JP2864988B2 - 軟判定信号出力形受信機 - Google Patents
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- H03M13/00—Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バースト信号伝送に対
する受信において、誤り訂正復号器の誤り訂正能力を向
上させる軟判定信号を出力し、高信頼度のデータ伝送を
可能にする軟判定信号出力形受信機に関する。
する受信において、誤り訂正復号器の誤り訂正能力を向
上させる軟判定信号を出力し、高信頼度のデータ伝送を
可能にする軟判定信号出力形受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】誤り訂正符号を利用する場合,軟判定受
信信号を入力とする軟判定復号を行なうことができれ
ば,硬判定復号を行なう場合よりも訂正能力を向上でき
ることが知られている。例えば、白色ガウス雑音下で
は、8値軟判定復号は硬判定復号に比べSN比でほぼ2
dBの符号化利得が得られる(例えば、鮫島秀一、“軟
判定技術”、電子通信学会誌、vol.67,5,p
p.564−568,昭和59年)。
信信号を入力とする軟判定復号を行なうことができれ
ば,硬判定復号を行なう場合よりも訂正能力を向上でき
ることが知られている。例えば、白色ガウス雑音下で
は、8値軟判定復号は硬判定復号に比べSN比でほぼ2
dBの符号化利得が得られる(例えば、鮫島秀一、“軟
判定技術”、電子通信学会誌、vol.67,5,p
p.564−568,昭和59年)。
【0003】一方、符号間干渉が生じる通信路において
データ伝送を行なうためには、受信側で通信路上の符号
間干渉の影響を除去する等化方式が必要である。特に、
最尤系列推定方式(MLSE)は誤り率を最小にすると
いう意味で最適な等化方式として知られている(例え
ば、プロアキス著、ディジタル コミュニケーションズ
(第2版)、マグロウヒル、1989)。したがって、
等化と誤り訂正復号を同時に使用して高信頼度の通信を
行う場合には、それぞれに最適の方式を用いること、す
なわち、等化方式として最尤系列推定を、復号法として
軟判定復号を採用することが望ましい。
データ伝送を行なうためには、受信側で通信路上の符号
間干渉の影響を除去する等化方式が必要である。特に、
最尤系列推定方式(MLSE)は誤り率を最小にすると
いう意味で最適な等化方式として知られている(例え
ば、プロアキス著、ディジタル コミュニケーションズ
(第2版)、マグロウヒル、1989)。したがって、
等化と誤り訂正復号を同時に使用して高信頼度の通信を
行う場合には、それぞれに最適の方式を用いること、す
なわち、等化方式として最尤系列推定を、復号法として
軟判定復号を採用することが望ましい。
【0004】最尤系列推定器から軟判定出力を得る方式
は、最近種々検討されている(例えば、「データ信号受
信方式及び装置」(特開平03−284021号公
報)、「ビタービアルゴリズムを修正する方法及び装
置」(特開平02−288512号公報)、「信号のヴ
ィタビ分析で得られた2進数値の品質係数を発生させる
方法」(特開平04−501945号公報)、“SOF
T DECISION DECODING WITH
CHANNEL EQUALIZATION”(WO9
1/06165)、J.Hagenauer and
P.Hoeher,“A Viterbi Algor
ithm with soft−decision o
utputs and its applicatio
ns,”Proc. GLOBECOM ’89,Da
llas,Texas,pp.1680−1686,N
ov.1989、など)。
は、最近種々検討されている(例えば、「データ信号受
信方式及び装置」(特開平03−284021号公
報)、「ビタービアルゴリズムを修正する方法及び装
置」(特開平02−288512号公報)、「信号のヴ
ィタビ分析で得られた2進数値の品質係数を発生させる
方法」(特開平04−501945号公報)、“SOF
T DECISION DECODING WITH
CHANNEL EQUALIZATION”(WO9
1/06165)、J.Hagenauer and
P.Hoeher,“A Viterbi Algor
ithm with soft−decision o
utputs and its applicatio
ns,”Proc. GLOBECOM ’89,Da
llas,Texas,pp.1680−1686,N
ov.1989、など)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、移動通
信などでバースト伝送を行う場合など、バースト単位あ
るいは複数シンボル時間単位で受信条件(同一チャネル
干渉比、信号対雑音比)が大きく変化する場合がある。
受信条件が大きく異なる複数のバースト信号に対し、受
信条件の違いを考慮に入れない固定的な方法を用いる
と、得られる信頼度情報は等価的にバーストごとに異な
る基準から生成されることになり、必ずしも真の信頼度
を反映しなくなるという欠点があった。また、受信条件
の一部の違いに適応する能力のある信頼度情報生成法も
提案されてはいるが、処理が複雑になるなどの欠点があ
った。
信などでバースト伝送を行う場合など、バースト単位あ
るいは複数シンボル時間単位で受信条件(同一チャネル
干渉比、信号対雑音比)が大きく変化する場合がある。
受信条件が大きく異なる複数のバースト信号に対し、受
信条件の違いを考慮に入れない固定的な方法を用いる
と、得られる信頼度情報は等価的にバーストごとに異な
る基準から生成されることになり、必ずしも真の信頼度
を反映しなくなるという欠点があった。また、受信条件
の一部の違いに適応する能力のある信頼度情報生成法も
提案されてはいるが、処理が複雑になるなどの欠点があ
った。
【0006】本発明の目的は、簡易な信頼度情報生成方
法を用いながら、バーストごとに受信条件が異なっても
