JP2873830B2 - 自動会話練習装置 - Google Patents
自動会話練習装置Info
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- JP2873830B2 JP2873830B2 JP1122748A JP12274889A JP2873830B2 JP 2873830 B2 JP2873830 B2 JP 2873830B2 JP 1122748 A JP1122748 A JP 1122748A JP 12274889 A JP12274889 A JP 12274889A JP 2873830 B2 JP2873830 B2 JP 2873830B2
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Description
に応じて会話の状況を設定し自動的に練習を可能とする
対話型の会話練習装置に関するものである。
て、テキストと録音テープを利用したり、ビデオテープ
を見ながらテープの内容を繰り返す練習方法であった。
従って、学習者は自分が正しい回答をしたか否かにかか
わらず次の質問に回答することになり、また回答後に正
しい回答が一方的にテープから出力され、なぜ誤った回
答なのかを把握する間もなく、状況が次の場面に変わっ
てしまう。従って場面の状況の変化には無関係に、また
学習者の会話熟練度に無関係に会話の練習を進めざるを
得なかった。
いる会話熟練度を示す、上級用、中級用、初級用といっ
た表示をみて練習の効果を自分で判断し、会話テープを
取り替えながら練習を続けていた。従って、これらの会
話練習では、一方通行の練習であり、会話の基本である
場面や状況に応じた会話の練習を行うことができなかっ
た。また練習の結果、どの程度向上しているのかを知る
ことができなかった。
いくつかの発音練習装置が市販されるに至っている。記
憶部21、再生部22、スピーカ23を用いて記憶部21に格納
されている標準音声を再生出力し、学習者に示すととも
に、分析部25で抽出した音声の特徴パラメタを記憶部26
に格納する。次に、再生したものと同じ音声を学習者が
マイクロホン24から入力し、分析部25で学習者の音声の
特徴を抽出して照合部27へ送る。照合部27では記憶部26
に格納されている標準音声の特徴パラメタと比較・照合
し、結果を表示部28へ出力し、学習者へ類似性の度合を
示すというものである。
の類似性の程度を知り、これを繰り返すことで自分の発
声を標準音声に近づける練習をするものであり、正しい
発声の仕方を練習するというものであった。
会話の練習にはならず、状況や場面の変化に応じて的確
に且つスムースに会話を継続させるための練習には不向
きな装置であった。本発明は、会話の状況、学習者の会
話レベルに応じて、状況、場面を変更し、状況、場面を
音声で説明し、練習の開始時に会話の状況を周知させ、
実際の会話の場面、状況をイメージさせた後、練習を可
能としたものである。また学習者がテープを取り替える
のではなく、質問に対する回答から学習者の会話熟練度
を判定し、自動的に学習者の会話レベルに応じて状況を
自由に設定し、会話のレベルを自動的にセットし直すこ
とを可能とするものである。
置は、会話の練習に先だって会話の状況を事前に説明
し、かつ会話教材及び質問を提供するための教材格納部
からの情報を出力するための画面表示部及び音声出力
部、学習者の音声を入力し認識する音声入力部、上記音
声入力部により得られた認識入力が装置からの質問に対
する正しい回答であるか否かを判定する回答正解判定
部、判定に必要な模範回答を格納しておく正解回答模範
例格納部、学習者の会話熟練度のレベルを判定するため
にアクセントやイントネーション、発音の正しさ、構文
の確かさなどを抽出し、会話の熟練度を判定する会話レ
ベル判定部、会話レベル判定の基準となる模範回答例を
格納しておく模範回答例格納部、学習者の会話の熟練度
に応じて会話の手順を制御する会話手順制御部、会話レ
ベルの変更が必要になったときレベルの変更、会話の状
況を変更し、再度状況内容を表示・説明するための会話
レベル変更制御部、会話レベルの変更時の画面変更、会
話手順の変更を指示し、全体を制御する主制御部とを備
えている。
き、質問に応じて学習者が回答した音声を入力して、判
定に必要な模範回答を格納しておく模範回答格納部の模
範回答と比較して正解かどうか判定し、会話レベル判定
のための模範回答例を格納しておく記憶部の内容と比較
して会話レベルを判定し、学習者の会話の熟練度に応じ
て会話のレベル、会話の状況を変更し、自動的に学習者
の会話熟練度に応じた会話レベルを設定して会話練習を
進行する。
された画面を見ながら、スピーカ2から出力される音声
を聞いて、これから練習する会話の状況を把握する。
リ、磁気テープ等の記憶媒体を用いて、画像、音声等の
情報を格納する。
ル変更制御部5からの状況変更指示により、複数の画面
より構成されている各教材の該当画面を教材格納部より
読み出し、各教材の表示画面を変更する制御を行う。
指示を受ける。会話レベル変更制御部5は同時に音声会
話手順制御部7へ会話レベル変更指示を出し、会話のレ
ベルの変更を行う。
応じた会話の手順、使用する語彙の変更を行う。会話レ
ベルの変更に伴って、使用する語彙の変更は、予め会話
レベルに応じて作成されている文章・単語を記憶部から
選択、読み出す方法でもよいし、変更する単語をキーワ
ードとして文章を生成する方法でも実現できる。
い、音声合成器により音声を合成し、スピーカ2へ合成
音声を出力する。
の発声した音声を認識し、認識結果を回答正解判定部10
へ送る。音声入力部9では、単語音声認識装置または連
続音声認識装置を利用し、会話練習に必要なキーワード
となる単語または文章音声を認識する。認識に利用する
音声の特徴パラメタとしては、入力音声のスペクトル情
報、入力音声の振幅情報とその時間的変化系列、基本周
波数の時間的変化系列、等である。
会話の進捗状況とそれに同期した正解回答模範例格納部
11から読み出される模範回答と学習者が入力した回答に
ついて、スペクトル情報や振幅情報の類似度、認識結果
の類似度などを比較し、結果を音声手順会話制御部7へ
送る。同時に、入力回答を会話レベル判定部12へ送る。
アクセント位置、ポーズ長、時間長などから学習者の会
話レベルの判定を行う。会話レベルの判定には会話レベ
ル判定用模範回答例格納部13に予め蓄えられている模範
回答例を引出し、比較する。会話レベル判定部12では判
定結果として、会話レベルの変更が必要か否かの情報を
主制御部6へ送る。
し、合成音声の出力にスピーカを利用しているが、音声
の入出力に電話機等を使用しても、同様の効果が得られ
る。
の一例を示す流れ図である。
動作させたときの会話練習の流れ図を示す。
の会話の熟練度を意識することなく、自動的に熟練度に
応じた会話の練習が可能となり、練習の効果を容易に知
ることができる装置を実現しうる。
話熟練度を会話の進行にしたがって判定し、最適な会話
レベルを設定し、そのレベルにおける練習が可能にな
り、会話の状況に応じた即応的、実際的な会話の練習が
可能となるという優れた効果が得られる。
第2図は、本発明による会話レベルの自動的変更手順の
一例を示す流れ図、第3図は、第1図について説明した
本発明の実施例を動作させたときの会話練習の流れ図、
第4図は従来のテープレコーダやビデオテープを利用す
る場合のブロック図、第5図は発音練習装置の代表的な
ブロック図、である。 1:表示部 2:スピーカ 3:画面表示制御部 4:教材格納部 5:会話レベル変更制御部 6:主制御部 7:音声会話手順制御部 8:音声出力部 9:音声入力部 10:回答正解判定部 11:正解回答模範例格納部 12:会話レベル判定部 13:会話レベル判定用模範回答例格納部 21、26:記憶部 22:再生部 23:スピーカ 24:マイクロホン 25:分析部 27:照合部 28:表示部
Claims (3)
- 【請求項1】会話の練習に先だって会話の状況を事前に
説明し、かつ会話教材及び質問を提供する出力手段と、 学習者の音声を入力し認識する音声入力部と、 前記質問に対する模範回答を格納する正解回答模範例格
納部と、 会話レベル判定の基準となる模範回答例を格納しておく
模範回答例格納部と、 上記音声入力部の入力音声と前記模範回答とを比較する
ことにより、前記質問に対する正しい回答であるか否か
を判定する回答正解判定部と、 学習者の入力音声のアクセントやイントネーション、発
音の正しさ、構文の確かさを抽出し、これと模範回答例
とを比較することにより学習者の会話が会話の状況に適
応しているか否かを示す熟練度を判定する会話レベル判
定部と、 より構成されることを特徴とする自動会話練習装置。 - 【請求項2】会話レベル判定部の判定に従って出力手段
から出力される会話及び質問のレベルを変更する会話レ
ベル変更制御部をさらに有し、 前記会話レベル変更制御部は、前記会話レベル判定部の
判定に従って、前記会話に使用される語彙を変更する、 ことを特徴とする請求項1に記載の自動会話練習装置。 - 【請求項3】会話の練習に先だって会話の状況を事前に
説明し、かつ会話教材及び質問を提供するための教材格
納部からの情報を出力するための画面表示部及び音声出
力部と、 学習者の音声を入力し認識する音声入力部と、 判定に必要な模範回答を格納しておく正解回答模範例格
納部と、 上記音声入力部の入力音声と前記模範回答とを、スペク
トル情報及び振幅情報の類似度、認識結果の類似度に基
