JP2023063538A - 商品データ処理システム、情報端末及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】仮想店舗で注文を行い、実店舗で品物を見てから購入するという販売形態を容易に運用できる。【解決手段】商品データ処理装置は、注文された商品に関する注文情報を取得する。商品データ処理装置は、来店した購買者を特定する。商品データ処理装置は、取得した注文情報の中に、特定された購買者によって注文された商品に関する注文情報が存在する場合、当該商品の在庫があることを条件に、購買者に対して当該商品が販売されていることを報知する。【選択図】 図15

Description

本発明の実施形態は、商品データ処理装置、及びコンピュータを当該商品データ処理装置として機能させるための制御プログラムに関する。
近年、スーパーマーケット等の実店舗がインターネット上に仮想店舗を開設し、実店舗で販売する商品を仮想店舗でも販売する、いわゆるネットスーパーと呼ばれる販売方式が普及している。さらに、実店舗と仮想店舗とで商品の在庫情報、販売情報、購買者情報等を統合的に管理することで、購買者が実店舗又は仮想店舗を意識することなく、商品を注文したり購入したりできる、いわゆるオムニチャネルの仕組みも確立されつつある。
特開2013-109499号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、仮想店舗で注文を行い、実店舗で品物を見てから購入するという販売形態を容易に運用できる商品データ処理装置を提供しようとするものである。
一実施形態において、商品データ処理装置は、取得手段と、特定手段と、報知手段と、を備える。取得手段は、注文された商品に関する注文情報を取得する。特定手段は、来店した購買者を特定する。報知手段は、取得手段により取得した注文情報の中に、特定手段により特定された購買者によって注文された商品に関する注文情報が存在する場合、当該商品の在庫があることを条件に、購買者に対して当該商品が販売されていることを報知する。
実店舗と仮想店舗とを統合した販売システムの全体構成を示す概略図。 注文商品データの主要なデータ構造を示す模式図。 情報端末の要部回路構成を示すブロック図。 実店舗サーバの要部回路構成を示すブロック図。 買物カゴメモリの一例を示す模式図。 情報端末のプロセッサが、端末プログラムに従って実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図。 情報端末のプロセッサが、端末プログラムに従って実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図。 情報端末のプロセッサが、端末プログラムに従って実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図。 実店舗サーバのプロセッサが実行するログインコマンド受信処理の手順を示す流れ図。 実店舗サーバのプロセッサが実行する商品登録コマンド受信処理の手順を示す流れ図。 実店舗サーバのプロセッサが実行する会計確認コマンド受信処理の手順を示す流れ図。 実店舗サーバのプロセッサが実行する会計実行コマンド受信処理の手順を示す流れ図。 実店舗サーバのプロセッサが実行する会計取消コマンド受信処理の手順を示す流れ図。 実店舗サーバのプロセッサが実行するスキャナコマンド受信処理の手順を示す流れ図。 報知動作が行われた登録画面の一例を示す模式図。 買い忘れ確認画像の一例を示す模式図。 会計案内画面の一例を示す模式図。 報知動作が行われた登録画面の他の例を示す模式図。 図18に示す他の例に関して、実店舗サーバのプロセッサが実行するログインコマンド受信処理の要部手順を示す流れ図。
以下、仮想店舗で注文を行い、実店舗で品物を見てから購入するという販売形態を容易に運用できる商品データ処理装置の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、この実施形態は、購買者がショッピングカートに取り付けられた情報端末を操作して買上商品の登録を行う方式の実店舗が、インターネット上に仮想店舗を開設している場合である。買上商品とは、購買者が実店舗で購入する商品のことである。
図1は、実店舗と仮想店舗とを統合した販売システム1の全体構成を示す概略図である。販売システム1は、実店舗サーバ10、仮想店舗サーバ20、注文サーバ30、データベースサーバ40、会計機50、情報端末60及びアクセスポイント70を含む。また、販売システム1は、ネットワーク80を含む。ネットワーク80は、実店舗サーバ10、仮想店舗サーバ20、注文サーバ30、データベースサーバ40、会計機50及びアクセスポイント70を通信自在に接続する。ネットワーク80は、例えばLAN(Local Area Network)である。
実店舗サーバ10、会計機50、情報端末60及びアクセスポイント70は、実店舗に備えられる。仮想店舗サーバ20及び注文サーバ30は、仮想店舗を実現するために必要な機器である。データベースサーバ40は、実店舗と仮想店舗とで兼用される。
情報端末60は、実店舗において、客である購買者が買上商品の登録に係るデータの入力を購買者自身が行うことを可能とした機器である。情報端末60は、実店舗のショッピングカートCに設けられている。以下では、ショッピングカートCを単にカートCと称する。カートCは、そのカートCを使用する購買者の買上商品を搬送する搬送体の一例である。
情報端末60は、無線ユニットを備えている。情報端末60は、アクセスポイント70と無線通信を行う。アクセスポイント70は、ネットワーク80に繋がる各機器、すなわち実店舗サーバ10、仮想店舗サーバ20、注文サーバ30、データベースサーバ40及び会計機50と、情報端末60との通信を中継する。アクセスポイント70は、図1では1台のみ示しているが、店舗の規模等により2台以上あってもよい。
実店舗サーバ10は、実店舗での商品の販売から決済までの業務を支援するためのサーバ装置である。例えば実店舗サーバ10は、情報端末60と協働することで、その情報端末60がPOS(Point Of Sales)端末として機能しているように見せかけるための支援を行う。実店舗サーバ10は、会計機50と協働することで、購買者との一取引を決済するための支援を行う。
仮想店舗サーバ20は、仮想店舗での商品の注文から決済までの業務を支援するサーバ装置である。仮想店舗サーバ20は、インターネット2に接続されており、このインターネット2上に、商品販売のためのWebサイト、いわゆる仮想店舗を公開する。仮想店舗サーバ20は、インターネット2を通じて仮想店舗にアクセスしたユーザ端末3から商品の注文を受け付ける。ユーザ端末3は、仮想店舗を利用するユーザによって操作される電子機器であり、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等が該当する。仮想店舗サーバ20は、ユーザ端末3を介して仮想店舗で販売される商品の注文を受けると、その注文内容を示すデータを注文サーバ30へと送信する。
注文サーバ30は、仮想店舗で受けた注文の管理に特化したサーバ装置である。注文サーバ30は、仮想店舗サーバ20から受信した注文内容を示すデータを基に注文商品データ311(図2を参照)を生成する。注文サーバ30は、注文ファイル31を備えており、この注文ファイル31に注文商品データ311を登録する。注文ファイル31は、複数の注文商品データ311を記憶することが可能な記憶手段の一例である。注文ファイル31は、注文サーバ30が内蔵する記憶装置に備えられていてもよいし、注文サーバ30の外部に接続された記憶装置に備えられていてもよい。
図2は、注文商品データ311の主要なデータ構造を示す模式図である。図2に示すように注文商品データ311は、ユーザID、注文商品コード、注文個数、注文時価格、注文日時、有効期間、有効フラグ等のデータ項目を含む。ユーザIDは、商品を注文した購買者を個々に識別するために購買者毎に割り当てられる一意のコードである。仮想店舗を利用する購買者は、その仮想店舗のWebサイトに対して事前に会員登録を行う。この会員登録に対し、図示しない会員サーバによって新規のユーザIDが発番され、購買者に通知される。
注文商品コードは、仮想店舗で注文を受け付けた商品の識別コードである。仮想店舗又は実店舗で販売される各商品には、それぞれ固有の商品識別コードが設定されている。商品識別コードは、仮想店舗又は実店舗の販売チャネルに関わらず統一されている。すなわち仮想店舗で販売される商品の商品識別コードは、実店舗で販売される同一商品の商品識別コードと一致している。
注文個数は、仮想店舗で注文を受け付けた商品の個数である。注文時価格は、仮想店舗で注文を受け付けた時点の商品の価格である。注文日時は、仮想店舗で注文を受け付けた時点の日付及び時刻である。
有効期間は、当該注文商品データ311を有効とする期間である。注文日時から有効期間として設定される期間が経過すると、当該注文商品データ311は無効となる。有効期間は、商品毎に異なっていてもよいし、商品を分類する部門毎に異なっていてもよい。有効期間は、全商品に対して共通に設定されていてもよい。
有効フラグは、当該注文商品データ311が有効であるか否かを識別するための1ビットデータである。本実施形態では、当該注文商品データ311が有効であるときの有効フラグを“1”とし、無効であるときの有効フラグを“0”とする。
図1の説明に戻る。
注文サーバ30は、実店舗の毎営業日閉店後に、注文ファイル31に登録されている注文商品データ311を精査する。注文サーバ30は、有効フラグが有効を示す値“1”となっている全ての注文商品データ311について、注文日時の日付から現在の日付までの経過日数を算出する。そして注文サーバ30は、経過日数が有効期間に到達した注文商品データ311の有効フラグを、無効を示す値“0”に変更する。また注文サーバ30は、予め設定された期間、例えば一週間が経過する毎に注文ファイル31に登録されている注文商品データ311を精査する。注文サーバ30は、有効フラグが無効を示す値“0”となっている注文商品データ311を注文ファイル31から削除する。
データベースサーバ40は、商品データベース41、在庫データベース42、会員データベース43等のデータベースの管理に特化したサーバ装置である。商品データベース41は、商品毎に作成される商品レコードの形態で、実店舗又は仮想店舗で販売される各種商品の販売に関するデータを記憶する。商品レコードには、商品識別コード、価格、商品名等のデータ項目が含まれる。価格は、現時点における商品の販売価格である。価格は、実店舗と仮想店舗との間で共通であってもよいし異なっていてもよい。例えば商品データベース41に記憶される価格は1種類であるが、実店舗サーバ10又は仮想店舗サーバ20がこの価格を割増又は割引することで販売価格を変更してもよい。
在庫データベース42には、商品毎に作成される在庫レコードの形態で、実店舗又は仮想店舗で販売される各種商品の在庫に関するデータを記憶する。在庫レコードには、商品識別コード、在庫数等のデータ項目が含まれる。在庫数は、実店舗で販売されている商品の総数である。仮想店舗では、在庫がなくてもその商品の注文を受けることはできる。
会員データベース43は、仮想店舗を利用するために会員登録を行った購買者毎に作成される会員レコードを保存する。会員レコードには、購買者を個々に識別するために購買者毎に割り当てられた固有のユーザIDが含まれる。
会計機50は、実店舗において、買上商品の会計を店員若しくは購買者が行うことを可能とした機器である。会計機50は、周知のセルフ式POS端末である。会計機50は、周知の対面式POS端末であってもよい。
図3は、情報端末60の要部回路構成を示すブロック図である。情報端末60は、プロセッサ61、メインメモリ62、補助記憶デバイス63、無線ユニット64、タッチパネル65、スキャナ66、リーダ67及びシステム伝送路68を備える。システム伝送路68は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。情報端末60は、システム伝送路68に、プロセッサ61、メインメモリ62、補助記憶デバイス63、無線ユニット64、タッチパネル65、スキャナ66及びリーダ67を接続する。情報端末60では、プロセッサ61、メインメモリ62及び補助記憶デバイス63と、これらを接続するシステム伝送路68とによってコンピュータが構成される。
プロセッサ61は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ61は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、情報端末60としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ61は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
メインメモリ62は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ62は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ62は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。アプリケーションプログラムは、後述する端末プログラムを含む。メインメモリ62は、プロセッサ61が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ62は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ61によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROM(Read Only Memory)である。揮発性のメモリ領域は、例えばRAM(Random Access Memory)である。
補助記憶デバイス63は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)等が補助記憶デバイス63となり得る。補助記憶デバイス63は、プロセッサ61が各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはプロセッサ61での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス63は、後述する端末プログラムを含むアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
無線ユニット64は、アクセスポイント70との間で無線通信プロトコルに従いデータの無線通信を行う。
タッチパネル65は、情報端末60の入力デバイスと表示デバイスとを兼ね備えた機器である。タッチパネル65は、表示された画像に対するタッチ位置を検出し、そのタッチ位置情報をプロセッサ61に出力する。
スキャナ66は、商品に付されたバーコード、二次元データコード等のコードシンボルを読み取る。商品には、その商品の商品識別コードを表すコードシンボルが付されている。スキャナ66は、読み取ったコードシンボルのデータをプロセッサ61に出力する。スキャナ66は、レーザ光の走査によりコードシンボルを読み取るタイプであってもよいし、撮像デバイスで撮像した画像からコードシンボルを読み取るタイプであってもよい。
リーダ67は、記録媒体に記録されたデータを読み取り、読み取ったデータをプロセッサ61に出力する。リーダ67は、記録媒体が磁気カードの場合には磁気カードリーダであり、接触式ICカードの場合にはICカードリーダである。非接触式ICカード又はスマートフォン等のようにRFID(Radio Frequency Identification)を使用した記録媒体の場合には、RFIDリーダがリーダ67として使用される。
以上のような回路構成要素を備えた情報端末60において、プロセッサ61、メインメモリ62、補助記憶デバイス63、無線ユニット64及びタッチパネル65は、タブレット端末TMによって構成されている。そしてこのタブレット端末TMに、スキャナ66及びリーダ67を電気的に接続することで、情報端末60が構成されている。
図4は、実店舗サーバ10の要部回路構成を示すブロック図である。実店舗サーバ10は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13、通信インターフェース14及びシステム伝送路15を備える。システム伝送路15は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。実店舗サーバ10は、システム伝送路15に、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13及び通信インターフェース14を接続する。実店舗サーバ10では、プロセッサ11、メインメモリ12及び補助記憶デバイス13と、これらを接続するシステム伝送路15とによってコンピュータが構成される。
プロセッサ11は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ11は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、実店舗サーバ10としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ11は、例えばCPUである。
メインメモリ12は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。アプリケーションプログラムは、後述する制御プログラムを含む。メインメモリ12は、プロセッサ11が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ12は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ11によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROMである。揮発性のメモリ領域は、例えばRAMである。
補助記憶デバイス13は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM、HDD、あるいはSSD等が補助記憶デバイス13となり得る。補助記憶デバイス13は、プロセッサ11が各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはプロセッサ11での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス13は、後述する制御プログラムを含むアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
通信インターフェース14は、ネットワーク80に接続される。通信インターフェース14は、プロセッサ11の制御により、ネットワーク80を介して接続される他の機器との間で通信プロトコルに従いデータ通信を行う。
かかる構成の実店舗サーバ10は、メインメモリ12の揮発性メモリ領域の一部を、買物カゴメモリ121の作成領域としている。実店舗サーバ10は、この領域に買物カゴメモリ121を複数作成することができる。
図5は、買物カゴメモリ121の一例を示す模式図である。図5に示すように、買物カゴメモリ121は、ユーザID、1乃至複数の注文商品データ、1乃至複数の買上商品データ、値引合計額、合計金額及び会計バーコードを記憶するための領域を有する。注文商品データは、実店舗に来店した購買者が、事前にユーザ端末3を操作して仮想店舗にアクセスし、商品を注文することで、注文ファイル31に登録されたデータである。
買上商品データは、当該購買者が実店舗で買い上げる買上商品の商品識別コード、商品名、価格、販売点数、販売金額、税額等からなる。値引合計額は、当該購買者との取引で発生した値引額の合計である。合計金額は、買上商品データに含まれる販売金額と税額との合計から値引合計額を減算した金額である。会計バーコードは、当該購買者との取引を識別するために取引毎に生成される一意の会計コードをバーコード化したものである。
図6乃至図8は、情報端末60のプロセッサ61が、端末プログラムに従って実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。図9乃至図13は、実店舗サーバ10のプロセッサ11が、情報端末60から発信される主要なコマンドを受信したことに応じて実行する情報処理の手順を示す流れ図である。この手順は、制御プログラムに従ったものである。図14は、実店舗サーバ10のプロセッサ11が、会計機50から発信されるスキャナコマンドを受信したことに応じて実行する情報処理の手順を示す流れ図である。この手順も、制御プログラムに従ったものである。
以下、これらの流れ図を用いて、販売システム1の主要な動作について説明する。具体的には、仮想店舗で注文した商品を実店舗で品物を確認してから購入することとした購買者が、カートCの情報端末60を使用して買上商品の登録を行い、会計機50で会計を行うまでの動作である。なお、以下に説明する動作の内容は一例である。同様な結果が得られるのであれば、その手順は特に限定されるものではない。
<ログインに係る動作>
実店舗に来店した購買者は、カート置き場からカートCを取出し、当該カートCに設けられた情報端末60のタッチパネル65にタッチする。情報端末60では、タッチパネル65がタッチされると、アイドル状態であったプロセッサ61が起動する。そしてプロセッサ61は、図6の流れ図に示す手順の情報処理を開始する。
はじめにプロセッサ61は、Act101としてタッチパネル65にログイン画面を表示させる。ログイン画面は、ログイン操作を受け付けるための画面である。例えば購買者は、ユーザIDが記録された記録媒体を所持している。記録媒体は、スマートフォン等のユーザ端末3である。記録媒体は、ICカード、磁気カード等のカード媒体であってもよい。記録媒体がユーザ端末3の場合、当該ユーザ端末3にインストールされたアプリケーションプログラムの作用により、ユーザ端末3の表示デバイスに、バーコード又は二次元データコードの形態でユーザIDが表示される。ログイン画面を確認した購買者は、ユーザ端末3の表示デバイスに表示されたユーザIDを、スキャナ66で読み取らせる。スキャナ66でユーザIDが読み取られると、情報端末60では、そのユーザIDがプロセッサ61へと与えられる。記録媒体がカード媒体の場合、購買者は、そのカード媒体のデータをリーダ67で読み取らせる。リーダ67でカード媒体のデータが読み取られると、そのデータに含まれるユーザIDがプロセッサ61へと与えられる。
ログイン画面を表示させたプロセッサ61は、Act102としてログイン操作を待ち受けている。プロセッサ61は、ログイン操作が行われたことを確認すると、Act102においてYESと判定し、Act103へと進む。プロセッサ61は、Act103としてログインコマンドを実店舗サーバ10宛に出力するように無線ユニット64を制御する。この制御により、無線ユニット64は、ログインコマンドを無線送信する。ログインコマンドは、アクセスポイント70で受信され、ネットワーク80を経由して実店舗サーバ10へと送られる。ログインコマンドには、ログイン操作により入力されたユーザIDが含まれている。
実店舗サーバ10のプロセッサ11は、通信インターフェース14を介して情報端末60からコマンドを受信すると、そのコマンドの種類を確認する。受信コマンドがログインコマンドであった場合、プロセッサ11は、図9の流れ図に示す手順のログインコマンド受信処理を開始する。
プロセッサ11は、Act201としてログインコマンドからユーザIDを取得する。そしてプロセッサ11は、Act202としてそのユーザIDで識別されるユーザの認証を行う。具体的にはプロセッサ11は、そのユーザIDを含む会員レコードが会員データベース43に存在するか否かをデータベースサーバ40に問い合わせる。その結果、データベースサーバ40から該当する会員レコードが会員データベース43に存在するとの応答を受けた場合には、プロセッサ11は、ユーザ認証が有効であると認定する。データベースサーバ40から該当する会員レコードが会員データベース43に存在しないとの応答を受けた場合には、プロセッサ11は、ユーザ認証が無効であると認定する。
ユーザ認証を行ったプロセッサ11は、Act203としてその認証結果を確認する。ここで、認証結果が無効であった場合、プロセッサ11は、Act203においてNOと判定し、Act204へと進む。プロセッサ11は、Act204としてログインコマンド送信元の情報端末60を宛先として否認応答コマンドを出力するように通信インターフェース14を制御する。この制御により、通信インターフェース14は、否認応答コマンドをネットワーク80へと送信する。否認応答コマンドは、ネットワーク80を介してアクセスポイント70から無線送信され、ログインコマンド送信元の情報端末60で受信される。以上で、プロセッサ11は、ユーザ認証が無効であった場合のログインコマンド受信処理を終了する。
認証結果が有効であった場合には、プロセッサ11は、Act203においてYESと判定し、Act205へと進む。プロセッサ11は、Act205としてログインコマンドから取得したユーザIDを含む注文商品データ311Pの有無を注文サーバ30に問い合わせる。以下、ログインコマンドから取得したユーザIDを含む注文商品データ311を注文商品データ311Pと表す。
この問合せに対して注文サーバ30では、注文ファイル31が検索されて、問い合わせのあった注文商品データ311Pの有無が判定される。そして、その判定結果が注文サーバ30から実店舗サーバ10へと通知される。
注文サーバ30への問合せを行った実店舗サーバ10のプロセッサ11は、Act206として注文サーバ30からの判定結果を待ち受ける。その結果、注文商品データ311Pが存在しない旨の応答を受信した場合には、プロセッサ11は、Act206においてNOと判定し、Act215へと進む。Act215の処理については、後述する。
注文商品データ311Pが存在する旨の応答を受信した場合には、プロセッサ11は、Act206においてYESと判定し、Act207へと進む。プロセッサ11は、Act207として注文サーバ30から注文商品データ311Pの1つを取得する。そしてプロセッサ11は、Act208として当該注文商品データ311Pの有効フラグを調べる。有効フラグが“0”にリセットされている場合、当該注文商品データ311Pは無効である。この場合、プロセッサ11は、Act208においてNOと判定し、Act209へと進む。プロセッサ11は、Act209として当該注文商品データ311Pを破棄する。
当該注文商品データ311Pの有効フラグが“1”にセットされている場合には、プロセッサ11は、Act208においてYESと判定し、Act210へと進む。プロセッサ11は、Act210として当該注文商品データ311Pに含まれる注文商品コードで識別される商品の在庫数をデータベースサーバ40に問い合わせる。この問合せに対してデータベースサーバ40では、在庫データベース42が検索される。そして、注文商品コードを商品識別コードとして含む在庫レコードから在庫数が得られ、実店舗サーバ10へと通知される。
在庫数を問い合わせた実店舗サーバ10のプロセッサ11は、Act211としてデータベースサーバ40から通知された在庫数が当該注文商品データ311Pに含まれる注文数以上であるか否かを確認する。在庫数が注文数未満である場合、注文を受けた分の在庫が実店舗にはない。この場合、プロセッサ11は、Act211においてNOと判定し、Act209へと進む。すなわちプロセッサ11は、当該注文商品データ311Pを破棄する。
在庫数が注文数以上の場合には、注文を受けた分の在庫が実店舗にはある。この場合、プロセッサ11は、Act211においてYESと判定し、Act212へと進む。プロセッサ11は、Act212として当該注文商品データ311Pをメインメモリ62の一時記憶バッファに記憶する。
Act209またはAct212の処理を終えると、プロセッサ11は、Act213として注文ファイル31に該当する注文商品データ311Pが他に存在するか否かを確認する。存在する場合には、プロセッサ11は、Act213においてYESと判定し、Act207へと戻る。そしてプロセッサ11は、新たな注文商品データ311Pを取得し、前述したAct208乃至Act212の処理を再度実行する。
このように、注文ファイル31に注文商品データ311Pが複数存在する場合には、その全ての注文商品データ311Pに対して、Act208乃至Act212を実行する。そして、注文商品データ311Pで未処理のデータが注文ファイル31に存在しないことを確認すると、プロセッサ11は、Act213においてNOと判定し、Act214へと進む。プロセッサ11は、Act214として注文商品が販売中であるか否かを判定する。すなわちプロセッサ11は、一時記憶バッファにおいて少なくとも1つの注文商品データ311Pが記憶されている場合には、注文商品が販売中であると認識する。一時記憶バッファに注文商品データ311Pが1つも記憶されていない場合には、プロセッサ11は、注文商品が販売中でないと認識する。
注文商品が販売中でない場合、プロセッサ11は、Act214においてNOと判定し、Act215へと進む。プロセッサ11は、Act215としてログインコマンド送信元の情報端末60を宛先として、Aタイプの承認応答コマンドを出力するように通信インターフェース14を制御する。この制御により、通信インターフェース14は、Aタイプの承認応答コマンドをネットワーク80へと送信する。Aタイプの承認応答コマンドには、ログインコマンドから取得したユーザIDが含まれる。Aタイプの承認応答コマンドは、ネットワーク80を介してアクセスポイント70から無線送信され、ログインコマンド送信元の情報端末60で受信される。
注文商品が販売中である場合には、プロセッサ11は、Act214においてYESと判定し、Act216へと進む。プロセッサ11は、Act216としてログインコマンド送信元の情報端末60を宛先として、Bタイプの承認応答コマンドを出力するように通信インターフェース14を制御する。この制御により、通信インターフェース14は、Bタイプの承認応答コマンドをネットワーク80へと送信する。Bタイプの承認応答コマンドには、ログインコマンドから取得したユーザIDと、一時記憶バッファに保持されている注文商品データ311とが含まれる。Bタイプの承認応答コマンドは、ネットワーク80を介してアクセスポイント70から無線送信され、ログインコマンド送信元の情報端末60で受信される。
プロセッサ11は、Aタイプ又はBタイプの承認応答コマンドの出力を制御したならば、Act217としてメインメモリ12の所定領域に買物カゴメモリ121を作成する。そしてプロセッサ11は、ログインコマンドから取得したユーザIDを買物カゴメモリ121に記述する。また、一時記憶バッファに注文商品データ311Pが保持されていた場合には、プロセッサ11は、その注文商品データ311Pを買物カゴメモリ121に記述する。そしてプロセッサ11は、一時記憶バッファに保持していた注文商品データ311Pを削除する。
以上で、プロセッサ11は、ユーザ認証が有効であった場合のログインコマンドの受信処理を終了する。
図6の説明に戻る。
Act103においてログインコマンドの出力を制御した情報端末60のプロセッサ61は、Act104として実店舗サーバ10からの応答コマンドを待ち受ける。実店舗サーバ10から否認応答コマンドを受信した場合、プロセッサ61は、Act104においてNOと判定し、ログインをエラーとする。
ログインがエラーとなった場合、情報端末60のオペレータである購買者は、タッチパネル65からエラーの解除操作を行う。プロセッサ61は、解除操作が行われると、Act1から処理を再開する。したがって購買者は、再びログインを行うこととなる。
Act104においてプロセッサ61は、実店舗サーバ10からAタイプ又はBタイプの承認応答コマンドを受信した場合にはYESと判定し、Act105へと進む。プロセッサ61は、Act105としてその承認応答コマンドに含まれているユーザIDをメインメモリ62にて記憶する。またプロセッサ61は、Act106としてタッチパネル65に登録画面を表示させる。登録画面は、購買者が購入する商品の商品名、点数、価格等の買上商品リストと合計金額とを表示するための画面である。
プロセッサ61は、Act107として承認応答コマンドがAタイプであるかBタイプであるかを識別する。Bタイプの承認応答コマンドである場合、プロセッサ61は、Act107においてYESと判定し、Act108へと進む。プロセッサ61は、Act108として当該承認応答コマンドに含まれる注文商品データ311に基づき、購買者に対して注文商品が実店舗で販売されていることを報知するための報知動作を行う。報知動作は、登録画面を利用して行う。
図15は、報知動作が行われた登録画面SC1の一例である。図示するように、登録画面SC1には、買上商品リストの表示領域AR1と、合計の表示領域AR2とが形成されている。また、登録画面SC1の一部に会計ボタンBT1の画像が表示されている。会計ボタンBT1は、購買者が会計を指示する場合に入力操作される。
登録画面SC1の一部には、Act108の報知動作によってメッセージMS1が表示されている。メッセージMS1は、購買者に対して注文商品が実店舗で販売されていることを報知する内容である。因みに、承認応答コマンドに複数の注文商品データ311が含まれている場合には、各注文商品についてそれぞれメッセージMS1が表示される。メッセージMS1は、順繰りに表示されてもよいし、スクロール表示されてもよい。
メッセージMS1の内容は、特に限定されるものではない。本実施形態では、仮想店舗で注文した商品が販売されている売場を通知する内容となっている。したがって、メッセージMS1を確認した購買者は、仮想店舗で注文した商品が実店舗で販売されていること、及びその商品はどの売場で販売されているかということを容易に知り得る。
Act108の処理を終えると、プロセッサ61は、Act109へと進む。また、Aタイプの承認応答コマンドを受信した場合には、プロセッサ61は、Act107においてNOと判定し、Act108の処理をスキップしてAct109へと進む。
プロセッサ61は、Act109として商品登録が行われたか否かを確認する。商品登録が行われていない場合、プロセッサ61は、Act109においてNOと判定し、Act110へと進む。プロセッサ61は、Act110として会計ボタンBT1が入力されたか否かを確認する。会計ボタンBT1が入力されていない場合、プロセッサ61は、Act110においてNOと判定し、Act109へと戻る。ここにプロセッサ61は、Act109及びAct110の処理において、商品登録が行われるか、会計ボタンBT1が入力されるのを待ち受ける。
<買上商品の登録に係る動作>
情報端末60のタッチパネル65に登録画面SC1が表示されたことを確認した購買者は、売場を回り、購入しようとする商品、いわゆる買上商品をカートCに収容する。このとき購買者は、買上商品をカートCに入れる前に、買上商品に付されているコードシンボルをスキャナ66で読み取らせる。スキャナ66でコードシンボルが読み取られると、そのコードシンボルで表わされた商品識別コードが情報端末60に入力される。すなわち商品識別コードで識別される商品が登録される。
なお、生鮮食品などの一部の商品にはコードシンボルが付されていないことがある。買上商品にコードシンボルが付されていない場合、購買者は、タッチパネル65に表示される商品ボタンから買上商品に対応した商品ボタンにタッチする。商品ボタンがタッチされたことで、その商品ボタンに対応した商品の商品識別コードが情報端末60に入力される。すなわち商品識別コードで識別される商品が登録される。
Act109及びAct110の待ち受け状態にある情報端末60のプロセッサ61は、商品登録が行われたことを確認すると、Act109においてYESと判定し、図7のAct111へと進む。プロセッサ61は、Act111として商品登録コマンドを実店舗サーバ10宛に出力するように無線ユニット64を制御する。この制御により、無線ユニット64は、商品登録コマンドを無線送信する。商品登録コマンドには、Act105の処理で記憶したユーザIDと、登録商品の商品識別コードとが含まれる。商品登録コマンドは、アクセスポイント70で受信され、ネットワーク80を介して実店舗サーバ10へと送られる。
実店舗サーバ10のプロセッサ11は、通信インターフェース14を介して受信したコマンドが商品登録コマンドであることを確認すると、図10の流れ図に示す手順のコマンド受信処理を開始する。
プロセッサ11は、Act221として商品登録コマンドから商品識別コードを取得する。そしてプロセッサ11は、Act222として当該商品識別コードで識別される商品の商品データをデータベースサーバ40に問い合わせる。この問合せを受けてデータベースサーバ40では商品データベース41が検索され、当該商品識別コードを含む商品レコードに記述されている価格、商品名等の商品データが読み出される。そしてこの商品データが、データベースサーバ40から実店舗サーバ10へと送られる。実店舗サーバ10のプロセッサ11は、データベースサーバ40から送られてきた商品データを一時記憶メモリに記憶する。
プロセッサ11は、Act223として商品登録コマンドからユーザIDを取得する。そしてプロセッサ11は、Act224として商品登録コマンドから取得したユーザIDと商品識別コードとを含む注文商品データ311Qが注文ファイル31に登録されているか否かを注文サーバ30に問い合わせる。以下、商品登録コマンドから取得したユーザIDと商品識別コードとを含む注文商品データ311を注文商品データ311Qと表す。
問い合わせを受けた注文サーバ30では、注文ファイル31が検索される。そして注文商品データ311Qが検出されなかった場合には、注文サーバ30から実店舗サーバ10に対して注文品無しの応答が送信される。これに対し、注文ファイル31から注文商品データ311Qが検出された場合には、注文サーバ30から実店舗サーバ10に対して注文品有りの応答が送信される。この注文品有りの応答には注文商品データ311Qが含まれる。
注文サーバ30への問合せの結果、注文品無しの応答を受信した場合には、プロセッサ11は、Act224においてNOと判定し、Act225へと進む。プロセッサ11は、Act225として一時記憶メモリに記憶した商品データの価格を第1ワークメモリWM1に格納する。第1ワークメモリWM1は、メインメモリ12の揮発性メモリ領域に形成されている。Act225の処理を終えると、プロセッサ11は、Act226として第1ワークメモリWM1に格納した価格のデータを価格メモリに転送する。価格メモリは、メインメモリ12の揮発性メモリ領域に形成されている。
プロセッサ11は、Act227として、一時記憶メモリに記憶した商品データを基に買上商品データを生成する。そしてプロセッサ11は、Act228として商品登録コマンドから取得したユーザIDを含む買物カゴメモリ121に、買上商品データを記述する。またプロセッサ11は、Act229として当該買物カゴメモリ121の合計金額を、買上商品データの価格を加算した金額となるように更新する。
プロセッサ11は、Act230として値引額メモリの値引額が“0”よりも大きいか否かを確認する。値引額メモリは、メインメモリ12の揮発性メモリ領域に形成されている。注文商品データ311Qが注文ファイル31に登録されていない場合、値引額メモリの値引額は“0”である。すなわちプロセッサ11は、Act230においてNOと判定し、Act231の処理をスキップしてAct232へと進む。
プロセッサ11は、Act232として注文品フラグFが“1”に設定されているか否かを判定する。注文品フラグFは、メインメモリ12の揮発性メモリ領域で記憶された1ビットデータである。注文品フラグFは、注文商品データ311Qが注文ファイル31に登録されている場合“1”に設定され、登録されていない場合には“0”に設定されている。
注文品フラグFが“1”に設定されていない場合、プロセッサ11は、Act232においてNOと判定し、Act233へと進む。プロセッサ11は、Act233として商品登録コマンド送信元の情報端末60を宛先として、Aタイプの登録済コマンドを出力するように通信インターフェース14を制御する。この制御により、通信インターフェース14は、Aタイプの登録済コマンドをネットワーク80へと送信する。Aタイプの登録済コマンドには、買上商品リストと、値引合計額及び合計金額とが含まれる。買上商品リストは、商品登録コマンドから取得したユーザIDを含む買物カゴメモリ121に記憶されている買上商品データから生成される。Aタイプの登録済コマンドは、ネットワーク80を介してアクセスポイント70から無線送信され、商品登録コマンド送信元の情報端末60で受信される。以上で、プロセッサ11は、注文品でない商品登録コマンドの受信処理を終了する。
Act224において、注文サーバ30への問合せの結果、注文品有りの応答を受信した場合には、プロセッサ11は、Act224においてYESと判定し、Act234へと進む。プロセッサ11は、Act234として当該応答に含まれている注文商品データ311Qの有効フラグを調べる。ここで、有効フラグが“0”であった場合には、プロセッサ11は、Act234においてNOと判定し、前述したAct225へと進む。そしてプロセッサ11は、Act225乃至Act233の処理を前記と同様に実行して、商品登録コマンドの受信処理を終了する。
Act234において有効フラグが“1”であった場合には、プロセッサ11は、YESと判定し、Act235へと進む。プロセッサ11は、Act235として注文商品データ311Qの有効フラグを“0”に変更するように注文サーバ30に指令する。この指令を受けて、注文サーバ30では、該当する注文商品データ311Qの有効フラグが“0”に変更される。
プロセッサ11は、Act236として注文品フラグFを“1”に設定する。プロセッサ11は、Act237として一時記憶メモリに記憶した商品データの価格を第1ワークメモリWM1に格納する。プロセッサ11は、Act238として一時記憶メモリに記憶した注文商品データの注文時価格を第2ワークメモリWM2に格納する。第2ワークメモリWM2は、メインメモリ12の揮発性メモリ領域に形成されている。
プロセッサ11は、Act239として第1ワークメモリWM1の価格と第2ワークメモリWM2の注文時価格とを比較する。この比較の結果、第2ワークメモリWM2の注文時価格が第1ワークメモリWM1の価格以上である場合、プロセッサ11は、Act239においてNOと判定し、前述したAct226へと進む。そしてプロセッサ11は、Act226乃至Act232の処理を前記と同様に実行する。
この場合、プロセッサ11は、Act232においてYESと判定し、Act242へと進む。プロセッサ11は、Act242として注文品フラグを“0”にリセットする。またプロセッサ11は、Act243として商品登録コマンド送信元の情報端末60を宛先として、Bタイプの登録済コマンドを出力するように通信インターフェース14を制御する。この制御により、通信インターフェース14は、Bタイプの登録済コマンドをネットワーク80へと送信する。Bタイプの登録済コマンドには、買上商品リストと、注文商品データ311Qに含まれている注文商品コードと、値引合計額と、合計金額とが含まれる。買上商品リストは、商品登録コマンドから取得したユーザIDを含む買物カゴメモリ121に記憶されている買上商品データから生成される。Bタイプの登録済コマンドは、ネットワーク80を介してアクセスポイント70から無線送信され、商品登録コマンド送信元の情報端末60で受信される。
一方、第1ワークメモリWM1の価格と第2ワークメモリWM2の注文時価格とを比較した結果、第2ワークメモリWM2の注文時価格が第1ワークメモリWM1の価格未満である場合には、プロセッサ11は、Act239においてYESと判定し、Act240へと進む。プロセッサ11は、Act240として第2ワークメモリWM2に格納した注文時価格のデータを価格メモリに転送する。またプロセッサ11は、Act241として第1ワークメモリWM1の価格から第2ワークメモリWM2の注文時価格を減額して値引額を求め、この値引額を値引額メモリに記憶する。
Act240及びAct241の処理を終えると、プロセッサ11は、Act227へと進む。そしてプロセッサ11は、Act227乃至Act232及びAct242、Act243の処理を前述したのと同様に実行する。以上で、プロセッサ11は、注文品である商品登録コマンドの受信処理を終了する。
図7の説明に戻る。
Act111において商品登録コマンドの出力を制御した情報端末60のプロセッサ61は、Act112として登録済コマンドを待ち受ける。そして実店舗サーバ10から登録済コマンドを受信すると、プロセッサ61は、Act112においてYESと判定し、Act113へと進む。プロセッサ61は、Act113としてタッチパネル65に表示されている登録画面SC1を更新する。すなわちプロセッサ61は、登録済コマンドに含まれる買上商品リストが登録画面SC1の領域A1に表示されるように更新する。またプロセッサ61は、登録済コマンドに含まれる合計金額が登録画面SC1の領域A2に表示されるように更新する。
その後、プロセッサ61は、Act114として登録済コマンドがAタイプであるかBタイプであるかを確認する。登録済コマンドがAタイプである場合、プロセッサ61は、Act114においてNOと判定し、図6のAct109及びAct110の待ち受け状態に戻る。
これに対し、登録済コマンドがBタイプである場合には、プロセッサ61は、Act114においてYESと判定し、Act115へと進む。プロセッサ61は、登録済コマンドに含まれている注文商品コードで識別される商品の報知動作を停止する。すなわちプロセッサ61は、メッセージMS1を消去する。その後、プロセッサ61は、図6のAct109及びAct110の待ち受け状態に戻る。
<買上商品の登録終了に係る動作>
さて、買物を終えた購買者は、会計を行うために、情報端末60のタッチパネル65に表示されている登録画面SC1から会計ボタンBT1を入力する。
Act109及びAct110の待ち受け状態にある情報端末60のプロセッサ61は、会計ボタンBT1が入力されたことを検知すると、Act110においてYESと判定し、図8のAct121へと進む。プロセッサ61は、Act121として会計確認コマンドを実店舗サーバ10宛に出力するように無線ユニット64を制御する。この制御により、無線ユニット64は、会計確認コマンドを無線送信する。会計確認コマンドには、Act105の処理で記憶したユーザIDが含まれる。会計確認コマンドは、アクセスポイント70で受信され、ネットワーク80を介して実店舗サーバ10へと送られる。
実店舗サーバ10のプロセッサ11は、通信インターフェース14を介して受信したコマンドが会計確認コマンドであることを確認すると、図11の流れ図に示す手順のコマンド受信処理を開始する。
プロセッサ11は、Act251として会計確認コマンドからユーザIDを取得する。そしてプロセッサ11は、Act252として会計確認コマンドから取得したユーザIDを含む注文商品データ311Rが注文ファイル31に登録されているか否かを注文サーバ30に問い合わせる。以下、会計登録コマンドから取得したユーザIDを含む注文商品データ311を注文商品データ311Rと表す。
問い合わせを受けた注文サーバ30では、注文ファイル31が検索される。そして注文商品データ311Rが検出されなかった場合には、注文サーバ30から実店舗サーバ10に対して注文品無しの応答が送信される。これに対し、注文ファイル31から注文商品データ311Rが検出された場合には、注文サーバ30から実店舗サーバ10に対して注文品有りの応答が送信される。この注文品有りの応答には注文商品データ311Rが含まれる。
注文サーバ30への問合せの結果、注文品無しの応答を受信した場合には、プロセッサ11は、Act252においてNOと判定し、Act256へと進む。プロセッサ11は、Act256として会計確認コマンド送信元の情報端末60を宛先として、確認応答コマンドを出力するように通信インターフェース14を制御する。この制御により、通信インターフェース14は、確認応答コマンドをネットワーク80へと送信する。確認応答コマンドには、会計確認コマンドから取得したユーザIDが含まれる。確認応答コマンドは、ネットワーク80を介してアクセスポイント70から無線送信され、会計確認コマンド送信元の情報端末60で受信される。以上で、プロセッサ11は、注文品のないユーザのユーザIDが含まれた会計確認コマンドの受信処理を終了する。
注文サーバ30への問合せの結果、注文品有りの応答を受信した場合には、プロセッサ11は、Act252においてYESと判定し、Act253へと進む。プロセッサ11は、Act253として当該応答に含まれている注文商品データ311Rの有効フラグを調べる。ここで、有効フラグが“0”であった場合には、プロセッサ11は、Act253においてNOと判定し、前述したAct256へと進む。そしてプロセッサ11は、Act256の処理を前述したのと同様に実行して、会計確認コマンドの受信処理を終了する。
Act253において有効フラグが“1”であった場合には、プロセッサ11は、YESと判定し、Act254へと進む。プロセッサ11は、Act254として当該注文商品データ311に含まれる注文商品コードで識別される商品の在庫数をデータベースサーバ40に問い合わせる。この問合せに対してデータベースサーバ40では、在庫データベース42が検索される。そして、注文商品コードを商品識別コードとして含む在庫レコードから在庫数が得られ、実店舗サーバ10へと通知される。
在庫数を問い合わせた実店舗サーバ10のプロセッサ11は、Act255としてデータベースサーバ40から通知された在庫数が当該注文商品データ311Rに含まれる注文数以上であるか否かを確認する。在庫数が注文数未満である場合、プロセッサ11は、Act255においてNOと判定し、前述したAct256へと進む。そしてプロセッサ11は、Act256の処理を前述したのと前記と同様に実行して、会計確認コマンドの受信処理を終了する。
在庫数が注文数以上の場合には、プロセッサ11は、Act255においてYESと判定し、Act257へと進む。プロセッサ11は、Act257として当該注文商品データ311Rを、メインメモリ62の一時記憶バッファに記憶する。そしてプロセッサ11は、Act258として会計確認コマンド送信元の情報端末60を宛先として、買い忘れ応答コマンドを出力するように通信インターフェース14を制御する。この制御により、通信インターフェース14は、買い忘れ応答コマンドをネットワーク80へと送信する。買い忘れ応答コマンドには、会計確認コマンドから取得したユーザIDと、一時記憶バッファに保持されている注文商品データ311Rとが含まれる。買い忘れ応答コマンドは、ネットワーク80を介してアクセスポイント70から無線送信され、会計確認コマンド送信元の情報端末60で受信される。以上で、プロセッサ11は、注文品のあるユーザのユーザIDが含まれた会計確認コマンドの受信処理を終了する。
図8の説明に戻る。
Act121において会計確認コマンドの出力を制御した情報端末60のプロセッサ61は、Act122として応答コマンドを待ち受ける。そして実店舗サーバ10から確認応答コマンドを受信した場合には、プロセッサ61は、Act122においてNOと判定し、Act125へと進む。Act125の処理については、後述する。
実店舗サーバ10から買い忘れ応答コマンドを受信した場合には、プロセッサ61は、Act122においてYESと判定し、Act123へと進む。プロセッサ61は、Act123として買い忘れ確認画像PU1(図16を参照)を登録画面SC1に重ねて表示させる。
図16は、買い忘れ確認画像PU1の一例を示す模式図である。買い忘れ確認画像PU1には、買い忘れ応答コマンドに含まれる注文商品データ311Rの商品を買い忘れていないか否かを購買者に問い合わせるメッセージMS2が、戻るボタンBT2及び実行ボタンBT3の各画像とともに表示されている。戻るボタンBT2は、購買者が会計を中断して商品の登録に戻る場合に入力操作される。実行ボタンBT3は、購買者が会計を中断せずに実行する場合に入力操作される。
なお、図16に表示されているメッセージMS2の内容は一例である。購買者に対して仮想店舗で注文した商品の買い忘れがないか否かを問い合わせる内容であればよい。 買い忘れ確認画像PU1を確認した購買者は、会計を中断して商品の登録に戻る場合には戻るボタンBT2にタッチする。購買者は、会計を中断せずに実行する場合には実行ボタンBT3にタッチする。
買い忘れ確認画像PU1の表示を制御したプロセッサ61は、Act124として実行ボタンBT3が入力されるか戻るボタンBT2が入力されるのを待ち受ける。そして戻るボタンBT2が入力された場合には、プロセッサ61は、Act124においてNOと判定し、図6のAct109へと戻る。そしてプロセッサ61は、Act109及びAct110の待ち受け状態となる。
実行ボタンBT3が入力された場合には、プロセッサ61は、Act124においてYSと判定し、Act125へと進む。すなわちプロセッサ61は、実店舗サーバ10から確認応答コマンドを受信するか、買い忘れ応答コマンドを受信したが、買い忘れ確認画像PU1の実行ボタンBT3が入力された場合には、Act125へと進む。プロセッサ61は、Act125として会計実行コマンドを実店舗サーバ10宛に出力するように無線ユニット64を制御する。この制御により、無線ユニット64は、会計実行コマンドを無線送信する。会計実行コマンドは、アクセスポイント70で受信され、ネットワーク80を介して実店舗サーバ10へと送られる。会計実行コマンドには、Act105の処理で記憶したユーザIDが含まれる。
実店舗サーバ10のプロセッサ11は、通信インターフェース14を介して受信したコマンドが会計実行コマンドであることを確認すると、図12の流れ図に示す手順のコマンド受信処理を開始する。
プロセッサ11は、Act261としてその会計実行コマンドからユーザIDを取得する。またプロセッサ11は、Act262として会計バーコードを生成する。そしてプロセッサ11は、Act263として、Act261の処理で取得したユーザIDがセットされた買物カゴメモリ121に会計バーコードを記述する。
プロセッサ11は、Act264として会計実行コマンド送信元の情報端末60を宛先として、会計通知コマンドを出力するように通信インターフェース14を制御する。この制御により、通信インターフェース14は、会計通知コマンドをネットワーク80へと送信する。会計通知コマンドには、会計実行コマンドから取得したユーザIDが記述されている買物カゴメモリ121の合計金額と会計バーコードとが含まれる。会計通知コマンドは、ネットワーク80を介してアクセスポイント70から無線送信され、会計実行コマンド送信元の情報端末60で受信される。以上で、プロセッサ11は、会計実行コマンドの受信処理を終了する。
図8の説明に戻る。
会計実行コマンドの送信を制御したプロセッサ61は、Act126として会計通知コマンドを待ち受ける。会計通知コマンドを受信すると、プロセッサ61は、Act126においてYESと判定し、Act127へと進む。プロセッサ61は、Act127としてタッチパネル65の画面を会計案内画面SC2とする。
会計案内画面SC2の一例を図17に示す。図17に示すように、会計案内画面SC2には、会計通知コマンドに含まれている会計バーコードBC1と合計金額TAとが表示されている。また、[戻る]ボタンBT4の画像も表示されている。[戻る]ボタンBT4は、購買者が会計中止を指示する場合に入力操作される。
会計案内画面SC2を表示させたプロセッサ61は、Act128として[戻る]ボタンBT4が入力されたか否かを確認する。[戻る]ボタンBT4が入力されていない場合、プロセッサ61はAct128においてNOと判定し、Act129へと進む。プロセッサ61は、Act129として会計済コマンドを受信したか否かを確認する。会計済コマンドについては後述する。会計済コマンドを受信していない場合、プロセッサ61は、Act129においてNOと判定し、Act128へと戻る。ここにプロセッサ61は、Act128及びAct129において、[戻る]ボタンBT4が入力されるか、会計済コマンドを受信するのを待ち受ける。
この待ち受け状態において、[戻る]ボタンBT4が入力されたことを検知すると、プロセッサ61は、Act128においてYESと判定し、Act130へと進む。プロセッサ61は、Act130として会計取消コマンドを実店舗サーバ10宛に出力するように無線ユニット64を制御する。この制御により、無線ユニット64は、会計取消コマンドを無線送信する。会計取消コマンドは、アクセスポイント70で受信され、ネットワーク80を介して実店舗サーバ10へと送られる。会計取消コマンドには、Act105の処理で取得したユーザIDが含まれる。
会計取消コマンドの送信を制御したプロセッサ61は、Act131としてタッチパネル65の画面を会計案内画面SC2に切り替わる直前の登録画面SC1に戻す。その後、プロセッサ61は、図6のAct109へと戻る。そしてプロセッサ61は、Act109及びAct110の待ち受け状態となる。
実店舗サーバ10のプロセッサ11は、通信インターフェース14を介して受信したコマンドが会計取消コマンドであることを確認すると、図13の流れ図に示す手順のコマンド受信処理を開始する。
プロセッサ11は、Act271として会計取消コマンドからユーザIDを取得する。そしてプロセッサ11は、Act272として当該ユーザIDを含む買物カゴメモリ121から会計バーコードを削除する。以上で、プロセッサ11は、会計取消コマンドの受信処理を終了する。
<買上商品の会計に係る動作>
さて、買物を終えた購買者は、カートCとともに会計機50が設置されている場所まで行く。そして購買者は、情報端末60のタッチパネル65に表示されている会計案内画面SC2の会計バーコードBC1を、会計機50のスキャナで読み取らせる。そうすると、会計機50から実店舗サーバ10にスキャナコマンドが送信される。スキャナコマンドには、会計バーコードのデータが含まれる。
スキャナコマンドを受信した実店舗サーバ10のプロセッサ11は、図14の流れ図に示す手順の処理を開始する。すなわちプロセッサ11は、Act281としてスキャナコマンドから会計バーコードのデータを取得する。そしてプロセッサ11は、Act282としてその会計バーコードのデータでメインメモリ12の買物カゴメモリ121が作成されている領域を検索する。
プロセッサ11は、Act283として当該会計バーコードのデータが記述されている買物カゴメモリ121Pの有無を判定する。以下、スキャナコマンドから取得した会計バーコードのデータが記述されている買物カゴメモリ121を買物カゴメモリ121Pと表す。
買物カゴメモリ121Pが存在しない場合、プロセッサ11は、Act283においてNOと判定し、スキャナコマンドの入力をエラーとする。スキャナコマンドの入力がエラーとなった場合、会計機50においてエラーが報知される。エラーを確認した購買者は、会計バーコードのスキャニングを再度行うこととなる。
買物カゴメモリ121Pが存在する場合には、プロセッサ11は、Act283においてYESと判定し、Act284へと進む。プロセッサ11は、Act284として買物カゴメモリ121Pに記述されている買上商品データ、値引合計額及び合計金額の各データを、決済処理に必要な会計データとして、スキャナコマンド送信元の会計機50へと出力するように通信インターフェース14を制御する。この制御により通信インターフェース14は、会計データをネットワーク80へと送信する。会計データは、スキャナコマンド送信元の会計機50へと送られ、決済処理が実行される。決済処理は、会計機50における周知の処理であるので、ここでの説明は省略する。
会計データの送信を制御したプロセッサ11は、Act285として買物カゴメモリ121Pに記述されているユーザIDを取得する。プロセッサ11は、Act286として会計実行コマンド送信元の情報端末60を宛先として、会計済コマンドを出力するように通信インターフェース14を制御する。この制御により、通信インターフェース14は、会計済コマンドをネットワーク80へと送信する。会計済コマンドには、買物カゴメモリ121Pから取得したユーザIDが含まれる。会計済コマンドは、ネットワーク80を介してアクセスポイント70から無線送信され、会計実行コマンド送信元の情報端末60で受信される。プロセッサ11は、Act287として買物カゴメモリ121Pを削除する。以上で、プロセッサ11は、スキャナコマンドの受信処理を終了する。
図8の説明に戻る。
Act128及びAct129の待ち受け状態にあるプロセッサ61は、会計済コマンドを受信すると、Act129においてYESと判定し、Act132へと進む。プロセッサ61は、Act132としてログアウトを行う。ログアウトを終えると、プロセッサ61は、端末プログラムに従った情報処理を終了する。
以上で、販売システム1の主要な動作に係る説明を終了する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態の実店舗サーバ10は、仮想店舗を通じて注文された商品に関する注文情報を取得する取得手段と、実店舗に来店した購買者を特定する特定手段と、取得手段により取得した注文情報の中に、特定手段により特定された購買者によって注文された商品に関する注文情報が存在する場合、当該商品の在庫が実店舗にあることを条件に、購買者に対して当該商品が販売されていることを報知する報知手段とを備えている。すなわち実店舗サーバ10のプロセッサ11を主体とするコンピュータは、制御プログラムに従って図9のAct205乃至Act207の処理を実行することにより、取得手段を実現している。同コンピュータは、制御プログラムに従って図9のAct201乃至Act203の処理を実行することにより、特定手段を実現している。同コンピュータは、制御プログラムに従って図9のAct208乃至Act216の処理を実行することにより、報知手段を実現している。
かかる構成の実店舗サーバ10を備えた販売システム1であれば、仮想店舗で注文を行い、実店舗で品物を見てから購入するという販売形態を希望する購買者に対し、実店舗に来店した際に仮想店舗で注文した商品が売場で販売されていることを容易に報知することができる。
また、実店舗サーバ10は、実店舗において購買者が買い上げる買上商品が当該購買者によって注文された商品である場合、当該買上商品の注文時点の価格と実店舗での買上時点の価格とを比較し、低価格の方を選択して当該買上商品に関する販売情報を登録する登録手段を備えている。すなわち実店舗サーバ10のプロセッサ11を主体とするコンピュータは、制御プログラムに従って図9のAct221乃至Act241の処理を実行することにより、登録手段を実現している。
かかる構成の実店舗サーバ10を備えた販売システム1であれば、仮想店舗で注文を行い、実店舗で品物を見てから購入する場合に、注文時と来店時とで価格に変動があっても安い方の価格で販売登録されるので、実店舗での購入時に仮想店舗での注文時よりも価格が高くなることはない。また、注文時よりも購入時の方が、価格が安くなることもあり得る。したがって購買者は、安心して仮想店舗で注文を行い、実店舗で品物を見てから購入するという販売形態をとることができる。
また、実店舗サーバ10は、カートCに設けられた情報端末60に入力されたログイン情報を基に購買者を特定している。そして実店舗サーバ10は、情報端末60を介して、当該情報端末60を使用する購買者への報知を行うようにしている。したがって、実店舗に来店した購買者は、カートCに設けられた情報端末60に対してログイン操作するだけで、注文した品が実店舗で販売されているか否かの報知を受けることができる。
以上、実店舗で品物を見てから購入するという販売形態を容易に運用できる商品データ処理装置の実施形態について説明したが、かかる実施形態はこれに限定されるものではない。
報知手段は、購買者によって注文された商品の注文時点の価格と実店舗での買上時点の価格とを比較し、低価格の方を選択して、購買者に対し、その選択された価格の情報を含めて当該商品が販売されていることを報知してもよい。この場合における登録画面SC1の一例を図18に示す。図示するように登録画面SC1の一部には、購買者に対して注文商品が実店舗で販売されていること、その価格は“ZZZZ”であることを報知する内容のメッセージMS3が表示されている。
このような報知は、実店舗サーバ10のプロセッサ11が実行するログインコマンド受信処理の一部を変更することで実現できる。図19は、変更後のログインコマンド受信処理の要部を示す流れ図である。なお、図9と共通する処理ステップには同一の符号が付されている。
すなわちプロセッサ11は、Act211においてYESと判定した後、Act212の処理に至るまでの間にAct291乃至Act296の処理を実行する。
プロセッサ11は、Act291として注文商品データの商品識別コードで識別される商品の価格をデータベースサーバ40に問い合わせる。この問合せを受けてデータベースサーバ40では商品データベース41が検索され、当該商品識別コードを含む商品レコードに記述されている価格が読み出される。そしてこの価格のデータが、データベースサーバ40から実店舗サーバ10へと通知される。実店舗サーバ10のプロセッサ11は、Act292としてデータベースサーバ40から通知された価格のデータを第1ワークメモリWM1に記憶する。
プロセッサ11は、Act293として一時記憶メモリに記憶した注文商品データの注文時価格を第2ワークメモリWM2に格納する。プロセッサ11は、Act294として第1ワークメモリWM1の価格と第2ワークメモリWM2の注文時価格とを比較する。この比較の結果、第2ワークメモリWM2の注文時価格が第1ワークメモリWM1の価格以上である場合、プロセッサ11は、Act294においてNOと判定し、Act295へと進む。プロセッサ11は、Act295として第1ワークメモリWM1に格納した価格のデータを価格メモリに転送する。第2ワークメモリWM2の注文時価格が第1ワークメモリWM1の価格未満である場合には、プロセッサ11は、Act294においてYESと判定し、Act296へと進む。プロセッサ11は、Act296として第2ワークメモリWM2に格納した価格のデータを価格メモリに転送する。その後、プロセッサ11は、Act212の処理に至る。
その後プロセッサ11は、Act216としてログインコマンド送信元の情報端末60を宛先として、Bタイプの承認応答コマンドを出力するように通信インターフェース14を制御する。その際、Bタイプの承認応答コマンドには、ログインコマンドから取得したユーザIDと、一時記憶バッファに保持されている注文商品データ311と、価格メモリに記憶した価格のデータとが含まれる。かくして、購買者によって注文された商品の注文時点の価格と実店舗での買上時点の価格とを比較し、低価格の方を選択して、購買者に対し、その選択された価格の情報を含めて当該商品が販売されていることを報知することができる。
前記実施形態では、注文商品データに含まれる有効フラグが“1”であるか否かの判定を実店舗サーバ10で行う場合を例示した。この種の判定は、注文サーバ30が行ってもよい。
前記実施形態では、報知手段は、カートCに取り付けられた情報端末60を介して報知するようにした。報知先は、情報端末60に限定されるものではない。情報端末60の代わりに、購買者が携帯するスマートフォン等の通信端末を報知先としてもよい。
前記実施形態では、購買者がWebサイトに公開された仮想店舗を通じて商品の注文を行う場合を示したが、商品を注文する方法はこれに限定されるものではない。例えば購買者が、入力フォーマットが定められたデータファイルに注文情報を入力し、このデータファイルを添付した電子メールを所定のメールアドレスに送信することで、商品の注文を行うようにしてもよい。あるいは購買者が、ライン[LINE](登録商標)、ワッツアップ[WhatsApp](登録商標)などのメッセージアプリケーションを使用して商品の注文を行ってもよい。
前記実施形態では、実店舗サーバ10に対し、制御プログラムがメインメモリ12又は補助記憶デバイス13に予め記憶されている場合を例示した。この点に関しては、制御プログラムがメインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶されていない状態で、商品データ処理装置を構成してもよい。その場合には、商品データ処理装置が備える書き込み可能な記憶デバイスに、この商品データ処理装置とは個別に譲渡された制御プログラムがユーザなどの操作に応じて書き込まれればよい。制御プログラムの譲渡は、リムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。記録媒体は、CD-ROM,メモリカート等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…販売システム、10…実店舗サーバ、11…プロセッサ、12…メインメモリ、13…補助記憶デバイス、14…通信インターフェース、20…仮想店舗サーバ、30…注文サーバ、31…注文ファイル、40…データベースサーバ、41…商品データベース、42…在庫データベース、43…会員データベース、50…会計機、60…情報端末、70…アクセスポイント、80…ネットワーク、121…買物カゴメモリ。
本発明の実施形態は、商品データ処理システム、情報端末及びそのプログラムに関する。
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、仮想店舗で注文を行い、実店舗で品物を見てから購入するという販売形態を容易に運用できる商品データ処理システムを提供しようとするものである。
一実施形態において、商品データ処理システムは、実店舗に来店した購買者の操作により買上商品のデータを入力する情報端末と、仮想店舗を通じて注文された商品に関する注文情報を取得するサーバとを含む。
商品データ処理システムは、報知手段と、判定手段と、登録手段と、を備える。報知手段は、サーバが取得した注文情報が購買者により仮想店舗を通じて注文された商品に関する注文情報である場合、その商品の在庫が実店舗にあることを条件に、購買者に対して仮想店舗を通じて注文された商品が実店舗で販売されていることを報知する。判定手段は、情報端末を介してデータが入力された買上商品が、当該情報端末を操作する購買者により仮想店舗を通じて注文された商品であるか判定する。登録手段は、判定手段が、仮想店舗を通じて注文された商品でないと判定した場合には実店舗での販売価格で買上商品に関する販売情報を登録する。登録手段は、判定手段が、仮想店舗を通じて注文された商品であると判定した場合には、買上商品の注文時点の価格と実店舗での販売価格とを比較し、低価格の方を選択して買上商品に関する販売情報を登録する。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]注文された商品に関する注文情報を取得する取得手段と、来店した購買者を特定する特定手段と、前記取得手段により取得した前記注文情報の中に、前記特定手段により特定された購買者によって注文された商品に関する注文情報が存在する場合、当該商品の在庫があることを条件に、前記購買者に対して当該商品が販売されていることを報知する報知手段と、を具備する商品データ処理装置。
[2]前記購買者が買い上げる買上商品が当該購買者によって注文された商品である場合、当該買上商品の注文時点の価格と買上時点の価格とを比較し、低価格の方を選択して当該買上商品に関する販売情報を登録する登録手段、をさらに具備する付記[1]記載の商品データ処理装置。
[3]前記報知手段は、前記購買者によって注文された商品の注文時点の価格と買上時点の価格とを比較し、低価格の方を選択して、前記購買者に対し、その選択された価格の情報を含めて当該商品が販売されていることを報知する、付記[2]記載の商品データ処理装置。
[4]来店した購買者が使用する情報端末、を含み、前記特定手段は、前記情報端末に入力された情報を基に前記購買者を特定する、付記[1]乃至[3]のうちいずれか1項記載の商品データ処理装置。
[5]前記報知手段は、前記情報端末を介して、当該情報端末を使用する購買者に対しての報知を行う、付記[4]記載の商品データ処理装置。
[6]コンピュータを、注文された商品に関する注文情報を取得する取得手段、来店した購買者を特定する特定手段、前記取得した前記注文情報の中に、前記特定された購買者によって注文された商品に関する注文情報が存在する場合、当該商品の在庫があることを条件に、前記購買者に対して当該商品が販売されていることを報知する報知手段、として機能させるための制御プログラム。

Claims (6)

  1. 注文された商品に関する注文情報を取得する取得手段と、
    来店した購買者を特定する特定手段と、
    前記取得手段により取得した前記注文情報の中に、前記特定手段により特定された購買者によって注文された商品に関する注文情報が存在する場合、当該商品の在庫があることを条件に、前記購買者に対して当該商品が販売されていることを報知する報知手段と、を具備する商品データ処理装置。
  2. 前記購買者が買い上げる買上商品が当該購買者によって注文された商品である場合、当該買上商品の注文時点の価格と買上時点の価格とを比較し、低価格の方を選択して当該買上商品に関する販売情報を登録する登録手段、
    をさらに具備する請求項1記載の商品データ処理装置。
  3. 前記報知手段は、前記購買者によって注文された商品の注文時点の価格と買上時点の価格とを比較し、低価格の方を選択して、前記購買者に対し、その選択された価格の情報を含めて当該商品が販売されていることを報知する、請求項2記載の商品データ処理装置。
  4. 来店した購買者が使用する情報端末、を含み、
    前記特定手段は、前記情報端末に入力された情報を基に前記購買者を特定する、請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の商品データ処理装置。
  5. 前記報知手段は、前記情報端末を介して、当該情報端末を使用する購買者に対しての報知を行う、請求項4記載の商品データ処理装置。
  6. コンピュータを、
    注文された商品に関する注文情報を取得する取得手段、
    来店した購買者を特定する特定手段、
    前記取得した前記注文情報の中に、前記特定された購買者によって注文された商品に関する注文情報が存在する場合、当該商品の在庫があることを条件に、前記購買者に対して当該商品が販売されていることを報知する報知手段、
    として機能させるための制御プログラム。
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