JP2728517B2 - 選局装置 - Google Patents

選局装置

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JP2728517B2
JP2728517B2 JP1239931A JP23993189A JP2728517B2 JP 2728517 B2 JP2728517 B2 JP 2728517B2 JP 1239931 A JP1239931 A JP 1239931A JP 23993189 A JP23993189 A JP 23993189A JP 2728517 B2 JP2728517 B2 JP 2728517B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビ受信機等に使用される選局装置に関
し、特にPLL周波数シンセサイザ方式を用いた選局装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特公昭56−45524号公報に記載のよう
に、同期信号等の信号及びAFC出力が適切か否かにより
判断し、適切な場合のみ正規同調点と見なす方式を採る
のが一般的であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、衛星放送による高精細度放送、有
料放送及びデータ放送、又はケーブル放送による有料放
送等の同期信号が容易に検出できない放送の場合、正常
に正規同調点に引込めない欠点があった。特に衛生放送
の場合、屋外のコンバータユニットで一度中間周波数に
変換する方式では、厳しい環境変化による周波数のドリ
フトを無視できなく、また、ケーブル放送では、多チャ
ンネル信号の伝送に伴なう妨害を軽減するために送信周
波数をオフセットしており、これらの放送に対応不可能
であった。本発明の目的は、かかる従来技術の欠点を除
外し、受信周波数の変化に対して安定に受信できる選局
装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明に係る選局装置は、
チューナに接続されたAFC回路のS字出力が所定の電圧
範囲内の値になるように受信周波数を所定の周波数範囲
内で変化させて選局を行うPLL周波数シンセサイザー方
式を用いた選局装置において、 受信放送信号の周波数を含む周波数ポイントにおいて
当該受信放送信号から同期信号が検出されたときは、前
記S字出力が所定の電圧範囲内の値になるまで受信周波
数を第1の周波数ステップで変化させる第1の手段と、 当該放送信号から同期信号が検出されないときは、受
信周波数を前記所定の周波数範囲の限界値に設定して前
記第1の周波数ステップよりも大きい第2の周波数ステ
ップで変化させ、その受信周波数の変化により前記S字
出力が前記所定の電圧範囲を通過した後、そのS字出力
が前記所定の電圧範囲内の値になるまで前記第1の周波
数ステップで受信周波数を変化させる第2の手段とを備
えたことを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明は、受信された放送信号から同期信号が検出さ
れない場合は、先ず受信周波数を、一旦所定の周波数範
囲の上限もしくは下限に設定する。そして、その上限も
しくは下限から、S字出力が所定の電圧範囲を通過、す
なわちS字出力が所定の電圧範囲の近傍に到達するま
で、受信周波数を第1の周波数ステップで大きく変化さ
せ、S字出力が所定の電圧範囲の近傍に到達した後は、
上記第1の周波数ステップよりも小さい第2の周波数ス
テップで受信周波数を小さく変化させる。従って、速や
かにS字出力を所定の電圧範囲の近傍に到達させること
ができ、受信周波数を同期信号が得られない場合でも、
受信周波数を確実かつ速やかに正規同調点に設定するこ
とができる。
〔実施例〕
以下、第1図に例示した実施例により、本発明を具体
的に説明する。第1図において、1は選局用キーボー
ド、2は例えば2桁のチャンネル表示装置、3はコント
ローラ、4はチューナ、5はAFC回路、6はチューナ4
の局部発振出力を分周する固定分周器、7は固定分周器
6により分周された局部発振出力をさらに分周し、コン
トローラ3からの出力により分周比を変えることができ
る可変分周器、8は固定分周器6,可変分周器7で分周さ
れた周波数と基準周波数とを比較し、この周波数が同じ
になるように誤差電圧を出力する位相比較器、9は位相
比較器8の誤差電圧から直流成分を取り出す低域フィル
タ、10は基準発振器11の出力を分周する固定分周器、12
は前記AFC回路の出力を判別するための第1及び第2の
スレッシュホールド電圧を有するAFC判別回路である。1
3は同期信号と水平パルスとの論理積信号を出力する同
期信号検出回路、14,15はそれぞれ同期信号入力端子お
よび水平パルス入力端子である。今、選局キーボード1
よりあるチャンネル番号を入力すると、そのチャンネル
に相当するデータがコントローラ3から可変分周器7に
入力される。これによって可変分周器7に選局されたチ
ャンネルに対応した分周比が設定される。次いで、固定
分周器6、可変分周器7、位相比較器8、低域フィルタ
9からなる位相同期ループによるフィードバックによ
り、チューナ4の局部発振周波数は希望チャンネルに相
当する周波数に限定される。
このようにして設定された正規周波数に対して、受信
チャンネルの周波数がずれている場合について説明す
る。
第2図(a)及び第3図(a)は、第1図におけるAF
C回路5の周波数に対する出力電圧特性を示すグラフで
あり、横軸は受信周波数,縦軸は出力電圧を示してい
る。
第2図(c),(d)及び第3図(c),(d)は、
第1図におけるAFC判別回路12の周波数に対する検出出
力信号の特性を示すグラフであり、(c)はAFCHレベル
