JP2023047843A - Tail gate device, and vehicle carrier car having tail gate device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、後煽り装置と、後煽り装置を備える車両運搬車に関する。
BACKGROUND OF THE
車両(車両運搬車等)の荷台に備えられる後煽りは、例えば、特許文献1に開示されているように、車両の走行時等における姿勢である垂直姿勢と、積載する対象を荷台に積載する際の姿勢である水平姿勢とに、姿勢を切り換えることが可能である。
For example, as disclosed in
特許文献1に開示されている構成では、後煽りの姿勢を垂直姿勢から水平姿勢に切り換える際に、後煽りが垂直姿勢である状態で荷台を接地させた後、荷台に取り付けたレバーを作業者が手動により持ち上げて、後煽りのロック状態を解除する。そして、後煽りを手動により後方へ倒すことで、後煽りを水平姿勢とする。
しかしながら、荷台を接地させた状態では、後煽りがロック状態であるときのレバーが地面の近くに配置されるため、作業者が手動でレバーを持ち上げる際に、屈んで作業をする必要がある。したがって、レバーを持ち上げた作業者が、屈んだ姿勢で後煽りを後方へ倒す作業を行うこととなり、作業者の体格や作業を行うスペースによっては、後煽りを水平姿勢とする作業が困難となるという問題がある。
本発明は、上述した問題点を鑑み、後煽りの姿勢を垂直姿勢から水平姿勢とする作業を容易に行うことが可能な、後煽り装置と、後煽り装置を備える車両運搬車を提供することを目的とする。
In the configuration disclosed in
However, when the platform is grounded, the lever is placed near the ground when the rear flap is in the locked state, so the operator must bend down when manually lifting the lever. Therefore, the operator who lifts the lever performs the work of tilting the rear fan rearward in a crouched posture, and depending on the worker's physique and the working space, it is difficult to set the rear fan in a horizontal position. There is a problem.
SUMMARY OF THE INVENTION In view of the above-described problems, the present invention provides a rear fanning device and a vehicle transport vehicle equipped with the rear fanning device that can easily perform the work of changing the rear fanning posture from the vertical posture to the horizontal posture. With the goal.
本発明の一態様に係る後煽り装置は、後煽りと、ロック機構と、解除操作部とを備える。後煽りは、車両の荷台に対する姿勢を、立ち上がった姿勢である垂直姿勢と、横になった姿勢である水平姿勢とに変化させることが可能である。ロック機構は、後煽りの姿勢が垂直姿勢のときに、後煽りを固定した状態であるロック状態とする。解除操作部は、荷台に配置され、且つ上方から下方へ向けて操作することで、後煽りのロック状態を解除することが可能である。 A rearward tilting device according to an aspect of the present invention includes a rearward tilting device, a lock mechanism, and a release operation section. The rear tilting can change the posture of the vehicle with respect to the loading platform between a vertical posture, which is a standing posture, and a horizontal posture, which is a lying posture. The lock mechanism is in a locked state in which the rear flap is fixed when the rear flap is in the vertical position. The release operation part is arranged on the loading platform, and can be operated downward from above to release the locked state of the rear tilt.
また、本発明の一態様に係る車両運搬車は、荷台に配置された解除操作部を上方から下方へ向けて操作することで、後煽りのロック状態を解除することが可能な後煽り装置を備える。 Further, the vehicle transport vehicle according to one aspect of the present invention includes a rear flapping device capable of releasing the locked state of the rear flapping by operating the release operation portion arranged on the loading platform downward from above. Prepare.
本発明に係る後煽り装置と、後煽り装置を備える車両運搬車によれば、後煽りの姿勢を垂直姿勢から水平姿勢とする作業を容易に行うことが可能となる。 According to the rear flapping device and the vehicle transport vehicle equipped with the rear flapping device according to the present invention, it is possible to easily perform the work of changing the rear flapping posture from the vertical posture to the horizontal posture.
以下、本発明に係る後煽り装置について、図面を適宜参照しつつ説明する。なお、図面は模式的なものである。そのため、厚さと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なる場合があることに留意すべきであり、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記の実施形態に特定するものではない。 Hereinafter, the rear fanning device according to the present invention will be described with appropriate reference to the drawings. Note that the drawings are schematic. Therefore, it should be noted that the relationship, ratio, etc., between the thickness and the planar dimension may differ from the actual one, and even between the drawings, there are parts where the relationship and ratio of the dimensions are different. Sometimes. Further, the embodiments shown below are examples of devices and methods for embodying the technical idea of the present invention. etc. are not specified in the following embodiments.
(実施形態)
(構成)
図1に示すように、後煽り装置1は、車両運搬車100が備える装置である。
車両運搬車100は、車両本体101を備える。
(embodiment)
(composition)
As shown in FIG. 1 , the
The
実施形態では、図1に示すように、車両本体101を、トラックとした場合について説明する。なお、以降の説明及び図面では、車両運搬車100が前進する方向(シフトがDレンジ等に選択されている状態で走行する方向)を、「前方」と記載する場合がある。同様に、以降の説明及び図面では、車両運搬車100が後退する方向(シフトがRレンジに選択されている状態で走行する方向)を、「後方」と記載する場合がある。
また、以降の説明及び図面では、車両運搬車100の運転者が運転席に座っているときの左手側を「左側」と示し、運転者が運転席に座っているときの右手側を「右側」と示す。したがって、以降の説明及び図面では、車両運搬車100を左側から見た視点を「左側面視」とし、車両運搬車100を右側から見た視点を「右側面視」とする。また、以降の説明では、「左側面視」と「右側面視」とをまとめて、「側面視」と記載する場合がある。
In the embodiment, as shown in FIG. 1, a case where the
Further, in the following description and drawings, the left hand side when the driver of the
車両本体101は、荷台102と、車両運搬車100の運転者等が座る運転室103を備える。
荷台102には、後煽り装置1が設置されており、運搬の対象となる車両(運搬対象車両)Vを積載する。また、荷台102は、サイドフレーム104を備える。さらに、荷台102は、図2に示すように、後煽り保持プレート105と、床板106を備える。
The
A
サイドフレーム104は、床板106の上面から上方へ突出しており、床板106の左右両端部に配置されている。
The side frames 104 protrude upward from the upper surface of the
後煽り保持プレート105は、二枚一組で形成されており、溶接等により、荷台102の後端部に固定されている。なお、実施形態では、一例として、図4に示すように、四組の後煽り保持プレート105が荷台102に固定されている構成について説明する。
二枚一組の後煽り保持プレート105は、それぞれ、車両運搬車100の幅方向に沿って、間隔を開けて配置されている。
The rear
A set of two rear
床板106は、運搬対象車両Vを上面に積載する板である。また、床板106には、図2に示すように、差込み支柱107が取り付けられている。なお、図2では、説明のために、サイドフレーム104の図示を省略している。
The
差込み支柱107は、床板106の上面に形成された差込み支柱ブラケット108に対して、差込み又は抜き出しが可能である。なお、差込み支柱ブラケット108は、床板106の上面に開口する、凹部である。したがって、差込み支柱107は、床板106の上面に対して取り外しが可能であり、運搬対象車両Vを積載した状態における車両運搬車100の走行時等において、必要に応じて床板106に取り付けられる。
なお、車両運搬車100の構成は、床板106に差込み支柱107が取り付けられている構成に限定するものではなく、差込み支柱107を備えていない構成としてもよい。
The
The configuration of the
(後煽り装置)
後煽り装置1は、図3及び図4に示すように、後煽り2と、第一ペダルユニット10と、第二ペダルユニット20と、ロッドユニット30と、フックユニット40を備える。
なお、図3では、説明のために、車両本体101の構成に関して、荷台102の外枠のみを示す。また、図3では、説明のために、荷台102の下方に配置されており、平面視では見えない構成を、実線で示す。さらに、図3では、後煽り2の図示を省略し、第一ペダルユニット10と、第二ペダルユニット20と、ロッドユニット30と、フックユニット40に関して、構成を簡略化して示す。
(Back fanning device)
The rear fanning
Note that FIG. 3 shows only the outer frame of the
<後煽り>
後煽り2は、運搬対象車両Vを荷台102に積載するときのスロープを兼ねる板である。また、後煽り2は、荷台102に対して回転させることが可能な状態で、荷台102の後端部に取り付けられている。さらに、後煽り2は、荷台102に対して回転させることで、荷台102に対する姿勢を、垂直姿勢と水平姿勢とに変化させることが可能である。
<back-trigger>
The
垂直姿勢は、立ち上がった姿勢、具体的には、図1(a)に示すように、車両運搬車100が走行する方向に対して垂直な姿勢であり、車両運搬車100の走行時等における後煽り2の姿勢である。
水平姿勢は、横になった姿勢、具体的には、図1(b)に示すように、車両運搬車100が走行する方向に対して水平な姿勢であり、運搬対象車両Vを荷台102に積載するときに、荷台102と共に傾斜して地面Gとの間のスロープとなる姿勢である。なお、図1(b)には、説明のために、車両運搬車100の一部を示す。
The vertical posture is a standing posture, specifically, as shown in FIG. It is the posture of inciting 2.
The horizontal posture is a lying posture, specifically, as shown in FIG. This posture is such that it inclines together with the
また、後煽り2は、四つの後煽り側第一連結部2aと、一つの後煽り側第二連結部2bと、二つのクッション部材2cを備える。
In addition, the
後煽り側第一連結部2aは、二枚一組の後煽り保持プレート105の間に配置されている。また、後煽り側第一連結部2aは、ピン等を用いて、二枚一組の後煽り保持プレート105に取り付けられている。また、三つの後煽り側第一連結部2aは、車両運搬車100の車幅方向(左右方向)に沿って、間隔を開けて配置されている。
The rear-tilt-side first connecting
後煽り側第二連結部2bは、二枚一組の板状部材で構成されており、溶接等により、四つの後煽り側第一連結部2aのうち一つに固定されている。また、後煽り側第二連結部2bは、ピン等を用いて、後述する煽り連結部材38(図8参照)に取り付けられている。なお、図4では、説明のために、後煽り側第二連結部2bを構成する二枚の板状部材に対し、それぞれ、符号2bを付している。
The rearward-side second connecting
クッション部材2cは、例えば、ゴム等の弾性材料を用いて形成されており、後煽り2のうち、垂直姿勢で差込み支柱107と対向する位置に取り付けられている。また、クッション部材2cは、例えば、図2に示すように、後煽り2が垂直姿勢である状態で、差込み支柱107と接触している。
The
<第一ペダルユニット>
第一ペダルユニット10は、図3及び図4に示すように、床板106の下面のうち、車両運搬車100の左端に配置されている。また、第一ペダルユニット10は、図5及び図6に示すように、解除ペダル11と、ペダルブラケット12を備える。
<First pedal unit>
As shown in FIGS. 3 and 4, the
解除ペダル11は、一対のペダルプレート110と、回転軸ピン111と、ストッパピン112と、操作ピン113を備える。
The
一対のペダルプレート110は、板状に形成されており、ペダルプレート110の厚さ方向から見て、直交する直線の二辺と、直線の二辺を連続する円弧状の一辺とを有する扇状に形成されている。具体的に、ペダルプレート110は、図6に示すように、車両運搬車100の前後方向から見て、直線の二辺のうち一方が車両運搬車100の内側に配置され、直線の二辺のうち他方が車両運搬車100の内側から外側へ向けて延びる形状である。
The pair of
また、一対のペダルプレート110は、車両運搬車100の前後方向から見て形状が一致する状態で、車両運搬車100の前後方向に沿って、間隔を開けて並列に配置されている。
さらに、一対のペダルプレート110のうち、後煽り2に近い位置に配置されたペダルプレート110(後側のペダルプレート110)には、第一プルケーブル61の一端が固定されている。
The pair of
Furthermore, one end of the
第一プルケーブル61は、インナーケーブルと、アウターチューブによって構成されている。インナーケーブルは、ワイヤ等を用いて形成されている。アウターチューブは、樹脂部材等を用いて形成されており、インナーケーブルを内部に収容している。
第一プルケーブル61の他端は、フックユニット40に接続されている。第一プルケーブル61の両端部間は、複数のケーブルクランプ70を用いて、床板106の下面に取り付けられている。
また、第一プルケーブル61は、荷台102に固定された第一ペダル側ケーブルブラケット51に支持されている。
The
The other end of the
Also, the
回転軸ピン111は、例えば、金属製のパイプを用いて形成されている。また、回転軸ピン111は、直線の二辺が連続する部分(下端側)に近い位置を貫通した状態で、一対のペダルプレート110に取り付けられている。
回転軸ピン111の両端部は、それぞれ、一対のペダルプレート110よりも外側(車両運搬車100の前方又は後方)へ突出している。また、回転軸ピン111の両端部のうち一方は、後側のペダルプレート110のうち第一プルケーブル61が固定されている位置よりも下方に配置されている。
The
Both ends of the
ストッパピン112は、例えば、金属製のパイプを用いて形成されている。また、ストッパピン112は、回転軸ピン111よりも上方であり、直線の二辺のうち一方と円弧状の一辺とが連続する部分に近い位置を貫通した状態で、一対のペダルプレート110に取り付けられている。
ストッパピン112の両端部は、それぞれ、一対のペダルプレート110よりも外側(車両運搬車100の前方又は後方)へ突出している。また、ストッパピン112の両端部のうち一方は、後側のペダルプレート110のうち第一プルケーブル61が固定されている位置よりも下方に配置されている。
The
Both ends of the
操作ピン113は、例えば、金属製のパイプを用いて形成されている。また、操作ピン113は、直線の二辺のうち他方と円弧状の一辺とが連続する部分に近い位置(車両運搬車100の外側)を貫通した状態で、一対のペダルプレート110に取り付けられている。
操作ピン113の両端部は、それぞれ、一対のペダルプレート110よりも外側(車両運搬車100の前方又は後方)へ突出している。
The
Both ends of the
また、操作ピン113は、負荷を加えていない無負荷の状態(図6参照)から、作業者(車両運搬車100の運転者が兼ねる場合もある)が足で踏むことにより、上方から下方へ移動させた状態(図7参照)とすることが可能である。
操作ピン113を上方から下方へ向けて移動させると、一対のペダルプレート110とストッパピン112が、回転軸ピン111を回転軸として変位し、解除ペダル11を上方から下方へ向けて操作した状態(図7参照)となる。
In addition, the
When the
なお、無負荷の状態(図6参照)では、第一プルケーブル61を介してフックユニット40から伝達される引っ張り力により、解除ペダル11が車両運搬車100の内側へ引かれる。これにより、無負荷の状態では、解除ペダル11を操作していない状態(図6参照)となる。
また、解除ペダル11を操作していない状態から、解除ペダル11を上方から下方へ向けて操作した状態となると、解除ペダル11が車両運搬車100の外側へ移動して、第一プルケーブル61が車両運搬車100の外側へ引かれる。
In the no-load state (see FIG. 6), the
Further, when the
ペダルブラケット12は、第一サイドプレート121と、第二サイドプレート122と、第一取り付けプレート123と、バックプレート124を備える。
第一サイドプレート121は、板状に形成されており、厚さ方向を車両運搬車100の前後方向と平行に向けた状態で、第一取り付けプレート123に固定されている。
The
The
また、第一サイドプレート121には、第一回転軸受け孔121aと、第一円弧状スリット121bが形成されている。
第一回転軸受け孔121aは、第一サイドプレート121を貫通する孔であり、回転軸ピン111の一端が挿入されている。
Further, the
The first
第一円弧状スリット121bは、ペダルプレート110が有する円弧状の一辺に沿った形状に形成された、第一サイドプレート121を貫通するスリットであり、ストッパピン112の一端が挿入されている。また、第一円弧状スリット121bは、第一サイドプレート121のうち、第一回転軸受け孔121aよりも上方に配置されている。
The first
第一円弧状スリット121bの長さは、解除ペダル11を操作していない状態(図6参照)から、解除ペダル11を上方から下方へ向けて操作した状態(図7参照)となるまでに、第一円弧状スリット121bの内部をストッパピン112が移動する長さである。具体的に、第一円弧状スリット121bの長さは、解除ペダル11を上方から下方へ向けて操作した状態で、車両運搬車100の前後方向から見て、第一プルケーブル61の一端が第一サイドプレート121と重なる長さに設定する。
The length of the first arc-shaped
第二サイドプレート122は、板状に形成されており、第一サイドプレート121よりも後煽り2から遠い位置に配置されるとともに、厚さ方向を車両運搬車100の前後方向と平行に向けた状態で、第一取り付けプレート123に固定されている。
第一サイドプレート121と第二サイドプレート122とは、車両運搬車100の前後方向から見て重なる状態で、車両運搬車100の前後方向に沿って、間隔を開けて並列に配置されている。
The
The
また、第二サイドプレート122には、回転軸ピン111の他端が挿入されている第二回転軸受け孔と、ストッパピン112の他端が挿入されている第二円弧状スリットが形成されている。
なお、第二回転軸受け孔の構成は、第二サイドプレート122に形成されている点を除き、第一回転軸受け孔121aと同様である。また、第二円弧状スリットの構成は、第二サイドプレート122に形成されている点を除き、第一円弧状スリット121bと同様である。
Further, the
The configuration of the second rotary bearing hole is the same as that of the first
第一取り付けプレート123は、板状に形成されており、一方の面(図5では、上側の面)が、ボルト等を用いて床板106の下面に取り付けられている。
具体的に、第一取り付けプレート123は、床板106の下面のうち、荷台102の中心よりも車両運搬車100の右側に配置されている。これに加え、第一取り付けプレート123は、第一サイドプレート121と第二サイドプレート122がサイドフレーム104よりも内側に配置される位置に取り付けられている。
The
Specifically, the first mounting
さらに、第一取り付けプレート123は、床板106の下面のうち、操作ピン113が、回転軸ピン111及びストッパピン112よりも、サイドフレーム104に近い位置に配置される位置に取り付けられている。
第一取り付けプレート123の他方の面(図5では、下側の面)には、溶接等を用いて、第一サイドプレート121と第二サイドプレート122が固定されている。
バックプレート124は、板状に形成されており、厚さ方向を車両運搬車100の車幅方向と平行に向けた状態で、第一サイドプレート121と第二サイドプレート122とを接続している。したがって、第一サイドプレート121と、第二サイドプレート122と、バックプレート124は、平面視で、車両運搬車100の外側に開口部を向けたコの字形を形成するように組み合わされている。
また、バックプレート124には、バックプレート開口部124aが形成されている。
バックプレート開口部124aは、バックプレート124のうち、第一サイドプレート121と連続する部分の一部を切除した形状に形成されており、第一プルケーブル61が配置されている。
Further, the first mounting
The
The
Further, the
The
<第二ペダルユニット>
第二ペダルユニット20は、図3及び図4に示すように、床板106の下面のうち、車両運搬車100の右端に配置されている。
なお、第二ペダルユニット20の構成は、荷台102に対する取り付け位置を除き、第一ペダルユニット10と同様であるため、説明を省略する。
<Second Pedal Unit>
As shown in FIGS. 3 and 4, the
The configuration of the
具体的に、第二ペダルユニット20は、床板106の下面のうち、荷台102の中心よりも車両運搬車100の左側に配置されている。
また、第二ペダルユニット20に固定されている第二ペダル側ケーブルブラケットには、第二プルケーブル62の一端が取り付けられている。さらに、第二プルケーブル62の他端は、フックユニット40に接続されている。
Specifically, the
One end of the
上述した構成により、第一ペダルユニット10においては、解除ペダル11を操作していない状態から、解除ペダル11を上方から下方へ向けて操作することで、第一プルケーブル61が車両運搬車100の外側(左側)へ引かれる。同様に、第二ペダルユニット20においても、解除ペダル11を操作していない状態から、解除ペダル11を上方から下方へ向けて操作することで、第二プルケーブル62が車両運搬車100の外側(右側)へ引かれる。
With the above-described configuration, in the
<ロッドユニット>
ロッドユニット30は、図8から図10に示すように、プッシュロッド31と、ロッドブラケット32と、ローラ受け板33と、スプリング受け板34と、ロッドスプリング35と、一対のローラ36と、ロッドピン37を備える。
なお、図8は、後煽り2の姿勢が垂直姿勢である状態における、ロッドユニット30及びフックユニット40の構成を示す図である。また、図8は、左側面視の側面図である。
<Rod unit>
8 to 10, the
FIG. 8 is a diagram showing the configuration of the
プッシュロッド31は、金属材料等を用いて、棒状に形成されており、図11に示すように、大径部31aと、小径部31bと、中径部31cを備える。
The
大径部31aは、プッシュロッド31のうち、最も外径が大きい部分である。また、大径部31aには、大径部31aの径方向に沿った方向で、大径部31aの中心軸を貫通するロッド側貫通孔31dが形成されている。
大径部31aのうち、ロッド側貫通孔31dが形成されている部分には、それぞれ、ロッド側貫通孔31dを包囲するように、円環状のボス31eが配置されている。
The
小径部31bは、大径部31aよりも外径が小さく、プッシュロッド31のうち、後煽り2から最も遠い位置に配置されて、プッシュロッド31の先端部を形成している。
中径部31cは、大径部31aよりも外径が小さく、小径部31bよりも外径が大きい。また、中径部31cは、プッシュロッド31のうち、後煽り2に最も近い位置に配置されて、プッシュロッド31の後端部を形成している。
The small-
The
さらに、中径部31cには、図9及び図10に示すように、煽り連結部材38が取り付けられている。
煽り連結部材38は、円筒状に形成されている。また、煽り連結部材38は、中径部31cと同軸に配置された状態で、中径部31cのうち大径部31aと連続する端部とは反対側の端部に取り付けられて、プッシュロッド31の後端部に取り付けられている。なお、煽り連結部材38は、角筒状に形成してもよい。
また、煽り連結部材38には、煽り連結部材38の径方向に沿った方向で、煽り連結部材38の中心軸を貫通する後端側貫通孔38aが形成されている。後端側貫通孔38aには、後煽り側第二連結部2bが、煽り連結部材38に対して回転可能に連結される。
Furthermore, as shown in FIGS. 9 and 10, a
The fanning
Further, the
ロッドブラケット32は、プレート部32aと、ロッド支持部32bを備える。
プレート部32aは、板状に形成されており、一方の面(図8では、上側の面)が、ボルト等を用いて床板106の下面に取り付けられている。
The
The
ロッド支持部32bは、四枚の板を組み合わせて形成されている。
ロッド支持部32bを形成する四枚の板のうち一枚の板は、厚さ方向を車両運搬車100の前後方向と平行に向けた状態で、プレート部32aに固定されている。また、ロッド支持部32bを形成する四枚の板のうち一枚の板には、円形の貫通孔が形成されている。ロッド支持部32bに形成されている貫通孔には、大径部31aが配置されている。
ロッド支持部32bを形成する四枚の板のうち残りの三枚の板は、車両運搬車100の前後方向から見て、プレート部32aと共に四辺形を形成した状態で、一枚の板とプレート部32aに固定されている。
The
One of the four plates forming the
The remaining three plates among the four plates forming the
ローラ受け板33は、板材のうち二箇所を直角に曲げて形成され、上下方向から見てコの字形に形成されている。また、ローラ受け板33のうち、後煽り2から最も遠い面には、円形の貫通孔が形成されている。ローラ受け板33の後煽り2から最も遠い面に形成されている貫通孔には、大径部31aが配置されている。
また、ローラ受け板33のうち、大径部31aと対向する二つの面には、それぞれ、受け板側貫通孔33aが形成されている。
The
Further, two surfaces of the
スプリング受け板34は、板材を用いて形成されており、厚さ方向を車両運搬車100の前後方向と平行に向けた状態で、ローラ受け板33のうち、後煽り2から最も遠い面に取り付けられている。
また、スプリング受け板34には、円形の貫通孔が形成されている。スプリング受け板34に形成されている貫通孔には、大径部31aが配置されている。
The
A circular through hole is formed in the
ロッドスプリング35は、例えば、コイルスプリングを用いて形成されている。ロッドスプリング35の内側には、大径部31aが配置されている。すなわち、ロッドスプリング35は、大径部31aを包囲している。
The
ロッドスプリング35の一端は、ロッド支持部32bを形成する四枚の板のうち一枚の板に接触している。ロッドスプリング35の他端は、スプリング受け板34に接触している。
ロッドスプリング35が伸長する力は、水平姿勢の後煽り2を垂直姿勢に変化させるために要する力よりも小さい値に設定されている。
なお、「水平姿勢の後煽り2を垂直姿勢に変化させるために要する力」とは、例えば、後煽り2の重量や形状等に応じた値となる。
One end of the
The force with which the
It should be noted that the "force required to change the
一対のローラ36は、円筒形状に形成されており、ローラ側貫通孔36aが形成されている。一対のローラ36のうち一方は、ローラ受け板33のうち大径部31aと対向する二つの面のうち一方とボス31eとの間に配置されている。一対のローラ36のうち他方は、ローラ受け板33のうち大径部31aと対向する二つの面のうち他方とボス31eとの間に配置されている。
The pair of
ロッドピン37は、受け板側貫通孔33aと、ボス31eが有する空隙部と、ロッド側貫通孔31dと、ローラ側貫通孔36aに挿入されている。
以上により、一対のローラ36は、それぞれ、回転可能な状態で、プッシュロッド31(大径部31a)とローラ受け板33との間に配置されている。
The
As described above, the pair of
上述した構成により、ロッドユニット30においては、ロッドピン37に対して、図12に一点鎖線の矢印で示す方向への負荷が加わる。これに加え、ロッドユニット30においては、スプリング受け板34に対して、ロッドスプリング35から、図12に破線の矢印で示す方向への負荷が加わる。
したがって、一対のローラ36を、ボス31eが有する空隙部とロッド側貫通孔31dに挿入したロッドピン37によって回転可能な状態で支持した構成と比較して、ロッドピン37に加わる負荷を分散させることが可能となる。なお、一対のローラ36を、ボス31eが有する空隙部とロッド側貫通孔31dに挿入したロッドピン37によって支持した構成とは、例えば、ローラ受け板33に受け板側貫通孔33aを形成していない構成である。
With the configuration described above, in the
Therefore, compared to a configuration in which the pair of
すなわち、一対のローラ36を、ボス31eが有する空隙部とロッド側貫通孔31dに挿入したロッドピン37によって支持した構成では、ロッドピン37に対して加わる負荷を、ロッドピン37と大径部31aとが接触する部分で受けることとなる。
これに対し、実施形態の構成であれば、ロッドピン37に対して加わる負荷を、ロッドピン37と大径部31aとが接触する部分に加え、ロッドピン37とローラ受け板33とが接触する部分で受けることが可能となる。
That is, in the configuration in which the pair of
In contrast, in the configuration of the embodiment, the load applied to the
<フックユニット>
フックユニット40は、図8、図13及び図14に示すように、フック41と、フック側ケーブルブラケット42と、フック保持プレート43と、フックスプリング44を備える。
なお、図13及び図14では、説明のために、フックユニット40とは異なる構成のうち、図示を省略している構成がある。また、図13及び図14は、図8と同様、後煽り2が垂直姿勢である状態を示す。
<Hook unit>
The
13 and 14, for the sake of explanation, there are some configurations that are different from the
フック41は、図15に示すように、フック本体部410と、リンク部420を備える。
なお、図15(b)は図15(a)のB線矢視図であり、図15(c)は図15(b)のC線矢視図であり、図15(d)は図15(b)のD線矢視図である。
The
15(b) is a view taken along line B in FIG. 15(a), FIG. 15(c) is a view taken along line C in FIG. 15(b), and FIG. It is a D line arrow directional view of (b).
フック本体部410は、一対のローラ補足部411と、フック連結部材412を備える。
一対のローラ補足部411は、共に、側面視で、下方へ向けて曲げた形状に形成されることで、凹部を有する鈎状に形成されている。また、一対のローラ補足部411は、車両運搬車100の幅方向に沿って、間隔を開けて配置されている。これにより、一対のローラ補足部411は、一対のローラ36を上方から補足することが可能な形状に形成されている。
なお、図8、図13、図14に示す状態、すなわち、後煽り2が垂直姿勢である状態では、一対のローラ補足部411が一対のローラ36を上方から補足している。
The
Both of the pair of roller
8, 13 and 14, that is, in a state where the
また、ローラ補足部411には、フック側貫通孔411aと、上側傾斜面411bと、下側傾斜面411cが形成されている。
フック側貫通孔411aは、ローラ補足部411を車両運搬車100の幅方向に沿って貫通する孔であり、側面視で、ローラ補足部411のうち、ローラ補足部411の中心よりも後方に形成されている。
Further, the roller
The hook-side through-
上側傾斜面411bは、側面視で、ローラ補足部411のうち、上面且つローラ補足部411の中心よりも前方に形成されており、ローラ補足部411の中心から離れるにつれて下方へ向かう方向に傾斜する面である。
下側傾斜面411cは、側面視で、ローラ補足部411のうち、下面且つローラ補足部411の凹部よりも前方に形成されており、ローラ補足部411の中心から離れるにつれて上方へ向かう方向に傾斜する面である。
The upper
The lower
フック連結部材412は、板状に形成されており、厚さ方向を上下方向へ向けた状態で、一対のローラ補足部411を連結している。
なお、フック連結部材412は、図15(a)及び図15(d)に示すように、側面視でローラ補足部411と重なっている。
The
15(a) and 15(d), the
リンク部420は、リンク本体部421と、第一ケーブル接続部422と、第二ケーブル接続部423と、スプリング接続部424を備える。
なお、リンク部420は、フック本体部410と一体に成形してもよく、フック本体部410と別体で成形した後に結合してもよい。
The
The
リンク本体部421は、上下方向から見て開口部を前方に向けたコの字型に形成されており、一対のローラ補足部411のうち一方に連結されている。
具体的には、コの字型を形成するリンク本体部421の平行な二辺のうち一方が、一対のローラ補足部411のうち一方に対し、上下方向から見てフック連結部材412と重ならない位置で連結されている。
The
Specifically, one of the two parallel sides of the
第一ケーブル接続部422は、リンク本体部421の平行な二辺のうち他方を形成する板状の部材である。また、第一ケーブル接続部422には、第一プルケーブル61の他端が接続されている。
The first
第二ケーブル接続部423は、リンク本体部421の開口部に配置され、且つリンク本体部421の平行な二辺と並列に配置された板状の部材である。また、第二ケーブル接続部423には、第二プルケーブル62の他端が接続されている。
The second
スプリング接続部424は、コの字型を形成するリンク本体部421の平行な二辺を接続する一辺の、リンク本体部421の開口部とは反対側の面に取り付けられた板状の部材である。また、スプリング接続部424は、リンク本体部421の平行な二辺と平行に配置されている。
The
フック側ケーブルブラケット42は、溶接等を用いて床板106の下面に取り付けられており、リンク本体部421よりも前方に配置されている。また、フック側ケーブルブラケット42は、第一プルケーブル61及び第二プルケーブル62を支持している。
The hook-
フック保持プレート43は、溶接等を用いて床板106の下面に取り付けられており、側面視で、フック本体部410と重なる位置に配置されている。また、フック保持プレート43には、フック保持プレート43を車両運搬車100の幅方向に沿って貫通する貫通孔が形成されている。
The
フック保持プレート43に形成されている貫通孔は、側面視でフック側貫通孔411aと重なっている。また、フック保持プレート43に形成されている貫通孔とフック側貫通孔411aには、フック連結ピン45が挿入されている。これにより、フック41は、フック保持プレート43に対して回転可能に取り付けられている。
The through-hole formed in the
フックスプリング44は、例えば、コイルスプリングを用いて形成されている。
フックスプリング44の一端は、スプリング接続部424に取り付けられている。フックスプリング44の他端は、一組の後煽り保持プレート105を形成する二枚の後煽り保持プレート105のうち一方に取り付けられている。
The
One end of the
上述した構成により、解除ペダル11が上方から下方へ向けて操作され、第一プルケーブル61又は第二プルケーブル62が車両運搬車100の外側へ引かれると、フック連結ピン45を回転軸として、リンク部420が前方へ移動する方向へフック41が回転する。
リンク部420が前方へ移動する方向へフック41が回転すると、一対のローラ36を上方から補足していた一対のローラ補足部411が上方へ移動し、ローラ36を補足していた状態が解除される。また、リンク部420が前方へ移動する方向へフック41が回転すると、フックスプリング44が伸長する。
With the above-described configuration, when the
When the
また、上述した構成により、下方へ向けて操作されていた解除ペダル11が上方へ移動して、解除ペダル11を操作していない状態となると、伸長していたフックスプリング44が収縮する。そして、フック連結ピン45を回転軸として、リンク部420が後方へ移動する方向へフック41が回転する。
リンク部420が後方へ移動する方向へフック41が回転すると、一対のローラ補足部411が下方へ移動する。また、リンク部420が後方へ移動する方向へフック41が回転すると、第一プルケーブル61又は第二プルケーブル62が車両運搬車100の内側へ引かれる。
Further, according to the above-described configuration, when the
When the
<動作>
次に、図1から図15を参照しつつ、図16から図20を用いて、後煽り装置1の動作について説明する。
なお、図16から図20は、図8と同様、左側面視の側面図である。
<Action>
Next, the operation of the
16 to 20 are side views of the left side as in FIG.
まず、後煽り2の姿勢が垂直姿勢である状態で、図1(b)に示すように、荷台102を接地させる。次に、図8に示すように、後煽り2が垂直姿勢である状態において、無負荷の状態の操作ピン113を作業者が足で踏むことにより、上方から下方へ移動させて、解除ペダル11を上方から下方へ向けて操作する。解除ペダル11が上方から下方へ向けて操作されると、図16に示すように、フック41が上方へ移動し、一対のローラ補足部411がローラ36を補足していた状態が解除される。
なお、ローラ補足部411には、上側傾斜面411bが形成されているため、フック41が上方へ移動して荷台102に接触するまでは、フック41の上方への移動が許容される。
First, in a state in which the posture of the
Since the upper sloped
一対のローラ補足部411がローラ36を補足していた状態を解除した後、作業者により、垂直姿勢の後煽り2を、図17に示すように、水平姿勢へ向けて傾斜させる方向へ回転させると、後煽り2の回転に伴って、煽り連結部材38が前方へ移動する。なお、図17から図20には、地面Gと接地して回転することが可能な接地ローラ109を示す。
煽り連結部材38が前方へ移動すると、プッシュロッド31と、ローラ受け板33と、スプリング受け板34と、ローラ36と、ロッドピン37が、後方から前方へ向かうにつれて上方へ向かう角度で傾斜した状態で前進する。これにより、ローラ受け板33とロッド支持部32bとの間で、ロッドスプリング35が収縮する。
After releasing the state in which the pair of roller
When the
そして、図18に示すように、後煽り2の姿勢が水平姿勢となり、作業者が解除ペダル11の操作を停止(足で踏んでいた操作ピン113から足を離す)と、操作ピン113が無負荷の状態となり、フック41が下方へ移動する。
なお、後煽り2の姿勢が水平姿勢であるとともに、操作ピン113が無負荷の状態では、図18に示すように、一対のローラ36と下側傾斜面411cとが、車両運搬車100の前後方向で対向した状態となる。また、後煽り2の姿勢が、図17に示す姿勢から図18に示す水平姿勢となると、ロッドピン37の軸方向が、地面Gと平行となる。
Then, as shown in FIG. 18, the posture of the
It should be noted that when the posture of the
後煽り2の姿勢を水平姿勢とした後、運搬対象車両Vを走行させて後煽り2から荷台102に移動させ、運搬対象車両Vを荷台102に積載する。運搬対象車両Vを荷台102に積載した後は、運搬対象車両Vの車輪を荷台102に固縛する。
After setting the posture of the
荷台102に積載した運搬対象車両Vの車輪を荷台102に固縛した後、作業者による人力の作業により、水平姿勢の後煽り2を、図19に示すように、垂直姿勢へ向けて傾斜させる方向へ回転させると、後煽り2の回転に伴って煽り連結部材38が後方へ移動する。
煽り連結部材38が後方へ移動すると、プッシュロッド31と、ローラ受け板33と、スプリング受け板34と、ローラ36と、ロッドピン37が、後方から前方へ向かうにつれて上方へ向かう角度で傾斜した状態で後退する。これにより、ローラ受け板33とロッド支持部32bとの間で収縮していたロッドスプリング35が伸長し、ローラ受け板33に対して、後方へ移動させる力を加える。
After the wheels of the vehicle to be transported V loaded on the
When the
ローラ受け板33に対して、後方へ移動させる力が加わると、ロッドピン37とプッシュロッド31を介して、煽り連結部材38に対し、後方へ移動させる力が加わる。そして、煽り連結部材38に対して加わった力は、後煽り側第二連結部2bへ伝達される。
したがって、ロッドユニット30は、後煽り2の姿勢を水平姿勢から垂直姿勢とする際に、後煽り2に水平姿勢から垂直姿勢に変化させる方向への補助力を付与する補助力付与機構として機能する。すなわち、ロッドユニット30は、後煽り2の姿勢を水平姿勢から垂直姿勢とする際に、作業者による、後煽り2の姿勢を水平姿勢から垂直姿勢とする人力の動作を補助する。
When a force to move the
Therefore, the
また、煽り連結部材38の後方への移動に伴い、ロッドユニット30が後方へ移動すると、ローラ受け板33が、側面視で一対のローラ補足部411と重なるとともに、大径部31aと対向する二つの面が、一対のローラ補足部411を挟む状態となる。
このため、ローラ受け板33により、フック41がローラ36を捕捉することが可能な位置から逸脱することを、抑制することが可能となる。
Further, when the
Therefore, the
さらに、煽り連結部材38の後方への移動に伴い、ロッドユニット30が後方へ移動すると、下側傾斜面411cと車両運搬車100の前後方向で対向している一対のローラ36が、下側傾斜面411cへ向けて移動し、下側傾斜面411cに接触する。
一対のローラ36が下側傾斜面411cに接触した状態で、さらに、ロッドユニット30が後方へ移動すると、図20に示すように、下側傾斜面411cの傾斜に沿って、フック41が一対のローラ36によって持ち上げられる。
Further, when the
When the
フック41が一対のローラ36によって持ち上げられた状態で、さらに、ロッドユニット30が後方へ移動すると、図8に示すように、一対のローラ36が下側傾斜面411cよりも後方へ移動する。
一対のローラ36が下側傾斜面411cよりも後方へ移動すると、フックスプリング44が収縮して、一対のローラ補足部411が下方へ移動し、一対のローラ補足部411がローラ36を乗り越える。
そして、一対のローラ補足部411がローラ36を乗り越えた状態から、さらに、ロッドユニット30が後方へ移動すると、図8に示すように、一対のローラ補足部411がローラ36を補足した状態となり、後煽り2の姿勢が垂直姿勢となる。
When the
When the pair of
When the
上述したように、ロッドピン37が前進する際と、ロッドピン37が後退する際には、ローラ36及びロッドピン37の中心軸が、下方へ移動した後に上方へ移動する軌跡を通過する。なお、図17から図20には、ロッドピン37が前進する際とロッドピン37が後退する際に、ローラ36及びロッドピン37の中心軸が移動する軌跡を、符号Tを付した二点鎖線で示す。
As described above, when the
また、図17から図20には、後煽り2の姿勢が水平姿勢のときにローラ36が配置される位置を、符号P1を付した一点鎖線の円で示す。同様に、図17から図20には、後煽り2の姿勢が垂直姿勢のときにローラ36が配置される位置を、符号P2を付した一点鎖線の円で示す。
Further, in FIGS. 17 to 20, the position where the
<請求項との対応>
第一ペダルユニット10と、第二ペダルユニット20と、フックユニット40は、後煽り2の姿勢が垂直姿勢のときに、後煽り2を固定した状態であるロック状態とする、ロック機構に対応する。
第一ペダルユニット10と、第二ペダルユニット20は、荷台102に配置され、且つ上方から下方へ向けて操作することで、後煽り2のロック状態を解除することが可能な解除操作部に対応する。
<Correspondence with claims>
The
The
解除ペダル11は、上方から下方へ向けて操作する足踏み用のペダルに対応する。
第一ペダルユニット10と、第二ペダルユニット20と、ロッドユニット30と、フックユニット40は、荷台102の上面よりも下方に配置されているロック機構及び解除操作部に対応する。
The
The
また、第一ペダルユニット10及び第二ペダルユニット20は、荷台102の両側面のそれぞれに配置されている二つの解除操作部に対応する。
さらに、第一ペダルユニット10及び第二ペダルユニット20は、車両(車両運搬車100)の前後方向から見て、荷台102よりも内側に配置されている解除操作部に対応する。
フックスプリング44は、解除操作部を下方から上方へ向けて変位させる力を付与する戻り力付与部に対応する。
In addition, the
Further, the
The
<実施形態の作用及び効果>
実施形態の後煽り装置1であれば、以下の作用及び効果を奏することが可能である。
(1)車両運搬車100の荷台102に対する姿勢を、垂直姿勢と水平姿勢とに変化させることが可能な後煽り2を備える。これに加え、後煽り2の姿勢が垂直姿勢のときに、後煽り2を固定した状態であるロック状態とするロック機構(第一ペダルユニット10、第二ペダルユニット20、フックユニット40)を備える。さらに、荷台102に配置され、且つ上方から下方へ向けて操作することで、後煽り2のロック状態を解除することが可能な解除操作部(第一ペダルユニット10、第二ペダルユニット20)を備える。
このため、荷台102を接地させた状態で、作業者が屈んだ姿勢ではなく立った姿勢で、解除操作部を上方から下方へ向けて操作することで、後煽り2のロック状態を解除することが可能となる。
その結果、作業者が、後煽り2を後方へ倒す作業を立った姿勢で行うことが可能となり、後煽り2の姿勢を垂直姿勢から水平姿勢とする作業を容易に行うことが可能な、後煽り装置1を提供することが可能となる。
また、ペダルやボタン、レバー等を用いて形成される解除操作部を上方から下方へ向けて操作することで、後煽り2のロック状態を解除することが可能となるため、後煽り2のロック状態を解除するための操作が、重力に沿った方向への操作となる。
これにより、例えば、解除操作部を下方から上方へ向けて操作することで、後煽り2のロック状態を解除する構成と比較して、作業者の力を解除操作部に伝達しやすいため、後煽り2のロック状態を解除するための操作に要する力を低減させることが可能となる。
<Functions and effects of the embodiment>
With the rear fanning
(1) The
For this reason, with the
As a result, the operator can perform the work of tilting the
In addition, since the locked state of the
As a result, for example, compared to a configuration in which the locked state of the
(2)解除操作部(第一ペダルユニット10、第二ペダルユニット20)は、上方から下方へ向けて操作する足踏み用のペダル(解除ペダル11)を備える。
その結果、荷台102を接地させた状態で、立った姿勢の作業者が解除ペダル11を足で踏むことにより、後煽り2のロック状態を解除することが可能となる。
(2) The release operation section (
As a result, the lock state of the
(3)ロック機構(ロッドユニット30、フックユニット40)及び解除操作部(第一ペダルユニット10、第二ペダルユニット20)が、荷台102の上面よりも下方に配置されている。
その結果、荷台102の上面に配置される、後煽り2と荷台102とを接続する部材(ステー等)を備える必要が無く、荷台102の上面、すなわち、運搬対象車両Vを積載する面を、全体的に、運搬対象車両Vの積載に用いることが可能となる。
さらに、荷台102の上面に配置される、後煽り2と荷台102とを接続する部材を備える必要が無いため、後煽り2と荷台102とを接続する部材を備える場合と比較して、外観の自由度を向上させることが可能となる。
(3) The lock mechanism (
As a result, there is no need to provide a member (such as a stay) that connects the
Furthermore, since there is no need to provide a member for connecting the
(4)二つの解除操作部(第一ペダルユニット10、第二ペダルユニット20)が、荷台102の両側面のそれぞれに配置されている。
その結果、例えば、車両運搬車100を停車した位置が塀等に近い場合であっても、荷台102の両側面のうち、作業スペースに余裕のある側において、後煽り2のロック状態を解除する作業を行うことが可能となる。
(4) Two release operation portions (
As a result, for example, even if the position where the
(5)解除操作部(第一ペダルユニット10、第二ペダルユニット20)が、車両運搬車100の前後方向から見て、荷台102よりも内側に配置されている。
その結果、解除操作部が車両運搬車100の側面から突出する構成ではないため、後煽り装置1の使用時や車両運搬車100の走行時において、解除操作部が作業者等に接触することを防止することが可能となる。
(5) The release operation part (the
As a result, since the release operation part is not configured to protrude from the side surface of the
(6)解除操作部(第一ペダルユニット10、第二ペダルユニット20)を下方から上方へ向けて変位させる力を付与する戻り力付与部(フックスプリング44)を備える。
このため、後煽り2のロック状態を解除するために操作していた解除操作部を無負荷の状態としたときに、戻り力付与部が付与する力によって、作業者による操作を必要とせずに、解除操作部を下方から上方へ向けて変位させることが可能となる。
その結果、後煽り2の姿勢を水平姿勢から垂直姿勢とする作業を、後煽り2がロック状態となるまで、後煽り2を手で操作する作業のみとすることが可能となり、後煽り2の姿勢を水平姿勢から垂直姿勢とする作業を容易に行うことが可能となる。
(6) A return force imparting portion (hook spring 44) that imparts a force for displacing the release operation portion (
For this reason, when the release operation part, which has been operated to release the locked state of the
As a result, the work of changing the posture of the
また、実施形態の車両運搬車100であれば、以下の作用及び効果を奏することが可能である。
(7)車両運搬車100が、後煽り装置1を備える。
その結果、作業者が、後煽り2を後方へ倒す作業を立った姿勢で行うことが可能となり、後煽り2の姿勢を垂直姿勢から水平姿勢とする作業を容易に行うことが可能な、後煽り装置1を備える車両運搬車100を提供することが可能となる。
Further, with the
(7) The
As a result, the operator can perform the work of tilting the
<変形例>
(1)実施形態では、上方から下方へ向けて操作する足踏み用のペダルを、解除ペダル11により形成したが、これに限定するものではない。すなわち、例えば、図21及び図22に示すように、解除操作部の構成を、解除ペダル11に加え、さらに、床上操作部80を備える構成としてもよい。
なお、図21(b)は、図21(a)のB-B線断面図である。同様に、図22(b)は、図22(a)のB-B線断面図である。
<Modification>
(1) In the embodiment, the
21(b) is a cross-sectional view taken along the line BB of FIG. 21(a). Similarly, FIG. 22(b) is a cross-sectional view taken along line BB of FIG. 22(a).
床上操作部80は、荷台102の上面に配置されているとともに、上方から下方へ向けての操作が、解除ペダル11の上方から下方へ向けての操作に連動する。
具体的に、床上操作部80は、床上ペダル部81と、リンク部材82を備える。
The on-
Specifically, the on-
床上ペダル部81は、床上ペダル本体部81aと、床上ペダル支持部81bを備える。
床上ペダル本体部81aは、一部が床板106の上面側に配置されており、作業者等が足で踏むことが可能な形状に形成されている。床上ペダル本体部81aの残りの部分は、床板106の下面側に配置されている。
床上ペダル支持部81bは、床板106の下面側に配置されており、床上ペダル本体部81aの残りの部分と連結されている。また、床上ペダル支持部81bは、荷台102に対して、車両運搬車100の車幅方向に延びる軸を回転軸として回転することが可能な状態で、取り付けられている。
The
A part of the floor pedal
The floor
リンク部材82は、リンクフレーム部82aと、ピン保持部82bを備える。
リンクフレーム部82aは、長方形の板材を、側面視で一致させた状態で、二枚一組で組み合わせて形成されている。リンクフレーム部82aの一端は、床板106の上面側に配置されて、床上ペダル本体部81aの一部に下方から連結されている。リンクフレーム部82aの他端は、床板106の下面側に配置されている。
The
The
ピン保持部82bは、板材のうち二箇所を曲げて形成され、車両運搬車100の前後方向から見て、下方が開口したU字形に形成されている。したがって、ピン保持部82bは、車両運搬車100の前後方向から見て水平な一つの辺と、互いに対向する二つの辺を有する。
ピン保持部82bが有する一つの辺のうち上方を向く面は、リンクフレーム部82aの他端に固定されている。ピン保持部82bが有する一つの辺のうち下方を向く面は、上方から操作ピン113に接触している。
ピン保持部82bが有する二つの辺は、側面視で操作ピン113と重なっている。
The
The upward facing surface of one side of the
Two sides of the
上述した構成により、床上ペダル本体部81aの荷台102と対向する面は、図21に示すように、床上ペダル本体部81aが無負荷の状態では、操作ピン113から受ける力により、荷台102の上面から離れた位置に配置される。
また、床上ペダル本体部81aが作業者の足で踏むことにより上方から下方へ向けて操作された状態では、床上ペダル本体部81aの荷台102と対向する面は、図22に示すように、荷台102と接触する。これにより、リンク部材82を介して、操作ピン113に負荷を加え、操作ピン113を上方から下方へ向けて操作した状態(図7参照)とすることが可能である。
With the above-described configuration, the surface of the floor pedal
In addition, when the floor pedal
解除ペダル11に加えて、床上操作部80を備える構成であれば、荷台102の側面に、解除ペダル11を操作するためのスペースを確保することが困難な場合であっても、床上操作部80を操作することで、後煽り2のロック状態を解除することが可能となる。
このため、例えば、一方通行の道路等、幅が狭い道路において、運搬対象車両Vを車両運搬車100に積載する作業を行うことが可能となる。
If the
Therefore, for example, on a narrow road such as a one-way road, it is possible to load the vehicle V to be transported on the
(2)実施形態では、解除操作部(第一ペダルユニット10、第二ペダルユニット20)が、荷台102の両側面のそれぞれに配置されている構成としたが、これに限定するものではない。すなわち、解除操作部が、荷台102の両側面のうち少なくとも一方に配置されている構成としてもよい。
(2) In the embodiment, the release operation portions (
(3)実施形態では、第一ペダルユニット10と第二ペダルユニット20とが独立して動作する構成としたが、これに限定するものではない。すなわち、例えば、丸い棒等、棒状や柱状の部材を介して、第一ペダルユニット10と第二ペダルユニット20を連結した構成とし、第一ペダルユニット10と第二ペダルユニット20とが連動して動作する構成としてもよい。
(3) Although the
(4)実施形態では、第一ペダルユニット10と、第二ペダルユニット20と、フックユニット40が、ロック機構に対応する構成としたが、これに限定するものではない。すなわち、例えば、図23に示すように、フックユニット40の代わりにスナッチロックユニット90を備える構成としてもよい。なお、図23には、ロック状態における、ロッドユニット30とスナッチロックユニット90を示す。
スナッチロックユニット90は、図24に示すように、ベース部91と、レバー部92と、ロック部93と、ロックスプリング94を備える。なお、図24には、ロック状態におけるスナッチロックユニット90を示す。
(4) In the embodiment, the
The
ベース部91は、板状に形成されており、厚さ方向を車両運搬車100の車幅方向と平行に向けた状態で、荷台102の下面に固定されているとともに、大径部31aとローラ受け板33との間に配置されている。
また、ベース部91は、図25に示すように、レバー側回転軸91aと、ロック側回転軸91bと、ローラ収容部91cを備える。
レバー側回転軸91aは、ベース部91のうち大径部31aと対向する面から突出しており、円柱状に形成されている。また、レバー側回転軸91aは、側面視で、ローラ収容部91cよりも上方に配置されている。
The
Moreover, as shown in FIG. 25, the
The lever-side
ロック側回転軸91bは、ベース部91のうち大径部31aと対向する面から突出しており、円柱状に形成されている。また、ロック側回転軸91bは、側面視で、レバー側回転軸91aよりも下方であるとともにローラ収容部91cよりも後方に配置されている。
ローラ収容部91cは、ベース部91のうち、側面視で前方且つ下方へ向けて開口する切欠きによって形成されている。また、ローラ収容部91cは、ローラ36を収容することが可能な形状に形成されている。
The lock-side
The
レバー部92は、板状に形成されており、厚さ方向を車両運搬車100の車幅方向と平行に向けた状態で、大径部31aとベース部91との間に配置されている。
また、レバー部92は、図26に示すように、レバー側軸孔92aと、ケーブル接続部92bと、レバー側スプリング取付部92cと、レバー側突出部92dを備える。
レバー側軸孔92aは、円形に形成された孔であり、レバー側回転軸91aが挿入されている。
The
26, the
The lever-
ケーブル接続部92bは、円形に形成された孔であり、第一プルケーブル61の他端と、第二プルケーブル62の他端が接続されている。また、ケーブル接続部92bは、側面視で、レバー側軸孔92aよりも上方に配置されている。なお、図23には、第一プルケーブル61及び第二プルケーブル62のうち、第一プルケーブル61のみを図示している。
レバー側スプリング取付部92cは、円形に形成された孔であり、ロックスプリング94の一端が接続されている。また、レバー側スプリング取付部92cは、側面視で、ケーブル接続部92bよりも下方且つレバー側軸孔92aよりも後方に配置されている。
レバー側突出部92dは、レバー部92のうち、側面視で、レバー側スプリング取付部92cとレバー側軸孔92aとの間に配置されており、下方へ向けて突出する形状に形成されている。
The
The lever-side
The lever-
ロック部93は、板状に形成されており、厚さ方向を車両運搬車100の車幅方向と平行に向けた状態で、大径部31aとベース部91との間の位置に配置されている。さらに、ロック部93は、側面視で、レバー部92の下方に配置されている。
また、ロック部93は、図27に示すように、ロック側軸孔93aと、ロック側スプリング取付部93bと、ローラ包囲部93cと、レバー受け部93dを備える。
The
27, the
ロック側軸孔93aは、ロック部93の中心付近に配置されており、円形に形成された孔であり、ロック側回転軸91bが挿入されている。
ロック側スプリング取付部93bは、円形に形成された孔であり、ロックスプリング94の他端が接続されている。また、ロック側スプリング取付部93bは、側面視で、ロック側軸孔93aよりも後方に配置されている。
ローラ包囲部93cは、ロック部93のうち、側面視で前方且つ上方へ向けて開口する切欠きによって形成されている。また、ローラ包囲部93cは、ローラ36を収容することが可能な形状に形成されている。
The lock-
The lock-side
The
図23及び図24に示すように、ロック状態では、ローラ収容部91cに収容された状態のローラ36を、ローラ包囲部93cが収容することで、ローラ収容部91cとローラ包囲部93cにより、ローラ36を補足した状態となっている。
レバー受け部93dは、ロック部93のうち、側面視で、ロック側軸孔93aよりも上方に配置されており、レバー側突出部92dを組み合わせることが可能な形状に形成されている。レバー受け部93dとレバー側突出部92dとを組み合わせた状態とは、図24に示す状態であり、図23に示すロック状態におけるレバー受け部93dとレバー側突出部92dの状態である。
ロックスプリング94は、例えば、コイルスプリングを用いて形成されている。
As shown in FIGS. 23 and 24, in the locked state, the
The
The
上述した構成により、解除ペダル11が上方から下方へ向けて操作され、第一プルケーブル61又は第二プルケーブル62が車両運搬車100の外側へ引かれると、図28に示すように、ケーブル接続部92bが前方へ引かれる。なお、図28には、第一プルケーブル61及び第二プルケーブル62のうち、第一プルケーブル61のみを図示している。
ケーブル接続部92bが前方へ引かれると、レバー部92が、レバー側回転軸91aを回転軸として反時計回りに回転し、レバー側突出部92dとレバー側スプリング取付部92cが上方へ移動する。
With the above-described configuration, when the
When the
レバー側突出部92dが上方へ移動すると、レバー側突出部92dがレバー受け部93dを乗り越えて、レバー受け部93dとレバー側突出部92dとを組み合わせた状態が解除される。
レバー側スプリング取付部92cが上方へ移動すると、ロックスプリング94の一端が上方へ引かれ、ロックスプリング94が発生させる引っ張り力により、ロックスプリング94の他端が、ロック側スプリング取付部93bを上方へ移動させる。
When the lever-
When the lever-side
上述したように、レバー受け部93dとレバー側突出部92dとを組み合わせた状態が解除されているため、ロック側スプリング取付部93bが上方へ移動すると、ロック部93が、ロック側回転軸91bを回転軸として反時計回りに回転する。
ロック部93が反時計回りに回転すると、ローラ包囲部93cが下方へ移動し、ローラ36を補足していた状態が解除される。これにより、後煽り2のロック状態が解除されて、図28に示すように、垂直姿勢の後煽り2を、水平姿勢へ向けて傾斜させる方向へ回転させることが可能となる。
As described above, since the combined state of the
When the locking
以上説明した構成により、第一ペダルユニット10と第二ペダルユニット20は、スナッチロックユニット90を操作することが可能な構成を備える。これに加え、スナッチロックユニット90の構成を、ロッドユニット30の移動を許容、又は、ロッドユニット30を固定することが可能な構成とする。
そして、第一ペダルユニット10及び第二ペダルユニット20のうち少なくとも一方を上方から下方へ向けて操作することで、スナッチロックユニット90による後煽り2のロック状態を解除することが可能な構成としてもよい。また、スナッチロックユニット90により、後煽り2の姿勢が垂直姿勢のときに、後煽り2をロック状態とすることが可能な構成としてもよい。
すなわち、第一ペダルユニット10と、第二ペダルユニット20と、スナッチロックユニット90により、後煽り2の姿勢が垂直姿勢のときに、後煽り2を固定した状態であるロック状態とする、ロック機構を構成してもよい。
With the configuration described above, the
Further, by operating at least one of the
That is, the
(5)実施形態では、ロッドユニット30とフックユニット40により、ロック機構及び解除操作部を形成する構成としたが、これに限定するものではない。すなわち、ロッドユニット30の代わりに、例えば、図29から図37に示すように、リンク機構200を備える構成とし、リンク機構200とフックユニット40により、ロック機構及び解除操作部を形成する構成としてもよい。
リンク機構200は、リンクアーム210と、伸縮ロッド部220と、ローラ部230を備える。
(5) In the embodiment, the
The
リンクアーム210は、例えば、角柱状に形成されており、長さ方向を車両運搬車100の前後方向と平行に向けた状態で、床板106の下方に配置されている。また、リンクアーム210は、アーム側回転軸211と、アーム側軸孔212を備える。
アーム側回転軸211は、リンクアーム210の一端に配置され、車両運搬車100の幅方向に沿って延びる軸であり、円柱状に形成されている。また、アーム側回転軸211は、床板106に対して、回転可能に取り付けられている。なお、アーム側回転軸211を床板106に取り付ける部材の図示は、説明のために省略している。アーム側軸孔212は、円形に形成された孔であり、リンクアーム210の他端を車両運搬車100の幅方向に貫通している。
The
The arm-
伸縮ロッド部220は、棒状に形成されており、長さ方向を車両運搬車100の前後方向と平行に向けた状態で、床板106の下方に配置されている。
また、伸縮ロッド部220は、前方ロッド部221と、後方ロッド部222と、中間ロッド部223と、前方ナット224と、後方ナット225と、中間ナット226を備える。
The
The
前方ロッド部221は、円筒状に形成されており、一端(前側の端部)にロッド側軸孔221aが形成されている。ロッド側軸孔221aは、円形に形成された孔であり、前方ロッド部221の一端を車両運搬車100の幅方向に貫通している。前方ロッド部221の他端(後側の端部)は、車両運搬車100の後方に向けて開口している。また、前方ロッド部221の他端に形成された開口部の内周面には、左ねじ(反時計方向に回すときに進むねじ)のねじ溝(図示略)が形成されている。
後方ロッド部222は、円筒状に形成されており、一端(後側の端部)にロッド側貫通孔222aが形成されている。ロッド側貫通孔222aには、後煽り側第二連結部2bが、後方ロッド部222に対して回転可能に連結される。後方ロッド部222の他端(前側の端部)は、車両運搬車100の前方に向けて開口している。また、後方ロッド部222の他端に形成された開口部の内周面には、右ねじ(時計方向に回すときに進むねじ)のねじ溝(図示略)が形成されている。
The
The
中間ロッド部223は、円柱状に形成されており、外周面に、前側ねじ溝223aと後側ねじ溝223bが形成されている。中間ロッド部223の一端(前側の端部)は、前方ロッド部221の他端に挿入されている。中間ロッド部223の他端(後側の端部)は、後方ロッド部222の他端に挿入されている。
前側ねじ溝223aは、左ねじのねじ溝であり、中間ロッド部223の外周面のうち、中間ロッド部223の中心と中間ロッド部223の一端との間に形成されている。また、前側ねじ溝223aは、前方ロッド部221に形成された左ねじのねじ溝と噛み合っている。
後側ねじ溝223bは、右ねじのねじ溝であり、中間ロッド部223の外周面のうち、中間ロッド部223の中心と中間ロッド部223の他端との間に形成されている。また、後側ねじ溝223bは、後方ロッド部222に形成された右ねじのねじ溝と噛み合っている。
前方ナット224は、前側ねじ溝223aへ回転可能に取り付けられている。また、前方ナット224を回転させて前方ロッド部221へ押し付けると、前方ナット224が前方ロッド部221に対して締め込まれる。
The
The
The
The
後方ナット225は、後側ねじ溝223bへ回転可能に取り付けられている。また、後方ナット225を回転させて後方ロッド部222へ押し付けると、後方ナット225が後方ロッド部222に対して締め込まれる。
中間ナット226は、中間ロッド部223の外周面のうち、中間ロッド部223の中心へ固定されている。したがって、中間ナット226を回転させると、中間ロッド部223が中間ナット226と同じ方向へ回転する。そして、中間ナット226を回転させると、中間ロッド部223のうち前方ロッド部221に挿入されている部分の長さと、中間ロッド部223のうち後方ロッド部222に挿入されている部分の長さを変化させることが可能である。
上述した構成により、伸縮ロッド部220は、車両運搬車100を前方から見た視点で、中間ナット226及び中間ロッド部223を時計回りに回転させると、前方ロッド部221と後方ロッド部222とが近づき、伸縮ロッド部220の長さが縮小する。また、伸縮ロッド部220は、車両運搬車100を前方から見た視点で、中間ナット226及び中間ロッド部223を反時計回りに回転させると、前方ロッド部221と後方ロッド部222とが離れ、伸縮ロッド部220の長さが増大する。
なお、図32には、中間ナット226及び中間ロッド部223を回転させることで、図31に示す状態と比較して、伸縮ロッド部220の長さを縮小させた状態を示す。
A
The
With the above-described configuration, when the
32 shows a state in which the length of the
ローラ部230は、円筒形状に形成されており、回転軸を車両運搬車100の幅方向と平行に向けた状態で、リンクアーム210と前方ロッド部221との間に配置されている。また、ローラ部230には、ローラ部貫通孔(図示略)が形成されている。ローラ部貫通孔には、円柱状に形成されたローラピン240の両端部間の部分が挿入されている。ローラピン240の一端は、アーム側軸孔212に挿入されている。ローラピン240の他端は、ロッド側軸孔221aに挿入されている。
以上により、ローラ部230は、回転可能な状態で、リンクアーム210と前方ロッド部221との間に配置されている。また、ローラ部230は、実施形態におけるローラ36と同様、フック41(ローラ補足部411)によって補足することが可能な形状に形成されているとともに、ローラ補足部411によって補足することが可能な位置に配置されている。なお、図29~図30と、図33~図37では、説明のために、フック41のうち、ローラ補足部411のみを図示している。また、図29~図30と、図33~図37では、説明のために、フック保持プレート43と、後煽り保持プレート105の図示を省略している。
The
As described above, the
上述した構成により、図29に示すように、後煽り2の姿勢が垂直姿勢である状態において、解除ペダル11が上方から下方へ向けて操作されると、第一プルケーブル61又は第二プルケーブル62が車両運搬車100の外側へ引かれる。第一プルケーブル61又は第二プルケーブル62が車両運搬車100の外側へ引かれると、図33に示すように、フック41が上方へ移動し、ローラ補足部411がローラ部230を補足していた状態が解除される。
一対のローラ補足部411がローラ部230を補足していた状態を解除した後、作業者により、垂直姿勢の後煽り2を、図34に示すように、水平姿勢へ向けて傾斜させる方向へ回転させると、後煽り2の回転に伴って、後方ロッド部222が前方へ移動する。
With the above-described configuration, as shown in FIG. 29, when the
After releasing the state in which the pair of roller
後方ロッド部222が前方へ移動すると、伸縮ロッド部220が、全体的に、前方から後方へ向かうにつれて上方へ向かう角度で傾斜した状態で前進する。これにより、リンクアーム210が、アーム側回転軸211を回転軸として時計回りに回転する。
そして、図35に示すように、後煽り2の姿勢が水平姿勢となり、作業者が解除ペダル11の操作を停止と、操作ピン113が無負荷の状態となり、フック41が下方へ移動する。
As the
Then, as shown in FIG. 35, the posture of the
後煽り2の姿勢を水平姿勢とした後、運搬対象車両Vを走行させて後煽り2から荷台102に移動させ、運搬対象車両Vを荷台102に積載する。運搬対象車両Vを荷台102に積載した後は、運搬対象車両Vの車輪を荷台102に固縛した後、作業者による人力の作業により、水平姿勢の後煽り2を、図36に示すように、垂直姿勢へ向けて傾斜させる方向へ回転させる。後煽り2を垂直姿勢へ向けて傾斜させる方向へ回転させると、後煽り2の回転に伴って伸縮ロッド部220が後方へ移動する。
伸縮ロッド部220が後方へ移動すると、リンクアーム210が、アーム側回転軸211を回転軸として反時計回りに回転するとともに、ローラ部230が、後方から前方へ向かうにつれて上方へ向かう角度で傾斜した状態で後退する。これにより、下側傾斜面411cと車両運搬車100の前後方向で対向しているローラ部230が、下側傾斜面411cへ向けて移動し、下側傾斜面411cに接触する。
After setting the posture of the
When the
ローラ部230が下側傾斜面411cに接触した状態で、さらに、伸縮ロッド部220が後方へ移動すると、図36に示すように、下側傾斜面411cの傾斜に沿って、フック41がローラ部230によって持ち上げられる。フック41がローラ部230によって持ち上げられた状態で、さらに、伸縮ロッド部220が後方へ移動すると、図37に示すように、ローラ部230が下側傾斜面411cよりも後方へ移動する。
ローラ部230が下側傾斜面411cよりも後方へ移動すると、フックスプリング44が収縮して、ローラ補足部411が下方へ移動し、ローラ補足部411がローラ部230を乗り越える。そして、ローラ補足部411がローラ部230を乗り越えた状態から、さらに、伸縮ロッド部220が後方へ移動すると、図29に示すように、ローラ補足部411がローラ部230を補足した状態となり、後煽り2の姿勢が垂直姿勢となる。
When the
When the
なお、後煽り2の姿勢が垂直姿勢である状態で、例えば、後煽り2の姿勢が、実際には、垂直よりも後方に傾斜した状態である場合には、中間ナット226及び中間ロッド部223を回転させて、伸縮ロッド部220の長さを変化させる。これにより、後煽り2の姿勢を、例えば、地面に対して垂直な姿勢や、後煽り2が荷台102に接触している姿勢等に調整することが可能となる。
したがって、伸縮ロッド部220は、ロック状態における荷台102に対する後煽り2の姿勢を調節することが可能な、姿勢調節機構に対応する。
It should be noted that in a state where the posture of the
Therefore, the
(6)実施形態では、解除操作部を、上方から下方へ向けて操作する足踏み用のペダル(解除ペダル11)により形成したが、これに限定するものではない。すなわち、解除操作部を、例えば、上方から下方へ向けて押すことで操作するボタンや、上方から下方へ向けて操作するレバーにより形成してもよい。 (6) In the embodiment, the release operation unit is formed by a foot pedal (release pedal 11) that is operated from above, but is not limited to this. That is, the release operation portion may be formed by, for example, a button that is operated by pressing downward from above, or a lever that is operated from above to below.
1 後煽り装置
2 後煽り
2a 後煽り側第一連結部
2b 後煽り側第二連結部
2c クッション部材
10 第一ペダルユニット
11 解除ペダル
110 ペダルプレート
111 回転軸ピン
112 ストッパピン
113 操作ピン
12 ペダルブラケット
121 第一サイドプレート
121a 第一回転軸受け孔
121b 第一円弧状スリット
122 第二サイドプレート
123 第一取り付けプレート
124 バックプレート
124a バックプレート開口部
20 第二ペダルユニット
30 ロッドユニット
31 プッシュロッド
31a 大径部
31b 小径部
31c 中径部
31d ロッド側貫通孔
31e ボス
32 ロッドブラケット
32a プレート部
32b ロッド支持部
33 ローラ受け板
33a 受け板側貫通孔
34 スプリング受け板
35 ロッドスプリング
36 ローラ
36a ローラ側貫通孔
37 ロッドピン
38 煽り連結部材
38a 後端側貫通孔
40 フックユニット
41 フック
410 フック本体部
411 ローラ補足部
411a フック側貫通孔
411b 上側傾斜面
411c 下側傾斜面
412 フック連結部材
420 リンク部
421 リンク本体部
422 第一ケーブル接続部
423 第二ケーブル接続部
424 スプリング接続部
42 フック側ケーブルブラケット
43 フック保持プレート
44 フックスプリング
45 フック連結ピン
51 第一ペダル側ケーブルブラケット
61 第一プルケーブル
62 第二プルケーブル
70 ケーブルクランプ
80 床上操作部
81 床上ペダル部
81a 床上ペダル本体部
81b 床上ペダル支持部
82 リンク部材
82a リンクフレーム部
82b ピン保持部
90 スナッチロックユニット
91 ベース部
91a レバー側回転軸
91b ロック側回転軸
91c ローラ収容部
92 レバー部
92a レバー側軸孔
92b ケーブル接続部
92c レバー側スプリング取付部
92d レバー側突出部
93 ロック部
93a ロック側軸孔
93b ロック側スプリング取付部
93c ローラ包囲部
93d レバー受け部
94 ロックスプリング
100 車両運搬車
101 車両本体
102 荷台
103 運転室
104 サイドフレーム
105 後煽り保持プレート
106 床板
107 差込み支柱
108 差込み支柱ブラケット
109 接地ローラ
200 リンク機構
210 リンクアーム
211 アーム側回転軸
212 アーム側軸孔
220 伸縮ロッド部
221 前方ロッド部
221a ロッド側軸孔
222 後方ロッド部
222a ロッド側貫通孔
223 中間ロッド部
223a 前側ねじ溝
223b 後側ねじ溝
224 前方ナット
225 後方ナット
226 中間ナット
230 ローラ部
240 ローラピン
V 運搬対象車両
G 地面
T ローラ及びロッドピンの中心軸が移動する軌跡
P1 後煽りの姿勢が水平姿勢のときにローラが配置される位置
P2 後煽りの姿勢が垂直姿勢のときにローラが配置される位置
REFERENCE SIGNS LIST 1 rear flapping device 2 rear flapping 2a rear flapping side first connecting portion 2b rear flapping side second connecting portion 2c cushion member 10 first pedal unit 11 release pedal 110 pedal plate 111 rotary shaft pin 112 stopper pin 113 operation pin 12 pedal bracket 121 first side plate 121a first rotation bearing hole 121b first circular slit 122 second side plate 123 first mounting plate 124 back plate 124a back plate opening 20 second pedal unit 30 rod unit 31 push rod 31a large diameter portion 31b small diameter portion 31c intermediate diameter portion 31d rod side through hole 31e boss 32 rod bracket 32a plate portion 32b rod support portion 33 roller receiving plate 33a receiving plate side through hole 34 spring receiving plate 35 rod spring 36 roller 36a roller side through hole 37 rod pin 38 fan connecting member 38a rear end side through hole 40 hook unit 41 hook 410 hook main body 411 roller supplementary part 411a hook side through hole 411b upper inclined surface 411c lower inclined surface 412 hook connecting member 420 link part 421 link main body part 422 second One cable connection part 423 Second cable connection part 424 Spring connection part 42 Hook side cable bracket 43 Hook holding plate 44 Hook spring 45 Hook connection pin 51 First pedal side cable bracket 61 First pull cable 62 Second pull cable 70 Cable clamp 80 On-floor operation part 81 On-floor pedal part 81a On-floor pedal body part 81b On-floor pedal support part 82 Link member 82a Link frame part 82b Pin holding part 90 Snatch lock unit 91 Base part 91a Lever-side rotating shaft 91b Lock-side rotating shaft 91c Roller accommodating part 92 lever portion 92a lever side shaft hole 92b cable connecting portion 92c lever side spring mounting portion 92d lever side projecting portion 93 lock portion 93a lock side shaft hole 93b lock side spring mounting portion 93c roller surrounding portion 93d lever receiving portion 94 lock spring 100 vehicle Cart 101 Vehicle body 102 Bed 103 Driver's cab 104 Side frame 105 Rear swaying holding plate 106 Floor plate 107 Insertion strut 108 Insertion strut bracket 109 Ground roller 200 Link mechanism 210 Link arm 211 Arm-side rotation shaft 212 Arm-side shaft hole 220 Telescopic rod part 221 front rod portion 221a rod-side shaft hole 222 rear rod portion 222a rod-side through-hole 223 intermediate rod portion 223a front screw groove 223b rear screw groove 224 front nut 225 rear nut 226 intermediate nut 230 roller portion 240 roller pin V target vehicle G Ground T Locus of movement of the roller and the central axis of the rod pin P1 Position where the roller is arranged when the posture of the rear fan is horizontal P2 Position where the roller is arranged when the posture of the rear fan is vertical
Claims (9)
前記後煽りの姿勢が前記垂直姿勢のときに、前記後煽りを固定した状態であるロック状態とするロック機構と、
前記荷台に配置され、且つ上方から下方へ向けて操作することで、前記後煽りのロック状態を解除することが可能な解除操作部と、を備える後煽り装置。 a rear tilting device capable of changing the posture of the vehicle with respect to the loading platform between a standing vertical posture and a lying down horizontal posture;
a lock mechanism that establishes a locked state in which the rear flap is fixed when the rear flap is in the vertical orientation;
A rear flapping device, comprising: a release operation unit arranged on the cargo bed and capable of releasing the locked state of the rear flapping by being operated downward from above.
前記二つの解除操作部は、前記荷台の両側面のそれぞれに配置されている請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載した後煽り装置。 Two said release operation parts are provided,
5. The rear flapping device according to any one of claims 1 to 4, wherein the two release operation portions are arranged on both side surfaces of the cargo bed.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021156986A JP2023047843A (en) | 2021-09-27 | 2021-09-27 | Tail gate device, and vehicle carrier car having tail gate device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021156986A JP2023047843A (en) | 2021-09-27 | 2021-09-27 | Tail gate device, and vehicle carrier car having tail gate device |
Publications (1)
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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