JP2021531859A - 医用画像を用いる管腔評価において複数の管腔内画像を表示するシステム、装置、及び方法 - Google Patents

医用画像を用いる管腔評価において複数の管腔内画像を表示するシステム、装置、及び方法 Download PDF

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Abstract

管腔評価において複数の管腔内画像を表示するためのシステム、装置、及び方法が、提供される。患者の身体管腔内に配置され、身体管腔に関連する撮像データを受信するように構成された管腔内撮像装置が、提供される。管腔内撮像装置は、単一の表示装置上に身体管腔の2つ以上の横方向画像を表示するように構成されたコントローラと通信してもよい。システムは、また、解剖学的特徴の測定値を自動的に測定し、表示するように構成されてもよい。

Description

本開示は、一般に、患者の身体血管に関連する管腔内データに関し、特に、表示装置の単一の画面上に複数の管腔内画像(例えば、血管内超音波又はIVUS画像)を表示し、比較することに関する。
様々なタイプの管腔内(血管内とも称される)撮像システムが、疾患の診断及び治療において使用される。例えば、血管内超音波(IVUS)撮像は、患者の体内の血管を視覚化するための診断ツールとして、介入心臓病学において広く使用されている。これは、治療の必要性を決定し、治療を最適化し、及び/又はその有効性を評価するために、人体内の動脈及び静脈などの罹患血管を評価するのに役立つ可能性がある。
場合によっては、管腔内撮像は、1つ以上の超音波トランスデューサを含むIVUS装置を用いて実行される。IVUS装置は、血管内に通され、撮像される領域にガイドされうる。トランスデューサは、超音波エネルギを放射し、血管から反射された超音波エコーを受信する。超音波エコーは、関心のある血管の画像を作成するために処理される。
管腔内撮像技術の採用は、世界中で様々であり、提供する臨床エビデンス及び便益に対して世界の多くの地域で十分に利用されていない。管腔内撮像の使用に対する1つの障壁は、画像解釈の容易さである。例えば、ユーザは、管腔内画像の意味を理解することができないかもしれず、又はこの意味に対して何を行うべきかを知ることができないかもしれない。この障壁は、何年もの間、教育コース及びツールを用いていくらか取り組まれてきたが、学習曲線は、依然として重要である。特に、管腔内画像は、しばしば、意味のある形で解釈及び比較することが困難である。更に、既存の管腔内画像は、一般に、大量のオペレータ入力を伴う。例えば、オペレータは、多数の画像を検査し、分析のためにいくつかのキー画像を選択することを要求されうる。一旦選択されると、オペレータは、画像内の様々な特徴に手動でタグ付け又は測定することを要求されうる。このプロセスは、時間がかかり、分析の不正確さにつながる可能性がある。したがって、現在の管腔内撮像システムには欠点が存在する。
複数の管腔内画像を表示するためのシステム、装置、及び方法が、提供される。管腔内撮像システムは、身体管腔(血管など)内に配置されるように構成された管腔内撮像装置と、管腔内撮像装置から撮像データを受信し、表示装置の単一の画面上に身体管腔の2つ以上の管腔内画像を表示するように構成されたコントローラとを含んでもよい。各管腔内画像は、身体管腔に沿った異なる位置に関連付けられることができる。有利には、ユーザが、異なる位置に関連付けられた管腔内画像を同時に見ることができる。例えば、閉塞された血管の異なる位置を同時に見ることは、医療従事者が、ステントの端部がどこに配置されるべきかをより容易に決定するを可能にすることができる。ワークフローにおける改善された効率は、患者に臨床的及び治療的利益を提供する。本開示の態様は、既存の管腔内撮像システムの限界を克服する管腔内画像及び比較を有利に提供する。
本開示の実施形態は、管腔内医用撮像システムを提供し、管腔内医用撮像システムは、患者の身体管腔内に配置され、身体管腔に関連付けられた撮像データを受信するように構成された管腔内撮像装置と、管腔内撮像装置と通信するコントローラとを含んでもよく、コントローラは、コントローラと通信する表示装置の単一画面上に、受信された撮像データに基づいて身体管腔の2つ以上の画像を提供し、2つ以上の画像が身体管腔内の異なる位置を描写し、身体管腔の2つ以上の画像内の解剖学的特徴を自動的に測定し、2つ以上の画像にそれぞれ関連付けられた自動測定値を表示装置上に表示するように構成される。
いくつかの実施形態では、コントローラが、表示装置とともに、2つ以上の画像の比較を提供するように更に構成される。コントローラは、表示装置の単一画面上に、身体管腔の長手方向画像を表示するように更に構成されてもよい。コントローラは、身体管腔の3つの横方向画像を表示するように更に構成されてもよい。長手方向画像は、身体管腔の2つ以上の画像を身体管腔内の対応する位置に関係づけるインジケータを含んでもよい。コントローラは、身体管腔内の位置に対応するユーザからの入力を受信し、身体管腔内の位置に関係付けられた少なくとも1つの横方向画像を表示するように更に構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、3つの横方向画像が、身体管腔内の最小管腔面積(MLA)に対応する第1の画像と、第1の画像の近位の位置に対応する第2の画像と、第1の画像の遠位の位置に対応する第3の画像とを有する。自動測定は、身体管腔の管腔直径であってもよい。自動測定は、身体管腔の血管面積、血管直径、中壁直径、及び中壁面積のうちの1つ以上であってもよい。比較は、2つ以上の画像の管腔直径と管腔面積との比較であってもよい。
管腔内医用撮像の方法も提供され、この方法は、患者の身体内に配置された管腔内撮像装置と通信するコントローラを用いて、身体管腔に関連する撮像データを受信するステップと、コントローラと通信する表示装置の単一の画面上に、受信された撮像データに基づいて身体管腔の2つ以上の画像を提供するステップであって、2つ以上の画像が身体管腔内の異なる位置を描写する、ステップと、コントローラを用いて、身体管腔の2つ以上の画像上の特徴の自動測定を提供するステップと、2つ以上の画像とともに自動測定を表示するステップと、表示装置を用いて、2つ以上の画像の比較を提供するステップとを含んでもよい。
身体管腔の2つ以上の画像は、身体管腔の横超音波画像であってもよい。この方法は、表示装置の単一画面上に、身体管腔の長手方向画像を表示するステップを含んでもよい。この方法は、身体管腔の3つの横方向画像を表示するステップを含んでもよい。長手方向画像は、身体管腔の2つ以上の画像を身体管腔内の対応する位置に関係づけるインジケータを含むんでもよい。この方法は、身体管腔内の位置に対応する入力をユーザから受信するステップと、身体管腔内の位置に関係づけられた少なくとも1つの横方向画像を表示するステップとを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、3つの横方向画像が、身体管腔内の最小管腔面積(MLA)に対応する第1の画像と、第1の画像の近位の位置に対応する第2の画像と、第1の画像の遠位の位置に対応する第3の画像とを有する。自動測定は、身体管腔の管腔直径であってもよい。自動測定は、身体管腔の管腔面積であってもよい。比較は、2つ以上の画像の管腔直径及び管腔面積の計算値に基づいてもよい。
本開示の追加の態様、特徴、及び利点は、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
本開示の例示的な実施形態は、添付の図面を参照して説明される。
本開示の態様による管腔内撮像システムの概略図である。 本開示の態様によるプロンプトを示す表示の例示的な図である。 本開示の態様による別のプロンプトを示す表示の例示的な図である。 本開示の態様による別のプロンプト及び命令を示す表示の例示的な図である。 本開示の態様による撮像データ及び命令を示す表示の例示的な図である。 本開示の態様による撮像データを示す表示の例示的な図である。 本開示の態様による撮像データの様々なビューを示す表示の例示的な図である。 本開示の態様による撮像データの様々なビューを示す別の表示の例示的な図である。 本開示の態様による撮像データの様々なビューを示す別の表示の例示的な図である。 本開示の態様によるプロンプトを示す表示の例示的な図である。 本開示の態様によるステントを示す表示の例示的な図である。 本開示の態様によるステント及び拡張スコアを示す表示の例示的な図である 本開示の態様によるステント及び拡張スコアを示す表示の例示的な図である。 本開示の態様によるステント及び拡張スコアを示す表示の例示的な図である。 本開示の態様による管腔内撮像の方法のフロー図である。
本開示の原理の理解を促進する目的で、ここで、図面に示された実施形態が、参照され、特定の言語が、それを説明するためにを使用する。それにもかかわらず、本開示の範囲への限定は意図されないと理解される。説明された装置、システム、及び方法に対する任意の変更及び更なる修正、並びに本開示の原理の任意の更なる応用は、本開示が関係する当業者に通常想起されるように、本開示内に完全に企図され、含まれる。特に、一実施形態に関して説明された特徴、構成要素、及び/又はステップは、本開示の他の実施形態に関して説明された特徴、構成要素、及び/又はステップと組み合わせられてもよいことが、十分に企図される。しかしながら、簡潔さのために、これらの組み合わせの多数の反復は、別々に説明されない。
図1は、本開示の態様による管腔内撮像システム100の概略図である。管腔内撮像システム100は、管腔内装置102、患者インタフェースモジュール(PIM)104、コンソール又は処理システム106、及び表示装置又はモニタ108を含んでもよい。管腔内装置102は、患者の身体管腔120又は血管内に配置されるように、大きさ及び形状が決められ、並びに/又は他の方法で構造的に配置若しくは構成されてもよい。例えば、管腔内装置102は、様々な実施形態において、カテーテル、ガイドワイヤ、ガイドカテーテル、圧力ワイヤ、及び/又はフローワイヤであることができる。いくつかの状況では、システム100が、追加の要素を含んでもよく、及び/又は図1に示される要素のうちの1つ以上を用いずに実装されてもよい。
本明細書に記載される装置、システム、及び方法は、それぞれ、その全体が参考として本明細書に援用される、同日出願の米国仮出願__________(代理人整理番号2017PF02102)、米同日出願の国仮出願__________(代理人整理番号2017PF02103)、同日出願の米国仮出願__________(代理人整理番号第2017PF02296号)及び同日出願の米国仮出願__________(代理人整理番号第2017PF02365号)に記載される1つ又は複数の特徴を含むことができる。
管腔内撮像システム100(又は管腔内撮像システム)は、患者の管腔又は血管系で使用するのに適した任意のタイプの撮像システムであることができる。いくつかの実施形態では、管腔内撮像システム100が、管腔内超音波(IVUS)撮像システムである。他の実施形態では、管腔内撮像システム100が、前方視管腔内超音波(FL−IVUS)撮像、管腔内光音響(IVPA)撮像、心腔内エコー(ICE)、経食道心エコー(TEE)、及び/又は他の適切な撮像モダリティに対して構成されたシステムを含んでもよい。
システム100及び/又は装置102は、任意の適切な管腔内撮像データを取得するように構成されることができると理解される。いくつかの実施形態では、装置102が、光学的撮像、光コヒーレンストモグラフィ(OCT)などの任意の適切な撮像モダリティの撮像コンポーネントを含むことができる。いくつかの実施形態では、装置102が、圧力センサ、流量センサ、温度センサ、光ファイバ、反射器、鏡、プリズム、アブレーション素子、高周波(RF)電極、導体、及び/又はそれらの組み合わせを含む、任意の適切な撮像コンポーネントを含むことができる。一般に、装置102は、管腔120と関連付けられた管腔内データを取得するための撮像素子を含むことができる。装置102は、患者の血管又は管腔120に挿入するためのサイズ及び形状(及び/又は構成)にされてもよい。
システム100は、制御室を有するカテーテル検査室内に配置されてもよい。処理システム106は、制御室内に配置されてもよい。オプションとして、処理システム106は、カテーテル検査室自体のような他の場所に配置されてもよい。カテーテル検査室は、無菌領域を含んでもよく、一方、その関連する制御室は、実行される処置及び/又は医療施設に依存して無菌であってもなくてもよい。カテーテル検査室及び制御室は、血管造影、蛍光透視法、CT、IVUS、仮想組織学(VH)、前方視IVUS(FL-IVUS)、管腔内光音響(IVPA)撮像、血流予備量比(FFR)決定、瞬時血流予備量比(iFR)決定、冠血流予備能(CFR)決定、光コヒーレンストモグラフィ(OCT)、コンピュータトモグラフィ法、心臓内エコー検査(ICE)、前方視ICE(FLICE)、管腔内パルポグラフィ、経食道超音波、蛍光透視法、及びその他の医用撮像モダリティ、又はそれらの組み合わせのような任意の数の医用撮像処置を実行するのに使用されてもよい。いくつかの実施形態では、装置102は、オペレータが患者に近接している必要がないように、制御室などの遠隔位置から制御されてもよい。
管腔内装置102、PIM 104、及びモニタ108は、処理システム106に直接的又は間接的に通信可能に結合されてもよい。これらの要素は、標準的な銅リンク又は光ファイバリンクなどの有線接続を介して、及び/又はIEEE 802.11 Wi−Fi規格、超広帯域(UWB)規格、ワイヤレスFireWire、ワイヤレスUSB、又は別の高速無線ネットワーキング規格を使用する無線接続を介して、医療処理システム106に通信可能に結合されてもよい。処理システム106は、1つ以上のデータネットワーク、例えば、TCP/IPベースのローカルエリアネットワーク(LAN)に通信可能に結合されてもよい。他の実施形態では、同期光ネットワーク(SONET)などの異なるプロトコルが、利用されてもよい。場合によっては、処理システム106は、広域ネットワーク(WAN)に通信可能に結合されてもよい。処理システム106は、様々なリソースにアクセスするようにネットワーク接続性を利用してもよい。例えば、処理システム106は、ネットワーク接続を介して、医療におけるデジタル画像化及び通信(DICOM)システム、画像アーカイブ及び通信システム(PACS)、及び/又は病院情報システムと通信してもよい。
高レベルでは、管腔内装置102が、管腔内装置102の遠位端の近くに取り付けられたスキャナアセンブリ110に含まれるトランスデューサアレイ124から超音波エネルギを放出する。超音波エネルギは、スキャナアセンブリ110を取り囲む媒体内の組織構造(管腔120など)によって反射され、超音波エコー信号は、トランスデューサアレイ124によって受信される。スキャナアセンブリ110は、超音波エコーを表す電気信号を生成する。スキャナアセンブリ110は、平面アレイ、湾曲アレイ、円周アレイ、環状アレイ等の任意の適切な構成において1つ以上の単一の超音波トランスデューサ及び/又はトランスデューサアレイ124を含むことができる。例えば、スキャナアセンブリ110は、場合によっては一次元アレイ又は二次元アレイであることができる。いくつかの例では、スキャナアセンブリ110が、回転式超音波装置であることができる。スキャナアセンブリ110のアクティブ領域は、一様に又は独立して制御及び活性化されることができる1つ以上のトランスデューサ材料及び/又は超音波素子の1つ以上のセグメント(例えば、1つ以上の行、1つ以上の列、及び/又は1つ以上の向き)を含むことができる。スキャナアセンブリ110のアクティブ領域は、様々な基本的又は複雑な幾何学的形状にパターン化又は構造化されることができる。スキャナアセンブリ110は、側方視配向(例えば、管腔内装置102の長手方向軸に垂直に及び/又は直交して放出される超音波エネルギ)及び/又は前方視配向(例えば、長手方向軸に平行に及び/又は沿って放出される超音波エネルギ)で配置されることができる。いくつかの例では、スキャナアセンブリ110が、近位方向又は遠位方向に、長手方向軸に対して斜めの角度で、超音波エネルギを放射及び/又は受信するように構造的に配置される。いくつかの実施形態では、超音波エネルギ放射は、スキャナアセンブリ110の1つ以上のトランスデューサ素子の選択的トリガによって、電子的に操縦されることができる。
