JP2862417B2 - 変位測定装置及び方法 - Google Patents
変位測定装置及び方法Info
- Publication number
- JP2862417B2 JP2862417B2 JP3266230A JP26623091A JP2862417B2 JP 2862417 B2 JP2862417 B2 JP 2862417B2 JP 3266230 A JP3266230 A JP 3266230A JP 26623091 A JP26623091 A JP 26623091A JP 2862417 B2 JP2862417 B2 JP 2862417B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical grating
- grating
- scale
- optical
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 title claims description 38
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 10
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 70
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 9
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 4
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 3
- 239000011295 pitch Substances 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 5
- 241000282326 Felis catus Species 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000001427 coherent effect Effects 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/26—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light
- G01D5/32—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light
- G01D5/34—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells
- G01D5/36—Forming the light into pulses
- G01D5/38—Forming the light into pulses by diffraction gratings
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optical Transform (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物体の移動量や移動速度
などの変位情報を光学的に測定する変位測定の分野に関
する。
などの変位情報を光学的に測定する変位測定の分野に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から物体の移動量や移動速度などを
測定するためにエンコーダが広く用いられている。図9
は従来の光学式のエンコーダの典型的な構成を示す。図
中、1は光束を生成する光源で、2は該光束を平行光束
に変換するレンズ、13は格子状スリットが形成された
移動スケール、14は固定スケールであり移動スケール
13のスリットと同一ピッチの格子状スリットが形成さ
れている。なお、この格子状スリットは実質的に回折作
用を有さない大きなピッチのスリットである。15はフ
ォトディテクタであり、移動スケール13、固定スケー
ル14を透過した光の光量を検出する。16は信号処理
回路である。この構成において、移動スケール13が移
動すると移動に応じてフォトディテクタ15で検出され
る光量が周期的に変化する。より具体的には、光源側か
ら見て2つのスリットの位相が一致した時に最大光量
が、又、2つのスリットの位相が180度ずれた時に最
小光量が得られ、移動スケール13がスリットの1ピッ
チ分移動すると1周期の周期信号が得られる。信号処理
回路16においては、この周期信号をパルス化してパル
ス数をカウントすることにより移動スケールの変位量を
測定する。
測定するためにエンコーダが広く用いられている。図9
は従来の光学式のエンコーダの典型的な構成を示す。図
中、1は光束を生成する光源で、2は該光束を平行光束
に変換するレンズ、13は格子状スリットが形成された
移動スケール、14は固定スケールであり移動スケール
13のスリットと同一ピッチの格子状スリットが形成さ
れている。なお、この格子状スリットは実質的に回折作
用を有さない大きなピッチのスリットである。15はフ
ォトディテクタであり、移動スケール13、固定スケー
ル14を透過した光の光量を検出する。16は信号処理
回路である。この構成において、移動スケール13が移
動すると移動に応じてフォトディテクタ15で検出され
る光量が周期的に変化する。より具体的には、光源側か
ら見て2つのスリットの位相が一致した時に最大光量
が、又、2つのスリットの位相が180度ずれた時に最
小光量が得られ、移動スケール13がスリットの1ピッ
チ分移動すると1周期の周期信号が得られる。信号処理
回路16においては、この周期信号をパルス化してパル
ス数をカウントすることにより移動スケールの変位量を
測定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な移動スケールと固定スケールの2枚のスケールを用い
る方式のエンコーダでは、2個のスケールの相対的位置
合わせあるいはスケールと検出系との相対的位置合わせ
が必要で、特に検出分解能を高めようとすると高い組立
て精度が要求され、コストアップの要因となってしま
う。又、検出分解能を高めるためにはスリットのピッチ
を小さくすれば良いが、あまり小さくすると回折光が発
