JP2708028B2 - ローカルエリアネットワークの省電力制御システム - Google Patents

ローカルエリアネットワークの省電力制御システム

Info

Publication number
JP2708028B2
JP2708028B2 JP28904095A JP28904095A JP2708028B2 JP 2708028 B2 JP2708028 B2 JP 2708028B2 JP 28904095 A JP28904095 A JP 28904095A JP 28904095 A JP28904095 A JP 28904095A JP 2708028 B2 JP2708028 B2 JP 2708028B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
beacon
terminals
power
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28904095A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09135254A (ja
Inventor
嘉一 池上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP28904095A priority Critical patent/JP2708028B2/ja
Publication of JPH09135254A publication Critical patent/JPH09135254A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2708028B2 publication Critical patent/JP2708028B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はローカルエリアネッ
トワークの省電力制御システムに関し、特にローカルエ
リアネットワークにおける省電力制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】アドホックLAN(Local Are
a Network)では、各端末内にネットワークに
アクセスするための基準時間を有しており、その基準時
間が端末間で大きくずれないように、ある一定時間毎に
ビーコンとよばれるフレームを出力するようになってい
る。
【0003】このビーコンには、ビーコンを送信した端
末の基準時間が含まれており、各端末はネットワーク上
に新たに出力されたビーコンを取込んで、そのビーコン
内の基準時間に基づいて自端末内の基準時間を調整して
いる。
【0004】各端末ではビーコンの送信開始時に媒体の
アクセス制御として適当に乱数を引き、その乱数に比例
する時間分だけバックオフを行い、バックオフ中に他の
端末からのビーコンがネットワーク上に出力されなけれ
ば、自端末からビーコンの送信を行う。この場合、バッ
クオフ中にビーコンをネットワーク上から取込んだ端末
は、次のビーコンの送信時までビーコンの送信を行うこ
とはできない。
【0005】このように、各端末ではビーコンの送信開
始時に乱数を引いているため、ネットワークを構成する
端末には公平にビーコン送信の機会が与えられる。上記
のアドホックLANについては、「7.1.2.1 B
eacon Generation in Ad Ho
c Networks」(Draft Standar
d IEEE802.11 WirelessLAN,
Proposed P802.11−93/20b3,
pp.135−137,SEPTEMBER,199
4)に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のローカ
ルエリアネットワークでは、ネットワークを構成してい
る端末のうちのいずれかが出力すればよいビーコンを、
ネットワークを構成する端末全てが公平に分担している
ため、各端末において数秒間に一回という割合でビーコ
ンを出力しなければならず、各端末がビーコン出力のた
めに電力を消費してしまうことになる。
【0007】また、一時的に構成されるネットワークに
おいてはその構成端末のほとんどが携帯型の端末である
可能性が高く、特に携帯型の端末では電源に電池を使用
している場合が多い。そのため、数秒間に一回という割
合で出力されるビーコンでも、ネットワークを維持する
時間が長ければ、携帯型の端末ではそれにかかる電力の
消費を無視することができない。
【0008】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、構成端末に電力に余裕のない端末が含まれていて
もネットワークを長時間維持することができるローカル
エリアネットワークの省電力制御システムを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるローカルエ
リアネットワークの省電力制御システムは、構成端末が
端末間の同期をとるために出力するビーコンを前記構成
端末が分担して出力するローカルエリアネットワークの
省電力制御システムであって、自端末の電力に余裕があ
るか否かを検出する検出手段と、前記検出手段で自端末
の電力に余裕があることが検出された時に他の構成端末
よりも優先して前記ビーコンを出力するよう制御する制
御手段とを前記構成端末の少なくとも一つに備えてい
る。
【0010】本発明による他のローカルエリアネットワ
ークの省電力制御システムは、構成端末が端末間の同期
をとるために出力するビーコンを前記構成端末が乱数に
よるバックオフ期間に基づいて分担して出力するローカ
ルエリアネットワークの省電力制御システムであって、
自端末の電力に余裕があるか否かを検出する検出手段
と、前記検出手段で自端末の電力に余裕があることが検
出された時に他の構成端末よりも優先して前記ビーコン
を出力するよう制御する制御手段とを前記構成端末の少
なくとも一つに備えている。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、本発明の作用について以下
に述べる。
【0012】ローカルエリアネットワークを構成する端
末のうち電源供給に余裕のある端末(例えば、AC電源
を使用しているもの)において、バックオフ時間の元に
なる乱数をできるだけ小さく設定し、ビーコンを優先的
に送信できるように構成しておく。これにより、電源に
電池を使用する端末のように電力に余裕のない端末はビ
ーコンを出力しなくともよくなる。
【0013】したがって、電力に余裕のある端末がネッ
トワークに加わることによって、電力に余裕のある端末
がほとんどのビーコンを出力することになるので、電力
に余裕のない端末からはビーコンがほとんど出力されな
くなる。よって、電力に余裕のない端末に関してはビー
コンの出力分の電力を削減することができるので、構成
端末に電力に余裕のない端末が含まれていてもネットワ
ークを長時間維持することができる。
【0014】次に、本発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は本発明の一実施例の構成を示す
ブロック図である。図において、本発明の一実施例によ
る端末はMAC(Medium Access Met
hod)1と、電源部2と、上位処理層3と、PHY
(PHYsical)4とから構成されている。
【0015】MAC1はOSI(Open Syste
ms Interconnection)参照モデルの
ネットワークアーキテクチャの中でのデータリンク層に
属し、主に媒体をアクセスするための制御処理を行う。
【0016】電源部2には電力に余裕があるかどうかを
示す機能を有しており、電力に余裕があるかないかを示
す信号を信号線120を介してMAC1に出力してい
る。例えば、端末が商用AC電源駆動と電池駆動とが可
能な場合、AC電源からの電圧を電圧検出器で監視し、
検出電圧が予め設定された基準電圧以上であれば電力に
余裕があると判定し、その旨を信号線120でMAC1
に通知する。また、検出電圧が基準電圧未満であれば電
力に余裕がないと判定し、その旨を信号線120でMA
C1に通知する。
【0017】一方、端末が電池駆動のみの場合、アルカ
リ電池のように電力の消費によって起電圧が降下するも
のを電源として用いていれば、上記と同様に、電池から
の電圧を電圧検出器で監視し、検出電圧が予め設定され
た基準電圧以上であれば電力に余裕があると判定し、検
出電圧が基準電圧未満であれば電力に余裕がないと判定
し、それらを信号線120でMAC1に通知する。
【0018】上位処理層3はMAC1より上位層である
ネットワーク層、トランスポート層、セッション層、プ
レゼンテーション層、応用層を示している。上位処理層
3からの送信データは信号線130を介してMAC1に
伝えられ、MAC1からは信号線102を介して受信デ
ータが上位処理層3に伝えられる。
【0019】PHY4はMAC1より下の層として物理
媒体を使用してビット列を伝送する手段を供給する。M
AC1からのデータは信号線103を介してPHY4に
伝達され、その先にある他の端末にPHY4からデータ
を伝える。
【0020】PHY4からの受信データは信号線141
からMAC1に伝えられる。特にデータ伝送媒体が1チ
ャネルの無線媒体とか、イーサネットのようなバス共有
型の場合、媒体が使用されているか否かを示すためにP
HY4から信号線140を介してその情報がMAC1に
伝えられる。
【0021】MAC1の内部は送信部、受信部、管理デ
ータ処理部の3つに大きく分けられる。まず、送信部に
おいては上位処理層3から信号線130を介して入力さ
れるデータに対してユーザパケット送信処理部11でM
AC層の情報が付与され、信号線101を介してCSM
A/CA(Carrier Sense Multip
le Access with Collision
Avoidance)処理部13に転送される。
【0022】CSMA/CA処理部13はユーザパケッ
ト送信処理部11から転送されてくるデータか、あるい
は信号線109を通して伝達されるフレーム組立て部1
8からのデータを受取ると、CSMA/CAのアルゴリ
ズムにしたがってそのデータを信号線103を介してP
HY4に伝える。この場合、フレーム組立て部18から
のデータはMAC1内部で他端末(図示せず)とMAC
1との間を管理するためのデータである。
【0023】CSMA/CAのアルゴリズムは媒体での
データの出力が衝突しそうな場合に各端末が乱数を引
き、その乱数に比例する時間だけデータの出力を待つ間
に媒体が使用されなければ、媒体にアクセスするという
アルゴリズムである。この乱数を引いて待っている期間
をバックオフ期間という。
【0024】また、CSMA/CA処理部13にはデー
タ転送のために媒体の使用状態を調べるために、PHY
4から信号線140を通して媒体の使用状態を示す情報
が伝えられる。
【0025】さらに、CSMA/CA処理部13にはC
SMA/CAのアルゴリズムを実行するための乱数が、
乱数生成部14から信号線104を介して入力される。
乱数生成部14は信号線111を通してビーコン生成部
20からの指示が入力されると、その指示に従って発生
する乱数の範囲を可変する。
【0026】次に、受信部においては、PHY4が受信
したデータが信号線141を介してパケットセレクタ1
5に伝えられる。パケットセレクタ15は受信したデー
タがMAC1内で処理されるべきデータか、あるいは上
位処理層3で処理されるべきデータかを判断する。
【0027】パケットセレクタ15は受信したデータが
MAC1内で処理されるべき管理データであると判断す
ると、その管理データを信号線105を通してフレーム
解析部16に伝える。フレーム解析部16はパケットセ
レクタ15からのデータがその他管理フレーム処理部1
7に送るべきデータであれば、そのデータを信号線10
7を通してその他管理フレーム処理部17に伝え、パケ
ットセレクタ15からのデータが同期タイマ処理部19
に送るべきデータ(主にビーコン)であれば、そのデー
タを信号線107を通して同期タイマ処理部19に伝え
る。
【0028】また、パケットセレクタ15は受信したデ
ータが上位処理層3で処理されるべきデータであると判
断すると、そのデータを信号線106を通してユーザパ
ケット受信処理部12に伝える。ユーザパケット受信処
理部12ではパケットセレクタ15からのデータを上位
処理層3で処理可能な形式のデータに変換し、変換した
データを信号線102を通して上位処理層3に伝える。
【0029】管理データ処理部は端末間の認証やデータ
の暗号化のための管理情報等を管理するその他管理フレ
ーム処理部17と、同期タイマ処理部19とからなる。
その他管理フレーム処理部17はフレーム解析部16か
らの管理データを基にMAC1内の管理を行い、他の端
末からの要求に対する応答や自端末の管理情報を他の端
末に知らせるために、その管理情報を信号線108を通
してフレーム組立て部18に伝える。
【0030】フレーム組立て部18は信号線108を通
してその他管理フレーム処理部17からデータを受取る
とともに、信号線112を通してビーコン生成部20か
らデータを受取ると、それらのデータにMAC部として
の情報を追加し、信号線109を通してCSMA/CA
処理部13に伝える。
【0031】同期タイマ部19はネットワークを構成す
る端末(図示せず)間で同期をとるためのタイマを有し
ている。このタイマは各端末が夫々有しているローカル
の発振器によってカウントされているので、それらの端
末間でタイマにずれが生ずることになる。
【0032】よって、端末間でタイマの同期をとるため
に、それらの端末のいずれかが一定時間毎にタイマの値
をビーコンにのせて出力する必要があるので、同期タイ
マ部19はタイマの値を信号線110を通してビーコン
生成部20に伝える。
【0033】ビーコン生成部20は同期タイマ部19が
出力するタイマの値から一定間隔でビーコンを生成し、
そのビーコンを信号線112を通してフレーム組立て部
18に伝える。
【0034】このとき、ビーコン生成部20は電源部2
から信号線120を通して送られてくる電力に余裕があ
るか否かを示す信号を調べ、電力に余裕があれば、発生
する乱数の範囲を小さくするよう指示する信号を信号線
111を通して乱数生成部14に伝える。
【0035】また、ビーコン生成部20はフレーム解析
部16から信号線107を通してビーコンを受取ると、
そのビーコンの中に含まれる時間情報を基にタイマの値
を調整し、ネットワークを構成する端末間の同期をと
る。
【0036】図2は図1の乱数生成部14の構成を示す
ブロック図である。図において、乱数生成部14はm系
列を利用して1から255までを発生する乱数発生器4
1と、信号線111を通して入力されるビーコン生成部
20からの指示を示す信号に応じて発生する乱数の範囲
が決定される4の剰余を求める除算器47とから構成さ
れている。
【0037】乱数発生器41は発振器42と、8個のフ
リップフロップ(F)からなるシフトレジスタ43と、
排他的論理和回路44〜46とから構成され、除算器4
7は論理積回路48〜53を含んで構成されている。
【0038】シフトレジスタ43の各フリップフロップ
には発振器42で発生されたクロックが供給され、その
クロックを基にシフト動作を行う。シフトレジスタ43
の1段目のフリップフロップは排他的論理和回路44の
出力を入力し、その値を次段に送るとともに、その値を
除算器47に出力する。
【0039】シフトレジスタ43の2段目のフリップフ
ロップは1段目のフリップフロップの値を入力し、その
値を次段に送るとともに、その値を排他的論理和回路4
4及び除算器47に出力する。
【0040】シフトレジスタ43の3段目のフリップフ
ロップは2段目のフリップフロップの値を入力し、その
値を次段に送るとともに、その値を排他的論理和回路4
5及び除算器47に出力する。
【0041】シフトレジスタ43の4段目のフリップフ
ロップは3段目のフリップフロップの値を入力し、その
値を次段に送るとともに、その値を排他的論理和回路4
6及び除算器47に出力する。
【0042】シフトレジスタ43の5段目のフリップフ
ロップは4段目のフリップフロップの値を入力し、その
値を次段に送るとともに、その値を除算器47に出力す
る。シフトレジスタ43の6段目のフリップフロップは
5段目のフリップフロップの値を入力し、その値を次段
に送るとともに、その値を除算器47に出力する。
【0043】シフトレジスタ43の7段目のフリップフ
ロップは6段目のフリップフロップの値を入力し、その
値を次段に送るとともに、その値を除算器47に出力す
る。シフトレジスタ43の8段目のフリップフロップは
7段目のフリップフロップの値を入力し、その値を次段
に送るとともに、その値を排他的論理和回路46及び除
算器47に出力する。
【0044】排他的論理和回路44はシフトレジスタ4
3の2段目のフリップフロップの出力と排他的論理和回
路45の出力との排他的論理和演算を行い、その演算結
果をシフトレジスタ43の1段目のフリップフロップに
出力する。
【0045】排他的論理和回路45はシフトレジスタ4
3の3段目のフリップフロップの出力と排他的論理和回
路46の出力との排他的論理和演算を行い、その演算結
果を排他的論理和回路44に出力する。
【0046】排他的論理和回路46はシフトレジスタ4
3の4段目のフリップフロップの出力とシフトレジスタ
43の8段目のフリップフロップの出力との排他的論理
和演算を行い、その演算結果を排他的論理和回路45に
出力する。
【0047】除算器47はシフトレジスタ43の1段目
及び2段目のフリップフロップ各々の出力をそのまま外
部に出力する。また、除算器47の論理積回路48はビ
ーコン生成部20からの指示を示す信号とシフトレジス
タ43の3段目のフリップフロップの出力との論理積演
算を行い、その演算結果を外部に出力する。
【0048】論理積回路49はビーコン生成部20から
の指示を示す信号とシフトレジスタ43の4段目のフリ
ップフロップの出力との論理積演算を行い、その演算結
果を外部に出力する。
【0049】論理積回路50はビーコン生成部20から
の指示を示す信号とシフトレジスタ43の5段目のフリ
ップフロップの出力との論理積演算を行い、その演算結
果を外部に出力する。
【0050】論理積回路51はビーコン生成部20から
の指示を示す信号とシフトレジスタ43の6段目のフリ
ップフロップの出力との論理積演算を行い、その演算結
果を外部に出力する。
【0051】論理積回路52はビーコン生成部20から
の指示を示す信号とシフトレジスタ43の7段目のフリ
ップフロップの出力との論理積演算を行い、その演算結
果を外部に出力する。
【0052】論理積回路53はビーコン生成部20から
の指示を示す信号とシフトレジスタ43の8段目のフリ
ップフロップの出力との論理積演算を行い、その演算結
果を外部に出力する。
【0053】したがって、電力に余裕がない場合にビー
コン生成部20からの指示を示す信号が“1”になる
と、乱数生成部14からはシフトレジスタ43の各フリ
ップフロップの値(8ビットの値)が出力されるので、
1から255までの乱数を発生する。
【0054】これに対し、電力に余裕がある場合にビー
コン生成部20からの指示を示す信号が“0”になる
と、乱数生成部14からはシフトレジスタ43の1段目
及び2段目のフリップフロップの値(2ビットの値)の
みとなるので、0から3までの乱数を発生する。
【0055】したがって、電源部2の電力に余裕があれ
ば、乱数生成部14からは0から3までの乱数を発生す
るので、つまり発生する乱数の範囲が小さくなるので、
ビーコン生成部20で発生されたビーコンが他端末より
も短いバックオフ期間で送信されることとなる。
【0056】図3は本発明の一実施例によるビーコンの
出力例を示す図である。図においては、電力に余裕がな
い端末a,bと電力に余裕がある端末cとでネットワー
クが構成されている場合の各端末a〜cからのビーコン
の出力動作を示している。尚、各端末a〜cは図1に示
すような構成となっている。
【0057】各端末a〜cは一定時間間隔でビーコンを
出力しようとしているが、電力に余裕がある端末cでは
電源部2の電力に余裕があるので、乱数生成部14から
発生する乱数の範囲が小さく制限される。
【0058】したがって、端末a,bがビーコンを生成
しようとする前に、端末cからのビーコンが先に媒体上
に出力されるので、端末a,bではビーコンの生成が行
われない。これによって、電力に余裕がない端末a,b
ではビーコンの生成による電力の消費を防止することが
できる。
【0059】このように、電源部2で自端末の電力に余
裕があることが検出された時に他の端末よりも優先して
ビーコンを出力するようにすることによって、ローカル
エリアネットワークを構成する端末の中に電力に余裕の
ある端末を加入させることで、その他の電力に余裕のな
い端末におけるビーコンの出力による電力の消費を抑え
ることができる。
【0060】これによって、電力に余裕のない端末でも
使用時間を長くすることができるので、構成端末に電力
に余裕のない端末が含まれていてもローカルエリアネッ
トワークを長時間維持することが可能となる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、構
成端末が端末間の同期をとるために出力するビーコンを
構成端末が分担して出力するローカルエリアネットワー
クにおいて、自端末の電力に余裕があることが検出され
た時に他の構成端末よりも優先してビーコンを出力する
よう制御することによって、構成端末に電力に余裕のな
い端末が含まれていてもローカルエリアネットワークを
長時間維持することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の乱数生成部の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の一実施例によるビーコンの出力例を示
す図である。
【符号の説明】
1 MAC 2 電源部 3 上位処理層 4 PHY 13 CSMA/CA処理部 14 乱数生成部 16 フレーム解析部 18 フレーム組立て部 19 同期タイマ処理部 20 ビーコン生成部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構成端末が端末間の同期をとるために出
    力するビーコンを前記構成端末が分担して出力するロー
    カルエリアネットワークの省電力制御システムであっ
    て、 自端末の電力に余裕があるか否かを検出する検出手段
    と、 前記検出手段で自端末の電力に余裕があることが検出さ
    れた時に他の構成端末よりも優先して前記ビーコンを出
    力するよう制御する制御手段とを前記構成端末の少なく
    とも一つに有することを特徴とする省電力制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 構成端末が端末間の同期をとるために出
    力するビーコンを前記構成端末が乱数によるバックオフ
    期間に基づいて分担して出力するローカルエリアネット
    ワークの省電力制御システムであって、 自端末の電力に余裕があるか否かを検出する検出手段
    と、 前記検出手段で自端末の電力に余裕があることが検出さ
    れた時に他の構成端末よりも優先して前記ビーコンを出
    力するよう制御する制御手段とを前記構成端末の少なく
    とも一つに有することを特徴とする省電力制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記検出手段で自端末
    の電力に余裕があることが検出された時に前記バックオ
    フ期間を小さくするよう制御する手段を含むことを特徴
    とする請求項2記載の省電力制御システム。
JP28904095A 1995-11-08 1995-11-08 ローカルエリアネットワークの省電力制御システム Expired - Fee Related JP2708028B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28904095A JP2708028B2 (ja) 1995-11-08 1995-11-08 ローカルエリアネットワークの省電力制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28904095A JP2708028B2 (ja) 1995-11-08 1995-11-08 ローカルエリアネットワークの省電力制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09135254A JPH09135254A (ja) 1997-05-20
JP2708028B2 true JP2708028B2 (ja) 1998-02-04

Family

ID=17738054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28904095A Expired - Fee Related JP2708028B2 (ja) 1995-11-08 1995-11-08 ローカルエリアネットワークの省電力制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2708028B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001052461A2 (en) * 2000-01-14 2001-07-19 Addvalue Technologies Ltd. Communication apparatus
US7787437B2 (en) 2003-02-03 2010-08-31 Sony Corporation Wireless communication system, apparatus, method and computer program product including timed beacon transmission control
CN100372326C (zh) * 2003-05-16 2008-02-27 索尼株式会社 无线通信系统、无线通信装置及无线通信方法
JP4396416B2 (ja) 2003-10-24 2010-01-13 ソニー株式会社 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP4345512B2 (ja) * 2004-02-06 2009-10-14 ソニー株式会社 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP4438063B2 (ja) 2004-11-05 2010-03-24 キヤノン株式会社 通信システム、通信装置、通信方法、及びプログラム
JP4732197B2 (ja) * 2006-03-07 2011-07-27 キヤノン株式会社 通信方法、通信装置、通信システム、及びコンピュータプログラム
JP5454217B2 (ja) * 2010-02-23 2014-03-26 沖電気工業株式会社 中継装置および中継装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09135254A (ja) 1997-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7187924B2 (en) Intelligent data network with power management capabilities
El-Hoiydi Spatial TDMA and CSMA with preamble sampling for low power ad hoc wireless sensor networks
EP1587242B1 (en) Advanced power saving communication terminal, method, program and system
US7706822B2 (en) Timing synchronization and beacon generation for mesh points operating in a wireless mesh network
Suh et al. A traffic aware, energy efficient MAC protocol for wireless sensor networks
US7133944B2 (en) Media access controller with power-save mode
US7133398B2 (en) System and method for asynchronous communications employing direct and indirect access protocols
US7110380B2 (en) System, method, and computer program product for sharing bandwidth in a wireless personal area network or a wireless local area network
EP2245887B1 (en) Code keying in a power savings mode
JP5010553B2 (ja) 無線装置
KR20140113335A (ko) 무선 개인 영역 네트워크에서 로우 레이턴시 결정성 네트워크에 대한 전력 절약
JP2006148906A (ja) ビーコンレス通信システム
US20160112955A1 (en) Communication protocol between access point and wireless station
JP2002300175A (ja) 無線通信システム
JP2708028B2 (ja) ローカルエリアネットワークの省電力制御システム
Solt et al. Energy efficient heartbeat-based MAC protocol for WBAN employing body coupled communication
JP2007158529A (ja) 無線通信端末及び無線通信方法
Sakib et al. Energy-efficient synchronous MAC protocol based on QoS and multi-priority for wireless sensor networks
Liendo et al. Efficient bluetooth low energy operation for low duty cycle applications
JP5082590B2 (ja) 通信装置および通信ネットワーク
PalChaudhuri et al. Power mode scheduling for ad hoc networks
CN102917467B (zh) 无线传感器网络的异步预约信道接入方法
Doddavenkatappa et al. A dual-radio framework for MAC protocol implementation in wireless sensor networks
Hwang et al. Ultra low power data aggregation for request oriented sensor networks
Misic Cost of secure sensing in IEEE 802.15. 4 networks

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071017

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081017

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091017

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees