JP3022449B2 - 記録再生装置、記録再生方法及び記録媒体 - Google Patents

記録再生装置、記録再生方法及び記録媒体

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JP3022449B2
JP3022449B2 JP9320374A JP32037497A JP3022449B2 JP 3022449 B2 JP3022449 B2 JP 3022449B2 JP 9320374 A JP9320374 A JP 9320374A JP 32037497 A JP32037497 A JP 32037497A JP 3022449 B2 JP3022449 B2 JP 3022449B2
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和也 小川
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に対する
記録及び再生を行う記録再生方法及び記録再生装置及び
記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりディスク等の記録媒体に格納さ
れたデータの記録や再生を行う場合に、ヘッドの位置を
制御して行う。その際、記録されているデータの記録状
態によっては、記録媒体の記録可能領域の端から端、例
えば、最内周側から最外周側にヘッドを移動させて読出
し位置をジャンプさせる場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、リアルタイム
でデータの読出しを行う際に、上記のように記録媒体の
記録可能領域の端から端にまでジャンプしなければなら
ない場合に、再生データが途中で途切れてしまうおそれ
がある。つまり、再生装置におけるバッファメモリ内に
ジャンプ時間に要する容量の出力データが格納されてい
ないと再生データが途切れてしまう。そこで、本発明
は、記録媒体に格納されたデータを読み出す際に、再生
データの途切れることのない記録再生方法、記録再生装
置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、書換
え可能な記録媒体に対して情報の記録再生を行う記録再
生装置であって、該記録媒体との最低転送レートをB
e、上記情報の再生ビットレートをBd、該記録媒体の
最大ジャンプ距離をジャンプした後最初の実データを取
得するまでの時間をTw、連続記録再生する単位容量を
Cとした場合に、(Be−Bd)Ts>BdTwと、T
s=C/Beと、Be>Bdの関係式に従い少なくとも
情報の記録を行うことを特徴とする。この第1の構成の
記録再生装置においては、上記関係式から期間Tsにお
いて(Be−Bd)Tsのデータ量が蓄積される。この
蓄積されるデータ量は、該記録媒体の最大ジャンプ距離
をジャンプした後最初の実データを取得するまでに要す
る時間Twにおいて再生されるデータ量BdTwよりも
大きいことから、記録媒体の内周側の端と外周側の端間
をジャンプしても再生データが途切れることがなく、安
定した再生を行うことができる。
【0005】また、第2には、書換え可能な記録媒体に
対して情報の記録再生を行う記録再生装置であって、該
記録媒体との最低転送レートをBe、上記情報の再生ビ
ットレートをBd、該記録媒体の最大ジャンプ距離をジ
ャンプした後最初の実データを取得するまでの時間をT
w、連続記録再生する単位容量をCとした場合に、(B
e−Bd)Ts>BdTwと、Ts=C/Beと、Be
>Bdの関係式に従い情報の記録再生をこの第2の構成
の記録再生装置においても、上記関係式から期間Tsに
おいて(Be−Bd)Tsのデータ量が蓄積される。こ
の蓄積されるデータ量は、該記録媒体の最大ジャンプ距
離をジャンプした後最初の実データを取得するまでに要
する時間Twにおいて再生されるデータ量BdTwより
も大きいことから、記録媒体の内周側の端と外周側の端
間をジャンプしても再生データが途切れることがなく、
安定した再生を行うことができる。
【0006】また、第3には、上記第1又は第2の構成
において、記録再生におけるジャンプ時間のワースト値
をTj、媒体の回転待ち時間のワースト値をTr、ショ
ックプルーフ等の見込み時間をTp、読み出されたデー
タに対する誤り訂正処理の最大時間をTeとした場合
に、Tw=Tj+Tr+Tp+Teとすることを特徴と
する。また、第4には、上記第2又は第3の構成におい
て、上記記録再生装置が記録再生を行う情報を格納する
バッファを有し、上記情報の記録時においては、上記B
dのレートにより該バッファに書込みを行うとともに、
上記Beのレートにより該バッファから読出しを行い、
一方、上記情報の再生時においては、上記Beのレート
