JP3054119B2 - 携帯可能電子装置 - Google Patents

携帯可能電子装置

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JP3054119B2
JP3054119B2 JP10122774A JP12277498A JP3054119B2 JP 3054119 B2 JP3054119 B2 JP 3054119B2 JP 10122774 A JP10122774 A JP 10122774A JP 12277498 A JP12277498 A JP 12277498A JP 3054119 B2 JP3054119 B2 JP 3054119B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、たとえば不揮発性のデ
ータメモリおよびCPUなどの制御素子を有するIC
(集積回路)チップを内蔵した、いわゆるICカードと
称される携帯可能電子装置に係り、特にデータメモリの
管理方式に関する。 【0002】 【従来の技術】最近、新たな携帯可能なデータ記憶媒体
として、不揮発性のデータメモリおよびCPUどの制御
素子を有するICチップを内蔵したICカードが開発さ
れている。この種のICカードは、内蔵する制御素子に
よって内蔵するデータメモリをアクセスし、端末装置か
らの要求に応じて必要なデータの入出力を行なうように
なっている。 【0003】さて、このようなICカードのデータメモ
リは、格納データの性格あるいは利用用途に合せて複数
のエリアに分割され、それぞれのエリアにはエリア番号
と呼ばれる固有の番号が付与されている。そして、アク
セスの際には、そのエリア番号を指定してアクセスする
論理アクセス方式を用いている。 【0004】この方式の実現のために、データメモリは
定義情報領域(ディレクトリエリア)と利用者領域(ユ
ーザエリア)とに大きく二分されている。 【0005】利用者領域は、格納データの性格あるいは
利用用途に合せて複数のエリアに細かく分割されてい
て、これら各エリアは定義情報領域内の領域定義情報に
よって定義されている。 【0006】利用者領域内の1つのエリアを定義する領
域定義情報は、エリア固有の番号を定義するエリア番号
情報、利用者領域内におけるエリアの位置を定義する先
頭アドレス情報、エリアの大きさを定義するサイズ情
報、およびエリア使用権限を定義するための属性情報か
らなっている。そして、利用者領域内の全てのエリアの
領域定義情報を集めて1つの領域定義群を形成してい
る。 【0007】従来は上記領域定義群をカード内で唯一つ
だけ持つことができたが、単一応用分野用としては充分
であった。しかしながら、昨今は、たとえば同一のIC
カードで、銀行のCD端末装置に挿入すればCDカードとし
て、また病院の端末装置に挿入すれば保険証として使い
たいという、多目的応用分野の指向が強い。その場合、
前記領域定義群が唯一つだけしか持てないICカードで
は、 (1)応用分野ごとに利用するエリア番号を配分する。 (2)応用分野の端末装置側でアクセスするエリア番号
の正当性(その応用分野で用いてよいか否か)のチェッ
クをする。 ことが必要になる。しかしながら、この場合、 (1)相互乗り入れをあらかじめ考えていなかった稼働
中のシステム同志を乗り入れることは困難である(同一
のエリア番号を用いている可能性が高い)。 (2)相互に乗り入れたシステムAとシステムBとで用
いられるエリアの安全性はカード内で保護することは不
可能で、システム側の良心にまかされている。 【0008】すなわち、システムAが故意にシステムB
のデータを盗み取ったり、改ざんしたりすることがカー
ド自身で防止することができない。という問題がある。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うに多目的な利用を実現するに伴う種々の問題点を解決
すべくなされたもので、端末装置の負担を軽減し、安全
にしかも簡便に多目的な利用を実現することができる携
帯可能電子装置を提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明の携帯可能電子装
置は、外部装置よりコマンドを受信して動作するICカ
ードにおいて、データが記憶される複数のエリア部と、
複数のエリアを定義するためのエリア識別コードとエリ
アの位置情報とからなる複数のエリア定義情報を利用分
野ごとにエリア定義情報群として複数記憶している領域
定義部と、利用分野に応じて定められた応用コードとこ
の応用コードに対応するメモリエリアの定義情報群とを
対応させて記憶する管理情報記憶部とを有するデータメ
モリと、外部装置との間で選択的にデータを授受するた
めの入出力部と、この入出力部を介して受信したエリア
定義情報群の指定コマンド中の応用コードが上記管理情
報記憶部に記憶されているかを確認する第1の確認手段
と、この第1の確認手段により指定コマンド中の応用コ
