JP2719522B2 - データリンク制御器 - Google Patents

データリンク制御器

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JP2719522B2
JP2719522B2 JP63082137A JP8213788A JP2719522B2 JP 2719522 B2 JP2719522 B2 JP 2719522B2 JP 63082137 A JP63082137 A JP 63082137A JP 8213788 A JP8213788 A JP 8213788A JP 2719522 B2 JP2719522 B2 JP 2719522B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] この発明は国際プロトコルに応じるデータ通信網に関
するものであって、特に第2のレベルのプロトコルで遅
延された報告メカニズムを採用する一時一パケットの状
態報告を提供するデータリンク制御器に関するものであ
る。
[発明の背景] データリンク制御器(DLC)は統合サービスデジタル
回路網(ISDN)において利用され、通信網に対する高速
の直列インターフェイスを提供する。ビット向きプロト
コル(BOP)は回路網上の送信において採用されるデー
タフォーマットを特定しかつ或る標準に従う「パケッ
ト」での送信を要求する。
典型的には、パケットを有する個々の文字の状態が報
告される。これによってパケットの受取りをモニタする
際に過度のオーバヘッドの時間が作り出される。さら
に、送信の間、過度のパケット内の仲裁が必要とされ
る。典型的には、パケットの境界は重要ではなかった。
その結果、複雑なプログラミング要求がDLCのユーザ
に課され、さらにDLCのスループットは、データの受信
および送信の1文字ずつの方法で必要とされるプロセッ
サ時間が過度になるため、それに見合ったものになって
しまう。
[発明の要約] この発明のデータリング制御器(DLC)は送信および
受信側で先入れ先出し方式(FIFO)バッファを採用す
る。多数の9ビットワードがバッファ内にストアされ
て、各ワードは8ビット文字部分と9番目の「パケット
の最後のバイト」ビットとで構成される。送信バイトカ
ウントレジスタは送信されるべきパケットの長さをスト
アする。送信バイトカウンタは所与のパケットのために
FIFOにロードされる文字の数をカウントするために、送
信FIFOと関連して利用される。送信バイトカウントが0
に達すると、文字の9番目のビットは1にセットされ、
他のすべての文字の9番目のビットは0である。
データ要求論理は送信FIFOが選択可能な「しきい値」
数より少ない文字を含みかつそれはパケットの終りの文
字を含まず、バイトカウントが0より大きいときはいつ
でもデータ要求信号を発生する。こうして、FIFOのレベ
ルがしきい値にまで下がりかつパケットにもっと文字が
存在すると、データ要求信号は発生される。
受信バイトカウンタは現在のパケットからFIFOに置か
れている文字の数をモニタするために受信FIFOと関連し
て用いられる。受信FIFOの9番目のビットは「パケット
の終り」のタグを含む。
受信バイトカウントレジスタはマイクロプロセッサに
受信パケットの長さを報告する。受信フレーム状態レジ
スタおよび割込ソースレジスタによって高速のデータの
受取りが可能となり、マイクロプロセッサの仲裁を取り
除くことによって折返し(BACK−TO−BACK)パケットを
移動させる際のオーバヘッドを減じる。
受信フレーム状態レジスタおよび受信バイトカウント
レジスタおよび割込ソースレジスタの受信リンクアドレ
スビット部分はパケットの状態の遅延された報告を与え
る4段階機構として実現される。この態様で、それらは
多数の連続したフレーム(折返しフレーム)の受取りを
支持する。これは状態の活動記録(良いフレームかまた
は悪いフレームか)および第4のフレームが受取られて
いる間先の3つの受取られたフレームのバイトカウント
を維持する必要があるため必要である。段階1のレジス
タはリンク上で受取られているフレームの現在の状態を
反映する。「保留」段階2と、「マスタ」段階3と、
「スレーブ」段階4は連続的に段階1に接続され、それ
らの内容は1つの段階から次の段階へと同期的に送られ
る。受信されたフレーム状態はもしマイクロプロセッサ
が前の段階から状態を読出しておらず、いかなる情報の
転送も段階の間で達成されないなら、「バックアップ」
可能である。
この発明のDLCの動作の制御はマイクロプロセッサを
介してユーザによるアクセス可能な種々の状態および制
御レジスタによってなされる。特定のレジスタは1組の
条件の最も確からしいものが最下位ビット位置を占有
し、一方で最も確からしくない条件が最上位ビット位置
を占有するといった態様で状態をモニタするビット位置
を有する。この発明のこの局面において、ユーザはシフ
トおよびテスト命令を介してリアルタイムのモニタおよ
びプログラミングが簡単であるといった点で条件を効果
的にテストすることができる。
この発明の他の局面では、DLC状態レジスタはFIFO状
態レジスタと、受信フレーム状態レジスタと、受信リン
ク状態レジスタとを含み、型に従って状態情報をグルー
プ分けするように組織される。たとえば、通信リンクの
リアルタイムの条件に属する状態情報は特定の受信され
たデータのフレームに特定の情報とは別に報告される。
これはユーザが一般にパケットの部分ではなくパケット
の状態に興味がありかつこの発明のDLCはそのパケット
の全体が受取られた後でのみユーザに報告するので非常
に有利である。
この発明のさらに別な局面では、DLC状態レジスタは
割込ソースレジスタを含み、これは3ビットフィール
ド、すなわちパケットアドレス識別フィールドと有効パ
ケットフィールド割込ソースフィールドとを含む。割込
ソースフィールドはDLC状態レジスタの各々に対して1
ビットを有する。割込ソースフィールドのビットがセッ
トされると、関連した状態レジスタは割込条件を含む。
したがって、ユーザはその割込みの原因を効果的に突き
止めることができる。さらに、有効なパケットがDLCに
よって受取られたということを識別するために、ユーザ
はただ割込ソースレジスタを読出し、正しく読出された
値をシフトし、シフトされた値の最下位ビットをテスト
するだけでよい。
[好ましい実施例の詳細な説明] 第1図を参照すると、端末装置アダプタ(TA)の統合
データプロトコル制御器(IDPC)10が例示的に利用され
ている。ディジタル加入者制御器(DSC)12が双方向バ
ス14によってIDPC10に、すなわちDSC12の直列ポートに
よってIDPC10の直列バスポートに接続されて第1図に示
される。(バス14に隣接して表わされている数字「4」
は4個の信号がバス14上で並列に搬送されていることを
示し、この符号はこの発明を説明する際に利用される種
々の図面にこれより用いられる。)DSC12はネットワー
ク終了(NT)装置を「S」インターフェイスでTAに相互
接続する。そうして、種々のDおよびBチャネルは通信
網から離されてデマルチプレクスされ、そしてTAに送ら
れ、逆に別々のBおよびDチャネルは回路網を送信する
ためにマルチプレクスされる。双方向データバス16にDS
C12とIDPC10とを相互接続させ、データバス16はこれら
の要素間およびマイクロプロセッサ18やリードオンリメ
モリ(ROM)20やランダムアクセスメモリ(RAM)22の間
でBおよびDチャネル情報を搬送する。
マイクロプロセッサ18は、バス16(データ信号で時分
割マルチプレクスされる)からの下位バイトのアドレス
信号をアドレスラッチ24に供給し、かつバス26からの上
位バイトのアドレス信号をアドレスラッチ24に供給す
る。アドレスラッチ24は、次にこのアドレス信号をバス
28を介してIDPC10、DSC12、ROM20およびRAM22に供給す
る。マイクロプロセッサ18によって発生されるクロック
(CLK)、チップ選択(CS)、読出(RD)、書込(WR)
信号は、IDPCやDSCやROMおよびRAMにそれぞれ信号ライ
ン30、32a−d、34および36を介して搬送される。マイ
クロプロセッサ18によって発生されるアドレスラッチ可
能化(ALE)信号は信号ライン36を介してアドレスラッ
チ24の可能化(E)端子に伝えられる。これらの信号の
意味および動作は当業者にとって明らかであろうのでこ
こではこれ以上説明されない。
最後に、データリンク制御器割込(DLCINT)信号と汎
用非同期受信機送信機(UART)割込(UARTINT)信号はI
DPC10からそれぞれ信号ライン38および40を介してマイ
クロプロセッサ18のINT0およびINT1の端子に伝えられ
る。それらの意味および動作はこれより先に説明される
であろう。
2個のラインドライバ42および44はそれぞれIDPC10の
UARTセクションに結合された全二重直列データ送信およ
び受信機能を提供するIDPC10に接続されて示される。種
々の制御信号は当業者によって明らかに理解されるであ
ろうように第1図に例示される要素間で伝えられること
が必要とされるが、簡潔さのためにそれらは示されてい
ない。
IDPC10はIDPC10に接続されるマイクロプロセッサ18
(「局所プロセッサ」)で動作しているソフトウェアに
よって読出されかつ書込まれる内部状態および制御レジ
スタによって制御される。一方、IDPCレジスタはメモリ
20または22にまたは入力/出力デバイスにマップされ得
る。IDPCレジスタはマイクロプロセッサ18のアドレスス
ペースに置かれる64バイトブロックを占有する。このブ
ロックの開始アドレスはIDPCチップ選択信号を選択する
ために用いられるIDPC10の外部のアドレスデコード論理
によって決定される。
1個より多いマイクロプロセッサを含むシステムでは
(たとえば、FPU(「ホストプロセッサ」)および局所
プロセッサを有するパーソナルコンピュータ),局所プ
ロセッサのみしかIDPCレジスタをアクセスできない。ID
PCは2個のプロセッサがIDPC外部バス16上でRAM22を共
用することを可能にするためにバス仲裁ハードウェアを
含むが、局所プロセッサ以外のプロセッサがIDPCレジス
タをアクセスすることができるようなそれに対応する組
込まれた仲裁はない。同様に、IDPCはIDPC外部バス16に
接続されていないデバイス(ホストRAMを含む)をアク
セスするための局所プロセッサのメカニズムを提供して
いない。
しかしながら、「ホスト」プロセッサは局所プロセッ
サ18に要求することによってIDPC動作を間接的に制御す
ることができる。これはIDPC10によって与えられるバス
仲裁(メモリ共用)およびプロセッサ間割込機構を介し
て達成される。この配置における説明は第23図と関連し
て以下で述べられる。
要約すると、ホストプロセッサは指令(たとえば「B
チャネルでデータを送れ」)や関連したパラメータをID
PC外部バス16上でRAM22の1組の連続位置に書込む。RAM
22のこの部分(「メイルボックス」と呼ばれる)は局所
プロセッサ18にソフトウェアがホストプロセッサからの
指令がその特定のアドレスに置かれるであろうというこ
とを「知っている」ことを除いて、IDPC外部バス16上の
RAMの残りのものと何ら違いはない。いずれかのプロセ
ッサがメイルボックスをアクセスすることが可能となる
IDPCバス仲裁の動作はソフトウェアに対して完全に透明
である。ホストプロセッサはメイルボックスに指令が存
在しているということを局所プロセッサに知らせるため
にIDPCプロセッサ間割込機構を利用する。局所プロセッ
サはホストプロセッサに指令の結果や状態を同様に通知
し、IDPC外部バス上のRAMの予め配置された位置に書込
み、IDPCプロセッサ間割込機構を利用してホストプロセ
ッサに割込む。
IDPC10内部の4個の主要な要素は第2図に示される
が、それらはマイクロプロセッサインターフェイス(MP
I)50と、データリンク制御器(DLC)52と、汎用非同期
受信機送信機(UART)54と、二重ポートタイミング制御
器(DPTC)56とである。信号ライン57はMPI50によって
発生されたクロック信号をDLC52と、UART54と、DPTC56
に伝える。双方向バス58、60および62はすべての主要ブ
ロックのIDPC10と、DLC52と、UART54と、DPTC56とを相
互接続させる。バス58はMPI50によって6本の導線から
なるアドレス信号ライン上で受信されたアドレス信号を
伝える。バス60はMPI50によって8本の導線からなるデ
ータ信号ラインで受信されたデータ信号を伝える。バス
62はチップ選択(CS)、書込(WR)、読出(RD)信号お
よびパワーダウン/リセット(PD,RESET)信号を受取る
とMPI50によって発生される制御信号を伝える。第2図
に示される種々の信号ラインを含むUART54およびDPTC56
のより完全な説明は第21図ないし第25図と関連してなさ
れるであろう。
MPI50はDLC52とUART54とを外部マイクロプロセッサ18
に接続する。MPI50の設計および構成は従来のものであ
って当業者には理解できるであろう。したがって、ここ
では説明されない。これより先に説明されるであろうよ
うに、DLC、UARTおよびDPTCはユーザがアクセス可能な
レジスタを有する。64バイトのアドレススペースはMPI5
0によって31バイトのUARTスペースと、32バイトのDLCス
ペースと、1バイトのDPTCスペースに細分される。個々
のスペースのアドレスデコードはUARTやDLCおよびDPTC
の内部で行なわれる。64バイトスペースは以下のように
割当てられる。
アドレス 使用 00−31 DLC 52 32−62 UART 54 63 DPTC 56 IDPC10のDLC部分52は直列バスポート(SBP)とIDPCの
3個の内部並列バス58、60および62との間の全二重イン
ターフェイス(同時の送信および受信)を提供するタス
クを有する。16バイトの受信および送信先入れ先出し方
式FIFOバッファと2個の外部直列メモリアクセス(DM
A)を別々に利用することによって、DLC52は外部メモリ
20および22およびSBPからとそこへのデータの動きを提
供する。DLCはローレベルの(ISO層2−)ビット向きプ
ロトコル処理をこのデータ上で行なう。支持される主要
なプロトコルはSDLCと、HDLCと、LAPB(X.25)と、LAPD
である。
第3図はDLC52の主要機能ブロックを強調しているIDP
C10の機能ブロック図である。MPI50は外部データおよび
アドレスバス16および28(第1図)同様、制御ライン3
0、32a、34、36および38を内部バス58、60および62(第
2図)と相互接続させて示される。IDPC10のDPTC56とUA
RT54のセクションはバス58と60と62とに接続される。ID
PC10のDLC52の部分は第3図に示され、5個の主要な機
能ブロックを含んでいる。送信先入れ先出し方式(XMIT
FIFO)レジスタ100は内部バス58と60と62とに接続され
る。送信機102はXMIT FIFO100と内部バス58、60および6
2と、直列バスポート(SBP)104とに接続される。受信
先入れ先出し方式(RECV FIFO)レジスタ106は内部バス
58、60および62に接続される。受信機108はRECV FIFO10
6と内部バス58、60および62と、SBP104とに接続され
る。送信機102および受信機108は、それぞれ、状態、指
令および制御レジスタを含む。すべてのプログラム可能
レジスタおよびデータレジスタと呼ばれるFIFOの一部分
はバス58、60および62を介してアクセスされ得る。これ
らのレジスタは直接にマイクロプロセッサ18のメモリス
ペースにマップされかつこれより先に詳細に説明され
る。
直列バスポート(SBP)104は直列クロック(SCLK)信
号と、送信クロックで時間でマルチプレクスされた(XM
ITCLK)直列フレーム同期(SFS)を受取り、かつ直列バ
ス出力(SBOUT)信号を発生する。DLC52における送信機
および受信機部分の動作の説明にはSDLCやHDLCやLAPB
(X.25)およびLAPDのようなビット向きプロトコル(BO
P)の理解が必要である。
ビット向きプロトコルは通信網上のデータの送信を容
易にする1組の規則および技術を提供する。これはプロ
トコルの上位レベルの作業−シーケンス番号,肯定応答
など−に関しておらず、なぜならこれは局所プロセッサ
18上で動作するソフトウェアの責任であるからである。
この説明はDLC52のハードウェアに影響を及ぼすプロト
コルの局面に集中している。
BOPはパケット内のデータの送信を要求する。パケッ
トは独特のフラグ文字によって制限されずかつアドレ
ス、いくつかの制御情報、データ自身およびエラー検出
コードを含む。アドレスはデータの送信側と受信側を識
別する。制御情報はデータの流れを管理するためにプロ
トコルのハイの方のレベルによって利用される。情報フ
ィールドに含まれ得るデータはユーザ情報である。プロ
トコル制御のために用いられるパケットはしばしば情報
フィールド(すなわち唯一のオプショナルフィールド)
を省く。エラー検出コードは周期冗長検査(CRC)であ
り、かつDLC52はCCITT−CRCコードを利用する。アドレ
ス、制御、データおよびエラー検査に加えて、BOPはフ
ラグ、ビット詰込み、および放棄文字などの機構を採用
する。以下のセクションはBOP言葉と機能の用語集であ
る。これらはDLC52の説明を通して用いられるであろ
う。
ビット向きのプロトコルでは、環境データがフレーム
で送信される。SDLCや、HDLCや、LAPB(X.25)やLAPDの
ようなプロトコルは同じ基本フレームフォーマットを共
用する。すなわち、 8ビットフラグ文字はすべての上で述べられたプロト
コルと同じである。それは01111110である。そのビット
パターンは、「ビット詰込み(bit stuffing)」技術
(後で述べられる)が6個の連続の「1」がフレームの
パケット部分にあることを可能にしないので、パケット
内で唯一のものである。フラグ文字は3個の機能を果た
す、すなわち開フラグとして、閉フラグとして、パケッ
ト間の充填文字としてである。
開フラグは非フラグや非放棄文字の前に、最後の(お
そらく唯一の)フラグとして規定される。(放棄文字は
以下に規定される。)すべての有効パケットはフラグで
始まらなくてはならない。開フラグはパケットの開始を
示す。フラグがインターフレーム充填文字として利用さ
れるとき、非フラグ、非放棄文字は先行するフラグが開
フラグとして識別され得る前に受取られなくてはならな
い。種々のBOPの下位レベル間の主な違いはアドレスフ
ィールドである。すべてのアドレスは長さがバイトの整
数である。一般にアドレスは長さが1バイトか、2バイ
トかまたはNバイトであり得る。
Nバイトの長さのアドレスの長さはアドレスの各バイ
トでの最下位ビットの値によって決定される。拡張アド
レスビット(EA)と呼ばれるこのビットはアドレスの最
後のバイトを識別する。すべてのNバイトの長さのアド
レスのバイトはアドレスの最後のバイトを除いて零にク
リアされるEAビットを有するであろう。1にセットされ
るEAビットの存在はバイトがアドレスの最後のバイトで
あることを示す。アドレスフィールドの長さはショート
フレームの検出に影響を与える。
いくつかのプロトコルにおいて、アドレスの第1のバ
イトの第2のビット(ビット1)はフレームが指令かま
たは応答かのいずれかを示すために利用される。指令/
応答ビット(C/R)と呼ばれるこのビットはアドレスを
無効にすることなしに1または0であり得る。
制御フィールドはアドレスフィールドの直後にある。
DLC52はパケットデータとして制御フィールドを扱う。
すなわち、DLCは制御フィールドの内容に応答していか
なる行動もとらない。制御フィールドは1または2バイ
トの長さのいずれかであり得る。制御フィールドの長さ
はショートフレームの検出におけるインパクトを有す
る。
情報フィールドは存在するなら制御フィールドに続き
かつフレーム検査シーケンスの前にある。情報フィール
ドがユーザ間で送信されているデータを含む。情報フィ
ールドはバイトの整数を含みかつIDPC10に対して64Kバ
イトの長さまで(アドレスおよび制御の長さを引く)可
能である。
フレームチェックシーケンス(FCS)は16ビットワー
ドであって、これはCRC発生器によって発生されかつCRC
検査器によってチェックされる。数学的に、それは以下
の、すなわち XK[X15+X14+X13+…+X2+X+1]をジェネレー
タ多項式X16+X12+X5+1によって除算した[モジュロ
2]の残り(ここでKは、含みはしないが開フラグの最
後のビットと透明さのために挿入されたビットを除いた
FCSの最初のビットとの間に存在するフレームのビット
数である。)と X16で乗算した後、含みはしないが開フラグの最後の
ビットとFCSの最初のビットとの間の透明さのために挿
入されるビットを除いたフレームの内容のジェネレータ
多項式X16+X12+X5+1によって除算[モジュロ2]さ
れた残り の合計[モジュロ2]の1の補数である。
閉フラグはフレームの最後のフィールドである。それ
はフレームの最後を示しそしてFCSが検査されるべき信
号を送る。
パケットはフレームから開および閉フラグを引いたも
のである。フレームがDLC52によって与えられるリンク
上を送信されていないとき、リンクは「遊んでいる」と
言われる。リンクが遊んでいるときDLC送信器102はマイ
クロプロセッサ18によってプログラムされてすべて1の
パターンを送ることができる。これはマーク遊び(MI)
状態とみなされる。特に、MIは少なくとも15個の連続の
1と規定される。
フレームの前と間に、折返しフラグがリンク上を送信
され得る。これはフラグ遊び(FI)状態とみなされ、か
つマイクロプロセッサ18のプログラム制御によって選択
される。
DLC受信機108はそれが可能化されるときインフレーム
であると言われ、かつ第1の非フラグ、非放棄文字は少
なくとも1つのフラグを受取った後に受取られる。イン
フレームは閉フラグが検出されるまで有効であって、放
棄文字が受取られるかまたはエラーが検出される。DLC
送信機102は送信機が放棄シーケンスを送るように指令
されていないとすると、それが開フラグを送り初め閉フ
ラグの最後のビットが送信されてしまうまでインフレー
ムであると言われる。
DLC受信機108または送信機102はそれが可能化されて
インフレームでないときはいつでもアウト・オブ・フレ
ームであると言われる。
少なくとも7個の連続1ビットのいかなるパターンも
放棄文字であると言われる。放棄文字は物理的エンティ
ティであって、動作である放棄条件と混同してはならな
い。放棄条件は単に放棄と呼ばれ、以下に説明される。
放棄文字とマーク遊び条件との間には微妙な違いがある
ことに気付くことは重要である。折返し放棄文字は必ず
しもマーク遊び条件を構成しない。7個の1に続く0の
パターンの繰返し (111111101111111011111110…)は一連の放棄文字で
あるがマーク遊びではない。マイクロプロセッサ18によ
って放棄を送るように指令されるとDLCは少なくとも1
個の「01111111」を送る。
放棄条件はDLC受信機108がインフレームの間放棄文字
の検出に応答して起こる動作である。放棄は受取られる
パケットの終了と廃棄を引き起こす。放棄はビット境界
と同様バイト境界上で検出され得るという点で非同期事
象である。
ビット詰込みとしばしば呼ばれる零ビット挿入/削除
はデータの透明さを与えるために用いられる技術であ
る。これによって、パケットデータパターンはそれらが
受信されたデータの流れの中で現われると、フラグ、放
棄またはマーク遊びとして現われることが妨げられる方
法が意味される。フラグ、放棄およびマーク遊び条件は
すべて6個以上の連続の「1」ビットからなる。ビット
詰込み技術はビットごとに(開フラグの後の第1のビッ
トからFCSの最後のビットまで)送信機102によって送信
されるべきパケットの内容を調べ、5個の連続の1のい
かなるパターンの後にビットの流れの0を挿入し、こう
して6個以上の1がデータの流れ内に現われないことを
確実にする。代わって受信機108はデータの流れを調べ
て5個の連続の「1」ビットに続く挿入された0を取除
く。この意味は、フラグ、放棄およびマーク遊びの発生
および検出は0の挿入および削除ユニットの回路網の側
で行なわれなくてはならないということである。
BOPは有効パケットの最小の長さを特定する。これは
通常4個か、5個または6個のバイトである。この正当
な最小数のパケット内のバイトより少ないもので受取ら
れるいかなるフレームもショートフレームと呼ばれ、廃
棄すべきエラーと考えられる。
理論的にはフレームは特定された最小より長いいかな
る長さでもあり得る。しかしながら、実際においては最
大パケット長さはFIFO100および106バッファがオーバラ
ンしないように設定されなくてはならない。この長さは
ダイナミックであって、かつデータ呼出に基づいてデー
タ呼出上で変化することができる。そのパケットがこの
最大の長さを越えるいかなる受取られたフレームもロン
グフレームと呼ばれ、エラーであると考えられる。ロン
グフレームのエラーの検出はバイトの最大の正当な数を
越えるとすぐに起こり、これは全体のフレームが受取ら
れてからではない。
もし閉フラグが検出されバイトの非整数が受取られる
なら、(すなわちフラグに先行する文字は8ビットより
少ない)、非整数のバイトエラー条件が存在する。
バイトは昇数順に送信され、バイトの内側では最下位
ビット(ビット0)は第1に送信される。しかしなが
ら、FCSはこの発明と逆に数えられかつ送信される。
第3図に示されるように、DLC52の送信機部分100およ
び102はオフチップメモリ22とデータ通信網への直列ポ
ート404との間にある。ソフトウェア制御のもとでマイ
クロプロセッサ18はアドレスと、制御と、パケットの情
報部分とを含むメモリ22にデータブロックを立てる。デ
ータのこのブロックは1度に1バイト、DMAかまたはプ
ログラムされた入出力のいずれかを介して送信FIFO100
に動かされる。送信機102は下方フラグを送り、データ
のブロックを送信し、FIC(もし選択されるなら)を発
生して送信し、閉フラグを送信する。データの流れの極
性はそれが送信されるので所望されるのであれば逆にさ
れ得る。パケット間で送信機100はプログラムされてす
べての1のパターン(マーク遊び)かまたは折返しフラ
グ(フラグ遊び)を出力する。パケットの送信は指令/
選択レジスタ(ビット0)にセットされている送り放棄
ビットに応答して放棄シーケンスを送ることによって終
了され得る。
第4図を参照すると、DLC52の送信機セクション100お
よび102のブロック図が内部バス58、60および62と並列
−直列シフトレジスタ110とを相互接続する16バイトのX
MIT FIFO100を示す。送信機102内の状態および制御レジ
スタ112はバス58、60および62に接続される。制御信号
は第4図には示されていないライン上で送信機102と状
態および制御レジスタ112の種々の要素間で搬送され
る。付録のAにはDLC状態および制御レジスタの完全な
説明が含まれている。
シフトレジスタ110によって発生されたデータ信号は
ライン114上で2:1マルチプレクサ(MUX)116に伝えら
れ、このマルチプレクサはまた信号ライン118を介して
周期冗長コード(CRC)発生器120によって反転増幅器12
2を介して発生される信号を受取る。CRC発生器120はシ
フトレジスタ110によって発生されたデータ信号をライ
ン14上で受取る。2:1MUX116によって選択された信号は
信号ライン126を介して0ビット挿入ユニット124に伝え
られる。0ビット挿入ユニット124は信号ライン128を介
してシフトレジスタ110およびCRC発生器120に伝えられ
るシフトクロック信号を発生する。
2:1のマルチプレクサ(MUX)130は0ビット挿入ユニ
ット124によって発生された信号を信号ライン132を介し
て受取りかつフラグ、放棄発生器134によって発生され
た信号を信号ライン136を介して受取る。2:1MUX130によ
って選択された信号は信号ライン138を介して直列バス
ポート104に伝えられる。SBP104は0ビット挿入ユニッ
ト124とフラグ、放棄発生器134に信号ライン140上で伝
えられるタイミング信号を発生する。
送信機100および102の主要要素は第4図にブロック形
式で示され、第5図ないし第9図と関連してより詳細に
説明される。第5図を参照すると、送信FIFO100はFIFO