により該バッファに書込みを行うとともに、上記Bdの
レートにより該バッファから読出しを行うことを特徴と
する。
【0007】また、第5には、上記第2から第4までの
いずれかの構成において、上記情報の再生時において、
上記バッファ内のデータ量が(Be−Bd)Ts以下で
ある場合に、上記記録媒体からのデータの読出しを行
い、一方、上記バッファ内のデータ量が(Be−Bd)
Tsを越える場合には、上記記録媒体からのデータの読
出しを停止することを特徴とする。よって、上記バッフ
ァ内のデータ量が(Be−Bd)Ts以下である場合
に、上記記録媒体からのデータの読出しを行うので、バ
ッファ内に再生に必要な十分なデータ量を確保でき、一
方、上記バッファ内のデータ量が(Be−Bd)Tsを
越える場合には、上記記録媒体からのデータの読出しを
停止するので、バッファに必要な容量をなるべく抑える
ことができる。また、第6には、上記第2から第4まで
のいずれかの構成において、上記情報の再生時におい
て、上記バッファ内のデータ量が(Be−Bd)Ts未
満である場合に、上記記録媒体からのデータの読出しを
行い、一方、上記バッファ内のデータ量が(Be−B
d)Tsを越える場合には、上記記録媒体からのデータ
の読出しを停止することを特徴とする。よって、上記バ
ッファ内のデータ量が(Be−Bd)Ts未満である場
合に、上記記録媒体からのデータの読出しを行うので、
バッファ内に再生に必要な十分なデータ量を確保でき、
一方、上記バッファ内のデータ量が(Be−Bd)Ts
以上である場合には、上記記録媒体からのデータの読出
しを停止するので、バッファに必要な容量をなるべく抑
えることができる。また、第7には、上記上記第1から
第6までのいずれかの構成において、上記関係式におい
て、(Be−Bd)Ts>BdTwの代わりに(Be−
Bd)Ts≧BdTwとすることを特徴とする。つま
り、(Be−Bd)Ts=BdTwの場合でも、期間T
sにおいて蓄積される(Be−Bd)Tsのデータ量
は、該記録媒体の最大ジャンプ距離をジャンプした後最
初の実データを取得するまでの時間Twにおいて再生さ
れるデータ量BdTwと等しいことから、記録媒体の内
周側の端と外周側の端間をジャンプしても再生データが
途切れることがない。
【0008】また、第8には、書換え可能な記録媒体に
対して情報の記録再生を行う記録再生方法であって、該
記録媒体との最低転送レートをBe、上記情報の再生ビ
ットレートをBd、該記録媒体の最大ジャンプ距離をジ
ャンプした後最初の実データを取得するまでの時間をT
w、連続記録再生する単位容量をCとした場合に、(B
e−Bd)Ts>BdTwと、Ts=C/Beと、Be
>Bdの関係式に従い少なくとも情報の記録を行うこと
を特徴とする。この第8の構成の記録再生装置において
は、上記関係式から期間Tsにおいて(Be−Bd)T
sのデータ量が蓄積される。この蓄積されるデータ量
は、該記録媒体の最大ジャンプ距離をジャンプした後最
初の実データを取得するまでの時間Twにおいて再生さ
れるデータ量BdTwよりも大きいことから、記録媒体
の内周側の端と外周側の端間をジャンプしても再生デー
タが途切れることがなく、安定した再生を行うことがで
きる。
【0009】また、第9には、書換え可能な記録媒体に
対して情報の記録再生を行う記録再生方法であって、該
記録媒体との最低転送レートをBe、上記情報の再生ビ
ットレートをBd、該記録媒体の最大ジャンプ距離をジ
ャンプした後最初の実データを取得するまでの時間をT
w、連続記録再生する単位容量をCとした場合に、(B
e−Bd)Ts>BdTwと、Ts=C/Beと、Be
>Bdの関係式に従い情報の記録再生を行うことを特徴
とする。この第9の構成の記録再生方法においても、上
記関係式から期間Tsにおいて(Be−Bd)Tsのデ
ータ量が蓄積される。この蓄積されるデータ量は、該記
録媒体の最大ジャンプ距離をジャンプした後に最初の実
データを取得するまでの時間Twにおいて再生されるデ
ータ量BdTwよりも大きいことから、記録媒体の内周
側の端と外周側の端間をジャンプしても再生データが途
切れることがなく、安定した再生を行うことができる。
【0010】また、第10には、上記第8又は第9の構
成において、記録再生におけるジャンプ時間のワースト
値をTj、媒体の回転待ち時間のワースト値をTr、シ
ョックプルーフ等の見込み時間をTp、読み出されたデ
ータに対する誤り訂正処理の最大時間をTeとした場合
に、Tw=Tj+Tr+Tp+Teとすることを特徴と
する。また、第11には、上記第9又は第10の構成に
おいて、上記記録再生方法において、上記情報の記録時
においては、上記Bdのレートによりバッファに書込み
を行うとともに、上記Beのレートにより該バッファか
ら読出しを行い、一方、上記情報の再生時においては、
上記Beのレートにより該バッファに書込みを行うとと
もに、上記Bdのレートにより該バッファから読出しを
行うことを特徴とする。
【0011】また、第12には、上記第9から第11ま
でのいずれかの構成において、上記情報の再生時におい
て、上記バッファ内のデータ量が(Be−Bd)Ts以
下である場合に、上記記録媒体からのデータの読出しを
行い、一方、上記バッファ内のデータ量が(Be−B
d)Tsを越える場合には、上記記録媒体からのデータ
の読出しを停止することを特徴とする。よって、上記バ
ッファ内のデータ量が(Be−Bd)Ts以下である場
合に、上記記録媒体からのデータの読出しを行うので、
バッファ内に再生に必要な十分なデータ量を確保でき、
一方、上記バッファ内のデータ量が(Be−Bd)Ts
を越える場合には、上記記録媒体からのデータの読出し
を停止するので、バッファに必要な容量をなるべく抑え
ることができる。また、第13には、上記第9から第1
1までのいずれかの構成において、上記情報の再生時に
おいて、上記バッファ内のデータ量が(Be−Bd)T
s未満である場合に、上記記録媒体からのデータの読出
しを行い、一方、上記バッファ内のデータ量が(Be−
Bd)Tsを越える場合には、上記記録媒体からのデー
タの読出しを停止することを特徴とする。よって、上記
バッファ内のデータ量が(Be−Bd)Ts未満である
場合に、上記記録媒体からのデータの読出しを行うの
で、バッファ内に再生に必要な十分なデータ量を確保で
き、一方、上記バッファ内のデータ量が(Be−Bd)
Ts以上である場合には、上記記録媒体からのデータの
読出しを停止するので、バッファに必要な容量をなるべ
く抑えることができる。また、第14には、上記第8か
ら第13までのいずれかの構成において、上記関係式に
おいて、(Be−Bd)Ts>BdTwの代わりに(B
e−Bd)Ts≧BdTwとすることを特徴とする。つ
まり、(Be−Bd)Ts=BdTwの場合でも、期間
Tsにおいて蓄積される(Be−Bd)Tsのデータ量
は、該記録媒体の最大ジャンプ距離をジャンプした後最
初の実データを取得するまでの時間Twにおいて再生さ
れるデータ量BdTwと等しいことから、記録媒体の内
周側の端と外周側の端間をジャンプしても再生データが
途切れることがない。
【0012】また、第15には、所定の情報を格納する
記録媒体であって、該記録媒体との最低転送レートをB
e、上記情報の再生ビットレートをBd、該記録媒体の
最大ジャンプ距離をジャンプした後最初の実データを取
得するまでの時間をTw、連続記録再生する単位容量を
Cとした場合に、(Be−Bd)Ts>BdTwと、T
s=C/Beと、Be>Bdの関係式を満たすデータフ
ォーマットを有することを特徴とする。また、第16に
は、上記第15の構成において、記録再生におけるジャ
ンプ時間のワースト値をTj、媒体の回転待ち時間のワ
ースト値をTr、ショックプルーフ等の見込み時間をT
p、読み出されたデータに対する誤り訂正処理の最大時
間をTeとした場合に、Tw=Tj+Tr+Tp+Te
とすることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての実施
例を図面を利用して説明する。本発明に基づく記録再生
装置Wは、図1に示されるように構成され、入力回路1
0と、磁気ヘッド駆動回路12と、磁気ヘッド14と、
光学ヘッド16と、再生信号増幅回路18と、ローパス
回路20と、復号器22と、ECC・EDC処理回路2
4と、バッファメモリ26と、記憶部28と、記憶部2
9と、コントローラ30と、サーボ回路32と、スピン
ドルモータ34と、クロック発生回路36とを有してい
る。この記録再生装置Wは、光磁気ディスク(以下単に
「ディスク」とする)5に対して記録・再生を行うもの
である。
【0014】ここで、上記入力回路10は、映像音声デ
ータを受信するとともに、この映像音声データをデジタ
ルデータに符号化する。また、この入力回路10は、可
変長符号化の際のビットレートの制御も行う。また、磁
気ヘッド駆動回路12は、入力回路10から入力される
信号に応じて磁気ヘッドを駆動する。磁気ヘッド14
は、データを記録する際に用いられ、ディスク5の記録
膜を磁化する。また、上記光学ヘッド16は、データの
再生に用いられ、ディスク5に照射されたレーザ光の反
射光を受光する。なお、磁気ヘッド14と光学ヘッド1
6とでヘッド17を構成する。
【0015】また、上記再生信号増幅回路18は、光学
ヘッド16からの信号を増幅する。また、ローパス回路
20は、再生信号増幅回路18で増幅された信号を積分
する。また、復号器22は、上記クロック発生回路36
から送られるクロックに同期して記録時に変調された信
号を復号する。また、ECC・EDC処理回路24は、
復号器22で復号された信号に対して誤り訂正を行う。
つまり、ECC(Error Correcting Code )処理やED
C(Error Detecting Code)処理を行う。
【0016】また、バッファメモリ26は、記録及び再
生される映像音声データを一時的に格納するものであ
り、緩衝装置として機能する。このバッファメモリ26
は、書込みと読出しとを非同期に行うことができるもの
である。また、記憶部28は、情報を記憶するものであ
り、特に、欠陥情報を格納するディフェクトリストが設
けられている。また、記憶部29も同様に情報を記憶す
るものであるが、この記憶部29は再生された映像音声
情報を記憶するためのものである。この記憶部28、2
9は、実際にはメモリにより構成される。
【0017】また、上記コントローラ30は、記録再生
装置Wの各部の動作を制御する。特に、該コントローラ
30は、記録再生装置Wの最低転送レートをBe、映像
音声データの再生ビットレートをBd、ジャンプ(シー
ク)時間のワースト値をTj、ディスク5の回転待ち時
間のワースト値をTr、ショックプルーフ等の見込み時
間をTp、読み出された映像音声データに対する誤り訂
正処理の最大時間をTe、ブロック容量、すなわち、連
続記録再生する単位容量をCとした場合に、(Be−B
d)Ts>BdTwを満たすように映像音声データの記
録及び再生を行う。つまり、(Be−Bd)とTsの積
がBdとTwの積よりも大きくなるようにする。ただ
し、ここで、Ts=C/Be、Tw=Tj+Tr+Tp
+Teとし、Be>Bdであるとする。つまり、ディス
ク5の記録可能領域は、図2に示すように、容量CのN
個のブロックに分割されることになる。上記Tjは、デ
ィスク5の記録可能領域における内周側の端と外周側の
端間をジャンプするために要する時間の最大値である。
この記録可能領域における内周側の端と外周側の端間の
距離が記録媒体の最大ジャンプ距離になる。また、上記
ショックプルーフとは、ヘッド17に衝撃が与えられた
際にヘッド17がずれて記録再生ができない時間として
予め設けられたものであり、上記Tpは、そのようなシ
ョックプルーフを含めて予め設けられた見込み時間をい
う。また、上記Teについては、ジャンプ後に実デー
タ、すなわち、ディスク5から読み出されたデータにE
CCやEDCをかけて実際にバッファメモリ26に記憶
する際のデータを取得するまでにはECC・EDC処理
が必要になることから、ECC・EDC処理における群
遅延時間のワースト値(Te)を上記Twのファクター
としたものである。つまり、上記Twは、ディスク5の
最大ジャンプ距離をジャンプした後、最初の実データを
取得するまでの時間をいう。
【0018】なお、記録再生装置Wの最低転送レートB
e、ジャンプ(シーク)時間のワースト値Tj、ディス
ク5の回転待ち時間のワースト値Tr、ショックプルー
フ等の見込み時間Tp、読み出されたデータに対する誤
り訂正処理の最大時間Teは記録再生装置Wにおいて固
定されている。また、映像音声データの再生ビットレー
トBdは映像音声データにより決定されるが、実際に
は、この再生ビットレートBdも記録再生装置Wにおい
て固定されているものとする。つまり、結果として、記
録再生装置Wにおいては、記録再生装置Wの最低転送レ
ートBe、ジャンプ(シーク)時間のワースト値Tj、
ディスク5の回転待ち時間のワースト値Tr、ショック
プルーフ等の見込み時間Tp、読み出されたデータに対
する誤り訂正処理の最大時間Te、再生ビットレートB
d、ブロック容量Cは上記の関係式を満たすように設定
されているものとする。
【0019】また、上記サーボ回路32は、再生信号増
幅回路18から送られる信号とクロックとに従いスピン
ドルモータ34を所定の回転数で回転させるとともに、
上記光学ヘッド16中の対物レンズを制御し、トラッキ
ングサーボ、フォーカスサーボを行う。
【0020】上記構成の記録再生装置Wの動作について
説明する。まず、記録再生装置Wが起動されたものとす
る。つまり、記録再生装置Wに電源が入れられたものと
する。すると、ディスク5が記録再生装置Wにセットさ
れているかが判定される(図3 S10)。この判定
は、所定周期ごとに行う。そして、ディスク5がセット
されている場合には、記録操作又は再生操作が行われた
かどうかが判定される(図3 S11)。記録操作又は
再生操作が行われた場合には、上記の関係式を満たす各
値に基づき記録又は再生が行われる(図3 S12)。
詳しくは後述する。
【0021】まず、記録操作が行われた場合には、以下
に説明するような記録時の動作が行われる。つまり、記
録すべき映像音声情報は、入力回路10において受信さ
れ、符号化されてバッファメモリ26、磁気ヘッド駆動
回路12を介してディスク5に記録される。その際、上
記関係式(Be−Bd)Ts>BdTwを満たすように
映像音声信号の記録が行われる。つまり、上記関係式を
満たす各値に基づき記録処理が行われる。具体的には、
上記関係式を満たす上記最低転送レートBe、上記ジャ
ンプ(シーク)時間のワースト値Tj、上記回転待ち時
間のワースト値Tr、上記ショックプルーフ等の見込み
時間Tp、読み出されたデータに対する誤り訂正処理の
最大時間Te、上記再生ビットレートBd、上記ブロッ
ク容量Cに基づいて処理が行われる。
【0022】すなわち、上記映像音声情報は、このバッ
ファメモリ26に対して上記ビットレートBdにより書
き込まれる。同時に、このバッファメモリ26からはビ
ットレートBeにより読み出され、磁気ヘッド駆動回路
12に送られる。そして、ディスク5に記録する場合に
は、ブロック容量Cごとに連続記録される。
【0023】ここで、上記のようにBe>Bdの関係が
成り立つので、複数のブロックが連続して記録可能であ
る場合には、任意のブロックに映像音声データを書き込
む期間Tsにおけるバッファ容量の変動は、図4のAB
間、BC間、EF間に示すようになる。なお、図4のA
B間、BC間、EF間においては、バッファ容量が一旦
上昇した後下降するように表現されているが、これはあ
くまで模式的に示したものであり、実際には、バッファ
メモリ26への書込みとバッファメモリ26からの読出
しとが同時に行われることになる。つまり、Be>Bd
であるので、該期間Tsにおいてバッファメモリ26に
書き込まれたデータ量の映像音声データは、すべてディ
スク5に記録される。
【0024】一方、複数のブロックが連続して記録可能
でない場合には、記録できないブロックをジャンプして
記録できるブロックまでヘッド17を移動させる必要が
ある。例えば、図2に示すように、記録できない複数の
ブロックPがある場合には、容量CのブロックXから同
じく容量CのブロックYにまでジャンプする必要があ
る。ジャンプ時には、バッファメモリ26への書込みは
行われるが、当然ディスク5への書込みは行われない。
ここで、上記関係式のようにTw=Tj+Tr+Tp+
Teが与えられているので、ディスク5の記録可能領域
においてヘッド17を任意の領域に動かした後に最初の
実データを取得するまでに要する時間はTwを越えるこ
とはない。つまり、ジャンプ時間の最大値がTwとな
る。そして、(Be−Bd)Ts>BdTwの関係があ
るので、期間Twだけディスク5への映像音声データの
書込みを停止してジャンプ動作を行ったとしても、ジャ
ンプ先のブロックに期間Twで蓄えられた映像音声デー
タを期間Ts内で全て書き込むことができる。つまり、
上記関係式の右辺BdTwは、ジャンプ時間においてバ
ッファメモリ26に蓄えられるデータ量であり、左辺の
(Be−Bd)Tsは期間Tsにおいてバッファメモリ
26から出力されるデータ量とバッファメモリ26に入
力されるデータ量との差分を示し、(Be−Bd)Ts
>BdTwであるので、上記のことがいえることにな
る。なお、上記関係式の左辺(Be−Bd)Tsを変形
すると(1−Bd/Be)Cとなるが、Bd<Beであ
るので、1−Bd/Be<1となり、よって、BdTw
は必ずCより小さくなることから、BdTw分のデータ
量は、ブロック容量Cへ記録することが可能である。上
記ジャンプ時のバッファ容量の変動は、図4におけるC
D間に示すようになり、また、ジャンプ後の期間Tsに
おけるバッファ容量の変動は、DE間に示すようにな
る。この記録時においては、ディスク5への記録を行う
期間Tsと、ディスク5の記録位置をジャンプする期間
(<Tw)と、ジャンプ時にバッファメモリ26に蓄積
されたデータを書き込む期間(<Ts)のいずれかが存
在することになる。
【0025】上記のようにして映像音声データが記録さ
れたディスク5においては、上記の関係式(Be−B
d)Ts>BdTwを満たすデータフォーマットを有す
ることになる。
【0026】一方、再生操作が行われた場合には、以下
に説明するような再生時の動作が行われる。再生される
映像音声データは、光学ヘッド16により読み出され、
上記再生信号増幅回路18、ローパス回路20、復号器
22の順に処理が行われる。そして、ECC・EDC処
理回路24によりECC・EDC処理が行われた後にバ
ッファメモリ26に蓄積される。その際、上記関係式
(Be−Bd)Ts>BdTwを満たすように映像音声
信号の記録が行われる。
【0027】つまり、映像音声データは、ディスク5か
らビットレートBeで読み出され、上記バッファメモリ
26に書き込まれる。この書込みと同時に、該バッファ
メモリ26から記憶部29にビットレートBdで転送さ
れる。その際、予め図5に示すようなしきい値を定めて
おく。該しきい値は、期間Tsの間にバッファメモリ2
6に蓄積されるデータ量(すなわち、(Be−Bd)T
s)とする。
【0028】そして、バッファメモリ26内のデータ量
の残量がしきい値以下の場合には、バッファメモリ26
から記憶部29に映像音声データを出力するとともに、
ビットレートBeで映像音声データをディスク5から読
み出す。つまり、図5のA時点、B時点、D時点におい
ては、バッファメモリ26内のデータ量の残量がしきい
値以下になるので、ビットレートBeで映像音声データ
の読出しを行う。つまり、図5において、AB間、BC
間、DE間の期間Tsにおいては、ディスク5内のデー
タのバッファメモリ26への書込みとバッファメモリ2
6からの読出しとを同時に行うことになる。なお、図5
のAB間、BC間、DE間においては、バッファ容量が
一旦上昇した後下降するように表現されているが、これ
はあくまで模式的に示したものであり、実際には、バッ
ファメモリ26への書込みとバッファメモリ26からの
読出しとが同時に行われ、期間Ts後には、(Be−B
d)Tsのデータ量が蓄積されることになる。
【0029】一方、バッファメモリ26内のデータ量の
残量がしきい値を越える場合には、バッファメモリ26
から記憶部29への映像音声データの出力は行うが、デ
ィスク5からの読出しは停止する。つまり、(Be−B
d)Tsを越えたデータ量がバッファメモリ26内に残
存していれば、ジャンプを行っても、バッファメモリ2
6からの最大の転送量はBdTwとなるので、(Be−
Bd)Ts>BdTwの要件が満たされている限り再生
に必要なデータ量が不足することはない。また、このよ
うに読出しを停止するので、バッファメモリ26の容量
をできるだけ少なくすることができる。よって、C時
点、E時点、F時点においては、バッファメモリ26内
の残存データ量が該しきい値を越えているので、CD間
の期間及びEF間の期間Ts、FG間の期間Tsにおい
ては、バッファメモリ26からの出力のみとする。な
お、図5において、CD間は再生位置をジャンプしてい
ることを示している。このCD間のジャンプ時間は最大
Twである。つまり、再生時においては、図5に示すよ
うに、ディスク5からの読出しを行う期間Tsと、ディ
スク5からの読出しを停止する期間Tsと、ディスク5
の再生位置をジャンプする期間(<Tw)のいずれかが
存在することになる。
【0030】本実施例においては、図5からも分かるよ
うに、ジャンプ時間、すなわち、ジャンプした後最初の
実データを取得するまでの時間が上記Tw以下であるな
らば、バッファメモリ26には常に(Be−Bd)Ts
以上のデータ量が確保されているので、期間Tw分のバ
ッファメモリ26から出力される再生データを常に確保
することができる。そして、上記ですでに説明したよう
に、ジャンプ時間がTwを越えることはないので、よっ
て、再生に際して再生データを途切れさせてしまうこと
がない。つまり、図5からも分かるように、期間Ts中
に(Be−Bd)Tsのデータ量がバッファメモリ26
に蓄積されるが、この(Be−Bd)TsはBdTwよ
り大きいので、期間Twにおいて出力するデータ量とし
ては十分である。特に、上記の説明では、バッファメモ
リ26内のデータ量の残量がしきい値と等しくてもディ
スク5から映像音声データの読出しを行うので、バッフ
ァメモリ26内のデータ量としては十分である。
【0031】なお、バッファメモリ26内の残存データ
量の最大値は、2・(Be−Bd)・Tsであるので、
バッファメモリ26は該データ量を蓄積できる容量が必
要である。つまり、期間Tsの区切りの時点、すなわ
ち、所定単位容量で処理を行う際にデータの残存量が
(Be−Bd)・Tsであるとすると、さらに、ディス
ク5からの読出しが行われるので、その残存データ量は
2・(Be−Bd)・Tsとなる。
【0032】なお、上記の説明においては、バッファメ
モリ26内のデータ量の残量がしきい値以下の場合に、
ビットレートBeで映像音声データをディスク5から読
み出すものとして説明したが、バッファメモリ26内の
データ量の残量がしきい値未満の場合に、ビットレート
Beで映像音声データをディスク5から読み出すように
してもよい。この場合には、ジャンプ直前の期間Tsが
最低1つの場合があり得るが、その場合でも、期間Ts
経過時には、バッファメモリ26内のデータ量としては
(Be−Bd)・Tsが確保されるので、(Be−B
d)Ts>BdTwからしてバッファメモリ26から出
力される再生データが途切れることがない。
【0033】また、上記の説明においては、(Be−B
d)Ts>BdTw、Ts=C/Be、Tw=Tj+T
r+Tp+Teにおける各関係式における各値は固定さ
れているものとして説明したが、上記再生ビットレート
Bdとブロック容量C以外の値を記録再生装置Wにおい
て固定とし、映像音声データによって決まる再生ビット
レートBdに従いブロック容量Cの値を算出して、決定
された各値に基づき映像音声データの記録を行うように
してもよい。また、上記の説明においては、記録及び再
生するデータとして映像音声データを例に取って説明し
たが、これには限られず、映像データのみ又は音声デー
タのみであってもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明に基づく記録再生装置、記録再生
方法等によれば、記録再生装置の最低転送レートをB
e、映像音声データの再生ビットレートをBd、ジャン
プ(シーク)時間のワースト値をTj、記録媒体の回転
待ち時間のワースト値をTr、ショックプルーフ等の見
込み時間をTp、読み出されたデータに対する誤り訂正
処理の最大時間をTe、ブロック容量、すなわち、連続
記録再生する単位容量をCとした場合に、(Be−B
d)Ts>BdTw、Ts=C/Be、Tw=Tj+T
r+Tp+Te、Be>Bdを満たすように情報の記録
再生を行うので、再生に際して記録媒体の内周側の端と
外周側の端間をジャンプしても再生データを途切れさせ
ることがなく、安定した再生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づく記録再生装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】ディスクのデータフォーマットを示す説明図で
ある。
【図3】本発明の実施例に基づく記録再生装置の動作を
示すフローチャートである。
【図4】ディスクに書込み動作を行う場合のバッファメ
モリ内のデータ量の変動を示す説明図である。
【図5】ディスクに読出し動作を行う場合のバッファメ
モリ内のデータ量の変動を示す説明図である。
【符号の説明】
W 記録再生装置 10 入力回路 12 磁気ヘッド駆動回路 14 磁気ヘッド 16 光学ヘッド 17 ヘッド 18 再生信号増幅回路 20 ローパス回路 22 復号器 24 ECC・EDC処理回路 26 バッファメモリ 28、29 記憶部 30 コントローラ 32 サーボ回路

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書換え可能な記録媒体に対して情報の記
    録再生を行う記録再生装置であって、 該記録媒体との最低転送レートをBe、上記情報の再生
    ビットレートをBd、該記録媒体の最大ジャンプ距離を
    ジャンプした後最初の実データを取得するまでの時間を
    Tw、連続記録再生する単位容量をCとした場合に、
    (Be−Bd)Ts>BdTwと、Ts=C/Beと、
    Be>Bdの関係式に従い少なくとも情報の記録を行う
    ことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 書換え可能な記録媒体に対して情報の記
    録再生を行う記録再生装置であって、 該記録媒体との最低転送レートをBe、上記情報の再生
    ビットレートをBd、該記録媒体の最大ジャンプ距離を
    ジャンプした後最初の実データを取得するまでの時間を
    Tw、連続記録再生する単位容量をCとした場合に、
    (Be−Bd)Ts>BdTwと、Ts=C/Beと、
    Be>Bdの関係式に従い情報の記録再生を行うことを
    特徴とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】 記録再生におけるジャンプ時間のワース
    ト値をTj、媒体の回転待ち時間のワースト値をTr、
    ショックプルーフ等の見込み時間をTp、読み出された
    データに対する誤り訂正処理の最大時間をTeとした場
    合に、Tw=Tj+Tr+Tp+Teとすることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記記録再生装置が記録再生を行う情報
    を格納するバッファを有し、上記情報の記録時において
    は、上記Bdのレートにより該バッファに書込みを行う
    とともに、上記Beのレートにより該バッファから読出
    しを行い、一方、上記情報の再生時においては、上記B
    eのレートにより該バッファに書込みを行うとともに、
    上記Bdのレートにより該バッファから読出しを行うこ
    とを特徴とする請求項2又は3に記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 上記情報の再生時において、上記バッフ
    ァ内のデータ量が(Be−Bd)Ts以下である場合
    に、上記記録媒体からのデータの読出しを行い、一方、
    上記バッファ内のデータ量が(Be−Bd)Tsを越え
    る場合には、上記記録媒体からのデータの読出しを停止
    することを特徴とする請求項2又は3又は4に記載の記
    録再生装置。
  6. 【請求項6】 上記情報の再生時において、上記バッフ
    ァ内のデータ量が(Be−Bd)Ts未満である場合
    に、上記記録媒体からのデータの読出しを行い、一方、
    上記バッファ内のデータ量が(Be−Bd)Tsを越え
    る場合には、上記記録媒体からのデータの読出しを停止
    することを特徴とする請求項2又は3又は4に記載の記
    録再生装置。
  7. 【請求項7】 上記関係式において、(Be−Bd)T
    s>BdTwの代わりに(Be−Bd)Ts≧BdTw
    とすることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又
    は5又は6に記載の記録再生装置。
  8. 【請求項8】 書換え可能な記録媒体に対して情報の記
    録再生を行う記録再生方法であって、 該記録媒体との最低転送レートをBe、上記情報の再生
    ビットレートをBd、該記録媒体の最大ジャンプ距離を
    ジャンプした後最初の実データを取得するまでの時間を
    Tw、連続記録再生する単位容量をCとした場合に、
    (Be−Bd)Ts>BdTwと、Ts=C/Beと、
    Be>Bdの関係式に従い少なくとも情報の記録を行う
    ことを特徴とする記録再生方法。
  9. 【請求項9】 書換え可能な記録媒体に対して情報の記
    録再生を行う記録再生方法であって、 該記録媒体との最低転送レートをBe、上記情報の再生
    ビットレートをBd、該記録媒体の最大ジャンプ距離を
    ジャンプした後最初の実データを取得するまでの時間を
    Tw、連続記録再生する単位容量をCとした場合に、
    (Be−Bd)Ts>BdTwと、Ts=C/Beと、
    Be>Bdの関係式に従い情報の記録再生を行うことを
    特徴とする記録再生方法。
  10. 【請求項10】 記録再生におけるジャンプ時間のワー
    スト値をTj、媒体の回転待ち時間のワースト値をT
    r、ショックプルーフ等の見込み時間をTp、読み出さ
    れたデータに対する誤り訂正処理の最大時間をTeとし
    た場合に、Tw=Tj+Tr+Tp+Teとすることを
    特徴とする請求項8又は9に記載の記録再生方法。
  11. 【請求項11】 上記記録再生方法において、上記情報
    の記録時においては、上記Bdのレートによりバッファ
    に書込みを行うとともに、上記Beのレートにより該バ
    ッファから読出しを行い、一方、上記情報の再生時にお
    いては、上記Beのレートにより該バッファに書込みを
    行うとともに、上記Bdのレートにより該バッファから
    読出しを行うことを特徴とする請求項9又は10に記載
    の記録再生方法。
  12. 【請求項12】 上記情報の再生時において、上記バッ
    ファ内のデータ量が(Be−Bd)Ts以下である場合
    に、上記記録媒体からのデータの読出しを行い、一方、
    上記バッファ内のデータ量が(Be−Bd)Tsを越え
    る場合には、上記記録媒体からのデータの読出しを停止
    することを特徴とする請求項9又は10又は11に記載
    の記録再生方法。
  13. 【請求項13】 上記情報の再生時において、上記バッ
    ファ内のデータ量が(Be−Bd)Ts未満である場合
    に、上記記録媒体からのデータの読出しを行い、一方、
    上記バッファ内のデータ量が(Be−Bd)Tsを越え
    る場合には、上記記録媒体からのデータの読出しを停止
    することを特徴とする請求項9又は10又は11に記載
    の記録再生方法。
  14. 【請求項14】 上記関係式において、(Be−Bd)
    Ts>BdTwの代わりに(Be−Bd)Ts≧BdT
    wとすることを特徴とする請求項8又は9又は10又は
    11又は12又は13に記載の記録再生方法。
  15. 【請求項15】 所定の情報を格納する記録媒体であっ
    て、 該記録媒体との最低転送レートをBe、上記情報の再生
    ビットレートをBd、該記録媒体の最大ジャンプ距離を
    ジャンプした後最初の実データを取得するまでの時間を
    Tw、連続記録再生する単位容量をCとした場合に、
    (Be−Bd)Ts>BdTwと、Ts=C/Beと、
    Be>Bdの関係式を満たすデータフォーマットを有す
    ることを特徴とする記録媒体。
  16. 【請求項16】 記録再生におけるジャンプ時間のワー
    スト値をTj、媒体の回転待ち時間のワースト値をT
    r、ショックプルーフ等の見込み時間をTp、読み出さ
    れたデータに対する誤り訂正処理の最大時間をTeとし
    た場合に、Tw=Tj+Tr+Tp+Teとすることを
    特徴とする請求項15に記載の記録媒体。
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