JP2843011B2 - ゲーム転送システム - Google Patents

ゲーム転送システム

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JP2843011B2
JP2843011B2 JP8009628A JP962896A JP2843011B2 JP 2843011 B2 JP2843011 B2 JP 2843011B2 JP 8009628 A JP8009628 A JP 8009628A JP 962896 A JP962896 A JP 962896A JP 2843011 B2 JP2843011 B2 JP 2843011B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家庭用ゲーム機を業
務として遊技させるためのシステムにかかり、詳しくは
旅館客室等個々の部屋に配置されたゲーム操作用端末で
別室に配設した複数種類のゲームを利用者が自在に選択
して遊技することのできるゲーム転送システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より家庭用ゲーム機にて遊技する場
合、市販のゲームソフトをハードウェアたるゲーム機本
体に装着し、このゲーム機本体をテレビ等のディスプレ
イに接続し、ゲーム機本体に付属したゲーム操作用端末
たるコントロールパッドにて操作している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、家庭で遊技す
るだけならばいざしらず。例えば旅館等で宿泊客に家庭
用ゲーム機を提供しようとする場合においては、各客室
毎にゲーム機本体を用意しなければならず経費がかかる
ため問題であった。また、各客室毎にゲームソフトを用
意していてはゲームソフトの経費もずいぶんとかかる。
この場合、例えば客が電話等で連絡すると係の者がその
ソフトを貸し与えるようにするのは面倒であり、人件費
もかかる。また、客の側からみてもすぐに遊技したいの
にそのゲームソフトを持ってくるまでに時間がかかれば
興趣がさめてしまう。更に、市販のゲームソフトは販売
各社において規格が大きく異なり、異なる会社のソフト
であればそれに併せたゲーム機本体が複数必要となる。
従って、なかなか業務的に市販のゲームソフトを客に提
供することができなかった。
【0004】ところで、近年CATV(ケーブルテレ
ビ)の有線網を利用してゲームプログラムを宿泊客の端
末に出力し、ゲームを楽しむ遊技システムが案出されて
いる。しかし、この方式はCATVの局側のゲーム機本
体と遊技者とをアクセスさせるものではない。あくまで
宿泊客の端末にゲームプログラムを出力し、宿泊客側は
いわばCATV端末に取り込んだそのプログラムを端末
内で処理しているにすぎない。特に、大容量のゲームソ
フトではCATVでは出力するのは困難であり、また時
間もかかっていた。更に、プログラム自体をそっくり宿
泊客側に転送してしまうわけである。従って、著作物の
複製権の問題をクリアせねばならず面倒であった。
【0005】本発明は上記課題を解決するためのもので
ある。その第1の目的は、旅館等で営業目的として市販
のゲームソフトを客に提供する際に、迅速かつ効率的に
行うことである。また、第2の目的は、そのようなゲー
ムソフトを複数の客が一緒に使用することができるよう
にすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1の発
明ではゲームソフト用の複数のハードウェアを備え、い
ずれかのハードウェア内のゲームソフトを指定しゲーム
操作用端末に付属した操作部材を操作することで所望の
ゲームを使用できるゲーム機であって、遊技者側には、
所望のゲームソフトを指定すると、指定データを出力
するゲーム操作用端末を備えるとともに、集中管理室側
には、ゲームソフトを読み出して映像信号と音声信号を
出力するとともに、前記ゲーム操作用端末の操作に応じ
た操作信号を規格に応じて変換する複数のハードウェア