バッファ150と、送信バイトカウントレジスタ152と、送
信バイトカウンタ154と、DMAデータ要求発生論理156
と、しきい値比較論理158とを含む。
送信バイトカウンタレジスタ152は読出/書込レジス
タであって、かつ内部バス58、60および62に接続され信
号ライン162を介してFIFOバッファ150によって発生され
るLOAD信号を受取る。それはまたフラグ、放棄発生器13
4によって発生されたSEND ABORT信号を信号ライン164を
介して受取る。送信バイトカウンタ154はまたLOADおよ
びSEND ABORT信号を受取りかつバス166を介してレジス
タ152に接続される。カウンタ154はFIFOバッファ150に
よって発生されたCOUNT信号を信号ライン168を介して受
取りかつカウンタ154によって発生されたSET TAG信号は
FIFOバッファ150に信号ライン170を介して伝えられる。
カウンタ154によって発生される0に等しい送信バイト
カウンタ(TBC=0)信号はライン172を介してデータ要
求発生論理156に伝えられかつしきい値比較論理158によ
って発生されるしきい値到達(THLD RCHD)信号はライ
ン172を介して論理156に伝えられる。論理158は信号ラ
イン174を介してFIFOバッファ150に接続されかつまた内
部バス58、60および62に接続される。
FIFOバッファ150は深さが16バイトで幅が9ビットで
ある(8個のデータビットと1個のタグビットで、タグ
は「送信パケットの最後のバイト」を示す)。データは
マイクロプロセッサ18によってプログラムされるFIFOデ
ータレジスタ160と言われるバッファの「底」に、入出
力またはDMAを介してロードされる。データはマイクロ
プロセッサ18によって与えられるクロック速度で最も高
い非充填FIFO150の位置にまでそこから動かされる。
データは並列−直列シフトレジスタ110によってバッ
ファからアンロードされる。ローディングおよびアンロ
ーディング動作はマイクロプロセッサクロックに対して
非同期である。バッファ150はリセットですなわち放棄
が送信されたときクリアされる。バッファ150と関連し
ているのはしきい値比較論理158によって発生されるし
きい値達成信号である。この信号はバッファ内のバイト
の数が状態および制御レジスタ112内のFIFOしきい値レ
ジスタにストアされたしきい値レベル以下であるときは
いつでも活動状態である。しきい値到達信号バッファ15
0が再びロードされるべきであることの印としてデータ
要求発生論理156に伝えられる。しきい値到達信号はFIF
O状態レジスタビット2に報告される。データ要求1(D
RQ1)割込信号はFIFOバッファ150のレベルがしきい値レ
ベルに立下がったときデータ要求発生論理156によって
発生される。DRQ1はIDPC10の外部端子に伝えられる。
FIFOバッファ150のユーザアクセス可能位置はデータ
レジスタ160である。バッファ150はデータレジスタが空
かどうか(利用可能か)を反映する状態信号を発生す
る。この信号のバッファ利用可能は送信FIFO状態レジス
タ(付録A)のビット3内に報告される。ビットはデー
タレジスタが空のときはいつでもセットされかつデータ
レジスタが書込まれるとクリアされかつデータレジスタ
の真上のバッファ1は一杯である。バッファ利用可能ビ
ットのクリアでのこの最後の規定はビットがクリアする
ことを妨げ、データレジスタが次のクロックサイクルで
空にされるときにリセットされるだけである。
もし並列−直列シフトレジスタ110が空のバッファか
らバイトをアンロードしようとするなら、アンダーラン
条件が存在する。これによってエラーが送信FIFO状態レ
ジスタのビット4を介して報告される。マスク可能割込
がこのビットをセットすることによって発生される。ア
ンダーランに応答して、放棄はDLC52の他で発生する。
これによって送信バイトカウントレジスタ152および送
信バイトカウンタ154が0にリセットされ、かつFIFOバ
ッファ150はクリアされるようになる。
送信バイトカウントレジスタ(TBCR)152は送信され
るべき(開フラグと、FCSと、閉フラグとは除く)パケ
ットの長さを保持する。この値は内部バス58と、60と62
とを介してマイクロプロセッサ18のソフトウェアによっ
てTBCR152にロードされる。TBCR152はDLC52がリセット
されたら、または放棄が送信されたらクリアされる。DL
C送信機102がアウトオブフレームであるとき、TBCRの内
容はそれがTBCRに書込まれるのと同時に送信バイトカウ
ンタ154にロードされる。TBCRの内容はまた、パケット
の最後のバイト(そのようにタグがつけられた)がFIFO
バッファ150から取除かれると、送信バイトカウンタに
もロードされる(これは、もしTBCRが送信機がインフレ
ームの間に交信されるなら正しい値がTBCにロードされ
ることも確実にする。)。TBCRのローディングは、もし
TBCRがこのときに書込まれているなら遅らされる。
送信バイトカウンタ(TBC)154は所与のパケットでバ
ッファ150にロードされるバイトの数をカウントするた
めに用いられる。TBC154は送信バイトカウンタレジスタ
152からロードされ、かつバッファにロードされる各バ
イトごとに1回デクリメントされる。TBC154の内容が0
に達すると、TBCが0に到達するようにさせたバイトが
パケットの最後のバイトとしてタグが付けられる。この
タグはそのバイトの9番目のビット位置を1にセットす
ることによって作られる。バッファ159は9ビット幅で
あることを思い出すとよい。9番目のビット位置はこの
タグを保持するために用いられ、これはバッファを介し
て最後のデータバイトとともに動く。タグはTBCRからTB
Cをロードするために用いられかつパケットの最後はDLC
に示される。
データ要求発生論理156はデータ要求(DRQ1)信号を
発生する。DRQ1は活動状態のときDNAにバッファ150がデ
ータのローディングの間利用可能であることを示す。DR
Q1信号はTBC154が0でなくかつFIFOバッファ150がタグ
の付いたバイトを含まず、かつバッファ150のレベルが
プログラムされたしきい値より低い(FIFOしきい値レジ
スタのビット3ないし0)のとき活動状態になる。DRQ1
はTBC=0信号が発生されるかまたはバッファ150が一杯
になるまで活動状態のままである。この態様でバッファ
150のレベルがしきい値にまで下がりバッファにロード
されるべきデータがそれ以上パケットに存在しないと
き、DRQ1は活動状態になる。DRQ1はバッファが完全に一
杯であるかまたはパケットの最後のバイトがバッファに
ロードされるまで活動状態のままである。これによって
たとえTBCR152がパッケージの最後のバイトが送信され
る前に書込まれたとしても、DRQ1はタグの付いたバイト
がバッファから除去されるまで非活動状態のままである
ので、1度もバッファ内の1つより多いパケットからの
データは存在し得ないことが確実となる。
DRQ1はTBC154がリセットで0にクリアされるのでリセ
ットによって非活動状態に間接的にされる。DRQ1はこの
場合TBCR152が書込まれる(0はなし)や否や活動状態
になる。
第6図を参照すると、データは送信FIFO100から1度
に1バイト8ビットシフトレジスタ110に伝えられる。
各バイトはシフトクロックの受取りによって連続的にシ
フトレジスタ110からシフトされ、このシフトクロック
は0ビット挿入ユニット124によって与えられる。シフ
トレジスタによって発生される信号はCRC発生器120に伝
えられかつ2−1マルチプレクサ116に伝えられる。
シフトレジスタ110はFIFOバッファ150からシフトレジ
スタ110へのデータの動きを達成するロード制御信号を
発生するのに責任がある。第1のロードはIDPCまたはDL
Cリセットの後か、またはフレームの最後のバイト(そ
のようにタグが付けられた)がシフトレジスタ110を離
れた後に自動的に可能化にされる。そのロードはデータ
のバイトがFIFOバッファの一番上に到達するや否や起こ
るであろう。その後、シフトレジスタ110はパケットの
最後のバイトがロードされるまで、レジスタ110に伝え
られるLOAD信号を発生する8で除算のカウンタ110aのた
めに8番目のシフトクロックサイクルごとにそれ自身を
ロードするように試みる。
カウンタ110aはDLCがリセットにあり、送信機が遊び
の状態で放棄、フラグまたはLCSを送信するときリセッ
トに保持される。パケットの最初のバイトがFIFOバッフ
ァ150の一番上に到達するとそれは自動的にシフトレジ
スタ110にロードされる。この動作はシフトレジスタを
介してシフトクロックをゲーティングし、かつリセット
制御を8で除算のカウンタ110aから除去することを0ビ
ット挿入ユニットに示す。
データはシフトクロックの立下がり端縁でシフトレジ
スタ110からシフトされる。シフトクロックは0ビット
挿入124によって発生されほぼ送信機データ速度で動作
し、0ビット挿入ユニットは5個の連続の1ビットに続
くシフトクロックサイクルの長さを全ビット時間だけ増
加させる。これによって0がデータの流れ内に挿入され
得る(挿入は直列−並列シフトレジスタ110の後で発生
する。)臨時シフトクロックサイクルの衝撃係数を変化
させることを除いて、0挿入処理はシフトレジスタ110
の動作に何ら影響を与えない。シフトクロックは送信機
クロック(XMITCLK)と同期している。送信機102がシフ
トレジスタからデータをシフトしていないとき(すなわ
ち、送信機がリセットか遊びのいずれかの状態でフラグ
を送信するか、放棄を送信するかまたはFCSを送るかす
るとき)、シフトクロックは0ビット挿入ユニットでブ
ロックされる。
シフトレジスタ110はリセットまたは放棄によってク
リアされる。
第4図を再び参照すると、CRC発生器120はフレームチ
ェックシーケンス(FCS)と呼ばれる16ビットワードを
発生する。この動作を説明する数学の方程式はこの上で
記載されている。CRC発生器120の設計および構造は当業
者にとっては周知であるのでここでさらには説明されな
い。
並列−直列シフトレジスタ110およびCRC発生器120に
よって発生される信号は2−1マルチプレクサ116を介
して0ビット挿入ユニット124に伝えられる。パケット
のデータ部分の間、アドレスや制御および情報フィール
ドは「データ」と呼ばれ、マルチプレクサ116はシフト
レジスタ110からデータを送る。パケットのデータ部分
の最後のビットがシフトレジスタ10からシフトされた
後、FCSはもしCRC発生器が可能化されているなら、CRC
発生器120から送られる。
2:1MUX116制御信号は2:1MUX116がFCSが実際に送信さ
れているときを除いて並列−直列シフトレジスタ110か
らデータ経路を選択することを引き起こす。
データの透明度を保つために、DLC送信機102は開フラ
グおよび閉フラグ(アドレス、制御、情報およびFCSフ
ィールドを含む)の間のフレーム内容を調べて、0ビッ
ト挿入ユニット124がすべての5個の連続した1の後で
0ビットを挿入することを引き起こす。これはフラグお
よび放棄シーケンスがデータの流れの中にシミュレート
されていないことを確実にするために行なわれる。さら
に、0ビット挿入ユニット124はシフトクロックを発生
し、これは並列−直列シフトレジスタ110、CRC発生器12
0、およびMUX制御信号発生器(図示されていない)によ
って使用される。第7A図を参照すると、0ビット挿入ユ
ニット124は3ビットカウンタ176とそれに関連した論理
とからなる。
3ビットカウンタ176はカウント可能化入力で2:1MUX1
16によって発生された信号ライン126上でデータの流れ
を受取る。送信クロック(XMIT CLOCK)信号はカウンタ
176とクロック引伸し回路178とに伝えられる。結果とし
て生じるカウンタ信号はその信号をクロック引伸し器17
8をANDゲート182の入力とORゲート184の補数の入力とに
伝えるとき、信号ライン180上でカウンタ176によって発
生される。ANDゲート182はまた信号ライン126上でデー
タの流れを受取り、ORゲート184は第2の補数の入力で
受取る。ORゲート184はカウンタ126のロード−零入力に
与えられる信号を発生する。ANDゲート182はライン132
上で2:1MUX130に伝えられる信号を発生する。
カウンタ176はそれがリセットされると0に自動的に
クリアされる。データの流れがライン126上で受取られ
ると、カウンタ176は1ビットが検出されるごとに増分
されそして0ビットが検出されるとリセット(0)にさ
れる。このようにしてカウンタ176は5個の連続の1が
挿入されて5までのみカウントする。カウンタ176が5
に達すると、3つの動作がとられる。すなわち、2:1MUX
130のデータ入力はANDゲート182によって送信クロック
の1サイクルでローに強制的にされ、次のシフトクロッ
クサイクルはクロック引伸し器178によって1サイクル
時間だけ長くされ、カウンタ176はリセットされる。
(説明の目的ですべての動作は同じクロック端縁に関し
て示されており、すなわち第5の「1」ビットを0ビッ
トインサータにシフトする同じクロック端縁がカウンタ
内にそれをクロック動作させて示されており、明らかに
これはレース条件を作り出すことに気づくべきである。
これらは当業者が適切であると認める場合、遅延された
クロックを用いることによって避けられる。)データ入
力を強制的にローにすることによって、送信クロックが
依然として動作しているのでデータの流れに0が挿入さ
れる。シフトクロックを引伸ばすことによって、次のビ
ットのデータを(並列−直列シフトレジスタまたはCGC
発生器のいずれかから)シフトすることは1ビット時間
の間遅らされて、挿入された0のためのスペースを作
る。カウンタ176は、送信機がフラグ、放棄を送るか、
またはマーク遊びであるときはいつでもリセットに保持
される。
クロック引伸し器178はまた示されていない制御からI
N−FRAME信号とRESET信号とを受取る。クロック引伸し
器178は送信機クロックの条件付けされたものであるシ
フトクロックを発生する。クロックは2つの方法でクロ
ック引伸し器178によって条件付けされる。まず、その
デューティサイクルは述べられたように変更され得て、
0ビット挿入に備える。第2に、シフトクロックはオン
とオフにゲーティングされ、データが並列−直列シフト
レジスタ110およびCRC発生器120からシフトされるべき
ときを選択する。シフトクロックは新しいパケットの第
1のバイトが並列−直列シフトレジスタにFIFOバッファ
からロードされるときオンにゲーティングされる。(こ
のロードは自動的でかつ0ビット挿入ユニットに制御信
号を発生する。)クロックはFCSの最後のビットがハイ
になる2:1MUX116制御信号によって示されるように送ら
れるまでか、またはもしCRC発生が可能化されていない
なら(DLC指令/制御レジスタのビット5)、データの
最後のビットが送られるまで(データ/FCS MUX制御がも
しCRC発生が可能化されていたならローになっていたで
あろう点)オンのままである。シフトクロックのオンま
たはオフ状態を示す(図示されていない)制御ラインは
そのロードカウンタ110aによって使用するために並列−
直列シフトレジスタ110に与えられる。
ANDゲート182によって発生される信号は0ビット挿入
ユニット124の出力を表わしかつデータの送信またはフ
ラグ/放棄の間で選択する2:1MUX130に送られる。MUX13
0の制御信号はフラグ/放棄発生器134によって発生され
る。制御信号は2:1MUX130が開フラグの最後のビットの
後から閉フラグの第1のビットまで0ビット挿入ユニッ
ト124によって発生されるパケットデータ伝送を選択す
ることを引き起こす。マルチプレクサ130はデータ伝送
が明らかに選択されていないときはいつでもフラグ/放
棄発生器134によって発生される信号を選択する。
第7B図に示されるフラグ/放棄挿入ユニット134は2:1
MUX130によってデータの流れに挿入されるフラグおよび
放棄文字を発生する。それぞれレジスタ188および190に
ストアされるフラグ(01111110)または放棄(0111111
1)のいずれかで並列にロードされるシフトレジスタ186
と、8で除算のカウンタおよび論理ロードシフトレジス
タ192と、2−1マルチプレクサ130への制御信号を発生
する制御論理194とからなる。
シフトレジスタ186はレジスタ188および190に接続さ
れ、フラグまたは放棄文字のいずれかでロードされ得
る。レジスタ186の内容は送信クロックの立下がり端縁
によって最下位ビットからまずシフトされそして信号ラ
イン136を介して2:1MUX130の一方入力に直列に伝えられ
る。
シフトレジスタ186はフラグまたは放棄の伝送の直前
にユニット134によってロードされる。フラグは送信機
がパケット(開フラグおよび閉フラグを除く)かまたは
放棄のいずれかを送っていないときはいつでも折返しに
送信される。放棄は送信放棄ビットがセットされるとき
はいつでも(DLC指令/制御レジスタ(付録A)のビッ
ト0)送信される。このビットはソフトウェアによって
設定されかつクリアされる。1放棄文字はまた送信FIFO
アンダーラン条件に応答して送られる。
放棄が要求されるとそれは即座に送信される。もし送
信放棄ビットが放棄文字の送信の真中でクリアされるな
ら、放棄文字の送信はフラグ文字の送信が始まる前に終
了するであろう。(フラグまたはマーク遊びは常に放棄
に続く。マーク遊びは2−1出力マルチプレクサの後に
挿入されるので、フラグ/放棄挿入ユニットは常にフラ
グを送ることをデフォルト(default)する。もしマー
ク遊びが選択されるなら(指令/制御レジスタのビット
3)、DLCの出力は強制的にすべて1のパターンにさ
れ、フラグ/放棄挿入ユニットから来るフラグを無視す
る)。
連続のフラグまたは放棄が送信されているとき、シフ
トレジスタ186は第1のフラグ/放棄の送信の後、自動
的に再びロードされる。これは8ビットごとに起こる。
ブロック192内の8で除算のカウンタはこの目的で送信
クロックを割るのに用いられる。
フラグ/放棄挿入ユニット134はパケットの残余のビ
ットの数を示すユーザが与える値を含む3ビットカウン
タを含む。この値はパケットの最後のINFOバイトがFCS
の直前にあるとき残余のビット制御/状態レジスタ(付
録A)から転送される。カウンタは各ビットがレジスタ
186からシフトされるにつれ、減分される。カウンタの
内容が0に達すると、すべての残余のビットは送信され
ておりかつもし可能化されるならFCSと閉フラグが送信
され得る。
フラグ/放棄挿入ユニット134は2:1マルチプレクサ13
0への制御信号を発生し、パケットデータまたはフラグ
/放棄が送信されるべきかどうかを示す。制御信号は送
信機がパケットデータを送っていないときはいつでもフ
ラグ/放棄経路を選択する。パケットデータは開フラグ
の終わりから閉フラグの始まりまで送られる。放棄を送
る(放棄ビットまたはFIFOアンダーランを送る)要求が
送信機をアウト・オブ・フレームに置く。
直列バスポート(SBP)104は2:1MUX130によって選択
される信号を受取る。SBPはタイムスロット割当て、ク
ロック選択、データ反転、送信機の可能化およびループ
バックのテストに関連したいくつかの機能を果たす。第
8図はSBP104のブロック図である。
マルチプレクサ130によって選択された信号はタイム
スロットマルチプレクサ(TSM)を通って送られ、そこ
では31のタイムスロットのうちの1つに割当てられるか
またはそのままで(非多重化モードと呼ばれる)で送信
される。SBP104はDSC12(第1図)のSBPに直接に接続さ
れる。31までのタイムスロットは組合わされてフレーム
を形成し、そこでデータは第9図に示される8ビットグ
ループのうちの1つの間送信される。
送信クロック制御198は直列フレーム同期(SFS)信号
とIDPCのピンに与えられる直列クロック(SCLK)信号を
受取る。
直列フレーム同期(SFS)信号(SFS/XMITCLKピンは多
重化モードでSFS入力として働くかまたは非多重化モー
ドで送信クロック入力として働くかのいずれかである)
はフレームの最初の8ビットの位置を示す基準を与え
る。送信機タイムスロットマルチプレクサ196はマイク
ロプロセッサ18によってプログラムされ得て(信号ライ
ン「TIME SLOT SELECTION」によって第8図に示され
る)、後に付録Aで説明されるように、SBP制御レジス
タのビット1ないし5を介してタイムスロットのいずれ
か上にデータを置く。多重化モードでは、SCLKピンに与
えられる信号は送信クロックソースを与える。このクロ
ックソースは送信クロックを与えるために選択されたタ
イムスロットで送信クロック制御198によってゲーティ
ングされる。もしタイムスロット0が選択されるなら、
データは1度に8ビットの代わりにSFS信号が活動状態
である限り送信される。もしSFS入力が各フレームで8
ビットの代わりに16ビット時間の間活動状態に保持され
ているなら、送信機は8に対立するものとして1フレー
ムあたり16ビットを送り出す。これを行なうことによっ
て、DSC12は(1つおきのバイトごとに)2個のBチャ
ネルの両方にデータを置くことができ、データ速度を効
果的に倍にする。非多重化モードは(SBP制御レジスタ
で1にセットされるビット1ないし5)、データは連続
的に送信される。このモードで送信クロックはSFS/SMIT
CLKピン上に入力される。データは常に送信クロックの
立下がり端縁上に送信される。
データがTSM196を通過した後、それはプログラム可能
インバータXORゲート200に送られる。SBP制御レジスタ
のビット0が1にセットされるなら、データは状態/制
御レジスタ112からXORゲート200に送られるINVERT DATA
信号によって反転されるであろう。
送信機102が可能化され(DLC指令/制御レジスタのビ
ット1)かつアウト・オブ・フレームであって(かつ閉
フラグまたは放棄が送られており)マーク遊びが選択さ
れている(DLC指令/制御レジスタのビット3)なら、
その送信器の出力は強制的にプログラム可能データイン
バータ200によって発生される信号と状態/制御レジス
タブロック112によって発生されるMARK IDLE信号を受取
るXORゲート202によってハイにされる。
送信機102はDLC指令/制御レジスタ(付録A)のビッ
ト1を介して可能化および不能化される。送信器が不能
化されるときはいつでも、SBOUTピンは送信可能化(XMI
T ENABLE)信号を与えると、プログラム可能マーク遊び
インサータ202によって発生される信号を受取るトラン
ジスタ204によって3状態である。トランジスタ204によ
って送られる信号はIDPC10の直列バス出力(SBOUT)端
子ピンで発生される。
DLC52はテストの目的でローカルループバック構成で
置かれ得る。これはSBP制御レジスタのビット3を1に
セットすることによって行なわれる。ローカルループバ
ックはSBINとSBOUTピン(SBOUTは3状態)を離し、かつ
送信機出力と受信機入力を共に接続する。初めに説明さ
れた選択された送信機クロックは受信クロックとして用
いられる。
DLC52はテストの目的で遠隔ループバック構成に置か
れ得る。これはSBP制御レジスタのビット4を1にセッ
トすることによって行なわれる。遠隔ループバックは送
信機を不能化しかつSBINピンとSBOUTピンで受取られる
ものは何でもエコーする。IDBC10のこれらの局面の完全
な説明に関しては付録Aを参照すべきである。
LDC52に関連して、送信機102はいくつかのユーザの目
に見える状態および制御レジスタが示される。機能ブロ
ック112に含まれるこれらのレジスタは付録Aで詳細に
説明され、DLC送信機102を構成するため用いられる、特
定の動作を起こし、状態を報告しかつ割込を発生する。
これすべてのレジスタは局所マイクロプロセッサ18によ
ってアクセスされ得る。それらのいずれもホストプロセ
ッサによってはアクセスされ得ない。
第4図には示されていないが、種々の制御および状態
信号ラインはそこに示されるDLC送信機102の要素と状態
および制御レジスタブロック112とを相互接続する。こ
れらの信号ラインは従来のものであるので、それらが接
続される要素の制御能力については当業者はよく理解で
きるであろう。したがって、ブロック112の設計および
構成またはIDPC10によって採用される他の類似の制御お
よび状態ブロックはここで入念には説明されない。第3
図を再び参照すると、DLC52の受信部分106および108は
直列バスポート(SBP)104から直列データを取り、それ
を処理しオフチップメモリ22にそれが送られるようにす
る。専用ハードウェアモジュールはそれが受取られると
データの各フレームでビットレベルの動作(マーク遊び
検出、データ反転、フラグ/放棄認識、0ビット削除、
CRCチェックおよびアドレス認識)を行なうために利用
される。16ビットの深い受信FIFO106はマイクロプロセ
ッサ18によって行なわれるビット速度依存の処理と1パ
ケットごとの処理との間のバッファとして利用される。
データはDMAまたはマイクロプロセッサ18制御のいずれ
かによって受信106FIFOからメモリ22に動かされ得る。
第10図を参照すると、DLC52の受信機セクション016お
よび108のブロック図は内部バス58、60および62と3個
のシフトレジスタ208、209および210とを相互接続する1
6バイトのRECV FIFO106を示す。DLC受信機108内の状態
および制御レジスタ212はバス58、60および62に接続さ
れる。状態および制御信号は第10図に示されていないラ
イン上で受信機108および状態および制御レジスタ212の
種々の要素にまたその要素から送られる。
直列バスポート104は直列バス入力(SBIN)端子から
データ信号を受取りこれはシフトレジスタ212に送られ
る。フラグ検出、放棄検出ユニット214はシフトレジス
タ212に接続される。シフトレジスタ212は信号ライン21
6を介してデータ信号の移動の間シフトレジスタ210に接
続される。
SBP104によって発生されて回収されたDATA INPUT CLO
CK信号ははビット削除、ビットカウント、ショートフレ
ームエラーユニット218に信号ライン220を介して送ら
れ、そこではまたライン216上てデータ信号が受取られ
る。シフトレジスタ212はまた回収したDATA INPUT CLOC
K信号をライン220上で受取る。周期冗長コード(CRC)
チェッカ222はライン216上でデータ信号を受取り、また
ビット削除、バイトカウント、ショートフレームエラー
ユニット218によって発生されたクロックを信号ライン2
24を介して受取る。シフトレジスタ210はまたライン224
上でクロック信号を受取る。アドレス検出ユニット226
はレジスタ208および210に接続される。
第10図のブロック形式で示される受信機106および108
の主な要素は第11図ないし第18図と関連して詳細に説明
されるであろう。第11図を参照すると、受信機108のハ
ードウェアブロックはデータがユニットを介して受信機
部分直列バスポート104からRECV FIFO106(第10図を参
照)に流れるように論じられる。受信機102はデータ速
度をDCから2.048メガヘルツまで支持しなくてはならな
い。このため、受信されたデータパケットを処理するソ
フトウェア上のリアルタイムの事象の影響を最小にする
ために受信機の設計において注意が払われる。この発明
のDLC52は全体のパケットを受信しそれをもし直列メモ
リアクセス(DMA)が用いられるなら、マイクロプロセ
ッサ18の反転なしにオフチップメモリ22に送る。パケッ
ト状態情報はパケットが完全にメモリ22に移動されたと
きにパケットごとに報告される。この遅延された状態報
告メカニズムの説明は第27図と関連してこれより後にな
される。
直列バスポート(SBP)104の受信機部分はIDPC10のSN
INピンから直列データを受取りかつそこからフラグ/放
棄検出ユニット214および0ビット削除ユニット218への
信号を発生する。SBPの受信側はデータ上の3つの動作
を実行する。すなわち、マーク遊び検出と、プログラム
可能データ反転とタイムスロットデマルチプレクスであ
る。第11図はSBP104の受信側部分のブロック図である。
データはIDPC10の端子ピンで与えられる直列クロック
(SCLK)信号の立上がり端縁によって受信側SBPにクロ
ック動作される。この信号はマーク遊び検出器230のク
