JP2547249Y2 - 集合住宅用機器 - Google Patents

集合住宅用機器

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JP2547249Y2
JP2547249Y2 JP6605092U JP6605092U JP2547249Y2 JP 2547249 Y2 JP2547249 Y2 JP 2547249Y2 JP 6605092 U JP6605092 U JP 6605092U JP 6605092 U JP6605092 U JP 6605092U JP 2547249 Y2 JP2547249 Y2 JP 2547249Y2
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room
unit
call
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communication circuit
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JP6605092U
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JPH0631263U (ja
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誠司 大沢
明宏 小島
孝之 山口
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Aiphone Co Ltd
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Aiphone Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は集合住宅用機器に係わ
り、特に居室機から管理室親機の非常呼出、通話ができ
る集合住宅用機器に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決すべき課題】従来の集合住
宅用インターホン装置は図3に示すように、ハンドセッ
ト(送受器)20を設けた複数の居室機10、10’は
居室アダプタ30及び制御機40を介して管理室親機5
0に接続され、制御機40により管理室親機50と居室
機10との通話路交換を行なうとともに居室アダプタ3
0が居室機10と制御機40との信号の授受を行なうこ
とにより、居室機10と管理室親機50との通話が可能
に構成されている。
【0003】居室機10は各々図示しない電話回線に接
続され、外線との通話が可能であると共に管理室呼出ボ
タン70が設けられており、まず居室機10のハンドセ
ット20を上げてから管理室呼出ボタン70を押下する
ことによって管理室親機50を呼出し、管理室親機50
がハンドセットを取上げることにより通話が可能とな
る。
【0004】更に居室機10に非常呼出ボタン80が備
え、非常時には連設される他の居室機10’を呼出すよ
うにしたものがある。この集合住宅用インターホン装置
では、非常呼出ボタン80を押下することにより、非常
呼出信号が送出されると、他の居室機10’はこれを受
けて非常音を鳴動する。他の居室機10’がハンドセッ
トを上げて応答すると、応答信号が、非常呼出信号を送
出した居室機10に送られ、拡声通話が可能となる。
【0005】このように従来の集合住宅用インターホン
装置においては、非常呼出等の場合に他の居室機10’
を呼出すことができるが、管理室親機50を呼出すため
には居室機10のハンドセット20を上げてから管理室
呼出ボタン70を押下することによって管理室親機50
を呼出さなければならないので、非常時に対応できない
場合があった。また、このような非常呼出システムは1
つの居室アダプタについて複数の居室機を連設したイン
ターホン装置には適用できるが、居室機が1台しかない
場合には役に立たなかった。
【0006】
【考案の目的】本考案は上述した難点に鑑みなされたも
ので、ハンドセットを上げなくても管理室親機と通話が
可能で、非常時に対応できる集合住宅用機器を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本考案による集合住宅用機器は、親機と、複数の居室
機と、親機と居室機との通話路交換を行なう制御機とを
備えた集合住宅用機器において、居室機は親機を呼出す
呼出信号を送出する呼出手段と、呼出手段が呼出信号を
送出したときに閉成する内線通話回路と、内線通話回路
に接続された拡声手段とを備え、且つ居室機の呼出信号
を制御機を介して親機に送信する居室アダプタを備えた
ものである。
【0008】
【作用】居室機の呼出手段を押すと、呼出信号は居室ア
ダプタ、制御機を介して親機に送出され親機において非
常呼出音が鳴動するとともに居室機の内線通話回路が閉
成する。親機が非常呼出音により送受器を上げ応答する
と、親機側の音声信号は居室機の内線通話回路が閉成し
ているので内線通話回路に接続されたスピーカを通じて
音声として聞え、一方居室機側の音声は内線通話回路に
接続されたマイクロホンを通じて親機の送受器のスピー
カから伝えられる。
【0009】
【実施例】以下、本考案による集合住宅用機器の一実施
例を図1及び図2を参照して詳述する。本考案による集
合住宅用機器は図1に示すように、ハンドセット2を設
けた複数の居室機1、1’(図では省略のため2個だけ
が示されているが、それ以上設けることが可能である)
と、管理室親機5と、居室機1、1’及び管理室親機5
との通話交換を行なうための制御機4と、居室機1、
1’及び制御機4との信号の授受を仲介するための居室
アダプタ3とを備え、更に制御機4に接続された集合玄
関機6とを備えている。尚、図では制御機4に対して複
数の居室アダプタ3をスター方式で設けた場合を示した
が、本考案の集合住宅用機器は複数の居室アダプタ3を
連設したバス方式であってもよい。
【0010】居室機1は、図2に示すように、外線及び
内線を切替える切替リレー11、ハンドセット2によっ
て閉成し外線又は内線との通話を可能にするスピーチネ
ットワークIC回路12を備え、更に非常呼出用の呼出
手段として呼出ボタン13及び制御CPU14、非常呼
出用の呼出ボタン13を押下することにより閉成する内
線通話回路15、内線通話回路15に接続された拡声手
段としてアンプ回路18を備えたスピーカ16及び拡声
通話用マイクロホン(以下、単にマイクロホンという)
17が備えられている。
【0011】制御CPU14は、切替リレー11及び内
線通話回路15に接続されており(尚、内線通話回路1
5との接続線は1本のみ図示されているが複数の線で結
線されている)、呼出ボタン13の押下によりそれぞれ
に制御信号を送出し、内線が直接内線通話回路15に接
続されるように切替リレー11を切替える、内線通話回
路15を閉成する、スピーカ16のアンプ回路18を切
替え作動させる等の制御を行なう。
【0012】スピーカ16のアンプ回路18は、スピー
チネットワークIC回路(SN回路)12及び内線通話
回路15のいずれかに接続可能になっており、通常のハ
ンドセット2を上げた状態での通話においては、図示し
ないスイッチによりスピーチネットワークIC回路12
と接続されるとスピーチネットワークIC回路12から
の音声信号を増幅してスピーカ16に出力する。また、
制御CPU14の制御信号により内線通話回路15側に
切替えられると内線通話回路15の音声信号を増幅して
スピーカ16に出力する。
【0013】更に居室機1には、ガス漏れ警報、火災警
報、戸締り警報、風呂水位警報等の各種センサが接続さ
れていてもよい。また、集合玄関を解錠するためのドア
解錠ボタンが設けられ、集合玄関機6の呼出に応答し集
合玄関機6に接続された集合玄関を解錠することができ
る。管理室親機5にはハンドセット7の他、どの居室機
1からの呼出であるかを表示するランプ等の表示、居室
機1のセンサに対応したセキュリティ警報表示器、集合
玄関機6の解錠機能等を備える。
【0014】以上のような構成における集合住宅用機器
の動作を説明する。まず、非常時において非常用の呼出
ボタン13を押下すると、コマンド信号が制御CPU1
4から送出され、切替リレー11を通じて他の居室機
1’及び居室アダプタ3に送出される。居室アダプタ3
は、このコマンド信号により非常信号とそれを発してい
る居室機を示すデータ信号を制御機4を介して管理室親
機5に送出する。このデータ信号により管理室親機5で
は非常音が鳴動するとともに、どの居室機からの呼出で
あるかを表示するランプを点灯する。
【0015】管理室親機5で、この非常音鳴動及びラン
プ点灯によりハンドセットを上げて応答すると、管理室
親機5からのデータ信号は制御機4、居室アダプタ3を
介してコマンド信号として各居室機1、1’に送出され
る。ここで呼出ボタン13を押下した居室機1では、呼
出ボタン13を押下することにより制御CPU14によ
り内線通話回路15が閉成しており、管理室親機5から
のコマンド信号はスピーチネットワークIC回路12を
経ることなく(従ってハンドセット2を上げなくて
も)、直接内線通話回路15を介してアンプ回路18に
送られ、スピーカ16から音声となって聞える。また、
居室機1側の音声はマイクロホン17を通じて、内線通
話回路15から居室アダプタ3、制御機4を介して管理
室親機5に送信される。
【0016】一方、他の居室機1’においても居室機1
の非常呼出に応答してそのハンドセットを上げることに
より、居室機1及び管理室親機5からのコマンド信号を
スピーチネットワークIC回路12を介して受信するこ
とができ、非常時に対応することができる。尚、通常の
内線通話においては内線との通話はハンドセット2を上
げることによりスピーチネットワークIC回路12を閉
成して、ハンドセット2に備えられたマイクロホン及び
スピーカにより管理室親機5或いは他の居室機1’との
通話がなされる。
【0017】以上の実施例では居室機の呼出ボタンの押
下により管理室親機と拡声通話できる場合について説明
したが、本考案においては親機は制御機を介して居室機
と接続されたインターホンであればよく、例えば集合玄
関機との拡声通話を行なえるようにすることもできる。
【0018】
【考案の効果】以上の実施例からも明らかなように本考
案の集合住宅用機器は、居室機の呼出ボタンを押下する
ことによって閉成する内線通話回路とそれに接続された
拡声手段を設けると共に居室機の呼出信号を親機に送信
する居室アダプタを設置したので、管理室親機と通話す
ることができ、しかもその際に送受器を上げたり、持っ
たりすることなく拡声手段を介して通話することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による集合住宅用機器の一実施例を示す
ブロック図。
【図2】図1の集合住宅用機器の居室機の回路を示す
図。
【図3】従来の集合住宅用インターホン装置のブロック
図。
【符号の説明】
1・・・・・・居室機 3・・・・・・居室アダプタ 4・・・・・・制御機 5・・・・・・管理室親機 13・・・・・・呼出ボタン(呼出手段) 14・・・・・・制御CPU(呼出手段) 16・・・・・・スピーカ(拡声手段) 17・・・・・・拡声通話用マイクロホン(拡声手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−125699(JP,A) 特開 昭63−43457(JP,A) 実開 平4−86357(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】親機と、複数の居室機と、前記親機と前記
    居室機との通話路交換を行なう制御機とを備えた集合住
    宅用機器において、前記居室機は前記親機を呼出す呼出
    信号を送出する呼出手段と、前記呼出手段が呼出信号を
    送出したときに閉成する内線通話回路と、前記内線通話
    回路に接続された拡声手段とを備え、且つ前記居室機の
    呼出信号を前記制御機を介して前記親機に送信する居室
    アダプタを備えたことを特徴とする集合住宅用機器。
JP6605092U 1992-09-22 1992-09-22 集合住宅用機器 Expired - Lifetime JP2547249Y2 (ja)

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JPH0631263U JPH0631263U (ja) 1994-04-22
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JP5380272B2 (ja) * 2009-12-24 2014-01-08 アイホン株式会社 集合住宅インターホンシステム
JP5369132B2 (ja) * 2011-04-01 2013-12-18 パナソニック株式会社 住宅情報盤システム

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JPH0631263U (ja) 1994-04-22

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