と、前記ゲーム操作用端末からの指定データの出力に基
づいて前記ハードウェアを選択する選択手段と、ゲーム
ソフトの使用状況をチェックするための監視手段と、前
記選択手段と監視手段とを制御する中央演算装置と、
記選択手段により選択されたハードウェアを前記ゲーム
操作用端末に接続する接続手段とを備えるような構成と
した。
【0007】従って、遊技者があるゲームをしようと思
えば、その遊技者の操作用端末の操作部材で操作できる
ようにしなければならない。そのためまず、所望のゲー
ム操作用端末に対する所望のゲームに応じた指定データ
が指定手段から出力される。すると、その信号を受け
択手段によりゲームソフト用のハードウェアが選択さ
れる。そのハードウェアには遊技者の所望のゲームソフ
トが装着されている。次いで、そのハードウェアとその
遊技者のゲーム操作用端末とが接続手段により接続され
る。すると、遊技者はその所望のゲームソフトをゲーム
操作用端末によって操作して遊技することができる。
た、監視手段が備えられることで、遊技者側のゲーム操
作用端末がどのハードウェアと接続され、またいつどの
くらいの時間ゲームをしたのか等の監視をすることがで
きる。
【0008】また、請求項2の発明では、請求項1の発
明の構成に加え、前記接続手段は、複数のゲーム操作用
端末の指定に応じて、記選択手段により選択されたハ
ードウェアを複数のゲーム操作用端末に接続するよう
な構成とした。従って、例えば、競技形式や対戦形式の
ゲームである場合には1つのゲームソフトに対して人数
に応じた複数のゲーム操作用端末が接続され、指定した
1つのゲームソフトを複数で遊技することができる。
【0009】また、請求項3の発明では請求項1又は2
の構成に加え、前記複数のハードウェアとゲーム操作用
端末とをCATVの通信ケーブルで接続する構成とし
た。従って、既存の通信ケーブルを利用できるためコス
トが低減される。
【0010】
〔実施の形態1〕
図1に示すように客室1,2〜n内にはそれぞれゲーム
操作用端末11が配置されている。指定手段たるゲーム
操作用端末11は遊技者が所望のゲームを指定したり、
また操作データをデジタル化して回線に出力したりす
る。図2に示すように、ゲーム操作用端末11にはゲー
ム指定用スイッチ12が並設され、2つのコントロール
パッド13が接続されている。ゲーム指定用スイッチ
2は宿泊客が使用可能なゲームのうちから1つのゲーム
を指定するためのものであり、例えばAキーならばAメ
ーカーのゲームを指定でき、CキーならばCメーカーの
ゲームを指定できる。コントロールパッド13はキャラ
クターの動作や向きを変化させる遊技における操縦機に
あたるものである。
【0011】客室内には変調機14が配設されており、
ゲーム操作用端末11はこの変調機14に接続されてい
る。変調機14にはゲーム画像を映し出すモニター画面
用のテレビ15が接続されている。また、変調機14の
端子には映像信号データ入力用の映像データ用ケーブル
16、音声データ信号入力用の音声データ用ケーブル1
7及び有線テレビのケーブルに接続されたアンテナ線1
8がそれぞれ接続されている。
【0012】集中管理室C内には異なる4メーカー製の
ゲームソフト用のハードウェア20a,20b,20
c,20dが収納されている。ハードウェア20a,2
0b,20c,20dはセットされたゲームソフトを読
みだして映像データ用ケーブル16と音声データ用ケー
ブル17を介して映像信号と音声信号を出力する。ま
た、コントロールパッド13の操作に応じた操作信号を
各社の規格に応じて変換する。なお、ゲームソフトの格
納形式は種々であり、例えばROMカセットの形式やC
D−ROMの形式等がある。
【0013】第2の選択手段、接続手段及び監視手段た
る中央演算装置(CPU)25には各種制御用のプログ
ラムが記憶されたメモリ26が接続されている。また、
CPU25にはモニタ28が接続され、客室のゲームの
使用状況(使用の有無、使用しているハードウェア、使
用時間、料金等)が表示されるようになっている。ま
