JP2815918B2 - レーザ治療装置 - Google Patents
レーザ治療装置Info
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- JP2815918B2 JP2815918B2 JP1229369A JP22936989A JP2815918B2 JP 2815918 B2 JP2815918 B2 JP 2815918B2 JP 1229369 A JP1229369 A JP 1229369A JP 22936989 A JP22936989 A JP 22936989A JP 2815918 B2 JP2815918 B2 JP 2815918B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レーザ治療装置に関するもので、特に体腔
内の患部の治療に使用するものである。
内の患部の治療に使用するものである。
レーザを用いる治療は、通常のメスで取り除くのは非
常に危険であるというような、体腔内の弱い部分の異常
形成物を取り去る場合や腫瘍周辺の組織を破壊するため
等に行われることは周知である。そしてこれまでに、レ
ーザを用いた悪性腫瘍の治療の成功例は多数報告されて
いる。
常に危険であるというような、体腔内の弱い部分の異常
形成物を取り去る場合や腫瘍周辺の組織を破壊するため
等に行われることは周知である。そしてこれまでに、レ
ーザを用いた悪性腫瘍の治療の成功例は多数報告されて
いる。
このレーザ装置には、超音波により患部を検知し、さ
らに患部検知後に治療するまでの時間の短縮化と、患部
に対する治療器の位置ずれを回避して迅速かつ適正なレ
ーザ照射を可能とするために検知した情報により治療器
を制御しながら、治療するようにしたものがある。
らに患部検知後に治療するまでの時間の短縮化と、患部
に対する治療器の位置ずれを回避して迅速かつ適正なレ
ーザ照射を可能とするために検知した情報により治療器
を制御しながら、治療するようにしたものがある。
しかしながら、上記従来のレーザ治療器は体腔内に挿
入して行うので、挿入部に超音波振動子への送受信用の
信号ケーブルを延在しなければならないとともにレーザ
照射用の光ファイバをも併設しなければならないため、
挿入ブロックの細径化の妨げとなっていた。
入して行うので、挿入部に超音波振動子への送受信用の
信号ケーブルを延在しなければならないとともにレーザ
照射用の光ファイバをも併設しなければならないため、
挿入ブロックの細径化の妨げとなっていた。
挿入部の細径化は、被験者の苦痛を軽減するために、
さらに術者の操作性の向上のために必要である。
さらに術者の操作性の向上のために必要である。
本発明は、上記不具合を解決するために提案されるも
ので、患部検知とレーザ治療が可能であるレーザ治療装
置の挿入部の細径化を図った、レーザ治療装置を提供す
ることを目的としたものである。
ので、患部検知とレーザ治療が可能であるレーザ治療装
置の挿入部の細径化を図った、レーザ治療装置を提供す
ることを目的としたものである。
本発明は、上記目的を達成するために患部を検知する
検知手段とレーザによる治療手段とを有するレーザ治療
装置において、受信した超音波を電気信号に変換する手
段とその電気信号を光信号に変換する手段とその光信号
に基づき処理する超音波診断装置とを設けた患部を検知
する検知手段を有する構成としたものである。
検知手段とレーザによる治療手段とを有するレーザ治療
装置において、受信した超音波を電気信号に変換する手
段とその電気信号を光信号に変換する手段とその光信号
に基づき処理する超音波診断装置とを設けた患部を検知
する検知手段を有する構成としたものである。
このように超音波の送受信は光信号により行うことが
できるので、レーザ照射用の光ファイバを利用して行う
ことが可能となる。
できるので、レーザ照射用の光ファイバを利用して行う
ことが可能となる。
第1図は、本発明の1実施例を示したもので内視鏡に
組み込んだものである。内視鏡1は、挿入部2の先端に
観察光学系を設け、結像した像をイメージガイドを介し
て導き接眼部3から術者が観察するようになっている。
図面では内視鏡観察するための構成要素については、詳
細を省略してある。挿入部2の先端には超音波振動子4
を設けてあり、この超音波振動子4は回転しながら走査
用窓5からほぼ360゜全周に超音波を放射するようにし
てある。体腔内壁に向かって放射された超音波は、内壁
深部の生体に伝播しそこから反射してきた超音波は、再
び超音波振動子4で受信される。
組み込んだものである。内視鏡1は、挿入部2の先端に
観察光学系を設け、結像した像をイメージガイドを介し
て導き接眼部3から術者が観察するようになっている。
図面では内視鏡観察するための構成要素については、詳
細を省略してある。挿入部2の先端には超音波振動子4