生してしまい変位の測定に支障をきたしてしまう。その
ためこの方式のエンコーダでは検出分解能の向上には限
界があった。
な移動スケールと固定スケールの2枚のスケールを用い
る方式のエンコーダでは、2個のスケールの相対的位置
合わせあるいはスケールと検出系との相対的位置合わせ
が必要で、特に検出分解能を高めようとすると高い組立
て精度が要求され、コストアップの要因となってしま
う。又、検出分解能を高めるためにはスリットのピッチ
を小さくすれば良いが、あまり小さくすると回折光が発
生してしまい変位の測定に支障をきたしてしまう。その
ためこの方式のエンコーダでは検出分解能の向上には限
界があった。
【0004】本発明の目的は上記従来の課題を解決する
ことにあり、新規な測定原理を用いた高分解能な変位測
定の装置及び方法の提供するものである。
ことにあり、新規な測定原理を用いた高分解能な変位測
定の装置及び方法の提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
する本発明の概要は、透光性の平行部の両面に第1、第
2の光学格子部を形成したスケール、あるいは透光性の
平行部の片面に第1、第2の光学格子部を兼用して形成
したスケールを用意する。そしてこのスケール上の第1
の光学格子に光束を照射して、該第1の光学格子を介し
た光を焦点を結ばせることにより、第1の光学格子の像
を二次元的に像反転させる。そしてこの反転像を前記第
2の光学格子に投影する。投影される第1の光学格子部
の反転像と第2の格子部はスケールの移動に伴って互い
に逆方向に変位するため、これらの相対的な変位量はス
ケールの移動量よりも大きくなり高分解能な変位検出が
行なえる。
する本発明の概要は、透光性の平行部の両面に第1、第
2の光学格子部を形成したスケール、あるいは透光性の
平行部の片面に第1、第2の光学格子部を兼用して形成
したスケールを用意する。そしてこのスケール上の第1
の光学格子に光束を照射して、該第1の光学格子を介し
た光を焦点を結ばせることにより、第1の光学格子の像
を二次元的に像反転させる。そしてこの反転像を前記第
2の光学格子に投影する。投影される第1の光学格子部
の反転像と第2の格子部はスケールの移動に伴って互い
に逆方向に変位するため、これらの相対的な変位量はス
ケールの移動量よりも大きくなり高分解能な変位検出が
行なえる。
【0006】
【実施例】以下、本発明をエンコーダに適用した実施例
を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の第1の
実施例の構成図であり光学系の断面を表わす。又、図2
は実施例の構成の斜視図である。両図において、1は半
導体レーザであり、波長λの可干渉性光束を発生する。
2は半導体レーザ1からの光束を収束光束に変換するレ
ンズ系であり、半導体レーザ1とレンズ系2とで光照射
手段が構成される。なお可干渉性の光源であれば半導体
レーザ以外にも使用可能である。4は透光性の平行平板
から成る光学リニアスケールである。該スケール4の光
照射手段側の面には回折格子作用を有するピッチP1の
第1の光学格子部G1が形成され、又、スケール4の光
照射手段とは反対側の面には前記G1の格子と平行に、
回折格子作用を有するピッチP1の第2の光学格子部G
2が形成されている。スケール4を挟んで光照射手段と
対抗する位置には、受光手段であるフォトディテクタ3
が配置されている。フォトディテクタ3の出力はパルス
化回路、カウント回路等を有する信号処理回路6に接続
され、スケール4の変位量や変位速度等の変位情報を測
定する。
を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の第1の
実施例の構成図であり光学系の断面を表わす。又、図2
は実施例の構成の斜視図である。両図において、1は半
導体レーザであり、波長λの可干渉性光束を発生する。
2は半導体レーザ1からの光束を収束光束に変換するレ
ンズ系であり、半導体レーザ1とレンズ系2とで光照射
手段が構成される。なお可干渉性の光源であれば半導体
レーザ以外にも使用可能である。4は透光性の平行平板
から成る光学リニアスケールである。該スケール4の光
照射手段側の面には回折格子作用を有するピッチP1の
第1の光学格子部G1が形成され、又、スケール4の光
照射手段とは反対側の面には前記G1の格子と平行に、
回折格子作用を有するピッチP1の第2の光学格子部G
2が形成されている。スケール4を挟んで光照射手段と
対抗する位置には、受光手段であるフォトディテクタ3
が配置されている。フォトディテクタ3の出力はパルス
化回路、カウント回路等を有する信号処理回路6に接続
され、スケール4の変位量や変位速度等の変位情報を測
定する。
【0007】このように構成された変位測定装置の光学
系の作用を説明する。半導体レーザ1からの光束はレン
ズ系2により収束光束に変換され、この収束光束をスケ
ール4の第1の格子部G1に入射させる。格子部G1を
透過した光束はスケール4に設けられている2つの格子
面の中心位置で焦点を結び、ここで収束光束から発散光
束に変化して第2の格子部G2に入射する。そして第2
の領域を透過した光は受光部であるフォトディテクタ3
に入射する。
系の作用を説明する。半導体レーザ1からの光束はレン
ズ系2により収束光束に変換され、この収束光束をスケ
ール4の第1の格子部G1に入射させる。格子部G1を
透過した光束はスケール4に設けられている2つの格子
面の中心位置で焦点を結び、ここで収束光束から発散光
束に変化して第2の格子部G2に入射する。そして第2
の領域を透過した光は受光部であるフォトディテクタ3
に入射する。
【0008】次に本発明の測定原理について説明する
が、まず本発明の前提となる収束光束による干渉像形成
の現象について説明する。この収束光束による干渉像の
形成は所謂ロンキー干渉計等において従来から知られて
おり、例えば APPLIED OPTICS(April 1964/vol.3, no.
4)の中に詳しく述べられているが、以下簡単に紹介する
ことにする。
が、まず本発明の前提となる収束光束による干渉像形成
の現象について説明する。この収束光束による干渉像の
形成は所謂ロンキー干渉計等において従来から知られて
おり、例えば APPLIED OPTICS(April 1964/vol.3, no.
