線機の最大送信電力あるいは移動局種別とする手段と、 を設けたことを特徴とする移動無線機。
  6. 【請求項6】 上記外部電源接続手段は無線機本体に着
    脱自在とされるものであり、その外部電源接続手段に移
    動無線機の送信電力増幅器が設けられ、その送信電力増
    幅器を、上記無線機本体の回路と直列に接続する手段が
    設けられていることを特徴とする請求項4又は5記載の
    移動無線機。
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