正しい信頼度情報を簡単に生成することのできる軟判定
信号出力形受信機を提供することにある。
法を用いながら、バーストごとに受信条件が異なっても
正しい信頼度情報を簡単に生成することのできる軟判定
信号出力形受信機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第一の本発明に係る軟判
定信号出力形受信機は、バースト信号を復調し、硬判定
信号を出力する復調器と、複数シンボル時間ごとの信号
品質情報から前記硬判定信号に対する信頼度情報を生成
する回路と、前記硬判定信号と前記信頼度情報とから軟
判定信号を生成する回路と、を有することを特徴とす
る。
定信号出力形受信機は、バースト信号を復調し、硬判定
信号を出力する復調器と、複数シンボル時間ごとの信号
品質情報から前記硬判定信号に対する信頼度情報を生成
する回路と、前記硬判定信号と前記信頼度情報とから軟
判定信号を生成する回路と、を有することを特徴とす
る。
【0008】さらに、第一の本発明に係る軟判定信号出
力形受信機に関し、前記複数シンボル時間を一バースト
長の時間とすることを特徴とする。
力形受信機に関し、前記複数シンボル時間を一バースト
長の時間とすることを特徴とする。
【0009】第二の本発明に係る軟判定信号出力形受信
機は、バースト信号を復調し、硬判定信号を出力する復
調器と、該復調器から復調過程情報を得て、前記硬判定
信号に対する信頼度情報を生成する回路と、前記硬判定
信号と前記信頼度情報とから軟判定信号を生成する回路
とを有する軟判定信号出力形受信機において、複数シン
ボル時間ごとの信号品質情報に基づいて、前記信頼度情
報の生成方法を前記複数シンボル時間ごとに時変とする
ことを特徴とする。
機は、バースト信号を復調し、硬判定信号を出力する復
調器と、該復調器から復調過程情報を得て、前記硬判定
信号に対する信頼度情報を生成する回路と、前記硬判定
信号と前記信頼度情報とから軟判定信号を生成する回路
とを有する軟判定信号出力形受信機において、複数シン
ボル時間ごとの信号品質情報に基づいて、前記信頼度情
報の生成方法を前記複数シンボル時間ごとに時変とする
ことを特徴とする。
【0010】さらに、第二の本発明に係る軟判定信号出
力形受信機に関し、さらに、前記信頼度情報の生成方法
を、複数個用意し、前記生成方法を前記複数シンボル時
間ごとに選択することを特徴とする。
力形受信機に関し、さらに、前記信頼度情報の生成方法
を、複数個用意し、前記生成方法を前記複数シンボル時
間ごとに選択することを特徴とする。
【0011】さらに、第二の本発明に係る軟判定信号出
力形受信機に関し、複数個で一組となる閾値セットをあ
らかじめ複数組用意し、前記信号品質情報に基づいて前
記複数シンボル時間ごとに用いる前記閾値セットを選択
し、選択した該閾値セットと前記復調過程情報を比較す
ることで、前記信頼度情報を得ることを特徴とする。
力形受信機に関し、複数個で一組となる閾値セットをあ
らかじめ複数組用意し、前記信号品質情報に基づいて前
記複数シンボル時間ごとに用いる前記閾値セットを選択
し、選択した該閾値セットと前記復調過程情報を比較す
ることで、前記信頼度情報を得ることを特徴とする。
【0012】さらに、第二の本発明に係る軟判定信号出
力形受信機に関し、前記複数シンボル時間を一バースト
長の時間とすることを特徴とする。
力形受信機に関し、前記複数シンボル時間を一バースト
長の時間とすることを特徴とする。
【0013】第三の本発明に係る軟判定信号出力形受信
機は、バースト信号を復調し、硬判定信号を出力する復
調器と、該復調器から復調過程情報を得て、前記硬判定
信号に対する信頼度情報を生成する回路と、前記信頼度
情報を複数シンボル時間ごとの信号品質情報に基づいて
それぞれ修正し、信頼度情報修正値を得る回路と、前記
硬判定信号と前記信頼度情報修正値とから軟判定信号を
生成する回路と、を有することを特徴とする。
機は、バースト信号を復調し、硬判定信号を出力する復
調器と、該復調器から復調過程情報を得て、前記硬判定
信号に対する信頼度情報を生成する回路と、前記信頼度
情報を複数シンボル時間ごとの信号品質情報に基づいて
それぞれ修正し、信頼度情報修正値を得る回路と、前記
硬判定信号と前記信頼度情報修正値とから軟判定信号を
生成する回路と、を有することを特徴とする。
【0014】さらに、第三の本発明に係る軟判定信号出
力形受信機に関し、前記複数シンボル時間を一バースト
長の時間とすることを特徴とする。
力形受信機に関し、前記複数シンボル時間を一バースト
長の時間とすることを特徴とする。
【0015】さらに、第三の本発明に係る軟判定信号出
力形受信機に関し、前記復調過程情報を、あらかじめ定
める複数個の閾値と比較することで、前記信頼度情報を
得ることを特徴とする。
力形受信機に関し、前記復調過程情報を、あらかじめ定
める複数個の閾値と比較することで、前記信頼度情報を
得ることを特徴とする。
【0016】さらに、第一、第二、第三の本発明に係る
軟判定信号出力形受信機に関し、前記復調器が、最尤系
列推定等化を行うことを特徴とする。
軟判定信号出力形受信機に関し、前記復調器が、最尤系
列推定等化を行うことを特徴とする。
【0017】さらに、第二、第三の本発明に係る軟判定
信号出力形受信機に関し、前記復調器が、最尤系列推定
等化を行い、前記復調過程情報は、該最尤系列推定等化
で用いる伝送路推定器の誤差信号に基づくものであるこ
とを特徴とする。
信号出力形受信機に関し、前記復調器が、最尤系列推定
等化を行い、前記復調過程情報は、該最尤系列推定等化
で用いる伝送路推定器の誤差信号に基づくものであるこ
とを特徴とする。
【0018】さらに、第二、第三の本発明に係る軟判定
信号出力形受信機に関し、前記復調器が、最尤系列推定
等化を行い、前記復調過程情報は、該最尤系列推定等化
における状態間のパスメトリックの差に基づくものであ
ることを特徴とする。
信号出力形受信機に関し、前記復調器が、最尤系列推定
等化を行い、前記復調過程情報は、該最尤系列推定等化
における状態間のパスメトリックの差に基づくものであ
ることを特徴とする。
【0019】さらに、第一、第二、第三の本発明に係る
軟判定信号出力形受信機に関し、前記複数シンボル時間
ごとの前記信号品質情報を、前記複数シンボル時間内で
の受信電界強度(RSSI)の平均値、RSSIの最小
値、シンボル間でのRSSI変動量の前記複数シンボル
時間ごとの平均値、のいずれか、あるいはその組み合わ
せとすることを特徴とする。
軟判定信号出力形受信機に関し、前記複数シンボル時間
ごとの前記信号品質情報を、前記複数シンボル時間内で
の受信電界強度(RSSI)の平均値、RSSIの最小
値、シンボル間でのRSSI変動量の前記複数シンボル
時間ごとの平均値、のいずれか、あるいはその組み合わ
せとすることを特徴とする。
【0020】さらに、第一、第二、第三の本発明に係る
軟判定信号出力形受信機に関し、前記複数シンボル時間
を一バースト長の時間とし、バースト時間ごとの前記信
号品質情報を、RSSIのバースト内平均値、RSSI
のバースト内最小値、シンボル間でのRSSI変動量の
バースト内平均値、バースト内の既知信号部分を復調す
る際の誤り個数、復調器誤差信号の二乗平均値、バース
ト内の既知信号部分より求めた等化不能な干渉量、のい
ずれか、あるいはその組み合わせで与えることを特徴と
する。
軟判定信号出力形受信機に関し、前記複数シンボル時間
を一バースト長の時間とし、バースト時間ごとの前記信
号品質情報を、RSSIのバースト内平均値、RSSI
のバースト内最小値、シンボル間でのRSSI変動量の
バースト内平均値、バースト内の既知信号部分を復調す
る際の誤り個数、復調器誤差信号の二乗平均値、バース
ト内の既知信号部分より求めた等化不能な干渉量、のい
ずれか、あるいはその組み合わせで与えることを特徴と
する。
【0021】さらに、第一、第二、第三の本発明に係る
軟判定信号出力形受信機に関し、前記複数シンボル時間
ごとの前記信号品質情報を、前記複数シンボル時間内で
のRSSIの平均値、RSSIの最小値、シンボル間で
のRSSI変動量の前記複数シンボル時間内での平均
値、のいずれか、あるいはその組み合わせと、バースト
内の既知信号部分を復調する際の誤り個数、バースト内
の既知信号部分を復調する際の復調器誤差信号の二乗平
均値、バースト内の既知信号部分より求めた等化不能な
干渉量、のいずれか、あるいはその組み合わせと、によ
り与えることを特徴とする。
軟判定信号出力形受信機に関し、前記複数シンボル時間
ごとの前記信号品質情報を、前記複数シンボル時間内で
のRSSIの平均値、RSSIの最小値、シンボル間で
のRSSI変動量の前記複数シンボル時間内での平均
値、のいずれか、あるいはその組み合わせと、バースト
内の既知信号部分を復調する際の誤り個数、バースト内
の既知信号部分を復調する際の復調器誤差信号の二乗平
均値、バースト内の既知信号部分より求めた等化不能な
干渉量、のいずれか、あるいはその組み合わせと、によ
り与えることを特徴とする。
【0022】
【作用】高速バースト伝送を考慮すると、受信条件はバ
ースト単位あるいは複数シンボル時間単位で変化する。
このとき、バースト単位あるいは複数シンボル時間単位
の信頼度情報によりシンボル単位の信頼度情報生成手法
を適応的に変化させる、または、別途求められたシンボ
ル単位の信頼度情報をバースト単位あるいは複数シンボ
ル時間単位の信頼度情報により修正すれば、簡単な処理
で受信条件の変化を信頼度情報生成に反映させることが
可能になる。
ースト単位あるいは複数シンボル時間単位で変化する。
このとき、バースト単位あるいは複数シンボル時間単位
の信頼度情報によりシンボル単位の信頼度情報生成手法
を適応的に変化させる、または、別途求められたシンボ
ル単位の信頼度情報をバースト単位あるいは複数シンボ
ル時間単位の信頼度情報により修正すれば、簡単な処理
で受信条件の変化を信頼度情報生成に反映させることが
可能になる。
【0023】
【実施例】以下、2値変調を例にとり、図面を用いて本
発明を説明するが、本発明は多値変調の場合にも適用で
きる。
発明を説明するが、本発明は多値変調の場合にも適用で
きる。
【0024】本発明の軟判定信号出力形受信機は、図3
に示すように、デインタリーバ220、軟判定復号器2
30とともに用いられることでその効果を発揮する。こ
れに対応するため、送信側では、データ系列は誤り訂正
符号化され、インタリーブが施された後、変調されて送
信されている。移動通信などでは、信号はバースト伝送
される場合が多い。例えば、図4に示すTDMAバース
ト伝送では、各ユーザにはスロットと呼ばれる連続した
時間単位が割り当てられ、自分のスロットの時間に信号
伝送が行われる(この例では1バースト長は1スロット
長となる)。
に示すように、デインタリーバ220、軟判定復号器2
30とともに用いられることでその効果を発揮する。こ
れに対応するため、送信側では、データ系列は誤り訂正
符号化され、インタリーブが施された後、変調されて送
信されている。移動通信などでは、信号はバースト伝送
される場合が多い。例えば、図4に示すTDMAバース
ト伝送では、各ユーザにはスロットと呼ばれる連続した
時間単位が割り当てられ、自分のスロットの時間に信号
伝送が行われる(この例では1バースト長は1スロット
長となる)。
【0025】さて、移動通信などでは、図5の例に示さ
れるように、フェージングによる信号レベルは1バース
ト内ではさほど大きく変化せず、信号の落ち込みは特定
のスロットに集中するという場合がある。この現象は、
フェージング周波数に比べ高速のバースト伝送を行うと
きに観測されるが、このとき、同一チャネル干渉比、信
号対雑音比などで示される受信条件は、バーストを単位
に変化している。軟判定信号は、硬判定信号と硬判定信
号の信頼度とから生成されるが、この信頼度は信号の受
信条件に大きく依存する。したがって、高速バースト伝
送においては、信頼度は、同一バースト内の各シンボル
間では大きな差がつかず、むしろバーストを単位に大き
な差をもつことになる。さらに、インタリーブが併用さ
れている場合、インタリーバ120により伝送路上で異
なるバーストに一度分散された信号が、デインタリーバ
220で再び時間軸上で連続するように集められるの
で、図3の軟判定復号器230の入力では、バーストご
との判定信号の信頼度の差が軟判定復号特性にますます
大きな影響を及ぼすようになる。
れるように、フェージングによる信号レベルは1バース
ト内ではさほど大きく変化せず、信号の落ち込みは特定
のスロットに集中するという場合がある。この現象は、
フェージング周波数に比べ高速のバースト伝送を行うと
きに観測されるが、このとき、同一チャネル干渉比、信
号対雑音比などで示される受信条件は、バーストを単位
に変化している。軟判定信号は、硬判定信号と硬判定信
号の信頼度とから生成されるが、この信頼度は信号の受
信条件に大きく依存する。したがって、高速バースト伝
送においては、信頼度は、同一バースト内の各シンボル
間では大きな差がつかず、むしろバーストを単位に大き
な差をもつことになる。さらに、インタリーブが併用さ
れている場合、インタリーバ120により伝送路上で異
なるバーストに一度分散された信号が、デインタリーバ
220で再び時間軸上で連続するように集められるの
で、図3の軟判定復号器230の入力では、バーストご
との判定信号の信頼度の差が軟判定復号特性にますます
大きな影響を及ぼすようになる。
【0026】以上をまとめると、インタリーブを用いた
高速バースト伝送では、軟判定信号を生成する際の硬判
定信号の信頼度を、バーストごとの受信信号品質で決定
し、同一バースト内においては同一の信頼度を用いるよ
うにすれば、最も簡単な方法でバースト間で大きく異な
る受信条件を考慮した軟判定信号生成が可能となる。第
一の本発明は、この考え方に基づいて提案されたもので
ある。
高速バースト伝送では、軟判定信号を生成する際の硬判
定信号の信頼度を、バーストごとの受信信号品質で決定
し、同一バースト内においては同一の信頼度を用いるよ
うにすれば、最も簡単な方法でバースト間で大きく異な
る受信条件を考慮した軟判定信号生成が可能となる。第
一の本発明は、この考え方に基づいて提案されたもので
ある。
【0027】図1は、第一の本発明である軟判定信号出
力形受信機の基本構成を示した図である。バースト受信
信号は復調器11に入力され、2値(ここでは“0”、
“1”とする)の硬判定信号系列が得られる。一方、受
信バーストの受信条件を反映した信号品質情報が別途求
められ、それが信頼度情報生成回路13で信頼度情報に
変換される。例えば4値の信頼度情報を生成する場合、
信頼度情報生成回路13の動作としては、図11に示す
ように3個の閾値{TL 、TM 、TH }のセットを用意
し、信号品質情報の値とそれらの閾値との大小関係によ
り、“0”、“1”、“2”、“3”(ここでは、値が
大きいほど信頼度は大とする)の4値の信頼度情報に変
換するという簡易な処理がある。この例では、信頼度情
報は4値として説明したが、一般には、必要に応じてよ
り多くのレベルを持つ多値信号(M値とする)となる。
軟判定信号生成回路13は、各硬判定信号とこの信頼度
情報とからそれぞれ2M値の軟判定信号を生成する。例
えば、硬判定信号が“0”、“1”の2値、信頼度情報
が“0”〜“3”の4値としたときは、以下のような変
換により、“0”〜“7”までの8値をとる軟判定信号
に変換される。
力形受信機の基本構成を示した図である。バースト受信
信号は復調器11に入力され、2値(ここでは“0”、
“1”とする)の硬判定信号系列が得られる。一方、受
信バーストの受信条件を反映した信号品質情報が別途求
められ、それが信頼度情報生成回路13で信頼度情報に
変換される。例えば4値の信頼度情報を生成する場合、
信頼度情報生成回路13の動作としては、図11に示す
ように3個の閾値{TL 、TM 、TH }のセットを用意
し、信号品質情報の値とそれらの閾値との大小関係によ
り、“0”、“1”、“2”、“3”(ここでは、値が
大きいほど信頼度は大とする)の4値の信頼度情報に変
換するという簡易な処理がある。この例では、信頼度情
報は4値として説明したが、一般には、必要に応じてよ
り多くのレベルを持つ多値信号(M値とする)となる。
軟判定信号生成回路13は、各硬判定信号とこの信頼度
情報とからそれぞれ2M値の軟判定信号を生成する。例
えば、硬判定信号が“0”、“1”の2値、信頼度情報
が“0”〜“3”の4値としたときは、以下のような変
換により、“0”〜“7”までの8値をとる軟判定信号
に変換される。
【0028】・変換例1:硬判定信号の値に関わらず、 (軟判定信号)=(硬判定信号)×4+(信頼度情報) ・変換例2:硬判定信号の値が“1”のとき、 (軟判定信号)=(硬判定信号)×4+(信頼度情報) 硬判定信号の値が“0”のとき、 (軟判定信号)=(硬判定信号)×4+(3−(信頼度
情報)) いずれにせよ、8値の軟判定信号を3ビットで表現した
とき、最上位ビット(MSB)が硬判定信号の値を、そ
の他のビットが信頼度情報に基づいて形成される。以上
のようにして求めた軟判定信号は、その信頼度情報がバ
ーストごとの信号品質情報に基づいて生成されているの
で、バーストごとの受信条件の違いを反映したものにな
っている。
情報)) いずれにせよ、8値の軟判定信号を3ビットで表現した
とき、最上位ビット(MSB)が硬判定信号の値を、そ
の他のビットが信頼度情報に基づいて形成される。以上
のようにして求めた軟判定信号は、その信頼度情報がバ
ーストごとの信号品質情報に基づいて生成されているの
で、バーストごとの受信条件の違いを反映したものにな
っている。
【0029】信頼度情報生成に関わる信号品質情報の例
としては、図2に示すような情報を利用することが出来
る。図2(a)のタイプは、受信電界強度(RSSI)
に基づいて信号品質情報を規定するもので、バースト内
のRSSI平均値、バースト内のRSSI最小値、シン
ボル間RSSI変動量の平均値などの例が考えられる。
(b)のタイプは、復調結果の誤り率に基づいて信号品
質情報を規定するもので、バースト中のトレーニング信
号部分を復調したときの誤りの数などがある。(c)の
タイプは、復調器11の復調過程の情報に基づいて信号
品質情報を規定するもので、残留干渉電力量、あるいは
復調器11の判定誤差信号の二乗平均値などがある。こ
こで、残留干渉電力量とは、復調器11で等化不能な符
号間干渉に関する伝送路応答の電力のことで、この場合
の復調器11としては、最尤系列推定器(MLSE)な
ど等化能力を有するものを利用することを想定してい
る。具体的には、残留干渉電力量としては伝送路応答全
体の電力で正規化された値を用い、図6に示すようなイ
ンパルス応答をもつ伝送路の場合、次のように計算され
る。
としては、図2に示すような情報を利用することが出来
る。図2(a)のタイプは、受信電界強度(RSSI)
に基づいて信号品質情報を規定するもので、バースト内
のRSSI平均値、バースト内のRSSI最小値、シン
ボル間RSSI変動量の平均値などの例が考えられる。
(b)のタイプは、復調結果の誤り率に基づいて信号品
質情報を規定するもので、バースト中のトレーニング信
号部分を復調したときの誤りの数などがある。(c)の
タイプは、復調器11の復調過程の情報に基づいて信号
品質情報を規定するもので、残留干渉電力量、あるいは
復調器11の判定誤差信号の二乗平均値などがある。こ
こで、残留干渉電力量とは、復調器11で等化不能な符
号間干渉に関する伝送路応答の電力のことで、この場合
の復調器11としては、最尤系列推定器(MLSE)な
ど等化能力を有するものを利用することを想定してい
る。具体的には、残留干渉電力量としては伝送路応答全
体の電力で正規化された値を用い、図6に示すようなイ
ンパルス応答をもつ伝送路の場合、次のように計算され
る。
【0030】
【数1】
【0031】ここで、伝送路応答をhk (k=0,M)
とし、h0 を希望波の応答、hk (k=1,L)を等化
範囲の伝送路応答、hk (k=L+1,M)を等化不能
な範囲の伝送路応答としている。
とし、h0 を希望波の応答、hk (k=1,L)を等化
範囲の伝送路応答、hk (k=L+1,M)を等化不能
な範囲の伝送路応答としている。
【0032】信号品質情報は上で述べたいずれか単独の
情報で表現してもよいが、RSSI平均値と残留干渉電
力量との組み合わせなど、複数の情報の組み合わせで表
現してもよい。
情報で表現してもよいが、RSSI平均値と残留干渉電
力量との組み合わせなど、複数の情報の組み合わせで表
現してもよい。
【0033】以上では、受信条件を反映した信号品質情
報を求める時間単位を一バースト長(1スロット長)と
したため、信頼度情報は同一バースト内では全て同じ値
をとることになる。しかしながら、バースト伝送の速度
がより低速になれば、バースト内でも受信条件に違いを
生じるようになる。バースト長より短い複数シンボル時
間を1ブロックとし、1バーストを複数のブロックに分
割し、このブロック単位で信号品質情報を求め、ブロッ
ク単位で信頼度情報を生成するようにしてもよい。
報を求める時間単位を一バースト長(1スロット長)と
したため、信頼度情報は同一バースト内では全て同じ値
をとることになる。しかしながら、バースト伝送の速度
がより低速になれば、バースト内でも受信条件に違いを
生じるようになる。バースト長より短い複数シンボル時
間を1ブロックとし、1バーストを複数のブロックに分
割し、このブロック単位で信号品質情報を求め、ブロッ
ク単位で信頼度情報を生成するようにしてもよい。
【0034】第2の本発明に係る軟判定信号出力形受信
機は、信号品質情報に基づき、信頼度情報の生成方法自
身を変えることにより、バーストあるいはブロックごと
の受信条件の違いを反映した信頼度情報を生成するもの
である。第2の本発明の軟判定信号出力形受信機の基本
構成を図7に、従来の軟判定出力形受信機の構成を図8
に示す。
機は、信号品質情報に基づき、信頼度情報の生成方法自
身を変えることにより、バーストあるいはブロックごと
の受信条件の違いを反映した信頼度情報を生成するもの
である。第2の本発明の軟判定信号出力形受信機の基本
構成を図7に、従来の軟判定出力形受信機の構成を図8
に示す。
【0035】復調器11はバースト信号を復調し、硬判
定信号を得る。時変信頼度情報生成回路40は、復調器
11より復調過程の情報を得て、硬判定信号に対する信
頼度情報を生成する。復調過程情報としては、判定誤差
信号などを用いればよい。時変信頼度情報生成回路40
は、バーストあるいはブロック時間ごとの信号品質情報
を得て、該信号品質情報に基づいて信頼度情報の生成方
法をバーストあるいはブロック時間ごとに変える。軟判
定信号生成回路12は、硬判定信号と信頼度情報とから
軟判定信号を生成する。
定信号を得る。時変信頼度情報生成回路40は、復調器
11より復調過程の情報を得て、硬判定信号に対する信
頼度情報を生成する。復調過程情報としては、判定誤差
信号などを用いればよい。時変信頼度情報生成回路40
は、バーストあるいはブロック時間ごとの信号品質情報
を得て、該信号品質情報に基づいて信頼度情報の生成方
法をバーストあるいはブロック時間ごとに変える。軟判
定信号生成回路12は、硬判定信号と信頼度情報とから
軟判定信号を生成する。
【0036】符号間干渉がある伝送路を通してバースト
伝送を行う場合は、復調器11としては、最尤系列推定
器(MLSE)など等化能力を有するものを利用する。
このとき、復調過程情報としては、例えば、伝送路推定
器の誤差信号、状態間の生残りパスのパスメトリック値
の差などを用いることが出来る。
伝送を行う場合は、復調器11としては、最尤系列推定
器(MLSE)など等化能力を有するものを利用する。
このとき、復調過程情報としては、例えば、伝送路推定
器の誤差信号、状態間の生残りパスのパスメトリック値
の差などを用いることが出来る。
【0037】また、信号品質情報としては、第1の本発
明の実施例と同様の諸情報、あるいはその組み合わせを
用いることが出来る。
