JP2023516801A - 情報推奨方法、装置、電子機器及びプログラム - Google Patents

Abstract

情報推奨方法、装置、電子機器及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。該方法は、アプリケーションにおける対象アカウントに対する推奨命令に応じて、アプリケーションの表示インターフェースにおいて、対象アカウントと他のアカウントとのアプリケーションにおける操作能力データのギャップを表示し、対象アカウントの操作能力データに対応する案内内容を表示するステップ、を含み、案内内容は、対象アカウントの操作能力データを向上させるように案内するために使用される。【選択図】図６Ａ

Description

本出願は、２０２０年６月１７日に出願した出願番号が２０２０１０５５２９４２．６である中国特許出願に基づく優先権を主張し、該中国特許出願の全ての内容を参照により本出願に援用する。

本発明は、情報技術に関し、特に情報推奨方法、装置、電子機器及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。

アプリケーションとは、プログラミング言語を使用して作成されたソフトウェアを意味する。ユーザは、アプリケーションを操作して、アプリケーションにおける機能を実現し、例えばゲームアプリケーションを介してゲームをプレイし、映像音声アプリケーションを介して映画を再生し、オフィスアプリケーションを介してドキュメントを作成することができる。

ユーザがアプリケーションの操作方式に詳しくない場合があり、関連技術のスキームでは、通常、アカウントのアプリケーションにおける操作能力データと事前設定された数値と対比し、対比結果に基づいて対応する案内内容を表示する。しかし、該スキームでは、表示される案内内容がユーザにとって本当に必要なものであることを確保することができず、情報推奨の有効性と適切性は不十分である。

本発明の実施例の技術的手段は、以下の通りである。

本発明の実施例では、電子機器が実行する情報推奨方法であって、アプリケーションにおける対象アカウントに対する推奨命令に応じて、前記アプリケーションの表示インターフェースにおいて、前記対象アカウントと他のアカウントとの前記アプリケーションにおける操作能力データのギャップを表示し、前記対象アカウントの操作能力データに対応する案内内容を表示するステップ、を含み、前記案内内容は、前記対象アカウントの操作能力データを向上させるように案内するために使用される、情報推奨方法を提供する。

本発明の実施例では、表示モジュールを含む情報推奨装置であって、前記表示モジュールは、アプリケーションにおける対象アカウントに対する推奨命令に応じて、前記アプリケーションの表示インターフェースにおいて、前記対象アカウントと他のアカウントとの前記アプリケーションにおける操作能力データのギャップを表示し、前記対象アカウントの操作能力データに対応する案内内容を表示し、前記案内内容は、前記対象アカウントの操作能力データを向上させるように案内するために使用される、情報推奨装置を提供する。

本発明の実施例では、実行可能な命令が記憶されているメモリと、前記メモリに記憶された実行可能な命令を実行する際に、本発明の実施例に係る情報推奨方法を実現するプロセッサと、を含む、電子機器を提供する。

本発明の実施例では、実行可能な命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記命令は、プロセッサにより実行される際に、本発明の実施例に係る情報推奨方法を実現する、記憶媒体を提供する。

関連技術における情報推奨の概略図である。 関連技術におけるアプリケーションの表示インターフェースの概略図である。 本発明の実施例に係る情報推奨システムの構成の概略図である。 本発明の実施例に係るブロックチェーンネットワークと組み合わされた情報推奨システムの構成の概略図である。 本発明の実施例に係る端末装置の構成の概略図である。 本発明の実施例に係る情報推奨方法の概略フローチャートである。 本発明の実施例に係る情報推奨方法の概略フローチャートである。 本発明の実施例に係る情報推奨方法の概略フローチャートである。 本発明の実施例に係る情報推奨方法の概略フローチャートである。 本発明の実施例に係る情報推奨の概略図である。 本発明の実施例に係る比率区間及び表示効果の概略図である。 本発明の実施例に係る情報推奨の概略図である。 本発明の実施例に係る情報推奨におけるデータ処理プロセスの概略図である。 本発明の実施例に係る構成インターフェースの概略図である。 本発明の実施例に係る構成インターフェースの概略図である。 本発明の実施例に係る構成インターフェースの概略図である。

本発明の目的、技術的手段及び利点をより明確にするために、以下は、図面を参照しながら本発明の実施形態をさらに詳細に説明する。説明される実施例は、本発明を制限するものではなく、当業者は、創造的な作業を行うことなく得られる他の全ての実施例は、本発明の保護の範囲に属する。

以下の説明では、言及される「幾つかの実施例」は、全ての可能な実施例のサブセットを説明しているが、「幾つかの実施例」は、全ての可能な実施例の同一又は異なるサブセットであってもよく、矛盾しない限り、互いに組み合わせられてもよい。以下の説明では、言及される「複数」は、少なくとも２つを意味する。

特に明記されていない限り、ここで使用される全ての技術用語及び科学用語は、当業者が通常理解できる意味と同一である。本明細書で使用される用語は、単なる本発明の実施例を説明するためのものであり、本発明を制限するものではない。

本発明の実施例をさらに詳細に説明する前に、本発明の実施例に含まれる名詞及び用語を説明し、本発明の実施例に含まれる名詞及び用語は、以下の解釈に適している。

（１）アプリケーション：プログラミング言語で作成されたソフトウェアであり、実現される機能に応じてゲームアプリケーション、映像音声アプリケーション及びオフィスアプリケーションなどの様々なタイプに分類されてもよく、実装環境に応じて移動端末ＡＰＰ及びコンピュータアプリケーションなどに分類されてもよい。本発明の実施例は、情報推奨を行うアプリケーションに限定されない。

（２）対象アカウント：アプリケーションでログイン状態にあるアカウントであってもよいし、指定されたアカウントであってもよい。

（３）操作能力データ：ユーザがアカウントを介してアプリケーションを操作する操作能力を反映するデータである。様々なアプリケーションの操作能力データは、アプリケーションにおける具体的な操作に関する様々な指標データを含む。例えば、ゲームアプリケーションでは、アカウントの操作能力データは、該アカウントのゲームキャラクタのパワー、戦闘力、装備属性のうちの少なくとも１つを含んでもよい。オフィスアプリケーションでは、アカウントの操作能力データは、ユーザが該アカウントを介してオフィスアプリケーションのオフィス機能を使用する際にショートカットキーを入力した回数を含んでもよい。

（４）アカウントデータ：アカウントのアプリケーションにおける自然属性を反映する。アカウントデータは、アカウントタイプ及びアカウントレベルのうちの少なくとも１つを含んでもよい。ゲームアプリケーションの例では、ゲームアプリケーションにおいて、戦士、魔道士、射手などのゲームキャラクタの複数の職業を選択してもよく、アカウントのアカウントタイプは、該アカウントでのゲームキャラクタのゲームアプリケーションにおける職業を含んでもよい。アカウントのアカウントレベルは、該アカウントでのゲームキャラクタのレベルを含んでもよいし、該アカウントのゲームアプリケーションにおいて消費により取得されたＶＩＰ（Ｖｅｒｙ Ｉｍｐｏｒｔａｎｔ Ｐｅｒｓｏｎ：ＶＩＰ）レベルを含んでもよい。

（５）ブロックチェーン（Ｂｌｏｃｋｃｈａｉｎ）：ブロック（Ｂｌｏｃｋ）により形成された暗号化されたチェーン型のトランザクションの記憶構造である。

（６）ブロックチェーンネットワーク（Ｂｌｏｃｋｃｈａｉｎ Ｎｅｔｗｏｒｋ）：コンセンサスにより新しいブロックをブロックチェーンに組み込む一連のノードの集合である。

アプリケーションは、プログラミング言語を使用して作成されたユーザ指向のソフトウェアである。ユーザは、アプリケーションにアカウントを登録してログインすることにより、アプリケーションにおける機能を使用する。ユーザがアプリケーションの操作方式に詳しくない場合、関連技術のスキームでは、通常、アカウントの操作能力データと事前設定された数値とを対比し、比較結果に基づいて対応する全ての案内内容を表示する。図１は、関連技術における情報推奨の概略図である。ゲームアプリケーションの例では、ゲームアプリケーションにおけるアカウント（例えば図１に示されるアカウントＡ及びアカウントＢ）について、アカウントの操作能力データを情報推奨システムに送信し、情報推奨システムは、アカウントの操作能力データと事前設定された複数の数値とを対比し、対比結果に基づいて対応する案内内容を固定的に表示する。図１には、装備、ペット及びスキンに関連する案内内容が示されている。

図２は、関連技術におけるアプリケーションの表示インターフェースの概略図である。図２では、アカウントの操作能力データは、アカウントでのゲームキャラクタの戦闘力である。戦闘力について、関連する担当者（例えばゲームアプリケーションのバックグラウンドの設計者）は、例えば図２に示す２９１、３４４、４４５、５８１などの対比用の複数の数値を事前設定し、各数値に対応するタイトル及び案内内容を設定してもよい。図２では、取得されたアカウントでのゲームキャラクタの戦闘力は４７６であり、事前設定された数値４４５よりも大きいため、ゲームキャラクタのタイトルは「エキスパート」と表示され、対応する全ての案内内容が表示されている。図２では、案内内容２１は、一次カテゴリ及び二次カテゴリを含み、一次カテゴリは、「アイテム」、「ペット」及び「キャラクタ」を含み、各一次カテゴリは、複数の二次カテゴリを含む。図２には、一次カテゴリ「キャラクタ」の下の二次カテゴリ「キャラクタアチーブメント」、「アドベンチャーチームアチーブメント」、「ゲームクリア」が表示されている。

図１及び図２に示すように、関連技術のスキームには、主に次の問題がある。（１）情報の推奨は、異なるユーザを対象としておらず、ユーザのフロントエンドのエクスペリエンスが一般的すぎるため、ユーザエクスペリエンスが低い。（２）関連技術では、決定された案内内容の全てを表示インターフェースに表示する。操作能力データの次元（タイプ）が多すぎると、フロントエンドに表示される情報量が多すぎて、ユーザは効果的な情報を取得できないため、情報推奨の有効性が低く、より多くの次元に分割された操作能力データをサポートできない。（３）案内内容の参考価値は、手作業の理解度及びメンテナンスの適時性に完全に依存する。理解度が低く、或いはメンテナンスがタイムリーでない場合、表示される案内内容の参考価値が低く、ユーザによるアプリケーション操作を支援しにくい。

本発明の実施例は、情報推奨の有効性及び適切性を向上させ、ユーザによるアプリケーションの操作能力の向上を効果的に支援することができる、情報推奨方法、装置、電子機器、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。以下は、本発明の実施例に係る電子機器の例示的な応用を説明する。本発明の実施例に係る電子機器は、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータ、セットトップボックス、及び移動装置（例えば携帯電話、ポータブルミュージックプレーヤー、パーソナルデジタルアシスタント、専用メッセージングデバイス、ポータブルゲームデバイス）などの様々なタイプの端末装置として実施されてもよいし、サーバとして実施されてもよい。

電子機器は、本発明の実施例に係る情報推奨の技術を実行することにより、ギャップ及び案内内容をユーザに伝達し、補助操作アプリケーションの効果を向上させることができ、即ち、電子機器自体の補助性能を向上させることができ、補助操作が必要なアプリケーションの複数のシナリオに適する。例えば、ユーザは、オフィスアプリケーションを使用する場合、電子機器に表示されるギャップと案内内容に基づいて、ギャップに基づいて案内内容が自分にとって実際に必要なものであるか否かを迅速に判断することができる。例えば、ギャップが大きいほど、案内内容が自分にとって実際に必要なものである可能性が高くなる。このように、ユーザは、対象アカウントの操作能力データを効果的に向上させ、即ち、ユーザ自身のオフィスアプリケーションに対する操作能力を効果的に向上させることができる。別の例として、ユーザは、ゲームアプリケーションを介してゲームをプレイする場合、電子機器により表示されたギャップと案内内容に基づいて案内内容を正確に選択することで、戦闘力などのゲームキャラクタの操作能力データを向上させ、他のアカウントでのゲームキャラクタとの間の戦闘力のギャップを効果的に低減させることができる。

図３は、本発明の実施例に係る情報推奨システム１００の構成の概略図である。図３に示すように、情報推奨アプリケーションをサポートするために、端末装置４００はネットワーク３００を介してサーバ２００に接続され、サーバ２００はデータベース５００に接続されている。ここで、ネットワーク３００は、ワイドエリアネットワーク若しくはローカルエリアネットワーク、又はその２つの組み合わせであってもよい。データベースは、特定の方法で格納され、複数のユーザと共有することができ、冗長性が可能な限り少なく、アプリケーションから独立しているデータの集合を意味する。ユーザは、データベース内のデータに対して追加、照会、更新、及び削除などの操作を行うことができる。

幾つかの実施例では、端末装置４００は、本発明の実施例に係る情報推奨方法を実行することができる。例えば、端末装置４００にはアプリケーションがインストールされている。アプリケーションの動作中、端末装置４００は、アプリケーション内の対象アカウントの推奨命令に応じて、対象アカウントの操作能力データを取得し、対象アカウントと他のアカウントとの操作能力データのギャップを決定する。そして、端末装置４００は、複数の案内内容から対象アカウントの操作能力データに対応する案内内容を決定し、ギャップ及び決定された案内内容をアプリケーションの表示インターフェースに表示する。該表示インターフェースは、グラフィックインターフェース４１０に表示されている。また、端末装置４００は、複数の紹介内容から対象アカウントの操作能力データに対応する紹介内容を決定して、表示インターフェースに表示してもよい。ここで、他のアカウントの操作能力データは、端末装置４００にローカルに事前に記憶されてもよいし、端末装置４００により外部（例えばサーバ２００の分散型ファイルシステム、データベース５００又はブロックチェーンネットワーク）から取得されてもよく、案内内容及び紹介内容も同様である。

幾つかの実施例では、端末装置４００は、本発明の実施例に係る情報推奨方法を協調して実行するように、サーバ２００と組み合わせられてもよい。例えば、端末装置４００には、アプリケーションがインストールされている。アプリケーションの動作中、端末装置４００は、アプリケーション内の対象アカウントの推奨命令に応じて、対象アカウントの操作能力データを取得し、対象アカウントと他のアカウントとの操作能力データのギャップを決定する。ここで、サーバ２００は、他のアカウントの操作能力データを端末装置４００に送信し、端末装置４００は、対象アカウントの操作能力データと他のアカウントの操作能力データとをローカルで比較してギャップを取得してもよい。端末装置４００は、対象アカウントの操作能力データをサーバ２００に送信し、サーバ２００は、対象アカウントと他のアカウントとの操作能力データとのギャップを計算し、ギャップを端末装置４００に送信してもよい。ここで、サーバ２００は、データベース５００から他のアカウントのデータを取得してもよいし、サーバ２００自体の分散型ファイルシステム又はブロックチェーンネットワークから操作能力データを取得してもよく、ここで、データベース５００のみを一例にして説明する。端末装置４００は、対象アカウントの操作能力データをサーバ２００に送信してもよく、サーバ２００は、データベース５００又は他のデータ格納場所から事前設定された複数の案内内容を取得し、その中から対象アカウントの操作能力データに対応する案内内容を決定し、決定された案内内容を端末装置４００に送信する。また、サーバ２００は、データベース５００又は他のデータ格納場所から事前設定された複数の紹介内容を取得し、その中から対象アカウントの操作能力データに対応する紹介内容を決定し、決定された紹介内容を端末装置４００に送信し、アプリケーションの表示インターフェースに表示してもよい。

なお、本発明の実施例に係る情報推奨の論理は、機能的なプラグインソフトウェア、例えばアプリケーション内のインテリジェントロボットプログラムに統合されてもよい。該インテリジェントロボットプログラムは、アプリケーションにおける対象アカウントに対する推奨命令に応答して、情報推奨の関連操作を実行する。

端末装置４００は、グラフィックインターフェース４１０に情報推奨プロセスにおける様々な中間結果、例えば対象アカウントの操作能力データ、他のアカウントの操作能力データ、ギャップ、案内内容及び紹介内容などを表示してもよい。図３には、ある次元の操作能力データに対応するギャップ及び案内内容Ａ、並びに別の次元の操作能力データに対応するギャップ及び案内内容Ｂが例示的に示されている。なお、ギャップが大きいほど、対応する案内内容がユーザにとって実際に必要なものである可能性が高くなる。従って、表示する際に、情報推奨の効果を向上させるために、大きいギャップに対応する案内内容をより重要な位置に表示し、例えばより手前に表示してもよい。

幾つかの実施例では、サーバ２００は、独立した物理サーバであってもよいし、複数の物理サーバで構成されたサーバクラスター又は分散型システムであってもよいし、クラウドサービス、クラウドデータベース、クラウドコンピューティング、クラウド関数、クラウドストレージ、ネットワークサービス、クラウド通信、ミドルウェアサービス、ドメインネームサービス、セキュリティサービス、内容配信ネットワーク（Ｃｏｎｔｅｎｔ Ｄｅｌｉｖｅｒｙ Ｎｅｔｗｏｒｋ：ＣＤＮ）、並びにビッグデータ及び人工インテリジェンスプラットフォームなどの基礎的なクラウドコンピューティングサービスを提供するクラウドサーバであってもよい。クラウドサービスは、情報推奨サービスであってもよく、端末装置４００により呼び出される。これによって。端末装置４００により送信された対象アカウントの操作能力データを処理し、取得されたギャップ及び案内内容を端末装置４００に送信する。端末装置４００は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、デスクトップコンピュータ、スマートスピーカ、スマートウォッチなどであってもよいが、これらに限定されない。端末装置とサーバとは、有線又は無線の通信を介して直接又は間接的に接続されてもよいが、本発明の実施例はこれに限定されない。

図４は、本発明の実施例に係るブロックチェーンネットワークと組み合わされた情報推奨システム１１０の構成の概略図である。図４に示すように、情報推奨システム１１０は、ブロックチェーンネットワーク６００（ブロックチェーンネットワーク６００は、複数のノードを含み、例えば図４に示すようにノード６１０を含む）、認証センター７００及び電子機器８００を含む。電子機器８００は、サーバ（例えば図３に示されるサーバ２００）であってもよいし、端末装置（例えば図３に示される端末装置４００）であってもよく、実際の適用シナリオに応じて決定される。ここで、認証センター７００は、電子機器８００にデジタル証明書を発行するために使用される。

ブロックチェーンネットワーク６００のタイプは、柔軟で多様であり、例えば、パブリックチェーン、プライベートチェーン又はコンソーシアムチェーンの何れかであってもよい。パブリックチェーンの例では、端末装置やサーバなどの任意の電子機器は、許可なしにブロックチェーンネットワーク６００にアクセスすることができる。アライアンスチェーンの例では、電子機器は、許可を取得した後にブロックチェーンネットワーク６００にアクセスすることができ、この際に、ブロックチェーンネットワーク６００内の特殊なタイプのノード、即ちクライアントノードになる。なお、クライアントノードは、トランザクションを開始する（例えば、チェーン上にデータを格納し、或いはチェーン上のデータを照会するため）機能、及びブロックチェーンネットワーク６００の元のノードに対する機能、例えばソート機能、コンセンサスサービス及び元帳機能などのみを提供してもよい。クライアントノードは、デフォルト又は選択的に（例えば、特定のサービスニーズに応じて）実現されてもよい。従って、電子機器のデータ及びサービス処理ロジックは、ブロックチェーンネットワーク６００に最大限に移行してもよく、ブロックチェーンネットワーク６００を介してデータ及びサービス処理プロセスの信頼性及びトレーサビリティを実現してもよい。ブロックチェーンネットワーク６００は、クライアントノードから送信されたトランザクションを受信し、トランザクションを実行して、元帳を更新し、或いは元帳を照会する。

電子機器８００は、ブロックチェーンネットワーク６００に接続され、ブロックチェーンネットワーク６００のクライアントノードになることができ、それによって、データをチェーンにアップロードし、チェーン上のデータを照会する機能を実現する。これについて、後で詳細に説明する。本発明の実施例は、ブロックチェーン内のデータのタイプに限定されず、例えば、表示すべき内容及び数値トリガ条件を含んでもよい。

図５は、本発明の実施例に係る端末装置４００の構成の概略図である。図５に示すように、端末装置４００は、少なくとも１つのプロセッサ４１０、メモリ４５０、少なくとも１つのネットワークインターフェース４２０及びユーザインターフェース４３０を含む。端末装置における各構成要素は、バスシステム４４０を介して接続されている。なお、バスシステム４４０は、これらの構成要素間の接続通信を実現するために使用される。バスシステム４４０は、データバスに加えて、電力バス、制御バス及び状態信号バスを含む。なお、説明の便宜上、図５における各バスをバスシステム４４０と総称する。

プロセッサ４１０は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ：Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｉｇｎａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ）、又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどの信号処理機能を備えた集積回路チップであってもよい。ここで、汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ又は任意の従来のプロセッサなどであってもよい。

ユーザインターフェース４３０は、メディア内容の提示を可能にする１つ又は複数の出力装置４３１を含み、該出力装置４３１は、１つ又は複数のスピーカ及び／又は１つ又は複数の視覚的ディスプレイを含む。ユーザインターフェース４３０は、１つ又は複数の入力装置４３２をさらに含み、該入力装置４３２は、例えばキーボード、マウス、マイクロフォン、タッチスクリーンディスプレイ、カメラ、及び他の入力ボタン及びウィジェットなどのユーザ入力を容易にするユーザインターフェースコンポーネントを含む。

メモリ４５０は、取り外し可能なもの、取り外し不可能なもの、又はそれらの組み合わせであってもよい。例示的なハードウェアデバイスには、ソリッドステートメモリ、ハードドライブ、光学ドライブなどを含む。メモリ４５０は、好ましくは、プロセッサ４１０から物理的に離れた１つ又は複数のストレージデバイスを含む。

メモリ４５０は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリを含み、或いは揮発性及び不揮発性メモリの両方を含んでもよい。不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ：Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）であってもよく、揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ：Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）であってもよい。本発明の実施例で説明されるメモリ４５０は、任意の適切なタイプのメモリを含むことを意図している。

幾つかの実施例では、メモリ４５０は、様々な動作をサポートするためにデータを格納することができ、その例には、以下に例示するように、プログラム、モジュール、及びデータ構造、或いはそれらのサブセット又はスーパーセットが含まれる。

オペレーティングシステム４５１は、様々な基本システムサービスを処理し、様々な基本サービスを実装し、ハードウェアベースのタスクを処理するためのフレームワーク層、コアライブラリ層、ドライバ層などのハードウェア関連タスクを実行するためのシステムプログラムを含む。

ネットワーク通信モジュール４５２は、１つ又は複数の（有線又は無線）ネットワークインターフェース４２０を介して他の電子機器に到達する。ネットワークインターフェース４２０は、例えばブルートゥース、ワイヤレス互換性（ＷｉＦｉ）、及びユニバーサルシリアルバス（ＵＳＢ：Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｓｅｒｉａｌ Ｂｕｓ）などを含む。

提示モジュール４５３は、ユーザインターフェース４３０を介して関連付けられた出力装置４３１（例えば、ディスプレイ、スピーカなど）により情報を提示する（例えば、周辺機器を操作し、内容及び情報を表示するためのユーザインターフェース）。

入力処理モジュール４５４は、１つ又は複数の入力装置４３２のうちの１つからの１つ又は複数のユーザ入力又はインタラクションを検出し、検出された入力又はインタラクションを変換する。

幾つかの実施例では、本発明の実施例に係る情報推奨装置は、ソフトウェアで実現されてもよい。図５に示すように、メモリ４５０に記憶された情報推奨装置４５５は、プログラム及びプラグインなどの形態のソフトウェアであってもよく、表示モジュール４５５１を含む。情報推奨装置４５５内のソフトウェアモジュールは、論理的であるため、実現された機能に従って任意の組み合わせ又はさらなる分割を行ってもよい。以下は、モジュールの機能を説明する。

本発明の実施例に係る情報推奨方法は、上記の端末装置（例えば、図３に示す端末装置４００）により実行されてもよいし、端末装置及びサーバと連携して実行されてもよい。

本発明の実施例に係る電子機器の例示的な応用及び実施を参照しながら、本発明の実施例に係る情報推奨方法を説明する。

図６Ａは、本発明の実施例に係る情報推奨方法の概略フローチャートである。図６Ａに示されるステップを参照しながら該方法を説明する。

ステップ１０１において、アプリケーションにおける対象アカウントに対する推奨命令に応じて、アプリケーションの表示インターフェースにおいて、対象アカウントと他のアカウントとのアプリケーションにおける操作能力データのギャップを表示する。

ここで、端末装置には、アプリケーションがインストールされている。アプリケーションの実行中に、端末装置は、アプリケーション内の対象アカウントの推奨命令に応じて、対象アカウントの操作能力データをリアルタイムで取得する。ここで、対象アカウントは、アプリケーションにおけるログイン状態あるアカウントであってもよいし、指定された任意のアカウントであってもよい。操作能力データのタイプは、事前に設定されてもよい。例えば、ゲームアプリケーションでは、操作能力データは、アカウントでのゲームキャラクタのパワー、戦闘力及び装備属性のうちの少なくとも１つを含んでもよい。オフィスアプリケーションでは、操作能力データは、ユーザがアカウントを介してオフィス機能（例えば貼り付け機能）を利用する際にツールキットを使用した回数又はショートカットキーを入力した回数を含んでもよい。

次に、端末装置は、対象アカウントと他のアカウントとのアプリケーションにおける操作能力データのギャップ、即ち対象アカウントの操作能力データと他のアカウントの操作能力データとの差異を決定する。ここで、他のアカウントとは、アプリケーションにおける対象アカウント以外のアカウントを意味する。ギャップを決定する操作は、完全に端末装置自体により実行されてもよい。例えば、端末装置は、対象アカウントの操作能力データと他のアカウントの操作能力データとをローカルで対比して、ギャップを取得する。ギャップを決定する操作は、サーバと連携して実行されてもよい。例えば、端末装置は、対象アカウントの操作能力データをサーバに送信し、サーバは、アプリケーションのログファイルから他のアカウントの操作能力データを取得し、対象アカウントの操作能力データと他のアカウントの操作能力データとを対比してギャップを取得し、ギャップを端末装置に送信する。また、例えば、サーバは、ログファイル内の他のアカウントのデータを端末装置に送信し、端末装置は、対象アカウントの操作能力データと対象アカウントの操作能力データとをローカルで対比してギャップを取得する。

本発明の実施例は、ギャップを決定する方法に限定されない。例えば、他のアカウントに１つのアカウントのみが含まれる場合、他のアカウントの操作能力データから対象アカウントの操作能力データを減算してギャップを取得してもよい。他のアカウントに複数のアカウントが含まれる場合、まず他のアカウントの操作能力データに対して統計処理を実行して統計データを取得し、次に統計データから対象アカウントの操作能力データを減算してギャップを取得してもよい。ここで、統計データは、例えば平均値又は中央値などであってもよい。

端末装置は、対象アカウントと他のアカウントとのアプリケーションにおける操作能力データのギャップを取得した後、該ギャップをアプリケーションの表示インターフェースに表示する。本発明の実施例は、ギャップの表示方法に限定されず、例えば、アプリケーションに推奨インターフェースを事前設定し（推奨インターフェースは、アプリケーションの表示インターフェースに表示される）、端末装置は、アプリケーションにおける対象アカウントに対する推奨命令に応じて、推奨インターフェースを表示し、推奨インターフェースにギャップを表示する。

幾つかの実施例では、表示インターフェースにおける推奨エントリに対するトリガ操作を受け付けたこと、操作能力データに関連するキーワードを受信したこと、リアルタイム時間が設定された推奨時間に達したこと、アプリケーションの起動が検出されたこと、及び対象アカウントの操作能力データが設定された期間内に常に平均レベルよりも低いことのうちの少なくとも１つの条件が満たされた場合、対象アカウントに対する推奨命令を生成する。平均レベルは、他のアカウントの操作能力データの統計データ、及び同時期アカウントの操作能力データの統計データのうちの何れかを含む。ここで、同時期アカウントは、他のアカウントのうちの、登録時間と対象アカウントの登録時間との間隔が登録時間閾値よりも小さいアカウントである。

例えば、端末装置は、以下の条件のうちの少なくとも１つが満たされた場合、対象アカウントの推奨命令を生成してもよい。各条件をそれぞれ説明する。

（１）表示インターフェースにおける推奨エントリに対するトリガ操作を受け付けた。例えば、アプリケーションの表示インターフェースに推奨エントリが事前設定されており、表示インターフェースにおける該推奨エントリがトリガされたことが検出された場合、対象アカウントに対する推奨命令を生成する。ここで、本発明の実施例は、トリガ操作の具体的なタイプに限定されず、例えば、タップ又は数秒間の長押し操作などのタッチ動作であってもよいし、ジェスチャインタラクションの操作などの非タッチ操作であってもよい。

（２）操作能力データに関連するキーワードを受信した。例えば、ゲームアプリケーションでは、操作能力データに関連するキーワードは、「強くする」、「強化」及び「アップグレード」などを含んでもよい。オフィスアプリケーションでは、操作能力データに関連するキーワードは、「スキル」及び「ショートカットキー」などを含んでもよい。本発明の実施例は、キーワードの入力方法に限定されず、例えば、手書き入力又は音声入力などの方法を含んでもよい。幾つかの実施例では、ユーザが質問回答インターフェースにキーワードを入力できるように、アプリケーションにキーワードを取得するための専用の質問回答インターフェース（アプリケーションの表示インターフェースに表示される）を事前設定してもよい。

（３）リアルタイム時間が設定された推奨時間に達した。推奨時間は、実際のアプリケーションシナリオに応じて設定されてもよく、例えば、毎日午後８時に設定されてもよい。

（４）アプリケーションの起動が検出された。例えば、アプリケーションが起動されるたびに推奨命令を生成する。

（５）対象アカウントの操作能力データが設定された期間（例えば１週間又は１か月などであってもよく、実際のアプリケーションシナリオに応じて設定されてもよい）内に常に平均レベルよりも低い。ここで、平均レベルは、他のアカウントの操作能力データの統計データ、及び同時期アカウントの操作能力データの統計データのうちの何れかを含む。同時期アカウントは、他のアカウントのうちの、登録時間と対象アカウントの登録時間との間隔が登録期間閾値（例えば１週間であってもよく、実際のアプリケーションシナリオに応じて設定されてもよい）よりも小さいアカウントである。

以上のように、情報推奨の柔軟性を向上させることができる。実際のアプリケーションシナリオでは、上記の条件のうちの少なくとも１つを採用してもよい。なお、上記の条件は単なる一例であり、実際の様々なアプリケーションシナリオに応じてさらに多くの条件を拡張してもよい。

幾つかの実施例では、以下のように上記の対象アカウントと他のアカウントのアプリケーションにおける操作能力データのギャップを表示してもよい。複数のギャップ区間及び複数のギャップ区間にそれぞれ対応する表示効果を取得し、複数のギャップと複数のギャップ区間とに対してマッチング処理をそれぞれ行い、マッチングが成功したギャップ区間に対応する表示効果でギャップを表示する。ここで、表示効果は、テキスト効果及びアイコン効果のうちの少なくとも１つを含む。

例えば、事前設定された複数の互いに重複しないギャップ区間を取得してもよい。ここで、異なるギャップ区間は、異なる表示効果に対応してもよい。ここで、表示効果は、テキスト効果及びアイコン効果のうちの少なくとも１つを含んでもよい。対象アカウントと他のアカウントとのアプリケーションにおける操作能力データのギャップを取得した後、該ギャップと複数のギャップ区間とに対してマッチング処理をそれぞれ行う。該ギャップと任意の１つのギャップ区間とのマッチングが成功した（即ち、該ギャップが該任意の１つのギャップ区間内にある）場合、該任意の１つのギャップ区間に対応する表示効果で該ギャップを表示する。これによって、ギャップの表示効果をギャップ自体と適応させることができ、別の観点から推奨の有効性を向上させることができる。

ステップ１０２において、対象アカウントの操作能力データに対応する案内内容を表示する。ここで、案内内容は、対象アカウントの操作能力データを向上させるように案内するために使用される。

本発明の実施例では、端末装置は、ギャップを決定することに加えて、対象アカウントの操作能力データに対応する案内内容をさらに取得する。該案内内容は、ギャップを減らすために、対象アカウントの操作能力データを向上させるように案内するために使用される。本発明の実施例は、案内内容の形式に限定されず、例えば、テキスト、写真又はビデオであってもよい。例えば、ステージアプリケーションでは、操作能力データにゲームキャラクタの戦闘力が含まれる場合、ゲームキャラクタの戦闘力を向上させるように案内するために、案内内容は、「ステージに参加する」又は「スキンを購入する」などの事前設定されたテキストプロンプトを含んでもよい。オフィスアプリケーションでは、操作能力データにユーザがアカウントを介してオフィス機能を利用する際にツールキットを使用した回数が含まれる場合、ユーザが後で該ツールキットを使用して該オフィス機能を実現するように案内するために、案内内容は、ツールキットのアプリケーション内の位置図示を含んでもよい。操作能力データにユーザがアカウントを介してオフィス機能を利用する際にショートカットキーを使用した回数が含まれ場合、ユーザが後で該ショートカットキーを使用するように案内するために、案内内容は、テキストで表示されるショートカットキーのキーシ順序、及びショートカットキーにより実現されるオフィス機能を含んでもよい。

案内内容は、端末装置にローカルに事前記憶されてもよいし、データベース、サーバの分散型ファイルシステム及びブロックチェーンなどに記憶されてもよい。本発明の実施例は、ギャップの決定及び案内内容の取得の実行順序に限定されず、例えば同時に実行されてもよいし、１つずつ実行されてもよい。端末装置は、対象アカウントの操作能力データに対応する案内内容を取得した後、アプリケーションの表示インターフェースに案内内容を表示する。例えば、ユーザがギャップと案内内容とを同時に把握できるように、表示インターフェースにおけるギャップに関連する表示領域に案内内容を表示する。

幾つかの実施例では、任意のステップの間に、対象アカウントの操作能力データに対応する紹介内容を表示するステップをさらに含む。ここで、紹介内容は、対象アカウントの操作能力データを向上させるための向上プロセスを表す。

例えば、端末装置は、アプリケーション内の対象アカウントの推奨命令に応じて、対象アカウントの操作能力データに対応する紹介内容を取得する。ここで、紹介内容の格納場所は限定されず、紹介内容は同様にテキスト、画像、ビデオなどの形式であってもよい。紹介内容は、対象アカウントの操作能力データを向上させる向上プロセスを紹介するために使用される。例えば、ゲームアプリケーションでは、紹介内容は、特定のゲームの画像及びテキストのゲームクリアの攻略を含んでもよいし、他のゲームキャラクタが特定のスキンを装備した後のスクリーンショットを含んでもよい。オフィスアプリケーションでは、紹介内容は、ツールキット又はショートカットキーの原理の具体的な紹介を含んでもよい。紹介内容によれば、案内内容をさらに説明し、ユーザが例示的な向上プロセスを理解しやすくすることができる。

紹介内容を事前に設定することで、「操作能力データ－案内内容－紹介内容」のマッピング関係、即ち案内内容と紹介内容とをまとめて設定してもよいし、「操作能力データ－案内内容」と「操作能力データ－紹介内容」とのマッピング関係、即ち案内内容と紹介内容を個別に設定してもよい。以上のように、情報推奨の多様化を向上させ、表示された情報のユーザへの補助な効果がさらに向上させることができる。

幾つかの実施例では、案内内容はサービスエントリを含む。ステップ１０２の後、案内内容におけるサービスエントリに対するトリガ操作に応じて、複数の候補のサービスを表示するステップと、表示されたサービスの何れかに対するトリガ操作に応じて、トリガされたサービスを呼び出すステップと、をさらに含む。サービスは、対象アカウントの操作能力データを向上させるために使用される、
ここで、案内内容は、サービスエントリを含んでもよく、サービスエントリにより、対象アカウントの操作能力データを向上させるように案内することができる。例えば、端末装置は、案内内容を表示インターフェースに表示した後、案内内容におけるサービスエントリに対するトリガ操作に応じて、複数の候補サービスを表示する。ここで、サービスは、対象アカウントの操作能力データを向上させるために使用される。なお、ここで、サービスを表示してもよく、実際の応用シナリオに応じて決定される。次に、端末装置は、任意の１つのサービスに対するトリガ操作に応じて、トリガ操作によりトリガされたサービスを呼び出し、対象アカウントの操作能力データを向上させる。場合によっては、例えば、候補のサービスが１つしかない場合、端末装置は、デフォルトで該サービスを表示せず、該サービスを直接呼び出してもよい。

例えば、ゲームアプリケーションでは、サービスエントリが「強化」の標示であってもよい。ユーザが「強化」の標示をトリガ（例えばタップ）したことが検出された場合、端末装置は、事前設定されたステージインターフェースを表示し（アプリケーションの表示インターフェースに表示する）、ステージインターフェースに複数の候補のステージを表示する。ユーザは、ステージを選択してプレイすることで、対象アカウントでのゲームキャラクタの戦闘力を向上させることができる。ステージに入ることは、サービスを呼び出すことである。ユーザが該「強化」の標示をトリガしたことが検出された場合、端末装置は、事前設定された商店インターフェースを表示し（アプリケーションの表示インターフェースに表示する）、商店インターフェースに複数の候補のスキンを表示してもよい。ユーザは、スキンを選択して購入することで、対象アカウントでのゲームキャラクタの戦闘力を向上させることができる。スキンを購入することは、サービスを呼び出すことである。別の例として、オフィスアプリケーションでは、サービスエントリは、「チュートリアル」の標示であってもよい。ユーザが「チュートリアル」の標示をトリガしたことが検出された場合、端末装置は、ツールキット又はショートカットキーの使用の複数のチュートリアルを表示し、ユーザは、チュートリアルの何れかを選択して再生することで、ツールキット又はショートカットキーの使用方法を学習することができる。チュートリアルを再生することは、サービスを呼び出すことである。チュートリアルの形式は、画像及びテキストのチュートリアル又はビデオのチュートリアルなどを含んでもよいが、これらに限定されない。案内内容にサービスエントリが含まれる場合、紹介内容は、案内内容に対応するサービスの呼び出しプロセスを表すために使用されてもよい。

図６Ａに示すように、本発明の実施例は、ギャップと案内内容とを同時に表示することによって、案内内容のユーザへの参考価値を明確化することができる。例えば、表示されるギャップが大きいほど、対応する案内内容がユーザにとって実際に必要なものである可能性が高くなる。これによって、ユーザは、案内内容を閲覧するか否かを迅速に選択することができるため、情報推奨の有効性を向上させることができる。また、対象アカウントの操作能力データに基づいてギャップを計算することで、様々な対象アカウント（様々なユーザ）への適切性を向上させることができる。

図６Ｂは、本発明の実施例に係る情報推奨方法の概略フローチャートである。幾つかの実施例では、図６Ｂに示すように、図６Ａに示されるステップ１０１は、ステップ２０１に置き換えられてもよい。ステップ２０１において、アプリケーションにおける対象アカウントに対する推奨命令に応じて、アプリケーションの表示インターフェースにおいて、ギャップの表示順序に従って、対象アカウントと他のアカウントとのアプリケーションにおける複数の次元の操作能力データのギャップを順次表示する。

ここで、操作能力データは複数の次元を含むように事前設定されてもよい。例えば、ゲームアプリケーションでは、操作能力データは、アカウントでのゲームキャラクタのパワー、戦闘力及び生命値（ＨＰ）などを含む。オフィスアプリケーションでは、操作能力データは、複数のアプリケーション機能ごとに、ツールキットを使用した回数又はショートカットキーを入力した回数を含んでもよい。端末装置は、アプリケーションにおける対象アカウントに対する推奨命令に応じて、対象アカウントのアプリケーションにおける複数の次元の操作能力データを取得する。各次元の操作能力データについて、端末装置は、対象アカウントと他のアカウントとの該次元の操作能力データのギャップを決定する。次に、ギャップの表示順序に従って、複数の次元の操作能力データに対応するギャップを順次表示する。ここで、ギャップの表示順序は、ギャップの降順であってもよい。例えば、パワー、戦闘力及び生命値に対応するギャップが増加することに伴い、アプリケーションの表示インターフェースにパワー、戦闘力及び生命値に対応するギャップを順次表示する。本発明の実施例は、順次表示する実際の方式に限定されず、例えばリストの方式であってもよく、ギャップが大きいほど、リストにおける位置がより上位になる（即ち、より明確になる）。

幾つかの実施例では、ギャップの表示順序に従って、対象アカウントと他のアカウントとのアプリケーションにおける複数の次元の操作能力データのギャップを順次表示する前に、ログファイルから、対象アカウントが各次元の操作能力データを向上させる向上頻度を取得するステップと、任意の１つの次元の操作能力データの向上頻度と該任意の１つの次元の操作能力データのギャップとに対して融合処理を行い、該任意の１つの次元の融合結果を取得するステップと、複数の次元にそれぞれ対応する融合結果に対して並び替え処理を行い、ギャップの表示順序を取得するステップと、をさらに含む。

ここで、アカウントが各次元の操作能力データを向上させるための向上レコードは、アプリケーション実行中に生成されたログファイルに記録されてもよい。各向上レコードは、呼び出されたサービス、向上前の操作能力データ、向上後の操作能力データ及び記録時間を含んでもよい。端末装置は、アプリケーションにおける対象アカウントに対する推奨指示に応じて、ローカルのログファイルから、対象アカウントが各次元の操作能力データを向上させるための向上レコードを取得する。

次に、各次元の操作能力データについて、設定された記録期間内の向上レコードを選別し、選別された向上レコードの数と記録期間との比率を該次元の操作能力データの向上頻度とする。ここで、記録期間は、実際の応用シナリオに応じて設定されてもよい。例えば、戦闘力について、現在から１か月以内の向上レコードを選別し、３０個の向上レコードが選択された場合、戦闘力の向上頻度である３０回／月を取得してもよい。向上頻度が高いほど、ユーザが対応する次元の操作能力データをより重要視することを意味する。従って、各次元の操作能力データについて、該次元の操作能力データの向上頻度と該次元の操作能力データのギャップとに対して融合処理を行い、該次元の融合結果を取得する。該融合結果と該向上頻度とは正の相関関係にあり、該融合結果と該ギャップとは正の相関関係にある。例えば、戦闘力の向上頻度と戦闘力のギャップとに対して乗算処理を行い、戦闘力の融合結果を取得してもよい。なお、融合処理は、加算処理又は指数処理であってもよく、これらに限定されない。

各次元の操作能力データの融合結果を取得した後、複数の融合結果に対して並び替え処理を行い、取得されたシーケンスを融合結果に対応するギャップの表示順序とする。ここで、並び替え処理は、降順に従うものであってもよいし、他の順序に従うものであってもよい。例えば、並び替え処理により取得されたシーケンスが「戦闘力の融合結果－パワーの融合結果－生命値の融合結果」である場合、ギャップの表示順序も「戦闘力のギャップ－パワーのギャップ－生命値のギャップ」となる。上記の方法により、アカウントの操作能力データに対する向上頻度に基づいてギャップの表示順序を取得することで、対象アカウントへの適切性をさらに向上させ、ユーザの異なる次元の操作能力データを向上させる傾向に適合することができる。

図６Ｂでは、図６Ａに示されるステップ１０２は、ステップ２０２に置き換えられてもよい。ステップ２０２において、複数の次元のうちの各次元について、次元の操作能力データのギャップに関連する表示領域において、対象アカウントの次元での操作能力データに対応する案内内容が表示する。

ここで、各次元の操作能力データについて、該次元の操作能力データのギャップに関連する表示領域に、該次元の操作能力データに対応する案内内容を表示する。リストの例では、リストの１行目には、生命値に対応するギャップ及び生命値に対応する案内内容が含まれ、２行目には、戦闘力に対応するギャップ及び戦闘力に対応する案内内容が含まれ、３行目には、パワーに対応するギャップ及びパワーに対応する案内内容が含まれる。ここで、生命値、戦闘力及びパワーにそれぞれ対応するギャップは、次第に減少する。このように、各次元に対応するギャップ及び対応する案内内容が相互に関連する形で表示インターフェースに表示されることを保証すると共に、異なる次元にもある程度の区別性がある。

なお、アプリケーションの表示インターフェースのサイズにより制限されているため、設定された数の次元の操作能力データに対応するギャップ及び対応する案内内容が表示されるまで、ギャップの表示順序に従って、複数の次元の操作能力データに対応するギャップ及び対応する案内内容を順次表示してもよい。その上で、表示インターフェースに対するスライド操作を受け付けた場合、表示されていない次元の操作能力データに対するギャップ及び対応する案内内容を表示するようにさらに構成されてもよい。上記の例では、例えば、設定された数が２であり、即ちリストの合計２行が表示されている場合、リストの１行目に生命値に対応するギャップ及び生命値に対応する案内内容を表示し、２行目に戦闘力に対応するギャップ及び戦闘力に対応する案内内容を表示してもよく、ユーザは、リストをスライドすることで、リストにパワーに対応するギャップ及びパワーに対応する案内内容を表示してもよい。

図６Ｂに示すように、本発明の実施例は、表示インターフェースにおいてより重要なギャップ及び案内内容を優先的に表示することによって、情報推奨の有効性をさらに向上させ、ユーザが自分のニーズによりよく適合する案内内容を選択することができる。

図７Ａは、本発明の実施例に係る情報推奨方法の概略フローチャートである。以下は、図３に示される端末装置及びサーバを含む構成を参照しながら、図７Ａに示されるステップを説明する。

ステップ３０１において、サーバは、ログファイルから他のアカウントの操作能力データを取得する。

ここで、ログファイルは、アプリケーション内の各アカウントの操作能力データ、及び操作能力データを記録する記録時間を含んでもよい。本発明の実施例は、ログファイルの記憶場所に限定されず、例えば、データベース、分散型ファイルシステム又はブロックチェーンネットワークであってもよい。端末装置は、対象アカウントのアカウントＩＤ（識別子）をサーバに事前に送信してもよく、これによって、サーバは、対象アカウント以外の他のアカウントを決定し、ログファイルから他のアカウントの操作能力データを取得する。ここで、対象アカウントは、アプリケーションにおけるログイン状態にあるアカウントであってもよいし、指定された任意のアカウントであってもよい。ここで、ログファイルにはアプリケーションの各アカウントの過去の操作能力データが複数記録されているため、サーバは、ログファイルから他のアカウントの最新の操作能力データを取得することで、データの有効性を確保することができる。

幾つかの実施例では、ステップ３０１の後、リアルタイム時間から期間閾値を減算し、破棄時間を取得するステップと、ログファイルから他のアカウントの操作能力データの記録時間を取得するステップと、他のアカウントの操作能力データのうちの、記録時間が破棄時間よりも早い操作能力データを破棄するステップと、をさらに含む。

ここで、サーバは、取得操作を行うリアルタイム時間から設定された期間閾値を減算し、破棄時間を取得してもよい。ここで、取得操作は、他のアカウントの操作能力データを取得する操作であり、期間閾値は、実際の応用シナリオに応じて設定されてもよい。サーバは、ログファイルから他のアカウントの操作能力データを取得する際に、他のアカウントの操作能力データの記録時間を同時に取得してもよい。

一部のアカウントは長期的に非アクティブ化された状態にある可能性があり、それらの操作能力データは代表的ではないため、本発明の実施例では、そのようなアカウントの操作能力データをフィルタリング（破棄）してもよい。例えば、サーバは、取得された他のアカウントの操作能力データにおいて、記録時間が破棄時間よりも早い操作能力データを決定し、決定された操作能力データを破棄する。なお、サーバは、ステップ３１０において、他のアカウントの、記録時間が破棄時間よりも早くない操作能力データのみを取得してもよい。即ち、取得操作を実行すると同時に、操作能力データをフィルタリングしてもよい。以上により、取得された操作能力データの有効性をさらに向上させることができる。

ステップ３０２において、サーバは、他のアカウントの操作能力データに対して統計処理を行い、統計データを取得し、統計データを端末装置に送信する。

本発明の実施例は、統計処理の方法に限定されず、例えば、得られた統計データは、他のアカウントの操作能力データの平均値、中央値、最頻値、最小値又は最大値などであってもよい。サーバは、統計データを取得した後、統計データを端末装置に送信する。

ここで、サーバは、定期的にステップ３１０及び３０２を実行し、取得された統計データを端末装置に送信して、端末装置に格納された統計データの有効性を向上させてもよい。なお、サーバは、ログファイル内の他のアカウントの操作能力データを端末装置に送信してもよく、端末装置は、ローカルで統計処理を実行して統計データを取得してもよい。同様に、端末装置は、定期的にログファイルから他のアカウントの操作能力データを取得し、統計処理を実行して統計データを取得してもよい。また、他のアカウントの操作能力データを含むログファイルを端末装置にローカルに記憶してもよい。これによって、端末装置は、ローカルのログファイルから他のアカウントの操作能力データを直接取得し、統計処理を実行することができる。

ステップ３０３において、端末装置は、アプリケーションにおける対象アカウントに対する推奨命令に応じて、対象アカウントの操作能力データと統計データとのギャップを、対象アカウントと他のアカウントとの操作能力データのギャップとして決定する。

ここで、端末装置は、アプリケーションにおける対象アカウントに対する推奨指示に応じて、対象アカウントの操作能力データをリアルタイムで取得し、対象アカウントの操作能力データと統計データとのギャップを、対象アカウントと他のアカウントとの操作能力データのギャップとして計算する。例えば、端末装置は、対象アカウントの操作能力データと統計データとの比率を決定し、該比率が小さいほど、対象アカウントの操作能力データと統計データとのギャップが大きくなる。

ステップ３０４において、端末装置は、対象アカウントの操作能力データをサーバに送信する。

ここで、端末装置は、アプリケーションにおける対象アカウントに対する推奨命令に応じて、リアルタイムで取得された対象アカウントの操作能力データをサーバに送信する。この方式に加えて、サーバは、対象アカウントのアカウントＩＤに従って、ログファイルから対象アカウントの操作能力データを取得してもよい。

なお、本発明の実施例は、ギャップを決定するステップと対象アカウントの操作能力データをサーバに送信するステップとの間の実行順序に限定されず、例えば、同時に実行されてもよいし、順次実行されてもよい。

ステップ３０５において、サーバは、操作能力データに対応する複数の表示すべき内容及び各表示すべき内容に対応する数値トリガ条件を取得する。ここで、表示すべき内容は、案内内容及び紹介内容のうちの少なくとも１つを含み、紹介内容は、対象アカウントの操作能力データを向上させるための向上プロセスを表す。

ここで、サーバは、データベース、分散型ファイルシステム又はブロックチェーンネットワークから、操作能力データに対応する複数の表示すべき内容、及び各表示すべき内容に対応する数値トリガ条件を取得する。ここで、表示すべき内容は、案内内容及び紹介内容のうちの少なくとも１つを含み、数値トリガ条件は、手動で設定されてもよいし、特定の論理に従って生成されてもよい。

幾つかの実施例では、ステップ３０５の前に、ログファイルから他のアカウントの操作能力データに関する向上レコードを取得するステップであって、向上レコードは、呼び出されたサービス及び向上前の操作能力データを含み、サービスは、操作能力データを向上させるために使用される、ステップと、向上レコードにおけるサービスと表示すべき内容に対応するサービスとが同一である場合、向上レコードにおける向上前の操作能力データをサンプルデータとして決定するステップと、操作能力データに対応する複数の設定数値区間を取得し、各設定数値区間に対応するサンプルデータの数を決定するステップと、設定数値区間に対応するサンプルデータの数が数条件を満たした場合、設定数値区間を前記表示すべき内容に対応する数値トリガ条件として決定するステップと、をさらに含む。

ここで、サーバは、ログファイルから他のアカウントの操作能力データに関する向上レコードを取得する。各向上レコードは、少なくとも、呼び出されたサービス、及び向上前の操作能力データを含む。ここで、サービスは、操作能力データを向上させるために使用される。操作能力データについて、複数の表示すべき内容を事前に設定し、各表示すべき内容に対応する少なくとも１つのサービスを設定する。例えば、ゲームアプリケーションでは、戦闘力について、表示すべき内容Ａ及びＢ、表示すべき内容Ａに対応するスキンＡ１及びＡ２、表示すべき内容Ｂに対応するスキンＢ１及びＢ２を事前に設定する。

任意の１つの表示すべき内容の例では、取得された向上レコードごとに、向上レコードにおけるサービスと表示すべき内容に対応するサービスの何れかと同一である場合、向上レコードに含まれる向上前の操作能力データをサンプルデータとして決定する。同時に、操作能力データに対応する複数の互いに重複していない設定数値区間を取得する。例えば、戦闘力の値の範囲は０～１０００である場合、該値の範囲を１０個の等しい部分に分割し、１０個の設定数値区間を取得してもよい。なお、設定数値区間の分割方法は、実際の適用シナリオに応じて決定されてもよく、これに限定されない。設定数値区間ごとに、設定数値区間内にあるサンプルデータの数を決定する。ある設定数値区間に対応するサンプルデータの数が数条件を満たした場合、該設定数値区間を該任意の１つの表示すべき内容に対応する数値トリガ条件として決定する。数値条件は、例えば設定された数値閾値よりも大きいことであってもよいし、設定数値区間に対応するサンプルデータの数が全ての設定数値区間のうちの上位Ｎ番目にランク付けされることであってもよく、Ｎは０より大きい整数である。上記のビッグデータの分析手法と他のアカウントの向上レコードに基づいて数値トリガ条件を決定することで、最終的に得られた数値トリガ条件の正確性及び合理性を向上させることができる。

幾つかの実施例では、以下のように、サーバが操作能力データに対応する複数の表示すべき内容及び各表示すべき内容に対応する数値トリガ条件を取得するステップを実現してもよい。サーバは、ブロックチェーンネットワークにおけるノードが照会要求を受信した場合、ブロックチェーンにおいて対象アカウントのアカウントＩＤに対応する複数の表示すべき内容及び各表示すべき内容に対応する数値トリガ条件を照会し、且つ照会結果を返すように、ブロックチェーンネットワークにアカウントＩＤを含む照会要求を送信する。ここで、表示すべき内容は、操作能力データに対応する。

本発明の実施例は、ブロックチェーン技術と組み合わせて実現されてもよい。ブロックチェーンは、分散型データストレージ、ポイントツーポイント送信、コンセンサスメカニズム、及び暗号化アルゴリズムなどのコンピュータ技術の新しい応用モードである。ブロックチェーンは、本質的に分散型データベースであり、暗号化方式を使用して生成された関連付けられた一連のデータブロックである。各データブロックには、情報の有効性を検証し（偽造防止）、次のブロックを生成するためのネットワークトランザクション情報のバッチが含まれる。ブロックチェーンは、ブロックチェーン基盤プラットフォーム、プラットフォーム製品サービス層、及びアプリケーションサービス層を含んでもよい。

ブロックチェーン基盤プラットフォームは、ユーザ管理、基本サービス、スマートコントラクト、運用監視などの処理モジュールを含んでもよい。ここで、ユーザ管理モジュールは、公開鍵と秘密鍵の生成の維持（アカウント管理）、鍵管理、及びユーザの実際のＩＤとブロックチェーンアドレスの間の対応する関係の維持を含む、全てのブロックチェーン参加者のＩＤ情報管理を担当し、承認されると、幾つかの実際のＩＤのトランザクションを監視及び監査し、リスク制御のルール構成（リスク制御監査）を提供する。基本サービスモジュールは、全てのブロックチェーンノードデバイスに展開され、サービス要求の有効性を検証し、有効な要求に関するコンセンサスを完了した後、それらをストレージに記録し、新しいサービス要求の場合、基本サービスは最初に分析と認証処理のためにインターフェースを適応させ（インターフェース適応）、次にコンセンサスアルゴリズム（コンセンサス）によってサービス情報を暗号化し、暗号化後、共有元帳に完全かつ一貫して送信し（ネットワーク通信）、レコードを記憶する。スマートコントラクトモジュールは、コントラクトの登録と発行、及びコントラクトのトリガと実行を担当する。開発者は、プログラミング言語を介してトランザクションロジックを定義し、ブロックチェーン上で公開（トランザクション登録）し、トランザクション条件のロジックに従って、キー又はその他のイベントを呼び出して実行をトリガし、トランザクションロジックを完了し、トランザクションのアップグレードとキャンセルの機能を提供する。運用監視モジュールは、主に製品リリースプロセスでの展開、構成の変更、トランザクション設定、クラウドの適応、及び製品操作のリアルタイムステータスの視覚的出力、例えば警告、ネットワーク状態の監視、ノード機器の状態などの監視を担当する。

本発明の実施例では、ブロックチェーンは、複数のアカウントに対応する表示すべき内容及び数値トリガ条件を記憶してもよい。以下は、電子機器がブロックチェーンネットワークにアクセスして、表示すべき内容及び数値トリガ条件を照会することを一例にして、ブロックチェーンネットワークの例示的な応用を説明する。ここで、表示すべき内容は、案内内容又は紹介である。

説明の便宜上、図４に示される構成を参照しながら説明する。電子機器８００（例えばサーバ又は端末装置）は、ブロックチェーンネットワーク６００にアクセスし、ブロックチェーンネットワーク６００のクライアントノードになる。電子機器８００は、表示すべき内容及び数値トリガ条件を照会する必要がある場合、対象アカウントのアカウントＩＤを含む照会要求をトランザクションの形でブロックチェーンネットワークに送信する。トランザクションでは、照会操作を実現するために呼び出されるスマートコントラクト及びスマートコントラクトに渡されるパラメータが指定されている。トランザクションは、電子機器８００により署名されたデジタル署名（例えば、電子機器８００のデジタル証明書を使用してトランザクション要約を暗号化することによって取得される）を搬送し、トランザクションをブロックチェーンネットワーク６００にブロードキャストする。ここで、デジタル証明書は、電子機器８００により認証センター７００に登録することによって取得されてもよい。

ブロックチェーンネットワーク６００のノード６１０は、トランザクションを受信すると、トランザクションにより搬送されるデジタル署名を検証し、デジタル署名の検証が成功した後、トランザクションにより搬送される電子機器８００のＩＤに基づいて、トランザクション権限があるか否かを確認し、デジタル署名及び権限検証うちのの何れかによりトランザクションが失敗したと判断する場合がある。検証が成功した後、ノード６１０自体のデジタル署名が署名され、ブロックチェーンネットワーク６００でブロードキャストされ続ける。

ブロックチェーンネットワーク６００におけるソート機能を備えるノード６１０は、検証が成功したトランザクションを受信した後、トランザクションを新しいブロックに埋め、ブロックチェーンネットワーク６００におけるコンセンサスサービスを提供するノードにブロードキャストする。

ブロックチェーンネットワーク６００におけるコンセンサスサービスを提供するノード６１０は、合意に達するために新しいブロックに対してコンセンサスプロセスを実行し、元帳機能を提供するノード６１０は、新しいブロックをブロックチェーンの末尾に追加し、新しいブロックにおけるトランザクションを実行する。表示すべき内容及び数値トリガ条件を照会するトランザクションについて、状態データベースからアカウントＩＤに対応する表示すべき内容及び数値トリガ条件を照会し、照会された表示すべき内容及び数値トリガ条件を電子機器８００に送信する。なお、状態データベースはキーと値のペアの形式でデータを格納し、状態データベースに記憶されたデータは、通常、ブロックチェーンに記憶されたデータと同一である。照会トランザクションを応答する際に、状態データベースにおけるデータを優先的に応答することで、応答効率を向上させることができる。なお、状態データベースがない場合、ブロックチェーン内のデータに基づいて直接応答を行う。

照会の前に、アプリケーションの関係者（例えばバックグラウンドエンドの設計者）は、アカウントＩＤ、アカウントＩＤに対応する表示すべき内容、及び表示すべき内容に対応する数値トリガ条件をチェーンにアップロードする必要がある。チェーンにアップロードするプロセスは、上記の照会プロセスと同様である。例えば、アプリケーションの関係者は、所持する電子機器（クライアントノード又は元のノードであってもよい）を介して、アカウントＩＤ、アカウントＩＤに対応する表示すべき内容、及び表示すべき内容に対応する数値トリガ条件をコミットするためのトランザクションを生成し、トランザクションをブロックチェーンネットワーク６００にブロードキャストする。ブロックチェーンネットワーク６００内のノード６１０は、トランザクションを検証し、ブロックを埋め、コンセンサスに同意した後、元帳機能を提供するノード６１０は、埋められた新しいブロックをブロックチェーンの末尾に追加し、新しいブロックにおけるトランザクションを実行する。即ち、アカウントＩＤ、アカウントＩＤに対応する表示すべき内容、及び表示すべき内容に対応する数値トリガ条件をコミットするためのトランザクションについて、アカウントＩＤ、アカウントＩＤに対応する表示すべき内容、及び表示すべき内容に対応する数値トリガ条件を状態データベースに記憶する。なお、異なるアカウント（アカウントＩＤ）について、アカウントごとに、対応する表示すべき内容及び表示すべき内容に対応する数値トリガ条件を個別に設定してもよいし、複数のアカウントについて、対応表示すべき内容及び表示すべき内容に対応する数値トリガ条件をまとめて設定してもよく、実際のサービスシナリオに応じて決定される。ブロックチェーン内のデータは改ざんできないため、上記の方法により、取得された表示すべき内容及び数値トリガ条件の正確性を確保することができる。

ステップ３０６において、対象アカウントの操作能力データが数値トリガ条件の何れかを満たした場合、サーバは、満たされた数値トリガ条件に対応する表示すべき内容を決定し、決定された表示すべき内容を端末装置に送信する。

サーバは、対象アカウントの操作能力データと取得された各数値トリガ条件とに対して個別にマッチングを行う。対象アカウントの操作能力データが何れかの数値トリガ条件を満たした場合、サーバは、満たした数値トリガ条件に対応する表示すべき内容を決定し、端末のアプリケーションの表示インターフェースに表示するように、決定された表示すべき内容を端末装置に送信する。なお、端末装置が複数の表示すべき内容及び各表示すべき内容に対応する数値トリガ条件を取得した場合、端末装置は、操作能力データと数値トリガ条件とに対してマッチングを行ってもよい。

ステップ３０７において、端末装置は、アプリケーションの表示インターフェースに、対象アカウントと他のアカウントとのアプリケーションにおける操作能力データのギャップ、及び対象アカウントの操作能力データに対応する表示すべき内容を表示する。

ここで、端末装置は、アプリケーションの表示インターフェースに、サーバから取得されたギャップ及び表示すべき内容を表示する。

図７Ａに示すように、本発明の実施例では、端末装置は、サーバのコンピューティング機能を使用して情報推奨を実現するように、サーバとインタラクションを行ってもよい。なお、図７Ａは、単なる情報推奨の一例であり、端末装置は、サーバを介することなく、ローカルで情報推奨を実現してもよい。

図７Ｂは、本発明の実施例に係る情報推奨方法の概略フローチャートである。幾つかの実施例では、図７Ｂに示すように、図７に示されるステップ３０２は、ステップ４０１～ステップ４０３により実現されてもよく、以下は各ステップを説明する。

ステップ４０１において、サーバは、対象アカウントのアプリケーションにおけるアカウントデータ及び他のアカウントのアプリケーションにおけるアカウントデータを取得する。ここで、アカウントデータは、アカウントタイプ及びアカウントレベルのうちの少なくとも１つを含む。

ここで、ログファイルは、アプリケーション内の各アカウントのアカウントデータをさらに記憶している。サーバは、ログファイルから他のアカウントのアカウントデータを取得し、端末装置により送信された対象アカウントのアカウントデータを取得してもよい。なお、サーバは、ログファイルから対象アカウントのアカウントデータを取得してもよい。

アカウントデータは、アカウントタイプ及びアカウントレベルのうちの少なくとも１つを含む。例えば、ゲームアプリケーションでは、アカウントタイプは、ゲームキャラクタの職業であり、アカウントレベルは、ゲームキャラクタのレベルであってもよいし、アカウントのゲームアプリケーションにおいて消費を行って取得されたＶＩＰレベルであってもよい。オフィスアプリケーションでは、アカウントタイプは、個人タイプと商用タイプを含んでもよく、アカウントレベルは、作業スキルレベルであってもよい。

ステップ４０２において、サーバは、他のアカウントのうちの各アカウントを走査し、走査されたアカウントのアカウントデータと対象アカウントのアカウントデータと同一である場合、走査されたアカウントを対比アカウントとして決定する。

ここで、対象アカウントのアカウントデータに基づいて他のアカウントを選別する。例えば、他のアカウントの各アカウントを走査し、走査されたアカウントのアカウントデータと対象アカウントのアカウントデータと同一である場合、区別しやすくするように、走査により得られたアカウントを対比アカウントとする。

幾つかの実施例では、ステップ４０２の後、処理すべきアカウントと友達関係にあるアカウントを処理すべきアカウントの友達関係ネットワークに追加するステップと、設定された停止条件が満たされるまで、友達関係ネットワークにおけるアカウントと友達関係にある新しいアカウントを友達関係ネットワークに追加するステップであって、処理すべきアカウントは、対比アカウント及び前記対象アカウントのうちの何れかを含む、ステップと、対比アカウントの友達関係ネットワークと対象アカウントの友達関係ネットワークとのアカウント一致度が一致度閾値よりも小さい場合、対比アカウントの操作能力データを破棄するステップと、をさらに含む。

本発明の実施例では、友達関係に従って対比アカウントをさらに選別してもよい。例えば、処理すべきアカウントと友達関係にあるアカウントを、処理すべきアカウントの友達関係ネットワークに追加し、友達関係ネットワークに対して反復処理を行う。各反復処理において、設定された停止条件が満たされるまで、友達関係ネットワーク内のアカウントと友達関係にある新しいアカウントを友達関係ネットワークに追加する。ここで、処理すべきアカウントは、対象アカウント及び対比アカウントのうちの何れかを含む。停止条件は、友達関係ネットワーク内のアカウント数が設定されたアカウント数の閾値に達したことであってもよいし、設定された反復回数の閾値を達したことであってもよいが、これらに限定されない。なお、本発明の実施例に係る友達関係ネットワークは、ネットワーク構造ではなく、アカウントの集合を意味する。

以上のことにより、対象アカウントに対応する友達関係ネットワーク、及び各対比アカウントに対応する友達関係ネットワークを構築してもよい。対比アカウントごとに、対比アカウントの友達関係ネットワークと対象アカウントの友達関係ネットワークとのアカウント一致度を決定し、アカウント一致度が設定された一致度閾値よりも小さい場合、該対比アカウントの操作能力データを破棄する。ここで、アカウント一致度は、実際の応用シナリオに応じて設定されてもよい。アカウント一致度は、２つの友達関係ネットワーク内の同一のアカウントの数／２つの友達関係ネットワークに含まれるアカウントの総数であってもよい。例えば、対象アカウントに対応する友達関係ネットワークＡに含まれるアカウントの数が１０個であり、対比アカウントに対応する友達関係ネットワークＢに含まれるアカウントの数が１０個であり、友達関係ネットワークＡと友達関係ネットワークＢとにおける同一のアカウントの数が５である場合、友達関係ネットワークＡと友達関係ネットワークＢとのアカウント一致度は５／（１０＋１０）である。友達関係にあるアカウントは、操作能力データを向上させる傾向が同一又は類似している可能性が高いため、上記の方法は、対比アカウントの参考価値をさらに向上させ、他のアカウントの操作能力データを効果的なフィルタリングすることができる。

ステップ４０３において、サーバは、対比アカウントの操作能力データに対して統計処理を行い、統計データを取得し、統計データを端末装置に送信する。

ここで、サーバは、選択された全ての対比アカウントの操作能力データに対して統計処理を実行し、統計データを取得し、統計データを端末装置に送信する。場合によっては、端末装置は、統計データを取得するために、ローカルでステップ４０１～４０３を実行してもよい。

図７Ｂに示すように、本発明の実施例では、対象アカウントのアカウントデータに基づいて他のアカウントを選別（フィルタリング）することで、より参考価値のある対比アカウントを取得することができるため、対象アカウントに対して効果的な横断的な対比を行うことができ、最終的に取得された統計データの正確性を向上させることができる。

以下は、本発明の実施例の実際の応用シナリオにおける例示的な応用を説明する。説明の便宜上、ゲームアプリケーションを一例にして説明する。本発明の実施例に係る情報推奨の技術は、ゲームアプリケーションのインテリジェントロボットプログラムに統合され、インテリジェントロボットプログラムに埋め込まれた「強化」推奨システムとされてもよい。「強化」推奨システムは、ユーザがアカウント内のゲームキャラクタの属性データを効果的に強化するように案内し、即ち情報推奨機能を実現することができる。

図８は、本発明の実施例に係る情報推奨の概略図である。図８に示すように、まず対象アカウントは「強化」推奨システムに入る。例えば、ゲームアプリケーションのメインインターフェースには、推奨エントリが設定されている。推奨エントリがユーザによりトリガされた（例えばタップ）ことが検出された場合、ゲームアプリケーションにおけるログイン状態にあるアカウント（即ち、対象アカウント）が「強化」推奨システムに入ったと決定する。対象アカウントが「強化」推奨システムに入ったことを検出された場合、インテリジェントロボットプログラムは、設定されたポートを介して対象アカウントでのゲームキャラクタの属性データをリアルタイムで取得する。ここで、属性データは、ゲームアプリケーションの関係者（例えば設計者）によりゲームアプリケーションの実際のニーズに応じて定義されてもよい。属性データは、２つのタイプを含んでもよい。１つは、ゲームアプリケーションにおける自然属性データ（上記のアカウントデータに対応する）であり、例えば、ゲームキャラクタの職業、レベル及びＶＩＰレベルなどを含んでもよい。もう１つは、推奨属性データ（上記の操作能力データに対応する）であり、例えば、ゲームキャラクタのパワー、戦闘力、スキン点数などを含んでもよい。

インテリジェントロボットプログラムは、ゲームアプリケーションのログファイルから他のアカウントでのゲームキャラクタの属性データを取得し、対象アカウントの自然属性データに基づいて他のアカウントをフィルタリングしてもよい。例えば、他のアカウントのうちの、ＶＩＰレベルが対象アカウントと同一のアカウントをフィルタリングにより取得する。フィルタリングにより取得されたアカウントは、上記の対比アカウントに対応する。次に、フィルタリングにより取得されたアカウントの推奨属性データに対して統計処理を実行して統計データを取得する。統計データは、例えば平均値又は中央値などであってもよい。なお、複数の次元の推奨属性データがあり、例えば推奨属性データにパワー、戦闘力及びスキン点数が含まれる場合、各次元の推奨属性データについて、対応する次元の統計データを個別に計算する。また、アカウントのフィルタリング及び統計データの計算のプロセスは、対象アカウントが「強化」推奨システムに入る前に実行されてもよい。即ち、取得された統計データはオフラインデータである。例えば、定期的な時限タスクを設定し、毎日の午前８時にログファイルからアカウントをフィルタリングして統計データを計算する。これによって、対象アカウントが「強化」推奨システムに入った際に、オフラインの統計データを迅速に取得することができる。デバイスの計算能力が強い場合、アカウントをフィルタリングして統計データを計算するプロセスは、対象アカウントが「強化」推奨システムに入る際にリアルタイムで実行されてもよい。

インテリジェントロボットプログラムは、対象アカウントの推奨属性データを取得した後、内蔵のソフトウェア開発キット（Ｓｏｆｔｗａｒｅ Ｄｅｖｅｌｏｐｍｅｎｔ Ｋｉｔ：ＳＤＫ）を使用して、対象アカウントでのゲームキャラクタの推奨属性データと統計データとを横断的に対比し、対象アカウントと他のアカウントとの推奨属性データのギャップ、即ち図８に示される推奨標示を取得する。例えば、対象アカウントの推奨属性データと統計データとの比率を計算してもよく、比率が小さいほど、ギャップが大きくなる。なお、本発明の実施例に係る情報推奨の技術は、様々なフロントエンドの形式で情報推奨機能を実現するために、ミニプログラム、ＰＣ側アプリケーション、移動端末ＡＰＰ、組み込みＨＴＭＬ５及び公式アカウントなどの様々なアプリケーションに統合されもよく、統合の形式はＳＤＫに限定されない。

図８に示すように、ギャップの計算に加えて、インテリジェントロボットプログラムのバックグラウンド管理側（上記のサーバに対応する）は、対象アカウントの推奨属性データと設定された複数の数値トリガ条件とに対してマッチングを行う。ここで、各数値トリガ条件は、推奨案内に対応し、推奨案内は、上記の案内内容に対応する。図８では、数値トリガ条件が数値区間であることを一例にして、区間１及び区間２を例示的に示している。対象アカウントの推奨属性データが設定された数値区間の何れかを満たしている場合（即ち、数値区間の何れかとのマッチングが成功した場合）、満たされている数値区間に対応する推奨案内（例えば図８の区間１に対応する推奨案内１）を決定し、ゲームアプリケーションの表示インターフェースに表示する。

推奨案内に加えて、複数の推奨内容を事前に設定し、各推奨内容について対応する数値トリガ条件、例えば図８に示される区間３及び区間４を設定してもよい。対象アカウントの推奨属性データが設定された数値区間の何れかを満たしている場合（即ち、数値区間の何れかとのマッチングが成功した場合）、満たされている数値区間に対応する推奨内容（例えば図８における区間１に対応する推奨内容１）を決定し、ゲームアプリケーションの表示インターフェースに表示する。ここで、推奨内容は、上記の紹介内容に対応し、より詳細な拡張された照会を提供するために使用される。

表示される推奨標示、推奨案内及び推奨内容が決定された後、ゲームアプリケーションの表示インターフェースに三者を表示してもよい。例えば、「強化」という推奨インターフェースを事前に設定し、推奨標示、推奨案内及び推奨内容を該推奨インターフェースに表示する。下位層で実現される場合、ゲームアプリケーションのインターフェースごとに異なるシーンコードを設定してもよい。対象アカウントが「強化」推奨システムに入ったことが検出される場合、バックエンドのサーバは、推奨インターフェースのシーンコードを出力し、ゲームアプリケーションのメインインターフェースに推奨インターフェースをウィンドウ形式で表示する。なお、推奨インターフェースは、全画面のインターフェースであってもよい。図８は、推奨インターフェースの一例を示しており、推奨インターフェースには、推奨標示８１、推奨案内ライン８２及び推奨内容８３が表示されている。

推奨標示、推奨案内及び推奨内容の具体的な表示形式は、実際の適用シナリオに応じて具体的に設定されてもよい。図８では、推奨案内と推奨標示との表示領域が関連付けられており、推奨内容は別の表示領域に個別に表示されている。ここで、推奨標示は、比率及び比率の表示効果を含み、比率が小さいほど、ギャップが大きくなることを意味するため、比率の昇順に従って、各次元の推奨属性データに対応する推奨標示及び対応する推奨案内を表示してもよい。

本発明の実施例は、比率の表示効果に限定されない。図９に示すように、複数の比率区間（上記のギャップ区間に対応する）を事前に設定してもよい。ここで、異なる比率期間は、異なる表示効果に対応する。表示効果は、テキスト効果及びアイコン効果の少なくとも１つを含んでもよい。比率が比率区間内にあると決定された場合、推奨インターフェースにおいて、該比率区間に対応する表示効果に従って該比率を表示する。

推奨案内は、アイコン、タイトル名（例えば図８における「ステージクリア」及び「キャラクタ実績」）及び「強化」の標示を含む。該「強化」の標示は、上記のサービスエントリに対応する。ユーザは、該「強化」の標示をタップして、特定のステージに入り、或いは特定のスキンを購入することができる。図８に示す推奨内容のタイプは、画像とテキストの形式（図８に「画像」で示されている）及び動画の形式（図８に「動画」で示されている）を含み（これらに限定されない）、各推奨内容の視聴量をさらに示している。複数の次元の推奨属性データが含まれる場合、推奨内容の表示領域に、複数の次元の推奨属性データにそれぞれ対応する推奨内容をまとめて表示してもよい。実際の応用シナリオに応じて、推奨インターフェースに他の情報を表示してもよい。例えば、対象アカウントでのゲームキャラクタの推奨属性データ、例えば図８に示される対象アカウントでのゲームキャラクタの職業、レベル及び攻撃速度などを含んでもよいが、これらに限定されない。

図１０は、本発明の実施例に係る情報推奨の概略図である。図１０において、自然属性データがＶＩＰレベルであり、推奨属性データがゲームキャラクタのスキン点数であることを一例にして説明する。ここで、スキン点数は、ゲームアプリケーションにおけるポイントの１つであり、スキンと引き換えるために使用されてもよい。アクセスサービス層では、ログファイルは、他のアカウントの属性データを記憶し、バックエンドのデータベース又は他の保存場所に保存されてもよい。対象アカウントを所持するユーザは、ゲームアプリケーションのインターフェースに表示されている推奨エントリをクリックすることで、「強化」推奨システムに入ることができる。対象アカウントが「強化」推奨システムに入ったことが検出された場合、インテリジェントロボットプログラムにおけるＳＤＫが呼び出され、ＶＩＰレベル及びスキン点数などを含む、対象アカウントでのゲームキャラクタの属性データが取得される。次に、対象アカウントのＶＩＰレベルに応じて、ログファイルに含まれる他のアカウントから対象アカウントと同一のＶＩＰレベルを有するアカウントを選択し、設定された計算ルールに従って、選択されたアカウントのスキン点数に対して統計処理を実行し、統計データを取得する。対象アカウントのスキン点数と統計データとの比率を決定し、該比率に基づいて表示効果のマッチングを行い、表示すべき推奨標示を生成する。

一方、バックエンドのサーバでは、事前設定された、スキン点数に対応する推奨案内、推奨内容及び数値トリガ条件を検索する。推奨案内と推奨内容をまとめて設定してもよく、例えば「推奨案内－推奨内容－数値トリガ条件」のマッピング関係を設定してもよいし、個別に設定してもよく、例えば、「推奨案内－数値トリガ条件」と「推奨内容－数値トリガ条件」とのマッピング関係を設定してもよい。対象アカウントのスキン点数と数値トリガ条件とに対してマッチングを行い、マッチング結果に基づいて表示すべき推奨案内及び表示すべき推奨内容を決定し、表示すべき推奨案内及び表示すべき推奨内容をフロントエンドのインテリジェントロボットプログラムに送信する。

インテリジェントロボットプログラムは、表示すべき推奨標示、表示すべき推奨案内及び表示すべき推奨内容をゲームアプリケーションのフロントエンドの推奨インターフェースに表示する。複数の次元の推奨属性データが含まれる場合、比率の昇順に従って、複数の次元の推奨属性データに対応する推奨標示及び対応する推奨案内を並び替えて表示する。

図１１は、本発明の実施例に係る情報推奨におけるデータ処理プロセスの概略図である。本発明の実施例では、図１１に示すように、まず、ゲームアプリケーションにおけるＳＤＫは、パラメータをリアルタイムで伝送し、対象アカウントでのゲームキャラクタの属性データを取得する。対象アカウントの自然属性データに基づいて、ログファイルから同一の自然属性データを有する他のアカウントの推奨属性データを抽出し、計算処理を行い、対象アカウントでのゲームキャラクタと同一の次元のゲームキャラクタの推奨属性データの平均値、即ち統計データを取得する。次に、ＳＤＫは、対象アカウントの推奨属性データと統計データとの比率を計算する。同時に、バックエンドのサーバでは、対象アカウントの推奨属性データと事前設定された数値トリガ条件とに対してマッチングを行い、対応する回答（例えば図１１における回答１）を取得する。該回答は、アプリケーションの表示インターフェースに表示されている。該回答は、推奨案内及び推奨内容のうちの少なくとも１つを含む。

図１２Ａは、本発明の実施例に係る構成インターフェースの概略図である。本発明の実施例では、図１２Ａに示すように、構成インターフェースには、例えばゲームアプリケーションのミニプログラム、ＰＣ端末、移動端末ＡＰＰ、組み込みＨＴＭＬ５、公式アカウントなどの情報推奨の有効化経路が構成されてもよい。例えば、有効化経路にＰＣ端末が含まれるように構成された場合、ＰＣ端末のゲームアプリケーションに「強化」推奨システムを追加することを意味する。構成インターフェースでは、適用経路をさらに構成してもよい。適用経路は、例えば図１２Ａに示される属性データＡ及び属性データＢなどの各次元の推奨属性データを含む。各次元の推奨属性データについて、関係者は、実際のニーズに応じて、対応する推奨案内、例えば図１２Ａに示す属性データＢに対応する推奨案内１２１を構成してもよい。具体的には、該推奨案内１２１は、「［スキン推奨］スキンｘｘと引き換えることを推奨する」というテキストを含む。なお、推奨案内にアイコン及び／又は他のフォーマットの内容が含まれるように構成されてもよい。ここで、推奨案内にハイパーリンク（即ち、サービスエントリ）を設定してもよい。これによって、ジャンプ機能（上記のサービスエントリに対するトリガ動作への応答に対応する）、例えば推奨案内からレベルインターフェース又は商店インターフェースへのジャンプなどを実現することができる。さらに、情報推奨の有効時間、周期及び起動状態をさらに構成してもよい。関係者は、構成インターフェースの「アップロード」アイコンをクリックすることで、構成インターフェースにおける構成を有効にすることができる。

図１２Ａをベースにして、推奨案内に対応する数値トリガ条件をさらに構成してもよい。例えば、図１２Ｂに示すように、関係者は、属性データＢについて、有効区間（数値区間）をカスタマイズしてもよい。構成がアップロードされた後、対象アカウントの属性データＢが該有効区間を満たしている場合、サーバは、該有効区間に対応する推奨案内を端末装置に送信し、ゲームアプリケーションの推奨インターフェースに表示する。構成インターフェースでも、推奨属性データに対応する推奨内容、例えば図１２Ｃに示される推奨内容１２２を構成してもよい。ここで、推奨内容は、画像、映像、画像とテキストの攻略、及び容器などの形式であってもよい。推奨案内と推奨内容について同一の数値トリガ条件を構成してもよく、例えば、特定の数値トリガ条件は、１つの推奨案内と複数の推奨内容に対応してもよい。なお、実際の応用シナリオでは、推奨案内と推奨内容について、対応する数値トリガ条件を個別に構成してもよい。

関連技術におけるユーザに対する固定的な向上推奨に比べると、本発明の実施例は、異なるアカウントについて同一の次元のアカウントを包括的に比較することで、的確性がより高い推奨標示、推奨案内及び推奨内容を提供し、情報推奨の精度及びユーザ体験を向上させることができる。ゲームアプリケーションでは、「推奨・強化・再推奨」の閉ループ体験を実現し、ゲームアプリへのユーザの参加度及び活躍度を向上させることができる。より重要な情報を優先的に表示することで、フロントエンドに表示される情報の量が多すぎないことを確保し、より多くの次元の分割とよりきめ細かい推奨属性データをサポートすることができる。

以下は、本発明の実施例に係る情報推奨装置４５５がソフトウェアモジュールとして実装される例示的な構成を引き続き説明する。幾つかの実施例では、図５に示すように、メモリ４５０に記憶された情報推奨装置４５５におけるソフトウェアモジュールは、表示モジュール４５５１を含んでもよい。表示モジュール４５５１は、アプリケーションにおける対象アカウントに対する推奨命令に応じて、アプリケーションの表示インターフェースにおいて、対象アカウントと他のアカウントとのアプリケーションにおける操作能力データのギャップを表示し、対象アカウントの操作能力データに対応する案内内容を表示する。ここで、案内内容は、対象アカウントの操作能力データを向上させるように案内するために使用される。

幾つかの実施例では、表示モジュール４５５１は、ギャップの表示順序に従って、対象アカウントと他のアカウントとのアプリケーションにおける複数の次元の操作能力データのギャップを順次表示し、複数の次元のうちの各次元について、次元の操作能力データのギャップに関連する表示領域において、対象アカウントの次元での操作能力データに対応する案内内容が表示する。

幾つかの実施例では、表示モジュール４５５１は、対象アカウントの操作能力データに対応する紹介内容を表示する。ここで、紹介内容は、対象アカウントの操作能力データを向上させるための向上プロセスを表す。

幾つかの実施例では、情報推奨装置４５５は、ログファイルから、対象アカウントが次元の操作能力データを向上させる向上頻度を取得する頻度取得モジュールと、次元の操作能力データの向上頻度と次元の操作能力データのギャップとに対して融合処理を行い、次元の融合結果を取得する融合モジュールと、複数の次元にそれぞれ対応する融合結果に対して並び替え処理を行い、ギャップの表示順序を取得する並び替えモジュールと、をさらに含む。

幾つかの実施例では、案内内容は、サービスエントリを含む。情報推奨装置４５５は、案内内容におけるサービスエントリに対するトリガ操作に応じて、複数の候補のサービスを表示するサービス表示モジュールであって、サービスは、対象アカウントの操作能力データを向上させるために使用される、サービス表示モジュールと、表示されたサービスの何れかに対するトリガ操作に応じて、トリガされたサービスを呼び出すサービス呼び出しモジュールと、をさらに含む。

幾つかの実施例では、情報推奨装置４５５は、表示インターフェースにおける推奨エントリに対するトリガ操作を受け付けたこと、操作能力データに関連するキーワードを受信したこと、リアルタイム時間が設定された推奨時間に達したこと、アプリケーションの起動が検出されたこと、及び対象アカウントの操作能力データが設定された期間内に常に平均レベルよりも低いことのうちの少なくとも１つの条件が満たされた場合、対象アカウントに対する推奨命令を生成する命令生成モジュール、をさらに含む。ここで、平均レベルは、他のアカウントの操作能力データの統計データ、及び同時期アカウントの操作能力データの統計データのうちの何れかを含み、同時期アカウントは、他のアカウントのうちの、登録時間と対象アカウントの登録時間との間隔が登録時間閾値よりも小さいアカウントである。

幾つかの実施例では、情報推奨装置４５５は、ログファイルから他のアカウントの操作能力データを取得するデータ取得モジュールと、他のアカウントの操作能力データに対して統計処理を行い、統計データを取得する統計モジュールと、対象アカウントの操作能力データと統計データとのギャップを、対象アカウントと他のアカウントとの操作能力データのギャップとして決定するギャップ決定モジュールと、をさらに含む。

幾つかの実施例では、情報推奨装置４５５は、リアルタイム時間から期間閾値を減算し、破棄時間を取得する破棄時間決定モジュールと、ログファイルから他のアカウントの操作能力データの記録時間を取得する記録時間取得モジュールと、他のアカウントの操作能力データのうちの、記録時間が破棄時間よりも早い操作能力データを破棄する破棄モジュールと、をさらに含む。

幾つかの実施例では、情報推奨装置４５５は、リアルタイム時間から期間閾値を減算し、破棄時間を取得する破棄時間決定モジュールと、ログファイルから他のアカウントの操作能力データの記録時間を取得する記録時間取得モジュールと、ログファイルから、他のアカウントの、記録時間が破棄時間よりも早くない操作能力データを取得するデータ取得モジュールと、を含む。

幾つかの実施例では、統計モジュールは、対象アカウントのアプリケーションにおけるアカウントデータ及び他のアカウントのアプリケーションにおけるアカウントデータを取得し、アカウントデータは、アカウントタイプ及びアカウントレベルのうちの少なくとも１つを含み、他のアカウントのうちの各アカウントを走査し、走査されたアカウントのアカウントデータと前記対象アカウントのアカウントデータと同一である場合、走査されたアカウントを対比アカウントとして決定し、対比アカウントの操作能力データに対して統計処理を行い、統計データを取得する。

幾つかの実施例では、統計モジュールは、処理すべきアカウントと友達関係にあるアカウントを処理すべきアカウントの友達関係ネットワークに追加し、設定された停止条件が満たされるまで、友達関係ネットワークにおけるアカウントと友達関係にある新しいアカウントを友達関係ネットワークに追加し、処理すべきアカウントは、対比アカウント及び対象アカウントのうちの何れかを含み、対比アカウントの友達関係ネットワークと対象アカウントの友達関係ネットワークとのアカウント一致度が一致度閾値よりも小さい場合、対比アカウントの操作能力データを破棄する。

幾つかの実施例では、情報推奨装置４５５は、操作能力データに対応する複数の表示すべき内容及び各表示すべき内容に対応する数値トリガ条件を取得する内容取得モジュールと、対象アカウントの操作能力データが数値トリガ条件の何れかを満たした場合、満たされた数値トリガ条件に対応する表示すべき内容を決定して、表示インターフェースに表示する内容決定モジュールと、をさらに含む。ここで、表示すべき内容は、案内内容及び紹介内容のうちの少なくとも１つを含み、紹介内容は、対象アカウントの操作能力データを向上させるための向上プロセスを表す。

幾つかの実施例では、情報推奨装置４５５は、ログファイルから他のアカウントの操作能力データに関する向上レコードを取得するレコード取得モジュールであって、向上レコードは、呼び出されたサービス及び向上前の操作能力データを含み、サービスは、操作能力データを向上させるために使用される、レコード取得モジュールと、向上レコードにおけるサービスと表示すべき内容に対応するサービスとが同一である場合、向上レコードにおける向上前の操作能力データをサンプルデータとして決定するサンプル決定モジュールと、操作能力データに対応する複数の設定数値区間を取得し、各設定数値区間に対応するサンプルデータの数を決定する数決定モジュールと、設定数値区間に対応するサンプルデータの数が数条件を満たした場合、設定数値区間を表示すべき内容に対応する数値トリガ条件として決定する条件決定モジュールと、をさらに含む。

幾つかの実施例では、内容取得モジュールは、ブロックチェーンネットワークにおけるノードが照会要求を受信した場合、ブロックチェーンにおいて対象アカウントのアカウントＩＤに対応する複数の表示すべき内容及び各表示すべき内容に対応する数値トリガ条件を照会し、且つ照会結果を返すように、ブロックチェーンネットワークにアカウントＩＤを含む照会要求を送信する。ここで、表示すべき内容は、操作能力データに対応する。

幾つかの実施例では、表示モジュール４５５１は、複数のギャップ区間及び複数のギャップ区間にそれぞれ対応する表示効果を取得し、複数のギャップと複数のギャップ区間とに対してマッチング処理をそれぞれ行い、マッチングが成功したギャップ区間に対応する表示効果でギャップを表示する。ここで、表示効果は、テキスト効果及びアイコン効果のうちの少なくとも１つを含む。

本発明の実施例は、実行可能な命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。実行可能な命令は、プロセッサにより実行される際に、プロセッサに、本発明の実施例に係る情報推奨方法、例えば図６Ａ、図６Ｂ、図７Ａ又は図７Ｂに示される情報推奨方法を実行させる。なお、コンピュータは、端末装置やサーバなどの様々な電子機器を含む。

幾つかの実施例では、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ＦＲＡＭ、ＲＯＭ、ＰＲＯＭ、ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＬ、フラッシュメモリ、磁気表面メモリ、光ディスク、又はＣＤ－ＲＯＭなどのメモリであってもよいし、上記のメモリの１つ又は任意の組み合わせを含む各種の機器であってもよい。

幾つかの実施例では、実行可能な命令は、プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアモジュール、スクリプト又はコードの形式で任意の形式のプログラミング言語（コンパイル若しくは解釈言語、又は宣言的又は手続き的言語を含む）で作成されてもよく、任意の形式で実装されてもよく、例えば、スタンドアロンプログラムとして実装されてもよいし、モジュール、コンポーネント、サブルーチン、又はコンピューティング環境での使用に適したその他のユニットとして実装されてもよい。

一例として、実行可能な命令は、ファイルシステム内のファイルに対応してもよいし、他のプログラム又はデータを保持するためのファイルの一部として記憶されてもよい。例えば、ハイパーテキストマークアップ言語（ＨＴＭＬ：Ｈｙｐｅｒ Ｔｅｘｔ Ｍａｒｋｕｐ Ｌａｎｇｕａｇｅ）のドキュメントにおける１つ又は複数のスクリプトに記憶されてもよいし、言及されるプログラム専用の単一のファイルに記憶されてもよいし、複数の協調ファイル（例えば、１つ又は複数のモジュール、サブプログラム又はコードセクションを記憶するためのファイル）に記憶されてもよい。

一例として、実行可能な命令は、１つの電子機器に実装されて実行されてもよいし、１つの場所に配置された複数の電子機器で実行されてもよいし、複数の場所に分散され、且つ通信ネットワークを介して相互に接続された複数の電子機器で実行されてもよい。

以上のことからと、本発明の実施例は、少なくとも以下の技術的効果を達成することができる。

（１）対象アカウントと他のアカウントとのアプリケーションにおける操作能力データのギャップ、及び対象アカウントの操作能力データに対応する案内内容を表示することで、ギャップにより対応する案内内容の参考価値を明確にすることができる。これによって、ユーザが案内内容を閲覧するか否かを判断することができ、情報推奨の有効性及び適切性を向上させ、ユーザによるアプリケーション操作をより良く支援することができる。

（２）操作能力データの次元が複数ある場合、ギャップの表示順序に従って、重要度の高い情報を優先的に表示することで、情報推奨の有効性をさらに向上させ、表示インターフェースにおける情報量が大き過ぎないことを確保することができる。これによって、より多くの次元とよりきめ細かい推奨属性データに分割することができる。履歴の向上頻度に基づいてギャップの表示順序を取得することで、ギャップの表示順序を対象アカウントの操作能力データを向上させる習慣により適合させ、適切性をさらに向上させることができる。

（３）他のアカウントの記録時間及び／又はアカウントデータに基づいてアカウントのスクリーニングを実行し、操作能力データを横断的に対比することで、取得されたギャップの有効性を向上させることができる。

（４）ブロックチェーンから複数の表示すべき内容及び対応する数値トリガ条件を取得することで、ブロックチェーンは改ざんできないため、取得されたデータの正確性を向上させることができる。

以上は、単に本発明の例示的な実施例を説明し、本発明を制限するものではない。本発明の主旨及び原則の範囲内で行われる変更、均等的な置換、改良などは、本発明の保護範囲内に含まれる。

Claims (17)

1. 電子機器が実行する情報推奨方法であって、
   アプリケーションにおける対象アカウントに対する推奨命令に応じて、前記アプリケーションの表示インターフェースにおいて、前記対象アカウントと他のアカウントとの前記アプリケーションにおける操作能力データのギャップを表示し、
   前記対象アカウントの操作能力データに対応する案内内容を表示するステップ、を含み、
   前記案内内容は、前記対象アカウントの操作能力データを向上させるように案内するために使用される、情報推奨方法。
2. 前記対象アカウントと他のアカウントとの前記アプリケーションにおける操作能力データのギャップを表示し、前記対象アカウントの操作能力データに対応する案内内容を表示するステップは、
   前記ギャップの表示順序に従って、前記対象アカウントと前記他のアカウントとの前記アプリケーションにおける複数の次元の操作能力データのギャップを順次表示するステップと、
   前記複数の次元のうちの各次元について、前記次元の操作能力データのギャップに関連する表示領域において、前記対象アカウントの前記次元での操作能力データに対応する案内内容が表示するステップと、を含む、請求項１に記載の情報推奨方法。
3. ログファイルから、前記対象アカウントが前記次元の操作能力データを向上させる向上頻度を取得するステップと、
   前記次元の操作能力データの向上頻度と前記次元の操作能力データのギャップとに対して融合処理を行い、前記次元の融合結果を取得するステップと、
   前記複数の次元にそれぞれ対応する融合結果に対して並び替え処理を行い、前記ギャップの表示順序を取得するステップと、をさらに含む、請求項２に記載の情報推奨方法。
4. 前記案内内容は、サービスエントリを含み、
   前記情報推奨方法は、
   前記案内内容におけるサービスエントリに対するトリガ操作に応じて、複数の候補のサービスを表示するステップであって、前記サービスは、前記対象アカウントの操作能力データを向上させるために使用される、ステップと、
   表示されたサービスの何れかに対するトリガ操作に応じて、トリガされたサービスを呼び出すステップと、をさらに含む、請求項１に記載の情報推奨方法。
5. 前記表示インターフェースにおける推奨エントリに対するトリガ操作を受け付けたこと、
   前記操作能力データに関連するキーワードを受信したこと、
   リアルタイム時間が設定された推奨時間に達したこと、
   アプリケーションの起動が検出されたこと、及び
   前記対象アカウントの操作能力データが設定された期間内に常に平均レベルよりも低いことのうちの少なくとも１つの条件が満たされた場合、前記対象アカウントに対する推奨命令を生成するステップ、をさらに含み、
   前記平均レベルは、前記他のアカウントの操作能力データの統計データ、及び同時期アカウントの操作能力データの統計データのうちの何れかを含み、
   前記同時期アカウントは、前記他のアカウントのうちの、登録時間と前記対象アカウントの登録時間との間隔が登録時間閾値よりも小さいアカウントである、請求項１に記載の情報推奨方法。
6. ログファイルから前記他のアカウントの操作能力データを取得するステップと、
   前記他のアカウントの操作能力データに対して統計処理を行い、統計データを取得するステップと、
   前記対象アカウントの操作能力データと前記統計データとのギャップを、前記対象アカウントと前記他のアカウントとの操作能力データのギャップとして決定するステップと、をさらに含む、請求項１乃至５の何れかに記載の情報推奨方法。
7. 前記ログファイルから前記他のアカウントの操作能力データを取得した後、
   リアルタイム時間から期間閾値を減算し、破棄時間を取得するステップと、
   前記ログファイルから前記他のアカウントの操作能力データの記録時間を取得するステップと、
   前記他のアカウントの操作能力データのうちの、記録時間が前記破棄時間よりも早い操作能力データを破棄するステップと、をさらに含む、請求項６に記載の情報推奨方法。
8. 前記ログファイルから前記他のアカウントの操作能力データを取得するステップは、
   リアルタイム時間から期間閾値を減算し、破棄時間を取得するステップと、
   前記ログファイルから前記他のアカウントの操作能力データの記録時間を取得するステップと、
   前記ログファイルから、前記他のアカウントの、記録時間が前記破棄時間よりも早くない操作能力データを取得するステップと、を含む、請求項６に記載の情報推奨方法。
9. 前記他のアカウントの操作能力データに対して統計処理を行い、統計データを取得するステップは、
   前記対象アカウントの前記アプリケーションにおけるアカウントデータ及び前記他のアカウントの前記アプリケーションにおけるアカウントデータを取得するステップであって、前記アカウントデータは、アカウントタイプ及びアカウントレベルのうちの少なくとも１つを含む、ステップと、
   前記他のアカウントのうちの各アカウントを走査し、走査されたアカウントのアカウントデータと前記対象アカウントのアカウントデータと同一である場合、前記走査されたアカウントを対比アカウントとして決定するステップと、
   前記対比アカウントの操作能力データに対して統計処理を行い、統計データを取得するステップと、を含む、請求項６に記載の情報推奨方法。
10. 前記走査されたアカウントを走査として決定した後、
    処理すべきアカウントと友達関係にあるアカウントを前記処理すべきアカウントの友達関係ネットワークに追加するステップと、
    設定された停止条件が満たされるまで、前記友達関係ネットワークにおけるアカウントと友達関係にある新しいアカウントを前記友達関係ネットワークに追加するステップであって、前記処理すべきアカウントは、前記対比アカウント及び前記対象アカウントのうちの何れかを含む、ステップと、
    前記対比アカウントの友達関係ネットワークと前記対象アカウントの友達関係ネットワークとのアカウント一致度が一致度閾値よりも小さい場合、前記対比アカウントの操作能力データを破棄するステップと、をさらに含む、請求項９に記載の情報推奨方法。
11. 前記操作能力データに対応する複数の表示すべき内容及び各表示すべき内容に対応する数値トリガ条件を取得するステップと、
    前記対象アカウントの操作能力データが前記数値トリガ条件の何れかを満たした場合、満たされた数値トリガ条件に対応する表示すべき内容を決定して、前記表示インターフェースに表示するステップと、をさらに含み、
    前記表示すべき内容は、案内内容及び紹介内容のうちの少なくとも１つを含み、
    前記紹介内容は、前記対象アカウントの操作能力データを向上させるための向上プロセスを表す、請求項１乃至５の何れかに記載の情報推奨方法。
12. ログファイルから前記他のアカウントの前記操作能力データに関する向上レコードを取得するステップであって、前記向上レコードは、呼び出されたサービス及び向上前の操作能力データを含み、前記サービスは、前記操作能力データを向上させるために使用される、ステップと、
    前記向上レコードにおけるサービスと前記表示すべき内容に対応するサービスとが同一である場合、前記向上レコードにおける向上前の操作能力データをサンプルデータとして決定するステップと、
    前記操作能力データに対応する複数の設定数値区間を取得し、各設定数値区間に対応するサンプルデータの数を決定するステップと、
    前記設定数値区間に対応するサンプルデータの数が数条件を満たした場合、前記設定数値区間を前記表示すべき内容に対応する数値トリガ条件として決定するステップと、をさらに含む、請求項１１に記載の情報推奨方法。
13. 前記操作能力データに対応する複数の表示すべき内容及び各表示すべき内容に対応する数値トリガ条件を取得するステップは、
    ブロックチェーンネットワークにおけるノードが照会要求を受信した場合、ブロックチェーンにおいて前記対象アカウントのアカウントＩＤに対応する複数の表示すべき内容及び各表示すべき内容に対応する数値トリガ条件を照会し、且つ照会結果を返すように、前記ブロックチェーンネットワークに前記アカウントＩＤを含む前記照会要求を送信するステップ、を含み、
    前記表示すべき内容は、前記操作能力データに対応する、請求項１１に記載の情報推奨方法。
14. 前記対象アカウントの操作能力データに対応する紹介内容を表示するステップ、をさらに含み、
    前記紹介内容は、前記対象アカウントの操作能力データを向上させるための向上プロセスを表す、請求項１乃至５の何れかに記載の情報推奨方法。
15. 表示モジュールを含む情報推奨装置であって、
    前記表示モジュールは、
    アプリケーションにおける対象アカウントに対する推奨命令に応じて、前記アプリケーションの表示インターフェースにおいて、前記対象アカウントと他のアカウントとの前記アプリケーションにおける操作能力データのギャップを表示し、
    前記対象アカウントの操作能力データに対応する案内内容を表示し、
    前記案内内容は、前記対象アカウントの操作能力データを向上させるように案内するために使用される、情報推奨装置。
16. 実行可能な命令が記憶されているメモリと、
    前記メモリに記憶された実行可能な命令を実行する際に、請求項１乃至１４の何れかに記載の情報推奨方法を実現するプロセッサと、を含む、電子機器。
17. 請求項１乃至１４の何れかに記載の情報推奨方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
    

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