スキャナアセンブリ110の超音波トランスデューサは、圧電型マイクロマシン超音波トランスデューサ(PMUT)、容量性マイクロマシン超音波トランスデューサ(CMUT)、単結晶、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、PZT複合材料、他の適切なトランスデューサタイプ、及び/又はそれらの組み合わせであることができる。一実施形態では、超音波トランスデューサアレイ124が、2つのトランスデューサ、4つのトランスデューサ、36のトランスデューサ、64のトランスデューサ、128のトランスデューサ、500のトランスデューサ、812のトランスデューサ、及び/又はより大きい又はより小さい他の値の両方を含む、1つのトランスデューサと1000のトランスデューサとの間の任意の適切な数の個々のトランスデューサを含むことができる。
PIM 104は、受信されたエコー信号を処理システム106に転送し、そこで超音波画像(流れ情報を含む)が、再構成され、モニタ108上に表示される。コンソール又は処理システム106は、プロセッサ及びメモリを含むことができる。処理システム106は、本明細書で説明される管腔内撮像システム100の特徴を容易にするように動作可能であってもよい。例えば、プロセッサは、非一時的有形コンピュータ可読媒体上に記憶されたコンピュータ可読命令を実行することができる。
PIM 104は、処理システム106と管腔内装置102に含まれるスキャナアセンブリ110との間の信号の通信を容易にする。この通信は、管腔内装置102内の(複数の)集積回路コントローラチップにコマンドを提供すること、送信及び受信のために使用されるトランスデューサアレイ124上の(複数の)特定の素子を選択すること、(複数の)選択されたトランスデューサアレイ素子を活性化するために電気パルスを生成するために送信器回路を活性化するために送信トリガ信号を(複数の)集積回路コントローラチップに提供すること、及び/又は(複数の)集積回路コントローラチップ上に含まれる増幅器を介して(複数の)選択されたトランスデューサアレイ素子から受信される増幅されたエコー信号を受信することを含んでもよい。いくつかの実施形態では、PIM 104が、データを処理システム106に中継する前に、エコーデータの予備処理を実行する。そのような実施形態の例では、PIM 104が、データの増幅、フィルタリング、及び/又は集約を実行する。一実施形態によると、PIM 104は、また、スキャナアセンブリ110内の回路を含む管内装置102の動作をサポートするために高電圧及び低電圧DC電力を供給する。
処理システム106は、PIM 104を介してスキャナアセンブリ110からエコーデータを受信し、そのデータを処理して、スキャナアセンブリ110を取り囲む媒体内の組織構造の画像を再構成する。一般に、装置102は、患者の任意の適切な解剖学的構造及び/又は身体管腔内で利用されることができる。処理システム106は、管腔120の断面IVUS画像などの血管又は管腔120の画像がモニタ108上に表示されるように、画像データを出力する。管腔120は、自然及び人工の両方の、流体で満たされた又は取り囲まれた構造を表してもよい。管腔120は、患者の身体内にあってもよい。管腔120は、心臓血管系、末梢血管系、神経血管系、腎臓血管系、及び/又は体内の任意の他の適切な管腔を含む、患者の血管系の動脈又は静脈として、血管であってもよい。例えば、装置102は、肝臓、心臓、腎臓、胆嚢、膵臓、肺を含む器官、導管、腸管、脳、硬膜嚢、脊髄及び末梢神経を含む神経系構造、尿路、並びに心臓内の血液内の弁、心室又は他の部分、及び/又は身体の他のシステムを含むが、これらに限定されない、任意の数の解剖学的位置及び組織タイプを検査するために使用され得る。自然構造に加えて、装置102は、限定的ではないが、心臓弁、ステント、シャント、フィルタ、及び他の装置のような人工構造を検査するために使用されてもよい。
コントローラ又は処理システム106は、メモリ及び/又は他の適切な有形コンピュータ可読記憶媒体と通信する1つ又は複数のプロセッサを有する処理回路を含んでもよい。コントローラ又は処理システム106は、本開示の1つ又は複数の態様を実行するように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、処理システム106及びモニタ108が、別個の構成要素である。他の実施形態では、処理システム106及びモニタ108が、単一の構成要素に統合される。例えば、システム100は、タッチスクリーンディスプレイ及びプロセッサを有するハウジングを含むタッチスクリーン装置を含むことができる。システム100は、ユーザがモニタ108上に示されるオプションを選択するために、タッチ感知パッド又はタッチスクリーンディスプレイ、キーボード/マウス、ジョイスティック、ボタンなどの任意の適切な入力装置を含むことができる。処理システム106、モニタ108、入力装置、及び/又はそれらの組み合わせは、システム100のコントローラとして参照されることができる。コントローラは、装置102、PIM 104、処理システム106、モニタ108、入力装置、及び/又はシステム100の他の構成要素と通信することができる。
いくつかの実施形態において、管腔内装置102は、ボルケーノ社から入手可能なEagleEye(登録商標)カテーテル、及びその全体的に参照によってここに組み込まれている米国特許第7846101号で開示されているものなど、従来のソリッドステートIVUSカテーテルに類似したいくつかの特徴を含む。例えば、管腔内装置102は、管腔内装置102の遠位端の近くのスキャナアセンブリ110と、管腔内装置102の長手本体に沿って延在する伝送線束112とを含んでもよい。ケーブル又は伝送線束112は、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、又はそれ以上の導体を含む複数の導体を含むことができる。
伝送線束112は、管腔内装置102の近位端におけるPIMコネクタ114において終端する。PIMコネクタ114は、伝送線束112をPIM 104に電気的に結合し、管腔内装置102をPIM 104に物理的に結合する。一実施形態では、管腔内装置102が、ガイドワイヤ出口ポート116を更に含む。したがって、いくつかの例では、管腔内装置102が、迅速交換カテーテルである。ガイドワイヤ出口ポート116は、管腔120を通して管腔内装置102を導くために、ガイドワイヤ118が遠位端に向かって挿入されることを可能にする。
モニタ108は、コンピュータモニタ又は他のタイプの画面のような表示装置であってもよい。モニタ108は、選択可能なプロンプト、命令、及び撮像データの視覚化をユーザに表示するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、モニタ108が、管腔内撮像処置を完了するためにユーザに処置特有のワークフローを提供するために使用されてもよい。このワークフローは、管腔の状態及びステントの可能性を決定するためにステント前計画を実行すること、並びに管腔内に配置されたステントをチェックすることを含み得る。ワークフローは、図2乃至9に示される表示又は視覚化のいずれかとしてユーザに提示されてもよい。
図2は、本開示の態様によるプロンプト202を示す例示的な表示200を示す。いくつかの実施形態では、表示200が、図1に示されるようにモニタ108上に表示される。他の実施形態では、表示200が、PIM 104などの別の装置の画面上に表示される。表示200は、管腔内撮像システム100のコントローラによって生成されてもよい。いくつかの実施形態では、表示200が、プロンプト及び命令、並びに他のデータをオペレータに表示するように構成される。表示200は、管腔内処置のための完全なエンドツーエンドワークフローを示すために使用されてもよい。このワークフローは、処置を通してオペレータをガイドしうる多数のプロンプト及び命令を含んでもよい。これは、処置のステップを単純化し、オペレータの不規則性を回避するのに役立ちうる。
プロンプト及び命令は、オペレータがオプションを選択するために表示200とインタラクトしうるように、選択可能なオプションとして表示200上に表示されてもよい。オペレータの選択は、選択されたオプションに対応する情報が示されるように、表示200を変更してもよい。図1の例では、選択可能なプロンプト202が、表示200上に表示される。プロンプトは、2つの選択可能なオプションを含み、オプション204は、ステント前計画に対応し、オプション206は、ステント後チェックに対応する。オペレータは、(図3に示すようなプロンプト302のよな)他の画面が表示されるように、ワークフローを順方向に移動させうるオプション204、206のうちの1つを選択してもよい。オプション204、206は、処置のタイプの視覚的表現を含んでもよい。例えば、オプション204は、心臓内の血管系の描写を含んでもよく、オプション206は、ステントの描写を含んでもよい。いくつかの実施形態では、オプション204、206の選択は、オプション204、206の視覚的描写の変更を含んでもよい。例えば、ステント前計画オプション204が、選択される場合、オプション204は、表示200の将来の表示において、陰影又は灰色として現れてもよい。これは、このオプション204がオペレータによって以前に選択されたことを示すのに役立ちうる。他のタイプのフィードバックが、オプションの選択を示すために使用されてもよい。例えば、選択可能なオプション204、206は、点滅領域、強調領域、変更された色、陰影付け、変更された透明度、及び他の視覚的インジケータを表示してもよい。
オプション204は、管腔内処置(引き戻し動作など)を実行すること、及び結果を見ることを含んでもよい、ステント前計画のためのワークフローを提供してもよい。オプション204は、ステントの配置から利益を得ることができる管腔120内の領域を識別するために使用されてもよい。オプション206は、管腔内処置(引き戻し動作など)を実行すること、及びステントが以前に配置された管腔120内の領域の結果を見ることを含んでもよい、ステント後チェックのためのワークフローを提供してもよい。このオプション206は、ステントの配置及び有効性を観察するために使用されてもよい。
図3は、本開示の態様によるプロンプト302を示す例示的な表示200を示す。表示200の色、陰影、テクスチャ、及び他のグラフィック特性は、特定の特徴を強調するために選択されてもよい。いくつかの実施形態では、プロンプト302が、オプション204、206のいずれかが選択された後に表示されてもよい。他の実施形態では、プロンプト302が、ステント前計画オプション204が選択された後にのみ表示される。プロンプト302は、オペレータに標的血管を選択するように促してもよい。図3の例では、標的血管を選択することは、心臓内の動脈を含む視覚化304上の領域を選択することを含む。選択可能な領域は、右冠動脈(RCA)、左前下行枝(LAD)、及び左回旋枝(LCX)を含んでもよい。選択可能な領域は、また、動脈の様々な領域、並びに患者の解剖学的構造の他の部分内の他の血管及び管腔を含んでもよい。視覚化304の外観は、領域のうちの1つがオペレータによって選択された場合に変更されてもよい。例えば、選択された動脈は、輪郭が描かれるか、強調表示されるか、又は異なる色で着色されてもよい。いくつかの実施形態では、選択された動脈が、対照的な色(例えば、青色、赤色、又は別の色)で輪郭を描かれ、陰影を付けられ、テクスチャで示され、又は他の方法で強調される。
図4は、本開示の態様によるプロンプト402を示す例示的な表示200を示す。プロンプト402は、オペレータが図3に示されるプロンプト302上で選択を行った後に表示されてもよい。図4の例では、LAD動脈は、オペレータによって選択されている。プロンプト402は、LAD上の最遠位点から心門への引き戻し処置を実行するための命令403と共に、LADの輪郭描写画像を示す。これらの命令403は、選択された血管又は管腔120内での装置102の引き戻し処置又は他の動きを指してもよい。命令403は、選択された標的血管内での装置102の任意のタイプの移動を実行するようにオペレータに命令してもよい。例えば、命令403は、選択された標的血管に沿って所与の距離だけ装置102を押すようにオペレータに命令してもよい。命令403に対応する視覚化404も、表示200上に表示されてもよい。図4の例では、視覚化404が、引き戻し処置が実行されるべき方向を示す矢印を有する線406を含む。視覚化404は、色の変更又はアニメーションなどの視覚効果を含んでもよい。例えば、視覚化404の矢印は、命令403によって指定された方向に移動してもよい。命令403及び視覚化404は、以前に選択されたオプションに依存して変化してもよい。例えば、オペレータが標的血管としてRCAを選択した場合、RCAの視覚化404が、強調表示され、対応する視覚化が、表示されて、命令403によって概説される処置を示す。
いくつかの実施形態では、表示200の命令403が、図2に示されるプロンプト202からどのオプション204、206が選択されたかに依存して変化してもよい。例えば、ステント後チェックオプション206が選択された場合、命令は、「ステントの遠位点からステントの近位点への引き戻しを実行してください」を読んでもよい。また、他の命令は、撮像処置を実行し、選択された標的血管及び/又はステントに関連する撮像データを取得するように、オペレータをガイドするために含められてもよい。
図5は、本開示の態様によるプロンプト502を示す例示的な表示200を示す。プロンプト502は、オペレータが図4に示されるプロンプト402に対して選択を行った後に表示されてもよい。図5の例では、LAD動脈は、オペレータによって選択されている。プロンプト502は、視覚化504を伴ってもよい。いくつかの実施形態では、視覚化504が、装置102が選択された標的血管を通って移動されているときに、装置102からの撮像データを示す。撮像データは、オペレータのための基準として使用されてもよい。特に、視覚化504に示される撮像データは、オペレータがどこで処置を開始すべきかを知るのを助けることができる。図5の例では、撮像データは、引き戻し動作が実行され得るように装置102がLAD動脈の遠位端に配置される場合を示してもよい。撮像データは、また、管腔120に沿った関心領域、管腔120の枝、管腔120内の問題領域、及び他の特徴などの他の基準データを示してもよい。いくつかの実施形態では、装置102が命令によって指定された位置(例えば、動脈の遠位部分)に配置される場合、オペレータは、記録ボタン508を選択して、処置の記録を開始してもよい。表示は、また、処置の前又は間に撮像データの特定のフレームを保存するためのオプション506を含んでもよい。
図6は、本開示の態様による例示的な視覚化310を示す。視覚化310は、モニタ108上に表示されてもよい。視覚化310は、管腔内処置中に装置102によって取得された撮像データを提示してもよい。いくつかの実施形態において、管腔内処置は、図3乃至5に示される命令において概説される。 いくつかの実施形態では、視覚化310は、選択された標的血管などの管腔120に対応する撮像データを含む。視覚化310は、管腔120の第1のビュー604及び第2のビュー610を含んでもよい。いくつかの実施形態では、第1及び第2のビュー604、610は、90度離れて配向されてもよい。図6の例では、第1のビュー604は、管腔120の真っ直ぐ下のビュー(「長手方向ビュー」として別に論じられる)に対応する撮像データを示し、第2のビュー610は、管腔120の横方向ビューに対応する撮像データを示す。ビュー604、610は、対応する撮像データを含んでもよい。第1のビュー604及び第2のビュー610の表示は、一般に、単一の断層画像を含む、既存のシステムには示されない。他の実施形態では、1つ又は複数の横方向画像、断面画像、及び断層画像を含む他のビューが、示されてもよい。例えば、図7は、身体管腔の1つの長手方向ビュー及び2つの横方向ビューを示し、図8は、身体管腔の1つの長手方向ビュー及び4つの横方向ビューを示し、図11A及びBは、身体管腔の1つの長手方向ビュー及び3つの横方向ビューを示し、図12は、身体管腔の2つの横方向ビュー及び2つの横方向ビューを示す。ビューの他の組み合わせも、考えられる。
いくつかの実施形態では、視覚化310は、装置102によって受信された撮像データの選択されたフレームを含んでもよい。オペレータは、装置102によって受信された撮像データから任意のフレームを選択することができてもよい。これは、オペレータが管腔120内の特定の関心領域に焦点を合わせることを可能にしてもよい。
いくつかの実施形態では、撮像データが装置102によって取得されているときに、測定が、管腔内撮像システム100のコントローラを用いて撮像データに対して自動的に実行される。既存の撮像システムは、典型的には、オペレータが関心フレームを手動で選択し、測定のために領域をマークすることを必要とする。これは、時間のかかるプロセスであり得、特に測定のために領域にマークする際に、ユーザエラーを導入し得る。これらのエラーは、オペレータに撮像データ内の重要な特徴を見逃させるかもしれない。管腔内撮像システム100は、ユーザインタラクションを必要とせずに、受信された撮像データ内の特徴の自動測定を提供する。いくつかの実施形態では、システム100は、解剖学的境界(管腔境界など)及びステントを含む、(表示された画像上に含む)撮像データ内のすべての適用可能な境界を自動的に測定してもよい。更に、システム100は、自動測定に基づいて関心領域を自動的に識別し、管腔の長手方向ビュー又は血管造影画像に関連付けられたこれらの関心領域を表示してもよい。この自動測定、分析、及び表示は、患者の管腔の理解しやすい概観を提供し得る。
図6の例では、血管境界608及び最小管腔面積(MLA)606に対応する自動測定値が、第1のビュー604上に表示される。測定値は、また、血管直径、血管の中心、血管境界608面積、周囲、又は円周、及びコントローラによって自動的に実行される他の測定値を含んでもよい。これらの測定値は、他のビュー上に示されてもよい。例えば、マーカ614は、第1のビュー604内のMLA 606に対応する第2のビュー610内のMLAに配置される。これは、オペレータが管腔120に沿った血管境界の直径を視覚化するのに役立ち得る。測定値は、視覚化310上のボックス612において数値フォーマットで表示されてもよい。視覚化300の特定の部分及びビューは、オプション620、622、及び624を選択することによってオペレータによって見られてもよい。
図7は、本開示の態様による病変ビューを示す例示的な視覚化700を示す。いくつかの実施形態では、視覚化700が、図2に示されるようなステント前計画オプション204に対応する。いくつかの実施形態では、視覚化700が、病変に対処するためにステントの配置及びサイズを推奨するために使用されてもよい。これらの推奨は、装置102によって受信された撮像データに基づいて、システム100によって自動的に行われてもよい。特に、視覚化700は、ステントに対する潜在的な「ランディングゾーン」834を有する管腔120の一部を視覚化するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、ランディングゾーン834は、マーカ614によってマークされるように、管腔120の一部のMLAを含む、管腔120内の関心領域である。ランディングゾーン834は、ランディングゾーン834内のステントの潜在的な配置を示すために、ビュー610内のプロファイルにおいて示されてもよい。ランディングゾーン834の遠位端マーカ830及び近位端マーカ832は、潜在的なステントの遠位及び近位範囲を規定しうる。遠位端マーカ830及び近位端マーカ832は、これらの位置における管腔120の平均直径及びプラーク負荷を示す数値データ820、822を伴ってもよい。いくつかの実施形態では、視覚化は、また、管腔120に沿ったプラーク負荷852の描写であってもよい。いくつかの実施形態では、プラーク負荷852の描写が、装置102からの撮像データに基づいて自動的に測定される。視覚化700は、また、管腔領域850の描写を含んでもよい。図7に示されるように、MLAのマーカ614は、プラーク負荷が最大であり、管腔の面積が最小である場所に配置され得る。
いくつかの実施形態では、視覚化700が、テキストボックス812に示されるような推奨ステント直径を含む。この直径は、システム100によって測定される管腔102の直径に基づいてもよい。
図8は、本開示の態様による例示的な視覚化800を示す。視覚化800は、モニタ108上に表示されてもよい。視覚化800は、身体管腔又は血管内に配置された管腔内装置102から受信された管腔内撮像データを表示する管腔内画像を含んでもよい。図8の例では、3つの管腔内ビュー、すなわち、長手方向ビュー702、第1の横方向ビュー704、及び第2の横方向ビュー706が示されている。横方向ビュー704、706の位置は、長手方向ビュー上にインジケータ722、724を用いて示されてもよい。これらのインジケータ722、724は、(図示されるように)ラインの使用、並びに対応する色、シンボル、テキスト、又は他の視覚的キューによって、横方向ビュー704、706に視覚的に関係づけられてもよい。いくつかの実施形態では、横方向ビュー704、706は、関心領域の境界をマークするように、ユーザによって手動で選択されてもよい。長手方向ビュー702は、また、管腔内のMLAを示すための最小管腔面積(MLA)インジケータ720を含んでもよい。視覚化800は、1つ以上のテキストボックス710、712を含んでもよい。図7の例では、第1のテキストボックス710が、第1の横方向ビュー704に対応し、管腔に沿った位置測定値、管腔面積、及び横方向ビュー704における管腔直径などのデータを表示する。第2のテキストボックス712は、第2の横方向ビュー706に対する同様のデータを表示する。テキストボックスは、ユーザを配向し、視覚化において示される画像に対するコンテキストを提供するのに役立ちうる。