ードが確認されなかった場合は一致する応用コードが存
在しない旨の第1の応答データを出力する第1の出力手
段と、上記第1の確認手段にて応用コードが確認された
場合、確認された応用コードに対応するメモリエリアの
定義情報群をオープン状態とするオープン手段と、上記
入出力部を介して受信した書込みコマンド中のエリア識
別コードが上記オープン手段にてオープン状態とされた
メモリエリアの定義情報群内に記憶されているかを確認
する第2の確認手段と、この第2の確認手段により受信
したエリア識別コードが確認されなかった場合は一致す
るエリア識別コードが存在しない旨の第2の応答データ
を出力する第2の出力手段と、上記第1の確認手段にて
応用コードが確認されかつ上記第2の確認手段にてエリ
ア識別コードが確認された場合にのみ上記エリア識別コ
ードに対応するメモリのエリア部への書き込みを行い、
上記オープン手段にてメモリエリアの定義情報群がオー
プン状態とさていない場合及び上記第2の確認手段にて
エリア識別コードが確認されていない場合はメモリのエ
リア部への書き込みを行わないようにしたものである。 【0011】 【作用】本発明は、データが記憶される複数のエリア部
と、複数のエリアを定義するためのエリア識別コードと
エリアの位置情報とからなる複数のエリア定義情報を利
用分野ごとにエリア定義情報群として複数記憶している
領域定義部と、利用分野に応じて定められた応用コード
とこの応用コードに対応するメモリエリアの定義情報群
とを対応させて記憶する管理情報記憶部とを有するデー
タメモリと、外部装置との間で選択的にデータを授受す
るための入出力部とから構成され、外部装置からの応用
コードが上記管理情報記憶部に記憶されているかを確認
し、この確認により応用コードが確認されなかった場合
は一致する応用コードが存在しない旨の第1の応答デー
タを出力し、その確認により応用コードが確認された場
合は応用コードに対応するメモリエリアの定義情報群を
オープン状態とし、外部装置からのエリア識別コードが
上記オープン状態とされたメモリエリアの定義情報群内
に記憶されているかを確認し、この確認により外部装置
からのエリア識別コードが確認されなかった場合は一致
するエリア識別コードが存在しない旨の第2の応答デー
タを出力し、上記応用コードが確認されかつ上記エリア
識別コードが確認された場合にのみ上記エリア識別コー
ドに対応するメモリのエリア部への書き込みもしくは読
出しを行い、メモリエリアの定義情報群がオープン状態
とされていない場合及びエリア識別コードが確認されて
いない場合はメモリのエリア部への書き込みもしくは読
出しを行わないようにしたものである。 【0012】 【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。 【0013】11は本発明に係る携帯可能電子装置とし
てのICカードを取扱う端末装置の構成例を示すもので
ある。すなわち、この端末装置は、ICカード1をカー
ドリーダ・ライタ2を介してCPUなどからなる制御部
3と接続可能にするとともに、制御部3にキーボード
4、CRTディスプレイ装置5、プリンタ6およびフロ
ッピィディスク装置7を接続して構成される。 【0014】図10はICカード1の構成例を示すもの
で、制御部としての制御素子(たとえばCPU)11、デ
ータメモリ部としての記憶内容が消去可能な不揮発性の
データメモリ12、プログラムメモリ部としてのプログラ
ムメモリ13、およびカードリーダ・ライタ2との電気的
接触を得るためのコンタクト部14によって構成されてお
り、これらのうち破線内の部分(制御素子11、データ
メモリ12、プログラムメモリ13)は1つのICチッ
プで構成されてICカード本体内に埋設されている。 【0015】プログラムメモリ13は、たとえばマスク
ROMで構成されており、制御素子11の制御プログラム
を記憶するものである。データメモリ12は各種データの
記憶に使用され、たとえばEEPROMで構成されている。 【0016】データメモリ12は、たとえば第1図に示す
ように、定義情報領域21と利用者領域22とに大きく二分
されている。 【0017】さらに、定義情報領域21は、1つの領域定
義群管理群23と複数の領域定義群24,25 とから構成され
ている。 【0018】1つの領域定義群24(25)を定義する情報
は、領域定義群管理群23の中の領域定義群管理情報で、
応用分野別に与えられた応用コード、領域定義群の位置
情報を与える先頭アドレス情報、および大きさを与える
サイズ情報からなっている。 【0019】第1図においては、応用コード「CDCARD」
の領域定義群管理情報で定義される領域定義群は第1領
域定義群24であり、応用コード「HOKENSHO」の領域定義
群管理情報で定義される領域定義群は第2領域定義群25
である。 【0020】また、利用者領域22は、格納データの性格
あるいは利用用途に合せて複数のエリアに細かく分割さ
れていて、これら各エリアは第1,第2領域定義群24,25
の中の領域定義情報によって定義されている。 【0021】利用者領域22内の1つのエリアを定義する
領域定義情報は、エリア固有の番号を定義するエリア番
号情報、利用者領域内におけるエリアの位置を定義する
先頭アドレス情報、エリアの大きさを定義するサイズ情
報、およびエリア使用権限を定義するための属性情報か
らなっている。 【0022】そして、応用コード「CDCARD」を持つ利用
分野で使用される全てのエリアの領域定義情報を集めて
第1領域定義群24を形成し、応用コード「HOKENSHO」を
持つ利用分野で使用される全てのエリアの領域定義情報
を集めて第2領域定義群25を形成している。 【0023】すなわち、第1領域定義群24は、応用コー
ド「CDCARD」を持つ利用分野で使用されるエリア(エリ
ア番号10,12 )を定義し、第2領域定義群25は、応用コ
ード「HOKENSHO」を持つ利用分野で使用されるエリア
(エリア番号10,20 )を定義している。 【0024】なお、第1,第2領域定義群24,25 では、そ
れぞれ同じエリア番号「10」を定義しているが、メモリ
マップ上では全く異なる位置に定義されている。 【0025】次に、具体的な使用手順を述べながら制御
方式を説明する。第2図はICカード1を多目的に利用
する場合の端末装置側の処理を説明するフローチャート
であり、第3図はICカード1の内部処理を説明するフ
ローチャートである。 【0026】第2図のフローチャートにしたがい、まず
ICカード1を端末装置のカードリーダ・ライタ2に挿
入する。 【0027】その後、端末装置の制御部3はICカード
1の制御素子11に対して領域定義群を指定する領域定義
群指定コマンドを送出する。 【0028】領域定義群指定コマンドの具体的なフォー
マットは、たとえば第4図に示すようになっている。 【0029】領域定義群指定コマンドを受取った制御素
子11は、そのコマンド電文中の応用コードと一致する応
用コードを持つ領域定義群管理情報を領域定義群管理群
23から見付け出し、その情報によって定義される領域定
義群をオープンし、他の領域定義群はクローズする。 【0030】一度にオープンできる領域定義群は唯一つ
だけで、続けて領域定義群指定コマンドを実行させた場
合には、最後に指定した領域定義群だけが有効となり、
他の領域定義群は無効となる。 【0031】また、一致する応用コードが存在しない場
合には、制御素子11は未登録コード入力を意味するレス
ポンスを端末装置の制御部3へ送出する。第1図のメモ
リマップを持つICカード1に対して応用コード「CDCA
RD」を指定して領域定義群指定コマンドを実行した場合
にアクセス可能になるエリアについて第5図に示す。 【0032】オープンする領域定義群は第1領域定義群
24で、この中で定義されているエリア番号「10,12 」の
エリアがアクセス可能となる。クローズする領域定義群
は第2領域定義群25で、この中で定義されているエリア
番号「10,20 」のエリアがアクセス不可能となる。 【0033】一方、応用コード「HOKENSHO」を指定して
領域定義群指定コマンドを実行した場合にアクセス可能
になるエリアについて第6図に示す。 【0034】オープンする領域定義群は第2領域定義群
25で、この中で定義されているエリア番号「10,20 」の
エリアがアクセス可能となる。クローズする領域定義群
は第1領域定義群24で、この中で定義されているエリア
番号「10,20 」のエリアがアクセス不可能となる。 【0035】第1,第2領域定義群24,25 にはエリア番
号「10」のエリアがそれぞれ定義されているが、第1領
域定義群24をオープンしたときには先頭アドレス「aaa
」のエリア番号「10」のエリアが、また第2領域定義
群25をオープンしたときには先頭アドレス「bbb 」のエ
リア番号「10」のエリアがそれぞれアクセス可能にな
る。 【0036】すなわち、領域定義群ごとに独立にエリア
番号を付与することができる。さて、領域定義群指定コ
マンドにより、たとえば第1領域定義群24がオープンさ
れた状態で、第7図に示すような書込みコマンドを端末
装置の制御部3からICカード1の制御素子11に対して
送出すると、制御素子11はそのコマンド電文中のエリア
番号情報と一致するエリア番号情報を持つ領域定義情報
を第1領域定義群24から見付け出し、その領域定義情報
の先頭アドレス情報およびサイズ情報により目的とする
エリアをアクセスし、そのエリアにコマンド電文中の書
込みデータを書込む。 【0037】もし、第1領域定義群24に定義されていな
いエリア番号情報がコマンド電文中に付加されていると
きには、制御素子11はエリア番号未定義を意味するレス
ポンスを端末装置の制御部3に対して送出する。また、
もし領域定義群の指定が行なわれていない、あるいは領
域定義群指定コマンドが正常に終了せず、オープンされ
た領域定義群が無い場合には、制御素子11はオープン領
域定義群無しを意味するレスポンスを端末装置の制御部
3に対して送出する。 【0038】以上のようにして書込処理の動作が行なわ
れるが、読出処理の動作についても書込処理と同様であ
る。なお、第7図に書込みコマンド入力時のカード内部
動作の説明図を示し、第8図に読出しコマンド入力時の
カード内部動作の説明図を示す。 【0039】また、本発明のICカードは、初めは単一
応用分野にて動作させていたもの同志をスムースに多目
的ICカードに移行させることが可能であり、その具体
例を第9図に示す。31は応用コード「CDCARD」を持つ利
用分野で使用されていたICカードのデータメモリマッ
プ、32は応用コード「HOKENSHO」を持つ利用分野で使用
されていたICカードのデータメモリマップである。33
は両者の利用分野のどちらでも使用することができるI
Cカードのデータメモリマップの一例である。 【0040】データメモリマップ31,32 から33を作成す
るには、アクセスするエリアが重ならないように定義情
報領域内の先頭アドレス情報だけを変更し、その他の情
報はデータメモリマップ31,32 内の情報をそのまま用い
てデータメモリマップ33の定義情報領域に書込めばよ
い。 【0041】このようにして作成されたデータメモリマ
ップ33を持つICカードは、応用コード「CDCARD」を持
つ端末装置ではデータメモリマップ31を持つICカード
のように、また応用コード「HOKENSHO」を持つ端末装置
ではデータメモリマップ32を持つICカードとして動作
し、相互乗り入れをする場合にICカード内の定義情報
領域を変更しさえすれば他を変更することなく容易に乗
り入れ移行できるようになる。 【0042】なお、以上の説明では、定義情報領域およ
び利用者領域は同一データメモリ上にあり、あらかじめ
マスクプログラムなどで定義された値により論理的に分
割されていることを前提としていた。しかしながら、利
用者領域にアクセス中、電源のゆれなどによりICカー
ドの制御素子を構成するCPUが暴走し、論理的に分割
されている定義情報領域にまで誤書込みを引起こす可能
性が高い。 【0043】これを防止するため、定義情報領域と利用
者領域の記憶セルを物理的に分割し、定義情報領域の記
憶セルに対して書込み保護を設けることが行なわれてい
る。特に、データメモリがEEPROMの場合には、誤ってチ
ップイレースモードになる危険性があり、その場合、論
理的に分割されているだけの場合においては、利用者領
域のデータが消去されてしまうとともに定義情報領域の
情報も消去されてしまい、以降正常に動作できなくなっ
てしまう。 【0044】しかし、物理的に分割してあれば、利用者
領域のデータは消去されてしまっても定義情報領域の情
報は消去されないのでカード自身が不良になることはな
くなる。 【0045】また、金融分野などの高セキュリティを必
要とするところでは、定義情報領域を唯一度だけ書込め
る記憶素子にすることで、一度発行したICカードに対
しては書換え、改ざんできないようにすることができ
る。 【0046】一方、セキュリティを必要としない分野で
は、定義情報領域をEEPROMのように書換え可能な記憶素
子にして再発行を可能にし、経済的なICカードを作成
することも可能となる。 【0047】なお、前記実施例では、携帯可能電子装置
としてICカードを例示したが、本発明はカード状のも
のに限定されるものでなく、たとえばブロック状あるい
はペンシル状のものでもよい。また、携帯可能電子装置
のハード構成もその要旨を逸脱しない範囲で種々変形可
能である。 【0048】 【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、端
末装置の負担を軽減し、安全にしかも簡便に多目的な利
用を実現することができる携帯可能電子装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】データメモリのメモリマップを示す図。 【図2】ICカードを多目的に利用する場合の端末装置
側の処理を説明するフローチャート。 【図3】ICカードの内部処理を説明するフローチャー
ト。 【図4】領域定義群指定コマンドおよびそのコマンド入
力時のカード内部動作の説明図。 【図5】応用コード「CDCARD」で領域定義群指定コマン
ドを実行したときのアクセス可能なエリアを説明する
図。 【図6】応用コード「HOKENSHO」で領域定義群指定コマ
ンドを実行したときのアクセス可能なエリアを説明する
図。 【図7】書込みコマンドおよびそのコマンド入力時のカ
ード内部動作の説明図。 【図8】読出しコマンドおよびそのコマンド入力時のカ
ード内部動作の説明図。 【図9】単一利用カード同志を合せて多目的ICカード
に移行する例を説明する図。 【図10】ICカードの構成を示すブロック図。 【図11】端末装置の構成を示すブロック図。 【符号の説明】 1……ICカード(携帯可能電子装置) 2……カードリーダ・ライタ 3……制御部 11……制御素子(制御部) 12……データメモリ(データメモリ部) 13……プログラムメモリ(プログラムメモリ部) 14……定義情報領域 22……利用者領域 23……領域定義群管理群 24,25……領域定義群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 19/07

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.外部装置よりコマンドを受信して動作する携帯可能
    電子装置において、 データが記憶される複数のエリア部と、複数のエリアを
    定義するためのエリア識別コードとエリアの位置情報と
    からなる複数のエリア定義情報を利用分野ごとにエリア
    定義情報群として複数記憶している領域定義部と、利用
    分野に応じて定められた応用コードとこの応用コードに
    対応するメモリエリアの定義情報群とを対応させて記憶
    する管理情報記憶部とを有するデータメモリと、 外部装置との間で選択的にデータを授受するための入出
    力部と、 この入出力部を介して受信したエリア定義情報群の指定
    コマンド中の応用コードが上記管理情報記憶部に記憶さ
    れているかを確認する第1の確認手段と、 この第1の確認手段により指定コマンド中の応用コード
    が確認されなかった場合は一致する応用コードが存在し
    ない旨の第1の応答データを出力する第1の出力手段
    と、 上記第1の確認手段にて応用コードが確認された場合、
    確認された応用コードに対応するメモリエリアの定義情
    報群をオープン状態とするオープン手段と、 上記入出力部を介して受信した書込みコマンド中のエリ
    ア識別コードが上記オープン手段にてオープン状態とさ
    れたメモリエリアの定義情報群内に記憶されているかを
    確認する第2の確認手段と、 この第2の確認手段により受信したエリア識別コードが
    確認されなかった場合は一致するエリア識別コードが存
    在しない旨の第2の応答データを出力する第2の出力手
    段とを有し、 上記第1の確認手段にて応用コードが確認されかつ上記
    第2の確認手段にてエリア識別コードが確認された場合
    にのみ上記エリア識別コードに対応するメモリのエリア
    部への書き込みを行い、上記オープン手段にてメモリエ
    リアの定義情報群がオープン状態とさていない場合及び
    上記第2の確認手段にてエリア識別コードが確認されて
    いない場合はメモリのエリア部への書き込みを行わない
    ようにしたことを特徴とする携帯可能電子装置。 2.外部装置よりコマンドを受信して動作する携帯可能
    電子装置において、 データが記憶される複数のエリア部と、複数のエリアを
    定義するためのエリア識別コードとエリアの位置情報と
    からなる複数のエリア定義情報を利用分野ごとにエリア
    定義情報群として複数記憶している領域定義部と、利用
    分野に応じて定められた応用コードとこの応用コードに
    対応するメモリエリアの定義情報群とを対応させて記憶
    する管理情報記憶部とを有するデータメモリと、 外部装置との間で選択的にデータを授受するための入出
    力部と、 この入出力部を介して受信したエリア定義情報群の指定
    コマンド中の応用コードが上記管理情報記憶部に記憶さ
    れているかを確認する第1の確認手段と、 この第1の確認手段により指定コマンド中の応用コード
    が確認されなかった場合は一致する応用コードが存在し
    ない旨の第1の応答データを出力する第1の出力手段
    と、 上記第1の確認手段にて応用コードが確認された場合、
    確認された応用コードに対応するメモリエリアの定義情
    報群をオープン状態とするオープン手段と、 上記入出力部を介して受信した読みだしコマンド中のエ
    リア識別コードが上記オープン手段にてオープン状態と
    されたメモリエリアの定義情報群内に記憶されているか
    を確認する第2の確認手段と、 この第2の確認手段により受信したエリア識別コードが
    確認されなかった場合は一致するエリア識別コードが存
    在しない旨の第2の応答データを出力する第2の出力手
    段とを有し、 上記第1の確認手段にて応用コードが確認されかつ上記
    第2の確認手段にてエリア識別コードが確認された場合
    にのみ上記エリア識別コードに対応するメモリのエリア
    部からの読出しを行い、上記オープン手段にてメモリエ
    リアの定義情報群がオープン状態とさていない場合及び
    上記第2の確認手段にてエリア識別コードが確認されて
    いない場合はメモリのエリア部からの読出しを行わない
    ようにしたことを特徴とする携帯可能電子装置。
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