JP2582916B2 - 金融自動化機器 - Google Patents

金融自動化機器

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JP2582916B2
JP2582916B2 JP6251790A JP6251790A JP2582916B2 JP 2582916 B2 JP2582916 B2 JP 2582916B2 JP 6251790 A JP6251790 A JP 6251790A JP 6251790 A JP6251790 A JP 6251790A JP 2582916 B2 JP2582916 B2 JP 2582916B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、金融機関にて例えば現金自動預け払い機と
して使用される金融自動化機器に係り、より詳しくは、
住所変更の手続きをも可能にした金融自動化機器に関す
るものである。
[従来の技術] 従来、現金自動預け払い機(以下ATMという)等の金
融自動化機器にて取扱う取引は、現金の預入および払出
し、通帳記帳、残高照会、振込み、振替等が主なもので
あり、これらの取引を行う場合、事務処理センタのホス
トコンピュータシステム(以下センタシステムという)
とATMをオンラインで接続して、ATMとセンタシステムの
間のデータの授受により、それぞれの取引を行ってい
る。これにより、窓口業務の省力化が図られ、顧客の待
ち時間が少なくてすむというメリットがある。
ところが、顧客が転勤等により住所を変更した場合、
その手続きは顧客の住所や暗証番号等が記録されている
元帳を変更しなければならず、ATMでは取扱えないた
め、窓口で処理されている。住所変更の手続きを行う場
合、まず顧客は口座を開設している金融機関の本店また
は支店に行き、口座を開設している店(以下口座開設店
という)、口座番号、旧住所、新住所、氏名等の必要事
項を記入し、届け出印を捺印して通帳と共に窓口へ提出
する。
窓口担当者は、当店が顧客の口座開設店である場合に
は、届け出用紙に捺印された印影と、通帳に貼付けられ
た届け出印の印影、もしくは元帳に捺印されている届け
出印の印影を照合し、本人確認を行った後、通帳は顧客
に返却し、元帳の住所を変更する。
一方、顧客の口座開設店が他の店である場合は、元帳
がないため、届け出用紙に捺印された印影と通帳に貼付
けられた届け出印の印影を照合し、本人確認を行った
後、通帳は顧客に返却し、届け出用紙を口座開設店へ送
付け、口座開設店の担当者が送られてきた届け出用紙の
記載内容に従って元帳の住所変更処理を行う。
[発明が解決しようとする課題] このように、住所変更の場合、従来は窓口処理となっ
てしまうため、以下のような問題点があった。
ATM等の自動化機器で取扱えないため、窓口業務の省
力化が図られず、顧客の待ち時間も長く不便である。
窓口営業時間内しか処理してもらえないので、顧客に
とって不便である。
処理の際には印鑑照合を行い、届け出印を確認する
が、通帳に届け出印が貼付けられていない場合には、元
帳と照合しなければならず、口座開設店以外の店では処
理できないため、顧客は最寄りの店でなく、口座開設店
へ出向く必要があり、不便である。
本発明は叙上の点に鑑み、住所変更の手続きを、顧客
が届け出内容を入力するだけで自動的に行うことがで
き、待ち時間が少なく、窓口営業時間外(無人運用時
間)でも手続きが可能で、手続きの際に届け出印を必要
としない金融自動化機器を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る金融自動化機器は、通帳又はIDカードを
読み取って、少なくともその口座番号及び口座開設店番
号を読み取る読取手段と、表示器に少なくとも住所変更
のための住所変更処理画面を表示させる取引選択手段
と、上記住所変更処理画面が表示されると、郵便番号を
入力させる案内文を表示器に表示させ、郵便番号が操作
手段より入力されるとその郵便番号に該当する都道府県
名を含む住所を表示器に表示させる郵便番号入力手段
と、表示器に表示されている前記住所に後続する住所を
入力させる案内文を表示器に表示させ、後続する住所が
操作手段より入力されるとその住所を表示器に表示させ
る住所入力手段と、郵便番号入力手段および住所入力手
段により表示器に表示された住所を読取手段で読み取っ
た口座番号及び口座開設店番号と共に住所変更データと
して印字し、又はホストコンピュータに送信する出力手
段とを備えたものである。
[作用] 本発明によれば、住所変更の手続きは、表示器に表示
された案内に従って顧客が届け出内容を操作手段より入
力するだけで自動的に行われる。
[実施例] 以下、図示実施例により本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る金融自動化機器の回
路構成を示すブロック図、第2図はその概略構成を示す
ブロック図、第3図は本発明が適用されるATMの一例を
示す斜視図である。第3図において、1はATM本体、2
はCRT、3はCRT2の表示面の前面に設けられ、顧客が指
で触れることにより必要事項の入力を行う操作手段すな
わちタッチセンサ、4はIDカードを挿入するためのカー
ド挿入口、5は通帳挿入口であって、これら挿入口4,5
の内部にはそれぞれIDカードや通帳の磁気ストライプか
らその顧客の口座番号や口座開設店番号等の情報を読み
取る読取装置が設置されている。なお、6は紙幣挿入受
取口、7は硬貨投入受取口である。
これを第1図及び第2図により更に詳述すると、本実
施例に係るATM1は、タッチセンサ3による入力情報を後
述の主制御部10に伝達する顧客操作部11と、回線または
ターミナルコントローラ(以下T/Cと略称する)12を介
してセンタシステル13と通信を行うためのインタフェー
ス14と、ATM1を動かすプログラムが格納された第1FDD15
と、支店名、郵便番号薄等のデータが格納された第2FDD
(またはHDD)16と、IDカードの磁気ストライプの読取
装置であるカードリーダ17と、カードリーダ17及び顧客
操作部11からの情報を一時的に格納するRAM18と、紙幣
入出金機19と、通帳の磁気ストライプの読取装置である
通帳記帳機20と、硬貨入出金機21と、係員、保守員が操
作するための内部操作部22と、全体の制御を行う主制御
部10と、電源部23とから構成され、更にT/C12には図示
しない窓口装置等の端末及び連続伝票用紙や帳票等の媒
体に印字可能なプリンタ24が接続され、プリンタ24がT/
C12の制御により印字を行うようになっている。
しかして、主制御部10は、従来より取扱っている現金
の預入および払出し、通帳記帳、残高照会、振込み、振
替等の処理を行う第1の取引選択手段30と、CRT2に住所
変更のための住所変更処理画面を表示させる第2の取引
選択手段31と、第2の取引選択手段31からの住所変更が
選択されたことを読み取った読取信号の入力と、第1の
取引選択手段30からの暗証番号確認信号の入力がある
と、後述の郵便番号入力手段33を動作させる住所変更入
力読取手段32と、住所変更処理画面が表示されると、郵
便番号を入力させる案内文をCRT2に表示させ、郵便番号
が顧客操作部11すなわちタッチセンサ3より入力される
とその郵便番号に該当する都道府県名を含む住所を表示
器に表示させ、かつ確認信号が入力されるとその住所を
RAM18に格納する郵便番号入力手段33と、CRT2に表示さ
れている前述の住所に後続する住所を入力させる案内文
をCRT2に表示させ、後続する住所がタッチセンサ3より
入力されるとその住所をCRT2に表示させ、かつ終了信号
が入力されるとその住所をRAM18に格納する住所入力手
段34と、郵便番号入力手段33および住所入力手段34によ
りCRT2に表示された住所を確認させる案内文をCRT2に表
示させ、確認信号が入力されるとその住所を、カードリ
ーダ17又は通信記帳機20で読み取ったIDカードや通帳の
口座番号及び口座開設店番号と共に住所変更データとし
てインタフェース14からT/C12へ送信し、T/C12を介しプ
リンタ24により連続伝票用紙や帳票等の媒体に印字さ
せ、又はT/C12を介してセンタシステム13へ送る出力手
段すなわち内容確認手段35とから成り、更に住所入力手
段34は、群区市町村名を入力させるための群区市町村名
入力手段36とこれに後続する丁目番地号等の住所を入力
させるための番地入力手段37とに分割されて構成されて
いる。
そしてこのように構成されたATM1、T/C12、及びプリ
ンタ24は、第2図に示すように、各支店に設置され、そ
れぞれのT/C12がセンタシステム13に通信回線により接
続されており、各支店のATM1や窓口装置等の端末群はT/
C12を介してセンタシステム13との間でデータの授受が
可能となっている。
次に、第1図乃至第4図により前述構成を有する本実
施例の金融自動化機器の動作について説明する。住所変
更手続きを行う場合、顧客の操作は全てCRT2上の枠で囲
まれた表示部分を押すことにより行われる。まず、顧客
は通帳又はIDカードを持参して最寄りの○○銀行A支店
へ行き、第2図に示すATMAで取引選択画面(第4図
(a))により「住所変更」を選択し、選択後に表示さ
れた案内文(第4図(b))に従ってIDカードをカード
挿入口4へ挿入するか、又は通帳を通帳挿入口5へ挿入
する。このとき、第2の取引選択手段31から住所変更入
力読取手段32に対して住所変更が選択されたことを読み
取った読取信号が出力される。
IDカード又は通帳が挿入されると、第1の取引選択手
段30の指示により、カードリーダ17又は通帳記帳機20
は、挿入されたIDカード又は通帳の磁気ストライプ読み
取り、内容(口座番号や口座開設店番号などの情報)を
RAM18に記憶する。
次いで、顧客がCRT2に表示された案内文(第4図
(c))に従って暗証番号を入力すると、第1の取引選
択手段30はインタフェース14からT/C12を介してセンタ
システム13との間でデータの授受を行い、入力された暗
証番号を照合し、入力された暗証番号が正しければ住所
変更入力読取手段32に対して暗証番号確認信号を出力す
る。住所変更入力読取手段32は、第1の取引選択手段30
からの暗証番号確認信号の入力と第2の取引選択手段31
からの読取信号の入力があると、郵便番号入力手段33を
動作させる。
郵便番号入力手段33は、郵便番号入力手段33からの動
作指令信号入力があると、郵便番号を入力させる案内文
(第4図(d))をCRT2に表示させ、顧客がこの表示さ
れた案内文に従ってタッチセンサ3より新住所の郵便番
号、例えば「101−23」を入力しかつ確認キーを押す
と、第2FDD16内に格納されている郵便番号薄等のデータ
を検索し、顧客の入力した郵便番号「101−23」から都
道府県名が「東京都」であることを知り、次の画面に表
示させる。これにより、顧客は都道府県名を入力する必
要がなくなり、次画面における入力が容易となる。
郵便番号の確認キーの入力があると、次に群区市町村
名入力手段36が動作する。群区市町村名入力手段36は、
前述の住所「東京都」に後続する住所すなわち群区市町
村名を入力させる案内文(第4図(e))をCRT2に表示
させ、顧客がこの表示された案内文に従ってタッチセン
サ3より群区市町村名、例えば「チヨダクマルノウチ」
をカナ記号で入力しかつ終了キーを押すと、これまで入
力された住所「東京都チヨダクマルノウチ」を次の画面
に表示させる。
群区市町村名の終了キーの入力があると、次に番地入
力手段37が動作する。番地入力手段37は、前述の住所
「東京都チヨダクマルノウチ」に後続する住所すなわち
丁目番地号を入力させる案内文(第4図(f))をCRT2
に表示させ、顧客がこの表示された案内文に従ってタッ
チセンサ3より丁目番地号、例えば「1−2−3」を英
数字記号で入力しかつ終了キーを押すと、これまでに入
力された住所「東京都チヨダクマルノウチ1−2−3」
を次の画面に表示させる。ここで、入力すべき住所の字
数が多い場合には、順次画面左方向へスクロールするよ
うにして、住所が長い場合でも入力が可能となるように
することは好ましい。
丁目番地号の終了キーの入力があると、次に内容確認
手段35が動作する。内容確認手段35は、前述の住所「東
京都チヨダクマルノウチ1−2−3」を確認させる案内
文(第4図(g))をCRT2に表示させ、顧客による確認
キーの入力があると、カードリーダ17又は通帳記帳機20
で読み取ってRAM18に記憶しておいたIDカードや通帳の
口座番号及び口座開設店番号等のデータから、まず口座
開設店が当店(A支店)であるか否かを判断するととも
に、処理中であることを知らせる案内文(第4図
(h))を次画面に表示させる。そして、口座開設店が
当店である場合には、内容確認手段35は、前述の住所
「東京都チヨダクマルノウチ1−2−3」を、前述のRA
M18に記憶しておいたIDカードや通帳の口座番号及び口
座開設店番号と共に住所変更データとしてインタフェー
ス14からターミナルコントローラA(以下T/CAと略称す
る)に送る。
T/CAは、内容確認手段35からの住所変更データを受取
ると、プリンタAに対し、所定の形式で印字するように
指示する。プリンタAはその指示に従い連続伝票用紙や
帳票等の媒体に印字を行った後、印字が終了したことを
T/CAに知らせる。T/CAはプリンタAからの終了信号の入
力があると、処理が終了したことをATMAの第1の取引選
択手段30に知らせる。
第1の取引選択手段30は、T/CAからの終了信号の入力
があると、通帳またはIDカードを受け取らせるための案
内文(第4図(i))をCRT2に表示させ、顧客が通帳ま
たはIDカードを受取ると、次画面にサービス用の画面
(第4図(j))を表示させ、住所変更処理を終了す
る。
その後、印字された結果に基づいて、A支店の係員が
元帳を更新し、手続きが完了する。
また、内容確認手段35は、口座開設店がA支店でない
と判断すると、RAM18に記憶しておいたIDカードや通帳
の口座開設店番号に基づいて、第2FDD(またはHDD)16
に格納されている支店名データを検索し、口座開設店が
○○銀行B支店であることを知ると、前述の住所変更デ
ータを、A支店のT/CAから通信回線Aを介してセンタシ
ステム13へ送る。
センタシステム13は、T/CAからの住所変更データを受
取ると、このデータからB支店のターミナルコントロー
ラB(以下T/CBと略称する)へ送るべきデータであるこ
とを知り、B支店のT/CBに対し同一内容のデータを通信
回線Bを介して送る。
B支店のT/CBは、センタシステム13からのデータを受
取ると、プリンタBに対し、所定の形式で印字するよう
に指示する。プリンタBはその指示に従い連続伝票用紙
や帳票等の媒体に印字を行った後、印字が終了したこと
をT/CBに知らせる。T/CBはプリンタBからの終了信号の
入力があると、処理が終了したことをセンタシステム13
に知らせる。次いで、センタシステム13からA支店のT/
CA、A支店のT/CAからA支店のATMAの第1の取引選択手
段30へと順次伝えられ、第1の取引選択手段30は、前述
したように通帳またはIDカードを顧客に受け取らせて住
所変更処理を終了する。
その後、印字された結果に基づいて、B支店の係員が
元帳を更新し、手続きが完了する。
なお、前述のような処理は、B支店のATMBによっても
同様に行うことができる。
第5図乃至第7図はいずれも本発明の他の実施例に係
る金融自動化機器を示すもので、第5図はその回路構成
を示すブロック図、第6図はその概略構成を示すブロッ
ク図、第7図はその通帳記帳機の構成を示す詳細図であ
る。この実施例のものは、第1図のATM1の通帳記帳機
を、第7図に示すような通帳記帳機40から構成し、通帳
記帳機40のプリンタ機構部を内容確認手段60により制御
できるようにして、T/C12に接続していたプリンタ24を
不要とした点が前述した実施例のものと異なっている。
すなわち、通帳記帳機40は、搬送ローラ41とガイド42
により形成された走行路43と、走行路43上に配置され、
走行路43を搬送される通帳の磁気ストライプを読取る磁
気ヘッド44と、走行路43上に配置され、走行路43を搬送
される通帳、通帳サイズの単票、証書等の媒体45に印字
を行うための印字ヘッド46及びプラテン47と、媒体45を
種類別に収納するため上下に画成して設けたスタッカ48
a,48bを有するホッパ48と、各スタッカ48a,48bにそれぞ
れ対応させて設置され、各スタッカ48a,48bから媒体45
を繰り出すための繰出しローラ49,50と、上部スタッカ4
8aから繰出しローラ49によって繰り出された媒体45を走
行路43へ送り出すための送りローラ51と、走行路43の延
長上に設置され、媒体45を取り込むための取込みローラ
52と、取込まれた媒体45を収納する取込みボックス53と
から構成されており、この実施例では上部スタッカ48a
に単票45aが、また下部スタッカ48bには証書45bが、そ
れぞれ収納され、下部スタッカ48bからは証書45bを繰出
しローラ50によって直接走行路43へ送り出せるようにな
っている。
そして、このような通帳記帳機40を備えたATM1、モデ
ムまたはT/C12は、第6図に示すように、各支店に設置
され、それぞれのモデムまたはT/C12がセンタシステム1
3に通信回線により接続されており、各支店のATM1や窓
口装置等の端末群はモデムまたはT/C12を介してセンタ
システム13との間でデータの授受が可能となっている。
次に、第4図乃至第7図によりこの実施例の金融自動
化機器を用いて住所変更手続きを行う場合の動作につい
て説明するが、第4図(h)〜(g)までの顧客の操作
等は前述した実施例のものと同様であるのでその部分の
説明は省略する。この実施例では、第4図(h)におけ
るATM1の主制御部10の処理内容及び後処理方法が前述し
た実施例のものと異なっている。
まず、顧客が通帳又はIDカードを持参して最寄りの○
○銀行C支店へ行き、第6図に示すATMCで第4図(h)
〜(g)の手順により入力を終了し、確認キーを押す
と、内容確認手段60は、カードリーダ17又は通帳記帳機
40の磁気ヘッド44で読み取ってRAM18に記憶しておいたI
Dカードや通帳の口座番号及び口座開設店番号等のデー
タから、まず口座開設店が当店(C支店)であるか否か
を判断するとともに、処理中であることを知らせる案内
文(第4図(h))を次画面に表示させる。そして、口
座開設店がC支店でないと判断すると、RAM18に記憶し
ておいたIDカードや通帳の口座開設店番号に基づいて、
第2FDD(またはHDD)16に格納されている支店名データ
を検索し、口座開設店が○○銀行D支店であることを知
ると、内容確認手段60は、既に入力された住所「東京都
チヨダクマルノウチ1−2−3」を、RAM18に記憶して
おいたIDカードや通帳の口座番号及び口座開設店番号と
共に住所変更データとしてRAM18に再記憶し、この記憶
した住所変更データを、第8図(a)に示すような印字
形式Aで単票45aに印字を行うよう、通帳記帳機40に対
して指示する。
これを受けて、通帳記帳機40は、繰出しローラ49を駆
動して上部スタッカ48aから単票45aを1枚繰り出し、更
に送りローラ51により走行路43上へ送り出し、通帳挿入
口5の方向へ走行路43に沿って移送し、図示しない位置
決め手段によって単票45aを第1行目印字位置にセット
する。このとき、第4図(b)において、顧客が通帳を
挿入していた場合、同通帳は通帳挿入口5の近傍で待機
させておくか、又は別に一時保留のための通帳保留部を
設けてこの通帳保留部に同通帳を保留するか、いずれか
の手段をとり、前述の単票45aの移送及び単票45aへの印
字処理を行う際に、同通帳が支障となるのを防止する。
そして単票45aに印字形式Aで印字を行った後、単票45a
を取込みローラ52側へ移送し、取込みローラ52により単
票45aを取込みボックス53へ取込む。
以上の動作が完了すると、通帳記帳機40は印字が終了
しかつ単票45aを取込みボックス53へ取込んだことをATM
Cの第1の取引選択手段30に知らせる。
第1の取引選択手段30は、通帳記帳機40からの終了信
号の入力があると、通帳またはIDカードを受け取らせる
ための案内文(第4図(i))をCRT2に表示させ、顧客
が通帳またはIDカードを受取ると、次画面にサービス用
の画面(第4図(j))を表示させ、住所変更処理を終
了する。
その後、C支店の係員が取込みボックス53に収納され
た単票45aを取り出し、単票45aの印字内容からC支店が
口座開設店でないときは、C支店の係員は単票45aを、
これに印字された結果のうち、口座開設店(この実施例
ではD支店)の住所の部分が外からでも見えるような封
筒(第9図)に入れて、D支店へ送付し、D支店では送
付されてきた単票45aの印字内容に基づいて、係員が元
帳を更新し、手続きが完了する。
また、内容確認手段60は、口座開設店が当店(C支
店)であると判断すると、既に入力された住所「東京都
チヨダクマルノウチ1−2−3」を、RAM18に記憶して
おいたIDカードや通帳の口座番号及び口座開設店番号と
共に住所変更データとしてRAM18に再記憶し、この記憶
した住所変更データを、第8図(b)に示すような印字
形式Bで単票45aに印字を行うよう、通帳記帳機40に対
して指示する。
これを受けて、通帳記帳機40は、前述のようにして単
票45aを上部スタッカ48aから印字位置まで移送し、単票
45aに印字形式Bで印字を行った後、単票45aを取込みロ
ーラ52側へ移送し、取込みローラ52により単票45aを取
込みボックス53へ取込む。
以上の動作が完了すると、通帳記帳機40は印字が終了
しかつ単票45aを取込みボックス53へ取込んだことをATM
Cの第1の取引選択手段30に知らせる。
第1の取引選択手段30は、通帳記帳機40からの終了信
号の入力があると、通帳またはIDカードを受け取らせる
ための案内文(第4図(i))をCRT2に表示させ、顧客
が通帳またはIDカードを受取ると、次画面にサービス用
の画面(第4図(j))を表示させ、住所変更処理を終
了する。
その後、C支店の係員が取込みボックス53に収納され
た単票45aを取り出し、単票45aの印字内容から当店が口
座開設店であるときは、印字された結果により、元帳を
更新し、手続きが完了する。
なお、前述のような処理は、D支店のATMDによっても
同様に行うことができる。
また、この実施例ではホッパ48を上下に画成したスタ
ッカ48a,48bから形成し、上部スタッカ48aに単票45a
を、下部スタッカ48bに証書45bを、それぞれ収納して、
これらを繰出しローラ49,50によって独立して走行路43
へ送り出せるようにしたものを示したが、証書45b用の
下部スタッカ48b及び繰出しローラ50は必ずしも必要な
ものではないので、これらを不要として、単票45aのみ
を対象としたホッパ構成としても良い。
更に、前述した各実施例ではいずれも住所入力を、CR
T2上の枠で囲まれた表示部分を顧客が押すことにより行
うようにしたものを示したが、これを例えば第10図に示
すように、CRT2上に住所入力用の枠を表示し、この枠内
を顧客に指でなぞらせ、その軌跡をタッチセンサ3で検
知し、カナ変換を行うことにより入力する方式としても
良く、このような場合でも前述した各実施例同様の作用
効果を奏する。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、住所変更の手続
きを、表示器に表示された案内に従って顧客が届け出内
容を操作手段より入力するだけで届け出印を必要とせず
に自動的に行うことができるので、窓口業務の省力化が
図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る金融自動化機器の回路
構成を示すブロック図、第2図はその概略構成を示すブ
ロック図、第3図は本発明が適用されるATMの一例を示
す斜視図、第4図(a)〜(j)はいずれも本発明に係
る金融自動化機器の動作を説明するための図で、それぞ
れCRT画面の表示例を示す図、第5図本発明の他の実施
例に係る金融自動化機器の回路構成を示すブロック図、
第6図はその概略構成を示すブロック図、第7図はその
通帳記帳機の構成を示す詳細図、第8図(a),(b)
はいずれもその通帳記帳機による単票への印字形式を示
す図で、第8図(a)は口座開設店が他店の場合の印字
形式Aを示す図、第8図(b)は口座開設店が当店の場
合の印字形式Bを示す図、第9図は印字形式Aで印字さ
れた単票を送付するための封筒の一例を示す図、第10図
は住所入力方式の他の例を示す説明図である。 図において、1はATM本体(現金自動預け払い機)、2
はCRT(表示器)、3はタッチセンサ(操作手段)、10
は主制御部、12はターミナルコントローラ、13はセンタ
システム(ホストコンピュータシステム)、17はカード
リーダ(読取手段)、20,40は通帳記帳機、24はプリン
タ、30は第1の取引選択手段、31は第2の取引選択手
段、32は住所変更入力読取手段、33は郵便番号入力手
段、34は住所入力手段、35,60は内容確認手段、36は群
区市町村名入力手段、37は番地入力手段、44は磁気ヘッ
ド(読取手段)、45aは単票、46は印字ヘッド、47はプ
ラテンである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通帳又はIDカードを読み取って、少なくと
    もその口座番号及び口座開設店番号を読み取る読取手段
    と、 表示器に少なくとも住所変更のための住所変更処理画面
    を表示させる取引選択手段と、 上記住所変更処理画面が表示されると、郵便番号を入力
    させる案内文を表示器に表示させ、郵便番号が操作手段
    より入力されるとその郵便番号に該当する都道府県名を
    含む住所を表示器に表示させる郵便番号入力手段と、 表示器に表示されている前記住所に後続する住所を入力
    させる案内文を表示器に表示させ、後続する住所が操作
    手段より入力されるとその住所を表示器に表示させる住
    所入力手段と、 郵便番号入力手段および住所入力手段により表示器に表
    示された住所を読取手段で読み取った口座番号及び口座
    開設店番号と共に住所変更データとして印字し、又はホ
    ストコンピュータに送信する出力手段とを備えることを
    特徴とする金融自動化機器。
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