4)の中に詳しく述べられているが、以下簡単に紹介する
ことにする。
【0009】レンズ等の光学手段により得られる収束性
の光線を回折格子へ照射した場合、図3のように、光束
は多数の回折光に分離され、特にプラス1次、マイナス
1次、0次、の回折光に注目すれば、各光束は、P0,P
+1, P-1,の各点に焦点を結ぶ。再び発散光束となった
各光束は、互いに干渉し重なり合った部分にて干渉縞を
形成する。この干渉縞は同図のように、回折格子への入
射光束は波面が球面波のとき回折格子の格子と平行で、
等間隔の直線状の格子像となる。また、その格子像の格
子ピッチAは、照射された回折格子の格子ピッチの値を
aとすると、 A=a×(r/x) となる。
の光線を回折格子へ照射した場合、図3のように、光束
は多数の回折光に分離され、特にプラス1次、マイナス
1次、0次、の回折光に注目すれば、各光束は、P0,P
+1, P-1,の各点に焦点を結ぶ。再び発散光束となった
各光束は、互いに干渉し重なり合った部分にて干渉縞を
形成する。この干渉縞は同図のように、回折格子への入
射光束は波面が球面波のとき回折格子の格子と平行で、
等間隔の直線状の格子像となる。また、その格子像の格
子ピッチAは、照射された回折格子の格子ピッチの値を
aとすると、 A=a×(r/x) となる。
【0010】前記ロンキー干渉計は、主にレンズテスト
用として開発されたものであるが、本発明はこの原理を
更に発展させて変位測定に応用したことを特徴とする。
本発明の特徴は、収束性の光束により回折格子を照射
し、1度焦点を結んだ各回折光同志の重ね合わせの結果
生じる回折像は、格子がある方向に変位すると各回折光
の位相シフトにより、格子の移動方向とは反対の方向に
回折像が移動する現象、すなわち回折像が像反転する現
象を利用したことである。
用として開発されたものであるが、本発明はこの原理を
更に発展させて変位測定に応用したことを特徴とする。
本発明の特徴は、収束性の光束により回折格子を照射
し、1度焦点を結んだ各回折光同志の重ね合わせの結果
生じる回折像は、格子がある方向に変位すると各回折光
の位相シフトにより、格子の移動方向とは反対の方向に
回折像が移動する現象、すなわち回折像が像反転する現
象を利用したことである。
【0011】ここで、本発明の測定原理を示す図4を用
いて、収束光束がスケール4の格子部G1に入射し、そ
の後の回折光の作用について説明する。格子部G1に照
射された光束は、多数の回折光に分かれて透過するが、
特にエネルギレベルの高いプラス1次光、マイナス1次
光び0次光の光束が重なり合う領域(図中、ハッチング
部)には干渉像(2光束もしくは3光束による干渉回折
像)が形成され、特に格子部G1からLの距離に収束光
束の焦点が位置するとき、格子部G1から2Lの距離に
G1と同じピッチの像反転した格子回折像Z1が形成さ
れる。例えば格子部G1が図4の上方へ移動した場合、
像Z1は下方に移動する。格子回折像Z1は第2の格子
部G2上に形成され、格子G2が上方に移動することに
なるので格子像Z1と格子部G2は互いに反対方向に移
動することになり、この時の相対的な変位量は実質的に
2倍になる。従って格子像Z1と第2の領域の格子の重
ね合わせにより生ずる干渉縞、所謂モアレ縞はスケール
4の変位Pに対してP/2の変位でモアレ縞は1つ移動
する。この結果、格子部の移動に応じてフォトディテク
タ3に入射する光量が変動し、ほぼ正弦波状の出力信号
として得られ、これを信号処理回路6により処理して変
位情報を検出する。
いて、収束光束がスケール4の格子部G1に入射し、そ
の後の回折光の作用について説明する。格子部G1に照
射された光束は、多数の回折光に分かれて透過するが、
特にエネルギレベルの高いプラス1次光、マイナス1次
光び0次光の光束が重なり合う領域(図中、ハッチング
部)には干渉像(2光束もしくは3光束による干渉回折
像)が形成され、特に格子部G1からLの距離に収束光
束の焦点が位置するとき、格子部G1から2Lの距離に
G1と同じピッチの像反転した格子回折像Z1が形成さ
れる。例えば格子部G1が図4の上方へ移動した場合、
像Z1は下方に移動する。格子回折像Z1は第2の格子
部G2上に形成され、格子G2が上方に移動することに
なるので格子像Z1と格子部G2は互いに反対方向に移
動することになり、この時の相対的な変位量は実質的に
2倍になる。従って格子像Z1と第2の領域の格子の重
ね合わせにより生ずる干渉縞、所謂モアレ縞はスケール
4の変位Pに対してP/2の変位でモアレ縞は1つ移動
する。この結果、格子部の移動に応じてフォトディテク
タ3に入射する光量が変動し、ほぼ正弦波状の出力信号
として得られ、これを信号処理回路6により処理して変
位情報を検出する。
【0012】このように本発明によれば、従来のような
固定格子が不要で部品点数の削減となり、位置検出分解
能は光学格子ピッチの2倍の正弦波出力が得ることがで
きる。更には回折像は二次元的に像反転するため、仮に
スケールのアジマス角度ずれが生じてもこの影響を受け
ず、安定してコントラストの高い信号を得ることができ
る。
固定格子が不要で部品点数の削減となり、位置検出分解
能は光学格子ピッチの2倍の正弦波出力が得ることがで
きる。更には回折像は二次元的に像反転するため、仮に
スケールのアジマス角度ずれが生じてもこの影響を受け
ず、安定してコントラストの高い信号を得ることができ
る。
【0013】さて図5は本発明の第2の実施例を説明す
るための図である。全体の光学配置は先の実施例と同様
の構成であるので詳細な説明は省略する。先の実施例と
異なる点は、スケール4上に形成される光学格子部G1
の光学格子の格子ピッチがP1で、光学格子部G2の光
学格子の格子ピッチがP2であり、収束光束の焦点位置
が先の実施例とは異なることである。スケール4の厚み
をTとするならば、先の収束光束の焦点位置が第1の格
子部からLだけ離れたところに置くことにより同様の効
果が得られる。ここで、Lの値として、次の関係が条件
となる。
るための図である。全体の光学配置は先の実施例と同様
の構成であるので詳細な説明は省略する。先の実施例と
異なる点は、スケール4上に形成される光学格子部G1
の光学格子の格子ピッチがP1で、光学格子部G2の光
学格子の格子ピッチがP2であり、収束光束の焦点位置
が先の実施例とは異なることである。スケール4の厚み
をTとするならば、先の収束光束の焦点位置が第1の格
子部からLだけ離れたところに置くことにより同様の効
果が得られる。ここで、Lの値として、次の関係が条件
となる。
【0014】L=T×P1/(P1+P2) 光学格子面G2上に結像される格子回折像は、ここでは
(P2/P1)倍されているためにスケール4の変位に
対しても同率の倍率分だけ変位する。又、重ね合わされ
る光学格子の格子ピッチはP2で、しかもスケール4と
一体的に運動するため、相対変位量はスケール4の変位
に対して(1+P2/P1)倍となる。これにより、単
位変位量当たりの出力パルス数は(1+P1/P2)/
P2となる。
(P2/P1)倍されているためにスケール4の変位に
対しても同率の倍率分だけ変位する。又、重ね合わされ
る光学格子の格子ピッチはP2で、しかもスケール4と
一体的に運動するため、相対変位量はスケール4の変位
に対して(1+P2/P1)倍となる。これにより、単
位変位量当たりの出力パルス数は(1+P1/P2)/
P2となる。
【0015】図6は本発明の第3の実施例を説明するた
めの光学系の断面図であり、図中、先の実施例と同一の
符号は同一あるいは同等の部材を表わす。本実施例では
第1と第2の格子部を兼用して格子部の数を一つにした
ことを特徴とする。図6に示す如く、スケール4の光照
射側の面に上記実施例と同様の光学格子を設け、裏面に
は光反射面Mを形成し、収束光束の焦点面が光反射面M
となるように光学配置している。又、スケール4の反射
面からの反射光束をフォトディテクタ3に導くためにハ
ーフミラー5をレンズ系2と光学スケール4との間に設
けてある。
めの光学系の断面図であり、図中、先の実施例と同一の
符号は同一あるいは同等の部材を表わす。本実施例では
第1と第2の格子部を兼用して格子部の数を一つにした
ことを特徴とする。図6に示す如く、スケール4の光照
射側の面に上記実施例と同様の光学格子を設け、裏面に
は光反射面Mを形成し、収束光束の焦点面が光反射面M
となるように光学配置している。又、スケール4の反射
面からの反射光束をフォトディテクタ3に導くためにハ
ーフミラー5をレンズ系2と光学スケール4との間に設
けてある。
【0016】本実施例は、先の第1の実施例の光束の焦
点面に光反射面を配置したものと同等であり、光反射面
Mで焦点を結んで格子回折像が二次元的に像反転して反
射され、再び同一の格子部に照射される。この時、格子
部の移動方向と格子回折像の移動方向は逆方向になるの
で、相対変位量は実質的に2倍になり、先の実施例と同
様に2倍のパルス信号が得られる。本実施例では格子部
を光学スケールの片面に設けるだけで、他面は反射面に
すれば良いのでスケール製作が簡易であり一層のコスト
ダウンが可能である。
点面に光反射面を配置したものと同等であり、光反射面
Mで焦点を結んで格子回折像が二次元的に像反転して反
射され、再び同一の格子部に照射される。この時、格子
部の移動方向と格子回折像の移動方向は逆方向になるの
で、相対変位量は実質的に2倍になり、先の実施例と同
様に2倍のパルス信号が得られる。本実施例では格子部
を光学スケールの片面に設けるだけで、他面は反射面に
すれば良いのでスケール製作が簡易であり一層のコスト
ダウンが可能である。
【0017】図7は本発明の第4の実施例を説明するた
めの光学系の断面図であり、図中、先の実施例と同一の
符号は同一あるいは同等の部材を表す。本実施例は先の
図6の実施例を変形したものであり、第1と第2の格子
部G1、G2 を兼用して格子の数を1つにし、ここに収束
性の光束を入射させる構成は図6と同様である。本実施
例ではスケール4の光源側に回折格子を設け、光源を挟
んでスケールの反対側にミラー7を配置する。ここでミ
ラー7の反射面は収束光束の焦点面と一致している。
めの光学系の断面図であり、図中、先の実施例と同一の
符号は同一あるいは同等の部材を表す。本実施例は先の
図6の実施例を変形したものであり、第1と第2の格子
部G1、G2 を兼用して格子の数を1つにし、ここに収束
性の光束を入射させる構成は図6と同様である。本実施
例ではスケール4の光源側に回折格子を設け、光源を挟
んでスケールの反対側にミラー7を配置する。ここでミ
ラー7の反射面は収束光束の焦点面と一致している。
【0018】この構成において変位測定の作用は先の図
6の実施例と同様であるが、本実施例の構成では、仮に
スケール4の格子部が光軸方向に変動してしも、焦点位
置は常に変化しないので、スケール4の取り付け精度や
スケール4自体の平面精度に対する許容度が大きいとい
う利点を有している。
6の実施例と同様であるが、本実施例の構成では、仮に
スケール4の格子部が光軸方向に変動してしも、焦点位
置は常に変化しないので、スケール4の取り付け精度や
スケール4自体の平面精度に対する許容度が大きいとい
う利点を有している。
【0019】図8は本発明の第5の実施例を説明するた
めの光学系の断面図であり、図中、先の実施例と同一の
符号は同一あるいは同等の部材を表す。本実施例ではス
ケール4とは別に、レンズ部と反射部が一体となってキ
ャッツアイ反射系を構成する光学素子8を配置してい
る。光源1からの光はレンズ系2によって平行光束に変
換され、ハーフミラー5、スケール4を透過した光を光
学素子8で反射させる。キャッツアイ反射系の作用によ
り、スケール4上の格子部の回折像は二次元的に像反転
する。よってこれまでの全ての実施例と同様、仮にスケ
ールのアジマス角度ずれが生じてもこの影響を受けず、
安定してコントラストの高い信号を得ることができる。
又、スケールが光軸方向に変動してもその影響を受けな
いという先の図7の実施例と同様の効果を有する。更に
は格子部に対して平行光束を照射しているため、格子部
を透過した光束の各回折光同士の干渉領域が広くなり、
よりコントラストの高い信号を得ることができるという
本実施例に特有の効果も有する。なお、図8では好まし
い実施例として平行光束を用いたが、これまでの実施例
と同様に収束性の光束をスケールに入射させるようにし
ても変位測定装置として機能する。
めの光学系の断面図であり、図中、先の実施例と同一の
符号は同一あるいは同等の部材を表す。本実施例ではス
ケール4とは別に、レンズ部と反射部が一体となってキ
ャッツアイ反射系を構成する光学素子8を配置してい
る。光源1からの光はレンズ系2によって平行光束に変
換され、ハーフミラー5、スケール4を透過した光を光
学素子8で反射させる。キャッツアイ反射系の作用によ
