JP2022148368A - 検索サジェスト管理装置、検索サジェスト管理システム、検索サジェスト管理方法、及びプログラム - Google Patents

検索サジェスト管理装置、検索サジェスト管理システム、検索サジェスト管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2022148368000001
【課題】検索技能を有効活用した検索サジェストを行う技術の提供を目的とする。
【解決手段】検索サジェスト管理装置であって、ユーザーの検索ログを取得する検索ログ取得部と、前記ユーザーが入力した1又は複数の検索クエリを含む検索クエリ候補に対し、前記ユーザーの検索行動に基づいたスコアを算出するスコア算出部と、前記検索クエリ候補と、前記ユーザーと、前記スコアとを関連付けたサジェストインデックス情報を生成するサジェストインデックス生成部と、検索にあたり他のユーザーが師事する師事対象を特定する師事対象特定部と、前記他のユーザーから入力された検索クエリを取得すると、前記サジェストインデックス情報の中から、前記師事対象のユーザーと、入力された前記検索クエリと、前記スコアとを用いて前記検索クエリ候補を抽出するサジェスト抽出部と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、検索サジェスト管理装置、検索サジェスト管理システム、検索サジェスト管理方法、及びプログラムに関する。
検索を行うユーザーに対し、検索クエリの入力を補助するために、検索クエリの候補を提示する種々の技術が存在する。
特許文献1には、検索サジェスト技術が開示されている。段落[0095]には、「本実施形態の検索サジェスト装置は、検索クエリを入力するユーザ属性(アクセスの権限等を含む)に応じて、適切に検索クエリ候補をサジェスト(提案)することができる。すなわち、ユーザ属性でアクセスが許可されていない文書に関しては、検索クエリ候補が不必要に表示されない。」と記載されている。
特開2015-106354号公報
検索クエリの候補を提示するにあたり、ユーザーの希望に沿う検索クエリ候補が提示できれば、検索効率の向上に資する。一方で、適切な検索クエリに想到するために技能が必要な場面がある。特に、技術情報を共有するナレッジ共有の場面において、技能を有する者の検索技術の有効活用が望まれる。
特許文献1に示す検索サジェスト技術は、ユーザのアクセス権限に応じた検索クエリ候補を提示するものであり、技能を有する者の検索技術を活用することを想定していない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、検索技能を有効活用した検索サジェストを行う技術の提供を目的とする。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下の通りである。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る検索サジェスト管理装置は、ユーザーの検索ログを取得する検索ログ取得部と、前記ユーザーが入力した1又は複数の検索クエリを含む検索クエリ候補に対し、前記ユーザーの検索行動に基づいたスコアを算出するスコア算出部と、前記検索クエリ候補と、前記ユーザーと、前記スコアとを関連付けたサジェストインデックス情報を生成するサジェストインデックス生成部と、検索にあたり他のユーザーが師事する師事対象を特定する師事対象特定部と、前記他のユーザーから入力された検索クエリを取得すると、前記サジェストインデックス情報の中から、前記師事対象のユーザーと、入力された前記検索クエリと、前記スコアとを用いて前記検索クエリ候補を抽出するサジェスト抽出部と、を備えることを特徴とする。
前記検索サジェスト管理装置は、前記検索ログを参照し、前記ユーザーの検索行動が成功したか否かを判定する検索成否判定部を備え、前記スコア算出部は、成功した前記検索行動に係る前記検索クエリ候補に対し、他の前記検索クエリ候補よりも前記スコアが高くなるよう算出することを特徴としてもよい。
前記検索ログは、検索結果として出力した情報と、前記情報に対する操作ログを含み、前記検索成否判定部は、前記操作ログが所定の検索成功条件を満たす場合に、前記検索結果を得るに至る前記検索行動を成功したと判定することを特徴としてもよい。
前記スコア算出部は、前記検索ログを参照し、1の前記検索行動に対し1又は複数の入力操作を関連付けた検索行動情報を生成し、前記検索クエリ候補に対する前記スコアを算出する際、該検索クエリ候補に係る前記入力操作と同じ前記検索行動と関連する他の前記入力操作がある場合、前記他の入力操作に応じて前記スコアを算出することを特徴としてもよい。
前記サジェスト抽出部は、抽出した前記検索クエリ候補に対し、前記スコアに基づいた序列を関連付けて出力することを特徴としてもよい。
前記検索ログ取得部は、検索対象期間又は検索対象カテゴリの少なくともいずれか一方を含む前記検索ログを取得し、前記スコア算出部は、前記検索対象期間又は前記検索対象カテゴリの少なくともいずれか一方の入力があった場合には、前記検索クエリ候補と、入力のあった前記検索対象期間又は前記検索対象カテゴリの少なくともいずれか一方と、の組み合わせに対する前記スコアを算出し、前記サジェスト抽出部は、前記スコアを用いて抽出した前記検索クエリ候補に前記検索対象期間又は前記検索対象カテゴリが関連付けられている場合、関連する前記検索対象期間又は前記検索対象カテゴリを前記検索クエリ候補と併せて出力することを特徴としてもよい。
前記検索サジェスト管理装置は、検索対象の情報から削除された削除情報を特定する削除情報特定部を備え、前記サジェスト抽出部は、前記削除情報に係る前記操作ログが前記検索成功条件を満たしている場合に、前記削除情報を検索した前記検索クエリ候補の抽出を抑制することを特徴としてもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明の他の態様に係る検索サジェスト管理システムは、互いに通信可能に接続された、端末装置と、検索サーバー装置と、検索サジェスト管理装置と、を有する検索サジェスト管理システムであって、前記端末装置は、ユーザーから検索クエリの入力を受け付けて前記検索サーバー装置に検索要求を送信する検索要求部と、前記検索サジェスト管理装置から検索クエリ候補を受信して表示する出力部と、を備え、前記検索サーバー装置は、前記検索要求に係る前記検索クエリを用いて検索対象の情報を検索する検索部を備え、前記検索サジェスト管理装置は、前記ユーザーの検索ログを取得する検索ログ取得部と、前記ユーザーが入力した1又は複数の検索クエリを含む検索クエリ候補に対し、前記ユーザーの検索行動に基づいたスコアを算出するスコア算出部と、前記検索クエリ候補と、前記ユーザーと、前記スコアとを関連付けたサジェストインデックス情報を生成するサジェストインデックス生成部と、検索にあたり他のユーザーが師事する師事対象を特定する師事対象特定部と、前記他のユーザーから入力された検索クエリを取得すると、前記サジェストインデックス情報の中から、前記師事対象のユーザーと、入力された前記検索クエリと、前記スコアとを用いて前記検索クエリ候補を抽出するサジェスト抽出部と、を備え、前記端末装置の出力部は、前記検索サジェスト管理装置の前記サジェスト抽出部の抽出した前記検索クエリ候補を表示することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明の他の態様に係る検索サジェスト管理方法は、検索サジェスト管理装置による検索サジェスト管理方法であって、ユーザーの検索ログを取得する検索ログ取得手順と、前記ユーザーが入力した1又は複数の検索クエリを含む検索クエリ候補に対し、前記ユーザーの検索行動に基づいたスコアを算出するスコア算出手順と、前記検索クエリ候補と、前記ユーザーと、前記スコアとを関連付けたサジェストインデックス情報を生成するサジェストインデックス生成手順と、検索にあたり他のユーザーが師事する師事対象を特定する師事対象特定部と、前記他のユーザーから入力された検索クエリを取得すると、前記サジェストインデックス情報の中から、前記師事対象のユーザーと、入力された前記検索クエリと、前記スコアとを用いて前記検索クエリ候補を抽出するサジェスト抽出手順と、を備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明の他の態様に係るプログラムは、コンピューターの処理部に検索サジェスト管理方法を実行させるプログラムであって、ユーザーの検索ログを取得する検索ログ取得手順と、前記ユーザーが入力した1又は複数の検索クエリを含む検索クエリ候補に対し、前記ユーザーの検索行動に基づいたスコアを算出するスコア算出手順と、前記検索クエリ候補と、前記ユーザーと、前記スコアとを関連付けたサジェストインデックス情報を生成するサジェストインデックス生成手順と、検索にあたり他のユーザーが師事する師事対象を特定する師事対象特定部と、前記他のユーザーから入力された検索クエリを取得すると、前記サジェストインデックス情報の中から、前記師事対象のユーザーと、入力された前記検索クエリと、前記スコアとを用いて前記検索クエリ候補を抽出するサジェスト抽出手順と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、検索技能を有効活用した検索サジェストを行う技術を提供することができる。
上記した以外の課題、構成、及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
検索サジェスト管理システムの概要の一例を示す図である。 検索サジェスト管理システムの機能ブロックの一例を示す図である。 検索履歴情報のデータ構造の一例を示す図である。 検索行動情報のデータ構造の一例を示す図である。 サジェストインデックス情報のデータ構造の一例を示す図である。 サジェスト管理装置100のハードウェア構成例を示す図である。 検索行動情報生成処理の一例を示すフローチャートである。 サジェストインデックス生成処理の一例を示すフローチャートである。 サジェスト提供処理の一例を示すフローチャートである。 第1の変形例におけるサジェストインデックス情報のデータ構造の一例を示す図である。 検索画面の例を示す図である。図11(A)は、本実施形態における検索画面の一例であり、図11(B)は、第1の変形例における検索画面の例(その1)であり、図11(C)は、第1の変形例における検索画面の例(その2)である。 第2の変形例における検索サジェスト管理システムの機能ブロックの一例である。 第2の変形例におけるサジェストインデックス生成処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の例を説明する。図1は、検索サジェスト管理システム1の概要の一例を示す図である。本実施形態における検索サジェスト管理システム1は、検索サジェスト管理装置100と、検索サーバー装置200と、端末装置300とを備え、各装置は互いに通信可能に接続される。
検索サジェスト管理装置100は、サーバーコンピューター、又はPC等であって、検索を行うユーザーに対し、検索クエリ候補を提示する。検索サーバー装置200は、サーバーコンピューター、又はPC等であって、端末装置300からの検索要求に応じて、検索対象となる文書インデックス情報221を検索し、検索結果を出力する。端末装置300は、PC、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートパソコン、又はタブレット端末等であって、ユーザーにより操作される。
まず、ユーザーが端末装置300の検索窓351に検索クエリを入力すると、端末装置300は検索クエリを検索サジェスト管理装置100に送信する(図1(1))。また、ユーザーは、端末装置300に対し、検索の師事対象となる他のユーザーを示す情報を入力する。一例として、師事対象とは、検索にあたり、ユーザーの参考となる相手である。端末装置300は、師事対象を検索サジェスト管理装置100に送信する(図1(2))。
検索サジェスト管理装置100は、端末装置300から送信された検索クエリを受信する(図1(3))。その後、検索サジェスト管理装置100は、後述のサジェストインデックス情報123を参照し、受信した検索クエリと、師事対象となる他のユーザーと、師事対象のユーザーの検索行動に基づいて算出されたスコアとを用いて、端末装置300に提示する検索クエリ候補をサジェストとして抽出する(図1(4))。
その後、検索サジェスト管理装置100は、抽出したサジェストを端末装置300に送信する(図1(5))。以後、検索サジェスト管理装置100によって実行される、「(3)検索クエリ受信」から「(5)サジェスト応答」までの処理を、サジェスト提供処理として説明する。端末装置300がサジェストを受信すると、検索クエリ候補が端末装置300に表示される。
端末装置300のユーザーは、表示された検索クエリ候補を参考にして、検索を実行する検索クエリを決定し、検索窓351に入力して検索ボタンを押下する。即ち、端末装置300は、決定した検索クエリに関する検索指示の入力操作を受け付ける。検索指示の入力操作に応じて、端末装置300は検索サーバー装置200に対し、検索要求を送信する(図1(6))。検索サーバー装置200は、文書インデックス情報221の中から検索クエリに応じた文書を抽出し、抽出した文書を特定する情報を、検索結果として端末装置300に送信する(図1(7))。端末装置300は、抽出した文書に関する選択操作や、閲覧操作等の入力操作を受け付ける。
検索サーバー装置200は、端末装置300からの検索要求に応じて行った処理を記録した検索ログを検索サジェスト管理装置100に送信する(図1(8))。検索サジェスト管理装置100は、検索ログを参照し、ユーザーの検索行動が成功したか否かを判定する(図1(9))。検索サジェスト管理装置100は、ユーザーの検索行動に基づいて、各検索クエリ候補に対するスコアを算出する(図1(10))。
なお、検索サジェスト管理装置100は、成功した検索行動を構成する検索クエリ候補に対し、他の検索クエリ候補よりも高いスコアを算出する。これにより、師事対象となるユーザーが検索に成功した場合の検索クエリに対し、高いスコアを付与することができる。スコアが高いほど、ユーザーに提示する検索結果として相対的に妥当であるものとして取り扱う。これにより、検索を行うユーザーは、師事対象のユーザーが検索に成功した場合の検索行動を参考にすることができる。
検索サジェスト管理装置100は、検索クエリ候補に対し、検索を行ったユーザーと、スコアとを関連付けてサジェストインデックス情報123を生成する(インデキシング:図1(11))。以後、検索サジェスト管理装置100によって実行される、「(8)ログ受信」から「(11)インデキシング」までの処理を、サジェストインデックス生成処理として説明する。
図2は、検索サジェスト管理システム1の機能ブロックの一例を示す図である。検索サジェスト管理装置100と、検索サーバー装置200と、端末装置300とは、ネットワークNを介して接続される。なお、検索サジェスト管理システム1は、検索を行うユーザーの有する端末装置300、及び師事対象となるユーザーの有する端末装置300を含む、複数の端末装置300を有する。
検索サジェスト管理装置100は、処理部110と、記憶部120と、入力部130と、出力部140と、通信部150とを備える。処理部110は、検索サジェスト管理装置100の全体を統括的に制御する。記憶部120は、処理部110の処理に必要な情報を記憶する。入力部130は、後述する入力IF14を介して接続された入力装置から、検索サジェスト管理装置100への情報の入力を受け付ける。出力部140は、後述する出力IF15を介して接続された出力装置へ、検索サジェスト管理装置100に記憶された情報の出力を行う。通信部150は、検索サーバー装置200、及び端末装置300との情報の送信及び受信を仲介する。
処理部110は、検索ログ取得部111と、検索成否判定部112と、スコア算出部113と、サジェストインデックス生成部114と、師事対象特定部115と、サジェスト抽出部116とを備える。検索ログ取得部111は、端末装置300から送信される検索ログを取得する。なお、検索ログには、検索サーバー装置200が検索結果として出力した文書を特定する情報と、文書に対する操作ログとが含まれる。検索ログ取得部111は、取得した検索ログを用いて後述の検索履歴情報121を生成する。
検索成否判定部112は、検索ログから生成される検索履歴情報121を参照し、ユーザーの検索行動が成功したか否かを判定する。検索成否判定部112は、検索ログに含まれる操作ログが、所定の検索成功条件を満たすと判定する場合に、検索結果を得るに至る検索行動を成功したと判定する。例えば検索成否判定部112は、検索結果として出力した文書が所定時間以上閲覧された場合に、検索行動が成功したと判定する。又は、検索成否判定部112は、文書が末尾までスクロールされた場合に、検索行動が成功したと判定する。又は、検索成否判定部112は、端末装置300が検索成功の入力操作を受け付けた場合に、検索行動が成功したと判定する。なお、検索成功条件は、本例に限定されるものではない。
スコア算出部113は、ユーザーが入力した1又は複数の検索クエリを含む検索クエリ候補に対し、ユーザーの検索行動に基づいたスコアを算出する。スコア算出部113は、検索ログを参照し、1つの検索行動に対し1又は複数の入力操作を関連付けた、後述の検索行動情報122を生成する。例えば、スコア算出部113は、成功した検索行動に係る検索クエリ候補に対して、他の検索クエリ候補よりもスコアが高くなるよう算出する。また例えば、スコア算出部113は、検索クエリ候補に対するスコアを算出する際、該検索クエリ候補に係る入力操作と同じ検索行動と関連する他の入力操作がある場合に、当該他の入力操作に応じてスコアを算出する。
サジェストインデックス生成部114は、検索ログ取得部111の取得した検索クエリを含む検索クエリ候補と、検索を行ったユーザーと、スコアとを関連付けたサジェストインデックス情報123を生成する。
師事対象特定部115は、検索を行うユーザーが師事する師事対象となる他のユーザーを特定する。例えば師事対象特定部115は、図1を用いて説明した通り、端末装置300に入力された師事対象を特定する。なお、師事対象特定部115は、記憶部120に記憶された図示しない師事情報を参照し、検索を行うユーザーの師事対象を特定してもよい。一例として、師事情報は組織情報であって、検索を行うユーザーの実務上のメンター(指導者)を師事対象とすることができる。
サジェスト抽出部116は、ユーザーから端末装置300に入力された検索クエリを取得すると、サジェストインデックス情報123の中から、師事対象の他のユーザーと、入力された検索クエリと、スコアとを用いて検索クエリ候補を抽出する。例えば、サジェスト抽出部116は、抽出した検索クエリ候補に対し、スコアに基づいた序列を関連付け、端末装置300に送信する。例えば、サジェスト抽出部116は、予め定められた数の検索クエリ候補を、スコアに基づいて抽出するものであってもよい。
記憶部120は、検索履歴情報121と、検索行動情報122と、サジェストインデックス情報123とを記憶している。検索履歴情報121は、検索ログを用いて生成される情報であって、端末装置300が受け付けた入力操作が記録されている。検索行動情報122は、検索履歴情報121に基づいて生成される情報であって、1の検索行動に対し1又は複数の入力操作が関連付けられている。サジェストインデックス情報123は、検索を行うユーザーに提示するための検索クエリ候補と、ユーザーと、該ユーザーの検索行動に基づいて算出されたスコアと、が関連付けられた情報である。
検索サーバー装置200は、処理部210と、記憶部220と、入力部230と、出力部240と、通信部250とを備える。処理部210は、検索サーバー装置200の全体を統括的に制御する。記憶部220は、処理部210の処理に必要な情報を記憶する。入力部230は、入力装置から検索サーバー装置200への情報の入力を受け付ける。出力部240は、出力装置へ、検索サーバー装置200に記憶された情報の出力を行う。通信部250は、検索サジェスト管理装置100、及び端末装置300との情報の送信及び受信を仲介する。
処理部210は、検索部211を備える。検索部211は、端末装置300からの検索要求に応じて、検索対象の文書の一覧である文書インデックス情報221を検索し、検索要求に含まれる検索クエリに対応する文書を特定する情報を検索結果として抽出する。検索部211による文書インデックス情報221の検索については、公知の手段を用いるため、説明を省略する。
記憶部220は、文書インデックス情報221を記憶している。文書インデックス情報221は、検索サーバー装置200において検索対象となる文書の一覧が含まれる情報である。一例として、文書インデックス情報221に含まれる文書は、各ユーザーに共有されるナレッジ情報である。なお、本実施形態において、検索対象は文書に限定されるものではなく、検索可能な情報であればよいが、便宜上、検索対象が文書である例を用いて説明する。
端末装置300は、処理部310と、入力部320と、出力部330と、通信部340とを備える。処理部310は、端末装置300の全体を統括的に制御する。入力部320は、入力装置から端末装置300への情報の入力を受け付ける。出力部330は、出力装置へ、端末装置300に記憶された情報の出力を行う。出力部330は、検索サジェスト管理装置100により抽出された検索クエリ候補を含む検索画面を表示する。通信部340は、検索サジェスト管理装置100、及び検索サーバー装置200との情報の送信及び受信を仲介する。
処理部310は、検索要求部311を備える。検索要求部311は、ユーザーから検索クエリの入力を受け付け、検索サーバー装置200に検索要求を送信する。
図3は、検索履歴情報121のデータ構造の一例を示す図である。検索履歴情報121は、端末装置300から受信する検索ログに基づいて生成される情報である。ユーザーID121aと、検索日時121bと、検索クエリ121cと、検索結果121dと、選択文書121eと、閲覧開始日時121fと、閲覧終了日時121gと、操作ログ121hと、を有する。
ユーザーID121aは、端末装置300のユーザーを特定する識別情報である。検索日時121bは、ユーザーID121aにより特定されるユーザーが、検索指示の入力操作を行った日時を示す情報である。検索クエリ121cは、検索要求の際に入力されていた検索クエリを示す情報である。検索結果121dは、端末装置300から検索サーバー装置200に送信された検索要求に応じて、検索サーバー装置200から端末装置300に送信された検索結果を示す情報である。
選択文書121eは、検索結果121dの中からユーザーに選択された文書を特定する情報である。閲覧開始日時121fは、選択文書121eに係る文書の閲覧を開始した日時を示す情報である。閲覧終了日時121gは、選択文書121eに係る文書の閲覧を終了した日時を示す情報である。操作ログ121hは、選択文書121eに係る文書に対する操作を特定する情報である。例えば、操作ログ121hは、文書を最後まで閲覧したか否かを特定可能な情報であってもよいし、文書の閲覧を終了したことを示す入力操作を受け付けたことを特定する情報であってもよいし、検索が成功したことを示す入力操作を受け付けたことを特定する情報であってもよい。
図3に示すように、検索履歴情報121は、端末装置300への入力操作に応じて生成される。なお、閲覧開始日時121f及び閲覧終了日時121gは、文書に対する操作に応じた情報であるため、操作ログとして取り扱うことができる。
図4は、検索行動情報122のデータ構造の一例を示す図である。検索行動情報122は、検索行動ID122aと、ユーザーID122bと、検索クエリ122cと、参照文書122dと、成功フラグ122eとを有する。検索行動情報122は、ユーザーの入力操作に応じて生成される。
検索行動ID122aは、検索行動を特定する識別情報である。ユーザーID122bは、検索を行ったユーザーを特定する識別情報である。検索クエリ122cは、検索要求に含まれる検索クエリを示す情報である。参照文書122dは、検索結果の中から、ユーザーに選択された文書を示す情報である。成功フラグ122eは、検索が成功であったか否かを特定するフラグ情報である。例えば、成功フラグ122eが「0」である場合、参照文書122dを検索した操作が失敗であることを示しており、成功フラグ122eが「1」である場合、参照文書122dを検索した操作が成功であることを示している。
ユーザーが検索を開始し、目的の文書に到達するまでに、1又は複数の入力操作を行う。本実施形態では、検索開始から終了までの一連の入力操作を、1つの検索行動として取り扱う。検索行動情報122では、1つの検索行動ID122aに対し、端末装置300に対する1又は複数の入力操作が関連付けられる。
図5は、サジェストインデックス情報123のデータ構造の一例を示す図である。サジェストインデックス情報123は、検索クエリ123aと、ユーザーID123bと、スコア123cとを有する。
検索クエリ123aは、ユーザーID123bにより特定されるユーザーが入力した検索クエリを示す情報であって、検索クエリ候補として取り扱われる。ユーザーID123bは、検索を行ったユーザーを特定する情報である。スコア123cは、検索クエリ123aに対して、検索行動に基づいて算出される数値である。先述したように、スコア123cの数値が高いほど、提示する検索結果として相対的に妥当であるものとして取り扱われる。
図6は、検索サジェスト管理装置100のハードウェア構成例を示す図である。検索サジェスト管理装置100は、演算装置11と、メモリ12と、外部記憶装置13と、入力IF(Interface)14と、出力IF15と、通信IF16とを備え、各構成要素はバスにより接続されている。
演算装置11はCPU(Central Processing Unit)等の処理装置であり、メモリ12又は外部記憶装置13に記録されたプログラムに従って処理を実行する。検索サジェスト管理装置100では、メモリ12又は外部記憶装置13上に読み出されたプログラムに従って動作する演算装置11により処理が行われる。処理部110は、演算装置11がプログラムを実行することにより各々の機能を実現する。
メモリ12は、RAM(Random Access Memory)又はフラッシュメモリ等の記憶装置であり、プログラムやデータが一時的に読み出される記憶エリアとして機能する。外部記憶装置13は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、CD-R(Compact Disc- Recordable)、DVD-RAM(Digital Versatile Disk-Random Access Memory)等の書き込み及び読み出し可能な記憶メディア及び記憶メディア駆動装置等である。記憶部120は、メモリ12又は外部記憶装置13によりその機能が実現される。なお、記憶部120は、通信IF16を介して接続される記憶装置によってその機能が実現されてもよい。
入力IF14は、操作者からの入力操作を受け付けるためのインターフェイスであり、例えばタッチパネル、キーボード、マウス、マイク等の入力装置が接続される。出力IF15は、検索サジェスト管理装置100に内蔵されたLCD(Liquid Crystal Display)ディスプレイ等の出力装置に対して情報を出力するためのインターフェイスである。
通信IF16は、検索サジェスト管理装置100をネットワークNに接続するためのインターフェイスであって、例えばLAN(Local Area Network)カード等の通信デバイスである。検索サジェスト管理装置100は、可搬性のメディアから情報を入出力する図示しない記憶媒体駆動装置を有していてもよい。
なお、検索サジェスト管理装置100の各構成要素の処理は、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。また、検索サジェスト管理装置100の各構成要素の処理は、1つのプログラムで実現されてもよいし、複数のプログラムで実現されてもよい。また、検索サジェスト管理装置100が行う1または複数の処理は、通信手段により接続された物理的に離れたハードウェア上で分散して実行されても良い。
検索サーバー装置200、及び端末装置300のハードウェア構成は、検索サジェスト管理装置100と同様であるため、説明を省略する。
図7は、検索行動情報生成処理の一例を示すフローチャートである。本処理は、例えば端末装置300に表示された検索画面に検索クエリが入力されたことを示す情報を、検索サジェスト管理装置100が受信すると開始される。なお、本処理は、検索サジェスト管理装置100において、例えば定期的に実行されてもよい。
まず、検索ログ取得部111は、検索ログを受信する(ステップS101)。具体的には、検索ログ取得部111は、端末装置300から送信される検索ログを受信する。検索ログ取得部111は、取得した検索ログを用いて、図3に示す検索履歴情報121を生成する。
次に、検索成否判定部112は、未確認のレコードのうち、検索日時の新しいレコードを特定する(ステップS102)。具体的には、検索成否判定部112は、検索履歴情報121の有するレコードの中から、まだ本図に示す処理を行っておらず、かつ検索日時121bの最も新しいレコードを1つ特定する。
次に、検索成否判定部112は、文書が選択されたか否かを判定する(ステップS103)。具体的には、検索成否判定部112は、ステップS102で選択したレコードの選択文書121eを参照し、文書を選択する入力操作を受け付けたか否かを判定する。検索成否判定部112は、選択文書121eに文書を示す情報がある場合に、文書が選択されたと判定する。
検索成否判定部112が、文書が選択されたと判定する場合(ステップS103で「YES」の場合)、検索成否判定部112は、選択された文書の操作ログを参照する(ステップS104)。具体的には、スコア算出部113は、ステップS102で選択したレコードの閲覧開始日時121fと、閲覧終了日時121gと、操作ログ121hとを参照する。
次に、検索成否判定部112は、検索の成功条件を満たすか否かを判定する(ステップS105)。具体的には、検索成否判定部112は、ステップS104で参照する操作ログが、所定の検索成功条件を満たすか否かを判定する。例えば、検索成否判定部112は、閲覧開始日時121fと、閲覧終了日時121gとを用いて、文書の閲覧時間を算出し、閲覧時間が所定時間以上である場合に、検索成功条件を満たすと判定する。又は、検索成否判定部112は、文書を最後までスクロールしたことを示す操作ログが存在する場合に、検索成功条件を満たすと判定する。又は、検索成否判定部112は、検索の目的となる文書が検索結果として提示されたことを示す入力操作を受け付けた操作ログが存在する場合に、検索成功条件を満たすと判定する。なお、検索成功条件は本例に限定されない。
検索成否判定部112が、検索の成功条件を満たさないと判定する場合(ステップS105で「NO」の場合)、スコア算出部113は、失敗フラグを関連付けて検索行動情報122を生成する(ステップS106)。具体的には、スコア算出部113は、ステップS102で選択した検索履歴情報121のユーザーID121aと、検索クエリ122cと、選択文書121eを、各々ユーザーID122bと、検索クエリ122cと、参照文書122dとして関連付け、成功フラグ122eを失敗であることを示す情報とした検索行動情報122のレコードを生成する。なお、生成したレコードの検索行動ID122aには、検索行動を示す情報が含まれない。
ステップS105において、検索成否判定部112が、検索の成功条件を満たすと判定する場合(ステップS105で「YES」の場合)、スコア算出部113は、成功フラグを関連付けて検索行動情報122を生成する(ステップS107)。具体的には、スコア算出部113は、ステップS102で選択した検索履歴情報121のユーザーID121aと、検索クエリ122cと、選択文書121eを、各々ユーザーID122bと、検索クエリ122cと、参照文書122dとして関連付け、成功フラグ122eを成功であることを示す情報とした検索行動情報122のレコードを生成する。なお、生成したレコードの検索行動ID122aには、検索行動を示す情報が含まれない。
ステップS103において、検索成否判定部112が、文書が選択されないと判定する場合(ステップS103で「NO」の場合)、検索成否判定部112は、処理をステップS109に進める。
ステップS106の後、又はステップS107の後、又はステップS103において「NO」と判定された場合、検索成否判定部112は、未確認のレコードが存在するか否かを判定する(ステップS109)。具体的には、検索成否判定部112は、ステップS101で生成した検索履歴情報121のうち、ステップS102で特定していないレコードがあるか否かを判定する。検索成否判定部112が、未確認のレコードがあると判定する場合(ステップS109で「YES」の場合)、検索成否判定部112は処理をステップS102に移行する。
検索成否判定部112が、未確認のレコードが存在しないと判定する場合(ステップS109で「NO」の場合)、検索成否判定部112は、検索が終了したか否かを判定する(ステップS110)。具体的には、検索成否判定部112は、検索履歴情報121が所定の検索終了条件を満たすか否かを判定する。例えば検索成否判定部112は、検索行動情報122を参照し、検索行動ID122aが付与されておらず、かつ成功フラグ122eが成功を示す情報であるレコードが存在する場合に、ユーザーが目的の文書に到達したものとして、検索終了条件を満たすと判定する。
また例えば、検索成否判定部112は、検索履歴情報121のうち最も新しいレコードの検索日時121bから所定時間経過した場合に、検索終了条件を満たすと判定する。また例えば、検索成否判定部112は、検索履歴情報121を参照し、検索画面を閉じる入力操作を示す操作ログ121hが含まれる場合に、検索終了条件を満たすと判定する。なお、検索終了条件はここに示す例に限定されない。
検索成否判定部112は、検索が終了していないと判定する場合(ステップS110で「NO」の場合)、処理をステップS109に戻す。
検索成否判定部112が、検索が終了したと判定する場合(ステップS110で「YES」の場合)、スコア算出部113は、生成した検索行動情報122に検索行動IDを付与する(ステップS111)。具体的には、スコア算出部113は、ステップS106及びステップS107で生成した、1又は複数の検索行動情報122のレコードに対し、共通の検索行動ID122aを付与する。その後、検索サジェスト管理装置100の処理部110は本フローチャートの処理を終了する。
図8は、サジェストインデックス生成処理の一例を示すフローチャートである。本処理は、例えば図7に示す検索行動情報生成処理が終了すると実行される。
まず、サジェストインデックス生成部114は、処理対象の検索行動IDを特定する(ステップS201)。具体的には、サジェストインデックス生成部114は、検索行動情報122を参照し、処理対象となる検索行動ID122aを1つ特定する。先述したように、1つの検索行動ID122aには、1又は複数のレコードが関連付けられている。即ち、検索行動情報122には、1つの検索行動に対し、1又は複数の入力操作が関連付けられているといえる。
次に、サジェストインデックス生成部114は、検索行動IDと関連するレコード毎に、所定の法則に従ってスコアを算出する(ステップS202)。
一例として、サジェストインデックス生成部114は、ステップS201で特定した検索行動ID122aと関連する各レコードの成功フラグ122eを参照し、成功であることを示す情報が1つ以上含まれている場合に、検索行動が成功したものと取り扱う。その場合、サジェストインデックス生成部114は、成功した検索行動を構成する各レコードの検索クエリ122cに対し、他の検索クエリよりも高いスコアを付与する。
この場合において、サジェストインデックス生成部114は、成功した検索行動に対して付与されるものとして予め定められたスコアを、検索行動と関連する各レコードの数で等分することにより、各検索クエリ122cに対してスコアを付与することができる。例えば、成功した検索行動に対し、スコア「100」が付与されるものとし、「検索行動A」に対し、「レコードa」、「レコードb」、「レコードc」、「レコードd」が含まれ、「レコードa」、「レコードb」、「レコードc」は失敗フラグを有し、「レコードd」が成功フラグを有するものとして説明する。この場合、「レコードa」、「レコードb」、「レコードc」、「レコードd」の各々の検索クエリにたいし、スコア「25」を付与することができる。
また、サジェストインデックス生成部114は、成功した検索行動を構成するレコードのうち、成功フラグ122eを含むレコードの検索クエリに最も高いスコアを付与し、他の検索クエリには相対的に低いスコアを付与してもよい。先述の例において、「レコードd」の検索クエリにスコア「40」を付与し、「レコードa」、「レコードb」、「レコードc」の各々の検索クエリにスコア「20」を付与することができる。
また例えば、サジェストインデックス生成部114は、成功した検索行動を構成するレコードのうち、成功フラグ122eが失敗であるレコードに含まれる検索クエリに対し、徐々に成功に近づくものと取り扱い、時系列が後になるほど高いスコアを付与してもよい。先述の例において、「レコードa」、「レコードb」、「レコードc」、「レコードd」の順に検索日時が新しくなる場合、成功フラグを有する「レコードd」のスコアを「50」とし、失敗フラグを有する「レコードc」、「レコードb」、「レコードa」のフラグを、各々「30」、「15」、「5」とすることができる。即ち、同じ検索行動と関連する複数の入力操作がある場合、他の入力操作に応じてスコアを算出することができる。
また、サジェストインデックス生成部114は、成功した複数の検索行動に対し、異なるスコアを付与することができる。例えば、サジェストインデックス生成部114は、成功フラグ122eに成功したことを示す情報を有する複数の検索行動ID122aのうち、参照文書122dの数が少ないほど、より効率的に目的の検索結果を得たものとして、高いスコアを付与することができる。即ち、各々成功フラグを有する「検索行動A」、及び「検索行動B」が存在する場合であって、「検索行動A」と関連付けられた参照文書122dの方が、「検索行動B」に関連付けられた参照文書122dよりも少ない場合を用いて説明する。その場合、「検索行動A」に対してスコア「100」を付与し、「検索行動B」にスコア「70」を付与することができる。その後、各々の検索行動を構成する検索クエリに対して、検索行動に付与されたスコアを配分する。
また例えば、サジェストインデックス生成部114は、成功フラグ122eに成功したことを示す情報を有する複数の検索行動ID122aのうち、異なる検索クエリ122cが少ないほど、即ち検索クエリを変更した回数が少ないほど、高いスコアを付与することができる。また例えば、サジェストインデックス生成部114は、各々の検索行動について検索履歴情報121を参照して所要時間を特定し、所要時間の短い検索行動に対して高いスコアを付与することができる。
なお、サジェストインデックス生成部114は、成功フラグを有さない検索行動に対しては、成功フラグを有する検索行動よりも低いスコアを付与すればよく、成功フラグを有さない検索行動に対してスコアを付与しなくてもよい。付言すれば、サジェストインデックス生成部114のスコア付与方法は本例に限定されない。参考するに値する検索行動及び検索クエリに対し、高いスコアを付与するものであればよい。
次に、サジェストインデックス生成部114は、レコードに含まれる検索クエリと、スコアと、ユーザーIDとを関連付けたサジェストインデックス情報123を生成する(ステップS203)。具体的には、サジェストインデックス生成部114は、ステップS202でスコアを算出した検索行動情報122のレコードに含まれる検索クエリ122cと、ユーザーID122bと、算出したスコアとを、各々検索クエリ123a、ユーザーID123b、及びスコア123cとして関連付けたサジェストインデックス情報123のレコードを生成する。その後、サジェストインデックス生成部114は、本フローチャートの処理を終了する。
以上、本実施形態によれば、成功した検索結果を得るに至る検索行動を成功したと判定し、該検索行動を構成する入力操作に対し、適切にスコアを付与することができる。また、図7に示す検索行動情報生成処理に引き続いて、図8に示すサジェストインデックス情報123を生成する処理を行えば、成功した検索行動が終了した時点でサジェストインデックス情報123が生成される。これにより、師事対象となるユーザーの検索行動を、より迅速にサジェスト提供に活用することができる。
図9は、サジェスト提供処理の一例を示すフローチャートである。
まず、サジェスト抽出部116は、検索クエリを取得する(ステップS301)。端末装置300の検索要求部311は、ユーザーによる検索クエリの入力操作を受け付けると、検索要求部311は、検索クエリを含む検索要求を検索サジェスト管理装置100に送信する。サジェスト抽出部116は、検索要求に含まれる検索クエリを取得する。
次に、師事対象特定部115は、師事対象を特定する(ステップS302)。端末装置300の検索要求部311は、ユーザーによる師事対象を特定する情報の入力操作を受け付け、検索サジェスト管理装置100に送信する。師事対象特定部115は、端末装置300から送信された師事対象を特定する。なお、先述のように、師事対象特定部115は、端末装置300から師事対象を受信する代わりに、図示しない師事情報を参照し、検索を行うユーザーの師事対象を特定してもよい。
次に、サジェスト抽出部116は、サジェストインデックス情報123を参照し、レコードを抽出する(ステップS303)。具体的には、サジェスト抽出部116は、ステップS302で特定した師事対象をユーザーID123bに含むサジェストインデックス情報123のレコードを抽出する。サジェスト抽出部116は、抽出したレコードのうち、ステップS301で取得した検索クエリを検索クエリ123aに含むレコードをさらに抽出する。なお、サジェスト抽出部116は、抽出したサジェストインデックス情報123のレコードのうち、スコア123cの高い所定数のレコードをさらに抽出するものであってしてもよい。
次に、サジェスト抽出部116は、検索クエリ候補に序列を関連付けて、端末装置300に送信する(ステップS304)。具体的には、サジェスト抽出部116は、ステップS303で抽出したレコードに含まれる検索クエリ123aについて、スコア123cに基づいた序列を関連付け、端末装置300に送信する。例えばサジェスト抽出部116は、スコアが高いほど序列が高くなるよう検索クエリに序列を設定する。なお、サジェスト抽出部116は、検索クエリ候補に序列を関連付けずに端末装置300に送信してもよい。その後、処理部110は本フローチャートの処理を終了する。
付言すれば、検索クエリ候補を受信した端末装置300の出力部330は、検索クエリ候補を含む検索画面を表示する。例えば出力部330は、序列に応じて検索クエリ候補を表示する。一例として、出力部330は、序列が高いほど検索窓351に違い位置に検索クエリ候補を表示する。
図11は、検索画面350の例を示す図である。図11(A)は、本実施形態における検索画面350の一例であり、図11(B)は、第1の変形例における検索画面350の例(その1)であり、図11(C)は、第1の変形例における検索画面350の例(その2)である。
図11(A)に示す検索画面350は、検索窓351と、検索ボタン352と、検索クエリ候補表示領域353とを含む。検索窓351は、ユーザーによる検索クエリの入力を受け付ける領域である。検索ボタン352は、検索窓351に入力された検索クエリに対する検索指示の入力操作を受け付ける操作ボタンである。検索クエリ候補表示領域353は、検索サジェスト管理装置100から端末装置300が受信した検索クエリ候補を表示する領域である。
以上、本実施形態により、師事対象のユーザーによる検索行動を活用した検索クエリを抽出し、検索を行うユーザーに提示することができ、ユーザーの検索技能を有効活用することができる。例えばナレッジ情報を共有する組織において本実施形態によるサジェスト管理を行うことにより、優秀なユーザーの検索行動を他のユーザーの参考にすることができ、組織全体の業務効率を向上させることができる。
<第1の変形例>
次に、第1の変形例における検索サジェスト管理システム1について説明する。以下、上述の実施形態と異なる点について説明する。
本変形例における検索ログ取得部111は、検索クエリと併せて、検索対象期間又は検索対象カテゴリの少なくともいずれか一方を含む検索ログを取得する。本変形例におけるスコア算出部113は、検索ログが検索対象期間又は検索対象カテゴリを含む場合、入力された検索クエリと、入力のあった検索対象期間又は検索対象カテゴリの少なくともいずれか一方と、の組み合わせに対してスコアを算出する。
また、本変形例におけるサジェスト抽出部116は、スコアを用いて抽出した検索クエリ候補に、検索対象期間又は検索対象カテゴリが関連付けられている場合、抽出した検索候補と併せて、検索対象期間又は検索対象カテゴリを端末装置300に送信する。
図11(B)は、第1の変形例における検索画面350であって、まだ検索クエリが入力されていない検索画面350の一例である。図11(B)に示すように、第1の変形例における検索画面350は、検索窓351のほか、検索対象期間入力領域354と、検索対象カテゴリ入力領域355と、を有する。
ユーザーにより、検索窓351に検索クエリが入力されると共に、検索対象期間入力領域354に検索対象期間が入力されるか、又は検索対象カテゴリ入力領域355に検索対象カテゴリが入力されると、検索要求部311は入力された情報を含む検索要求を検索サーバー装置200に送信する。検索サーバー装置200の検索部211は、文書インデックス情報221の中から、検索要求に応じた文書を検索して検索結果を端末装置300に送信する。
図10は、第1の変形例におけるサジェストインデックス情報123のデータ構造の一例を示す図である。本変形例におけるサジェストインデックス情報123は、検索クエリ123aと、ユーザーID123bと、スコア123cとのほか、期間指定123dと、カテゴリ123eとを含む。期間指定123dは、検索対象期間入力領域354に入力された検索対象期間である。カテゴリ123eは、検索対象カテゴリ入力領域355に入力された検索対象カテゴリを示す情報である。
期間指定123d又はカテゴリ123eの少なくとも一方に情報が含まれる場合、スコア123cは、検索クエリ123aと、期間指定123d又はカテゴリ123eの少なくとも一方と、の組み合わせに対して算出された数値である。本変形例におけるサジェスト抽出部116は、先述のサジェスト提供処理のステップS304において、抽出した検索クエリ候補を端末装置300に送信する際、サジェストインデックス情報123において抽出した検索クエリ候補に期間指定123d又はカテゴリ123eの少なくとも一方が関連付けられているか否かを判定する。サジェスト抽出部116は、期間指定123d又はカテゴリ123eが関連付けられている場合には、検索クエリ候補に併せて検索対象期間又は検索対象カテゴリを端末装置300に送信する。
図11(C)は、第1の変形例における検索画面350の一例であって、端末装置300が検索サジェスト管理装置100から検索クエリ候補を受信した場合の検索画面350の一例である。第1の変形例における検索クエリ候補表示領域353は、検索対象期間表示領域3531と、検索対象カテゴリ表示領域3532と、を有する。
検索対象期間表示領域3531は、サジェストインデックス情報123において、検索クエリ候補表示領域353に表示される検索クエリ123aに期間指定123dが関連付けられている場合に、期間指定123dに含まれる検索対象期間を表示する領域である。検索対象カテゴリ表示領域3532は、サジェストインデックス情報123において、検索クエリ候補表示領域353に表示される検索クエリ123aにカテゴリ123eが関連付けられている場合に、カテゴリ123eに含まれる検索対象カテゴリを表示する領域である。