いくつかの実施形態では、システム100が、管腔内画像のサイドバイサイド分析を提供するように構成されてもよい。例えば、図8の視覚化800は、第1の横方向ビュー704及び第2の横方向ビュー706の境界測定値の間の比較を含む。境界のサイズ及び位置は、線705及び707を使用して比較されてもよい。いくつかの実施形態では、視覚化800が、管腔内の様々な特徴間の測定値の差などの数値比較データを含んでもよい。オペレータは、視覚化800内の様々な画像を隠すか、又は最小化することができてもよい。このサイドバイサイド比較は、オペレータが、見られる画像の差を迅速に評価するのを助けうる。いくつかの実施形態では、オペレータが、第2の横方向ビューの上に第1の横方向ビューをオーバレイするなど、画像をオーバレイしてもよい。
図9は、モニタ108上に表示され得る例示的な視覚化900を示す。視覚化900は、長手方向ビュー702及び横方向ビュー704、706、708、及び709を含む管腔内データの5つの異なるビューを含んでもよい。いくつかの実施形態では、横方向ビュー704が、関心領域の遠位端を示してもよく、横方向ビュー706は、関心領域の近位端を示してもよく、横方向ビュー708は、管腔のMLAを示してもよく、横方向ビュー709は、管腔に沿った任意の位置を表示するためにユーザによって手動で動かされてもよい。いくつかの実施形態では、横方向ビュー704、706、708、及び709のそれぞれの位置は、例えばインジケータ720、722、724、726によって長手方向ビュー702上に示される。インジケータ726は、管腔に沿って異なるビューを見るためにユーザによって動かされ得るスクラバであり得る。いくつかの実施形態では、横方向ビュー709は、ユーザによって容易に識別されることを可能にするように強調表示された境界又は他の区別する特徴を含む。視覚化900は、テキストボックス851、853、854、860を含んでもよい。テキストボックス854は、横方向ビュー709に対応するデータを示してもよい。テキストボックス853は、管腔全体又は管腔の一部分に対応するデータ、例えば、MLA、平均直径、最小面積、最大面積、及び他のデータを示してもよい。テキストボックス851は、テキストボックス853に表示された測定値に基づいて推奨されるステント直径を含んでもよい。ビューレポートボックス860は、受信された撮像データ、測定値、推奨、患者情報、及び他の医療データを含むレポートを表示するためにユーザによって選択されてもよい。視覚化900は、また、ビューの位置における管腔のパーセント狭窄を示すように様々なビュー704、706、708の下にパーセンテージボックス870を含んでもよい。例えば、MLAにおける狭窄パーセントは、70%であり得る。このデータは、ユーザが管腔の様々な領域を容易に比較して、疾患領域を評価し、治療を最適化するのに役立ち得る。
撮像データに対応する測定値及び/又は測定基準は、血管内撮像システムによって自動的に実行され、視覚化900によって表示されてもよい。例えば、血管内撮像システム100は、撮像データ内の特徴の最小、最大、代表的、及び平均的長さなどの長さ測定を実行するために使用されてもよい。特徴の有効直径も、測定されてもよい。管腔、血管、プラーク、及び血栓などの特徴の面積測定は、血管内撮像システム100によって実行され得る。測定値は、プラーク負荷、狭窄率、パーセント差、直径狭窄、パーセント直径狭窄、管腔ゲイン、及び管腔ゲインパーセントを含んでもよい。更に、全体的なステント面積、最小ステント面積、平均ステント面積、ステント並置、拡張、不完全並置、及びステントスコアを含む、ステントの特徴も、血管内撮像システム100によって測定されてもよい。視覚化900は、血管の断層撮影画像、長手方向画像、及び/又は血管造影画像上に重ねられるか、又はこれらの画像から離されて/離間して表示されるグラフィカル表現を含む、これらの測定値又は他のグラフィカル表現(例えば、陰影付け、着色など)のうちの1つ又は複数の数値を含むことができる。
図10は、本開示の態様によるプロンプト1004を示す例示的な表示1000を示す。いくつかの実施形態では、表示1000は、オペレータが図2に示されるステントチェックオプション206を選択した後に示される。プロンプトを選択した後、システムは、後続のワークフローステップを通じてオペレータをガイドしてもよい。次いで、オペレータは、管腔内のステント及び周囲の組織層に基づいて撮像データを収集するように、選択された管腔1006を通して装置102を移動するように促されてもよい。プロンプト1004は、装置102が第1のインジケータ1010から第2のインジケータ1012に移動されるべきであることを示す視覚化1002を用いてオペレータに指示してもよい。いくつかの実施形態では、インジケータ1010、1012は、ステントの近位端及び遠位端と一致するように配置される。表示1000は、装置102の正しい位置及び動きを示すアニメーションを含んでもよい。
図11は、本開示の態様による、管腔内のステントを示す例示的な視覚化1100を示す。いくつかの実施形態では、視覚化1100は、オペレータがステントチェックオプション204を選択し、後続のワークフローステップを通してガイドされた後に示される。視覚化1100は、ステントが配置された管腔120内の動き(引き戻し処置など)中に装置102から収集された撮像データ、並びに管腔の周囲領域の撮像データを表示してもよい。撮像データに対応する測定は、自動的に実行されてもよい。例えば、管腔境界904の形状及びサイズ、並びにステント906の境界が、測定及び表示されてもよい。図5乃至9のように、管腔は、第1のビュー604及び第2のビュー610において視覚化されてもよい。 視覚化1100は、また、ステントの長さの測定値を含んでもよい。例えば、視覚化1100は、遠位基準マーカ930を含んでもよく、ステントの描写934を含んでもよい。遠位基準マーカにおける平均直径及びプラーク負荷は、テキストボックス916に示され得る。最小ステント面積(MSA)も、自動的に測定され、MSAマーカ914と共にテキストボックス912内に表示されてもよい。
図12A及び12Bは、本開示の態様による、ステントを有する管腔を示す例示的な視覚化1200を示す。いくつかの実施形態では、視覚化1200は、オペレータが図10に示されるようにプロンプト1004に従った後に示される。撮像データは、管腔を通って、特に管腔内のステントを通って移動されているときに、装置102によって収集されてもよい。いくつかの実施形態では、システムは、ステントの位置を自動的に検出し、視覚化1200上にステント1230の視覚化を表示してもよい。図12Aの例では、視覚化は、長手方向ビュー702が横方向ビュー704、706、708と同じ画面上に示されていることを示す。第1の横方向ビュー704は、ステント上の遠位基準点(ステントの遠位縁など)を示してもよく、第2の横方向ビュー706は、ステント上の近位基準点(ステントの近位縁など)を示してもよく、第3の横方向ビュー708は、ステント内のMLAを示してもよい。横方向ビュー704、706、708は、図示のような線などを用いて、長手方向ビューと視覚的に関係づけられてもよい。他の実施形態では、横方向ビュー704、706、708の位置は、色、記号、形状、テキストボックス、又は他の視覚的インジケータを用いて横方向に示されてもよい。
横方向ビュー704、706、708の各々におけるステントの直径及び面積は、自動的に計算され、他の撮像データと比較されてもよい。例えば、横方向ビュー704、706、708の各々の計算された面積及び直径は、ステント前処置における対応する測定値と比較されてもよい。このようにして、オペレータは、配置されたステントの有効性をチェックすることができてもよい。ステントのずれ又は不完全並置も、システムによって自動的に検出され、表示されてもよい。例えば、不完全並置領域1250、1252は、オペレータが不完全並置をより良く視覚化することができるように、横方向ビュー708及び長手方向ビュー702の両方に示されてもよい。不完全並置領域1250、1252は、この特徴を強調するために、他の撮像データとは異なる色(赤など)を有してもよい。いくつかの実施形態では、不完全並置領域1250、1252は、ステントの引き戻し処置中に装置102によって収集された撮像データを使用して自動的に測定される。分岐、以前に配置されたステント、又は他の複雑化要因による問題のある領域のような、管腔の他の態様(例えば、)も、自動的に測定されてもよい。これらの態様は、強調表示された領域又は記号などの視覚的キューを伴ってもよく、オペレータにそれらの存在を警告するための関連する警告を有してもよい。
自動的に測定されたパラメータ間のこれらの比較は、ステント及び周囲の管腔のビューと並行して表示される拡張スコア1210を生成するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、拡張スコアは、ステントが配置された後の管腔の変化のパーセンテージとして測定される。拡張スコア910は、ステント906の境界の測定値を管腔の境界と比較することによって、システム100のコントローラで自動的に決定されてもよい。プロンプト1212は、拡張スコアの解釈を示す視覚化1200に含まれてもよい。図12Aの例では、拡張スコアは、90%であり、これは「拡張OK」プロンプトに対応してもよい。図12Bの例では、拡張スコアは、55%であり、これは「拡張不良」プロンプトに対応してもよい。いくつかの実施形態では、75、80、85、又は90%を超える拡張は、「OK」プロンプトに対応してもよく、75、60、55、又は50%未満の拡張は、「不良」プロンプトに対応してもよい。プロンプト1212は、オペレータにより容易に理解されるように拡張を単純化しうる。横方向ビュー704及び706などの様々なビューに関するデータは、テキストボックス1220、1222内のビュー704、706と並行して表示されてもよい。
いくつかの実施形態では、オペレータは、視覚化1200の態様を手動で移動させることによって、患者のステント又は管腔の可能な変化を視覚化することができてもよい。例えば、オペレータは、管腔内に追加のステントを配置するなど、異なるステント留置シナリオを視覚化するように、ステントの境界1240を手動でドラッグしてもよい。
図13は、処置の輪郭レポート1302を含んでもよい例示的な視覚化1300を示す。輪郭レポート1302は、ステントが配置された場合に管腔の前後のビューを提供してもよい。視覚化1300は、ステント前長手方向ビュー1310及びステント後長手方向ビュー1312、並びに管腔のステント前横方向ビュー1320、1322、1324及びステント後横方向ビュー1330、1332、1334を含んでもよい。横方向ビュー1320、1322、1324、1330、1332、1334は、管腔の遠位基準、MLA、MSA、及び近位基準を示し得る。各ビューの直径及び面積は、システムによって自動的に計算され、視覚化1300上に表示されてもよい。管腔のステント前ビュー1310、1320、1322、1324とステント後ビュー1312、1330、1332、1334との比較は、オペレータがステント処置の有効性を見ることを可能にしてもよい。この比較は、ステントの遠位縁部及び近位縁部並びにMSAにおける拡張パーセンテージ870などのデータを伴ってもよい。他の自動測定で生成されてもよい、処置の全体的な拡張スコア1210も、表示されてもよい。オペレータは、長手方向ビュー1310、1312上のインジケータのいずれかを選択し、インジケータをドラッグして、近隣のフレーム上の撮像データを見ることができてもよい。オペレータは、ビュー1310、1312、1320、1322、1324、1330、1332、1334のいずれかを選択して、画像を拡大し、そこに示される境界を編集することができてもよい。オペレータは、LIVEボタン1340を選択して、管腔内の特定の領域に関連するデータなどの追加の撮像データを収集し、見ることができてもよい。
図14は、管腔内撮像処置のためのガイド付きワークフローをユーザに提供する方法1400のフロー図である。いくつかの実施形態では、方法1400のステップが、図1に示されるように、管腔内撮像システム100及び関連するコンポーネントによって実行されてもよい。方法1400のステップは、図14に示されるものとは異なる順序で実行されてもよく、追加のステップは、ステップの前、間、及び後に提供されることができ、及び/又は説明されるステップのいくつかは、他の実施形態において置換又は除去されることができると理解される。
ステップ1402において、方法1400は、ガイド付きワークフローをユーザに提供することを含んでもよい。ガイド付きワークフローは、図1に示されるようなモニタ108のような表示装置上に表示される一連のプロンプト、命令、及び視覚化として提供されてもよい。ガイド付きワークフローは、ユーザが管腔内撮像処置の各ステップを容易かつ正確に実行するのを助けうる。ガイド付きワークフローは、ユーザの選択に基づいて異なるオプションを提示すしてもよく、処置の全てのステップが実行されたことを保証するために前のステップのチェックを含んでもよい。
ステップ1404において、この方法は、ステント前計画又はステント後チェックのための選択可能なオプションを提供することを含んでもよい。選択可能なオプションは、図2に示されるような表示200のような表示上に提供されてもよい。ステント前計画に対する選択可能なオプションは、ステントを挿入する前に、血管又は管腔を視覚化するために管腔内撮像処置を実行することを含んでもよい。ステント後チェックのための選択可能なオプションは、血管又は管腔に挿入されたステントをチェックするために管腔内撮像処置を実行することを含んでもよい。各選択可能なオプションは、以下で論じられるように、複数の後続のステップを含んでもよい。
ステップ1406において、方法1400は、標的血管を選択するためのオプションを提供することを含んでもよい。このオプションは、図面上に様々な血管を提示するなど、視覚的に提示されてもよい。いくつかの実施形態では、標的血管が、RCA、LAD、及びLCXなどの心臓内の動脈である。他の実施形態では、標的血管は、身体内の他の管腔である。このステップ1406は、どの血管が選択されたかを示すようなフィードバックをユーザに提供することを含んでもよい。フィードバックは、選択された血管を強調表示すること、着色すること、陰影付けすること、又は他の方法で示すことを含んでもよい。
ステップ1408において、方法1400は、選択された標的血管内で動作を実行するためのプロンプトを提供することを含んでもよい。いくつかの実施形態では、この動作は、管腔内装置を血管内で移動させることを含む。例えば、動作は、引き戻し動作であってもよい。他の実施形態では、動作が、管腔の一部を通して管腔内装置を押す動作であってもよい。プロンプトは、テキスト形式で提示されてもよく、動作の視覚化を含んでもよい。
ステップ1410において、方法1400は、選択された標的血管内の開始点まで管腔内装置をナビゲートし、管腔内装置内のセンサを作動させるためのプロンプトを提供することを含んでもよい。このプロンプトは、ユーザが管腔内装置をどこに配置すべきかを示すテキスト及び画像で提示されてもよい。いくつかの実施形態では、ステップ1410のプロンプトが、ステップ1404で選択されたオプションに依存する。例えば、ユーザがステップ1404においてステント前計画オプションを選択した場合、ステップ1410におけるプロンプトは、管腔内装置を標的血管の最遠位点から心門までナビゲートするようにユーザに促してもよい。ユーザがステップ1404においてステント後チェックオプションを選択した場合、ステップ1410におけるプロンプトは、ステントの遠位端からステントの近位端まで管腔内装置をナビゲートするようにユーザに促してもよい。
ステップ1412において、方法1400は、管腔内装置から撮像データを受信することを含んでもよい。この撮像データは、ステップ1410のプロンプトに従って、ユーザが管腔内装置を正確にナビゲートするのを助けうる。例えば、ステップ1410のプロンプトが、ステントの遠位端からステントの近位端まで管腔内装置をナビゲートするようにユーザに指示する場合、撮像データは、ステントの遠位端に移動されているときの管腔内装置からの撮像データを示してもよい。いくつかの実施形態では、撮像データは、血管内部の組織層を示すIVUSデータを含んでもよい。他の実施形態では、撮像データは、OCTなどの別のモダリティからのデータを含む。したがって、撮像データは、ユーザがプロンプトに概説された動作を正確に実行するのを助けうる。
ステップ1414において、方法1400は、管腔の2つ以上のビューを含む撮像データを表示装置上に表示することを含んでもよい。いくつかの実施形態では、撮像データは、モニタ108の単一の画面上に表示される。2つ以上のビューは、比較のために互いに隣接して表示される2つ以上の横方向ビュー、並びに1つ以上の長手方向ビューを含んでもよい。図5乃至9及び11乃至13に示されるビューのいずれも、表示装置上に表示されてもよい。 ビューは、MLA、MSA、並びに/又は近位及び遠位基準点などの、血管に沿った異なる領域を示してもよい。ビューは、また、サイドバイサイドで比較されうるステント前及びステント後画像をも含んでもよい。オペレータは、例えば、管腔の長手方向画像に沿ってインジケータをスライドさせることによって、比較のために様々なビューを選択することができてもよい。オペレータは、2つ以上のビューの境界を手動で編集することもできてもよい。
ステップ1416において、方法1400は、2つ以上のビュー内の特徴を自動的に測定することを含んでもよい。これらの特徴は、組織境界、病変、分岐などのような解剖学的特徴、並びにステントのような人工的特徴を含んでもよい。いくつかの実施形態では、自動測定が、その長さに沿った管腔の直径及び面積を含む。自動測定は、また、血管面積、血管直径、中壁直径、及び中壁面積のうちの1つ以上を含んでもよい。
ステップ1418において、方法1400は、2つ以上のビューを有する自動測定値を表示装置上に表示することを含んでもよい。自動測定は、着色された境界、記号、強調表示、テキスト、及び他の視覚的特徴を用いて表示されてもよい。測定値は、様々なデータセットの比較をオペレータに提供するために、ビューに視覚的に関係づけられてもよい。自動測定は、管腔内に配置されるステントのための拡張スコアを含んでもよい。
当業者は、上述の装置、システム、及び方法が、様々な形で修正されることができることを理解するであろう。したがって、当業者は、本開示によって包含される実施形態が、上述の特定の例示的な実施形態に限定されないことを理解するであろう。その点に関して、例示的な実施形態が図示及び説明されてきたが、広範囲の修正、変更、及び置換が、前述の開示において予期される。このような変形は、本開示の範囲から逸脱することなく、上記のものになされ得ると理解される。したがって、添付の特許請求の範囲は、本開示と一貫した様式で広く解釈されることが適切である。

Claims (20)

  1. 管腔内医療システムにおいて、前記管腔内医療システムが、
    患者の身体管腔内に配置され、身体管腔に関連する撮像データを受信するように構成された管腔内撮像装置と、
    前記管腔内撮像装置と通信するコントロールと、
    を有し、前記コントローラが、
    前記コントローラと通信する表示装置の単一の画面上に、前記受信された撮像データに基づいて前記身体管腔の2つ以上の画像を提供し、
    前記2つ以上の画像は、前記身体管腔内の異なる位置を描写し、
    前記身体管腔の前記2つ以上の画像において解剖学的特徴を自動的に測定し、
    前記2つ以上の画像にそれぞれ関連付けられた自動測定値を表示装置上に表示する、
    ように構成される、管腔内医療システム。
  2. 前記コントローラは、前記表示装置とともに、前記2つ以上の画像の比較を提供するように更に構成される、請求項1に記載の管腔内医療システム。
  3. 前記コントローラは、前記表示装置の前記単一画面上に、前記身体管腔の長手方向画像を表示するように更に構成される、請求項2に記載の管腔内医療システム。
  4. 前記コントローラは、前記身体管腔の3つの横方向画像を表示するように更に構成される、請求項3に記載の管腔内医療システム。
  5. 前記長手方向画像は、前記身体管腔の前記2つ以上の画像を、前記身体管腔内のそれらの対応する位置に関係づけるインジケータを含む、請求項3に記載の管腔内医療システム。
  6. 前記コントローラは、前記身体管腔内の位置に対応するユーザからの入力を受信し、前記身体管腔内の位置に関係づけられた少なくとも1つの横方向画像を表示するように更に構成される、請求項3に記載の管腔内医療システム。
  7. 前記3つの横方向画像は、前記身体管腔内の最小管腔面積(MLA)に対応する第1の画像と、前記第1の画像の近位の位置に対応する第2の画像と、前記第1の画像の遠位の位置に対応する第3の画像とを有する、請求項4に記載の管腔内医療システム。
  8. 前記自動測定値は、前記身体管腔の管腔直径である、請求項1に記載の管腔内医療システム。
  9. 前記自動測定値は、前記身体管腔の血管面積、血管直径、中壁直径、及び中壁面積のうちの1つ以上である、請求項1に記載の管腔内医療システム。
  10. 前記比較が、前記2つ以上の画像の管腔直径及び管腔面積の比較である、請求項2に記載の管腔内医療システム。
  11. 管腔内医療撮像方法において、
    患者の身体管腔内に配置された管腔内撮像装置と通信するコントローラを用いて、前記身体管腔に関連する撮像データを受信するステップと、
    前記コントローラと通信する表示装置の単一の画面上に、前記受信された撮像データに基づいて前記身体管腔の2つ以上の画像を提供するステップであって、前記2つ以上の画像が、前記身体管腔内の異なる位置を描写する、ステップと、
    前記コントローラを用いて、前記身体管腔の前記2つ以上の画像上で特徴の自動測定値を提供するステップと、
    前記2つ以上の画像とともに前記自動測定値を表示するステップと、
    前記表示装置を用いて、前記2つ以上の画像の比較を提供するステップと、
    を有する、方法。
  12. 前記身体管腔の前記2つ以上の画像は、前記身体管腔の横方向超音波画像である、請求項11に記載の方法。
  13. 前記表示装置の前記単一画面上に、前記身体管腔の長手方向画像を表示するステップを更に有する、請求項12に記載の方法。
  14. 前記身体管腔の3つの横方向画像を表示するステップを更に有する、請求項13に記載の方法。
  15. 前記長手方向画像は、前記身体管腔の前記2つ以上の画像を、前記身体管腔内のそれらの対応する位置に関係づけるインジケータを含む、請求項13に記載の方法。
  16. 前記身体管腔内の位置に対応するユーザからの入力を受信するステップと、前記身体管腔内の前記位置に関係づけられた少なくとも1つの横方向画像を表示するステップとを更に有する、請求項13に記載の方法。
  17. 前記3つの横方向画像は、前記身体管腔内の最小管腔面積(MLA)に対応する第1の画像と、前記第1の画像の近位の位置に対応する第2の画像と、前記第1の画像の遠位の位置に対応する第3の画像とを有する、請求項14に記載の方法。
  18. 前記自動測定値は、前記身体管腔の管腔直径である、請求項11に記載の方法。
  19. 前記自動測定値は、前記身体管腔の管腔面積である、請求項11に記載の方法。
  20. 前記比較は、前記2つ以上の画像の管腔直径及び管腔面積の計算値に基づく、請求項11に記載の方法。
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