た、CPU25にはキーボード29及び液晶ディスプレ
イ(LCD)30が接続されており、キーボード29に
よって各種データが入力され、LCD30によって使用
状態にあるハードウェアが直ちに確認できるようになっ
ている。
【0014】CPU25は第1の選択手段たるスキャナ
ー32に接続されている。図3に示すように、スキャナ
ー32は操作データ用ケーブル33を介して各客室1,
2〜nのゲーム操作用端末11に接続されている。操作
データ用ケーブル33には所望のハードウェアに応じた
指定信号と、どの客室1,2〜nからの信号かを示すパ
イロット信号及びコントロールパッド13の操作信号が
各ゲーム操作用端末11においてデジタル化されて直列
転送される。スキャナー32内では各客室1,2〜nか
らの操作データ用ケーブル33を常時ポーリングしなが
ら監視しており、同ケーブル33からのパイロット信号
に基づいて、例えば客室1からの信号出力を検出する
と、客室1の回路を閉じる。また、CPU25は同スキ
ャナー32の入力側端子に接続され、その結果各客室
1,2〜nのゲーム操作用端末11と接続される。CP
U25はパイロット信号に基づき、いずれの客室から
(ゲーム操作用端末11から)の出力であるか判断す
る。また、CPU25は同端末11に対して使用可能状
態にあるハードウェアの情報やシステムの操作方法等の
データ信号を出力し、同端末11はそのデータ内容をテ
レビ15に表示させる。
【0015】CPU25は第2の選択手段たる第1のマ
ルチプレクサ34に接続されている。スキャナー32は
操作データ用ケーブル33を介して第1のマルチプレク
サ34に接続されている。第1のマルチプレクサ34は
操作データ用ケーブル33を介して各ハードウェア20
a,20b,20c,20dの端子に接続されている。
CPU25はゲーム操作用端末11からの出力に基づい
て、どのハードウェア20a,20b,20c,20d
が選択されたか(どのゲームが選択されたか)を判断す
る。そして、選択されたハードウェアに応じて第1のマ
ルチプレクサ3にセレクト信号を出力する。第1のマ
ルチプレクサ34はCPU25からの出力に基づいて選
択されたいずれかのハードウェア20a,20b,20
c,20dと接続された回路を閉じ、指令のあったゲー
ム操作用端末11とそのハードウェア20aとを接続さ
せる。
【0016】各ハードウェア20a,20b,20c,
20dは映像データ用ケーブル16を介して接続手段た
る第2のマルチプレクサ35に接続され、音声データ用
ケーブル17を介して接続手段たる第3のマルチプレク
サ36に接続されている。第2のマルチプレクサ35は
映像データ用ケーブル16を介して、第3のマルチプレ
クサ36は音声データ用ケーブル17を介してそれぞれ
各客室1,2〜nの変調機14に接続されている。
【0017】CPU25は接続手段たる第2及び第3の
マルチプレクサ35,36に接続されており、選択され
たゲーム操作用端末11と接続させるために両マルチプ
レクサ35,36に対してセレクト信号を出力する。第
2のマルチプレクサ35はCPU25からの出力に基づ
いて選択された客室1,2〜nのゲーム操作用端末11
に接続されたいずれかの回路を閉じ、所定のハードウェ
ア20a,20b,20c,20dの映像信号を、選択
されたいずれかの客室1,2〜n出力する。同様に、第
3のマルチプレクサ36はCPU25からの出力に基づ
いて選択された客室1,2〜nのゲーム操作用端末11
に接続されたいずれかの回路を閉じ、第2のマルチプレ
クサ35と同じゲーム操作用端末11に音声信号を出力
する。
【0018】次に、本発明の実施の形態1の作用につい
て説明する。まず、例えば客室1に宿泊する客がゲーム
操作用端末11を操作してテレビ15を通じて使用可能
状態にあるゲーム(ハードウェア)の情報やシステムの
操作方法等を理解する。尚、宿泊客は見た目上はハード
ウェアを選ぶのではなく、ゲームを選ぶこととなる。そ
して、端末11のゲーム指定用スイッチ12を操作して
使用可能状態にあるゲームのうちから1つを指定する
(例えば、Aメーカ製のハードウェア20aに装着され
たゲームソフトとする)。すると、ゲーム操作用端末1
1から操作データ用ケーブル33を介してスキャナ32
に対してパイロット信号及び指定信号が出力される。
【0019】スキャナ32はそのパイロット信号に基づ
いて客室1の端末11の回路を閉じる。同時に、CPU
25にAメーカ製のハードウェア20aが指定された旨
の指定信号が出力され、CPU25は指定信号に基づい
て第1のマルチプレクサ34にAメーカ製のハードウェ
ア20aを選択させるためのセレクト信号を出力する。
すると、第1のマルチプレクサ34内で選択されたAメ
ーカ製のハードウェア20aの回路が閉じられ、同ハー
ドウェア20aと客室1の端末11とが接続される。
【0020】一方、CPU25は指定信号に基づいて第
2のマルチプレクサ35に客室1の端末11を選択させ
るためのセレクト信号を出力する。すると、第2のマル
チプレクサ35内では客室1用の端末11の回路が閉じ
られ、Aメーカ製のハードウェア20aと接続される。
そして、映像データ用ケーブル16を介して映像信号が
出力される。また、CPU25は指定信号に基づいて第
3のマルチプレクサ36に客室1の端末11を選択させ
るための選択信号を出力する。すると、第3のマルチプ
レクサ36内では客室1用の端末11の回路が閉じら
れ、Aメーカ製のハードウェア20aと接続される。そ
して、音声データ用ケーブル17を介して音声信号が出
力される。
【0021】映像信号は端末11及び変調器14にて処
理されてテレビ15に表示されるようになる。また、音
声信号も端末11及び変調器14にて処理されて同テレ
ビ15に並設された図示しないスピーカーから音声とし
て出力されるようになる。そして、宿泊客はゲームパッ
ド13を使用してゲームを開始する。ゲームの操作信号
は端末11からスキャナ32、第1のマルチプレクサ3
4を介してAメーカ製のハードウェア20aに出力され
る。操作信号に基づき同ハードウェア20a内で処理さ
れたゲームの映像信号と音声信号は再び第2及び第3の
マルチプレクサ35,36を介して端末11に出力され
る。
【0022】以上のように構成することで本システムに
は次のような効果が奏される。 1)従来では宿泊客にゲームの遊技サービスを行う場合
には各客室1,2〜n毎に複数種類のゲーム用ハード
ェアを用意しなければならなかった。しかし、上記のシ
ステムによれば少なくとも集中管理室C内にのみ複数種
類のゲーム用ハードウェアを設置すれば足り、客室には
テレビとゲーム操作用端末さえあればよいこととなる。
従って、ゲーム用ハードウェア及びゲームソフトのコス
トが低減される。
【0023】2)従来では宿泊客にゲームの遊技サービ
スを行う場合には各客室1,2〜n毎にゲーム用ハード
ウェアを用意しなければならず、客の要望に応じて係の
者がゲームソフトを貸し出すようにする場合があった。
しかし、上記システムではその必要はなく、人件費もか
からず、客もゲームソフトがくるまで待たされることも
ない。
【0024】3)スキャナ32によってゲームを指定し
た客室が選択され、またCPU25によってどのゲーム
が指定されたを判断するようになっている。また、CP
U25の指示で第1〜第3のマルチプレクサ34,3
5,36がその指定されたゲームのゲーム用ハードウェ
アと指定した客室の端末とを接続するようになってい
る。このような簡単な構成でシステムが実現できるた
め、ハードウェア及びゲームソフトのコスト以外にかか
る設備のコストも極めて軽減される。
【0025】4)CPU25及びCPU25に接続され
たモニタ28とLCD30によってシステムの稼働状況
が簡単に監視できるため、管理が容易である。 〔実施の形態2〕 上記実施の形態1では客室からの指定によって指定され
たゲーム用のハードウェアはその指定が行われた部屋へ
接続されるようになっていた。これを、複数の客室に接
続させ、客室間でゲームを楽しめるようにしてもよい。
以下に実施の形態2の説明をする。尚、実施の形態2に
おけるゲーム操作用端末11、ゲーム指定用スイッチ1
2、コントロールパッド13、変調機14、テレビ1
5、映像データ用ケーブル16、音声データ用ケーブル
17アンテナ線18、ハードウェア20a,20b,
20c,20d、CPU25、メモリ26、モニタ2
8、キーボード29及び液晶ディスプレイ(LCD)3
0については実施の形態1と同様の構成であるため説明
を省略する。また、図1〜3に示されるシステム構成部
材の配置は実施の形態2においても同様である。
【0026】本実施の形態2におけるCPU25は異な
る2つの客室からの指定信号に基づいて2つの客室に対
応するセレクト信号を同時に第2及び第3のマルチプレ
クサ35,36に出力する。また、CPU25はスキャ
ナー32の入力端子側で客室1,2〜nのゲーム操作用
端末11と接続されている。スキャナー32は操作デー
タ用ケーブル33を介して各客室1,2〜nのゲーム操
作用端末11に接続されている。スキャナー32内では
各客室1,2〜nからの操作データ用ケーブル33を常
時ポーリングしながら監視しており、CPU25からの
指令信号に基づいて、客室の回路を閉じる。
【0027】また、第1のマルチプレクサ34は2つの
客室のゲーム操作用端末11に対して指定されたいずれ
かのハードウェア20a,20b,20c,20dと接
続可能とされている。第2及び第3のマルチプレクサ3
5,36はいずれかのハードウェア20a,20b,2
0c,20dに対して指定された2つの客室のゲーム操
作用端末11に接続可能とされている。
【0028】実施の形態2の作用について図4に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。ステップ(以下、S
とする)1において、CPU25はいずれかの客室のゲ
ーム操作用端末11からゲーム(実際はハードウェア)
が指定されたことを確認するとともに、他の客室との対
戦を要求する旨の指定を確認する。すると、S2におい
てCPU25は指定された他の客室のテレビ15に指定
を受けるかどうかの表示をさせる。
【0029】そして、S3において他の客室から対戦に
応ずる旨の返事(コントロールパッド13の操作による
イエス・ノーの入力)があったと判断すると、S4にお
いて、CPU25はスキャナー32に2つの客室の回線
を閉路状態とさせる。また、CPU25は各マルチプレ
クサ34,35,36にセレクト信号を出力する。すな
わち、第1のマルチプレクサ34は2つの客室のゲーム
操作用端末11と指定されたいずれかのハードウェア2
0a,20b,20c,20dを接続し、第2及び第3
のマルチプレクサ35,36はいずれかのハードウェア
20a,20b,20c,20dと指定された2つの客
室のゲーム操作用端末11を接続する。
【0030】一方、S2において、他の客室から対戦に
応ずる旨の返事がない場合には、S5において所定時間
をカウントする。そして所定時間が経過するとS6にお
いてテレビ15を初期設定画面に戻す。また、S3にお
いて他の客室から対戦に応じない旨の返事があった場合
にはルーチンはS6に移行する。
【0031】このように構成することによって、本実施
の形態2は上記実施の形態1の効果に加え、他の客室と
の対戦ができるため興味性が増す。また、対戦相手の顔
が見えないため、家庭用のゲーム機とはまた違った雰囲
気で遊技できるため興味性が更に増す。 〔実施の形態3〕図5及び図6に基づいて、実施の形態
3のシステムについて説明する。本実施形態3はデータ
送信としてCATVの通信ケーブルを利用したものであ
る。尚、ゲーム操作用端末11、ゲーム指定用スイッチ
12、2つのコントロールパッド13、テレビ15及び
ハードウェア20a,20b,20cについても実施の
形態1,2と同様であるため説明を省略する。
【0032】図5に示すように、集中管理室Cから通信
ケーブルCbが客室側に延設され、分配器Dで各客室の
ゲーム操作用端末11に分岐して接続されている。ゲー
ム操作用端末11には端末データ作成回路Pが並設され
ている。端末データ作成回路Pは発振回路41、第1変
調回路MOD1、第1増幅回路43、バンドパスフィル
ター44及び通信ケーブルCb上の第1ミキサ回路45
が直列に接続されて構成されている。ゲーム操作用端末
11は第1変調回路MOD1に接続されている。
【0033】また、ゲーム操作用端末11には端末デー
タ作成回路Pと並列に同調回路Qが並設されている。同
調回路Qは前記第1ミキサ回路45から同端末11側に
向かってハイパスフィルター46、第2増幅回路47及
び第2ミキサ回路48の順で直列に接続され、更に第2
ミキサ回路48から第1,第2チューナー49,50が
分岐されて構成されている。第1チューナー49はテレ
ビ15に接続され、第2チューナー50はゲーム操作用
端末11に接続されている。これら、端末データ作成回
路P及び並列に同調回路Qは各客室内に配設されてい
る。
【0034】従って、前記端末11からのデータは第1
変調回路MOD1において発振回路41で生成された発
振周波数に乗せられる。そして、第1増幅回路43、バ
ンドパスフィルター44及び第1ミキサ回路45を経て
通信ケーブルCb上を集中管理室C側に搬送される。ま
た、集中管理室Cからの映像信号及び音声信号は第1ミ
キサ回路45、ハイパスフィルター46及び第2増幅回
路47を経て、第2ミキサ回路48にて映像データと操
作データに分解され、映像データは第1チューナー49
を経てテレビ15に出力され操作データは第2チューナ
ー50を経てゲーム操作用端末11に出力される。
【0035】図6に示すように、集中管理室C内のハー
ドウェア20a,20b,20cにはそれぞれ第2〜第
4変調回路MOD2,MOD3,MOD4が接続されて
いる。第2〜第4変調回路MOD2,MOD3,MOD
4は各ハードウェア20a,20b,20cの映像及び
音声信号を各々固有の周波数に変調する。第2〜第4変
調回路MOD2,MOD3,MOD4は通信ケーブルC
b上の第3ミキサ回路51に接続されている。第3ミキ
サ回路51は各第2〜第4変調回路MOD2,MOD
3,MOD4の成分を混合してデータを直列転送する。
通信ケーブルCb上には第3ミキサ回路51からゲーム
操作用端末11側に向かって、第4ミキサ回路52、第
5ミキサ回路53、第6ミキサ回路54が配置されてい
る。第4ミキサ回路52にはアンテナANTが接続され
ている。
【0036】第2の選択手段、接続手段及び監視手段た
る中央演算装置(CPU)25にはメモリ26、モニタ
28、キーボード29及びLCD30が接続されてい
る。これらについては実施の形態1,2と同様であるた
め説明を省略する。
【0037】CPU25は第5変調回路MOD5を介し
て第6ミキサ回路54に接続されている。また、CPU
25にはデータ処理回路55が接続されており、更に第
1〜第3ラインセレクタLS1〜LS3が並列に接続さ
れている。更に、データ処理回路55に対して第1〜第
3ラインセレクタLS1〜LS3が並列に接続されてい
る。データ処理回路55は通信ケーブルから出力される
データを監視して、各客室のゲーム操作用端末11のス
テータスを読み取る。また、第1〜第3ラインセレクタ
LS1〜LS3は前記各ハードウェア20a,20b,
20cにライン毎にデータを出力する。
【0038】前記第5ミキサ回路53には映像信号及び
音声信号を同調させる第3チューナー56と同調された
データ信号を符号化する変換回路57が直列に接続され
ている。変換回路57は前記データ処理回路55及び第
1〜第3ラインセレクタLS1〜LS3に並列に接続さ
れている。その結果、ゲーム操作用端末11からのライ
ンデータは第3チューナー56、変換回路57を経てデ
ータ処理回路55に出力されるとともに、第1〜第3ラ
インセレクタLS1〜LS3にも同様に出力される。
【0039】次に、本発明の実施の形態3の作用につい
て説明する。まず、例えば客室1に居る宿泊客がゲーム
操作用端末11を操作してテレビ15を通じて使用可能
状態にあるゲーム(ハードウェア)の情報やシステムの
操作方法等を理解する。尚、宿泊客は見た目上ハードウ
ェアを選ぶのではなく、ゲームを選ぶこととなる。そし
て、同端末11のゲーム指定用スイッチ12を操作して
使用可能状態にあるゲームのうちから1つを指定する
(例えば、Aメーカ製のハードウェア20aに装着され
たゲームソフトとする)。すると、ゲーム操作用端末1
1から集中管理室C側へ通信ケーブルCbを介して通信
データが搬送される。この通信データは第5ミキサ回路
53から第3チューナー56に転送され同調処理され、
また変換回路57にてCPU25が読取可能なように変
換される。
【0040】変換回路57からデータ処理回路55及び
第1〜第3ラインセレクタLS1〜LS3に処理後のデ
ータが出力される。データには所望のハードウェアに応
じた指定信号と、どの客室からの信号かを示すパイロッ
ト信号及びコントロールパッド13の操作信号が含まれ
る。データ処理回路55は常時各客室のゲーム操作用端
末11を監視しており、出力されたデータ内容からパイ
ロット信号を検出し、いずれのゲーム操作用端末11
(いずれの客室)からの指令を受けているのかを認識す
る。そして、データ処理回路55はCPU25にいずれ
のゲーム操作用端末11からの指令であるのか同端末1
1に応じた識別信号を出力する。CPU25はその識別
信号に応じて所定のゲーム操作用端末11からの指令で
あると認識するとともに、データの指定信号によって所
望のハードウェアに応じたセレクト信号を出力する。
【0041】第1〜第3ラインセレクタLS〜LS3か
らの出力信号に基づいて各ハードウェア20a,20
b,20cはゲームソフトデータをそれぞれ第2〜第4
変調回路MOD1,MOD2,MOD3に出力する。ゲ
ームソフトデータは第3ミキサ回路51を介して出力さ
れ、分配器Dを介して指令のあったゲーム操作用端末1
1に搬送される。
【0042】ゲームソフトデータは上記同調回路Qによ
って処理され映像信号はテレビ15に表示される。ま
た、音声信号も同調回路Qによって処理されて同テレビ
15に並設された図示しないスピーカーから音声として
出力される。そして、宿泊客はゲームパッド13を使用
してゲームを開始する。ゲームの操作信号はゲーム操作
用端末11から端末データ作成回路Pを介してAメーカ
製のハードウェア20aに出力される。
【0043】このように構成することによって、本実施
の形態3は上記実施の形態1の効果に加え、CATVの
通信ケーブルを利用してシステムを構築でき、別途回線
を必要としないため、コストの低減に貢献する。また、
従来と異なり、操作プログラムもふくめてゲームのすべ
てのプログラムをそっくり利用者側に一度に送ってしま
うのではなく、あくまで市販のゲームソフトを装着した
ハードウェアとアクセスするわけであるため著作権違反
の問題も生じない。
【0044】以上、本発明の実施の形態について詳述し
たが、本発明は他の態様で実施することも可能である。
例えば、 a)上記実施の形態3において実施の形態2のように1
つのハードウェアを複数の客室に接続させ、客室間でゲ
ームを楽しめるようにしてもよい。すなわち、上記実施
の形態3において、いずれかの客室のゲーム操作用端末
11と対戦相手に指定された他の客室の同端末11から
の入力に基づいて、データ処理回路55はCPU25に
両端末11に応じた識別信号を出力する。CPU25は
その識別信号に応じて所定の2つの端末11に対して所
望のハードウェアに応じたセレクト信号を出力する。す
ると令であると認識するとともに、データの指定信号
によって所望のハードウェアに応じたセレクト信号を出
力する。
【0045】すると、セレクト信号により指定されたい
ずれかのハードウェア20a,20b,20cはゲーム
ソフトデータを第2〜第4変調回路MOD1,MOD
2,MOD3を介して対戦する2つの端末11に出力す
る。
【0046】このようにすれば実施の形態3の効果に加
え、他の客室との対戦ができるため興味性が増す。ま
た、対戦相手の顔が見えないため、家庭用のゲーム機と
はまた違った雰囲気で遊技できるため興味性が更に増
す。
【0047】b)上記各実施形態では別々のメーカーの
ハードウェアが設置されていたが、同じ会社のものが複
数あってもかまわない。また、設置数も任意である。 c)上記各実施形態ではテレビ15をディスプレイとし
ていたが、テレビ15とは別途にモニタを設けてもよ
い。また、ゲーム操作用端末11は図上テレビ15とは
別体であったが一体型としてもよい。また別途設けたモ
ニタと一体としてもよい。
【0048】d)ゲーム操作用端末11は旅館、ホテル
等の客室には限定されない。例えば、ゲーム専用の複数
の個室を設置して集中管理室にハードウェアを設置する
ようにしてもよい。また、集中管理室は必ずしも同じ旅
館、ホテル等の中になくてもよい。その他、本実施の形
態はその趣旨を逸脱しない態様で変更して実施すること
は自由である。
【0049】
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、ゲーム用ハードウェア及びゲームソフトを個々
に用意する必要がなくコストが低減される。また、請求
項2の発明では請求項1の発明の効果に加えて、他の端
末との対戦ができるため興味性が増す。また、請求項3
の発明では請求項1又は2の発明の効果に加えて、既存
の通信ケーブルを利用できるためコストが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の電気的構成を説明するブ
ロック図。
【図2】実施の形態の端末の拡大説明図。
【図3】実施の形態のスキャナーの拡大説明図。
【図4】実施の形態のフローチャート
【図5】他の実施の形態の電気的構成を説明するブロッ
ク図。
【図6】他の実施の形態の電気的構成を説明するブロッ
ク図。
【符号の説明】
11…指定手段たるゲームソフト用端末、20a20
b,20c,20d…ハードウェア、25…第2選択手
段、接続手段及び監視手段たるCPU、32…第1の選
択手段たるスキャナー、34…第2の選択手段たる第1
のマルチプレクサ、35,36…接続手段たる第2及び
第3のマルチプレクサ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 9/22 G06F 13/00 H04L 11/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲームソフト用の複数のハードウェアを
    備え、いずれかのハードウェア内のゲームソフトを指定
    しゲーム操作用端末に付属した操作部材を操作すること
    で所望のゲームを使用できるゲーム機であって、遊技者側には、 所望のゲームソフトを指定すると、
    定データを出力するゲーム操作用端末を備えるととも
    に、 集中管理室側には、ゲームソフトを読み出して映像信号
    と音声信号を出力するとともに、前記ゲーム操作用端末
    の操作に応じた操作信号を規格に応じて変換する複数の
    ハードウェアと、 前記ゲーム操作用端末 からの指定データの出力に基づい
    て前記ハードウェアを選択する選択手段と、ゲームソフトの使用状況をチェックするための監視手段
    と、 前記選択手段と監視手段とを制御する中央演算装置と、記選択手段により選択されたハードウェアを前記ゲー
    ム操作用端末に接続する接続手段とを備えたことを特徴
    とするゲーム転送システム。
  2. 【請求項2】 前記接続手段は、複数のゲーム操作用端
    末の指定に応じて、記選択手段により選択されたハー
    ドウェアを複数のゲーム操作用端末に接続するように
    した請求項1に記載のゲーム転送システム。
  3. 【請求項3】 前記複数のハードウェアとゲーム操作用
    端末とをCATVの通信ケーブルで接続したことを特徴
    とする請求項1又は2に記載のゲーム転送システム。
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