を設けてあり、この超音波振動子4は回転しながら走査
用窓5からほぼ360゜全周に超音波を放射するようにし
てある。体腔内壁に向かって放射された超音波は、内壁
深部の生体に伝播しそこから反射してきた超音波は、再
び超音波振動子4で受信される。
超音波振動子4で受信した超音波は、挿入部2先端内
で超音波振動子4に接続してある超音波変換素子6で電
気信号に変換される。この場合、超音波信号の大小によ
りそれに応じた電気信号に変換される。超音波変換素子
6には圧電素子等を用いる。
で超音波振動子4に接続してある超音波変換素子6で電
気信号に変換される。この場合、超音波信号の大小によ
りそれに応じた電気信号に変換される。超音波変換素子
6には圧電素子等を用いる。
上記電気信号は、超音波変換素子6に連結してある光
電変換素子7で光信号に変換される。この場合も電気信
号の大小によりそれに応じた光信号に変換される。
電変換素子7で光信号に変換される。この場合も電気信
号の大小によりそれに応じた光信号に変換される。
光信号は、光電変換素子7の近傍に端部が対向し挿入
部2を通り術者手元方向に延在している光ファイバA8を
経て、超音波診断装置9へ導かれるようになっている。
実施例では光信号は光ファイバA8を通過した後、反射光
学系10を介して光ファイバB11へ入光するように反射さ
れる。光ファイバB11を通過した後、光ファイバB11の端
部近傍に設けてある光電変換素子12で再び光信号を電気
信号に変換して、光電変換素子12に接続してある超音波
信号処理部13に入力するのである。
部2を通り術者手元方向に延在している光ファイバA8を
経て、超音波診断装置9へ導かれるようになっている。
実施例では光信号は光ファイバA8を通過した後、反射光
学系10を介して光ファイバB11へ入光するように反射さ
れる。光ファイバB11を通過した後、光ファイバB11の端
部近傍に設けてある光電変換素子12で再び光信号を電気
信号に変換して、光電変換素子12に接続してある超音波
信号処理部13に入力するのである。
超音波信号処理部13で信号処理されると、患部の位
置、深さ、固さ等の情報が得られるので、これらの情報
に基づいた信号をレーザ装置に入力することによって、
レーザ装置を作動させる。
置、深さ、固さ等の情報が得られるので、これらの情報
に基づいた信号をレーザ装置に入力することによって、
レーザ装置を作動させる。
レーザ装置14は、制御部15とレーザ発振部16を有し、
超音波診断装置13からの検知信号があるとレーザの出射
がなされるようになっている。レーザ発振部16からのレ
ーザは、内視鏡2へ導引するための光ファイバC17を通
り、光学系を経由して前記光ファイバA8へ導かれる。さ
らに光ファイバA8の端部から出たレーザは、レーザ出射
窓18近傍に設けた反射部材19を介して挿入部2外側へ出
射されてゆく(破線方向X)。
超音波診断装置13からの検知信号があるとレーザの出射
がなされるようになっている。レーザ発振部16からのレ
ーザは、内視鏡2へ導引するための光ファイバC17を通
り、光学系を経由して前記光ファイバA8へ導かれる。さ
らに光ファイバA8の端部から出たレーザは、レーザ出射
窓18近傍に設けた反射部材19を介して挿入部2外側へ出
射されてゆく(破線方向X)。
なお、レーザの種類は患部の状況に応じて使い分けさ
れるが、一般には患部表面にしか癌がないという場合
は、気体レーザのCo2レーザを選択し、患部深部まで癌
細胞が進行している場合は深達性のよい4準位赤外線レ
ーザであるYAGを選択して癌細胞の破壊をするといった
治療を行えばよい。このためには、レーザ装置14に2種
のレーザを出射できるようにしておけばよい。
れるが、一般には患部表面にしか癌がないという場合
は、気体レーザのCo2レーザを選択し、患部深部まで癌
細胞が進行している場合は深達性のよい4準位赤外線レ
ーザであるYAGを選択して癌細胞の破壊をするといった
治療を行えばよい。このためには、レーザ装置14に2種
のレーザを出射できるようにしておけばよい。
このようにして、光ファイバA8を通ってきた光信号に
より超音波診断をし、それに基づく信号によりレーザを
光ファイバA8を通して患部の治療を行うようにしてある
ので、挿入部2には従来のごとく超音波振動子への信号
送受信用の電気信号ケーブルを設けるなどする必要はな
く、挿入部の細径化を図ることができることとなる。光
ファイバは、電気信号ケーブルに比較して細く形成でき
るので、光ファイバは超音波用とレーザ用と別々に設け
ても挿入部の細径化にはそれほど、不利になることはな
い。この場合は、患部検出とレーザ治療とを同時に実施
できることとなる。
より超音波診断をし、それに基づく信号によりレーザを
光ファイバA8を通して患部の治療を行うようにしてある
ので、挿入部2には従来のごとく超音波振動子への信号
送受信用の電気信号ケーブルを設けるなどする必要はな
く、挿入部の細径化を図ることができることとなる。光
ファイバは、電気信号ケーブルに比較して細く形成でき
るので、光ファイバは超音波用とレーザ用と別々に設け
ても挿入部の細径化にはそれほど、不利になることはな
い。この場合は、患部検出とレーザ治療とを同時に実施
できることとなる。
以上のごとく本発明によれば、超音波振動子等により
患部を検知する検知手段において、内視鏡挿入部内でレ
ーザ治療用の光ファイバを介して信号の送受信を行える
ので、挿入部の細径化を図ることができる。ひいては被
験者の基通の軽減化を図り、また内視鏡の操作性の向上
を図ることができる。
患部を検知する検知手段において、内視鏡挿入部内でレ
ーザ治療用の光ファイバを介して信号の送受信を行える
ので、挿入部の細径化を図ることができる。ひいては被
験者の基通の軽減化を図り、また内視鏡の操作性の向上
を図ることができる。
第1図は、本発明の1実施例を示す概略図である。 2……挿入部 4……超音波振動子 6……超音波変換素子 7……光電変換素子 8……光ファイバA 9……超音波診断装置 13……超音波信号処理部 14……レーザ装置 19……レーザ反射部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舟越 信幸 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 横井 武司 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 阿部 匡志 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 高野 明 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 布施 栄一 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 林 正明 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 17/36 A61N 5/06 A61B 8/00
Claims (1)
- 【請求項1】患部を検知する検知手段とレーザによる治
療手段とを有するレーザ治療装置において、 受信した超音波を電気信号に変換する手段とその電気信
号を光信号に変換する手段とその光信号に基づき処理す
る超音波診断装置とを設けた患部を検知する検知手段を
有することを特徴とするレーザ治療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1229369A JP2815918B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | レーザ治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1229369A JP2815918B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | レーザ治療装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0392143A JPH0392143A (ja) | 1991-04-17 |
JP2815918B2 true JP2815918B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=16891091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1229369A Expired - Fee Related JP2815918B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | レーザ治療装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2815918B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2012262258B2 (en) * | 2011-05-31 | 2015-11-26 | Lightlab Imaging, Inc. | Multimodal imaging system, apparatus, and methods |
-
1989
- 1989-09-06 JP JP1229369A patent/JP2815918B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0392143A (ja) | 1991-04-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |