JP2971513B2 - 画像の動きベクトル検出装置および揺れ補正装置 - Google Patents

画像の動きベクトル検出装置および揺れ補正装置

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JP2971513B2 JP2130674A JP13067490A JP2971513B2 JP 2971513 B2 JP2971513 B2 JP 2971513B2 JP 2130674 A JP2130674 A JP 2130674A JP 13067490 A JP13067490 A JP 13067490A JP 2971513 B2 JP2971513 B2 JP 2971513B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、おもにビデオカメラの振動や揺れによる画
面全体の動きベクトルを画像信号より検出する装置、お
よびビデオカメラの振動や揺れによる画面全体の不要な
揺れを補正する装置に関するものである。
従来の技術 従来の画像の動きベクトル検出装置としては、例えば
特開昭61−269475公報に示されている。
第37図はこの従来の動きベクトル検出装置を応用した
画像の揺れ補正装置のブロック図を示すものである。1
は画像信号入力端子、2は各検出領域のベクトル検出回
路、3は相関値検出部、5はベクトルの信頼性判定手
段、6は動きベクトル決定手段、7は揺れ補正手段であ
る。
以上のように構成された従来の画像の動きベクトル検
出装置においては、まず入力端子1に少なくとも2フィ
ールド以上の時間的に連続する画像信号が入力される。
各検出領域のベクトル検出回路2では、予め第39図22,2
3,24,25に示すように画面内に4つのベクトル検出領域
が定められており、2フィールド間の各検出領域につい
て、所定の範囲の量(i,j):imin<i<imax,jmin<j
<jmax偏移した位置の信号の差Σ|ΔL|(i,j)を相関
値としてそれぞれ求め、その値の最小値を与える偏移
(i′,j′)を検出し、これを各領域のベクトルとす
る。相関値検出部3では、相関値の最小値、平均値、最
大値を求め、ベクトルの値とともにベクトルの信頼性判
定回路手段5および動きベクトル決定手段6に出力す
る。ベクトルの信頼性判定手段5の詳細構成を第38図に
示す。信頼性判定手段では相関値の最小値、平均値、最
大値が比較回路21に入力され、あらかじめ設定された設
定値(判定条件のスレショルドレベル)Refと比較され
る。比較回路21ではたとえば平均値が設定値を下回ると
信頼性がない(信頼性=0)と判定し、それ以外のとき
には信頼性がある(信頼性=1)と判定する。動きベク
トル決定手段6では、各領域の相関値の最小値、平均
値、最大値より信頼性ありと判定された領域のベクトル
の平均の値を画面全体の動きベクトルと決定して出力す
る。揺れ補正手段7は1フィールド以上の画像信号記憶
手段もしくはCCDを持ち、ここからの信号の読みだし位
置を制御することによって、第40図26、27に示すように
ゆれの大きい画像が入力されるとき、第n−1フィール
ド26、第nフィールド27の入力画像信号について、動き
ベクトル決定手段6より入力された動きベクトル12をも
とに、その動きを補正する方向28に画像の画面を29から
30に並行移動し、また補間等によって画面の拡大等の操
作をし、揺れの少ない1画面の大きさの画像信号31、32
を出力する。
以上説明したものは、相関値の最小値、平均値、最大
値よりベクトルの信頼性を判定しているが、この他相関
値の最小点とその周りの点の値の差、つまり最小点の周
りの傾きよりベクトルの信頼性を判定するもの、また最
小値の値だけで判定するものなど相関値の状態から信頼
性を判定する方法はいろいろなものがある。
発明が解決しようとする課題 従来の動きベクトル検出装置では上述したような構成
により、最小値、平均値、最大値などの相関値の現在の
状態で信頼性の判定を行っている。ところが各時点での
相関値はノイズ等によって確率的に揺らいでいるため、
各時点での相関値だけでは正確な信頼性の判定を行うこ
とができない。
また、従来のようにあらかじめ設定したスレショルド
レベルを境に信頼性があるかないかの{0,1}の2値判
定を行う方法において、判定条件のスレショルドレベル
のある範囲内で信頼性判定にあいまい性があるとき、す
なわち、第41図に示すように、条件1,条件2のスレショ
ルドレベルに対して、それぞれw1,w2の幅で信頼性判定
にあいまいな領域が存在する場合を考える。いま、第41
図に示すようにD1とD2の2つのデータがあったとする。
D1とD2のデータは同一条件のもとで得られたデータであ
るが、ノイズなどで確率的にゆらいでいるためにこのよ
うに異なるデータが得られたと考える。このとき2つの
データは本来同じものであり、互いに非常に近い距離に
位置しているにもかかわらず、条件2に対してあいまい
な判定領域に入っているため、D1は信頼性あり、D2は信
頼性なしと判定される。ところが、条件1に対しては明
かに信頼性ありの領域に属している。したがって、この
場合D1,D2とも信頼性ありと判定するのが正しいが、D2
を信頼性なしと誤判定してしまう。
以上のような原因により、従来の構成による動きベク
トル検出装置は、移動物が画面内に入っていないのに移
動物が入ったと誤検出したり、移動物が画面内に入り込
んだ場合に移動物の動きが加算されたベクトルが検出さ
れることが多かった。したがって揺れ補正装置、補正が
中断されたり、移動物の動きが加算されたベクトルが検
出され撮影者の意図する方向とは異なる方向に画面が補
正され誤動作となることが多かった。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は以下のような構成
とする。
画面中に複数の検出領域を設け、前記各検出領域につ
いて、所定の偏移における相関値を求める手段と、前記
相関値の時間変動値を求める手段と、前記相関値より各
検出領域ごとに動きベクトルを求める手段と、前記相関
値と前記相関値の時間変動値に基づいて各検出領域での
動きベクトルの信頼性を判定する手段と、信頼性の判定
をもとに各領域の動きベクトルを用いて画面全体の動き
ベクトルを決定する手段とを備えた画像の動きベクトル
検出装置の構成とする。
また、画面中に複数の検出領域を設け、前記各検出領
域ごとに動きベクトルを求める手段と、前記各検出領域
での動きベクトルの信頼性を判定するための少なくとも
2つ以上の信頼性判定情報の各々より真から偽までの間
の意味を持つ判定結果を求める判定手段と、前記判定手
段による真から偽までの間の意味を持つ判定結果を真か
偽の2値の判定値に変換する判定値変換手段と、各検出
領域の2値の判定値をもとに各領域の動きベクトルを用
いて画面全体の動きベクトルを決定する手段とを備えた
画像の動きベクトル検出装置の構成とする。
また、画面中に複数の検出領域を設け、前記各検出領
域ごとに動きベクトルを求める手段と、前記各検出領域
での動きベクトルの信頼性を判定するための信頼性判定
情報により真から偽までの間の意味を持つ判定結果を求
める判定手段と、前記判定手段による真から偽までの間
の意味を持つ判定結果をもとに各領域の動きベクトルを
用いて画像全体の動きベクトルを決定する手段とを備え
た画像の動きベクトル検出装置の構成とする。
また、画面中に複数の検出領域を設け、前記各検出領
域ごとに動きベクトルを求める手段と、各検出領域間の
動きベクトルの相関を求める手段と、各検出領域での動
きベクトルの信頼性を判定する手段と、前記信頼性を判
定する手段の判定条件を現フィールドでの各検出領域間
の動きベクトルの相関値によって変更する手段と、信頼
性の判定をもとに各領域の動きベクトルを用いて画面全
体の動きベクトルを決定する手段とを備えた画像の動き
ベクトル検出装置の構成とする。
また、以上の構成の画像の動きベクトル検出装置と、
少なくとも1フィールド以上の画像信号記憶手段もしく
はCCDと、前記画像の動きベクトル検出装置から検出さ
れる動きベクトルをもとに、前記画像信号記憶手段もし
くは前記CCDの読みだし位置を制御する手段とを備えた
画像の揺れ補正装置を構成する。
作用 本発明は上記した構成により、各検出領域のベクトル
の信頼性を判定する際、そのときの各検出領域での相関
値の状態だけでなく、相関値の時間変動値も用いて判定
を行なう。これによって、ある一時点での相関値の絶対
値はノイズで揺らいでいて信頼性を正確に判定できない
場合でも、時間的な変動に着目することによって判定を
補うことができる。
また、各検出領域において複数の信頼性判定情報の各
々より真から偽までの間の中間的な判定結果を求め、複
数の中間的な信頼性判定結果から1つの判定値を求める
ことによって最終的な各検出領域の判定値を導出する。
このように真から偽までの間の中間的な判定を行うこと
で判定条件のスレショルドレベルのあいまい性を表現
し、複数の判定結果のいずれかがあいまいであったとし
ても、正しい判定を行うことができる。
また、各検出領域間の動きベクトルの相関を求め、各
検出領域間の動きベクトルの相関の値に応じて信頼性の
判定条件を変更することによって、各状況に対応した柔
軟な信頼性判定が可能となる。
実施例 第1図は本発明の第1の実施例における動きベクトル
検出装置のブロック図を示すものであり、1は画像信号
入力端子、2は各検出領域のベクトル検出回路、3は相
関値検出部、4は相関値の時間変動値検出部、5はベク
トルの信頼性判定手段、6は動きベクトル決定手段であ
る。
以上のように構成された第1の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置において、まず入力端子1に少なくとも
2フィールド以上の時間的に連続する画像信号が入力さ
れる。各検出領域のベクトル検出回路2では、予め第39
図22,23,24,25に示すように画面内に4つのベクトル検
出領域が定められており、2フィールド間の各検出領域
について、所定の範囲の量(i,j):imin<i<imax,jmi
n<j<jmax偏移した位置の信号の差Σ|ΔL|(i,j)を
相関値としてそれぞれ求め、その値の最小値を与える偏
移(i′,j′)を検出し、これを各領域のベクトルとす
る。相関値検出部3では、相関値の最小値、平均値、最
大値を求める。相関値の時間変動検出部4では相関値を
平均した後の時間微分値、もしくは差分値を求める。ベ
クトルの信頼性判定回路手段5は、相関値検出部3から
入力された相関値と、相関値の時間変動検出部4から入
力された相関値の時間変動値より各領域の信頼性を判定
し、その判定結果と各領域の動きベクトルを動きベクト
ル決定手段6に出力する。動きベクトル決定手段6は、
信頼性ありと判定された各領域のベクトルの中間値(大
小順番に並べたときの中間に位置する値、ただし偶数個
の場合は中間に近い位置の2つの値の平均値)を画面全
体の動きベクトルと決定し出力する。
ここで従来例の動きベクトル検出装置と異となる点
は、各検出領域のベクトルの信頼性を判定する際、各検
出領域での現在の相関値の状態だけでなく、相関値の時
間変動値も用いて判定を行なう点である。この点につい
てさらに詳しく説明する。第39図に示すようにベクトル
検出領域に人間などの移動物が侵入したときの相関値の
時間的な変化を第2図と第3図に示す。第2図、第3図
とも(a)は相関値の最小値、(b)は相関値の最小値
の時間変動値(微分値)を表している。ここで信頼性の
判定レベルを最小値がレベルm、最小値の時間変動値を
レベルbとし、少なくとも一方が判定レベルより大きい
ときに信頼性をなしにする。いま第2図と第3図はほぼ
同じ場面を撮影したものであり、ともに移動物がカメラ
の前を横切った場合であるが、最小値が判定レベル付近
となる場合である。(a)では最小値がレベルm以上と
なり、これによって移動物の侵入を検出し信頼性をなし
にすることができる。一方、(b)では最小値がレベル
m未満となり、最小値だけでは移動物の侵入を検出する
ことができないが、最小値の微分値がレベルb以上とな
り、移動物の侵入を検出することができる。
以上のように本実施例によれば、各検出領域のベクト
ルの信頼性を判定する際、各検出領域での現在の相関値
の状態だけでなく、相関値の時間変動値も用いることに
よって、いずれか一方の値がノイズ等によって揺らいで
いた場合でも正しく信頼性を判定することが可能とな
る。
次に本発明の第2の実施例における揺れ補正装置のブ
ロック図を第4図に示す。第1図と同一のものには同一
番号を付け、説明は省略する。第4図で7は揺れ補正手
段である。
以上のように構成された第2の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置の部分については、その動作は第1の実
施例と同様である。
揺れ補正手段7は第40図26、27に示すようにゆれの大
きい画像が入力されるとき、第(n−1)フィールド2
6、第nフィールド27の入力画像信号について、動きベ
クトル決定手段6より入力された動きベクトル12をもと
に、その動きを補正する方向28に画像の画面を29から30
に平行移動し、また補間等によって画面の拡大等の操作
をし、揺れの少ない1画面の大きさの画像信号31、32を
出力する。
以上のように本実施例によれば、各検出領域のベクト
ルの信頼性を判定する際、各検出領域での現在の相関値
の状態だけでなく、相関値の時間変動値も用いることに
よって、いずれか一方の値がノイズ等によって揺らいで
いた場合でも正しく信頼性を判定することが可能とな
り、画面全体の大部分または全体を占めるほどの移動物
が画面を通過する場合でも補正は中断され撮影者の意図
する方向とは異なる方向に画面が補正されるような誤動
作は発生しない。なお第1、第2の実施例では画面中の
検出領域の数は4としたがそれ以外でもよい。
次に本発明の第3の実施例の動きベクトル検出装置に
ついて説明する。第3の実施例の動きベクトル検出装置
の構成を第5図に示す。第1図と同一のものには同一番
号を付け、説明は省略する。第5図で8は信頼性判定情
報検出部、9−1、・・・、9−nは区間[0,1]の間
の値をとる3値以上の判定値を求める第1の判定手段、
10は第1の判定手段による複数の3値以上の判定値から
区間[0,1]の間の値をとる1つの3値以上の判定値を
求める第2の判定手段、11は第2の判定手段による判定
値を{0,1}の2値の判定値に変換する判定値変換手段
である。本実施例では、真から偽までの間の意味を持つ
判定結果として区間[0,1]の間の値をとる3値以上の
判定値を用いる点が特徴である。
以上のように構成された第3の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置において、各領域のベクトルと相関値の
導出方法は第1の実施例と同一であるので説明を省略す
る。信頼性判定情報検出部8は、第1図の相関値検出部
3と相関値の時間変動値検出部4の働きを行うところで
あり、信頼性判定の複数情報として相関値の最小値、平
均値、最大値、および相関値の時間変動として相関値の
時間微分値、もしくは差分値などを求める。第1の判定
手段9−1〜9−nでは、信頼性判定情報検出部8から
入力された相関値の複数情報よりそれぞれの情報につい
て各領域の信頼性を区間[0,1]の間の値をとる3値以
上で判定する。第2の判定手段10は、第1の判定手段で
得られた複数の判定値の平均や乗算を行うことにより各
領域ごとに区間[0,1]の間の値をとる1つの判定値を
求める。判定値変換手段11は、第2の判定手段で得られ
た区間[0,1]の間の値をとる判定値を所定のレベルの
境に{0,1}の2値の判定値に変換し、その判定結果と
各領域の動きベクトルを動きベクトル決定手段6に出力
する。動きベクトル決定手段6は、信頼性ありと判定さ
れた領域からのベクトルの中間値を、画面の動きベクト
ルとして出力する。
ここで従来例の動きベクトル検出装置と異なる各領域
の判定結果の導出についてさらに詳しく説明する。ま
ず、第1の判定手段で区間[0,1]の間の値をとる3値
以上の判定値を求める方法について説明する。区間[0,
1]の間の値をとる3値以上の判定値を求めるために、
第6図に示すような判定値の関数を設定する。第6図で
横軸は相関値の値を表し、縦軸は相関値に対する0〜1
までの判定値を表している。判定値の関数はどんな形状
であってもよく、他の関数の一例を第7図に示す。ま
た、第6図、第7図では判定値は0〜1までの連続値を
出力するような関数であるが、第8図に示すような3値
以上の離散値を出力する関数でもよい。このような判定
値の関数を用いることによって第1の判定手段では区間
[0,1]の間の値をとる3値以上の判定値を求める。次
に第2の判定手段で複数の判定値から区間[0,1]の間
の値をとる1つの判定値を求める方法について説明す
る。いま、第1の判定手段においてs1〜snのn個の区間
[0,1]の間の値をとる判定値が得られたとする。これ
より1個の判定値αを求めるのに次式で示す平均演算を
用いる。
α=(s1+・・・+sn)/n あるいは各判定値にa1〜anの重みを付け、次式に示す
重み平均演算で1個の判定医αを求める。
α=(a1*s1+・・・+an*sn)/(a1+・・・+an) あるいは次式のようにs1〜snのn個の判定値の積をα
とする。
α=s1*・・・*sn 第9図に判定に用いる相関値が2個の場合の判定値α
の等高線を示す。第9図では判定値の関数は第6図に示
す台形型を用いており、αの導出には平均演算を用いて
いる。
以上のような方法のいずれかにより求めた区間[0,
1]の間の値をとる3値以上の判定値αから最終的な各
領域の{0,1}の2値の判定値に変換する方法について
説明する。判定値変換手段11は、第2の判定手段で得ら
れた区間[0,1]の間の値をとる3値以上の判定値と所
定の変換レベルとを比較し、判定値が所定の変換レベル
より大きいときは1、所定の変換レベル以下のときは0
というように{0,1}の2値の判定値に変換する。第10
図に第9図に示した区間[0,1]の間の値をとる3値以
上の判定値αから変換レベル0.5で{0,1}の2値の判定
値に変換した結果を示す。図で斜線部が1、それ以外が
0の領域である。
以上のように本実施例の判定結果の導出方法は、各検
出領域において複数の信頼性判定情報の各々より区間
[0,1]の間の値をとる3値以上の判定値を求め、複数
の3値以上の信頼性判定値から1つの3値以上の判定値
を求めることによって最終的な各検出領域の2値の判定
値を導出するものである。これによって、区間[0,1]
でスレショルドレベルのあいまい性を表現し、複数の判
定結果のいずれかがあいまいであったとしても、正しく
判定を行うことができる。
このことについて発明が解決しようとする課題で説明
した第41図のデータD1、D2を用いて説明する。D1とD2の
データは同一条件のもとで得られたデータであり本来同
じものであるが、従来例では条件2に対してあいまいな
判定領域に入っており、{0,1}の2値の判定値しか扱
うことができないため、D1は信頼性あり(判定値=
1)、D2は信頼性なし(判定値=0)と判定される。一
方、本実施例では判定値は区間[0,1]の間の値を扱う
ことができるため第9図に示すようにD1とD2の判定値は
それぞれα(D1)=0.76、α(D2)=0.68というように
互いに近い判定値を得ることができ、最終判定結果は第
10図に示すようにともに信頼性ありとなる。このように
本実施例ではノイズ等によって揺らいでいるデータでも
正しく判定することができる。
なお、本実施例では判定値をすべて区間[0,1]に規
格化して説明したが、これに限ったものではなく、例え
ば区間[0,10]や区間[−50,50]であってもよく、2
値ではなく3値以上の判定値を用いることが本実施例の
特徴である。
次に本発明の第4の実施例における揺れ補正装置のブ
ロック図を第11図に示す。第4図、第5図と同一のもの
には同一番号を付け、説明は省略する。
以上のように構成された第4の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置の部分については、その動作は第3の実
施例と同様であり説明は省略する。
揺れ補正手段7は第40図26、27に示すようにゆれの大
きい画像が入力されるとき、第(n−1)フィールド2
6、第nフィールド27の入力画像信号について、動きベ
クトル決定手段6より入力された動きベクトル12をもと
に、その動きを補正する方向28に画像の画面を29から30
に並行移動し、また補間等によって画面の拡大等の操作
をし、揺れの少ない1画面の大きさの画像信号31、32を
出力する。
以上のように本実施例では、各検出領域のベクトルの
信頼性を判定する際、各検出領域において複数の信頼性
判定情報の各々より区間[0,1]の間の値をとる3値以
上の判定値を求め、複数の3値以上の信頼性判定値から
1つの3値以上の判定値を求めることによって最終的な
各検出領域の2値の判定値を導出する。これによって、
複数の判定情報のいずれかの値がノイズ等によって揺ら
いでいた場合でも正しく信頼性を判定することが可能と
なり、画面全体の大部分または全体を占めるほどの移動
物が画面を通過する場合でも補正は中断され、撮影者の
意図する方向とは異なる方向に画面が補正されるような
誤動作は発生しない。なお第3、第4の実施例での画面
中の検出領域の数は4であってもそれ以外でもよい。
次に本発明の第5の実施例の動きベクトル検出装置に
ついて説明する。第5図の実施例の動きベクトル検出装
置の構成を第12図に示す。第5図と同一のものには同一
番号を付け、説明は省略する。第12図で13−1、・・
・、13−nは分割した判定区間ごとに{0,1}の2値の
判定値を求める判定手段、14は判定手段による複数の判
定結果から1つの{0,1}の2値の判定値に変換する判
定値変換手段である。本実施例では、真から偽までの間
の意味を持つ判定結果として分割した判定区間ごとに
{0,1}の2値の判定値を用いる点が特徴である。
以上のように構成された第5の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置において、各領域のベクトルと信頼性判
定情報の導出方法は第3の実施例と同一であるので説明
を省略する。判定手段13−1〜13−nでは、信頼性判定
情報検出部8から入力された相関値の複数情報よりそれ
ぞれの情報について各領域の信頼性を判定する。なお、
各領域の各判定情報に対して分割した判定区間ごとに
{0,1}の2値の判定を行う。判定値変換手段14は、各
領域ごとに得られた複数の判定区間の{0,1}の2値の
判定値から1つの{0,1}の2値の判定値に変換し、そ
の判定結果と各領域の動きベクトルを動きベクトル決定
手段6に出力する。動きベクトル決定手段6は、信頼性
ありと判定された領域からのベクトルの中間値を、画面
の動きベクトルとして出力する。
ここで第3の実施例の動きベクトル検出装置と異なる
各領域の判定結果の導出についてさらに詳しく説明す
る。なお、説明を簡単にするために信頼性判定情報の数
は2個とするが、これに限ったものではない。第13図に
判定手段13と判定値変換手段14の詳細構成を示す。第13
図で13−1(a)から13−1(d)、13−2(a)から
13−2(d)は各判定区間ごとに{0,1}の2値の判定
値を出力する判定回路であり、判定値変換手段14はAND
とOR回路で構成されている。13−1(a)から13−1
(d)の各判定回路の出力信号を第14図(a)から
(d)にそれぞれ示すが、13−2(a)から13−2
(d)に関しても同様である。13−1(a)は判定情報
1がpからqの間のとき、13−1(b)はqからrの間
のとき、13−1(c)はrからsの間のとき、13−1
(d)はs以上のときに1になり、それ以外は0とな
る。ここで13−1(a)から13−1(d)のすべてが0
の場合が偽、13−1(d)が1の場合が真を意味し、13
−1(a)、(b)、(c)のいずれかが1の場合が真
から偽の中間的な意味を持つ判定結果を示している。こ
の場合、0と1の2値を用いて真から偽の間の意味を持
たせるために第41図で示したあいまいな判定区間W1に対
し、第14図に示すようにp未満、p〜q、q〜r、r〜
s、s以上というように判定領域を5区間に分割してい
る。このことは第3の実施例で第8図に示したように判
定の全領域に対して判定値の関数によって0から1まで
の間の値をとる5値の離散的な判定値を用いるのと同様
の効果が得られる。すなわち、13−1(a)、13−2
(a)が0.25、13−1(b)、13−2(b)が0.5、13
−1(c)、13−2(c)が0.75、13−1(d)、13−
2(d)が1というように0から1までの中間的な判定
値に対応している考える。いま、判定情報1より13−1
(b)が1になっているとする。このとき判定値変換手
段14の最終的な判定結果が1となるのは、判定情報2に
よる判定結果で13−2(c)が1あるいは13−2(d)
が1のときである。このことは13−1(b)が0.5、13
−2(c)が0.75、13−2(d)が1に対応しているこ
とより、2つの判定情報による0から1までの中間的な
判定値の平均値が0.5より大きいときに最終判定結果が
1になることを意味している。これは第3の実施例で説
明したことと同様の結果である。
以上のように本実施例の判定結果の導出方法は、各検
出領域において複数の信頼性判定情報のそれぞれに対し
て分割した判定区間ごとに{0,1}の2値の判定値を求
め、複数の判定区間の{0,1}の2値の判定値から1つ
の{0,1}の2値の判定値を求めることによって最終的
な各検出領域の2値の判定値を導出するものである。こ
れによって、分割した判定区間ごとの{0,1}の2値の
判定でスレショルドレベルのあいまい性を表現し、複数
の判定結果のいずれかがあいまいであったとしても、正
しく判定を行うことができる。なお、本実施例で示した
ものと同じ働きをするこれ以外の方法であってもよい。
次に本発明の第6の実施例における揺れ補正装置のブ
ロック図を第15図に示す。第4図、第12図と同一のもの
には同一番号を付け、説明は省略する。
以上のように構成された第6の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置の部分については、その動作は第5の実
施例と同様であり説明は省略する。また、揺れ補正手段
の動作についても第2、第4の実施例で説明したものと
同様のため説明を省略する。なお第5、第6の実施例で
画面中の検出領域の数は4であってもそれ以外でもよ
い。
次に本発明の第7の実施例の動きベクトル検出装置に
ついて説明する。第7の実施例の動きベクトル検出装置
の構成を第16図に示す。第5図と同一のものには同一番
号を付け、説明は省略する。第16図で15は動きベクトル
決定手段である。
以上のように構成された第7の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置において、各領域ごとに区間[0,1]の
間の値をとる1つの判定値αを求める過程までは第3の
実施例と同一であるので説明を省略する。第3の実施例
の動きベクトル検出装置と異なる点は、画面の動きベク
トルの決定法であり、これについて詳しく説明する。
各検出領域のベクトル検出回路2では、予め第39図2
2,23,24,25に示すように画面内に4つのベクトル検出領
域が定められており、2フィールド間の各検出領域につ
いて、所定の範囲の量(i,j):imin<i<imax,jmin<
j<jmax偏移した位置の信号の差Σ|ΔL|(i,j)を相
関値としてそれぞれ求め、その値の最小値を与える偏移
(i′,j′)を検出し、これを各領域のベクトルVi(i
=1〜4)とする。一方、第2の判定手段10では、第1
の判定手段9で得られた複数の判定値より各領域ごとに
区間[0,1]の間の値をとる1つの判定値αi(i=1
〜4)を求める。動きベクトル決定手段15では、各領域
のベクトルViと区間[0,1]の間の値をとる判定値αi
より次式によって画面の動きベクトルVを決定する。
V=α1・V1+α2・V2+α3・V3+α4・V4 以上のように本実施例の動きベクトル検出装置では、
各検出領域において複数の信頼性判定情報の各々より区
間[0,1]の間の値をとる3値以上の判定値を求め、複
数の3値以上の信頼性判定値から1つの3値以上の判定
値を求める。この3値以上の判定値と各検出領域のベク
トルから最終的に画面の動きベクトルを決定する。これ
によって、各領域ごとに区間[0,1]の間の値をとる判
定値で判定結果のあいまい性を表現し、判定結果のあい
まいな領域は重みを小さくして動きベクトルを決定する
ことができる。なお、本実施例では第2の判定手段によ
って第1の判定手段からの複数の判定値を1つの判定値
に変換しているが、第2の判定手段はなくてもよく、第
1の判定手段による複数の判定値をそのまま重み係数と
して動きベクトルを決定してもよい。また、各領域の信
頼性判定に用いる情報は1つでもよく、第1の判定手段
は1個だけでもよい。
次に本発明の第8の実施例における揺れ補正装置のブ
ロック図を第17図に示す。第4図、第16図と同一のもの
には同一番号を付け、説明は省略する。
以上のように構成された第8の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置の部分については、その動作は第7の実
施例と同様であり説明は省略する。
揺れ補正手段7は第40図26、27に示すようにゆれの大
きい画像が入力されるとき、第(n−1)フィールド2
6、第nフィールド27の入力画像信号について、動きベ
クトル決定手段15より入力された動きベクトル12をもと
に、その動きを補正する方向28に画像の画面を29から30
に並行移動し、また補間等によって画面の拡大等の操作
をし、揺れの少ない1画面の大きさの画像信号31、32を
出力する。
以上のように本実施例では、各検出領域のベクトルの
信頼性を判定する際、各検出領域において複数の信頼性
判定情報の各々より区間[0,1]の間の値をとる3値以
上の判定値を求め、複数の3値以上の信頼性判定値から
1つの3値以上の判定値を求める。さらにこの3値以上
の判定値と各検出領域のベクトルから最終的に画面の動
きベクトルを決定する。これによって、複数の判定情報
のいずれかの値がノイズ等によって揺らいでいた場合で
も正しく画面の動きベクトルを決定することが可能とな
り、画面全体の大部分または全体を占めるほどの移動物
が画面を通過する場合でも補正は中断され、撮影者の意
図する方向とは異なる方向に画面が補正されるような誤
動作は発生しない。なお第7、第8の実施例では画面中
の検出領域の数は4としたがそれ以外でもよい。
次に本発明の第9の実施例の動きベクトル検出装置に
ついて説明する。第9図の実施例の動きベクトル検出装
置の構成を第18図に示す。第12図と同一のものには同一
番号を付け、説明は省略する。第18図で16は動きベクト
ル決定手段である。
以上のように構成された第9の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置の各検出領域において、複数の信頼性判
定情報のそれぞれに対して分割した判定区間ごとに{0,
1}の2値の判定値を求める過程までは第5の実施例と
同一であるので説明を省略する。第5の実施例の動きベ
クトル検出装置と異なる点は、画面の動きベクトルの決
定法であり、これについて詳しく説明する。
各検出領域のベクトル検出回路2では、予め第39図2
2,23,24,25に示すように画面内に4つのベクトル検出領
域が定められており、2フィールド間の各検出領域につ
いて、所定の範囲の量(i,j):imin<i<imax,jmin<
j<jmax偏移した位置の信号の差Σ|ΔL|(i,j)を相
関値としてそれぞれ求め、その値の最小値を与える偏移
(i′,j′)を検出し、これを各領域のベクトルVi(i
=1〜4)とする。
動きベクトル決定手段16では、各領域のベクトルViと
分割した判定区間ごとの{0,1}の2値の判定値より画
面の動きベクトルVを決定する。第19図に動きベクトル
決定手段の詳細構成を示す。動きベクトル決定手段16は
各領域のベクトルの重み付け手段17−1〜17−8と加算
回路からなる。ベクトルの重み付け手段17の詳細構成を
第20図に示す。ベクトルの重み付け手段17は減衰器18と
スイッチング素子からなる。重み付け手段17は各領域の
ベクトルVi以外に判定手段13による分割した判定区間ご
との{0,1}の2値の判定値が入力され、1の判定値が
入力されたスイッチング素子がONとなる。これによって
ONとなったスイッチング素子に接続された減衰器の減衰
係数がベクトルViに乗算されて重み付け手段17から出力
される。また各領域のベクトルViは、第19図に示すよう
に2つの重み付け手段によって上述した方法で減衰係数
が乗算された後に加算回路で加算される。加算後の出力
は、2つの重み付け手段によって乗算された減衰係数の
和を重みとしたベクトルViとなる。ここで、加算後のベ
クトルViの重みは第7の実施例における重み係数αiに
対応するので本実施例でも減衰係数の和をαiと記述す
る。αiの重みを付けられた各検出領域のベクトルVi
は、さらに加算回路によって4領域の和が求められ、最
終的な画面の動きベクトルVとなる。これを式で表現す
ると次のようになる。
V=α1・V1+α2・V2+α3・V3+α4・V4 上式はまさに第7の実施例におけるベクトルVの決定
式と同じものである。
以上のように本実施例の動きベクトル検出装置では、
各検出領域において複数の信頼性判定情報のそれぞれに
対して分割した判定区間ごとに{0,1}の2値の判定値
を求め、判定が1となった区間に対応した減衰係数より
各検出領域のベクトルの重み係数を決定する。この重み
係数と各検出領域のベクトルから最終的に画面の動きベ
クトルを決定する。これによって、分割した判定区間ご
との{0,1}の2値の判定でスレショルドレベルのあい
まい性を表現し、判定結果のあいまいな領域は重みを小
さくして動きベクトルを決定することができる。
次に本発明の第10の実施例における揺れ補正装置のブ
ロック図を第21図に示す。第4図、第18図と同一のもの
には同一番号を付け、説明は省略する。
以上のように構成された第10の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置の部分については、その動作は第9の実
施例と同様であり説明は省略する。
揺れ補正手段7は第40図26、27に示すようにゆれの大
きい画像が入力されるとき、第(n−1)フィールド2
6、第nフィールド27の入力画像信号について、動きベ
クトル決定手段16より入力された動きベクトル12をもと
に、その動きを補正する方向28に画像の画面を29から30
に並行移動し、また補間等によって画面の拡大等の操作
をし、揺れの少ない1画面の大きさの画像信号31、32を
出力する。
以上のように本実施例は、各検出領域において複数の
信頼性判定情報のそれぞれに対して分割した判定区間ご
とに{0,1}の2値の判定値を求め、判定が1となった
区間に対応した減衰係数より各検出領域のベクトルの重
み係数を決定する。この重み係数と各検出領域のベクト
ルから最終的に画面の動きベクトルを決定する。これに
よって、分割した判定区間ごとの{0,1}の2値の判定
でスレショルドレベルのあいまい性を表現し、判定結果
のあいまいな領域は重みを小さくして動きベクトルを決
定することが可能となり、画面全体の大部分または全体
を占めるほどの移動物が画面を通過する場合でも補正は
中断され、撮影者の意図する方向とは異なる方向に画面
が補正されるような誤動作は発生しない。なお第9、第
10の実施例では画面中の検出領域の数は4としたがそれ
以外でもよい。
次に本発明の第11の実施例の動きベクトル検出装置に
ついて説明する。第11の実施例の動きベクトル検出装置
の構成を第22図に示す。本実施例は従来例の動きベクト
ル検出装置をもとにしており、従来例の構成図第37図と
同一のものには同一番号を付け、説明は省略する。従来
例と異なる点は、第22図に示すように動きベクトルの相
関値演算手段19と判定条件変更手段20を備えていること
である。
以上のように構成された第11の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置において、予め第39図22,23,24,25に示
すように画面内に4つのベクトル検出領域が定められて
おり、ベクトル検出回路2で各領域のベクトルVi(i=
1〜4)を求める。動きベクトルの相関値演算手段19で
は、次式によって各検出領域間の動きベクトルの相関値
Cを求める。
判定条件変更手段20では、動きベクトルの相関値Cが
所定の値以下のときは第38図に示す比較回路21の判定条
件のスレショルドレベルRefの値を判定条件が緩くなる
方向に変更する。また、あらかじめ判定条件のスレショ
ルドレベルの異なる複数の比較回路を用意し、相関値C
によって比較回路を切り換えるような方法も考えられ
る。なお、相関値による判定条件の変更の数は2つに限
ったものではない。
以上のように本実施例では各検出領域の動きベクトル
間に相関があるときは、信頼性の判定条件を緩くする。
このことは各検出領域の動きベクトル間に相関がある場
合というのは、画面全体が同一方向に動いている場合で
あり、被写体などの動きである可能性が低いため判定条
件を緩くしてもよいという理由によっている。
次に本発明の第12の実施例における揺れ補正装置のブ
ロック図を第23図に示す。第4図、第22図と同一のもの
には同一番号を付け、説明は省略する。
以上のように構成された第12の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置の部分については、その動作は第11の実
施例と同様であり説明は省略する。また、揺れ補正手段
の動作についても第2、第4の実施例で説明したもの同
様のため説明を省略する。なお第11、第12の実施例では
画面中の検出領域の数は4としたがそれ以外でもよい。
次に本発明の第13の実施例の動きベクトル検出装置に
ついて説明する。第13の実施例の動きベクトル検出装置
の構成を第24図に示す。本実施例は本発明の第1の実施
例の動きベクトル検出装置をもとにしており、第1の実
施例の構成図第1図と同一のものには同一番号を付け、
説明は省略する。第1の実施例と異なる点は、第24図に
示すように動きベクトルの相関値演算手段19と判定条件
変更手段20を備えていることである。
以上のように構成された第13の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置において、動きベクトルの相関値演算手
段19と判定条件変更手段20の各動作については第11の実
施例で説明したものと同様である。
次に本発明の第14の実施例における揺れ補正装置のブ
ロック図を第25図に示す。第4図、第24図と同一のもの
には同一番号を付け、説明は省略する。
以上のように構成された第14の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置の部分については、その動作は第13の実
施例と同様であり説明は省略する。また、揺れ補正手段
の動作についても第2、第4の実施例で説明したものと
同様のため説明を省略する。なお第13、第14の実施例で
画面中の検出領域の数は4であっても、それ以外でもよ
い。
次に本発明の第15の実施例の動きベクトル検出装置に
ついて説明する。第15の実施例の動きベクトル検出装置
の構成を第26図に示す。本実施例は本発明の第3の実施
例の動きベクトル検出装置をもとにしており、第3の実
施例の構成図第5図と同一のものには同一番号を付け、
説明は省略する。第3の実施例と異なる点は、第26図に
示すように動きベクトルの相関値演算手段19と判定条件
変更手段20を備えていることである。
以上のように構成された第15の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置において、動きベクトルの相関値演算手
段19の動作については第11の実施例で説明したものと同
様である。判定条件変更手段20は、動きベクトルの相関
値Cが所定の値以下のときは第27図に示すように判定値
の関数を判定条件が緩くなるように変更する。なお第27
図では判定値の関数を平行移動しているが、これに限っ
たものではなく、関数の形を変更してもよい。また、あ
らかじめ判定値の関数の異なる複数の判定手段を用意
し、相関値Cによって判定手段を切り換えるような方法
も考えられる。なお、相関値による判定条件の変更の数
は2つに限ったものではない。
次に本発明の第16の実施例における揺れ補正装置のブ
ロック図を第28図に示す。第4図、第26図と同一のもの
には同一番号を付け、説明は省略する。
以上のように構成された第16の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置の部分については、その動作は第15の実
施例と同様であり説明は省略する。また、揺れ補正手段
の動作についても第2、第4の実施例で説明したものと
同様のため説明を省略する。なお第15、第16の実施例で
画面中の検出領域の数は4であっても、それ以外でもよ
い。
次に本発明の第17の実施例の動きベクトル検出装置に
ついて説明する。第17の実施例の動きベクトル検出装置
の構成を第29図に示す。本実施例は本発明の第3の実施
例の動きベクトル検出装置をもとにしており、第3の実
施例の構成図第5図と同一のものには同一番号を付け、
説明は省略する。第3の実施例と異なる点は、第29図に
示すように動きベクトルの相関値演算手段19と判定条件
変更手段20を備えていることである。
以上のように構成された第17の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置において、動きベクトルの相関値演算手
段19の動作については第11の実施例で説明したものと同
様である。判定条件変更手段20は、動きベクトルの相関
値Cが所定の値以下のときは、第2の判定手段10で得ら
れた区間[0,1]の間の値をとる3値以上の判定値αと
所定の変換レベルとを比較する判定値変換手段11の変換
レベルを判定条件が緩くなるように変更する。また、あ
らかじめ変換レベルの異なる複数の判定値変換手段を用
意し、相関値Cによって判定値変換手段を切り換えるよ
うな方法も考えられる。なお、相関値による判定条件の
変更の数は2つに限ったものではない。
次に本発明の第18の実施例における揺れ補正装置のブ
ロック図を第30図に示す。第4図、第29図と同一のもの
には同一番号を付け、説明は省略する。
以上のように構成された第18の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置の部分については、その動作は第17の実
施例と同様であり説明は省略する。また、揺れ補正手段
の動作についても第2、第4の実施例で説明したものと
同様のため説明を省略する。なお第17、第18の実施例で
画面中の検出領域の数は4であっても、それ以外でもよ
い。
次に本発明の第19の実施例の動きベクトル検出装置に
ついて説明する。第19の実施例の動きベクトル検出装置
の構成を第31図に示す。本実施例は本発明の第5の実施
例の動きベクトル検出装置をもとにしており、第5の実
施例の構成図第12図と同一のものには同一番号を付け、
説明は省略する。第5の実施例と異なる点は、第31図に
示すように動きベクトルの相関値演算手段19と判定条件
変更手段20を備えていることである。
以上のように構成された第19の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置において、動きベクトルの相関値演算手
段19の動作については第11の実施例で説明したものと同
様である。判定条件変更手段20は、動きベクトルの相関
値Cが所定の値以下のときは判定手段13の判定条件が緩
くなるように変更する。すなわち、第14図に示したp〜
sまでの判定区間を判定条件が緩くなる方向へ移動させ
る。また、あらかじめ判定区間の異なる複数の判定手段
を用意し、相関値Cによって判定手段を切り換えるよう
な方法も考えられる。なお、相関値による判定条件の変
更の数は2つに限ったものではない。
次に本発明の第20の実施例における揺れ補正装置のブ
ロック図を第32図に示す。第4図、第31図と同一のもの
には同一番号を付け、説明は省略する。
以上のように構成された第20の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置の部分については、その動作は第19の実
施例と同様であり説明は省略する。また、揺れ補正手段
の動作についても第2、第4の実施例で説明したものと
同様のため説明を省略する。なお第19、第20の実施例で
画面中の検出領域の数は4であっても、それ以外でもよ
い。
次に本発明の第21の実施例の動きベクトル検出装置に
ついて説明する。第21の実施例の動きベクトル検出装置
の構成を第33図に示す。本実施例は本発明の第7の実施
例の動きベクトル検出装置をもとにしており、第7の実
施例の構成図第16図と同一のものには同一番号を付け、
説明は省略する。第7の実施例と異なる点は、第33図に
示すように動きベクトルの相関値演算手段19と判定条件
変更手段20を備えていることである。
以上のように構成された第21の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置において、動きベクトルの相関値演算手
段19の動作については第11の実施例で説明したものと同
様である。判定条件変更手段20は、動きベクトルの相関
値Cが所定の値以下のときは第27図に示すように判定値
の関数を判定条件が緩くなるように変更する。なお第27
図では判定値の関数を平行移動しているが、これに限っ
たものではなく、関数の形を変更してもよい。
次に本発明の第22の実施例における揺れ補正装置のブ
ロック図を第34図に示す。第4図、第33図と同一のもの
には同一番号を付け、説明は省略する。
以上のように構成された第22の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置の部分については、その動作は第21の実
施例と同様であり説明は省略する。また、揺れ補正手段
の動作についても第8の実施例で説明したものと同様の
ため説明を省略する。なお第21、第22の実施例で画面中
の検出領域の数は4であっても、それ以外でもよい。
次に本発明の第23の実施例の動きベクトル検出装置に
ついて説明する。第23の実施例の動きベクトル検出装置
の構成を第35図に示す。本実施例は本発明の第9の実施
例の動きベクトル検出装置をもとにしており、第9の実
施例の構成図第18図と同一のものには同一番号を付け、
説明は省略する。第9の実施例と異なる点は、第35図に
示すように動きベクトルの相関値演算手段19と判定条件
変更手段20を備えていることである。
以上のように構成された第23の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置において、動きベクトルの相関値演算手
段19の動作については第11の実施例で説明したものと同
様である。判定条件変更手段20は、動きベクトルの相関
値Cが所定の値以下のときは判定手段13の判定条件が緩
くなるように変更する。すなわち、第14図に示したp〜
sまでの判定区間を判定条件が緩くなる方向へ移動させ
る。また、あらかじめ判定区間の異なる複数の判定手段
を用意し、相関値Cによって判定手段を切り換えるよう
な方法も考えられる。なお、相関値による判定条件の変
更の数は2つに限ったものではない。
次に本発明の第24の実施例における揺れ補正装置のブ
ロック図を第36図に示す。第4図、第35図と同一のもの
には同一番号を付け、説明は省略する。
以上のように構成された第24の実施例の画像の動きベ
クトル検出装置の部分については、その動作は第23の実
施例と同様であり説明は省略する。また、揺れ補正手段
の動作についても第10の実施例で説明したものと同様の
ため説明を省略する。なお第23、第24の実施例で画面中
の検出領域の数は4であっても、それ以外でもよい。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、各領域と同程
度かそれ以上の移動物が入ってきた場合にでも、従来の
ものではベクトル検出できなかったものが、各領域の検
出ベクトルの中から選択的にビデオカメラの揺れによる
動きベクトルだけを画面の動きベクトルとして検出でき
るようになり、また画面と同程度かそれ以上の大きさの
移動物が入ってきた場合にでも、従来のものでは移動物
の動きが加算されたベクトルが誤って検出されていたも
のが、検出が自動的に中断され誤ベクトルの検出を防止
できる。そして本発明の揺れ補正装置は、従来のもので
は移動物に対し揺れ補正可能な範囲が小さくかつそれを
越えた場合に誤動作することが多く実用に適さなかった
ものが、移動物に対し揺れ補正可能な範囲が大きくかつ
それを越えた場合にでも誤動作することが非常に少なく
なる。そしてさらに本発明は従来のものに比べ回路等の
増加はほとんどなく容易に実現でき、したがってその実
用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における第1の実施例の画像の動きベク
トル検出装置のブロック図、第2図、第3図は第1の実
施例の動きベクトル検出装置の動作を説明するための
図、第4図は本発明における第2の実施例の揺れ補正装
置のブロック図、第5図は本発明における第3の実施例
の画像の動きベクトル検出装置のブロック図、第6図、
第7図、第8図は判定値の関数を示す図、第9図は判定
値の等高線を示す図、第10図は判定値の変換結果を示す
図、第11図は本発明における第4の実施例の揺れ補正装
置のブロック図、第12図は本発明における第5の実施例
の画像の動きベクトル検出装置のブロック図、第13図は
本発明における第5の実施例の信頼性判定手段と判定値
変換手段の詳細構成図、第14図は本発明における第5の
実施例の信頼性判定手段の動作を説明する図、第15図は
本発明における第6の実施例の揺れ補正装置のブロック
図、第16図は本発明における第7の実施例の画像の動き
ベクトル検出装置のブロック図、第17図は本発明におけ
る第8の実施例の揺れ補正装置のブロック図、第18図は
本発明における第9の実施例の画像の動きベクトル検出
装置のブロック図、第19図は本発明における第9の実施
例の動きベクトル決定手段の詳細構成図、第20図は本発
明における第9の実施例のベクトルの重み付け手段17の
詳細構成図、第21図は本発明における第10の実施例の揺
れ補正装置のブロック図、第22図は本発明における第11
の実施例の画像の動きベクトル検出装置のブロック図、
第23図は本発明における第12の実施例の揺れ補正装置の
ブロック図、第24図は本発明における第13の実施例の画
像の動きベクトル検出装置のブロック図、第25図は本発
明における第14の実施例の揺れ補正装置のブロック図、
第26図は本発明における第15の実施例の画像の動きベク
トル検出装置のブロック図、第27図は判定条件の変更方
法を説明する図、第28図は本発明における第16の実施例
の揺れ補正装置のブロック図、第29図は本発明における
第17の実施例の画像の動きベクトル検出装置のブロック
図、第30図は本発明における第18の実施例の揺れ補正装
置のブロック図、第31図は本発明における第19の実施例
の画像の動きベクトル検出装置のブロック図、第32図は
本発明における第20の実施例の揺れ補正装置のブロック
図、第33図は本発明における第21の実施例の画像の動き
ベクトル検出装置のブロック図、第34図は本発明におけ
る第22の実施例の揺れ補正装置のブロック図、第35図は
本発明における第23の実施例の画像の動きベクトル検出
装置のブロック図、第36図は本発明における第24の実施
例の揺れ補正装置のブロック図、第37図は従来例の画像
の動きベクトル検出装置を応用した揺れ補正装置のブロ
ック図、第38図は従来例における信頼性判定手段の詳細
構成図、第39図は動きベクトル検出装置の動作を説明す
るための図、第40図は揺れ補正の動作を説明するための
図、第41図は判定条件のあいまい性を説明する図であ
る。 1……画像信号入力端子,2……各領域でのベクトル検出
手段,3……各領域での相関値演算手段,4……相関値の時
間変動検出手段,5……各領域の信頼性判定手段,6,15,16
……動きベクトル決定手段,7……揺れ補正手段,8……信
頼性判定情報検出手段,9,10,13……信頼性判定手段,11,
14……判定値変換手段,12……動きベクトル,17……ベク
トルの重み付け手段,18……減衰器,19……動きベクトル
の相関演算手段,20……判定条件変更手段。
フロントページの続き (72)発明者 森村 淳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−269475(JP,A) 特開 昭61−201584(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面中に複数の検出領域を設け、前記各検
    出領域について、所定の偏移における相関値を求める手
    段と、前記相関値より各検出領域ごとに動きベクトルを
    求める手段と、動きベクトルの相関値の時間変動値を求
    める手段と、前記相関値と前記相関値の時間変動値に基
    づいて各検出領域での動きベクトルの信頼性を判定する
    手段と、信頼性の判定をもとに各領域の動きベクトルを
    用いて画面全体の動きベクトルを決定する手段とを備え
    たことを特徴とする画像の動きベクトル検出装置。
  2. 【請求項2】画面中に複数の検出領域を設け、前記各検
    出領域ごとに動きベクトルを求める手段と、各検出領域
    での動きベクトルの信頼性を判定する手段と、 前記信頼性を判定する手段の判定条件を各検出領域間の
    動きベクトルの相関値によって変更する手段と、信頼性
    の判定をもとに各領域の動きベクトルを用いて画面全体
    の動きベクトルを決定する手段とを備えたことを特徴と
    する画像の動きベクトル検出装置。
  3. 【請求項3】各検出領域間の動きベクトルの相関を求
    め、各検出領域間の動きベクトルの相関が高い場合には
    信頼性判定条件を緩くすることを特徴とする請求項4に
    記載の画像の動きベクトル検出装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載の画像の動きベクト
    ル検出装置と、少なくとも1フィールド以上の画像信号
    記憶手段もしくはCCDと、前記画像の動きベクトル検出
    装置から検出される動きベクトルをもとに、前記画像信
    号記憶手段もしくは前記CCDの読み出し位置を制御する
    手段とを備えたことを特徴とする画像の揺れ補正装置。
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