判定回路からの検出出力特性、(d)はAFCLレベル判定
回路からの検出出力特性を示している。
第2図(b)及び第3図(b)は、第1図における同
期信号検出回路13の周波数に対する同期信号検出出力の
特性を示すグラフであり、Hレベルが同期無、Lレベル
が同期有を示す。
第2図(e)及び第3図(e)は、横軸に受信周波
数、縦軸に時間を示したものである。
以下に、本実施例の動作についてさらに説明する。
第2図(e)において、同図a点は、最初に設定され
た周波数を示し、b点は次の設定周波数を示す。a点〜
a′点及びb点〜b′点の時間は位相同期ループ、AFC
出力及び同期信号が安定するのを待つ時間であり、a点
及びb′点でAFC出力及び同期信号の判別が行なわれ
る。a′点では同期は見つからずb′点で同期が見つか
るため、このb′点におけるAFC回路5の出力電圧は第
2のスレッシュホールド電圧より低くなるため受信周波
数をダウンしようとする要求がコントローラ3へ与えら
れる。次にコントローラ3は、可変分周器7の分周比を
1だけダウンさせる。このような手順をくり返し、AFC
出力電圧が第1及び第2のスレッシュホールド電圧
VTH1,VTH2の間になると可変分周器7の分周比の変化を
停止させc点を最適同調点とする。一度c点を受信する
と、このc点を基準とし一定範囲内におけるAFC電圧の
変化に応答し常に最適同調点を保つことができる。
次に、AFC出力が存在するが、同期が存在しない例を
示したものが第3図である。第3図(e)において、
a′点及びb′点でも同期信号が見つからないため探局
範囲内では同期信号が見つからないと判断し、受信周波
数を探局範囲の上限c点に設定する。この点から、可変
分周器7の分周比をNだけダウンさせ、このような手順
をくり返してAFC出力電圧が、第2のスレッシュホール
ド電圧VTH2より低く、次のステップで第1のスレッシュ
ホールド電圧VTH1より高くなった場合にAFC出力が存在
したと判断し(同図d点)、この点が見つかると、この
点では受信周波数をアップしようとする要求がコントロ
ーラ3へ与えられる。次に、可変分周器7の分周比を1
ずつアップさせ、AFC出力電圧が第1及び第2のスレッ
シュホールド電圧VTH1,VTH2の間になると可変分周器7
の分周比の変化を停止させe点を最適同調点とする。以
降第2図による説明と同様の動作を行なう。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明の選局装置によれば、受信
チャンネル周波数があらかじめ定められた分周比により
決定された周波数からずれており、かつ同期信号が存在
する放送信号、または同期信号が存在しないか、存在す
るがその検出が困難な放送信号に対して安定に自動微調
機能を働かせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はその動作態様の一例を示す動作波形図、第3図はその
動作態様の他の例を示す動作波形図、である。 1…選局用キーボード、3…コントローラ 4…チューナ、5…AFC回路 7…可変分周器、8…位相比較器 12…AFC判別回路、13…同期信号検出回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チューナに接続されたAFC回路のS字出力
    が所定の電圧範囲内の値になるように受信周波数を所定
    の周波数範囲内で変化させて選局を行うPLL周波数シン
    セサイザー方式を用いた選局装置において、 受信放送信号の周波数を含む周波数ポイントにおいて当
    該受信放送信号から同期信号が検出されたときは、前記
    S字出力が所定の電圧範囲内の値になるまで受信周波数
    を第1の周波数ステップで変化させる第1の手段と、 当該放送信号から同期信号が検出されないときは、受信
    周波数を前記所定の周波数範囲の限界値に設定して前記
    第1の周波数ステップよりも大きい第2の周波数ステッ
    プで変化させ、その受信周波数の変化により前記S字出
    力が前記所定の電圧範囲を通過した後、そのS字出力が
    前記所定の電圧範囲内の値になるまで前記第1の周波数
    ステップで受信周波数を変化させる第2の手段と、 を備えたことを特徴とする選局装置。
  2. 【請求項2】チューナに接続されたAFC回路のS字出力
    が所定の電圧範囲内の値になるまで受信周波数を所定の
    周波数範囲内で変化させて選局を行うPLL周波数シンセ
    サイザー方式を用いた選局装置において、 受信放送信号の周波数を含む周波数ポイントにおいて当
    該受信放送信号から同期信号が検出されないときは、受
    信周波数を前記所定の周波数範囲の限界値に設定して所
    定の周波数ステップで変化させ、前記S字出力が前記所
    定の電圧範囲内の値になる受信周波数を正規同調点とし
    て設定して前記受信周波数の変化を停止させる手段と、 前記受信周波数の変化が停止した後、前記AFC回路のS
    字出力が前記所定の電圧範囲外になったとき、前記正規
    同調点を基準としてある一定範囲内で、前記S字出力が
    前記所定の電圧範囲内になるように受信周波数を変化さ
    せる手段、 とを備えたことを特徴とする選局装置。
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JPS59152717A (ja) * 1983-02-18 1984-08-31 Sony Corp テレビジョン信号の選局回路
JPS59178013A (ja) * 1983-03-29 1984-10-09 Pioneer Electronic Corp 受信機の選局方法

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