り、スケール4上の格子部の回折像は二次元的に像反転
する。よってこれまでの全ての実施例と同様、仮にスケ
ールのアジマス角度ずれが生じてもこの影響を受けず、
安定してコントラストの高い信号を得ることができる。
又、スケールが光軸方向に変動してもその影響を受けな
いという先の図7の実施例と同様の効果を有する。更に
は格子部に対して平行光束を照射しているため、格子部
を透過した光束の各回折光同士の干渉領域が広くなり、
よりコントラストの高い信号を得ることができるという
本実施例に特有の効果も有する。なお、図8では好まし
い実施例として平行光束を用いたが、これまでの実施例
と同様に収束性の光束をスケールに入射させるようにし
ても変位測定装置として機能する。
【0020】さて、図9は上記説明してきた実施例のリ
ニアエンコーダの代わりにロータリーエンコーダに適用
した場合の斜視図である。この実施例では、先のリニア
スケールの代わりにロータリー状のスケールを使用し、
該スケールの表面と裏面に同心で同じ半径位置に第1と
第2の光学格子を形成している。この構成により先のリ
ニアエンコーダと同様の信号処理でロータリースケール
の回転情報を得ることができる。なお、先の図6、図
7、図8のような構成にして変位検出しても良いことは
勿論である。
ニアエンコーダの代わりにロータリーエンコーダに適用
した場合の斜視図である。この実施例では、先のリニア
スケールの代わりにロータリー状のスケールを使用し、
該スケールの表面と裏面に同心で同じ半径位置に第1と
第2の光学格子を形成している。この構成により先のリ
ニアエンコーダと同様の信号処理でロータリースケール
の回転情報を得ることができる。なお、先の図6、図
7、図8のような構成にして変位検出しても良いことは
勿論である。
【0021】図10は上記リニアエンコーダあるいはロ
ータリーエンコーダを有するシステムの一例を示すもの
で、エンコーダを有する駆動システムのシステム構成図
である。モータやアクチユエータ、内燃機関等の駆動源
を有する駆動手段100の変位部には上記説明したエン
コーダのスケールが接続され、変位量や変位速度等の変
位状態を検出する。このエンコーダ101の検出出力は
制御手段102にフイードバツクされ、制御手段102
においては設定手段103で設定された状態となるよう
に駆動手段100に駆動信号を伝達する。このようなフ
イードバツク系を構成することによって設定手段103
で設定された駆動状態を得ることができる。このような
駆動システムは各種工作機械や製造機械、計測機器、ロ
ボツト、カメラ、映像音響機器、情報機器、更にはこれ
らに限らず駆動機構を有する装置全般に広く適用するこ
とができる。
ータリーエンコーダを有するシステムの一例を示すもの
で、エンコーダを有する駆動システムのシステム構成図
である。モータやアクチユエータ、内燃機関等の駆動源
を有する駆動手段100の変位部には上記説明したエン
コーダのスケールが接続され、変位量や変位速度等の変
位状態を検出する。このエンコーダ101の検出出力は
制御手段102にフイードバツクされ、制御手段102
においては設定手段103で設定された状態となるよう
に駆動手段100に駆動信号を伝達する。このようなフ
イードバツク系を構成することによって設定手段103
で設定された駆動状態を得ることができる。このような
駆動システムは各種工作機械や製造機械、計測機器、ロ
ボツト、カメラ、映像音響機器、情報機器、更にはこれ
らに限らず駆動機構を有する装置全般に広く適用するこ
とができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば部品点数の削減につなが
り組み立ても容易なためコストダウンが可能になると共
に、より高分解能の装置が容易に構成できる。又、二次
元的に像反転したものを投影するため、仮にスケールの
アジマス角度ずれが生じてもこの影響を受けず、安定し
てコントラストの高い信号を得ることができる。
り組み立ても容易なためコストダウンが可能になると共
に、より高分解能の装置が容易に構成できる。又、二次
元的に像反転したものを投影するため、仮にスケールの
アジマス角度ずれが生じてもこの影響を受けず、安定し
てコントラストの高い信号を得ることができる。
【図1】本発明の第1の実施例の構成図である。
【図2】第1の実施例の斜視図である。
【図3】干渉縞形成の現象の説明図である。
【図4】本発明の測定原理の説明図である。
【図5】第2の実施例の構成図である。
【図6】第3の実施例の構成図である。
【図7】第4の実施例の構成図である。
【図8】第5の実施例の構成図である。
【図9】ロータリーエンコーダに適用した場合の構成図
である。
である。
【図10】エンコーダを有する駆動システムの構成図で
ある。
ある。
【図11】従来例の構成図である。
1 光源 2 レンズ 3 フォトディテクタ 4 スケール 5 ハーフミラー 6 信号処理回路 7 光反射ミラー 8 光学素子
Claims (12)
- 【請求項1】 第1の光学格子と、 該第1の光学格子と同一方向に一体的に変位する第2の
光学格子と、 光束を前記第1の光学格子に照射して、像反転した前記
第1の光学格子の像を前記第2の光学格子に投影する光
学系と、 前記第2の光学格子を介した光を検出する手段と、を有
することを特徴とする変位測定装置。 - 【請求項2】 第1の光学格子に光束を照射し、 該第1の光学格子を介した光を焦点を結ばせ、 該焦点を結んだ後に、前記第1の光学格子と同一方向に
一体的に変位する第2の光学格子に照射し、 該第2の光学格子を介した光を検出することにより前記
光束と前記光学格子との相対的な変位情報を得ることを
特徴とする変位測定方法。 - 【請求項3】 駆動機構と、 該駆動機構の駆動状態を測定する変位測定装置とを有
し、前記変位測定装置は、 前記駆動機構の変位部に取付けられスケールと、 該スケール上に形成される第1の光学格子と、 該同一スケール上に形成される第2の光学格子と、 光束を前記第1の光学格子に照射して、像反転した前記
第1の光学格子の像を前記第2の光学格子に投影する光
学系と、 前記第2の光学格子を介した光を検出する手段を有し、
前記光学系と前記スケールとの相対的な変位情報を得る
ことにより前記駆動状態を測定する手段を有することを
特徴とする変位測定装置を有する駆動システム。 - 【請求項4】 像反転した第1の光学格子の回折像を第
2の光学格子に投影することによりモアレ縞を形成し、
該モアレ縞の移動を検出することによって変位情報を得
る請求項1記載の装置、又は請求項2記載の方法、又は
請求項3記載のシステム。 - 【請求項5】 透光性の平行部を有するスケールの光束
入射側の面に前記第1の光学格子が形成され、該スケー
ルの他方の面に前記第2の光学格子が形成される請求項
1記載の装置、又は請求項2記載の方法、又は請求項3
記載のシステム。 - 【請求項6】 第1、第2の光学格子は共通の格子とし
て形成され、該光学格子を挟んで光源の反対側に反射面
が設けられる請求項1記載の装置、又は請求項2記載の
方法、又は請求項3記載のシステム。 - 【請求項7】 透光性の平行部を有するスケールの光束
入射側の面に第1、第2の光学格子が共通の格子として
形成され、該スケールの他方の面に反射面が形成される
請求項1記載の装置、又は請求項2記載の方法、又は請
求項3記載のシステム。 - 【請求項8】 透光性の平行部を有するスケールの光束
入射側の面に第1、第2の光学格子が共通の格子として
形成され、該スケールとは別に反射面を有するミラー部
材が配置される請求項1記載の装置、又は請求項2記載
の方法、又は請求項3記載のシステム。 - 【請求項9】 前記第1、第2の光学格子は格子ピツチ
が同一である請求項1記載の装置、又は請求項2記載の
方法、又は請求項3記載のシステム。 - 【請求項10】 前記第1、第2の光学格子は格子ピツ
チが異なる請求項1記載の装置、又は請求項2記載の方
法、又は請求項3記載のシステム。 - 【請求項11】 透光性の平行部の両面に光学格子部を
形成したことを特徴とする変位測定装置用スケール。 - 【請求項12】 透光性の平行部の一方の面に光学格子
部を形成し、他方の面に反射面を形成したことを特徴と
する変位測定装置用スケール。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE1991628869 DE69128869T2 (de) | 1990-11-16 | 1991-11-15 | Verfahren und Vorrichtung zum Messen von Verschiebungen |
EP19910119533 EP0486050B1 (en) | 1990-11-16 | 1991-11-15 | Method and apparatus for measuring displacement |
US08/144,496 US5327218A (en) | 1990-11-16 | 1993-11-02 | Method and apparatus for measuring displacement by using a diffracted inverted image projected on a diffraction grating |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31069390 | 1990-11-16 | ||
JP2-310693 | 1990-11-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05240613A JPH05240613A (ja) | 1993-09-17 |
JP2862417B2 true JP2862417B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=18008329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3266230A Expired - Fee Related JP2862417B2 (ja) | 1990-11-16 | 1991-10-15 | 変位測定装置及び方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5327218A (ja) |
JP (1) | JP2862417B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7019281B2 (en) | 2002-08-13 | 2006-03-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Rotation angle detection apparatus and rotary disk for same |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3210111B2 (ja) * | 1992-12-24 | 2001-09-17 | キヤノン株式会社 | 変位検出装置 |
JP3196459B2 (ja) * | 1993-10-29 | 2001-08-06 | キヤノン株式会社 | ロータリーエンコーダ |
JP3158878B2 (ja) * | 1994-07-28 | 2001-04-23 | 松下電器産業株式会社 | 光学式エンコーダ |
US5673144A (en) * | 1994-09-14 | 1997-09-30 | International Business Machines, Corporation | Oblique viewing microscope system |
US5757498A (en) * | 1996-05-30 | 1998-05-26 | Klein, Ii; Richard J. | Optical spray coating monitoring system and method |
US5754295A (en) * | 1996-12-20 | 1998-05-19 | Microe, Inc. | Non-contacting torque sensor and displacement measuring apparatus and method |
US5857625A (en) * | 1996-12-30 | 1999-01-12 | The University Of Northern Iowa Foundation | Paint gun incorporating a laser device |
US5868840A (en) * | 1996-12-30 | 1999-02-09 | The University Of Northern Iowa Foundation | Paint gun incorporating a laser device |
US5928187A (en) * | 1998-04-06 | 1999-07-27 | Glukhov; Semyon A. | Device for oxygen prophylaxis and treatment of gum diseases |
US6191911B1 (en) * | 1998-06-12 | 2001-02-20 | The Hong Kong University Of Science And Technology | Positioning apparatus for hard disk servowriter |
US6956230B1 (en) * | 1999-09-17 | 2005-10-18 | California Institute Of Technology | Integrated particles sensor formed on single substrate using fringes formed by diffractive elements |
US6717172B2 (en) * | 2000-12-19 | 2004-04-06 | California Institute Of Technology | Diffractive optical fluid shear stress sensor |
JP2002228491A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-14 | Mitsutoyo Corp | 光学式エンコーダ用発光光源装置 |
JP4763914B2 (ja) | 2001-05-17 | 2011-08-31 | キヤノン株式会社 | 回転角度検出装置 |
DE10151563A1 (de) * | 2001-10-23 | 2003-04-30 | Heidenhain Gmbh Dr Johannes | Positionsmessgerät |
NO315397B1 (no) * | 2001-11-13 | 2003-08-25 | Sinvent As | Optisk forskyvnings-sensor |
JP2004340929A (ja) * | 2003-04-21 | 2004-12-02 | Mitsubishi Electric Corp | 光学式ロータリーエンコーダ |
US7046342B2 (en) * | 2004-01-29 | 2006-05-16 | International Business Machines Corporation | Apparatus for characterization of photoresist resolution, and method of use |
US7244464B2 (en) * | 2004-03-25 | 2007-07-17 | Wagner Spray Tech Corporation | Spray gun with range finder |
US7724609B2 (en) * | 2004-03-25 | 2010-05-25 | Wagner Spray Tech Corporation | Sonic cup gun |
JP2007178281A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Sendai Nikon:Kk | チルトセンサ及びエンコーダ |
DE102008008873A1 (de) * | 2007-05-16 | 2008-11-20 | Dr. Johannes Heidenhain Gmbh | Positionsmesseinrichtung |
JP2011013083A (ja) * | 2009-07-01 | 2011-01-20 | Canon Inc | 測定装置及びそれを用いた機器 |
DE102010029211A1 (de) * | 2010-05-21 | 2011-11-24 | Dr. Johannes Heidenhain Gmbh | Optische Positionsmesseinrichtung |
JP7140495B2 (ja) * | 2017-12-28 | 2022-09-21 | 株式会社ミツトヨ | スケールおよびその製造方法 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL224249A (ja) * | 1958-01-21 | |||
NL6811252A (ja) * | 1968-08-08 | 1970-02-10 | ||
US3628026A (en) * | 1969-09-05 | 1971-12-14 | Dynamics Res Corp | Linear encoder immune to scale bending error |
US3628870A (en) * | 1970-07-02 | 1971-12-21 | Olympus Optical Co | Device for measuring amount of displacements with aid of gratings |
US3768911A (en) * | 1971-08-17 | 1973-10-30 | Keuffel & Esser Co | Electro-optical incremental motion and position indicator |
GB1367886A (en) * | 1971-10-29 | 1974-09-25 | Ti Group Serivces Ltd | Measuring apparatus |
DE3316144A1 (de) * | 1982-05-04 | 1983-11-10 | Canon K.K., Tokyo | Verfahren und vorrichtung zum messen des ausmasses einer bewegung |
JPS61178613A (ja) * | 1985-02-04 | 1986-08-11 | Canon Inc | エンコーダー |
GB8615197D0 (en) * | 1986-06-21 | 1986-07-23 | Renishaw Plc | Opto-electronic scale reading apparatus |
GB8729066D0 (en) * | 1987-12-12 | 1988-01-27 | Renishaw Plc | Opto-electronic scale-reading apparatus |
JPH02504553A (ja) * | 1987-12-15 | 1990-12-20 | レニショウ パブリック リミテッド カンパニー | 光電スケール読取装置 |
JP2503561B2 (ja) * | 1988-01-05 | 1996-06-05 | 株式会社ニコン | レ―ザ―干渉式エンコ―ダ |
JP2603305B2 (ja) * | 1988-07-19 | 1997-04-23 | キヤノン株式会社 | 変位測定装置 |
DE3836703A1 (de) * | 1988-10-28 | 1990-05-03 | Heidenhain Gmbh Dr Johannes | Winkelmesseinrichtung |
US4976072A (en) * | 1989-03-10 | 1990-12-11 | Hicks Thomas W | Fluid directing method and apparatus for aiding the shaping, polishing and smoothing of work piece by sanding |
WO1990013006A1 (en) * | 1989-04-15 | 1990-11-01 | Renishaw Plc | Opto-electronic scale-reading apparatus |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP3266230A patent/JP2862417B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-11-02 US US08/144,496 patent/US5327218A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7019281B2 (en) | 2002-08-13 | 2006-03-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Rotation angle detection apparatus and rotary disk for same |
US7122785B2 (en) | 2002-08-13 | 2006-10-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Rotation angle detection apparatus and resin rotary disk for the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5327218A (en) | 1994-07-05 |
JPH05240613A (ja) | 1993-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2862417B2 (ja) | 変位測定装置及び方法 | |
JP3210111B2 (ja) | 変位検出装置 | |
US4970388A (en) | Encoder with diffraction grating and multiply diffracted light | |
JP3254737B2 (ja) | エンコーダー | |
KR101511344B1 (ko) | 위치 탐지기 및 광 편향 장치 | |
JPH0843136A (ja) | 光学式エンコーダ | |
JP3066923B2 (ja) | エンコーダ及びこれを有するシステム | |
KR100274131B1 (ko) | 변위정보검출장치 | |
JPH06194123A (ja) | 変位検出装置 | |
JPH02285214A (ja) | 測長器及びそれに用いるスケール部材 | |
KR100531458B1 (ko) | 광학식 변위측정장치 | |
JP3312086B2 (ja) | エンコーダ装置 | |
EP0489399B1 (en) | Displacement detector | |
EP0486050B1 (en) | Method and apparatus for measuring displacement | |
JPH05256666A (ja) | ロータリーエンコーダー | |
JP2020020788A (ja) | 光学式エンコーダ | |
JP3116535B2 (ja) | ロータリーエンコーダー及びエンコーダー | |
JP2810521B2 (ja) | ロータリーエンコーダ及びこれを用いた装置 | |
JP2718439B2 (ja) | 測長または測角装置 | |
JP2810524B2 (ja) | 回転検出計 | |
JP2005055360A (ja) | 光電式エンコーダ | |
JP3490128B2 (ja) | 光電式エンコーダ | |
JP4323579B2 (ja) | 変位情報検出装置 | |
JPH03115920A (ja) | 零点位置検出装置 | |
JP3679604B2 (ja) | 変位情報検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081211 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081211 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091211 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091211 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101211 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |