JP2627843B2 - ロールにメッキ形成されたスクリーン印刷版の版台枠への張り込み方法 - Google Patents

ロールにメッキ形成されたスクリーン印刷版の版台枠への張り込み方法

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JP2627843B2
JP2627843B2 JP35581191A JP35581191A JP2627843B2 JP 2627843 B2 JP2627843 B2 JP 2627843B2 JP 35581191 A JP35581191 A JP 35581191A JP 35581191 A JP35581191 A JP 35581191A JP 2627843 B2 JP2627843 B2 JP 2627843B2
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龍男 重田
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Think Laboratory Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロールにメッキ形成さ
れたスクリーン印刷版を剥離し、版台枠へ緊張状態に張
り込み、枚刷り印刷用のスクリーン印刷版とする方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スクリーン印刷版の製造方法は、
樹脂製またはニッケルメッキ製の母材メッシュシートに
感光膜をコーティングし、ポヂチブな原稿フィルムをデ
ザインデータに基づき作成し、該ポヂチブな原稿フィル
ムを重ねて露光し現像してネガチブなレジスト画像を形
成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、母材メッ
シュシートや原稿フィルムを必要とせず安価に製作でき
るスクリーン印刷版の製造方法として、ロールにメッキ
形成して、これを剥離するスクリーン印刷版を別途発明
(別途出願)した。しかしながら、スクリーン印刷版を
剥離して版台枠へ緊張状態に張り付けることは殆ど不可
能である。
【0004】本発明は、上述した点に鑑み案出したもの
で、ロールにメッキ形成されたスクリーン印刷版を剥離
してスクリーン印刷機の版台枠に緊張状態に張り付ける
ことが容易かつ良好に行える方法を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するための手段として、ロールRに所要製法により
剥離可能にメッキ形成されたスクリーン印刷版Aの四辺
と、または枠辺長さが可変である所要大きさの矩形な台
枠装置1の版張り込み面のいずれか一方に、両面粘着テ
ープ2を張り込むか接着剤を塗布して、前記ロールRと
前記台枠装置1とを相対的に転動接触させて、前記再面
粘着テープ2または前記接着剤によってスクリーン印刷
版AをロールRから剥がしつつ台枠装置1へ平面状に張
り付け、次いで、台枠装置1の縦横の枠辺長さを大きく
してスクリーン印刷版Aを緊張状態に張り込み、版張り
込み面に両面粘着テープ4を張り込むか接着剤を塗布し
て版台枠3をスクリーン印刷版Aに密着させ、スクリー
ン印刷版Aと版台枠3とを接着固定した後、スクリーン
印刷版Aの版台枠3の周囲の余部A3を切り離すことを
特徴とするロールにメッキ形成されたスクリーン印刷版
の版台枠への張り込み方法を提供するものである。
【0006】
【実施例】本発明のロールにメッキ形成されたスクリー
ン印刷版の版台枠への張り込み方法の実施例を図面を参
照して説明する。先ず、ロールRに剥離可能なスクリー
ン印刷版Aを適宜の方法でメッキ形成する。例えば、図
3に示すように、ステンレス製のロールRあるいはバラ
ード処理された銅メッキロールRの両端部をメッキが付
着しないように処理し、かつ所要箇所にロール長方向に
メッキが付着しない帯状の非メッキエリアR1 を形成
し、非メッキエリアR1 の端に被さるようにメッキが付
着する金属テープTを張り込み、次いで、該ロールRに
感光膜をコーティングし、続いて、該ロールRを両端支
持して回転走査し、該ロールRに多数本の所要に配列さ
れたレーザ光Lを適宜の網画像の電子データに基づいて
各々点滅ドライブしつつロール面長方向に移動走査する
ことにより、前記網画像を前記非メッキエリアR1 及び
前記金属テープTから所要離隔する位置にレーザ露光
し、その後の現像で網点が残るネガチブなレジスト画像
を形成し、その後、ニッケルメッキ、ニッケル合金、銅
メッキまたは銅合金メッキしてポジチブなメッキ画像部
A1 を形成するとともに周りに箔地部A2 を形成して、
図1(a)に示すように、メッキ画像部A1 と箔地部A
2 からなるスクリーン印刷版AをロールRにメッキ形成
することができる。また、非メッキエリアR1 を形成し
ないでレーザー露光した場合には、図1(a’)に示す
エンドレスなスクリーン印刷版AをロールRにメッキ形
成することができる。なお、ロールRにレジスト画像を
形成する方法は、レーザー露光焼き付けに限定されるも
のでなく、感光膜をコーティングしたロールに、上記デ
ザインデータに基づき作成したポヂチブな原稿フィルム
を、重ねて露光し現像してネガチブなレジスト画像を形
成しても良い。
【0007】次いで、ロールRに剥離可能にメッキ形成
されたスクリーン印刷版Aを剥がして台枠装置1の版張
り込み面に緊張状態に張り付ける。図1(a)に示す
ンドレスではないスクリーン印刷版Aは、図1(b)に
示すように、金属テープTを剥がしてからスクリーン印
刷版Aに形成した箔地部A2の周縁(四辺)にオーバー
ラップするように両面強力粘着テープ2を張り込む。図
1(a’)に示すエンドレスなスクリーン印刷版Aは、
図1(a”)に示すように、スクリーン印刷版Aにカッ
ターCでロール面長方向に直線状に切り込みa1を入れ
ることにより実質的に矩形な箔地部A2として剥がし始
端を付け、図1(b)と略同様に、箔地部A2の周縁
(四辺)にオーバーラップするように両面強力粘着テー
プ2を張り込む(なお、両面粘着テープ2を張り込む代
わりに、速乾性の強力接着剤を塗り込みローラーを用い
て塗布しても良い。)次いで、ロールRを台枠装置1
版張り込み面の1gに相対的に転動接触させて、前記両
面粘着テープ2によってスクリーン印刷版AをロールR
から剥がしつつ縦横の枠辺長さが可変な台枠装置1へ平
面状に張り付ける。
【0008】次いで、平面状に張り付けられた該スクリ
ーン印刷版Aの周辺をクランプ1f,・・で押さえてか
ら、チャンネル枠片1aに取り付けられたアクチュエー
タ1d,1dを伸長作動して直線上枠片1bを外方へ極
微小寸法移動するとともに、チャンネル枠片1aに取り
付けられたアクチュエータ1eを縮小作動して補助枠片
1cを外方へ極微小寸法移動し、もって、台枠装置1の
縦横の枠辺長さを極微小寸法大きくするようにしてスク
リーン印刷版Aを緊張状態にする。
【0009】次いで、台枠装置1に緊張状態に張り込ん
だスクリーン印刷版Aの下方に、モータによってに昇降
するようになっている図示しない昇降テーブル上に、版
張り込み面に両面強力粘着テープ4を張り込んだ(また
は強力接着剤を塗布した)版台枠3を載置して上昇し、
版台枠3をスクリーン印刷版Aの下面(版表面)に密着
させた時点で版台枠3の上昇を停止し、柔らかいもので
版台枠3をスクリーン印刷版Aの上面から間接的になぞ
るようにして、両面強力粘着テープ4(または強力接着
剤)によるスクリーン印刷版Aと版台枠3との接着固定
を確保し、その後、スクリーン印刷版Aの版台枠3の周
囲の余部A3 をカッターCで切り離す。こうして、スク
リーン印刷版Aを緊張状態に張りつけた版台枠3を取り
外して天地逆転させてスクリン印刷機に取り付けると、
版表面が上になる。
【0010】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のロー
ルにメッキ形成されたスクリーン印刷版の版台枠への張
り込み方法によれば、ロールにメッキ形成されたスクリ
ーン印刷版を剥離してスクリーン印刷機の版台枠に緊張
状態に張り付けることが容易かつ良好に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るロールにメッキ形成され
たスクリーン印刷版の版台枠への張り込み方法の工程
図。
【図2】図1におけるII−II矢視図。
【図3】ロールにスクリーン印刷版をメッキ形成する場
合の初期の一工程であるレーザ露光焼付けを説明するた
めの概略斜視図。
【符号の説明】
R ロール A スクリーン印刷版 A3 余部 1 台枠装置 2 両面粘着テープまたは接着剤 3 版台枠 4 両面粘着テープまたは接着剤

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロールに所要製法により剥離可能にメッ
    キ形成されたスクリーン印刷版の四辺と、枠辺長さが可
    変である所要大きさの矩形な台枠装置の版張り込み面の
    いずれか一方に、両面粘着テープを張り込むか接着剤を
    塗布して、前記ロールと前記台枠装置とを相対的に転動
    接触させて、前記再面粘着テープまたは前記接着剤によ
    ってスクリーン印刷版をロールから剥がしつつ台枠装置
    へ平面状に張り付け、次いで、台枠装置の縦横の枠辺長
    さを大きくしてスクリーン印刷版を緊張状態に張り込
    み、版張り込み面に両面粘着テープを張り込むか接着剤
    を塗布して版台枠をスクリーン印刷版に密着させ、スク
    リーン印刷版と版台枠とを接着固定した後、スクリーン
    印刷版の版台枠の周囲の余部を切り離すことを特徴とす
    るロールにメッキ形成されたスクリーン印刷版の版台枠
    への張り込み方法。
JP35581191A 1991-12-11 1991-12-20 ロールにメッキ形成されたスクリーン印刷版の版台枠への張り込み方法 Expired - Lifetime JP2627843B2 (ja)

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US07/869,543 US5328537A (en) 1991-12-11 1992-04-15 Method for manufacturing screen printing plate

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JPH05169621A JPH05169621A (ja) 1993-07-09
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