JP3071929B2 - 医療支援システム及び医療支援方法 - Google Patents
医療支援システム及び医療支援方法Info
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- G—PHYSICS
- G16—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
- G16H—HEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
- G16H80/00—ICT specially adapted for facilitating communication between medical practitioners or patients, e.g. for collaborative diagnosis, therapy or health monitoring
-
- G—PHYSICS
- G16—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
- G16H—HEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
- G16H10/00—ICT specially adapted for the handling or processing of patient-related medical or healthcare data
- G16H10/60—ICT specially adapted for the handling or processing of patient-related medical or healthcare data for patient-specific data, e.g. for electronic patient records
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の病院別に発生す
るカルテ・検査情報・画像情報等の医療情報をその複数
の病院間で有効に活用し各種医療業務を支援する管理す
る医療支援システム及びこの医療支援システムに用いる
病院来訪歴記憶媒体に関する。
るカルテ・検査情報・画像情報等の医療情報をその複数
の病院間で有効に活用し各種医療業務を支援する管理す
る医療支援システム及びこの医療支援システムに用いる
病院来訪歴記憶媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、病院内作業の多様化、複雑化に対
応するべく、医用システムを積極的に導入しようとする
動きが病院側に高まってきた。この医用システムとは、
様々な病院内の部門毎のシステム、例えば受付け窓口レ
セプトシステム、薬品在庫管理システム等を有機的に結
合させ、病院内情報の一元的管理を目指したシステムで
ある。
応するべく、医用システムを積極的に導入しようとする
動きが病院側に高まってきた。この医用システムとは、
様々な病院内の部門毎のシステム、例えば受付け窓口レ
セプトシステム、薬品在庫管理システム等を有機的に結
合させ、病院内情報の一元的管理を目指したシステムで
ある。
【０００３】この医用システムが包含するシステムの１
つに、病院内で発生する多量のカルテ、検査情報、画像
情報およびそれらの付帯情報からなる（以下「医療情
報」という）を保管する医療情報システムがある。この
医療情報システムの活用により所望の医療情報を迅速に
取り出すことができるようになった。
つに、病院内で発生する多量のカルテ、検査情報、画像
情報およびそれらの付帯情報からなる（以下「医療情
報」という）を保管する医療情報システムがある。この
医療情報システムの活用により所望の医療情報を迅速に
取り出すことができるようになった。
【０００４】ところで、この医療情報は自病院内の利用
に止まらず、他の病院でも必要となる場合がある。例え
ば、患者の診察に際して該患者が過去にかかった他の病
院での検査結果等を参照したい場合、急患が発生しその
治療方針を迅速に決定するべく該患者の過去の医療情報
を参照したい場合、治療途中に何等かの理由（例えば治
療設備不十分）により病院を変更する場合がある。
に止まらず、他の病院でも必要となる場合がある。例え
ば、患者の診察に際して該患者が過去にかかった他の病
院での検査結果等を参照したい場合、急患が発生しその
治療方針を迅速に決定するべく該患者の過去の医療情報
を参照したい場合、治療途中に何等かの理由（例えば治
療設備不十分）により病院を変更する場合がある。
【０００５】上記のような場合、現在は、その医療情報
を郵送または持参によって他の病院に移している。しか
し、これでは、多くの時間を必要とする上、医療情報の
機密性を十分確保することはできない。
を郵送または持参によって他の病院に移している。しか
し、これでは、多くの時間を必要とする上、医療情報の
機密性を十分確保することはできない。
【０００６】そこで、各病院に独立して設けられた医療
情報システム同士をＬＡＮ（LocalArea Network）等の
ネットワーク手段で有機的に結合させたシステム（以下
「医療支援システム」という）を構築し、ネットワーク
手段を介して医療情報交換を行い、上記搬送時間上の課
題、機密性上の課題を解決しようとする試みがなされて
いる。
情報システム同士をＬＡＮ（LocalArea Network）等の
ネットワーク手段で有機的に結合させたシステム（以下
「医療支援システム」という）を構築し、ネットワーク
手段を介して医療情報交換を行い、上記搬送時間上の課
題、機密性上の課題を解決しようとする試みがなされて
いる。
【０００７】しかし、この医療支援システムは実用化に
は至っていないのが現状である。これは、医療情報シス
テムは各病院で独立して構築されることが多いため、各
医療情報システムにおける医療情報の管理方法が、病院
間で相違していることによる。すなわち、他病院の医療
情報システムにアクセスしてその他病院の医療情報シス
テム内に保存されている医療情報を取り出すためには、
当然、その他病院の医療情報システムの管理方法にした
がって行う必要があるため、当該他病院の医療情報を容
易に読み出すことができない。
は至っていないのが現状である。これは、医療情報シス
テムは各病院で独立して構築されることが多いため、各
医療情報システムにおける医療情報の管理方法が、病院
間で相違していることによる。すなわち、他病院の医療
情報システムにアクセスしてその他病院の医療情報シス
テム内に保存されている医療情報を取り出すためには、
当然、その他病院の医療情報システムの管理方法にした
がって行う必要があるため、当該他病院の医療情報を容
易に読み出すことができない。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、複数の病院の医療情報システムを実効的に統合し実
用性のある医療支援システム及びこの医療支援システム
に用いる病院来訪歴記憶媒体を提供することである。
は、複数の病院の医療情報システムを実効的に統合し実
用性のある医療支援システム及びこの医療支援システム
に用いる病院来訪歴記憶媒体を提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明に係る医療支援シ
ステムは、患者の医療情報を保管する複数の医療情報シ
ステムを有する医療支援システムであると共に他の医療
支援システムと通信手段により通信可能とされた医療支
援システムであって、患者の医療情報の発生に関する来
訪歴情報を保管する来訪歴保管手投と、患者を識別する
個人識別情報を入力する入力手段と、この入力された個
人識別情報に基づいて、前記患者についての来訪歴が保
管されている医療支援システムを特定する特定手段と、
特定された医療支援システムの来訪歴保管手段から前記
患者の来訪歴情報を受信して表示する表示手段と、を備
える
ステムは、患者の医療情報を保管する複数の医療情報シ
ステムを有する医療支援システムであると共に他の医療
支援システムと通信手段により通信可能とされた医療支
援システムであって、患者の医療情報の発生に関する来
訪歴情報を保管する来訪歴保管手投と、患者を識別する
個人識別情報を入力する入力手段と、この入力された個
人識別情報に基づいて、前記患者についての来訪歴が保
管されている医療支援システムを特定する特定手段と、
特定された医療支援システムの来訪歴保管手段から前記
患者の来訪歴情報を受信して表示する表示手段と、を備
える
【００１０】また、本発明に係る医療支援方法は、患者
の医療情報を保管する複数の医療情報システムと患者の
医療情報の発生に関する来訪歴情報を保管する来訪歴保
管手段を有する医療支援システムを複数通信手段により
通信可能として行う医療支援方法であって、前記医療情
報システムが備える端末に対して患者を識別する個人識
別情報の入力を促すステップと、前記入力された個人識
別情報に基づいて、前記患者についての来訪歴情報が保
管されている医療支援システムを特定するステップと、
前記特定された医療支援システムの来訪歴保管手段から
前記患者の来訪歴情報を受信して前記端末に表示させる
ステップと、を備える。
の医療情報を保管する複数の医療情報システムと患者の
医療情報の発生に関する来訪歴情報を保管する来訪歴保
管手段を有する医療支援システムを複数通信手段により
通信可能として行う医療支援方法であって、前記医療情
報システムが備える端末に対して患者を識別する個人識
別情報の入力を促すステップと、前記入力された個人識
別情報に基づいて、前記患者についての来訪歴情報が保
管されている医療支援システムを特定するステップと、
前記特定された医療支援システムの来訪歴保管手段から
前記患者の来訪歴情報を受信して前記端末に表示させる
ステップと、を備える。
【００１１】
【作用】本発明に係る医療支援システム及び方法におい
ては、個人識別情報が入力されると、その患者に関する
来訪歴情報を保管している医療情報システムが特定さ
れ、そしてその特定された医療情報システムの来訪歴保
管手段から当該患者の来訪歴情報が受信される。
ては、個人識別情報が入力されると、その患者に関する
来訪歴情報を保管している医療情報システムが特定さ
れ、そしてその特定された医療情報システムの来訪歴保
管手段から当該患者の来訪歴情報が受信される。
【００１２】
【００１３】
【実施例】以下、図面を参照しながら第１の実施例を説
明する。
明する。
【００１４】図１は、本実施例に係る医療支援システム
の概略的な構成について示した図である。この医療支援
システムが包含する病院は、行政上の区分（緊急車両の
配置区分）にしたがって、その区分に在る病院を対象と
する。ここでは地域Ｗ、病院Ａ，Ｂ，Ｃとして以下説明
する。
の概略的な構成について示した図である。この医療支援
システムが包含する病院は、行政上の区分（緊急車両の
配置区分）にしたがって、その区分に在る病院を対象と
する。ここでは地域Ｗ、病院Ａ，Ｂ，Ｃとして以下説明
する。
【００１５】図１に示したように、医療支援システム
は、病院Ａに備えられている医療情報システム（ＩＪ
Ｓ）１１および病院来訪歴システム１２、病院Ｂに備え
られている医療情報システム２１、病院Ｃに備えられて
いる医療情報システム３１を含み、それらシステム１
１、１２、２１、３１はそれらの間でデータ相互連携が
可能なようにＬＡＮ１０に接続されてなるシステムであ
る。
は、病院Ａに備えられている医療情報システム（ＩＪ
Ｓ）１１および病院来訪歴システム１２、病院Ｂに備え
られている医療情報システム２１、病院Ｃに備えられて
いる医療情報システム３１を含み、それらシステム１
１、１２、２１、３１はそれらの間でデータ相互連携が
可能なようにＬＡＮ１０に接続されてなるシステムであ
る。
【００１６】医療情報システム１１、２１、３１は、図
２に示した如く構成されていて、それぞれ自病院内で発
生する多数の医療情報を保存・管理するシステム、例え
ばＰＡＣＳ（Picture Archiving and Communication Sy
stem）を含んだものである。この医療情報は、通常、病
院来訪時に入力される付随情報（患者名、年齢、性別、
診察科、診察日付等）と、診察の進行に応じて発生する
カルテ・検査情報・画像情報からなる。なお、通常この
医療情報は、同一患者であっても来訪毎（但し、一疾患
の診察開始から診察終了までを一来訪とする）に発生す
る。
２に示した如く構成されていて、それぞれ自病院内で発
生する多数の医療情報を保存・管理するシステム、例え
ばＰＡＣＳ（Picture Archiving and Communication Sy
stem）を含んだものである。この医療情報は、通常、病
院来訪時に入力される付随情報（患者名、年齢、性別、
診察科、診察日付等）と、診察の進行に応じて発生する
カルテ・検査情報・画像情報からなる。なお、通常この
医療情報は、同一患者であっても来訪毎（但し、一疾患
の診察開始から診察終了までを一来訪とする）に発生す
る。
【００１７】図３は病院Ａにのみ設置された病院来訪歴
システム１２の構成を示す図である。病院来訪歴システ
ム１２は、医療支援システムが包含する全ての病院Ａ、
Ｂ、Ｃ内で発生する医療情報に関する来訪歴情報からな
る病院来訪歴ファイルを保存・管理するシステムであ
る。
システム１２の構成を示す図である。病院来訪歴システ
ム１２は、医療支援システムが包含する全ての病院Ａ、
Ｂ、Ｃ内で発生する医療情報に関する来訪歴情報からな
る病院来訪歴ファイルを保存・管理するシステムであ
る。
【００１８】
【表１】
【００１９】この表１は病院来訪歴ファイルの一例を示
した表である。病院来訪歴ファイルは、上述したように
病院Ａ、Ｂ、Ｃ内で発生する医療情報の病院来訪歴情報
からなるファイルである。病院来訪歴情報は、表１に示
したように、医療情報の内容を容易に認識できる最小限
の情報且つ通常病院であれば必ず使用する情報から構成
されていて、ここでは、所定の項目、すなわち個人の識
別情報（氏名および住所）、患者ＩＤ、診療開始日、診
療終了日、診察科および病院ＩＤ（病院識別情報）から
なる情報である。この病院識別ＩＤとは、病院来訪歴情
報が対応する医療情報が保管されている医療情報システ
ムを特定する識別情報である。この病院来訪歴ファイル
は、自病院Ａ又は他病院Ｂ、Ｃで医療情報が必要となっ
たときに利用するファイルであるが、その利用方法は後
述する。以下に本実施例による病院来訪歴情報を病院来
訪歴ファイルへ登録する動作について説明する。図４は
この登録動作を説明する図である。
した表である。病院来訪歴ファイルは、上述したように
病院Ａ、Ｂ、Ｃ内で発生する医療情報の病院来訪歴情報
からなるファイルである。病院来訪歴情報は、表１に示
したように、医療情報の内容を容易に認識できる最小限
の情報且つ通常病院であれば必ず使用する情報から構成
されていて、ここでは、所定の項目、すなわち個人の識
別情報（氏名および住所）、患者ＩＤ、診療開始日、診
療終了日、診察科および病院ＩＤ（病院識別情報）から
なる情報である。この病院識別ＩＤとは、病院来訪歴情
報が対応する医療情報が保管されている医療情報システ
ムを特定する識別情報である。この病院来訪歴ファイル
は、自病院Ａ又は他病院Ｂ、Ｃで医療情報が必要となっ
たときに利用するファイルであるが、その利用方法は後
述する。以下に本実施例による病院来訪歴情報を病院来
訪歴ファイルへ登録する動作について説明する。図４は
この登録動作を説明する図である。
【００２０】まず、病院Ａに患者Ａが来訪し、カルテ・
検査情報・画像情報が生じたとき（他の病院Ｂ、Ｃに来
訪し該情報が生じたときも同様）、ワークステーション
１２7 を操作して、登録モードを選択し、ワークステー
ション１２7 の表示装置に図５に示したような登録画面
を表示する（Ｓ1 ）。そして、この登録画面の入力項目
にしたがって、付随情報、すなわち患者名、患者住所、
新患／再来の別、患者ＩＤ、診療開始日（来訪日）、診
療科を入力し、入力終了を指示（ここでは、入力終了の
メニューをクリック）する（Ｓ2 ）。この付随情報は、
ユーザインタフェース（Ｉ／Ｆ）１１6 、コマンドＩ／
Ｆ１１5 、コマンド処理部１１3 、データベース管理部
１１2 を経て、医療情報データベース１１1 に登録され
る（Ｓ3）。ここで、コマンド処理部１１3 は、現のモ
ード、すなわち登録モードを受けて、該付随情報を病院
来訪歴処理部１１4 に送る。病院来訪歴処理部１１4 で
は、この付随情報の中から病院来訪歴情報に必要な情報
を選択的に抽出し、かつ自病院Ａの病院ＩＤを付加し、
病院来訪歴情報を作成する（Ｓ4 ）。
検査情報・画像情報が生じたとき（他の病院Ｂ、Ｃに来
訪し該情報が生じたときも同様）、ワークステーション
１２7 を操作して、登録モードを選択し、ワークステー
ション１２7 の表示装置に図５に示したような登録画面
を表示する（Ｓ1 ）。そして、この登録画面の入力項目
にしたがって、付随情報、すなわち患者名、患者住所、
新患／再来の別、患者ＩＤ、診療開始日（来訪日）、診
療科を入力し、入力終了を指示（ここでは、入力終了の
メニューをクリック）する（Ｓ2 ）。この付随情報は、
ユーザインタフェース（Ｉ／Ｆ）１１6 、コマンドＩ／
Ｆ１１5 、コマンド処理部１１3 、データベース管理部
１１2 を経て、医療情報データベース１１1 に登録され
る（Ｓ3）。ここで、コマンド処理部１１3 は、現のモ
ード、すなわち登録モードを受けて、該付随情報を病院
来訪歴処理部１１4 に送る。病院来訪歴処理部１１4 で
は、この付随情報の中から病院来訪歴情報に必要な情報
を選択的に抽出し、かつ自病院Ａの病院ＩＤを付加し、
病院来訪歴情報を作成する（Ｓ4 ）。
【００２１】
【表２】 この表２は、病院来訪歴処理部１１4 が作成した病院来
訪歴情報の一例を示したものである。
訪歴情報の一例を示したものである。
【００２２】この病院来訪歴情報は、コマンド処理部１
１3 、コマンドＩ／Ｆ１１5 、ネットワークＩ／Ｆ１１
8 を経て、ＬＡＮ１０を介して病院来訪歴システム１２
に送られる（Ｓ5 ）。病院来訪歴システム１２では、こ
の病院来訪歴情報をネットワークＩ／Ｆ１２5 、コマン
ドＩ／Ｆ１２5 を経由してコマンド処理部１２3 に送
り、コマンド処理部１２3 では該病院来訪歴情報が該病
院支援システムで取り扱うべき情報であるか否かを判断
する（Ｓ6 ）。すなわち、該患者が該病院支援システム
が対象としている地域内に住所を有するか否かを判断
し、有しない場合には、本来、該病院来訪歴情報を保存
・管理すべき該住所を対象としている他の地域の医療支
援システムの病院来訪歴システム（図示せず）に該病院
来訪歴情報を転送する（Ｓ8 ）。
１3 、コマンドＩ／Ｆ１１5 、ネットワークＩ／Ｆ１１
8 を経て、ＬＡＮ１０を介して病院来訪歴システム１２
に送られる（Ｓ5 ）。病院来訪歴システム１２では、こ
の病院来訪歴情報をネットワークＩ／Ｆ１２5 、コマン
ドＩ／Ｆ１２5 を経由してコマンド処理部１２3 に送
り、コマンド処理部１２3 では該病院来訪歴情報が該病
院支援システムで取り扱うべき情報であるか否かを判断
する（Ｓ6 ）。すなわち、該患者が該病院支援システム
が対象としている地域内に住所を有するか否かを判断
し、有しない場合には、本来、該病院来訪歴情報を保存
・管理すべき該住所を対象としている他の地域の医療支
援システムの病院来訪歴システム（図示せず）に該病院
来訪歴情報を転送する（Ｓ8 ）。
【００２３】
【表３】
【００２４】この表３は、コマンド処理部１１3 が保有
している登録すべき住所一覧表の一例であって、この一
覧表は当該医療支援システムが対象としている地域に含
まれる住所（ここでは市名）を示す一覧表であり、上記
Ｓ6 の判断を行うときは該病院来訪歴情報の住所とこの
一覧表の中の住所とを照合する。
している登録すべき住所一覧表の一例であって、この一
覧表は当該医療支援システムが対象としている地域に含
まれる住所（ここでは市名）を示す一覧表であり、上記
Ｓ6 の判断を行うときは該病院来訪歴情報の住所とこの
一覧表の中の住所とを照合する。
【００２５】
【表４】
【００２６】この表４は、コマンド処理部１１3 が保有
している他の地域の住所（市名）とその住所を対象とす
る他の地域の病院来訪歴システムとを対応させた対応表
である。上述の他の地域の医療支援システムへ転送する
ときに、この対応表に基づいて、転送先の病院来訪歴シ
ステムを特定する。
している他の地域の住所（市名）とその住所を対象とす
る他の地域の病院来訪歴システムとを対応させた対応表
である。上述の他の地域の医療支援システムへ転送する
ときに、この対応表に基づいて、転送先の病院来訪歴シ
ステムを特定する。
【００２７】一方、該患者が該病院支援システムが包含
する地域内に住所を有する場合、すなわち該病院来訪歴
情報が該病院支援システムで取り扱うべき情報である場
合、該病院来訪歴情報は、データベース管理部１２2 に
送られ、既定のソート規則、例えば氏名５０音順に従
い、病院来訪歴データベース１２1 の病院来訪歴ファイ
ルに挿入し登録する（Ｓ7 ）。この挿入が終了すると、
前述の登録画面が再度表示され、さらに登録すべき他の
患者の情報があるときは同様の作用を繰り返し、すべて
の登録が終了すると該画面内の登録業務終了をクリック
し、登録作用を終了させる。
する地域内に住所を有する場合、すなわち該病院来訪歴
情報が該病院支援システムで取り扱うべき情報である場
合、該病院来訪歴情報は、データベース管理部１２2 に
送られ、既定のソート規則、例えば氏名５０音順に従
い、病院来訪歴データベース１２1 の病院来訪歴ファイ
ルに挿入し登録する（Ｓ7 ）。この挿入が終了すると、
前述の登録画面が再度表示され、さらに登録すべき他の
患者の情報があるときは同様の作用を繰り返し、すべて
の登録が終了すると該画面内の登録業務終了をクリック
し、登録作用を終了させる。
【００２８】図６は病院来訪歴情報を更新する場合の動
作について説明する図である。なお、図６において、先
の登録手順と同一の手順は同一符号を付す。この更新
は、通常、診察が終了したときに行われる。
作について説明する図である。なお、図６において、先
の登録手順と同一の手順は同一符号を付す。この更新
は、通常、診察が終了したときに行われる。
【００２９】まず、登録時と同様にワークステーション
１２7 を操作し、今回は登録モードでなく更新モードを
選択し、ワークステーション１２7 の表示装置に図５に
示したと同様な、但し診療終了日項目が付加された登録
画面を表示し（Ｓ1 ）、登録時と同じ必要項目（付随情
報）および診療終了日を入力し（Ｓ2 ）、医療情報デー
タベース１１1 に登録する（Ｓ3 ）。そしてこの付随情
報の中から病院来訪歴情報に必要な情報を選択的に抽出
し（Ｓ4 ）、該病院来訪歴情報を病院来訪歴システム１
２に送る（Ｓ5 ）。そして、病院来訪歴システム１２で
は、コマンド処理部１２3 で該病院来訪歴情報が該病院
支援システムで取り扱うべき情報であるか否かを判断し
（Ｓ6 ）、取り扱うべき情報である場合、データベース
管理部１２2 は直ちに登録するのではなく、先の更新モ
ードを受けて、該診療終了日を有する病院来訪歴情報が
既に病院来訪歴データベース１２1 に登録されているか
を調査し（Ｓ11）、登録されていない場合、診療終了日
を付加し該病院来訪歴情報を更新する（Ｓ12）。なお、
既に登録されている場合、すなわち診療終了日が更新さ
れている場合には、エラー通知し（Ｓ13）、直ちにこの
更新作業を終了する（Ｓ9 ）。
１２7 を操作し、今回は登録モードでなく更新モードを
選択し、ワークステーション１２7 の表示装置に図５に
示したと同様な、但し診療終了日項目が付加された登録
画面を表示し（Ｓ1 ）、登録時と同じ必要項目（付随情
報）および診療終了日を入力し（Ｓ2 ）、医療情報デー
タベース１１1 に登録する（Ｓ3 ）。そしてこの付随情
報の中から病院来訪歴情報に必要な情報を選択的に抽出
し（Ｓ4 ）、該病院来訪歴情報を病院来訪歴システム１
２に送る（Ｓ5 ）。そして、病院来訪歴システム１２で
は、コマンド処理部１２3 で該病院来訪歴情報が該病院
支援システムで取り扱うべき情報であるか否かを判断し
（Ｓ6 ）、取り扱うべき情報である場合、データベース
管理部１２2 は直ちに登録するのではなく、先の更新モ
ードを受けて、該診療終了日を有する病院来訪歴情報が
既に病院来訪歴データベース１２1 に登録されているか
を調査し（Ｓ11）、登録されていない場合、診療終了日
を付加し該病院来訪歴情報を更新する（Ｓ12）。なお、
既に登録されている場合、すなわち診療終了日が更新さ
れている場合には、エラー通知し（Ｓ13）、直ちにこの
更新作業を終了する（Ｓ9 ）。
【００３０】図７は、所望の医療情報の読出し動作につ
いて説明する図である。この医療情報の読出し動作は、
緊急時または通常業務時に医療情報が必要となったとき
に行われる。ここでは、救急時のこの動作を例にとって
説明する。なお、通常業務において医療情報が必要とな
ったときのこの動作もほぼこの緊急時と同様である。
いて説明する図である。この医療情報の読出し動作は、
緊急時または通常業務時に医療情報が必要となったとき
に行われる。ここでは、救急時のこの動作を例にとって
説明する。なお、通常業務において医療情報が必要とな
ったときのこの動作もほぼこの緊急時と同様である。
【００３１】急患Ｅが発生し、救急車両で該患者Ｅを受
け入れ病院へ搬送するとき、救急車両から、該急患者Ｅ
の氏名および住所（以下「個人識別情報」という）を例
えば無線を使って、病院Ｂへ連絡する。病院Ｂでは、ま
ず、その個人識別情報を用いて、該急患者Ｅの病院来訪
歴情報リストを病院来訪歴ファイルから得る。すなわ
ち、医療情報システム２１のワークステーションを操作
して、救急モード（通常業務時であれば通常モード）を
選択すると、図８に示すような入力画面が表示される
（Ｓ21）。この入力画面にこの個人識別情報を入力する
（Ｓ22）と、図９に示すような伝達用の情報に変換さ
れ、その情報は伝達用情報ユーザＩ／Ｆ、救急モードを
受けたコマンドＩ／Ｆ、ネットワークＩ／ＦおよびＬＡ
Ｎ１０を介して、病院Ａの病院来訪歴システム１２に送
られる。病院来訪歴システム１２ではその情報を読取り
急患Ｅに関する個人識別情報を得、その個人識別情報に
合致する該急患者Ｅに関する病院来訪歴情報リストの抽
出動作が開始される（Ｓ23）。
け入れ病院へ搬送するとき、救急車両から、該急患者Ｅ
の氏名および住所（以下「個人識別情報」という）を例
えば無線を使って、病院Ｂへ連絡する。病院Ｂでは、ま
ず、その個人識別情報を用いて、該急患者Ｅの病院来訪
歴情報リストを病院来訪歴ファイルから得る。すなわ
ち、医療情報システム２１のワークステーションを操作
して、救急モード（通常業務時であれば通常モード）を
選択すると、図８に示すような入力画面が表示される
（Ｓ21）。この入力画面にこの個人識別情報を入力する
（Ｓ22）と、図９に示すような伝達用の情報に変換さ
れ、その情報は伝達用情報ユーザＩ／Ｆ、救急モードを
受けたコマンドＩ／Ｆ、ネットワークＩ／ＦおよびＬＡ
Ｎ１０を介して、病院Ａの病院来訪歴システム１２に送
られる。病院来訪歴システム１２ではその情報を読取り
急患Ｅに関する個人識別情報を得、その個人識別情報に
合致する該急患者Ｅに関する病院来訪歴情報リストの抽
出動作が開始される（Ｓ23）。
【００３２】病院来訪歴システム１２のコマンド処理部
１２3 は、検索コマンドを受けて、まず、該急患者Ｅに
関する病院来訪歴情報がどの医療支援システムで取り扱
っているかを調べる（Ｓ24）。これは、前述した登録の
場合と同様に該個人識別情報の住所に基づいて行われ
る。なお、当該救急モードの指示により、現に通常モー
ドの対応（検索等）を行っている場合には、該動作を中
断して、当該救急モードに対する対応を開始する。この
病院来訪歴情報が自医療支援システム内で取り扱ってい
ると判断した場合には、当該検索情報をデータベース管
理部１２2 に送り、来訪歴データベース１２1 内の病院
来訪歴ファイルを検索（Ｓ25）し、得られた１又は複数
の病院来訪歴情報からなる病院来訪歴情報リストを、コ
マンドＩ／Ｆ１２5 、ネットワークＩ／Ｆ１２6 および
ＬＡＮ１０を介して、該情報を要求した病院Ｂの医療情
報システム２１に送る。一方、Ｓ24で取り扱っていない
と判断した場合には、当該検索情報から図１０に示した
ような検索ファイルを作成し、当該病院来訪歴情報が保
存管理されている他の地域の医療支援システムの病院来
訪歴システムへ転送し、その病院来訪歴システムはＳ25
と同様に検索し、病院来訪歴情報リストを病院Ｂの医療
情報システム２１に送る。（Ｓ26）。
１２3 は、検索コマンドを受けて、まず、該急患者Ｅに
関する病院来訪歴情報がどの医療支援システムで取り扱
っているかを調べる（Ｓ24）。これは、前述した登録の
場合と同様に該個人識別情報の住所に基づいて行われ
る。なお、当該救急モードの指示により、現に通常モー
ドの対応（検索等）を行っている場合には、該動作を中
断して、当該救急モードに対する対応を開始する。この
病院来訪歴情報が自医療支援システム内で取り扱ってい
ると判断した場合には、当該検索情報をデータベース管
理部１２2 に送り、来訪歴データベース１２1 内の病院
来訪歴ファイルを検索（Ｓ25）し、得られた１又は複数
の病院来訪歴情報からなる病院来訪歴情報リストを、コ
マンドＩ／Ｆ１２5 、ネットワークＩ／Ｆ１２6 および
ＬＡＮ１０を介して、該情報を要求した病院Ｂの医療情
報システム２１に送る。一方、Ｓ24で取り扱っていない
と判断した場合には、当該検索情報から図１０に示した
ような検索ファイルを作成し、当該病院来訪歴情報が保
存管理されている他の地域の医療支援システムの病院来
訪歴システムへ転送し、その病院来訪歴システムはＳ25
と同様に検索し、病院来訪歴情報リストを病院Ｂの医療
情報システム２１に送る。（Ｓ26）。
【００３３】
【表５】
【００３４】表５は、この病院来訪歴情報リストの一例
を示した表である。この病院Ｂの医療情報システム２１
は受けとった病院来訪歴情報リストを図１１に示すよう
に一覧表示する（Ｓ28）。そして、病院Ｂの医師は、救
急車両から刻々と入手した急患者Ｅの症状から判断し、
この病院来訪歴情報一覧の中から必要な病院来訪歴情報
（図１１の斜線で示した情報）を、例えばマウス等を操
作して選択し、表示画面内の情報検索メニューをクリッ
クし指定する（Ｓ29）。コマンド処理部は、この病院来
訪歴情報の病院ＩＤを読み取り、この病院来訪歴情報に
対応した医療情報が病院Ａ、Ｂ、Ｃ、又は他の地域の病
院の中のいずれの医療情報システムに保存管理されてい
るかを判断する（Ｓ30）。この判断の結果、自病院Ｂの
医療情報システム２１に保存管理されている場合には、
この病院来訪歴情報を医療情報システム２１に送達す
る。医療情報システム２１はその情報に合致する医療情
報の検索を開始する（Ｓ31）。一方、他の病院Ａ、Ｃ、
又は他の地域の病院の医療情報システムで保存管理され
ている場合には、当該病院ＩＤにしたがって、当該病院
来訪歴情報をいずれかの医療情報システムに送達する
（Ｓ32）。当該病院来訪歴情報を受けた医療情報システ
ムは、その情報に合致する医療情報を検索する（Ｓ3
3）。Ｓ31又はＳ33の結果、当該医療情報を、読出し要
求を出した医療情報システムのワークステーションに伝
送し、表示する（Ｓ34）。そして、他に必要とする情報
が無い場合には照会業務終了メニューを指示し該動作を
終了させ（Ｓ35）、さらに必要な情報がある場合にはＳ
29に戻る。医師はこの医療情報が有するカルテ、検査情
報、画像情報を参照して、該急患者Ｅの治療方針をより
正確に且つ迅速に決定することができる。
を示した表である。この病院Ｂの医療情報システム２１
は受けとった病院来訪歴情報リストを図１１に示すよう
に一覧表示する（Ｓ28）。そして、病院Ｂの医師は、救
急車両から刻々と入手した急患者Ｅの症状から判断し、
この病院来訪歴情報一覧の中から必要な病院来訪歴情報
（図１１の斜線で示した情報）を、例えばマウス等を操
作して選択し、表示画面内の情報検索メニューをクリッ
クし指定する（Ｓ29）。コマンド処理部は、この病院来
訪歴情報の病院ＩＤを読み取り、この病院来訪歴情報に
対応した医療情報が病院Ａ、Ｂ、Ｃ、又は他の地域の病
院の中のいずれの医療情報システムに保存管理されてい
るかを判断する（Ｓ30）。この判断の結果、自病院Ｂの
医療情報システム２１に保存管理されている場合には、
この病院来訪歴情報を医療情報システム２１に送達す
る。医療情報システム２１はその情報に合致する医療情
報の検索を開始する（Ｓ31）。一方、他の病院Ａ、Ｃ、
又は他の地域の病院の医療情報システムで保存管理され
ている場合には、当該病院ＩＤにしたがって、当該病院
来訪歴情報をいずれかの医療情報システムに送達する
（Ｓ32）。当該病院来訪歴情報を受けた医療情報システ
ムは、その情報に合致する医療情報を検索する（Ｓ3
3）。Ｓ31又はＳ33の結果、当該医療情報を、読出し要
求を出した医療情報システムのワークステーションに伝
送し、表示する（Ｓ34）。そして、他に必要とする情報
が無い場合には照会業務終了メニューを指示し該動作を
終了させ（Ｓ35）、さらに必要な情報がある場合にはＳ
29に戻る。医師はこの医療情報が有するカルテ、検査情
報、画像情報を参照して、該急患者Ｅの治療方針をより
正確に且つ迅速に決定することができる。
【００３５】このように、本実施例によれば、病院Ａ、
Ｂ、Ｃ又は他の地域の病院で保管している多量の医療情
報に対応する病院来訪歴ファイルを現在行っている医療
情報システムの操作に合わせて簡易に作成でき、またそ
の病院来訪歴ファイルを利用して必要な医療情報の特定
および読み出しを簡易に且つ迅速に行うことができる。
Ｂ、Ｃ又は他の地域の病院で保管している多量の医療情
報に対応する病院来訪歴ファイルを現在行っている医療
情報システムの操作に合わせて簡易に作成でき、またそ
の病院来訪歴ファイルを利用して必要な医療情報の特定
および読み出しを簡易に且つ迅速に行うことができる。
【００３６】なお、上述した実施例では、病院来訪歴フ
ァイルは医療支援システムが包含する病院の中の一の病
院Ａで一括して保管しているが、同様の病院来訪歴シス
テムを他の病院にも設置し、同様の病院来訪歴ファイル
を各病院で保管することとしてもよい。この場合、病院
来訪歴システム台数が病院数に応じて増加する反面、病
院来訪歴ファイルへのアクセス時間を短縮することがで
きる。
ァイルは医療支援システムが包含する病院の中の一の病
院Ａで一括して保管しているが、同様の病院来訪歴シス
テムを他の病院にも設置し、同様の病院来訪歴ファイル
を各病院で保管することとしてもよい。この場合、病院
来訪歴システム台数が病院数に応じて増加する反面、病
院来訪歴ファイルへのアクセス時間を短縮することがで
きる。
【００３７】次に第２実施例について説明する。本実施
例は、近年の家庭用コンピュータの普及に着目し、この
家庭用コンピュータを上述した病院来訪歴システム（以
下「家庭用病院来訪歴システム」という）として活用
し、当該患者の病院来訪歴情報を管理することを趣旨と
する。
例は、近年の家庭用コンピュータの普及に着目し、この
家庭用コンピュータを上述した病院来訪歴システム（以
下「家庭用病院来訪歴システム」という）として活用
し、当該患者の病院来訪歴情報を管理することを趣旨と
する。
【００３８】医療情報システムで作成した病院来訪歴情
報は、当該患者が保有する家庭用病院来訪歴システムへ
公衆回線等を介して転送され、この家庭用病院来訪歴シ
ステムに保存される。したがって、家庭用病院来訪歴シ
ステムのアドレスを確保することが必要である。このア
ドレスを確保するために、アドレス患者が初めて病院に
来訪したときに患者データの一部として該アドレスを医
療情報システムのコマンド処理部等に登録し保管する。
なお、患者が保有するＩＤカードにこのアドレスを予め
記入しておいてもよいし、行政単位で予め一定地域の住
民の家庭用病院来訪歴システムのアドレスを一括して保
管しておいてもよい。
報は、当該患者が保有する家庭用病院来訪歴システムへ
公衆回線等を介して転送され、この家庭用病院来訪歴シ
ステムに保存される。したがって、家庭用病院来訪歴シ
ステムのアドレスを確保することが必要である。このア
ドレスを確保するために、アドレス患者が初めて病院に
来訪したときに患者データの一部として該アドレスを医
療情報システムのコマンド処理部等に登録し保管する。
なお、患者が保有するＩＤカードにこのアドレスを予め
記入しておいてもよいし、行政単位で予め一定地域の住
民の家庭用病院来訪歴システムのアドレスを一括して保
管しておいてもよい。
【００３９】図１２は病院来訪歴情報をこの家庭用病院
来訪歴システムへ登録する動作について示す流れ図であ
る。図１２に示すように、この登録動作は図４を用いて
既述した動作と基本的には同一である。ただし、医療情
報システム側で病院来訪歴情報が作成される（Ｓ4 ）と
アドレス管理表を用いて、該患者の家庭用病院来訪歴シ
ステムのアドレスを確認し（Ｓ40）、そのアドレスにし
たがって病院来訪歴情報を転送する。一方、家庭用病院
来訪歴システム側では、この病院来訪歴情報が、該家庭
用病院来訪歴システムに登録すべきかどうかを判断する
（Ｓ41）。この判断は、この病院来訪歴情報の個人の識
別情報を読取り、その人が自システムに登録されるべき
人であるかどうかの判断である。そのために家庭用病院
来訪歴システム内に登録すべき個人識別情報一覧を持
つ。これは例えば家族全員の個人情報からなっている。
自システムに登録すべきでないものの場合は医療情報シ
ステムにエラーを返送する（Ｓ13）。登録すべきものと
判断した場合には、該家庭用病院来訪歴システムに病院
来訪歴情報を登録する（Ｓ8 ）。登録が済んだ後、医療
情報システムへ登録完了の応答を送信し登録動作を終了
する（Ｓ9 ）。
来訪歴システムへ登録する動作について示す流れ図であ
る。図１２に示すように、この登録動作は図４を用いて
既述した動作と基本的には同一である。ただし、医療情
報システム側で病院来訪歴情報が作成される（Ｓ4 ）と
アドレス管理表を用いて、該患者の家庭用病院来訪歴シ
ステムのアドレスを確認し（Ｓ40）、そのアドレスにし
たがって病院来訪歴情報を転送する。一方、家庭用病院
来訪歴システム側では、この病院来訪歴情報が、該家庭
用病院来訪歴システムに登録すべきかどうかを判断する
（Ｓ41）。この判断は、この病院来訪歴情報の個人の識
別情報を読取り、その人が自システムに登録されるべき
人であるかどうかの判断である。そのために家庭用病院
来訪歴システム内に登録すべき個人識別情報一覧を持
つ。これは例えば家族全員の個人情報からなっている。
自システムに登録すべきでないものの場合は医療情報シ
ステムにエラーを返送する（Ｓ13）。登録すべきものと
判断した場合には、該家庭用病院来訪歴システムに病院
来訪歴情報を登録する（Ｓ8 ）。登録が済んだ後、医療
情報システムへ登録完了の応答を送信し登録動作を終了
する（Ｓ9 ）。
【００４０】図１３は、緊急時の医療情報の読みだし動
作を説明する流れ図である。急患Ｅが発生して救急車両
が出動し、病院へ向かっている間に、救急車両から急患
Ｅの個人識別情報（住所、氏名）を、例えば無線を使っ
て、行く先の病院へ知らせる。病院側の医療情報システ
ムは、その個人識別情報を受け取ると救急照会メニュー
を選択しその情報を入力し（Ｓ22）、まずアドレス管理
表を用いてその個人識別情報の患者ＩＤに対応する家庭
用病院来訪歴システムのアドレスを確認し（Ｓ42）、該
家庭用病院来訪歴システムへ病院来訪歴情報の提供要求
を行う。家庭用病院来訪歴システム側では、まず、保管
している個人識別情報一覧とその患者ＩＤとを照会し
（Ｓ24）、その照会結果に応じて、検索の開始（Ｓ2
5）、または医療情報システムへのエラーの返送を行う
（Ｓ13）。そして検索の結果得られる病院来訪歴情報リ
ストを、病院来訪歴情報の提供要求を発した病院（急患
Ｅの受け入れ病院）の医療情報システムへ送り（Ｓ2
7）、病院側では病院来訪歴情報リストを表示し（Ｓ2
8）、その病院来訪歴情報リストの中から必要な情報を
選択し（Ｓ29）、その選択した病院来訪歴情報に対応す
る医療情報を自病院内の医療情報データベースまたは他
病院の医療情報データベースから読みだし、受け入れ病
院の医療情報システムに表示し、この動作が終了する
（Ｓ30〜Ｓ35）。
作を説明する流れ図である。急患Ｅが発生して救急車両
が出動し、病院へ向かっている間に、救急車両から急患
Ｅの個人識別情報（住所、氏名）を、例えば無線を使っ
て、行く先の病院へ知らせる。病院側の医療情報システ
ムは、その個人識別情報を受け取ると救急照会メニュー
を選択しその情報を入力し（Ｓ22）、まずアドレス管理
表を用いてその個人識別情報の患者ＩＤに対応する家庭
用病院来訪歴システムのアドレスを確認し（Ｓ42）、該
家庭用病院来訪歴システムへ病院来訪歴情報の提供要求
を行う。家庭用病院来訪歴システム側では、まず、保管
している個人識別情報一覧とその患者ＩＤとを照会し
（Ｓ24）、その照会結果に応じて、検索の開始（Ｓ2
5）、または医療情報システムへのエラーの返送を行う
（Ｓ13）。そして検索の結果得られる病院来訪歴情報リ
ストを、病院来訪歴情報の提供要求を発した病院（急患
Ｅの受け入れ病院）の医療情報システムへ送り（Ｓ2
7）、病院側では病院来訪歴情報リストを表示し（Ｓ2
8）、その病院来訪歴情報リストの中から必要な情報を
選択し（Ｓ29）、その選択した病院来訪歴情報に対応す
る医療情報を自病院内の医療情報データベースまたは他
病院の医療情報データベースから読みだし、受け入れ病
院の医療情報システムに表示し、この動作が終了する
（Ｓ30〜Ｓ35）。
【００４１】図１４は医療情報読出し時に使用する入力
画面の一例を示す図である。患者の家庭用病院来訪歴シ
ステムのアドレスを患者のＩＤカードから入手した場合
にはこのアドレスを個人識別情報（患者名、患者住所）
と共に入力してもよい。
画面の一例を示す図である。患者の家庭用病院来訪歴シ
ステムのアドレスを患者のＩＤカードから入手した場合
にはこのアドレスを個人識別情報（患者名、患者住所）
と共に入力してもよい。
【００４２】本実施例によれば上述した第１実施例と同
様の効果が得られるほか、家庭用コンピュータ資源を有
効に活用でき、それによって病院側の病院来訪歴システ
ム規模を縮小することができる。次に、第３実施例につ
いて説明する。本実施例に係る医療支援システムは、医
療情報が要求する機密性の確保を実現するシステムであ
る。
様の効果が得られるほか、家庭用コンピュータ資源を有
効に活用でき、それによって病院側の病院来訪歴システ
ム規模を縮小することができる。次に、第３実施例につ
いて説明する。本実施例に係る医療支援システムは、医
療情報が要求する機密性の確保を実現するシステムであ
る。
【００４３】このために、第１又は第２実施例に係る医
療支援システムの医療情報システムのワークステーショ
ンにセキュリティチェック装置を付設するのみで実現で
きる。このセキュリティチェック装置は、上述した医療
情報の読出し動作開始時、例えば通常モード選択時に起
動し、所定のセキュリティチェックを通過した場合にの
み以後の動作を許可する。なお、このセキュリティチェ
ックは、現在一般的に用いられているチェック、例えば
パスワードによるチェック、指紋照合によるチェック、
声紋照合によるチェック、網膜パターン照合によるチェ
ック、遺伝子パターン照合によるチェック等を択一的に
又はそれらの中のいくつかを結合して用いればよい。本
実施例によれば、上述した第１又は第２実施例と同様の
効果が得られるほか、カルテ、検査情報、画像情報等の
医療情報の機密性を確保することができる。次に第４の
実施例について説明する。
療支援システムの医療情報システムのワークステーショ
ンにセキュリティチェック装置を付設するのみで実現で
きる。このセキュリティチェック装置は、上述した医療
情報の読出し動作開始時、例えば通常モード選択時に起
動し、所定のセキュリティチェックを通過した場合にの
み以後の動作を許可する。なお、このセキュリティチェ
ックは、現在一般的に用いられているチェック、例えば
パスワードによるチェック、指紋照合によるチェック、
声紋照合によるチェック、網膜パターン照合によるチェ
ック、遺伝子パターン照合によるチェック等を択一的に
又はそれらの中のいくつかを結合して用いればよい。本
実施例によれば、上述した第１又は第２実施例と同様の
効果が得られるほか、カルテ、検査情報、画像情報等の
医療情報の機密性を確保することができる。次に第４の
実施例について説明する。
【００４４】図１５は救急車両内に搭載される個人識別
情報伝送装置の構成を示す図である。個人識別情報伝送
装置は、上記実施例において救急車両から受け入れ病院
へ氏名および住所の個人識別情報を連絡する無線連絡装
置に代わる装置である。すなわち、個人識別情報伝送装
置は、個人識別情報を伝送用の信号に変換する識別手段
４０と、その信号を受け入れ病院へ無線伝送するための
通信手段４１とからなる。そして、識別手段４０は、個
人識別情報を入力するためのキーボード等の入力手段４
０ａと、その個人識別情報について通信手段４１の無線
伝送方式に合わせ符号変換する符号変換手段４０ｂと、
その個人識別情報等を表示する表示手段４０ｃと、通信
手段４１へ符号化された個人識別情報を出力する出力手
段４０ｄとを備える。
情報伝送装置の構成を示す図である。個人識別情報伝送
装置は、上記実施例において救急車両から受け入れ病院
へ氏名および住所の個人識別情報を連絡する無線連絡装
置に代わる装置である。すなわち、個人識別情報伝送装
置は、個人識別情報を伝送用の信号に変換する識別手段
４０と、その信号を受け入れ病院へ無線伝送するための
通信手段４１とからなる。そして、識別手段４０は、個
人識別情報を入力するためのキーボード等の入力手段４
０ａと、その個人識別情報について通信手段４１の無線
伝送方式に合わせ符号変換する符号変換手段４０ｂと、
その個人識別情報等を表示する表示手段４０ｃと、通信
手段４１へ符号化された個人識別情報を出力する出力手
段４０ｄとを備える。
【００４５】一方、病院側には、緊急車両の個人識別情
報伝送装置から伝送される個人識別情報を受信する受信
手段を備える。この受信手段を医療情報システムのワー
クステーシュンに接続する。したがって、病院側では個
人識別情報を入力する必要がなく、医療情報システムは
この受信手段が受けた該個人識別情報を用いて直ちに緊
急時の医療情報読出し動作（図７に示した緊急モード動
作）を開始することができる。
報伝送装置から伝送される個人識別情報を受信する受信
手段を備える。この受信手段を医療情報システムのワー
クステーシュンに接続する。したがって、病院側では個
人識別情報を入力する必要がなく、医療情報システムは
この受信手段が受けた該個人識別情報を用いて直ちに緊
急時の医療情報読出し動作（図７に示した緊急モード動
作）を開始することができる。
【００４６】次に第５実施例について説明する。なお、
本実施例に係る医療支援システムの構成は上述した第
１、第２の実施例に係る医療支援システムの構成とほぼ
同様であるため、相違する部分についてのみ説明する。
本実施例に係る医療支援システムの構成は上述した第
１、第２の実施例に係る医療支援システムの構成とほぼ
同様であるため、相違する部分についてのみ説明する。
【００４７】図１６は本実施例に係る医療支援システム
の医療情報システムの構成を示す図であり、図１７は病
院来訪歴システムの構成を示す図である。この医療情報
システムは図１６に示すように上述した第１実施例によ
る医療情報システム（図２）の病院来訪歴処理部１１4
にＩＣカード処理部１１10を接続してなり、この病院来
訪歴システム図１７に示すように上述した第１実施例に
よる病院来訪歴システム（図３）のコマンド処理部１２
3 にＩＣカード処理部１２10を接続してなる。ＩＣカー
ド処理部１１10，１２10は、ＩＣカードへ病院来訪歴情
報を登録又はＩＣカードに登録された病院来訪歴情報の
読出しを行う装置である。
の医療情報システムの構成を示す図であり、図１７は病
院来訪歴システムの構成を示す図である。この医療情報
システムは図１６に示すように上述した第１実施例によ
る医療情報システム（図２）の病院来訪歴処理部１１4
にＩＣカード処理部１１10を接続してなり、この病院来
訪歴システム図１７に示すように上述した第１実施例に
よる病院来訪歴システム（図３）のコマンド処理部１２
3 にＩＣカード処理部１２10を接続してなる。ＩＣカー
ド処理部１１10，１２10は、ＩＣカードへ病院来訪歴情
報を登録又はＩＣカードに登録された病院来訪歴情報の
読出しを行う装置である。
【００４８】なお、ＩＣカードへの病院来訪歴情報の登
録は、病院来訪歴処理部１１4 で作成した病院来訪歴情
報をコマンド処理部１１3 と共にＩＣカード処理部１１
10に送り、ＩＣカード処理部１１10で登録すれば上述し
た登録動作を何等変更することなく実施できる。このＩ
Ｃカードの活用によって、病院来訪歴情報を病院来訪歴
ファイルから読み出すことなく、容易に入手することが
でき、さらにＩＣカード読取り装置を緊急車両に搭載す
れば、緊急時にこのＩＣカードから読取った急患者に関
する病院来訪歴情報を受け入れ病院に送ることができ、
受け入れ病院側ではこの病院来訪歴情報を検索する手間
を省くことができ、非常に有効である。
録は、病院来訪歴処理部１１4 で作成した病院来訪歴情
報をコマンド処理部１１3 と共にＩＣカード処理部１１
10に送り、ＩＣカード処理部１１10で登録すれば上述し
た登録動作を何等変更することなく実施できる。このＩ
Ｃカードの活用によって、病院来訪歴情報を病院来訪歴
ファイルから読み出すことなく、容易に入手することが
でき、さらにＩＣカード読取り装置を緊急車両に搭載す
れば、緊急時にこのＩＣカードから読取った急患者に関
する病院来訪歴情報を受け入れ病院に送ることができ、
受け入れ病院側ではこの病院来訪歴情報を検索する手間
を省くことができ、非常に有効である。
【００４９】なお、この可搬記憶媒体として、磁気カー
ドやＩＣカード以外にも、光学式ＩＤカード、マイクロ
ＣＤを埋め込んだ装飾品（指輪，ネックレス，ブレスレ
ット）、バーコードの様な形で該情報を刻み込んだ装飾
品等を採用してもよい。この場合、上述のＩＣカード処
理部に代えて、光学式ＩＤカードの光学式登録／読取り
装置又はマイクロＣＤ登録／読取り装置を設置する。こ
こで、バーコードの様に個人識別情報を溝状のバーとし
て刻み込んだ指輪の内容を読み取るリング読み取り装置
の一例について説明する。図１８乃至図２０はリング読
み取り装置の構成を示した図である。図１８乃至図２０
に示すように、このリング読み取り装置は、台座５１上
にリング５０の厚さ等しい間隔を隔てて回転可能に設け
られた回転筒５２、５３と、その回転筒５２、５３をそ
れぞれ矢印ｂ、ｃ方向に回転駆動する回転手段５７と、
リング５０の表面に記されたバーコードを読み取るべく
該表面の一部に光線を照射する発光部５４と、この発光
部５４と該リング５０表面部を介して対向して配置さ
れ、該リング５０表面部からの反射光を受光する受光部
５５と、発光部５４へ電力供給する電源５６と、回転手
段５７からリングの回転速度情報、受光部５５からバー
コード信号を入力しバーコード記載情報を検出する検出
手段５８と、検出手段５８が得たバーコードの情報から
個人識別情報を意味するデータに復号化する復号化手段
５９と、復号化手段５９で復号化した個人識別情報を表
示する表示部６０とを具備する。このリング読み取り装
置は、リング５０を回転筒５２、５３の間に挟み込み矢
印ａ方向に予定の回転速度で回転しながら該バーコード
を読み取り、その内容、ここでは個人識別情報、すなわ
ち氏名および住所を表示する。なお、指輪の溝状のバー
の代わりに、化学的処理等で表面の反射率を変えたバー
としてもよい。
ドやＩＣカード以外にも、光学式ＩＤカード、マイクロ
ＣＤを埋め込んだ装飾品（指輪，ネックレス，ブレスレ
ット）、バーコードの様な形で該情報を刻み込んだ装飾
品等を採用してもよい。この場合、上述のＩＣカード処
理部に代えて、光学式ＩＤカードの光学式登録／読取り
装置又はマイクロＣＤ登録／読取り装置を設置する。こ
こで、バーコードの様に個人識別情報を溝状のバーとし
て刻み込んだ指輪の内容を読み取るリング読み取り装置
の一例について説明する。図１８乃至図２０はリング読
み取り装置の構成を示した図である。図１８乃至図２０
に示すように、このリング読み取り装置は、台座５１上
にリング５０の厚さ等しい間隔を隔てて回転可能に設け
られた回転筒５２、５３と、その回転筒５２、５３をそ
れぞれ矢印ｂ、ｃ方向に回転駆動する回転手段５７と、
リング５０の表面に記されたバーコードを読み取るべく
該表面の一部に光線を照射する発光部５４と、この発光
部５４と該リング５０表面部を介して対向して配置さ
れ、該リング５０表面部からの反射光を受光する受光部
５５と、発光部５４へ電力供給する電源５６と、回転手
段５７からリングの回転速度情報、受光部５５からバー
コード信号を入力しバーコード記載情報を検出する検出
手段５８と、検出手段５８が得たバーコードの情報から
個人識別情報を意味するデータに復号化する復号化手段
５９と、復号化手段５９で復号化した個人識別情報を表
示する表示部６０とを具備する。このリング読み取り装
置は、リング５０を回転筒５２、５３の間に挟み込み矢
印ａ方向に予定の回転速度で回転しながら該バーコード
を読み取り、その内容、ここでは個人識別情報、すなわ
ち氏名および住所を表示する。なお、指輪の溝状のバー
の代わりに、化学的処理等で表面の反射率を変えたバー
としてもよい。
【００５０】本発明は上述した実施例に限定されること
なく種々変形して実施可能である。例えば、上述の実施
例では病院間をＬＡＮ等の回線により接続しているが、
この回線に代えて衛星通信手段をによってデータ連携可
能に接続してもよい。
なく種々変形して実施可能である。例えば、上述の実施
例では病院間をＬＡＮ等の回線により接続しているが、
この回線に代えて衛星通信手段をによってデータ連携可
能に接続してもよい。
【００５１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、目
的とする患者に関する来訪歴情報がどこの医療情報シス
テムに保管されているか不明な場合であっても、その患
者の個人識別情報さえ分かれば、その個人識別情報から
当該医療情報システムを特定し、その特定された医療情
報システムの来訪歴保管手段から当該患者の来訪歴情報
を迅速に入手することができる。
的とする患者に関する来訪歴情報がどこの医療情報シス
テムに保管されているか不明な場合であっても、その患
者の個人識別情報さえ分かれば、その個人識別情報から
当該医療情報システムを特定し、その特定された医療情
報システムの来訪歴保管手段から当該患者の来訪歴情報
を迅速に入手することができる。
【００５２】
【図１】第１の実施例に係る医療支援システムの概略的
な構成を示す図。
な構成を示す図。
【図２】図１に示す医療情報システムの構成を示す図。
【図３】図１に示す病院来訪歴システムの構成を示す図
【図４】第１の実施例に係る医療支援システムにおける
病院来訪歴情報の登録動作を説明する流れ図。
病院来訪歴情報の登録動作を説明する流れ図。
【図５】図４に示す病院来訪歴情報の登録動作時に使用
する登録画面の一例を示す図。
する登録画面の一例を示す図。
【図６】第１の実施例に係る医療支援システムにおける
病院来訪歴情報の更新動作を説明する流れ図。
病院来訪歴情報の更新動作を説明する流れ図。
【図７】第１の実施例に係る医療支援システムにおける
医療情報の読出し動作について説明する流れ図。
医療情報の読出し動作について説明する流れ図。
【図８】図７に示す医療情報の読出し動作時に使用する
入力画面の一例を示す図。
入力画面の一例を示す図。
【図９】図７に示す医療情報の読出し動作時に医療情報
システムから病院来訪歴システムに送られる伝達用情報
の一例を示す図。
システムから病院来訪歴システムに送られる伝達用情報
の一例を示す図。
【図１０】図７に示す医療情報の読出し動作時に、病院
来訪歴システムから他の地域の医療支援システムの病院
来訪歴システムへ転送される検索ファイルの一例を示す
図。
来訪歴システムから他の地域の医療支援システムの病院
来訪歴システムへ転送される検索ファイルの一例を示す
図。
【図１１】図７に示す医療情報の読出し動作時に、病院
来訪歴システムから医療情報システムへ返送される病院
来訪歴情報リストの表示例を示す図。
来訪歴システムから医療情報システムへ返送される病院
来訪歴情報リストの表示例を示す図。
【図１２】第２の実施例に係る医療支援システムにおけ
る病院来訪歴情報の登録動作を説明する流れ図。
る病院来訪歴情報の登録動作を説明する流れ図。
【図１３】図１２に示す第２の実施例に係る医療支援シ
ステムによる医療情報の読みだし動作を説明する流れ
図。
ステムによる医療情報の読みだし動作を説明する流れ
図。
【図１４】図１３に示す医療情報読出し時に使用する入
力画面の一例を示す図。
力画面の一例を示す図。
【図１５】第４の実施例に係る医療支援システムの救急
車両内に搭載される個人識別情報伝送装置の構成を示す
図。
車両内に搭載される個人識別情報伝送装置の構成を示す
図。
【図１６】第５の実施例に係る医療支援システムの医療
情報システムの構成を示す図。
情報システムの構成を示す図。
【図１７】第５の実施例に係る医療支援システムの病院
来訪歴システムの構成を示す図。
来訪歴システムの構成を示す図。
【図１８】第５の実施例に係る医療支援システムのリン
グ読み取り装置の構造を示した上面図。
グ読み取り装置の構造を示した上面図。
【図１９】第５の実施例に係る医療支援システムのリン
グ読み取り装置の構造を示した側面図。
グ読み取り装置の構造を示した側面図。
【図２０】第５の実施例に係る医療支援システムのリン
グ読み取り装置の構成を示したブロック図。
グ読み取り装置の構成を示したブロック図。
１０…ＬＡＮ、１１…病院Ａの医療情報システム、１２
…病院来訪歴システム、２１…病院Ｂの医療情報システ
ム、３１…病院Ｃの医療情報システム、６０…救急車
両。
…病院来訪歴システム、２１…病院Ｂの医療情報システ
ム、３１…病院Ｃの医療情報システム、６０…救急車
両。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 由貴 栃木県大田原市下石上1385番の１ 株式 会社東芝那須工場内 (72)発明者 モハメド・アリ・ネマトバクシュ 栃木県大田原市下石上1385番の１ 東芝 メディカルエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−181005（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−21196（ＪＰ，Ａ) （財）光産業技術振興協会発行「光技 術応用プロジェクトの開発報告書−光応 用医用情報システム−」ｐ．２−４（昭 63−３) 立澤「ＩＣカード、光カードの医学利 用と将来展望」あいみっく，Ｖｏｌ. ７，Ｎｏ．３，ｐ４−11，1986 (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06F 19/00 G06F 17/60 G06F 17/30 ＪＩＣＳＴファイル（ＪＯＩＳ)
Claims (5)
- 【請求項１】 患者の医療情報を保管する複数の医療情
報システムを有する医療支援システムであると共に他の
医療支援システムと通信手段により通信可能とされた医
療支援システムであって、 患者の医療情報の発生に関する来訪歴情報を保管する来
訪歴保管手投と、 患者を識別する個人識別情報を入力する入力手段と、 この入力された個人識別情報に基づいて、前記患者につ
いての来訪歴が保管されている医療支援システムを特定
する特定手段と、特 定された医療支援システムの来訪歴保管手段から前記
患者の来訪歴情報を受信して表示する表示手段と、 を備える ことを特徴とする医療支援システム。 - 【請求項２】 前記個人識別情報は患者の住所を含み、
前記特定手段は前記住所に基づいて医療支援システムを
特定することを特徴とする請求項１記載の医療支援シス
テム。 - 【請求項３】 前記来訪歴情報は一覧で表示され、この
一覧に対する選択動作により選択された来訪歴情報に関
連する医療情報を保管されている医療情報システムから
読み出して表示することを特徴とする請求項１又は２記
載の医療支援システム。 - 【請求項４】 患者の医療情報を保管する複数の医療情
報システムと患者の医療情報の発生に関する来訪歴情報
を保管する来訪歴保管手段を有する医療支援システムを
複数通信手段により通信可能として行う医療支援方法で
あって、 前記医療情報システムが備える端末に対して患者を識別
する個人識別情報の入力を促すステップと、 前記入力された個人識別情報に基づいて、前記患者につ
いての来訪歴情報が保管されている医療支援システムを
特定するステップと、 前記特定された医療支援システムの来訪歴保管手段から
前記患者の来訪歴情報を受信して前記端末に表示させる
ステップと、 を備えることを特徴とする医療支援方法。 - 【請求項５】 前記表示手段に表示された来訪歴情報に
対し、所望の来訪歴 情報の選択を促すステップと、 選択された来訪歴情報に関連する医療情報を保管してい
る医療情報システムから読み出して前記医療情報システ
ムが備える端末に表示させることを特徴とする請求項４
記載の医療支援方法。
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Family Applications (1)
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