ロック入力端子(CLK)とタイムスロットデマルチプレ
クサ(TSD)232のクロック入力端子に送られる。トラン
ジスタ234はSBIN端子とマーク遊び検出器230のカウント
可能化(CNT ENABLE)入力端子に接続される信号ライン
236とを相互接続する。トランジスタ234はSBIN端子で与
えられるデータ信号が信号ライン236上で送られること
を引き起こし、RECEIVER ENABLE信号を受取る。そのREC
EIVER ENABLE信号は付録Aで述べられるように状態およ
び制御レジスタ212によって発生される。
マーク遊び検出器230はまた補数にされた入力でIN−F
RAME信号を受取りかつ補数にされた入力でライン236に
送られるデータ信号を受取る。
マーク遊び検出器は受信機108がフレームの外にある
ときはいつでも15以上の連続の1ビットの存在の間ライ
ン236を介して受取られるデータの流れを調べる。マー
ク遊びの検出は受信機がフレームの外に出た後に起こら
なくてはならず、これは反転されたデータリンク(すべ
て1に反転される)上のインフレームの間15個以上の0
の有効データパターンがマーク遊び条件をシミュレート
するからである。マーク遊び検出ユニット230はカウン
タからなり、これは非活動状態であるインフレーム信号
によって可能化され、それが到着すると各1ビットをカ
ウントし、到着する各0ビットによってリセットされ、
それが15個の1をカウントするとマーク遊び支持信号を
発生し、0が受取られるまでその支持を維持し、ハード
ウェアまたはソフトウェアリセットによってクリアさ
れ、受信機108がインフレーム信号を受取ってインフレ
ームになるとクリアされて不能化される。
マーク遊び条件の検出は受信リンク状態レジスタ(付
録A)にビット0を設定する。もし可能化されたなら、
割込がこのビットの負から正への推移に応答して発生さ
れる。
XORゲート258を含むプログラム可能データインバータ
は信号ライン236を介してデータ信号を受取りかつINVER
T DATA信号を受取り、その受取りによってビットごと
に受信さたデータの反転を引き起こす。INVERT DATAは
また付録Aに説明されるように状態および制御レジスタ
212によって発生される。SBP制御レジスタ(付録A)に
おけるビット0の設定はこの発明の基となっている。
タイムスロットデマルチプレクサ232はXORゲート238
の出力で発生された信号と直列フレーム同期装置(SF
S)信号を受取る。タイムスロットデマルチプレクサ(T
SD)232は2つのモード、すなわち多重化または非多重
化モードの1つで動作し得る。TSD32のタイミング図は
第12図を参照すべきである。多重化モード(SBP制御レ
ジスタ(付録A)のビット1ないし5によって選択され
る)のとき、入ってくるデータは24ビットの長さのフレ
ームの31個までの8ビット長さのタイムスロットの1つ
の間有効である。状態/制御レジスタブロック212は付
録Aで説明されるようなSBP制御レジスタのビット1な
いし5に基づいたTSD232によって受取られた「CHANNEL
SELECT」と示される信号を発生する。IDPC10の直列フ
レーム同期/送信クロック(SFS/XMITCLK)ピンはフレ
ームの最初の8ビット時間の間活動状態であるフレーム
同期パルス(SFS)を受取りかつフレーム境界を規定す
る。活動状態のタイムスロットはSBP制御レジスタのビ
ット1ないし5によって選択される。タイムスロット0
はデータが1度に8ビットより多いビットを受取られ得
る特別の場合として処理される。タイムスロット0が選
択されると、データはSFSが活動状態にある限り受取ら
れる。これによってたとえば、16ビットのデータが各フ
レームで受取られ得る。もしDSC12が同じパケットに属
するデータを受取るために両方のBチャネルを利用した
なら(すなわちデータの速度を2倍にする)、それはそ
のSBPの両方のチャネル0と1上でIDPCにデータを送る
であろう。SFSパルスを16ビットの時間に延ばすと、IDP
C10は同じパケットの部分としてすべての16ビットを
(そのチャネル0上で)受取るであろう。
非多重化モードでは、データは連続の流れとしてTSD2
32によって受取られSCLKによってクロック動作される。
非多重化動作はSBP制御レジスタのビット1ないし5を
セットすることによって選択される(付録Aを参照)。
このモードでは、SFS/XMITCLK入力は受信機108によって
用いられない(それは送信機によって送信クロック入力
として利用され、別々の受信および送信クロックを与え
る)。
TSD232によって発生され、選択されたデータ信号はTS
D232のDATA出力端子で発生されかつSFSまたはSCLKのい
ずれかの用いられたクロックはRECEIVE CLOCK出力端子
で発生される。
第13図を参照すると、フラグ/放棄検出ユニット214
はTSD232のデータ出力端子に接続される8ビットシフト
レジスタ240を含む。直列受信データはレジスタ240によ
って受取られるSCLKの立上がり端縁でシフトされる。シ
フトレジスタ240の内容は比較器242と244によってそれ
ぞれフラグまたは放棄文字のいずれかが存在するとテス
トされる。テストはビットがシフトレジスタにシフトさ
れるごとに行なわれる。放棄検出の場合、最初の7ビッ
トのみがテストされる。比較器242および244はそれぞれ
ライン246および248上で信号を発生し、それぞれフラグ
または放棄文字の検出を示す。フラグ/放棄検出ユニッ
ト214はまた比較器242とシフトレジスタ240に接続され
る244とを含む。
フラグ/放棄検出ユニット214はDLCのSBP104の受信お
よび送信側とショートフレームバイトカウンタ260とに
よって受取られるIN−FRAME信号を発生する。インフレ
ーム信号はフラグ文字がシフトレジスタ240に存在する
とき発生され、8ビット時間経過してフラグも放棄文字
もシフトレジスタ240内に存在しない。
シフトレジスタ240の内容はライン216上で0ビット削
除ユニット218に伝えられる。8で除算のカウンタ250は
バイト境界信号を発生するために用いられる。カウンタ
250は8で除算するSCLK信号を受取り、BYTE BOUNDARY
信号を発生する。カウンタ250はライン246上に伝えられ
るフラグ検出信号を受取ることによってリセットされ
る。
リセットされると、シフトレジスタ240は間違ったフ
ラグまたは放棄検出を避けるためにすべて0にセットさ
れる。
有効データパターンがフラグまたは放棄のいずれかと
して検出されることを避けるために、ビット詰込みと呼
ばれる技術が用いられる。送信機は開フラグおよび閉フ
ラグ(排他的)の間でデータの流れを調べる。もし連続
した5個の1ビットが検出されるなら、0が5番目の1
の後に挿入される。受信機のビット削除ユニットはこの
加えられた0を取除く。第14図は0ビット削除ユニット
のブロック図を示す。
第14図を参照すると、0ビット削除バイトカウントと
ショートフレームエラーユニット2180ビット削除ユニッ
ト252が示される。シフトレジスタ240から受取られたデ
ータは信号ライン216を介して0ビット削除ユニット252
に伝えられる。3ビットカウンタ254はライン216上でデ
ータを受取り、同様にSBP104によって発生されるRECEIV
E CLOCKを受取る。信号ライン216はカウンタ254のカウ
ント可能化(CNT ENAB)入力端子とその補数のクリア
(CLR)入力端子に接続される。COUNT NOT EQUAL TO
5(CNT≠5)信号はANDゲート256とカウンタの補数
のクリア(CLR)入力に伝えられるカウンタ254の出力で
発生される。ANDゲート256はまたRECEIVE CLOCK信号と
補数の入力でRESET信号とを受取る。
カウンタ254はライン216で受取られたデータの5個の
連続の1の存在でCNT≠5信号を発生する。もしこの事
象が発生するなら、次のビットはデータの流れから削除
される(通常0)。削除はANDゲート256によって発生さ
れる受信シフトクロック信号において受信クロックを1
クロックサイクル引伸ばすことによって行なわれる。受
信シフトクロックはライン246上でフラグ信号を受取り
受信文字クロック(フラグ文字の受信に同期化される)
を発生する8で除算のカウンタ258によって受取られ
る。受信シフトクロックおよび受信文字クロック信号は
直列−並列シフトレジスタ210と、ユニット218の受信バ
イトカウンタ部分とCRCチェッカ222に信号ライン224を
介して伝えられる。
第15図を参照すると、ユニット218のショートフレー
ムバイトカウンタ260(SFBC)は直列−並列シフトレジ
スタ210に到達した文字の数をカウントする、RECEIVE
SHIFT CLOCK信号をクロック入力で受取る4ビットダウ
ンカウンタ262を含む。4ビットダウンカウンタ262はま
た内部バス58、60および62で受取られた最小パケットサ
イズ値をストアするレジスタ264を含む。レジスタ264の
内容はダウンカウンタ262に伝えられ、そこではそれが
ロード端子に与えられる。カウンタ262はANDゲート266
に伝えられるCOUNT NOT EQUAL TO ZERO(CNT≠0)
信号を発生する。ANDゲート266はまた受信16バイトFIFO
106によって発生されるRECEIVE BYTE COUNT GREATER
THAN ZERO(RECVBYTE CNT>0)信号とIN−FRAME信
号とを受取る。もしフレームが1つのフラグで終わるな
ら、そして受取られるバイトの数が最小パケットサイズ
レジスタでプログラムされた値より小さく、かつデータ
がFIFOに置かれているなら(受信バイトカウンタ0)、
ショートフレームエラー信号がANDゲート266によって発
生される。
CRCチェッカ222は実際に送信機のCRC発生器120と同一
であり、したがってさらに説明はされない。
第16図は直列−並列シフトレジスタ208、209および21
0と、RECV FIFO106と、アドレス検出ユニット226の相
互接続を示す。0ビット削除ユニット252によって修正
されたデータの流れは直列のデータの流れを8ビットバ
イトに変換する8ビットレジスタ208、209および210を
含む24ビットシフトレジスタに伝えられる。シフトレジ
スタ209および210の16ビット内容は比較のためにアドレ
ス検出ユニット226に並列に呈示される。1バイトアド
レスでシフトレジスタ(レジスタ210)の最初の8ビッ
トのみが比較される。シフトレジスタの内容は1度に1
バイト受信FIFO106に並列に伝えられる。直列−並列シ
フトレジスタ208、209および210のLOAD CONTROL部分26
8はデータをFIFOバッファ106に書込むLOAD制御信号を発
生する。
直列データは受信シフトクロックの立上がり端縁でシ
フトレジスタ208と209と210とにクロック動作されるラ
イン216上で受信される。受信シフトクロックはデータ
がシフトレジスタにシフトされるべきときのみ活動状態
である。シフトレジスタ208と209と210はRECV FIFO106
への3つの出力経路を有する。第1の出力経路270は最
下位バイト(最初に受取られたもの)をRECV FIFOに移
動する。パケット内の最後のバイトを除くすべてがこの
経路を通ってRECV FIFOに移動する。第2の出力経路27
2と第3の出力経路273はパケットの最後のバイトをFIFO
に(もしFCSがパケット内に存在するならFCSの最後のバ
イトを含む)に動かすために利用される。
ロード制御268はSBP104によって発生されるRECV CHA
R CLOCK信号を受取りかつそれぞれシフトレジスタ20
8、209および210とRECV FIFOバッファ106に伝えられる
ライン274と276上でロード信号を発生する。ロード制御
268はまた残余ビット制御/状態レジスタ(付録A)に
よって受取られる残余ビットカウント信号を発生する。
シフトレジスタ208、209および210からRECV FIFOバッ
ファ106へのデータの動きは0ビット削除ユニット252の
8で除算のカウンタ258によって発生される受信文字ク
ロック信号の立上がり端縁によって可能化される。パケ
ットのアドレスが整合されるかまたはアドレス検出が不
能化されると仮定すると、ロードはマイクロプロセッサ
18から受取られたクロックの次の同期化端縁上に起こる
(付録Aを参照)。もしRECV FIFOバッファ106の1番
上の上のバイトがロードが起こるべきときに空であるな
ら、そのロードは遅延されかつ各連続のマイクロプロセ
ッサ18クロックサイクル上で再び試みられる。もしロー
ドが次のRECEIVE SHIFT CLOCKの受信の前に起こらな
いなら、オーバランエラーが起こる。
パケットがフラグか、放棄かまたはロングフレームエ
ラーで終結すると、パケットの最後のバイトが直列RECV
FIFO106に移動される。たとえば閉フラグが検出され
るときに、シフトレジスタ209および210に2バイトのデ
ータが依然として存在し、かつもしあるなら残余ビット
1ないし8)がシフトレジスタ208に左寄せされて置か
れる。閉フラグが検出されるときに、FCSはシフトレジ
スタ209および210の初めの16ビットに置かれる。残余ビ
ット(1ないし8)はシフトレジスタ208の最後の8ビ
ットに置かれる(左寄せされる)。閉フラグが検出され
ると、以下の動作がとられる。
残余ビットカウントは残余ビット制御/状態レジスタ
で蓄えられる。
シフトレジスタ208の最後の8ビットのデータは次に
残余ビットカウンタが8に達するまでシフトされる。
もしFCSがRECV FIFO106に置かれるべきでないなら、
シフトレジスタ208の最後の8ビットの内容は経路273を
介してFIFOにロードされかつパケットの最後のバイトと
タグが付けられる。
もしFCSがRECV FIFO106に置かれるべきなら、シフト
レジスタの最後の8ビットが経路273を介してFIFOにロ
ードされ、FCSの2バイトが経路270および272を介してF
IFOに移動され、FCSの最後のバイトがタグを付けられ
る。
いずれかのデータの前でフラグまたは放棄で終結する
いかなるパケットもFIFOにロードされており、以下に説
明されるようにバイトカウンタの内容は0であり、この
場合いかなるデータもRECV FIFO106に置かれ得ない。
シフトレジスタ208と209と210の内容は単に無視され、
これは次のパケットの最初の16ビットによってクリアに
されるであろう。
アドレス検出ユニット226は受信機108にアドレスされ
るパケットを識別するために用いられる。状態/制御レ
ジスタ212を介してプログラムすることに依存している
ので、各受取られたパケットの最初のまたは2バイトは
5個のアドレスレジスタ(4個はユーザがプログラム可
能で1つは同報通信である)に対して比較される。もし
入ってくるパケットのアドレスフィールドがアドレスレ
ジスタの1つと整合し、可能化されるなら、パケットが
受取られる。もしいかなる整合も起こらないなら、パケ
ットは廃棄され、受信機はフラグを探す状態に再び入
る。受信機が過程できる状態は第20図に関連してこれよ
り後に述べられる。
アドレス検出ユニット226は第17図に例示され、かつ
5個の比較ユニット278、280、282、284および286を含
む。最初の4個の比較ユニット278ないし284はプログラ
ム可能16ビットアドレスレジスタと2バイトの比較器を
含む。最後の比較ユニット286(同報通信)はすべて1
を含むレジスタと2バイトの比較器からなる。制御要素
288はRECV CHAR CLK信号を受取りかつ要素212内のア
ドレス制御レジスタに接続される。その特定の認識ユニ
ットをオンまたはオフにする可能化ビットは各比較ユニ
ットに関連している。これらのビットはアドレス制御レ
ジスタ(付録A)内にある。もしすべての5個の可能化
ビットがクリアにされるならら(不能化されるなら)、
受信機108はすべてのパケットを受取るであろう。アド
レス制御レジスタのビット5はアドレスの長さが1バイ
トかを選択する。もし1バイトのアドレス指定が選択さ
れるなら、1ビットのアドレスレジスタのうち最下位の
8ビットかまたは最上位の8ビットかがアドレス制御レ
ジスタのビット7によって選択されるように比較におい
て利用される。また、アドレス制御レジスタのビット6
はすべてのアドレスの第1のバイトの第2のビット(ビ
ット1)が無視されることを引き起こす。これはいくつ
かのBOPがこのビット位置を用いてパケットが指令であ
るかまたは応答(C/R)を示すので必要とされる。この
無視C/Rビット制御ビットがセットされるとすべてのア
ドレスの第1のバイトのビット1が気にしないものであ
るとみなされる。アドレス制御レジスタの完全な説明は
付録Aを参照されたい。
アドレス比較は直列−並列シフトレジスタ209および2
10が開放フラグに引き続いて16ビットを受取ったときに
起こる。入ってくるアドレスと整合させる特定の比較器
の一致は付録Aに説明される割込ソースレジスタのビッ
ト0ないし2で報告される。この状態はパケットの最後
のバイトがRECV FIFO106から読出されると報告され
る。
第18図を参照すると、受信FIFO106は直列−並列シフ
トレジスタ208、209および210と内部バス58、60および6
2とを相互接続し、RECV FIFOバッファ290と、受信バイ
トカウンタ292と、4段階受信バイトカウンタ294とデー
タ要求制御論理296とからなる。
受信バイトカウンタ292は読出/書込レジスタであっ
て、内部バス58、60および62に接続され、かつシフトレ
ジスタロード制御268によって発生されるLOAD信号を受
取る。
4段階受信バイトカウンタ294はリードオンリレジス
タであって、内部バス58、60および62に接続され、かつ
FIFOバッファ290のデータレジスタ部分298からEND−OF
−FRAME TAG信号を受取る。
END−OF−FRAME TAG信号は第27図に関連してこれよ
り後に説明されるであろう受信バイトカウンタ294によ
って採用される4段階遅延された状態報告メカニズムに
よって利用される。
受信FIFOバッファ290は32バイトの深いバッファであ
って、これは直列−並列シフトレジスタ208および210か
ら「1番上」でロードされそしてマイクロプロセッサ18
またはDMAによってデータレジスタ298を介して1番下で
アンロードされる(第16図と関連したデータの動きの説
明を参照されたい)。データはマイクロプロセッサ18に
よって与えられるクロック速度でバッファにシフトダウ
ンされる。
データレジスタ298のテータの存在は状態および制御
レジスタ212のFIFO状態レジスタ(付録A)部分のデー
タ利用可能ビット(ビット1)を設定することによって
示される。ビットはデータレジスタ298が空になりかつ
データレジスタ298の真上のFIFOバッファ290の位置が空
になるとこのビットはクリアされる。
受信機108がパケットの受信を終えると(通常的にま
たは通常的ではなく)、そしてそのパケットからのデー
タが受信FIFOバッファ290に置かれると、パケットの最
後のバイトがそれがバッファに置かれるときにタグが付
けられる。各FIFOバッファ290の位置はこのタグを収容
するために9番目のビットを含む。バッファ290のタグ
が付けられたビットの存在によってこれから後に説明さ
れるデータ要求が強制的に活動状態になる。
しきい値到達した信号を発生するデータ要求制御論理
296は受信FIFOバッファ290と関連している。データ要求
制御論理296はバッファにストアされたバイトの数を示
すFIFOバッファ290から信号を受取る。この信号はバッ
ファ内のデータのバイト数がFIFOしきい値レジスタ(付
録A)にプログラム可能にストアされたしきい値レベル
に等しいかまたはそれより大きいかのいずれかであると
きは常に活動状態である。しきい値到達が活動状態のと
き受信FIFO状態レジスタのビット0は1にセットされ
る。マスク可能割込はしきい値到達ビットが0から1に
推移したとき発生される。しきい値到達信号はまたDMA
へのデータ要求の発生においても用いられる。
もし受信FIFOバッファ290の「1番上」の位置が直列
−並列シフトレジスタロード制御292がデータの新しい
バイトでロード信号を発生するとき一杯であるなら、オ
ーバラン条件が発生する。このエラーは後に詳細に説明
される。
FIFO190のデータ要求制御論理296はDMAの動作を制御
するデータ要求信号を発生する(使用されるとき)。活
動状態にあるデータ要求信号はそれがFIFOバッファ290
を空にすべきことをDMAに知らせる。データ要求信号は
しきい値達成信号が活動状態になると活動状態になるか
またはパケットの最後とタグが付けられたバイトがFIFO
バッファ290内に存在する。データ要求はバッファ290が
空になるかまたはタグの付けられたバイトが除去される
まで活動状態のままである。
16ビットの受信バイトカウンタ292は受信FIFO106に与
えられ、現在受信されているパケットからFIFOバッファ
290に置かれているバイトの数のカウントを維持する。
パケットの最後のバイト(そのようにタグが付けられ
た)はFIFOバッファ290から取除かれると、受信バイト
カウンタ292の内容は受信バイトカウンタレジスタ294に
伝えられる。これはタグの付けられたバイトがFIFO290
から読出されるまでバイトカウンタの報告を遅延させる
4段階レジスタであって、この遅延された報告動作は後
に詳細に説明される。受信バイトカウンタ292はその内
容が受信バイトカウントレジスタ294にロードされると
クリアされる。
受信バイトカウントレジスタ294はソフトウェアへの
受信パケットの長さを報告する。このリードオンリレジ
スタは内部バス58、60および62に接続される。遅延され
た報告をする4段階レジスタの説明は第27図に関連して
説明される。
DLC52と関連して受信機108はいくつかのユーザの目視
可能なレジスタである。後に詳細に説明されるこれらの
レジスタは受信機を構成し、特定の動作を起こし、状態
を報告しそして割込を発生するために用いられる。すべ
てのこれらのレジスタは局所プロセッサによってアクセ
ス可能であり、それらのいずれもオフチップホストプロ
セッサによってアクセスはできない。付録Aは種々のDL
C52レジスタの説明を含む。
要約すると、送信側IDPC10の通常の動作は送信側状態
の図である第19図を参照して説明されるであろう。IDPC
10のハードウェアリセットに引き続くかまたはIDPC10が
マイクロプロセッサ18(ブロック110内のDLC指令/制御
レジスタのビット6)によってリセットされると、DLC5
2の送信機102が不能化され、かつ状態0aに、すなわち第
19図のマーク遊びと表わされた要素300を送る。
マイクロプロセッサ18はDLC送信機102を以下のように
初期設定する。すなわち、付録Aに説明される送信機状
態/制御レジスタ112内でビットをセットし、データ反
転または非反転(直列バスポート(SBP)制御レジスタ
のビット0)を選択し、SBPチャネル構成(SBP制御レジ
スタのビット2ないし1)を選択し、CRC発生が用いら
れるべきかどうかを選択し、そしてフラグかまたはマー
ク遊び(DLC指令/制御レジスタのビット3で、デフォ
ルトはマーク遊びである)を選択することによって、初
期設定される。
送信バイトカウントレジスタ152(付録A)はFCSバイ
トを除く送信されるべきパケットの長さを特定し、かつ
送信されるべきパケットの長さが以前の送信されたパケ
ットと異なるときにのみプログラムされる。バイトはそ
れらが送信FIFOバッファ150に置かれると送信FIFO100の
送信バイトカウンタ154でカウントされる。カウントが
送信バイトカウントレジスタ152にプログラムされた値
と等しいとき、そのバイトはパケット内の最後の非FCS
バイトとタグが付けられる。データ反転/非反転および
SBPチャネル構成は送信機の動作シーケンスに影響を与
えない。フラグ遊び/マーク遊び選択は動作のシーケン
スに影響を与えず、これは以下に説明される。
DLC送信機102がリセッットされた後(DLC指令/制御
レジスタのビット6またはハードウェアリセット)、送
信機は状態0a300に行く。送信機はデータが送信FIFO100
に置かれるまで状態0のままであり、そのデータの第1
のバイトはFIFOの1番上に到達する。そのとき、送信機
は状態1(要素302)に行くであろう。
状態1(302)へ推移すると、送信機102は「インフレ
ーム」であると言われる。状態1において送信機102は
開フラグを送る。このフラグが送られると、状態2(30
4)が入力される。
状態2の間、データは送信FIFO150から8ビットの並
列−直列シフトレジスタ110にアンロードされる。直列
データは2−1マルチプレクサ116を介してシフトレジ
スタからクロック動作され、0ビット挿入ユニット124
へと行く。データは次に直列バスポート(SBP)104に与
えられそこではそれが任意に反転されかつデータ通信網
に送信される。送信機は最初のFCSバイトまでのパケッ
トの最後のバイトが並列−直列シフトレジスタ110から
シフトされていると状態2を離れる。
もしCRC発生が選択されるなら(DLC指令/制御レジス
タのビット5)、送信機は状態3(306)に入るであろ
う。もしCRC発生が不能化されるなら、状態2から直接
に状態4(308)に入るであろう。状態3では、反転さ
れたCRC発生器120の内容が0ビット挿入ユニット124に
元のパケット(ちょうど終わりとなった)データの流れ
に引き続き与えられる。CRC発生器120の出力の反転はCR
Cアルゴリズムによって要求される。FCSの16ビット(CR
C発生器の反転された内容)が送信され後に、有効パケ
ット送信ビットが送信され(割込ソースレジスタのビッ
ト4)そして状態4(308)に入る。有効パケット送信
指示はマスク可能割込を発生し得る。
状態4の間1つのフラグ文字(閉フラグ)が送信され
る。送信機102は状態0a(300)が0b(310)または1(3
02)にフラグの送信が終わると推移する。もしデータが
送信FIFO100にあるなら(新しいパケット)、状態1に
入る。もしいかなるデータもFIFO内に存在しないなら、
状態0に入る。フラグ遊びまたはマーク遊びインターフ
レーム充填の選択(DLC指令/制御レジスタのビット
3)は状態0aと0bの間を選択する。
上で述べられた事象の通常の流れには5つの例外があ
る。すなわち、放棄と、ローカルループバックと、遠隔
ループバックと、インフレームの間不能化される送信機
と、FFOアンダーランである。これらのうちのFIFOアン
ダーランのみがエラー条件である。
ユーザは放棄が送られることを要求することによって
パケットの送信を終結し得る(DLC指令/制御レジスタ
のビット0)。送信放棄要求が受取られると、送信機は
状態5(312)に入り、そこで送信機102は放棄文字(1
がLSBである01111111)を送信し始めるであろう。この
動作は送信放棄ビットがソフトウェアによって送られた
後に次のビット境界で起こり、送信FIFO100はクリアさ
れるであろう。放棄文字はこのビットがクリアされるま
で送り続けられるであろう。送信機は放棄の送信が始ま
るとフレームからである。送信放棄ビットがクリアされ
ると、送信機はもしフラグ遊びが選択されるかまたはデ
ータがFIFOの1番上(新しいパケット)に存在するなら
状態0bに入り、状態0aは別のところに入る。すべての場
合において、少なくとも1つの放棄文字が送信放棄ビッ
トが連続したCPU指示によってセットされかつクリアさ
れるとしても送信されるであろう。(放棄はリンクの他
方の終わりにある受信機に現在受取られているパケット
が送信されるべきか廃棄されるべきかを告げるために用
いられる。)送信機がフレームの外にある(パケットを
送っていない)とき放棄を送ることは意味がないが、そ
の要求は承諾されるであろう。もし受信機がフレームの
外にあるならそれは受信の終わりでいかなる意味も持た
ないであろう。
テストの目的でDLCは動作のローカルループバックに
置かれ得る(SBP制御レジスタ(付録A)のビット
3)。このモードでDLC送信機102は送信可能化ビット
(指令/制御レジスタのビット1)が実現される同じ点
で不能化される。DLC受信機108はまた不能化されて、入
ってくるデータがループバックに干渉しないようにす
る。送信機は次に受信機に接続されかつ送信クロックは
送信機および受信機の両方のためのタイミング基準とし
て用いらえる。パケットは次に通常何もその部分を離れ
ないということを除いて送信され得る。受信機はあたか
もそれがIDPC10の外部から始まったかのようにパケット