図11(C)に示すように、検索クエリ候補表示領域353に表示された検索クエリ候補に対し、検索対象期間又は検索対象カテゴリが関連付けられて表示されている。なお、検索対象期間表示領域3531又は検索対象カテゴリ表示領域3532に表示される情報は、検索クエリ候補と異なる色で表示されてもよい。
付言すれば、ユーザーが検索クエリ候補表示領域353に表示された検索クエリ候補を選択した場合において、選択された検索クエリ候補に検索対象期間又は検索対象カテゴリが関連付けられている場合、関連する検索対象期間は検索対象期間表示領域3531に、関連する検索対象カテゴリは検索対象カテゴリ入力領域355に、各々入力される。
本変形例により、ユーザーは、師事対象のユーザーが検索対象期間又は検索対象カテゴリを入力して検索を成功した場合に、師事対象により入力された検索対象期間又は検索対象カテゴリを認識することができる。また、ユーザーが検索クエリ候補を選択すると検索対象期間又は検索対象カテゴリが入力されるため、師事対象を参考にした検索を行う場合の効率性が向上する。
なお、検索サーバー装置200の検索部211は、検索対象期間入力領域354及び検索対象カテゴリ入力領域355に入力された情報で文書インデックスの絞り込みを行い、検索クエリの文字列を用いた検索を行う。本変形例における検索サジェスト管理装置は、文字列を用いて検索するための検索クエリと、文書インデックスの絞り込みを行うための情報と、をサジェストとして端末装置300に提示するものであればよく、提示する情報は検索対象期間及び検索対象カテゴリに限定されない。
<第2の変形例>
次に、第2の変形例における検索サジェスト管理システム1について説明する。以下、上述の実施形態と異なる点について説明する。
図12は、第2の変形例における検索サジェスト管理システム1の機能ブロックの一例である。第2の変形例における検索サジェスト管理装置100は、検索ログ取得部111と、検索成否判定部112と、スコア算出部113と、サジェストインデックス生成部114と、師事対象特定部115と、サジェスト抽出部116との他、削除情報特定部117を備える。
削除情報特定部117は、検索対象の情報から削除された削除情報を特定する。具体的には、削除情報特定部117は、検索サーバー装置200の文書インデックス情報221から削除された文書を特定する情報である削除情報を、検索サーバー装置200の検索部211から取得する。
図13は、第2の変形例におけるサジェストインデックス生成処理の一例を示すフローチャートである。本図におけるサジェストインデックス生成処理は、検索サジェスト管理装置100において、例えば定期的に実行される。
まず、削除情報特定部117は、削除された文書を特定する(ステップS2001)。具体的には、削除情報特定部117は、検索サーバー装置200の検索部211から、削除された文書を特定する削除情報を受信する。ステップS201で行われる処理は、図8のサジェストインデックス生成処理のステップS201と同様である。
次に、サジェストインデックス生成部114は、特定した文書と成功フラグとを含むレコードが検索行動情報122に存在するか否かを判定する。具体的には、サジェストインデックス生成部114は、検索行動情報122を参照し、ステップS2001で特定した文書を参照文書122dに含み、かつ成功フラグ122eが成功であることを示す情報であるレコードがあるか否かを判定する。
サジェストインデックス生成部114が、特定した文書と成功フラグとを含むレコードが検索行動情報122に存在すると判定する場合(ステップS2011で「YES」の場合)、サジェストインデックス生成部114は、該当レコードを削除する(ステップS2012)。具体的には、サジェストインデックス生成部114は、ステップS2011で存在すると判定したレコードを、検索行動情報122から削除する。その結果、削除情報を検索した検索クエリ候補について、サジェストインデックス情報123の生成が抑制される。
ステップS2012の後、又はステップS2011において、サジェストインデックス生成部114が、特定した文書と成功フラグとを含むレコードが検索行動情報122に存在しないと判定する場合(ステップS2011で「NO」の場合)、サジェストインデックス生成部114は、処理をステップS202に移行する。ステップS202及びステップS203の処理は、図8に示すサジェストインデックス生成処理と同様である。
次に、サジェストインデックス生成部114は、処理の終了していない検索行動IDが存在するか否かを判定する(ステップS2031)。具体的には、サジェストインデックス生成部114は、検索行動情報122の中で、ステップS201において、まだ処理対象の検索行動IDとして特定していない検索行動IDがあるか否かを判定する。
サジェストインデックス生成部114が、処理の終了していない検索行動IDが存在すると判定する場合(ステップS2031で「YES」の場合)、サジェストインデックス生成部114は、処理をステップS201に戻す。その後ステップS201において、まだ処理の終了していない検索行動IDが選択される。
サジェストインデックス生成部114が、処理の終了していない検索行動IDが存在しないと判定する場合(ステップS2031で「NO」の場合)、サジェストインデックス生成部114は、本フローチャートの処理を終了する。
以上、本変形例では、文書インデックス情報221内の情報が削除された場合において、当該文書の検索について成功であると判定した検索クエリ候補に関する検索行動情報122の生成が抑制される。換言すれば、削除情報に係る操作ログが検索成功条件を満たしている場合、サジェスト抽出部116は、削除情報を検索した検索クエリ候補の抽出を抑制する。即ち、ユーザーに対して検索クエリ候補を提示する際、削除された文書に関する検索クエリ候補のサジェストが抑制される。
従って、文書が削除された場合には、検索クエリ候補のサジェストに反映させることができ、状況に関する即時対応性が向上し、効率的である。即ち、文書が削除された場合においても、検索技能を有効活用し、適切な検索クエリ候補をサジェストすることができる。
以上、本発明に係る各実施形態の説明を行ってきたが、本発明は、上記した実施形態の一例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態の一例は、本発明を分かり易くするために詳細に説明したものであり、本発明は、ここで説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ある実施形態の一例の構成の一部を他の一例の構成に置き換えることが可能である。また、ある実施形態の一例の構成に他の一例の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の一例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることもできる。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、図中の制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、全てを示しているとは限らない。ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、上記の検索サジェスト管理装置100、検索サーバー装置200、及び端末装置300の機能構成は、理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。構成要素の分類の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。上述に示す通り、検索サジェスト管理装置100、検索サーバー装置200、及び端末装置300の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
1:検索サジェスト管理システム、11:演算装置、12:メモリ、13:外部記憶装置、14:入力IF、15:出力IF、16:通信IF、100:検索サジェスト管理装置、110・210・310:処理部、111:検索ログ取得部、112:検索成否判定部、113:スコア算出部、114:サジェストインデックス生成部、115:師事対象特定部、116:サジェスト抽出部、117:削除情報特定部、120・220:記憶部、121:検索履歴情報、122:検索行動情報、123:サジェストインデックス情報、130・230・320:入力部、140・240・330:出力部、150・250・340:通信部、200:検索サーバー装置、211:検索部、221:文書インデックス情報、300:端末装置、311:検索要求部、350:検索画面、351:検索窓、352:検索ボタン、353:検索クエリ候補表示領域、354:検索対象期間入力領域、355:検索対象カテゴリ入力領域、3531:検索対象期間表示領域、3532:検索対象カテゴリ表示領域、N:ネットワーク

Claims (10)

  1. ユーザーの検索ログを取得する検索ログ取得部と、
    前記ユーザーが入力した1又は複数の検索クエリを含む検索クエリ候補に対し、前記ユーザーの検索行動に基づいたスコアを算出するスコア算出部と、
    前記検索クエリ候補と、前記ユーザーと、前記スコアとを関連付けたサジェストインデックス情報を生成するサジェストインデックス生成部と、
    検索にあたり他のユーザーが師事する師事対象を特定する師事対象特定部と、
    前記他のユーザーから入力された検索クエリを取得すると、前記サジェストインデックス情報の中から、前記師事対象のユーザーと、入力された前記検索クエリと、前記スコアとを用いて前記検索クエリ候補を抽出するサジェスト抽出部と、を備えることを特徴とする、検索サジェスト管理装置。
  2. 請求項1に記載の検索サジェスト管理装置であって、
    前記検索ログを参照し、前記ユーザーの検索行動が成功したか否かを判定する検索成否判定部を備え、
    前記スコア算出部は、成功した前記検索行動に係る前記検索クエリ候補に対し、他の前記検索クエリ候補よりも前記スコアが高くなるよう算出することを特徴とする、検索サジェスト管理装置。
  3. 請求項2に記載の検索サジェスト管理装置であって、
    前記検索ログは、検索結果として出力した情報と、前記情報に対する操作ログを含み、
    前記検索成否判定部は、前記操作ログが所定の検索成功条件を満たす場合に、前記検索結果を得るに至る前記検索行動を成功したと判定することを特徴とする、検索サジェスト管理装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の検索サジェスト管理装置であって、
    前記スコア算出部は、前記検索ログを参照し、1の前記検索行動に対し1又は複数の入力操作を関連付けた検索行動情報を生成し、
    前記検索クエリ候補に対する前記スコアを算出する際、該検索クエリ候補に係る前記入力操作と同じ前記検索行動と関連する他の前記入力操作がある場合、前記他の入力操作に応じて前記スコアを算出することを特徴とする、検索サジェスト管理装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の検索サジェスト管理装置であって、
    前記サジェスト抽出部は、抽出した前記検索クエリ候補に対し、前記スコアに基づいた序列を関連付けて出力することを特徴とする、検索サジェスト管理装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の検索サジェスト管理装置であって、
    前記検索ログ取得部は、検索対象期間又は検索対象カテゴリの少なくともいずれか一方を含む前記検索ログを取得し、
    前記スコア算出部は、前記検索対象期間又は前記検索対象カテゴリの少なくともいずれか一方の入力があった場合には、前記検索クエリ候補と、入力のあった前記検索対象期間又は前記検索対象カテゴリの少なくともいずれか一方と、の組み合わせに対する前記スコアを算出し、
    前記サジェスト抽出部は、前記スコアを用いて抽出した前記検索クエリ候補に前記検索対象期間又は前記検索対象カテゴリが関連付けられている場合、関連する前記検索対象期間又は前記検索対象カテゴリを前記検索クエリ候補と併せて出力することを特徴とする、検索サジェスト管理装置。
  7. 請求項3に記載の検索サジェスト管理装置であって、
    検索対象の情報から削除された削除情報を特定する削除情報特定部を備え、
    前記サジェスト抽出部は、前記削除情報に係る前記操作ログが前記検索成功条件を満たしている場合に、前記削除情報を検索した前記検索クエリ候補の抽出を抑制することを特徴とする、検索サジェスト管理装置。
  8. 互いに通信可能に接続された、端末装置と、検索サーバー装置と、検索サジェスト管理装置と、を有する検索サジェスト管理システムであって、
    前記端末装置は、
    ユーザーから検索クエリの入力を受け付けて前記検索サーバー装置に検索要求を送信する検索要求部と、
    前記検索サジェスト管理装置から検索クエリ候補を受信して表示する出力部と、を備え、
    前記検索サーバー装置は、
    前記検索要求に係る前記検索クエリを用いて検索対象の情報を検索する検索部を備え、
    前記検索サジェスト管理装置は、
    前記ユーザーの検索ログを取得する検索ログ取得部と、
    前記ユーザーが入力した1又は複数の検索クエリを含む検索クエリ候補に対し、前記ユーザーの検索行動に基づいたスコアを算出するスコア算出部と、
    前記検索クエリ候補と、前記ユーザーと、前記スコアとを関連付けたサジェストインデックス情報を生成するサジェストインデックス生成部と、
    検索にあたり他のユーザーが師事する師事対象を特定する師事対象特定部と、
    前記他のユーザーから入力された検索クエリを取得すると、前記サジェストインデックス情報の中から、前記師事対象のユーザーと、入力された前記検索クエリと、前記スコアとを用いて前記検索クエリ候補を抽出するサジェスト抽出部と、を備え、
    前記端末装置の出力部は、前記検索サジェスト管理装置の前記サジェスト抽出部の抽出した前記検索クエリ候補を表示することを特徴とする、検索サジェスト管理システム。
  9. 検索サジェスト管理装置による検索サジェスト管理方法であって、
    ユーザーの検索ログを取得する検索ログ取得手順と、
    前記ユーザーが入力した1又は複数の検索クエリを含む検索クエリ候補に対し、前記ユーザーの検索行動に基づいたスコアを算出するスコア算出手順と、
    前記検索クエリ候補と、前記ユーザーと、前記スコアとを関連付けたサジェストインデックス情報を生成するサジェストインデックス生成手順と、
    検索にあたり他のユーザーが師事する師事対象を特定する師事対象特定部と、
    前記他のユーザーから入力された検索クエリを取得すると、前記サジェストインデックス情報の中から、前記師事対象のユーザーと、入力された前記検索クエリと、前記スコアとを用いて前記検索クエリ候補を抽出するサジェスト抽出手順と、を備えることを特徴とする、検索サジェスト管理方法。
  10. コンピューターの処理部に検索サジェスト管理方法を実行させるプログラムであって、
    ユーザーの検索ログを取得する検索ログ取得手順と、
    前記ユーザーが入力した1又は複数の検索クエリを含む検索クエリ候補に対し、前記ユーザーの検索行動に基づいたスコアを算出するスコア算出手順と、
    前記検索クエリ候補と、前記ユーザーと、前記スコアとを関連付けたサジェストインデックス情報を生成するサジェストインデックス生成手順と、
    検索にあたり他のユーザーが師事する師事対象を特定する師事対象特定部と、
    前記他のユーザーから入力された検索クエリを取得すると、前記サジェストインデックス情報の中から、前記師事対象のユーザーと、入力された前記検索クエリと、前記スコアとを用いて前記検索クエリ候補を抽出するサジェスト抽出手順と、を実行させることを特徴とする、プログラム。
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