明の実施例と同様の諸情報、あるいはその組み合わせを
用いることが出来る。
【0038】信頼度情報の生成方法をバーストあるいは
ブロック時間ごとの信号品質情報に基づき時変とする方
法としては、例えば次の方法がある。 ・あらかじめ信頼度情報生成方法を複数個用意してお
き、信号品質情報に基づいて、そのときの受信条件に適
した生成方法を選択する(図9) また、信頼度情報生成方法は、例えば、複数の閾値と比
較することで復調過程情報を信頼度情報に変換するとい
う簡易な方法に固定しておき、そこで用いる閾値を時間
的に変化させることで等価的に生成方法を時変にするよ
うにしてもよい。これには、図11に示すように、 ・閾値をあらかじめ複数通り用意しておき、信号品質情
報に基づいて、そのときの受信条件に適したパラメータ
セットを選択する(図10a))。 ・信号品質情報に基づいて、受信条件に適したパラメー
タをその都度計算して求める(図10b))。 などの方法がある。
ブロック時間ごとの信号品質情報に基づき時変とする方
法としては、例えば次の方法がある。 ・あらかじめ信頼度情報生成方法を複数個用意してお
き、信号品質情報に基づいて、そのときの受信条件に適
した生成方法を選択する(図9) また、信頼度情報生成方法は、例えば、複数の閾値と比
較することで復調過程情報を信頼度情報に変換するとい
う簡易な方法に固定しておき、そこで用いる閾値を時間
的に変化させることで等価的に生成方法を時変にするよ
うにしてもよい。これには、図11に示すように、 ・閾値をあらかじめ複数通り用意しておき、信号品質情
報に基づいて、そのときの受信条件に適したパラメータ
セットを選択する(図10a))。 ・信号品質情報に基づいて、受信条件に適したパラメー
タをその都度計算して求める(図10b))。 などの方法がある。
【0039】第3の本発明に係る軟判定信号出力形受信
機は、一度得られた信頼度情報を信号品質情報に基づき
バーストあるいはブロック単位に修正することで、バー
ストあるいはブロックごとの受信条件の違いを反映した
信頼度情報を生成するものである。第3の本発明の軟判
定信号出力形受信機の実施例を図12に示す。
機は、一度得られた信頼度情報を信号品質情報に基づき
バーストあるいはブロック単位に修正することで、バー
ストあるいはブロックごとの受信条件の違いを反映した
信頼度情報を生成するものである。第3の本発明の軟判
定信号出力形受信機の実施例を図12に示す。
【0040】図12a)では、復調器11はバースト信
号を復調し、硬判定信号を得る。信頼度情報生成回路5
0は、復調器11より復調過程の情報を得て、硬判定信
号に対する信頼度情報を生成する。信頼度情報修正回路
51は、バーストあるいはブロック時間ごとの信号品質
情報を得て、該信号品質情報に基づいて、入力された信
頼度情報を修正する。修正処理は、該バーストあるいは
該ブロック時間内の信頼度情報に対しては共通に実施さ
れる。軟判定信号生成回路12は、硬判定信号と得られ
た信頼度情報修正値とから軟判定信号を生成する。
号を復調し、硬判定信号を得る。信頼度情報生成回路5
0は、復調器11より復調過程の情報を得て、硬判定信
号に対する信頼度情報を生成する。信頼度情報修正回路
51は、バーストあるいはブロック時間ごとの信号品質
情報を得て、該信号品質情報に基づいて、入力された信
頼度情報を修正する。修正処理は、該バーストあるいは
該ブロック時間内の信頼度情報に対しては共通に実施さ
れる。軟判定信号生成回路12は、硬判定信号と得られ
た信頼度情報修正値とから軟判定信号を生成する。
【0041】符号間干渉がある伝送路を通してバースト
伝送を行う場合は、復調器11としては、最尤系列推定
器(MLSE)など等化能力を有するものを利用する。
このとき、復調過程情報としては、例えば、伝送路推定
器の誤差信号、状態間の生残りパスのパスメトリック値
の差などを用いることが出来る。
伝送を行う場合は、復調器11としては、最尤系列推定
器(MLSE)など等化能力を有するものを利用する。
このとき、復調過程情報としては、例えば、伝送路推定
器の誤差信号、状態間の生残りパスのパスメトリック値
の差などを用いることが出来る。
【0042】また、信号品質情報としては、第1の本発
明の実施例と同様の諸情報、あるいはその組み合わせを
用いることが出来る。
明の実施例と同様の諸情報、あるいはその組み合わせを
用いることが出来る。
【0043】信頼度情報修正回路51は、例えば図13
のような構成が考えられる。図13a)では、バースト
あるいはブロック時間ごとの信号品質が良好と判断され
た時は、該バーストあるいは該ブロック時間内に入力さ
れた信頼度情報をそのまま出力し、該信号品質が劣悪と
判断された時は入力された信頼度情報を全て一定値(例
えば最低値の“0”)に変換して出力される。または、
図13b)のように、入力される信頼度情報から有る値
を減じて信頼度情報修正値(ただし、修正値の最低値は
“0”に設定する)を得ることとし、その減じる値は該
バーストあるいは該ブロック時間内では同一で、それを
信号品質情報に基づいて決定するようにしてもよい。
のような構成が考えられる。図13a)では、バースト
あるいはブロック時間ごとの信号品質が良好と判断され
た時は、該バーストあるいは該ブロック時間内に入力さ
れた信頼度情報をそのまま出力し、該信号品質が劣悪と
判断された時は入力された信頼度情報を全て一定値(例
えば最低値の“0”)に変換して出力される。または、
図13b)のように、入力される信頼度情報から有る値
を減じて信頼度情報修正値(ただし、修正値の最低値は
“0”に設定する)を得ることとし、その減じる値は該
バーストあるいは該ブロック時間内では同一で、それを
信号品質情報に基づいて決定するようにしてもよい。
【0044】また、第3の本発明の軟判定信号出力形受
信機の実施例として、図12b)のように、硬判定信号
と信頼度情報とから軟判定信号を一度、生成した上で、
信号品質情報によりこの軟判定信号を修正する形で等価
的に信頼度情報を修正してもよい。
信機の実施例として、図12b)のように、硬判定信号
