JP2868080B2 - 通信監視制御装置及び通信監視制御方法 - Google Patents

通信監視制御装置及び通信監視制御方法

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JP2868080B2
JP2868080B2 JP8241994A JP24199496A JP2868080B2 JP 2868080 B2 JP2868080 B2 JP 2868080B2 JP 8241994 A JP8241994 A JP 8241994A JP 24199496 A JP24199496 A JP 24199496A JP 2868080 B2 JP2868080 B2 JP 2868080B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の通信監視制御装置及
び通信監視制御方法は、第1のシステムと第2のシステ
ムを接続するネットワークに流れる情報をモニタして、
上記モニタした情報の内容を解析して解析した結果に基
づいて少なくとも上記第1のシステム及び上記第2のシ
ステムのいずれか一方に対して動作を制御するネットワ
ークの監視・制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、第1のシステムと第2のシステム
を接続するネットワークに流れる情報をモニタする通信
監視装置は、上記ネットワークと上記第1のシステムと
上記第2のシステムの状態を監視していずれかに異常が
発生している場合に、異常通知を行う装置であった。図
18に、従来の通信監視装置を接続したネットワークの
構成図を示す。図18において、第1のシステム100
であるホストコンピュータ(又はサーバー)は、ネット
ワーク102を介してクライアント1〜クライアント5
である第2のシステム103〜107を接続している。
そして、上記第1のシステム100と上記第2のシステ
ム103〜107との間のネットワーク102に通信監
視装置101が接続されている。更に、上記通信監視装
置101は、異常を通知する表示パネル101aとブザ
ー101bを備えている。通信監視装置101は、ネッ
トワーク102を流れる情報をモニタして、第1のシス
テム100と第2のシステム103〜107とネットワ
ーク102の状態を監視する。そして、通信監視装置1
01は、異常を通知する情報をモニタすると、表示パネ
ル101aに異常が発生している箇所を表示するととも
にブザー101bを鳴らして、ネットワークを監視して
いるオペレータに異常の発生を警告する。例えば、図1
8に示すように、クライアント2である第2のシステム
104を接続するネットワーク102に障害が発生する
と、通信監視装置101は、表示パネル101aにネッ
トワーク構成図を表示して障害発生箇所を点滅させる。
そして、ブザー101bを鳴らす。オペレータは、ブザ
ー101bが鳴ることにより障害の発生を認識して、表
示パネル101aを見て障害発生箇所を確認する。そし
て、オペレータは、何等かの障害対策を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信監視装置
は、上記したように、第1のシステムや第2のシステム
及びネットワークの監視を行う。このため、何等かの異
常が第1のシステムや第2のシステム又はネットワーク
上に発生しても、オペレータに異常発生を通知するだけ
で異常に対する対処を通信監視装置自体が行うものでは
なかった。これにより、上記通信監視装置を用いるシス
テムでは何等かの障害が発生した場合に、リカバリーを
行うためにオペレータは常時必要となるという問題があ
る。また、障害に対する対応だけでなく、ネットワーク
にかかる負荷を軽減するような対策を行っていないとい
う問題がある。
【0004】本発明における通信監視制御装置及び通信
監視制御方法は、システムに発生する異常を認識し、異
常に対するリカバリーを自動的に行うことを可能にする
ことを目的とする。また、通信回線の負荷を軽減するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る通信監視
制御装置は、第1のシステムと第2のシステムを接続す
るネットワークを監視・制御する通信監視制御装置にお
いて、以下の要素を有することを特徴とする。 (a)上記ネットワーク上を流れる情報をモニタするモ
ニタ部、(b)上記モニタ部がモニタした情報を入力し
て入力した情報に基づいて、上記ネットワークへ送信す
る情報を生成する裏制御部、(c)上記裏制御部が生成
したネットワークへ送信する情報と上記ネットワーク上
を流れる情報とを入力し、いずれか一方をネットワーク
へ出力するように切換を行うスイッチ部。
【0006】また、上記裏制御部は、上記モニタ部より
情報を入力する受信側制御部を備え、上記通信監視制御
装置は、更に、上記受信制御部が入力した情報を保管す
る制御記憶部を備え、上記裏制御部は、上記受信側制御
部が入力した情報の内容を解析し、上記制御記憶部へ保
管された情報に基づいて少なくとも上記第1のシステム
及び上記第2のシステムのいずれか一方に対して送信す
る情報を生成する処理制御部と、上記処理制御部が生成
した情報を上記スイッチ部へ出力する送信側制御部とを
備えたことを特徴とする。
【0007】また、上記処理制御部は、上記制御記憶部
に保管されている情報を取り出して、上記取り出した情
報を用いて上記第1のシステム及び上記第2のシステム
のいずれか一方に対して所定の動作を行わせる情報を生
成することを特徴とする。
【0008】また、この発明に係る通信監視制御装置
は、少なくとも上記第1のシステムと上記第2のシステ
ムのいずれか一方が情報を記憶する情報記憶部を備え、
上記処理制御部は、上記制御記憶部に保管されている情
報を取り出して、上記取り出した情報を上記情報記憶部
に記憶させる命令を生成することを特徴とする。
【0009】また、上記処理制御部は、上記モニタ部が
モニタした上記ネットワーク上を流れる情報を基に上記
ネットワークの回線の空き状況を調査して上記ネットワ
ークの回線に空きがある場合は、上記制御記憶部に保管
されている情報を取り出して、上記命令を生成すること
を特徴とする。
【0010】また、この発明に係る通信監視制御装置
は、少なくとも上記情報記憶部は、冗長データを記憶す
るRAID(redundant arrays of
inexpensive disk)であることを特
徴とする。
【0011】また、上記処理制御部は、入力した情報が
上記RAIDに書き込みを行う情報である場合、上記制
御記憶部に上記RAIDにおける上記情報の書き込み位
置を示す書き込み位置情報を保管するとともに、上記保
管した書き込み位置情報に基づいて冗長データを更新す
ることを特徴とする。
【0012】また、上記処理制御部は、入力した情報が
上記RAIDに書き込みを行う情報である場合、上記制
御記憶部に上記書き込みを行う情報を保管するととも
に、上記RAIDにおいて冗長データの更新がどの情報
に対してまで終了しているかを示す冗長データ更新情報
を保管することを特徴とする。
【0013】また、上記処理制御部は、上記モニタ部が
モニタした上記ネットワーク上を流れる情報を基に上記
ネットワークの回線の空き状況を調査して上記ネットワ
ークの回線に空きがある場合は、上記制御記憶部に保管
されている上記冗長データ更新情報を取り出して、上記
取り出した冗長データ更新情報を基に冗長データを生成
して上記情報記憶部のRAIDに対して上記生成した冗
長データを記憶させる命令を生成することを特徴とす
る。
【0014】また、上記情報記憶部は、複数の磁気ディ
スク装置を備え、上記処理制御部は、入力した情報が上
記磁気ディスク装置に障害が発生していることを示して
いる場合、正常に動作している磁気ディスク装置をアク
セスして上記冗長データを取得して情報を再生し、上記
再生した情報を上記第1のシステム及び上記第2のシス
テムのいずれか一方に送信することを特徴とする。
【0015】また、上記制御記憶部は、上記情報記憶部
に記憶される情報と同一の情報を冗長データとして記憶
することを特徴とする。
【0016】また、上記ネットワークは、光LANであ
ることを特徴とする。
【0017】また、上記ネットワークは、ファイバチャ
ネル(Fibre Chanel:ANSI(米国規格
協会)で開発されている新しい規格の総称)であること
を特徴とする。
【0018】また、上記裏制御部は、8ビットの情報を
10ビットの情報に変換するとともに10ビットの情報
を8ビットに変換する変換部を備え、上記ネットワーク
上を流れる情報は10ビットを1単位とする情報であ
り、上記変換部は、上記受信側制御部より10ビットを
1単位とする情報を入力して、上記入力した情報を8ビ
ットを1単位とする情報に変換して上記処理制御部に送
信するとともに、上記処理制御部より8ビットを1単位
とする情報を入力して、上記入力した情報を10ビット
を1単位とする情報に変換して上記送信側制御部に送信
することを特徴とする。
【0019】この発明に係る通信監視制御方法は、第1
のシステムと第2のシステムを接続するネットワークを
監視・制御する通信監視制御方法において、以下の工程
を有することを特徴とする。 (a)上記ネットワーク上を流れる情報をモニタする工
程、(b)上記モニタする工程においてモニタした情報
を入力して入力した情報に基づいて、上記ネットワーク
へ送信する情報を生成する工程、(c)上記情報を生成
する工程において生成したネットワークへ送信する情報
と上記ネットワーク上を流れる情報とを入力し、いずれ
か一方をネットワークへ出力するように切換を行う工
程。
【0020】また、上記通信監視制御方法は、更に、上
記情報を生成する工程により入力した情報を保管する工
程と、上記情報を保管する工程により保管した情報を取
り出し上記取り出した情報を用いて上記第1のシステム
及び上記第2のシステムのいずれか一方に対して所定の
動作を行わせる情報を生成する工程とを備えたことを特
徴とする。
【0021】また、上記通信監視制御方法は、更に、上
記ネットワーク上を流れる情報を基に上記ネットワーク
の回線の空き状況を調査する工程を備えたことを特徴と
する。
【0022】また、上記通信監視制御方法は、更に、少
なくとも上記第1のシステム及び上記第2のシステムの
いずれか一方が冗長データを記憶するRAIDを有する
場合、上記RAIDにおける情報の書き込み位置を示す
書き込み位置情報を保管する工程と、上記書き込み位置
情報に基づいて冗長データを更新する工程とを備えたこ
とを特徴とする。
【0023】更に、上記通信監視制御方法は、更に、上
記RAIDにおいて冗長データの更新がどの情報に対し
てまで終了しているかを示す冗長データ更新情報を保管
する工程と、上記冗長データ更新情報を取り出して上記
取り出した冗長データ更新情報を基に冗長データを生成
して上記RAIDに対して上記生成した情報を記憶させ
る命令を生成する工程とを備えたことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この実施形態1では、第1のシステムと
第2のシステムとを接続するネットワークとして、ファ
イバチャネルを一例として用いる。ファイバチャネル
は、光LANの一種であり、シリアルインタフェースの
1つである。他に、シリアルインタフェースとしては、
SSA(Servial Storage Archi
tecture)やP1394等があり、ファイバチャ
ネルの代りにこれらのシリアルインタフェースを用いて
も構わない。
【0025】以下、この発明の通信監視制御装置及び通
信監視制御方法について、図を用いて説明する。図1
は、実施の形態1における通信監視制御装置を備えたネ
ットワークシステムの一例を示すシステム構成図であ
る。図1において、第1のシステム1はホストシステム
であり、ファイバチャネル15を介して第2のシステム
13を接続している。第2のシステム13は、ファイバ
チャネル15上に、磁気ディスク装置7,8,9,1
0,11をループ状に接続しているシステムである。そ
して、磁気ディスク装置7,8,9は、情報記憶部とし
てのRAID14を構成している。また、第1のシステ
ム1が備えるドライバ16は、RAID14の動作を制
御するドライバである。そして、第1のシステム1と第
2のシステム13の間には、通信監視制御装置2を設置
する。通信監視制御装置2は、ファイバチャネル15に
流れる情報を監視するとともに、監視した結果に基づい
て、第1のシステム1又は第2のシステム13に対して
制御を行う。通信監視制御装置2は、第1のシステム1
側にコネクタ2aを備え、第2のシステム13側にコネ
クタ2bを備えて、それぞれのコネクタにファイバチャ
ネル15を接続する。また、通信監視制御装置2は、モ
ニタ部・スイッチ部3及び裏制御部4と制御記憶部12
とを備えている。上記裏制御部4は、第1のシステム1
や第2のシステム13に対して、所定の動作を行わせる
命令を生成する。その具体例については後述する。ま
た、モニタ部・スイッチ部3は、ファイバチャネル15
上を流れる情報をモニタする。更に、モニタ部・スイッ
チ部3は、ファイバチャネル15上を流れる情報を入力
し、そのまま出力する。また、モニタ部・スイッチ部3
は、上記裏制御部4が生成した命令を入力する。そし
て、入力した命令をファイバチャネル15を流れる情報
と衝突しないようにスイッチングして、第1のシステム
1や第2のシステム13に出力する。制御記憶部12
は、メモリ5と磁気ディスク装置6とにより構成され
る。制御記憶部12は、例えば、第2のシステム13に
書き込むデータを重複して保管する。また、制御記憶部
12は、例えば、磁気ディスク装置7〜11に書き込む
データの書き込み位置情報やRAID14における冗長
データの更新に関する情報を保管する。
【0026】図2は、図1における通信監視制御装置の
詳細な装置構成を説明する図である。図2において、第
1のシステム1は、ファイバチャネル15に対して情報
を出力する送信部(TX)と、ファイバチャネル15よ
り情報を入力する受信部(RX)とを備える。そして、
ファイバチャネル15の一端が上記送信部に接続され、
ファイバチャネル15の別の一端が上記受信部に接続さ
れる。つまり、ファイバチャネル15は、第1のシステ
ム1に対してループ状に接続されている。そして、磁気
ディスク装置7〜11は、ファイバチャネル15上に通
信監視制御装置2を介して第1のシステム1と接続され
る。また、モニタ部・スイッチ部3は、モニタ部3aと
スイッチ部3bとモニタ部3cとスイッチ部3dとによ
り構成される。そして、上記モニタ部3aは、上記送信
部(TX)から出力された情報をモニタする。そして、
上記モニタ部3cは、第2のシステム13から出力され
た情報をモニタする。裏制御部4は、送信側制御部20
aと受信側制御部21aと変換部23aとバッファ24
aと処理制御部22と送信側制御部20bと受信側制御
部21bと変換部23bとバッファ24bとにより構成
されている。受信側制御部21aは、モニタ部3aがモ
ニタした情報を入力して変換部23aに上記情報を渡
す。同じように、受信側制御部21bは、モニタ部3c
がモニタした情報を入力して変換部23bに上記情報を
渡す。ファイバチャネル15上を流れる情報は、10ビ
ットを1単位とする情報である。このため、変換部23
a及び変換部23bは、受信側制御部21aまたは受信
側制御部21bより渡された情報を8ビットを1単位と
する情報に変換して処理制御部22に渡す。処理制御部
22は、変換部23a及び変換部23bより渡された情
報を解析して解析した内容に従い磁気ディスク装置6や
メモリ5に上記情報を保管する。更に、処理制御部22
は、第1のシステム1や第2のシステム13に対して所
定の動作を行わせる情報、例えば、命令を生成する。そ
の具体例については後述する。処理制御部22が生成し
た命令は、変換部23a又は変換部23bにより8ビッ
トから10ビットの情報に変換された後、送信側制御部
20a又は送信側制御部20bに渡される。その後、送
信側制御部20aに渡された情報はモニタ部3aに渡さ
れる。このため、モニタ部3aには送信側制御部20a
より渡された情報と第1のシステム1より出力された情
報が入力されるので、スイッチ部3bは、第1のシステ
ム1より出力された情報を優先的にファイバチャネル1
5上に出力する制御を行う。また、送信側制御部20b
に渡された情報はモニタ部3cに渡される。このため、
モニタ部3cには送信側制御部20bより渡された情報
と第2のシステム13より出力された情報が入力される
ので、スイッチ部3dは、第2のシステム13より出力
された情報を優先的にファイバチャネル15上に出力す
る制御を行う。スイッチ部3b,3dのスイッチ動作に
より、通信監視制御装置2の動作がファイバチャネル1
5に対して影響を与えることはない。従って、ファイバ
チャネル15からみれば、通信監視制御装置2は、存在
していないようにみえる。また、変換部23a及び変換
部23bが処理制御部22に情報を渡す速度と、処理制
御部22が上記渡された情報を処理する速度は異なる。
このため、バッファ24a及びバッファ24bによって
速度の違いを吸収する。前述したように、通信監視制御
装置2は、ループ状のファイバチャネル15に対してモ
ニタ部及びスイッチ部、受信側制御部、送信側制御部、
変換部、バッファを2セットに備えている。
【0027】図3は、図1における磁気ディスク装置7
〜11の接続形態を示す図である。図3において、磁気
ディスク装置7〜11は、図示していないがシャーシに
実装されている。そして、磁気ディスク装置7〜11
は、シャーシのバックパネル18に備えられているポー
ト17aからポート17eに接続される。そして、ファ
イバチャネル15の入力側がポート17aに直接接続さ
れ、ポート17aからバックパネル18の内部の配線に
よりポート17bからポート17eに接続されている。
また、ファイバチャネル15の出力側がポート17eと
直接接続されている。磁気ディスク装置7〜9は、RA
IDの構成となっており、ストライピングの操作はドラ
イバ16が行うものとする。
【0028】図4は、ファイバチャネル上を流れる情報
の構成を説明する図である。ファイバチャネル15上を
流れる情報は、パケットとする。そして、1パケットの
構成は図4に示す通りである。図4によると、1パケッ
トは、フレーム開始情報(Start of Fram
e Delimiter)と、フレームヘッダ情報(F
rame Header)と、データフィールド(Da
ta Field)と、チェック用符号(CRC)と、
フレーム終了情報(End of Frame Del
imiter)とにより構成されている。また、各情報
のバイト数は、フレーム開始情報が4バイト、フレーム
ヘッダ情報が24バイト、データフィールドが0〜21
12バイト、チェック用符号が4バイト、フレーム終了
情報が4バイトである。また、フレームヘッダ情報は、
ルーティングと送信先ポートIDと制御リザーブと送信
元ポートIDとプロトコルタイプとフレーム生成制御ビ
ットとシーケンスIDとデータ領域制御とフレーム番号
と発信側エクスチェンジ用IDと応答側エクスチェンジ
用IDと相対オフセットとにより構成されている。
【0029】図5は、実施の形態1における通信監視制
御装置の動作の一例を説明する図である。図5における
通信監視制御装置2を備えたシステムは、上記図1と同
様の構成とするため、各符号の説明は省略する。図5に
おけるシステムでは、第1のシステム1であるホストシ
ステムが、第2のシステム13の磁気ディスク装置10
に対して情報の書き込みを行う命令を出力する。通信監
視制御装置2は、第1のシステム1からの書き込み命令
をモニタ部3aによってモニタする。そして、モニタ部
3aがモニタした情報を裏制御部4により解析する。そ
して、裏制御部4は、磁気ディスク装置10に書き込む
情報を二重化するために、メモリ5、或いは、磁気ディ
スク装置6に磁気ディスク装置10に書き込もうとして
いる情報を保管する。
【0030】図6,図7は、この発明における通信監視
制御方法を説明する図である。図8は、磁気ディスク装
置又はメモリに保管する情報の一例を示す図である。
【0031】次に、図6及び図7の流れ図を用いて、図
5に示す通信監視制御装置2の動作を説明する。なお、
通信監視制御装置2は、上記図2に示した構成をしてい
るものとする。以下の実施の形態についても同様に、通
信監視制御装置2は図2に示した構成をしているものと
する。図6において、通信監視制御装置2は、モニタ部
3a又はモニタ部3cによりネットワーク上を流れる情
報をモニタする(S1)。ネットワーク上を流れる情報
とは、第1のシステム1から第2のシステム13に対す
る情報や第2のシステム13から第1のシステム1に対
する情報である。例えば、図5では、第1のシステム1
は、磁気ディスク装置10に対して情報の書き込みを行
う命令を出力している。このため、モニタ部3aは、磁
気ディスク装置10に対する書き込み命令をモニタす
る。なお、書き込み命令は、モニタ部3aによりモニタ
されているだけであるので、磁気ディスク装置10に対
する書き込み動作は、何等妨げられることなく実行され
る。次に、モニタ部3a又はモニタ部3cがモニタした
情報が書き込み命令であるかを処理制御部22が判断す
る(S2)。処理制御部22は、モニタした情報が書き
込み命令である場合は、メモリ5又は磁気ディスク装置
6に磁気ディスク装置10へ書き込む予定のデータを保
管する。このとき、データとともに、磁気ディスク装置
10に対する書き込み位置情報を保管する。更に、第2
のシステム13がRAID構成をとり、冗長データを記
憶する場合は、冗長データがどこまで更新されているか
を示す冗長データ更新情報を保管する(S3)。なお、
図5に示した例では、磁気ディスク装置10に対するデ
ータの二重化を行う例であるため、ここでは冗長データ
更新情報の保管は行わない。冗長データ更新情報の保管
については、別の実施の形態で詳細な説明を行う。
【0032】図8に、上記S3で保管したデータと書き
込み位置情報の一例を示す。例えば、モニタ部3aがモ
ニタした情報が、磁気ディスク装置10の論理ブロック
アドレス100にデータ「XXYYZZ」という情報を
書き込む命令であった場合、処理制御部22は、磁気デ
ィスク装置10を示すディスク番号#10と論理ブロッ
クアドレス100とデータ「XXYYZZ」をメモリ
5、或いは、磁気ディスク装置6に保管する。以下、処
理制御部22は、モニタ部3aがモニタした情報をメモ
リ5又は磁気ディスク装置6に図8に示す内容で保管す
る。
【0033】以上のように、この発明における通信監視
制御装置は、書き込み命令をモニタした場合、その書き
込み動作を妨げることなく、同一のデータを通信監視制
御装置が備える磁気ディスク装置又はメモリに対して同
時に書き込み、データの二重化を行うことを可能にして
いる。このため、磁気ディスク装置10に何等かの障害
が発生してデータの書き込みが行えなくなっても、メモ
リ5又は磁気ディスク装置6にデータが保管される。そ
して、磁気ディスク装置10の障害が回復すると、通信
監視制御装置2は、図7の手順に従い、メモリ5又は磁
気ディスク装置6に保管したデータを磁気ディスク装置
10に書き戻す。なお、磁気ディスク装置10の障害が
回復したことは、磁気ディスク装置10が出力したメッ
セージをモニタ部3cがモニタし、処理制御部22がモ
ニタした内容を解析することにより知ることができる。
図7に示すように、通信監視制御装置2は、一定の間隔
でネットワークの回線の空き具合を調査する(S1
0)。上記調査は、処理制御部22が行う。調査した結
果、回線に空きがあることが判定した場合は(S1
1)、処理制御部22は、メモリ5、或いは、磁気ディ
スク装置6より保管しているデータと書き込み位置情報
を取り出す。書き込み位置情報に基づいてデータを書き
戻す命令を生成する(S12)。処理制御部22は、生
成した命令をファイバチャネル15上へ出力する。な
お、S12の処理では、冗長データ更新情報に基づいて
冗長データを生成して更新するという処理も記述してい
る。しかし、冗長データについての処理は、別の実施の
形態で説明する。また、上記S11の処理のおいて、回
線に空きがない場合は、処理制御部22は、引き続きネ
ットワークの回線の空き具合を一定の間隔で調査する処
理を行う。
【0034】次に、磁気ディスク装置10に何等かの障
害が発生ているとき、第1のシステム1が磁気ディスク
装置10に対して読み出し命令を実行した場合について
説明する。通信監視制御装置2は、モニタ部3aによっ
て磁気ディスク装置10に対する読み出し命令をモニタ
する。そして、処理制御部22は、モニタした情報を解
析して、障害が発生している磁気ディスク装置に対する
読み出し命令であることを認識する。その結果、処理制
御部22は、メモリ5、或いは、磁気ディスク装置6よ
り該当するデータを取り出す。そして、処理制御部22
は、取り出したデータを第1のシステム1に返送する命
令を生成し、ファイバチャネル15上に出力する。この
とき、取り出したデータがあたかも磁気ディスク装置1
0より取り出したようにするため、処理制御部22は、
送信元ポートIDを磁気ディスク装置10のIDにし
て、第1のシステム1に返送する。
【0035】このように、第2のシステム13に障害が
発生した場合でも、通信監視制御装置2は、メモリ5、
或いは、磁気ディスク装置6にデータを二重化して保管
しているため、第1のシステム1に対してデータを返す
ことができる。また、上記では、磁気ディスク装置10
に障害が発生している例を説明したが、第2のシステム
13を接続しているファイバチャネル15に障害が発生
した場合でも、通信監視制御装置2が第2のシステムに
なり代わって、第1のシステム1からの命令に対応して
データの保管、或いは、データの読み出しを代行するこ
とができる。このことにより、この発明の通信監視制御
装置を用いるネットワークシステムを利用すると、第1
のシステム、或いは、第2のシステムのいずれかに障害
が発生した場合でも、障害が発生しているシステムのバ
ックアップを容易に実現することができる。
【0036】実施の形態2.上記実施の形態1では、第
2のシステム13が備える磁気ディスク装置10と通信
監視制御装置2が備える磁気ディスク装置6又はメモリ
5とによりデータを二重化して保管していた。この実施
の形態2では、RAID14のRAIDレベルを0とす
る。そして、磁気ディスク装置7と磁気ディスク装置8
によりデータの二重化を行う例を説明する。
【0037】図9は、実施の形態2における通信監視制
御装置の動作の一例を示す図である。図9に示すRAI
D14は、RAIDレベルを0とする。そして、磁気デ
ィスク装置7と磁気ディスク装置8とをミラー構成とす
る。但し、この実施の形態2では、第1のシステム1か
らRAID14に対して書き込み命令を実行しようとし
た場合、磁気ディスク装置8にはデータの書き込みを行
うが、磁気ディスク装置7にはデータの書き込みを行わ
ない。そして、メモリ5、或いは、磁気ディスク装置6
に、磁気ディスク装置8に書き込むデータと同一のデー
タを書き込み、データの二重化を行うものとする。磁気
ディスク装置7には、回線の空いているときにメモリ
5、或いは、磁気ディスク装置6に保管したデータを書
き戻す。このため、ドライバ16は、磁気ディスク装置
8からの応答をチェックすれば良い。従って、磁気ディ
スク装置7及び8の2つの磁気ディスク装置からの応答
をチェックするよりも、処理効率が良くなる。
【0038】例えば、第1のシステム1がRAID14
に対してデータの書き込みを行う命令を実行しようとす
ると、モニタ部3aが書き込み命令をモニタし、処理制
御部22がモニタした書き込み命令を認識する。そし
て、メモリ5、或いは、磁気ディスク装置6にデータを
保管する。このとき、磁気ディスク装置8に対するデー
タの書き込み位置情報も同時に保管する。なお、磁気デ
ィスク装置8に対する書き込み命令の実行は、通信監視
制御装置2によって何等障害を受けることなく実行され
る。そして、処理制御部22が一定の間隔で回線の空き
状態を調査し、回線の空きがあれば、メモリ5、或い
は、磁気ディスク装置6より書き込み位置情報を取り出
す。そして、書き込み位置情報に基づいて処理制御部2
2は、磁気ディスク装置7に対してデータの書き込みを
行う命令を生成する。その後、ファイバチャネル15上
に生成した命令を出力する。また、磁気ディスク装置8
に障害が発生しても、通信監視制御装置2は、メモリ
5、或いは、磁気ディスク装置6に障害が発生する前と
変わらずに、データとデータの書き込み位置情報を保管
する。そして、回線の空きがある場合は、磁気ディスク
装置7にデータの書き込みを行う命令を生成し、ファイ
バチャネル15上に生成した命令を出力する。また、磁
気ディスク装置8の障害が回復していれば、同じように
磁気ディスク装置8に対してもデータの書き込みを行う
命令を生成し、ファイバチャネル15上に生成した命令
を出力する。更に、磁気ディスク装置8に障害が発生し
ているときに、第1のシステム1から磁気ディスク装置
8に対するデータの読み出し命令が実行されようとした
場合は、通信監視制御装置2は、磁気ディスク装置8に
代わって、処理制御部22によりメモリ5、或いは、磁
気ディスク装置6よりデータの取り出しを行う。そし
て、取り出したデータを第1のシステム1に対して、あ
たかも磁気ディスク装置8からの応答であるようにパケ
ットを生成し、生成したパケットをファイバチャネル1
5上に出力する。
【0039】このように、RAIDに対しても上記実施
の形態1と同様に、通信監視制御装置が備えるメモリや
磁気ディスク装置を用いてデータの二重化を容易に行う
ことができる。
【0040】実施の形態3.実施の形態3では、RAI
D14をRAIDレベルを4とする。そして、第1のシ
ステム1から第2のシステム13に対してデータの書き
込み命令が出力されたときの通信監視制御装置2の動作
について説明する。
【0041】図10は、実施の形態3における通信監視
制御装置によって保管される冗長データ更新情報と書き
込み位置情報の一例を示す図である。図10において、
フラグ‘0’は、RAID14における冗長データが未
更新であることを示している。フラグ‘1’は、RAI
D14における冗長データの更新が終了していることを
示している。図11は、実施の形態3における通信監視
制御装置の動作を示す図である。この実施の形態3で
は、RAIDレベルを4としてRAID14を構成す
る。また、冗長データは、磁気ディスク装置7に記憶す
るものとする。図12は、冗長データを生成する式を示
す図である。図12に示すように、磁気ディスク装置7
に記憶する冗長データは、磁気ディスク装置8に記憶す
るデータと磁気ディスク装置9に記憶するデータの排他
的論理和により算出する。
【0042】通常、冗長データは、磁気ディスク装置が
故障した場合やネットワークに故障が発生して該当の磁
気ディスク装置からデータの取り出しができない場合
に、冗長データを用いて読み出したいデータを再生する
ときに使用する。このため、実施の形態3では、磁気デ
ィスク装置7に書き込む冗長データは、データの書き込
み時には更新を行わない。そして、回線があいていると
きに通信監視制御装置2が冗長データの生成を行い、生
成した冗長データを磁気ディスク装置7に書き込む命令
をファイバチャネル15上に出力する。また、通常、R
AIDのための磁気ディスク装置7に書き込む冗長デー
タは、ドライバ16が備えているCONTROLLER
(コントローラ)により生成される。そして、磁気ディ
スク装置8や磁気ディスク装置9にデータの書き込みを
行うと同時に、冗長データを更新する。しかし、この実
施の形態では、回線の空いているときに通信監視制御装
置2が冗長データを生成する。そして、生成した冗長デ
ータを磁気ディスク装置7に書き込むための命令を生成
し、ファイバチャネル15上に出力する。このため、第
1のシステム1が備えるドライバ16は、冗長データを
生成しない。従って、図12に示すCONTROLLE
R(コントローラ)の機能の一部は、処理制御部22が
備える。第1のシステム1からRAID14に対して図
10に示しているようなデータの書き込み命令が実行さ
れようとした場合、モニタ部3aが書き込み情報をモニ
タする。そして、処理制御部22が上記モニタした書き
込み情報を解析して、メモリ5、或いは、磁気ディスク
装置6にデータとデータの書き込み位置情報と冗長デー
タ更新情報を保管する。図10によると、始めに第1の
システム1は、磁気ディスク装置9(ディスク番号#
9)の論理ブロックアドレス100のアドレス0にデー
タを書き込む命令を出力する。このとき、モニタ部3a
は、上記書き込み命令をモニタする。そして、処理制御
部22が上記命令の内容を解析して、解析した結果に基
づいてメモリ5、或いは、磁気ディスク装置6に図10
に示すような情報を格納する。なお、磁気ディスク装置
7に記憶される冗長データは未更新であるため、メモリ
5、或いは、磁気ディスク装置6に格納する冗長データ
更新情報は、フラグ‘0’として保管する。
【0043】続いて、第1のシステム1からRAID1
4に対して図10に示すような書き込み命令が順次発生
すると、モニタ部3aは、これらの情報をモニタし、処
理制御部22が情報の解析を行い、図10に示すような
内容でメモリ5、或いは、磁気ディスク装置6に冗長デ
ータ更新情報及び書き込み位置情報を保管する。そし
て、処理制御部22がファイバチャネル15上に回線の
空きを認識すると、処理制御部22は、メモリ5、或い
は、磁気ディスク装置6に保管されている順に、冗長デ
ータ更新情報を確認する。そして、冗長データが未更新
であるデータの冗長データを生成し、生成した冗長デー
タを磁気ディスク装置7に書き込む命令を生成する。生
成した命令は、ファイバチャネル15上に出力する。例
えば、図10では、一番始めにディスク番号#9の論理
ブロックアドレス100のアドレス0に格納したデータ
が、冗長データ未更新であることを示している。このた
め、処理制御部22は、ディスク番号#9である磁気デ
ィスク装置9の論理ブロックアドレス100のアドレス
0からデータを読み出す。更に、磁気ディスク装置8の
論理ブロックアドレス100のアドレス0からもデータ
を読み出し、図12に示した式に従い、冗長データの生
成を行う。そして、生成した冗長データを磁気ディスク
装置7の論理ブロックアドレス100のアドレス0に書
き込みを行う命令を生成する。生成した命令は、ファイ
バチャネル15上に出力する。そして、処理制御部22
は、フラグを‘1’に変更し、冗長データが更新済みで
あるようにする。上記のような順序で冗長データの更新
を行っていくと、フラグが‘1’である書き込み位置情
報がメモリ5、或いは、磁気ディスク装置6に保管され
たままの状態になる。メモリ5及び磁気ディスク装置6
は、記憶容量がある程度限られている。このため、冗長
データが更新済みとなった情報は、処理制御部22によ
り適切なタイミングでメモリ5及び磁気ディスク装置6
より削除する。
【0044】上記で説明したメモリ5又は磁気ディスク
装置6には、図10に示したように、書き込み位置情報
と冗長データ更新情報を保管していた。しかし、更に、
磁気ディスク装置8や9に書き込むデータを保管しても
構わない。メモリ5、或いは、磁気ディスク装置6にデ
ータを保管することによって処理制御部22は、冗長デ
ータを生成する場合に該当磁気ディスク装置からデータ
を読み込む必要がなくなる。このため、冗長データを生
成する速度が速くなる。例えば、図10に示されている
ディスク番号#9の論理ブロックアドレス100のアド
レス0に対するデータが保管されていれば、該当データ
を読み込む必要がなくなる。また、例えば、ディスク番
号#9である磁気ディスク装置9に障害が発生して、デ
ータを読み込むことができない場合でもメモリ5、或い
は、磁気ディスク装置6に書き込み位置と同時にデータ
も保管しておけば、障害の発生とは関係なく冗長データ
の生成を行うことができる。また、障害が発生している
磁気ディスク装置に対して、障害が復旧したときにデー
タの書き戻しを行うことが可能になる。
【0045】実施の形態4.実施の形態4では、第2の
システム13のRAID14を構成している少なくとも
いずれかの磁気ディスク装置が保守作業中と仮定する。
そして、第1のシステム1から上記保守作業中の磁気デ
ィスク装置に書き込み命令が発生した場合の通信監視制
御装置の動作について、以下に説明を行う。図13は、
実施の形態4における通信監視制御装置によって保管さ
れる冗長データ更新情報と書き込み位置情報の一例を示
す図である。図13において、フラグは、冗長データの
更新が終了しているか否かを示すフラグである。フラグ
‘0’は、冗長データが未更新であることを示してい
る。フラグ‘1’は、冗長データの更新が終了している
ことを示している。また、データ書き込みフラグは、該
当の磁気ディスク装置に、データの書き込みが終了して
いるか否かを示すフラグである。データ書き込みフラグ
‘0’は、該当の磁気ディスク装置にデータの書き込み
が終了していないことを示している。データ書き込みフ
ラグ‘1’は、該当の磁気ディスク装置にデータの書き
込みが終了していることを示している。その他の情報
は、データとデータの書き込み位置情報である。データ
の書き込み位置情報は、磁気ディスク装置を示すディス
ク番号とデータの書き込み位置を示す論理ブロックアド
レスと格納先のアドレスである。
【0046】図14は、実施の形態4における通信監視
制御装置の動作を示す図である。図14におけるモニタ
部・スイッチ部3は、図1に示したモニタ部・スイッチ
部とは異なる構造をしている。図14におけるモニタ部
・スイッチ部3は、第1のシステム1、或いは、第2の
システム13からの情報を入力し、入力した情報をファ
イバチャネル15には出力せずに保管する。同時に、処
理制御部22に入力した情報を送る。処理制御部22
は、上記入力した情報を解析する。そして、処理制御部
22は、解析した結果に基づいて、第1のシステム1、
或いは、第2のシステム13に対する命令を生成する。
又は、スイッチ部3b、或いは、スイッチ部3dに対し
てモニタ部・スイッチ部3が保管している情報をそのま
まファイバチャネル15に出力する指示を行う。スイッ
チ部3b,3dは、処理制御部22からの指示に従い、
モニタ部・スイッチ部が保管している情報と処理制御部
22が生成した命令のいずれか一方をファイバチャネル
15に出力するようにスイッチする。この実施の形態4
におけるモニタ部・スイッチ部3は上記のように動作す
る。このため、例えば、第1のシステム1から磁気ディ
スク装置9に対してデータの書き込み命令が出力された
場合、モニタ部・スイッチ部3は、上記データ書き込み
命令を保管するとともに、処理制御部22に送る。そし
て、処理制御部22は、磁気ディスク装置8が保守作業
中であることを確認している場合は、磁気ディスク装置
9にデータを書き込む代りに、メモリ5、或いは、磁気
ディスク装置6に磁気ディスク装置9に書き込む予定の
データを保管する。そして、あたかも磁気ディスク装置
9にデータの書き込みを行ったように、第1のシステム
1に対する応答を生成し、モニタ部・スイッチ部3に送
る。モニタ部・スイッチ部3は、処理制御部22から渡
された応答を優先してファイバチャネル15に出力する
ようにスイッチングする。図14におけるモニタ部・ス
イッチ部3以外の各符号は、上記図1と同様であるた
め、説明を省略する。但し、図14におけるRAID1
4は、RAIDのレベルを4とする。そして、磁気ディ
スク装置7を冗長データ用に用いる。また、磁気ディス
ク装置8は、保守作業中とする。このため、データの書
き込みを第1のシステム1が実行しようとした場合、通
信監視制御装置2が磁気ディスク装置8への書き込み命
令をモニタ部3aによってモニタする。そして、処理制
御部22は、モニタした書き込み命令を認識して、磁気
ディスク装置8に書き込まれる予定のデータをメモリ
5、或いは、磁気ディスク装置6に書き込む。このと
き、データとともに図13に示したように、書き込み位
置情報と冗長データ更新情報を同時に保管する。また、
磁気ディスク装置9は、正常に動作しているものとす
る。そして、通信監視制御装置2は、処理制御部22に
より第1のシステム1からの磁気ディスク装置9に対す
るデータの書き込み命令を認識すると、磁気ディスク装
置9に書き込むデータもメモリ5、或いは、磁気ディス
ク装置6に保管し、データの二重化を行うものとする。
【0047】図15は、実施の形態4における冗長デー
タの生成方法を説明する図である。前述したように、R
AIDのための磁気ディスク装置7に書き込む冗長デー
タは、ドライバ16が備えているCONTROLLER
(コントローラ)により生成される。そして、磁気ディ
スク装置8や磁気ディスク装置9にデータの書き込みを
行うと同時に、冗長データを更新する。しかし、この実
施の形態では、回線の空いているときに通信監視制御装
置2が冗長データを生成する。そして、生成した冗長デ
ータを磁気ディスク装置7に書き込むための命令を生成
し、ファイバチャネル15上に出力する。このため、第
1のシステム1が備えるドライバ16は、冗長データを
生成しない。従って、図15に示すCONTROLLE
R(コントローラ)の機能の一部は、処理制御部22が
備える。この実施の形態4では、磁気ディスク装置8が
保守作業中であるため、第1のシステム1は、磁気ディ
スク装置8に対してデータを書き込むことも読み込むこ
ともできない。このため、磁気ディスク装置8に格納さ
れているデータは、更新前の磁気ディスク装置9のデー
タDO(#9)と磁気ディスク装置7に格納されている
冗長データDO(#7(P))との排他的論理和で算出
する(S100)。更に、上記S100で求めたデータ
と磁気ディスク装置9の新データDN(#9)との排他
的論理和より新しい冗長データDN(P)を算出する
(S200)。また、磁気ディスク装置9の新データD
N(#9)は、磁気ディスク装置9に記憶される予定の
データである(S300)。そして、磁気ディスク装置
7に冗長データDN(P)を格納する命令を処理制御部
22が生成する(S400)。
【0048】次に、図13に示す情報を用いて図14に
示す通信監視制御装置2の動作を具体的に説明する。第
1のシステム1は、磁気ディスク装置8が保守作業中で
あることを意識せずに、書き込み命令を磁気ディスク装
置8に対して出力する。そして、磁気ディスク装置8か
らは、エラーの通知が第1のシステム1へ返送される。
このため、第1のシステム1は、磁気ディスク装置8を
RAID14の構成から切り離す指示を行う。以上の状
況は、モニタ部3a及びモニタ部3cがモニタし、処理
制御部22が上記の状況を認識する。そして、処理制御
部22は、磁気ディスク装置8に代わって第1のシステ
ム1から磁気ディスク装置8に対して出力された命令の
応答を第1のシステム1に返送する。上記命令がデータ
の書き込み命令であるときは、処理制御部22は、メモ
リ5又は磁気ディスク装置6に、データとデータ書き込
み位置情報と冗長データ更新情報とを保管する。また、
図15に示した手順で処理制御部22は、冗長データの
更新を行う。上記に説明したように、図15に示すS1
00では、磁気ディスク装置8のデータを更新前の磁気
ディスク装置9のデータ(DO(#9))と、更新前の
冗長データ(DO(#7(P)))との排他的論理和に
より求めている。この実施の形態4では、磁気ディスク
装置8のデータを再生するために、第1のシステム1か
ら磁気ディスク装置9に対してデータの書き込みが発生
した場合、磁気ディスク装置8が動作不能であれば、通
信監視制御装置2がメモリ5又は磁気ディスク装置6
に、上記データの保管を行う。そして、磁気ディスク装
置9に対するデータの書き込みは、冗長データの更新時
に同時に行うか又は冗長データの更新が終わってからに
行う。
【0049】例えば、通信監視制御装置2が磁気ディス
ク装置8の保守作業中を認識した後、第1のシステム1
がディスク番号#9である磁気ディスク装置9にデータ
の書き込み命令を出力したものとする。上記データの書
き込み位置は、図13の最上段に示すように、論理ブロ
ックアドレス100のアドレス0である。また、書き込
むデータは、「1A」である。処理制御部22は、磁気
ディスク装置9に対する書き込み命令を認識するとメモ
リ5、或いは、磁気ディスク装置6に図13の最上段に
示す情報を格納する。このとき、上記データの書き込み
に伴う冗長データの更新はまだ行っていないため、フラ
グは、‘0’とする。また、磁気ディスク装置9には、
上記データの書き込みを行っていないため、データ書き
込みフラグには、‘0’をセットする。別な場合とし
て、第1のシステム1がディスク番号#8である磁気デ
ィスク装置8にデータの書き込み命令を出力したものと
する。上記データの書き込み位置は、図13の2段目に
示すように、論理ブロックアドレス105のアドレス3
である。また、書き込むデータは、「2A」である。処
理制御部22は、磁気ディスク装置8に対する書き込み
命令を認識するとメモリ5、或いは、磁気ディスク装置
6に、図13の2段目に示す情報を格納する。また、磁
気ディスク装置8は、保守作業中であるため、データの
書き込みは行えない。このため、データ書き込みフラグ
2は、‘0’を格納する。また、冗長データの更新はま
だ行っていないため、フラグは、‘0’とする。以下、
処理制御部22は、図13の3段目及び4段目に示す情
報をメモリ5、或いは、磁気ディスク装置6に格納す
る。
【0050】なお、処理制御部22は、上記データの保
管処理を行う間もファイバチャネル15上の回線の空き
状況を一定間隔毎に調べる。回線に空きがある場合は、
図13に示す情報を保管しているメモリ5、或いは、磁
気ディスク装置6より順に情報を取り出し、フラグが
‘0’であるデータに対する冗長データを生成する。冗
長データの生成は、図15に示す手順で行う。処理制御
部22は、メモリ5、或いは、磁気ディスク装置6に保
管している図13に示す情報を最上段から確認してフラ
グが‘0’であるデータに対する冗長データを生成す
る。例えば、図13の最上段のデータは、フラグが
‘0’であるため、処理制御部22は、冗長データを生
成する。まず、処理制御部22は、ディスク番号が#9
である磁気ディスク装置9の論理ブロックアドレス10
0のアドレス0よりデータを読み込む。このデータが、
図15におけるDO(#9)となる。更に、処理制御部
22は、ディスク番号#7である磁気ディスク装置7の
論理ブロックアドレス100のアドレス0より冗長デー
タを取り出す。このデータが図15におけるDO(#7
(P))である。そして、DO(#9)とDO(#7
(P))の排他的論理和を求め、更に、求めた結果とデ
ータ「1A」(DN(#9))との排他的論理和を求め
る。求めた排他的論理和が、図15のDN(P)とな
る。そして、処理制御部22は、求めたDN(P)を磁
気ディスク装置7の論理ブロックアドレス100のアド
レス0に書き込む命令を生成する。そして、生成した命
令をファイバチャネル15上に出力する。そして、フラ
グを‘1’に変更する。このとき、第1のシステム1か
ら磁気ディスク装置9に対するアクセスが行われていな
ければ、データ「1A」を論理ブロックアドレス100
のアドレス0に書き込む命令を生成する。そして、生成
した命令をファイバチャネル15上に出力する。更に、
データ書き込みフラグを‘1’に変更する。
【0051】続いて、処理制御部22は、回線の空きが
ある場合、メモリ5、或いは、磁気ディスク装置6に保
管されている図13に示す情報の2段目のデータに対す
る冗長データを生成する。そして、生成した冗長データ
を磁気ディスク装置7に書き込む命令を生成し、ファイ
バチャネル15上に出力する。図13の2段目には、磁
気ディスク装置8に対する書き込み情報が保管されてい
る。このため、冗長データは、図13の2段目のデータ
「2A」と磁気ディスク装置9の論理ブロックアドレス
105のアドレス3に記憶されているデータの排他的論
理和より求める。そして、処理制御部22は、求めた冗
長データを磁気ディスク装置7の論理ブロックアドレス
105のアドレス3に書き込む命令を生成する。そし
て、生成した命令をファイバチャネル15上に出力す
る。このとき、フラグは、‘1’に変更する。しかし、
磁気ディスク装置8は、保守作業中であるため、データ
の書き込みは行えない。通信監視制御装置2は、磁気デ
ィスク装置8の保守作業が完了したことを認識した後、
ファイバチャネル15上の回線の空きがあるときに、メ
モリ5、或いは、磁気ディスク装置6に保管されている
データを磁気ディスク装置8に書き戻す。例えば、処理
制御部22は、図13に示すデータ書き込みフラグが
‘0’である場合に、該当データを磁気ディスク装置8
に書き込む命令を生成する。そして、生成した命令をフ
ァイバチャネル15上に出力する。このとき、データ書
き込みフラグを、‘1’に変更する。なお、処理制御部
22は、フラグ及びデータ書き込みフラグがともに
‘1’である情報については、メモリ5や磁気ディスク
装置6の記憶容量が満杯にならないように削除すること
ができる。
【0052】また、磁気ディスク装置8の保守作業中
に、第1のシステム1から磁気ディスク装置8よりデー
タを読み出す命令が出力されると、モニタ部3aがこの
命令をモニタする。そして、処理制御部22は、モニタ
した命令を解析し、読み出し命令を認識する。そして、
処理制御部22は、該当ディスク番号とアドレスを元
に、メモリ5、或いは、磁気ディスク装置6に保管して
いる図13に示す情報を参照し、該当データを取得す
る。そして、あたかも磁気ディスク装置8より読み出し
たデータであるように、送信元ポートIDを磁気ディス
ク装置8と同じにしてファイバチャネル15上に読み出
し命令に対する応答を返す。また、第1のシステム1か
ら磁気ディスク装置9に対してデータを読み出す命令が
出力された場合も、先に処理制御部22は、磁気ディス
ク装置8が保守作業中であることを認識しているので、
同じようにディスク番号とアドレスを基に、メモリ5又
は磁気ディスク装置6を検索して該当データを取り出
す。なお、該当するアドレスが見つからない場合もあ
る。この場合、通信監視制御装置2が何も行わなけれ
ば、磁気ディスク装置9よりデータが読み出される。そ
して、読み出されたデータは、ファイバチャネル15上
に流れ、第1のシステム1に返送される。また、磁気デ
ィスク装置9に対するデータの書き込みが終了していな
いと最新のデータは、メモリ5又は磁気ディスク装置6
に保管され、古いデータが磁気ディスク装置9に記憶さ
れていることになる。このため、2つのデータが第1の
システム1に返送されることがないように、対応する必
要がある。例えば、処理制御部22は、メモリ5又は磁
気ディスク装置6より該当データが取得できると、第1
のシステム1に応答を返すが、このとき、送信元ポート
IDを磁気ディスク装置9のポートIDにして応答を返
す。このため、応答を受け取った第1のシステム1は、
磁気ディスク装置9から再び応答を受けても無視する。
【0053】以上のように、ファイバチャネルに接続さ
れている磁気ディスク装置が保守作業中であっても、第
1のシステムは、それを意識することなく、書き込み命
令を出力することができる。そして、通信監視制御装置
は、保守作業中の磁気ディスク装置に代わってデータを
保管し、保守作業が終了してから保管したデータを書き
戻す命令を生成し、ネットワークに出力する。
【0054】実施の形態5.この実施の形態5では、上
記実施の形態4のネットワークシステムと同じネットワ
ークシステムにおいて、磁気ディスク装置8に障害が発
生したときの通信監視制御装置の動作を説明する。図1
6及び図17は、実施の形態5における通信監視制御装
置の動作を説明する図である。図16及び図17におい
て、RAID14は、レベルを5とする。また、書き込
み位置情報、冗長データ更新情報等はメモリ5に格納す
る。例えば、第1のシステム1から磁気ディスク装置8
に対してデータの読み出し命令を実行したとき、磁気デ
ィスク装置8に障害が発生したと仮定する。そして、磁
気ディスク装置8は、第1のシステム1に対してエラー
通知を行う。磁気ディスク装置8が出力したエラー通知
は、モニタ部3cによりモニタされ、処理制御部22
は、磁気ディスク装置8に障害が発生したことを認識す
る。また、第1のシステム1は、磁気ディスク装置8か
らのエラー通知を受信し、磁気ディスク装置8をRAI
D14の構成から切り離す指示を行う。そして、通信監
視制御装置2は、上記の状況を認識して磁気ディスク装
置8に成り代わって、第1のシステム1からの読み出し
命令や書き込み命令に対する応答を返す。このことによ
り第1のシステム1は、磁気ディスク装置8からの応答
があるものとして、磁気ディスク装置8に対するリトラ
イは行わない。具体的には、通信監視制御装置2は、ポ
ートIDを磁気ディスク装置8と同じポートIDに変更
する。そして、通信監視制御装置2が出力するパケット
は、送信元ポートIDが磁気ディスク装置8と同じID
になる。この実施の形態5では、RAIDレベルを5と
しているため、読み出しを行おうとしている磁気ディス
ク装置8のデータに対する冗長データは、磁気ディスク
装置7及び9のいずれかに格納されているものと考えら
れる。このため、磁気ディスク装置8からのエラー通知
をモニタした処理制御部22は、第1のシステム1が読
み出そうとしている磁気ディスク装置8と同じアドレス
に格納されているデータを、磁気ディスク装置7及び磁
気ディスク装置9に格納されているデータより生成し、
生成したデータをファイバチャネル15上に出力する。
このとき、パケットの送信元ポートIDは、磁気ディス
ク装置8のIDをセットする。パケットを受信した第1
のシステム1は、あたかも磁気ディスク装置8から該当
のデータが読み出されたように、データを取得すること
ができる。また、上記処理制御部22は、再生した磁気
ディスク装置8のデータをメモリ5に格納しておく。こ
のとき、データとともに、書き込み位置情報もメモリ5
に格納しておく。また、ファイバチャネル15上に接続
されている予備のディスク、例えば、予備の磁気ディス
ク装置11を磁気ディスク装置8の代わりの磁気ディス
ク装置とすることもできる。この場合、通信監視制御装
置2は、ファイバチャネル15上の回線に空きがあると
き、メモリ5に保管している磁気ディスク装置8のデー
タを磁気ディスク装置11書き込む命令を生成する。そ
して、磁気ディスク装置11を磁気ディスク装置8の代
わりに動作させることも可能である。このとき、磁気デ
ィスク装置11は、磁気ディスク装置8と同じアドレス
を持つように、通信監視制御装置2が磁気ディスク装置
11のIDを変更する。
【0055】以上のように、ファイバチャネル上に接続
されている磁気ディスク装置に障害が発生した場合で
も、別の磁気ディスク装置に格納されているデータから
該当するデータを再生することができれば、通信監視制
御装置は、データの再生を行うことができる。そして、
あたかも障害が発生している磁気ディスク装置からデー
タが正常に取り出せたように、第1のシステムに応答を
返すことができる。また、ファイバチャネル上に接続さ
れている予備の磁気ディスク装置を、障害が発生した磁
気ディスク装置の代わりにすることもできる。このこと
により、通信監視制御装置を接続したネットワークシス
テムを用いれば、磁気ディスク装置の障害時にも支障な
くシステムを稼働できる。
【0056】また、上記実施の形態1〜5では、メモリ
5又は磁気ディスク装置6に書き込み情報や冗長データ
更新情報やデータなどの情報を格納していた。しかし、
ファイバチャネル15上に接続されている予備の磁気デ
ィスク装置10や磁気ディスク装置11を、メモリ5や
磁気ディスク装置6の代わりに用いることもできる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、この発明の通信監視制御
装置は、ネットワーク上を流れる情報をモニタして、モ
ニタした結果裏制御部が生成する情報によって第1のシ
ステムと第2のシステムの動作を制御することができ
る。このため、第1のシステムや第2のシステムやネッ
トワークの動作状況に応じた制御をシステムを監視する
オペレータの介在なしに実現できる効果がある。また、
通信監視制御装置は、ネットワークに接続するための特
別な処理を必要としないので、既存のネットワークに対
して容易に通信監視制御装置を接続することができる効
果がある。
【0058】また、通信監視制御装置は、モニタ部がモ
ニタした情報を制御記憶部に保管することができる。こ
のため、第1のシステムから第2のシステムに対するデ
ータの書き込み命令をモニタした場合、制御記憶部にデ
ータを保管することによって、制御記憶部と第2のシス
テムとでデータを二重化することができる効果がある。
【0059】また、第2のシステムと通信監視制御装置
を接続するネットワークに障害が発生した場合、第1の
システムからの命令が第2のシステムに到達しない。し
かし、第1のシステムからの命令を制御記憶部に保管し
ておけば、ネットワークの障害が復旧したときに、処理
制御部が制御記憶部に保管しておいた第1のシステムか
らの命令を第2のシステムに送信し、第1のシステム
は、命令に対する応答を受け取ることができる効果があ
る。これにより、システムの全体の信頼性が向上できる
効果がある。
【0060】また、第2のシステムが備える情報記憶部
に対し、第1のシステムからデータの書き込み命令を送
信した場合、処理制御部が制御記憶部に上記第2のシス
テムに書き込むデータを保管する。そして、第2のシス
テムの情報記憶部にもデータの保管を行う。これによ
り、データの二重化をすることができ、ネットワークシ
ステムにおけるデータの保管に対する信頼性が向上する
効果がある。
【0061】また、処理制御部は、ネットワークの回線
の空き状況を調査する。このため、第2のシステムが情
報記憶部を備える場合、上記情報記憶部に書き込み命令
が集中し、書き込み動作が滞るような場合、制御記憶部
がデータを仮に保管しておき、回線の空いているときに
制御記憶部に保管したデータを第2のシステムの情報記
憶部に記憶させることができる。このため、ネットワー
クの回線使用効率を高めることができる効果がある。
【0062】また、第2のシステムがRAIDである場
合、処理制御部は、第1のシステムからのRAIDに対
するデータ書き込み命令を認識したとき、制御記憶部に
RAIDにおけるデータの書き込み位置を示す書き込み
位置情報を保管する。このため、処理制御部は、上記制
御記憶部に保管した書き込み位置情報に基づいて冗長デ
ータを生成することができる。そして、生成した冗長デ
ータを更新する命令を処理制御部が生成し、RAIDに
対して出力する。これにより、冗長データの生成及び更
新は、回線の空いているときに行うことができるように
なり、RAIDに対するデータ書き込み処理におけるオ
ーバーヘッドを従来よりも少なくすることができる効果
がある。
【0063】また、制御記憶部に冗長データ更新情報を
保管することができる。このため、ネットワークの回線
に空きがあるときに、冗長データ更新情報を参照し、未
更新の冗長データについて冗長データを生成し、RAI
Dに対して冗長データを書き込むことができる。これに
よって、ネットワークの回線使用効率を上げることがで
きる効果がある。
【0064】また、第2のシステムが備えている複数の
磁気ディスク装置の内、所定の磁気ディスク装置に障害
が発生しても、処理制御部は、正常に動作している磁気
ディスク装置に記憶されているデータを取り出して、障
害が発生している磁気ディスク装置に記憶されているデ
ータの再生をすることができる。このため、システムの
信頼性を向上できる効果がある。
【0065】また、上記ネットワークは、光LAN又は
ファイバチャネルである。このため、光LANやファイ
バチャネルをネットワークとして用いているシステムで
は、この発明の通信監視制御装置を既存のシステムに容
易に組み込むことができる効果がある。
【0066】また、変換部によってファイバチャネル上
を流れる10ビットの情報を8ビットに変換できる。こ
のため、通信監視制御装置は、8ビットの情報を処理す
ることができ、ファイバチャネルに接続しても何等支障
なく動作することができる効果がある。また、例えば、
SCSI上を流れる情報は8ビットであるため、通信監
視制御装置は、データのビット長を変換することなく、
SCSI上でも動作することができる効果がある。
【0067】また、この発明における通信監視制御方法
は、切り替えを行う工程を有するので、ネットワーク上
を流れる情報と情報を生成する工程において生成した第
1のシステム又は第2のシステムの動作を制御する情報
のいずれか一方をネットワークへ出力するようにでき
る。このため、第1のシステム及び第2のシステムの状
況に応じて、その動作を容易に制御することができる効
果がある。
【0068】また、通信監視制御方法は、ネットワーク
の回線の空き状況を調査する工程を備える。このため、
ネットワークの回線に空きがあるときに、第1のシステ
ム又は第2のシステムに対して何等かの動作を行わせる
ように、命令を出力することができる。このことは、回
線の使用効率を上げることができる効果がある。
【0069】また、通信監視制御方法は、書き込み位置
情報に基づいて冗長データを更新する工程を有する。こ
のため、第2のシステムがRAIDである場合、第1の
システムからの書き込み命令に従い、第2のシステムに
データを書き込むときに冗長データを更新しなくても、
回線の空いているときに冗長データの更新を行うことが
でき、回線の使用効率を上げる効果がある。
【0070】更に、通信監視制御方法は、冗長データ更
新情報をもとに冗長データを生成する。このため、回線
の空いているときに生成した冗長データをRAIDに対
して書き込む命令を出力することができる。これによ
り、回線の使用効率を上げることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1における通信監視制御装置を備
えたネットワークシステムの一例を示す構成図。
【図2】 図1における通信監視制御装置の詳細な構成
を説明する図。
【図3】 図1における磁気ディスク装置7〜11の接
続形態を示す図。
【図4】 この発明におけるファイバチャネル上を流れ
る情報の構成を示す図。
【図5】 実施の形態1における通信監視制御装置の動
作の一例を説明する図。
【図6】 この発明における通信監視制御方法の工程を
示す流れ図。
【図7】 この発明における通信監視制御方法の工程を
示す流れ図。
【図8】 実施の形態1におけるメモリ5、或いは、磁
気ディスク装置6に保管する情報の一例を示す図。
【図9】 実施の形態2における通信監視制御装置の動
作の一例を示す図。
【図10】 実施の形態3における通信監視制御装置に
よって保管される冗長データと書き込み位置情報の一例
を示す図。
【図11】 実施の形態3における通信監視制御装置の
動作を示す図。
【図12】 冗長データを生成する式を示す図。
【図13】 実施の形態4における通信監視制御装置に
よって保管される冗長データ更新情報と書き込み位置情
報の一例を示す図。
【図14】 実施の形態4における通信監視制御装置の
動作を示す図。
【図15】 実施の形態4における冗長データの生成方
法を示す図。
【図16】 実施の形態5における通信監視制御装置の
動作を示す図。
【図17】 実施の形態5における通信監視制御装置の
動作を示す図。
【図18】 従来の通信監視装置の構成を示す図。
【符号の説明】
1 第1のシステム、2 通信監視制御装置、2a,2
b コネクタ、3 モニタ部・スイッチ部、3a モニ
タ部、3b スイッチ部、3c モニタ部、3d スイ
ッチ部、4 裏制御部、5 メモリ、6,7,8,9,
10,11 磁気ディスク装置、12 制御記憶部、1
3 第2のシステム、14 RAID、15 ファイバ
チャネル、16 ドライバ、17a,17b,17c,
17d,17e ポート、18 バックパネル、20
a,20b 送信側制御部、21a,21b 受信側制
御部、22 処理制御部、23a,23b 変換部、2
4a,24b バッファ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 12/24 H04L 11/08 12/26 13/00 313 29/14 (56)参考文献 特開 昭64−76344(JP,A) 特開 平3−269719(JP,A) 特開 平4−23119(JP,A) 特開 平6−19633(JP,A) 特開 平6−119126(JP,A) 特開 平7−64870(JP,A) 特開 平7−98635(JP,A) Cornelius,R.S.“Ov erview amd Status of Fibre Channel." Proc.IEEE COMPCON, Vol.1994,No.Spring, (1994)pp.74−77. 高峰康“ファイバ・チャンネルを用い た高性能RAIDシステム”テレビジョ ン学会技術報告Vol.20,No.21 (1996−3−15)pp.35−39. (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/06 304 G06F 3/06 540 G06F 13/00 351 G06F 13/00 355 H04L 12/24 H04L 12/26 H04L 29/14 JICSTファイル(JOIS)

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のシステムと第2のシステムを接続
    するネットワークを監視・制御する通信監視制御装置に
    おいて、以下の要素を有することを特徴とする通信監視
    制御装置 (a)上記ネットワーク上を流れる情報をモニタするモ
    ニタ部、(b)上記モニタ部がモニタした情報を入力し
    て入力した情報に基づいて、上記ネットワークへ送信す
    る情報を生成する裏制御部、(c)上記裏制御部が生成
    したネットワークへ送信する情報と上記ネットワーク上
    を流れる情報とを入力し、いずれか一方をネットワーク
    へ出力するように切換を行うスイッチ部。
  2. 【請求項2】 上記裏制御部は、上記モニタ部より情報
    を入力する受信側制御部を備え、上記通信監視制御装置
    は、更に、上記受信制御部が入力した情報を保管する制
    御記憶部を備え、上記裏制御部は、上記受信側制御部が
    入力した情報の内容を解析し、上記制御記憶部へ保管さ
    れた情報に基づいて少なくとも上記第1のシステム及び
    上記第2のシステムのいずれか一方に対して送信する情
    報を生成する処理制御部と、上記処理制御部が生成した
    情報を上記スイッチ部へ出力する送信側制御部とを備え
    たことを特徴とする請求項1記載の通信監視制御装置。
  3. 【請求項3】 上記処理制御部は、上記制御記憶部に保
    管されている情報を取り出して、上記取り出した情報を
    用いて上記第1のシステム及び上記第2のシステムのい
    ずれか一方に対して所定の動作を行わせる情報を生成す
    ることを特徴とする請求項2記載の通信監視制御装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも上記第1のシステムと上記第
    2のシステムのいずれか一方は、情報を記憶する情報記
    憶部を備え、上記処理制御部は、上記制御記憶部に保管
    されている情報を取り出して、上記取り出した情報を上
    記情報記憶部に記憶させる命令を生成することを特徴と
    する請求項3記載の通信監視制御装置。
  5. 【請求項5】 上記処理制御部は、上記モニタ部がモニ
    タした上記ネットワーク上を流れる情報を基に上記ネッ
    トワークの回線の空き状況を調査して上記ネットワーク
    の回線に空きがある場合は、上記制御記憶部に保管され
    ている情報を取り出して、上記命令を生成することを特
    徴とする請求項4記載の通信監視制御装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも上記情報記憶部は、冗長デー
    タを記憶するRAID(redundant arra
    ys of inexpensive disk)であ
    ることを特徴とする請求項4記載の通信監視制御装置。
  7. 【請求項7】 上記処理制御部は、入力した情報が上記
    RAIDに書き込みを行う情報である場合、上記制御記
    憶部に上記RAIDにおける上記情報の書き込み位置を
    示す書き込み位置情報を保管するとともに、上記保管し
    た書き込み位置情報に基づいて冗長データを更新するこ
    とを特徴とする請求項6記載の通信監視制御装置。
  8. 【請求項8】 上記処理制御部は、入力した情報が上記
    RAIDに書き込みを行う情報である場合、上記制御記
    憶部に上記書き込みを行う情報を保管するとともに、上
    記RAIDにおいて冗長データの更新がどの情報に対し
    てまで終了しているかを示す冗長データ更新情報を保管
    することを特徴とする請求項6記載の通信監視制御装
    置。
  9. 【請求項9】 上記処理制御部は、上記モニタ部がモニ
    タした上記ネットワーク上を流れる情報を基に上記ネッ
    トワークの回線の空き状況を調査して上記ネットワーク
    の回線に空きがある場合は、上記制御記憶部に保管され
    ている上記冗長データ更新情報を取り出して、上記取り
    出した冗長データ更新情報を基に冗長データを生成して
    上記情報記憶部のRAIDに対して上記生成した冗長デ
    ータを記憶させる命令を生成することを特徴とする請求
    項8記載の通信監視制御装置。
  10. 【請求項10】 上記情報記憶部は、複数の磁気ディス
    ク装置を備え、上記処理制御部は、入力した情報が上記
    磁気ディスク装置に障害が発生していることを示してい
    る場合、正常に動作している磁気ディスク装置をアクセ
    スして上記冗長データを取得して情報を再生し、上記再
    生した情報を上記第1のシステム及び上記第2のシステ
    ムのいずれか一方に送信することを特徴とする請求項6
    記載の通信監視制御装置。
  11. 【請求項11】 上記制御記憶部は、上記情報記憶部に
    記憶される情報と同一の情報を冗長データとして記憶す
    ることを特徴とする請求項4記載の通信監視制御装置。
  12. 【請求項12】 上記ネットワークは、光LANである
    ことを特徴とする請求項1記載の通信監視制御装置。
  13. 【請求項13】 上記ネットワークは、ファイバチャネ
    ル(Fibre Chanel:ANSI(米国規格協
    会)で開発されている新しい規格の総称)であることを
    特徴とする請求項1記載の通信監視制御装置。
  14. 【請求項14】 上記裏制御部は、8ビットの情報を1
    0ビットの情報に変換するとともに10ビットの情報を
    8ビットに変換する変換部を備え、上記ネットワーク上
    を流れる情報は10ビットを1単位とする情報であり、
    上記変換部は、上記受信側制御部より10ビットを1単
    位とする情報を入力して、上記入力した情報を8ビット
    を1単位とする情報に変換して上記処理制御部に送信す
    るとともに、上記処理制御部より8ビットを1単位とす
    る情報を入力して、上記入力した情報を10ビットを1
    単位とする情報に変換して上記送信側制御部に送信する
    ことを特徴とする請求項2記載の通信監視制御装置。
  15. 【請求項15】 第1のシステムと第2のシステムを接
    続するネットワークを監視・制御する通信監視制御方法
    において、以下の工程を有することを特徴とする通信監
    視制御方法 (a)上記ネットワーク上を流れる情報をモニタする工
    程、(b)上記モニタする工程においてモニタした情報
    を入力して入力した情報に基づいて、上記ネットワーク
    へ送信する情報を生成する工程、(c)上記情報を生成
    する工程において生成したネットワークへ送信する情報
    と上記ネットワーク上を流れる情報とを入力し、いずれ
    か一方をネットワークへ出力するように切換を行う工
    程。
  16. 【請求項16】 上記通信監視制御方法は、更に、上記
    情報を生成する工程により入力した情報を保管する工程
    と、上記情報を保管する工程により保管した情報を取り
    出し上記取り出した情報を用いて上記第1のシステム及
    び上記第2のシステムのいずれか一方に対して所定の動
    作を行わせる情報を生成する工程とを備えたことを特徴
    とする請求項15記載の通信監視制御方法。
  17. 【請求項17】 上記通信監視制御方法は、更に、上記
    ネットワーク上を流れる情報を基に上記ネットワークの
    回線の空き状況を調査する工程を備えたことを特徴とす
    る請求項15記載の通信監視制御方法。
  18. 【請求項18】 上記通信監視制御方法は、更に、少な
    くとも上記第1のシステム及び上記第2のシステムのい
    ずれか一方が冗長データを記憶するRAIDを有する場
    合、上記RAIDにおける情報の書き込み位置を示す書
    き込み位置情報を保管する工程と、上記書き込み位置情
    報に基づいて冗長データを更新する工程とを備えたこと
    を特徴とする請求項15記載の通信監視制御方法。
  19. 【請求項19】 上記通信監視制御方法は、更に、上記
    RAIDにおいて冗長データの更新がどの情報に対して
    まで終了しているかを示す冗長データ更新情報を保管す
    る工程と、上記冗長データ更新情報を取り出して上記取
    り出した冗長データ更新情報を基に冗長データを生成し
    て上記RAIDに対して上記生成した情報を記憶させる
    命令を生成する工程とを備えたことを特徴とする請求項
    18記載の通信監視制御方法。
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