を受取る。ループバック動作について付録Aを参照され
たい。
SBP制御レジスタのビット4をセットすることによっ
て選択された遠隔ループバックは受信機108のSBIN入力
のいかなる動作もSBOUT出力ピン上にエコーされること
を引き起こす。DLC送信機102はトランジスタ204を介し
てSBOUTピンから離される。SBPが多重化チャネルモード
で動作しているとき、各受け取られたビット(SFS/XMIT
CLKによって条件付けられる)は受信クロックの次の立
下がり端縁で送信され、すなわちSCLKの立上がり端縁の
SBINピンで受取られたデータはSCLKの次に続く立下がり
端縁によってSBOUTピンからクロック動作される。SBP10
4が非多重化モードで動作しているとき、SBINを介して
受取られたデータビット(受信機クロック(SCLK)の正
の方向の端縁によってクロック動作される)は同じクロ
ック(SCLK)の負の方向の端縁を用いてビットごとにク
ロック動作される。DLC受信機108はこの状態の間依然と
してデータを受信し得る。
もし遠隔ループバックモードでの間DLC送信機102を利
用するように試みられるなら、送信機は通常に機能する
がいかなるデータもIDPC10を離れない。
DLC送信機102はインフレームの間不能化される。送信
機は通常フレームを処理し続け、かつ閉フラグが送られ
るや否やSBOUTピンを不能化するであろう。一旦閉フラ
グが送信されると、送信機は状態0に戻り、トランジス
タ204を介してSBOUTピンを切る(ローにされるべきいか
なる能力も有さずに開放ドレイン条件にそれを置く)。
FIFOアンダーランは送信機がフレームにある間、空の
送信FIFO100から1バイトのデータをアンロードするよ
うに試みるとき発生する。この条件はFIFO状態レジスタ
(付録A)のビット4を介して報告されかつマスク可能
割込が発生される。これによってFIFO状態レジスタビッ
トが割込ソースレジスタ(付録A)に送られる。(もし
アンダーラン割込がFIFO状態割込可能化レジスタで可能
化されているなら)。FIFOアンダーランが検出されると
DLC送信機機102は状態6(314)に入り、そこで放棄文
字(01111111)は送信されかつ送信機は状態に再びな
る。
要約すると、通常のDLC受信機108の動作は第20図の受
信側の状態図を参照して説明されるであろう。IDPC10の
ハードウェアリセットに引き続くかまたは14がソフトウ
ェアによってリセットされると(DLC指令/制御レジス
タのビット6)、DLC受信機108は不能化され、状態0に
なる(第20図の316)。
受信機108が不能化されるとき(DLC指令/制御レジス
タのビット6をクリアすることによって)、SBINピンと
受信機との接続はトランジスタ234を介して切られる。
これは受信機を不能化させることによってDLC52の残余
に影響を及ぼすということだけである。すべての他の受
信機は受信機がオンのときにするような同じ態様で機能
する。
ユーザはマイクロプロセッサ18上で動作しているソフ
トウェアを介して以下の方法によってDLC受信機108を初
期設定する。すなわちデータの反転/非反転を選択し
(SBP制御レジスタ(付録A)のビット0)、SBPチャネ
ル構成を特定し(SBP制御レジスタのビット1および
2)、もし所望されるならCRCチェックを可能化し(DLC
指令/制御レジスタ(付録A)のビット4)、所望のア
ドレスモードを選択し(アドレス制御レジスタ(付録
A))、認識されるべきアドレスをロードし(アドレス
レジスタ)、最小のパケットサイズの最小パケットサイ
ズレジスタ264(付録A)を特定し)、最大パケットサ
イズ(最大パケットサイズレジスタ(付録A))を特定
し、最後に受信機108を可能化する(DLC指令/制御レジ
スタのビット2)。
DLC受信機108は状態0(316)の動作を開始する。状
態0では受信機は入ってくるデータの流れ(SCLK(SCLK
ピン)の立上がり端縁のSBINピンからクロック動作され
る)をフラグ文字の存在に対してビットごとに調べる。
いかなるデータも状態0のフラグ/放棄検出ユニット21
4を越えて通過しない。フラグの検出によって状態1(3
18)への推移が引き起こされる。
状態1において、データの流れは非フラグ、非放棄文
字(文字の境界はフラグの受信によって確立される)の
存在に対して文字の基準によって文字上で検査される。
もしそのフラグに続く文字が別のフラグであるなら、受
信機は状態1のままである。もし文字が放棄なら、受信
機は状態0に再び入る。もし文字がフラグでも放棄でも
ないなら、受信機はインフレームであると言われ、状態
2(320)に入る。
状態2では、データはフラグ/放棄検出器214を越え
て0ビット検出ユニット218に送られる。ここで、いか
なる5個の連続した1に続く次のビットも削除される
(このビットは常に0であるべきでかつ送信機によって
挿入されてデータパターンはフラグまたは放棄文字とし
て検出されることを防いだが、これは6個および7個の
連続した1ビットをそれぞれ有する)。パケットの開フ
ラグに続く最初の1個または2個の文字は通常アドレス
フィールドである(一方アドレスフィールドは2バイト
より長くあり得て、受信機はいずれかのアドレスの最初
の2バイトのみを調べ、残余のバイトはデータとして処
理される)。もしアドレス認識が可能化されるなら(ア
ドレス制御レジスタのビット0ないし4)、これらの文
字は5個の可能化された前もってプログラムされたアド
レス(4つのプログラム可能アドレスと同報通信アドレ
ス)の1つと整合するためにアドレス検出ユニット226
によってテストされる。もし整合がないなら、DLC受信
機108は状態0に戻る(フラグを探す)。現在送信され
ているパケットは無視され、いかなる状態もそこに報告
されない。しかしながら、もしアドレスの整合があった
なら(またはこの場合はすべてのフレームが受入れられ
るがアドレス検出が不能化されたなら)、フレームは受
信されて受信FIFO106に1度に1バイト置かれる(アド
レス、制御、情報およびFCSフィールドを含む)。各受
取られた文字はそれが16ビットの長さの直列−並列シフ
トレジスタ208および210(下で述べられる最後の文字を
除いて)の最後の8ビットに到達すると受信FIFO108に
ロードされる。
フラグ/放棄検出器214がフラグ文字を受取るときは
通常、状態2から出る。もしフラグが検出されるなら受
信機は状態1に入る。(折返しパケットは開放および閉
フラグを共用し得る。)フラグが検出されるとき、依然
として16ビット長さの直列−並列シフトレジスタ208お
よび210にある2個の先の文字は即座に受信FIFO106にロ
ードされ、かつこれらの2個のバイトの第2番目はパケ
ットの最後の文字としてタグが付けられる。タグはFIFO
の各ワードに付けられた第9番目のビットの形を作る。
もしCRCのチェックの可能化されているなら(CRC比較器
222の出力はこのとき有効である)そしてその状態(エ
ラーであるかそうでないか)が記録される。これらの最
後の受信FIFO106にロードされる2個の文字はもしCRCチ
ェックが可能化されるならフレームチェックシーケンス
(FCS)である。
パケットが閉フラグか、放棄かまたはロングフレーム
エラーのいずれかで受信されているとき、その長さおよ
び状態はラッチされる。この情報はパケットの最後のバ
イト(そのようにタグが付けられている)が受信FIFO10
6から(DMAまたはプログラムされた入出力)によって読
出されるとユーザに呈示される。パケットの受取りを示
す割込(マスク可能)およびその状態がこのときに発生
される。ユーザのソフトウェアがパケットレベルで動作
しかつ最後のバイトが受信FIFO106からメモリ22に動く
まで完全なパケットを受取らないので状態報告の遅延が
要求される。通常の動作では、受信FIFO106はDMAによっ
て自動的にアンロードされかつユーザはそれが完全にメ
モリに転送されるまでパケットの状態に関心を持たな
い。
通常の動作の過程の間、6個のエラーまたは例外条件
が発生し得る。これらはインフレームの間放棄文字の受
取りと、CRCエラーと、ショートフレームエラーと、ロ
ングフレームエラーと、バイトエラーの非整数とFIFOオ
ーバランエラーである。これらの6個の場合に加えて、
DLC受信機108は2つのテストモード、ローカルループバ
ックと遠隔ループバックに置かれ得る。
受信機がインフレーム(状態2)の間放棄が受取られ
ると、パケットは終結される。放棄はすべての受信エラ
ーに勝る。この終了の結果、いくつかの動作がとられ
る。すなわち、16ビットシフトレジスタ208および210の
内容が受信FIFO106に移される。最後のバイトはそれがF
IFOに置かれたというにようにタグが付けられ、DLC受信
108は状態0に戻り、受信リンク状態レジスタ(付録
A)の放棄受信されたビットとバイトカウンタを含む状
態はラッチされ、かつ放棄されたパケットの最後のバイ
トが受信FIFO106から読出されるとマスク可能割込が発
生される。
パケットの閉フラグが検出されると、CRCチェッカ222
はその仕事を終える。もしCRCのチェックが可能化され
るなら(DLC指令/制御レジスタのビット4)、CRCチェ
ッカの出力はこのときにテストされる。もしエラーが発
生しているなら、このエラー条件は遅延された報告とし
てラッチされる。
最小受信パケットサイズレジスタにプログラムされて
いるよりも少ない文字(フラグを除く)を有し、16ビッ
トより多いパケットが終了すると(フラグで)、ショー
トフレームエラーが報告される。もしそのパケットが16
以下のピットを有していたなら、ユーザに知らせること
なく廃棄される。これはいかなるデータもこのとき受信
FIFO106に置かれていないので可能である。もしショー
トフレームが16より多くを含んでいたなら、それはショ
ートフレームエラーが遅延された報告に対して遅延され
るということを除いて通常のパケットと同じ方法で終了
する。受信機108は状態1に戻る。
DLC受信機108は最大のアクセス可能パケットの長さを
特定するためにプログラムされるブロック212内に最大
受信パケットサイズレジスタ(付録A)を含む。もし受
取られるバイトの数がこのカウントと等しくかつフラグ
または放棄がこのときに検出されないなら、ロングフレ
ームエラーが存在しかつパケットは終了する。この終了
はロングフレームエラー状態条件が遅延された報告の間
ラッチされるということを除いて通常と同様である。
もしフラグが非バイト境界で検出されるなら(文字の
1から7ビットが受信されているとき)、バイトエラー
の非整数が存在する。パケットは短い文字がそのままで
受信(最後のバイトとタグが付けられている)受信FIFO
にロードされるということを除いて通常のように終了し
かつバイトエラー状態の非整数は遅延された報告の間ラ
ッチされる。IDPC01の代替の実施例においてDLCはバイ
トの非整数を含む受信および送信パケットを受信し得る
ことに注目されたい。
バイトが16ビットシフトレジスタ208および210の最後
の8ビット位置にシフトされると、それは受信FIFO106
に動く。この動作に対して送るべき1ビット時間が存在
する。もし受信FIFOバッファ106の1番上の位置がこの
ロードが試みられるとき一杯であるなら、ロードはブロ
ックされる。バッファの1番上の位置は次のビットがシ
フトレジスタにシフトされるようになる前に空にならな
いなら、FIFOオーバラン条件が存在する。これが発生す
ると、パケットは終了し、FIFOの最後のバイトはパケッ
トの最後のバイトとしてタグが付けられ、遅延された報
告の間オーバラン条件指示器を含む状態がラッチされ、
その受信は0に戻る(もしフラグがオーバランと同じと
きに検出されるなら状態1に入る)。
テストの目的でDLC送信機102の出力は受信機108にル
ープバックされ得る。このモードはSBP制御レジスタ
(付録A)のビット3をセットすることによって選択さ
れる。ローカルループバックモードでのとき、受信機は
その入力(SBINピン)からトランジスタ234を介して分
離される。
テストの目的で、DLC受信機108の入力は直接に送信機
(SBOUT)の出力ピンに直接に与えられる。SBP制御レジ
スタのビット4がセットされるとこのモードに入る。受
信機の動作はこの動作によっては影響されない。
第21図はこの発明のIDPC10のUART54部分の機能ブロッ
ク図である。この発明のUART54はその説明がここに引用
により援用される、ウェスタンディジタルコーポレーシ
ョン(Western Digital Corporation)により発行さ
れ、1984年の著作権の「通信製品ハンドブック(Commun
ications Products Handbook)」の357頁ないし371頁
で説明される工業規格8250UARTと互換性がありかつ同期
モードと同様非同期モードの動作を提供する。UART54は
また特別文字認識ユニットを含み、かつ先入れ先出し方
式(FIFO)レジスタを送信し受信する。
第21図に示されるように、UART54はIDPC10の受信デー
タ入力端子に信号ラインを介して接続される10ビットの
受信直列−並列シフトレジスタ400を含む。受信シフト
レジスタ400はバス406を介して受信FIFOに接続される。
データ信号は受信機400を介して受取られかつ1組の状
態および制御レジスタを含むUART制御408か受取られる
信号の制御のもとでFIFO400に転送される。受信シフト
レジスタ400および受信FIFO404は制御408に接続され
る。受信FIFO404は受信FIFO404の1番上」、すなわちバ
ス58、60および62に接続されるFIFO404の部分に置かれ
るFIFOデータレジスタ404aを受取る。
パリティ、スペシャル文字、フレーム、中断チェッカ
412は受信シフトレジスタ404、受信FIFO404およびUART
制御408に接続される。パリティ、特別文字、フレー
ム、中断チェッカ412は第22図と関連して後に詳細に説
明されるランダムアクセスメモリ413を含む。
UART制御408に接続される受信マルチプレクサ410はID
PC10の入力端子に接続される信号ライン409上で受信ク
ロック信号を受取る。受信クロックMUX410は受信シフト
レジスタ400に接続される出力端子を有する。ボー速度
発生ユニット414によって発生されるボークロック信号
は信号ライン416上で受信クロックMUXの第2の入力と送
信クロックMUX418の第1の入力とに送られ、また信号ラ
イン409を介して受信クロックを受取りかつUART制御408
に接続される。送信クロックMUX418の出力端子は送信
(XMIT)並列−直列シフトレジスタ420に接続される。
XMITシフトレジスタ420はバス422を介して送信(XMI
T)FIFO424から信号を受取りこの送信FIFO424はバス5
8、60および62に接続される。XMITシフトレジスタ420は
XMIT FIFO424と同様UART制御408に接続され、かつXMIT
並列−直列シフトレジスタは信号ライン426上でIDPC10
のXMITデータ端子に送られる信号を発生する。
送信FIFO424は送信FIFO424の1番下、すなちバス58、
60および62に接続されるFIFO424の部分に置かれる送信F
IFOデータレジスタ424aを含む。
パリティ、フレーム、中断発生ユニット428はUART制
御408とXMITシフトレジスタ420およびXMIT FIFO424と
に接続される。
UART割込制御器430はバス50、60および62に接続され
かつ信号ライン432を介してUART制御408への信号を発生
する。UART制御408はIDPC10の入力端子から伝えられる
クリア−送信(CTS/)、データセット準備(DSR/)と、
リング指示器(RI/)と、受信されたライン信号検出(R
LSD/)信号とを受取り、IDPC10の出力端子に伝えられる
復帰−送信(RTS)およびデータ端子準備(DTR)信号を
発生する。
UART54によって送信および受信データに用いられるク
ロックは2個のソース、すなわち受信クロック(RXCL
K)入力またはボー速度発生器414のうち1つからくる。
クロック選択は状態および制御レジスタブロック408内
でUART制御レジスタのビット0および1を介してなされ
る。付録BにはUARTブロック408内の完全なレジスタの
説明が含まれる。DLC状態/制御レジスタでのように、
種々の状態および制御信号がこれらのレジスタと第21に
示されるUART要素との間で、示されていないが伝えられ
る。
ボー速度発生器414はUARTCLKピンに当られるライン41
4を介した信号を受取るプログラム可能除算器である。
発生器414はボークロックをUART受信機および送信機セ
クションに与える。信号ライン414上で受取られた入力
クロックはプログラム可能16ビット(1−65536)除算
器によって割られる。プログラム可能除算器は除数ラッ
チLSDと除数ラッチMSBレジスタ(付録B)をロードする
ことによって構成される。これらのレジスタは除数ラッ
チアクセスビット(DLAB)の制御400のライン制御レジ
スタ(付録B)のビット7をセットし、そしてUARTアド
レス0および1を書込む(これらはDLABビットがクリア
されるとDATAレジスタおよび割込可能化レジスタアドレ
スである)ことによってアクセスされる。
非同期モードでは、ボー速度発生器414は受信クロッ
ク速度の16倍の値に同様にプログラムされる。
送信機および受信機クロックのソースはそれぞれ受信
クロックMUX410と送信クロックMUX418とを介して独立し
て選択可能である。たとえば、ビット0がUART制御レジ
スタ内にセットされると、受信機クロックMUX410はその
クロックでボー速度発生器414の出力を選択する。ビッ
ト0がクリアされると、RXCLK入力が用いられる。同様
のオプションはこの場合UART制御レジスタ(付録B)の
ビット1がクロックソースを特定することを除いて、送
信機クロックMUX418にあてはまる。
UART54は非同期と同期の2つの主要動作モードを有す
る。
非同期モードでは、受信および送信シフトレジスタ40
0および420はボー速度の16倍の速度でクロック動作され
る。非同期動作は制御408のUART制御レジスタ(付録
B)のビット2を0にクリアすることによってマイクロ
プロセッサ18を介して選択可能である。上で述べられた
ように、クロックのソースは内部のボー速度発生器414
または外部の入力(受信クロック入力のRXCLK)のいず
れかであり得る。受信クロック選択はUART制御レジスタ
のビット0によって決定され、送信クロック選択はUART
制御レジスタのビット1によって決定される。
同期動作では、受信シフトレジスタ400はデータと同
じ速度でクロック動作される。これはデータおよびクロ
ックが互いに同期化していなくてはならないということ
を意味する。データはクロックの立上がり端縁で受信シ
フトレジスタにラッチされる。同期モードはUART制御レ
ジスタのビット2をセットすることによって選択され
る。
送信シフトレジスタ420によって用いられるクロック
はまたデータ速度である。データはクロックの立下がり
端縁でのシフトレジスタ420からシフトされる。送信ク
ロックはボー速度発生器414かまたは外部受信クロック
入力(RXCLK)のいずれかによって与えられ得る。
データはいかなるフレーミング(開始および停止ビッ
ト)を含まずにビットの定常の流れとして送信される。
送信シフトレジスタ420がロードされると、その内容は
直接に送信される。次のデータバイトは以前のバイトの
上に連結される。シフトレジスタ420およびFIFO424が空
になると、ラインはマーキング(1)条件に置かれる。
データはいかなるフレーミングも含まずに、それゆえ
いかなる文字の境界も含まずにビットの定常の流れとし
てライン402上で受取られる。待ちビットが受信された
シフトレジスタ400に受取られるので、それらは受信FIF
O404にロードされる。ライン402が遊び(マーキング)
であるとき、受信シフトレジスタ400はすべて1を含む
バイトを受取る(そしてFIFOに送る)。このモードは低
速の同期応用に有益であって、なぜなら終わりのリンク
−IDPC10UARTや、ISDN、IDPC UARTへの終わりが二人の
終わりのユーザにとって1本のワイヤのように見えるか
らである。データは受信クロックパルスが受取れている
限りサンプル取りされて転送される。
受信シフトレジスタ400は入ってくる直列データを並
列文字に変換するために用いられる。直列データは非同
期モードのライン416上のデータサンプルストローブ信
号と、クロックMUX410によって選択されたような同期モ
ードでのライン412上の受信クロックの立上がり端縁に
よってシフトレジスタにクロック動作される。
非同期動作−データサンプルストローブ信号は以下の
態様でボー速度発生器414によって発生される。すなわ
ち、UART受信機が文字を受取っていないときはいつで
も、16Xクロックの立上がり端縁はライン402上で受信デ
ータ(RXD)入力信号をサンプル取りするために用いら
れる。もし16Xクロックの最後の立上がり端縁以来ハイ
からローにRXDが推移しているなら、可能性のある開始
ビットが検出されている。もしRXD信号ライン402が少な
くとも3個のクロックサイクルの間ローのままであるな
ら、その開始ビットは有効であると仮定される。もしそ
うでないならそれは無視される。開始ビットが有効であ
ると決定されたとすると、RXD信号のハイからローの推
移の後(開始ビットの始まり)第8番目の立上がりクロ
ック端縁はデータサンプルストローブ(ボークロック)
信号を形成するために16X受信クロックを割るボー速度
発生器414内の16で除算のカウンタを同期化するために
用いられる。ライン402のRXD信号は次に受取られるべき
文字のビットごとにボークロックによつてサンプル取り
される。
受信シフトレジスタ400は8個のデータビットと1つ
のパリティビットと開始ビットを許容する10ビットの長
さである。以前の文字がシフトレジスタ400からFIFO404
にまたはリセットで動かされると、シフトレジスタ400
はすべて1でロードされる。データはシフトレジスタ開
始ビットにまずシフトされる(開始ビットは0であ
る)。開始ビットがシフトレジスタの最後に到達すると
(ハイからローへのビット位置の10の推移)、文字は完
全に受取られる。8ビットより少ない文字(またはパリ
ティのない8ビット文字)に関してデータは開始ビット
が文字の最後で最後のビット位置に終わるように低位の
ビット位置に近いビット位置でシフトレジスタにロード
される。この技術は受取られるビットの数の後を辿るた
めのカウンタの必要性をなくす。
もしRXD信号が文字の最後のビットが受取られた後次
のビット時間でサンプル取りされてローなら、フレーミ
ングエラーが存在しかつライン状態レジスタのビット3
を介して報告される。フレーミングエラーを有する文字
はFIFO404にロードされない。
UART54が8個より少ないデータビットを含む文字を受
取ると、受信FIFOにロードされるべき8ビットバイトの
付加の高位のビットが0にセットされる。
同期動作−同期モードでは、RXD入力信号は信号ライ
ン409上で受取られる1X受信クロックの立上がり端縁ご
とにサンプル取りされる。データはクロックサイクルご
とに受信シフトレジスタ400にシフトされる。このモー
ドでは、いかなる開始ビットも停止ビットも存在しな
い。1バイトのデータが受取られかつ8ビット時間ごと
に受信FIFO404にロードされる。
受信されたデータは4バイトの深さの受信FIFO404に
ロードされる。受信FIFO404は好ましくは「バブルアッ
プ」の型である割込条件フラグはFIFOの文字の数がUART
制御レジスタ(ビット3および4)の受信FIFOしきい値
フィールドで示されるレベルに達すると割込識別レジス
タ(ビット1ないし3)にセットされる。UART状態レジ
スタのビット3は受信FIFO404しきい値が到達されると
セットされ、FIFO404のレベルがしきい値より下に落ち
るとクリアれる。もし受取られる文字の数がFIFOしきい
値レベル(0)より少なく、いかなる文字も非同期モー
ドで1600ボークロックサイクルと同期モードで100クロ
ックサイクル約10個の文字時間)の間受取られていない
ならタイムアウトが内部で発生する。タイムアウトはUA
RT状態レジスタでビット0をセットしかつマスク可能割
込を発生する。
データはFIFOから、マイクロプロセッサ18によってバ
ス58、60および62に接続される受信FIFOデータレジスタ
404aから読出される。受信FIFOデータレジスタ404aの有
効データの存在はライン状態レジスタの(受信データ利
用可能)ビット0によって示される。
もし受信FIFO404が新しく受信された文字がFIFOにロ
ードされるべきときに一杯であるなら、オーバランエラ
ーがライン状態レジスタのビット1を介して報告され
る。
第22図を参照すると、パリティチェッカ412aとパリテ
ィ、特別文字、フレーム、中断チェッカRAM413部分が8
個のデータビットと1個の特別文字フラグと1個のパリ
エラーフラグの10ビット幅である受信FIFO404に接続さ
れて示される。パリティ、フレーミングおよび特別文字
条件はデータがFIFO404にロードされるとき要素412によ
ってチェックされる。特に、パリティエラーを有する文
字の存在はパリティチェッカ部分412aによって報告され
るかまたは特別文字の存在がライン状態レジスタでRAM4
13と比較して報告される。パリティエラーフラグおよび
特別文字フラグはそれに従ってセットされる。割込(も
し可能化されているなら)はいずれかの条件が検出され
たとき発生される。そのデータビットのみがユーザによ
って読出され得る。特別文字およびパリティエラー割込
は文字が受信FIFO404にロードされると発生されるが、
パリティエラーの存在および特別文字利用可能状態ビッ
ト(UART状態レジスタにおいて)は文字がFIFO出力404a
に存在するまでセットされない。これによってユーザは
どの文字が割込を引き起こしたかを識別することができ
る。
UART54がプログラムされて8ビットより少ない文字を
受取ると、用いられていないビット位置は文字が受信FI
FO404に置かれるので0で満たされる。
特別文字認識は受信シフトレジスタ404と受信FIFO404
とに接続される要素412内で行なわれる。有効文字がシ
フトレジスタ400によって受取られるとき、下位の7ビ
ットのビットパターンは128ビットの深さのRAM413への
ポインタとして用いられる。128ビットRAM413のビット
がセットされかつマイクロプロセッサ18によってクリア
される。もしデータによってアドレス指定されるRAMビ
ットがセットされる(1)なら、文字はライン状態レジ
スタのビット7をセットすることによって「特別」とし
てフラグが立てられる。このテストは文字が受信FIFO40
4にロードされると行なわれる。割込はもし特別文字可
能化ビットがセットされるなら(割込可能化レジスタの
ビット5)そのときのみ発生される。特別文字を受取っ
たビットは割込条件の存在を識別するために用いられ
る。第2のビットのUART状態レジスタのビット2はFIFO
のどの文字が特別かを識別するために用いられる。この
ビットは文字がFIFOの出力にあるまでセットされない。
特別文字認識ユニット412は128ビットのRAM413へのア
ドレスとして受取られた文字を利用する。128ビットRAM
は特別文字検出器によって見られるように、128×1と
ユーザによって見られるように16×8アレイとして組織
される。RAM413は16個のレジスタのうちの1個以上に書
込むことによってユーザにロードされる。相対アドレス
9に置かれる第1のレジスタは128ビットマップの最初
の8ビットを含む。マップのビット1は第1のレジスタ
ビット0に対応する。ビット15ないし8と第2のレジス
タ(アドレス10)に置かれ、以下同様である。リセット
でのデフォルト値はすべて0である。
パリティはすべての受取られた文字でそれらが受信FI
FO404にロードされるとパリティチェッカ要素412aによ
ってチェックされる。もし違反が発生しかつパリティが
可能化されるなら(ライン制御レジスタ(付録B)のビ
ット3)、パリティエラービットがセットされる(ライ
ン状態レジスタ(付録B)のビット2)。もし受信機ラ
イン状態割込が可能化されるなら(割込可能化レジスタ
(付録B)のビット2)、割込が発生されるであろう。
第2の状態ビットのUART状態レジスタ(付録B)のビッ
ト1はパリティエラーを含む文字が受信FIFO404の出力
に到達するとセットされる。これによってユーザはFIFO
404のどの文字がエラーを含んでいるかを識別すること
ができる。偶数または奇数のパリティの選択がライン制
御レジスタのビット4を介して行なわれる。UART54はパ
リティビットが発生しかつプログラムされた状態と反対
に(偶数または奇数)検出されるようにするテストモー
ドに置かれ得る。このスティックパリティモードはライ
ン制御レジスタのビット5をセットすることによって引
き起こされる。
フレームエラーは要素412によって検出される。フレ
ーミングは非同期モードの動作でのみ有効である。フレ
ーミングは同期モードではチェックされない。
ライン状態レジスタのビット3はもし受取られた文字
が有効な停止ビットを有さずかつ中断条件でないならセ
ットされる。割込はもしライン状態割込可能化ビットが
セットされるなら(割込可能化レジスタのビット2)発
生される。
中断検出は要素412内で行なわれる。中断検出は非同
期モードでのみ有効である。中断検出は同期モードでは
行なわれない。
ライン状態レジスタのビット4はもし受取りデータ入
力が1全文字時間(開始ビット+データビット+パリテ
ィビット+停止ビット)より多い間スペーシング(0)
に保持されるならセットされる。受信ライン状態割込は
発生されるべき割込で可能化されなくてはならない。
バス58、60および62によってマイクロプロセッサ18に
よって送信FIFO424に移送されているデータは並列−送
信ソフトレジスタ420にロードされ、そして送信クロッ
クMUX418によって選択された送信クロックによって同期
化されてシフトされる。パリティが発生されてデータに
付けられ得る。停止ビットの数および文字の長さはマイ
クロプロセッサ18によってプログラム可能である。中断
指示がUART送信機によって発生され得る。
送信シフトレジスタ420に与えられるシフトレジスタ
クロックはボー速度発生器414かまたは送信クロックMUX
418によって選択された入力ピンから受取られる受信ク
ロックのいずれかからくることができる。クロックソー
ス選択はUART制御レジスタの送信クロック選択(ビット
q)を介してなされる。シフトレジスタクロックの入力
ソースは非同期モードでデータ速度の16倍でありかつ同
期モードのデータ速度の1倍である。同期動作はUART制
御レジスタのビット2を介して選択される。非同期モー
ドでは(それのみ)送信論理は自動的に16でクロックを
割る。データはクロックの立下がり端縁でシフトレジス
タ420からシフトされる。
ライン状態レジスタのビット6は送信FIFO424が空で
かつ最後のビットがシフトレジスタ420からシフトされ
ているときセットされる。割込はこの条件によって発生
され得る。
UART54によって送信されるべきデータはマイクロプロ
セッサ18によって送信FIFO424にロードされる。送信シ
フトレジスタ420が空になると、それはFIFO424から再び
ロードされる。FIFO424のバイトの数がプログラム可能
しきい値と等しいかまたはそれより少ないとき、送信FI
FOしきい値到達ビット(5)がライン状態レジスタ(付
録B)でセットされる。割込はFIFOレベルがしきい値レ
ベルに立下がると(その推移は割込を引き起こし、その
レベルはしきい値かまたはそれ以下のFIFOのレベルでは
ない)、発生される(可能化されているなら)。しきい
値はUART制御レジスタのビット5および6を介してプロ
グラムされる。もし選択されるならパリティはデータが
FIFOからシフトレジスタに送られるとXMIT FIFO424およ
びXMIT シフトレジスタ420に接続される要素428によっ
て発生される。
要素428によるフレームの発生は非同期モードの動作
でのみ起こる。停止ビットの数および文字の長さはUART
送信機にプログラムされる。これのパラメータはまた受
信機に対しても適用される。停止ビットの数はライン制
御レジスタビット2でプログラムされる。文字の長さは
ライン制御レジスタのビット0および1によってプログ
ラムされる。
中断発生はまた要素428によって行なわれる。マイク
ロプロセッサ18の制御のもとで、UART54はブレークビッ
トがマイクロプロセッサ18によってリセットされるまで
すべて0の「中断」パターンを送信するであろう。中断
要求ビットはライン制御レジスタのビット6である。UA
RT54は現在送信されているいずれかの文字が中断を送信
する前に完了するまで待機するであろう。(最小の10個
の連続の0ビットは常に中断が要求されると送られるで
あろう)。UART送信機は新しい文字が送られる前に中断
の送信に続く少なくとも1ビット時間の間ハイに戻るで
あろう。これによって新しい文字の開始ビットが検出さ
れる。中断発生によって送信FIFO424がクリアされる。
408までのUART制御はIDPC10と外部端子との間の通信
を制御する際に用いるためのハンドシェーク信号を出
す。これらの信号はRTS/と、CTS/と、DSR/と、DTR/とで
ある。RTS/およびDTR/は端子の出力である。それらはそ
れぞれモデム制御レジスタ(付録B)のビット1および
0を介してCPUによって制御される。CTS/およびDSR/は
端子からの入力である。それらの状態はそれぞれモデム
状態レジスタビット4および5で読出され得る。モデム
状態レジスタは最後に読出されたゆえにそれらがもし変
化されているなら、CTS/およひDSR/入力はモデム状態割
込を発生する。この割込は割込可能化レジスタビット3
を介して可能化される。モデム状態レジスタのデルタCT
SおよびデルタDSRビット(0,1)はCTS/またはDSR/の状
態かモデム状態レジスタが最後に読出されたゆえに変化
しているという事実を反映する。レジスタを読出すとこ
れらのビットはクリアされる。
UART54はIDPCによって用いられるラインに加えて4個
のハンドシェークラインを有する。これらはリング指示
(RI/)と、受信ライン信号検出(RLSD/)と、出力1
と、出力2である。RI/およびRLSD/はUARTの入力であ
る。それらの状態はそれぞれモデム状態レジスタのビッ
ト6および7によって報告される。割込はRI/(RI/は非
活動状態−ハイになる)の後縁の検出によって発生され
る。これはモデム状態レジスタのビット2を介して報告
される。割込はモデム状態レジスタが最後に読出された
ためにもしRLSD/が変化するなら発生される。このデル
タRLSD/指示はモデム状態レジスタのビット3を介して
報告される。出力1および2の信号は汎用出力である。
それらはモデム制御レジスタのそれぞれビット2および
3をセットしかつクリアすることによって制御される。
第2図を再び参照すると、二重ポートタイミング制御
器(DPTC)56は制御ライン57を介してMPI50にかつIDPC
内部バス58、60および62に接続される。また第2図に示
されるように、DPTC56はIDPC10の外部端子ピンへまたそ
のピンから信号を送る信号ラインに接続される。これら
はバス仲裁制御端子、すなわち局所プロセッサバス要求
(LREQ/)入力端子と、ローカルデータ送信/受信(LDP
−R/)入力端子と、ローカル準備(LRDY)出力端子と、
ホストプロセッサバス要求(HREQ)入力端子と、ホスト
データ送信/受信(HDT−R)入力端子と、ホスト準備
(HRDY)出力端子と、ホスト割込(HINTIN)入力端子
と、ホスト割込肯定応答(HINTACK)入力端子と、ホス
ト割込(HINTOUT)出力端子と、ローカル割込(LINTOU
T)出力端子とを含む。また、1組の4つとホストポー
ト(HPORT)制御出力ラインと、1組の3つのRAM制御出
力ラインおよび4つのローカルポート(LPORT)制御出
力ラインとを含む。HPORTラインはホストデータラッチ
可能化(HDLE)出力ラインと、ホストデータバス可能化
(HDBE/)出力ラインと、ホストアドレスバス可能化(H
ABE/)出力ラインと、ホストデータラッチ出力可能化
(HDLOE/)出力ラインとを含む。RAM制御ラインはRAMチ
ップ選択(RAMCS/)出力ラインと、RAM書込可能化(RAM
WE/)出力ラインとRAM出力可能化(RAMOE/)出力ライン
とを含む。LPORT出力ラインはローカルアドレスバス可
能化(LABE/)出力ラインと、ローカルデータバス可能
化(LDBE/)出力ラインと、ローカルデータラッチ可能
化(LDLE)出力ラインとローカルデータライン出力可能
化(LDLOE/)出力ラッチとを含む。
DPTC56に接続される種々のライン上の信号はここで完
全に説明される。
入力ピンは局所プロセッサ18がこの後に第23図と関連
して説明される共用RAMをアクセスしているときIDPCのD
PTC56部分の直接制御として用いられる。このピンがハ
イになると、それは共用RAMへの書込サイクルが進んで
いることを示す。LDT−R/がハイになると、RAMWE/およ
びLDBE/は活動状態(ロー)になる。LDT−Rがローにな
ると、それはRAMからの読出サイクルが進んでいること
を示す。このとき、RAMOE/と、LDLE/と、LDLOE/は活動
状態のローにされる。LDT−Rは次のCLKの立下がり端縁
で非活動状態に戻る。
HDT−R/はそれが遠隔ホストが共用RAMをアクセスして
いるときに与えられる方向制御であるということを除い
てLDT−Rと同一の機能を果たす。
LREQ/は共用RAMへのアクセスを要求する局所プロセッ
サ18からのIDPCの活動状態のロー入力である。LREQ/はI
DPCクロックサイクルごとの負の端縁上でサンプル取り
される。LREQ/は通常2個のIDPCクロックサイクルの間
活動状態である。サンプル取りされて活動状態のとき、
LREQ/はRAMCS/とLABE/を活動状態(ロー)にする。LREQ
/はクロックと同期しているべきである。
HREQ信号はそれが共用RAMへのアクセスを要求する遠
隔ホストプロセッサから来てかつ活動状態のハイにある
ことを除いてLREQ/と同じ機能を果たす。HREQはIDPCク
ロックと関連して非同期入力である。
LRDYは共用RAMメモリサイクルを完全にするために局
所プロセッサ18によって用いられるIDPC10からの活動状
態のハイの出力である。LRDYは通常ハイである。それは
共用RAMに対する要求が局所プロセッサ18(LREQ/)から
受取られホストプロセッサが現在共用RAMをアクセスし
ているときローにされる。
HRDY信号はそれがホストプロセッサによって用いられ
るということを除いてLRDYと同じ機能を果たす。
活動状態にされると、LINTOUT信号は局所プロセッサ1
8へ割込を発生するように意図される。LINTOUTは1にセ
ットされているセマフォレジスタビット1の結果活動状
態(ハイ)になる。LINOUTはセマフォレジスタのビット
1が0にクリアされるとき非活動状態に戻る。
HINTOUTピンはLINTOUTピンと類似しているが、それは
ホストプロセッサを割込むように意図される。HINTOUT
はセマフォレジスタのビット0に書込む局所プロセッサ
18によって活動状態にされる。HINTOUTはホストプロセ
ッサの割込入力に接続されるように意図される。HINTOU
Tはセマフォレジスタのビット0をクリアしかつHINTOUT
を非活動状態にするHINTACKピンをパルス動作させるホ
ストによって非活動状態にされる。
HINTINは割込を局所プロセッサ18(LINTOUT)に発生
するためにホストプロセッサによって用いられる活動状
態のハイの入力である。HINTINが活動状態になると、そ
れはセマフォレジスタのビット1が順にLINTOUTを発生
する位置にセットされるようになる。このメカニズムは
ホストがセマフォレジスタを読出/書込できないために
必要である。
IDPCのHINTACK活動状態のハイ入力はセマフォレジス
タのビット0を0にクリアする。HINTACKはIDPCからのH
INTOUT割込の受取に応答してホストプロセッサによって
出力される。
LABE/は局所プロセッサ18からLREQ/を受取った結果、
IDPCによって活動状態のローにされかつ局所プロセッサ
18からのアドレスラインを可能化するために用いられ
る。LABE/はメモリサイクルの最後まで活動状態のまま
である。
HABE/はそれがホストアドレスラッチからメモリバス
へのアドレスラインを可能化しかつHREQ/によって活動
状態にされることを除いてLABE/と同様の機能を果た
す。
LDBE/は局所プロセッサ18から共用RAMデータバスへの
データラインを可能化するために用いられる活動状態の
ローの出力である。LDBE/はハイにされるLDT−R/の結果
(書込サイクル)活動状態にされる。それはメモリサイ
クルの最後までハイのままである。
HDBE/はそれがホストバスから共用RAMバスへのデータ
を可能にしかつハイになるHDT−R/によって活動状態に
されるということを除いてLDBE/と同様の機能を果た
す。
LDLE活動状態ハイ出力は共用RAMから局所プロセッサ1
8へのデータをラッチするために用いられる。LDLEはLDT
−R/がローになる(読出サイクル)結果ローにされる
(ラッチは透明にされる)。それはメモリサイクルの終
わりで活動状態(ハイ)に戻る。
HDLEはそれが共用RAMからホストプロセッサデータバ
スにデータをラッチしかつローに行くHDT−R/(読出サ
イクル)によって活動状態にされることを除いてLDLEと
同様の機能を果たす。
LDLOE/はデータバスラッチの出力を可能化して局所プ
ロセッサに戻すことを可能にするために局所プロセッサ
18によって用いられるIDPCからの活動状態のロー出力で
ある。LDLOE/はLDT−R/はローにされるとき(読出サイ
クル)活動状態(ロー)にされる。それはLREQ/が非活
動状態(ハイ)になるときクリアされる。
HDLOE/はそれがホストデータバス上のデータの出力を
可能化するために用いられかつローになる(読出サイク
ル)HDT−R/によって活動状態(ロー)にされることを
除いてIDLOE/と同様の機能を果たす。これはHREQが非活
動状態(ハイ)になるときクリアされる。
RAMCS/はそのチップが可能化を選択するように共用RA
Mによっ用いられるIDPCからの活動状態のロー出力であ
る。これはLREQ/またはHREQのいずれかが活動状態にサ
ンプル取りされると活動状態(ロー)になる。RAMCS/は
メモリサイクルの終わりまで活動状態のままである。
RANWE/は書込ストローブとして共用RAMによって用い
られるIDPCからの活動状態のロー出力である。LDT−R/
またはHDT−R/がハイになると(書込サイクル)活動状
態にされる。それはメモリサイクルの終わりで非活動状
態にされる。
RAMOE/はその出力ドライバを可能化するために共用RA
Mによって用いられる活動状態のロー出力信号である。
それはLDT−R/またはHDT−R/のいずれかがローになると
(読出サイクル)活動状態にされる。それはメモリサイ
クルの終わりでクリアされる(ハイ)。
第23図を参照すると、IDPC10はホストベースのシステ
ムで使用され得、そこでは「局所」マイクロプロセッサ
18と外部の「ホスト」が互いに共用メモリ22a(二重ポ
ートRAM)を介して連絡する。このメモリはマイクロプ
ロセッサ18かまたはホストのいずれかによっアクセスさ
れ得る外部の共用RAM(SRAM)である。IDPC10の二重ポ
ートタイミング制御器(DPTC)56は通常のSRAM220が二
重ポートデバイスとして機能を果たすことを可能にする
ために必要な制御機能を提供する。これらの機能に含ま
れるものはメモリサイクルタイミング発生と、ホストの
システムバス500とマイクロプロセッサ18のローカルバ
スとを分離するために必要なバッファおよびラッチの制
御と、ホストおよび局所プロセッサに戻る準備制御信号
の発生である。
共用RAM22aへの仲裁するアクセスに加えて、DPTC10は
セマフォメカニズム(双方向のプロセッサ間割込)を提
供し、これは局所マイクロプロセッサ18とホストへそし
てそれからのハイレベルのメッセージの通過を調整する
ために用いられる。SRAM22aはデータおよびアドレスバ
ス26および28に接続されかつRAMCS/(CS/端子で)と、R
AMOE/(OE/端子で)とRAMWE/(WE/端子で)とIDPC10のD
PTC56で発生されるWE/とを受取る。
種々のバス分離デバイスは第22図に示される。ラッチ
502はSRAM22aとIDPC10との間のデータバス26に置かれ
る。ラッチ502はOE/入力でLDLEと、IDPC10のDTPC56から
E入力でLDLY/とを受取る。ラッチ504はIDPC10とSRAM22
aとの間のデータバス26に置かれ、DPTC56からのOE/入力
でLDBE/を受取る。ラッチ506はIDPC10とSRAM22aの間で
アドレスバス28上に置かれ、OE/入力でLABE/を受取る。
ラッチ508はホストシステムバス500とSRAM22aとの間で
ラッチ506に続くアドレスバス28上に置かれ、DPTC56に
よって発生されるOE/端子でHABE/信号を受取る。ラッチ
510はラッチ502および504に続いてデータバス26上に置
かれ、DPTC56によって発生されるOE/端子でHDBE/信号を
受取る。ラッチ512はSRAM22aとホストシステムバス500
との間でラッチ502および504に続いてデータバス26上に
置かれ、OE/端子をHDLOE/信号と、DPTC56によって発生
されるE端子でHDLE信号とを受取る。
最後に、IDPTC10はホストシステムバス500へのかつそ
こからのHINTOUTとHINTINとHINTACKとHRCYとHDT−R/とH
REQ信号と、局所プロセッサ18のMCSOとSRDYとSI/端子に
伝えられるLINTOUTとLREQ/LRDYとLDT−R1とを連絡す
る。
第24図を参照すると、IDPC10のDPTC56の機能ブロック
図が第2図と関連して以前に説明された種々の制御信号
の受取および発生を示す。DPTC56の動作は第24図に示さ
れる7個の主要機能ブロックと関連して説明される。
同期化(SYNC)ブロック520は局所プロセッサ18から
マスタクロック(CLK)信号とバス500上のホストからの
HREQ信号とを受取る。その同期化ブロック520は局所プ
ロセッサ18およびCLK信号からLREQ信号を受取る競合し
ている要求サイクル仲裁ブロック522に伝えられるロー
カルクロックと同期化されるホスト要求信号を発生す
る。サイクル仲裁ブロック522はDPTC56内の他の機能ブ
ロックで用いるためにローカルサイクル(LCYCLE)信号
とホストサイクル(HCYCLE)信号を発生する。サイクル
仲裁ブロック522はまたRAMサイクルタイマブロック524
によって受取られるGO信号を発生する。RAMサイクルタ
イマブロック524はまたCLK信号とLDT−R/およびHDT−R/
信号とを受取りかつそこからRAMOE/とRAMCS/とRAMWE/信
号とまたSTOP信号を発生する。
ローカルポートサイクル制御器526はRAMサイクルタイ
マ524によって発生されるSTOP信号と、CLK信号と、LCYC
LE信号とLDT−R信号とを受取りかつそこからLDLEと、L
DLOE/とLDBE/とLABE/信号とを発生する。
ホストポートサイクル制御器528はSTOP信号と、CLK信
号と、HCYCLE信号と、HDT−R/信号とを受取り、かつそ
こからHDLEと、HDLOE/と、HDBE/と、HABE/信号とを発生
する。
ローカルポート準備(LRDY)制御器530はLREQ信号
と、CLK信号と、HCYCLE信号と、LCYCLE信号とを受取
り、そこからLRDY信号を発生する。
ホストポート準備(HRDY)制御器532はHREQ信号と、C
LK信号と、HCYCLE信号と、LCYCLE信号とを受取り、かつ
そこからHRDY信号を発生する。
第24図に示される種々のブロックの設計および構成は
第25図のDPTCタイミング図と関連して与えられるそれら
の機能のさらなる説明を基に当業者によって理解される
であろう。
DPTC56は共用RAM22aへのすべてのアクセスのためのサ
イクルタイミングを発生する。各サイクルの長さは固定
されかつ局所プロセッサ18またはホストのいずれかのサ
イクル時間から独立している。メモリサイクルは局所プ
ロセッサ18またはホストのいずれかからの要求に応答し
て発生される。要求と競合する場合、DPTC56はその競合
を仲裁し第1のサイクルを一方の要求側に与え一方で他
方を抑える(適当な準備ラインLRDYまたはHRDYを介し
て)。DPTC56は常に局所プロセッサ18(L−ポートと呼
ばれる)によって仲裁する。第25図のタイミング図を参
照すると、サイクル仲裁ブロック522が次のメモリサイ
クルを開始する準備ができているときに未決定の要求を
もしL−ポートが有するなら(LREQ/入力を介して)、
第25図の54で示されるときにL−ポートはホスト(H−
ポート)からの要求に関係なくサイクルが与えられる。
もしホスト(HREQ入力ピン)からの要求が存在するかま
たはサイクル(L−サイクル)時間542の間存在するな
ら、次のサイクルはホスト(H−サイクル)時間544に
与えられる。これは局所プロセッサ18が他のサイクル時
間546を要求する前にDPTC56が次のサイクルを開始させ
るので暗黙のうちに起こる。もしL−サイクル要求がH
−サイクルの中間で受取られるなら、局所プロセッサ18
はH−サイクルが終わるまで(時間548ないし時間550)
遠ざけられる(LRDYラインを介して)。
L−サイクル要求はIDPCクロックと同期している。こ
れはIDPCクロックが局所プロセッサクロックと同じでか
つメモリサイクルタイミングはIDPCクロックから発生さ
れるので問題ではない。H−サイクル要求はIDPCクロッ
クと非同期であると仮定されかつSYNCHブロック520内の
DPTCに内部で同期化される。
第25図に示されるように、SRAM22aメモリサイクルは
長さが2個のIDPCクロック(CLK)時間で、いずれか2
つのSRAMサイクルの間に少なくとも1つのCLKクロック
時間不動作空間を有する。
SRAM2aが遊びの間、DPTC56のサイクル仲裁ブロック52
2はIDPCクロックサイクルごとの立下がり端縁でLREQ/お
よび同期化されたHREQ信号をサンプル取りする。もし要
求が存在するなら、サイクルは開始されかつGO信号がRA
Mサイクルタイマ524に発生される。サイクルの開始によ
って起こるべき以下の動作が引き起こされる。すなわち
RAMCS/がRAMサイクルタイマ524(時間552)によって活
動状態(ロー)にされかつLABE/またはHABEのいずれか
がLREQ/またはHREQ/がサンプル取りされたかに依存して
活動状態(ロー)になる(それぞれ時間554かまたは55
6)。
RAMCS/はSRAM22aのチップ選択制御出力を出す。RAMCS
/とLABE/またはHABE/のいずれかの両方の信号がメモリ
サイクル時間558または560のそれぞれの終わりまで活動
状態のままである。
IDPCクロック(CLK)の次の立下がり端縁で、活動状
態のポートの方向制御入力ライン(LDT−R/またはHDT−
R/)がRAMサイクルタイマ524によってサンプル取りされ
る(それぞれ時間562または564)。この信号はサイクル
が読出サイクルかまたは書込サイクルかのいずれかを決
定する。もし方向制御がサンプル取りされてハイ(書
込)であるなら、以下の動作がとられる。すなわち、RA
MWE/はRAMサイクルタイマ524によって活動状態(ロー)
にされ(時間566)、LDBE/またはHDBE/のいずれかがLDT
−R/またはHDT−R/がサンプル取りされたかどうかに依
存して活動状態(ロー)にされる(それぞれ時間568ま
たは570)。
RAMWE/はSRAM22a書込ストローブである。それはサイ
クルの終わりで(時間572)その非活動状態(ハイ)に
戻される。LDBE/およびHDBE/は上でSRAM22aに書込まれ
るべきデータを置くデータバッファ可能化制御である。
それらはまたサイクルの終わりで(それぞれ時間574ま
たは576)その非活動状態(ハイ)に戻される。
もし方向制御ラインLDT−R/またはHDT−R/がサンプル
取りされてロー(読出)であるなら、以下のことが発生
する。すなわち、RAMOE/がRAMサイクルタイマ524によっ
て活動状態(ロー)にされ(時間578)、LDLEまたはHDL
Eは活動状態(ロー)にされ(時間580HDLEの時間は簡単
にするため省かれている)、そしてLDLOE/またはHDLOE/
は活動状態(ロー)になる(時間582、HDLOE/の時間は
簡単にするために省かれている)。
RAMOE/はSRAM22a出力ドライバを可能化する。LDLEお
よびHDLEはその透明状態にそれぞれ適当なデータバスラ
ッチ502または512を置く。LDLOE/およびHDLOE/はそれぞ
れデータバスラッチ502または512を可能化してその出力
をローカルまたはホストシステムバスに戻す。RAMOE/と
LDLEとHDLEはサイクルの最後でクリアされる(それぞれ
時間584と586。HDLEの時間は簡単にするために省かれ
る)。LDLOE/(時間588)およびHDLOE/(簡単にするた
めに時間を省かれている)はサイクル要求(LREQ/また
はHREQ/)が除去されると(時間590)クリアされる。
メモリサイクルはIDPC(CLK)クロックの次の立下が
り端縁(時間592)上で終わる。
LREQ/およびHREQ入力は新しいサイクルが開始される
べきかどうかを決定するためにIDPCクロック(CLK)の
各連続した立下がり端縁でサイクル仲裁ブロック522に
よってサンプル取りされる。
LCYCLEとHCYCLE制御ブロック526および528は第24図と
関連して説明される種々のLDLEと、LDLOE/と、LDBE/
と、LABEと、HDLEと、HDLOE/と、HDBE/と、HABEタイミ
ング信号を発生する。
L−ポートがH−サイクルが進んでいる間サイクルを
要求するか、またはH−ポートがL−サイクルが進行中
であるかまたはL−ポート要求が存在している間サイク
ルを要求する場合、競合が発生する。DPTC56のサイクル
仲裁ブロック522は常にL−ポートのおかげで仲裁をす
るであろう。
もしLREQ/がH−サイクルが進行中であるとき活動状
態になるなら、LRDYはLRDY制御530によって非活動状態
(ロー)になる。これは即座に起こる。LRDYは次のメモ
リサイクルの始まり(Lサイクルであろう)で活動状態
に戻る。
Lサイクルが進行中である間、HREQが活動状態になる
場合は上と正に同様の方法で取扱われるが、ここではHR
DYがLRDYの代わりに制御信号として用いられることが例
外である。
HREQがサイクルの開始の前に活動状態にありかつLREQ
/がまた活動状態になる場合、REDYはLREQ/が活動状態に
なるや否や非活動状態(ろー)にされる。(もしLREQ/
が既にLサイクルが始まる前に活動状態であるなら、HR
DYはHREQが活動状態になるや否や非活動状態になる。)
HRDYはH−サイクルが初められると活動状態に戻る。
第26図を参照すると、局所プロセッサ18とホストプロ
セッサ595との間のすべての通信は共用RAM22aに置かれ
る「メイルボックス」を介して行なわれる。メカニズム
はそのメイルボックスにメッセージがあることを受取側
に知らせることを要求される。割込はこのタスクのため
に用いられる。
メッセージの通過は2つの形式をとる。すなわち、ホ
スト595に送る局所プロセッサ18と局所プロセッサに送
るホストである。局所プロセッサがメッセージをホスト
に送りたいと思うとき、それはまずメッセージをホスト
のメイルボックスの中に入れ次に割込要求をホストに発
生する。ホストはそのメッセージを読出し割込要求をク
リアする。逆に、ホストがメッセージを局所プロセッサ
に送りたいと思うとき、それは局所プロセッサのメイル
ボックスにメッセージを置き局所プロセッサに割込要求
を発生する。局所プロセッサはメッセージを読取りかつ
割込要求をクリアする。DPTC56は2ビットのセマフォレ
ジスタ596を提供し、これらの割込要求の発生およびク
リアにすることを容易にする。セマフォレジスタ596の
下位のビット位置(ビット0)ホストへの割込プロセッ
サ(ITLP)フラグを含みそして上位ビット位置(ビット
1)は局所への割込プロセッサ(ITHP)フラグを含む。
セマフォレジスタ596のITLPビット位置はLOCAL INT O
UT信号を搬送する信号ライン597によって局所プロセッ
サ18に(IDPC10の外部ピンを介して)接続される。ホス
トプロセッサ595はHOST INT IN信号を搬送する信号ライ
ン598によってITLPビット位置に(IDPC10の外部ピンを
介して)接続される。局所プロセッサ18はLOCAL CRT信
号をレジスタ596のビット位置に、HOST IN REQUEST信号
をレジスタ596のビット2にMPI50を介して書込むことが
できる。
ホスト595はHOST IN ACK信号を搬送する信号ライン59
5aによって(IDPC10の外部ピンを介して)とHOST IN OU
T信号を搬送する信号ライン599bによって(IDPC10の外
部ピンを介して)セマフォレジスタ596のITHPビット位
置に接続される。
セマフォレジスタ596は局所プロセッサ(ホストによ
ってではない)によって読出および書込まれ得る。局所
プロセッサからホストへの割込−局所プロセッサ18はセ
マフォレジスタ596のビット0に1を書込むことによっ
てホスト595に割込を発生する。このビットをセットす
ることによってホスト割込出力(HINTOUTピン)を活動
状態にする。ホストはビットをクリアし、それゆえホス
ト割込肯定応答入力(HINTACKピン)をパルス動作させ
ることによってHINTOUTピンをクリアする。
ホストから局所プロセッサへの割込−ホスト596はホ
スト割込入力(HINTINピン)をパルス動作させることに
よって局所プロセッサ18に割込を発生する。これはセマ
フォレジスタ596のビット1を設定しかつ局所割込出力
(LINTOUTピン)を活動状態にする。局所プロセッサは
セマフォレジスタのビット1をクリアすることによって
(LINTOUTラインによって発生された)書込要求をクリ
アする。
この発明のIDPC10は多くのレジスタを含み、ユーザが
規定可能なデータがそこに書込まれるかまたはそこから
データが読出され得る。DLC52送信機102は1組の状態お
よび制御レジスタ(第4図の112)を有し、DLC受信機10
8は1組の状態および制御レジスタ(第10図の212)を有
し、UART54は1組の状態および制御レジスタ(第21図の
408)と1組の要素412内の特別文字ビットマップレジス
タを有し、IDPC56は1個のセマフォレジスタを有する。
これらのレジスタはこれから説明されるように、IDPC10
のこれらの3つの主要な機能ブロックの各々の種々の局
面に関連される。
ユーザは種々の状態および制御レジスタやセマフォレ
ジスタ596を以下のメモリマップに従ってMPI50にアドレ
スを与えることによってマイクロプロセッサ18を介して
アクセスする。
アドレス 使用 00−31 DLC 52 32−62 UART 54 63 DPTC 56 以下の第1表に挙げられる状態および制御レジスタは
ブロック112および212のDLC52内に含まれ、DLC送信機10
2と受信機108の要求されるモードおよび構成を確立する
ために用いられ、またDLC52の必要な状態をユーザにモ
ニタしかつ報告する。DLC FIFO100および106と直列バス
ポート(SBP)104のために用いられる状態および制御レ
ジスタはまた第1表に挙げられる。これらのレジスタは
32バイトのDLCアドレス空間の初めの29個の位置を占有
する。この空間は内部メモリマップの位置00で始まる。
第1表で下に挙げられている個々のレジスタの詳細を
論じる前に、以下のセクションでは他のユーザのアクセ
ス可能なDLCレジスタとは異なる2個のDLCレジスタと第
3のレジスタの1つのビットフィールドが説明される。
受信フレーム状態レジスタと、受信バイトカウントレ
ジスタと、書込ソースレジスタの受信リンクアドレスビ
ットフィールド(ビット0ないし2)は多数の連続フレ
ーム(折返しフレーム)の受取りを支持する。これらの
2個のレジスタおよび第3のレジスタのビットフィール
ドは第3のフレームが実際にDLC52によって受取られて
いる間、2個までの以前に受取られたフレームの状態
(良いフレームかまたは悪いフレーム)とバイトカウン
トの「活動記録」を維持しなくてはならない。これらの
レジスタおよびビットフィールドはDLC52によって受取
られたフレームから状態の多数のレベルを支持するため
に4つの段階レジスタである。
受信フレーム状態レジスタと、受信バイトカウントレ
ジスタと、受信リンクアドレスビットフィールドの各々
は以下の4つの段階からなっている。すなわち、1)現
在、2)保留、3)マスタ、4)スレーブ。受信フレー
ム状態レジスタで用いられる典型的な4段階の「遅延さ
れた状態」の構造が第27図に示される。第27図はこれよ
り後に説明されるであろう典型的な相互接続を例示す
る。
第27図を参照すると、DLC受信機108のフラグ検出器21
4は8ビット最小(受信)パケットサイズレジスタ264と
同様(共に「段階1」と示される)、ANDゲート600に接
続される。(第27図ではただ1つのANDゲート600のみが
示されているが、並列に動作しかつフラグ検出器に各々
が接続される8個のそのようなゲートが用いられる。)
ANDゲート600によって発生される信号は8ビットラッチ
602に伝えられ、リセット(R)入力でIN−FRAME信号を
受取る。ラッチ602の出力は1組のANDゲート604に伝え
られ、その各々はOUT−OF−FRAME信号と8ビット(「段
階2」)レジスタ606によって発生されるEMETY信号を受
取る。レジスタ606はANDゲート604から並列に伝えられ
る8個の信号を受取る。
レジスタ606は次にその出力で1組の(8個)ANDゲー
ト608に接続され、その各々はまた8ビット(「段階
3」)レジスタ610によって発生されるEMPTY信号を受取
る。レジスタ610は次にその出力で1組の(8個の)AND
ゲート612に接続され、その各々は8ビット(「段階
4」)レジスタ614によって発生されるEMPTY信号を受取
る。レジスタ614は次に、1組の(8個の)ANDゲート61
6にその出力で接続され、その各々は受信フレーム状態
割込可能化レジスタのビット5(レジスタ内の典型的な
他のビット位置)から信号を受取る。ANDゲート616の出
力はORゲート618に並列に伝えられる。ORゲート618によ
って発生される1個の出力は割込ソースレジスタ620の
ビット位置5に伝えられ、これは順にその出力でANDゲ
ート622に接続される。ANDゲート622はまた割込ソース
割込可能化レジスタのビット5から信号を受取る。AND
ゲート622によって発生された信号はDLC割込信号を発生
する。
段階1(602)はDLC52によって受取られているフレー
ムの現在の状態を含む。この段階は変化がリアルタイム
で発生すると現在のDLC受信機状態で交信される。段階
1の内容は段階2が空のときかつ第18図と関連して上で
説明されたDLC受信FIFO106に入るとフレームの終わり
(EOF)バイトとしてバイトにタグが付けられるように
した事象が発生するときゲート604を介して段階2(60
6)に移される。もし段階2が空でなく(すなわち内容
はまだ段階3に移されていない)、段階1はその状態の
ままである。段階1が段階2に移されると、段階1は自
由に次の到着するフレームをモニタし始める。段階2は
次に段階3が空になるまでデータを保持する。データは
段階3は空になるや否や段階2から段階3に転送され
る。これは順にEOF条件で段階1から段階2にデータを
移すことを可能にする。
段階3のレジスタ610の内容は段階4が空でかつEOFと
タグが付けられたバイトが受信FIFOデータレジスタ298
から(DMAまたはマイクロプロセッサ18によって)読出
されると段階4のレジスタ614(ユーザによってアクセ
ス可能なレジスタである)に転送される。もし段階4が
空でないなら、段階3はその状態のままである。段階4
はマイクロプロセッサ18によって読出されるかまたはDL
C52のリセットが発生するとクリアされる(「空にされ
る」)。
受取られたフレーム状態は「バックアップ」できる。
もしマイクロプロセッサ18が段階4を読出しておらず、
段階3が段階4に転送されることを引き起こすであろう
事象が発生すると、段階3は段階4に転送される。もし
段階4が段階1を段階2に移すようにするであろう事象
が発生する前に空にされてもいかなる問題もない。この
場合、段階3は段階4が空にされるとすぐに段階4に転
送される。しかしながら、段階2および3および4が空
ではなく、段階1が段階2に転送される結果となる事象
が生じたとき、現存している段階1、2、3および4は
妨げられない。DLC受信機108はすべての受取られたリン
クバイトを無視し段階1を凍結し始める。DLC受信機に
送信されるいかなるフレームもそれゆえ段階4がマイク
ロプロセッサ18によって読出されるまで失われる。段階
4がマイクロプロセッサの読出によって空にされるや否
や、段階3は段階4に転送され、段階2は段階3に転送
されそして段階1は段階2に転送される。この点で、DL
C受信機108の論理は受信機状態0(フラグではあき選
択)に入りかつフレームの受取りが再び始められる。
割込ソースレジスタの有効および無効パケットが受取
られたビット(3および5)はまた遅延された様式で報
告される。これらのビットは他の遅延された状態条件か
ら立てられかつそれ自身4段階のメカニズムを必要とし
ない。
もし受信フレーム状態レジスタが割込ソースレジスタ
が最後に読出されたゆえに読出されているなら、そして
受信バイトカウントレジスタの最下位ビットが読出され
るなら、受信状態レジスタはクリアされる。このよう
に、4段階遅延された状態メカニズムはもし有効データ
パケットが受取られて受信状態レジスタが読出されない
なら同期化されたままである。
DLC52は送信機状態および制御レジスタブロック112
(第4図)と受信状態および制御レジスタブロック212
(第10図)との中に多数のレジスタを含む。これらのレ
ジスタは第1表に挙げられている。
付録Aは第1表に挙げられたDLC状態および制御レジ
スタの説明を含む。
DLCレジスタは5つの範疇、すなわち指令/制御、状
態、FIFOデータ、割込指示、割込可能化レジスタに入
る。
DLC指令/制御レジスタ−指令/制御レジスタはDLCを
構成しかつ特定の動作を要求するために用いられる。こ
れには DLC指令/制御レジスタと、 リンクアドレス制御レジスタ(4)と、 SBP制御レジスタと、 最小受信パケットサイズレジスタと、 最大受信パケットサイズレジスタと、 FIFOしきい値レジスタと、 送信バイトカウントレジスタとが含まれる。
DLC指令/制御レジスタは全体のDLCの動作を制御す
る。他のレジスタの各々はDLCの特定部分の動作を制御
する。ビット割当てはこれらのレジスタでは重要ではな
い。
DLC状態レジスタ−DLC状態レジスタはDLCの状態をユ
ーザに報告する。これらには FIFO状態レジスタと、 受信バイトカウントレジスタと、 受信フレーム状態レジスタと、 受信リンク状態レジスタと、 割込ソースレジスタのいくつかの部分とが含まれる。
状態レジスタは型に従って状態情報をグループ分けす
るように編成される。これは非常に重要である。なぜな
らこれがソフトウェア割込取扱いルーチンが組織化に役
立つようにする方法であるからである。たとえば、通信
リンクのリアルタイムの条件に属する状態情報は特定の
受取られたフレームのデータに特定の情報から別に報告
される。一般に、ソフトウェアはパケットの状態に興味
があってパケットの部分ではなく、これが鍵であって、
DLCはパケットがIDPCから外部のRAMに送られた後にのみ
ユーザに状態を報告する。典型的には、ユーザはキャラ
クタごとか、または1度にいくつかのキャラクタのデー
タの状態に関係しており、パケットごとのデータの状態
に関係していなかった。この状態構造はIDPCに特有であ
る。
種々の状態レジスタ内のビットはLSBの最も確からし
い条件とMSB位置の最も確からしくない条件で編成され
る。これによって所与の条件を識別する際にソフトウェ
アオーバヘッドが減じられる。さらに、最もありそうな
状態条件(および問題のパケットに関連したアドレスの
識別)は割込ソースレジスタに報告される。これはユー
ザが割込を受取った後に読出すであろう第1のレジスタ
である。通常の条件のもとで、ユーザはDLCの状態を識
別するためにいかなる他のレジスタもアクセスする必要
がない。
FIFOデータレジスタ−これらはDLC(FIFO)へおよび
そこからデータを動かすためにユーザが読出すかまたは
書込むレジスタである。
割込識別レジスタ−割込ソースレジスタは3個のビッ
トフィールド、すなわちパケットアドレス識別フィール
ドと、有効パケットフィールドと、割込ソースフィール
ドとを含む。最初の2個のフィールドは上で論じられ
た。割込ソースフィールドは状態レジスタの各々に対し
て1ビットを有する。このビットがセットされると、関
連したレジスタは割込条件を含む。このように、ユーザ
は割込の原因を場所を効果的に探し当てることができ
る。
たとえば、有効パケットが受取られてしまったことを
識別するため、IDPCは割込ソースレジスタへの読出と、
右へのシフトとテスト指示の合計2つの命令を必要とす
る。もしあまり最適でない組織が用いられたなら、17個
ほどの命令が要求されていたかもしれない。
割込可能化レジスタ−これらのレジスタは状態レジス
タのビット対ビットの一致である。これは割込可能化の
ためにユーザの有効的な編成を提供する。余分のレジス
タはこの機構によって要求されるが結果はユーザにとっ
てより明らかである。
第2表はUART54内の12個のユーザアクセス可能状態お
よび制御レジスタと、パリティ、特別、文字、フレー
ム、中断チェッカ412のランダムアクセスメモリ413に対
応する128ビットのビットマップで、16としてアドレス
された、8ビットレジスタをリストアップしている。UA
RTレジスタは31バイトの空間にマップされる。2個のボ
ー速度除数レジスタはFIFOデータレジスタと割込可能化
レジスタアドレスとをオーバラップさせる。アクセスは
ライン制御レジスタの除数ラッチアクセスビット(DLA
B)をセットすることによって得られる。31バイトブロ
ックのベースアドレスは初期に提示されたメモリマップ
で示される。
付録Bには第2表に挙げられたUART状態および制御レ
ジスタの説明が含まれる。
UARTレジスタ−UARTレジスタは8250に加えられる特徴
(特別文字認識、FIFO、同期動作など)上の状態を制御
および報告するために必要なビットを除いて8250で規定
されたものと同じである。ここでの特徴は正に8250と互
換性があるべきことであるが、一方新しい能力をはっき
りと提供する。UART状態およびUART制御レジスタは基本
の8250にとって新規である。付加のビットは現存してい
る8250レジスタ(FPSのUARTレジスタセクションで識別
される)の使用されていない位置に加えられた。これら
の加えられたビットの位置は論理態様で割込ソース識別
処理を指図するために重大である。
DPTC56は1つのユーザアクセス可能レジスタを含む。
このレジスタは局所プロセッサ18とホストプロセッサと
の間でセマフォ割込の発生およびクリアを制御するため
に局所プロセッサ18によって用いられる。このDPTCレジ
スタは第26図と関連してこれより以前に説明されてい
る。DPTCレジスタ(セマフォレジスタ(596)は10進の
アドレス63にマップされる。
付録A DLC52状態/制御レジスタ(112、212) 指令/制御レジスタは8ビットレジスタである。この
レジスタのすべてのビットはこの後に説明されるDLCリ
セットとこの後で説明されるIDPCリセットピンの結果と
してデフォルト値に初期設定されたときを除いて、ソフ
トウェアによってセットおよびクリアさる。このレジス
タはマイクロプロセッサ18によって書込および読出が可
能である。
ビット0 送信放棄 (デフォルト=0) このビットが1にセットされると、以下の動作が即座
に生じ、ビットが0にクリアされるまで続く。
a)DLC送信機フラグ/放棄挿入ユニット134(第7B図)
は放棄文字を送信する(ビットパターン01111111(右側
のLSB))。
もしユーザがマイクロプロセッサ18を介してこのビッ
トを2個の連続した書込上でこのビットをセットしかつ
クリアするなら、DLは1つの「放棄」文字を送信するで
あろう。
b)DLC信号FIFOをクリアする(第4図)。
c)DLC送信バイトカウンタ154をクリアする(第5
図)。
d)DLC送信バイトカウントレジスタ152をクリアする
(第5図) ビット1 送信機可能化 (デフォルト=0) 1にセットされると、このビットはDLC52からのデー
タがSCLKまたはSFS/XMITCLKの制御のもとでSBOUT(第8
図)にシフトされるのを可能にする。このビットが0に
クリアされると、SBOUTピンが3状態条件に置かれる。
このビットが0にクリアされかつDLC送信機が「インフ
レーム」(第19図の状態1(302))、すなわち送信デ
ータであるなら、DLCは現在のフレームがSBOUTピンを不
能化する前に終了する(すなわちフレームからのDLC送
信機)で待機する。
ビット2 受信機可能化(デフォルト=0) このビットは1にセットされるとSBINピンからのデー
タがDLC52の直列バスポート(SBP)部分104にクロック
動作されるのを可能にする。0にクリアされると、この
ビットはDLCのSBP部分へのいかなるデータの受取もブロ
ックする。もしこのビットがDLC受信機がインフレーム
の間クリアされるなら、DLC52は規則的な態様で接続を
外す前に終了するために現在受取られているフレームを
待機する(すなわち、受取られる閉フラグまたは終了エ
ラーが発生する) ビット3 フラグ遊び−マーク遊び/(デフォルト=
0) このビットは1にセットされると、DLC102送信機がイ
ンフレームでないときフラグ遊びパターンを連続的に送
信することを引き起こす。0にクリアされると、このビ
ットはDLC送信機がインフレームでないときマーク遊び
パターンを連続的に送信することを引き起こす。
ビット4 CRCチェック可能化 (デフォルト=1) 1にセットされると、このビットはCRCチェッカ222に
よって発生されるCRCチェック結果の出力が受信フレー
ム状態レジスタのCRCエラービット(ビット2)に送信
されることを可能にする。このビットが0にクリアされ
ると、受信フレーム状態レジスタのCRCエラービットは
決してセットされない。
ビット5 CRC発生可能化(デフォルト=1) 1にセットされると、このビットはCRC発生器120によ
って発生される送信CRC(常に計算されている)がDLC送
信FIFO100(第4図)のフレームの最後(EOF)としてタ
グが付けられたバイトの送信に続いて送信されることを
引き起こす。このビットが0にクリアされると、閉フラ
グはフラグ、放棄挿入発生器134によって発生されかつE
OFとタグが付けられたバイトに即座に引き続いて送信さ
れ、そしてFCSは送られない。
ビット6 DLCリセット (デフォルト=0) このビットは1にセットされると、DLC FIFO100と106
およびDLC52とSBP104論理をリセットする。DLC状態のお
よび制御レジスタ112、212のすべてのラッチ、状態およ
び制御ビットは強制的にデフォルト値にされる。
ビット7 FCS通過可能化 (デフォルト=0) 1にセットされると、このビットはFCSバイトがデー
タとして(受信側)FIFO106にロードされることを可能
にする。0にクリアされると、FCSが廃棄される。
DLCアドレス制御レジスタは8ビットレジスタであ
る。このレジスタのすべてのビットはDLC指令/制御レ
ジスタまたはIDPCリセットピンと関連して説明されたDL
Cリセットの結果としてのデフォルト値に初期設定され
た時を除いて、ソフトウェアによってセットされ、クリ
アされる。このレジスタはマイクロプロセッサ18によっ
て書込まれかつ読出され得る。すべてのリンクアドレス
可能化ビット(ビット0ないし3)および同報通信可能
化ビット(ビット4)が0にクリアされると、DLCはい
かなるアドレス検出も行なわずかつすべての受取られた
フレームバイト(2つのフレームバイトより多くが受取
られたと仮定する)をDLC受信FIFO106(第10図)に送る
であろう。この場合、このレジスタのビット5、6およ
び7は無視される。
もしビット0ないし4の1個以上が1にセットされる
なら、アドレス検出ユニット226(第16図)と関連して
説明される首尾の良いリンクアドレス比較がいかなるフ
レームバイトがDLC受信FIFO106に転送され得る前に発生
しなくてはならない。
ビット0 リンクアドレス0可能化 (デフォルト=
0) ビット1 リンクアドレス1可能化 (デフォルト=
0) ビット2 リンクアドレス2可能化 (デフォルト=
0) ビット3 リンクアドレス3可能化 (デフォルト=
0) 1にセットされると、ビット0ないし3は受取られた
フレームアドレスとブロック278、280、282および284
(第17図)のDLCリンクアドレス認識レジスタ0ないし
3のそれぞれの内容と比較することを可能にする。所与
のリンクアドレス認識レジスタの内容はソフトウェアが
このレジスタの対応するリンクアドレス可能化ビットを
セットする前にソフトウェアによって書き出されている
べきである。受取られたフレームアドレスとすべての可
能化されたアドレス認識レジスタの内容との比較はこの
後で説明されるこのレジスタのビット5および6によっ
て条件付けさられる。
ビット4 同報通信アドレス可能化 (デフォルト=
1) 1にセットされると、このビットは受信されたフレー
ムアドレスのブロック278、280、282および284の比較器
によってすべて1のアドレスで比較することを可能にす
る。比較はこの後に説明されるこのレジスタのビット5
および6によって条件付けられる。このレジスタのビッ
ト0ないし3とともに0にクリアされると、DLCはアド
レス検出を行なわない。もし0にクリアされて0ないし
3の1個以上のビットが1にセットされると、すべて1
のパターンアドレスは無視される。
ビット5 アドレスサイズ1−2 (デフォルト=0) このレジスタのビット0ないし4の少なくとも1つは
DLC動作上に何らかの影響を有するためにこのビットで
1にセットされなくてはならない。もしこのビットが0
にクリアされるなら、2個のフレームアドレスバイトは
ブロック226で送るべきアドレス認識に対して比較しな
くてはならない。もしこのビットが1にセットされるな
ら、最初のフレームアドレスバイトのみがアドレス検出
ユニット226によって発生すべきアドレス認識のために
比較しなくてはならない。ビット7は第1または第2の
バイトが比較される1つであるかどうかを特定する。
ビット6 C/Rアドレス可能化 (デフォルト=0) このレジスタのビット0ないし4の少なくとも1つは
DLC動作に何らかの影響を及ぼすためにこのビットで1
にセットされなくてはならない。もしこのビットが0に
クリアされると、各受取られたフレームの第1のアドレ
スバイトのビット1はクロック226によるアドレス認識
のために無視されるであろう。もしこのビットが1にセ
ットされると、第1の受取られたフレームアドレスバイ
トのビット1はアドレス検出ユニット226によって発生
するアドレス認識のために首尾良く他のアドレスビット
と比較しなくてはならない。
ビット7 第1/第2のバイト選択 (デフォルト=0) このビットは1にセットされるとき、1バイトのアド
レス指定が選択されるときにのみ効果を有し、アドレス
認識ブロック226はアドレスの第2のバイトのみを調
べ、すなわち最初の8ビットは気にしない。0にクリア
されると、最初のバイトのみが調べられる。
ブロック278、282および284(第17図)内のリンクア
ドレス認識レジスタには次のようなものがある。
リンクアドレス0(278)(デフォルト=16進数000
0) リンクアドレス認識レジスタ1(280)(デフォルト
=16進数0000) リンクアドレス認識レジスタ2(282)デフォルト=1
6進数0000) リンクアドレス認識レジスタ3(284)(デフォルト
=16進数0000) これらのレジスタのすべてのビットはLDCリセットま
たはIDPCリセットピンの結果のデフォルト値に初期設定
されるときを除いてソフトウェアによってセットされか
つクリアされる。これらのレジスタは局所マイクロプロ
セッサ18によって書込まれかつ読出され得る。
リンクアドレス認識は第17図と関連して規定される。
これらの4つのレジスタの各々はDLCアドレス制御レジ
スタの対応する可能化ビット(ビット0ないし3)を有
する。もし対応する可能化ビットがセットされるなら、
所与のリンクアドレス認識レジスタは上で説明されたよ
うにDLCアドレス制御レジスタのビット5および6によ
って条件付けされる。
直列バスポート(SBP)制御レジスタは8ビットレジ
スタである。このレジスタのすべてのビットはDLCリセ
ットまたはIDPCリセットピンの結果デフォルト値に初期
設定されるときを除いてソフトウェアによってセットお
よびクリアされる。このレジスタは局所マイクロプロセ
ッサ18によって書込まれかつ読出され得る。
ビット0 反転 (デフォルト=0) このビットが1にセットされると、すべての他のDLC
送信機処理の後でかつSBPチャネル多重化(ブロック19
6)(下のビット1ないし2を参照)の前の最後のステ
ップとして送信された直列ビットの流れはXOR200(第8
図)によって反転される。この規則の1つの例外はDLC
送信機がマーク遊びデータパターンを送信するときであ
って、この場合いかなる反転もマーク遊びがインバータ
200を越えてOR202に挿入されるので行なわれない。
このビットが1にセットされると、受取られた直列ビ
ットの流れはデマルチプレクス動作(ブロック232)
(以下のビット1ないし2を参照)とマーク遊びの検出
の後に続く第1のステップとしてXOR238(第11図)によ
って反転される。もしマーク遊びが検出されると、反転
は続くが、いかなるデータもDLC受信機直列−並列シフ
トレジスタ212に入らない。
もしこのビットが0にクリアされるなら、いかなるデ
ータ反転も送信または受信方向のいずれでも起こらな
い。
ビット1−5 チャネル選択 (デフォルト=00000) タイムスロットマルチプレクサ196によって送信され
た直列ビットの流れをマルチプレクスするためのかつタ
イムスロットデマルチプレクサ232によって受取られた
直列ビットの流れをデマルチプレクスするためのもので
ある。
マルチプレクスされないことを除いたすべてのビット
設定に関して、両方の受信機および送信機はSCLKピンに
よってクロック動作される。
*=「ディジタル加入者制御器」と題される相互参照
の出願で用いられる用語である。
ビット6 ローカルループバック可能化 (デフォルト
=0) 1にセットされるとこのビットは送信データ経路(SB
OUT)が受信データ経路(SBIN)に内部で接続されるこ
とを引き起こす。選択された送信クロック(SCLKかまた
はSFS/XMITCLKクロックのいずれか)は送信および受信
クロックの両方に用いられる。選択されると、ローカル
ループバックモードは送信可能化および受信可能化ビッ
ト指令/制御レジスタのビット1および2)をセットす
ることに関係なく動作する。1のこのビットのセットで
またデータがSBOUTピン上に置かれることを妨げるかま
たは入ってくるデータ(SBINから)受取られることを妨
げる。このビットを0にクリアするとローカルループバ
ックが不能化される。
ビット7 遠隔ループバック可能化 (デフォルト=
0) このビットは1にセットされると、SBINピンとSBOUT
ピンを接続する。入ってくるデータはそれゆえ即座に送
信データとしてSBOUTに提示される。このモードにおい
て適当な受信クロックはSCLKである。受信データはDLC
受信論理に提示されてもよく、また受信可能化をセット
することに依存していなくてもよい。送信論理からのデ
ータはこのモードの間SBOUTから送られることを妨げら
れる。このビットを0にクリアすることによって遠隔ル
ープバックは不能化される。
最小受信パケットサイズレジスタは第15図の8ビット
レジスタ(264)である。デフォルト=16進数5であ
る。このレジスタのビット0ないし3はDLCリセットま
たはIDPCリセットピンの結果としてデフォルト値5に初
期設定されるときを除いてソフトウェアによってセット
およびクリアされる。ビット4ないし7は使用されな
い。このレジスタは局所マイクロプロセッサ18によって
書き出されかつ読出され得る。
このレジスタは受信フレーム状態レジスタの「ショー
トフレーム」エラーを発生することなくDLCによって受
取られ得る最小の長さのパケット(開フラグおよび閉フ
ラグを除く)を示す。
ショートフレーム割込が発生されると、受信バイトカ
ウントレジスタの内容はショートフレームのバイトの数
を反映する。 カウント 1 0001 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 15 1111 16 0000 最大受信パケットサイズレジスタは16ビットのレジス
タである。デフォルト=16進数0000である。
このレジスタの16ビットはDLCリセットまたはIDPCリ
セットピンの結果としてのデフォルト値に初期設定され
るときを除いてソフトウェアによってセットおよびクリ
アされる。このレジスタは局所マイクロプロセッサ18に
よって書出されかつ読出され得る。
このレジスタは受信フレーム状態レジスタの「ロング
フレーム」エラーを発生することなしにDLCによって受
取られ得る最大の長さパケット(開フラグおよび閉フラ
グを除く)を示す。各パケットバイトが受取られると、
最大受信パケットサイズレジスタの内容は受信バイトカ
ウンタ292(第18図)と比較される。もし最大パケット
サイズが受信バイトカウンタで超過するなら、「ロング
フレーム」エラーは受信フレーム状態レジスタで発生さ
れる。この点で、受信バイトカウンタ292が最大の長さ
を越えるようにさせた受取られたバイトはフレームの終
わり(EOF)バイトしてタグが付けられかつDLC受信機は
受信機状態0(フラグのための空選択)に入る。値 カウント 1 0000000000000001 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 65.535K 1111111111111111 65.536K 0000000000000000 DLC割込可能化レジスタ 割込ソース割込可能化レジスタ(デフォルト=16進数
0000) 受信フレーム割込可能化レジスタ(デフォルト=16進
数0000) 受信リンク割込可能化レジスタ(デフォルト=16進数
0000) FIFO状態割込可能化レジスタ(デフォルト=16進数00
00) これらのレジスタのすべてのビットはDLCリセットま
たはIDPCリセットピンの結果デフォルト値に初期接定さ
れるときを除いてソフトウェアによってセットおよびク
リアされる。これらのレジスタは局所マイクロプロセッ
サ18によって書出されかつ読出され得る。
最後の3個の可能化レジスタは後に説明されるそれぞ
れ、対応する受信フレーム状態レジスタと、受信リンク
状態レジスタと、FIFO状態レジスタとのビット対ビット
の映像である。割込ソース割込可能化レジスタはそれら
と関連したいかなる割込も有さないビット0ないし2を
除いて、後に説明される対応する割込ソースレジスタの
映像である。
最後の3個の可能化レジスタは対応する3個の状態レ
ジスタで用いられる2レベルの割込可能化メカニズムの
ローの方のレベルを形成する。これらの3つの状態レジ
スタに対応する割込ソース割込可能化レジスタの3個の
ビットは2つのレベルの可能化メカニズムの高い方のレ
ベルを形成する。たとえば、ショートフレームのエラー
割込が可能化されるためには、ショートフレームビット
は受信フレーム割込可能化レジスタ(ローレベルの可能
化)で1にセットされなくてはならずかつ受信状態ビッ
トは割込ソース割込可能化レジスタ(ハイレベルの可能
化)で1にセットされなくてはならない。
3個の状態レジスタの(3個の状態レジスタの説明を
参照)の1つでビットがセットされかつ状態割込可能化
の両レベルが1にセットされるようにする事象が発生す
ると、DLC割込が発生されかつそのレジスタのビットがD
LC割込ソースレジスタで1にセットされる。もし状態レ
ジスタビットが1にセットされかつ割込可能化レベルの
いずれかが可能化されていないなら、いかなる割込も発
生せずかつその状態レジスタのための割込ソースレジス
タビットは1にセットされない。*後に説明される第5
図と関連して説明される送信しきい値到達した割込(FI
FO状態および可能化レジスタのビット2)は以下のよう
に異なる。しきい値到達ビットはFIFOの実際のリアルタ
イム条件を反映する(上ではしきい値以下である)。し
かしながら、割込はFIFOのレベルがしきい値レベルに立
下がるときのみ発生する。これによってFIFOが空のとき
送信機は使用されないので割込の発生が妨げられる。
3個の状態のいずれかのソフトウェア読出は状態を0
にクリアしかつその状態レジスタで1にセットされてい
るビットによって引き起こされる割込条件をクリアす
る。
3個の状態レジスタのために用いられる割込可能化メ
カニズムとは反対に、割込ソースレジスタの有効パケッ
ト受信ビットおよび有効パケット送信ビットは1個のレ
ベル可能化メカニズムを介して割込を発生する。これら
のビットのいずれかが割込ソースレジスタがセットされ
ることを引き起こす事象が発生すると、もし対応する割
込ソース割込可能化レジスタビットが1にされているな
ら、DLC割込が発生する。これらの2個の割込ソースレ
ジスタビットのいずれかが1にセットされかつ対応する
割込可能化レジスタビットが1にセットされないとき、
いかなる割込も発生しない。
送信バイトカウントレジスタ(152)は16ビットのレ
ジスタである。デフォルト=0である。
このレジスタのビット0ないし15はLDCリセット、IDP
Cリセットピンとしてデフォルト値に初期設定されるか
または放棄がフラグ/放棄挿入ユニット134によって出
され、信号ライン164(第5図)を介して送られるとき
を除いてソフトウェアによってセットおよびクリアされ
る。このレジスタは局所プロセッサ18によって書出され
るかまたは読出され得る。
ソフトウェアは開フラグ、閉フラグおよびFCS(CRC)
バイトを含まない、各フレームで送信されるべきバイト
のカウントでこのレジスタを書込む。ソフトウェアは送
信されるべきバイトのカウントがこのレジスタの現在の
カウントと異なるときのみこのレジスタを書込む。
このレジスタの内容はソフトウェアがこのレジスタを
書込むか(もし送信機がフレームの外にあるなら)また
はフレームの終わり(EOFとタグが付けられたバイトが
送信FIFO100から並列−直列シフトレジスタ110にロード
されるときはいつでも送信バイトカウンタ154(第5
図)に転送される。もしEOFとタグが付けられたバイト
がロードされるときソフトウェアがこのレジスタを書込
んでいるなら、送信バイトカウンタへの転送はソフトウ
ェア書込が終了するまで遅延される。 1 0000000000000001 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 65.535K 1111111111111111 65.536K 0000000000000000 FIFOしきい値レジスタは8ビットレジスタである。こ
のレジスタの8ビットはDLCリセットまたはIDPCリセッ
トの結果デフォルト値に初期設定されるときを除いてソ
フトウェアによってセットおよびクリアされる。このレ
ジスタはプロセッサ18によって書込または読出が可能で
ある。
ビット0−3 送信FIFOしきい値 (デフォルト=16進
数8) 送信されているパケットの各バイトがDLC送信機並列
−直列シフトレジスタ110に転送されるので、送信FIFO
しきい値ビットフィールドの内容はしきい値比較論理18
5と送信FIFO150に依然として存在するバイトのカウント
と比較される。送信しきい値到達上のこの比較の結果お
よび影響はFIFO状態レジスタと関連して以下に論じられ
る。
送信しきい値到達信号はまたDLC送信DMAデータ要求信
号を条件付けするために用いられる。値 カウント 0 0000 ・ ・ ・ ・ 15 1111 ビット4−7 受信FIFOしきい値 (デフォルト=16進
数8) 受取られているパケットの各バイトがDLC受信機直列
−並列シフトレジスタ212から受信FIFO106に移されるの
で、受信FIFOしきい値ビットフィールドの内容はブロッ
ク296(第18図)によって受信FIFOに存在しているバイ
トのカウントと比較される。この比較の結果およびその
受信しきい値到達への影響はFIFO状態レジスタと関連し
て以下に詳細に論じられる。
送信FIFOしきい値でのように受信FIFOしきい値ブロッ
ク296は1に代わって2だけカウントする。これは受信F
IFOが32バイトの深さである一方、しきい値レジスタの
しきい値ビットフィールドがわずか4ビット長さである
からである。値 カウント 2 0001 ・ ・ ・ ・ 30 1111 32 0000 割込ソースレジスタ(620)は8ビットレジスタであ
る。割込ソースレジスタは通常の動作の間ユーザにとっ
て最も重要である状態情報を含む。このレジスタの意図
はできる限りわずかのステップにDLC割込を引き起こさ
せたものをせばめることである。このレジスタはリード
オンリレジスタである。
このレジスタはDLCリセットまたはIDPCリセットピン
の結果として各個々のビットおよびビットフィールドで
以下に示されるデフォルト値に初期設定される。
注:ビット3およびビット5は第27図に関連して説明
される4段階状態報告メカニズムの特別な場合である。
これらの2個のビットは段階1、2および3で実現され
る必要はなく、代わりにそれらは以下のように他の段階
4のビットから段階4で発生され得る。
ビット5(受信フレーム状態)は後に説明される段階
4の受信フレーム状態レジスタの6個のビットの論理OR
としてDLCハードウェアによって交信され得る。ビット
3(受信される有効パケット)はビット5が更新される
と同時にビット5の論理NOTとして更新され得る。
ビット0−2 受信リンクアドレスフィールド(デフォ
ルト=110、LSB=0) 受信リンクアドレスビットフィールドはフレームが受
取られる(エラーとともにかまたはエラーなしで)とき
はいつでもDLCのアドレス検出ユニット226によって検出
される。このビットフィールドは第7図と関連して説明
される独特の4段階状態レジスタおよびビットフィール
ドエンティティの1つである。
このビットフィールドは段階4のハードウェアでかつ
それゆえ以下に続く事象が両方発生したときにのみロー
ドされる(DLCリセットまたはIDPCリセットの間を除
く)。
1)段階4はこの割込ソースレジスタのソフトウェア読
出によってクリアされ、そして 2)フレームの終わり(EOF)とタグが付けらられたバ
イトは受信FIFO290から(DMAまたはソフトウェアによっ
て)読出される。
以下の表は値が段階3の状態が段階4にロードされる
と受信リンクアドレスビットフィールドにロードされる
ことを示す。
ビット3 受信される有効パケット (デフォルト=
0) 有効パケットが受信されたビットはフレームの終わり
(EOF)とタグが付けらられたバイトが読出FIFOデータ
レジスタ298(すなわちメモリに転送されるすべてのパ
ケットバイト)から読出されかつ第20図と関連して説明
されるいかなる受信エラーもそのパケットで検出されて
いないとき受信FIFO106によって1にセットされる。こ
のビットは段階3の状態が実際に4段階受信状態レジス
タおよびビットフィールドの段階4に実際に移されると
きにゲーティングされる。
このビットはこのレジスタがソフトウェア、実行され
るDLCリセットまたは活動状態にされるIDPCリセットピ
ンによって読出されると0にクリアされる。
ビット4 送られる有効パケット (デフォルト=0) このビットは閉フラグの前の最後のビットがDLC送信
機102によって送信されているとき(すなわち、送信バ
イトカウンタ=0でいかなるアンダーラインもなくかつ
送信機はアウトオブフレームである)、1にセットされ
る。
このビットはこのレジスタがソフトウェアに、実行さ
れるDLCリセットかまたは活動状態にされるIDPCリセッ
トピンによって読出されると0にクリアされる。
ビット5 受信フレーム状態 (デフォルト=0) このビットは後に説明される受信フレーム状態レジス
タ64のいずれかのビットがセットされて割込ソース割込
可能化レジスタでの対応するビットと割込ソース割込可
能化レジスタの受信フレーム状態ビットの両方がセット
されると1にセットされる。
このビットは段階3の状態が第27図に示される段階4
に実際に転送されるときゲーティングされる。
このビットは受信フレーム状態レジスタがソフトウェ
ア、実行されるDLCリセットによって読出されるかまた
はIDPCピンが活動状態にされると0にクリアされる。
ビット6 FIFO状態 (デフォルト=0) このビットは後に説明されるFIFO状態レジスタのいず
れかのビットがセットされて、FIFO状態割込可能化レジ
スタで対応するビットがセットされかつ割込ソース割込
可能化レジスタでFIFO状態ビットがセットされると1に
セットされる。
このビットはFIFO状態レジスタがソフトウェア、実行
されるDLCリセットまたは活動状態にされるIDPCリセッ
トピンによって読出されると0にクリアされる。
ビット7 受信されたリンク状態 (デフォルト=0) このビットはこの先に述べられる受信リンク状態レジ
スタがセットされて受信リンク割込可能化レジスタで対
応するビットがセットされかつ割込ソース割込可能化レ
ジスタで受信リンク状態ビットがセットされると、1に
セットされる。
このビットは受信リンク状態レジスタがソフトウェ
ア、実行されるDLCリセットまたは活動状態にされるIDP
Cリセットピンによって読出されると0にクリアされ
る。
受信バイトカウントレジスタ(294)は16ビットレジ
スタである。デフォルト=0である。
この16ビットレジスタはパケットで受取られるバイト
の数に(すなわち開フラグと閉フラグの間ではあるがそ
れを含まない)パケットがエラーで受取られたかどうか
を示す。受信バイトカウンタ292はデータのバイトが受
信FIFO290に置かれると増分される。受信バイトカウン
トレジスタは第2図に関連して説明される独特の4個の
段階状態レジスタおよびビットフィールドエンティティ
の1つである。このレジスタは段階4のレジスタでかつ
それゆえ以下の両方の事象が発生するときのみ有効バイ
トカウントでロードされる。
1)段階4はこの受信バイトカウントレジスタのソフト
ウェア読出によってクリアされる。
2)フレームの終わり(EOF)とタグが付けられたバイ
トは受信FIFO290から(DMAまたはソフトウェアによっ
て)読出される。
このレジスタはDLCリセットが実行されるかまたはIDP
Cリセットピンが活動状態にされるとデフォルト値にリ
セットされる。このレジスタは局所プロセッサ18からの
リードオンリレジスタである。
受信フレーム状態レジスタは8ビットのレジスタであ
る。このレジスタのビットは以下に説明されるように1
にセットされる。ビット6および7は用いられない。こ
のレジスタは局所プロセッサ18用のリードオンリレジス
タである。
受信フレーム状態レジスタのいずれかのビットをセッ
トすることによって、もし対応する可能化ビットが受信
フレーム割込可能化レジスタでセットされかつ受信フレ
ーム状態ビットが割込ソースレジスタ620と関連して後
に説明される割込ソース割込可能化レジスタでセットさ
れるなら、割込ソースレジスタのビット5がセットされ
るであろう。
受信フレーム状態レジスタのビットはDLCリセットが
実行され、IDPCリセットピンが活動状態にされるかまた
はレジスタが読出されかつビットをセットするハードウ
ェア条件がもはや存在しないと0にクリアされる(デフ
ォルトビットセット)。
エラーはまたは例外条件がフレームの受取りの間発生
したことをレジスタは知らせる。このレジスタは第27図
と関連して説明される独自の「4段階状態レジスタおよ
びビットフィールド」の1つである。このレジスタは段
階4のレジスタであってそれゆえ以下の両方の事象が発
生したときのみロードされる(DLCリセットまたはIDPC
リセットの間を除く)。
1.段階4はこの受信フレーム状態レジスタのソフトウェ
ア読出によってクリアされる。
2.フレームの終わり(EOF)とタグが付けられたバイト
は受信FIFO290から(DMAまたはソフトウェアによって)
読出される。
受信フレーム割込可能化レジスタは受信フレーム状態
レジスタの日ビット対ビットの映像である。
受信フレーム状態レジスタのビットをセットすること
は段階1で確立されかつこの段階4のレジスタへと伝わ
る。以下の表はこのレジスタによってフラグが立てられ
る種々のエラーおよび例外条件の先から降順に挙げられ
たものを示す。ビット 名前 0 受信された放棄 5 オーバラン 3 ショートフレーム 4 ロングフレーム 1 バイトの非整数 2 CRCエラー もし割込ソースレジスタへの読出に引き続き受信フレ
ーム状態レジスタが読出されずかつそれは通常有効パケ
ットの間読出されないなら、受信バイトカウントレジス
タのLSBの前で受信バイトカウントレジスタを読出すと
受信フレーム同期化レジスタをクリアするであろう。
これによってレジスタスタックの同期化、すなわち段
階1ないし4は維持される。
ビット0 受信される放棄 (デフォルト=0) このビットはDLC受信機がインフレームでかつ少なく
とも3バイトが受取られている間、放棄文字(インフレ
ームの間の7個)を検出するDLC受信機放棄検出器214の
結果、段階1の1にセットされる(そしてその結果段階
4に進む) ビット1 受信されるバイトの非整数 (デフォルト=
0) このビットはバイトの非整数がショートフレームでは
ないところで受取られたとき(すなわち少なくとも1以
上であるが8より小さいビットが閉フラグの直前のバイ
トの0ビット削除の後に受取られた)、少なくとも3つ
のバイトが受取られて閉フラグ文字を検出するDLC受信
機フラグ検出器214の結果、1にセットされる。
ビット2 CRCエラー (デフォルト=0) このビットはCRCチェックがDLC指令/制御レジスタで
可能化されるときエラーを検出するDLC CRCチェッカ222
の結果1にセットされる。
ビット3 ショートフレームエラー (デフォルト=
0) このビットはショートフレームバイトカウンタ260に
よってショートフレームエラーを検出するDLC受信機の
結果1に設定される。
ビット4 ロングフレームエラー (デフォルト=0) このビットは上で説明された最大受信パケットサイズ
レジスタと関連して、受信バイトカウンタ292によって
ロングフレームエラーを検出するDLC受信器の結果1に
セットされる。
ビット5 オーバランエラー (デフォルト=0) このビットは第16図に関連して説明されたオーバラン
条件を検出するDLC受信FIFO290の結果1にセットされ、
すなわち受信FIFO290は受信されたデータが直列−並列
シフトレジスタからFIFOに動くことを必要とするとき16
バイトを含む。
受信リンク状態レジスタ。このレジスタの各ビットは
それらが表わす種々の状態条件のリアルタイムの状態を
示すためにDLCによって1にセットされるかまたは0に
クリアされる。ビット3ないし7は用いられない。この
レジスタのいずれかのビットをセットすることは、もし
対応する可能化ビットが受信リンク可能化レジスタでセ
ットされかつ受信リンク状態ビットが割込ソース割込可
能化レジスタでセットされるなら割込ソースレジスタの
ビット7をセットするであろう。DLCリセットまたはIDP
Cリセットが終わると、受信リンク状態レジスタのビッ
トはそれらがモニタするDLCの部分のリセットの結果そ
れらのデフォルト条件にセット/クリアされるであろ
う。
上で説明された受信リンク割込可能化レジスタはこの
レジスタのビット対ビットの映像である。
ビット0 マーク遊び (デフォルト=0) このビットはDLC受信機マーク遊び検出器がマーク遊
びデータパターン(15の1)を感知すると1にセットさ
れる。このビットは第1の0ビットが受信データリンク
上で検出されると0にクリアされる。
ビット1 フラグ遊び (デフォルト=0) このビットはDLCが受信機フラグ/放棄検出器214がイ
ンフレームでないとき2個以上のフラグ文字を感知する
と1にセットされる。それは第1の非フラグ文字がブロ
ック214によって検出されると0にクリアされる。
ビット2 インフレーム (デフォルト=0) このビットはDLC受信機108のフラグ/放棄検出ユニッ
ト214が非フラグ、非放棄文字が後に続く開フラグを検
出すると1にセットされる。このビットは閉フラグの受
取りでクリアされ(インフレームの間フラグが受取られ
る)かまたはフレームを通常でないように終えるいずれ
かの例外条件を受取るとクリアされる。
FIFO状態レジスタ FIFO状態レジスタの各ビットはそ
れらが表わす種々の状態条件のリアルタイムの状態を示
すためにDLCによって1にセットされるかまたは0にク
リアされる。ビット5ないし7は用いられない。
DLCリセットまたはIDPCリセットピンを終えると、こ
のレジスタのビットはそれらがモニタするDLCの部分の
リセット動作の結果デフォルト条件にセットされてクリ
アされるであろう。
上で説明されたFIFO状態割込可能化レジスタはFIFO状
態レジスタのビットごとの映像である。FIFO状態レジス
タのいずれかのビットをセットすることは、もし対応す
る可能化ビットがFIFO状態割込レジスタでセットされか
つFIFO状態ビットが割込ソース割込可能化レジスタでセ
ットされるなら、割込ソースレジスタのビット6をセッ
トするであろう。
ビット0 到達された受信しきい値 (デフォルト0) このビットはDLC受信FIFO290のバイトの数がDLC FIFO
しきい値到達論理296の4受信FIFOしきい値ビットフィ
ールドのカウントと同じかそれより大きくなると1にセ
ットされる。このビットは受信FIFOのバイトのカウント
が受信FIFOしきい値ビットフィールドより少ないとき0
にクリアされる。
ビット1 利用可能な受信FIFOデータ (デフォルト=
0) このビットはそれによって発生されるデータ利用可能
信号によって示されるようにDLC受信FIFOデータレジス
タ298から読出されるべき利用可能なバイトがあるとき
はいつでも1にセットされる。このビットはバイトが受
信FIFOデータレジスタ298から読出されかつデータレジ
スタの真上のFIFOバッファ290の1が空のとき0にクリ
アされる。ビットはパケットの最後のバイトが受信FIFO
290から読出されるとクリアされる。それは受信バイト
カウントレジスタのLSBをユーザが読出すまで再び可能
化される。これによってパケットの最後のバイトが読出
されているときに指示が与えられる。
ビット2 到達された送信しきい値 (デフォルト=
0) このビットはDLC送信FIFO100のビット数が送信バイト
カウンタ154によってモニタされたようにDLC FIFOしき
い値レジスタの送信FIFOしきい値ビットフィールドのカ
ウント以下のとき1にセットされる。このビットは送信
FIFOのバイトのカウントが送信FIFOしきい値ビットフィ
ールドより大きいとき0にクリアされる。
ビット3 利用可能なFIFOバッファ (デフォルト=
1) このビットはDLC送信FIFOデータレジスタが空のとき
ならいつでも(すなわち書込まれるために利用可能であ
る)1にセットされる。書込において、このビットはも
しデータレジスタ160の真上にあるFIFO送信バッファ150
の位置が空であるなら活動状態のままであろう。ビット
はパケットの最後のバイトがFIFO150(EOPタグ)にある
ときクリアされる。これによって多数のパケットが同時
にFIFOで存在することが妨げられる。
ビット4 送信機アンダーラン (デフォルト=0)
このビットはもし送信FIFOバッファ150の出力位置(FIF
Oデータレジスタ160と反対のFIFOの終わり)が空で送信
機並列−直列シフトレジスタ110のロードが試みられる
と、1がセットされる。送信バイトカウンタ154は試み
られるべきこのロード間暗黙に非0である。第5図に関
連した議論は送信バイトカウントレジスタ152に関連し
ている。
ビット5 受信FIFOのEOP (デフォルト=0) このビットは1にセットされるとパケットの最後のバ
イトが受信FIFO290にロードされていることを示す。ビ
ットがFIFO290にいかなるEOPのタグも存在しなくなるま
でセットされたままである。
ビット6−7 使用されていない 4.4.1.15 DLC FIFOデータレジスタ DLC受信FIFOデータレジスタ298 DLC送信FIFOデータレジスタ160 これらのレジスタの各々は8ビットの長さである。
受信FIFOデータレジスタ298はDMAまたはソフトウェア
によって読出され受信FIFO290から1バイトを取除く。
送信FIFOデータレジスタ160はDMAまたはソフトウェア
によって書込まれ送信FIFO150に1バイトロードする。
ビット2−0 3個の受取られたビット残余ビットはパケットの受取
られた残余ビットの数を示すリードオンリフィールドを
形成する。リセットでのデフォルトはすべて0である。
このフィールドはレジスタの読出または受信バイトカウ
ンタのLSBの読出のいずれかでクリアされる。コード 受信されたビット 000 8 001 1 ・ ・ ・ ・ 111 7 ビット5−3 送信残余ビットカウントフィールドはユーザがパケッ
トの最後のバイトで送信されるべきビットの数を特定す
ることを可能にする(データはバイトの量で送信FIFOに
ロードされる。これは読出/書込フィールドであって、
ソフトウェアによってクリアされかつリセットですべて
0にデフォルトする。コード 受信されたビット 000 8 001 1 ・ ・ ・ ・ 111 7 付録B UART54状態/制御レジスタ(408) 受信FIFOデータレジスタ404a。受信FIFOデータレジス
タ404a(第21図)(リードオンリ)は受信FIFOの出力側
にある。UART54によって受取られたデータはプロセッサ
18によって受信FIFO404から読出される。レジスタは8
ビットの幅である。ビット0は最下位データビットに対
応し、それは送信または受信されるべき最初のビットで
ある。リセットでのデフォルト値はすべて0である。
送信FIFOデータレジスタ424a。送信FIFOデータレジス
タ424a(第21図)は送信FIFO424の書込専用入力であ
る。この8ビット幅のレジスタに置かれるデータは送信
FIFO424の最下位ビットの最初(ビット0)から送信さ
れる。リセットでのデフォルト値はすべて0である。
ボー速度除数最下位バイトおよび最上位バイトレジス
タ。これらの2つの8ビットレジスタは下位および上位
の8ビットの数を含み、それによってUARTクロック入力
(UARTCLK)はボー速度発生器414によって割られるべき
である。各レジスタのビット0は各バイトの最下位ビッ
トである。リセットでのデフォルト値はすべて0であ
る。2個のレジスタが組合わされると除数は以下のよう
になる。
0000000000000001=1によって除算 1111111111111111=65535によって除算 0000000000000000=65536によって除算 1による除算はUARTCLKを変化させずに通過させる。
これによって受信機および送信機は別々の外部クロック
から動作することを可能にする。
MSBまたはLSB除数レジスタのいずれかへの書込によっ
てボー速度発生器414はボー速度除数レジスタにストア
された16ビット値でロードされるようになる。
割込可能化レジスタ。割込可能化レジスタは特定の割
込ソースを可能化するために用いられる8ビットの読出
/書込レジスタである。特定のビットを1にセットする
ことによってその対応する割込が可能化される。リセッ
トでのデフォルト値はすべて0である。ビットを0にリ
セットすることによって割込が不能化されそしてもし対
応する条件が存在するなら割込ピンをリセットする。
割込識別レジスタ。これはUART状態レジスタが割込む
条件を含む識別するために用いられる4ビットのリード
オンリレジスタである。使用されていないビット位置
(7−4)はこのレジスタが読出されるとき0を含む。
ビット0:割込ペンディンクビットはいずれかの割込がペ
ンディングであるとき0にクリアされる。リセットのデ
フォルト値は1である。
ビット3−1:このフィールドはすべての割込の最も優先
のソースを識別する。リセットでのデフォルト値はすべ
て0である。
ビット7−4 使用されていない=0 *8250には存在しない **特別文字またはパリティエラーを有する文字の同
時の受取りおよびしきい値到達した条件は割込要求がし
きい値到達された割込の発生の前に特別文字またはパリ
ティエラーのために発生されることを引き起こさなくて
はならない。
ライン制御レジスタ。8ビットライン制御レジスタは
マイクロプロセッサ18が直列のインターフェイスパラメ
ータをプログラムし、中断条件が送信されることを要求
することを可能にするために用いられる。リセットでの
デフォルト値はすべて0である。
ビット:1および0 ビット0および1は文字の長さを規
定する ビット10 長さ 00 5 01 6 10 7 11 8 2 ビット2は停止ビットの数を規定する。0は1つの
停止ビットを選択し、1は5個のビット文字に対して1.
5の停止ビットかまたは6、7または8個のビット文字
に対して2個の停止ビットのいずれかを選択する。
3 ビット3はセットされるとパリティ発生およびチェ
ッキングを可能化する。
4 ビット4は偶数と奇数のパリティの間で選択し、セ
ットされると偶数である。
5 ビット5および3がセットされると、パリティはビ
ット4で示されるのと反対の状態で送信される。
6 ビット6は中断条件が送られるべきことを要求する
ために用いられる。UARTはビット6がセットされるとき
はいつでも(中断パターンを送る(現在の文字が送信さ
れた後に送られる)。シフトレジスタおよび送信FIFOの
内容はまた廃棄される。ラインはビットがクリアされる
と通常の動作に戻る。
7 除数ラッチアクセスビットはボー速度除数レジスタ
をアクセスするためにセットされかつ受信および送信FI
FOデータレジスタおよび割込可能化レジスタをアクセス
するためにクリアされる。
モデム制御レジスタ。5ビットモデム制御レジスタは
CPUがリンクハンドシェーク信号を操作すること可能に
する。さらに、UARTはテストのためにループバックモー
ドに置かれ得る。使用されないビット(7−5)はレジ
スタが読出されると0であるべきである。リセットでの
デフォルト値はすべて0である。
ライン状態レジスタ。割込識別レジスタの適当な割込
可能化ビットと論理積をとるとき、ライン状態割込を発
生し得る条件の存在をセットされたときに示すフラグビ
ットを8ビットライン状態レジスタは含む。ビット1、
2、3、4および7はライン状態レジスタを読出すこと
によってクリアされる。ビット5は条件が立去るとクリ
アされるが割込は割込識別レジスタを読出すことによっ
てクリアされる(識別レジスタがこの割込を報告すると
き)。ビット0および6は引き起こす条件がもはや存在
しないとクリアされる。リセットでのデフォルト値は以
下に示される。
モデム状態レジスタ。8ビットのモデム状態レジスタ
はリンクハンドシェーク入力信号の条件およびそれらの
状態の変化の存在を示すために用いられる。ビット3な
いし0がリセットで0にデフォルトしビット7ないし4
は入力状態を反映する。
UART制御レジスタ。8ビットUART制御レジスタは非82
50の同様の機能を制御するために用いられる。さらに、
UARTソフトウェアリセットビットはここに置かれる。
UART状態レジスタ。5ビットのUART状態レジスタは82
50 UARTで発生しない状態条件を報告する。さらに、
「利用可能パリティエラーを有する文字」ビットはこの
レジスタ内に置かれる。リセットでのデフォルト値はす
べて0であって、1であるビット4を除く。ビット0は
レジスタが読出されたときクリアされる。ビット1ない
し4は対応する条件がもはや存在しないとクリアされ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は端子アダプタ(TA)のこの発明のISDNプロトコ
ル制御器(IDPC)を例示する。 第2図はこの発明のIDPC10のブロック図である。 第3図はDLC52とIDPCの残余の部分との間の相互関係に
焦点をあてたIDPC10の機能ブロック図である。 第4図はIDPC10のDLC52の送信機部分のブロック図であ
る。 第5図はDLC52の送信機先入れ先出し方式(FIFO)100の
構造を例示する。 第6図はDLC52の送信機102の部分の直列−並列シフトレ
ジスタ110を例示する。 第7A図はDLC52送信機102の0ビット挿入ユニット124の
構造を例示する。 第7B図はDLC52の送信機102の部分のフラグ/放棄挿入ユ
ニット134の構造を例示する。 第8図は直列バスポート104の送信機部分のブロック図
である。 第9図はSBP104の送信機部分のタイミングを示す。 第10図はIDPC10のDLC52の受信機部分のブロック図であ
る。 第11図はDLC52の直列バスポート104の受信機部分のブロ
ック図である。 第12図はSBP104の受信機部分のタイミングを示す。 第13図はDLC52の受信機108部分のフラグ/放棄検出ユニ
ット214のブロック図である。 第14図はDLC受信機108の要素218の0ビット削除ユニッ
トのブロック図である。 第15図はDLC受信機108の要素218のショートフレームバ
イトカウンタ260のブロック図である。 第16図は直列−並列シフトレジスタ208および210とDLC
受信機108の関連した要素のブロック図である。 第17図はDLC受信機108のアドレス検出ユニット226のブ
ロック図である。 第18図はDLC52内の受信FIFO106の構造を例示する。 第19図はDLC52の送信機102の部分の動作の状態図であ
る。 第20図はDLC52の受信機108部分の動作の状態図である。 第21図はこの発明のIDPC10で用いられるUART54の機能ブ
ロック図である。 第22図はIDC10で用いられるUART54のパリティチェッカ
および特別文字認識機416のブロック図である。 第23図はホストプロセッサおよび局所プロセッサへのこ
の発明のIDPC10の二重ポートタイミング制御器(DPTC)
56の相互接続を示すブロック図である。 第24図はこの発明のIDPC10のDPTC56の機能ブロック図で
ある。 第25A図および第25B図はDPTC56によって受取られかつそ
の後それによって発生される制御信号のうちのタイミン
グ関係を示すタイミング図である。 第26図はこの発明のIDPC10によって用いられるプロセッ
サ間割込機構を例示する。 第27図は受信フレーム状態および受信バイトカウントレ
ジスタとDLC52の割込ソースレジスタの受信リンクアド
レスビットフィールドのために用いられる4段階の「遅
延された状態」の装置の図である。 図において、10は統合データプロトコル制御器、12はデ
ィジタル加入者制御器、18はマイクロプロセッサ、24は
アドレスラッチ、50はマイクロプロセッサインターフェ
イス、52はデータリンク制御器、54は汎用非同期受信機
送信機、56は二重ポートタイミング制御器、100は送信
先入れ先出し方式レジスタ、104は直列バスポート、130
はマルチプレクサ、134はフラグ、放棄発生器、150はFI
FOバッファ、152は送信バイトカウントレジスタ、154は
送信バイトカウンタ、182はANDゲート、184はORゲー
ト、186はシフトレジスタ、198は送信クロック制御、20
0はプログラム可能インバータXORゲート、232はデマル
チプレクサ、242は比較器、252は0ビット削除ユニッ
ト、254は3ビットカウンタ、260はショートフレームバ
イトカウンタ、268はシフトレジスタロード制御、290は
FIFOバッファ、294は受信バイトカウンタ、298はデータ
レジスタ、400は受信直列−並列シフトレジスタ、410は
受信クロックMUX、418は送信クロックMUX、420は送信シ
フトレジスタ、424は送信FIFO、430はUART割込制御器、
500はホストシステムバス、424はRAMサイクルタイマ、5
26はローカルポートサイクル制御器、596はセマフォレ
ジスタ、600はANDゲート、610はレジスタである。
フロントページの続き (72)発明者 チャールズ・クロウ アメリカ合衆国、テネシー州、ジャーマ ンタウン ウォフィングトン・レイン、 2965

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ信号を高速に直列に受信しかつ送信
    する双方向の直列ポート手段(104)を有し、マイクロ
    プロセッサとの接続のためのインターフェイス手段(5
    0)に内部バス(58,60,62)を介して接続されるデータ
    リンク制御器(52)であって、 前記内部バスからデータを並列に受信し、その受信した
    データを並列から直列に変換し、その変換したデータを
    前記直列ポート手段に直列に供給する送信器手段(100,
    102)と、 前記直列ポート手段からデータを直列に受信し、その受
    信したデータを直列から並列に変換し、その変換したデ
    ータを前記内部バスに並列に供給する受信器手段(106,
    108)とを備え、 前記送信器手段は、 送信パケットサイズを受信し、その送信パケットサイズ
    をデクリメントし、そのデクリメントされたカウントが
    0であるとき信号を発生する送信バイトカウントレジス
    タおよびカウンタ手段(152,154)と、 前記内部バスと前記直列ポート手段とに接続され、前記
    内部バスからデータを並列に受信し、複数の前記データ
    をストアし、その最も最近にストアされたデータを前記
    直列ポート手段に供給するFIFO送信手段(150)とを含
    み、 前記FIFO送信手段は、各々が複数のビット位置を有する
    複数のレジスタを含み、前記送信バイトカウントレジス
    タおよびカウンタ手段によって発生された信号を示す信
    号をストアするためのビット位置を含み、それにより、
    「送信パケットの最後のバイト」とタグを付ける、デー
    タリンク制御器。
  2. 【請求項2】データ信号を高速に直列に受信しかつ送信
    する双方向の直列ポート手段(104)を有し、マイクロ
    プロセッサとの接続のためのインターフェイス手段(5
    0)に内部バス(58,60,62)を介して接続されるデータ
    リンク制御器(52)であって、 前記内部バスからデータを並列に受信し、その受信した
    データを並列から直列に変換し、その変換したデータを
    前記直列ポート手段に直列に供給する送信器手段(100,
    102)と、 前記直列ポート手段からデータを直列に受信し、その受
    信したデータを直列から並列に変換し、その変換したデ
    ータを前記内部バスに並列に供給する受信器手段(106,
    108)とを備え、 前記送信器手段は、前記内部バスと前記インターフェイ
    ス手段と前記直列ポート手段とに接続され、複数の状態
    信号および制御信号を受信しかつ発生する状態および制
    御レジスタ手段(112,212)を含み、 前記状態および制御レジスタ手段は、 前記インターフェイス手段に接続され、各々が最下位か
    ら最上位の順序で配列された複数のビット記憶位置を含
    む複数のレジスタ(112,212)を含み、各前記ビット記
    憶位置は予め定められた状態条件を表し、かつそれぞれ
    最も起こりそうなものから最も起こりにくい前記状態条
    件に比例して前記最下位から最上位の順序で配列され
    る、データリンク制御器。
  3. 【請求項3】前記送信器手段はさらに、 前記内部バスと前記直列ポート手段とに接続され、前記
    内部バスからデータを並列に受信し、複数の前記データ
    をストアし、そのストアされたデータを前記直列ポート
    手段に供給するFIFO送信レジスタ手段(100)を含み、 前記受信器手段は、 前記内部バスと前記直列ポート手段とに接続され、前記
    直列ポート手段からデータを並列に受信し、複数の前記
    データをストアし、そのストアされたデータを前記内部
    バスに供給するFIFO受信レジスタ手段(106)を含み、 前記状態および制御レジスタ手段は、5つの前記ビット
    記憶位置を含むFIFO状態レジスタを含み、その最下位位
    置が受信しきい値到達状態であり、第2の最下位位置が
    受信FIFOバッファ利用可能状態であり、第3の最下位位
    置が送信しきい値到達状態であり、最上位の次の位置が
    送信FIFOバッファ利用可能状態であり、前記最上位位置
    が送信アンダーラン状態である、請求項2記載のデータ
    リンク制御器。
  4. 【請求項4】前記FIFO送信レジスタ手段は送信しきい値
    信号に応答してデータ要求信号を発生し、 前記FIFO送信レジスタ手段は、 並列に受信した前記複数のデータをストアし、受信した
    前記データを表す信号を出力し、ストアした前記複数の
    データの数を表す信号を発生するFIFO送信バッファ手段
    (150)と、 前記送信しきい値信号と前記FIFO送信バッファ手段にス
    トアされた前記複数のデータの数を表す信号とに応答し
    て前記データ要求信号を発生するデータ要求発生手段
    (156,158)とを含む、請求項3記載のデータリンク制
    御器。
  5. 【請求項5】前記FIFO送信レジスタ手段はさらに送信バ
    イトカウント信号に応答し、 前記データ要求発生手段は前記FIFO送信バッファ手段に
    ストアされた複数の前記データの数を示す前記送信バイ
    トカウント信号に応答して送信バイトカウントイコール
    ゼロ(TBC=0)信号を発生する送信バイトカウンタ手
    段(154)を含み、 それにより、前記送信しきい値信号が予め定められた値
    に等しくなりかつ前記送信バイトカウントイコールゼロ
    信号が活性状態でないとき前記データ要求信号が発生さ
    れる、請求項4記載のデータリンク制御器。
  6. 【請求項6】前記送信バイトカウンタ手段は、前記スト
    アされたデータのタグに応答して前記FIFO送信レジスタ
    手段によって受信された前記データの数のカウントを維
    持し、前記タグが付けられたデータが前記FIFO送信バッ
    ファ手段から出力されるとき、前記カウントを示す受信
    データカウント信号を発生する、請求項5記載のデータ
    リンク制御器。
  7. 【請求項7】前記FIFO送信レジスタ手段はパケットの最
    終バイト信号を発生し、前記FIFO送信バッファ手段は、
    ストアされた前記複数のデータの各々にパケットの最終
    バイトとタグを付け、かつ前記タグが付けられたデータ
    がストアされていないことを示す信号を発生する手段を
    含み、 前記送信バイトカウンタ手段は、パケットの最終バイト
    のカウントを示す信号を発生して前記FIFO送信バッファ
    手段に供給し、 前記データ要求発生手段は、前記FIFO送信バッファ手段
    内にタグが付けられたデータがストアされていないこと
    に応答し、 前記送信しきい値信号が予め定められた値に等しく、前
    記送信バイトカウントイコールゼロ信号が活性状態でな
    く、かつ前記タグが付けられたデータがストアされてい
    ないことを示す信号が活性状態であるとき、前記データ
    要求信号が発生される、請求項6記載のデータリンク制
    御器。
  8. 【請求項8】前記FIFO受信レジスタ手段は受信しきい値
    信号に応答してデータ要求信号を発生し、 前記FIFO受信レジスタ手段は、 並列に受信した前記複数のデータをストアし、受信した
    前記データを表す信号を出力し、ストアした前記複数の
    データの数を表す信号を発生するFIFO受信バッファ手段
    (290)と、 前記受信しきい値信号と前記FIFO受信バッファ手段にス
    トアされた前記複数のデータの数を表す信号とに応答し
    て前記データ要求信号を発生するデータ要求発生手段
    (296)とを含む、請求項3記載のデータリンク制御
    器。
  9. 【請求項9】前記FIFO受信レジスタ手段は、パケットの
    最終バイト信号に応答し、ストアされた前記複数のデー
    タの各々にパケットの最終バイトとタグを付け、かつ前
    記タグが付けられたデータがストアされていることを示
    す信号を発生する手段を含み、 前記データ要求発生手段は、前記FIFO受信バッファ手段
    内にタグが付けられたデータがストアされていないこと
    に応答し、 前記受信しきい値信号が予め定められた値に等しいか、
    または前記タグが付けられたデータがストアされている
    ことを示す信号が活性状態であるとき、前記データ要求
    信号が発生される、請求項8記載のデータリンク制御
    器。
  10. 【請求項10】前記FIFO受信レジスタ手段はさらに、前
    記ストアされたデータのタグと前記パケットの最終バイ
    ト信号とに応答して前記FIFO受信レジスタ手段によって
    受信された前記データの数のカウントを維持し、前記タ
    グが付けられたデータが前記FIFO受信バッファ手段から
    出力されるとき、前記カウントを示す受信データカウン
    ト信号を発生する受信バイトカウンタ手段(292,294)
    を含む、請求項9記載のデータリンク制御器。
  11. 【請求項11】周期冗長チェック(CRC)コードチェッ
    カ(222)と、 フラグ/放棄検出器(214)とをさらに備え、 前記状態および制御レジスタ手段は、前記周期冗長チェ
    ックコードチェッカと前記受信バイトカウンタ手段と前
    記FIFO受信レジスタ手段とに接続された受信フレーム状
    態レジスタを含み、 前記フラグ/放棄検出器は6つの前記ビット記憶位置を
    含み、その最下位位置が放棄受信状態であり、第2の最
    下位位置が非整数バイトの受信状態であり、第3の最下
    位位置が周期冗長チェックエラー状態であり、第4の最
    下位位置がショートフレームエラー状態であり、最上位
    の次の位置がロングフレームエラー状態であり、最上位
    位置がオーバランエラー状態である、請求項10記載のデ
    ータリンク制御器。
  12. 【請求項12】受信マーク遊び検出器(230)をさらに
    備え、 前記状態および制御レジスタ手段は、前記受信マーク遊
    び検出器と前記フラグ/放棄検出器とに接続され、3つ
    の前記ビット記憶位置を含む受信リンク状態レジスタを
    含み、その最下位位置がマーク遊び受信状態であり、第
    2の最下位位置がフラグ遊び受信状態であり、最上位位
    置がインフレーム状態である、請求項11記載のデータリ
    ンク制御器。
  13. 【請求項13】前記受信バイトカウント手段は、 前記受信データカウント信号と前記インフレーム信号と
    を受信し、前記タグが付けられたデータが前記FIFO受信
    バッファ手段から出力されるとき、遅延された前記受信
    データカウント信号を発生する手段を含み、 前記インフレーム信号に応答して前記受信データカウン
    ト信号と前記フラグ検出信号とを受信し、前記受信デー
    タカウント信号を発生する現段階手段(602)と、 前記現段階手段によって発生された前記受信データカウ
    ント信号を受信し、かつ空保留信号とフレーム終了信号
    とを受信し、前記空保留信号とフレーム終了信号とを受
    信すると、前記受信データカウント信号を発生し、かつ
    前記空保留信号を発生する保留段階手段(606)と、 前記保留段階手段によって発生された前記受信データカ
    ウント信号を受信し、かつマスタ空信号とフレーム終了
    信号とを受信し、前記マスタ空信号とフレーム終了信号
    とを受信すると、前記受信データカウント信号を発生
    し、かつ前記マスタ空信号を発生するマスタ段階手段
    (610)と、 前記マスタ段階手段によって発生された前記受信データ
    カウント信号を受信し、かつスレーブ空信号を受信し、
    前記スレーブ空信号を受信すると遅延された前記受信デ
    ータカウント信号を発生するスレーブ段階手段(614)
    とを含む、請求項10記載のデータリンク制御器。
  14. 【請求項14】前記状態および制御レジスタ手段はさら
    に、 予め定められたビット位置に受信フレーム状態信号をス
    トアする割込ソースレジスタと、 最小パケットサイズ信号とフラグ検出信号とを受信し、
    受信されたデータパケットの状態を一時一パケットで発
    生する複数の遅延状態報告手段とを含み、 インフレーム信号を受信し、かつ前記最小パケットサイ
    ズ信号と前記フラグ検出信号とを受信し、前記インフレ
    ーム信号を受信すると受信したデータの状態を示す状態
    信号を発生する現段階手段と、 前記現段階手段によって発生された前記状態信号を受信
    し、かつ空保留信号とフレーム終了信号とを受信し、前
    記空保留信号を受信すると受信したデータの状態を示す
    状態信号を発生し、かつ前記空保留信号を発生する保留
    段階手段と、 前記保留段階手段によって発生された前記状態信号を受
    信し、かつマスタ空信号とフレーム終了信号とを受信
    し、前記マスタ空信号とフレーム終了信号とを受信する
    と、受信したデータの状態を示す状態信号を発生し、か
    つ前記マスタ空信号を発生するマスタ段階手段と、 前記マスタ段階手段によって発生された前記状態信号を
    受信し、かつスレーブ空信号を受信し、前記スレーブ信
    号を受信すると受信したデータのOR出力を発生し、かつ
    前記受信フレーム状態信号である前記スレーブ空信号を
    発生するスレーブ段階手段とを含む、請求項2記載のデ
    ータリンク制御器。
  15. 【請求項15】データ信号を高速に直列に受信しかつ送
    信する双方向の直列ポート手段(104)を有し、マイク
    ロプロセッサとの接続のためのインターフェイス手段
    (50)に内部バス(58,60,62)を介して接続されるデー
    タリンク制御器(52)であって、 前記内部バスからデータを並列に受信し、その受信した
    データを並列から直列に変換し、その変換したデータを
    前記直列ポート手段に直列に供給する送信器手段(100,
    102)と、 前記直列ポート手段からデータを直列に受信し、その受
    信したデータを直列から並列に変換し、その変換したデ
    ータを前記内部バスに並列に供給する受信器手段(106,
    108)と、 前記インターフェイス手段に接続され、複数のビット位
    置を有する割込ソースレジスタとを備え、 前記ビット位置のうち予め定められた連続したビット位
    置は、少なくとも最下位受信リンクアドレスフィールド
    部分と、有効パケットフィールド部分と、最上位割込ソ
    ースフィールド部分とを形成する、データリンク制御
    器。
  16. 【請求項16】少なくとも第1、第2、第3および第4
    のリンクアドレスレジスタと、 パケットアドレスを認識するための同報通信リンクアド
    レスレジスタとを含むリンクアドレス検出手段(226)
    をさらに備え、 前記割込ソースレジスタの受信リンクアドレスフィール
    ド部分は、前記4つのリンクアドレスレジスタと前記同
    報通信リンクアドレスレジスタとを に従って受信したパケットの状態と関連する3ビットフ
    ィールドである、請求項15記載のデータリンク制御器。
  17. 【請求項17】前記割込ソースレジスタの有効パケット
    フィールド部分は、有効パケットの受信を表す前記割込
    ソースレジスタの第4のビット部分と、有効パケットの
    送信を表す前記割込ソースレジスタの第5のビット位置
    とを含む2ビットフィールドである、請求項15記載のデ
    ータリンク制御器。
  18. 【請求項18】前記送信器手段はさらに、前記内部バス
    から前記データを受信し、複数の前記データをストア
    し、前記データを並列から直列への変換のために発生す
    る先入れ先出し方式(FIFO)送信レジスタ手段(100)
    を含み、 前記受信器手段はさらに、直列から並列に変換されたデ
    ータを受信し、複数の前記データをストアし、前記内部
    バスにデータを供給する先入れ先出し方式(FIFO)受信
    レジスタ手段(106)を含み、 前記割込ソースレジスタの割込ソースフィールド部分
    は、受信したフレーム内の複数の予め定められたエラー
    条件のうちいずれかの発生を示す前記割込ソースレジス
    タの第5のビット位置と、前記先入れ先出し方式送信レ
    ジスタ手段および前記先入れ先出し方式受信レジスタ手
    段内の複数の予め定められた条件のうちいずれかの発生
    を示す前記割込ソースレジスタの第6のビット位置と、
    前記直列ポート手段の受信側で複数の予め定められた条
    件のうちいずれかの発生を示す前記割込ソースレジスタ
    の第7のビット位置とを含む3ビットフィールドであ
    る、請求項17記載のデータリンク制御器。
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