JP2023182410A - 認証情報管理システム、認証情報管理方法、媒体管理装置、及びプログラム - Google Patents

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佑 加藤
Yu Kato
茂哉 清野
Shigeya Kiyono
勇介 小林
Yusuke Kobayashi
遼慧 橘田
Ryukei Kitsuta
綾七 青山
Ayana Aoyama
真武 下平
Masatake Shimodaira
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【課題】個人認証に利用可能な媒体をユーザの都合に応じて容易に入手できるようにする。【解決手段】媒体管理装置と、自己を識別可能な媒体識別情報を記憶し外部の装置と通信する通信機能を有する媒体装置とを含む認証情報管理システムであって、前記媒体装置を個人認証に利用する媒体として登録する媒体登録に際して、登録媒体管理情報記憶部に記憶されるユーザの身分証明情報に対して、前記媒体装置から受信した媒体識別情報を対応付ける媒体登録部と、前記登録媒体管理情報記憶部に記憶された身分証明情報のうち、前記媒体装置から受信した媒体識別情報と対応付けられたユーザの身分証明情報に基づくユーザ認証情報を、前記媒体装置に設定させるユーザ認証情報設定制御部とを備えて認証情報管理システムを構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、認証情報管理システム、認証情報管理方法、媒体管理装置、及びプログラムに関する。
身分証などのように個人認証に用いる用途のIC(Integrated Circuit)カードとしての媒体が普及している。
ICカードの発行にあたっては、ICチップに対して必要な情報を書き込むための発行が行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開2022-59864号公報
上記のようなICカードのような媒体の発行は発行者の管理のもとで行われるため、ユーザが自分の都合のよいときに個人認証用の媒体を入手することが難しい場合がある。
本発明は、個人認証に利用可能な媒体をユーザの都合に応じて容易に入手できるようにすることを目的とする。
(1)上述した課題を解決する本発明の一態様は、媒体管理装置と、自己を識別可能な媒体識別情報を記憶し外部の装置と通信する通信機能を有する媒体装置とを含む認証情報管理システムであって、前記媒体装置を個人認証に利用する媒体として登録する媒体登録に際して、登録媒体管理情報記憶部に記憶されるユーザの身分証明情報に対して、前記媒体装置から受信した媒体識別情報を対応付ける媒体登録部と、前記登録媒体管理情報記憶部に記憶された身分証明情報のうち、前記媒体装置から受信した媒体識別情報と対応付けられたユーザの身分証明情報に基づくユーザ認証情報を、前記媒体装置に設定させるユーザ認証情報設定制御部とを備える認証情報管理システムである。
(2)本発明の一態様は、(1)に記載の認証情報管理システムであって、前記ユーザ認証情報設定制御部は、前記媒体登録に際して前記媒体登録部により媒体識別情報が対応付けられた身分証明情報を前記媒体装置に送信し、送信した身分証明情報をユーザ認証情報として前記媒体装置に記憶させる。
(3)本発明の一態様は、(1)に記載の認証情報管理システムであって、前記ユーザ認証情報設定制御部は、前記媒体登録に際して前記媒体登録部により身分証明情報に対応付けた前記媒体装置を示す媒体識別情報を前記ユーザ認証情報として設定させる。
(4)本発明の一態様は、(1)から(3)のいずれか1つに記載の認証情報管理システムであって、前記媒体装置と当該媒体装置との間で送受信される情報を中継する中継装置をさらに備える。
(5)本発明の一態様は、媒体管理装置と、自己を識別可能な媒体識別情報を記憶し外部の装置と通信する通信機能を有する媒体装置とを含む認証情報管理システムにおける認証情報管理方法であって、前記媒体装置を個人認証に利用する媒体として登録する媒体登録に際して、登録媒体管理情報記憶部に記憶されるユーザの身分証明情報に対して、前記媒体装置から受信した媒体識別情報を対応付ける媒体登録ステップと、前記登録媒体管理情報記憶部に記憶された身分証明情報のうち、前記媒体装置から受信した媒体識別情報と対応付けられたユーザの身分証明情報に基づくユーザ認証情報を、前記媒体装置に設定させるユーザ認証情報設定制御ステップとを含む認証情報管理方法である。
(6)本発明の一態様は、自己を識別可能な媒体識別情報を記憶し外部の装置と通信する通信機能を有する媒体装置を個人認証に利用する媒体として登録する媒体登録に際して、登録媒体管理情報記憶部に記憶されるユーザの身分証明情報に対して、前記媒体装置から受信した媒体識別情報を対応付ける媒体登録部と、前記登録媒体管理情報記憶部に記憶された身分証明情報のうち、前記媒体装置から受信した媒体識別情報と対応付けられたユーザの身分証明情報に基づくユーザ認証情報を、前記媒体装置に設定させるユーザ認証情報設定制御部とを備える媒体管理装置である。
(7)本発明の一態様は、媒体管理装置としてのコンピュータを、自己を識別可能な媒体識別情報を記憶し外部の装置と通信する通信機能を有する媒体装置を個人認証に利用する媒体として登録する媒体登録に際して、登録媒体管理情報記憶部に記憶されるユーザの身分証明情報に対して、前記媒体装置から受信した媒体識別情報を対応付ける媒体登録部、前記登録媒体管理情報記憶部に記憶された身分証明情報のうち、前記媒体装置から受信した媒体識別情報と対応付けられたユーザの身分証明情報に基づくユーザ認証情報を、前記媒体装置に設定させるユーザ認証情報設定制御部として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、個人認証に利用可能な媒体をユーザの都合に応じて容易に入手できるようになるとの効果が得られる。
第1実施形態に係る認証情報管理システムの全体的な構成例を示す図である。 第1実施形態に係る媒体装置の機能構成例を示す図である。 第1実施形態に係る登録端末の機能構成を示す図である。 第1実施形態に係る媒体管理サーバの機能構成例を示す図である。 第1実施形態に係る登録媒体管理情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る媒体装置、登録端末、及び媒体管理サーバが媒体登録に関連して実行する処理手順例を示す図である。 第1実施形態に係る媒体装置と認証対応装置及び認証サーバが個人認証に関連して実行する処理手順例を示す図である。 第2実施形態に係る媒体装置、登録端末、及び媒体管理サーバが媒体登録に関連して実行する処理手順例を示す図である。 第2実施形態に係る媒体装置と認証利用システム(認証対応装置、及び認証サーバ)と、媒体管理サーバとが個人認証に関連して実行する処理手順例を示す図である。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態の認証情報管理システムの全体的な構成例を示している。同図の認証情報管理システムは、媒体装置100、登録端末200(中継装置の一例)、媒体管理サーバ300(媒体管理装置の一例)、認証対応装置400、及び認証サーバ500を備える。
媒体装置100は、ユーザUが自身の個人認証に用いる個人認証媒体としての機能を有させる装置である。本実施形態の媒体装置100は、ユーザUが所有する電子機器として、自己に固有の識別子として機能する情報(媒体識別子)を記憶しており、登録端末200及び認証サーバ500と通信可能な通信機能を有するものであればよい。登録端末200及び認証サーバ500との通信は、例えばNFC(Near Field Communication)、ZigBee、Bluetooth等の近距離無線通信であってよい。このような媒体装置100として、具体的には、例えばスマートフォン、自動車等のスマートキー、ワイヤレスイヤホン等を挙げることができる。
本実施形態の認証情報管理システムにおいては、ユーザUは、自分の所持する電子機器のうちから、例えば自分の都合や事情等により個人認証媒体として使用する電子機器を、媒体装置100として選ぶようにする。ユーザUは、選んだ媒体装置100を所持して登録端末200の設置された場所にまで赴き、登録端末200を利用して、媒体装置100を個人認証媒体として機能させるための登録(媒体登録)を行う。
登録端末200は、媒体登録に対応してユーザUが使用する端末である。登録端末200は、例えば公共における所定の場所にて設置されるものであってよい。あるいは、登録端末200は、ユーザが購入やレンタルするなどして所有し、自宅等に設置しているものであってもよい。
登録端末200は、近距離無線通信により媒体装置100と通信可能に接続する。また、登録端末200は、ネットワーク経由で媒体管理サーバ300と通信可能に接続される。
媒体管理サーバ300は、ユーザUが媒体登録を行った媒体装置100についての管理を行うサーバである。具体的に、媒体管理サーバ300には、事前にユーザUが登録した身分証明情報が記憶されている。例えばユーザUは、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等のネットワーク機器を媒体管理サーバ300が提供する身分証明情報の登録サイトにログインさせ、自分の身分証明情報を登録する操作を行う。媒体管理サーバ300は、操作により登録された身分証明情報をユーザUのユーザアカウントに対応付けて記憶する。
媒体管理サーバ300は、媒体登録に際して登録端末200が媒体装置100から受信した媒体IDを登録端末200から取得し、取得した媒体IDをユーザUに対応して記憶している身分証明情報に対応付ける。このように身分証明情報と媒体IDとが対応付けられることで、媒体装置100が個人認証媒体として登録されたことになる。
認証対応装置400は、ユーザUが、個人認証を行うために媒体登録済みの媒体装置100と通信させ、通信の結果として個人認証が成立したことに応じて所定の動作を実行するようにされた装置(システム)である。
このような認証対応装置400は、例えば個人認証が成立したユーザのみのドアやゲート等の通過を許可する通行システム、出勤・退出の時刻を管理する勤怠システム、印刷機能やコピー機能を有し個人認証が成立したユーザのみの使用を許可する複合機等を挙げることができる。
認証サーバ500は、認証対応装置400が媒体装置100から受信した身分証明情報を受け取り、受け取った身分証明情報(ユーザ認証情報の一例)を、媒体管理サーバ300が管理する認証用情報と照合することにより認証処理を実行する。認証対応装置400は、認証サーバ500から通知された認証処理結果に基づき、個人認証が成立したか否かに応じた動作を実行する。
図2は、本実施形態の媒体装置100の機能構成例を示している。同図の媒体装置100は、通信部101、制御部102、記憶部103、操作部104、及び表示部105を備える。
通信部101は、近距離無線通信により登録端末200や認証対応装置400等の外部の装置と通信を行う。
制御部102は、媒体装置100における制御を実行する。制御部102は、媒体識別情報送信部121、ユーザ認証情報管理部122、及び個人認証対応部123を備える。
媒体識別情報送信部121は、媒体登録に際して、媒体ID記憶部131が記憶する媒体ID(媒体識別情報の一例)を、通信部101から媒体管理サーバ300に送信させる。
ユーザ認証情報管理部122は、媒体識別情報送信部121媒体IDを媒体管理サーバ300に送信したことに応じて媒体管理サーバ300から送信されたユーザ認証情報を、ユーザ認証情報記憶部132に記憶させる。
個人認証対応部123は、ユーザUが媒体装置100を利用して個人認証を行うに際して、ユーザ認証情報記憶部132が記憶するユーザ認証情報を通信部101から認証対応装置400に送信させる。
記憶部103は、媒体装置100に対応する情報を記憶する。同図の記憶部103は、媒体ID記憶部131とユーザ認証情報記憶部132とを備える。
媒体ID記憶部131は、媒体ID(媒体識別情報の一例)を記憶する。媒体IDは、媒体装置100に固有なものとして記憶されており、媒体装置100が個人認証媒体として用いられる場合に媒体装置100を識別する識別子として使用される情報である。
ユーザ認証情報記憶部132は、ユーザ認証情報を記憶する。ユーザ認証情報は、ユーザUに対応付けられた情報であり、個人認証に利用される情報である。本実施形態におけるユーザ認証情報は、ユーザUの身分証明情報である。身分証明情報は、例えばユーザUの身分を証明するユーザID、氏名、住所、電話番号、パスワード等の情報を含む。
操作部104は、媒体装置100が備える操作子や入力デバイスに対して行われた操作を受け付ける。
表示部105は、ディスプレイデバイスを備え、制御部102の制御に応じて表示を行う。
なお、操作部104、表示部105は設けられていない場合があってよい。
図3は、登録端末200の機能構成例を示している。同図の登録端末200は、通信部201、制御部202、記憶部203、操作部204、及び表示部205を備える。
通信部201は、近距離無線通信により媒体装置100と通信し、ネットワーク経由で媒体管理サーバ300と通信する。
制御部202は、登録端末200における制御を実行する。制御部202は、中継部221を備える。中継部221は、媒体装置100と媒体管理サーバ300との情報の授受を中継する。
記憶部203は、登録端末200に対応する各種の情報を記憶する。
操作部204は、登録端末200が備える操作子や入力デバイスに対して行われた操作を受け付ける。
表示部205は、ディスプレイデバイスを備え、制御部202の制御に応じて表示を行う。
図4は、媒体管理サーバ300の構成例を示している。同図の媒体管理サーバ300は、通信部301、制御部302、及び記憶部303を備える。
通信部301は、ネットワーク経由で登録端末200や認証サーバ500と通信を実行する。
制御部302は、媒体管理サーバ300における各種の処理を実行する。制御部302は、媒体登録部321とユーザ認証情報設定制御部322とを備える。
媒体登録部321は、登録媒体管理情報記憶部331にて事前に記憶されていたユーザUの身分証明情報に対し、媒体登録に際して媒体装置100の媒体識別情報送信部121により送信された媒体IDを対応付ける。このように登録媒体管理情報記憶部331に事前に登録されていた身分証明情報に媒体IDが対応付けられることで、対応付けされた媒体IDの媒体装置100が、対応の身分証明情報を用いた個人認証が可能な個人認証媒体として管理されることになる。
ユーザ認証情報設定制御部322は、媒体登録に際して、媒体装置100にユーザ認証情報を設定する制御を行う。具体的に、本実施形態のユーザ認証情報設定制御部322は、媒体装置100の媒体識別情報送信部121により送信された媒体IDと対応付けられたユーザの身分証明情報、ユーザ認証情報として媒体装置100に送信する。このように送信されたユーザ認証情報は、媒体装置100にてユーザ認証情報記憶部132に記憶される。このようにユーザ認証情報がユーザ認証情報記憶部132に記憶されることで、媒体装置100が個人認証媒体として機能することが可能となる。
記憶部103は、媒体管理サーバ300に対応する各種の情報を記憶する。記憶部103は、登録媒体管理情報記憶部331を備える。
登録媒体管理情報記憶部331は、登録媒体管理情報を記憶する。登録媒体管理情報は、個人認証媒体として登録された媒体装置100を管理する情報である。
図5は、1のユーザUに対応する登録媒体管理情報の一例を示している。1のユーザUに対応する登録媒体管理情報は、ユーザアカウントと媒体登録情報の各領域を含む。
ユーザアカウントの領域は、対応のユーザUのユーザアカウントの情報を格納する。ユーザアカウントの情報は、例えばユーザIDとパスワードの組み合わせを含むものであってよい。
媒体登録情報の領域は、媒体登録情報を格納する。媒体登録情報は、個人認証媒体として登録された媒体装置100を管理する情報である。具体的に、媒体登録情報は、ユーザUに事前登録された1以上の身分証明情報を格納する領域と、身分証明情報ごとに対応して、個人認証媒体として登録された媒体装置100の媒体IDを格納する領域とを含む。
同図の例では、3つの身分証明情報が事前登録されている場合の例が示されている。これら3つの身分証明情報は、例えばそれぞれ異なる認証対応装置400に対応してユーザ認証情報として使用される。
3つの身分証明情報のうち、「000001.idf」の身分証明情報には、「m000001」の媒体IDが対応付けられている。このことは、ユーザUに対応して、「m000001」の媒体IDの媒体装置100(電子機器)が、「000001.idf」の身分証明情報を利用した個人認証に用いられる個人認証媒体として登録されていることを示す。
また、「000002.idf」の身分証明情報には媒体IDが対応付けられていない。このことは、ユーザUに対応して、「000002.idf」の身分証明情報を利用した個人認証に用いる個人認証媒体としての媒体装置100(電子機器)が未登録の状態であることを示す。
また、「000003.idf」の身分証明情報には、「m000002」の媒体IDが対応付けられている。このことは、ユーザUに対応して、「m000002」の媒体IDの媒体装置100(電子機器)が、「000003.idf」の身分証明情報を利用した個人認証に用いられる個人認証媒体として登録されていることを示す。
図6のシーケンス図を参照して、本実施形態の媒体装置100、登録端末200、及び媒体管理サーバ300が媒体登録に関連して実行する処理手順例について説明する。
ステップS100:自分の所有する電子機器のうちの或る1つの媒体装置100を個人認証媒体として登録しようとするユーザUは、登録対象の媒体装置100を所持して登録端末200にまで赴く。
ユーザUは、赴いた先の登録端末200に対して、自分のユーザアカウントを入力する操作を行う。登録端末200の制御部202は、ユーザアカウントを入力する操作を受け付けることで、入力されたユーザアカウントを取得する。取得されたユーザアカウントには、ユーザIDとパスワードとが含まれてよい。
ステップS102:登録端末200の制御部202は、ステップS100にて取得したユーザアカウントを媒体管理サーバ300に送信する。
ステップS104:媒体管理サーバ300において媒体登録部321は、媒体登録可否認証を行う。媒体登録可否認証は、ステップS102により送信されたユーザアカウントのユーザUについて、媒体登録の資格を有するか否かを判定することである。
媒体登録可否認証として、媒体登録部321は、登録媒体管理情報記憶部331が記憶する登録媒体管理情報のうちに、ステップS102により送信されたのと同じユーザアカウントを格納するものがあるか否かを判定してよい。登録媒体管理情報記憶部331が記憶する登録媒体管理情報のうちに、ステップS102により送信されたのと同じユーザアカウントが格納されていれば媒体登録可否認証が成立し、ステップS102により送信されたのと同じユーザアカウントが格納されていなければ媒体登録可否認証は不成立となる。
ステップS106:媒体登録部321は、ステップS104による媒体登録可否認証の結果を登録端末200に送信する。
ステップS108:登録端末200において制御部202は、ステップS106により送信された媒体登録可否認証の結果が認証成立を示していた場合、媒体登録の受け付けを開始する。この際、制御部202は、例えば媒体登録のための手順を案内する表示等を表示部205に表示してよい。
なお、ステップS106により送信された媒体登録可否認証の結果が認証不成立を示していた場合、登録端末200は、例えば表示部205にて媒体登録可否認証が不成立であったために媒体登録が受け付け不可であることを示す表示をユーザUに向けて行ってよい。
ステップS110:ステップS108により媒体登録の受け付けが開始されたことに応じて、ユーザUは、今回の媒体登録により媒体装置100に記憶させるべき身分証明情報を指定する操作を登録端末200に対して行う。この際、登録端末200は、表示部205に、ユーザUに対応して登録媒体管理情報記憶部331に記憶されている身分証明情報のリストを表示してよい。ユーザUは、表示されたリストのうちから身分証明情報を指定する操作を行うようにされてよい。
ステップS112:ユーザUは、身分証明情報を指定する操作を行った後、登録端末200における所定の位置に対して媒体装置100をかざすようにされる。このように媒体装置100が登録端末200における所定の位置に接近したことに応じて、媒体装置100の通信部101と登録端末200の通信部201は、相互に通信距離の範囲内となり、近距離無線通信による接続を確立させる。
ステップS114:ステップS110により接続が確立された状態のもとで、媒体装置100の媒体識別情報送信部121は、ユーザ認証情報記憶部132が記憶する媒体IDを登録端末200に送信する。
ステップS116:登録端末200における中継部221は、媒体登録要求を媒体管理サーバ300に送信する。媒体登録要求は、ステップS110により指定された身分証明情報を識別する情報(身分証明情報ID:例えば、対応の身分証明情報のファイル名等であってもよい)と、ステップS114により送信された媒体IDとを含む。
ステップS118:媒体管理サーバ300において媒体登録部321は、ステップS116により送信された媒体登録要求に含まれる身分証明情報IDにより示される身分証明情報を格納する媒体登録情報(図5)を、登録媒体管理情報記憶部331から検索する。
媒体登録部321は、検索した媒体登録情報における媒体IDの領域に、ステップS116により送信された媒体登録要求に含まれる媒体IDを格納する。
このように媒体登録情報に媒体IDが格納されて以降、当該媒体IDにより示される媒体装置100が個人認証媒体として登録されたものとして媒体管理サーバ300にて管理される。
ステップS120:媒体管理サーバ300においてユーザ認証情報設定制御部322は、個人認証媒体として機能させるために媒体装置100に記憶させるユーザ認証情報として、ステップS118により媒体IDを格納した媒体登録情報に格納されている身分証明情報を、通信部301から登録端末200に送信させる。
ステップS122:登録端末200における中継部221は、ステップS120により媒体管理サーバ300から送信された身分証明情報を媒体装置100に転送する。
ステップS124:媒体装置100のユーザ認証情報管理部122は、ステップS122により送信された身分証明情報を、ユーザ認証情報としてユーザ認証情報記憶部132に記憶させる。このようにユーザ認証情報がユーザ認証情報記憶部132に記憶されたことで、媒体装置100が個人認証媒体として機能することが可能となる。
図7のシーケンス図を参照して、本実施形態の媒体装置100と認証利用システム(認証対応装置400、及び認証サーバ500)が個人認証に関連して実行する処理手順例について説明する。
ステップS200:ユーザUは、認証対応装置400にて個人認証を受けようとするにあたり、今回の個人認証に対応して個人認証媒体として登録した媒体装置100を認証対応装置400における所定の位置にかざす。このように媒体装置100が認証対応装置400における所定の位置に接近したことに応じて、媒体装置100の通信部101と認証対応装置400は、相互に通信距離の範囲内となり、近距離無線通信による接続を確立させる。
ステップS202:媒体装置100の個人認証対応部123は、ステップS100により認証対応装置400との接続が確立されると、認証対応装置400に個人認証要求を送信する。個人認証要求には、ユーザ認証情報記憶部132がユーザ認証情報として記憶する身分証明情報が含まれる。
ステップS204:認証対応装置400は、ステップS202により媒体装置100から送信された個人認証要求を認証サーバ500に転送する。
ステップS206:認証サーバ500は、対応の認証利用システムを利用するユーザごとの身分証明情報を記憶する身分証明情報データベースを有する。あるいは、認証サーバ500は、対応の認証利用システムを利用するユーザごとの身分証明情報を記憶する身分証明情報データベースと接続されてよい。
認証サーバ500は、ステップS204に対応して受信された個人認証要求に応じて認証処理を実行する。つまり、認証サーバ500は、ステップS204に対応して受信された個人認証要求に含まれているのと同じ身分証明情報が身分証明情報データベースに格納されているか否かを判定する。認証サーバ500は、個人認証要求に含まれているのと同じ身分証明情報が身分証明情報データベースに格納されていれば個人認証が成立したとの認証結果を出力し、格納されていなければ個人認証が不成立であったとの認証結果を出力する。
ステップS208:認証サーバ500は、ステップS206による認証処理の結果(認証結果)を認証対応装置400に送信する。
ステップS210:認証対応装置400は、ステップS208に対応して受信した認証結果に応じた処理(認証対応処理)を実行する。一例として、認証対応装置400が認証結果に応じてドアのロック状態を制御する通行システムである場合、当該認証対応装置400は、以下のように認証対応処理を実行する。つまり、認証対応装置400は、認証結果が認証成立を示していればドアのロックを解除し、認証結果が認証成立を示していなければドアのロックを解除しないようにする。
[第1実施形態における媒体登録抹消について]
ユーザUが媒体登録を行って個人認証に利用していた媒体装置100が紛失したり盗難されたり、破損したりしてユーザUが使用不可となる場合がある。このような場合には、使用不可となった媒体装置100の個人認証媒体としての媒体登録の抹消(媒体登録抹消)を行うことが必要になる。本実施形態において、媒体登録抹消は、例えばユーザの依頼に応じて管理者等が行うのではなく、以下のようにユーザ自身で行えるようにすることができる。
媒体登録抹消を行うにあたり、ユーザUは、登録端末200に赴く。ユーザUは、赴いた先の登録端末200に対して、使用不可となった媒体装置100について媒体登録抹消の操作を行う。
具体的に、ユーザUは、登録端末にユーザアカウントを入力してログインし、例えば現在において、自分に対応し媒体登録が完了済みの身分証明情報のリストを表示させる操作を登録端末200に対して行う。この際、登録端末200は、ログインに際して入力されたユーザアカウントに対応付けられた媒体登録情報において媒体IDが対応付けられた身分証明情報を認証サーバ500から取得し、取得した身分証明情報のリストを表示等により提示する。
ユーザUは、提示された身分証明情報のリストのうちから、使用不可となった媒体装置100に付与した個人認証機能に対応する身分証明情報を指定して、媒体登録抹消を指示する操作を行う。登録端末200は、当該操作に応じて、指定された身分証明情報を含む媒体登録抹消要求を認証サーバ500に送信する。認証サーバ500は、登録媒体管理情報記憶部331が記憶する登録媒体管理情報から、受信した媒体登録抹消要求に含まれるのと同じ身分証明情報に対応付けられている媒体IDを消去する。このように媒体IDが消去されることで、使用不可となった媒体装置100の媒体登録抹消が行われる。
上記の媒体登録抹消に対応する場合、図7の個人認証の手順は、以下のように変更されてよい。
まず、媒体登録が行われた媒体装置100は、ステップS202にて身分証明情報に加えて媒体IDさらを含む個人認証要求を認証対応装置400に送信する。認証対応装置400は、身分証明情報と媒体IDを含む個人認証要求を認証サーバ500に転送する。
認証サーバ500は、ステップS206の認証処理にあたり認証対応装置400から受信した個人認証要求をさらに媒体管理サーバ300に転送する。媒体管理サーバ300は、転送された個人認証要求に含まれるのと同じ身分証明情報と媒体IDとを対応付けた媒体登録情報を登録媒体管理情報記憶部331から検索し、検索されたか否かの検索結果を認証サーバ500に送信する。
認証サーバ500は、受信された検索結果が該当の媒体登録情報有りを示している場合には認証が成立したものと判定する。これに対して、受信された検索結果が該当の媒体登録情報無しを示している場合には認証不成立であると判定する。
<第2実施形態>
続いて、第2実施形態について説明する。本実施形態においては、媒体登録された媒体装置100が個人認証に利用するユーザ認証情報が第1実施形態と異なる。本実施形態においては、媒体登録された媒体装置100が個人認証に利用するユーザ認証情報として、媒体IDを用いるようにされる。
図8のシーケンス図を参照して、本実施形態の媒体装置100、登録端末200、及び媒体管理サーバ300が媒体登録に関連して実行する処理手順例について説明する。
ステップS300~S318の処理は、図6のステップS100~S118と同様である。
ステップS320:ステップS318により対象の媒体登録情報に媒体IDが格納されたことで媒体管理サーバ300での媒体登録が完了したことに応じて、本実施形態の媒体管理サーバ300のユーザ認証情報設定制御部322は、ユーザ認証情報に代えて、媒体登録が完了したことの通知である媒体登録完了通知を登録端末200に送信する。このように媒体登録完了通知を送信することで、本実施形態のユーザ認証情報設定制御部322は、後述のステップS324のように媒体装置100にてユーザ認証情報を設定させる制御を行うようにされる。
ステップS322:登録端末200の中継部221は、ステップS320により媒体管理サーバ300から送信された媒体登録完了通知を媒体装置100に転送する。
ステップS324:ステップS322により転送された媒体登録完了通知の受信に応じて、媒体装置100のユーザ認証情報管理部122は、媒体ID記憶部131が記憶する媒体IDをユーザ認証情報として有効化する。
ユーザ認証情報管理部122は、媒体ID記憶部131が記憶する媒体IDを、ユーザ認証情報記憶部132にもコピーして記憶させることにより、媒体IDをユーザ認証情報として有効化してよい。
あるいは、ユーザ認証情報管理部122は、媒体ID記憶部131が記憶する媒体IDがユーザ認証情報として有効化されていることを示す有効化フラグを設定するようにしてもよい。この場合には、ユーザ認証情報として有効化された媒体IDを記憶している媒体ID記憶部131が、ユーザ認証情報記憶部132として機能することになる。
図9のシーケンス図を参照して、本実施形態の媒体装置100と認証利用システム(認証対応装置400、及び認証サーバ500)と、媒体管理サーバ300とが個人認証に関連して実行する処理手順例について説明する。
ステップS400:ユーザUは、認証対応装置400にて個人認証を受けようとするにあたり、今回の個人認証に対応して個人認証媒体として登録した媒体装置100を認証対応装置400における所定の位置にかざす。これにより、媒体装置100の通信部101と認証対応装置400は、相互に通信距離の範囲内となり、近距離無線通信による接続を確立させる。
ステップS402:媒体装置100の個人認証対応部123は、ステップS100により認証対応装置400との接続が確立されると、認証対応装置400に個人認証要求を送信する。本実施形態の個人認証要求には、媒体ID記憶部131が記憶しているのと同じ媒体IDが含まれる。
ステップS404:認証対応装置400は、ステップS202により媒体装置100から送信された個人認証要求を認証サーバ500に転送する。
ステップS406:認証サーバ500は、ステップS404により転送された個人認証要求の受信に応じて、媒体管理サーバ300に身分証明情報要求を送信する。身分証明情報要求には、ステップS404により転送された個人認証要求に含まれていた媒体IDが含まれる。
ステップS408:媒体管理サーバ300のユーザ認証情報設定制御部322は、ステップS406により送信された身分証明情報要求に含まれるのと同じ媒体IDと対応付けられた身分証明情報を、登録媒体管理情報記憶部331から検索する。
ステップS410:ユーザ認証情報設定制御部322は、ステップS408により検索した身分証明情報を認証サーバ500に送信する。
ステップS412:認証サーバ500は、ステップS410により送信された身分証明情報を利用して認証処理を実行する。つまり、認証サーバ500は、身分証明情報データベースに記憶されている身分証明情報のうちに、ステップS410により送信された身分証明情報と一致するものが有るか否かを判定する。認証サーバ500は、ステップS410により送信されたのと一致する身分証明情報が有れば認証が成立したとの認証結果を出力し、ステップS410により送信されたのと一致する身分証明情報が無ければ認証結果が不成立であるとの認証結果を出力する。
ステップS414:認証サーバ500は、ステップS412による認証処理の結果(認証結果)を認証対応装置400に送信する。
ステップS416:認証対応装置400は、ステップS414に対応して受信した認証結果に応じた処理(認証対応処理)を実行する。
[第2実施形態における媒体登録抹消について]
上記のように媒体登録と個人認証とが行われる第2実施形態では、ユーザUが媒体登録抹消を行うために登録端末200に対して行う操作は、第1実施形態と同様でよい。また、認証サーバ500も、第1実施形態と同様に、登録端末200から送信された媒体登録抹消要求に応じて、該当の登録媒体管理情報から媒体IDを消去してよい。
そのうえで、個人認証の処理としては、図9と同様でよい。この場合、媒体登録抹消された媒体装置100がステップS402にて自己の媒体IDを含む個人認証要求を送信した場合には、ステップS408にて該当の身分証明情報が検索されないことになり、認証不成立であるとして適切な判定結果が得られる。
上記各実施形態の構成によれば、ユーザUは、例えば最寄りの登録端末200にて媒体登録を行うことで、自分の所持する電子機器を個人認証媒体とすることができる。この場合、ユーザUは、例えば個人認証媒体の発行を申請してから発行まで待つことがなくなる。つまり、ユーザUは、個人認証に利用可能な媒体を自分の都合に応じて容易に入手できる。
また、上記各実施形態において、ユーザUは、自分が所持する電子機器のうちから適切なものを選んで個人認証媒体とすることが可能であることから、ユーザUにとっても利便性が高い。
なお、上記各実施形態においては、媒体登録に先立って、ユーザUが事前に身分証明情報を媒体管理サーバ300に登録しておくようにした場合を例に挙げた。しかしながら、例えば媒体登録に際して、ユーザUが身分証明情報を登録端末200に入力する操作を行い。登録端末200が、操作により入力された身分証明情報と媒体装置100から受信した媒体IDとを媒体管理サーバ300に送信し、媒体管理サーバ300は、送信された身分証明情報と媒体IDとによる媒体登録情報を、ユーザアカウントに対応させて登録媒体管理情報記憶部331に記憶させてよい。この場合には、登録端末200が、ユーザUの操作により入力された身分証明情報を媒体装置100に送信し、ユーザ認証情報としてユーザ認証情報記憶部132に記憶させてよい。
なお、媒体装置100に表示部105が設けられている場合には、表示部105にて身分証明情報の内容を表した券面表示が行われるようにされてもよい。
なお、媒体装置100と媒体管理サーバ300とをネットワーク経由で接続し、接続された媒体装置100と媒体管理サーバ300とで媒体登録に対応する処理を実行可能なように構成してもよい。この場合には、認証情報管理システムにおいて登録端末200が省略されてよい。
なお、上述の媒体装置100、登録端末200、媒体管理サーバ300、認証対応装置400、及び認証サーバ500等としての機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の媒体装置100、登録端末200、媒体管理サーバ300、認証対応装置400、及び認証サーバ500等としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD-ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
100 媒体装置、101 通信部、102 制御部、103 記憶部、104 操作部、105 表示部、121 媒体識別情報送信部、122 ユーザ認証情報管理部、123 個人認証対応部、131 媒体ID記憶部、132 ユーザ認証情報記憶部、200 登録端末、201 通信部、202 制御部、203 記憶部、204 操作部、205 表示部、221 中継部、300 媒体管理サーバ、301 通信部、302 制御部、303 記憶部、321 媒体登録部、322 ユーザ認証情報設定制御部、331 登録媒体管理情報記憶部、400 認証対応装置、500 認証サーバ

Claims (7)

  1. 媒体管理装置と、自己を識別可能な媒体識別情報を記憶し外部の装置と通信する通信機能を有する媒体装置とを含む認証情報管理システムであって、
    前記媒体装置を個人認証に利用する媒体として登録する媒体登録に際して、登録媒体管理情報記憶部に記憶されるユーザの身分証明情報に対して、前記媒体装置から受信した媒体識別情報を対応付ける媒体登録部と、
    前記登録媒体管理情報記憶部に記憶された身分証明情報のうち、前記媒体装置から受信した媒体識別情報と対応付けられたユーザの身分証明情報に基づくユーザ認証情報を、前記媒体装置に設定させるユーザ認証情報設定制御部と
    を備える認証情報管理システム。
  2. 前記ユーザ認証情報設定制御部は、
    前記媒体登録に際して前記媒体登録部により媒体識別情報が対応付けられた身分証明情報を前記媒体装置に送信し、送信した身分証明情報をユーザ認証情報として前記媒体装置に記憶させる
    請求項1に記載の認証情報管理システム。
  3. 前記ユーザ認証情報設定制御部は、
    前記媒体登録に際して前記媒体登録部により身分証明情報に対応付けた前記媒体装置を示す媒体識別情報を前記ユーザ認証情報として設定させる
    請求項1に記載の認証情報管理システム。
  4. 前記媒体装置と当該媒体装置との間で送受信される情報を中継する中継装置をさらに備える
    請求項1から3のいずれか一項に記載の認証情報管理システム。
  5. 媒体管理装置と、自己を識別可能な媒体識別情報を記憶し外部の装置と通信する通信機能を有する媒体装置とを含む認証情報管理システムにおける認証情報管理方法であって、
    前記媒体装置を個人認証に利用する媒体として登録する媒体登録に際して、登録媒体管理情報記憶部に記憶されるユーザの身分証明情報に対して、前記媒体装置から受信した媒体識別情報を対応付ける媒体登録ステップと、
    前記登録媒体管理情報記憶部に記憶された身分証明情報のうち、前記媒体装置から受信した媒体識別情報と対応付けられたユーザの身分証明情報に基づくユーザ認証情報を、前記媒体装置に設定させるユーザ認証情報設定制御ステップと
    を含む認証情報管理方法。
  6. 自己を識別可能な媒体識別情報を記憶し外部の装置と通信する通信機能を有する媒体装置を個人認証に利用する媒体として登録する媒体登録に際して、登録媒体管理情報記憶部に記憶されるユーザの身分証明情報に対して、前記媒体装置から受信した媒体識別情報を対応付ける媒体登録部と、
    前記登録媒体管理情報記憶部に記憶された身分証明情報のうち、前記媒体装置から受信した媒体識別情報と対応付けられたユーザの身分証明情報に基づくユーザ認証情報を、前記媒体装置に設定させるユーザ認証情報設定制御部と
    を備える媒体管理装置。
  7. 媒体管理装置としてのコンピュータを、
    自己を識別可能な媒体識別情報を記憶し外部の装置と通信する通信機能を有する媒体装置を個人認証に利用する媒体として登録する媒体登録に際して、登録媒体管理情報記憶部に記憶されるユーザの身分証明情報に対して、前記媒体装置から受信した媒体識別情報を対応付ける媒体登録部、
    前記登録媒体管理情報記憶部に記憶された身分証明情報のうち、前記媒体装置から受信した媒体識別情報と対応付けられたユーザの身分証明情報に基づくユーザ認証情報を、前記媒体装置に設定させるユーザ認証情報設定制御部
    として機能させるためのプログラム。
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