づいて比較することにより、前記質問に対する正しい答
えであるか否かを判定する回答正解判定部と、 学習者の入力音声のアクセントやイントネーション、発
音の正しさ、構文の確かさを抽出し、これと模範回答例
とを比較することにより、会話が状況に適応しているか
否かを示す熟練度を判定する会話レベル判定部と、 会話レベル判定の基準となる模範回答例を格納しておく
模範回答例格納部と、 学習者の会話の熟練度に応じて会話の手順を制御する会
話手順制御部と、 会話レベルの変更が必要になったときレベルの変更、会
話の状況を変更し、再度状況内容を表示・説明するため
の会話レベル変更制御部と、 会話レベルの変更時の画面変更、会話手順の変更を指示
し、全体を制御する主制御部とを備え、 会話の練習を行うに際して、自動的に会話を進行させ、
会話の熟練度レベルを設定して、学習者の会話レベルを
判定し、レベルに応じて会話の内容を最適レベルに変更
することを特徴とする自動会話練習装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1122748A JP2873830B2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | 自動会話練習装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1122748A JP2873830B2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | 自動会話練習装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02302787A JPH02302787A (ja) | 1990-12-14 |
JP2873830B2 true JP2873830B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=14843627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1122748A Expired - Lifetime JP2873830B2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | 自動会話練習装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2873830B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005031207A (ja) * | 2003-07-08 | 2005-02-03 | Omron Corp | 発音練習支援システム、発音練習支援方法、発音練習支援プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002351305A (ja) * | 2001-05-23 | 2002-12-06 | Apollo Seiko Ltd | 語学研修用ロボット |
US6953343B2 (en) * | 2002-02-06 | 2005-10-11 | Ordinate Corporation | Automatic reading system and methods |
Family Cites Families (2)
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JPS5719778A (en) * | 1980-07-10 | 1982-02-02 | Tadao Kasai | Educational equipment |
JPS6488486A (en) * | 1987-09-29 | 1989-04-03 | Seiko Instr & Electronics | Apparatus for learning conversation |
-
1989
- 1989-05-18 JP JP1122748A patent/JP2873830B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005031207A (ja) * | 2003-07-08 | 2005-02-03 | Omron Corp | 発音練習支援システム、発音練習支援方法、発音練習支援プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02302787A (ja) | 1990-12-14 |
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