と信頼度情報とから軟判定信号を一度、生成した上で、
信号品質情報によりこの軟判定信号を修正する形で等価
的に信頼度情報を修正してもよい。
【0045】以上、第1から第3の本発明の軟判定信号
出力形受信機を実施例を用いて説明したが、上で述べた
各処理は、ディジタル信号プロセッサ(DSP)を用い
てソフトウエアにより実施してもよい。
出力形受信機を実施例を用いて説明したが、上で述べた
各処理は、ディジタル信号プロセッサ(DSP)を用い
てソフトウエアにより実施してもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明により、バースト伝送を行う伝送
方式において、バースト単位あるいは複数シンボル時間
単位で変化する受信条件を反映した、より高品質の軟判
定信号出力が受信機から得られる。この軟判定信号が誤
り訂正復号器に供給され、軟判定誤り訂正が実行される
ことで、高信頼度のデータ伝送が可能となる。
方式において、バースト単位あるいは複数シンボル時間
単位で変化する受信条件を反映した、より高品質の軟判
定信号出力が受信機から得られる。この軟判定信号が誤
り訂正復号器に供給され、軟判定誤り訂正が実行される
ことで、高信頼度のデータ伝送が可能となる。
【図1】第1の本発明の軟判定信号出力形受信機の基本
構成を示す図
構成を示す図
【図2】信号品質情報の生成方法の例を示す図
【図3】軟判定信号出力形受信機を利用した誤り訂正方
式を示す図
式を示す図
【図4】バースト信号フォーマットの例を示す図
【図5】高速バースト伝送時の受信電界強度の時間変化
の例を示す図
の例を示す図
【図6】伝送路応答の例を示す図
【図7】第2の本発明の軟判定信号出力形受信機の基本
構成を示す図
構成を示す図
【図8】従来の軟判定出力形受信機を示す図
【図9】第2の本発明の実施例を示す図
【図10】第2の本発明の別の実施例を示す図
【図11】信頼度情報生成法の例を説明するための図
【図12】第3の本発明の実施例を示す図
【図13】信頼度情報修正回路の実施例を示す図
11 復調器 12 軟判定信号生成回路 13 信頼度情報生成回路 40 時変信頼度情報生成回路 41 信頼度情報生成回路 42、44 制御回路 43 しきい値セット記憶 45 比較器 46 しきい値計算回路 50 信頼度情報生成回路 51 信頼度情報修正回路 52 軟判定信号修正回路 53 制御回路 54 オフセット値生成回路 110 誤り訂正符号器 120 インタリーバ 130 送信機 210 軟判定信号出力形受信機 220 デインタリーバ 230 軟判定復号器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−79615(JP,A) 特開 平6−21985(JP,A) 特開 平3−154521(JP,A) 特開 平3−284021(JP,A) 特開 平4−183041(JP,A) 特開 昭64−81539(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 27/00 - 27/38 H03M 13/12 H04L 1/00
Claims (19)
- 【請求項1】バースト信号を復調し、硬判定信号を出力
する復調器と、 該復調器から復調過程情報を得て、前記硬判定信号に対
する信頼度情報を生成する回路と、前記硬判定信号と前
記信頼度情報とから軟判定信号を生成する回路とを有す
る軟判定信号出力形受信機において、 複数シンボル時間ごとの信号品質情報に基づいて、前記
信頼度情報の生成方法を前記複数シンボル時間ごとに時
変とすることを特徴とする軟判定信号出力形受信機。 - 【請求項2】前記信頼度情報の生成方法を、複数個用意
し、前記生成方法を前記複数シンボル時間ごとに選択す
ることを特徴とする請求項1に記載の軟判定信号出力形
受信機。 - 【請求項3】複数個で一組となる閾値セットをあらかじ
め複数組用意し、前記信号品質情報に基づいて前記複数
シンボル時間ごとに用いる前記閾値セットを選択し、選
択した該閾値セットと前記復調過程情報を比較すること
で、前記信頼度情報を得ることを特徴とする請求項1に
記載の軟判定信号出力形受信機。 - 【請求項4】前記複数シンボル時間を一バースト長の時
間とすることを特徴とする請求項1、2または3に記載
の軟判定信号出力形受信機。 - 【請求項5】バースト信号を復調し、硬判定信号を出力
する復調器と、 該復調器から復調過程情報を得て、前記硬判定信号に対
する信頼度情報を生成する回路と、 前記信頼度情報を複数シンボル時間ごとの信号品質情報
に基づいてそれぞれ修正し、信頼度情報修正値を得る回
路と、 前記硬判定信号と前記信頼度情報修正値とから軟判定信
号を生成する回路とを有することを特徴とする軟判定信
号出力形受信機。 - 【請求項6】前記複数シンボル時間を一バースト長の時
間とすることを特徴とする請求項5に記載の軟判定信号
出力形受信機。 - 【請求項7】前記復調過程情報を、あらかじめ定める複
数個の閾値と比較することで、前記信頼度情報を得るこ
とを特徴とする請求項5に記載の軟判定信号出力形受信
機。 - 【請求項8】前記復調器は、最尤系列推定等化を行うこ
とを特徴とする、請求項1または5に記載の軟判定信号
出力形受信機。 - 【請求項9】前記復調器は、最尤系列推定等化を行い、
前記復調過程情報は、該最尤系列推定等化で用いる伝送
路推定器の誤差信号に基づくものであることを特徴とす
る請求項1または5に記載の軟判定信号出力形受信機。 - 【請求項10】前記復調器は、最尤系列推定等化を行
い、前記復調過程情報は、該最尤系列推定等化における
状態間のパスメトリックの差に基づくものであることを
特徴とする請求項1または5に記載の軟判定信号出力形
受信機。 - 【請求項11】前記複数シンボル時間ごとの前記信号品
質情報が、前記複数シンボル時間内での受信電界強度
(RSSI)の平均値を含むことを特徴とする、請求項
1または5に記載の軟判定信号出力形受信機。 - 【請求項12】前記複数シンボル時間ごとの前記信号品
質情報が、前記複数シンボル時間内での受信電界強度
(RSSI)の最小値を含むことを特徴とする、請求項
1、5または11に記載の軟判定信号出力形受信機。 - 【請求項13】前記複数シンボル時間ごとの前記信号品
質情報が、前記シンボル間での受信電界強度(RSS
I)変動量の前記複数シンボル時間ごとの平均値を含む
ことを特徴とする、請求項1、5、11または12に記
載の軟判定信号出力形受信機。 - 【請求項14】前記複数シンボル時間を一バースト長の
時間とし、バースト時間ごとの前記信号品質情報が、受
信電界強度(RSSI)のバースト内平均値を含むこと
を特徴とする請求項1または5に記載の軟判定信号出力
形受信機。 - 【請求項15】前記複数シンボル時間を一バースト長の
時間とし、バースト時間ごとの前記信号品質情報が、受
信電界強度(RSSI)のバースト内最小値を含むこと
を特徴とする請求項1、5または14に記載の軟判定信
号出力形受信機。 - 【請求項16】前記複数シンボル時間を一バースト長の
時間とし、バースト時間ごとの前記信号品質情報が、シ
ンボル間での受信電界強度(RSSI)変動量のバース
ト内平均値を含むことを特徴とする請求項1、5、14
または15に記載の軟判定信号出力形受信機。 - 【請求項17】前記複数シンボル時間を一バースト長の
時間とし、バースト時間ごとの前記信号品質情報が、バ
ースト内の既知信号部分を復調する際の誤り個数を含む
ことを特徴とする請求項1、5、14、15または16
に記載の軟判定信号出力形受信機。 - 【請求項18】前記複数シンボル時間を一バースト長の
時間とし、バースト時間ごとの前記信号品質情報が、復
調器誤差信号の二乗平均値を含むことを特徴とする請求
項1、5、14、15、16または17に記載の軟判定
信号出力形受信機。 - 【請求項19】前記複数シンボル時間を一バースト長の
時間とし、バースト時間ごとの前記信号品質情報が、バ
ースト内の既知信号部分より求めた等化不能な干渉量を
含むことを特徴とする請求項1、5、14、15、1
6、17または18に記載の軟判定信号出力形受信機。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6138821A JP2864988B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 軟判定信号出力形受信機 |
AU21780/95A AU683556B2 (en) | 1994-06-21 | 1995-06-20 | Soft decision signal outputting receiver |
EP95304297A EP0689312A3 (en) | 1994-06-21 | 1995-06-20 | Receiver with output of analog value decisions |
CA002152315A CA2152315C (en) | 1994-06-21 | 1995-06-21 | Soft decision signal outputting receiver |
US08/493,158 US5621764A (en) | 1994-06-21 | 1995-06-21 | Soft decision signal outputting receiver |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6138821A JP2864988B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 軟判定信号出力形受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH088989A JPH088989A (ja) | 1996-01-12 |
JP2864988B2 true JP2864988B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=15231022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6138821A Expired - Lifetime JP2864988B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 軟判定信号出力形受信機 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5621764A (ja) |
EP (1) | EP0689312A3 (ja) |
JP (1) | JP2864988B2 (ja) |
AU (1) | AU683556B2 (ja) |
CA (1) | CA2152315C (ja) |
Families Citing this family (57)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK0760182T3 (da) * | 1995-02-01 | 2002-10-14 | Koninkl Philips Electronics Nv | Fremgangsmåde til fejlsikker transmission, fremgangsmåde til fejlsikker modtagelse af data og transmissionssystem til data |
JP3280834B2 (ja) * | 1995-09-04 | 2002-05-13 | 沖電気工業株式会社 | 符号化通信方式における信号判定装置および受信装置ならびに信号判定方法および通信路状態推定方法 |
KR100360473B1 (ko) * | 1995-09-27 | 2003-01-15 | 삼성전자 주식회사 | 디지탈신호수신시스템에있어서신호판정방법및장치 |
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